JP7492613B2

JP7492613B2 - トラフィック課金方法、ネットワーク機器及び記憶媒体

Info

Publication number: JP7492613B2
Application number: JP2022581667A
Authority: JP
Inventors: 利昌侯; 昊江; 勇夏
Original assignee: ZTE Corp
Current assignee: ZTE Corp
Priority date: 2020-06-29
Filing date: 2021-05-24
Publication date: 2024-05-29
Anticipated expiration: 2041-05-24
Also published as: EP4167609A1; US20230283492A1; WO2022001482A1; EP4167609A4; JP2023532560A; CN113938851A

Description

本願は、出願番号が２０２０１０６０５９７６．７であり、出願日が２０２０年６月２９日の中国特許出願に基づいて提出され、該中国特許出願の優先権を主張しており、該中国特許出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。

本願は、通信技術分野に関し、特にトラフィック課金方法、ネットワーク機器及び記憶媒体に関する。

５Ｇネットワークアーキティクチャは、第３世代パートナーシップ計画（３ｒｄＧｅｎｅｒａｔｉｏｎＰａｒｔｎｅｒｓｈｉｐＰｒｏｊｅｃｔ、３ＧＰＰ（登録商標））が提案したＣＵ分離（すなわち制御プレーンとユーザプレーンとの分離）の概念を導入し、進化したパケットコア（ＥｖｏｌｖｅｄＰａｃｋｅｔＣｏｒｅ、ＥＰＣ）を制御プレーンとユーザプレーンに分割する。例えば制御プレーンは、セッション管理機能（ｓｅｓｓｉｏｎｍａｎａｇｅｍｅｎｔｆｕｎｃｔｉｏｎ、ＳＭＦ）ネットワークエレメントと課金機能（ＣｈａｒｇｉｎｇＦｕｎｃｔｉｏｎ、ＣＨＦ）ネットワークエレメントなどを含み、ユーザプレーンは、ユーザプレーン機能（Ｕｓｅｒｐｌａｎｅｆｕｎｃｔｉｏｎ、ＵＰＦ）ネットワークエレメントなどを含む。現在では、課金機能ネットワークエレメントと、セッション管理機能ネットワークエレメントとユーザプレーン機能ネットワークエレメントとで構成される課金システムは、トラフィック課金を行う時にレート切り替えイベントが発生する場合、セッション管理機能ネットワークエレメントの使用量情報及び／又はセッション情報は、レート切り替えにより急増し、セッション管理機能ネットワークエレメントのシグナリング負荷の急増をもたらす可能性がある。

これに基づき、本願の実施例は、トラフィック課金方法、ネットワーク機器及び記憶媒体を提供する。

第１の態様によれば、本願の実施例は、ネットワーク機器におけるユーザプレーン機能ネットワークエレメントに用いられるトラフィック課金方法を提供し、前記方法は、セッション管理機能ネットワークエレメントとセッションを確立し、前記セッション管理機能ネットワークエレメントによって送信される、遅延報告を含む第１の報告方式フィールドと、報告閾値とを含む使用量報告ルールを受信することと、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、前記セッション管理機能ネットワークエレメントが前記使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信するように、使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することとを含む。前記使用量情報は、前記セッション管理機能ネットワークエレメントが前記使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信するために用いられる。

なお、本願の実施例は、ネットワーク機器におけるセッション管理機能ネットワークエレメントに用いられるトラフィック課金方法をさらに提供し、前記方法は、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントとセッションを確立し、遅延報告を含む第１の報告方式フィールドと、報告閾値とを含む使用量報告ルールを前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントに送信することと、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって前記報告閾値に基づいて送信される使用量情報を受信することと、前記使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信することとを含む。

第２の態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、前記コンピュータプログラムを実行して前記コンピュータプログラムを実行する時に第１の態様に記載のトラフィック課金方法を実現するためのプロセッサとを含むネットワーク機器を提供する。

第３の態様によれば、本願は、プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに第１の態様に記載のトラフィック課金方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。

５Ｇ通信ネットワークアーキティクチャの概略図である。本願の実施例における方法がネットワーク機器におけるユーザプレーン機能ネットワークエレメントに用いられるフローチャートである。本願の一実施例におけるレート切り替えイベントの発生の相互作用図である。本願の別の実施例におけるレート切り替えイベントの発生の別の相互作用図である。本願の別の実施例におけるレート切り替えイベントの発生の別の相互作用図である。本願の実施例によるネットワーク機器の構造概略的ブロック図である。

