JP7493622B2 - データ転送のサポート - Google Patents
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Description
本開示は、通信の分野に関し、特に、ネットワーク・エレメント(NE)、データ転送を容易にするためのNEにおける方法、およびNEを備える通信システムに関する。
現代の通信ネットワークにおいて、携帯電話、タブレット、ラップトップなどのようなユーザ機器(UE)は、典型的には、UEのユーザによって1つの場所から別の場所へと進むために搬送されることになり、それによって、いわゆる「ハンドオーバ」手順がトリガされ得る。ハンドオーバ手順は、無線アクセスネットワーク(RAN)がRANの無線送信機、無線アクセスモード、または無線システムを変更し、基幹ネットワーク(CN)が、可能な限り効率的な情報の伝送を可能にするために、CNの設定を調節し、データパケットを関心UEへ/から再ルーティングするプロセスを指す。
例えば、携帯電話ユーザは、ネットワークタワーを出入りして移動するとき、ならびに、ユーザのデバイスが技術(例えば、3Gから4Gへ、または、4Gから5Gへ)を、または、さらにはオペレータ自体の間で切り替えなければならないときに、携帯電話電波塔の間で切り替えながら、ユーザのサービスプロバイダのネットワーク内で移動する。
5Gシステムの重要な要件の1つとして、ハンドオーバの点におけるデータ転送は、ジッタ、データ損失、および順不同送達を最小限に抑えるのに役立つ。すべてのハンドオーバにおいて、プロセスを迅速および円滑に実行するためのソリューションが実施される。
例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)準拠ネットワークにおいて、UEがアクティブなデータ接続(例えば、パケットデータネットワーク(PDN)接続/プロトコルデータユニット(PDU)セッション)を伴って1つのロケーションから別のロケーションへと移動しているとき、データ転送のための特定のトンネルが、バッファリングされたデータまたは後続のデータをソースセルから目標セルへと中継するために必要とされることがある。そのような事例において、UEにサーブするセッション管理機能(SMF)が、ソースセルと目標セルとの間に間接転送トンネルをセットアップするように判断し得る。
したがって、現行の3GPP規格によれば、SMFが、データ転送専用のユーザプレーン機能(UPF)を識別することに課題がある。
本開示の第1の態様によれば、データ転送を容易にするための、第1のネットワーク・エレメントにおける方法が提供される。本方法は、第2のネットワーク・エレメントから、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージを受信することを含む。
いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおいて、データ転送機能を含む第2のネットワーク・エレメントの1つまたは複数の機能を登録することを要求する第1の要求メッセージである。いくつかの実施形態において、本方法は、第2のネットワーク・エレメントに、登録の成功を示す第2のインジケータを含む第1の応答メッセージを伝送することをさらに含む。いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ネットワークリポジトリ機能(NRF:Network Repository Function)であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン機能(UPF:User Plane Function)またはユーザプレーン用サービングゲートウェイ(SGW-U:Serving GateWay for User plane)である。いくつかの実施形態において、第1の要求メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する要求メッセージであり、第1の応答メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する応答メッセージである。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である。
いくつかの実施形態において、本方法は、第3のネットワーク・エレメントから、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを受信することをさらに含む。いくつかの実施形態において、本方法は、第3のネットワーク・エレメントに、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを伝送することをさらに含み、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す。いくつかの実施形態において、第2のネットワーク・エレメントは、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つである。いくつかの実施形態において、第3のネットワーク・エレメントは、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)、または制御プレーン用SGW(SGW-C:SGW for Control plane)である。いくつかの実施形態において、第2の要求メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する要求メッセージであり、第2の応答メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する応答メッセージである。いくつかの実施形態において、第3のインジケータは、第2の要求メッセージに含まれる統一資源識別子(URI:Uniform Resource Indicator)クエリパラメータである。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントの各々について、第2の応答メッセージは、データ転送のために、対応するネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1の要求メッセージまたは第2の応答メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である。
いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、パケット転送制御プレーン(PFCP:Packet Forwarding Control Plane)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージのうちの1つである。いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP:Control Plane)機能であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン(UP:User Plane)機能である。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE:information element)である。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1のメッセージに含まれるIEである。
いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す第6のインジケータをさらに含む。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、トラッキングエリア情報(TAI)のリストまたはNG-RAN IDのリストを含む。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS:Domain Name System)サーバである。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおけるネームオーソリティポインタ(NAPTR:Name Authority PoinTeR)DNSレコードの追加または更新を要求する第1の要求メッセージであり、NAPTR DNSレコードは、第2のネットワーク・エレメントまたは別のネットワーク・エレメントがデータ転送機能をサポートすることを示す。 いくつかの実施形態において、本方法は、第3のネットワーク・エレメントから、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを受信することをさらに含む。いくつかの実施形態において、本方法は、第3のネットワーク・エレメントに、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを伝送することをさらに含み、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す。いくつかの実施形態において、第2のネットワーク・エレメントは、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つである。いくつかの実施形態において、第3のネットワーク・エレメントは、モビリティ管理エンティティ(MME)およびSGW-Cのうちの一方である。
本開示の第2の態様によれば、第1のネットワーク・エレメントが提供される。第1のネットワーク・エレメントは、プロセッサと、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、第1の態様の方法のいずれかを実施させる命令を格納するメモリとを備える。
本開示の第3の態様によれば、データ転送を容易にするための、第2のネットワーク・エレメントにおける方法が提供される。本方法は、第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージを伝送することを含む。
いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおいて、データ転送機能を含む第2のネットワーク・エレメントの1つまたは複数の機能を登録することを要求する第1の要求メッセージである。いくつかの実施形態において、本方法は、第1のネットワーク・エレメントから、登録の成功を示す第2のインジケータを含む第1の応答メッセージを受信することをさらに含む。いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン機能(UPF)またはユーザプレーン用サービングゲートウェイ(SGW-U)である。いくつかの実施形態において、第1の要求メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する要求メッセージであり、第1の応答メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する応答メッセージである。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、パケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージのうちの1つである。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン(UP)機能である。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)である。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1のメッセージに含まれるIEである。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す第6のインジケータをさらに含む。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、トラッキングエリア情報(TAI)のリストまたはNG-RAN IDのリストを含む。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバである。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおけるネームオーソリティポインタ(NAPTR:Name Authority PoinTeR)DNSレコードの追加または更新を要求する第1の要求メッセージであり、NAPTR DNSレコードは、第2のネットワーク・エレメントまたは別のネットワーク・エレメントがデータ転送機能をサポートすることを示す。
本開示の第4の態様によれば、第2のネットワーク・エレメントが提供される。第2のネットワーク・エレメントは、プロセッサと、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、第3の態様の方法のいずれかを実施させる命令を格納するメモリとを備える。
本開示の第5の態様によれば、データ転送を容易にするための、第3のネットワーク・エレメントにおける方法が提供される。本方法は、第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを伝送することを含む。
いくつかの実施形態において、本方法は、第1のネットワーク・エレメントから、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを受信することをさらに含み、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す。いくつかの実施形態において、第3のネットワーク・エレメントは、セッション管理機能(SMF)、モビリティ管理エンティティ(MME)、または制御プレーン用SGW(SGW-C)である。いくつかの実施形態において、第2の要求メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する要求メッセージであり、第2の応答メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する応答メッセージである。いくつかの実施形態において、第3のインジケータは、第2の要求メッセージに含まれる統一資源識別子(URI)クエリパラメータである。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントの各々について、第2の応答メッセージは、データ転送のために、対応するネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第2の応答メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である。いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能である。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)である。いくつかの実施形態において、本方法は、少なくとも、1つまたは複数のネットワーク・エレメントによってサポートされるネットワークインスタンスおよび/または関心UEのロケーションに基づいて、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つを選択することをさらに含む。 いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバである。
