JP7478896B1 - 撮像光学レンズ - Google Patents

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周順達
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Abstract

【課題】本発明は、光学レンズの分野に関し、撮像光学レンズを提供する。【解決の手段】撮像光学レンズは、物体側から像側に向かって、順に、正の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、屈折力を有する第5レンズを含み、前記第1レンズの材質及び前記第4レンズの材質がガラスであり、且つ、1.70≦n1≦2.20、0.10≦R5/R6≦0.90、0.75≦f4/f≦1.55、0.60≦d2/d3≦3.00の関係式を満たす。【選択図】図1

Description

本発明は、光学レンズの分野に関し、特に、スマートフォン、デジタルカメラ等の携帯端末装置、モニター、PCレンズ、車載レンズ等の撮像装置に適用される撮像光学レンズに関する。
近年のスマートデバイスの台頭により、小型化された光学レンズの需要が高まっており、電荷結合素子の画素サイズの縮小や、現在の電子機器のトレンドは機能性、薄さ、ポータビリティにあることにより、現在の市場では、良好な画像品質を持つ小型化光学レンズが主流となりつつある。優れた結像品質を得るために、レンズは、複数のレンズ構造を用いることが多い。また、技術の進化及びユーザの多様化ニーズの増加に伴い、感光素子の画素面積が縮小しつつあり、システムの結像品質に対する要求が高くなってきているなか、5枚式のレンズ構造徐々にレンズの設計に現れている。従って、優れた光学特性を有し、小さい体積を有し、収差が十分に補正される望遠撮像レンズに対する要望が高まっている。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、良好な光学性能を有すると共に、大絞り、極薄化、優れた温度性能の設計要件を満たすことができる撮像光学レンズを提供することを目的とする。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の実施形態には、撮像光学レンズが提供され、前記撮像光学レンズは、物体側から像側に向かって、順に、正の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、屈折力を有する第5レンズを含み、前記第1レンズの材質及び前記第4レンズの材質がガラスであり、ここで、前記第1レンズの屈折率をn1、前記第3レンズの物体側の面の中心曲率半径をR5、前記第3レンズの像側の面の中心曲率半径をR6、前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第1レンズの像側の面から前記第2レンズの物体側の面までの軸上距離をd2、前記第2レンズの軸上厚みをd3にしたときに、以下の関係式を満たす。
1.70≦n1≦2.20
0.10≦R5/R6≦0.90
0.75≦f4/f≦1.55
0.60≦d2/d3≦3.00
好ましくは、前記第5レンズの物体側の面の曲率半径をR9、前記第5レンズの軸上厚みをd9にしたときに、以下の関係式を満たす。
0.90≦R9/d9≦4.00
好ましくは、前記第4レンズの屈折率をn4にしたときに、以下の関係式を満たす。
1.70≦n4≦2.20
好ましくは、前記撮像光学レンズの作動波長は、805nm~975nmである。
好ましくは、前記撮像光学レンズの作動温度の範囲は-40℃~85℃にある。
好ましくは、前記第1レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第1レンズの物体側の面の中心曲率半径をR1、前記第1レンズの像側の面の中心曲率半径をR2、前記第1レンズの軸上厚みをd1、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たす。
1.14≦f1/f≦4.89
-5.14≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-1.05
0.02≦d1/TTL≦0.19
好ましくは、前記第2レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第2レンズの物体側の面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側の面の中心曲率半径をR4、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たす。
1.36≦f2/f≦6.40
-6.45≦(R3+R4)/(R3-R4)≦-1.05
0.02≦d3/TTL≦0.06
好ましくは、前記第3レンズは、その物体側の面が近軸において凹面に形成され、像側の面が近軸において凸面に形成され、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第3レンズの軸上厚みをd5、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たす。
