JP7481825B2 - 複合ケーブル及び複合ハーネス - Google Patents

複合ケーブル及び複合ハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP7481825B2
JP7481825B2 JP2019197256A JP2019197256A JP7481825B2 JP 7481825 B2 JP7481825 B2 JP 7481825B2 JP 2019197256 A JP2019197256 A JP 2019197256A JP 2019197256 A JP2019197256 A JP 2019197256A JP 7481825 B2 JP7481825 B2 JP 7481825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
tape
composite
electric wire
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019197256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020077632A (ja
Inventor
正宣 伊藤
リウ ペン
リー グアンチュン
朋孝 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2020077632A publication Critical patent/JP2020077632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7481825B2 publication Critical patent/JP7481825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本発明は、車両用の複合ケーブル及び複合ハーネスに関する。
従来、車両は通常、車輪速センサを使用することが知られている。車輪速センサは、車輪の回転速度を測定するセンサであり、そのセンサ部(センサプローブ)は、車輪の付近に設けられる。車輪の付近に設けられたセンサ部及び車体側に設けられた制御装置(ABS(アンチロックブレーキシステム)電子制御ユニット)は、車輪速センサ用のケーブルで接続される。
また、近年、油圧の代わりに電力を利用してブレーキを制御する電動ブレーキが徐々に普及している。さらに、パーキングブレーキを電動化した電動パーキングブレーキ(EPB)が広く知られており、電動パーキングブレーキにおいては、車輪に設けられたブレーキキャリパ(駆動装置)、及び、車体側に設けられた制御装置は、電動ブレーキ用ケーブルを利用して接続されている。
しかしながら、従来は車輪速センサ用のケーブル及び電動ブレーキ用のケーブルは、接続先がほぼ同じ位置にあっても、別個に敷設されていた。車両の配線スペースが限られており、配線作業が複雑であるため、改善が望まれている。
本発明の目的は、配線作業を容易に行うことができる複合ケーブル及び複合ハーネスを提供することである。
この目的のために、本出願の一態様によると、第1のケーブルと、第2のケーブルと、第2のケーブルを被覆する内部テープ状部分と、第1、第2のケーブルを共に被覆する外部テープ状部分及び外側シースとを含む複合ケーブルが提供される。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、第1のケーブルは電動ブレーキ用ケーブルであり、第1の電線を含み、第1の電線は、中心導体と、中心導体の周囲に被覆された絶縁体とを含む。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、第2のケーブルと第1の電線とは、互いに撚り合わされ、第2のケーブルは、内から外へ向かって、第2の電線と、第2の電線を被覆するシールド層及び内側シースとを含み、第2のケーブルは、互いに撚り合わされてなる2つの第2の電線を含む。
実現可能な一実施形態によると、そのうちシールド層は、外部信号の前記第2の電線の信号に対する干渉を低減するためのテープ状金属材料であり、シールド層の厚さ範囲は0.005~0.05ミリメートルであり、シールド層は、撚り合わされた第2の電線に縦方向に巻き付けられ、又は、螺旋状に巻回する様態で巻き付けられる。
