JP7469779B2 - 距離画像撮像装置、及び距離画像撮像方法 - Google Patents
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Description
以下の説明においては、複数のフレームを用いて作成する1つの画像(1フレーム画像)における、1フレーム画像の作成に用いられた複数のフレームを、サブフレームと記載する。
また、遠方の範囲を測定可能とするための別の方法として、画素が備える電荷蓄積部の数を増やす方法が考えられる。この方法は、測定対象物が動体であっても、サブフレームを増やして測定する場合と比較して精度よく測定することが可能となるが、画素サイズが増大してしまう問題があった。
まず、実施形態について説明する。ここでは、後述する第1の実施形態から第3の実施形態に共通する、距離画像撮像装置1の構成について説明する。
図1は、実施形態の距離画像撮像装置の概略構成を示したブロック図である。図1に示した構成の距離画像撮像装置1は、光源部2と、受光部3と、距離画像処理部4とを備える。なお、図1には、距離画像撮像装置1において距離を測定する対象物である被写体Sも併せて示している。
ここで、第1の実施形態について説明する。本実施形態では、受光部3における1つの画素321が、4つの電荷蓄積部CS(電荷蓄積部CS1~CS4)を備える。すなわち、本実施形態の距離画像撮像装置1は、4タップ構成である。この場合、図3の画素321において、画素信号読み出し部RU4を更に備える。画素信号読み出し部RU4は、画素信号読み出し部RU1と同様の構成である。ここで、電荷蓄積部CS4は、「第4電荷蓄積部」の一例である。
図4では、受光部3における複数の画素321が、二つのグループGr1、Gr2のいずれかに分類される場合であって、且つ、1フレームが二つのサブフレームSf1、Sf2からなる場合におけるタイミングチャートの例を示している。ここで、グループGr1は「第1グループ」の一例である。また、グループGr2は「第2グループ」の一例である。また、1フレームに要する期間は「フレーム期間」の一例である。また、サブフレームSf1、Sf2のそれぞれに要する期間は、「サブフレーム期間」の一例である。また、サブフレームSf1に要する期間は、「第1サブフレーム期間」の一例である。また、サブフレームSf2に要する期間は、「第2サブフレーム期間」の一例である。
図4では、各ゲート(読み出しトランジスタG1~G4、及びドレイントランジスタGD)をオン状態とする時間Tonを、各ゲートの蓄積期間Taより少し短い時間としている。これにより、各ゲートのうち、ドレイントランジスタGDを、オン状態からオフ状態に変化させるタイミングと、第1ゲート(読み出しトランジスタG1)をオフ状態からオン状態に変化させるタイミングと、を同時に発生させることによる、電荷排出及び電荷振り分けのエラー(クロストーク)を抑えることが可能となる。また、第1ゲートをオン状態からオフ状態に変化させるタイミングと、第2ゲート(読み出しトランジスタG2)をオフ状態からオン状態に変化させるタイミングとを同時に発生させることによる電荷振り分けのエラーを抑えることが可能となる。同様に、第2ゲートと第3ゲート(読み出しトランジスタG3)のタイミングの関係、第3ゲートとドレイントランジスタGDの関係を、図4に示すタイミングとすることにより、電荷排出や電荷振り分けのエラーを抑えることが可能となる。以下、図5から図7に示すタイミングチャートも同様である。
図9に示すように、例えば、画素321の行(row)ごとに、二つのグループGr1、Gr2に分類することが考えられる。
図10に示すように、例えば、画素321ごと(ピクセルごと)に、四つのグループGr1~Gr4に分類することが考えられる。この場合、例えば、四つのピクセルP1~P4を単位として、四つのグループに分類し、グループごとに異なるタイミングで駆動させる。
また、第1の実施形態では、距離画像撮像装置1は4タップ構成であり、タイミング制御部41は、グループGr1、Gr2を順に駆動させ、グループGr1の電荷蓄積部CS4の蓄積期間Taと、グループGr2の電荷蓄積部CS1の蓄積期間Taとの、少なくとも一部の期間が重なるように制御する。これにより、グループGr1の駆動を終了させる前に、グループGr2の駆動が開始されるように制御することができ、測定の精度を向上させることが可能である。
