JP7480355B2 - 未読メッセージの表示方法、装置及び電子機器 - Google Patents

Description

（関連出願の相互参照）
本願は、２０２０年５月２７日に中国で出願した中国特許出願番号２０２０１０４６３５８５．６の優先権を主張し、その全ての内容は引用によって本願に組み込まれている。

本発明の実施例は、通信技術分野に関し、特に、未読メッセージの表示方法、装置及び電子機器に関する。

電子機器技術の進化に伴い、電子機器（例えば、携帯電話、タブレットコンピュータ）におけるアプリケーションの数は増えており、電子機器が受信する未読メッセージの数及び種類も増えている。

関連技術において、電子機器は、未読メッセージを受信した後に、メッセージ通知バーに当該未読メッセージを表示し、ステータスバーに当該未読メッセージに対応するアプリケーションのアプリケーションアイコンを表示することで、未読メッセージがあることをユーザに知らせる。

しかしながら、電子機器が多くの未読メッセージを受信した場合に、ユーザは、異なるホーム画面ページで異なる未読メッセージを含むアプリケーションをチェックするには、ホーム画面上でページめくりを行う必要がある。よって、ユーザは、メッセージ通知バーから閲覧したい未読メッセージを速やかに見つけることが困難であり、結果として未読メッセージを見逃すという問題が生じる。

本発明の実施例は、手動選別によりユーザが一部の未読メッセージを見逃し、作業効率を低下させるという問題を解決できる、未読メッセージの表示方法、装置及び電子機器を提供する。

上記技術的問題を解決するために、本発明は、下記のように実現する。

第１側面において、本発明の実施例は、電子機器が目標三次元図形コントロールを表示するステップと、電子機器が上記目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対する第１入力を受け取るステップと、上記第１入力に応答して電子機器が第１未読メッセージを表示するステップと、を含む未読メッセージの表示方法であって、上記目標三次元図形コントロールの表示面は異なるメッセージ種類をそれぞれ示すＮ個の領域を含み、上記第１未読メッセージは上記第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージであり、Ｎは正の整数である、未読メッセージの表示方法を提供する。

第２側面において、本発明の実施例は、更に、表示モジュール及び受取モジュールを備える未読メッセージの表示装置であって、上記表示モジュールは、目標三次元図形コントロールを表示することに用いられ、上記受取モジュールは、上記目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対する第１入力を受け取ることに用いられ、上記表示モジュールは、更に、上記受取モジュールによって受け取られた前記第１入力に応答して第１未読メッセージを表示することに用いられ、上記目標三次元図形コントロールの表示面は異なるメッセージ種類をそれぞれ示すＮ個の領域を含み、上記第１未読メッセージは上記第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージであり、Ｎは正の整数である、未読メッセージの表示装置を提供する。

第３側面において、本発明の実施例は、プロセッサと、メモリと、当該メモリに記憶され且つ当該プロセッサにおいて実行可能なコンピュータプログラムとを備え、当該コンピュータプログラムが当該プロセッサにより実行されると、第１側面に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現する、電子機器を提供する。

第４側面において、本発明の実施例は、コンピュータプログラムを記憶しており、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、第１側面に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現する、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。

本発明の実施例では、電子機器が目標三次元図形コントロールを表示した後に、当該目標三次元図形コントロールの表示面がＮ個の領域を含み、各領域が異なるメッセージ種類をそれぞれ示すので、電子機器は、当該三次元図形コントロールにおける第１領域に対するユーザの第１入力を受け取ると、直接当該第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージをユーザに表示することができる。このようにして、電子機器は三次元図形コントロールによって、電子機器における未読メッセージを分類し集中的に表示することができ、これによって、ユーザは、便利に当該三次元図形コントロールによって必要な未読メッセージを迅速に探して呼び出し、適時に処理することができ、ユーザが自分に関係する重要な未読メッセージを見逃すという問題を避け、作業効率を大幅に向上させる。

本発明の実施例で提供される可能なＡｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムのアーキテクチャ模式図である。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法のフローチャートである。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法が適用される画面の模式図（その１）である。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法が適用される画面の模式図（その２）である。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法が適用される画面の模式図（その３）である。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法が適用される画面の模式図（その４）である。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法が適用される画面の模式図（その５）である。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法が適用される画面の模式図（その６）である。 本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示装置の構造模式図である。 本発明の実施例で提供される電子機器のハードウェアの構造模式図である。

以下に本発明の実施例における図面を参照し、本発明の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本発明の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく、得られた他の全ての実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。

説明すべきことは、本明細書における「／」は「又は」を意味し、例えば、Ａ／ＢはＡ又はＢを表してもよく、本明細書における「及び／又は」は関連対象の関連関係を記述するためのものに過ぎず、３つの関係が存在可能であることを示し、例えば、Ａ及び／又はＢは、Ａのみが存在すること、ＡとＢが同時に存在すること、及びＢのみが存在することの３つの場合を示してもよい点である。

説明すべきことは、本明細書における「複数」とは、２つ又は２つよりも多いことを意味する点である。

説明すべきことは、本発明の実施例において、「例示的」又は「例えば」等の用語は例、例証又は説明とすることを示すためのものである点である。本発明の実施例において「例示的」又は「例えば」と説明されるいかなる実施例又は設計案も他の実施例又は設計案より好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。厳密に言えば、「例示的」又は「例えば」等の用語は具体的な形態で関連概念を示す目的で使用される。

説明すべきことは、本発明の実施例の技術的解決手段を明確に説明するために、本発明の実施例において、「第１」、「第２」等の用語を用いて機能又は役割が基本的に同じである同一又は類似の項目を区別しているが、当業者であれば、「第１」、「第２」等の用語は数及び実行順序を限定するものではないことが理解される点である。例えば、第１入力及び第２入力は異なる入力を区別するためのものであり、入力の特定の順序を記述するものではない。

本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法の実行主体は、電子機器であってもよいし、当該電子機器における当該未読メッセージの表示方法を実現可能な機能モジュール及び／又は機能実体であってもよく、具体的には実際の使用要求に応じて決めることができ、本発明の実施例はこれを限定しない。

本発明の実施例における電子機器は端末機器であってもよい。例として、当該端末機器は、携帯型端末機器であってもよいし、非携帯型端末機器であってもよい。携帯型端末機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載端末機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅ ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＵＭＰＣ）、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ，ＰＤＡ）等であってもよく、非携帯型端末機器は、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＰＣ）、テレビ（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ，ＴＶ）、現金自動預払機又はキオスク端末等であってもよく、本発明の実施例はこれを具体的に限定しない。

本発明の実施例における電子機器は、オペレーティングシステムを有する電子機器であってもよい。当該オペレーティングシステムは、アンドロイド（Ａｎｄｒｏｉｄ）オペレーティングシステムであってもよいし、ｉｏｓオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本発明の実施例はこれを具体的に限定しない。

以下において、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムを例にして、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法が適用されるソフトウェア環境を説明する。

図１は、本発明の実施例によって提供される可能な一Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムのアーキテクチャ模式図である。図１において、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムのアーキテクチャは４つの層を含み、それぞれアプリケーション層、アプリケーションフレームワーク層、システム実行ライブラリ層及びカーネル層（具体的に、Ｌｉｎｕｘカーネル層であってもよい）である。

