JP7486409B2 - 排尿解析装置 - Google Patents
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Description
前記排尿量解析部は、吸収量算定部と、基準排尿処理部と、変則排尿処理部とを備えている。
前記吸収量算定部は、前記センサーによって経時的に連続して測定されたインピーダンスから、各々の測定時における尿吸収量の算定を行う。
前記基準排尿処理部は、所定の時間間隔における前記尿吸収量の変化量に基づき、該所定の時間間隔毎に排尿があったか否かを判定する。
前記変則排尿処理部は、前記所定の時間間隔よりも長い時間間隔で設定された変則時間間隔における前記尿吸収量の変化量に基づき、該長い時間間隔毎に排尿があったか否かを判定する。
先ず、本実施形態の吸収性物品1について、図1~3を参照しながら説明する。本実施形態の吸収性物品1は、尿取りパッド1である。尿取りパッド1は、他の吸収性物品(使い捨ておむつ)と組み合わせて用いられるものである。具体的には、尿取りパッド1をインナーとし、他の吸収性物品をアウターにして用いられる。アウターとなる吸収性物品は、使い捨ておむつの他、布パンツ、リハビリパンツ等であってもよい。
吸収体4は、尿等の排泄物の主な吸液部位である。吸収体4の非肌対向面側には、裏面シート3が配されている。表面シート2及び裏面シート3それぞれは、吸収体4の周縁から尿取りパッド1の長手方向及びこれと直交する幅方向の各外方に延出しており、その延出部分にて接着剤等の公知の接合手段により、該表面シート2及び該裏面シート3が接合されている。
また、本実施形態の尿取りパッド1は、着用時に着用者の肌側に起立する一対の防漏カフ6,6を肌対向面側に備えている。防漏カフ6は、尿取りパッド1の長手方向に沿って配された弾性部材6aの収縮によって肌側に起立する。
本実施形態のセンサー20は、排泄された尿の有無の検知や、尿の広がりを測定することができる。具体的には、センサー20において隣り合う正電極21a及び負電極21bが、尿がない状態と尿がある状態(排尿時)との主としてキャパシタンス(インピーダンス)の変化を検知する。例えば、尿が無い状態での電圧値及び尿がある状態での電圧値における、隣り合う正電極21a及び負電極21b間の静電容量のインピーダンスの変化に基づいて排尿の有無を検出する。本実施形態では、接続端子部24に外部の電圧供給装置を接続して、時間とともに周期的に変化するような電圧(交流電圧または矩形波電圧)をセンサー20に印加し、高周波のインピーダンスを検出する。本実施形態においてこの外部の電圧供給装置は、後述するデータ収集手段40である。
また、センサー20は、排尿によるインピーダンスの変化を検知した各電極21の位置に基づいて尿の広がりを検知することもできる。尿の広がりを検知すると、その測定値を所定の計算式で演算することで、尿吸収量等を求めることができる。
本実施形態のセンサー20としては、排尿を検知する公知のセンサーを用いることができる。例えば、センサー20は、特許文献1に記載のものや、特開2019-187741号公報に記載のものと同様の構成とすることができる。
インピーダンス検出部42は、センサー20に所定の電圧を印加して、電極21間のインピーダンスを測定し、これをタイマー45から出力される時刻データとともに、データロガー44に保存する。本実施形態では、インピーダンスを測定する時間間隔を、10秒に設定している。この時間間隔は、例えば0.1秒~3分の間で適宜調整することができる。
データロガー44は、インピーダンス検出部42及び加速度センサー43の測定データを保存する。
通信モジュール47は、排尿解析装置100からの要求に応じて、データロガー44に保存したインピーダンスの情報及び着用者の姿勢情報(以下、「計測情報」ともいう。)を排尿解析装置100に送信する。通信モジュール47としては、例えば、LTE、4G、又は5Gに対応した通信モジュールや、IEEE802.11等の既存の規格に対応した通信モジュールを用いることができる。
本実施形態の排尿解析装置100は、無線中継器48を介して、センサー20に取り付けられたデータ収集手段40から、インピーダンスの情報及び着用者の姿勢情報(計測情報)を受信する。排尿解析装置100は、計測情報を、1又は複数の通信回線を経由して受信する。この通信回線には、インターネットや専用線が含まれる。斯かる態様に代えて、排尿解析装置100は、インピーダンスの情報をセンサー20から直接受信してもよい。
