JP7469156B2 - Gaming Machines - Google Patents

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JP7469156B2 JP2020106818A JP2020106818A JP7469156B2 JP 7469156 B2 JP7469156 B2 JP 7469156B2 JP 2020106818 A JP2020106818 A JP 2020106818A JP 2020106818 A JP2020106818 A JP 2020106818A JP 7469156 B2 JP7469156 B2 JP 7469156B2
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Description

本発明は、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine that can be controlled to create an advantageous state for the player.

従来の遊技機には、画像表示装置において表示態様がレベル1からベル4まで変化可能なメータを表示しており、該メータの表示態様がレベル4となったことにもとづいて複数のスーパーリーチのリーチ演出のうちのいずれかが実行されるものがある(例えば、特許文献1参照)。 In some conventional gaming machines, a meter whose display state can change from level 1 to bell 4 is displayed on an image display device, and when the display state of the meter reaches level 4, one of a number of super reach reach effects is executed (see, for example, Patent Document 1).

特開2015-221121号公報JP 2015-221121 A

しかしながら、特許文献1にあっては、メータの表示態様がレベル4に変化したことにもとづいて複数のスーパーリーチのリーチ演出のうちのいずれかが実行されるのみで、遊技興趣を向上できないという問題がある。 However, in Patent Document 1, only one of the multiple Super Reach reach effects is executed based on the meter display changing to level 4, which has the problem of not being able to increase interest in the game.

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技興趣を向上できる遊技機を提供することを目的とする。 The present invention was developed to address these problems, and aims to provide a gaming machine that can increase players' interest in playing.

手段Aの遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、第1示唆演出と、第2示唆演出と、第3示唆演出と、第4示唆演出と、を含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に第1発展演出を実行可能であるとともに、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記第1発展演出とは異なる第2発展演出を実行可能な発展演出実行手段と、
前記示唆演出の実行中に、実行回数に応じて前記有利状態に制御される期待度が異なるチャンスアップ演出を実行可能なチャンスアップ演出実行手段と、
前記示唆演出の実行中において表示される特定画像の表示態様によって前記有利状態に制御されることを示唆する特定画像示唆演出を実行可能な特定画像示唆演出実行手段と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記第1発展演出が実行された後において前記第3示唆演出を実行可能であり、
前記第2発展演出が実行された後において前記第4示唆演出を実行可能であり、
前記チャンスアップ演出実行手段は、
前記第3示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第1示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数よりも多くなるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記第4示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第2示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数以下となるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像の表示態様を第1態様から該第1態様よりも前記有利状態に制御される期待度の高い第2態様を含む複数の態様のいずれかに変化させることが可能であり、
前記第1発展演出が実行される前に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合は、前記第1発展演出が実行された後に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合よりも低い、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技興趣を向上できる。
手段1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能であるとともに、通常状態と該通常状態よりも前記有利状態に制御されやすい特別状態(例えば、時短状態(高確高ベース状態や低確高ベース状態))に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出A)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出B)、第3示唆演出(例えば、リーチ演出F)、第4示唆演出(例えば、リーチ演出E)とを含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
遊技の進行を制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103)と、
前記遊技制御手段から送信される制御情報(例えば、図16-2に示す演出制御コマンド)にもとづいて演出を制御可能な演出制御手段(例えば、演出制御用CPU120)と、
前記通常状態から前記有利状態または前記特別状態のいずれかに制御されたときから前記通常状態に一度も制御されていない有利期間(例えば、連荘状態の期間)において発生した前記有利状態の回数が特定回数に達しているとき(例えば、連荘回数が第1判定回数である「5」以上であるとき)に所定数値データを第1の値(例えば、「0」)から第2の値(例えば、「1」や「2」)へ更新可能な更新手段(例えば、CPU103が図16-13に示す出玉状態判定処理を実行する部分)と、
前記所定数値データが前記第2の値であるときに、単位期間において付与される遊技価値の付与速度が低下するように調整する調整手段(例えば、図16-13及び図16-21に示すように、CPU103が出玉状態判定処理において出玉状態フラグ値を「1」や「2」にセットすることによって大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化する部分)と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記第1示唆演出よりも前記期待度の高い前記第3示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Fが実行される部分)、
前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において前記第4示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Eが実行される部分)、
前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長い部分)、
前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、
前記特別発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも、前記特殊発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間の方が短く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13と、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12とは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL11よりも長く設定されている部分)、
前記遊技制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報を前記演出制御手段に送信可能であって(例えば、図16-13に示すように、CPU103がステップ162SGS17の処理で出玉状態指定コマンドの送信設定を実行した後、図5に示すコマンド制御処理を実行する部分)、
前記演出制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報にもとづいた演出制御を実行可能である(例えば、図16-27及び図16-28に示すように、演出制御用CPU120は、予告演出決定処理において、受信した出玉状態指定コマンドから出玉状態を特定し、該特定した出玉状態に応じた予告演出種別決定用テーブルを用いて可変表示中に予告演出を実行するか否か及び実行する予告演出の演出種別を決定可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特殊発展演出の実行後において第4示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができるとともに、特別発展演出の実行後において特別示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでに好適に遊技者を特別示唆演出に注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。また、所定数値データが第2の値であるときにおいて遊技価値の付与速度を低下させる調整が実行されるため、所定数値データが第2の値であるときにおいて短期間に過度の遊技価値が付与されて射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことができるとともに、所定数値データが第2の値であるか否かに対応した演出制御を実行できるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of means A is
A gaming machine that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
a suggestion performance execution means capable of executing a plurality of types of suggestion performances including a first suggestion performance, a second suggestion performance, a third suggestion performance, and a fourth suggestion performance as suggestion performances that suggest control to the advantageous state;
a development performance execution means capable of executing a first development performance before the performance result of the first suggestion performance is notified, and capable of executing a second development performance different from the first development performance after it is notified that the advantageous state will not be achieved as a performance result of the second suggestion performance;
A chance-up effect execution means for executing a chance-up effect in which the degree of expectation controlled to the advantageous state varies depending on the number of times the effect is executed during the execution of the suggestion effect;
A specific image suggestion performance execution means capable of executing a specific image suggestion performance that suggests that the game will be controlled to the advantageous state by a display mode of a specific image displayed during the execution of the suggestion performance;
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
The third suggestion performance can be executed after the first development performance is executed,
The fourth suggestion performance can be executed after the second development performance is executed,
The chance-up effect execution means includes:
The chance-up effect can be executed so that the number of times that the chance-up effect is executed when the third suggestion effect is being executed is greater than the number of times that the chance-up effect is executed when the first suggestion effect is being executed,
The chance-up effect can be executed such that the number of times that the chance-up effect is executed when the fourth suggestion effect is executed is equal to or less than the number of times that the chance-up effect is executed when the second suggestion effect is executed ,
The specific image suggestion performance execution means is capable of changing the display mode of the specific image from a first mode to any one of a plurality of modes including a second mode having a higher expectation of being controlled to the advantageous state than the first mode,
A rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode before the first development performance is executed is lower than a rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode after the first development performance is executed.
It is characterized by the following.
This feature can increase the player's interest in playing the game.
The gaming machine according to the first embodiment includes:
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is favorable to a player, and can also be controlled to a normal state and a special state (e.g., a time-saving state (high probability high base state or low probability high base state)) that is easier to control to the favorable state than the normal state,
a suggestion effect execution means (for example, a portion where the effect control CPU 120 executes the variable display effect process shown in FIG. 10 ) capable of executing a plurality of types of suggestion effects including a special suggestion effect (for example, reach effect I) and a first suggestion effect (for example, reach effect A), a second suggestion effect (for example, reach effect B), a third suggestion effect (for example, reach effect F), and a fourth suggestion effect (for example, reach effect E) which have a lower expectation of being controlled to the advantageous state than the special suggestion effect;
a development performance execution means (for example, a portion in which the performance control CPU 120 executes the performance process during variable display shown in FIG. 10) capable of executing a special development performance as a first development pattern before the performance result of the first suggestive performance is announced (for example, as shown in FIG. 11-8, in a variable display in a variable pattern of a super reach η, a portion in which a high expectation reach performance development announcement performance is executed from the execution of a reach performance A), and capable of executing a special development performance different from the special development performance as a second development pattern after it is announced that the advantageous state will not be reached as a performance result of the second suggestive performance (for example, as shown in FIG. 11-8, in a variable display in a variable pattern of a super reach ζ, a portion in which a reach performance E development announcement performance is executed after a variable display result (miss) is once announced as a performance result of a reach performance B);
A game control means (e.g., a CPU 103) capable of controlling the progress of a game;
A presentation control means (e.g., a presentation control CPU 120) capable of controlling presentation based on control information (e.g., a presentation control command shown in FIG. 16-2) transmitted from the game control means;
updating means (e.g., a portion in which the CPU 103 executes the ball output state determination process shown in FIG. 16-13) capable of updating a predetermined numerical data from a first value (e.g., "0") to a second value (e.g., "1" or "2") when the number of times that the advantageous state has occurred during an advantageous period (e.g., a period during which consecutive wins have occurred) during which the normal state has never been controlled since the normal state was controlled to either the advantageous state or the special state has reached a specific number (e.g., when the number of consecutive wins is equal to or greater than the first determination number of "5");
an adjustment means for adjusting the speed at which the game value is awarded in a unit period to decrease when the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in Figs. 16-13 and 16-21, a portion in which the CPU 103 sets the ball output state flag value to "1" or "2" in the ball output state determination process to lengthen the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during a jackpot game);
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
When the first development pattern is executed by the development effect execution means, the third suggestion effect having a higher expectation than the first suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach η, a high expectation reach effect development notification effect is executed during the execution of reach effect A, and then a reach effect F is executed).
When the second development pattern is executed by the development performance execution means, the fourth suggestion performance can be executed after the special development performance is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display in the variable pattern of the super reach ζ, the variable display result (miss) is once notified as the performance result of the reach performance B, and then the reach performance E development notification performance is executed, and the reach performance E is further executed).
The performance period of the special development performance is longer than the performance period of the special development performance (for example, as shown in FIG. 11-8 and FIG. 11-9, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is longer than the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance).
The special development effects include a first effect (e.g., a blackout effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) in which the visibility of the effect image is reduced, a second effect (e.g., an early effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the first effect and in which early information is visibly displayed, and a tertiary effect (e.g., a late effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the second effect and in which late information with a higher degree of emphasis than the early information is visibly displayed,
The period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state is shorter than the period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state (for example, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length L13 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance I (the notification timing of the variable display result) and the length L12 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance F are set longer than the length L11 of the period from the start timing of the reach performance E development notification effect to the end timing of reach performance E (the notification timing of the variable display result)).
The game control means is capable of transmitting control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value to the performance control means (for example, as shown in FIG. 16-13, after the CPU 103 executes the sending setting of the ball output state designation command in the processing of step 162SGS17, the part that executes the command control processing shown in FIG. 5);
The presentation control means is capable of executing presentation control based on control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in FIG. 16-27 and FIG. 16-28, the presentation control CPU 120 is capable of identifying the ball output state from the received ball output state designation command in the preview presentation determination process, and determining whether or not to execute a preview presentation during variable display and the presentation type of the preview presentation to be executed using a preview presentation type determination table corresponding to the identified ball output state).
It is characterized by the following.
According to this feature, in the case where the fourth suggestive effect is executed after the execution of the special development effect, it is possible to suppress a decrease in interest in the game caused by an excessively long period until it is notified that the game will be controlled to an advantageous state, and in the case where the special suggestive effect is executed after the execution of the special development effect, it is possible to make the player pay attention to the special suggestive effect suitably before it is notified that the game will be controlled to an advantageous state, thereby improving interest in the game. Also, since an adjustment is made to slow down the granting speed of the game value when the predetermined numerical data is the second value, it is possible to prevent excessive game value from being granted in a short period of time when the predetermined numerical data is the second value, which would lead to an excessive increase in gambling, and it is possible to execute a presentation control corresponding to whether the predetermined numerical data is the second value or not, thereby improving interest in the game.

また、後述する発明を実施するための形態には、以下の手段2の遊技機に係る発明が含まれる。従来より、遊技機において、特開2016-83580号公報に示されているような、通常状態よりも有利状態である大当り状態に制御されやすい特別状態である高確率状態(確変状態)に所定回数の可変表示回数に亘って制御されるものがあった。しかしながら、このような遊技機にあっては、高確率状態(確変状態)が終了するまでに、再度高確率状態(確変状態)に制御される有利状態(大当り状態)が繰り返し発生することによって、多量の遊技媒体である遊技球が短期間にて付与されてしまう場合があり、遊技者の射幸心を過度に煽ってしまう畏れがあるという問題があり、この点に鑑み、短期間に過度の遊技価値が付与されて射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことのできる遊技機の提供が求められている。 The embodiments for carrying out the invention described below include the invention relating to the gaming machine of the following means 2. Conventionally, there have been gaming machines that are controlled for a predetermined number of variable display times in a high probability state (high probability state), which is a special state that is more likely to be controlled to a jackpot state that is more advantageous than the normal state, as shown in JP2016-83580A. However, in such gaming machines, a large amount of gaming balls, which are gaming media, may be awarded in a short period of time by repeatedly generating an advantageous state (jackpot state) in which the high probability state (high probability state) is again controlled before the high probability state (high probability state) ends, which may cause the player's gambling spirit to be excessively stimulated. In view of this, there is a demand for a gaming machine that can prevent excessive gaming value from being awarded in a short period of time and excessively increasing gambling spirit.

手段2の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能であるとともに、通常状態と該通常状態よりも前記有利状態に制御されやすい特別状態(例えば、時短状態(高確高ベース状態や低確高ベース状態))に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
遊技の進行を制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103)と、
前記遊技制御手段から送信される制御情報(例えば、図16-2に示す演出制御コマンド)にもとづいて演出を制御可能な演出制御手段(例えば、演出制御用CPU120)と、
前記通常状態から前記有利状態または前記特別状態のいずれかに制御されたときから前記通常状態に一度も制御されていない有利期間(例えば、連荘状態の期間)において発生した前記有利状態の回数が特定回数に達しているとき(例えば、連荘回数が第1判定回数である「5」以上であるとき)に所定数値データを第1の値(例えば、「0」)から第2の値(例えば、「1」や「2」)へ更新可能な更新手段(例えば、CPU103が図16-13に示す出玉状態判定処理を実行する部分)と、
前記所定数値データが前記第2の値であるときに、単位期間において付与される遊技価値の付与速度が低下するように調整する調整手段(例えば、図16-13及び図16-21に示すように、CPU103が出玉状態判定処理において出玉状態フラグ値を「1」や「2」にセットすることによって大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化する部分)と、
を備え、
前記遊技制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報を前記演出制御手段に送信可能であって(例えば、図16-13に示すように、CPU103がステップ162SGS17の処理で出玉状態指定コマンドの送信設定を実行した後、図5に示すコマンド制御処理を実行する部分)、
前記演出制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報にもとづいた演出制御を実行可能である(例えば、図16-27及び図16-28に示すように、演出制御用CPU120は、予告演出決定処理において、受信した出玉状態指定コマンドから出玉状態を特定し、該特定した出玉状態に応じた予告演出種別決定用テーブルを用いて可変表示中に予告演出を実行するか否か及び実行する予告演出の演出種別を決定可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが第2の値であるときにおいて遊技価値の付与速度を低下させる調整が実行されるため、所定数値データが第2の値であるときにおいて短期間に過度の遊技価値が付与されて射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことができるとともに、所定数値データが第2の値であるか否かに対応した演出制御を実行できるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine according to the second means is
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is favorable to a player, and can also be controlled to a normal state and a special state (e.g., a time-saving state (high probability high base state or low probability high base state)) that is easier to control to the favorable state than the normal state,
A game control means (e.g., a CPU 103) capable of controlling the progress of a game;
A presentation control means (e.g., a presentation control CPU 120) capable of controlling presentation based on control information (e.g., a presentation control command shown in FIG. 16-2) transmitted from the game control means;
updating means (e.g., a portion in which the CPU 103 executes the ball output state determination process shown in FIG. 16-13) capable of updating a predetermined numerical data from a first value (e.g., "0") to a second value (e.g., "1" or "2") when the number of times that the advantageous state has occurred during an advantageous period (e.g., a period during which consecutive wins have occurred) during which the normal state has never been controlled since the normal state was controlled to either the advantageous state or the special state has reached a specific number (e.g., when the number of consecutive wins is equal to or greater than the first determination number of "5");
an adjustment means for adjusting the speed at which the game value is awarded in a unit period to decrease when the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in Figs. 16-13 and 16-21, a portion in which the CPU 103 sets the ball output state flag value to "1" or "2" in the ball output state determination process to lengthen the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during a jackpot game);
Equipped with
The game control means is capable of transmitting control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value to the performance control means (for example, as shown in FIG. 16-13, after the CPU 103 executes the sending setting of the ball output state designation command in the processing of step 162SGS17, the part that executes the command control processing shown in FIG. 5);
The presentation control means is capable of executing presentation control based on control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in FIG. 16-27 and FIG. 16-28, the presentation control CPU 120 is capable of identifying the ball output state from the received ball output state designation command in the preview presentation determination process, and determining whether or not to execute a preview presentation during variable display and the presentation type of the preview presentation to be executed using a preview presentation type determination table corresponding to the identified ball output state).
It is characterized by the following.
According to this feature, when the specified numerical data is the second value, an adjustment is made to slow down the speed at which game value is awarded, thereby preventing excessive game value from being awarded in a short period of time when the specified numerical data is the second value, which would lead to an excessive increase in gambling tendency, and since presentation control can be executed in response to whether the specified numerical data is the second value or not, interest in the game can be increased.

尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。 The present invention may have only the invention-specific matters described in the claims of the present invention, or may have the invention-specific matters described in the claims of the present invention as well as configurations other than the invention-specific matters.

この実施の形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。FIG. 2 is a front view of the pachinko gaming machine according to this embodiment. この実施の形態におけるパチンコ遊技機の背面斜視図である。FIG. 2 is a rear perspective view of the pachinko game machine according to this embodiment. パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。1 is a configuration diagram showing various control boards etc. installed in a pachinko gaming machine. 遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a game control main process. 遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a timer interrupt process for game control. 特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a special symbol process. 表示結果判定テーブルを示す説明図である。FIG. 13 is an explanatory diagram showing a display result determination table. 通常状態または時短状態での第1特図の可変表示における大当りの数値範囲と時短付きはずれの数値範囲を示す図である。A diagram showing the numerical range of a jackpot and the numerical range of a miss with time-saving in the variable display of the first special chart in normal state or time-saving state. 演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a performance control main process. 演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a performance control process. (A),(B)は、演出制御コマンドを例示する図である。13A and 13B are diagrams illustrating examples of performance control commands. 各乱数を示す説明図である。FIG. 2 is an explanatory diagram showing each random number. 表示結果判定テーブルを示す説明図である。FIG. 13 is an explanatory diagram showing a display result determination table. (A)は、大当り種別判定テーブルの構成例を示す図であり、(B)は、各種大当りの内容を示す図である。1A is a diagram showing an example of the configuration of a jackpot type determination table, and FIG. 1B is a diagram showing the contents of various jackpots. 変動パターンを例示する図である。FIG. 13 is a diagram illustrating a variation pattern. 可変表示結果と変動パターンと関係について示す説明図である。11 is an explanatory diagram showing the relationship between variable display results and fluctuation patterns. FIG. 各変動パターンでの演出期間を示すタイミングチャートである。This is a timing chart showing the performance period for each variation pattern. 各変動パターンでの演出期間を示すタイミングチャートである。This is a timing chart showing the performance period for each variation pattern. 各変動パターンでの演出期間を示すタイミングチャートである。This is a timing chart showing the performance period for each variation pattern. (A)は高期待度リーチ演出発展報知演出を実行する場合の演出の詳細を示す図であり、(B)は前段演出と後段演出との比較を示す図である。FIG. 1A is a diagram showing details of the presentation when a high expectation reach presentation development notification presentation is executed, and FIG. 1B is a diagram showing a comparison between the early and late presentations. 画像表示装置を示す説明図である。FIG. 1 is an explanatory diagram illustrating an image display device. 遊技制御用データ保持エリアの説明図である。FIG. 2 is an explanatory diagram of a data retention area for game control. (A)は演出制御用データ保持エリアの説明図であり、(B)は始動入賞時受信コマンドバッファの説明図である。(A) is an explanatory diagram of the data holding area for performance control, and (B) is an explanatory diagram of the command buffer received at the time of starting winning. 始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a start winning determination process. 入賞時乱数値判定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a random number value determination process when a prize is won. 特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of normal special symbol processing. 変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a variation pattern setting process. 特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a special symbol stopping process. 大当り終了処理の一例を示すフローチャートである。A flowchart showing an example of a jackpot end process. 先読み予告演出設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a pre-reading preview performance setting process. 先読み予告演出の実行の有無と表示パターンの決定割合を示す図である。A diagram showing whether or not a pre-reading preview performance is executed and the determination ratio of the display pattern. 可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a variable display start setting process. メータ演出決定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a meter effect determination process. (A)はメータ演出の実行の有無と演出パターンの決定割合を示す図であり、(B)は各演出パターンの説明図である。13A is a diagram showing whether or not a meter effect is executed and the decision ratio of the effect pattern, and FIG. 13B is an explanatory diagram of each effect pattern. 各変動パターンにおける第1タイミング~第5タイミングを示すタイミングチャートである。11 is a timing chart showing the first to fifth timings in each fluctuation pattern. リーチ演出E発展示唆演出決定処理の一例を示すフローチャートである。A flowchart showing an example of a reach effect E development suggestion effect determination process. 分岐先示唆演出決定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a branch destination suggestion effect determination process. (A)は分岐先示唆演出の実行の有無と演出パターンの決定割合を示す図であり、(B)は分岐先示唆演出の演出パターンの説明図である。13A is a diagram showing whether or not a branch destination suggestion effect is executed and the decision ratio of the effect pattern, and FIG. 13B is an explanatory diagram of the effect pattern of the branch destination suggestion effect. リーチ演出G発展示唆演出決定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a reach effect G development suggestion effect determination process. (A)は大当り時のリーチ演出決定割合を示す図であり、(B)ははずれ時のリーチ演出決定割合を示す図であり、(C)はリーチ演出Cとリーチ演出Dの比較を示す図であり、(D)は大当り時のスーパーリーチθの変動パターンとスーパーリーチκの変動パターンにおけるリーチ演出Cとリーチ演出Dの決定割合の差の説明図であり、(E)ははずれ時のスーパーリーチθの変動パターンとスーパーリーチκの変動パターンにおけるリーチ演出Cとリーチ演出Dの決定割合の差の説明図である。(A) is a diagram showing the reach performance decision ratio when a jackpot is hit, (B) is a diagram showing the reach performance decision ratio when a miss is hit, (C) is a diagram showing a comparison between reach performance C and reach performance D, (D) is an explanatory diagram of the difference in the decision ratio between reach performance C and reach performance D in the fluctuation pattern of super reach θ and the fluctuation pattern of super reach κ when a jackpot is hit, and (E) is an explanatory diagram of the difference in the decision ratio between reach performance C and reach performance D in the fluctuation pattern of super reach θ and the fluctuation pattern of super reach κ when a miss is hit. チャンスアップ演出決定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a chance-up effect determination process. 各リーチ演出中におけるチャンスアップ演出の実行可能期間の説明図である。FIG. 13 is an explanatory diagram of the period during which chance-up effects can be executed during each reach effect. チャンスアップ演出として実行可能な演出の説明図である。13 is an explanatory diagram of effects that can be executed as chance-up effects. FIG. (A)~(D)は各リーチ演出におけるチャンスアップ演出の実行の有無と演出パターンを示す図であり、(E)、(F)は各リーチ演出におけるチャンスアップ演出の演出パターンの説明図である。(A) to (D) are figures showing whether or not a chance-up effect is executed in each reach effect and the presentation pattern, and (E) and (F) are explanatory diagrams of the presentation patterns of the chance-up effects in each reach effect. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. スーパーリーチの可変表示における演出態様を示す図である。A diagram showing the presentation style in the variable display of super reach. 変形例における画像表示装置を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing an image display device according to a modified example. 変形例におけるアクティブ表示の表示態様の変化割合を示す図である。13A and 13B are diagrams illustrating a change rate of the display mode of active display in a modified example. 変形例におけるスーパーリーチκの変動パターンの可変表示において分岐先示唆演出の実行の有無と演出パターンの決定割合を示す図である。A figure showing whether or not a branch destination suggestion effect is executed and the determination rate of the effect pattern in the variable display of the fluctuation pattern of super reach κ in a modified example. 変形例におけるスーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてチャンスアップ演出の実行の有無と演出パターンの決定割合を示す図である。A figure showing whether or not a chance-up effect is executed and the determination rate of the effect pattern in the variable display of the fluctuation pattern of super reach κ in a modified example. 変形例における復活演出の長さの説明図である。An explanatory diagram of the length of the revival performance in a modified example. 特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a special symbol process. 表示結果判定テーブルを示す説明図である。FIG. 13 is an explanatory diagram showing a display result determination table. 演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a performance control process. パチンコ遊技機の正面図である。FIG. 2 is a front view of the pachinko game machine. パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。1 is a configuration diagram showing various control boards etc. installed in a pachinko gaming machine. 可動体ユニットの概略図である。FIG. 2 is a schematic diagram of a movable body unit. (A),(B)は、演出制御コマンドを例示する図である。13A and 13B are diagrams illustrating examples of performance control commands. 各乱数を示す説明図である。FIG. 2 is an explanatory diagram showing each random number. (A)は、表示結果判定テーブル1を示す説明図であり、(B)は、表示結果判定テーブル2を示す説明図である。1A is an explanatory diagram showing a display result determination table 1, and FIG. 1B is an explanatory diagram showing a display result determination table 2. FIG. (A)は、大当り種別判定テーブルの構成例を示す図であり、(B)は、各種大当りの内容を示す図である。1A is a diagram showing an example of the configuration of a jackpot type determination table, and FIG. 1B is a diagram showing the contents of various jackpots. 変動パターンを例示する図である。FIG. 13 is a diagram illustrating a variation pattern. 可変表示結果と変動パターンと関係について示す説明図である。11 is an explanatory diagram showing the relationship between variable display results and fluctuation patterns. FIG. 遊技制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図である。A block diagram showing an example of the configuration of a game control data retention area. (A)は、演出制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図であり、(B)は、始動入賞時受信コマンドバッファの構成例を示す図である。1A is a block diagram showing an example of the configuration of a data holding area for performance control, and FIG. 1B is a diagram showing an example of the configuration of a command buffer received at the time of start winning. 始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a start winning determination process. 入賞時乱数値判定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a random number value determination process when a prize is won. コマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart illustrating an example of a command analysis process. 先読予告設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a pre-reading notice setting process. 先読予告演出の実行の有無と表示パターンの決定割合を示す図である。A diagram showing whether or not a pre-reading preview effect is executed and the determination ratio of the display pattern. 第1保留記憶表示エリア及び第2保留記憶表示エリアの更新例を示す図である。A figure showing an example of updating the first pending memory display area and the second pending memory display area. 可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a variable display start setting process. 可変表示中演出処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a variable display performance process. 可変表示制御タイマと可動体制御タイマの説明図である。11 is an explanatory diagram of a variable display control timer and a movable object control timer. FIG. スーパーリーチα1大当り、スーパーリーチα2大当りの可変表示におけるタイミングチャートである。This is a timing chart for the variable display of Super Reach α1 jackpot and Super Reach α2 jackpot. スーパーリーチα1はずれ、スーパーリーチα2はずれの可変表示におけるタイミングチャートである。This is a timing chart for the variable display of Super Reach α1 failure and Super Reach α2 failure. スーパーリーチβ1大当り、スーパーリーチβ2大当りの可変表示におけるタイミングチャートである。This is a timing chart for the variable display of Super Reach β1 jackpot and Super Reach β2 jackpot. スーパーリーチβ1はずれ、スーパーリーチβ2はずれの可変表示におけるタイミングチャートである。This is a timing chart for variable display of Super Reach β1 failure and Super Reach β2 failure. 各拡大表示期間における可動体示唆動作の有無と画像拡大率を示す図である。13 is a diagram showing the presence or absence of a movable body suggesting operation and the image enlargement ratio during each enlarged display period. FIG. (A)は各可動体動作示唆演出の演出態様を示す図であり、(B)は各可動体動作演出の演出態様を示す図である。1A is a diagram showing the presentation mode of each movable object action suggestion effect, and FIG. 1B is a diagram showing the presentation mode of each movable object action effect. 画像表示装置におけるリーチ演出までの演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode leading up to a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of a reach presentation in an image display device. 変形例での画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of reach presentation in an image display device in a modified example. 変形例での画像表示装置におけるリーチ演出の演出態様を示す図である。FIG. 13 is a diagram showing a presentation mode of reach presentation in an image display device in a modified example. 特徴部162SGのパチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。This is a configuration diagram showing various control boards and the like installed in a pachinko gaming machine having a characteristic section 162SG. (A),(B),(C)は、演出制御コマンドを例示する図である。13A, 13B, and 13C are diagrams illustrating examples of performance control commands. 各乱数を示す説明図である。FIG. 2 is an explanatory diagram showing each random number. (A)は、表示結果判定テーブル1を示す説明図であり、(B)は、表示結果判定テーブル2を示す説明図である。1A is an explanatory diagram showing a display result determination table 1, and FIG. 1B is an explanatory diagram showing a display result determination table 2. FIG. (A)は、大当り種別判定テーブルの構成例を示す図であり、(B)は、各種大当りの内容を示す図である。1A is a diagram showing an example of the configuration of a jackpot type determination table, and FIG. 1B is a diagram showing the contents of various jackpots. 変動パターンを例示する図である。FIG. 13 is a diagram illustrating a variation pattern. 可変表示結果と変動パターンと関係について示す説明図である。11 is an explanatory diagram showing the relationship between variable display results and fluctuation patterns. FIG. 各変動パターンの可変表示時間と出玉状態フラグとの関係を示す説明図である。An explanatory diagram showing the relationship between the variable display time of each variation pattern and the ball output status flag. 遊技制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図である。A block diagram showing an example of the configuration of a game control data retention area. (A)は、演出制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図であり、(B)は、始動入賞時受信コマンドバッファの構成例を示す図である。1A is a block diagram showing an example of the configuration of a data holding area for performance control, and FIG. 1B is a diagram showing an example of the configuration of a command buffer received at the time of start winning. 特徴部162SGのパチンコ遊技機における遊技制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a game control main process in a pachinko game machine having a characteristic section 162SG. 特徴部162SGのパチンコ遊技機における遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。A flowchart showing an example of a timer interrupt process for game control in a pachinko game machine of feature section 162SG. (a)は、出玉状態判定処理の一例を示すフローチャートであり、(b)は、出玉状態フラグ値と各調整との関係を示す説明図である。1A is a flowchart showing an example of a ball output status determination process, and FIG. 1B is an explanatory diagram showing the relationship between the ball output status flag value and each adjustment. 始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a start winning determination process. (A)は、入賞時乱数値判定処理の一例を示すフローチャートであり、(B)は、変動カテゴリコマンドの内容を示す図である。13A is a flowchart showing an example of a process for determining a random number value when a prize is won, and FIG. 13B is a diagram showing the contents of a variable category command. 特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of normal special symbol processing. 変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a variation pattern setting process. 特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a special symbol stopping process. 大当り終了処理の一例を示すフローチャートである。A flowchart showing an example of a jackpot end process. 大当りの進行状況と大入賞口の開閉状況との関係を示す説明図である。An explanatory diagram showing the relationship between the progress of the jackpot and the opening and closing status of the jackpot opening. 出玉状態フラグ値と大当り状態における各期間との関係を示す説明図である。An explanatory diagram showing the relationship between the ball output state flag value and each period in the jackpot state. コマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart illustrating an example of a command analysis process. 先読予告設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a pre-reading notice setting process. (A)は、大当り(確変大当りCを除く)の保留記憶についての表示パターン決定割合の例を示す図であり、(B)は、はずれの保留記憶についての表示パターン決定割合の例を示す図である。1A is a diagram showing an example of a display pattern determination ratio for reserved memories of a jackpot (excluding a special jackpot C), and FIG. 1B is a diagram showing an example of a display pattern determination ratio for reserved memories of a miss. (A)は、第1保留記憶表示エリア及び第2保留記憶表示エリアを示す図であり、(B)は、第1保留記憶表示エリア及び第2保留記憶表示エリアの更新例を示す図である。(A) is a diagram showing the first pending memory display area and the second pending memory display area, and (B) is a diagram showing an example of updating the first pending memory display area and the second pending memory display area. 可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a variable display start setting process. 予告演出決定処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a preview performance determination process. 予告演出種別決定用テーブルA~Cを示す図である。A figure showing tables A to C for determining the type of preview performance. 可変表示中演出処理の一例を示すフローチャートである。13 is a flowchart showing an example of a variable display performance process. はずれ用変動パターン判定テーブルを示す図である。A figure showing a fluctuation pattern determination table for misses. 出玉状態フラグの値に応じて選択するはずれ用変動パターン判定テーブルを示す説明図である。An explanatory diagram showing a loss fluctuation pattern determination table that is selected depending on the value of the ball output status flag.