本開示の第6の態様によれば、第3のネットワーク・エレメントが提供される。第3のネットワーク・エレメントは、プロセッサと、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、第5の態様の方法のいずれかを実施させる命令を格納するメモリとを備える。
本開示の第7の態様によれば、通信システムが提供される。通信システムは、第2の態様の第1のネットワーク・エレメントと、第4の態様の第2のネットワーク・エレメントと、第6の態様の第3のネットワーク・エレメントとを備える。
本開示の8つの態様によれば、命令を格納している非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、上述した方法のいずれかを実施させる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
本開示の上記のおよび他の特徴は、添付の図面とともに取り上げられる以下の詳細な説明および添付の特許請求項の範囲からより十分に明らかとなる。これらの図面は本開示によるいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、それゆえ、その範囲の限定であると考えられるべきではないことを理解した上で、本開示を、添付の図面を使用することによって、さらに特定的および詳細に説明する。
以下、本開示を、添付の図面に示す実施形態を参照して説明する。しかしながら、当該説明は、本開示を限定するのではなく、例示を目的として提供されるに過ぎないことは理解されたい。さらに、以下において、本開示の概念を不必要に不明瞭にしないように、知られている構造および技法の説明は省略されている。
「例示的な」という用語は、本明細書においては、「実例となる」または「例としての役割を果たす」ことを意味するために使用されており、特定の実施形態が別の実施形態よりも好ましいこと、または、特定の特徴が必須であることを暗示することは意図されていないことが、当業者には諒解されよう。同様に、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」、「第5の」、「第6の」および同様の用語は、単純に、アイテムまたは特徴の1つの特定のインスタンスを別のインスタンスから区別するために使用されており、文脈が別途明確に示さない限り、特定の順序または構成を示すものではない。さらに、「ステップ」という用語は、本明細書において使用される場合、「操作」または「動作」と同義であるように意図されている。本明細書における一連のステップの任意の説明は、説明されている操作の文脈または詳細が別途明確に示さない限り、これらの操作が特定の順序において実行されなければならないこと、または、さらには、これらの操作がまったく任意の順序において実行されることを暗示するものではない。
「~することができる(can)」、「~し得る(might)」、「~してもよい(may)」、「例えば(e.g.)」などのような、本明細書において使用されている条件付きの文言は、別途具体的に記述されていない限り、または、使用されている文脈内で別様に理解されない限り、概して、特定の実施形態が、特定の特徴、要素および/または状態を含み、一方で、他の実施形態は含まないことを伝えるように意図されている。したがって、当該条件付きの文言は、概して、特徴、要素および/または状態が1つまたは複数の実施形態に何らかの形で必要とされること、または、1つまたは複数の実施形態が、上記特徴、要素および/または状態が任意の特定の実施形態に含まれるかまたは任意の特定の実施形態において実施されることになるか否かを、著者の入力または指示の有無にかかわらず判断するための論理を必ず含むことを暗示するようには意図されていない。また、「または」という用語は、例えば、要素のリストを接続するために使用されるとき、「または」という用語が、リスト内の要素のうちの1つ、いくつか、またはすべてを意味するように、その用語の包含的な意味(その用語の排他的な意味ではなく)において使用される。さらに、「各」という用語は、本明細書において使用される場合、その用語の通常の意味合いを有するのに加えて、「各」という用語が適用される要素のセットの任意のサブセットを意味することができる。
「~に基づく」という用語は「~に少なくとも部分的に基づく」として読解されるべきである。「1つの実施形態」および「一実施形態」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」として読解されるべきである。「別の実施形態」という用語は「少なくとも1つの他の実施形態」として読解されるべきである。明示的および黙示的な他の定義が、下記に含まれる場合がある。加えて、「X、YおよびZのうちの少なくとも1つ」という語句などの文言は、別途具体的に述べられない限り、アイテム、項目などが、X、Y、もしくはZのいずれか、または、それらの組合せであり得ることを伝えるために、一般的に使用されるような文脈によって理解されるべきである。
本明細書において使用される用語は特定の実施形態を説明することのみを目的とするものであり、例示的な実施形態の限定であるようには意図されない。本明細書において使用される場合、単数形「1つの」(“a,”“an”)および「その」(“the”)は、別途文脈が明確に指示していない限り、複数形も含むように意図される。「備える」(“comprises”)、「備えている」(“comprising”)、「有する」(“has”)、「有している」(“having”)、「含む」(“includes”)および/または「含んでいる」(“including”)という用語は、本明細書において使用されている場合、記載されている特徴、要素、および/または構成要素などが存在することを指定するが、1つまたは複数の他の特徴、要素、構成要素、および/またはそれらの組合せが存在することまたは追加されることを除外するものではないことがさらに理解されよう。本明細書において使用される場合、「接続する」(“connect(s)”)、「接続している」(“connecting”)、「接続されている」(“connected”)などの用語は、単に、明示的に逆のことが述べられない限り、2つの要素の間に電気または通信接続が存在し、それらの要素を直接的にまたは間接的に接続することができることを意味することも理解されよう。
無論、本開示は、本開示の範囲および必須の特性から逸脱することなく、本明細書に記載以外の他の特定の方法で実行されてもよい。後述する特定のプロセスのうちの1つまたは複数は、いくつかの実施形態では1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)において具現化されてもよい、1つまたは複数の適切に設定された処理回路を備える任意の電子デバイスにおいて実行されてもよい。いくつかの実施形態において、これらの処理回路は、上述した操作のうちの1つまたは複数、またはその変形形態を実行するように適切なソフトウェアおよび/またはファームウェアによってプログラムされた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、および/またはデジタル信号プロセッサを含んでもよい。いくつかの実施形態において、これらの処理回路は、上述した機能のうちの1つまたは複数を実行するためのカスタマイズされたハードウェアを含んでもよい。それゆえ、本発明の実施例は、すべての点において限定ではなく例示として解釈されるべきである。
本開示の複数の実施形態が、添付の図面に示され、以下の詳細な説明において説明されているが、本開示は開示されている実施形態に限定されず、代わりにまた、特許請求の範囲内に記載および規定されるような本開示から逸脱することなく、多数の再構成、改変、および置換も可能であることは理解されたい。
さらに、本開示のいくつかの実施形態の以下の説明は、5G新無線(NR)の文脈において与えられるが、本開示は5G新無線(NR)に限定されないことに留意されたい。事実、データ転送が含まれる限り、本開示の発明的概念は、任意の適切な通信アーキテクチャ、例えば、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)/汎用パケット無線サービス(GPRS)、GSM進化型高速データレート(EDGE)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA)、時分割-同期CDMA(TD-CDMA)、CDMA2000、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX)、ワイヤレス・フィデリティ(Wi-Fi)、第4世代ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンス(LTE-A)、または第5世代新無線(5G NR)などに適用可能であってもよい。したがって、本明細書において使用される用語はまた、任意の他のインフラストラクチャにおけるそれらの等価物も参照してもよいことが、当業者には容易に理解されよう。例えば、本明細書において使用される「ユーザ機器」または「UE」という用語は、モバイルデバイス、モバイル端末、移動局、ユーザデバイス、ユーザ端末、無線デバイス、無線端末、または任意の他の等価物を参照してもよい。別の例として、本明細書において使用される「gNB」という用語は、基地局、基地送受信局、アクセスポイント、ホットスポット、ノードB、エボルブドノードB、ネットワーク・エレメント、または任意の他の等価物を参照してもよい。さらに、本明細書において使用される「ネットワーク・エレメント」という用語は、ネットワーク機能、ネットワークエンティティ、ノード、ネットワーク機器、またはネットワーク側の任意の他のデバイスを参照してもよい。さらに、本明細書において使用される「インジケータ」という用語は、属性、セッティング、設定、プロファイル、識別子、フィールド、1つまたは複数のビット/オクテット、または、関心情報を直接的もしくは間接的に示すことができる任意のデータを参照してもよいことに留意されたい。
さらに、3GPP技術仕様書(3GPP TS)の一部が本明細書全体を通じて引用または言及されており、それらの仕様書は本明細書において、参照によってそれらの全体が組み込まれる。本開示と、これらの組み込まれているTSとの間に何らかの不一致または矛盾がある場合、本開示がこれらの組み込まれているTSに優先することに留意されたい。
5G基幹ネットワークは、標準アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を使用して呼び出されるサービスに向けて設計されている。表面的には、5Gアーキテクチャは、4Gエボルブド・パケット・コア(EPC)とは非常に異なって見えるが、詳しく調べてみると、4Gアーキテクチャから5Gアーキテクチャへの進化が分かる。
例えば、5Gコアは、4G EPCから、以下の2つのステップにおいて進化している。
- 4G EPCの制御/ユーザプレーン分離(CUPS)、および
- 4G EPC CUPS機能のサービスへの再編成。
- 4G EPCの制御/ユーザプレーン分離(CUPS)、および
- 4G EPC CUPS機能のサービスへの再編成。
CUPS
制御/ユーザプレーン分離を4G EPCに導入することは、5Gアーキテクチャに向けた最初のステップである。サービングゲートウェイ(SGW)およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)機能は、以下のように、制御プレーン構成要素とデータプレーン要素とに分割されている。
- SGW → SGW-CおよびSGW-U
- PGW → PGW-CおよびPGW-U
制御/ユーザプレーン分離を4G EPCに導入することは、5Gアーキテクチャに向けた最初のステップである。サービングゲートウェイ(SGW)およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)機能は、以下のように、制御プレーン構成要素とデータプレーン要素とに分割されている。
- SGW → SGW-CおよびSGW-U
- PGW → PGW-CおよびPGW-U
サービスへの再編成
制御プレーン機能とユーザプレーン機能との分離によって、分割された機能は、アクセスおよびモビリティ機能(AMF)、セッション管理機能(SMF)、ユーザプレーン機能(UPF)などのような、新たなネットワーク機能に再編成される。概して、5GにおけるAMFは、4Gにおいてモビリティ管理エンティティ(MME)によって以前実施されていた機能のほとんどを提供し、SMFは、SGWおよびPGWによって以前提供されていた制御プレーン(CP)機能に加えて、MMEによって以前提供されていた残りの機能を提供し、UPFは、SGWおよびPGWによって以前提供されていたユーザプレーン(UP)機能を提供する。このように、4G EPC構成要素は、サービス指向の機能に再編成されている。したがって、5Gについて定義されているネットワーク機能に対する任意の参照はまた、4Gまたは任意の他の適切な通信技術について定義されているノードにも適用することができる。例えば、「SMF」がいくつかの実施形態において引用されている場合、「PGW-C」または「SGW-C」も等しく適用可能であり得る。例えば、「UPF」がいくつかの実施形態において引用されている場合、「PGW-U」または「SGW-U」も等しく適用可能であり得る。
制御プレーン機能とユーザプレーン機能との分離によって、分割された機能は、アクセスおよびモビリティ機能(AMF)、セッション管理機能(SMF)、ユーザプレーン機能(UPF)などのような、新たなネットワーク機能に再編成される。概して、5GにおけるAMFは、4Gにおいてモビリティ管理エンティティ(MME)によって以前実施されていた機能のほとんどを提供し、SMFは、SGWおよびPGWによって以前提供されていた制御プレーン(CP)機能に加えて、MMEによって以前提供されていた残りの機能を提供し、UPFは、SGWおよびPGWによって以前提供されていたユーザプレーン(UP)機能を提供する。このように、4G EPC構成要素は、サービス指向の機能に再編成されている。したがって、5Gについて定義されているネットワーク機能に対する任意の参照はまた、4Gまたは任意の他の適切な通信技術について定義されているノードにも適用することができる。例えば、「SMF」がいくつかの実施形態において引用されている場合、「PGW-C」または「SGW-C」も等しく適用可能であり得る。例えば、「UPF」がいくつかの実施形態において引用されている場合、「PGW-U」または「SGW-U」も等しく適用可能であり得る。
図1
