JP7474342B2 - 撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム - Google Patents

撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7474342B2
JP7474342B2 JP2022547383A JP2022547383A JP7474342B2 JP 7474342 B2 JP7474342 B2 JP 7474342B2 JP 2022547383 A JP2022547383 A JP 2022547383A JP 2022547383 A JP2022547383 A JP 2022547383A JP 7474342 B2 JP7474342 B2 JP 7474342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
timing
control method
signal
power control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022547383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022054310A1 (ja
Inventor
善工 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Publication of JPWO2022054310A1 publication Critical patent/JPWO2022054310A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7474342B2 publication Critical patent/JP7474342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/65Control of camera operation in relation to power supply
    • H04N23/651Control of camera operation in relation to power supply for reducing power consumption by affecting camera operations, e.g. sleep mode, hibernation mode or power off of selective parts of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/65Control of camera operation in relation to power supply
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/709Circuitry for control of the power supply
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/77Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components
    • H04N25/772Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components comprising A/D, V/T, V/F, I/T or I/F converters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/7795Circuitry for generating timing or clock signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

本発明は、撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラムに関する。
特許文献1には、一列に配置された複数の光電変換素子と、各光電変換素子が受光して生成した電荷を同期信号に同期して取り込み、取り込んだ電荷を転送クロックに同期して順次転送する電荷転送レジスターと、電荷転送レジスターにより転送された電荷から生成した映像信号を低インピーダンスで外部に出力する出力回路とを含み、電荷転送レジスターからは、同期信号の各周期におけるブランキング期間外の期間で光電変換素子一列分の電荷が順次出力される固体撮像装置が記載されている。この固体撮像装置は、出力回路への電源供給をオンオフするスイッチング部と、スイッチング部に制御信号を供給してスイッチング部を制御し、ブランキング期間において出力回路への電源供給をオフさせるスイッチング制御部と、を備えている。
特許文献2には、撮像装置に接続され、この撮像素子の水平走査及び垂直走査の少なくとも一方に同期して動作する集積回路が記載されている。この集積回路は、撮像素子への駆動信号の供給及び撮像素子からの出力信号に対する処理の少なくとも一方を行う回路ブロックと、上記回路ブロックの出力を選択的に遮断するスイッチと、上記撮像素子の水平走査のブランキング期間及び垂直走査のブランキング期間の少なくとも一方にて、上記回路ブロックの動作を休止状態とすると共に、上記スイッチを遮断する制御部と、を備えている。
特許文献3には、画素アレイに二次元格子状の配列で含まれる各画素から読み出されたアナログ信号のデジタル信号への変換を行う変換部と、上記変換部の動作を制御する制御部と、を備える撮像装置が記載されている。上記制御部は、上記配列におけるラインの読み出しタイミングを示す水平同期信号に基づく水平ブランキング期間と、上記画素アレイから1フレーム分の画素の読み出しを開始するタイミングを示すトリガ信号に基づく垂直ブランキング期間と、のうち少なくとも一方の期間内において、上記変換部の状態を上記変換を行わないスタンバイ状態に移行させている。
日本国特開2002-165134号公報 日本国特開2002-300479号公報 日本国特開2020-065146号公報
本発明の目的は、省電力効果と撮像画像の品質向上の両立を図る撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラムを提供することにある。
本発明の一態様の撮像装置は、二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、上記画素アレイの駆動回路と、上記駆動回路の駆動によって上記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子と、電源と、上記電源から上記撮像素子へ供給する電力を制御する電源制御回路と、プロセッサと、を備え、上記プロセッサは、上記電源制御回路を制御して、上記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて上記電源から上記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、上記第一タイミングよりも後に行われる上記画素アレイからの上記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて上記一部の回路への上記電力の供給を再開させ、上記第二タイミングと上記第三タイミングの間隔を可変制御するものである。
本発明の一態様の電力制御方法は、二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、上記画素アレイの駆動回路と、上記駆動回路の駆動によって上記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子に電力を供給する電源を制御する電源制御方法であって、上記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて上記電源から上記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、上記第一タイミングよりも後に行われる上記画素アレイからの上記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて上記一部の回路への上記電力の供給を再開させ、上記第二タイミングと上記第三タイミングの間隔を可変制御するものである。