また、第1の実施形態では、1フレームを複数のサブフレームSf1、Sf2で構成し、タイミング制御部41は、サブフレームSf1においてグループGr1を駆動させたタイミングで、サブフレームSf2におけるグループGr2を駆動させる。また、タイミング制御部41は、サブフレームSf1においてグループGr2を駆動させたタイミングで、サブフレームSf2におけるグループGr1を駆動させる。これにより、外光ノイズが片方のグループに偏って蓄積されることを抑制し、測定精度の劣化を抑制することが可能である。また、第1の実施形態では、サブフレームの数を増やす場合には、外光耐性をあげたり、見かけ上のタップ数をより多く増やしたりすることが可能である。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、受光部3における1つの画素321が、3つの電荷蓄積部CS(電荷蓄積部CS1~CS3)を備える。すなわち、本実施形態の距離画像撮像装置1は、3タップ構成である。
図12に示す項目のうち、「Gr1」は、グループGr1に属する画素を駆動させるタイミングチャートを示す。「Gr2」は、グループGr2に属する画素を駆動させるタイミングチャートを示す。「Gr1_Camera」では、グループGr1に属する読み出しトランジスタG1、G2、G3、及びドレイントランジスタGDがオン状態となるタイミングを、それぞれ、「G1」、「G2」、「G3」、及び「GD」で示している。「Gr2_Camera」では、グループGr2に属する読み出しトランジスタG1、G2、G3、及びドレイントランジスタGDがオン状態となるタイミングを、それぞれ、「G1」、「G2」、「G3」、及び「GD」で示している。「合成」では、グループGr1、Gr2を合成した場合の電荷を、それぞれ、「G1」、「G2」、「G3」、「G4」及び「GD」で示している。
次に、タイミング制御部41は、光パルスPOが照射されている第1反射光蓄積期間T1に、グループGr2に属する画素321における電荷蓄積部CS1のみに電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第1反射光蓄積期間T1の経過後の第2反射光蓄積期間T2に、グループGr1に属する画素321における電荷蓄積部CS2、及びグループGr2に属する画素321における電荷蓄積部CS2の双方に電荷を蓄積させる。
タイミング制御部41は、それぞれのサブフレームにおいて、グループごとに互いに異なるタイミングで駆動する。以下では、1フレームが二つのサブフレームSf1、Sf2からなる場合を例に説明するが、これに限定されることはない。1フレームが3以上のサブフレームで構成される場合であっても、以下に説明する合成方法を適用することができる。
距離画像撮像装置1は、タイミングTm1にて、処理F1による処理結果をフレームメモリに記憶させ、サブフレームSf1による処理結果を一時的に保持する(処理F4)。
距離画像撮像装置1は、タイミングTm1の次のタイミングTm2にて、処理F2による処理結果をフレームメモリに記憶させ、サブフレームSf2による処理結果を一時的に保持する(処理F3)。
距離画像撮像装置1は、タイミングTm2の次のタイミングTm3にて、処理F3による処理結果と、処理F1による処理結果とを用いて、サブフレームSf1とサブフレームSf2との二つの処理結果を合成する(処理F5)。
距離画像撮像装置1は、タイミングTm2にて、処理F4による処理結果と、処理F2による処理結果とを用いて、サブフレームSf2とサブフレームSf1の二つの処理結果を合成する(処理F6)。
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、受光部3における1つの画素321が、3つの電荷蓄積部CS(電荷蓄積部CS1~CS3)を備える。すなわち、本実施形態の距離画像撮像装置1は、3タップ構成である。
以下、本実施形態の詳細について図15~図17を用いて説明する。
図15~図17に示す項目のうち、「Gr1 or Sf1」は、グループGr1に属する画素321、又はサブフレームSf1にて画素321を駆動させるタイミングチャートを示している。「Gr2 or Sf2」は、グループGr2に属する画素321、又はサブフレームSf1にて画素321を駆動させるタイミングチャートを示している。
図15~図17に示す項目のうち、「Light」、「G1」、「G2」、「G3」、及び「GD」については、図18と同様である。このため、その説明を省略する。