以下は、本願の実施例における添付図面を結び付けながら、本願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本明細書の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本明細書における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。

添付図面に示されるフローチャートは、単なる例示に過ぎず、全ての内容と操作／ステップを含む必要があるわけでなく、記述されている順序で実行される必要があるわけでない。例えば、ある操作／ステップは、分解、組み合わせ、あるいは部分的に統合してもよいため、実際に実行される順序は、実際の状況に応じて変更される可能性がある。

以下では、図面と組み合わせ、本願のいくつかの実施形態を詳しく説明する。衝突しない場合、下記実施例及び実施例における特徴は、相互に組み合わせてもよい。

本願の実施例によるトラフィック課金方法を論じる前に、まず図１に示される５Ｇ通信ネットワークアーキティクチャを簡単に論じる。該ネットワークアーキティクチャは、アクセス管理機能（ＡｃｃｅｓｓＭａｎａｇｅｍｅｎｔＦｕｎｃｔｉｏｎ、ＡＭＦ）ネットワークエレメント、セッション管理機能（すなわちＳＭＦ）ネットワークエレメント、課金機能（すなわちＣＨＦ）ネットワークエレメント、ユーザプレーン機能（すなわちＵＰＦ）ネットワークエレメント、アクセスネットワーク（ＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋ、ＡＮ）、データネットワーク（ＤａｔａＮｅｔｗｏｒｋ、ＤＮ）等を含む。ここで、アクセスネットワークは、無線アクセスネットワーク（ＲａｄｉｏＡＮ、ＲＡＮ）であってもよく、有線アクセスネットワークであってもよく、このようなアクセスネットワークは、（Ｒ）ＡＮと記してもよい。いくつかの実施形態では、セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金機能ネットワークエレメントにインターフェースＮ４０を介して接続され、セッション管理機能ネットワークエレメントは、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントにＮ４インターフェースを介して接続され、他の接続関係は、図１に示すように、ここで１つずつ論じない。

該ネットワークアーキティクチャは、図１における破線枠内のネットワークエレメントを含む５Ｇコアネットワークを含む。５Ｇコアネットワークは、制御プレーンとユーザプレーンに分けることができる。例えば、制御プレーンは、アクセス管理機能ネットワークエレメント、セッション管理機能ネットワークエレメントと課金機能ネットワークエレメントを含み、ユーザプレーンは、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントを含む。いくつかの実施形態では、セッション管理機能ネットワークエレメントと、課金機能ネットワークエレメントと、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントとは、ユーザ端末（ＵｓｅｒＥｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＵＥ）のインターネットをする動作に対してトラフィック課金を行うための課金システムを構成することができる。該５Ｇコアネットワークは、１つのネットワーク機器上に設置されてもよい。

いくつかの実施形態では、セッション管理機能ネットワークエレメントは、まず課金機能ネットワークエレメントとセッションを確立し、課金機能ネットワークエレメントから課金情報を取得する。これによって、セッション管理機能ネットワークエレメントは、該課金情報に基づいて使用量報告ルールを構成することができ、例えば使用量報告ルールにおける報告閾値を構成することができる。次に、セッション管理機能ネットワークエレメントは、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントとセッションを確立して該使用量報告ルールをユーザプレーン機能ネットワークエレメントに送信し、ここで、報告閾値は、トラフィック閾値又は時間閾値を含む。これに基づき、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、公衆データネットワーク（ＰｕｂｌｉｃＤａｔａＮｅｔｗｏｒｋ、ＰＤＮ）への転送などのメッセージ転送をすることができ、メッセージを転送する過程においてユーザ端末の使用量情報を統計することができる。この後、報告閾値に達した場合、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、現在の使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信し、セッション管理機能ネットワークエレメントは、該使用量情報に基づいて呼詳細レコードを生成して該呼詳細レコードを課金機能ネットワークエレメントに送信し、課金機能ネットワークエレメントによって課金される。なお、１つのセッション管理機能ネットワークエレメントは、複数のユーザ端末に対してトラフィック課金を行うように、複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントに同時に接続されることができる。例えば、図１におけるセッション管理機能ネットワークエレメントは、３つのユーザプレーン機能ネットワークエレメントに接続される。