通信部51は、データ収集手段40やその他の情報端末と、データのやり取りを行う。また、通信部51は、データ収集手段40やその他の情報端末と排尿解析装置100のアクセスに用いられたアクセス情報を、記憶部55に保存する。アクセス情報は、計測情報の取得や、排尿量解析部60が導出した解析結果等の送信といった、データ収集手段40及び他の情報端末への送受信処理の対象となる情報及び送受信処理に用いられた情報が含まれる。「排尿量解析部60が導出した解析結果」には、例えば、後述する排尿時間表や尿流率のグラフ、ケア情報等といった排尿量解析部60が行う処理により得られたデータが含まれる。
通信部51は、アクセス情報のうち、排尿量解析部60が生成又は演算した各情報を、他の情報端末の操作に応じて、該他の情報端末に送信する。
このようにして、吸収量算定部12は、姿勢判定部16によって判定された着用者の姿勢に対応する尿量計算式を選択し、センサー20によって経時的に測定された各々の測定時のインピーダンスから、尿吸収量を算定する。斯かる構成により、着用者の姿勢に対応して、尿吸収量をより精度良く求めることができる。
基準排尿処理部64の判定において設定される前記「所定の時間間隔」を、「基準時間」ともいう。本実施形態の基準時間は、吸収量算定部62が尿吸収量を算定するときの時間間隔(10秒)と同じである。
本実施形態の基準排尿処理部64は、時系列排尿データを基準時間毎に区分し、該基準時間毎に尿吸収量の変化量が所定の範囲内となるか否かを判定する。尿吸収量の変化量が所定の範囲内であると判定した場合、当該変化量のデータをノイズとしてカットする。本実施形態では、判定対象の基準時間において尿吸収量の変化量が25g未満であった場合、当該変化量のデータをノイズとしてカットする。すなわち、当該基準時間では排尿が無かったと判定する。基準時間において尿吸収量が25g未満増加するのは、インピーダンス測定値の誤差によるノイズである可能性が高い。そのため、当該基準時間において排尿は無かったと判定する。
例えば、図7に示すように、時間帯t1における尿吸収量の変化(排尿速度)は、10秒の基準時間における尿吸収量の変化量が25gである基準排尿速度f1よりも速いので、当該時間帯t1について「排尿があった」と判定する。一方、時間帯t2における尿吸収量の変化(排尿速度)は、基準排尿速度よりも遅いので、当該時間帯t2について「排尿が無かった」と判定する。
基準排尿処理部64が基準時間に対し上記のノイズカットを行う処理を、「第1ノイズカット処理」という。
本実施形態において対象時間帯は、尿吸収量の増加開始から3分間と設定されている。これは、尿取りパッド1の吸水性ポリマーが、尿を吸収して安定するまでに掛かる時間を考慮したものである。また、対象時間帯における尿吸収量の変化量の平均値が、直前基準時間における尿吸収量よりも25g超である場合を、排尿があったと判定する。
基準排尿処理部64が対象時間帯に対し上記のノイズカットを行う処理を、「第2ノイズカット処理」という。第2ノイズカット処理は、尿取りパッド1の交換後に行われる。
本実施形態では、基準排尿処理部64が、第3ノイズカット処理を行う。第3ノイズカット処理は、尿取りパッド1の交換後であって、第2ノイズカット処理後に行われる。尿取りパッド1の交換は、後述する交換判定部63によって検知される。
また、基準排尿処理部64は、累積吸収量が、尿取りパッド1の吸収量(尿吸収量)の上限近似値超か否かを判定し、該上限近似値超である場合に、排尿解析装置100又はこれとネットワーク接続された他の情報端末に通知信号を送信する。斯かる通知信号を受信した排尿解析装置100又は他の情報端末は、累積吸収量が前記上限近似値を超えた旨を、視覚的又は聴覚的な情報として提示する。これにより、尿取りパッド1を交換するタイミング等をリアルタイムで効率良く知らせることができ、介護者による巡回の頻度を少なくして、介護者の負担を軽減することが可能になる。
この尿流率グラフにより、着用者の排尿状態をより正確に把握することができる。例えば、尿流率グラフから尿流率の最大値及び平均値を求めることで、尿の勢いや尿の広がりを解析することができる。また、尿流率グラフを用いた解析により、尿取りパッド1に含まれる吸水性ポリマーの吸収性能を解析することができる。