-5.98≦f3/f≦-0.49
-16.58≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-0.82
0.02≦d5/TTL≦0.07
好ましくは、前記第4レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凸面に形成され、前記第4レンズの物体側の面の曲率半径をR7、前記第4レンズの像側の面の曲率半径をR8、前記第4レンズの軸上厚みをd7、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たす。
-1.00≦(R7+R8)/(R7-R8)≦1.45
0.07≦d7/TTL≦0.28
好ましくは、前記第5レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、前記第5レンズの焦点距離をf5、前記第5レンズの物体側の面の曲率半径をR9、前記第5レンズの像側の面の曲率半径をR10、前記第5レンズの軸上厚みをd9、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たす。
-9.16≦f5/f≦6.22
-16.54≦(R9+R10)/(R9-R10)≦137.13
0.03≦d9/TTL≦0.31
本発明の有益な効果は下記の通りである。本発明によれば、撮像光学レンズは、優れた光学特性を有し、大絞り、優れた温度性能の特性を有し、特に高画素用のCCD、CMOSなどの撮像素子から構成される車載の撮像レンズ部品とWEB撮像レンズに適用することができる。
本発明の実施形態における技術考案をより明確に説明し、以下、実施形態の説明に必要な図面を簡単に説明する。明らかに、以下の図面の説明が、本発明のいくつかの実施形態のみを説明するためのものであり、当業者にとっては、創造的な努力を払わなくて、これらの図面からほかの図面も得られる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズの構造を示す図である。 図2は、図1に示す撮像光学レンズの球面収差を示す図である。 図3は、図1に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す図である。 図4は、図1に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズの構造を示す図である。 図6は、図5に示す撮像光学レンズの球面収差を示す図である。 図7は、図5に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す図である。 図8は、図5に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。 図9は、本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズの構造を示す図である。 図10は、図9に示す撮像光学レンズの球面収差を示す図である。 図11は、図9に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す図である。 図12は、図9に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。 図13は、本発明の第4実施形態に係る撮像光学レンズの構造を示す図である。 図14は、図13に示す撮像光学レンズの球面収差を示す図である。 図15は、図13に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す図である。 図16は、図13に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。 図17は、比較実施形態に係る撮像光学レンズの構造を示す図である。 図18は、図17に示す撮像光学レンズの球面収差を示す図である。 図19は、図17に示す撮像光学レンズの倍率色収差を示す図である。 図20は、図17に示す撮像光学レンズの像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。
本発明の目的、技術考案及び利点をより明確にするために、以下に、図面を参照しながら本発明の各実施形態を詳しく説明する。ただ、本発明の各実施形態において、本発明に対する理解を便宜にするために、多くの技術的細部まで記載されているが、これらの技術的細部および以下の各実施形態に基づく各種の変化及び修正がなくても、本発明が保護しようとする技術考案を実現可能であることは、当業者にとっては自明なことである。
(第1実施形態)