アプリケーション層は、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステム内の各アプリケーション（システムアプリケーションと第三者アプリケーションを含む）を含む。

アプリケーションフレームワーク層は、アプリケーションのフレームワークであり、開発者は、アプリケーションフレームワークの開発原則を遵守するうえで、アプリケーションフレームワーク層に基づいて幾つかのアプリケーションを開発することができる。

システム実行ライブラリ層は、ライブラリ（システムライブラリとも呼ばれる）とＡｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステム実行環境を含む。ライブラリは主として、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムに必要な各種リソースを提供するものである。Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステム実行環境は、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムにソフトウェア環境を提供するためのものである。

カーネル層は、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムのオペレーティングシステム層であり、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムのソフトウェア階層の最下位層である。カーネル層は、Ｌｉｎｕｘカーネルをもとに、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムにコアシステムサービスとハードウェア関連のドライバプログラムを提供する。

Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムを例にし、本発明の実施例において、開発者は、上述した図１に示すＡｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムのシステムアーキテクチャをもとに、本発明の実施例によって提供される未読メッセージの表示方法を実現するソフトウェアプログラムを開発することができ、それによって、該未読メッセージの表示方法は、図１に示すようなＡｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムのもとで実行可能となる。つまり、プロセッサ又は端末機器は、Ａｎｄｒｏｉｄオペレーティングシステムにおいて該ソフトウェアプログラムを実行することで本発明の実施例によって提供される未読メッセージの表示方法を実現することができる。

図２に示すように、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法は、ステップ２０１～ステップ２０３を含む。

ステップ２０１：電子機器が目標三次元図形コントロールを表示する。

本発明の実施例では、上記目標三次元図形コントロールは、１つ又は複数の表示面を含む。上記三次元図形コントロールとは、立体三次元図形の形で表示するコントロールであることが理解できる。

本発明の実施例では、上記三次元図形コントロールは、三次元幾何図形コントロールであってもよいし、他の三次元図形コントロールであってもよい。

例として、上記三次元幾何図形は、球体、円柱体、四面体、六面体等のいずれか一項を含んでもよい。更に、上記三次元幾何図形コントロールの表示面数は、幾何面数と同じであっても、幾何面数と異なってもよい。例えば、三次元図形コントロールが四面体コントロールであることを例とすると、当該四面体コントロールは４つの表示面を含んでもよい。

例として、上記の他の三次元図形は、三次元漫画キャラクタ図形のような不規則三次元図形を含んでもよいし、三次元凹面体のような不規則三次元幾何図形を含んでもよい。

本発明の実施例では、上記目標三次元図形コントロールの表示面は異なるメッセージ種類をそれぞれ示すＮ個の領域を含み、即ち、１つの領域が１つのメッセージ種類に対応し、Ｎは正の整数である。

注意すべきことは、上記目標三次元図形コントロールの表示面における領域の区画については、ユーザがカストマイズしてもよいし、電子機器で予め設定されてもよく、本発明の実施例はこれを限定するものではない点である。例えば、三次元図形コントロールが四面体コントロールであることを例とすると、当該四面体コントロールの各表示面を更に２つの領域に区画してもよく、このため当該四面体コントロールは、それぞれ１つのメッセージ種類に対応する８つの領域を含んでもよい。

選択可能に、本発明の実施例では、電子機器は少なくとも下記のいくつかの方式で未読メッセージを分類してもよい。

一例において、電子機器は、メッセージ種類により未読メッセージを分類してもよく、同じメッセージタイプの未読メッセージを一類とする。例えば、上記メッセージタイプは、文字タイプ、画像タイプ、音声タイプ、動画タイプ等を含んでもよい。

一例において、電子機器は、未読メッセージの送信側情報（例えば、送信側のハンドルネーム、アカウント等）により未読メッセージを分類してもよく、同じ送信側の未読メッセージを一類とする。例えば、チャットＡＰＰにおける未読メッセージについては、同一の送信機器の送信した未読メッセージを同一のメッセージ種類としてもよい。

一例において、電子機器は更に未読メッセージが存在するアプリケーションにより分類してもよく、同一のアプリケーションにおける未読メッセージを一類とする。

一例において、電子機器は、各未読メッセージをそれぞれ異なるメッセージ種類としてもよく、即ち、１つの未読メッセージが１つのメッセージ種類に対応する。上記のＮ個の領域がＮ個の未読メッセージに対応することが理解できる。

選択可能に、本発明の実施例では、電子機器は、現在の表示画面に上記目標三次元図形コントロールをフローティング表示してもよいし、所定の透明度で上記目標三次元図形コントロールをフローティング表示してもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

選択可能に、本発明の実施例では、電子機器は、上記目標三次元図形コントロールを表示する前に、目標二次元画像に基づいて対応する目標三次元図形コントロールを生成してもよい。上記目標二次元画像は、ユーザがカストマイズしたものであってもよいし、電子機器で予め設定されたものであってもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

一例において、電子機器は、二次元図形コントロールの領域を区画し、領域ごとに異なる程度の色の階調でレンダリングすることで二次元図形画像を三次元図形コントロールの形で表示することができる。

ステップ２０２：電子機器が上記目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対する第１入力を受け取る。

本発明の実施例では、上記第１入力は、上記目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対するユーザのタッチ入力であってもよく、スワイプ入力、タップ入力、長押し入力、特定ジェスチャ入力を含み、本発明の実施例はこれを限定しない。

本発明の実施例では、電子機器は、上記目標三次元図形コントロール又は当該目標三次元図形コントロールの各領域に対して対応するタッチ属性を設定することで、当該目標三次元図形コントロールがユーザのタッチ入力を受け取り、ユーザに必要な表示効果を表示することを可能とする。

一例において、電子機器は、三次元座標モデルを構築することで、上記目標三次元図形コントロールに対応する三次元図形に対して、正確な表示座標を作成し、ユーザが当該三次元図形にタッチ入力をする時に、電子機器は三次元図形を異なる表示座標に変更することで、三次元図形の表示効果を変更することができる。

本発明の実施例では、上記第１領域は上記Ｎ個の領域のうちの少なくとも１つであってもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

ステップ２０３：上記第１入力に応答して電子機器が第１未読メッセージを表示する。

本発明の実施例では、上記第１未読メッセージは、上記第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージである。

選択可能に、本発明の実施例では、電子機器は、領域ごとに異なる色を設定し、即ち、メッセージ種類ごとに異なる色を設定してもよい。このようにして、ユーザが各領域に対応する未読メッセージ種類を区別しやすくなるだけでなく、ユーザがＮ個の領域の領域境界を区別するのにも役立つ。例えば、図３（ａ）に示すように、三次元図形コントロールが球形コントロール３１である場合に、領域ごとに異なる表示色でレンダリングすることで、当該三次元球体コントロールの表示面を、領域３２、領域３３、領域３４及び領域３５という４つの領域に区画する（４つの領域の異なる色は図示せず、異なる領域は破線で区別される）。

例を挙げて説明すると、電子機器は、文字タイプの未読メッセージに対応する領域を赤色で、画像タイプの未読メッセージに対応する領域を黄色で、音声タイプの未読メッセージに対応する領域を青色で、動画タイプの未読メッセージに対応する領域をオレンジ色でレンダリングしてもよく、具体的な設定は、実際の要求に応じて行えばよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