本分野のいくつかの状況において、セッション管理機能ネットワークエレメントが複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントに接続されてトラフィック課金をそれぞれ行う状況で、同一の時点で複数のレート切り替えイベントが発生する場合、このとき、複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントがセッション管理機能ネットワークエレメントにレート切り替え前の使用量情報を同時に送信するようにすることにより、セッション管理機能ネットワークエレメントの使用量情報を急増させる可能性がある。また、レート切り替えイベントが発生する場合、複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントが新たな使用量統計ルールに基づいて使用量統計を行うことができるようにするために、セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金機能ネットワークエレメントとセッションを複数回更新する必要があり、それによりセッション管理機能ネットワークエレメントのセッション情報を急増させる。そのため、前記状況でセッション管理機能ネットワークエレメントのシグナリング負荷を急増させる可能性がある。

これに基づき、本願の実施例によるトラフィック課金方法は、ネットワーク機器におけるユーザプレーン機能ネットワークエレメントに用いることができる。図２に示すように、該方法は、ステップＳ１１０とＳ１２０を含むが、それらに限らない。

ステップＳ１１０：セッション管理機能ネットワークエレメントとセッションを確立してセッション管理機能ネットワークエレメントによって送信される、遅延報告を含む第１の報告方式フィールドと、報告閾値とを含む使用量報告ルールを受信する。

ステップＳ１２０：ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、セッション管理機能ネットワークエレメントが使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信するように、使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信する。

いくつかの実施形態では、トラフィック課金を実現するために、セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金報告方式と報告閾値とを含む課金情報を課金機能ネットワークエレメントから取得するように、まず課金機能ネットワークエレメントとセッションを確立する。ここで、報告閾値は、トラフィック閾値及び／又は時間閾値を含み、課金報告方式は、即時報告又は遅延報告を含む。該課金報告方式が即時報告を含む場合、後続のプロセスにおいてレート切り替えイベントが発生すれば、セッション管理機能ネットワークエレメントは、呼詳細レコードを即時に報告する必要がある。該課金報告方式が遅延報告を含む場合、後続のプロセスにおいてレート切り替えイベントが発生すれば、セッション管理機能ネットワークエレメントは、呼詳細レコードを即時に報告する必要がない。

セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金機能ネットワークエレメントとセッションを確立した後、セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金情報に基づいて使用量報告ルールを構成し、例えば使用量報告ルールにおける報告閾値を構成する。なお、ユーザ報告ルールにおいて第１の報告方式フィールドを設定してもよい。課金報告方式が遅延報告である場合、第１の報告方式フィールドを遅延報告として設定してもよい。課金報告方式が即時報告である場合、第１の報告方式フィールドを即時報告として設定してもよい。次に、セッション管理機能ネットワークエレメントは、ユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントとセッションを確立して使用量報告ルールをユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントに送信する。このように、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、公衆データネットワークへの転送などのメッセージ転送をすることができる。

いくつかの実施形態では、レート切り替えイベントは、時間の変化、サービス品質の変化、データネットワークの変化又は事業者の変化などにより発生してもよい。セッション管理機能ネットワークエレメントが複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントに接続されてトラフィック課金をそれぞれ行う場合、同一の時点で複数のレート切り替えイベントが発生する場合、第１の報告方式フィールドに基づいてセッション管理機能ネットワークエレメントの使用量情報又はセッション情報を急増させることないため、セッション管理機能ネットワークエレメントのシグナリング負荷を急増させることない。

いくつかの実施形態では、セッション機能ネットワークエレメントが呼詳細レコードを課金機能ネットワークエレメントに送信する時、今回のトラフィック課金が終了する。次回のトラフィック課金を行う必要があれば本願における実施例を再度応用してもよい。

いくつかの実施例では、使用量報告ルールは、レート切り替え時点を含む。これに基づき、該方法におけるステップＳ１２０は、ステップＳ１２１とＳ１２２を含んでもよいが、それらに限らない。

Ｓ１２１：ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、現在時刻がレート切り替え時点に達したことが検出された場合、レート切り替え前の使用量情報を生成し、第１の報告方式フィールドに基づいてレート切り替え前の使用量情報をキャッシュし、報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、レート切り替え後の使用量情報を生成する。