図面を参照すれば分かるように、本発明は、撮像光学レンズ10を提供する。図1に示されたのは、本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10である。当該撮像光学レンズ10は、合わせて合計5枚のレンズを含む。具体的には、前記撮像光学レンズ10は、物体側から像側に向かって、順に、第1レンズL1、絞りS1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、及び第5レンズL5を備える。第5レンズL5と像面Siとの間には、光学フィルター(filter)GF等の光学素子が設けられてもよく、本実施形態では、2枚の光学フィルターGF1、GF2を含む。
本実施形態において、第1レンズL1の材質がガラスであり、第2レンズL2の材質がプラスチックであり、第3レンズL3の材質がプラスチックであり、第4レンズL4の材質がガラスであり、第5レンズL5の材質がプラスチックである。レンズはガラスの材質を適切に採用することで、撮像光学レンズの光学性能を向上させることができるともに、システムは極寒及び極熱の作業温度で安定して作動でき、優れた画像品質を確保することができる。他の選択可能な実施形態では、各レンズは他の材質であってもよい。
第1レンズL1と第4レンズL4の物体側の面及び像側の面はいずれも球面であり、他のレンズはいずれも非球面レンズである。部分レンズの表面を球面に設計することで製造難易度を低減させることができる。
上記の第1レンズL1の屈折率をn1にしたときに、1.70≦n1≦2.20の関係式が設立され、第1レンズL1の屈折率の範囲が規定され、この関係式の範囲内にあると、色収差を有効的に補正することができる。
上記の第3レンズL3の物体側の面の中心曲率半径をR5、上記の第3レンズL3の像側の面の中心曲率半径をR6にしたときに、0.10≦R5/R6≦0.90の関係式が設立され、この関係式は、第3レンズL3の形状が規定されており、この関係式の範囲内にあると、レンズを通過する光線のずれの程度を緩和し、色収差を有効的に補正し、色収差|LC|を1.2μm以下にする。
上記の撮像光学レンズ10の焦点距離をf、上記の第4レンズL4の焦点距離をf4にしたときに、0.75≦f4/f≦1.55の関係式が設立され、この関係式は、第4レンズL4の焦点距離f4と撮像光学レンズ10の焦点距離fとの比が規定されており、システムの像面湾曲量を効果的に均衡させることができ、中心視野の像面湾曲のオフセット量を0.02mm未満にする。
上記の第1レンズL1の像側の面から上記の第2レンズL2の物体側の面までの軸上距離をd2、上記の第2レンズL2の軸上厚みをd3にしたときに、0.60≦d2/d3≦3.00の関係式が設立され、上記の第1レンズL1の像側の面から上記の第2レンズL2の物体側の面までの軸上距離d2と上記の第2レンズL2の軸上厚みd3との比が規定されており、この関係式の範囲内にあると、撮像光学レンズ10の光学全長を短縮することに寄与する。
上記の第5レンズL5の物体側の面の中心曲率半径をR9、上記の第5レンズL5の軸上厚みをd9にしたときに、0.90≦R9/d9≦4.00の関係式が設立され、この関係式は、上記の第5レンズL5の物体側の面の中心曲率半径R9と上記の第5レンズL5の軸上厚みd9との比が規定されており、関係式が上記条件を満たす場合、第5レンズL5の像側端の軸外収差を補正することに寄与するとともに、撮像光学レンズ10の光学全長を効果的に短縮して小型化の目的を達成することができる。
上記の第4レンズL4の屈折率をn4にしたときに、1.70≦n4≦2.20の関係式が設立され、第4レンズL4の屈折率の範囲が規定され、この関係式の範囲内にあると、色収差を有効的に補正することができる。
撮像光学レンズ10の作動波長は、805nm~975nmであり、作動温度の範囲は-40℃~85℃にある。
本実施形態において、第1レンズL1について、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、正の屈折力を有する。他の選択可能な実施形態では、第1レンズL1の物体側の面と像側の面の面型は、他の凹、凸の分布形態とされてもよい。
第1レンズL1の焦点距離をf1にしたときに、1.14≦f1/f≦4.89の関係式が設立され、第1レンズL1の焦点距離f1と撮像光学レンズ10の焦点距離との比が規定されている。この関係式の範囲内にあると、超広角を実現することに寄与する。好ましくは、1.82≦f1/f≦3.91の関係式が設立される。
上記の第1レンズL1の物体側の面の中心曲率半径をR1、上記の第1レンズL1の像側の面の中心曲率半径をR2にしたときに、-5.14≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-1.05の関係式が設立され、第1レンズL1の形状が規定されており、この関係式の範囲内にあると、超広角を実現することに寄与する。好ましくは、-3.21≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-1.31の関係式が設立される。
上記の第1レンズL1の軸上厚みをd1、撮像光学レンズ10の光学全長をTTLにしたときに、0.02≦d1/TTL≦0.19の関係式が設立される。この関係式の範囲内にあると、小型化の実現に有利である。好ましくは、0.03≦d1/TTL≦0.15の関係式が設立される。