実現可能な一実施形態によると、そのうち内側シースは、第1の内側保護層と、第2の内側保護層と、を含み、第1の内側保護層がシールド層の外周に押出被覆により形成され、第2の内側保護層が第1の内側保護層の外周に押出被覆により形成され、又は、内側シースは、1つの層のみを含み、第2のケーブルのシールド層の外周に押出被覆により直接形成される。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、内部テープ状部分は、内側シースの周りに螺旋状に巻回され、内部テープ状部分の材料は、不織布又は木製パルプから選択されるもののうちの1つであり、第1のケーブルと、内部テープ状部分で巻き付けられた第2のケーブルとは、一緒に互いに撚り合わされる。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、第1のケーブルと第2のケーブルとは、互いに撚り合わされて集合体を形成し、外部テープ状部分は、第1のケーブルと第2のケーブルとが形成した集合体の周りに螺旋状に巻回され、外部テープ状部分は、第1のケーブルと第2のケーブルとが形成した集合体と外側シースとの間に配置される。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、外部テープ状部分の材料は、不織布又は木製パルプのうちから選択されるもののうちの1つである。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、第2のケーブルの第2の電線の撚り合い方向は、第2のケーブルと第1の電線との撚り合い方向と同一であり、外部テープ状部分の巻回方向と反対であり、又は、第2のケーブルの第2の電線の撚り合い方向は、第2のケーブルと第1のケーブルの撚り合い方向と反対であり、かつ、外部テープ状部分の巻回方向は、第2のケーブルと第1のケーブルとの撚り合い方向と反対であり、外部テープ状部分の巻回方向と同一である。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、外側シースは、外部テープ状部分の外周に押出被覆により形成され、外側シースは、順に形成される2つの層を含み、又は、外部テープ状部分の周りに直接形成される1つの層のみを含む。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、外側シースの周りに、前記複合ケーブルを車体に取り付けるための嵌合部が形成され、嵌合部は、外側シースの外周面に沿って形成された嵌合溝を含み、嵌合溝の両側は、突出して位置決め止め壁を形成する。
実現可能な一実施形態によると、そのうち、複合ケーブルは、第1のケーブル及び第2のケーブルの引き出し方向を固定するための、第1のケーブル及び第2のケーブル上に射出又は押出成形方式を利用して形成された分岐固定具をさらに含む。
本出願の別の一態様によると、複合ハーネスであって、上記に記載された複合ケーブルと、複合ケーブルの第1のケーブル、第2のケーブルのうちの少なくとも1つの端部に設けられたコネクタ又はセンサ部と、を含む、複合ハーネスが提供される。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、以下に図面を参照して説明する本発明の実施形態からよりよく理解されるであろう。
本発明の一実施形態による複合ケーブルの概略断面図を示す。 本発明の一実施形態による複合ハーネスのフレームの概略図を示す。
以下に図面を参照して、本発明の好ましい実施形態による複合ハーネス及び複合ケーブルについて説明する。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態による複合ケーブル5は、第1のケーブル2と、第2のケーブル3と、第2のケーブル3を被覆する内部テープ状部分91と、第1、第2のケーブル2、3を共に被覆する外部テープ状部分92及び外側シース4と、を含む。本実施形態においては、第1のケーブル2は、電動ブレーキ用ケーブルであり、主に車両の停止後に所定のボタンを押すことによって車輪の回転を抑制する機構(電動パーキングブレーキ(EPB)機構)を機能させる電流を流すための導電線に使用される。第2のケーブル3は、車輪速センサ用ケーブルであり、車両アンチロックブレーキシステム又は車両安定性制御システムに信号を送信するために使用される。他の実施形態においては、第1のケーブル2及び第2のケーブル3は、任意の自動車用ケーブルであってもよい。