(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成及び制御(一般的なパチンコ遊技機の構成及び制御でもある。)について説明する。
(Basic explanation)
First, the basic configuration and control of the pachinko gaming machine 1 (which also applies to the configuration and control of a general pachinko gaming machine) will be described.

(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
(Configuration of Pachinko Game Machine 1, etc.)
1 is a front view of a pachinko game machine 1, showing the layout of the main components. The pachinko game machine (game machine) 1 is broadly composed of a game board (gauge board) 2 that constitutes the game board surface, and a game machine frame (base frame) 3 that supports and fixes the game board 2. A game area is formed on the game board 2, and game balls as game media are shot into this game area by a predetermined ball shooting device.

なお、特別図柄の「可変表示」とは、例えば、複数種類の特別図柄を変動可能に表示することである(後述の他の図柄についても同じ)。変動としては、複数の図柄の更新表示、複数の図柄のスクロール表示、1以上の図柄の変形、1以上の図柄の拡大/縮小などがある。特別図柄や後述の普通図柄の変動では、複数種類の特別図柄又は普通図柄が更新表示される。後述の飾り図柄の変動では、複数種類の飾り図柄がスクロール表示又は更新表示されたり、1以上の飾り図柄が変形や拡大/縮小されたりする。なお、変動には、ある図柄を点滅表示する態様も含まれる。可変表示の最後には、表示結果として所定の特別図柄が停止表示(導出または導出表示などともいう)される(後述の他の図柄の可変表示についても同じ)。なお、可変表示を変動表示、変動と表現する場合がある。 Note that the "variable display" of special symbols means, for example, a variable display of multiple types of special symbols (the same applies to other symbols described below). Variations include updating the display of multiple symbols, scrolling the display of multiple symbols, transforming one or more symbols, and enlarging/reducing one or more symbols. In the variation of special symbols and normal symbols described below, multiple types of special symbols or normal symbols are updated and displayed. In the variation of decorative symbols described below, multiple types of decorative symbols are scrolled or updated, or one or more decorative symbols are transformed or enlarged/reduced. Note that variations also include a mode in which a certain symbol is displayed flashing. At the end of the variable display, a specified special symbol is displayed stationary (also called derived or derived display) as the display result (the same applies to the variable display of other symbols described below). Note that the variable display may be expressed as a variable display or variation.

なお、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。また、第1特図を用いた特図ゲームを「第1特図ゲーム」といい、第2特図を用いた特図ゲームを「第2特図ゲーム」ともいう。なお、特別図柄の可変表示を行う特別図柄表示装置は1種類であってもよい。 The special pattern variably displayed on the first special pattern display device 4A is also called the "first special pattern," and the special pattern variably displayed on the second special pattern display device 4B is also called the "second special pattern." A special pattern game using the first special pattern is also called the "first special pattern game," and a special pattern game using the second special pattern is also called the "second special pattern game." There may be only one type of special pattern display device that variably displays the special patterns.

遊技盤2における遊技領域の中央付近には画像表示装置5が設けられている。画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)や有機EL(Electro Luminescence)等から構成され、各種の演出画像を表示する。画像表示装置5は、プロジェクタおよびスクリーンから構成されていてもよい。画像表示装置5には、各種の演出画像が表示される。 An image display device 5 is provided near the center of the play area on the game board 2. The image display device 5 is composed of, for example, an LCD (liquid crystal display device) or an organic EL (electro luminescence) device, and displays various presentation images. The image display device 5 may also be composed of a projector and a screen. Various presentation images are displayed on the image display device 5.

例えば、画像表示装置5の画面上では、第1特図ゲームや第2特図ゲームと同期して、特別図柄とは異なる複数種類の装飾識別情報としての飾り図柄(数字などを示す図柄など)の可変表示が行われる。ここでは、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームに同期して、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄が可変表示(例えば上下方向のスクロール表示や更新表示)される。なお、同期して実行される特図ゲームおよび飾り図柄の可変表示を総称して単に可変表示ともいう。 For example, on the screen of the image display device 5, in synchronization with the first special game or the second special game, multiple types of decorative patterns (such as patterns showing numbers, etc.) that are different from the special patterns are variably displayed as decorative identification information. Here, in synchronization with the first special game or the second special game, decorative patterns are variably displayed (for example, scrolled up and down or updated) in each of the "left", "middle" and "right" decorative pattern display areas 5L, 5C, 5R. The special game and the variable display of decorative patterns that are executed in synchronization are collectively referred to as simply variable display.

画像表示装置5の画面上には、実行が保留されている可変表示に対応する保留表示や、実行中の可変表示に対応するアクティブ表示を表示するための表示エリアが設けられていてもよい。保留表示およびアクティブ表示を総称して可変表示に対応する可変表示対応表示ともいう。 The screen of the image display device 5 may be provided with a display area for displaying a pending display corresponding to a variable display whose execution is pending, and an active display corresponding to a variable display that is being executed. The pending display and the active display are collectively referred to as a variable display-compatible display corresponding to the variable display.

保留されている可変表示の数は保留記憶数ともいう。第1特図ゲームに対応する保留記憶数を第1保留記憶数、第2特図ゲームに対応する保留記憶数を第2保留記憶数ともいう。第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計を合計保留記憶数ともいう。 The number of reserved variable displays is also called the reserved memory number. The reserved memory number corresponding to the first special game is also called the first reserved memory number, and the reserved memory number corresponding to the second special game is also called the second reserved memory number. The sum of the first reserved memory number and the second reserved memory number is also called the total reserved memory number.

遊技盤2の所定位置には、複数のLEDを含んで構成された第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、LEDの点灯個数によって、第1保留記憶数を表示する。第2保留表示器25Bは、LEDの点灯個数によって、第2保留記憶数を表示する。 A first hold indicator 25A and a second hold indicator 25B, each of which includes a number of LEDs, are provided at predetermined positions on the game board 2. The first hold indicator 25A displays the first hold memory number by the number of lit LEDs. The second hold indicator 25B displays the second hold memory number by the number of lit LEDs.

画像表示装置5の下方には入賞球装置6Aが設けられており、該入賞球装置6Aの右側方には、可変入賞球装置6Bが設けられている。 A winning ball device 6A is provided below the image display device 5, and a variable winning ball device 6B is provided to the right of the winning ball device 6A.

入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって常に遊技球が進入可能な一定の開放状態に保たれる第1始動入賞口を形成する。第1始動入賞口に遊技球が進入したときには、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第1特図ゲームが開始され得る。 The winning ball device 6A forms a first start winning hole that is always kept in a constant open state so that game balls can enter, for example, by a specified ball receiving member. When a game ball enters the first start winning hole, a specified number of prize balls (for example, three) are paid out and the first special game can be started.

可変入賞球装置6B(普通電動役物)は、ソレノイド81(図3参照)によって閉鎖状態と開放状態とに変化する第2始動入賞口を形成する。可変入賞球装置6Bは、例えば、一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物を備え、ソレノイド81がオフ状態であるときに可動翼片が垂直位置となることにより、当該可動翼片の先端が入賞球装置6Aに近接し、第2始動入賞口に遊技球が進入しない閉鎖状態になる(第2始動入賞口が閉鎖状態になるともいう。)。その一方で、可変入賞球装置6Bは、ソレノイド81がオン状態であるときに可動翼片が傾動位置となることにより、第2始動入賞口に遊技球が進入できる開放状態になる(第2始動入賞口が開放状態になるともいう。)。第2始動入賞口に遊技球が進入したときには、所定個(例えば3個)の賞球が払い出されるとともに、第2特図ゲームが開始され得る。なお、可変入賞球装置6Bは、閉鎖状態と開放状態とに変化するものであればよく、電動チューリップ型役物を備えるものに限定されない。 The variable winning ball device 6B (normal electric device) forms a second start winning hole that changes between a closed state and an open state by a solenoid 81 (see FIG. 3). The variable winning ball device 6B is, for example, an electric tulip-type device having a pair of movable wings, and when the solenoid 81 is in the off state, the movable wings are in a vertical position, so that the tip of the movable wings approaches the winning ball device 6A, and the second start winning hole is in a closed state in which the game ball does not enter (also referred to as the second start winning hole being in a closed state). On the other hand, when the solenoid 81 is in the on state, the movable wings of the variable winning ball device 6B are in a tilted position, so that the second start winning hole is in an open state in which the game ball can enter (also referred to as the second start winning hole being in an open state). When a game ball enters the second start winning hole, a predetermined number of prize balls (for example, three) are paid out and the second special game can be started. The variable winning ball device 6B may be any device that can change between a closed state and an open state, and is not limited to devices that include an electric tulip-type device.

遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左下方3箇所と可変入賞球装置6Bの上方1箇所)には、所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる一般入賞口10が設けられる。この場合には、一般入賞口10のいずれかに進入したときには、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出される。 At predetermined positions on the game board 2 (in the example shown in FIG. 1, three locations are provided at the lower left of the game area and one location is provided above the variable winning ball device 6B), general winning openings 10 are provided which are always kept in a constant open state by a predetermined ball receiving member. In this case, when a game ball enters one of the general winning openings 10, a predetermined number of game balls (for example, 10 balls) are paid out as prize balls.

入賞球装置6Aと可変入賞球装置6Bとの間には、大入賞口を有する特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、ソレノイド82(図3参照)によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、その大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。 Between the winning ball device 6A and the variable winning ball device 6B, a special variable winning ball device 7 having a large winning opening is provided. The special variable winning ball device 7 has a large winning opening door that is driven to open and close by a solenoid 82 (see Figure 3), and the large winning opening door forms the large winning opening as a specific area that can be switched between an open state and a closed state.

一例として、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用(特別電動役物用)のソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を閉鎖状態として、遊技球が大入賞口に進入(通過)できなくなる。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉が大入賞口を開放状態として、遊技球が大入賞口に進入しやすくなる。 As an example, in the special variable winning ball device 7, when the solenoid 82 for the large prize opening door (for the special electric device) is in the OFF state, the large prize opening door closes the large prize opening, and game balls cannot enter (pass through) the large prize opening. On the other hand, in the special variable winning ball device 7, when the solenoid 82 for the large prize opening door is in the ON state, the large prize opening door opens the large prize opening, and game balls can easily enter the large prize opening.

大入賞口に遊技球が進入したときには、所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球として払い出される。大入賞口に遊技球が進入したときには、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口および一般入賞口10に遊技球が進入したときよりも多くの賞球が払い出される。 When a game ball enters the large prize opening, a predetermined number of game balls (for example, 14 balls) are paid out as prize balls. When a game ball enters the large prize opening, more prize balls are paid out than when a game ball enters the first start prize opening, the second start prize opening, or the general prize opening 10, for example.

一般入賞口10を含む各入賞口に遊技球が進入することを「入賞」ともいう。特に、始動口(第1始動入賞口、第2始動入賞口)への入賞を始動入賞ともいう。 The entry of a game ball into each winning port, including the general winning port 10, is also called a "winning". In particular, a winning ball into the starting port (first starting winning port, second starting winning port) is also called a starting winning port.

遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左下方)には、普通図柄表示器20が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、7セグメントのLEDなどからなり、特別図柄とは異なる複数種類の普通識別情報としての普通図柄の可変表示を行う。普通図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」などの点灯パターンなどにより表される。普通図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。このような普通図柄の可変表示は、普図ゲームともいう。 A normal symbol display 20 is provided at a predetermined position on the game board 2 (the lower left of the game area in the example shown in FIG. 1). As an example, the normal symbol display 20 is made up of a 7-segment LED or the like, and performs a variable display of normal symbols as multiple types of normal identification information different from the special symbols. The normal symbols are represented by numbers showing "0" to "9" or lighting patterns such as "-". The normal symbols may also include a pattern in which all LEDs are turned off. Such a variable display of normal symbols is also called a normal symbol game.

画像表示装置5の右方には、遊技球が通過可能な通過ゲート41が設けられている。遊技球が通過ゲート41を通過したことに基づき、普図ゲームが実行される。 A pass gate 41 through which the game ball can pass is provided to the right of the image display device 5. When the game ball passes through the pass gate 41, a regular game is executed.

普通図柄表示器20の下方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、実行が保留されている普図ゲームの数である普図保留記憶数をLEDの点灯個数により表示する。 A regular symbol pending display 25C is provided below the regular symbol display 20. The regular symbol pending display 25C is configured to include, for example, four LEDs, and displays the regular symbol pending memory number, which is the number of regular symbol games that are pending execution, by the number of lit LEDs.

遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車および多数の障害釘が設けられている。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。 In addition to the above features, the surface of the game board 2 is provided with windmills that change the direction and speed of the game balls, as well as numerous obstacle nails. At the very bottom of the game area, there is an outlet that takes in game balls that do not enter any of the winning holes.

遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられている。遊技機用枠3における画像表示装置5の上方位置にはメインランプ9aが設けられており、該メインランプ9aの左右には、遊技領域を包囲するように枠ランプ9bが設けられている。更に、遊技盤2における特別可変入賞球装置7の近傍位置にはアタッカランプ9cが設けられている。 Speakers 8L, 8R for playing and outputting sound effects and the like are provided at the upper left and right positions of the gaming machine frame 3. A main lamp 9a is provided above the image display device 5 on the gaming machine frame 3, and frame lamps 9b are provided on the left and right of the main lamp 9a so as to surround the playing area. Furthermore, an attacca lamp 9c is provided near the special variable winning ball device 7 on the gaming board 2.

遊技盤2の所定位置(図1では画像表示装置5の上方位置)には、演出に応じて動作する可動体32が設けられている。また、可動体32には、可動体ランプ9dが設けられている。該可動体ランプ9dと前述したメインランプ9a、枠ランプ9b、アタッカランプ9cとは纏めて遊技効果ランプ9と呼称する場合がある。尚、これらメインランプ9a、枠ランプ9b、アタッカランプ9c、可動体ランプ9dは、LEDを含んで構成されている。 A movable body 32 that operates according to the presentation is provided at a predetermined position on the game board 2 (a position above the image display device 5 in FIG. 1). The movable body 32 is also provided with a movable body lamp 9d. The movable body lamp 9d and the aforementioned main lamp 9a, frame lamp 9b, and attacca lamp 9c may be collectively referred to as the game effect lamp 9. The main lamp 9a, frame lamp 9b, attacca lamp 9c, and movable body lamp 9d are each configured to include an LED.

遊技機用枠3の右下部位置には、遊技球を打球発射装置により遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)30が設けられている。 At the lower right position of the gaming machine frame 3, a ball-hitting operation handle (operation knob) 30 is provided, which is operated by the player or the like to launch the gaming ball toward the gaming area using the ball-hitting device.

遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)する打球供給皿(上皿)が設けられている。尚、遊技機用枠3には、上皿とは別に、上皿満タン時に賞球が払い出される払出部(打球供給皿)を設けてもよい。 At a predetermined position of the gaming machine frame 3 below the playing area, a ball supply tray (upper tray) is provided to hold (store) gaming balls dispensed as prize balls or game balls lent by a predetermined ball lending machine so that they can be supplied to the ball launching device. In addition to the upper tray, the gaming machine frame 3 may also be provided with a payout section (ball supply tray) from which prize balls are paid out when the upper tray is full.

遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、遊技者が把持して傾倒操作が可能なスティックコントローラ31Aが取り付けられている。スティックコントローラ31Aには、遊技者が押下操作可能なトリガボタンが設けられている。スティックコントローラ31Aに対する操作は、コントローラセンサユニット35A(図3参照)により検出される。 A stick controller 31A that can be held and tilted by the player is attached to a predetermined position on the gaming machine frame 3 below the playing area. The stick controller 31A is provided with a trigger button that can be pressed by the player. Operations on the stick controller 31A are detected by the controller sensor unit 35A (see FIG. 3).

遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、遊技者が押下操作などにより所定の指示操作を可能なプッシュボタン31Bが設けられている。プッシュボタン31Bに対する操作は、プッシュセンサ35B(図3参照)により検出される。 At a predetermined position on the gaming machine frame 3 below the gaming area, a push button 31B is provided that the player can press to give a predetermined command. The operation of the push button 31B is detected by a push sensor 35B (see FIG. 3).

パチンコ遊技機1では、遊技者の動作(操作等)を検出する検出手段として、スティックコントローラ31Aやプッシュボタン31Bが設けられるが、これら以外の検出手段が設けられていてもよい。 In the pachinko gaming machine 1, a stick controller 31A and a push button 31B are provided as detection means for detecting the player's actions (operations, etc.), but other detection means may also be provided.

