JP7480869B2 - 制御装置、ハミルトン閉路拡張装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
まず、制御装置及び方法の理論的背景について説明する。以下、行動制御の対象である制御対象物が、ロボットである場合を例に挙げて説明するが、制御対象物は、制御の対象となり得るものであれば、ロボット以外であってもよい。
多数の制御対象物が協調して、各制御対象物が接した状態を維持しつつ移動を行い、初期位置における隊列形成状態から目標位置への隊列変形を行う任務は、例えば図1に例示するような、互いに接する面同士をスライドさせて移動していくことが可能な立方体型の制御対象物の使用を想定する。図2に示すように、壁で区切られた部屋(ただし図中、壁を省略する)においての初期位置から目標位置まで複数の制御対象物の移動によって実現するものである。
それぞれの制御対象物i(iは制御対象物番号を表すi=0,1,2,3,…,p-1)の位置を(Xr[i],Yr[i],Zr[i])とし、初期位置を(Xr0[i],Yr0[i],Zr0[i])とし、目標位置を(Xre[i],Yre[i],Zre[i])とするとき、本問題は、初期位置に配置された制御対象物が、目標位置まで移動するための行動計画を求めることと定義できる。制御対象物の初期位置の集合をs、目標位置(Xre[i],Yre[i],Zre[i])の集合をgとする。
iを制御対象物番号としたとき、制御対象物iの各状態(制御対象物の位置と行動)は離散値で表現される。部屋をX,Y,Zの直交座標系からなる3次元空間で表すと、X軸、Y軸、Z軸をそれぞれ離散化表現した値により各位置を表現する。つまり、部屋(3次元空間)は格子で区切られ、各格子が各位置に対応する。また、各格子において、障害物の「ある/なし」が予め設定されている。
また、行動主体は部屋に配置されている各制御対象物となる。制御対象物i(iは制御対象物番号)の行動aは、静止、縦横高さ方向への1格子分の移動、の計7種類のうちのいずれかを取る。例えば、a∈{0,1,2,3,4,5,6}として、
0: 静止
1: 三次元空間内でX軸正方向に1格子だけ移動する
2: 三次元空間内でY軸正方向に1格子だけ移動する
3: 三次元空間内でX軸負方向に1格子だけ移動する
4: 三次元空間内でY軸負方向に1格子だけ移動する
5: 三次元空間内でZ軸正方向に1格子だけ移動する
6: 三次元空間内でZ軸負方向に1格子だけ移動する
とする。
このような任務環境における状態空間は、制御対象物数×3の次元数の状態を持ち、かつ選択可能な行動数は、制御対象物の行動(=7通り)の制御対象物数乗だけ存在する。例えば、制御対象物数が50で、部屋の縦横高さ方向の格子数がそれぞれ20であるとすれば状態数は20の150乗個にもなり、探索計算に要する資源の量は膨大なものとなる。さらに制御対象物数が1台増えるごとに、その状態数は8000倍増加していくことになる。本実施形態の[問題設定]の項で説明したように、制御対象物同士が接しているという拘束条件を取り入れる場合、制御対象物のお互いの移動を考慮したうえで探索計算行わなければならないために、根本的な計算量の削減は難しく、複数制御対象物を使用する場合の大きな問題となっている。
参考文献1におけるヘテロジニアス隊列制御では、上述の計算負荷の問題を解決するための方策の一つとして、ボイド制御の考え方を導入している。また、[問題設定]で述べたような隊列変形の問題を克服するために8マス制御対象物単位の考え方も導入している。
〔参考文献2〕H. Kawano, “Distributed Tunneling Reconfiguration of Sliding Cubic Modular Robots in Severe Space Requirements”, in Proc.14th Int. Symposium on Distributed Autonomous Robotic Systems, paper no. 1, Boulder, CO, Oct., 2018.
