JP7495322B2 - ロボット、ハンド機構、ロボットの作業方法 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照しつつ、本実施形態に係るロボットシステムの構成の一例について説明する。なお、図1には説明の便宜上、鉛直上向きを正方向とするZ軸、ワークの搬送方向を正方向とするX軸、Z軸及びX軸のそれぞれに垂直なY軸からなる直交座標系を図示している。
通常、スカラロボットは、アームの先端部に設けられたハンドの自由度が低いのが一般的である。このため、搬送装置により搬送されるワークに対してハンドで作業を行うような場合に、例えばワークの搬送装置への搭載位置の誤差、搬送装置自身の傾斜や蛇行、チョコ停(短時間の停止が何度も繰り返し発生すること)、ノッキング等を起因とする、ワークの位置ずれや位置・速度の変動等が生じた場合に、ハンドがそれらを吸収することができず、ワークに破損や変形が生じたり、ロボットが異常停止する等の不具合が生じる可能性がある。
以上説明したように、本実施形態に係るロボット7は、水平多関節型のアーム11と、アーム11の先端部に設けられたハンド13と、ハンド13を、回転軸Ax4周りに回転可能なように、且つ、回転軸Ax4が予め設定された方向の基準軸Ax5に対して傾斜可能なように、アーム11の先端部に連結する連結機構29と、を有する。
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例等について説明する。
上記実施形態では、ピン部材51によりばね53の伸縮方向を規制するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えばばね53の内側に筒状部材を設けてもよい。
上記変形例(4-1)では、ばね53をボルト67と同じ箇所(周方向で同じ位置)に設けるようにしたが、これに限定されるものではなく、ばねをボルト67とは別の箇所に設けてもよい。
上記実施形態では、筐体ベース部27aの貫通孔59の内周面に平面状のテーパ部61を形成したが、これに限定されるものではなく、曲面状のテーパ部としてもよい。
上記実施形態では、ハンド13を筐体ベース部27aに貫通するように設けたが、これに限定されるものではなく、ハンド13を筐体ベース部27aの外部に設けてもよい。
上記実施形態では、ロボット7にワーク3の回転型のドア9を開閉させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ロボット7をスライド型のドアを開閉させる場合に適用してもよい。
上記実施形態では、ハンド13をドア9の内側に磁力により吸着させて開閉させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えばハンド13をドア9に押し付けることで保持し、開閉させてもよい。
7 ロボット
11 アーム
13 ハンド
27a 筐体ベース部(筐体)
29 連結機構
29A 連結機構
29B 連結機構
31 ハンド機構
31A ハンド機構
31B ハンド機構
35 永久磁石
37a 側面
41 支持部
47 フランジ(伝達部材)
49 軸受部材
51 ピン部材(規制部材、締結部材)
53 ばね(弾性部材)
59 貫通孔
61 テーパ部
61A テーパ部
71 スプリングロッド(弾性部材)
Ax4 回転軸
Ax5 基準軸
D 範囲
θ 角度範囲
Claims (24)
- 水平多関節型のアームと、
前記アームの先端部に設けられたハンドと、
前記ハンドを、回転軸周りに回転可能なように、且つ、前記回転軸が予め設定された方向の基準軸に対して傾斜可能なように、前記アームの先端部に連結する連結機構と、
を有し、
前記連結機構は、
弾性力を前記ハンドに付加する弾性部材と、
前記弾性部材の伸縮方向を前記基準軸の方向に規制する規制部材と、を有し、
前記規制部材は、前記弾性部材の内側に挿通されていることを特徴とするロボット。 - 前記連結機構は、
前記回転軸が前記基準軸に対して傾斜をした姿勢の前記ハンドに対し、前記傾斜をする前の姿勢に戻そうとする第1の復元力を付与するように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記ハンドが傾斜可能な角度範囲を所定の角度範囲に規制するように構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記傾斜した姿勢のハンドに前記第1の復元力が付与されるように、前記弾性部材の弾性力を前記ハンドに伝達するように構成されている
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記ハンドを、前記回転軸又は前記基準軸に沿った軸方向に移動可能なように、前記アームの先端部に連結する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記軸方向の一方側に向けて移動した前記ハンドに対し、前記軸方向の他方側に向けて戻そうとする第2の復元力を付与するように構成されている
ことを特徴とする請求項5に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記ハンドが前記軸方向に移動可能な範囲を所定の範囲に規制するように構成されている
ことを特徴とする請求項6に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記軸方向に移動したハンドに前記第2の復元力が付与されるように、前記弾性部材の弾性力を前記ハンドに伝達するように構成されている