第1のケーブル2は、第1の電線20を含み,第1の電線20は、中心導体20a及び中心導体20aの周囲に被覆された絶縁体20bを含む。絶縁体20bの材料は、自動車用の電線に使用される任意の絶縁体であってもよい。本実施形態においては、第1のケーブル2は、2つの第1の電線20を含む。他の実施形態においては,第1のケーブル2は、複数の第1の電線20を含んでもよく、任意選択的に、電動パーキングブレーキ(EPB)用以外の他のケーブルを含んでもよい。
第2のケーブル3と第1のケーブル2の第1の電線20とは、互いに撚り合わされ、第2のケーブル3は、内から外に向かって、第2の電線30と、第2の電線30を被覆するシールド層31及び内側シース32と、を含む。
第2の電線30は、中心導体30aと、中心導体30aの周囲に被覆された絶縁体30bを含む。絶縁体30bの材料は、自動車用電線に使用される任意の絶縁体であってもよい。本実施形態においては、第2のケーブル3は、2つが互いに撚り合わされてなる第2の電線30を含む。他の実施形態においては、第2のケーブル3は、複数の互いに撚り合わされた第2の電線30を含んでもよく、任意選択的に、車輪速センサ用ケーブル以外の他のケーブルをさらに含んでもよい。
シールド層31は、外部信号の車輪速センサ信号に対する干渉を低減するために使用される。シールド層31は、テープ状金属材料であり、厚さ範囲は、好ましくは0.005~0.05ミリメートルであり、撚り合わされた第2の電線30の周りで、縦方向に巻き付けられる態様、又は、螺旋状に巻回される態様で巻き付けられる。縦方向に巻き付ける様態においては、テープ状のシールド層31の長さ方向の軸と撚り合わされた第2の電線30の長さ方向の軸とが略整列し、シールド層31の長さ方向の縁部は、巻き上げられて重なり合い、その中に第2の電線30を巻き付ける。螺旋状に巻回される態様においては、テープ状のシールド層31の長さ方向の軸と撚り合わされた第2の電線30の長さ方向の軸とが互いに交差し、シールド層31は、第2の電線30の外部で螺旋状に巻回され、テープ状のシールド層31は、その幅が5パーセント~50パーセント重なり合うように螺旋状に巻回される。螺旋状に巻回する様態と比較して、縦方向に巻き付ける様態の利点は、シールド層31の長さ方向の縁部が巻き上げられて重なり合うと、重なり合い面積は小さく、第2のケーブル3の内側シース32の厚さが薄くても、シールド層31の巻き付けの痕跡は、実質的に又は完全に内側シース32の外表面から見えず、内側シース32の外表面の平坦度が確保される。
本実施形態においては、内側シース32は、第1の内側保護層32aと、第2の内側保護層32bと、を含み、第1の内側保護層32aは、第2のケーブル3のシールド層31の外周に押出被覆により形成され、第1の内側保護層32aの材料は、柔軟性に優れた材料であることが好ましい。第2の内側保護層32bは、第1の内側保護層32aの外周に押出被覆により形成され、これにより、内側シース32の外表面は、より平坦になり、第2のケーブルの断面形状は、より円形に近くなる。他の実施形態においては、内側シース32は、1つの層のみを含み、第2のケーブル3のシールド層31の外周に押出被覆により直接形成される。この単一層の内側シース32の材料は、石などの飛散に対する耐衝撃特性を有する。内側シース32が2つの層を含む場合、シールド層31は、第1の内側保護層32aと第2の内側保護層32bとの間に設けられてもよく、また、第2の電線30を直接巻き付けてもよい。内側シース32が1つの層を含む場合、シールド層31は第2の電線30を直接巻き付ける。
内部テープ状部分91は、第2のケーブル3の外側に設けられ、内側シース32の周りに螺旋状に巻回される。第1のケーブル2と、内部テープ状部分91で巻き付けられた第2のケーブル3とが、一緒に互いに撚り合わされているため、第2のケーブル3の周りに設けられた内部テープ状部分91は、第2のケーブル3が第1のケーブル2に接触するのを防ぐことができ、第1のケーブル2と第2のケーブル3との間の摩擦抵抗を低減し、複合ケーブル5の用途の柔軟性を高めることができる。内部テープ状部分91の材料は、好ましくは、不織布、木製パルプ及び普通紙から選択されるもののうちの1つであり、本実施形態においては、内部テープ状部分91は、木製パルプから製造されている。