本発明の一態様の電力制御プログラムは、二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、上記画素アレイの駆動回路と、上記駆動回路の駆動によって上記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子に電力を供給する電源を制御する電源制御プログラムであって、上記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて上記電源から上記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、上記第一タイミングよりも後に行われる上記画素アレイからの上記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて上記一部の回路への上記電力の供給を再開させ、上記第二タイミングと上記第三タイミングの間隔を可変制御するステップをプロセッサに実行させるものである。
本発明によれば、省電力効果と撮像画像の品質向上の両立を図ることができる。
本発明の撮像装置の一実施形態である撮像装置1の概略構成を示す模式図である。 図1に示す撮像装置1の撮像動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1に示す撮像装置1の撮像動作の別例を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の撮影装置の一実施形態であるスマートフォン200の外観を示すものである。 図4に示すスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の撮像装置の一実施形態である撮像装置1の概略構成を示す模式図である。撮像装置1は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スマートフォン、タブレット型端末、及びパーソナルコンピュータ等の撮像機能を持つ電子機器である。
撮像装置1は、撮像素子を構成する撮像部100と、電源を構成する電源回路101と、二次電池又は乾電池等で構成されるバッテリ102と、制御部103と、を備える。
電源回路101は、バッテリ102から供給される電力に基づいて、撮像部100に供給する電力Pを生成する。電源回路101は、例えば、リニアレギュレータ又はスイッチングレギュレータ等で構成される。電源回路101は、バッテリ102から供給される電圧を降圧するLDO(Low Drop Out)レギュレータから電力を受けて、この電力に基づいて電力Pを生成してもよい。
撮像部100は、二次元状に配置された複数の画素11を含む受光部10と、受光部10の垂直走査を行う垂直走査回路20と、出力処理回路30と、出力処理回路30の水平走査を行う水平走査回路40と、デジタル信号処理回路50と、電源制御回路60と、を含む。垂直走査回路20、出力処理回路30、水平走査回路40、デジタル信号処理回路50、及び電源制御回路60は、制御部103によって制御される。
受光部10、垂直走査回路20、出力処理回路30、及び水平走査回路40は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを構成している。受光部10と出力処理回路30により画素アレイが構成される。垂直走査回路20と水平走査回路40により画素アレイの駆動回路が構成される。デジタル信号処理回路50は、信号処理回路を構成する。
受光部10の画素11は、フォトダイオード等の光電変換素子と、光電変換素子によって光から変換された電荷に応じた信号を読み出す読み出し回路と、を含む。
垂直走査回路20は、受光部10の各読み出し回路の駆動を行って、受光部10から画素行単位で順次信号を読み出し、読み出した画素行の信号群を出力処理回路30へと伝送する。
出力処理回路30は、画素行の各画素11の読み出し回路から読み出されたアナログの信号に対し、相関二重サンプリング処理とデジタル変換処理を行う。なお、図1の例では、出力処理回路30においてアナログ信号をデジタル信号に変換するAD(アナログデジタル)変換器を設ける構成としているが、AD変換器を各画素11に設ける構成も可能である。この場合、出力処理回路30は、画素行から読みだされたデジタル信号を保持する構成となる。
水平走査回路40は、出力処理回路30で処理又は保持された画素行の各画素11の信号を順次出力させる水平走査を行う。出力処理回路30から出力される信号は、デジタル信号処理回路50に入力される。
デジタル信号処理回路50は、出力処理回路30から入力された信号を処理する回路である。デジタル信号処理回路50は、デモザイク処理、輝度補正処理、ガンマ補正処理、及び階調補正処理等の各種の画像処理を行う。デジタル信号処理回路50は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサにより構成される。
電源制御回路60は、電源回路101から撮像部100へ供給される電力を制御する。電源制御回路60は、電源回路101から受けた電力Pを、受光部10、垂直走査回路20、出力処理回路30、水平走査回路40、及びデジタル信号処理回路50の各々に供給する。電源制御回路60は、撮像部100の動作中、制御部103からの指令に応じて、デジタル信号処理回路50への電力供給を一時的に停止させる省電力制御を行う。
制御部103は、各種の処理を行う処理部と、RAM(Randam Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含むメモリと、を備える。処理部のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサである。各種のプロセッサには、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種の処理を行う汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又は、ASIC等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
制御部103の処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGA、又は、CPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。また、制御部103に含まれる複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント又はサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウエアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、制御部103の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry
)である。
撮像部100は、一例として、受光部10、垂直走査回路20、出力処理回路30、水平走査回路40、デジタル信号処理回路50、及び電源制御回路60が集積化された1チップの構成である。他の例として、撮像部100のうち、電源制御回路60とデジタル信号処理回路50の一方又は両方は別チップに設けられていてもよい。
撮像部100においては、特定の回路を動作させない上記の省電力制御を行う。特定の回路を停止させた後、この回路の動作を復帰させる場合には、回路に電力供給されてから回路が安定動作するまでのタイムラグを考慮し、回路に対する電力供給を早めに再開させる必要がある。しかし、電力供給を早めに再開させることを常時行っていると、省電力効果が低減してしまう。そこで、撮像装置1では、以下の撮像動作によって、省電力効果を高めることを可能にしている。