Ｓ１２２：レート切り替え前の使用量情報とレート切り替え後の使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信する。

いくつかの実施形態では、今回のトラフィック課金において時間の変化によりレート切り替えイベントが発生する可能性がある場合、今回のトラフィック課金において使用量報告ルールは、レート切り替え時点を含んでもよい。また、このようなレート切り替えイベントは、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって検出されることができ、このようなレート切り替えイベントが発生すれば、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、使用量情報を主動的に報告することができる。

いくつかの実施形態では、図３を参照すると、セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金機能ネットワークエレメント、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントと順次セッションを確立した後、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、公衆データネットワークへの転送などのメッセージ転送を開始することができる。ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、現在時刻がレート切り替え時点に達したことが検出された場合、例えば当時時刻が２３：００に達した場合、レート切り替え前の使用量情報を生成する。第１の報告方式フィールドが遅延報告であるため、レート切り替え前の使用量情報をキャッシュし、すなわち、セッション管理機能ネットワークエレメントへのレート切り替え前の使用量情報の送信を遅延する。次に、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、報告閾値に達したまで、メッセージを転送し続ける。例えは、時間閾値に達した場合、このとき、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、レート切り替え後の使用量情報を生成する。このように、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、キャッシュされたレート切り替え前の使用量情報及びレート切り替え後の使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信することができる。セッション管理機能ネットワークエレメントは、レート切り替え前後の使用量情報に基づいて呼詳細レコードを生成し、該呼詳細レコードを課金機能ネットワークエレメントに送信し、今回の課金を終了することができる。次回のトラフィック課金を行う必要があれば本願における実施例を再度応用してもよい。

セッション管理機能ネットワークエレメントが複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントに接続されてトラフィック課金をそれぞれ行う場合、同一の時点で複数の前記レート切り替えイベントが発生する場合、このとき、複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、いずれもまずレート切り替え前の使用量情報をキャッシュすることができる。即ち、レート切り替え前の使用量情報の送信を遅延することができる。そのため、この時点でセッション管理機能ネットワークエレメントは、大量の使用量情報を受信しないことにより、セッション管理機能ネットワークエレメントの使用量情報を急増させることない。すなわち、セッション管理機能ネットワークエレメントのシグナリング負荷を急増させることない。

いくつかの実施例では、使用量報告ルールは、サービス品質変化標識を含む。これに基づき、該方法におけるステップＳ１２０は、ステップＳ１２３とＳ１２４を含んでもよいが、それらに限らない。

ステップＳ１２３：ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、サービス品質の変化が検出された場合、レート切り替え前の使用量情報を生成し、第１の報告方式フィールドに基づいてレート切り替え前の使用量情報をキャッシュし、報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、レート切り替え後の使用量情報を生成する。

ステップＳ１２４：レート切り替え前の使用量情報とレート切り替え後の使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信する。

いくつかの実施例では、ステップＳ１２３は、サービス品質の変化が検出された後、以下の内容をさらに含むが、それらに限らない。

セッション管理機能ネットワークエレメントによって送信されるサービス品質実行ルールを受信し、サービス品質実行ルールに基づき、現在のサービス品質パラメータを更新する。

いくつかの実施形態では、今回のトラフィック課金においてサービス品質の変化によりレート切り替えイベントが発生する可能性がある。今回のトラフィック課金において使用量報告ルールにサービス品質変化標識を付帯してもよく、使用量報告ルールに１つのフィールドを設定して該フィールドをサービス品質変化標識として設定してもよい。また、このようなレート切り替えイベントは、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって検出されることができるため、このようなレート切り替えイベントが発生すれば、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、該サービス品質変化標識に基づいて使用量情報を主動的に報告することができる。