本実施形態において、第2レンズL2について、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、正の屈折力を有する。他の選択可能な実施形態では、第2レンズL2の物体側の面と像側の面の面型は、他の凹、凸の分布形態とされてもよい。
本実施形態において、上記の第2レンズL2の焦点距離をf2にしたときに、1.36≦f2/f≦6.40の関係式が設立され、第2レンズL2の焦点距離f2と撮像光学レンズ10の焦点距離との比が規定されている。この関係式の範囲内にあると、システムの像面湾曲量を効果的に均衡させることができる。好ましくは、2.17≦f2/f≦5.12の関係式が設立される。
上記の第2レンズL2の物体側の面の中心曲率半径をR3、上記の第2レンズL2の像側の面の中心曲率半径をR4にしたときに、-6.45≦(R3+R4)/(R3-R4)≦-1.05の関係式が設立され、第2レンズL2の形状が規定されており、この関係式の範囲内にあると、レンズを通過する光線のずれの程度を緩和し、撮像光学レンズ10の感度を減少させることに有利である。
好ましくは、-4.03≦(R3+R4)/(R3-R4)≦-1.31の関係式が設立される。
上記の第2レンズL2は、0.02≦d3/TTL≦0.06の関係式がさらに設立される。この関係式の範囲内にあると、小型化の実現に有利である。好ましくは、0.03≦d3/TTL≦0.05の関係式が設立される。
本実施形態において、第3レンズL3について、その物体側の面が近軸において凹面に形成され、像側の面が近軸において凸面に形成され、負の屈折力を有する。他の選択可能な実施形態では、第3レンズL3の物体側の面と像側の面の面型は、他の凹、凸の分布形態とされてもよい。
上記の第3レンズL3の焦点距離をf3にしたときに、-5.98≦f3/f≦-0.49の関係式が設立され、屈折力を適切に配分することにより、システムとして、優れた結像品質及び低い感度を有する。好ましくは、-3.74≦f3/f≦-0.61の関係式が設立される。
上記の第3レンズL3は、-16.58≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-0.82の関係式が設立され、第3レンズL3の形状が規定されており、この関係式の範囲内にあると、光線の偏向度合いを減少させ、色収差を有効的に補正することができる。好ましくは、-10.36≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-1.03の関係式が設立される。
上記の第3レンズL3の軸上厚みをd5にしたときに、0.02≦d5/TTL≦0.07の関係式が設立される。この関係式の範囲内にあると、小型化の実現に有利である。好ましくは、0.03≦d5/TTL≦0.05の関係式が設立される。
本実施形態において、第4レンズL4について、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凸面に形成され、正の屈折力を有する。他の選択可能な実施形態では、第4レンズL4の物体側の面と像側の面の面型は、他の凹、凸の分布形態とされてもよい。
上記の第4レンズL4の物体側の面の中心曲率半径をR7、上記の第4レンズL4の像側の面の中心曲率半径をR8にしたときに、-1.00≦(R7+R8)/(R7-R8)≦1.45の関係式が設立され、第4レンズL4の形状が規定されており、この関係式の範囲内にあると、撮像光学レンズ10の非点収差と歪曲収差の補正に有利であり、歪曲収差|Distortion|を35.0%以下にし、ケラレ(Vignetting)発生の可能性を低減する。好ましくは、-0.63≦(R7+R8)/(R7-R8)≦1.16の関係式が設立される。
上記の第4レンズL4の軸上厚みをd7にしたときに、0.07≦d7/TTL≦0.28の関係式が設立される。この関係式の範囲内にあると、小型化の実現に有利である。好ましくは、0.12≦d7/TTL≦0.22の関係式が設立される。
本実施形態において、第5レンズL5について、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、正の屈折力を有する。他の選択可能な実施形態では、第5レンズL5の物体側の面と像側の面の面型は、他の凹、凸の分布形態とされてもよく、第5レンズL5は負の屈折力を有することもよい。
上記の第5レンズL5の焦点距離をf5にしたときに、-9.16≦f5/f≦6.22の関係式が設立され、第5レンズL5を限定することで、撮像光学レンズ10の光線角度を緩やかにし、公差感度を効果的に低減させることができる。好ましくは、-5.72≦f5/f≦4.97の関係式が設立される。
上記の第5レンズL5の像側の面の中心曲率半径をR10にしたときに、-16.54≦(R9+R10)/(R9-R10)≦137.13の関係式が設立され、第5レンズL5の形状が規定されており、この関係式の範囲内にあると、撮像光学レンズ10の非点収差と歪曲収差の補正に有利であり、ケラレ(Vignetting)発生の可能性を低減する。好ましくは、-10.34≦(R9+R10)/(R9-R10)≦109.71の関係式が設立される。