本実施形態の尿流率解析部68は、尿取りパッド1の着用開始から交換までの間における基本排尿データに基づき、排尿毎の排尿状態を解析するために用いられる。本実施形態の尿流率解析部68は、交換判定部63によって尿取りパッド1の交換がなされたと判定した場合に、基本排尿データを自動処理するようになされており、生成した尿流率グラフの情報を着用者情報記憶部56に保存する。この尿流率グラフの情報は、画面情報として、当該装置100が具備する表示手段やその他の情報端末等に送信される。そして、排尿解析装置100の利用者の操作に応じ、前記表示手段やその他の情報端末に表示される。
尿流率解析部68は、基本排尿データが得られた後に、尿流率グラフを生成するための処理を実行する。
変則排尿処理部66による上記の判定を、以下、「変則排尿処理」ともいう。また、変則的な排尿としては、例えば排尿速度が通常よりも遅い、すなわち少量の排尿が長時間続く緩慢型と、多量の排尿が短時間でされる急激型とが挙げられる。
上記と同様の観点から、変則時間の長さは、好ましくは0.5分以上、より好ましくは8分以上であり、また好ましくは150分以下、より好ましくは30分以下であり、また好ましくは0.5分以上150分以下、より好ましくは8分以上30分以下である。
本実施形態の排尿時間表は15分毎に区分されており(図9及び図10参照)、この区分された各時間帯のうち、基準排尿処理部64により排尿が無いと判定された時間帯について、変則排尿処理部66が変則排尿処理を行う。
緩慢型であるか急激型であるかの判定は、尿の吸収速度や所定時間における排尿量の多寡を基準にすることができる。例えば、変則時間における尿の吸収速度が所定速度以下である場合を緩慢型と判定し、該尿の吸収速度が所定速度超である場合を急激型と判定することができる。斯かる尿の吸収速度は、時系列排尿データから求められる。
変則時間にされた排尿を緩慢型又は急激型であるかを判定する処理を、「分類処理」ともいう。本実施形態の変則排尿処理部66は、変則排尿情報における各変則時間に対し分類処理を行う。分類処理は、変則排尿処理後に行われる。
例えば、基準排尿処理部64は、図8に示す時間帯t4について「排尿が無かった」と判定していたが、変則排尿処理部66は、当該時間帯t4を含む変則時間t5を、尿取りパッド1の交換時から遡って設定し、該変則時間t5における尿吸収量の変化量が所定量以上(例えば25g超)である場合に「排尿があった」と判定する。
本実施形態の変則排尿処理部66は、分類処理及び交換直前処理により得られた変則的な排尿の分類情報を、着用者情報記憶部56に保存する。前述した画面情報生成部53は、前記分類情報を排尿時間表に反映する。例えば、図10に示すように、排尿時間表に、緩慢型の排尿がされた時間帯と、交換直前の急激型の排尿がされた時間帯とを表示した画面情報を生成する。図10において尿取りパッド1は、10:30~10:45の間に緩慢型の排尿がされ、尿取りパッド1交換前の15分間(12:45~13:00)に交換直前の急激型の排尿がされたことが示されている。
例えば、緩慢型の排尿に対しては、「排尿がゆっくりで、溢流性尿失禁のパターンに近いです。医療機関に相談してみましょう。または、医師に相談してみましょう。」等のテキスト情報を生成する。
また、尿取りパッド1の交換直前の急激型の排尿に対しては、「尿意がある傾向があります。交換予定時刻よりも前にトイレへの誘導を試してみましょう。あるいは声掛けをして尿意を確認してみましょう。」等のテキスト情報を生成する。
本実施形態のケア情報生成部69は、変則的な排尿の種類毎に介護関連情報をまとめたデータベースから、変則排尿処理部66によって分類された各排尿の種類に基づいて、当該種類に対応する介護関連情報(例えば、テキスト情報)を抽出する。これにより、ケア情報を生成する。本実施形態においてデータベースは、記憶部55に保存されている。斯かるデータベースの情報は、適宜更新されることが好ましい。
次にステップS11では、第3ノイズカット処理を行う。具体的には、時系列排尿データにおける第2ノイズカット処理を行う時間帯が、対象時間帯の設定値よりも短い場合、その短い時間帯において排尿は無かったと判定する。