図2は、パチンコ遊技機1の背面斜視図である。パチンコ遊技機1の背面には、基板ケース201に収納された主基板11が搭載されている。主基板11には、設定キー51や設定切替スイッチ52が設けられている。設定キー51は、設定変更状態または設定確認状態に切り替えるための錠スイッチとして機能する。設定切替スイッチ52は、設定変更状態において大当りの当選確率や出玉率等の設定値を変更するための設定スイッチとして機能する。設定キー51や設定切替スイッチ52は、例えば電源基板17の所定位置といった、主基板11の外部に取り付けられてもよい。 Figure 2 is a rear perspective view of the pachinko gaming machine 1. The main board 11, housed in a board case 201, is mounted on the rear of the pachinko gaming machine 1. The main board 11 is provided with a setting key 51 and a setting change switch 52. The setting key 51 functions as a lock switch for switching to a setting change state or a setting confirmation state. The setting change switch 52 functions as a setting switch for changing settings such as the probability of winning a jackpot and the payout rate in the setting change state. The setting key 51 and the setting change switch 52 may be attached to the outside of the main board 11, for example, at a predetermined position on the power supply board 17.

主基板11の背面中央には、表示モニタ29が配置され、表示モニタ29の側方には表示切替スイッチ31が配置されている。表示モニタ29は、例えば7セグメントのLED表示装置を用いて、構成されていればよい。表示モニタ29および表示切替スイッチ31は、遊技機用枠3を開放した状態で遊技盤2の裏面側を視認した場合に、主基板11を視認する際の正面に配置されている。 A display monitor 29 is disposed in the center of the back surface of the main board 11, and a display changeover switch 31 is disposed to the side of the display monitor 29. The display monitor 29 may be configured, for example, using a seven-segment LED display device. The display monitor 29 and the display changeover switch 31 are disposed directly in front of the main board 11 when the back surface of the game board 2 is viewed with the game machine frame 3 open.

表示モニタ29は、例えば連比や役比、ベースなどの入賞情報を表示可能である。連比は、賞球合計数のうち大入賞口(アタッカー)への入賞による賞球数が占める割合である。役比は、賞球合計数のうち第2始動入賞口(電チュー)への入賞による賞球数と大入賞口(アタッカー)への入賞による賞球数が占める割合である。ベースは、打ち出した遊技球数に対する賞球合計数が占める割合である。設定変更状態や設定確認状態であるときに、表示モニタ29は、パチンコ遊技機1における設定値を表示可能である。表示モニタ29は、設定変更状態や設定確認状態であるときに、変更や確認の対象となる設定値などを表示可能であればよい。 The display monitor 29 can display winning information such as consecutive win ratio, winning ratio, and base. The consecutive win ratio is the ratio of the number of winning balls that have entered the large winning port (attacker) to the total number of winning balls. The winning ratio is the ratio of the number of winning balls that have entered the second start winning port (electric chute) and the number of winning balls that have entered the large winning port (attacker) to the total number of winning balls. The base is the ratio of the total number of winning balls to the number of game balls shot out. When in the setting change state or setting confirmation state, the display monitor 29 can display the setting values in the pachinko game machine 1. When in the setting change state or setting confirmation state, the display monitor 29 only needs to be able to display the setting values to be changed or confirmed.

設定キー51や設定切替スイッチ52は、遊技機用枠3を閉鎖した状態であるときに、パチンコ遊技機1の正面側から操作が不可能となっている。遊技機用枠3には、ガラス窓を有するガラス扉枠3aが回動可能に設けられ、ガラス扉枠3aにより遊技領域を開閉可能に構成されている。ガラス扉枠3aを閉鎖したときに、ガラス窓を通して遊技領域を透視可能である。 When the gaming machine frame 3 is closed, the setting key 51 and the setting changeover switch 52 cannot be operated from the front side of the pachinko gaming machine 1. The gaming machine frame 3 is provided with a rotatable glass door frame 3a having a glass window, and is configured so that the gaming area can be opened and closed by the glass door frame 3a. When the glass door frame 3a is closed, the gaming area can be seen through the glass window.

パチンコ遊技機1において、縦長の方形枠状に形成された外枠1aの右端部には、セキュリティカバー50Aが取り付けられている。セキュリティカバー50Aは、遊技機用枠3を閉鎖したときに、設定キー51や設定切替スイッチ52を含む基板ケース201の右側部を、背面側から被覆する。セキュリティカバー50Aは、短片50Aaおよび長片50Abを含む略L字状の部材であり、透明性を有する合成樹脂により構成されていればよい。 In the pachinko gaming machine 1, a security cover 50A is attached to the right end of the outer frame 1a, which is formed in a vertically long rectangular frame shape. When the gaming machine frame 3 is closed, the security cover 50A covers the right side of the board case 201, including the setting key 51 and the setting changeover switch 52, from the rear side. The security cover 50A is a roughly L-shaped member including a short piece 50Aa and a long piece 50Ab, and may be made of a transparent synthetic resin.

(遊技の進行の概略)
パチンコ遊技機1が備える打球操作ハンドル30への遊技者による回転操作により、遊技球が遊技領域に向けて発射される。遊技球が通過ゲート41を通過すると、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。なお、前回の普図ゲームの実行中の期間等に遊技球が通過ゲート41を通過した場合(遊技球が通過ゲート41を通過したが当該通過に基づく普図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該通過に基づく普図ゲームは所定の上限数(例えば4)まで保留される。
(Outline of game progress)
A game ball is launched toward the game area by a player rotating a ball-hitting operation handle 30 provided on the pachinko game machine 1. When the game ball passes through a passing gate 41, a normal game is started by the normal symbol display 20. If a game ball passes through the passing gate 41 during the period when the previous normal game is being played (if the game ball passes through the passing gate 41 but the normal game based on the passing cannot be played immediately), the normal game based on the passing is put on hold up to a predetermined upper limit (for example, 4).

この普図ゲームでは、特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、普図当り図柄以外の普通図柄(普図はずれ図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図はずれ」となる。「普図当り」となると、可変入賞球装置6Bを所定期間開放状態とする開放制御が行われる(第2始動入賞口が開放状態になる)。 In this normal game, if a specific normal symbol (a normal winning symbol) is displayed as a fixed normal symbol, the display result of the normal symbol will be "normal winning". On the other hand, if a normal symbol other than a normal winning symbol (a normal losing symbol) is displayed as a fixed normal symbol, the display result of the normal symbol will be "normal losing". When a "normal winning" occurs, an opening control is performed to keep the variable winning ball device 6B in an open state for a predetermined period of time (the second starting winning port is opened).

入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に遊技球が進入すると、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームが開始される。 When a game ball enters the first start winning hole formed in the winning ball device 6A, the first special symbol game is started by the first special symbol display device 4A.

可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に遊技球が進入すると、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームが開始される。 When a game ball enters the second start winning hole formed in the variable winning ball device 6B, the second special symbol game is started by the second special symbol display device 4B.

なお、特図ゲームの実行中の期間や、後述する大当り遊技状態に制御されている期間に、遊技球が始動入賞口へ進入(入賞)した場合(始動入賞が発生したが当該始動入賞に基づく特図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該進入に基づく特図ゲームは所定の上限数(例えば4)までその実行が保留される。 In addition, if the game ball enters (wins) the start winning hole during the period when the special game is being played or during the period when the game is controlled to the jackpot game state described below (if a start winning occurs but the special game based on that start winning cannot be played immediately), the special game based on that entry will be put on hold until a specified upper limit number (for example, 4) is reached.

特図ゲームにおいて、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄、例えば「7」、後述の大当り種別に応じて実際の図柄は異なる。)が停止表示されれば、「大当り」となり、大当り図柄とは異なる特別図柄(はずれ図柄、例えば「-」)が停止表示されれば「はずれ」となる。尚、本パチンコ遊技機1における「はずれ」には、大当り遊技を経由することなく次回の可変表示から高ベース状態(時短状態)に制御される「時短付きはずれ」が含まれている。 In the special game, if a specific special symbol (a jackpot symbol, for example, "7"; the actual symbol varies depending on the type of jackpot, as described below) is displayed as a confirmed special symbol, it is a "jackpot", and if a special symbol different from the jackpot symbol (a losing symbol, for example, "-") is displayed as a stopped symbol, it is a "miss". Note that "misses" in this pachinko game machine 1 include "misses with time reduction" that are controlled to a high base state (time reduction state) from the next variable display without going through a jackpot game.

特図ゲームでの表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利な有利状態として大当り遊技状態に制御される。 After the display result in the special game becomes "jackpot," the game is controlled to a jackpot game state, which is an advantageous state for the player.

大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置7により形成される大入賞口が所定の態様で開放状態となる。当該開放状態は、所定期間(例えば29秒間や1.8秒間)の経過タイミングと、大入賞口に進入した遊技球の数が所定個数(例えば9個)に達するまでのタイミングと、のうちのいずれか早いタイミングまで継続される。前記所定期間は、1ラウンドにおいて大入賞口を開放することができる上限期間であり、以下、開放上限期間ともいう。このように大入賞口が開放状態となる1のサイクルをラウンド(ラウンド遊技)という。大当り遊技状態では、当該ラウンドが所定の上限回数(15回や2回)に達するまで繰り返し実行可能となっている。 In the jackpot game state, the large prize opening formed by the special variable prize ball device 7 is opened in a predetermined manner. This open state continues until either a predetermined period of time (e.g., 29 seconds or 1.8 seconds) has elapsed, or the number of game balls that have entered the large prize opening reaches a predetermined number (e.g., 9), whichever comes first. The predetermined period is the maximum period during which the large prize opening can be opened in one round, and is hereinafter also referred to as the maximum opening period. This cycle in which the large prize opening is open is called a round (round game). In the jackpot game state, the round can be repeated until the predetermined maximum number of times (15 times or 2 times) is reached.

大当り遊技状態においては、遊技者は、遊技球を大入賞口に進入させることで、賞球を得ることができる。従って、大当り遊技状態は、遊技者にとって有利な状態である。大当り遊技状態におけるラウンド数が多い程、また、開放上限期間が長い程遊技者にとって有利となる。 In the jackpot gaming state, the player can get prize balls by making the gaming ball enter the big prize opening. Therefore, the jackpot gaming state is an advantageous state for the player. The more rounds there are in the jackpot gaming state, and the longer the upper limit opening period, the more advantageous it is for the player.

なお、「大当り」には、大当り種別が設定されている。例えば、大入賞口の開放態様(ラウンド数や開放上限期間)や、大当り遊技状態後の遊技状態(通常状態、時短状態、確変状態など)を複数種類用意し、これらに応じて大当り種別が設定されている。大当り種別として、多くの賞球を得ることができる大当り種別や、賞球の少ない大当り種別、または、ほとんど賞球を得ることができない大当り種別が設けられていてもよい。 A jackpot type is set for a "jackpot." For example, there are multiple types of opening modes of the jackpot opening (number of rounds or maximum opening period) and game states after a jackpot game state (normal state, time-saving state, special state, etc.), and the jackpot type is set according to these. There may be jackpot types that offer many prize balls, jackpot types that offer few prize balls, or jackpot types that offer almost no prize balls.

大当り遊技状態が終了した後は、上記大当り種別に応じて、時短状態や確変状態に制御されることがある。 After the jackpot game state ends, the game may be controlled to a time-saving state or a special state depending on the type of jackpot mentioned above.

時短状態では、平均的な特図変動時間(特図を変動させる期間)を通常状態よりも短縮させる制御(時短制御)が実行される。時短状態では、平均的な普図変動時間(普図を変動させる期間)を通常状態よりも短縮させたり、普図ゲームで「普図当り」となる確率を通常状態よりも向上させる等により、第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくなる制御(高開放制御、高ベース制御)も実行される。時短状態は、特別図柄(特に第2特別図柄)の変動効率が向上する状態であるので、遊技者にとって有利な状態である。 In the time-saving state, control (time-saving control) is executed to shorten the average special symbol fluctuation time (period during which the special symbol fluctuates) more than in the normal state. In the time-saving state, control (high opening control, high base control) is also executed to make it easier for the game ball to enter the second start winning hole by shortening the average regular symbol fluctuation time (period during which the regular symbol fluctuates) more than in the normal state and by improving the probability of a "regular symbol hit" in the regular symbol game more than in the normal state. The time-saving state is an advantageous state for the player because it is a state in which the fluctuation efficiency of special symbols (especially the second special symbol) is improved.

確変状態(確率変動状態)では、時短制御に加えて、表示結果が「大当り」となる確率が通常状態よりも高くなる確変制御が実行される。確変状態は、特別図柄の変動効率が向上することに加えて「大当り」となりやすい状態であるので、遊技者にとってさらに有利な状態である。 In the probability variable state (probability fluctuating state), in addition to time-saving control, probability variable control is executed, which increases the probability that the display result will be a "jackpot" compared to the normal state. The probability variable state is an even more advantageous state for the player, as it not only improves the efficiency of special symbol fluctuation, but also makes it easier to get a "jackpot."

時短状態や確変状態は、所定回数の特図ゲームが実行されたことと、次回の大当り遊技状態が開始されたこと等といった、いずれか1つの終了条件が先に成立するまで継続する。所定回数の特図ゲームが実行されたことが終了条件となるものを、回数切り(回数切り時短、回数切り確変等)ともいう。 The time-saving state or the probability of a special bonus state will continue until one of the end conditions is met first, such as the specified number of special games being played or the start of the next big win game state. The end condition of the state in which the specified number of special games have been played is also called a count-cut (count-cut time-saving state, count-cut probability of a special bonus state, etc.).

通常状態とは、遊技者にとって有利な大当り遊技状態等の有利状態、時短状態、確変状態等の特別状態以外の遊技状態のことであり、普図ゲームにおける表示結果が「普図当り」となる確率および特図ゲームにおける表示結果が「大当り」となる確率などのパチンコ遊技機1が、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合のように、電源投入後に所定の復帰処理を実行しなかったとき)と同一に制御される状態である。 The normal state refers to a game state other than advantageous states such as a jackpot game state that is advantageous to the player, and special states such as a time-saving state and a probability-varying state, and is a state in which the pachinko game machine 1, such as the probability that the display result in the normal game will be a "normal hit" and the probability that the display result in the special game will be a "jackpot", is controlled in the same way as the initial setting state of the pachinko game machine 1 (for example, when a system reset is performed and the specified return process is not executed after the power is turned on).

確変制御が実行されている状態を高確状態、確変制御が実行されていない状態を低確状態ともいう。時短制御が実行されている状態を高ベース状態、時短制御が実行されていない状態を低ベース状態ともいう。これらを組み合わせて、時短状態は低確高ベース状態、確変状態は高確高ベース状態、通常状態は低確低ベース状態などともいわれる。高確状態かつ低ベース状態は高確低ベース状態ともいう。 The state in which probability variable control is being executed is also called a high probability state, and the state in which probability variable control is not being executed is also called a low probability state. The state in which time-saving control is being executed is also called a high base state, and the state in which time-saving control is not being executed is also called a low base state. Combining these, the time-saving state is also called a low probability high base state, the probability variable state is a high probability high base state, and the normal state is a low probability low base state. The high probability state and low base state are also called a high probability low base state.

なお、遊技状態は、大当り遊技状態中に遊技球が特定領域(例えば、大入賞口内の特定領域)を通過したことに基づいて、変化してもよい。例えば、遊技球が特定領域を通過したとき、その大当り遊技状態後に確変状態に制御してもよい。
(演出の進行など)
The game state may change based on the game ball passing through a specific area (e.g., a specific area in a big prize hole) during the big win game state. For example, when the game ball passes through the specific area, the game state may be controlled to a probability variable state after the big win game state.
(Progression of the performance, etc.)

パチンコ遊技機1では、遊技の進行に応じて種々の演出(遊技の進行状況を報知したり、遊技を盛り上げたりする演出)が実行される。当該演出について以下説明する。なお、当該演出は、画像表示装置5に各種の演出画像を表示することによって行われるが、当該表示に加えて、または当該表示に代えて、スピーカ8L、8Rからの音声出力、遊技効果ランプ9の点灯や消灯、可動体32の動作、あるいは、これらの一部または全部を含む任意の演出装置を用いた演出として行われてもよい。 In the pachinko game machine 1, various effects (effects that notify the progress of the game or liven up the game) are executed according to the progress of the game. The effects are described below. The effects are performed by displaying various effect images on the image display device 5, but in addition to or instead of the display, the effects may be performed using audio output from the speakers 8L and 8R, the lighting or extinguishing of the game effect lamp 9, the operation of the movable body 32, or any other effect device that includes some or all of these.