上記の第5レンズL5は、0.03≦d9/TTL≦0.31の関係式が設立される。この関係式の範囲内にあると、小型化の実現に有利である。好ましくは、0.06≦d9/TTL≦0.25の関係式が設立される。
本実施形態において、上記の撮像光学レンズ10の対角線方向の画角をFOVにしたときに、FOV≧65.89°の関係式が設立される。これにより、広角化を実現に有利である。
好ましくは、FOV≧66.56°の関係式が設立される。
本実施形態において、上記の撮像光学レンズ10の像高をIH、TTL/IH≦2.77の関係式が設立される。これにより、小型化の実現に有利である。好ましくは、TTL/IH≦2.69の関係式が設立される。
本実施形態において、上記の撮像光学レンズ10の絞り値FNOは2.10以下である。これにより、大絞りを実現し、撮像光学レンズ10の結像性能が優れている。
上記の関係式を満たす場合には、本発明の撮像光学レンズ10は、良好な光学性能を有するとともに、大絞り、広角化及び極薄化の設計要件を満たすことができる。この撮像光学レンズ10の特性から、この撮像光学レンズ10は、特に高画素用のCCD、CMOS等の撮像素子から構成される車載レンズ、携帯電話の撮像レンズ部品とWEB撮像レンズに適用することができる。
以下、実施例を用いて、本発明に係る撮像光学レンズ10について説明する。各実施例に記載の符号は以下の通りであり、焦点距離、軸上距離、中心曲率半径、軸上厚み、変曲点位置及び停留点位置の単位は、mmである。
TTL:光学全長(第1レンズL1の物体側の面から像面Siまでの軸上距離)、単位はmmである。
絞り値FNO:撮像光学レンズの有効焦点距離と入射瞳径の比。
好ましくは、高品質な結像性能を得られるように、上記のレンズの物体側の面及び/又は像側の面に、変曲点及び/又は停留点がさらに設けられていてもよい。具体的な実施案については、後述する。
表1、表2は、本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10の設定データを示す。
ここで、各符号の意味は、以下の通りである。
S1 :絞り
R :光学面の中心の曲率半径
R1 :第1レンズL1の物体側の面の中心曲率半径
R2 :第1レンズL1の像側の面の中心曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側の面の中心曲率半径
R4 :第2レンズL2の像側の面の中心曲率半径
R5 :第3レンズL3の物体側の面の中心曲率半径
R6 :第3レンズL3の像側の面の中心曲率半径
R7 :第4レンズL4の物体側の面の中心曲率半径
R8 :第4レンズL4の像側の面の中心曲率半径
R9 :第5レンズL5の物体側の面の中心曲率半径
R10 :第5レンズL5の像側の面の中心曲率半径
R11 :光学フィルターGF1の物体側の面の中心曲率半径
R12 :光学フィルターGF1の像側の面の中心曲率半径
R13 :光学フィルターGF2の物体側の面の中心曲率半径
R14 :光学フィルターGF2の像側の面の中心曲率半径
d :レンズの軸上厚み、レンズ間の軸上距離
d0 :絞りS1から第1レンズL1の物体側の面までの軸上距離
d1 :第1レンズL1の軸上厚み
d2 :第1レンズL1の像側の面から第2レンズL2の物体側の面までの軸上距離
d3 :第2レンズL2の軸上厚み
d4 :第2レンズL2の像側の面から第3レンズL3の物体側の面までの軸上距離
d5 :第3レンズL3の軸上厚み
d6 :第3レンズL3の像側の面から第4レンズL4の物体側の面までの軸上距離
d7 :第4レンズL4の軸上厚み
d8 :第4レンズL4の像側の面から第5レンズL5の物体側の面までの軸上距離
d9 :第5レンズL5の軸上厚み
d10 :第5レンズL5の像側の面から光学フィルターGF1の物体側の面までの軸上距離
d11 :光学フィルターGF1の軸上厚み
d12 :光学フィルターGF1の像側の面から光学フィルターGF2の物体側の面までの軸上距離
d13 :光学フィルターGF2の軸上厚み
d14 :光学フィルターGF2の像側の面から像面Siまでの軸上距離
nd :d線の屈折率(d線は波長905nmの緑色光である)
nd1 :第1レンズL1のd線の屈折率
nd2 :第2レンズL2のd線の屈折率
nd3 :第3レンズL3のd線の屈折率
nd4 :第4レンズL4のd線の屈折率
nd5 :第5レンズL5のd線の屈折率
ndg1:光学フィルターGF1のd線の屈折率
ndg2:光学フィルターGF2のd線の屈折率
vd :アッベ数
v1 :第1レンズL1のアッベ数
v2 :第2レンズL2のアッベ数
v3 :第3レンズL3のアッベ数
v4 :第4レンズL4のアッベ数
v5 :第5レンズL5のアッベ数
vg1 :光学フィルターGF1のアッベ数
vg2 :光学フィルターGF2のアッベ数
表2は、本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10における各レンズの非球面のデータを示す。
各レンズ面の非球面は、便宜上、上記式(1)で表される非球面を使用しているが、本発明は、この式(1)の非球面多項式に限定されるものではない。本発明は、この式(1)の非球面多項式に限定されるものではない。
