JP7491099B2

JP7491099B2 - 画像販売システム

Info

Publication number: JP7491099B2
Application number: JP2020117244A
Authority: JP
Inventors: 美由起菅沼; 大輔宮本
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 2020-07-07
Filing date: 2020-07-07
Publication date: 2024-05-28
Anticipated expiration: 2040-07-07
Also published as: JP2022014727A

Description

本発明は、画像販売システムに関する。

マラソンやスポーツ大会、学校行事等のイベントでプロカメラマンが撮影した写真を販売するサービスが知られている。プロカメラマンが撮影した画像データは、ネットワークを介して写真販売システムにアップロードされる。顧客は、アップロードされた画像を写真販売サイトで閲覧し、好みの画像を選択して購入することができる。購入した画像は、データがダウンロード可能となったり、印刷物が顧客へ配送されたりする。

顧客は、写真販売サイトに掲載されている大量の販売画像の中から、自分自身や家族等が写っている画像を探し出す必要があり、注文に手間がかかっていた。

大量の販売画像の中から所望の画像を抽出する手法の１つとして、顔検索機能が知られている。例えば、写真販売システムは、アップロードされた販売画像に写っている人物の顔を抽出し、抽出した顔画像を用いて販売画像をグルーピングする。システム管理者は、グルーピングに使用された顔画像に、氏名等の情報をタグ付けし、写真販売サイトに掲載する。写真販売サイトには、イベントに参加したユーザの顔画像が氏名等と共にサムネイル表示される。

ユーザが、写真販売サイトにサムネイル表示されている顔画像から、自分の顔画像を選択すると、販売画像の中から、自分の顔を含む画像（グルーピングされた画像）が検索される。これにより、ユーザは、自分が写っている画像を容易に見つけ出すことができる。

上述したように、写真販売サイトには、顔検索用に各参加者の顔画像がサムネイル表示される。この顔画像は、販売画像の中から抽出されたものであり、ユーザが気に入らない表情の場合もある。写真販売サイトは、イベント参加者やその家族など、多数の人に閲覧されるため、顔検索用の顔画像の表示中止や、表示する顔画像の変更を望むユーザが多かった。

特許第５０３７６２７号公報特表２０１１－５１６９６６号公報

本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、顔検索用に写真販売サイトにサムネイル表示される顔画像を変更又は削除可能な画像販売システムを提供することを課題とする。

本発明による画像販売システムは、複数の販売画像を記憶する記憶部と、前記複数の販売画像を前記販売画像に写っている人物の顔画像を用いて人物毎にグループ化した各グループに対応する前記顔画像に対し、人物情報を付与する人物情報付与部と、前記人物情報が付与された顔画像、及び前記販売画像を表示する閲覧ページを生成する閲覧ページ生成部と、ユーザ端末から前記閲覧ページを介して前記顔画像の選択を受け付けると、選択された顔画像に対応するグループの販売画像を抽出する検索部と、前記ユーザ端末から、前記検索部が抽出した販売画像の購入選択を受け付け、決済処理を行う販売処理部と、前記ユーザ端末から、前記閲覧ページに表示される前記顔画像の削除の要求を受け付け、前記閲覧ページから前記顔画像を削除する顔画像削除部と、を備えるものである。

本発明によれば、顔検索用に写真販売サイトにサムネイル表示される顔画像を変更又は削除できる。

本発明の実施形態に係る画像販売システムの概略図である。同実施形態に係るサーバの概略構成図である。画像処理プログラムを実行することで実現される機能ブロック図である。画像販売方法を説明するフローチャートである。販売画像の登録処理を説明する図である。販売画面の例を示す図である。販売画面の例を示す図である。顔画像選択画面の例を示す図である。本人確認画面の例を示す図である。顔画像変更画面の例を示す図である。顔画像変更後の販売画面の例を示す図である。顔画像削除後の販売画面の例を示す図である。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

図１は、本発明の実施形態に係る画像販売システムの概略図である。画像販売システムは、画像販売用のウェブサイトを提供する画像管理装置としてのサーバ１、画像の登録等に管理者が使用する管理者端末２などを有する。販売する画像は、例えば、カメラマンが、スポーツ大会や学校行事等のイベントを撮影した画像である。画像を購入するユーザは、イベントに参加した本人や参加者の親などである。