第1のケーブル2と第2のケーブル3とが、互いに撚り合わされて集合体を形成すると、外部テープ状部分92は、第1のケーブル2と第2のケーブル3とが形成した集合体の周りに螺旋状に巻回され、かつ、第1のケーブル2と第2のケーブル3とが形成した集合体と外側シース4との間に配置される。これにより、第2のケーブル及び第1のケーブル2が外側シース4に接触するのを防ぎ、第1のケーブル2、第2のケーブル3と外側シース4との間の摩擦抵抗を低減し、複合ケーブル5の使用の柔軟性を高める。また、複合ケーブル5の末端を処理する場合、外側シース4を第1のケーブル2、第2のケーブル3から容易に剥離することができ、取り付け及び使用が容易である。外部テープ状部分92の材料は、不織布、木製パルプ及び普通紙から選択されるもののうちの1つであり、本実施形態においては、外部テープ状部分92は、木製パルプから製造されている。
第2のケーブル3の第2の電線30の撚り合い方向、第2のケーブル3と第1のケーブル2の第1の電線20との撚り合い方向、及び、外部テープ状部分92の巻回方向について以下に説明する。1つ目の方法においては、第2のケーブル3の第2の電線30を第1の方向に沿って撚り合わせ、次いで、第2のケーブル3と第1の電線20とを一緒に第1の方向に沿って撚り合わせて集合体を形成し、次に、外部テープ状部分92を第1のケーブル2と第2のケーブル3とが形成した集合体の外側に第2の方向に沿って巻回ける。すなわち、第2のケーブル3の第2の電線30の撚り合い方向は、第2のケーブル3と第1の電線20との撚り合い方向と同一であり,外部テープ状部分92の巻回方向と反対である。任意選択的に、もう1つの方法においては、第2のケーブル3の第2の電線30を第1の方向に沿って撚り合わせ、次いで、第2のケーブル3と第1のケーブル2の第1の電線20とを一緒に第2の方向に沿って撚り合わせて集合体を形成し、次に、外部テープ状部分92を第1のケーブル2及び第2のケーブル3が形成した集合体の周りに第2の方向に沿って巻回する。すなわち、第2のケーブル3の第2の電線30の撚り合い方向は、第2のケーブル3と第1のケーブル2との撚り合い方向と反対であり、かつ、外部テープ状部分92の巻回方向と反対である。第2のケーブル3と第1のケーブル2との撚り合い方向は、外部テープ状部分92の巻回方向と同一である。第1の方向は、例えば、時計回りの方向であり、第2の方向は、例えば、反時計周りの方向である。
外側シース4は、外部テープ状部分92の外周に押出被覆により形成される。内側シース32と同様に、外側シース4は、順に形成された2つの層を含んでもよく、また、外部テープ状部分92の周りに直接形成される1つの層のみを含んでもよい。外側シース4の形成方法は、内側シース32の第1の内側保護層32a及び第2の内側保護層32bの形成方法又は1つの層の形成方法と同様であり、ここでは説明しない。外側シース4の材料は、石などの飛散に対する耐衝撃特性を有する。外側シース4が1層のみを含む場合、外側シース4の材料と、第1のケーブル2の絶縁体20b及び/又は第2のケーブル3の絶縁体30bとの材料は同一ではなく、これにより、外側シース4と、絶縁体20b及び/又は30bとが融着して結合を形成して、複合ケーブル5の使用の柔軟性と取り付け及び使用の利便性とに影響を与えることを防ぐ。外側シース4が2つの層を含む場合、外側シース4の内層材料と第1のケーブル2の絶縁体20b及び/又は第2のケーブル3の絶縁体30bとの材料は同一でなく、外層材料は、第1のケーブル2の絶縁体20b及び/又は第2のケーブル3の絶縁体30bとの材料は、同一であり又は同一でない。
外側シース4の周りに、複合ケーブル5を車体の固定部品に取り付けるための嵌合部41が形成され、本実施形態においては、嵌合部41は、車体の固定部品(図示しない)と結合するための、外側シース4の外周面に沿って形成された嵌合溝を含み、嵌合溝の両側は突出して、車体の固定部品を嵌合溝内に制限するための位置決め止め壁42を形成する。
本実施形態においては、任意選択的に、複合ケーブル5は、第1のケーブル2及び第2のケーブル3の引き出し方向を固定するための、第1のケーブル2及び第2のケーブル3上に射出成形又は押出成形によって形成された分岐固定具7をさらに含む。
上述した実施形態では言及しなかったが、第1のケーブル2及び第2の3以外の他の電線を一体化可能であることは言うまでもないことが理解できる。