図1は、本開示の一実施形態による典型的な5G新無線(NR)ネットワークアーキテクチャ10を示す概略図である。図1に示すように、ネットワーク10は、1つまたは複数のUE100と、基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、gNB、またはUE100へのアクセスを提供する任意のエンティティであってもよい(無線)アクセスネットワーク((R)AN)105とを含んでもよい。さらに、ネットワーク10は、(限定ではないが)AMF110、SMF115、ポリシ制御機能(PCF)120、アプリケーション機能(AF)125、ネットワークスライス選択機能(NSSF)130、認証サーバ機能(AUSF:AUthentication Server Function)135、統合データ管理(UDM)140、ネットワーク公開機能(NEF)145、ネットワークリポジトリ機能(NRF)150、および1つまたは複数のUPF155を備える、その基幹ネットワーク部分を備えてもよい。図1に示すように、これらのエンティティは、Namf、Nsmf、Npcfなどのようなサービスベースのインターフェース、および/または、N1、N2、N3、N6、N9などのような参照ポイントを介して互いに通信することができる。
図1は、本開示の一実施形態による典型的な5G新無線(NR)ネットワークアーキテクチャ10を示す概略図である。図1に示すように、ネットワーク10は、1つまたは複数のUE100と、基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、gNB、またはUE100へのアクセスを提供する任意のエンティティであってもよい(無線)アクセスネットワーク((R)AN)105とを含んでもよい。さらに、ネットワーク10は、(限定ではないが)AMF110、SMF115、ポリシ制御機能(PCF)120、アプリケーション機能(AF)125、ネットワークスライス選択機能(NSSF)130、認証サーバ機能(AUSF:AUthentication Server Function)135、統合データ管理(UDM)140、ネットワーク公開機能(NEF)145、ネットワークリポジトリ機能(NRF)150、および1つまたは複数のUPF155を備える、その基幹ネットワーク部分を備えてもよい。図1に示すように、これらのエンティティは、Namf、Nsmf、Npcfなどのようなサービスベースのインターフェース、および/または、N1、N2、N3、N6、N9などのような参照ポイントを介して互いに通信することができる。
しかしながら、本開示はこれに限定されるものではない。いくつかの他の実施形態において、ネットワーク10は、追加のネットワーク機能、より少ないネットワーク機能、図1に示す既存のネットワーク機能の何らかの変形例を備えてもよい。例えば、4Gアーキテクチャを有するネットワークにおいて、これらの機能を実施するエンティティは、図1に示すものとは異なってもよい。別の例として、4G/5G混合アーキテクチャを有するネットワークにおいて、上記エンティティのうちの一部は、図1に示すものと同じであってもよく、他は異なってもよい。さらに、図1に示す機能は、本開示の実施形態にとって必須ではない。言い換えれば、それらの機能の一部は、本開示のいくつかの実施形態から欠けていてもよい。
ここで、本開示の実施形態に含まれ得る、AMF110、SMF115、NRF150、UPF155などの、図1に示す機能の一部を下記に詳細に説明する。
図1を参照すると、AMF110は、上記で言及したような4GネットワークにおいてMMEが提供する機能のほとんどを提供することができる。その機能の一部の簡潔なリストについては、下記を参照されたい。
- RAN CPインターフェース(N2)を終端させること、
- 非アクセス階層(NAS)シグナリング、
- NAS暗号化および完全性保護、
- モビリティ管理(MM)層NAS終端、
- セッション管理(SM)層NAS転送、
- UEを認証すること、
- セキュリティコンテキストを管理すること、
- 登録管理、
- 接続管理、
- 到達可能性管理、
- モビリティ管理、ならびに
- PCFからのモビリティ関連ポリシ(例えば、モビリティ制限)を適用すること。
- RAN CPインターフェース(N2)を終端させること、
- 非アクセス階層(NAS)シグナリング、
- NAS暗号化および完全性保護、
- モビリティ管理(MM)層NAS終端、
- セッション管理(SM)層NAS転送、
- UEを認証すること、
- セキュリティコンテキストを管理すること、
- 登録管理、
- 接続管理、
- 到達可能性管理、
- モビリティ管理、ならびに
- PCFからのモビリティ関連ポリシ(例えば、モビリティ制限)を適用すること。
さらに、SMF115は、4G MME、SGW-C、およびPGW-Cによってハンドリングされるセッション管理機能を提供することができる。その機能の一部の簡潔なリストについては、下記を参照されたい。
- IPアドレスをUEに割り当てること、
- セッション管理(SM)のためのNASシグナリング、
- AMFを介してQoSおよびポリシ情報をRANに送信すること、
- ダウンリンクデータ通知、
- トラフィックルーティングのためにUPFを選択および制御すること、
- 提供されるユーザプレーンサービスに関連するすべての通信のためのインターフェースとして動作すること、ならびに
- 合法的な傍受--制御プレーン。
- IPアドレスをUEに割り当てること、
- セッション管理(SM)のためのNASシグナリング、
- AMFを介してQoSおよびポリシ情報をRANに送信すること、
- ダウンリンクデータ通知、
- トラフィックルーティングのためにUPFを選択および制御すること、
- 提供されるユーザプレーンサービスに関連するすべての通信のためのインターフェースとして動作すること、ならびに
- 合法的な傍受--制御プレーン。
さらに、UPF155は、本質的に、上記で言及したような、SGWおよびPGWのデータプレーン部分の融合である。CUPSアーキテクチャの文脈では、EPC SGW-U+EPC PGW-U → 5G UPFとなる。
UPF155は、以下の機能を実行することができる。
- パケットルーティングおよび転送、
- パケット検査およびQoSハンドリング、およびUPFは、任意選択的に、パケット検査および分類のためのディープパケットインスペクション(DPI)を組み込んでもよい、
- インターネットPOP(ポイントオブプレゼンス)への接続、およびUPFは、任意選択的に、ファイアウォールおよびネットワークアドレス変換(NAT)機能を組み込むことができる、
- RAT内およびRAT間ハンドオーバのためのモビリティアンカー、
- 合法的な傍受--ユーザプレーン、ならびに
- トラフィック統計を維持および報告すること。
- パケットルーティングおよび転送、
- パケット検査およびQoSハンドリング、およびUPFは、任意選択的に、パケット検査および分類のためのディープパケットインスペクション(DPI)を組み込んでもよい、
- インターネットPOP(ポイントオブプレゼンス)への接続、およびUPFは、任意選択的に、ファイアウォールおよびネットワークアドレス変換(NAT)機能を組み込むことができる、
- RAT内およびRAT間ハンドオーバのためのモビリティアンカー、
- 合法的な傍受--ユーザプレーン、ならびに
- トラフィック統計を維持および報告すること。
図1に示すように、UPF155は、データネットワーク(DN)160に通信可能に接続されており、DNは、インターネットであってもよく、または、インターネットに通信可能に接続されてもよく、結果、UE100は、最終的に、例えば、RAN105およびUPF155を介して、ネットワーク10の外部の他のデバイスとそのユーザプレーンデータを通信することができる。
さらに、NRF150は、基本的に、サービスレジストリであり、これは、サービス登録および発見サービスを様々なネットワーク機能(NF)に提供し、結果、NFは、NRF150を介して互いを発見することができる。さらに、NRF150は、NFプロファイルおよびNFインスタンスを維持することができる。
上記で言及したように、UEが、アクティブなデータ接続によってソースセルから目標セルへとハンドオーバされるとき、ソースセルと目標セルとの間にデータ転送トンネルが確立される必要があることがある。したがって、サービングSMF115が、そのようなデータ転送能力を有する正しいUPF155を発見または識別することが課題である。この課題は、図2を参照して下記に詳細に論じる。
さらに、例えば、RANノードに接続するためにアクセスするためのネットワークインターフェース(例えば、N3)、他の基幹ネットワークホップに接続するためのコアのためのネットワークインターフェース(例えば、N9)などの、ネットワークインスタンス(NI)が使用されて、UPF155上で、異なるユーザプレーンインターフェースに対して異なるルーティングドメインが指定される。
間接データ転送を用いるUEモビリティの複数の異なるシナリオにおいて、データ経路は、例えば以下のような複数のルーティングドメインを通過し得る。
- ソースRAN → ソースUPFすなわちS-UPF → 目標RAN
- ソースRAN → 目標UPFすなわちT-UPF → 目標RAN
- ソースRAN → S-UPF → T-UPF → 目標RAN
- ソースRAN → S-UPF → T-SGW-u → 目標RAN
- ソースRAN → S-SGW-u → T-UPF → 目標RAN
- ソースRAN → ソースUPFすなわちS-UPF → 目標RAN
- ソースRAN → 目標UPFすなわちT-UPF → 目標RAN
- ソースRAN → S-UPF → T-UPF → 目標RAN
- ソースRAN → S-UPF → T-SGW-u → 目標RAN
- ソースRAN → S-SGW-u → T-UPF → 目標RAN
これらの難点を克服するために、データ転送を目的とした特定のルーティングドメイン(データ転送のためのトラフィックは通常のトラフィックフローと比較してかなり小さいため、トラフィック負荷よりもコネクティビティを重視する)。この事例において、データ転送のためのこれらの特定のネットワークインスタンスは、UPFにおいて設定されるべきであり、SMFは、N4を介したデータ転送のためにトンネルエンドポイントを割り当てるときに正しいネットワークインスタンスを指示すべきである。現在、SMFは、いずれのネットワークインスタンスがUPFにおけるデータ転送に使用されるべきであるかに関する情報を得ることができないため、これは不可能である。
図2
図2は、本開示の一実施形態によるデータ転送のための方法が適用可能である通信システム200を示す図である。図2に示すように、通信システム200は、UE201と、UE201がそのサービングセル1-215を出る前にセル1-215におけるUE201へのアクセスを提供するそのソースサービングアクセスノードgNB-1(またはS-NG-RAN)210とを備えることができる。さらに、通信システム200は、UE201と、UE201がそのサービングセル2-225に入った後にセル2-225におけるUE201へのアクセスを提供する目標サービングアクセスノードgNB-2(またはT-NG-RAN)220とを備えることができる。言い換えれば、UE-1 201がソースセル1 215から目標セル2 225へと移動するとき、図2に示す様々なノードにおいてUE-1 201のためにハンドオーバ手順が実施される。
図2は、本開示の一実施形態によるデータ転送のための方法が適用可能である通信システム200を示す図である。図2に示すように、通信システム200は、UE201と、UE201がそのサービングセル1-215を出る前にセル1-215におけるUE201へのアクセスを提供するそのソースサービングアクセスノードgNB-1(またはS-NG-RAN)210とを備えることができる。さらに、通信システム200は、UE201と、UE201がそのサービングセル2-225に入った後にセル2-225におけるUE201へのアクセスを提供する目標サービングアクセスノードgNB-2(またはT-NG-RAN)220とを備えることができる。言い換えれば、UE-1 201がソースセル1 215から目標セル2 225へと移動するとき、図2に示す様々なノードにおいてUE-1 201のためにハンドオーバ手順が実施される。
図2を参照すると、通信システム200は、例えば、S-UPF217、T-UPF227、およびUPF(PDUセッションアンカー、すなわちPSA)240などの1つまたは複数のUPFをさらに備えることができ、UPFを介して、UE201は、インターネット295を用いてそのユーザプレーンデータを通信することができる。具体的には、UE201がgNB-1 210によってサーブされている間、S-UPF217がUE201のサービングUPFであり、一方、UE201がgNB-2 220によってサーブされている間、T-UPF227がUE201のサービングUPFである。さらに、UPF(PSA)は、図2に示す基幹ネットワーク内のUE201のPDUセッションのN6インターフェースを終端させるアンカーUPFである。さらに、通信システム200は、セル1 215とセル2 225との間のデータ転送のための転送UPF245などの、セル間のデータ転送に専用であり得る1つまたは複数の転送UPFを備えることができる。
さらに、例えば、UPF(PSA)240とインターネット250との間および/もしくはUPF(PSA)240とS-UPF217/T-UPF227との間の1つまたは複数のUPF、または、2つ以上の転送UPF245などのような、1つまたは複数の他のUPFが通信ネットワーク20内に存在してもよい。したがって、本開示は、他のUPFの存在に関して図2に示す実施形態に限定されない。
再び図2を参照すると、通信システム200は、S-AMFすなわちソースAMF216、T-AMFすなわち目標AMF226、SMF230、およびNRF235をさらに備えることができる。さらに、図1に示すもののような、例えば、PCF、AF、NSSFなどの構成要素の一部は、本開示の実施形態に直接的に関与しないため、単純にするために図2から省略されている。
この展開は、本開示の限定ではなく、例示のみを目的としていることに留意されたい。いくつかの他の実施形態において、通信システム200は、より多くのUE、gNB、UPF、AMF、SMF、および/もしくはNRFを備えてもよく、または、それらの異なる設定および/もしくはそれらの間の異なる接続を有してもよい。
図2に示すように、UE201がセル1 215からセル2 225へと移動するとき、ハンドオーバ手順がトリガされる。3GPP TS23.502,V16.4.0の従属節4.9.1.3によれば、NG-RANノードN2間に基づくハンドオーバ手順が開始され得る。次に、図2、図3A、および図3Bを参照して、ハンドオーバ手順を詳細に説明する。
図3Aおよび図3B
図3Aおよび図3Bは、本開示の一実施形態による、データ転送を容易にするために異なるノードの間で交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。UE201、S-NG-RAN210、T-NG-RAN220などの、図3Aに示すいくつかのノードは、図3Bに示すステップに直接的には関係しないため、図3Bから省略されていることに留意されたい。
図3Aおよび図3Bは、本開示の一実施形態による、データ転送を容易にするために異なるノードの間で交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。UE201、S-NG-RAN210、T-NG-RAN220などの、図3Aに示すいくつかのノードは、図3Bに示すステップに直接的には関係しないため、図3Bから省略されていることに留意されたい。