いくつかの実施形態では、図４を参照すると、セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金機能ネットワークエレメント、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントと順次セッションを確立した後、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、公衆データネットワークへの転送などのメッセージ転送を開始することができる。ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、サービス品質の変化が検出された場合、レート切り替え前の使用量情報を生成する。第１の報告方式フィールドが遅延報告であるため、レート切り替え前の使用量情報をキャッシュし、すなわちセッション管理機能ネットワークエレメントへのレート切り替え前の使用量情報の送信を遅延する。次に、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、報告閾値に達したまで、メッセージを転送し続ける。例えは、時間閾値に達した場合、このとき、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、レート切り替え後の使用量情報を生成する。なお、サービス品質の変化が検出された場合、セッション管理機能ネットワークエレメントは、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントとセッションを更新して更新サービス品質実行ルールを送信することができる。それによって、ユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントは、該サービス品質実行ルールに基づき、現在のサービス品質パラメータを更新し、端末ユーザに相応なサービスを提供することができる。このように、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、サービス品質変化標識に基づき、キャッシュされたレート切り替え前の使用量情報及びレート切り替え後の使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信することができる。セッション管理機能ネットワークエレメントは、レート切り替え前後の使用量情報に基づいて呼詳細レコードを生成し、該呼詳細レコードを課金機能ネットワークエレメントに送信し、今回の課金を終了することができる。次回のトラフィック課金を行う必要があれば本願における実施例を再度応用してもよい。

セッション管理機能ネットワークエレメントが複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントに接続されてトラフィック課金をそれぞれ行う場合、同一の時点で複数の前記レート切り替えイベントが発生する場合、このとき、複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、いずれもまずレート切り替え前の使用量情報をキャッシュすることができる。即ち、レート切り替え前の使用量情報の送信を遅延することができる。、そのため、この時点でセッション管理機能ネットワークエレメントは、大量の使用量情報を受信しないことにより、セッション管理機能ネットワークエレメントの使用量情報を急増させることない。すなわち、セッション管理機能ネットワークエレメントのシグナリング負荷を急増させることない。

いくつかの実施例では、レート切り替えイベントが、セッション管理機能ネットワークエレメントによってデータネットワークの変化又は事業者の変化が検出された時にトリガされる場合、該方法におけるステップ１２０は、ステップＳ１２５～Ｓ１２７を含んでもよいが、それらに限らない。

ステップＳ１２５：ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、セッション管理機能ネットワークエレメントによって送信される、遅延報告を含む第２の報告方式フィールドを含むクエリ使用量報告ルールを受信する。

ステップＳ１２６：セッション管理機能ネットワークエレメントとのセッションを更新し、セッション管理機能ネットワークエレメントがレート切り替え前の使用量情報をキャッシュするように、レート切り替え前の使用量情報を生成してレート切り替え前の使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信する。

ステップＳ１２７：報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、レート切り替え後の使用量情報を生成してレート切り替え後の使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信する。

いくつかの実施形態では、今回のトラフィック課金においてデータネットワークの変化又は事業者の変化によりレート切り替えイベントが発生する可能性がある。このようなレート切り替えイベントは、セッション管理機能ネットワークエレメントによって検出されることができる。

いくつかの実施形態では、図５に示すように、セッション管理機能ネットワークエレメントは、課金機能ネットワークエレメント、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントと順次セッションを確立した後、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、公衆データネットワークへの転送などのメッセージ転送を開始することができる。ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時、セッション管理機能ネットワークエレメントによってデータネットワーク又は事業者の変化が検出された場合、セッション管理機能ネットワークエレメントは、ユーザ管理機能ネットワークエレメントとのセッションを更新し、遅延報告である第２の報告方式フィールドが設定されるクエリ使用量報告ルールを送信する。このように、セッションを更新した後にユーザプレーン機能ネットワークエレメントにおける使用量報告ルールにおける報告方式フィールドが変更しない。セッションを更新した後、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、レート切り替え前の使用量情報を生成してセッション管理機能ネットワークエレメントに送信するが、セッション管理機能ネットワークエレメントは、該レート切り替え前の使用量情報をキャッシュする。次に、第２の報告方式フィールドが遅延報告であるため、ユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントは、報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、レート切り替え後の使用量情報を生成してセッション管理機能ネットワークエレメントに送信することができる。なお、報告方式フィールドが存在しない場合、セッション管理機能ネットワークエレメントは、新たな報告閾値を取得して使用量報告ルールを構成するように、課金機能ネットワークエレメントとのセッションを更新又は再構築し、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントが使用量情報の統計を再開することができるように、該使用量報告ルールをユーザプレーン機能ネットワークエレメントに送信する必要がある。セッション管理機能ネットワークエレメントは、レート切り替え後の使用量情報を受信した時、キャッシュされたレート切り替え前の使用量情報とレート切り替え後の使用量情報に基づいて呼詳細レコードを生成して課金機能ネットワークエレメントに送信し、今回の課金を終了することができる。次回のトラフィック課金を行う必要があれば本願における実施例を再度応用してもよい。