図2は、図1に示す撮像装置1の撮像動作を説明するためのタイミングチャートである。図中の垂直同期信号VDの立下りから、次の垂直同期信号VDの立ち下がりまでの期間が、被写体の撮像を行って撮像画像を取得するフレーム期間である。図2に示す動作は、制御部103のプロセッサが、ROMに記憶された電力制御プログラムを実行することで実現される。
撮像部100が起動した後の最初のフレーム期間が開始され、受光部10の露光が終了したタイミングの時刻t1になると、制御部103は、垂直走査回路20及び水平走査回路40を制御して、受光部10からの信号読み出しを開始する。受光部10から読み出された信号は、出力処理回路30にて処理され、その後、デジタル信号処理回路50にて処理される。信号の読み出し対象となっている全ての画素11からの信号の読み出しが完了した時刻t2になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を停止させる。
時刻t2の後、次のフレーム期間が開始され、受光部10からの信号読み出しが開始されるタイミングである時刻t4の少し前の時刻t3になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を再開させる。この電力供給再開後の時刻t4になると、制御部103は、垂直走査回路20及び水平走査回路40を制御して、受光部10からの信号読み出しを開始する。信号の読み出し対象となっている全ての画素11からの信号の読み出しが完了した時刻t5になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を停止させる。以降のフレーム期間では、2回目のフレーム期間と同様の動作が行われる。
このように、制御部103は、受光部10及び出力処理回路30により構成される画素アレイからの信号の読み出し完了後の第一タイミング(時刻t2)にて、電源回路101からデジタル信号処理回路50への電力の供給を停止させ、この第一タイミングよりも後に行われる画素アレイからの信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミング(時刻t4)よりも前の第三タイミング(時刻t3)にて、デジタル信号処理回路50への電力の供給を再開させる。
図2に示すように、デジタル信号処理回路50への電力供給が再開された時刻t3から、デジタル信号処理回路50に所望の電力が供給された状態となるまでには、所定の時間を要する。この所定の時間を電源立ち上がり時間と記載する。デジタル信号処理回路50へ所望の電力が供給された状態にて、デジタル信号処理回路50が信号処理を開始できるようにするには、図2に示した間隔INTを、電源立ち上がり時間以上とする必要がある。
また、時刻t4の直前の時刻t3において、デジタル信号処理回路50への電力供給を再開させる場合、デジタル信号処理回路50へ所望の電力が供給されるまでの期間は、撮像部100におけるデジタル信号処理回路50以外の回路(受光部10、垂直走査回路20、出力処理回路30、及び水平走査回路40)に供給される電力が僅かに低下する場合がある。このような電力の低下が生じている状態で受光部10からの信号の読み出しを開始すると、読み出される信号の信号レベルが低下して、撮像画像の一部の明るさが低下するシェーディングが発生する可能性がある。このシェーディングを抑制する観点からも、図2に示した間隔INTを、電源立ち上がり時間以上とすることが好ましい。
この電源立ち上がり時間は、常に一定となるわけではない。例えば、撮像部100の消費電流(消費電力)が少ない状態であれば、電源立ち上がり時間は短くなる。また、電源回路101から撮像部100に供給されている電圧が高い状態であれば、電源立ち上がり時間は短くなる。また、電源回路101の静電容量が小さい状態であれば、電源立ち上がり時間は短くなる。また、電源回路101に入力される電圧(バッテリ102からの供給電圧、又は、LDOレギュレータからの供給電圧)が大きい状態であれば、電源立ち上がり時間は短くなる。
そこで、制御部103は、時刻t3と時刻t4との間隔INTを、固定値とするのではなく、可変制御する。具体的には、制御部103は、撮像部100の消費電流、電源回路101から撮像部100に供給されている電圧、電源回路101の静電容量、及び電源回路101に入力される電圧のいずれかに基づいて、間隔INTを制御する。
例えば、制御部103は、撮像部100の消費電流が閾値以上の場合には、間隔INTを既定値とし、この消費電流が閾値未満の場合には、間隔INTを既定値よりも短い値とする。制御部103は、消費電流が少ないほど、間隔INTを短くするようにしてもよい。既定値Xは、電源立ち上がり時間のシステム上想定される最大値である。
例えば、制御部103は、電源回路101から撮像部100に供給されている電圧が閾値未満の場合には、間隔INTを既定値Xとし、この電圧が閾値以上の場合には、間隔INTを既定値Xよりも短い値とする。制御部103は、この電圧が高いほど、間隔INTを短くするようにしてもよい。
例えば、制御部103は、電源回路101の静電容量が閾値以上の場合には、間隔INTを既定値Xとし、この静電容量が閾値未満の場合には、間隔INTを既定値Xよりも短い値とする。制御部103は、この静電容量が小さいほど、間隔INTを短くするようにしてもよい。
例えば、制御部103は、電源回路101に入力される電圧が閾値未満の場合には、間隔INTを既定値Xとし、この電圧が閾値以上の場合には、間隔INTを既定値Xよりも短い値とする。制御部103は、この電圧が高いほど、間隔INTを短くするようにしてもよい。
このように間隔INTを可変制御することで、図2に示した時刻t2と時刻t3の間隔を、間隔INTを固定値(上記の既定値X)とする場合と比べると、状況によっては延ばすことができる。このため、電力消費を削減することができる。また、この間隔が延びた場合であっても、デジタル信号処理回路50は、所望の電力が供給された状態で、信号処理を開始できる。このため、撮像画像の品質を落とすことなく、省電力化を図ることができる。また、デジタル信号処理回路50に所望の電力が供給された状態で、画素アレイからの信号読み出しを開始できるため、上記のシェーディングの発生を防ぐことができる。
なお、時刻t3から電源立ち上がり時間が経過するよりも前の時点で、画素アレイからの信号読み出しを開始しても、状況によっては、シェーディングの程度を弱めることができ、撮像画像の品質を担保できる。
例えば、図2の最初のフレーム期間において読み出された信号の信号レベル、すなわち、直前に被写体を撮像して得られた撮像画像の明るさが大きい場合を想定する。この場合には、上記のシェーディングによる画質への影響が少なくなる。このため、この場合には、時刻t3から電源立ち上がり時間が経過するよりも前の時点で、画素アレイからの信号読み出しを開始することで、デジタル信号処理回路50を停止させる期間を延ばすことができ、省電力化を実現できる。具体的には、制御部103は、時刻t2で読み出された信号の信号レベル(例えば、読み出した全ての信号の信号レベルの平均値、又は、時刻t1近辺にて読み出された最初の数画素行分の信号レベルの平均値等)が閾値未満の場合には、間隔INTを既定値Xとし、この信号レベルが閾値以上の場合には、間隔INTを既定値Xよりも短い値としてもよい。
これと同様の考えであるが、画素アレイにおける信号の増幅率(出力処理回路30又は画素11に含まれるAD変換器の増幅率)が高い場合にも、上記のシェーディングによる画質への影響が少なくなる。そこで、制御部103は、画素アレイにおける信号の増幅率が閾値未満の場合には、間隔INTを既定値Xとし、この増幅率が閾値以上の場合には、間隔INTを既定値Xよりも短い値としてもよい。
また、デジタル信号処理回路50における信号の増幅率(輝度補正処理等に用いられる増幅率)が高い場合にも、上記のシェーディングによる画質への影響が少なくなる。そこで、制御部103は、デジタル信号処理回路50における信号の増幅率が閾値未満の場合には、間隔INTを既定値Xとし、この増幅率が閾値以上の場合には、間隔INTを既定値Xよりも短い値としてもよい。