z=(cr)/{1+[1-(k+1)(c)]1/2}+A4r+A6r+A8r+A10r10+A12r12+A14r14+A16r16+A18r18+A20r20 (1)
ここで、kは円錐係数であり、A4、A6、A8、A10、A12、A14、A16、A18、A20は非球面係数であり、cは光学面の中心の曲率であり、rは非球面曲線上の点と光軸との垂直距離であり、zは非球面深さ(非球面における光軸から離れた距離がrである点と、非球面光軸上の頂点に接する接平面との垂直距離)である。
表3、表4は、本発明の第1実施形態に係る撮像光学レンズ10における各レンズの変曲点及び停留点の設定データを示す。ここで、P1R1、P1R2は、それぞれ第1レンズL1の物体側の面と像側の面を示し、P2R1、P2R2は、それぞれ第2レンズL2の物体側の面と像側の面を示し、P3R1、P3R2は、それぞれ第3レンズL3の物体側の面と像側の面を示し、P4R1、P4R2は、それぞれ第4レンズL4の物体側の面と像側の面を示し、P5R1、P5R2は、それぞれ第5レンズL5の物体側の面と像側の面を示す。「変曲点位置」欄の対応するデータは、各レンズの表面に設けられた変曲点から撮像光学レンズ10の光軸までの垂直距離であり、「停留点位置」欄の対応するデータは、各レンズの表面に設けられた停留点から撮像光学レンズ10の光軸までの垂直距離である。
図2、図3は、それぞれ波長805nm、840nm、875nm、905nm、940nm及び975nmの光が第1実施形態に係る撮像光学レンズ10を通った後の球面収差及び倍率色収差を示す図である。
図4は、波長905nmの光が第1実施形態に係る撮像光学レンズ10を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す図であり、図4の像面湾曲Sは、サジタル方向の像面湾曲であり、Tは、子午方向の像面湾曲である。
後記の表21には、各実施形態の諸数値及び関係式で規定されたパラメータに対応する値を示す。
表21に示されるように、第1実施形態は、各関係式を満たしている。
本実施形態において、上記の撮像光学レンズ10の入射瞳径ENPDが2.268mmであり、全視野の像高IHが3.0925mmであり、対角線方向の画角FOVが67.23°である。これにより、上記の撮像光学レンズ10は、大絞り、極薄化、温度性能に優れた設計要件を満たすことができ、その軸上、軸外の色収差が十分に補正されて、優れた光学特性を有する。
(第2実施形態)
第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同じであり、符号の意味も第1実施形態と同様であるため、異なる点のみを以下に示す。
図5に示されたのは、本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズ20である。
表5、表6は、本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズ20の設定データを示す。
表6は、本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズ20における各レンズの非球面のデータを示す。
表7、表8は、本発明の第2実施形態に係る撮像光学レンズ20における各レンズの変曲点及び停留点の設定データを示す。
図6、図7は、それぞれ波長805nm、840nm、875nm、905nm、940nm及び975nmの光が第2実施形態に係る撮像光学レンズ20を通った後の球面収差及び倍率色収差を示す図である。
図8は、波長905nmの光が第2実施形態に係る撮像光学レンズ20を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。図8の像面湾曲Sは、サジタル方向の像面湾曲であり、Tは、子午方向の像面湾曲である。
表21に示されるように、第2実施形態は、各関係式を満たしている。
本実施形態において、上記の撮像光学レンズ20の入射瞳径ENPDが2.106mmであり、全視野の像高IHが3.0925mmであり、対角線方向の画角FOVが69.67°である。これにより、上記の撮像光学レンズ20は、大絞り、極薄化、優れた温度性能設計要件を満たすことができ、その軸上、軸外の色収差が十分に補正されて、優れた光学特性を有する。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1実施形態とほぼ同じであり、符号の意味も第1実施形態と同様であるため、異なる点のみを以下に示す。
本実施形態において、第5レンズL5は、負の屈折力を有する。
図9に示されたのは、本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズ30である。
表9、表10は、本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズ30の設定データを示す。
表10は、本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズ30における各レンズの非球面のデータを示す。