ユーザは、スマートフォンやＰＣ等のユーザ端末４を用いて画像販売サイトにアクセスし、購入したい画像を選択する。画像販売サイトでは、販売画像に写っている人物（イベント参加者）の顔画像が、人物情報と共にサムネイル表示されている。人物情報は、例えば氏名、背番号、所属チーム等である。ユーザがサムネイル表示されている顔画像のいずれかを選択すると、顔検索により、この顔画像の人物が写っている販売画像を絞り込むことができる。ユーザは、検索結果の中から、購入する画像を選択する。

ユーザが、購入する画像を選択し、決済処理を行うと、画像データをダウンロードしたり、プリント物の注文を行ったりすることができる。サーバ１は、プリント物の注文を受け付けると、購入された画像のデータを工場５へ送信する。工場５で製造されたプリント物６はユーザの元へ配送される。プリント物６は、例えば、Ｌサイズや２Ｌサイズの写真、Ａ４サイズのポスター、ユーザ自身で画像を選択したフォトブック等である。

また、ユーザは、画像販売サイトにサムネイル表示されている顔検索用の顔画像が気に入らない場合、顔画像を変更又は削除することができる。ユーザが、お問合せフォームからサムネイル表示されている画像の変更又は削除のメニューを選択し、変更又は削除したい自分の顔画像を選択すると、本人確認が行われる。本人確認では、イベント参加の際に登録したＥメールアドレス、電話番号、生年月日等の個人情報を入力する。

個人情報が一致すると、顔画像の変更、削除が可能になる。顔画像の変更を行う場合、画像販売システムは、変更対象の顔画像の人物が写っている１又は複数の販売画像から顔画像を抽出し、顔画像候補として表示する。ユーザは、顔画像候補から、気に入った表情の顔画像を選択する。選択された顔画像が、顔検索用の新たな顔画像として、画像販売サイトにサムネイル表示される。

顔画像の削除を行うと、画像販売サイトの顔検索用の顔画像から、このユーザの顔画像が削除される。顔検索用にサムネイル表示されている顔画像が削除されるのみであり、このユーザが写っている販売画像は、引き続き、閲覧、購入可能となっている。

図２に示すように、サーバ１は、ＣＰＵ１０（中央演算処理装置）、記憶部１１、及び通信部１２等を有するコンピュータである。通信部１２は、管理者端末２やユーザ端末４との通信処理を行い、データの送受信を行う。通信部１２は、管理者端末２から販売する画像のデータを受信し、記憶部１１に格納する。

通信部１２は、画像販売サイトのページ情報をユーザ端末４へ送信する。また、通信部１２は、ユーザ端末４から購入画像の選択を受け付けたり、決済情報を受信したりする。

記憶部１１は、フラッシュメモリ、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ－ｏｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）、ＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）、ハードディスク等の組み合わせであり、販売画像の画像データ、画像処理プログラム、顔検索用の顔画像、参加者情報、ログイン情報等を記憶する。

参加者情報は、イベント参加者の個人情報であり、氏名、生年月日、Ｅメールアドレス、電話番号、住所等の個人情報である。個人情報を記載した参加用紙又はウェブ上の入力フォームでの提出を受け付け、管理者が個人情報を登録・管理する。また、参加者は、参加用紙に自身の顔写真を貼付して提出する。この顔写真は、後述するように、顔検索用の顔画像に個人情報を付与（タグ付け）する際に使用される。

ログイン情報は、画像販売サイトにログインするためのパスワード等の情報である。例えば、ログイン情報を記載した用紙が、イベント当日に参加者に配布される。そのため、イベント参加者のみが、画像販売サイトにログインできる。

ＣＰＵ１０が画像処理プログラムを実行することで、図３に示すように、画像受信部１０２、グルーピング処理部１０４、人物情報付与部１０６、認証処理部１０８、閲覧ページ生成部１１０、検索部１１２、顔画像変更部１１４、顔画像削除部１１６及び販売処理部１１８の機能が実現される。各部の処理は後述する。