図3は、図1に示す撮像装置1の撮像動作の別の例を説明するためのタイミングチャートである。図中の垂直同期信号VDの立下りから、次の垂直同期信号VDの立ち下がりまでの期間が、被写体の撮像を行って撮像画像を取得するフレーム期間である。図3の動作は、撮像部100の受光部10に、焦点調節等のために用いる位相差検出用の画素11Aと、撮像用の画素11Bと、が含まれる構成を前提としている。図3中の期間Taは、画素11Aから信号を読み出している期間を示す。図3中の期間Tbは、画素11Bから信号を読み出している期間を示す。
図3の動作において、制御部103は、画素11A及び画素11Bから信号を読み出すフレーム期間と、画素11Bのみから信号を読み出すフレーム期間と、を交互に繰り返す。つまり、画素11Aからの信号読み出しを毎フレーム期間に行わないことで、省電力化を図っている。図3に示す動作は、制御部103のプロセッサが、ROMに記憶された電力制御プログラムを実行することで実現される。
撮像部100が起動した後の最初のフレーム期間T1が開始され、受光部10の露光が終了したタイミングの時刻t1になると、制御部103は、垂直走査回路20及び水平走査回路40を制御して、受光部10の画素11Aからの信号読み出しを開始する。画素11Aから読み出された信号は、出力処理回路30にて処理され、その後、デジタル信号処理回路50にて処理される。その後、制御部103は、垂直走査回路20及び水平走査回路40を制御して、受光部10の画素11Bからの信号読み出しを開始する。画素11Bから読み出された信号は、出力処理回路30にて処理され、その後、デジタル信号処理回路50にて処理される。画素11Bからの信号の読み出しが完了した時刻t2になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を停止させる。
時刻t2の後、次のフレーム期間T2が開始され、受光部10からの信号読み出しが開始されるタイミングである時刻t4の少し前の時刻t3になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を再開させる。この電力供給再開後の時刻t4になると、制御部103は、垂直走査回路20及び水平走査回路40を制御して、受光部10の画素11Bからの信号読み出しを開始する。信号の読み出し対象となっている全ての画素11Bからの信号の読み出しが完了した時刻t5になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を停止させる。
時刻t5の後、次のフレーム期間T3が開始され、受光部10からの信号読み出しが開始されるタイミングである時刻t7の少し前の時刻t6になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を再開させる。この電力供給再開後の時刻t7になると、制御部103は、垂直走査回路20及び水平走査回路40を制御して、受光部10の画素11Aからの信号読み出しを開始する。画素11Aからの信号読み出しが終了すると、制御部103は、垂直走査回路20及び水平走査回路40を制御して、受光部10の画素11Bからの信号読み出しを開始する。信号の読み出し対象となっている全ての画素11からの信号の読み出しが完了した時刻t8になると、制御部103は、電源制御回路60を制御して、デジタル信号処理回路50への電力供給を停止させる。以降は、フレーム期間T2と同様の動作と、フレーム期間T3と同様の動作とが交互に繰り返される。
制御部103は、時刻t3と時刻t4の間隔INTを上記の既定値Xとし、時刻t6と時刻t7の間隔INTを上記の既定値Xよりも小さい値とする。このように、図3の動作例において、制御部103は、フレーム期間毎に画素アレイの駆動を変更させ、その駆動に応じて、間隔INTを可変制御している。
フレーム期間T2のように、撮像用の画素11Bのみから信号を読み出す場合には、画素11Bによって被写体を撮像して得られる撮像画像の品質を高めるために、間隔INTを既定値Xとすることが好ましい。一方、フレーム期間T3のように、位相差検出用の画素11Aから信号を先に読み出す場合には、この画素11Aによって撮像された画像にシェーディングが生じていても、画素11Bによって撮像される撮像画像の品質には影響がない。このため、フレーム期間T3では、間隔INTを短く設定することで、間隔INTを既定値Xに固定する場合と比較して、時刻t5と時刻t6の間隔を延ばすことができる。この結果、更なる省電力化が可能になる。
なお、図3の動作は、受光部10に位相差検出用の画素11Aが含まれることを前提とした。しかし、図1の受光部10の構成であっても、受光部10のうちの任意の領域から信号を読み出した後に、受光部10の残りの領域から信号を読み出す第一駆動と、受光部10の全ての領域から信号を読み出す第二駆動と、をフレーム期間毎に切り替えて行うことができる。この駆動を行う場合には、第二駆動を行うフレーム期間における間隔INTを既定値Xとし、第一駆動を行うフレーム期間における間隔INTを既定値Xよりも短くすることで、省電力化が可能となる。
ここまでは、省電力化のために電力供給を停止させる対象の回路をデジタル信号処理回路50とする例を説明してきた。しかし、撮像部100のうち、例えば、出力処理回路30と水平走査回路40の一方又は両方への電力供給を更に停止させてもよい。または、デジタル信号処理回路50への電力供給を停止させる代わりに、出力処理回路30と水平走査回路40の一方又は両方への電力供給を停止させてもよい。
次に、本発明の撮像装置の実施形態としてスマートフォンの構成について説明する。
図4は、本発明の撮影装置の一実施形態であるスマートフォン200の外観を示すものである。
図4に示すスマートフォン200は、平板状の筐体201を有し、筐体201の一方の面に表示部としての表示パネル202と、入力部としての操作パネル203とが一体となった表示入力部204を備えている。
また、この様な筐体201は、スピーカ205と、マイクロホン206と、操作部207と、カメラ部208とを備えている。なお、筐体201の構成はこれに限定されず、例えば、表示部と入力部とが独立した構成を採用したり、折り畳み構造又はスライド機構を有する構成を採用したりすることもできる。
図5は、図4に示すスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、スマートフォンの主たる構成要素として、無線通信部210と、表示入力部204と、通話部211と、操作部207と、カメラ部208と、記憶部212と、外部入出力部213と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信部214と、モーションセンサ部215と、電源部216と、主制御部220とを備える。
また、スマートフォン200の主たる機能として、図示省略の基地局装置BSと図示省略の移動通信網NWとを介した移動無線通信を行う無線通信機能を備える。
無線通信部210は、主制御部220の指示にしたがって、移動通信網NWに収容された基地局装置BSに対し無線通信を行うものである。この無線通信を使用して、音声データ、画像データ等の各種ファイルデータ、電子メールデータ等の送受信、ウェブデータ又はストリーミングデータ等の受信を行う。
表示入力部204は、主制御部220の制御により、画像(静止画像及び動画像)又は文字情報等を表示して視覚的にユーザに情報を伝達するとともに、表示した情報に対するユーザ操作を検出する、いわゆるタッチパネルであって、表示パネル202と、操作パネル203とを備える。
表示パネル202は、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro-Luminescence Display)等を表示デバイスとして用いたものである。