遊技の進行に応じて実行される演出として、画像表示装置5に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示が開始される。第1特図ゲームや第2特図ゲームにおいて表示結果(確定特別図柄ともいう。)が停止表示されるタイミングでは、飾り図柄の可変表示の表示結果となる確定飾り図柄(3つの飾り図柄の組合せ)も停止表示(導出)される。 As an effect that is executed according to the progress of the game, in the "left", "middle" and "right" decorative pattern display areas 5L, 5C and 5R provided on the image display device 5, a variable display of decorative patterns begins in response to the start of the first or second special pattern game. At the timing when the display result (also called the determined special pattern) in the first or second special pattern game is displayed statically, the determined decorative pattern (a combination of three decorative patterns) which is the display result of the variable display of the decorative patterns is also displayed statically (derived).

飾り図柄の可変表示が開始されてから終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示の態様が所定のリーチ態様となる(リーチが成立する)ことがある。ここで、リーチ態様とは、画像表示装置5の画面上にて停止表示された飾り図柄が後述の大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄については可変表示が継続している態様などのことである。 During the period from when the variable display of the decorative symbols starts to when it ends, the state of the variable display of the decorative symbols may become a predetermined reach state (a reach is achieved). Here, a reach state refers to a state in which the decorative symbols that have not yet been stopped and displayed on the screen of the image display device 5 continue to be variable displayed when the decorative symbols that have not yet been stopped and displayed form part of a jackpot combination, which will be described later.

また、飾り図柄の可変表示中に上記リーチ態様となったことに対応してリーチ演出が実行される。パチンコ遊技機1では、演出態様に応じて表示結果(特図ゲームの表示結果や飾り図柄の可変表示の表示結果)が「大当り」となる割合(大当り信頼度、大当り期待度とも呼ばれる。)が異なる複数種類のリーチ演出が実行される。リーチ演出には、例えば、ノーマルリーチと、ノーマルリーチよりも大当り信頼度の高いスーパーリーチと、がある。 In addition, when the above-mentioned reach state occurs during the variable display of the decorative symbols, a reach effect is executed. In the pachinko gaming machine 1, multiple types of reach effects are executed with different rates (also called jackpot reliability or jackpot expectation) of the display result (the display result of the special game or the display result of the variable display of the decorative symbols) becoming a "jackpot" depending on the performance state. Reach effects include, for example, a normal reach and a super reach, which has a higher jackpot reliability than a normal reach.

特図ゲームの表示結果が「大当り」となるときには、画像表示装置5の画面上において、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「大当り」となる)。一例として、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン上に同一の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示される。 When the display result of the special game is a "jackpot", a fixed decorative pattern that is a predetermined jackpot combination is derived as the display result of the variable display of decorative patterns on the screen of the image display device 5 (the display result of the variable display of decorative patterns is a "jackpot"). As an example, the same decorative patterns (for example, "7") are displayed stopped in line on a predetermined effective line in the "left", "center", and "right" decorative pattern display areas 5L, 5C, and 5R.

大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御される「確変大当り」である場合には、奇数の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示され、大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御されない「非確変大当り(通常大当り)」である場合には、偶数の飾り図柄(例えば、「6」等)が揃って停止表示されるようにしてもよい。この場合、奇数の飾り図柄を確変図柄、偶数の飾り図柄を非確変図柄(通常図柄)ともいう。非確変図柄でリーチ態様となった後に、最終的に「確変大当り」となる昇格演出を実行するようにしてもよい。 In the case of a "probability jackpot" that is controlled to a probability jackpot state after the end of the jackpot game state, odd decorative symbols (e.g., "7") are displayed in a line, and in the case of a "non-probability jackpot (normal jackpot)" that is not controlled to a probability jackpot state after the end of the jackpot game state, even decorative symbols (e.g., "6") may be displayed in a line. In this case, odd decorative symbols are also called probability jackpot symbols, and even decorative symbols are also called non-probability jackpot symbols (normal symbols). After a reach state is reached with non-probability jackpot symbols, a promotion effect may be executed that ultimately results in a "probability jackpot".

特図ゲームの表示結果が「はずれ」となる場合には、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様とならずに、飾り図柄の可変表示の表示結果として、非リーチ組合せの確定飾り図柄(「非リーチはずれ」ともいう。)が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「非リーチはずれ」となる)ことがある。また、表示結果が「はずれ」となる場合には、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様となった後に、飾り図柄の可変表示の表示結果として、大当り組合せでない所定のリーチ組合せ(「リーチはずれ」ともいう)の確定飾り図柄が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「リーチはずれ」となる)こともある。 When the display result of the special game is a "miss," the state of the variable display of the decorative pattern does not become a reach state, and the display result of the variable display of the decorative pattern may display a fixed decorative pattern of a non-reach combination (also called a "non-reach miss") as a "non-reach miss" (the display result of the variable display of the decorative pattern may be a "non-reach miss"). Also, when the display result is a "miss," after the state of the variable display of the decorative pattern becomes a reach state, the display result of the variable display of the decorative pattern may display a fixed decorative pattern of a predetermined reach combination (also called a "reach miss") that is not a jackpot combination as a "reach miss" (the display result of the variable display of the decorative pattern may be a "reach miss").

パチンコ遊技機1が実行可能な演出には、上記の可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)を表示することも含まれる。また、他の演出として、例えば、大当り信頼度を予告する予告演出等が飾り図柄の可変表示中に実行される。予告演出には、実行中の可変表示における大当り信頼度を予告する予告演出や、実行前の可変表示(実行が保留されている可変表示)における大当り信頼度を予告する先読予告演出がある。先読予告演出として、可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)の表示態様を通常とは異なる態様に変化させる演出が実行されるようにしてもよい。 The effects that the pachinko gaming machine 1 can execute include displaying the variable display compatible display (reserved display or active display) described above. In addition, as other effects, for example, a preview effect that predicts the jackpot reliability is executed during the variable display of the decorative pattern. Preview effects include a preview effect that predicts the jackpot reliability in the variable display currently being executed, and a pre-reading preview effect that predicts the jackpot reliability in the variable display before execution (variable display whose execution is on hold). As a pre-reading preview effect, an effect that changes the display mode of the variable display compatible display (reserved display or active display) to a mode different from normal may be executed.

また、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示中に飾り図柄を一旦仮停止させた後に可変表示を再開させることで、1回の可変表示を擬似的に複数回の可変表示のように見せる擬似連演出を実行するようにしてもよい。 In addition, in the image display device 5, a pseudo consecutive performance may be executed in which a single variable display appears to be multiple variable displays by temporarily pausing the decorative pattern during the variable display and then restarting the variable display.

大当り遊技状態中にも、大当り遊技状態を報知する大当り中演出が実行される。大当り中演出としては、ラウンド数を報知する演出や、大当り遊技状態の価値が向上することを示す昇格演出が実行されてもよい。 Even during a jackpot game state, a jackpot performance is executed to notify the player of the jackpot game state. The jackpot performance may include a performance to notify the player of the number of rounds, or an upgrade performance to show that the value of the jackpot game state is increasing.

また、例えば特図ゲーム等が実行されていないときには、画像表示装置5にデモ(デモンストレーション)画像が表示される(客待ちデモ演出が実行される)。 In addition, for example, when a special game or the like is not being executed, a demo (demonstration) image is displayed on the image display device 5 (a customer waiting demo performance is executed).

(基板構成)
パチンコ遊技機1には、例えば図3に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14、中継基板15などが搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1の背面には、例えば払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板などといった、各種の基板が配置されている。さらには、電源基板17も搭載されている。各種制御基板は、導体パターンが形成されて電気部品を実装可能なプリント配線板などの電子回路基板だけでなく、電子回路基板に電気部品が実装されて特定の電気的機能を実現するように構成された電子回路実装基板を含む概念である。
(Board configuration)
The pachinko game machine 1 is equipped with a main board 11, a performance control board 12, a sound control board 13, a lamp control board 14, a relay board 15, and the like, as shown in Fig. 3. In addition, various boards, such as a payout control board, an information terminal board, and a launch control board, are arranged on the back of the pachinko game machine 1. Furthermore, a power supply board 17 is also equipped. The various control boards are not only electronic circuit boards such as printed wiring boards on which conductor patterns are formed and on which electrical components can be mounted, but also electronic circuit mounting boards configured to realize specific electrical functions by mounting electrical components on the electronic circuit board.

電源基板17には、電源スイッチ91が接続されており、該電源スイッチ91を操作する(ON状態にする)ことによって、商用電源などの外部電源におけるAC100Vといった交流電源からの電力を、電源基板17から主基板11や演出制御基板12などの各種制御基板を含めた電気部品に供給可能である。電源基板17は、例えば交流(AC)を直流(DC)に変換するための整流回路、所定の直流電圧を特定の直流電圧(例えば直流12Vや直流5Vなど)に変換するための電源回路などを備えている。 A power switch 91 is connected to the power supply board 17, and by operating the power switch 91 (turning it ON), power from an AC power source such as an external power source such as a commercial power supply, such as 100V AC, can be supplied from the power supply board 17 to electrical components including various control boards such as the main board 11 and the performance control board 12. The power supply board 17 is equipped with, for example, a rectifier circuit for converting alternating current (AC) to direct current (DC), and a power supply circuit for converting a specified DC voltage to a specific DC voltage (for example, 12V DC or 5V DC).

主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における上記遊技の進行(特図ゲームの実行(保留の管理を含む)、普図ゲームの実行(保留の管理を含む)、大当り遊技状態、遊技状態など)を制御する機能を有する。主基板11は、遊技制御用マイクロコンピュータ100、スイッチ回路110、ソレノイド回路111などを有する。 The main board 11 is the main control board, and has the function of controlling the progress of the above-mentioned games in the pachinko game machine 1 (execution of special games (including reserved game management), execution of regular games (including reserved game management), jackpot game status, game status, etc.). The main board 11 has a game control microcomputer 100, a switch circuit 110, a solenoid circuit 111, etc.

主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)101と、RAM(Random Access Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105とを備える。 The game control microcomputer 100 mounted on the main board 11 is, for example, a one-chip microcomputer, and includes a ROM (Read Only Memory) 101, a RAM (Random Access Memory) 102, a CPU (Central Processing Unit) 103, a random number circuit 104, and an I/O (Input/Output port) 105.

CPU103は、ROM101に記憶されたプログラムを実行することにより、遊技の進行を制御する処理(主基板11の機能を実現する処理)を行う。このとき、ROM101が記憶する各種データ(後述の変動パターン、後述の演出制御コマンド、後述の各種決定を行う際に参照される各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM102がメインメモリとして使用される。RAM102は、その一部または全部がパチンコ遊技機1に対する電力供給が停止しても、所定期間記憶内容が保存されるバックアップRAMとなっている。なお、ROM101に記憶されたプログラムの全部または一部をRAM102に展開して、RAM102上で実行するようにしてもよい。 The CPU 103 executes the programs stored in the ROM 101 to perform processes that control the progress of the game (processes that realize the functions of the main board 11). At this time, various data stored in the ROM 101 (such as data on fluctuation patterns, performance control commands, and tables referenced when making various decisions) are used, and the RAM 102 is used as the main memory. The RAM 102 serves as a backup RAM in which the stored contents are preserved for a predetermined period of time even if the power supply to the pachinko gaming machine 1 is stopped in part or in whole. Note that all or part of the programs stored in the ROM 101 may be deployed to the RAM 102 and executed on the RAM 102.

乱数回路104は、遊技の進行を制御するときに使用される各種の乱数値(遊技用乱数)を示す数値データを更新可能にカウントする。遊技用乱数は、CPU103が所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの)であってもよい。 The random number circuit 104 counts updatable numerical data indicating various random number values (gaming random numbers) used to control the progress of the game. The gaming random numbers may be updated by the CPU 103 executing a specific computer program (updated by software).

I/O105は、例えば各種信号(後述の検出信号)が入力される入力ポートと、各種信号(第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどを制御(駆動)する信号、ソレノイド駆動信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。 The I/O 105 is configured to include, for example, an input port to which various signals (detection signals described below) are input, and an output port for transmitting various signals (signals for controlling (driving) the first special pattern display device 4A, the second special pattern display device 4B, the normal pattern display device 20, the first hold display device 25A, the second hold display device 25B, the normal hold display device 25C, etc., solenoid drive signals).

スイッチ回路110は、遊技球検出用の各種スイッチ(ゲートスイッチ21、始動口スイッチ(第1始動口スイッチ22Aおよび第2始動口スイッチ22B)、カウントスイッチ23)からの検出信号(遊技球が通過または進入してスイッチがオンになったことを示す検出信号など)を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。検出信号の伝送により、遊技球の通過または進入が検出されたことになる。 The switch circuit 110 takes in detection signals (such as a detection signal indicating that a game ball has passed or entered and the switch has been turned on) from various switches for detecting game balls (gate switch 21, start port switch (first start port switch 22A and second start port switch 22B), count switch 23) and transmits them to the game control microcomputer 100. The transmission of the detection signal indicates that the game ball has passed or entered.

スイッチ回路110には、電源基板17からのリセット信号、電源断信号、クリア信号が取り込まれて遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送される。リセット信号は、遊技制御用マイクロコンピュータ100などの制御回路を動作停止状態とするための動作停止信号であり、電源監視回路、ウォッチドッグタイマ内蔵IC、システムリセットICのいずれかを用いて出力可能であればよい。電源断信号は、パチンコ遊技機1において用いられる所定電源電圧が所定値を超えるとオフ状態となり、所定電源電圧が所定値以下になった期間が電断基準時間以上まで継続したときにオン状態となる。クリア信号は、例えば電源基板17に設けられたクリアスイッチ92に対する押下操作などに応じてオン状態となる。 The switch circuit 110 receives a reset signal, a power-off signal, and a clear signal from the power supply board 17 and transmits them to the game control microcomputer 100. The reset signal is an operation stop signal for stopping the operation of control circuits such as the game control microcomputer 100, and can be output using either a power supply monitoring circuit, an IC with a built-in watchdog timer, or a system reset IC. The power-off signal is turned off when the specified power supply voltage used in the pachinko game machine 1 exceeds a specified value, and is turned on when the period during which the specified power supply voltage is below the specified value continues for longer than the power-off reference time. The clear signal is turned on in response to, for example, pressing the clear switch 92 provided on the power supply board 17.

ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号(例えば、ソレノイド81やソレノイド82をオンする信号など)を、普通電動役物用のソレノイド81や大入賞口扉用のソレノイド82に伝送する。 The solenoid circuit 111 transmits solenoid drive signals (such as signals to turn on solenoid 81 and solenoid 82) from the game control microcomputer 100 to the solenoid 81 for the normal electric device and the solenoid 82 for the large prize opening door.

主基板11には、表示モニタ29、表示切替スイッチ31、設定キー51、設定切替スイッチ52、扉開放センサ90が接続されている。扉開放センサ90は、ガラス扉枠3aを含めた遊技機用枠3の開放を検知する。 The main board 11 is connected to a display monitor 29, a display changeover switch 31, a setting key 51, a setting changeover switch 52, and a door open sensor 90. The door open sensor 90 detects the opening of the gaming machine frame 3, including the glass door frame 3a.

主基板11(遊技制御用マイクロコンピュータ100)は、遊技の進行の制御の一部として、遊技の進行に応じて演出制御コマンド(遊技の進行状況等を指定(通知)するコマンド)を演出制御基板12に供給する。主基板11から出力された演出制御コマンドは、中継基板15により中継され、演出制御基板12に供給される。当該演出制御コマンドには、例えば主基板11における各種の決定結果(例えば、特図ゲームの表示結果(大当り種別を含む。)、特図ゲームを実行する際に使用される変動パターン(詳しくは後述))、遊技の状況(例えば、可変表示の開始や終了、大入賞口の開放状況、入賞の発生、保留記憶数、遊技状態)、エラーの発生等を指定するコマンド等が含まれる。 As part of controlling the progress of the game, the main board 11 (game control microcomputer 100) supplies presentation control commands (commands that specify (notify) the progress of the game, etc.) to the presentation control board 12 according to the progress of the game. The presentation control commands output from the main board 11 are relayed by the relay board 15 and supplied to the presentation control board 12. The presentation control commands include, for example, commands that specify various determination results in the main board 11 (for example, the display results of the special game (including the type of jackpot), the variable pattern used when executing the special game (described in detail later)), the game status (for example, the start or end of the variable display, the opening status of the jackpot opening, the occurrence of a win, the number of reserved memories, the game status), the occurrence of an error, etc.