選択可能に、本発明の実施例では、電子機器は、ユーザが上記Ｎ個の領域を区別しやすくなるように、上記Ｎ個の領域の領域境界線を描いてもよい。例えば、図３（ｂ）に示すように、三次元図形コントロールが三次元球体コントロール３１である場合に、電子機器は、球面において領域境界を線で描くことで、三次元球体コントロール３１の球面を領域３２、領域３３、領域３４及び領域３５に区画し、三次元球体コントロール３１における異なる領域を区別する。

本発明の実施例では、上記三次元図形コントロールの異なる領域は、電子機器における異なる未読メッセージを呼び出すために使用可能である。

例として、上記未読メッセージは、目標三次元コントロールの領域に直接表示されてもよく、目標三次元コントロールの領域に直接表示されなくてもよい。

本発明の実施例では、電子機器は、未読メッセージを受信すると、電子機器の現在の表示画面に上記三次元図形コントロールを直接表示してもよいし、電子機器に対するユーザのプリセット操作を受け取ることで上記三次元図形コントロールを呼び出して表示してもよい（例えば、音量アップボタンに対するユーザの２回押し操作を受け取ることで当該三次元図形コントロールを呼び出して表示する）。

このようにして、三次元図形が立体性を有するので、当該三次元図形コントロールは、二次元図形コントロールと比べて、画面の占有面積を大幅に節約すると共に、画面の美観や操作への関心を高めることができる。

本発明の実施例では、上記第１未読メッセージは、ユーザが閲覧又は処理していないメッセージであってもよい。

本発明の実施例では、上記異なるメッセージ種類は、異なるアプリケーションを示してもよいし、同一のアプリケーションにおける異なる種類を示してもよい。例えば、同一の「チャット」アプリケーション（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ，ＡＰＰ）における異なるチャット相手（例えば、彼女、上役）は異なる種類のメッセージとなる。

本発明の実施例では、上記の三次元図形コントロール領域で未読メッセージを示す方式は、電子機器で予め設定されてもよいし、ユーザがカストマイズしてもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

一例において、電子機器は、デフォルトで受信した未読メッセージを三次元図形コントロールを介して表示する必要がある未読メッセージとして設定してもよい。

一例において、電子機器は、ユーザが電子機器におけるアプリケーションを使用する頻度を周期的に統計し、高い頻度のアプリケーションから受信した未読メッセージを三次元図形コントロールを介して表示する必要があるメッセージとして設定してもよい。更に、ユーザが閲覧又は処理する必要のあるメッセージをより正確にユーザに提供するために、電子機器は、ユーザがあるアプリケーションを使用する過程で使用頻度の高い表示内容を周期的に統計し、当該表示内容に関連する未読メッセージを三次元図形コントロールを介して表示する必要があるメッセージとして設定してもよい。

一例において、ユーザは、予め電子機器に対してシステム設定を行い、電子機器におけるアプリケーションの一部又は全部及びアプリケーションにおける特定の表示内容に対応する未読メッセージを三次元図形コントロールを介して表示する必要があるメッセージとして設定してもよい。

本発明の実施例では、電子機器は、第１未読メッセージに対応するアプリケーションに第１未読メッセージのメッセージ内容を表示してもよいし、アプリケーションにアクセスせずに直接当該三次元図形コントロールが存在する表示画面に第１未読メッセージのメッセージ内容を表示してもよい。なお、電子機器が直接当該三次元図形コントロールが存在する表示画面に第１未読メッセージのメッセージ内容を表示する場合に、当該メッセージ内容の表示領域は、三次元図形コントロールが存在するディスプレイにおける表示領域と重ならない。

例１として、図４（ａ）に示すように、電子機器のホーム画面ページに四面体コントロール４１（即ち、上記目標三次元図形コントロール）が表示され、当該四面体コントロール４１は、円柱体の幾何境界線によって、「天気」ＡＰＰに対応する領域４２、「チャット」ＡＰＰに対応する領域４３、「メールボックス」ＡＰＰに対応する領域４４及び「ゲーム」ＡＰＰに対応する領域４５という４つの異なる領域に区画される。この時に、電子機器が領域４２（即ち、上記第１領域）に対するユーザのタップ入力（即ち、上記第１入力）を受け取ると、図４（ｂ）に示すように、当該電子機器は、現在のホーム画面ページから「天気」ＡＰＰにおける未読メッセージ画面にジャンプし、「現地：晴２０℃～２５℃」という上記未読メッセージ（即ち、上記第１未読メッセージ）の内容を表示する。

例２として、図５（ａ）に示すように、電子機器のロック画面に三次元球体コントロール５１（即ち、上記目標三次元図形コントロール）が表示され、当該球体は、線によって合計３つの異なる領域に区画され、これらの領域は、それぞれ「天気」ＡＰＰに対応する領域５２、「チャット」ＡＰＰに対応する領域５３、「メールボックス」ＡＰＰに対応する領域５４である。この時に、電子機器が領域５２（即ち、上記第１面）に対するユーザのタップ入力（即ち、上記第１入力）を受け取ると、図５（ｂ）に示すように、上記領域５２に「現地：晴２０℃～２５℃」という当該「天気」ＡＰＰの未読メッセージ（即ち、上記第１未読メッセージ）の内容を表示する。

本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法によれば、電子機器が目標三次元図形コントロールを表示した後に、当該目標三次元図形コントロールがＮ個の領域を含む三次元図形コントロールであり、各領域が異なるメッセージ種類をそれぞれ示すので、電子機器は、当該三次元図形コントロールにおける目標領域に対するユーザの第１入力を受け取ると、直接当該目標領域で示される未読メッセージをユーザに表示することができる。このようにして、電子機器は三次元図形コントロールによって、電子機器における未読メッセージを分類し集中的に表示することができ、これによって、ユーザは、便利に当該三次元図形コントロールによって必要な未読メッセージを迅速に探して呼び出し、適時に処理することができ、ユーザが自分に関係する重要な未読メッセージを見逃すという問題を避け、作業効率を大幅に向上させる。

選択可能に、本発明の実施例では、第１未読メッセージを表示する上記ステップ２０３において、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法は下記のステップＡ１及び／又はステップＡ２及び／又はステップＡ３を含む。

ステップＡ１：電子機器が上記第１領域に第１識別子を表示する。

上記第１識別子は、上記第１未読メッセージの通知内容を示すことに用いられる。

ステップＡ２：電子機器が上記第１領域に第２識別子を表示する。

上記第２識別子は、第１領域における対応する全部又は一部の未読メッセージに対応するアプリケーションのアプリケーションアイコンを示すことに用いられる。

ステップＡ３：電子機器が上記第１領域に第３識別子を表示する。

上記第３識別子は、第１領域に対応するメッセージ種類を示すことに用いられる。

例として、上記第１識別子は、文字識別子であってもよいし、画像識別子であってもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

例として、上記第１識別子は、第１領域にフローティングウィンドウによって表示してもよい。

一例において、上記第１未読メッセージの通知内容は上記フローティングウィンドウに表示してもよく、上記フローティングウィンドウは第１未読メッセージに対応する領域に表示してもよい。

一例において、上記第１未読メッセージの通知内容は文字識別子の形で第１領域に表示してもよい。上記文字識別子は上記第１未読メッセージの通知内容のメッセージ内容全体であってもよく、メッセージ内容の一部であってもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