操作パネル203は、表示パネル202の表示面上に表示される画像を視認可能に載置され、ユーザの指又は尖筆によって操作される一又は複数の座標を検出するデバイスである。このデバイスをユーザの指又は尖筆によって操作すると、操作に起因して発生する検出信号を主制御部220に出力する。次いで、主制御部220は、受信した検出信号に基づいて、表示パネル202上の操作位置(座標)を検出する。
図5に示すように、本発明の撮影装置の一実施形態として例示しているスマートフォン200の表示パネル202と操作パネル203とは一体となって表示入力部204を構成しているが、操作パネル203が表示パネル202を完全に覆うような配置となっている。
係る配置を採用した場合、操作パネル203は、表示パネル202外の領域についても、ユーザ操作を検出する機能を備えてもよい。換言すると、操作パネル203は、表示パネル202に重なる重畳部分についての検出領域(以下、表示領域と称する)と、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分についての検出領域(以下、非表示領域と称する)とを備えていてもよい。
なお、表示領域の大きさと表示パネル202の大きさとを完全に一致させても良いが、両者を必ずしも一致させる必要は無い。また、操作パネル203が、外縁部分と、それ以外の内側部分の2つの感応領域を備えていてもよい。さらに、外縁部分の幅は、筐体201の大きさ等に応じて適宜設計されるものである。
さらにまた、操作パネル203で採用される位置検出方式としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式等が挙げられ、いずれの方式を採用することもできる。
通話部211は、スピーカ205又はマイクロホン206を備え、マイクロホン206を通じて入力されたユーザの音声を主制御部220にて処理可能な音声データに変換して主制御部220に出力したり、無線通信部210あるいは外部入出力部213により受信された音声データを復号してスピーカ205から出力させたりするものである。
また、図4に示すように、例えば、スピーカ205を表示入力部204が設けられた面と同じ面に搭載し、マイクロホン206を筐体201の側面に搭載することができる。
操作部207は、キースイッチ等を用いたハードウェアキーであって、ユーザからの指示を受け付けるものである。例えば、図4に示すように、操作部207は、スマートフォン200の筐体201の側面に搭載され、指等で押下されるとオンとなり、指を離すとバネ等の復元力によってオフ状態となる押しボタン式のスイッチである。
記憶部212は、主制御部220の制御プログラム及び制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称又は電話番号等を対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータ、ダウンロードしたコンテンツデータを記憶し、またストリーミングデータ等を一時的に記憶するものである。また、記憶部212は、スマートフォン内蔵の内部記憶部217と着脱自在な外部メモリスロットを有する外部記憶部218により構成される。
なお、記憶部212を構成するそれぞれの内部記憶部217と外部記憶部218は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、MicroSD(登録商標)メモリ等)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の格納媒体を用いて実現される。
外部入出力部213は、スマートフォン200に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を果たすものであり、他の外部機器に通信等(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)(登録商標)、UWB(Ultra Wideband)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)(登録商標)等)又はネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等)により直接的又は間接的に接続するためのものである。
スマートフォン200に連結される外部機器としては、例えば、有/無線ヘッドセット、有/無線外部充電器、有/無線データポート、カードソケットを介して接続されるメモリカード(Memory card)、SIM(Subscriber Identity Module Card)/UIM(User Identity Module Card)カード、オーディオ・ビデオI/O(Input/Output)端子を介して接続される外部オーディオ・ビデオ機器、無線接続される外部オーディオ・ビデオ機器、有/無線接続されるスマートフォン、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、イヤホン等がある。
外部入出力部213は、このような外部機器から伝送を受けたデータをスマートフォン200の内部の各構成要素に伝達したり、スマートフォン200の内部のデータが外部機器に伝送されるようにしたりすることができる。
GNSS受信部214は、主制御部220の指示にしたがって、GNSS衛星ST1~STnから送信されるGNSS信号を受信し、受信した複数のGNSS信号に基づく測位演算処理を実行し、スマートフォン200の緯度、経度、高度からなる位置を検出する。GNSS受信部214は、無線通信部210又は外部入出力部213(例えば、無線LAN)から位置情報を取得できる時には、その位置情報を用いて位置を検出することもできる。
モーションセンサ部215は、例えば、3軸の加速度センサ等を備え、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の物理的な動きを検出する。スマートフォン200の物理的な動きを検出することにより、スマートフォン200の動く方向又は加速度が検出される。係る検出結果は、主制御部220に出力されるものである。
電源部216は、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の各部に、バッテリ(図示しない)に蓄えられる電力を供給するものである。電源部216には、図1の電源回路101とバッテリ102が含まれる。
主制御部220は、マイクロプロセッサを備え、記憶部212が記憶する制御プログラム及び制御データにしたがって動作し、スマートフォン200の各部を統括して制御するものである。また、主制御部220は、無線通信部210を通じて、音声通信又はデータ通信を行うために、通信系の各部を制御する移動通信制御機能と、アプリケーション処理機能を備える。主制御部220は、図1の制御部103に相当する。
アプリケーション処理機能は、記憶部212が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって主制御部220が動作することにより実現するものである。アプリケーション処理機能としては、例えば、外部入出力部213を制御して対向機器とデータ通信を行う赤外線通信機能、電子メールの送受信を行う電子メール機能、又はウェブページを閲覧するウェブブラウジング機能等がある。
また、主制御部220は、受信データ又はダウンロードしたストリーミングデータ等の画像データ(静止画像又は動画像のデータ)に基づいて、映像を表示入力部204に表示する等の画像処理機能を備える。
画像処理機能とは、主制御部220が、上記画像データを復号し、この復号結果に画像処理を施して、画像を表示入力部204に表示する機能のことをいう。
さらに、主制御部220は、表示パネル202に対する表示制御と、操作部207、操作パネル203を通じたユーザ操作を検出する操作検出制御を実行する。
表示制御の実行により、主制御部220は、アプリケーションソフトウェアを起動するためのアイコン又はスクロールバー等のソフトウェアキーを表示したり、あるいは電子メールを作成したりするためのウィンドウを表示する。