[4マス制御対象物単位の導入]
そこで、図4Aに示すように、4つの隣接した制御対象物を一つの単位とし(制御対象物単位)、制御対象物は、この制御対象物単位を維持しつつ移動を行うこととする。言い換えると、4台毎に1つの制御対象物単位を構成し、1つの制御対象物単位を構成する4台の制御対象物はそれぞれ3つの方向において1つの制御対象物単位を構成する他の制御対象物と隣接した状態を維持しつつ移動を行う。この制御対象物単位の集団は、互いに制御対象物単位ごとに一面を共有し、接しながら移動をするように制御される。同じ制御対象物単位に所属する4つの制御対象物も同一でなくヘテロジニアスであるとし、各制御対象物はそれぞれ固有の目標位置を持ち、隊列変形の前後で異なる制御対象物単位間を移動するものとする。
Xr[i1] = 2 × Xr_u[j]
Yr[i1] = 2 × Yr_u[j] + 1
Zr[i1] = 2 × Zr_u[j]
Xr[i2] = 2 × Xr_u[j] + 1
Yr[i2] = 2 × Yr_u[j]
Zr[i2] = 2 × Zr_u[j]
Xr[i3] = 2 × Xr_u[j]
Yr[i3] = 2 × Yr_u[j]
Zr[i3] = 2 × Zr_u[j]+1
Xr[i4] = 2 × Xr_u[j]
Yr[i4] = 2 × Yr_u[j]
Zr[i4] = 2 × Zr_u[j]
なお、各制御対象物iが所属する制御対象物単位jを表す変数をRr[i]=jとする。また、制御対象物が上記i1,i2,i3,i4のどの位置にあるかを指す変数をIr[i]=(1,2,3,4)とする。各制御対象物単位の初期位置を(Xr_u0[j],Yr_u0[j],Zr_u0[j])とし、目標位置を(Xr_ue[j],Yr_ue[j],Zr_ue[j])とする。以下、制御対象物の全体数pを4の倍数とする。
8マス制御対象物単位を構成する各制御対象物iからなる構造体を、初期位置の集合S内にて、各制御対象物が初期位置(Xr0[i],Yr0[i],Zr0[i])に存在する状態から、目標位置の集合G内の各目標位置(Xre[i],Yre[i],Zre[i])にある状態に変形させるヘテロジニアス制御対象物隊列制御の方法について以下説明していく。
(2)Mにおける各制御対象物の位置の入れ替え過程
(3)MからGへのホモジニアス変形過程
図5に示す通り、(1)と(3)の変形過程においては、タネリングと呼ばれる方法をとる。図5に示す動作においては、先頭の制御対象物単位Headと尾部の制御対象物単位Tailを結ぶ一連の制御対象物単位がいわば蛇のような形で、先頭制御対象物単位Headの動作を追従する方式で動作する。なお、他のタネリングを行う制御対象物単位、例えば非特許文献1に示すような伸長収縮制御対象物単位を使用した2×2×2の制御対象物単位を使用した制御対象物構造においてもこのタネリング動作は同様であり、本発明で示すタネリングのHeadとTailの選択方法は、同様に適用可能である。タネリングを使用した隊列変形には障害物のある環境においても、隊列変形動作を初期位置の集合と目標位置の集合以外の位置を使用せずに実行可能であるという利点がある。
Mの形態に関する条件として、M内の各制御対象物単位をノード(頂点)とし、二つの接する制御対象物単位をつなげる二つの面をエッジ(枝)としたときになされるグラフにおいて、そのグラフがハミルトン閉路pHを持つ(ここでは「Mがハミルトングラフ形状である」という。)ことが必要であるが、グラフ理論研究の現状において、任意のグラフが与えられたときにそのグラフがハミルトン閉路を持つかどうか一般的に判定する手法は確立されていないので、例えばS+Gがハミルトングラフ形状かどうかは簡単に判定はできない。そこで、Mがとるべき幾何学的条件を満たすハミルトングラフを一から生成することを考える。
(1)S+G内に収まるM0を選ぶ。
本変形過程は、大きく二つの過程に分けられる(図7、図8)。
(1)仮想ロボットで[S→S’_UCMM_Navigation]を実行する。
(1) M内かS内の制御対象物から、まだ制御対象物で埋まっていないM内の位置に接している制御対象物の位置を一つ選び、Eとする。そうしたEがないなら終了。