なお、上記未読メッセージが文字識別子の形で目標三次元コントロールの領域に表示される時に、上記未読メッセージはメッセージ内容と同じであっても、異なってもよい。例えば、未読メッセージはメッセージ内容全体であってもよいし、当該未読メッセージを示すための簡素化情報内容であってもよい。上記未読メッセージが簡素化情報内容である場合に、当該未読メッセージに対応するメッセージ数、メッセージ送信側の名称、メッセージ送信時間、メッセージのキーワード情報等、メッセージに関連する情報を表示してもよく、これによって、ユーザは当該目標三次元図形コントロールによって先立って知ることができる。

一例において、上記第１未読メッセージの通知内容は、画像識別子の形で第１未読メッセージに対応する表示領域に表示してもよい。上記画像識別子は、第１未読メッセージの所属するメッセージ種類のアイコン識別子であってもよい。例えば、上記アイコン識別子は、当該第１未読メッセージに対応するメッセージ送信側のプロフィール写真識別子であってもよい。

例として、上記第２識別子はアイコン識別子であってもよい。

例として、上記第３識別子については上記の第１識別子の説明を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。

このようにして、ユーザは上記領域に表示される識別子によって、当該領域に対応する未読メッセージのメッセージ内容、及び／又はメッセージの前記アプリケーションアイコン、及び／又はメッセージ種類を直接識別でき、閲覧、処理したい第１未読メッセージを便利に決めることができる。

選択可能に、本発明の実施例では、目標三次元図形コントロールを表示する上記ステップ２０１の後に、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法は更に下記のステップＢを含む。

ステップＢ：上記電子機器における未読メッセージのメッセージ数が変化すると、上記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新する。

例として、上記メッセージ数が変化した場合に、上記未読メッセージのメッセージ種類は、変化することも、変化しないこともある。一例において、電子機器は、未読メッセージのメッセージ種類が変化すると、上記目標三次元図形コントロールの第１三次元図形形状を第２三次元図形形状に更新するように設定されてもよい。

更に選択可能に、上記第２三次元図形形状は、上記第１三次元図形形状と比べると、領域が増加した三次元図形形状であってもよいし、領域が減少した三次元図形形状であってもよい。

選択可能に、上記三次元図形コントロールの形状は、三次元幾何図形であってもよいし、他の三次元図形であってもよく、以下では、これら２つの形状の三次元図形コントロールを例として上記目標三次元図形コントロールを説明する。

第１の場合に、三次元図形コントロールの形状は三次元幾何図形である。

上記電子機器における未読メッセージのメッセージ種類数が減少すると、上記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は上記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも多くなり、上記電子機器における未読メッセージのメッセージ種類数が増加すると、上記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は上記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも少なくなる。

例として、上記三次元幾何図形とは、球体、四面体、六面体等のような点、線、面で構成された立体幾何図形である。

例として、上記幾何面の説明については上記領域の説明を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。

例として、上記未読メッセージのメッセージ種類の数と幾何面の数は一対一に対応する関係である。例えば、上記未読メッセージのメッセージ種類の数が４の時に、幾何面の数も４であり、即ち、当該三次元幾何図形は四面体である。

更に、上記未読メッセージのメッセージ種類の数変化は幾何面の数変化に正比例し、即ち、未読メッセージのメッセージ種類が増加する時に、幾何面の数も増加し、逆には、未読メッセージのメッセージ種類の数が減少する時に、幾何面の数も減少する。

例３として、上記例１を参照し、図６（ａ）に示すように、ユーザが領域で示されるアプリケーションを便利に区別するように、領域５２、領域５３、領域５４にそれぞれ「天気」、「チャット」、「メールボックス」の文字識別子を表示し、電子機器のロック画面には線で３つの領域に区画された三次元球体コントロール５１（即ち、上記第１三次元図形形状）が表示された後に、「ゲーム」ＡＰＰが新着未読メッセージを受信した。この時に、図６（ｂ）に示すように、電子機器において１つの未読メッセージのメッセージ種類が新しく増加し、三次元球体コントロール５１が四面体形状のコントロール７１（即ち、上記第２三次元図形形状）に更新され、四面体形状のコントロール７１は三次元球体コントロール５１と比べると、１つの領域７２が増加した。

このようにして、電子機器は三次元幾何図形コントロールによって、当該電子機器におけるユーザが閲覧又は処理する必要のある未読メッセージを表示画面にユーザに対して明らかに表示することができ、これによって、ユーザは、電子機器における未読メッセージを適時に閲覧し、当該未読メッセージを適時に処理することができる。

第２の場合に、三次元図形コントロールの形状は他の三次元図形である。

例として、上記の他の三次元図形のコントロールは、電子機器において予め設定可能な複数の不規則三次元図形モデルであってもよい。各三次元図形モデルがそれぞれ１種類の未読メッセージ数に対応し、未読メッセージ数が増加すると、上記三次元図形コントロールに対応する三次元図形モデルも対応的に増加し、未読メッセージ数が減少すると、上記三次元図形コントロールに対応する三次元図形モデルも対応的に減少する。

なお、上記三次元図形モデルと未読メッセージ数との間の関係は、電子機器で予め設定されてもよいし、ユーザがカストマイズしてもよい。

このようにして、電子機器が新着未読メッセージを受信した時に、ユーザは当該三次元図形形状の変化によって直感的に電子機器が新着未読メッセージを受信したことを分かれ、未読メッセージを見逃す可能性を大幅に低減する。

選択可能に、本発明の実施例では、上記各領域はそれぞれ異なる色に設定される。これに基づき、上記ステップＢでは、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法は下記のステップＣを含む。

ステップＣ：電子機器が、上記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新し、上記第２三次元図形形状に対応する領域の数に応じて上記目標三次元図形コントロールの各領域の色を更新する。

例として、電子機器が目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新すると、当該目標三次元図形コントロールの領域数が増加又は減少する。目標三次元図形コントロールの領域数が減少すると、電子機器が上記目標三次元図形コントロールの色種類の数を減少し、目標三次元図形コントロールの領域数が増加すると、電子機器が上記目標三次元図形コントロールの色種類の数を増加する。

このようにして、ユーザは当該目標三次元図形コントロールでの色の変化状況を直感的に観察することで、電子機器の受信する未読メッセージの動的変化状況を適時にチェックすることができ、電子機器の受信する未読メッセージを適時に処理できる。

選択可能に、本発明の実施例では、上記ステップ２０２の前に、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法は下記のステップＤ１及びステップＤ２を更に含む。

ステップＤ１：電子機器が上記目標三次元図形コントロールに対するユーザの第２入力を受け取る。

ステップＤ２：上記第２入力に応答して電子機器が上記目標三次元図形コントロールを回転させるように制御し、回転後の前記目標三次元図形コントロールに現在表示されている領域は前記第１領域を含む。

例として、電子機器は所定時間帯内に目標三次元図形コントロールに対するユーザの第２入力を受け取り、目標三次元図形コントロールを回転させるように制御することができる。

例として、上記第２入力は、上記タッチ入力の多種入力方式のうちの１種、例えば、スワイプ入力又はタップ入力又は特定ジェスチャ入力であってもよいし、多種の単一タッチ入力方式の組合せ、例えば、スワイプ方式とタップ入力の組合せ、又は、スワイプ入力と特定ジェスチャ入力の組合せであってもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