なお、スクロールバーとは、表示パネル202の表示領域に収まりきれない大きな画像等について、画像の表示部分を移動する指示を受け付けるためのソフトウェアキーのことをいう。
また、操作検出制御の実行により、主制御部220は、操作部207を通じたユーザ操作を検出したり、操作パネル203を通じて、上記アイコンに対する操作と上記ウィンドウの入力欄に対する文字列の入力を受け付けたり、あるいは、スクロールバーを通じた表示画像のスクロール要求を受け付けたりする。
さらに、操作検出制御の実行により主制御部220は、操作パネル203に対する操作位置が、表示パネル202に重なる重畳部分(表示領域)か、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分(非表示領域)かを判定し、操作パネル203の感応領域又はソフトウェアキーの表示位置を制御するタッチパネル制御機能を備える。
また、主制御部220は、操作パネル203に対するジェスチャ操作を検出し、検出したジェスチャ操作に応じて、予め設定された機能を実行することもできる。
ジェスチャ操作とは、従来の単純なタッチ操作ではなく、指等によって軌跡を描いたり、複数の位置を同時に指定したり、あるいはこれらを組み合わせて、複数の位置から少なくとも1つについて軌跡を描く操作を意味する。
カメラ部208は、図1に示した撮像部100を含む。
カメラ部208によって生成された撮像画像データは、記憶部212に記憶したり、外部入出力部213又は無線通信部210を通じて出力したりすることができる。
図4に示すスマートフォン200において、カメラ部208は表示入力部204と同じ面に搭載されているが、カメラ部208の搭載位置はこれに限らず、表示入力部204の背面に搭載されてもよい。
また、カメラ部208はスマートフォン200の各種機能に利用することができる。例えば、表示パネル202にカメラ部208で取得した画像を表示したり、操作パネル203の操作入力のひとつとして、カメラ部208の画像を利用したりすることができる。
また、GNSS受信部214が位置を検出する際に、カメラ部208からの画像を参照して位置を検出することもできる。さらには、カメラ部208からの画像を参照して、3軸の加速度センサを用いずに、或いは、3軸の加速度センサと併用して、スマートフォン200のカメラ部208の光軸方向を判断したり、現在の使用環境を判断したりすることもできる。勿論、カメラ部208からの画像をアプリケーションソフトウェア内で利用することもできる。
その他、静止画又は動画の画像データにGNSS受信部214により取得した位置情報、マイクロホン206により取得した音声情報(主制御部等により、音声テキスト変換を行ってテキスト情報となっていてもよい)、モーションセンサ部215により取得した姿勢情報等を付加して記憶部212に記憶したり、外部入出力部213又は無線通信部210を通じて出力したりすることもできる。
以上のような構成のスマートフォン200においても、省電力化と撮像画質の向上を両立させることができる。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1)
二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、上記画素アレイの駆動回路と、上記駆動回路の駆動によって上記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子と、
電源と、
上記電源から上記撮像素子へ供給する電力を制御する電源制御回路と、
プロセッサと、を備え、
上記プロセッサは、上記電源制御回路を制御して、上記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて上記電源から上記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、上記第一タイミングよりも後に行われる上記画素アレイからの上記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて上記一部の回路への上記電力の供給を再開させ、上記第二タイミングと上記第三タイミングの間隔を可変制御する撮像装置。
(2)
(1)記載の撮像装置であって、
上記プロセッサは、上記第一タイミングにて少なくとも上記信号処理回路への電力供給を停止させる撮像装置。
(3)
(1)又は(2)記載の撮像装置であって、
上記駆動回路は、フレーム単位で駆動を変更可能であり、
上記プロセッサは、上記駆動回路の駆動に応じて上記間隔を制御する撮像装置。
(4)
(1)又は(2)記載の撮像装置であって、
上記プロセッサは、上記撮像素子における上記信号の増幅率に応じて上記間隔を制御する撮像装置。
(5)
(4)記載の撮像装置であって、
上記画素アレイは、上記画素から出力されるアナログの上記信号をデジタル変換する変換器を含み、
上記増幅率は、上記変換器の増幅率を含む撮像装置。
(6)
(4)又は(5)記載の撮像装置であって、
上記増幅率は、上記信号処理回路における信号の増幅率を含む撮像装置。
(7)
(1)又は(2)記載の撮像装置であって、
上記プロセッサは、上記第一タイミングにおいて読み出された信号の信号レベルに応じて上記間隔を制御する撮像装置。
(8)
(1)又は(2)記載の撮像装置であって、
上記プロセッサは、上記撮像素子の消費電流に応じて上記間隔を制御する撮像装置。
(9)
(1)又は(2)記載の撮像装置であって、
上記プロセッサは、上記電源から上記撮像素子に入力される電圧に応じて上記間隔を制御する撮像装置。
(10)
(1)又は(2)記載の撮像装置であって、
上記プロセッサは、上記電源に含まれる静電容量に応じて上記間隔を制御する撮像装置。
(11)
(1)又は(2)記載の撮像装置であって、
上記プロセッサは、上記電源に供給される電圧に応じて上記間隔を制御する撮像装置。
(12)
二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、上記画素アレイの駆動回路と、上記駆動回路の駆動によって上記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子に電力を供給する電源を制御する電力制御方法であって、
上記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて上記電源から上記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、上記第一タイミングよりも後に行われる上記画素アレイからの上記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて上記一部の回路への上記電力の供給を再開させ、上記第二タイミングと上記第三タイミングの間隔を可変制御する電力制御方法。
(13)
(12)記載の電力制御方法であって、
上記第一タイミングにて少なくとも上記信号処理回路への電力供給を停止させる電力制御方法。
(14)
(12)又は(13)記載の電力制御方法であって、
上記駆動回路は、フレーム単位で駆動を変更可能であり、
上記駆動回路の駆動に応じて上記間隔を制御する電力制御方法。
(15)
(12)又は(13)記載の電力制御方法であって、
上記撮像素子における上記信号の増幅率に応じて上記間隔を制御する電力制御方法。
(16)
(15)記載の電力制御方法であって、
上記画素アレイは、上記画素から出力されるアナログの上記信号をデジタル変換する変換器を含み、
上記増幅率は、上記変換器の増幅率を含む電力制御方法。
(17)
(15)又は(16)記載の電力制御方法であって、
上記増幅率は、上記信号処理回路における信号の増幅率を含む電力制御方法。
(18)
(12)又は(13)記載の電力制御方法であって、
上記第一タイミングにおいて読み出された信号の信号レベルに応じて上記間隔を制御する電力制御方法。
(19)
(12)又は(13)記載の電力制御方法であって、
上記撮像素子の消費電流に応じて上記間隔を制御する電力制御方法。
(20)
(12)又は(13)記載の電力制御方法であって、
上記電源から上記撮像素子に入力される電圧に応じて上記間隔を制御する電力制御方法。