次に、タイミング制御部41は、第1反射光蓄積期間T1に、グループGr1に属する電荷蓄積部CS2に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第1反射光蓄積期間T1から、蓄積期間Taの半分(Ta/2)の期間ずらした(遅らせた)、反射光蓄積期間T105に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS2に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第2反射光蓄積期間T2に、グループGr1に属する電荷蓄積部CS3に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第2反射光蓄積期間T2から、蓄積期間Taの半分(Ta/2)の期間ずらした(遅らせた)、反射光蓄積期間T205に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS3に電荷を蓄積させる。
また、この例では、グループGr1に属する電荷蓄積部CS2、CS3の蓄積期間(第1反射光蓄積期間T1、第2反射光蓄積期間T2)と、グループGr2に属する電荷蓄積部CS2、CS3の蓄積期間(反射光蓄積期間T105、T205)とを、蓄積期間Taの半分(Ta/2)ずらす。これにより、グループGr1、Gr2とも、ほぼ均等な分配率にて、電荷を電荷蓄積部CS2、CS3に振分けて蓄積することができる。したがって、距離分解能が高い距離の領域を増やすことができる。また、グループGr1、Gr2で蓄積期間が重複する部分においては、2つの電荷蓄積部CSに電荷を蓄積させることができる。このため、1つの電荷蓄積部CSに電荷を蓄積させる場合と比較して、時間分解能を2倍とすることができる。したがって距離を精度よく測定することが可能となる。
また、「半分ずらす」ことにより、グループGr1において精度よく電荷を蓄積させることが困難な「端の箇所」が、グループGr2において精度よく電荷を蓄積させることが可能な「真ん中の箇所」となるように制御することができる。「端の箇所」とは電荷蓄積部CSをオン状態からオフ状態とする切り替わりのタイミングである。「真ん中の箇所」とは電荷蓄積部CSをオン状態としてからオフ状態とするまでの期間の真ん中のタイミングである。つまり、グループGr1、Gr2が互いに補い合うようにして、測定精度の低下を抑制することができる。
但し、厳密に、蓄積期間Taの「半分ずらす」ことが、最も精度よく測定できる制御になるとは限らない。実際には、測定を劣化させる要因として、光パルスのくずれ、電荷の転送の遅れ、転送する電極に与えられる電気パルスのくずれ等が発生し得る。このような劣化要因との相補的な関係から、「実効的に、蓄積期間Taの半分に相当する時間」だけ、グループGr1、Gr2の蓄積期間がずれるように制御することが望ましい。
次に、タイミング制御部41は、外光蓄積期間Tnから、蓄積期間Taの半分(Ta/2)の期間ずらした(遅らせた)、蓄積期間Tn05に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS1に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第1反射光蓄積期間T1に、グループGr1に属する電荷蓄積部CS2に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第1反射光蓄積期間T1から、蓄積期間Taの半分(Ta/2)の期間ずらした(遅らせた)、反射光蓄積期間T105に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS2に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第2反射光蓄積期間T2に、グループGr1に属する電荷蓄積部CS3に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第2反射光蓄積期間T2から、蓄積期間Taの半分(Ta/2)の期間ずらした(遅らせた)、反射光蓄積期間T205に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS3に電荷を蓄積させる。
また、図15と同様に、タイミングTp1において電荷を精度よく蓄積させることが可能である。また、図15と同様に、タイミングTp2以降の期間において電荷量を蓄積させることができ、測定可能な距離を拡大させることが可能である。