例を挙げて説明し、上記目標三次元図形コントロールが３つの領域を含む球形コントロールであることを例とし、ユーザがそのうちの１つの領域を呼び出したい時に、上記第２入力は、２秒内に、先にユーザが２本指で縮める入力を受け取り、当該球形コントロールのディスプレイでの表示面積を小さくし、次にユーザが当該球形コントロールを１本指でスワイプする入力を受け取り、当該球形コントロールを、回転してディスプレイの正面にユーザに必要な領域を直接表示するように制御するようになってもよい。即ち、電子機器は、ユーザが所定時間帯内に同一のディスプレイで行う連続的入力操作を受け取ることで、当該目標三次元図形コントロールに対する回転制御操作を完成することができる。

更に、上記電子機器のディスプレイは更に、ユーザがディスプレイに施す圧力、摩擦力等の他の作用力を受け取ることができる。このようにして、電子機器が上記タッチ入力を受け取る過程で、単一のタッチ入力はユーザ入力方式によって、多種の異なる効果を生じることができる。例えば、ディスプレイが圧力入力を受け取ることが可能な時に、シングルタップ入力がディスプレイに圧力を生じない時に、選択入力とすることができ、シングルタップ入力がディスプレイに圧力を生じた時に、目標三次元図形コントロールのディスプレイでの自動回転機能をトリガーすることができる。

例として、上記電子機器は、目標三次元図形コントロールが存在する表示領域又は目標三次元図形コントロール周辺表示領域に対するユーザの第２入力を受け取り、当該目標三次元図形コントロールを回転させるように制御し、表示画面において新しい領域を更新表示することができる。

例として、上記電子機器は、目標三次元図形コントロール領域の数によって、回転中心軸又は回転中心点を設定してもよく、これによって、ユーザは当該目標三次元図形コントロールに便利に第２入力を行い、当該目標三次元図形コントロールを回転させるように制御し、当該目標三次元図形コントロールの全ての領域を便利に閲覧することができる。

なお、電子機器は、ユーザが目標三次元図形コントロールに第２入力を行う時の操作ステップによって、目標三次元図形コントロールに回転中心軸を設定するか、又は回転中心点を設定するかを決定してもよい。具体的には、目標三次元図形コントロールに回転中心軸を用いる時の操作ステップが、回転中心点を用いる時の操作ステップよりも少ない時に、電子機器は目標三次元図形コントロールに回転中心軸を設定し、目標三次元図形コントロールに回転中心点を用いる時の操作ステップが、回転中心軸を用いる時の操作ステップよりも少ない時に、電子機器は目標三次元図形コントロールに回転中心点を設定する。

一例において、電子機器が当該目標三次元図形コントロールに回転中心点を設けることを例にする。電子機器は当該中心点を中心として任意方向に回転させ、回転中に、当該目標三次元図形コントロールに対応する三次元表示図形は当該中心点を除いて、他の座標が全て変化する。

別の例において、電子機器が当該目標三次元図形コントロールに回転中心軸を設けることを例にする。電子機器は当該中心軸を中心として当該中心軸に垂直な方向に回転させ、回転中に、当該目標三次元図形コントロールに対応する三次元表示図形は当該中心軸を除いて、他の座標が全て変化する。

例として、上記第１領域は直接正面で表示してもよく、側面で表示してもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

例として、上記第２入力は更にユーザが電子機器に入力パラメータを入力することを含んでもよく、当該入力パラメータは三次元図形コントロール回転の運動パラメータを示すことに用いられる。

一例において、上記入力パラメータは、当該三次元図形コントロールの回転角度、回転時間、回転方向、回転速度を含んでもよい。

例として、電子機器は第２入力を受け取った後に、上記入力パラメータは、電子機器で予め設定されたものであってもよいし、ユーザがカストマイズしたものであってもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

一例において、電子機器は第２入力としてスワイプ入力を受け取ることができる。具体的には、電子機器は、当該三次元図形コントロールが存在する領域に対するユーザのスワイプ入力を受け取ることができ、上記スワイプ入力のスワイプ方向は当該三次元図形の空間的な回転方向である。上記スワイプ入力の時間は当該三次元図形コントロールの回転角度に正比例し、即ち、スワイプ入力の時間が長いほど上記回転角度が大きくなり、逆に小さくなる。同様に、上記スワイプ入力の時間は当該三次元図形コントロールの回転時間にも正比例し、即ち、スワイプ入力の時間が長いほど上記回転時間が長くなり、逆に短くなる。

別の例では、電子機器は第２入力としてタップ入力を受け取ることができる。具体的には、電子機器は、当該三次元図形コントロールが存在する領域以外の領域に対するユーザのタップ入力を受け取ることができ、上記入力を受け取ると、電子機器は当該タップ領域の方向へ回転する。

なお、上記第２入力がタップ入力である場合に、上記入力パラメータにおける回転方向以外の入力パラメータは、電子機器が現在三次元図形コントロールにおける領域の数に応じて予め設定可能な、第２入力を受け取るたびに合理的な回転角度であってもよい。例えば、三次元図形コントロールが球体である場合に、当該三次元図形コントロールの領域数が２である場合に、ユーザが当該三次元図形コントロールの周辺領域を１回タップすると、当該三次元図形コントロールは回転角度１８０°、回転時間１秒、回転速度５センチメートル／秒で回転し、当該三次元図形コントロールの領域数が３に増加すると、ユーザが当該三次元図形コントロールの周辺領域を１回タップすると、当該三次元図形コントロールの単回回転角度が自動に１２０°に切り替えられ、回転時間及び回転速度が変化せず、これによって、ユーザは当該三次元図形コントロールの領域を便利に見られる。

例５として、例１を参照し、図７（ａ）に示すように、ユーザが領域で示されるアプリケーションを便利に区別するように、領域５２、領域５３、領域５４にそれぞれ「天気」、「チャット」、「メールボックス」の文字識別子を表示し、当該目標三次元図形コントロールが現在の表示画面に当該ユーザの閲覧したい未読メッセージに対応する領域５３を表示できない時に、ユーザは当該三次元球体コントロール５１の右側表示領域にタップ入力（即ち、上記第２入力）を行うことができ、図７（ｂ）に示すように、当該三次元球体コントロール５１は当該球心を中心として、右へ１２０°回転し、これによって、ユーザは領域５３を便利に見られる。

例として、上記目標三次元図形コントロールが三次元図形コントロールであるので、電子機器は上記三次元図形コントロールを表示する時に、当該三次元図形コントロールに対して表示座標を構築してもよい。これを基礎とすれば、電子機器ディスプレイに対するユーザの第２入力が実質的に二次元平面入力であり、電子機器は上記二次元平面入力に対して三次元図形表示方式との間の変換公式及び表示モデルを構築し、上記二次元平面入力の入力パラメータ（例えば、距離、速度、方向）を変換し、三次元図形が存在する表示座標に投影、マッピングし、三次元図形表示時の距離、速度、方向を変更することになる。上記二次元平面入力の入力パラメータと三次元図形表示時の回転パラメータ（例えば、回転距離、回転速度、回転方向）との間はマッピング関係である。

更に、上記二次元平面入力と三次元図形表示との間のマッピング関係は変換割合を設定する方式で実現できる。上記変換割合は電子機器で予め設定されてもよいし、ユーザがカストマイズしてもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。