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記弾性部材の弾性力を前記ハンドに伝達する伝達部材を有し、
前記弾性部材は、
前記伝達部材と前記アームの先端部の筐体との間に設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
前記ハンドと前記伝達部材との間に、前記ハンドを前記回転軸周りに回転可能に支持する軸受部材を有する
ことを特徴とする請求項9に記載のロボット。 - 前記ハンドは、
前記筐体を貫通するように設けられた支持部を有し、
前記軸受部材は、
前記支持部を回転可能に支持する
ことを特徴とする請求項10に記載のロボット。 - 前記伝達部材は、
前記支持部の外周の少なくとも一部を覆うように設けられており、前記筐体に形成された貫通孔に嵌合されている
ことを特徴とする請求項11に記載のロボット。 - 前記貫通孔は、
内周面の穿孔方向両側に、内側に向けて先細り形状となるテーパ部を有する
ことを特徴とする請求項12に記載のロボット。 - 前記テーパ部は、
曲面状に形成されている
ことを特徴とする請求項13に記載のロボット。 - 前記規制部材は、
前記伝達部材と前記筐体との間に配置されている
ことを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載のロボット。 - 前記規制部材は、
前記伝達部材を貫通し、前記筐体に締結された締結部材である
ことを特徴とする請求項15に記載のロボット。 - 前記規制部材は、
前記弾性部材の内側に配置され、内側に前記伝達部材を貫通して前記筐体に締結されたボルトが挿通された、筒状部材である
ことを特徴とする請求項15に記載のロボット。 - 前記連結機構は、
複数の前記弾性部材を有しており、
前記複数の弾性部材は、
前記基準軸周りの周方向に沿って複数個所に配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のロボット。 - 前記ハンドは、
永久磁石を有する
ことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載のロボット。 - 前記ハンドは、
複数の前記永久磁石を有し、
前記複数の永久磁石は、
隣接する前記永久磁石の同一の磁極が積層方向に沿って互いに対向するように積層されている
ことを特徴とする請求項19に記載のロボット。 - 前記ハンドは、
長手方向に伸びる棒状の部材であり、前記長手方向に垂直な方向側にワークに接触する平坦な側面を有する
ことを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載のロボット。 - 水平多関節型のアームと、
前記アームの先端部に設けられたハンドと、
前記ハンドを、回転軸周りに回転可能なように、且つ、前記回転軸が予め設定された方向の基準軸に対して傾斜可能なように、前記アームの先端部に連結する連結機構と、
を有し、
前記連結機構は、
前記ハンドを、前記回転軸又は前記基準軸に沿った軸方向に移動可能なように、前記アームの先端部に連結し、
前記ハンドを前記回転軸周りに回転可能に支持する軸受部材を有し、
前記ハンドは、前記アームの先端部の筐体を貫通するように設けられた支持部を有し、
前記軸受部材は、前記支持部を回転可能に支持することを特徴とするロボット。 - ロボットが備える水平多関節型のアームの先端部に設けられるハンド機構であって、
ワークを操作するためのハンドと、
前記ハンドを、回転軸周りに回転可能なように、且つ、前記回転軸が予め設定された方向の基準軸に対して傾斜可能なように、前記アームの先端部に連結する連結機構と、
を有し、
前記連結機構は、
弾性力を前記ハンドに付加する弾性部材と、
前記弾性部材の伸縮方向を前記基準軸の方向に規制する規制部材と、を有し、
前記規制部材は、前記弾性部材の内側に挿通されていることを特徴とするハンド機構。 - 水平多関節型のアームと、
前記アームの先端部に設けられたハンドと、
前記ハンドを、回転軸周りに回転可能なように、且つ、前記回転軸が予め設定された方向の基準軸に対して傾斜可能なように、前記アームの先端部に連結する連結機構と、を有し、
前記連結機構は、
弾性力を前記ハンドに付加する弾性部材と、
前記弾性部材の伸縮方向を前記基準軸の方向に規制する規制部材と、を有し、
前記規制部材は、前記弾性部材の内側に挿通されているロボットに所定の作業を実行させるロボットの作業方法であって、
前記ハンドをワークに当接させることと、
前記ハンドを移動させて前記ワークを操作する際に、前記ハンドを前記回転軸周りに回転させると共に、前記回転軸を前記基準軸に対して傾斜させることと、
を有することを特徴とするロボットの作業方法。
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JP2013031890A (ja) | 2011-08-01 | 2013-02-14 | Yaskawa Electric Corp | 塗装システムおよびドア開閉用ロボットの開閉ハンド |
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2020
- 2020-09-29 JP JP2020163775A patent/JP7495322B2/ja active Active
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