(21)
(12)又は(13)記載の電力制御方法であって、
上記電源に含まれる静電容量に応じて上記間隔を制御する電力制御方法。
(22)
(12)又は(13)記載の電力制御方法であって、
上記電源に供給される電圧に応じて上記間隔を制御する電力制御方法。
(23)
二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、上記画素アレイの駆動回路と、上記駆動回路の駆動によって上記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子に電力を供給する電源を制御する電力制御プログラムであって、
上記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて上記電源から上記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、上記第一タイミングよりも後に行われる上記画素アレイからの上記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて上記一部の回路への上記電力の供給を再開させ、上記第二タイミングと上記第三タイミングの間隔を可変制御するステップをプロセッサに実行させる電力制御プログラム。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
なお、本出願は、2020年9月9日出願の日本特許出願(特願2020-151618)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
1 撮像装置
100 撮像部
10 受光部
11 画素
20 垂直走査回路
30 出力処理回路
40 水平走査回路
50 デジタル信号処理回路
60 電源制御回路
101 電源回路
102 バッテリ
103 制御部
INT 間隔
Ta 位相差検出用の画素の読み出し期間
Tb 撮像用の画素の読み出し期間
200 スマートフォン
201 筐体
202 表示パネル
203 操作パネル
204 表示入力部
205 スピーカ
206 マイクロホン
207 操作部
208 カメラ部
210 無線通信部
211 通話部
212 記憶部
213 外部入出力部
214 GNSS受信部
215 モーションセンサ部
216 電源部
217 内部記憶部
218 外部記憶部
220 主制御部
ST1~STn GNSS衛星

Claims (23)

  1. 二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、前記画素アレイの駆動回路と、前記駆動回路の駆動によって前記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子と、
    電源と、
    前記電源から前記撮像素子へ供給する電力を制御する電源制御回路と、
    プロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、前記電源制御回路を制御して、前記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて前記電源から前記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、前記第一タイミングよりも後に行われる前記画素アレイからの前記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて前記一部の回路への前記電力の供給を再開させ、前記第二タイミングと前記第三タイミングの間隔を可変制御する撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記プロセッサは、前記第一タイミングにて少なくとも前記信号処理回路への電力供給を停止させる撮像装置。
  3. 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
    前記駆動回路は、フレーム単位で駆動を変更可能であり、
    前記プロセッサは、前記駆動回路の駆動に応じて前記間隔を制御する撮像装置。
  4. 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
    前記プロセッサは、前記撮像素子における前記信号の増幅率に応じて前記間隔を制御する撮像装置。
  5. 請求項4記載の撮像装置であって、
    前記画素アレイは、前記画素から出力されるアナログの前記信号をデジタル変換する変換器を含み、
    前記増幅率は、前記変換器の増幅率を含む撮像装置。
  6. 請求項4又は5記載の撮像装置であって、
    前記増幅率は、前記信号処理回路における信号の増幅率を含む撮像装置。
  7. 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
    前記プロセッサは、前記第一タイミングにおいて読み出された信号の信号レベルに応じて前記間隔を制御する撮像装置。
  8. 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
    前記プロセッサは、前記撮像素子の消費電流に応じて前記間隔を制御する撮像装置。
  9. 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
    前記プロセッサは、前記電源から前記撮像素子に入力される電圧に応じて前記間隔を制御する撮像装置。
  10. 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
    前記プロセッサは、前記電源に含まれる静電容量に応じて前記間隔を制御する撮像装置。
  11. 請求項1又は2記載の撮像装置であって、
    前記プロセッサは、前記電源に供給される電圧に応じて前記間隔を制御する撮像装置。
  12. 二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、前記画素アレイの駆動回路と、前記駆動回路の駆動によって前記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子に電力を供給する電源を制御する電力制御方法であって、
    前記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて前記電源から前記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、前記第一タイミングよりも後に行われる前記画素アレイからの前記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて前記一部の回路への前記電力の供給を再開させ、前記第二タイミングと前記第三タイミングの間隔を可変制御する電力制御方法。
  13. 請求項12記載の電力制御方法であって、
    前記第一タイミングにて少なくとも前記信号処理回路への電力供給を停止させる電力制御方法。
  14. 請求項12又は13記載の電力制御方法であって、
    前記駆動回路は、フレーム単位で駆動を変更可能であり、
    前記駆動回路の駆動に応じて前記間隔を制御する電力制御方法。
  15. 請求項12又は13記載の電力制御方法であって、
    前記撮像素子における前記信号の増幅率に応じて前記間隔を制御する電力制御方法。
  16. 請求項15記載の電力制御方法であって、
    前記画素アレイは、前記画素から出力されるアナログの前記信号をデジタル変換する変換器を含み、
    前記増幅率は、前記変換器の増幅率を含む電力制御方法。
  17. 請求項15又は16記載の電力制御方法であって、
    前記増幅率は、前記信号処理回路における信号の増幅率を含む電力制御方法。
  18. 請求項12又は13記載の電力制御方法であって、
    前記第一タイミングにおいて読み出された信号の信号レベルに応じて前記間隔を制御する電力制御方法。