表11、表12は、本発明の第3実施形態に係る撮像光学レンズ30における各レンズの変曲点及び停留点の設定データを示す。
図10、図11は、それぞれ波長805nm、840nm、875nm、905nm、940nm及び975nmの光が第3実施形態に係る撮像光学レンズ30を通った後の球面収差及び倍率色収差を示す図である。図12は、波長905nmの光が第3実施形態に係る撮像光学レンズ30を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。図12の像面湾曲Sは、サジタル方向の像面湾曲であり、Tは、子午方向の像面湾曲である。
以下、上記の関係式ごとに本実施形態における各関係式に対応する数値を表21に示す。
本実施形態の撮像光学レンズ30は、上述した条件式を満たすことが明らかである。
本実施形態において、上記の撮像光学レンズ30の入射瞳径ENPDが2.152mmであり、全視野の像高IHが3.0925mmであり、対角線方向の画角FOVが68.63°である。これにより、上記の撮像光学レンズ30は、大絞り、極薄化、優れた温度性能設計要件を満たすことができ、その軸上、軸外の色収差が十分に補正されて、優れた光学特性を有する。
(第4実施形態)
第4実施形態は、第1実施形態とほぼ同じであり、符号の意味も第1実施形態と同様であるため、異なる点のみを以下に示す。
図13に示されたのは、本発明の第4実施形態に係る撮像光学レンズ40である。
表13、表14は、本発明の第4実施形態に係る撮像光学レンズ40の設定データを示す。
表14は、本発明の第4実施形態に係る撮像光学レンズ40における各レンズの非球面のデータを示す。
表15、表16は、本発明の第4実施形態に係る撮像光学レンズ40における各レンズの変曲点及び停留点の設定データを示す。
図14、図15は、それぞれ波長805nm、840nm、875nm、905nm、940nm及び975nmの光が第4実施形態に係る撮像光学レンズ40を通った後の球面収差及び倍率色収差を示す図である。図16は、波長905nmの光が第4実施形態に係る撮像光学レンズ40を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。図16の像面湾曲Sは、サジタル方向の像面湾曲であり、Tは、子午方向の像面湾曲である。
以下、上記の関係式ごとに本実施形態における各関係式に対応する数値を表21に示す。
本実施形態の撮像光学レンズ40は、上述した条件式を満たすことが明らかである。
本実施形態において、上記の撮像光学レンズ40の入射瞳径ENPDが2.059mmであり、全視野の像高IHが3.0925mmであり、対角線方向の画角FOVが70.90°である。これにより、上記の撮像光学レンズ40は、大絞り、極薄化、優れた温度性能設計要件を満たすことができ、その軸上、軸外の色収差が十分に補正されて、優れた光学特性を有する。
(比較実施形態)
比較実施形態は、符号の意味が第1実施形態と同様であるため、異なる点のみを以下に示す。
比較実施形態において、第1レンズL1の材質がプラスチックである。
図17に示されたのは、比較実施形態に係る撮像光学レンズ50である。
表17、表18は、比較実施形態に係る撮像光学レンズ50の設定データを示す。
表18は、比較実施形態に係る撮像光学レンズ50における各レンズの非球面のデータを示す。
表19、表20は、比較実施形態に係る撮像光学レンズ50における各レンズの変曲点及び停留点の設定データを示す。
図18、図19は、それぞれ波長805nm、840nm、875nm、905nm、940nm及び975nmの光が比較実施形態に係る撮像光学レンズ50を通った後の球面収差及び倍率色収差を示す図である。
図20は、波長905nmの光が比較実施形態に係る撮像光学レンズ50を通った後の像面湾曲及び歪曲収差を示す図である。図20の像面湾曲Sは、サジタル方向の像面湾曲であり、Tは、子午方向の像面湾曲である。
以下、上記の関係式ごとに比較実施形態における各関係式に対応する数値を表21に示す。
比較実施形態の撮像光学レンズ50において、第1レンズLの材質がプラスチックであり、1.70≦n1≦2.20の関係式が設立されない。
比較実施形態において、上記の撮像光学レンズ50の入射瞳径ENPDが2.048mmであり、全視野の像高IHが3.0925mmであり、対角線方向の画角FOVが60.61°である。上記の撮像光学レンズ50は、その軸上、軸外の色収差が十分に補正されていない。
上記の各実施形態は本発明を実現するための具体的な実施形態であるが、実際の応用において、本発明の主旨及び範囲から逸脱しない範囲での形式及び細部に対する各種の変更は、いずれも本発明の保護範囲に属することは、当業者であれば理解できるはずである。

Claims (10)