図2および図3Aに示すように、UE201は、ハンドオーバ手順がトリガされる前は、例えば、S-NG-RAN(またはgNB-1)210、S-UPF217、およびUPF(PSA)240を介して、インターネット250を用いてそのダウンリンク/アップリンクユーザプレーンデータを通信することができる。
図3Aを参照すると、ソースNG-RAN210は、目標NG-RAN220へのUE201のN2ベースのハンドオーバを開始することを判断することができる。このハンドオーバは、例えば、新たな無線状態または負荷分散、目標NG-RAN220へのXnコネクティビティが無い場合は、Xnベースのハンドオーバの失敗後の目標NG-RAN220からのエラー指示(すなわち、T-RAN220とS-UPF217との間のIPコネクティビティがない)に起因して、または、S-RAN210によって学習される動的情報に基づいて、トリガすることができる。
直接転送経路の可用性は、ソースNG-RAN210において決定し、SMF(例えば、サービングSMF230)に指示することができる。ソースNG-RAN210と目標NG-RAN220との間でIPコネクティビティが利用可能であり、かつ、それらの間にセキュリティアソシエーションが整っている場合、直接転送経路が利用可能である。しかしながら、直接転送経路が利用可能でない場合、例えば、図2に示すように、間接転送が使用されてもよい。SMF230は、ソースNG-RAN210からの指示を使用して、間接転送を適用すべきか否かを判定することができる。
図3Aに示すように、ステップS301において、S-RAN210は、S-RAN210がUE201のハンドオーバを所望していることを示すためのハンドオーバ要求メッセージをS-AMF216に伝送することができる。S-RAN210によってハンドリングされるUE201のすべてのPDUセッション(すなわち、アクティブなUP接続を有するすべての既存のPDUセッション)が、ハンドオーバ要求メッセージに含まれ得、それらのPDUセッションのいずれがS-RAN210によってハンドオーバを要求されているかが示される。
さらに、いくつかの実施形態において、ハンドオーバ要求メッセージに含まれる直接転送経路可用性は、S-RAN210からT-RAN220への直接転送が利用可能であるか否かを示すことができる。S-RAN210からのこの指示は、例えば、上記で言及したような、S-RAN210とT-RAN220との間のIPコネクティビティおよびセキュリティアソシエーションの存在に基づくことができる。図2に示す実施形態において、この指示は、直接データ転送が利用可能でないことを示す。
ステップS302において、S-AMF216は、UE201および目標RAN220に対してT-AMF(例えば、T-AMF226)を選択することができる。具体的には、S-AMF216がUE201にそれ以上サーブすることができないとき、S-AMF216はT-AMF226を選択することができる。
ステップS303において、S-AMF216は、UE201のUEコンテキストを作成することをT-AMF226に要求するためのNamf_Communication_CreateUEContext要求メッセージをT-AMF226に伝送することができる。
ステップS304において、Namf_Communication_CreateUEContext要求メッセージの受信を受けて、T-AMF226は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求メッセージをサービングSMF230に伝送することができる。S-RAN210によって示される各PDUセッションについて、T-AMF226は、関連付けられるSMF230に対するNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を呼び出すことができる。しかしながら、PDUセッションと関連付けられるS-NSSAIがT-AMF226において利用可能でない場合、T-AMF226は、このPDUセッションのNsmf_PDUSession_UpdateSMContextを呼び出さない。
ステップS305において、受信されるNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求に含まれる情報に基づいて、SMF230は、UE201の示されているPDUセッションのN2ハンドオーバが許容され得るか否かをチェックすることができる。さらに、SMF230は、UPF選択基準もチェックすることができる。UE201がNG-RANに接続するUPFのサービス領域から出ている場合、SMF230は、新たな中間UPFを選択することができる。PDUセッションの1つまたは複数のサービス品質(QoS)フローのために冗長伝送が実施される場合、SMF230は、T-RAN220とUPF(PSA)240との間の2つのN3およびN9トンネルに基づいて冗長伝送をサポートするために2つの新たな中間UPFを選択することができる。この事例において、ステップS306cおよびS306dが、SMF230と各T-UPF227との間で実施される。
ステップS306aにおいて、SMF230は、N4セッション変更要求メッセージをUPF(PSA)240に伝送することができる。SMF230が、PDUセッションの中間UPFとして作用するための新たなUPFを選択し、異なるCNトンネル情報(CN Tunnel Info)が使用される必要がある場合、SMF230は、N4セッション変更要求メッセージをUPF(PSA)240に送信することができる。
ステップS306bにおいて、UPF(PSA)240は、N4セッション変更応答メッセージをSMF230に伝送することができる。UPF(PSA)240は、UPF(PSA)240のCNトンネル情報(N9上の)を割り当てる場合、CNトンネル情報(N9上の)をSMF230に提供することができる。
ステップS306cにおいて、SMF230は、N4セッション確立要求メッセージをT-UPF227に伝送することができる。N4セッション確立要求メッセージは、T-UPF227にインストールされるべきパケット検出、執行および報告規則を提供するために、T-UPF227に送信される。N9トンネルをセットアップするために使用される、このPDUセッションのUPF(PSA)240のCNトンネル情報(N9上の)も、T-UPF227に提供される。
ステップS306dにおいて、T-UPF227は、DL CNトンネル情報(DL CN Tunnel Info)およびUL CNトンネル情報(UL CN Tunnel Info)を有するN4セッション確立応答メッセージをSMF230に伝送することができる。
ステップS307において、SMF230は、SMF230が、示されているPDUセッションについてそのSMContextを更新しており、UE201のハンドオーバの準備ができていることを示すためのNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答メッセージをT-AMF226に伝送することができる。
ステップS308において、T-AMF226は、SMF230からのNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答メッセージを監督することができる。Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答メッセージが受信されると、T-AMF226は、N2ハンドオーバ手順を継続することができる。
ステップS309において、T-AMF226は、UE201のハンドオーバの準備をするようにT-RAN220に命令するためのハンドオーバ要求メッセージをT-RAN220に伝送することができる。
ステップS310において、T-RAN220は、ハンドオーバ要求に確認応答するためのハンドオーバ要求確認応答メッセージをT-AMF226に伝送することができる。
図3Bに示すステップS311aにおいて、T-AMF226は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求メッセージをSMF230に伝送することができる。T-RAN220から受信される各N2 SM応答(すなわち、ハンドオーバ要求確認応答に含まれるN2 SM情報)について、T-AMF226は、SMF230に、受信N2 SM応答を送信することができる。
ステップS311bにおいて、SMF230は、間接転送のためのDL転送トンネルを割り当てるための指示を含み得るN4セッション変更要求メッセージをT-UPF227に伝送することができる。具体的には、SMF230は、N4セッション変更要求をT-UPF227に送信することによってT-RAN SM N3転送情報リストを提供することによって、T-UPF227を更新することができる。
S-RAN210からの指示に基づいて間接転送が適用され、UPFが再割り当てされる場合、かつ、SMF230が同じT-UPF227上で間接転送トンネルをセットアップすることを判断する場合、SMF230はまた、間接転送のためのDL転送トンネルを割り当てることを、T-UPF227へのN4セッション変更要求メッセージにおいて要求することもできる。
間接転送は、S-UPF217およびT-UPF227とは異なるUPFを介して実施されてもよい。そのような事例において、SMF230は、図2に示す転送UPF245を、間接転送のために選択することができる。具体的には、転送UPF245は、S-UPF217およびT-UPF227とは異なるUPFであり、S-UPF217およびT-UPF227の支援によって、UE201のデータをS-NG-RAN210からT-NG-RAN220へと中継することができる。図4Aおよび図4Bを参照して、転送UPF245の登録および発見手順の詳細を説明する。
それにもかかわらず、SMF230は、間接転送のための1つまたは複数の転送UPF245を判定または識別し、UPF245に関連する情報をT-UPF227に通知することができる。
ステップS311cにおいて、T-UPF227は、そのDL転送情報および/またはT-UPF227が転送UPF245を把握していることを示すためのN4セッション変更応答メッセージをSMF230に伝送することができる。
ステップS311dにおいて、SMF230は、転送UPF245の情報をS-UPF217に通知するためのN4セッション変更要求メッセージをS-UPF217に伝送することができる。言い換えれば、SMF230は、S-UPF217へのN4セッション変更要求メッセージにおいて、間接転送のためのDL転送トンネルを割り当てるように指示することができる。間接転送は、S-UPF217およびT-UPF227とは異なる転送UPF245を介して実施されてもよい。
ステップS311eにおいて、S-UPF217は、そのDL転送情報および/またはS-UPF217が転送UPF245を把握していることを示すためのN4セッション変更応答メッセージをSMF230に伝送することができる。
ステップS311fにおいて、SMF230は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答メッセージをT-AMF226に伝送することができる。SMF230は、UPFのN3 UPアドレスおよびDLトンネルIDを含むT-UPF227および/またはS-UPF217のDL転送情報を含めてもよい。
ステップS312において、T-AMF226は、Namf_Communication_CreateUEContext応答メッセージをS-AMF216に伝送することができる。T-AMF226は、SMF230からのNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答メッセージを監督し、Namf_Communication_CreateUEContext応答メッセージをS-AMF216に送信することができる。
その後、ハンドオーバ手順の実行フェーズが、3GPP TS 23.502,V16.4.0の従属節4.9.1.3.3に与えられているように実施されてもよい。
図2、図3A、および図3Bに示すように、転送UPF245を介した間接転送によるハンドオーバ手順を達成することができ、UE201がセル2 225にハンドオーバされてセル2 225によってサーブされると、UE201に宛てられたがハンドオーバ手順中にS-UPF217に送信されたデータを、転送UPF245を介してT-UPF227、gNB-2 220、および最終的にUE201に移送することができる。
次に、図4Aおよび図4Bを参照して、転送UPF245の登録および発見手順が詳細に説明され得る。
図4Aおよび図4B
図4Aおよび図4Bは、本発明の別の実施形態による、データ転送を容易にするために異なるノードの間で交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。登録および発見手順中、典型的には3つのパーティ、すなわち、サービス生成者、サービス消費者、およびサービスレジストリまたはリポジトリが関与する。本明細書において使用される場合、サービス生成者は、サービス消費者によって消費されることになる特定のサービスを提供する役割を担い、サービスレジストリは、サービス生成者の情報を維持し、サービス消費者がサービス生成者を発見するのを助ける役割を担う。第1のサービスのサービス生成者がまた、第2のサービスのサービス消費者および/もしくはサービスレジストリである場合もあり、または逆の場合もあることに留意されたい。例えば、図4Aに示すように、NRF420は、サービスレジストリまたはリポジトリとして作用し、一方、NRF420は、そのサービス登録サービスおよびサービス発見サービスに関してはサービス生成者でもある。別の例として、データ転送サービス(または機能もしくは能力)を提供するUPFなどのNFサービス生成者はまた、NRF420によって与えられるサービス登録サービスを使用することに起因して、サービス消費者でもあり得る。さらに別の例として、UPFによって与えられるデータ転送サービス(または機能もしくは能力)を必要とするSMFなどの、図4Bに示すようなNFサービス消費者はまた、NRF420によって与えられるサービス発見サービスを使用することに起因して、サービス消費者でもあり得る。
図4Aおよび図4Bは、本発明の別の実施形態による、データ転送を容易にするために異なるノードの間で交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。登録および発見手順中、典型的には3つのパーティ、すなわち、サービス生成者、サービス消費者、およびサービスレジストリまたはリポジトリが関与する。本明細書において使用される場合、サービス生成者は、サービス消費者によって消費されることになる特定のサービスを提供する役割を担い、サービスレジストリは、サービス生成者の情報を維持し、サービス消費者がサービス生成者を発見するのを助ける役割を担う。第1のサービスのサービス生成者がまた、第2のサービスのサービス消費者および/もしくはサービスレジストリである場合もあり、または逆の場合もあることに留意されたい。例えば、図4Aに示すように、NRF420は、サービスレジストリまたはリポジトリとして作用し、一方、NRF420は、そのサービス登録サービスおよびサービス発見サービスに関してはサービス生成者でもある。別の例として、データ転送サービス(または機能もしくは能力)を提供するUPFなどのNFサービス生成者はまた、NRF420によって与えられるサービス登録サービスを使用することに起因して、サービス消費者でもあり得る。さらに別の例として、UPFによって与えられるデータ転送サービス(または機能もしくは能力)を必要とするSMFなどの、図4Bに示すようなNFサービス消費者はまた、NRF420によって与えられるサービス発見サービスを使用することに起因して、サービス消費者でもあり得る。