(1)C[0](複数の非接続な領域に分かれたS’∩Mの一つ)内の全ての位置をUpに登録する。Up内の制御対象物から、まだ制御対象物で埋まっていないM内の位置に接している制御対象物の位置を一つ選び、Eとする。そうしたEがないなら終了。
(1)各移動制御対象物の動作開始時刻を0にリセットする。t_interval_S_S’ = 1, t_interval_S’_M = 2とする。
Mにおける位置入れ替え過程は、以下のように行われる。Mのハミルトン閉路pHにおいてj番目の位置にある制御対象物単位をjと番号付けすることとする。Mにおける各制御対象物iの目標位置をtarget[i]とする。j内の制御対象物をi1[j],i2[j],i3[j],i4[j]とする( Rr[i1[j]]= Rr[i2[j]]= Rr[i3[j]]= Rr[i4[j]]=j)。
(1)j=1とする。
(1)制御対象物単位j内の制御対象物iのうち、制御対象物単位j’内に目標位置target[i]を持つものが存在するなら(2)へ、ないなら終了。
(1)制御対象物j内に目標位置を持つ制御対象物のうち、Ori[i]とtarget[i]の示すj内位置が異なる制御対象物iがある場合、k=1,2,3,4の全てについて(2)以下を実行
(2)target[i]の示す位置がj内kの位置でOri[i]!=kのとき、iのj内現在位置が図17から図19でのpi(=5,6,7,8)だとして、j内のOri[ix]=kとなる制御対象物ixのj内現在位置が図17から図19でのpix(=5,6,7,8)だとしたとき、
(2-1)j→j’の向きがa=1,2,5のとき
(2-1-1)図17から図19に示す8の位置の制御対象物とpiの位置にある制御対象物との入れ替えを行う。
(2-2-1)図26から図28に示す7の位置の制御対象物とpiの位置にある制御対象物との入れ替えを行う。
(1)各移動制御対象物の動作開始時刻を0にリセットする。t_interval_M = 2とする。
本変形過程は、[S→Mの変形過程において]SをGに入れ替えたものを、時間的に逆再生することで得られる。
(1)仮想ロボットで[G→G’_UCMM_Navigation]を実行する。
(1) M内かG内の制御対象物から、まだ制御対象物で埋まっていないM内の位置に接している制御対象物の位置を一つ選び、Eとする。そうしたEがないなら終了。
(1)C[0](複数の非接続な領域に分かれたG’∩Mの一つ)内の全ての位置をUpに登録する。Up内の制御対象物から、まだ制御対象物で埋まっていないM内の位置に接している制御対象物の位置を一つ選び、Eとする。そうしたEがないなら終了。
(1)各移動制御対象物の動作開始時刻を0にリセットする。t_interval_G_G’ = 1, t_interval_G’_M = 2とする。
以上に述べた過程を組み合わせることにより、全体のヘテロジニアス変形過程が完成する。
(1) [S→Mの変形過程]で計算された動作履歴に従い制御対象物を移動させる。この処理は、後述する第一移動計画部1、第一移動部2により行われる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、図面中において同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。まず、制御装置及び方法の実施形態について説明する。
制御装置は、図36に示すように、第一移動計画部1、第一移動部2、第二移動計画部3、中間位置入替部4及び第二移動部5を例えば備えている。
第一移動計画部1は、初期位置にある各制御対象物を制御対象物単位で中間位置に移動させるための第一移動計画を作成する(ステップS1)。作成された第一移動計画は、第一移動部2に出力される。
第一移動部2には、第一移動計画が入力される。
第二移動計画部3は、目標位置にあると仮定した各制御対象物を、制御対象物単位で中間位置に移動させるための第二移動計画を作成する(ステップS3)。作成された第二移動計画は、中間位置入替部4及び第二移動部5に出力される。