次に、この画像販売システムを用いた画像販売方法を図４に示すフローチャートに沿って説明する。

管理者が管理者端末２を用いて、イベントで撮影された画像（販売画像）をサーバ１にアップロードする（ステップＳ１）。画像受信部１０２が、管理者端末２から販売画像を受信し、記憶部１１に格納する。

グルーピング処理部１０２が、アップロードされた販売画像の画像解析を行い、各販売画像から顔画像を抽出し、人物毎にグループ化する（ステップＳ２）。図５に示す例では、人物Ｊが写っている販売画像をグループ化している。画像解析、グループ化の処理は公知の手法を用いることができる。

グループ化した販売画像から、この人物の代表顔画像を選択し、人物情報付与部１０６が代表顔画像に人物情報を付与する（ステップＳ３）。代表顔画像は、グループ化された販売画像から抽出された同一人物の顔画像の中から選択されたものである。代表顔画像の選択は、サーバ１が行ってもよいし、管理者が管理者端末２を操作して行ってもよい。管理者が、イベント参加者から提出された参加用紙に貼付された顔写真と、代表顔画像とを見比べながら、管理者端末２を操作して人物情報を入力する。人物情報付与部１０６は、管理者端末２から入力された人物情報を代表顔画像に付与する。図５に示す例では、代表顔画像に、人物情報として、氏名、背番号、所属チーム名が付与されている。また、グルーピング処理部１０２又は人物情報付与部１０６は、グループ化した販売画像、代表顔画像、及びこの人物の個人情報を紐付けて記憶部１１に登録する。

ユーザがユーザ端末４を用いて画像販売サイトにアクセスすると、パスワード等のログイン情報の入力が求められる。ユーザが、イベント会場で配布された用紙に記載されたログイン情報を入力すると、認証処理部１０８が、記憶部１１に格納されているログイン情報を参照し、ログイン処理を行う（ステップＳ４）。

ログイン後、閲覧ページ生成部１１０が、販売画面を生成し、ユーザ端末４へ送信する。例えば、図６に示すように、販売画像の一覧と共に、顔検索用の顔画像Ｇがサムネイル表示される。顔画像Ｇは、上述の代表顔画像である。顔画像Ｇと共に、付与されている人物情報が表示される。

ユーザは、販売画面に表示されている顔画像Ｇに問題がない場合（ステップＳ５＿Ｙｅｓ）、画像購入処理に進む。ユーザが、自分の顔画像Ｇを選択すると、検索部１１２が、選択された顔画像Ｇの人物が写っている販売画像を検索・抽出する（ステップＳ６）。例えば、選択された顔画像Ｇを代表顔画像とする、ステップＳ２でグループ化された販売画像が抽出される。閲覧ページ生成部１１０が、抽出された販売画像の一覧画面を含む閲覧ページを生成し、ユーザ端末４へ送信する。これにより、図７に示すような、顔検索の検索結果がユーザ端末４に表示される。

ユーザは、ユーザ端末４で検索結果を閲覧し、検索結果の中から購入したい画像を選択し、ボタンＢ１を押す（ステップＳ７）。ボタンＢ１を押すとカートに商品が追加されるようになっている。カート画面で、画像の購入形態が選択できる。画像の購入形態としては、データ（ダウンロード用データ）、写真、ポスターがある。写真やポスターを選択した場合は、購入数も入力する。

購入画像の選択後、ユーザが決済ボタンＢ２を押すと、サーバ１の販売処理部１１８が決済処理を行う（ステップＳ８）。決済処理後、サーバ１は、購入された画像データをダウンロード可能にしたり、プリント注文内容を工場５へ転送したりする。

図６に示す販売画面に表示されている顔画像Ｇが気に入らず、変更又は削除したい場合（ステップＳ５＿Ｎｏ）、ユーザはボタンＢ３を押す。ボタンＢ３を押すと、図８に示すような、変更又は削除したい顔画像を選択する選択画面が表示される。ユーザが、自身の顔画像Ｇを選択すると、図９に示すような本人確認画面が表示される。

ユーザが、イベント参加時に参加用紙に記載したメールアドレス、電話番号等の個人情報を入力すると、認証処理部１０８は、入力された個人情報と、図８の画面で選択された顔画像Ｇに紐付けられた個人情報とを照合し、認証処理を行う（ステップＳ９）。