図4Aに戻って参照し、図2を参照すると、NFサービス消費者410(例えば、NRF420によって提供されるサービス登録サービスの消費者である、図2に示す転送UPF245)は、例えば、3GPP TS 29.510,V16.3.0の従属節5.2に定義されているものと同様の「NFRegister(NF登録)」または「NFUpdate(NF更新)」手順またはNnrf_NFManagementサービスに対する要求/応答メッセージを介して、そのデータ転送サービスまたは機能をNRF420(例えば、図2に示すNRF235)に登録することができる。さらに、いくつかの他の実施形態において、NFサービス消費者410は、UPF自体でなくてもよく、UPFのデータ転送機能をUPFに代わって登録する別のネットワーク機能またはノードであってもよい。いくつかの実施形態において、NFサービス消費者410は、運用保守エンティティ/ノード/ユニットであってもよく、またはさらには、NRF420のローカル設定を手動で変更する人間のユーザであってもよい。
具体的には、ステップS401において、UPF410は、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)PUT要求をNRF420に送信することができる。図4Aに示すように、PUTメッセージは、(i)UPF410がデータ転送サービスを提供するかまたはデータ転送機能を有することを示すインジケータ、および/または(ii)データ転送のためのネットワークインスタンスを示す1つまたは複数のインジケータを含んでもよい。ステップS402における成功を受けて、HTTP「201 Created」応答メッセージが返され得る。
このように、NRF420に、UPF410のデータ転送能力を通知することができ、この情報は、NRF420において維持することができ、例えば、図4Bに示すように、別のNFによって発見することができる。
図4Bを参照し、図2を参照すると、NFサービス消費者430(例えば、NRF420によって提供されるサービス発見サービスの消費者である、図2に示すSMF230)は、例えば、3GPP TS 29.510,V16.3.0の従属節5.3に定義されているものと同様の「NFDiscover(NF発見)」手順またはNnrf_NFDiscoveryサービスに対する要求/応答メッセージを介して、NRF420(例えば、図2に示すNRF235)からの支援によって、データ転送サービスを提供するNFを発見することができる。
具体的には、SMF230は、ステップS405において、HTTP GET要求をNRF420に送信することができる。発見要求の入力フィルタ基準は、SMF230がデータ転送機能を有するUPFを見つけようとしていることを示す、例えば、「<query parameters: data-forwarding=true>」などのクエリパラメータに含まれ得る。
ステップS406において、成功を受けて、HTTP「200 OK」応答メッセージが返され得る。応答本体が、有効期間を含み得、当該期間中、検索フィルタ基準(例えば、データ転送サービスを与えるすべてのNFインスタンス)を満たす検索結果、および、NFプロファイルオブジェクトのアレイを、SMF230によってキャッシュすることができる。
サービス登録および発見のためのいくつかの例示的な手順が図4Aおよび図4Bに示されているが、本開示はそれらの手順に限定されない。例えば、図5Aおよび図5Bを参照して、何らかの他の機能登録および発見手順が説明され得る。
図5Aおよび図5B
図5Aおよび図5Bは、本発明のさらに別の実施形態による、データ転送を容易にするために異なるノードの間で交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。
図5Aおよび図5Bは、本発明のさらに別の実施形態による、データ転送を容易にするために異なるノードの間で交換される例示的なメッセージを示すメッセージフロー図である。
図5Aを参照し、図2を参照すると、UP機能510(図2に示す転送UPF245)が、例えば、3GPP TS 29.244,V16.3.1の従属節6.2.6/6.2.7に定義されているものと同様の手順を介して、そのデータ転送サービスまたは機能をCP機能520(例えば、図2に示すSMF230またはNRF235)に通知することができる。
具体的には、ステップS501において、UP機能510は、UP機能510とCP機能520との間にパケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションをセットアップし、その後、CP機能520がUP機能510のリソースを使用することを可能にするためのパケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージをCP機能520から受信することができる。
ステップS502において、PFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージの受信を受けて、UP機能510は、(i)UP機能510がデータ転送サービスを提供するかまたはデータ転送機能を有することを示すインジケータ、(ii)データ転送のためのネットワークインスタンスを示す1つまたは複数のインジケータ、ならびに(iii)IPコネクティビティが(ii)において示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによって有効化される目標領域を示す1つまたは複数のインジケータを含むPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージによって応答することができる。いくつかの実施形態において、目標領域は、トラッキングエリア識別子(TAI)のリスト、NG-RAN idのリスト、またはeNB-idのリストによって表すことができる。
このように、CP機能520に、UPF510のデータ転送能力を通知することができ、この情報は、CP機能230におけるUPFの選択中に使用することができる。
図5Bは、図5Aに示すものと同様の手順を示すが、この手順が、CP機能520ではなくUP機能510によって開始されるという点が異なる。具体的には、ステップS503において、UP機能510は、UP機能510とCP機能520との間にパケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションをセットアップし、その後、CP機能520がUP機能510のリソースを使用することを可能にするためのパケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージをCP機能520に伝送することができる。PFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージは、(i)UP機能510がデータ転送サービスを提供するかまたはデータ転送機能を有することを示すインジケータ、(ii)データ転送のためのネットワークインスタンスを示す1つまたは複数のインジケータ、ならびに(iii)IPコネクティビティが(ii)において示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによって有効化される目標領域を示す1つまたは複数のインジケータを含むことができる。いくつかの実施形態において、目標領域は、トラッキングエリア識別子(TAI)のリスト、NG-RAN idのリスト、またはeNB-idのリストによって表すことができる。
ステップS504において、PFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージの受信を受けて、CP機能520は、UP機能510のデータ転送能力を把握しているかを確認応答するためのPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージによって応答することができる。
そのようにして、SMFまたはNRFに、UPFのデータ転送能力を通知することができ、それに従って後続の操作を実施することができる。
さらに、図5Aおよび図5Bは改善されたPFCPアソシエーションセットアップ手順を示しているが、何らかの他の手順も使用されてもよい。例えば、いくつかの実施形態において、同様に改善されたPFCPアソシエーション更新手順もまた、UPFのデータ転送能力をSMFまたはNRFに通知するために適用可能であり得る。本開示はこれに限定されるものではない。
さらに、上述の実施形態は、5Gの専門用語の文脈において与えられているが、4G LTEネットワーク、またはより具体的には、エボルブド・パケット・コア(EPC)ネットワークについても、同様の課題が存在し得る。したがって、MME(転送SGWまたはSGW-Cを見つけるための)およびSGW-C(SGW-Uを見つけるための)が、新たなアプリケーションプロトコルまたはデータ転送に対応する新たなネットワーク能力を有する、それぞれSGW-CおよびSGW-Uの拡張DNSレコードを使用することを可能にするための拡張DNS手順も提案される。
最初に、データ転送のために設定されているSGW-Cおよび/またはSGW-Uに、例えば、3GPP TS 29.303,V16.2.0の従属節5.2.1に定義されているものと同様に、DNSサーバ内の、例えばTAI FQDNまたはeノードID FQDNなどの、目標領域下のDNS NAPTRレコードを提供することができる。
いくつかの実施形態において、(転送)SGW-C NAPTR DNSレコードは、既存のアプリケーションサービス(app-service)、x-3gpp-sgwのための、または、新たなネットワーク能力(例えば、「sgwforwarding」または「sf」と名付けられる)として、新たなアプリケーションプロトコル(app-protocol)、例えばx-sgwforwardingを提供することによって拡張することができ、既存のアプリケーションプロトコルには、「+nc-sgwforwarding」が付加され得、例えば「x-3gpp-sgw:x-s5-gtp+nc-sgwforwarding」となる。これらの名前は例示に過ぎず、本開示はこれに限定されるものではない。
同様に、(転送)SGW-U NAPTR DNSレコードは、既存のアプリケーションサービス(app-service)、x-3gpp-upfのための、または、新たなネットワーク能力(例えば、「sgwforwarding」または「sf」と名付けられる)として、新たなアプリケーションプロトコル(app-protocol)、例えばx-sgwforwardingを提供することによって拡張することができ、既存のアプリケーションプロトコルには、「+nc-sgwforwarding」が付加され得、例えば「x-3gpp-upf:x-sxa+nc-sgwforwarding」となる。「+nc-sgwforwarding」には、対応するネットワークインスタンスをさらに付加することができ、例えば「x-3gpp-upf:x-sgwforwarding+nc-networkinstance」または「x-3gpp-upf:x-sxa+nc-sgwforwarding.networkinstance」とすることができる。sgwforwardingとnetworkinstanceとの間の記号「.」は、区切り文字である。
次に、MMEは、目標領域FQDN、例えばTAI FQDNまたはeノードID FQDNおよび所望のサービスx-3gpp-sgw:x-sgwforwarding、x-3gpp-sgw:x-s5-gtp(新たなアプリケーションプロトコルが使用される場合)またはx-3gpp-sgw:x-s5-gtp+nc-sgwforwarding(sgwforwardingがDNS内のネットワーク能力として定義されるとき)にセットされているアプリケーション固有文字列によってS-NAPTR手順を開始することができる。
同様に、SGW-Cは、目標領域FQDN、例えばTAI FQDNまたはeノードID FQDNおよび所望のサービスx-3gpp-upf:x-sgwforwardingまたはx-3gpp-upf:x-sxa+nc-sgwforwardingにセットされているアプリケーション固有文字列によってS-NAPTR手順を開始することができる。
したがって、MMEまたはSGW-Cは、DNSサーバの支援によってデータ転送機能を提供するSGW-Uを発見することができる。
さらに、いくつかの実施形態において、追加の情報(例えば、トラッキングエリアまたはSMFサービングエリア)が、例えばUpfInfoの一部としてデータ転送を実施することが可能であるサービングエリアを示す指示とともにUPFによって提供されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、追加の情報(例えば、トラッキングエリアまたはSMFサービングエリア)が、例えばUEロケーションに基づいていずれのネットワークインスタンスが使用されるべきであるかをSMFが識別するのを助けるために、ネットワークインスタンスごとにUPFによって提供されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、特定の追加の情報が、例えば、ハンドオーバまたはアイドルモビリティ中にPDUセッション変更を実施するときに、AMFによってSMFに提供されてもよい。
さらに、上記の実施形態において、UPFは、それ自体のサービスをNRFにおいて登録することができる。本開示はこれに限定されるものではない。UPF自体がデータ転送のそのサポートを登録するためのサービス登録をサポートし得ない、いくつかの他の実施形態において、NRFにおけるそのような登録は、運用管理を介して実施されてもよく、または、ローカル設定を介して実施されてもよい。
図6
図6は、本開示の一実施形態によるデータ転送を容易にするための例示的な方法600のフローチャートである。方法600は、データ転送を容易にするための第1のネットワーク・エレメント(例えば、図1に示すNRF150、図2に示すNRF235、図4Aおよび図4Bに示すNRF420、図5Aおよび図5Bに示すCP機能520、または図9に示すネットワーク・エレメント900)において実施することができる。方法600は、ステップS610および任意選択のステップS620を含むことができる。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではない。いくつかの他の実施形態において、方法600は、より多くのステップ、より少ないステップ、異なるステップまたはそれらの任意の組合せを含んでもよい。さらに、方法600のステップは、本明細書に記載されているものと異なる順序で実施されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、方法600のステップは、複数のサブステップに分割され、異なるエンティティによって実施されてもよく、および/または、方法600の複数のステップが単一のステップに組み合わされてもよい。