例を挙げて説明し、第２入力を三次元図形コントロールの表示距離変更の制御に用いることを例とする。電子機器はユーザの第２入力を受け取ると、物理／シミュレーションマッピングアルゴリズムによってユーザ入力距離を具体的に三次元図形移動距離に変換する。具体的には、三次元図形とユーザの入力距離との間で設定された変換割合によると、ユーザの入力距離が１センチメートル移動すると、三次元モデルが３センチメートル移動する。

このようにして、上記第２入力によって、ユーザは当該目標三次元図形コントロールに対して柔軟な回転操作制御を行うことができ、当該目標三次元図形コントロールにおける領域で示される未読メッセージをより便利に閲覧できる。

選択可能に、本発明の実施例では、上記ステップ２０１の前に、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法は更に下記のステップＥを含む。

ステップＥ：上記電子機器が第２メッセージ種類に対応する第２未読メッセージを受信した場合に、電子機器が上記目標三次元図形コントロールの第２領域に上記第２未読メッセージを表示する。

例として、上記第２領域は、上記第２メッセージ種類に対応する表示領域である。

例として、上記第２領域については上記領域の説明を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。

例として、上記第２メッセージ種類については上記メッセージ種類の説明を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。

例として、上記第２領域は、電子機器の目標三次元図形コントロールに既に存在する表示領域であってもよいし、目標三次元図形コントロールに存在しない表示領域であってもよい。

一例において、上記第２未読メッセージに対応する第２メッセージ種類は上記目標三次元図形コントロールに含まれているメッセージ種類であってもよく、この時に、電子機器が再度第２メッセージ種類と同じ第２未読メッセージを受信した時に、当該目標三次元図形コントロールに表示領域を増加する必要がなく、直接第２メッセージ種類に対応する第２領域を用いて第２未読メッセージを示してもよい。

別の例において、上記第２未読メッセージに対応する第２メッセージ種類は上記目標三次元図形コントロールに含まれていないメッセージ種類であってもよく、この時に、電子機器が第２メッセージ種類と同じ第２未読メッセージを受信した時に、当該目標三次元図形コントロールに表示領域を増加し、第２メッセージ種類に対応する第２領域を用いて第２未読メッセージを示してもよい。

例６として、例１を参照し、図８（ａ）に示すように、ユーザが領域で示されるアプリケーションを便利に区別するように、領域５２、領域５３、領域５４にそれぞれ「天気」、「チャット」、「メールボックス」の文字識別子を表示し、三次元球体コントロール５１には既に３つのＡＰＰの未読メッセージが含まれており、「チャット」ＡＰＰにはユーザの閲覧を待つ未読メッセージが２通あり、それぞれ簡素化内容の表示形式で表示領域５３に表示され、即ち「小明１通」「小芳１通」のようになっている。電子機器が再度「チャット」ＡＰＰの未読メッセージ（即ち、上記第２未読メッセージ）を１通受信した時に、図８（ｂ）に示すように、電子機器は表示領域を増加する必要がなく、上記表示領域５３に直接上記の新規増加未読メッセージの簡素化情報内容、即ち「小王１通」を増加してもよい。

このようにして、電子機器は、未読メッセージを直接三次元図形コントロールに表示する表示方式で、ユーザが未読メッセージを適時且つ迅速に閲覧し、且つ未読メッセージを取り扱うことを可能とする。

選択可能に、本発明の実施例では、上記ステップ２０２の後に、本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示方法は下記のステップＦを含む。

ステップＦ：上記第１入力に応答して電子機器が第１未読メッセージに対応する第１アプリケーションの表示画面を表示する。

例として、電子機器はユーザの第１入力を受け取ると、電子機器の表示画面を当該第１未読メッセージに対応するアプリケーションの表示画面に更新してもよく、当該表示画面は第１未読メッセージのメッセージ内容全体を表示する表示画面であってもよい。

例７として、第１未読メッセージが「チャット」ＡＰＰに対応するメッセージ１である場合に、電子機器は、ユーザがホーム画面ページに表示されている三次元図形コントロールにおけるメッセージ１に対応する領域に施すタップ入力（即ち、上記第１入力）を受け取ると、現在のホーム画面ページを「チャット」ＡＰＰにおけるメッセージ１に対応する対話画面（即ち、上記第１アプリケーションの表示画面）に更新すると共に、三次元図形コントロールを非表示し、ユーザは直接当該対話画面で上記メッセージ１を処理できる。

このようにして、ユーザは、第１入力によって、当該第１入力を受け取る領域の所属するアプリケーションのメッセージ画面に直接アクセスでき、アプリケーションに直接アクセスして当該第１未読メッセージを処理することが便利になる。

なお、本発明の実施例では、上記の各方法図面に示すメッセージ表示方法は、いずれも本発明の実施例における一図面を例として例示的に説明された。具体的に実現する時に、上記の各方法図面に示すメッセージ表示方法は、更に上記実施例に示す他の参照可能な任意図面を参照して実現でき、ここで詳細な説明を省略する。

図９は本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示装置を実現する可能な構造模式図であり、図９に示すように、未読メッセージの表示装置６００は、表示モジュール６０１及び受取モジュール６０２を備え、上記表示モジュール６０１は、目標三次元図形コントロールを表示することに用いられ、上記受取モジュール６０２は、上記表示モジュール６０１によって表示されている上記目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対する第１入力を受け取ることに用いられ、上記表示モジュール６０１は、更に、上記受取モジュール６０２によって受け取られた上記第１入力に応答して第１未読メッセージを表示することに用いられ、上記目標三次元図形コントロールの表示領域は、異なるメッセージ種類をそれぞれ示すＮ個の領域を含み、上記第１未読メッセージは上記第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージであり、Ｎは正の整数である。

選択可能に、本発明の実施例では、上記装置６００は、上記電子機器における未読メッセージのメッセージ数が変化すると、上記表示モジュールによって表示されている上記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新することに用いられる更新モジュール６０３を更に備える。

選択可能に、本発明の実施例では、上記三次元図形コントロールは三次元幾何図形コントロールであり、上記電子機器における未読メッセージのメッセージ種類数が減少すると、上記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は上記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも多くなり、上記電子機器における未読メッセージのメッセージ種類数が増加すると、上記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は上記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも少なくなる。

選択可能に、本発明の実施例では、上記表示モジュール６０１は、更に、上記電子機器が第２メッセージ種類に対応する第２未読メッセージを受信した場合に、上記目標三次元図形コントロールの第２領域に上記第２未読メッセージを表示することに用いられ、上記第２領域は上記第２メッセージ種類に対応する表示領域である。

選択可能に、本発明の実施例では、上記更新モジュール６０３は、具体的には、上記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新し、上記第２三次元図形形状に対応する領域の数に応じて上記目標三次元図形コントロールの各領域の色を更新することに用いられる。

本発明の実施例で提供される未読メッセージの表示装置によれば、電子機器が目標三次元図形コントロールを表示した後に、当該目標三次元図形コントロールの表示面にＮ個の領域を含み、各領域が異なるメッセージ種類をそれぞれ示すので、電子機器は、当該三次元図形コントロールにおける第１領域に対するユーザの第１入力を受け取ると、直接当該第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージをユーザに表示することができる。このようにして、電子機器は三次元図形コントロールによって、電子機器における未読メッセージを分類し集中的に表示することができ、これによって、ユーザは、便利に当該三次元図形コントロールによって必要な未読メッセージを迅速に探して呼び出し、適時に処理することができ、ユーザが自分に関係する重要な未読メッセージを見逃すという問題を避け、作業効率を大幅に向上させる。