演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、演出制御コマンドを受信し、受信した演出制御コマンドに基づいて演出(遊技の進行に応じた種々の演出であり、可動体32の駆動、エラー報知、電断復旧の報知等の各種報知を含む)を実行する機能を有する。 The performance control board 12 is a sub-control board independent of the main board 11, and has the function of receiving performance control commands and executing performances (various performances according to the progress of the game, including various notifications such as driving the movable body 32, notifying errors, and notifying of power outage recovery) based on the received performance control commands.

演出制御基板12には、演出制御用CPU120と、ROM121と、RAM122と、表示制御部123と、乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。 The performance control board 12 is equipped with a performance control CPU 120, a ROM 121, a RAM 122, a display control unit 123, a random number circuit 124, and an I/O 125.

演出制御用CPU120は、ROM121に記憶されたプログラムを実行することにより、表示制御部123とともに演出を実行するための処理(演出制御基板12の上記機能を実現するための処理であり、実行する演出の決定等を含む)を行う。このとき、ROM121が記憶する各種データ(各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM122がメインメモリとして使用される。 The performance control CPU 120 executes the programs stored in the ROM 121 to perform processing for executing performances together with the display control unit 123 (processing for realizing the above-mentioned functions of the performance control board 12, including determining the performance to be executed). At this time, various data (data such as various tables) stored in the ROM 121 are used, and the RAM 122 is used as the main memory.

演出制御用CPU120は、コントローラセンサユニット35Aやプッシュセンサ35Bからの検出信号(遊技者による操作を検出したときに出力される信号であり、操作内容を適宜示す信号)に基づいて演出の実行を表示制御部123に指示することもある。 The presentation control CPU 120 may instruct the display control unit 123 to execute a presentation based on detection signals from the controller sensor unit 35A and the push sensor 35B (signals that are output when an operation by the player is detected and that appropriately indicate the content of the operation).

表示制御部123は、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character Generator ROM)、VRAM(Video RAM)などを備え、演出制御用CPU120からの演出の実行指示に基づき、演出を実行する。 The display control unit 123 includes a VDP (Video Display Processor), CGROM (Character Generator ROM), VRAM (Video RAM), etc., and executes the performance based on instructions to execute the performance from the performance control CPU 120.

表示制御部123は、演出制御用CPU120からの演出の実行指示に基づき、実行する演出に応じた映像信号を画像表示装置5に供給することで、演出画像を画像表示装置5に表示させる。表示制御部123は、さらに、演出画像の表示に同期した音声出力や、遊技効果ランプ9の点灯/消灯を行うため、音指定信号(出力する音声を指定する信号)を音声制御基板13に供給したり、ランプ信号(ランプの点灯/消灯態様を指定する信号)をランプ制御基板14に供給したりする。また、表示制御部123は、可動体32を動作させる信号を当該可動体32または当該可動体32を駆動する駆動回路に供給する。 The display control unit 123 displays a performance image on the image display unit 5 by supplying a video signal corresponding to the performance to be executed to the image display unit 5 based on an instruction to execute the performance from the performance control CPU 120. The display control unit 123 further supplies a sound designation signal (a signal designating the sound to be output) to the sound control board 13 and a lamp signal (a signal designating the on/off state of the lamp) to the lamp control board 14 in order to output sound synchronized with the display of the performance image and to turn on/off the game effect lamp 9. The display control unit 123 also supplies a signal to operate the movable body 32 to the movable body 32 or to a drive circuit that drives the movable body 32.

音声制御基板13は、スピーカ8L、8Rを駆動する各種回路を搭載しており、当該音指定信号に基づきスピーカ8L、8Rを駆動し、当該音指定信号が指定する音声をスピーカ8L、8Rから出力させる。 The audio control board 13 is equipped with various circuits that drive the speakers 8L and 8R, and drives the speakers 8L and 8R based on the sound designation signal, causing the speakers 8L and 8R to output the sound designated by the sound designation signal.

ランプ制御基板14は、遊技効果ランプ9を駆動する各種回路を搭載しており、当該ランプ信号に基づき遊技効果ランプ9を駆動し、当該ランプ信号が指定する態様で遊技効果ランプ9を点灯/消灯する。このようにして、表示制御部123は、音声出力、ランプの点灯/消灯を制御する。 The lamp control board 14 is equipped with various circuits that drive the game effect lamp 9, and drives the game effect lamp 9 based on the lamp signal, turning the game effect lamp 9 on and off in the manner specified by the lamp signal. In this way, the display control unit 123 controls the sound output and the turning on and off of the lamp.

なお、音声出力、ランプの点灯/消灯の制御(音指定信号やランプ信号の供給等)、可動体32の制御(可動体32を動作させる信号の供給等)は、演出制御用CPU120が実行するようにしてもよい。 The performance control CPU 120 may be configured to execute control of audio output, turning on/off the lamp (such as supplying a sound designation signal or a lamp signal), and controlling the movable body 32 (such as supplying a signal to operate the movable body 32).

乱数回路124は、各種演出を実行するために使用される各種の乱数値(演出用乱数)を示す数値データを更新可能にカウントする。演出用乱数は、演出制御用CPU120が所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの)であってもよい。 The random number circuit 124 counts updatable numerical data indicating various random number values (random numbers for performance) used to execute various performances. The random numbers for performance may be updated by the performance control CPU 120 executing a specific computer program (updated by software).

演出制御基板12に搭載されたI/O125は、例えば主基板11などから伝送された演出制御コマンドを取り込むための入力ポートと、各種信号(映像信号、音指定信号、ランプ信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。 The I/O 125 mounted on the performance control board 12 includes an input port for taking in performance control commands transmitted from, for example, the main board 11, and an output port for transmitting various signals (video signals, sound designation signals, lamp signals).

演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14といった、主基板11以外の基板をサブ基板ともいう。パチンコ遊技機1のようにサブ基板が機能別に複数設けられていてもよいし、1のサブ基板が複数の機能を有するように構成してもよい。 The boards other than the main board 11, such as the performance control board 12, the sound control board 13, and the lamp control board 14, are also called sub-boards. As with the pachinko game machine 1, multiple sub-boards may be provided for different functions, or one sub-board may be configured to have multiple functions.

(動作)
次に、パチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。
(motion)
Next, the operation (function) of the pachinko gaming machine 1 will be described.

(主基板11の主要な動作)
まず、主基板11における主要な動作を説明する。パチンコ遊技機1に対して電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理が実行される。図4は、主基板11におけるCPU103が実行する遊技制御メイン処理を示すフローチャートである。
(Main Operations of Main Board 11)
First, a description will be given of the main operations of the main board 11. When power supply to the pachinko gaming machine 1 is started, the game control microcomputer 100 is started, and a game control main process is executed by the CPU 103. Fig. 4 is a flowchart showing the game control main process executed by the CPU 103 on the main board 11.

図4に示す遊技制御メイン処理において、CPU103は、まず、割込禁止に設定する(ステップS1)。続いて、必要な初期設定を行う(ステップS2)。初期設定には、スタックポインタの設定、内蔵デバイス(CTC(カウンタ/タイマ回路)、パラレル入出力ポート等)のレジスタ設定、RAM102をアクセス可能状態にする設定等が含まれる。 In the game control main process shown in FIG. 4, the CPU 103 first sets interrupts to be prohibited (step S1). Then, it performs the necessary initial settings (step S2). The initial settings include setting the stack pointer, register settings for built-in devices (CTC (counter/timer circuit), parallel input/output port, etc.), and setting the RAM 102 to be accessible.

次いで、復旧条件が成立したか否かを判定する(ステップS3)。復旧条件は、クリア信号がオフ状態であり、バックアップデータがあり、バックアップRAMが正常である場合に、成立可能である。パチンコ遊技機1の電力供給が開始されたときに、例えば電源基板17に設けられたクリアスイッチが押下操作されていれば、オン状態のクリア信号が遊技制御用マイクロコンピュータ100に入力される。このようなオン状態のクリア信号が入力されている場合には、ステップS3にて復旧条件が成立していないと判定すればよい。バックアップデータは、遊技制御用のバックアップRAMとなるRAM102に保存可能であればよい。ステップS3では、バックアップデータの有無やデータ誤りの有無などを確認あるいは検査して、復旧条件が成立し得るか否かを判定すればよい。 Next, it is determined whether the recovery condition is met (step S3). The recovery condition can be met when the clear signal is in the OFF state, backup data is present, and the backup RAM is normal. When power supply to the pachinko gaming machine 1 is started, if the clear switch provided on the power supply board 17 is pressed, for example, an ON clear signal is input to the game control microcomputer 100. If such an ON clear signal is input, it is determined in step S3 that the recovery condition is not met. The backup data only needs to be capable of being stored in the RAM 102, which serves as the backup RAM for game control. In step S3, it is determined whether the recovery condition can be met by checking or inspecting the presence or absence of backup data and the presence or absence of data errors.

復旧条件が成立した場合には(ステップS3;Yes)、復旧処理(ステップS4)を実行した後に、設定確認処理(ステップS5)を実行する。ステップS4の復旧処理により、RAM102の記憶内容に基づいて作業領域の設定が行われる。RAM102に記憶されたバックアップデータを用いて作業領域を設定することで、電力供給が停止したときの遊技状態に復旧し、例えば特別図柄の変動中であった場合には、停止前の状態から特別図柄の変動を再開可能であればよい。 If the recovery condition is met (step S3; Yes), recovery processing (step S4) is executed, followed by setting confirmation processing (step S5). The recovery processing in step S4 sets a working area based on the contents stored in RAM 102. By setting the working area using the backup data stored in RAM 102, the game state when the power supply was stopped is restored, and if, for example, a special symbol was changing, it is sufficient if the change of the special symbol can be resumed from the state before the stoppage.

復旧条件が成立しなかった場合には(ステップS3;No)、初期化処理(ステップS6)を実行した後に、設定変更処理(ステップS7)を実行する。ステップS6の初期化処理は、RAM102に記憶されるフラグ、カウンタ、バッファをクリアするクリア処理を含み、クリア処理の実行により作業領域に初期値が設定される。 If the recovery condition is not met (step S3; No), an initialization process (step S6) is executed, and then a setting change process (step S7) is executed. The initialization process in step S6 includes a clearing process that clears flags, counters, and buffers stored in RAM 102, and the execution of the clearing process sets initial values in the working area.

ステップS5の設定確認処理では、予め定められた設定確認条件が成立したか否かを判定する。設定確認条件は、例えば電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオン状態であるとともに設定キー51がオン操作されている場合に成立する。ステップS5の設定確認処理が実行されるのは、ステップS3において、クリア信号がオフ状態であることを含めた復旧条件が成立した場合である。したがって、設定確認条件が成立し得るのは、クリア信号がオフ状態である場合となるので、クリア信号がオフ状態であることも、設定確認条件に含めることができる。 In the setting confirmation process of step S5, it is determined whether a predetermined setting confirmation condition is met. The setting confirmation condition is met, for example, when power supply is started, the detection signal from the door open sensor 90 is in the ON state and the setting key 51 is turned ON. The setting confirmation process of step S5 is executed when the recovery condition is met in step S3, including the clear signal being in the OFF state. Therefore, since the setting confirmation condition can be met only when the clear signal is in the OFF state, the clear signal being in the OFF state can also be included in the setting confirmation condition.

ステップS5の設定確認処理において設定確認条件が成立した場合には、パチンコ遊技機1において設定されている設定値を確認可能な設定確認状態となり、主基板11から演出制御基板12に対して、設定確認開始コマンドが送信される。設定確認状態においては、パチンコ遊技機1にて設定されている設定値を表示モニタ29の表示により確認することが可能となっている。設定確認状態を終了するときには、主基板11から演出制御基板12に対して、設定確認終了コマンドが送信される。 When the setting confirmation condition is met in the setting confirmation process of step S5, the pachinko gaming machine 1 enters a setting confirmation state in which the setting values set therein can be confirmed, and a setting confirmation start command is sent from the main board 11 to the performance control board 12. In the setting confirmation state, the setting values set in the pachinko gaming machine 1 can be confirmed by viewing them on the display monitor 29. When the setting confirmation state is to end, a setting confirmation end command is sent from the main board 11 to the performance control board 12.

パチンコ遊技機1が設定確認状態であるときには、パチンコ遊技機1における遊技の進行を停止させる遊技停止状態としてもよい。遊技停止状態であるときには、打球操作ハンドルの操作による遊技球の発射、各種スイッチによる遊技球の検出などが停止され、また、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20において、はずれ図柄などを停止表示したり、はずれ図柄とは異なる遊技停止状態に対応した表示が行われたりするように制御すればよい。設定確認状態が終了するときには、これに伴う遊技停止状態も終了すればよい。 When the pachinko gaming machine 1 is in the setting confirmation state, it may be in a game stop state in which the progress of the game on the pachinko gaming machine 1 is stopped. In the game stop state, the launch of game balls by operating the ball-hitting handle, the detection of game balls by various switches, etc. are stopped, and the first special symbol display device 4A, the second special symbol display device 4B, and the normal symbol display device 20 may be controlled to stop displaying a losing symbol or the like, or to display a symbol corresponding to a game stop state other than a losing symbol. When the setting confirmation state ends, the game stop state associated with it may also end.

ステップS7の設定変更処理では、予め定められた設定変更条件が成立したか否かを判定する。設定変更条件は、例えば電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオン状態であるとともに設定キー51がオン操作されている場合に成立する。設定変更条件は、クリア信号がオン状態であることを含んでいてもよい。 In the setting change process of step S7, it is determined whether a predetermined setting change condition is met. The setting change condition is met, for example, when power supply is started, the detection signal from the door open sensor 90 is in the ON state, and the setting key 51 is turned ON. The setting change condition may also include the clear signal being in the ON state.

ステップS7の設定変更処理において設定変更条件が成立した場合には、パチンコ遊技機1において設定されている設定値を変更可能な設定変更状態となり、主基板11から演出制御基板12に対して、設定変更開始コマンドが送信される。設定変更状態においては、表示モニタ29に設定値が表示され、設定切替スイッチ52の操作を検出するごとに表示モニタ29に表示している数値を順次更新して表示する。その後、設定キー51が遊技場の係員などによる操作でオフとなったことに基づいて、表示モニタ29に表示されている設定値をRAM102のバックアップ領域に格納(更新記憶)するとともに、表示モニタ29を消灯させる。設定変更状態を終了するときには、主基板11から演出制御基板12に対して、設定変更終了コマンドが送信される。 When the setting change condition is met in the setting change process of step S7, the pachinko gaming machine 1 enters a setting change state in which the setting value set therein can be changed, and a setting change start command is sent from the main board 11 to the performance control board 12. In the setting change state, the setting value is displayed on the display monitor 29, and the numerical value displayed on the display monitor 29 is updated and displayed sequentially each time the setting change switch 52 is operated. After that, when the setting key 51 is turned off by an attendant at the game center or the like, the setting value displayed on the display monitor 29 is stored (updated and stored) in the backup area of the RAM 102, and the display monitor 29 is turned off. When the setting change state is to be ended, a setting change end command is sent from the main board 11 to the performance control board 12.

パチンコ遊技機1が設定変更状態であるときには、設定確認状態であるときと同様に、パチンコ遊技機1を遊技停止状態としてもよい。設定変更状態が終了するときには、これに伴う遊技停止状態も終了すればよい。 When the pachinko gaming machine 1 is in the setting change state, the pachinko gaming machine 1 may be in a play stop state, just as when it is in the setting confirmation state. When the setting change state ends, the associated play stop state may also end.

演出制御基板12側では、設定確認開始コマンドや設定変更開始コマンドを受信すると、設定確認中である旨や設定変更中である旨を報知する制御が行われてもよい。例えば、画像表示装置5において所定の画像を表示したり、スピーカ8L、8Rから所定の音を出力したり、遊技効果ランプ9といった発光部材を所定の態様により発光させたりしてもよい。 When the performance control board 12 receives a setting check start command or a setting change start command, control may be performed to notify the user that a setting check or change is in progress. For example, a predetermined image may be displayed on the image display device 5, a predetermined sound may be output from the speakers 8L and 8R, or a light-emitting component such as the game effect lamp 9 may be illuminated in a predetermined manner.