図6は、本開示の一実施形態によるデータ転送を容易にするための例示的な方法600のフローチャートである。方法600は、データ転送を容易にするための第1のネットワーク・エレメント(例えば、図1に示すNRF150、図2に示すNRF235、図4Aおよび図4Bに示すNRF420、図5Aおよび図5Bに示すCP機能520、または図9に示すネットワーク・エレメント900)において実施することができる。方法600は、ステップS610および任意選択のステップS620を含むことができる。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではない。いくつかの他の実施形態において、方法600は、より多くのステップ、より少ないステップ、異なるステップまたはそれらの任意の組合せを含んでもよい。さらに、方法600のステップは、本明細書に記載されているものと異なる順序で実施されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、方法600のステップは、複数のサブステップに分割され、異なるエンティティによって実施されてもよく、および/または、方法600の複数のステップが単一のステップに組み合わされてもよい。
方法600は、ステップS610において開始することができ、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージが、第2のネットワーク・エレメントから受信される。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおいて、データ転送機能を含む第2のネットワーク・エレメントの1つまたは複数の機能を登録することを要求する第1の要求メッセージであってもよい。
ステップS620において、登録の成功を示す第2のインジケータを含む第1の応答メッセージが、第2のネットワーク・エレメントに伝送されてもよい。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)であってもよく、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン機能(UPF)またはユーザプレーン用サービングゲートウェイ(SGW-U)であってもよい。いくつかの実施形態において、第1の要求メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する要求メッセージであってもよく、第1の応答メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する応答メッセージであってもよい。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性であってもよい。
いくつかの実施形態において、方法600は、第3のネットワーク・エレメントから、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを受信することをさらに含んでもよい。いくつかの実施形態において、本方法は、第3のネットワーク・エレメントに、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを伝送することをさらに含んでもよく、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す。いくつかの実施形態において、第2のネットワーク・エレメントは、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つであってもよい。いくつかの実施形態において、第3のネットワーク・エレメントは、セッション管理機能(SMF)、モビリティ管理エンティティ(MME)、または制御プレーン用SGW(SGW-C)であってもよい。いくつかの実施形態において、第2の要求メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する要求メッセージであってもよく、第2の応答メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する応答メッセージであってもよい。いくつかの実施形態において、第3のインジケータは、第2の要求メッセージに含まれる統一資源識別子(URI)クエリパラメータであってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含んでもよい。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントの各々について、第2の応答メッセージは、データ転送のために、対応するネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1の要求メッセージまたは第2の応答メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性であってもよい。
いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、パケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージのうちの1つであってもよい。いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能であってもよく、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン(UP)機能であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1のメッセージに含まれるIEであってもよい。
いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す第6のインジケータをさらに含んでもよい。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示してもよい。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、トラッキングエリア情報(TAI)のリストまたはNG-RAN IDのリストを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバであってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおけるネームオーソリティポインタ(NAPTR:Name Authority PoinTeR)DNSレコードの追加または更新を要求する第1の要求メッセージであってもよく、NAPTR DNSレコードは、第2のネットワーク・エレメントまたは別のネットワーク・エレメントがデータ転送機能をサポートすることを示してもよい。いくつかの実施形態において、方法は、第3のネットワーク・エレメントから、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを受信することをさらに含んでもよい。いくつかの実施形態において、本方法は、第3のネットワーク・エレメントに、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを伝送することをさらに含んでもよく、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す。いくつかの実施形態において、第2のネットワーク・エレメントは、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つであってもよい。いくつかの実施形態において、第3のネットワーク・エレメントは、モビリティ管理エンティティ(MME)およびSGW-Cのうちの一方であってもよい。
図7
図7は、本開示の一実施形態によるデータ転送を容易にするための例示的な方法700のフローチャートである。方法700は、データ転送を容易にするための第2のネットワーク・エレメント(例えば、図1に示すUPF155、図2に示す転送UPF245、図4Aに示すNFサービス消費者410、図5Aおよび図5Bに示すUP機能510、または図9に示すネットワーク・エレメント900)において実施することができる。方法700は、ステップS710および任意選択のステップS720を含むことができる。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではない。いくつかの他の実施形態において、方法700は、より多くのステップ、より少ないステップ、異なるステップまたはそれらの任意の組合せを含んでもよい。さらに、方法700のステップは、本明細書に記載されているものと異なる順序で実施されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、方法700のステップは、複数のサブステップに分割され、異なるエンティティによって実施されてもよく、および/または、方法700の複数のステップが単一のステップに組み合わされてもよい。
図7は、本開示の一実施形態によるデータ転送を容易にするための例示的な方法700のフローチャートである。方法700は、データ転送を容易にするための第2のネットワーク・エレメント(例えば、図1に示すUPF155、図2に示す転送UPF245、図4Aに示すNFサービス消費者410、図5Aおよび図5Bに示すUP機能510、または図9に示すネットワーク・エレメント900)において実施することができる。方法700は、ステップS710および任意選択のステップS720を含むことができる。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではない。いくつかの他の実施形態において、方法700は、より多くのステップ、より少ないステップ、異なるステップまたはそれらの任意の組合せを含んでもよい。さらに、方法700のステップは、本明細書に記載されているものと異なる順序で実施されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、方法700のステップは、複数のサブステップに分割され、異なるエンティティによって実施されてもよく、および/または、方法700の複数のステップが単一のステップに組み合わされてもよい。
方法700は、ステップS710において開始することができ、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージが、第1のネットワーク・エレメントに伝送される。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおいて、データ転送機能を含む第2のネットワーク・エレメントの1つまたは複数の機能を登録することを要求する第1の要求メッセージであってもよい。
ステップS720において、登録の成功を示す第2のインジケータを含む第1の応答メッセージが、第1のネットワーク・エレメントから受信されてもよい。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)であってもよく、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン機能(UPF)またはユーザプレーン用サービングゲートウェイ(SGW-U)であってもよい。いくつかの実施形態において、第1の要求メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する要求メッセージであってもよく、第1の応答メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する応答メッセージであってもよい。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、パケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および、以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージのうちの1つであってもよい。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能であってもよく、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン(UP)機能であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第1のメッセージに含まれるIEであってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す第6のインジケータをさらに含んでもよい。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示してもよい。いくつかの実施形態において、第6のインジケータは、トラッキングエリア情報(TAI)のリストまたはNG-RAN IDのリストを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバであってもよい。いくつかの実施形態において、第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおけるネームオーソリティポインタ(NAPTR:Name Authority PoinTeR)DNSレコードの追加または更新を要求する第1の要求メッセージであってもよく、NAPTR DNSレコードは、第2のネットワーク・エレメントまたは別のネットワーク・エレメントがデータ転送機能をサポートすることを示してもよい。
図8
図8は、本開示の一実施形態によるデータ転送を容易にするための例示的な方法800のフローチャートである。方法800は、データ転送を容易にするための第3のネットワーク・エレメント(例えば、図1に示すSMF115、図2に示すSMF230、図4Bに示すNFサービス消費者430、図5Aおよび図5Bに示すCP機能520、または図9に示すネットワーク・エレメント900)において実施することができる。方法800は、ステップS810および任意選択のステップS820を含むことができる。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではない。いくつかの他の実施形態において、方法800は、より多くのステップ、より少ないステップ、異なるステップまたはそれらの任意の組合せを含んでもよい。さらに、方法800のステップは、本明細書に記載されているものと異なる順序で実施されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、方法800のステップは、複数のサブステップに分割され、異なるエンティティによって実施されてもよく、および/または、方法800の複数のステップが単一のステップに組み合わされてもよい。