セッション管理機能ネットワークエレメントが複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントに接続されてトラフィック課金をそれぞれ行う場合、同一の時点で複数の前記レート切り替えイベントが発生する場合、このとき、複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、セッション管理機能ネットワークエレメントにレート切り替え前の使用量情報を送信するが、セッション管理機能ネットワークエレメントは、これらのレート切り替え前の使用量情報をキャッシュする。このとき、これらのユーザプレーン機能ネットワークエレメントにおいて現在の報告方式フィールドは、遅延報告のままであるため、これらのユーザプレーン機能ネットワークエレメントは、セッション管理機能ネットワークエレメントと課金機能ネットワークエレメントとのセッションを更新する必要がなく、現在の報告閾値内にメッセージを転送し続けることができる。このため、セッション管理機能ネットワークエレメントのセッション情報を急増させることなく、すなわち、セッション管理機能ネットワークエレメントのシグナリング負荷を急増させることない。

本願の実施例では、ネットワーク機器におけるセッション管理機能ネットワークエレメントに用いられるトラフィック課金方法をさらに提供し、該方法は、ステップＳ２１０～Ｓ２３０を含むが、それらに限らない。

ステップＳ２１０：ユーザプレーン機能ネットワークエレメントとセッションを確立し、遅延報告を含む第１の報告方式フィールドと、報告閾値とを含む使用量報告ルールをユーザプレーン機能ネットワークエレメントに送信する。

ステップＳ２２０：ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって前記報告閾値に基づいて送信される使用量情報を受信する。

ステップＳ２３０：使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信する。

いくつかの実施例では、該方法におけるステップＳ２２０は、ステップＳ２２１とＳ２２２を含むが、それらに限らない。

ステップＳ２２１：ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、データネットワーク又は事業者の変化が検出された場合、ユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントによって送信されるレート切り替え前の使用量情報を受信してキャッシュするように、遅延報告を含む第２の報告方式フィールドを含むクエリ使用量報告ルールをユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントに送信してユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントとのセッションを更新する。

ステップＳ２２２：ユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントによって送信される、前記ユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントがメッセージを転送し続けて報告閾値に達する時に生成されるレート切り替え後の使用量情報を受信し続ける。

いくつかの実施例では、使用量報告ルールは、レート切り替え時点又はサービス品質変化標識を含む。レート切り替えイベントは、ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって現在時刻がレート切り替え時点に達したことが検出された時に発生するか、又はユーザプレーン機能ネットワークエレメントによってサービス品質の変化が検出された時にトリガされる。これに基づき、該方法におけるステップＳ２２０は、以下の内容を含むが、それに限らない。
ユーザプレーン管理機能ネットワークエレメントによって送信されるレート切り替え前の使用量情報及びレート切り替え後の使用量情報を同時に受信する。

なお、本願の実施例におけるセッション管理機能ネットワークエレメントのための方法は、具体的な実施形態が上記内容で論じたが、ここでこれ以上説明しない。

本願の実施例では、図６に示すように、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、コンピュータプログラムを実行してコンピュータプログラムを実行する時に本願の実施例によるいずれか一項のトラフィック課金方法を実現するためのプロセッサとを含むネットワーク機器をさらに提供する。

なお、プロセッサは、中央処理ユニット（ＣｅｎｔｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ、ＣＰＵ）であってもよい。該プロセッサは、他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ（ＤｉｇｉｔａｌＳｉｇｎａｌＰｒｏｃｅｓｓｏｒ、ＤＳＰ）、専用集積回路（ＡｐｐｌｉｃａｔｉｏｎＳｐｅｃｉｆｉｃＩｎｔｅｇｒａｔｅｄＣｉｒｃｕｉｔ、ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Ｆｉｅｌｄ－ＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＧａｔｅＡｒｒａｙ、ＦＰＧＡ）又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。ここで、汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は、該プロセッサは、任意の通常のプロセッサなどであってもよい。