クリア信号は、例えば電源基板17に設けられたクリアスイッチの押下操作などによりオン状態となる。したがって、電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオンであるとともに設定キー51がオンである場合には、クリアスイッチがオンであればステップS6の初期化処理とともにステップS7の設定変更処理が実行されて設定変更状態に制御可能となり、クリアスイッチがオフであればステップS4の復旧処理とともにステップS5の設定確認処理が実行されて設定確認状態に制御可能となる。電力供給が開始されたときに、扉開放センサ90からの検出信号がオフである場合、または設定キー51がオフである場合には、クリアスイッチがオンであればステップS6の初期化処理が実行される一方で設定変更状態には制御されず、クリアスイッチがオフであればステップS4の復旧処理が実行される一方で設定確認状態には制御されない。 The clear signal is turned on by, for example, pressing a clear switch provided on the power supply board 17. Therefore, when power supply is started, if the detection signal from the door open sensor 90 is on and the setting key 51 is on, if the clear switch is on, the initialization process of step S6 and the setting change process of step S7 are executed, making it possible to control the device to the setting change state, and if the clear switch is off, the recovery process of step S4 and the setting confirmation process of step S5 are executed, making it possible to control the device to the setting confirmation state. When power supply is started, if the detection signal from the door open sensor 90 is off or the setting key 51 is off, if the clear switch is on, the initialization process of step S6 is executed but the device is not controlled to the setting change state, and if the clear switch is off, the recovery process of step S4 is executed but the device is not controlled to the setting confirmation state.

設定確認処理または設定変更処理を実行した後に、CPU103は、乱数回路104を初期設定する乱数回路設定処理を実行する(ステップS8)。そして、所定時間(例えば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行い(ステップS9)、割込みを許可する(ステップS10)。その後、ループ処理に入る。以後、所定時間(例えば2ms)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU103へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。 After executing the setting confirmation process or setting change process, the CPU 103 executes a random number circuit setting process to initialize the random number circuit 104 (step S8). Then, the register of the CTC built into the game control microcomputer 100 is set so that a timer interrupt occurs periodically at a predetermined time (e.g., every 2 ms) (step S9), and the interrupt is permitted (step S10). After that, a loop process is entered. After that, an interrupt request signal is sent from the CTC to the CPU 103 at predetermined time intervals (e.g., every 2 ms), and the CPU 103 can execute the timer interrupt process periodically.

こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受け付けると、図5のフローチャートに示す遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。図5に示す遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、CPU103は、まず、所定のスイッチ処理を実行することにより、スイッチ回路110を介してゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23といった各種スイッチからの検出信号の受信の有無を判定する(ステップS21)。続いて、所定のメイン側エラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする(ステップS22)。この後、所定の情報出力処理を実行することにより、例えばパチンコ遊技機1の外部に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報(大当りの発生回数等を示す情報)、始動情報(始動入賞の回数等を示す情報)、確率変動情報(確変状態となった回数等を示す情報)などのデータを出力する(ステップS23)。 When the CPU 103 that has executed the game control main process receives an interrupt request signal from the CTC and accepts the interrupt request, it executes the game control timer interrupt process shown in the flowchart of FIG. 5. When the game control timer interrupt process shown in FIG. 5 is started, the CPU 103 first executes a predetermined switch process to determine whether or not detection signals have been received from various switches such as the gate switch 21, the first start port switch 22A, the second start port switch 22B, and the count switch 23 via the switch circuit 110 (step S21). Next, by executing a predetermined main side error process, it performs an abnormality diagnosis of the pachinko game machine 1, and can issue a warning if necessary depending on the diagnosis result (step S22). After that, by executing a predetermined information output process, it outputs data such as jackpot information (information indicating the number of jackpots), start information (information indicating the number of start winnings), and probability fluctuation information (information indicating the number of times the probability fluctuation state has occurred) that are supplied to a hall management computer installed outside the pachinko game machine 1 (step S23).

情報出力処理に続いて、主基板11の側で用いられる遊技用乱数の少なくとも一部をソフトウェアにより更新するための遊技用乱数更新処理を実行する(ステップS24)。この後、CPU103は、特別図柄プロセス処理を実行する(ステップS25)。CPU103がタイマ割込み毎に特別図柄プロセス処理を実行することにより、特図ゲームの実行および保留の管理や、大当り遊技状態の制御、遊技状態の制御などが実現される。 Following the information output process, a game random number update process is executed to update at least a portion of the game random numbers used on the main board 11 side by software (step S24). After this, the CPU 103 executes a special symbol process process (step S25). By the CPU 103 executing the special symbol process process at each timer interrupt, the execution and reservation management of the special symbol game, the control of the jackpot game state, the control of the game state, etc. are realized.

特別図柄プロセス処理に続いて、普通図柄プロセス処理が実行される(ステップS26)。CPU103がタイマ割込み毎に普通図柄プロセス処理を実行することにより、ゲートスイッチ21からの検出信号に基づく(通過ゲート41に遊技球が通過したことに基づく)普図ゲームの実行および保留の管理や、「普図当り」に基づく可変入賞球装置6Bの開放制御などを可能にする。普図ゲームの実行は、普通図柄表示器20を駆動することにより行われ、普図保留表示器25Cを点灯させることにより普図保留数を表示する。 Following the special symbol process, the normal symbol process is executed (step S26). The CPU 103 executes the normal symbol process at each timer interrupt, enabling the execution and reservation management of the normal symbol game based on the detection signal from the gate switch 21 (based on the game ball passing through the passing gate 41), and the opening control of the variable winning ball device 6B based on a "normal symbol hit". The normal symbol game is executed by driving the normal symbol display 20, and the number of reserved normal symbols is displayed by lighting the normal symbol reservation display 25C.

普通図柄プロセス処理を実行した後、遊技制御用タイマ割込み処理の一部として、電断が発生したときの処理、賞球を払い出すための処理等などが行われてもよい。その後、CPU103は、コマンド制御処理を実行する(ステップS27)。CPU103は、上記各処理にて演出制御コマンドを送信設定することがある。ステップS27のコマンド制御処理では、送信設定された演出制御コマンドを演出制御基板12などのサブ側の制御基板に対して伝送させる処理が行われる。コマンド制御処理を実行した後には、割込みを許可してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。 After executing the normal symbol process processing, as part of the game control timer interrupt processing, processing when a power outage occurs, processing for paying out prize balls, etc. may be performed. After that, the CPU 103 executes a command control processing (step S27). The CPU 103 may set a performance control command for transmission in each of the above processes. In the command control processing of step S27, a process is performed to transmit the performance control command set for transmission to a sub-side control board such as the performance control board 12. After executing the command control processing, the interrupt is permitted and then the game control timer interrupt processing is terminated.

図6は、特別図柄プロセス処理として、図5に示すステップS25にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS101)。 Figure 6 is a flow chart showing an example of the special symbol process executed in step S25 shown in Figure 5. In this special symbol process, the CPU 103 first executes a start winning determination process (step S101).

始動入賞判定処理では、始動入賞の発生を検出し、RAM102の所定領域に保留情報を格納し保留記憶数を更新する処理が実行される。始動入賞が発生すると、表示結果(大当り種別を含む)や変動パターンを決定するための乱数値が抽出され、保留情報として記憶される。また、抽出した乱数値に基づいて、表示結果や変動パターンを先読判定する処理が実行されてもよい。保留情報や保留記憶数を記憶した後には、演出制御基板12に始動入賞の発生、保留記憶数、先読判定等の判定結果を指定するための演出制御コマンドを送信するための送信設定が行われる。こうして送信設定された始動入賞時の演出制御コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図4に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 In the start winning judgment process, a process is executed to detect the occurrence of a start winning, store the reserved information in a specified area of the RAM 102, and update the reserved memory number. When a start winning occurs, a random number value for determining the display result (including the type of big win) and the variation pattern is extracted and stored as reserved information. In addition, a process for predicting and judging the display result and the variation pattern based on the extracted random number value may be executed. After the reserved information and the reserved memory number are stored, a transmission setting is performed to transmit a performance control command to the performance control board 12 to specify the judgment results such as the occurrence of a start winning, the reserved memory number, and the predictive judgment. The performance control command at the time of the start winning that has been transmitted and set in this way is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example, after the special pattern process is completed, by executing the command control process of step S27 shown in FIG. 4.

ステップS101にて始動入賞判定処理を実行した後、CPU103は、RAM102に設けられた特図プロセスフラグの値に応じて、ステップS110~S120の処理のいずれかを選択して実行する。なお、特別図柄プロセス処理の各処理(ステップS110~S120)では、各処理に対応した演出制御コマンドを演出制御基板12に送信するための送信設定が行われる。 After executing the start winning determination process in step S101, the CPU 103 selects and executes one of the processes in steps S110 to S120 depending on the value of the special symbol process flag provided in the RAM 102. Note that in each step of the special symbol process (steps S110 to S120), a transmission setting is made to transmit a performance control command corresponding to each step to the performance control board 12.

ステップS110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”(初期値)のときに実行される。この特別図柄通常処理では、保留情報の有無などに基づいて、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常処理では、表示結果決定用の乱数値に基づき、特別図柄や飾り図柄の表示結果を「大当り」とするか否かや「大当り」とする場合の大当り種別を、その表示結果が導出表示される以前に決定(事前決定)する。さらに、特別図柄通常処理では、決定された表示結果に対応して、特図ゲームにおいて停止表示させる確定特別図柄(大当り図柄、はずれ図柄のいずれか)が設定される。その後、特図プロセスフラグの値が“1”に更新され、特別図柄通常処理は終了する。なお、第2特図を用いた特図ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるようにしてもよい(特図2優先消化ともいう)。また、第1始動入賞口および第2始動入賞口への遊技球の入賞順序を記憶し、入賞順に特図ゲームの開始条件を成立させるようにしてもよい(入賞順消化ともいう)。 The normal special pattern processing in step S110 is executed when the value of the special pattern process flag is "0" (initial value). In this normal special pattern processing, a determination is made as to whether or not to start the first special pattern game or the second special pattern game based on the presence or absence of reserved information. In addition, in the normal special pattern processing, based on a random number value for determining the display result, whether or not the display result of the special pattern or the decorative pattern is to be a "jackpot" and, if it is a "jackpot", the type of jackpot is determined (pre-determined) before the display result is derived and displayed. Furthermore, in the normal special pattern processing, a determined special pattern (either a jackpot pattern or a losing pattern) to be stopped and displayed in the special pattern game is set in response to the determined display result. After that, the value of the special pattern process flag is updated to "1", and the normal special pattern processing is terminated. Note that the special pattern game using the second special pattern may be executed in preference to the special pattern game using the first special pattern (also called special pattern 2 priority consumption). Also, the order in which the game balls enter the first start winning slot and the second start winning slot may be stored, and the conditions for starting the special game may be met in the order in which the balls enter (also called "winning order consumption").

乱数値に基づき各種の決定を行う場合には、ROM101に格納されている各種のテーブル(乱数値と比較される決定値が決定結果に割り当てられているテーブル)が参照される。主基板11における他の決定、演出制御基板12における各種の決定についても同じである。演出制御基板12においては、各種のテーブルがROM121に格納されている。 When making various decisions based on random number values, various tables stored in ROM 101 (tables in which decision values compared with random number values are assigned to decision results) are referenced. The same applies to other decisions on the main board 11 and various decisions on the performance control board 12. On the performance control board 12, various tables are stored in ROM 121.

ステップS111の変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される。この変動パターン設定処理には、表示結果を「大当り」とするか否かの事前決定結果等に基づき、変動パターン決定用の乱数値を用いて変動パターンを複数種類のいずれかに決定する処理などが含まれている。変動パターン設定処理では、変動パターンを決定したときに、特図プロセスフラグの値が“2”に更新され、変動パターン設定処理は終了する。 The fluctuation pattern setting process of step S111 is executed when the value of the special chart process flag is "1". This fluctuation pattern setting process includes a process of determining one of multiple types of fluctuation patterns using a random number value for determining the fluctuation pattern based on a pre-determined result of whether or not the display result is a "jackpot". In the fluctuation pattern setting process, when a fluctuation pattern is determined, the value of the special chart process flag is updated to "2" and the fluctuation pattern setting process ends.

変動パターンは、特図ゲームの実行時間(特図変動時間)(飾り図柄の可変表示の実行時間でもある)や、飾り図柄の可変表示の態様(リーチの有無等)、飾り図柄の可変表示中の演出内容(リーチ演出の種類等)を指定するものであり、可変表示パターンとも呼ばれる。 The variation pattern specifies the execution time of the special game (special game variation time) (which is also the execution time of the variable display of the decorative symbols), the manner of the variable display of the decorative symbols (whether or not there is a reach, etc.), and the content of the presentation during the variable display of the decorative symbols (type of reach presentation, etc.), and is also called the variable display pattern.

ステップS112の特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される。この特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理などが含まれている。また、計測された経過時間が変動パターンに対応する特図変動時間に達したか否かの判定も行われる。そして、特別図柄の変動を開始してからの経過時間が特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラグの値が“3”に更新され、特別図柄変動処理は終了する。 The special pattern change process of step S112 is executed when the value of the special pattern process flag is "2". This special pattern change process includes a process for making settings to change the special pattern in the first special pattern display device 4A and the second special pattern display device 4B, and a process for measuring the elapsed time since the special pattern started to change. It also determines whether the measured elapsed time has reached the special pattern change time corresponding to the change pattern. Then, when the elapsed time since the special pattern started to change reaches the special pattern change time, the value of the special pattern process flag is updated to "3", and the special pattern change process ends.

ステップS113の特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される。この特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の表示結果となる確定特別図柄を停止表示(導出)させるための設定を行う処理が含まれている。そして、表示結果が「大当り」である場合には特図プロセスフラグの値が“4”に更新される。表示結果が「はずれ」である場合、時短状態や確変状態に制御されているときであって、回数切りの終了成立する場合には、遊技状態も更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、特別図柄停止処理は終了する。 The special pattern stop process in step S113 is executed when the value of the special pattern process flag is "3". This special pattern stop process includes a process for setting the first special pattern display device 4A and the second special pattern display device 4B to stop the fluctuation of the special pattern and to stop displaying (deriving) the confirmed special pattern that is the display result of the special pattern. If the display result is a "jackpot", the value of the special pattern process flag is updated to "4". If the display result is a "miss", when the time-saving state or the probability bonus state is controlled and the end of the number-cutting is established, the game state is also updated. When the value of the special pattern process flag is updated, the special pattern stop process ends.

ステップS114の大当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される。この大当り開放前処理には、表示結果が「大当り」となったことなどに基づき、大当り遊技状態においてラウンドの実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。大入賞口を開放状態とするときには、大入賞口扉用のソレノイド82に対してソレノイド駆動信号を供給する処理が実行される。このときには、例えば大当り種別がいずれであるかに対応して、大入賞口を開放状態とする開放上限期間や、ラウンドの上限実行回数を設定する。これらの設定が終了すると、特図プロセスフラグの値が“5”に更新され、大当り開放前処理は終了する。 The pre-opening process for the jackpot in step S114 is executed when the value of the special chart process flag is "4". This pre-opening process for the jackpot includes a process for setting the jackpot opening to start the execution of a round in the jackpot game state and to open the jackpot opening, based on the display result being "jackpot". When the jackpot opening is opened, a process for supplying a solenoid drive signal to the solenoid 82 for the jackpot opening door is executed. At this time, for example, depending on the type of jackpot, the maximum open period for opening the jackpot opening and the maximum number of rounds to be executed are set. When these settings are completed, the value of the special chart process flag is updated to "5" and the pre-opening process for the jackpot is completed.

ステップS115の大当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実行される。この大当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻すときには、大入賞口扉用のソレノイド82に対するソレノイド駆動信号の供給を停止させる処理などを実行した後、特図プロセスフラグの値が“6”に更新し、大当り開放中処理を終了する。 The jackpot opening process of step S115 is executed when the value of the special chart process flag is "5". This jackpot opening process includes a process for measuring the time that has elapsed since the jackpot opening was opened, and a process for determining whether or not it is time to return the jackpot opening from an open state to a closed state based on the measured elapsed time and the number of game balls detected by the count switch 23. When the jackpot opening is to be returned to a closed state, a process for stopping the supply of a solenoid drive signal to the solenoid 82 for the jackpot opening door is executed, and then the value of the special chart process flag is updated to "6", and the jackpot opening process is terminated.

ステップS116の大当り開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実行される。この大当り開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が設定された上限実行回数に達したか否かを判定する処理や、上限実行回数に達した場合に大当り遊技状態を終了させるための設定を行う処理などが含まれている。そして、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達していないときには、特図プロセスフラグの値が“5”に更新される一方、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達したときには、特図プロセスフラグの値が“7”に更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、大当り解放後処理は終了する。 The post-jackpot release process of step S116 is executed when the value of the special chart process flag is "6". This post-jackpot release process includes a process for determining whether the number of times the round that opens the big prize opening has been executed has reached a set upper limit, and a process for making settings to end the jackpot game state when the upper limit has been reached. When the number of times the round has been executed has not reached the upper limit, the value of the special chart process flag is updated to "5", whereas when the number of times the round has been executed has reached the upper limit, the value of the special chart process flag is updated to "7". When the value of the special chart process flag is updated, the post-jackpot release process ends.