  19. 請求項12又は13記載の電力制御方法であって、
    前記撮像素子の消費電流に応じて前記間隔を制御する電力制御方法。
  20. 請求項12又は13記載の電力制御方法であって、
    前記電源から前記撮像素子に入力される電圧に応じて前記間隔を制御する電力制御方法。
  21. 請求項12又は13記載の電力制御方法であって、
    前記電源に含まれる静電容量に応じて前記間隔を制御する電力制御方法。
  22. 請求項12又は13記載の電力制御方法であって、
    前記電源に供給される電圧に応じて前記間隔を制御する電力制御方法。
  23. 二次元状に配置された複数の画素を含む画素アレイと、前記画素アレイの駆動回路と、前記駆動回路の駆動によって前記画素アレイから読み出された信号を処理する信号処理回路と、を有する撮像素子に電力を供給する電源を制御する電力制御プログラムであって、
    前記信号の読み出し完了後の第一タイミングにて前記電源から前記撮像素子の一部の回路への電力の供給を停止させ、前記第一タイミングよりも後に行われる前記画素アレイからの前記信号の読み出しの開始タイミングである第二タイミングよりも前の第三タイミングにて前記一部の回路への前記電力の供給を再開させ、前記第二タイミングと前記第三タイミングの間隔を可変制御するステップをプロセッサに実行させる電力制御プログラム。
JP2022547383A 2020-09-09 2021-03-03 撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム Active JP7474342B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020151618 2020-09-09
JP2020151618 2020-09-09
PCT/JP2021/008084 WO2022054310A1 (ja) 2020-09-09 2021-03-03 撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022054310A1 JPWO2022054310A1 (ja) 2022-03-17
JP7474342B2 true JP7474342B2 (ja) 2024-04-24

Family

ID=80631479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022547383A Active JP7474342B2 (ja) 2020-09-09 2021-03-03 撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230209184A1 (ja)
JP (1) JP7474342B2 (ja)
WO (1) WO2022054310A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165134A (ja) 2000-11-29 2002-06-07 Sony Corp 固体撮像装置
JP2019068247A (ja) 2017-09-29 2019-04-25 キヤノン株式会社 撮像素子及び撮像装置
JP2020065146A (ja) 2018-10-16 2020-04-23 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法および電子機器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165134A (ja) 2000-11-29 2002-06-07 Sony Corp 固体撮像装置
JP2019068247A (ja) 2017-09-29 2019-04-25 キヤノン株式会社 撮像素子及び撮像装置
JP2020065146A (ja) 2018-10-16 2020-04-23 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20230209184A1 (en) 2023-06-29
JPWO2022054310A1 (ja) 2022-03-17
WO2022054310A1 (ja) 2022-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9232125B2 (en) Method of eliminating a shutter-lag, camera module, and mobile device having the same
US10623673B2 (en) Imaging device, imaging method, and imaging program
JP6569022B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラム
US20200213500A1 (en) Imaging control device, imaging apparatus, imaging control method, and imaging control program
US10750105B2 (en) Imaging apparatus, operation method of imaging apparatus, and operation program of imaging apparatus
JP6928663B2 (ja) 撮像制御装置、撮像装置、撮像制御方法、及び撮像制御プログラム
JP7474342B2 (ja) 撮像装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム
US10742876B2 (en) Imaging device, imaging method, and imaging program
US10863110B2 (en) Imaging control device, imaging apparatus, imaging control method, and imaging control program
US10715737B2 (en) Imaging device, still image capturing method, and still image capturing program
US10778880B2 (en) Imaging device, imaging method, and imaging program
US10939056B2 (en) Imaging apparatus, imaging method, imaging program
US11683591B2 (en) Imaging apparatus, imaging method, and imaging program
US11861874B2 (en) Imaging apparatus, imaging control method, and imaging control program
US20210350766A1 (en) Display control device, imaging device, display control method, and display control program
US20230388669A1 (en) Imaging control device, imaging apparatus, imaging control method, and imaging control program
US20230319433A1 (en) Processing device, imaging apparatus, processing method, and processing program
JP2017212631A (ja) 撮像装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7474342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150