本発明の実施例で提供される電子機器は上記方法実施例における電子機器の実現する各工程を実現でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。

図９に示すように、必ず未読メッセージの表示装置６００に含まれるモジュール、例えば表示モジュール６０１は実線枠で示し、未読メッセージの表示装置６００に含まれても、含まれなくてもよいモジュール、例えば更新モジュール６０３は破線枠で示すことを説明必要である。

図１０は本発明の各実施例を実現する電子機器のハードウェアの構造模式図であり、当該電子機器１００は、高周波ユニット１０１、ネットワークモジュール１０２、オーディオ出力ユニット１０３、入力ユニット１０４、センサ１０５、表示ユニット１０６、ユーザ入力ユニット１０７、インタフェースユニット１０８、メモリ１０９、プロセッサ１１０及び電源１１１等の部材を含むが、これらに限定されない。図１０に示す電子機器１００の構造は電子機器を限定するためのものではなく、電子機器１００は図面よりも多く又は少ない部材を含んでもよく、又は何らかの部材を組み合わせてもよく、又は異なる部材配置にしてもよいことが当業者に理解される。本発明の実施例では、電子機器１００は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器及び歩数計等を含むが、これらに限定されない。

そのうち、表示ユニット１０６は、目標三次元図形コントロールを表示することに用いられ、ユーザ入力ユニット１０７は、上記プロセッサ１１０によって表示されている目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対する第１入力を受け取ることに用いられ、表示ユニット１０６は、ユーザ入力ユニット１０７によって受け取られた第１入力に応答して第１未読メッセージを表示することに用いられ、上記目標三次元図形コントロールの表示面は異なるメッセージ種類をそれぞれ示すＮ個の領域を含み、上記第１未読メッセージは上記第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージであり、Ｎは正の整数である。

本発明の実施例で提供される電子機器によれば、電子機器が目標三次元図形コントロールを表示した後に、当該目標三次元図形コントロールの表示面にＮ個の領域を含み、各領域が異なるメッセージ種類をそれぞれ示すので、電子機器は、当該三次元図形コントロールにおける第１領域に対するユーザの第１入力を受け取ると、直接当該第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージをユーザに表示することができる。このようにして、電子機器は三次元図形コントロールによって、電子機器における未読メッセージを分類し集中的に表示することができ、これによって、ユーザは、便利に当該三次元図形コントロールによって必要な未読メッセージを迅速に探して呼び出し、適時に処理することができ、ユーザが自分に関係する重要な未読メッセージを見逃すという問題を避け、作業効率を大幅に向上させる。

なお、本発明の実施例において、高周波ユニット１０１は、情報の受送信又は通話プロセスでの信号の受送信に用いることができることを理解すべきであり、具体的には、基地局からのダウンリンクデータを受信した後に、プロセッサ１１０で処理し、また、アップリンクのデータを基地局に送信する。通常、高周波ユニット１０１は、アンテナ、少なくとも１つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、それらに限定されない。また、高周波ユニット１０１は、無線通信システムを介してネットワーク及び他の機器と通信することもできる。

電子機器１００はネットワークモジュール１０２によって、例えば、電子メールの受送信、ウェブページの閲覧及びストリーミングメディアへのアクセスなどを助けるように、無線ブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供する。

オーディオ出力ユニット１０３は、高周波ユニット１０１又はネットワークモジュール１０２が受信した又はメモリ１０９に記憶されているオーディオデータをオーディオ信号に変換して音声として出力することができる。且つ、オーディオ出力ユニット１０３は、電子機器１００が実行する特定の機能に関するオーディオ出力（例えば、コール信号受信音、メッセージ受信音等）を提供することもできる。オーディオ出力ユニット１０３は、スピーカ、ブザー及び受話器等を含む。

入力ユニット１０４は、オーディオ又はビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット１０４は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）が取得したスチル画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ，ＧＰＵ）１０４１、及びマイクロホン１０４２を含んでもよい。処理された画像フレームは、表示ユニット１０６に表示することができる。グラフィックスプロセッシングユニット１０４１で処理された画像フレームは、メモリ１０９（又は他の記憶媒体）に記憶するか、又は高周波ユニット１０１もしくはネットワークモジュール１０２によって送信することができる。マイクロホン１０４２は、音声を受信することができ、且つこのような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話通話モードで、高周波ユニット１０１によって移動通信基地局に送信可能なフォーマットに変換して出力することができる。

電子機器１００は光センサ、運動センサ及び他のセンサのような少なくとも１つのセンサ１０５をさらに含む。具体的には、光センサは、環境光の明暗に応じて表示パネル１０６１の輝度を調整することができる環境光センサと、電子機器１００が耳元に移動された時、表示パネル１０６１及び／又はバックライトを消すことができる近接センサと、を含む。運動センサの１つとして、加速度センサは、各方向（一般的には、三軸）における加速度の大きさを検出することができ、静止時に、重力の大きさ及び方向を検出することができ、電子機器の姿勢（例えば、画面の横縦の切り替え、関連するゲーム、磁力計姿勢校正）の認識、振動認識関連機能（例えば、歩数計、タップ）等に用いることができる。センサ１０５は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサ等をさらに含んでもよく、ここでは説明を省略する。

表示ユニット１０６は、ユーザが入力した情報又はユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット１０６は表示パネル１０６１を含んでもよく、液晶ディスプレイ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ，ＬＣＤ）、有機発光ダイオード（Ｏｒｇａｎｉｃ Ｌｉｇｈｔ－Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ，ＯＬＥＤ）等の形態で表示パネル１０６１を構成することができる。

ユーザ入力ユニット１０７は、入力される数字又は文字情報の受信、及び電子機器１００でのユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力の生成に用いることができる。具体的には、ユーザ入力ユニット１０７は、タッチパネル１０７１及び他の入力機器１０７２を含む。タッチパネル１０７１はタッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザのタッチ操作（例えば、ユーザが指、スタイラス等、あらゆる適切な物体又は付属品を使用してタッチパネル１０７１上又はタッチパネル１０７１付近で行う操作）を検出可能である。タッチパネル１０７１は、タッチ検出装置及びタッチコントローラとの２つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出すると共に、タッチ操作による信号を検出し、タッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してプロセッサ１１０に送信し、そして、プロセッサ１１０から送信された命令を受信して実行する。また、タッチパネル１０７１は、抵抗式、容量式、赤外線及び表面弾性波等の様々な形態で実現することができる。タッチパネル１０７１に加え、ユーザ入力ユニット１０７は他の入力機器１０７２をさらに含んでもよい。具体的には、他の入力機器１０７２は、物理キーボード、機能ボタン（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限定されず、ここでは説明を省略する。