図8は、本開示の一実施形態によるデータ転送を容易にするための例示的な方法800のフローチャートである。方法800は、データ転送を容易にするための第3のネットワーク・エレメント(例えば、図1に示すSMF115、図2に示すSMF230、図4Bに示すNFサービス消費者430、図5Aおよび図5Bに示すCP機能520、または図9に示すネットワーク・エレメント900)において実施することができる。方法800は、ステップS810および任意選択のステップS820を含むことができる。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではない。いくつかの他の実施形態において、方法800は、より多くのステップ、より少ないステップ、異なるステップまたはそれらの任意の組合せを含んでもよい。さらに、方法800のステップは、本明細書に記載されているものと異なる順序で実施されてもよい。さらに、いくつかの実施形態において、方法800のステップは、複数のサブステップに分割され、異なるエンティティによって実施されてもよく、および/または、方法800の複数のステップが単一のステップに組み合わされてもよい。
方法800は、ステップS810において開始することができ、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージが、第1のネットワーク・エレメントに伝送される。
ステップS820において、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージが第1のネットワーク・エレメントから受信され、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す。
いくつかの実施形態において、第3のネットワーク・エレメントは、セッション管理機能(SMF)、モビリティ管理エンティティ(MME)、または制御プレーン用SGW(SGW-C)であってもよい。いくつかの実施形態において、第2の要求メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する要求メッセージであってもよく、第2の応答メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する応答メッセージであってもよい。いくつかの実施形態において、第3のインジケータは、第2の要求メッセージに含まれる統一資源識別子(URI)クエリパラメータであってもよい。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントの各々について、第2の応答メッセージは、データ転送のために、対応するネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第5のインジケータの各々は、第2の応答メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能であってもよい。いくつかの実施形態において、第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)であってもよい。いくつかの実施形態において、方法は、少なくとも、1つまたは複数のネットワーク・エレメントによってサポートされるネットワークインスタンスおよび/または関心UEのロケーションに基づいて、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つを選択することをさらに含んでもよい。いくつかの実施形態において、第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバであってもよい。
図9
図9は、本開示の一実施形態によるネットワーク・エレメント(例えば、第1のネットワーク・エレメント、第2のネットワーク・エレメント、または第3のネットワーク・エレメント)内で使用され得る構成900の一実施形態を概略的に示す。構成900内には、例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)または中央処理装置(CPU)を有する処理ユニット906が含まれている。処理ユニット906は、本明細書において記載されている手順の種々の措置を実施するための単一のユニットまたは複数のユニットであってもよい。構成900はまた、他のエンティティから信号を受信するための入力ユニット902と、他のエンティティに信号を提供するための出力ユニット904とをも備えることができる。入力ユニット902および出力ユニット904は、統合エンティティまたは別個のエンティティとして構成されてもよい。
図9は、本開示の一実施形態によるネットワーク・エレメント(例えば、第1のネットワーク・エレメント、第2のネットワーク・エレメント、または第3のネットワーク・エレメント)内で使用され得る構成900の一実施形態を概略的に示す。構成900内には、例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)または中央処理装置(CPU)を有する処理ユニット906が含まれている。処理ユニット906は、本明細書において記載されている手順の種々の措置を実施するための単一のユニットまたは複数のユニットであってもよい。構成900はまた、他のエンティティから信号を受信するための入力ユニット902と、他のエンティティに信号を提供するための出力ユニット904とをも備えることができる。入力ユニット902および出力ユニット904は、統合エンティティまたは別個のエンティティとして構成されてもよい。
さらに、構成900は、不揮発性または揮発性メモリ、例えば、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリおよび/またはハードドライブの形態の少なくとも1つのコンピュータプログラム製品908を備えてもよい。コンピュータプログラム製品908は、構成900内の処理ユニット906において実行されると、構成900および/または構成900が中に含まれているネットワーク・エレメントに、例えば、図3A~図8とともに先行して記載されている手順または任意の他の変形例の動作を実施させるコード/コンピュータ可読命令を含む、コンピュータプログラム910を備える。
コンピュータプログラム910は、コンピュータプログラムモジュール910Aに構築されているコンピュータプログラムコードとして設定されてもよい。したがって、構成900が第1のネットワーク・エレメント内で使用されるときの例示の実施形態において、構成900のコンピュータプログラム内のコードは、第2のネットワーク・エレメントから、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージを受信するための受信モジュール910Aを含む。
さらに、コンピュータプログラム910は、コンピュータプログラムモジュール910Bに構築されているコンピュータプログラムコードとして設定されてもよい。したがって、構成900が第2のネットワーク・エレメント内で使用されるときの例示の実施形態において、構成900のコンピュータプログラム内のコードは、第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージを伝送するための伝送モジュール910Bを含む。
さらに、コンピュータプログラム910は、コンピュータプログラムモジュール910Cに構築されているコンピュータプログラムコードとして設定されてもよい。したがって、構成900が第3のネットワーク・エレメント内で使用されるときの例示の実施形態において、構成900のコンピュータプログラム内のコードは、第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを伝送するための伝送モジュール910Cを含む。
コンピュータプログラムモジュールは、本質的に、ネットワーク・エレメントをエミュレートするために、図3~図8に図解されているフローの動作を実施することができる。言い換えれば、種々のコンピュータプログラムモジュールが処理ユニット906において実行されるとき、それらは、様々なネットワーク・エレメント内の種々のモジュールに対応することができる。
図9とともに上記で開示されている実施形態内のコード手段は、処理ユニット内で実行されると、上記構成に、上記で言及されている図面とともに上述した動作を実施させるコンピュータプログラムモジュールとして実装されているが、コード手段のうちの少なくとも1つは、代替的な実施形態においては、少なくとも部分的に、ハードウェア回路として実装されてもよい。
プロセッサは、単一のCPU(中央処理装置)であってもよいが、また、2つ以上の処理装置を含んでもよい。例えば、プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサおよび/もしくは関連チップセットならびに/または特定用途向け集積回路(ASIC)のような専用マイクロプロセッサを含んでもよい。プロセッサはまた、キャッシュを目的としたボードメモリをも備えてもよい。コンピュータプログラムは、プロセッサに接続されているコンピュータプログラム製品によって担持され得る。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム製品が記憶されているコンピュータ可読媒体を含むことができる。例えば、コンピュータプログラム製品は、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、またはEEPROMであってもよく、上述したコンピュータプログラムモジュールは、代替的な実施形態においては、UE内でメモリの形態の複数の異なるコンピュータプログラム製品上に分散されてもよい。
本開示は、その実施形態を参照して上記で説明されている。しかしながら、当該実施形態は、本開示を限定するのではなく、例示を目的として提供されるに過ぎない。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲ならびにその均等物によって規定される。当業者であれば、本開示の範囲内に入る、様々な改変および変更を、本開示の範囲から逸脱することなく行うことができる。
いくつかの実施形態
上述されている実施形態のいくつかを、以下のように要約する。
上述されている実施形態のいくつかを、以下のように要約する。
1.データ転送を容易にするための、第1のネットワーク・エレメントにおける方法であって、
第2のネットワーク・エレメントから、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1の情報を直接的または間接的に受信すること
を含む、方法。
第2のネットワーク・エレメントから、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1の情報を直接的または間接的に受信すること
を含む、方法。
2.第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおいて、データ転送機能を含む第2のネットワーク・エレメントの1つまたは複数の機能を登録することを要求する第1の要求メッセージである、実施形態1に記載の方法。
3.第2のネットワーク・エレメントに、登録の成功を示す第2のインジケータを含む第1の応答メッセージを伝送することをさらに含む、実施形態2に記載の方法。
4.第1のネットワーク・エレメントは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)またはドメインネームサーバ(DNS)であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン機能(UPF)またはユーザプレーン用サービングゲートウェイ(SGW-U)である、実施形態3に記載の方法。
5.第1の要求メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する要求メッセージであり、第1の応答メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する応答メッセージである、実施形態4に記載の方法。
6.第1のインジケータは、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である、実施形態5に記載の方法。
7.上記属性は、好ましくは、UPFがデータ転送機能をサポートするか否かを示す「dataforwarding(データ転送)」と名付けられる、実施形態6に記載の方法。
8.第1のインジケータは、少なくとも、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「InterfaceUpfInfoItem」の属性UPInterfaceTypeにおける新たなインターフェースタイプである、実施形態7に記載の方法。
9.上記新たなインターフェースタイプは、「データ転送(data forwarding)」と名付けられる、実施形態8に記載の方法。
10.上記新たなインターフェースタイプは、2つのエンティティの間のデータ転送を可能にするトランスポートスライスを識別するネットワークインスタンスとともに提供される、実施形態9に記載の方法。
11.第3のネットワーク・エレメントから、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを受信することをさらに含む、実施形態2または3に記載の方法。
12.第3のネットワーク・エレメントに、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを伝送することであって、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す、伝送することをさらに含む、実施形態11に記載の方法。
13.第2のネットワーク・エレメントは、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つである、実施形態12に記載の方法。
14.第3のネットワーク・エレメントは、セッション管理機能(SMF)、モビリティ管理エンティティ(MME)、または制御プレーン用SGW(SGW-C)である、実施形態11に記載の方法。
15.第2の要求メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する要求メッセージであり、第2の応答メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する応答メッセージである、実施形態14に記載の方法。
16.第3のインジケータは、第2の要求メッセージに含まれる統一資源識別子(URI)クエリパラメータである、実施形態15に記載の方法。
17.第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む、実施形態1に記載の方法。
18.1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントの各々について、第2の応答メッセージは、データ転送のために、対応するネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む、実施形態12に記載の方法。