次に、タイミング制御部41は、第1反射光蓄積期間T1に、グループGr1に属する電荷蓄積部CS2に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第1反射光蓄積期間T1から、蓄積期間Taの半分(Ta/2)の期間ずらした(遅らせた)、反射光蓄積期間T105に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS1に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第2反射光蓄積期間T2に、グループGr1に属する電荷蓄積部CS3に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、第2反射光蓄積期間T2から、蓄積期間Taの半分(Ta/2)の期間ずらした(遅らせた)、反射光蓄積期間T205に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS2に電荷を蓄積させる。
次に、タイミング制御部41は、反射光蓄積期間T205が経過した後、反射光蓄積期間T305に、グループGr2に属する電荷蓄積部CS3に電荷を蓄積させる。
また、図15と同様に、タイミングTp1において電荷を精度よく蓄積させることが可能である。
また、上述した実施形態では、複数の画素321のそれぞれが、二つのグループGr1、Gr2のいずれかに分類される場合を例示して説明したが、これに限定されることはない。距離画像撮像装置1では、画素321のそれぞれがNグループ(Nは2以上の整数)に分けられてもよい。
2 光源部
3 受光部
31 レンズ
32 距離画像センサ
321 画素
4 距離画像処理部
41 タイミング制御部
42 距離演算部
PD 光電変換素子
GD ドレイントランジスタ
G 読み出しトランジスタ
CS 電荷蓄積部
PO 光パルス
Claims (6)
- 測定対象の空間である測定空間に光パルスを照射する光源部と、
入射した光に応じた電荷を発生する1つの光電変換素子、及び前記光電変換素子により発生された前記電荷を蓄積する3つ以上の電荷蓄積部を具備する画素と、前記光パルスの照射に同期させた所定の蓄積期間で前記画素における電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を振り分けて蓄積させる画素駆動回路と、を有する受光部と、
前記蓄積期間を制御するタイミング制御部と、
1つの画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に基づいて、前記測定空間に存在する被写体までの距離を演算可能な距離演算部と、
を備え、
前記画素は、二次元の行列状に複数配置されると共に、前記複数の前記画素のそれぞれが予め定められた二以上のグループのいずれかに分類され、
前記タイミング制御部は、
前記二以上のグループのそれぞれに属する画素における、前記光パルスの照射が開始される照射タイミングに対する前記電荷蓄積部に電荷を蓄積させる蓄積タイミングが、グループごとに互いに異なり、
前記二以上のグループのうち第1グループに属する画素に設けられた前記電荷蓄積部のうちの2つの前記電荷蓄積部に第1反射光に対応する電荷が振り分けて蓄積され、
前記二以上のグループのうち前記第1グループとは異なる第2グループに属する画素に設けられた前記電荷蓄積部のうちの2つの前記電荷蓄積部に第2反射光に対応する電荷が振り分けて蓄積され、
前記第1反射光は、前記照射タイミングから、前記光パルスが照射された照射時間の2倍より小さい第1遅延時間が経過した後に画素に入射される、前記光パルスの反射光であり、
前記第2反射光は、前記照射タイミングから、前記照射時間の2倍より大きい第2遅延時間が経過した後に画素に入射される前記反射光であり、
画素が備える3つ以上の前記電荷蓄積部の全てに対する電荷の蓄積が完了した後に、次の前記照射タイミングが到来するように制御し、
前記距離演算部は、前記距離の演算において、前記第1グループに属する画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量を用いて前記第1遅延時間に対応する第1距離を算出した第1演算結果と、前記第2グループに属する画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量を用いて前記第2遅延時間に対応する第2距離を算出した第2演算結果を用いて、前記測定空間に存在する被写体までの距離として前記第1距離から前記第2距離までの距離を演算する、
距離画像撮像装置。 - 前記タイミング制御部は、前記第1グループに属する画素における前記電荷蓄積部、及び前記第2グループに属する画素における前記電荷蓄積部のそれぞれの前記照射タイミングに対する前記蓄積期間が重ならないように制御する、