さらに、タッチパネル１０７１は、表示パネル１０６１を被覆してもよく、タッチパネル１０７１はその上又は付近でのタッチ操作を検出すると、それをプロセッサ１１０に伝送してタッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ１１０は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル１０６１で対応する視覚出力を提供する。図１０において、タッチパネル１０７１と表示パネル１０６１は、２つの独立した部材として電子機器１００の入力と出力機能を実現するが、何らかの実施例では、電子機器１００の入力と出力機能を実現するように、タッチパネル１０７１と表示パネル１０６１を統合してもよく、ここでは具体的に限定しない。

インタフェースユニット１０８は、外部装置と電子機器１００を接続するインタフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドホンポート、外部電源（又は電池充電器）ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、認識モジュールを備える装置を接続するためのポート、オーディオ入力／出力（Ｉ／Ｏ）ポート、ビデオＩ／Ｏポート、イヤホンポート等を含んでもよい。インタフェースユニット１０８は、外部装置からの入力（例えば、データ情報、電力等）を受信し、受信された入力を電子機器１００内の１つ又は複数の部材に伝送するか、又は電子機器１００と外部装置の間でデータを伝送するために用いることができる。

メモリ１０９は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ１０９は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーション（例えば、音声再生機能、画像再生機能等）等を記憶可能なプログラム記憶領域と、携帯電話の使用に応じて作成されたデータ（例えば、オーディオデータ、電話帳等）等を記憶可能なデータ記憶領域と、を主に含んでもよい。また、メモリ１０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも１つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスをさらに含んでもよい。

プロセッサ１１０は、電子機器１００の制御センタであり、様々なインタフェース及び回線により電子機器１００全体の各部分を接続するものであり、メモリ１０９内に記憶されているソフトウェアプログラム及び／又はモジュールを動作させ又は実行し、及びメモリ１０９内に記憶されているデータを呼び出すことで、電子機器１００の様々な機能及びデータ処理を実行し、それにより、電子機器１００を全体的に監視する。プロセッサ１１０は、１つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択可能に、プロセッサ１１０に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ１１０に統合されなくてもよいことが理解可能である。

電子機器１００は各部材に給電する電源１１１（例えば、電池）を更に含んでもよく、選択可能に、電源１１１は、電源管理システムによってプロセッサ１１０に論理的に接続し、更に電源管理システムによって充放電の管理及び電力消費管理等の機能を実現できる。

なお、電子機器１００はいくつかの示されていない機能モジュールを含み、ここで詳細な説明を省略する。

選択可能に、本発明の実施例は、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され且つ前記プロセッサ１１０において実行可能なコンピュータプログラムとを備え、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記未読メッセージの表示方法の実施例の各工程を実現する電子機器を更に提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。

本発明の実施例は、コンピュータプログラムを記憶しており、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記未読メッセージの表示方法の実施例の各工程を実現するコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。そのうち、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み出し専用メモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ；ＲＯＭと略称する）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ；ＲＡＭと略称する）、磁気ディスク又は光ディスク等である。

説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含むようになる点である。特に断らない限り、語句「一つの…を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。

以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本発明の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、端末機器（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい）に本発明の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。

以上、図面を参照しながら本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本発明の示唆をもとに、当業者が本発明の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本発明の保護範囲に属するものとする。

Claims (10)

1. 未読メッセージの表示方法であって、電子機器によって実行され、
   目標三次元図形コントロールを表示するステップと、
   前記目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対する第１入力を受け取るステップと、
   前記第１入力に応答して第１未読メッセージを表示するステップと、を含む未読メッセージの表示方法であって、
   前記目標三次元図形コントロールの表示面は異なるメッセージ種類をそれぞれ示すＮ個の領域を含み、前記第１未読メッセージは前記第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージであり、Ｎは正の整数であり、
   目標三次元図形コントロールを表示する前記ステップの後に、
   前記電子機器における未読メッセージのメッセージ数が変化すると、前記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新するステップを更に含んでおり、
   前記目標三次元図形コントロールは三次元幾何図形コントロールであり、
   前記電子機器における未読メッセージのメッセージ種類数が減少すると、前記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は前記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも多くなり、
   前記電子機器における未読メッセージのメッセージ種類数が増加すると、前記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は前記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも少なくなる、未読メッセージの表示方法。
2. 目標三次元図形コントロールを表示する前記ステップの前に、
   前記電子機器が第２メッセージ種類に対応する第２未読メッセージを受信した場合に、前記目標三次元図形コントロールの第２領域に前記第２未読メッセージを表示するステップを更に含み、
   前記第２領域は前記第２メッセージ種類に対応する領域である、請求項１に記載の方法。
3. 前記各領域はそれぞれ異なる色に設定され、
   前記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新する前記ステップは、
   前記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新し、前記第２三次元図形形状に対応する領域の数に応じて前記目標三次元図形コントロールの各領域の色を更新するステップを含む、請求項１に記載の方法。
4. 表示モジュール及び受取モジュールを備える未読メッセージの表示装置であって、
   前記表示モジュールは、目標三次元図形コントロールを表示することに用いられ、
   前記受取モジュールは、前記目標三次元図形コントロールにおける第１領域に対する第１入力を受け取ることに用いられ、
   前記表示モジュールは、更に、前記受取モジュールによって受け取られた前記第１入力に応答して第１未読メッセージを表示することに用いられ、
   前記目標三次元図形コントロールの表示面は異なるメッセージ種類をそれぞれ示すＮ個の領域を含み、前記第１未読メッセージは前記第１領域で示される第１メッセージ種類に対応する未読メッセージであり、Ｎは正の整数であり、
   未読メッセージのメッセージ数が変化すると、前記表示モジュールによって表示されている前記目標三次元図形コントロールの第１三次元図形形状を第２三次元図形形状に更新することに用いられる更新モジュールを更に備え、
   前記目標三次元図形コントロールは三次元幾何図形コントロールであり、
   前記未読メッセージのメッセージ種類数が減少すると、前記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は前記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも多くなり、
   前記未読メッセージのメッセージ種類数が増加すると、前記三次元幾何図形コントロールの第１三次元図形形状の幾何面の数は前記第２三次元図形形状の幾何面の数よりも少なくなる、未読メッセージの表示装置。
5. 前記表示モジュールは、更に、第２メッセージ種類に対応する第２未読メッセージを受信した場合に、前記目標三次元図形コントロールの第２領域に前記第２未読メッセージを表示することに用いられ、
   前記第２領域は前記第２メッセージ種類に対応する表示領域である、請求項４に記載の装置。
6. 前記各領域はそれぞれ異なる色に設定され、
   前記更新モジュールは、具体的には、前記目標三次元図形コントロールを第１三次元図形形状から第２三次元図形形状に更新し、前記第２三次元図形形状に対応する領域の数に応じて前記目標三次元図形コントロールの各領域の色を更新することに用いられる、請求項５に記載の装置。
7. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なコンピュータプログラムとを備え、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサにより実行されると、請求項１～３のいずれか１項に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現することを特徴とする、電子機器。
8. コンピュータプログラムを記憶しており、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項１～３のいずれか１項に記載の未読メッセージの表示方法のステップを実現することを特徴とする、コンピュータ可読記憶媒体。
9. 非揮発性記憶媒体に記憶され、少なくとも１つのプロセッサにより実行されて、請求項１～３のいずれか１項に記載の未読メッセージの表示方法を実現することを特徴とする、コンピュータプログラム製品。
10. 請求項１～３のいずれか１項に記載の未読メッセージの表示方法を実行するように配置されることを特徴とする、電子機器。

Images