上記ステップS6、ステップS10及びステップS11は、基準排尿処理部64が実行する。基準排尿処理部64は、ステップS6、ステップS10及びステップS11によって得られた基本排尿データを着用者情報記憶部56に保存する。
次に、ステップS21では、時系列排尿データを変則時間毎に区分し、時系列排尿データにおける変則時間の数Nを算出する。例えば、変則時間が15分、時系列排尿データが8:00~13:00の5時間であった場合、変則時間の数Nは20となる。変則排尿処理部66は、前述したとおり、各変則時間について変則排尿処理を実行する。換言すると、1個の変則時間に対する変則排尿処理が1回の処理周期となって変則時間毎に繰り返される。したがって、変則時間の数Nは、変則排尿処理の処理周期数Nに対応する。
次に、ステップS22では、i番目の処理周期における尿吸収量の変化量を算出する。変数iが初期化直後(ステップS20)である場合、ステップS22の処理対象は、1番目の処理周期となる。
次に、ステップS23では、ステップS22で算出した尿吸収量が25g超であるか否かを判定する。当該尿吸収量が25g超であると判定した場合、i番目の処理周期(変則時間)において排尿があったと判定し、ステップS24に進む。ステップS24では、i番目の処理周期(変則時間)において排尿があった旨の情報、すなわち変則排尿情報を保存して、ステップS25に進む。
ステップS23において尿吸収量が25g以下であると判定した場合、i番目の処理周期(変則時間)において排尿は無かったと判定し、ステップS25に進む。
ステップS25において変数iが処理周期数Nと等しい場合、ステップS27に進む。
次に、ステップS28では、交換直前処理を行う。具体的には、尿取りパッド1の交換時から遡って変則時間を設定し、該変則時間について排尿があったか否か判定する。
ステップS27及びS28は、変則排尿処理部66が実行する。変則排尿処理部66は、ステップS27及びS28によって得られた分類情報を、着用者情報記憶部56に保存する。
また、変則排尿情報、分類情報、及びケア情報それぞれは、画面情報生成部53によって、排尿時間表に反映される。そして、排尿解析装置100の利用者の操作に応じて、該利用者にこれらの情報が提示される。
このような排尿解析装置100は、例えば病院等の医療機関や介護施設において、被介護者の排尿を一括して管理する排尿管理支援システムに組み込んで利用されてもよく、汎用のウェブブラウザを介することで個人に利用されてもよい。後者の利用態様としては、例えば、自宅介護を行う個々の家庭が、タブレット端末等の情報端末を用いて、クラウドサーバである排尿解析装置100にアクセスし、該装置100を利用する態様が挙げられる。
例えば、排尿解析装置100は、上述した尿流率解析部68等の構成を、全て具備するものであってもよく、一部の構成を具備するものであってもよい。排尿解析装置100における上述した構成は、所望する解析方法や機能に応じて適宜選択することができる。
また、上述した基準排尿処理部64は、第1ノイズカット処理、第2ノイズカット処理、及び第3ノイズカット処理を行うものであったが、これら処理のうちの一部を行うものであってもよい。
また、排尿解析装置100は、尿取りパッド1の交換後に行われる各処理を、予め設定された介護スケジュールに同期させて実行してもよい。「尿取りパッド1の交換後に行われる各処理」としては、第2ノイズカット処理、第3ノイズカット処理、変則排尿処理、分類処理、及び交換直前処理等が挙げられる。前記介護スケジュールは、1日における尿取りパッド1の交換予定時刻が設定されており、該交換予定時刻になるとアラーム等を発して、尿取りパッド1の交換を促す「お知らせ」を通知する。
例えば、前記お知らせの通知後に第2ノイズカット処理及び第3ノイズカット処理を行ってもよく、必要に応じて、一定期間(例えば1~14日間)の時系列排尿データに対し、まとめて第2ノイズカット処理及び第3ノイズカット処理を行ってもよい。あるいは、前記お知らせによらず被介護者の生活リズム等を考慮した所定の時刻スケジュールに合わせて第2ノイズカット処理及び第3ノイズカット処理を行ってもよい。これら何れかのタイミングで行われる処理は、尿取りパッド1の交換後に行われる各処理のうち、一部の処理であってもよい。
20 センサー
40 データ収集手段
42 インピーダンス検出部
43 加速度センサー
44 データロガー
45 タイマー
47 通信モジュール