したがって、第1のケーブル2と第2のケーブル3とが一体化されているため、車両の配線スペースを有効に活用することができ、配線及び取り付け作業を容易に行うことができる。内部テープ状部分91及び外部テープ状部分92が設けられているため、それぞれ、第1のケーブル2と第2のケーブル3との間の摩擦抵抗を低減し、第1のケーブル2、第2のケーブル3と外側シース4との間の摩擦抵抗を低減する。これにより、複合ケーブル5の柔軟性を高め、取り付け及び使用を容易にする。
図2を参照すると、本発明の一実施形態の複合ハーネス1は、複合ケーブル5と、複合ケーブル5の第1のケーブル2、第2のケーブル3のうちの少なくとも1つの一方の端部に設けられたコネクタ又はセンサ部を含む。具体的には、第1のケーブル2の一方の端部にブレーキキャリパ(図示せず)に接続されるコネクタ20cが設けられ、第2のケーブル3の一方の端部は、車輪速センサのセンサ部(センサプローブ)30cに接続され、2つのケーブル2、3の他方の端部に、共用コネクタ6が設けられる。第2のケーブル3の一方の端部とセンサ部(センサプローブ)30cとは、樹脂成形により一体化され、これにより、第2のケーブル3とセンサ部30cとの間の安定した接続を確保し、防水及び防塵の役割を果たす。コネクタ6の一方の端部は、第1のケーブル2及び第2のケーブル3に接続され、他方の端部は、車両の制御装置のインタフェース(図示せず)に接続され、車両の制御装置は、電動パーキングブレーキ(EPB)と、アンチロックブレーキシステム又は車両の安定性制御システムの制御装置と、を含み、複合ケーブル5の信号を制御装置に送信する。共有コネクタ6を使用する利点は、取り付けスペースが節約され、取り付け工程が省略されることである。他の実施形態においては、2つのケーブル2、3の他方の端部のコネクタは共用ではなく、2つのケーブル2、3のうちの少なくとも1つの他方の端部に個別のコネクタが設けられる。
本発明の特定の実施形態を説明したが、これらは例示としてのみ提示され、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。むしろ、本発明に記載の構造は、さまざまな他の形態で具体化することができる。また、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明に記載の構造形態に対してさまざまな代替及び変更を行うことができる。
1 複合ハーネス
2 第1のケーブル
3 第2のケーブル
4 外側シース
5 複合ケーブル
6 共用コネクタ
7 分岐固定具
20 第1の電線
20a 中心導体
20b 絶縁体
20c コネクタ
30 第2の電線
30a 中心導体
30b 絶縁体
30c センサ部分
31 シールド層
32 内側シース
32a 内側保護層
32b 内側保護層
41 嵌合部
42 位置決め止め壁
91 内部テープ状部分
92 外部テープ状部分

Claims (11)

  1. 複合ケーブル(5)であって、第1のケーブル(2)と、第2のケーブル(3)と、前記第2のケーブル(3)を被覆する内部テープ状部分(91)と、前記第1、第2のケーブル(2、3)を共に被覆する外部テープ状部分(92)及び外側シース(4)と、を備え
    前記第1のケーブル(2)は、電動ブレーキ用のケーブルであり、第1の電線(20)を含み、前記第1の電線(2)は、中心導体(20a)と、前記中心導体の周囲に被覆された絶縁体(20b)と、を含み、
    前記第2のケーブル(3)と前記第1の電線(2)とは、互いに撚り合わされ、前記第2のケーブル(3)は、第2の電線(30)と、前記第2の電線(30)を被覆するシールド層(31)及び内側シース(32)と、を含み、前記第2のケーブル(3)は、互いに撚り合わされた2つの第2の電線(30)を含み、
    前記内側シース(32)は、第1の内側保護層(32a)と、第2の内側保護層(32b)と、を含み、前記第1の内側保護層(32a)は、前記シールド層(31)の外周に押出被覆により形成され、前記第2の内側保護層(32b)は、前記第1の内側保護層(32a)の外周に押出被覆により形成され、又は、前記内側シース(32)は、1つの層のみを含み、前記第2のケーブル(3)のシールド層(31)の外周に押出被覆により直接形成される、複合ケーブル。