請求項1に記載の距離画像撮像装置。 - 前記画素における複数の前記電荷蓄積部は、第1電荷蓄積部から第M電荷蓄積部(Mは3以上の整数)までの、M個の前記電荷蓄積部からなり、
前記タイミング制御部は、前記第1グループに属する画素における前記第1電荷蓄積部から第M電荷蓄積部までの、M個の前記電荷蓄積部、前記第2グループに属する画素における前記第1電荷蓄積部から第M電荷蓄積部までの、M個の前記電荷蓄積部のそれぞれに、順に前記電荷を振り分けて蓄積させ、前記第1グループの前記第M電荷蓄積部の前記照射タイミングに対する前記蓄積期間、及び前記第2グループの前記第1電荷蓄積部の前記照射タイミングに対する前記蓄積期間の少なくとも一部の期間が重なるように制御する、
請求項1に記載の距離画像撮像装置。 - 前記光源部は、1フレーム期間に含まれる複数のサブフレーム期間において、定期的に光パルスを照射し、
前記距離演算部は、前記複数のサブフレーム期間のそれぞれにおいて前記電荷蓄積部に蓄積された電荷量を合成する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の距離画像撮像装置。 - 前記タイミング制御部は、
前記複数のサブフレーム期間のうち、第1サブフレーム期間において、前記第1グループに属する画素における前記電荷蓄積部の前記照射タイミングに対する前記蓄積期間が第1タイミング、前記第2グループに属する画素における前記電荷蓄積部の前記照射タイミングに対する前記蓄積期間が前記第1タイミングと異なる第2タイミングとなるように制御し、
前記第1サブフレーム期間と異なる第2サブフレーム期間において、前記第1グループに属する画素における前記電荷蓄積部の前記照射タイミングに対する前記蓄積期間が前記第2タイミング、前記第2グループに属する画素における前記電荷蓄積部の前記照射タイミングに対する前記蓄積期間が前記第1タイミングとなるように制御する、
請求項4に記載の距離画像撮像装置。 - 測定対象の空間である測定空間に光パルスを照射する光源部と、
入射した光に応じた電荷を発生する1つの光電変換素子、及び前記光電変換素子により発生された前記電荷を蓄積する3つ以上の電荷蓄積部を具備する画素と、前記光パルスの照射に同期させた所定の蓄積期間で前記画素における電荷蓄積部のそれぞれに前記電荷を振り分けて蓄積させる画素駆動回路と、を有する受光部と、
前記蓄積期間を制御するタイミング制御部と、
1つの画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量に基づいて、前記測定空間に存在する被写体までの距離を演算可能な距離演算部と、
を備え、
前記画素は、二次元の行列状に複数配置されると共に、前記複数の前記画素のそれぞれが予め定められた二以上のグループのいずれかに分類されている、距離画像撮像装置による距離画像撮像方法であって、
前記タイミング制御部が、
前記二以上のグループのそれぞれに属する画素における、前記光パルスの照射が開始される照射タイミングに対する前記電荷蓄積部に電荷を蓄積させる蓄積タイミングが、グループごとに互いに異なり、
前記二以上のグループのうち第1グループに属する画素に設けられた前記電荷蓄積部のうちの2つの前記電荷蓄積部に第1反射光に対応する電荷が振り分けて蓄積され、
前記二以上のグループのうち前記第1グループとは異なる第2グループに属する画素に設けられた前記電荷蓄積部のうちの2つの前記電荷蓄積部に第2反射光に対応する電荷が振り分けて蓄積され、
前記第1反射光は、前記照射タイミングから、前記光パルスが照射された照射時間の2倍より小さい第1遅延時間が経過した後に画素に入射される、前記光パルスの反射光であり、
前記第2反射光は、前記照射タイミングから、前記照射時間の2倍より大きい第2遅延時間が経過した後に画素に入射される前記反射光であり、
画素が備える3つ以上の前記電荷蓄積部の全てに対する電荷の蓄積が完了した後に、次の前記照射タイミングが到来するように制御し、
前記距離演算部は、前記距離の演算において、前記第1グループに属する画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量を用いて前記第1遅延時間に対応する第1距離を算出した第1演算結果と、前記第2グループに属する画素が具備する前記電荷蓄積部のそれぞれに蓄積された電荷量を用いて前記第2遅延時間に対応する第2距離を算出した第2演算結果を用いて、前記測定空間に存在する被写体までの距離として前記第1距離から前記第2距離までの距離を演算する、
距離画像撮像方法。
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