認証後、顔画像変更部１１４は、図８の画面で選択された顔画像Ｇを代表顔画像とする、ステップＳ２でグループ化された販売画像から、この人物の顔画像を抽出し、図１０に示すように、顔画像候補として表示する（ステップＳ１０）。

ユーザは、顔画像の変更を希望する場合（ステップＳ１１＿Ｙｅｓ）、顔画像候補から気に入った顔画像を選択し、選択ボタンＢ１１を押す（ステップＳ１２）。顔画像変更部１１４は、販売画面にサムネイル表示される顔検索用の顔画像を変更する（ステップＳ１３）。例えば、図１１に示すように、顔検索用の顔画像Ｇ１に変更される。画像購入処理を行う場合は（ステップＳ１４＿Ｙｅｓ）、ステップＳ６へ進む。画像購入処理を行わない場合は（ステップＳ１４＿Ｎｏ）、処理を終了し、販売画面を閉じる。

ユーザは、顔画像の削除を希望する場合（ステップＳ１１＿Ｎｏ）、図１０の画面で削除ボタンＢ１２を押す。図１２に示すように、顔画像削除部１１６が、販売画面から、このユーザの顔検索用の顔画像を削除する（ステップＳ１５）。顔検索用の顔画像が削除されるのみであり、このユーザが写っている販売画像は閲覧、購入可能のままである。

このように、本実施形態によれば、顔検索用の顔画像を選択することで、多数の販売画像の中から、自分が写っている画像を絞り込むことができるため、購入画像の選択が容易である。また、販売画面にサムネイル表示される顔検索用の顔画像を、自分の気に入った表情の顔画像に変更したり、削除（非表示に）したりできるので、気に入らない自分の顔画像が、販売画面上で他人から閲覧されないようにできる。

上記実施形態では、サーバ１が販売画像の画像解析及びグループ化を行う例について説明したが、これらの処理を外部の解析端末（図示略）で行ってもよい。

上記実施形態において、顔検索用の顔画像の変更／削除を、Ｅメールを使用して管理者に要請してもよい。管理者は、送信元のメールアドレスと、参加用紙に記載されたメールアドレスとを比較し、一致している場合は、顔画像を変更／削除する。

本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

１サーバ
２管理者端末
４ユーザ端末
１０ＣＰＵ
１１記憶部
１２通信部
１０２画像受信部
１０４グルーピング処理部
１０６人物情報付与部
１０８認証処理部
１１０閲覧ページ生成部
１１２検索部
１１４顔画像変更部
１１６顔画像削除部
１１８販売処理部

Claims

複数の販売画像を記憶する記憶部と、
前記複数の販売画像を前記販売画像に写っている人物の顔画像を用いて人物毎にグループ化した各グループに対応する前記顔画像に対し、人物情報を付与する人物情報付与部と、
前記人物情報が付与された顔画像、及び前記販売画像を表示する閲覧ページを生成する閲覧ページ生成部と、
ユーザ端末から前記閲覧ページを介して前記顔画像の選択を受け付けると、選択された顔画像に対応するグループの販売画像を抽出する検索部と、
前記ユーザ端末から、前記検索部が抽出した販売画像の購入選択を受け付け、決済処理を行う販売処理部と、
前記ユーザ端末から、前記閲覧ページに表示される前記顔画像の削除の要求を受け付け、前記閲覧ページから前記顔画像を削除する顔画像削除部と、
を備える画像販売システム。
前記ユーザ端末から、前記閲覧ページに表示される前記顔画像の変更の要求を受け付けると、グループ化された販売画像から、同じ人物の異なる１又は複数の顔画像を抽出し、抽出した顔画像の中から前記閲覧ページに表示する顔画像の選択を受け付け、前記閲覧ページに表示する顔画像を選択された顔画像に変更する顔画像変更部をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の画像販売システム。
前記販売画像に写っている人物の個人情報を記憶する記憶部と、
前記閲覧ページに表示される前記顔画像の削除又は変更にあたり、前記ユーザ端末から個人情報を受信し、受信した個人情報と前記記憶部に記憶されている個人情報とを照合する認証処理部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項２に記載の画像販売システム。
前記個人情報はメールアドレス及び電話番号の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項３に記載の画像販売システム。