  2. 前記シールド層(31)は、外部信号の前記第2の電線(30)の信号に対する干渉を低減するためのテープ状金属材料であり、前記シールド層(31)の厚さ範囲は、0.005~0.05ミリメートルであり、前記シールド層(31)は、前記撚り合わされた第2の電線(30)を縦方向に巻き付ける様態で巻き付け、又は、前記シールド層(31)は、前記撚り合わされた第2の電線(30)を螺旋状に巻回する様態で巻き付け、テープ状の前記シールド層(31)は、その幅が5パーセント~50パーセント重なり合うように、前記撚り合わされた第2の電線(30)を螺旋状に巻回する、請求項に記載の複合ケーブル。
  3. 前記内部テープ状部分(91)は、前記内側シース(32)の周りに螺旋状に巻回され、前記内部テープ状部分(91)は、不織布又は木製パルプの材料で製造され、前記第1のケーブル(2)と、前記内部テープ状部分(91)で巻き付けられた前記第2のケーブル(3)とは、互いに撚り合わされて集合体を形成している、請求項に記載の複合ケーブル。
  4. 所述外部テープ状部分(92)は、前記第1のケーブル(2)と前記第2のケーブル(3)とが形成した前記集合体の周りに螺旋状に巻回され、前記外部テープ状部分(92)は、前記集合体と前記外側シース(4)との間に配置されている、請求項に記載の複合ケーブル。
  5. 前記外部テープ状部分(92)は、不織布又は木製パルプの材料で製造されている、請求項に記載の複合ケーブル。
  6. 前記第2のケーブル(3)の前記第2の電線(30)の撚り合い方向は、前記第2のケーブル(3)と前記第1の電線(20)との撚り合い方向と同一であり、前記外部テープ状部分(92)の巻回方向と反対であり、又は、前記第2のケーブル(3)の前記第2の電線(30)の撚り合い方向は、前記第2のケーブル(3)と前記第1の電線(20)との撚り合い方向と反対であり、かつ、前記外部テープ状部分(92)の巻回方向と反対であり、前記第2のケーブル(3)と前記第1の電線(20)との撚り合い方向は、前記外部テープ状部分(92)の巻回方向と同一である、請求項に記載の複合ケーブル。
  7. 前記外側シース(4)は、前記外部テープ状部分(92)の外周に押出被覆により形成され、前記外側シース(4)は、順に形成される2つの層を含み、又は、前記外部テープ状部分(92)の周りに直接形成される1つの層のみを含む、請求項に記載の複合ケーブル。
  8. 前記外側シース(4)の周りに、前記複合ケーブル(5)を車体に取り付けるための嵌合部(41)が形成され、前記嵌合部(41)は、前記外側シース(4)の外周面に沿って形成された嵌合溝を含み、前記嵌合溝の両側は、突出して位置決め止め壁(42)を形成している、請求項に記載の複合ケーブル。
  9. 前記複合ケーブルは、前記第1のケーブル(2)及び前記第2のケーブル(3)の引き出し方向を固定するための、前記第1のケーブル(2)及び前記第2のケーブル(3)上に射出又は押出成形方式を利用して形成された分岐固定具(7)をさらに備える、請求項に記載の複合ケーブル。
  10. 複合ハーネス(1)であって、請求項1乃至のいずれか一項に記載の複合ケーブル(5)と、前記複合ケーブル(5)の第1のケーブル(2)、第2のケーブル(3)のうちの少なくとも1つの端部に設けられたコネクタ又はセンサ部分と、を備える、複合ハーネス。
  11. 前記第1のケーブル(2)の一方の端部に、ブレーキキャリパに接続されるコネクタ(20c)が設けられ、前記第2のケーブル(3)の一方の端部は、車輪速度センサのセンサ部分(30c)に接続され、前記第1のケーブル(2)及び前記第2のケーブル(3)の他方の端部に、共用コネクタ(6)が設けられ、又は、前記第1のケーブル(2)若しくは前記第2のケーブル(3)のうちの少なくとも1つの他方の端部に、個別のコネクタが設けられている、請求項10に記載の複合ハーネス。
JP2019197256A 2018-10-31 2019-10-30 複合ケーブル及び複合ハーネス Active JP7481825B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201821780856.5 2018-10-31
CN201821780856.5U CN209401366U (zh) 2018-10-31 2018-10-31 复合电缆和复合线束

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020077632A JP2020077632A (ja) 2020-05-21
JP7481825B2 true JP7481825B2 (ja) 2024-05-13

Family