48 無線中継器
51 通信部
53 画面情報生成部
55 記憶部
56 着用者情報記憶部
60 排尿量解析部
61 姿勢判定部
62 吸収量算定部
63 交換判定部
64 基準排尿処理部
66 変則排尿処理部
68 尿流率解析部
69 ケア情報生成部
100 排尿解析装置
Claims (9)
- 吸収性物品に取り付けられたセンサーが、インピーダンスの変化を測定し、測定したインピーダンスの変化を経時的に処理して、排尿の状態を解析するための排尿量解析部を含む排尿解析装置であって、
前記排尿量解析部は、吸収量算定部と、基準排尿処理部と、変則排尿処理部とを備えており、
前記吸収量算定部は、前記センサーによって経時的に連続して測定されたインピーダンスから、各々の測定時における尿吸収量の算定を行い、
前記基準排尿処理部は、所定の時間間隔における前記尿吸収量の変化量に基づき、該所定の時間間隔毎に排尿があったか否かを判定し、
前記変則排尿処理部は、前記所定の時間間隔よりも長い時間間隔で設定された変則時間における前記尿吸収量の変化量に基づき、該変則時間毎に排尿があったか否かを判定する、排尿解析装置。 - 前記変則排尿処理部は、前記基準排尿処理部により排尿が無いと判定された時間帯を前記変則時間毎に区分し、該変則時間毎に排尿があったか否かを判定する、請求項1に記載の排尿解析装置。
- 前記変則排尿処理部は、前記変則時間における前記尿吸収量の変化量に基づき、前記排尿が、少量の排尿が長時間続く緩慢型であったか、又は多量の排尿が短時間でされる急激型であったかを判定する、請求項1又は2に記載の排尿解析装置。
- 前記変則排尿処理部は、前記吸収性物品の交換時を終了時点とする前記変則時間を設定し、該変則時間について前記判定を行う、請求項1~3の何れか1項に記載の排尿解析装置。
- 前記変則排尿処理部の判定に基づいて、排尿に関するケア情報を生成するケア情報生成部を備えている、請求項1~4の何れか1項に記載の排尿解析装置。
- 各々の測定時の着用者の姿勢を判定する姿勢判定部を備えており、
前記吸収量算定部は、前記姿勢判定部によって判定された姿勢に対応する尿量計算式を選択して、各々の測定時のインピーダンスから、尿吸収量を算定する、請求項1~5の何れか1項に記載の排尿解析装置。 - 前記吸収量算定部は、測定時のインピーダンスが、該測定時の直前のインピーダンスから所定量以上変化していない場合には、該直前に用いた尿量計算式を選択し、所定量以上変化した場合には、前記測定時における前記姿勢判定部によって判定された姿勢に対応する尿量計算式を選択して、各々の測定時のインピーダンスから、尿吸収量を算定する、請求項6に記載の排尿解析装置。
- 前記センサーから送られる出力値が、吸収性物品が尿を吸収する前の初期設定値に戻ったときに、前記吸収性物品に取り付けられた加速度センサーから送られる出力値に基づいて、前記吸収性物品の交換の有無を判定する、交換判定部を備えている、請求項6又は7に記載の排尿解析装置。
- 排尿時の1秒間当たりの前記尿吸収量である尿流率を算出する尿流率解析部を備えている、請求項1~8の何れか1項に記載の排尿解析装置。
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JP2015128478A (ja) | 2014-01-06 | 2015-07-16 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便排尿判定装置、及び、排便排尿判定方法 |
JP2016116742A (ja) | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 花王株式会社 | 排尿動態解析装置 |
JP2017207317A (ja) | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 花王株式会社 | 排尿動態解析装置 |
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2020
- 2020-12-10 JP JP2020205269A patent/JP7486409B2/ja active Active
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