中間位置入替部4には、第二移動計画が入力される。
第二移動部5には、第二移動計画が入力される。
制御装置は、図36に破線で示す中間位置決定部6を備えていてもよい。この場合、中間位置決定部6は、先に説明した[M_Decision]の処理を行うことにより、中間位置を決定する。決定された中間位置は、第一移動計画部1及び第二移動計画部3に出力される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、これらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計の変更等があっても、本発明に含まれることはいうまでもない。
上述した各装置の各部の処理をコンピュータにより実現してもよく、この場合は各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムを図40に示すコンピュータ1000の記憶部1020に読み込ませ、演算処理部1010、入力部1030、出力部1040などに動作させることにより、上記各装置における各種の処理機能がコンピュータ上で実現される。
Claims (8)
- 制御対象物単位には第一型制御対象物単位及び第二型制御対象物単位があり、第一型制御対象物単位及び第二型制御対象物単位のそれぞれはU個(Uは4以上の整数)の制御対象物から構成されており、
各制御対象物には初期位置及び目標位置が定められており、初期位置及び目標位置にある制御対象物から構成される構造体は、第一型制御対象物単位及び第二型制御対象物単位が組み合わさることにより2U個の制御対象物で構成される合体制御対象物単位で構成されており、
中間位置内の制御対象物単位をノードとし、互いに接する2個の制御対象物単位をつなげる面をエッジとするグラフはハミルトン閉路となり、中間位置に位置する制御対象物単位の周囲には、他の制御対象物単位が通過でき、制御対象物単位同士が位置を入れ替える空間があり、
初期位置にある各制御対象物を制御対象物単位で中間位置に移動させるための第一移動計画を作成する第一移動計画部と、
前記第一移動計画に従い、初期位置にある各制御対象物を制御対象物単位で中間位置に移動させる第一移動部と、
目標位置にあると仮定した各制御対象物を、制御対象物単位で中間位置に移動させるための第二移動計画を作成する第二移動計画部と、
前記第一移動部により移動された各制御対象物を、中間位置の中の、前記第二移動計画により定まる前記各制御対象物の移動先に移動させる中間位置入替部と、
前記第二移動計画を時間的に逆にした計画に従い、中間位置にある各制御対象物を制御対象物単位で目標位置に移動させる第二移動部と、
を含む制御装置。 - 請求項1の制御装置であって、
ハミルトン閉路上の隣り合う2個のノードに対応する2個の制御対象物単位k,k+1にそれぞれ接する位置にあり、前記ハミルトン閉路上の位置にない2個の制御対象物単位a,bを新たなノードとして前記ハミルトン閉路に追加し、制御対象物単位k,k+1と制御対象物単位a,bをそれぞれつなげる面を新たなエッジとして前記ハミルトン閉路に追加する処理を繰り返すことで、ハミルトン閉路を拡張し、拡張されたハミルトン閉路のノードの位置を前記中間位置とする中間位置決定部を更に含む、
制御装置。 - 請求項1又は2の制御装置であって、
前記中間位置入替部は、前記ハミルトン閉路に沿って制御対象物単位jを移動して行き、制御対象物単位jに隣接する制御対象物単位の中に、制御対象物単位jを構成する制御対象物の前記第二移動計画により定まる移動先がある場合には、その制御対象物と、その移動先にある制御対象物を入れ替える処理を繰り返すことで、前記第一移動部により移動された各制御対象物を、中間位置の中の、前記第二移動計画により定まる前記各制御対象物の移動先に移動させる、
制御装置。 - 請求項1から3の何れかの制御装置であって、
初期位置をSとし、中間位置をMとし、初期位置Sと中間位置Mの共通位置をS∩Mとし、中間位置Mから、初期位置Sと中間位置Mの共通位置S∩Mを除いた位置をM-S∩Mとし、初期位置Sから、初期位置Sと中間位置Mの共通位置S∩Mを除いた位置をS-S∩Mとして、