ID=67879118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019197256A Active JP7481825B2 (ja) 2018-10-31 2019-10-30 複合ケーブル及び複合ハーネス

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7481825B2 (ja)
CN (1) CN209401366U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020006589T5 (de) * 2020-03-26 2022-11-17 Mitsubishi Electric Corporation Kabelbaum, Verfahren zum Herstellen eines Kabelbaums und ein Industrieroboter, der den Kabelbaum umfasst

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237428A (ja) 2012-04-20 2013-11-28 Hitachi Cable Ltd 複合ハーネス
JP2014130707A (ja) 2012-12-28 2014-07-10 Hitachi Metals Ltd シールドケーブル
JP2017131054A (ja) 2016-01-21 2017-07-27 日立金属株式会社 複合ハーネス、複合ハーネスの製造方法、及び複合ケーブル
JP2017188199A (ja) 2016-04-01 2017-10-12 日立金属株式会社 複合ケーブル及び複合ハーネス
WO2017209298A1 (ja) 2016-06-02 2017-12-07 住友電気工業株式会社 車両用の多芯フラットケーブル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237428A (ja) 2012-04-20 2013-11-28 Hitachi Cable Ltd 複合ハーネス
JP2014130707A (ja) 2012-12-28 2014-07-10 Hitachi Metals Ltd シールドケーブル
JP2017131054A (ja) 2016-01-21 2017-07-27 日立金属株式会社 複合ハーネス、複合ハーネスの製造方法、及び複合ケーブル
JP2017188199A (ja) 2016-04-01 2017-10-12 日立金属株式会社 複合ケーブル及び複合ハーネス
WO2017209298A1 (ja) 2016-06-02 2017-12-07 住友電気工業株式会社 車両用の多芯フラットケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
CN209401366U (zh) 2019-09-17
JP2020077632A (ja) 2020-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6976278B2 (ja) 車両用複合ハーネス
US11377050B2 (en) Combination cable for vehicle
JP5541331B2 (ja) 複合ハーネス
JP7481825B2 (ja) 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP6702000B2 (ja) ケーブル、及びワイヤハーネス
US11443870B2 (en) Composite cable
JP7112920B2 (ja) 複合ケーブルおよびワイヤハーネス
JP7483348B2 (ja) 複合ケーブル及び複合ハーネス
JP2018137243A (ja) 自動車用複合ケーブル
JP7479817B2 (ja) 複合ハーネス
JP6838634B2 (ja) 複合ハーネス
JP7112921B2 (ja) 複合ケーブルおよびワイヤハーネス
JP2020080334A (ja) 自動車用複合ケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7481825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150