本願の実施例では、プロセッサによって実行される時、プロセッサに本願の実施例によるいずれか一項のトラフィック課金方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。

本願の実施例はトラフィック課金方法、ネットワーク機器及び記憶媒体を提供し、該方法は、ユーザ管理機能ネットワークエレメントがセッション管理機能ネットワークエレメントとセッションを確立し、遅延報告を含む第１の報告方式フィールドと、報告閾値とを含む使用量報告ルールを受信することと、ユーザ管理機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時にレート切り替えイベントが発生する場合、報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、セッション管理機能ネットワークエレメントが使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信するように、使用量情報をセッション管理機能ネットワークエレメントに送信することとを含む。セッション管理機能ネットワークエレメントが複数のユーザプレーン機能ネットワークエレメントに接続されてトラフィック課金をそれぞれ行う場合、レート切り替えイベントが発生する場合、第１の報告方式フィールドに基づいてセッション管理機能ネットワークエレメントの使用量情報又はセッション情報を急増させることないため、セッション管理機能ネットワークエレメントのシグナリング負荷を急増させることない。

当業者であれば理解できるように、上記で開示された方法におけるステップ、システム、装置における機能モジュール／ユニットの全部又は一部は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア及びそれらの適切な組み合わせとして実施されてもよい。ハードウェアの実施形態では、上記の説明に言及された機能モジュール／ユニット間の区分は、必ずしも物理的なアセンブリの区分に対応するものではない。例えば、１つの物理的なアセンブリは、複数の機能を有してもよく、又は１つの機能もしくはステップは、複数の物理的なアセンブリによって協働して実行されてもよい。いくつかの物理的アセンブリの一部又はすべては、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサなどのプロセッサによって実行されるソフトウェアとして、又はハードウェアとして、又は特定の用途向け集積回路などの集積回路として実施してもよい。このようなソフトウェアは、コンピュータ可読記憶媒体（又は非一時的媒体）と通信媒体（又は一時的媒体）を含んでもよいコンピュータ可読記憶媒体上に分布してもよい。

当業者に周知のように、コンピュータ可読記憶媒体という用語は、情報（例えばコンピュータ可読指令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータ）を記憶するための任意の方法又は技術において実施される揮発性と不揮発性、リムーバブルとリムーバブルでない媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、ＣＤ－ＲＯＭ、デジタル多機能ディスク（ＤＶＤ）もしくは他のディスク記憶、カートリッジ、磁気テープ、ディスク記憶もしくは他の磁気記憶装置、又は所望の情報を記憶するために用いることができるとともに、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体を含むが、それらに限らない。なお、当業者には周知のように、通信媒体は、通常、コンピュータ可読指令、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波や他の伝送メカニズムのような変調データ信号における他のデータを含み、任意の情報配信媒体を含んでもよい。

いくつかの実施例では、コンピュータ可読記憶媒体は、前記実施例に記載のネットワーク機器の内部記憶ユニット、例えば、該ネットワーク機器のハードディスク又はメモリであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、該ネットワーク機器の外部記憶機器、例えば、該ネットワーク機器上に配備されるプラグインハードディスク、スマートメモリカード（ＳｍａｒｔＭｅｄｉａＣａｒｄ、ＳＭＣ）（登録商標）、セキュアデジタル（ＳｅｃｕｒｅＤｉｇｉｔａｌ、ＳＤ）カード、フラッシュメモリカード（ＦｌａｓｈＣａｒｄ）等であってもよい。

以上に記述されているのは、本願の具体的な実施の形態に過ぎず、本願の保護範囲は、それに限らない。いかなる当業者が、本願に掲示される技術的範囲内に、様々な等価な修正又は置き換えを容易に想到でき、これらの修正又は置き換えは、いずれも、本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲を基準とすべきである。