前記第一移動計画部は、初期位置Sにある各第一型制御対象物単位をM-S∩Mに移動させ、S-S∩Mにある各第二制御対象物単位をM-S∩Mに移動させるための計画を前記第一移動計画として作成し、
目標位置をGとし、中間位置をMとし、目標位置Gと中間位置Mの共通位置をG∩Mとし、中間位置Mから、目標位置Gと中間位置Mの共通位置G∩Mを除いた位置をM-G∩Mとし、目標位置Gから、目標位置Gと中間位置Mの共通位置G∩Mを除いた位置をG-G∩Mとして、
前記第二移動計画部は、目標位置Gにあると仮定した各第一型制御対象物単位をM-G∩Mに移動させ、G-G∩Mにあると仮定した各第二制御対象物単位をM-G∩Mに移動させるための計画を前記第二移動計画として作成する、
制御装置。 - 制御対象物単位には第一型制御対象物単位及び第二型制御対象物単位があり、第一型制御対象物単位及び第二型制御対象物単位のそれぞれはU個(Uは4以上の整数)の制御対象物から構成されており、
各制御対象物には初期位置及び目標位置が定められており、初期位置及び目標位置にある制御対象物から構成される構造体は、第一型制御対象物単位及び第二型制御対象物単位が組み合わさることにより2U個の制御対象物で構成される合体制御対象物単位で構成されており、
中間位置内の制御対象物単位をノードとし、互いに接する2個の制御対象物単位をつなげる面をエッジとするグラフはハミルトン閉路となり、中間位置に位置する制御対象物単位の周囲には、他の制御対象物単位が通過でき、制御対象物単位同士が位置を入れ替える空間があり、
第一移動計画部が、初期位置にある各制御対象物を制御対象物単位で中間位置に移動させるための第一移動計画を作成する第一移動計画ステップと、
第一移動部が、前記第一移動計画に従い、初期位置にある各制御対象物を制御対象物単位で中間位置に移動させる第一移動ステップと、
第二移動計画部が、目標位置にあると仮定した各制御対象物を、制御対象物単位で中間位置に移動させるための第二移動計画を作成する第二移動計画ステップと、
中間位置入替部が、前記第一移動部により移動された各制御対象物を、中間位置の中の、前記第二移動計画により定まる前記各制御対象物の移動先に移動させる中間位置入替ステップと、
第二移動部が、前記第二移動計画を時間的に逆にした計画に従い、中間位置にある各制御対象物を制御対象物単位で目標位置に移動させる第二移動ステップと、
を含む制御方法。 - ハミルトン閉路上の隣り合う2個のノードk,k+1にそれぞれ接する位置にあり、前記ハミルトン閉路上の位置にない2個のノードa,bを選択する選択部と、
前記選択された2個のノードa,bを新たなノードとして前記ハミルトン閉路に追加し、2個のノードk,k+1と2個のノードa,bをそれぞれつなげるエッジを新たなエッジとして前記ハミルトン閉路に追加する追加部と、
前記選択部及び前記追加部の処理を繰り返すことで、ハミルトン閉路を拡張する制御部と、
を含むハミルトン閉路拡張装置。 - 選択部、追加部及び制御部がコンピュータにより実装されるとして、
前記選択部が、ハミルトン閉路上の隣り合う2個のノードk,k+1にそれぞれ接する位置にあり、前記ハミルトン閉路上の位置にない2個のノードa,bを選択する選択ステップと、
前記追加部が、前記選択された2個のノードa,bを新たなノードとして前記ハミルトン閉路に追加し、2個のノードk,k+1と2個のノードa,bをそれぞれつなげるエッジを新たなエッジとして前記ハミルトン閉路に追加する追加ステップと、
前記制御部が、前記選択部及び前記追加部の処理を繰り返すことで、ハミルトン閉路を拡張する制御ステップと、
を含むハミルトン閉路拡張方法。 - 請求項1から請求項4に記載の何れかの制御装置の各部又は請求項6のハミルトン閉路拡張装置の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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