19.第5のインジケータの各々は、第1の要求メッセージまたは第2の応答メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である、実施形態17または18に記載の方法。
20.第1のメッセージは、
パケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、
PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージ
のうちの1つである、実施形態1に記載の方法。
パケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、
PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージ
のうちの1つである、実施形態1に記載の方法。
21.第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン(UP)機能である、実施形態20に記載の方法。
22.第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)である、実施形態20に記載の方法。
23.第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む、実施形態20に記載の方法。
24.第5のインジケータの各々は、第1のメッセージに含まれるIEである、実施形態23に記載の方法。
25.第1のメッセージは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す第6のインジケータをさらに含む、実施形態1から24のいずれか1つに記載の方法。
26.第6のインジケータは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す、実施形態25に記載の方法。
27.第6のインジケータは、少なくとも、トラッキングエリア情報(TAI)のリストならびに/またはNG-RAN IDおよび/もしくはeノードB IDのリストを含む、実施形態25または26に記載の方法。
28.第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバである、実施形態1に記載の方法。
29.第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおけるネームオーソリティポインタ(NAPTR)DNSレコードの追加または更新を要求する第1の要求メッセージであり、NAPTR DNSレコードは、第2のネットワーク・エレメントまたは別のネットワーク・エレメントがデータ転送機能をサポートすることを示す、実施形態28に記載の方法。
30.第3のネットワーク・エレメントから、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを受信することをさらに含む、実施形態28に記載の方法。
31.第3のネットワーク・エレメントに、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを伝送することであって、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す、伝送することをさらに含む、実施形態30に記載の方法。
32.第2のネットワーク・エレメントは、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つである、実施形態31に記載の方法。
33.第3のネットワーク・エレメントは、モビリティ管理エンティティ(MME)およびSGW-Cのうちの一方である、実施形態28に記載の方法。
34.第1のネットワーク・エレメントであって、
プロセッサと、
プロセッサによって実行されると、プロセッサに、実施形態1から33のいずれか1つに記載の方法を実施させる命令を格納するメモリと
を備える、第1のネットワーク・エレメント。
プロセッサと、
プロセッサによって実行されると、プロセッサに、実施形態1から33のいずれか1つに記載の方法を実施させる命令を格納するメモリと
を備える、第1のネットワーク・エレメント。
35.データ転送を容易にするための、第2のネットワーク・エレメントにおける方法であって、
第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージを伝送すること
を含む、方法。
第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能が第2のネットワーク・エレメントによってサポートされていることを示す第1のインジケータを含む第1のメッセージを伝送すること
を含む、方法。
36.第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおいて、データ転送機能を含む第2のネットワーク・エレメントの1つまたは複数の機能を登録することを要求する第1の要求メッセージである、実施形態35に記載の方法。
37.第1のネットワーク・エレメントから、登録の成功を示す第2のインジケータを含む第1の応答メッセージを受信することをさらに含む、実施形態36に記載の方法。
38.第1のネットワーク・エレメントは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン機能(UPF)またはユーザプレーン用サービングゲートウェイ(SGW-U)である、実施形態37に記載の方法。
39.第1の要求メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する要求メッセージであり、第1の応答メッセージは、Nnrf_NFManagementサービスに対する応答メッセージである、実施形態38に記載の方法。
40.第1のインジケータは、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である、実施形態36に記載の方法。
41.第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む、実施形態35に記載の方法。
42.第5のインジケータの各々は、第1の要求メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である、実施形態41に記載の方法。
43.第1のメッセージは、
パケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、
PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージ
のうちの1つである、実施形態35に記載の方法。
パケット転送制御プレーン(PFCP)アソシエーションセットアップ要求メッセージ、
PFCPアソシエーション更新要求メッセージ、
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ要求メッセージに応答するPFCPアソシエーションセットアップ応答メッセージ、および
以前に第1のネットワーク・エレメントから第2のネットワーク・エレメントへと伝送されているPFCPアソシエーションセットアップ更新メッセージに応答するPFCPアソシエーション更新応答メッセージ
のうちの1つである、実施形態35に記載の方法。
44.第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能であり、第2のネットワーク・エレメントは、ユーザプレーン(UP)機能である、実施形態43に記載の方法。
45.第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)である、実施形態44に記載の方法。
46.第1のメッセージは、データ転送のために第2のネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む、実施形態43に記載の方法。
47.第5のインジケータの各々は、第1のメッセージに含まれるIEである、実施形態46に記載の方法。
48.第1のメッセージは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの少なくとも1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す第6のインジケータをさらに含む、実施形態35から47のいずれか1つに記載の方法。
49.第6のインジケータは、第5のインジケータによって示されるネットワークインスタンスのうちの1つによってIPコネクティビティが有効化される目標領域を示す、実施形態48に記載の方法。
50.第6のインジケータは、トラッキングエリア情報(TAI)のリストまたはNG-RAN IDのリストを含む、実施形態48または49に記載の方法。
51.第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバである、実施形態35に記載の方法。
52.第1のメッセージは、第1のネットワーク・エレメントにおけるネームオーソリティポインタ(NAPTR)DNSレコードの追加または更新を要求する第1の要求メッセージであり、NAPTR DNSレコードは、第2のネットワーク・エレメントまたは別のネットワーク・エレメントがデータ転送機能をサポートすることを示す、実施形態51に記載の方法。
53.第2のネットワーク・エレメントであって、
プロセッサと、
プロセッサによって実行されると、プロセッサに、実施形態35から52のいずれか1つに記載の方法を実施させる命令を格納するメモリと
を備える、第2のネットワーク・エレメント。
プロセッサと、
プロセッサによって実行されると、プロセッサに、実施形態35から52のいずれか1つに記載の方法を実施させる命令を格納するメモリと
を備える、第2のネットワーク・エレメント。
54.データ転送を容易にするための、第3のネットワーク・エレメントにおける方法であって、
第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを伝送すること
を含む、方法。
第1のネットワーク・エレメントに、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントに対するクエリを示す第3のインジケータを含む第2の要求メッセージを伝送すること
を含む、方法。
55.第1のネットワーク・エレメントから、1つまたは複数の第4のインジケータのリストを含む第2の応答メッセージを受信することであって、1つまたは複数の第4のインジケータの各々は、データ転送機能を有するネットワーク・エレメントを示す、受信することをさらに含む、実施形態54に記載の方法。
56.第3のネットワーク・エレメントは、セッション管理機能(SMF)、モビリティ管理エンティティ(MME)、または制御プレーン用SGW(SGW-C)である、実施形態55に記載の方法。
57.第2の要求メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する要求メッセージであり、第2の応答メッセージは、Nnrf_NFDiscoveryサービスに対する応答メッセージである、実施形態56に記載の方法。
58.第3のインジケータは、第2の要求メッセージに含まれる統一資源識別子(URI)クエリパラメータである、実施形態57に記載の方法。
59.1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントの各々について、第2の応答メッセージは、データ転送のために、対応するネットワーク・エレメントによってサポートされる1つまたは複数のネットワークインスタンスを示す1つまたは複数の第5のインジケータを含む、実施形態55に記載の方法。
60.第5のインジケータの各々は、第2の応答メッセージに含まれるデータ型「UpfInfo」の属性である、実施形態59に記載の方法。
61.第1のネットワーク・エレメントは、制御プレーン(CP)機能である、実施形態54に記載の方法。
62.第1のインジケータは、第1のメッセージに含まれる情報エレメント(IE)である、実施形態61に記載の方法。
63.少なくとも、1つまたは複数のネットワーク・エレメントによってサポートされるネットワークインスタンスおよび/または関心UEのロケーションに基づいて、1つまたは複数の第4のインジケータによって示される1つまたは複数のネットワーク・エレメントのうちの1つを選択することをさらに含む、実施形態54に記載の方法。
64.第1のネットワーク・エレメントは、ドメインネームシステム(DNS)サーバである、実施形態54に記載の方法。
65.第3のネットワーク・エレメントであって、
プロセッサと、
プロセッサによって実行されると、プロセッサに、実施形態54から64のいずれか1つに記載の方法を実施させる命令を格納するメモリと
を備える、第3のネットワーク・エレメント。
プロセッサと、
プロセッサによって実行されると、プロセッサに、実施形態54から64のいずれか1つに記載の方法を実施させる命令を格納するメモリと
を備える、第3のネットワーク・エレメント。
66.通信システムであって、
実施形態34に記載の第1のネットワーク・エレメントと、
実施形態53に記載の第2のネットワーク・エレメントと、
実施形態65に記載の第3のネットワーク・エレメントと
を備える、通信システム。
実施形態34に記載の第1のネットワーク・エレメントと、
実施形態53に記載の第2のネットワーク・エレメントと、
実施形態65に記載の第3のネットワーク・エレメントと
を備える、通信システム。
67.命令を格納している非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、実施形態1から33、35から52、および54から64のいずれか1つに記載の方法を実施させる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
Claims (2)
- データ転送を容易にするための、ネットワークリポジトリ機能(NRF)における方法であって、
UEのソースセルとターゲットセルとの間でのデータ転送のために、データ転送機能が転送ユーザプレーン機能(UPF)によってサポートされていることを示す第1のインジケータを含むHTTP PUT要求メッセージを、前記転送UPFから直接的または間接的に受信することと、
セッション管理機能(SMF)がデータ転送機能を有するUPFを検索することを示すクエリパラメータに含まれるフィルタ基準を含むHTTP GET要求メッセージを、前記SMFから、受信することと、
当該期間中、受信された検索結果が、前記SMFによってキャッシュされ得る有効期間と、前記フィルタ基準を満たすNFプロファイルオブジェクトのアレイとを含む、HTTP「200 OK」応答メッセージを送信することと、
を含む、方法。 - ネットワークリポジトリ機能(NRF)であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、請求項1に記載の方法を実行させる命令を格納するメモリと
を備える、ネットワークリポジトリ機能(NRF)。
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