Claims

ネットワーク機器におけるユーザプレーン機能ネットワークエレメントに用いられるトラフィック課金方法であって、前記方法は、
セッション管理機能ネットワークエレメントとセッションを確立し、前記セッション管理機能ネットワークエレメントによって送信される、遅延報告を含む第１の報告方式フィールドと、報告閾値とを含む使用量報告ルールを受信することと、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することであって、前記使用量情報は、前記セッション管理機能ネットワークエレメントが前記使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信するために用いられることとを含む、トラフィック課金方法。
前記使用量報告ルールは、レート切り替え時点を含み、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することは、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、現在時刻が前記レート切り替え時点に達したことが検出された場合、レート切り替え前の使用量情報を生成し、前記第１の報告方式フィールドに基づいてレート切り替え前の使用量情報をキャッシュすることと、
前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、レート切り替え後の使用量情報を生成することと、
レート切り替え前の使用量情報とレート切り替え後の使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することとを含む、請求項１に記載の方法。
前記使用量報告ルールは、サービス品質変化標識を含み、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することは、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、サービス品質の変化が検出された場合、レート切り替え前の使用量情報を生成し、前記第１の報告方式フィールドに基づいてレート切り替え前の使用量情報をキャッシュすることと、
前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、レート切り替え後の使用量情報を生成することと、
レート切り替え前の使用量情報とレート切り替え後の使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することとを含む、請求項１に記載の方法。
サービス品質の変化が検出された後、
前記セッション管理機能ネットワークエレメントによって送信されるサービス品質実行ルールを受信することと、
前記サービス品質実行ルールに基づき、現在のサービス品質パラメータを更新することとをさらに含む、請求項３に記載の方法。
前記レート切り替えイベントが、前記セッション管理機能ネットワークエレメントによってデータネットワークの変化又は事業者の変化が検出された時にトリガされる場合、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することは、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記セッション管理機能ネットワークエレメントによって送信される、遅延報告を含む第２の報告方式フィールドを含むクエリ使用量報告ルールを受信することと、
前記セッション管理機能ネットワークエレメントとのセッションを更新し、レート切り替え前の使用量情報を生成して前記レート切り替え前の使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することであって、前記レート切り替え前の使用量情報は、前記セッション管理機能ネットワークエレメントによってキャッシュされることと、
前記報告閾値に達するまでメッセージを転送し続け、レート切り替え後の使用量情報を生成してレート切り替え後の使用量情報を前記セッション管理機能ネットワークエレメントに送信することとを含む、請求項１に記載の方法。
ネットワーク機器におけるセッション管理機能ネットワークエレメントに用いられるトラフィック課金方法であって、前記方法は、
ユーザプレーン機能ネットワークエレメントとセッションを確立し、遅延報告を含む第１の報告方式フィールドと、報告閾値とを含む使用量報告ルールを前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントに送信することと、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって前記報告閾値に基づいて送信される使用量情報を受信することと、
前記使用量情報に基づいて課金機能ネットワークエレメントに呼詳細レコードを送信することとを含む、トラフィック課金方法。
前述した、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、レート切り替えイベントが発生する場合、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって前記報告閾値に基づいて送信される使用量情報を受信することは、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送する時に、データネットワーク又は事業者の変化が検出された場合、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって送信されるレート切り替え前の使用量情報を受信してキャッシュするように、遅延報告を含む第２の報告方式フィールドを含むクエリ使用量報告ルールを前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントに送信して前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントとのセッションを更新することと、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって送信される、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントがメッセージを転送し続けて前記報告閾値に達する時に生成されるレート切り替え後の使用量情報を受信し続けることとを含む、請求項６に記載の方法。
前記使用量報告ルールは、レート切り替え時点又はサービス品質変化標識を含み、前記レート切り替えイベントは、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって現在時刻が前記レート切り替え時点に達したことが検出された時に発生するか、又は前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによってサービス品質の変化が検出された時にトリガされ、
前述した、前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって前記報告閾値に基づいて送信される使用量情報を受信することは、
前記ユーザプレーン機能ネットワークエレメントによって送信されるレート切り替え前の使用量情報及びレート切り替え後の使用量情報を同時に受信することを含む、請求項６に記載の方法。
コンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行して前記コンピュータプログラムを実行する時に請求項１～５のいずれか一項に記載のトラフィック課金方法を実現するか、又は請求項６～８のいずれか一項に記載のトラフィック課金方法を実現するためのプロセッサとを含む、ネットワーク機器。
プロセッサによって実行される時、前記プロセッサに請求項１～５のいずれか一項に記載のトラフィック課金方法を実現させるか、又は請求項６～８のいずれか一項に記載のトラフィック課金方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶される、コンピュータ可読記憶媒体。