  1. 撮像光学レンズであって、物体側から像側に向かって、順に、正の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、負の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、屈折力を有する第5レンズから構成され、前記第1レンズの材質及び前記第4レンズの材質がガラスであり、ここで、前記第1レンズの屈折率をn1、前記第3レンズの物体側の面の中心曲率半径をR5、前記第3レンズの像側の面の中心曲率半径をR6、前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第1レンズの像側の面から前記第2レンズの物体側の面までの軸上距離をd2、前記第2レンズの軸上厚みをd3にしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
    1.70≦n1≦2.20
    0.10≦R5/R6≦0.90
    0.75≦f4/f≦1.55
    0.60≦d2/d3≦3.00
  2. 前記第5レンズの物体側の面の曲率半径をR9、前記第5レンズの軸上厚みをd9にしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    0.90≦R9/d9≦4.00
  3. 第4レンズの屈折率をn4にしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    1.70≦n4≦2.20
  4. 前記撮像光学レンズの作動波長は、805nm~975nmであることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
  5. 前記撮像光学レンズの作動温度の範囲は-40℃~85℃にあることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
  6. 前記第1レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、
    前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第1レンズの物体側の面の中心曲率半径をR1、前記第1レンズの像側の面の中心曲率半径をR2、前記第1レンズの軸上厚みをd1、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    1.14≦f1/f≦4.89
    -5.14≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-1.05
    0.02≦d1/TTL≦0.19
  7. 前記第2レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、
    前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第2レンズの物体側の面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側の面の中心曲率半径をR4、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    1.36≦f2/f≦6.40
    -6.45≦(R3+R4)/(R3-R4)≦-1.05
    0.02≦d3/TTL≦0.06
  8. 前記第3レンズは、その物体側の面が近軸において凹面に形成され、像側の面が近軸において凸面に形成され、
    前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第3レンズの軸上厚みをd5、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    -5.98≦f3/f≦-0.49
    -16.58≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-0.82
    0.02≦d5/TTL≦0.07
  9. 前記第4レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凸面に形成され、
    前記第4レンズの物体側の面の曲率半径をR7、前記第4レンズの像側の面の曲率半径をR8、前記第4レンズの軸上厚みをd7、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    -1.00≦(R7+R8)/(R7-R8)≦1.45
    0.07≦d7/TTL≦0.28
  10. 前記第5レンズは、その物体側の面が近軸において凸面に形成され、像側の面が近軸において凹面に形成され、
    前記第5レンズの焦点距離をf5、前記第5レンズの物体側の面の曲率半径をR9、前記第5レンズの像側の面の曲率半径をR10、前記第5レンズの軸上厚みをd9、前記撮像光学レンズの光学全長をTTLにしたときに、以下の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
    -9.16≦f5/f≦6.22
    -16.54≦(R9+R10)/(R9-R10)≦137.13
    0.03≦d9/TTL≦0.31
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