ステップS117の大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行される。この大当り終了処理には、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、大当り遊技状態の終了に対応して確変制御や時短制御を開始するための各種の設定を行う処理などが含まれている。こうした設定が行われたときには、特図プロセスフラグの値が“0”に更新され、大当り終了処理は終了する。 The jackpot end process of step S117 is executed when the value of the special chart process flag is "7". This jackpot end process includes a process of waiting until a waiting time corresponding to the period during which an ending presentation is executed as a presentation operation that notifies the end of the jackpot game state has elapsed, and a process of making various settings for starting special rate control or time-saving control in response to the end of the jackpot game state. When such settings are made, the value of the special chart process flag is updated to "0", and the jackpot end process ends.

パチンコ遊技機1は、設定値に応じて大当りの当選確率や出玉率が変わる構成とされている。例えば、特別図柄プロセス処理の特別図柄通常処理において、設定値に応じた表示結果判定テーブル(当選確率)を用いることにより、大当りの当選確率や出玉率が変わるようになっている。例えば設定値は1~6の6段階からなり、6が最も大当りの当選確率が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど大当りの当選確率が低くなる。この例において、設定値として6が設定されている場合には遊技者にとって最も有利度が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低くなる。設定値に応じて大当りの当選確率が変われば、出玉率も設定値に応じて変わってもよい。大当りの当選確率は設定値にかかわらず一定であるのに対し、大当り遊技状態におけるラウンド数が設定値に応じて変わってもよい。パチンコ遊技機1は、遊技者にとっての有利度が異なる複数の設定値のうちいずれかを設定可能に構成されていればよい。パチンコ遊技機1において設定されている設定値は、主基板11の側から演出制御基板12の側へ設定値指定コマンドが送信されることにより通知される。 The pachinko game machine 1 is configured so that the winning probability of a jackpot and the ball payout rate change according to the setting value. For example, in the special symbol normal processing of the special symbol process processing, the winning probability of a jackpot and the ball payout rate change by using a display result judgment table (winning probability) according to the setting value. For example, the setting value is made up of six levels from 1 to 6, with 6 being the highest winning probability of a jackpot, and the winning probability of a jackpot decreasing as the value decreases in the order of 6, 5, 4, 3, 2, and 1. In this example, when the setting value is set to 6, the player has the highest advantage, and the advantage decreases stepwise as the value decreases in the order of 6, 5, 4, 3, 2, and 1. If the winning probability of a jackpot changes according to the setting value, the ball payout rate may also change according to the setting value. The winning probability of a jackpot is constant regardless of the setting value, while the number of rounds in the jackpot game state may change according to the setting value. The pachinko game machine 1 may be configured so that any of a plurality of setting values with different advantages for the player can be set. The setting value set in the pachinko game machine 1 is notified by sending a setting value designation command from the main board 11 to the performance control board 12.

図7は、表示結果判定テーブルの構成例を示している。図7(A)は、変動特図が第1特図である場合に用いられる第1特図用表示結果判定テーブルの構成例を示し、図7(B)は、変動特図が第2特図である場合に用いられる第2特図用表示結果判定テーブルの構成例を示している。表示結果判定テーブルは、ROM101に記憶されているデータの集まりである。表示結果判定テーブルでは、設定値に応じて、乱数値MR1と比較される当り判定値が特別図柄の可変表示結果である特図表示結果に割り当てられている。乱数値MR1は、表示結果決定用の乱数値であり、0~65535の範囲でランダムに値が更新される。表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。 Figure 7 shows an example of the configuration of a display result judgment table. Figure 7 (A) shows an example of the configuration of a display result judgment table for the first special symbol used when the variable special symbol is the first special symbol, and Figure 7 (B) shows an example of the configuration of a display result judgment table for the second special symbol used when the variable special symbol is the second special symbol. The display result judgment table is a collection of data stored in ROM 101. In the display result judgment table, a winning judgment value compared with the random number value MR1 according to a set value is assigned to the special symbol display result, which is the variable display result of the special symbol. The random number value MR1 is a random number value for determining the display result, and the value is updated randomly within the range of 0 to 65535. As the display result judgment table, a display result judgment table common to the first special symbol and the second special symbol may be used.

図7(A)に示すように、変動特図が第1特図である場合については、設定値が1であり且つ遊技状態が通常状態または時短状態である場合は、0~65535の範囲で値を取り得る数値であり、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される当り判定値のうち、1020~1237までが「大当り」に割り当てられており、65317~65535までが「時短付きはずれ」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。また、設定値が1であり且つ遊技状態が確変状態である場合は、前述の当り判定値のうち、1020~1346までが「大当り」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。なお、変動特図が第1特図における設定値が2~6で且つ遊技状態が通常状態または時短状態の場合については、図7(A)に示す通りである。 As shown in FIG. 7(A), when the variable special chart is the first special chart, if the setting value is 1 and the game state is normal or time-saving, the value can be a number in the range of 0 to 65535, and among the hit determination values compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result, 1020 to 1237 are assigned to "jackpot", 65317 to 65535 are assigned to "miss with time-saving", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Also, when the setting value is 1 and the game state is a probability variable state, among the hit determination values mentioned above, 1020 to 1346 are assigned to "jackpot", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Note that, when the setting value in the first special chart is 2 to 6 and the game state is normal or time-saving, it is as shown in FIG. 7(A).

図7(B)に示すように、変動特図が第2特図である場合については、設定値が1であり且つ遊技状態が通常状態または時短状態である場合は、0~65535の範囲で値を取り得る数値であり、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される当り判定値のうち、1020~1237までが「大当り」に割り当てられており、65317~65425までが「時短付きはずれ」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。また、設定値が1であり且つ遊技状態が確変状態である場合は、前述の当り判定値のうち、1020~1346までが「大当り」に割り当てられており、その他の数値範囲が「はずれ」に割り当てられている。なお、変動特図が第2特図における設定値が2~6で且つ遊技状態が通常状態または時短状態の場合については、図7(B)に示す通りである。 As shown in FIG. 7(B), when the variable special chart is the second special chart, if the setting value is 1 and the game state is normal or time-saving, the value can be a number in the range of 0 to 65535, and of the hit determination values compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result, 1020 to 1237 are assigned to "jackpot", 65317 to 65425 are assigned to "miss with time-saving", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Also, when the setting value is 1 and the game state is a probability variable state, of the hit determination values mentioned above, 1020 to 1346 are assigned to "jackpot", and the other numerical ranges are assigned to "miss". Note that when the setting value in the second special chart is 2 to 6 and the game state is normal or time-saving, it is as shown in FIG. 7(B).

ここで、各表示結果判定テーブルにおいて「大当り」や「時短付きはずれ」に割り当てられている当り判定値の数値範囲に着目すると、図8に示すように、遊技状態が通常状態または時短状態の場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1237までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。 Now, looking at the numerical range of hit determination values assigned to "jackpot" and "miss with time-saving" in each display result determination table, as shown in FIG. 8, in the display result determination table for the first special chart when the game state is normal or time-saving, the range of hit determination values from 1020 to 1237 is set as a common numerical range of jackpot determination values for determining a jackpot regardless of the set value.

尚、設定値が1の場合は、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定されている(1020~1237までが「大当り」に割り当てられている)一方で、設定値2~設定値6の場合は、該大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1238から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定されている。この大当り判定値の非共通数値範囲は、設定値2では1238~1253の範囲、設定値3では1238~1272の範囲、設定値4では1238~1292の範囲、設定値5では1238~1317の範囲、設定値6では1238~1346の範囲にそれぞれ設定されている。 When the setting value is 1, only the common numerical range of the jackpot determination value is set (1020 to 1237 is assigned to "jackpot"), while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value is set from 1238 as the non-common numerical range of the jackpot determination value so as to be continuous from the common numerical range of the jackpot determination value. This non-common numerical range of the jackpot determination value is set to the range of 1238 to 1253 for setting value 2, the range of 1238 to 1272 for setting value 3, the range of 1238 to 1292 for setting value 4, the range of 1238 to 1317 for setting value 5, and the range of 1238 to 1346 for setting value 6.

つまり、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、設定値が1の場合は0~65535の範囲で値を取り得る当り判定値のうち、共通数値範囲(1020~1237)内の数値のみが「大当り」に割り当てられている一方で、設定値が2以上である場合は、大当り判定値のうち、共通数値範囲に非共通数値範囲を加えた範囲内の数値が「大当り」に割り当てられている。更に、非共通数値範囲は、設定値の値が大きくなるに連れて1238を基準として増加していく。 In other words, in the first special chart display result judgment table when the game state is normal or time-saving, when the setting value is 1, among the hit judgment values that can take a value in the range of 0 to 65535, only values within the common numerical range (1020 to 1237) are assigned to "jackpot", while when the setting value is 2 or more, among the jackpot judgment values, values within the range obtained by adding the non-common numerical range to the common numerical range are assigned to "jackpot". Furthermore, the non-common numerical range increases with 1238 as the setting value increases.

このため、大当り確率は、1020を大当り判定値の基準値(大当り基準値)として、設定値が大きくなるに連れて共通数値範囲に連続する非共通数値範囲が増加していくことによって高くなっていく。 For this reason, the probability of a jackpot is increased by increasing the non-common numerical range that is adjacent to the common numerical range as the set value increases, with 1020 being the reference value for determining a jackpot (jackpot reference value).

更に、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち65317~65535までの範囲が、設定値にかかわらず時短付きはずれを判定するための時短付きはずれ判定値の共通数値範囲に設定されている。ここで設定値が6の場合に注目すると、該設定値が6の場合は、前述したように当り判定値のうち1020~1346までが大当り判定値の数値範囲に設定されているとともに、時短付きはずれ判定値は、前期設定値6の大当り判定値の範囲(1020~1346)とは異なる数値範囲において、65317を時短付きはずれの基準値(時短付きはずれ基準値)として、65317~65535の範囲に設定されているので、時短付きはずれ判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 Furthermore, in the first special chart display result judgment table when the game state is the normal state or the time-saving state, the range of 65317 to 65535 among the hit judgment values is set as the common numerical range of the time-saving miss judgment value for judging a time-saving miss regardless of the setting value. If we focus on the case where the setting value is 6, as described above, the hit judgment value is set to 1020 to 1346 as the numerical range of the jackpot judgment value, and the time-saving miss judgment value is set to the range of 65317 to 65535 with 65317 as the reference value for the time-saving miss (time-saving miss reference value) in a numerical range different from the range of the jackpot judgment value of the previous setting value 6 (1020 to 1346), so that the numerical range of the time-saving miss judgment value is prevented from overlapping with the range of the jackpot judgment value that changes according to each setting value.

また、遊技状態が確変状態の場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1346までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。 In addition, in the first special chart display result judgment table when the game state is in a special probability state, the range of hit judgment values from 1020 to 1346 is set as a common numerical range of jackpot judgment values for determining a jackpot regardless of the set value.

設定値が1の場合は、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定されている(1020~1346までが「大当り」に割り当てられている)一方で、設定値2~設定値6の場合は、該大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1347から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定されている。この大当り判定値の非共通数値範囲は、設定値2では1347~1383の範囲、設定値3では1347~1429の範囲、設定値4では1347~1487の範囲、設定値5では1347~1556の範囲、設定値6では1347~1674の範囲にそれぞれ設定されている。 When the setting value is 1, only the common numerical range of the jackpot determination value is set (1020 to 1346 is assigned to "jackpot"), while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value is set from 1347 as the non-common numerical range of the jackpot determination value so as to be continuous from the common numerical range of the jackpot determination value. This non-common numerical range of the jackpot determination value is set to the range of 1347 to 1383 for setting value 2, the range of 1347 to 1429 for setting value 3, the range of 1347 to 1487 for setting value 4, the range of 1347 to 1556 for setting value 5, and the range of 1347 to 1674 for setting value 6.

つまり、遊技状態が確変状態である場合における第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、設定値が1の場合は0~65535の範囲で値を取り得る当り判定値のうち、共通数値範囲(1020~1346)内の数値のみが「大当り」に割り当てられている一方で、設定値が2以上である場合は、大当り判定値のうち、共通数値範囲に非共通数値範囲を加えた範囲内の数値が「大当り」に割り当てられている。更に、非共通数値範囲は、設定値の値が大きくなるに連れて1347を基準として増加していく。 In other words, in the first special chart display result judgment table when the game state is in the high probability state, when the setting value is 1, among the hit judgment values that can take a value in the range of 0 to 65535, only values within the common numerical range (1020 to 1346) are assigned to "jackpot", while when the setting value is 2 or more, among the jackpot judgment values, values within the range obtained by adding the non-common numerical range to the common numerical range are assigned to "jackpot". Furthermore, the non-common numerical range increases with 1347 as the setting value increases.

このため、大当り確率は、1020を大当り判定値の基準値(大当り基準値)として、設定値が大きくなるに連れて共通数値範囲に連続する非共通数値範囲が増加していくことによって高くなっていく。 For this reason, the probability of a jackpot is increased by increasing the non-common numerical range that is adjacent to the common numerical range as the set value increases, with 1020 being the reference value for determining a jackpot (jackpot reference value).

遊技状態が通常状態または時短状態の場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1237までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。 In the display result judgment table for the second special chart when the game state is normal or time-saving, the range of hit judgment values from 1020 to 1237 is set as the common numerical range of the jackpot judgment value for determining a jackpot regardless of the set value.

尚、設定値が1の場合は、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定されている(1020~1237までが「大当り」に割り当てられている)一方で、設定値2~設定値6の場合は、該大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1238から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定されている。この大当り判定値の非共通数値範囲は、設定値2では1238~1253の範囲、設定値3では1238~1272の範囲、設定値4では1238~1292の範囲、設定値5では1238~1317の範囲、設定値6では1238~1346の範囲にそれぞれ設定されている。 When the setting value is 1, only the common numerical range of the jackpot determination value is set (1020 to 1237 is assigned to "jackpot"), while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value is set from 1238 as the non-common numerical range of the jackpot determination value so as to be continuous from the common numerical range of the jackpot determination value. This non-common numerical range of the jackpot determination value is set to the range of 1238 to 1253 for setting value 2, the range of 1238 to 1272 for setting value 3, the range of 1238 to 1292 for setting value 4, the range of 1238 to 1317 for setting value 5, and the range of 1238 to 1346 for setting value 6.

つまり、本パチンコ遊技機1では、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、設定値が1の場合は0~65535の範囲で値を取り得る当り判定値のうち、共通数値範囲(1020~1237)内の数値のみが「大当り」に割り当てられている一方で、設定値が2以上である場合は、大当り判定値のうち、共通数値範囲に非共通数値範囲を加えた範囲内の数値が「大当り」に割り当てられている。更に、非共通数値範囲は、設定値の値が大きくなるに連れて1238を基準として増加していく。 In other words, in this pachinko gaming machine 1, in the second special chart display result judgment table when the game state is normal or time-saving, when the set value is 1, among the hit judgment values that can take a value in the range of 0 to 65535, only values within the common numerical range (1020 to 1237) are assigned to "jackpot", while when the set value is 2 or more, among the jackpot judgment values, values within the range obtained by adding the non-common numerical range to the common numerical range are assigned to "jackpot". Furthermore, the non-common numerical range increases with 1238 as the set value increases.

このため、大当り確率は、1020を大当り判定値の基準値(大当り基準値)として、設定値が大きくなるに連れて共通数値範囲に連続する非共通数値範囲が増加していくことによって高くなっていく。 For this reason, the probability of a jackpot is increased by increasing the non-common numerical range that is adjacent to the common numerical range as the set value increases, with 1020 being the reference value for determining a jackpot (jackpot reference value).

更に、遊技状態が通常状態または時短状態である場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち65317~65425までの範囲が、設定値にかかわらず時短付きはずれを判定するための時短付きはずれ判定値の共通数値範囲に設定されている。ここで設定値が6の場合に注目すると、該設定値が6の場合は、前述したように当り判定値のうち1020~1346までが大当り判定値の数値範囲に設定されているとともに、時短付きはずれ判定値は、前記設定値6の大当り判定値の範囲(1020~1346)とは異なる数値範囲において、65317を時短付きはずれの基準値(時短付きはずれ基準値)として、65317~65425の範囲に設定されているので、時短付きはずれ判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 Furthermore, in the display result judgment table for the second special chart when the game state is the normal state or the time-saving state, the range of 65317 to 65425 among the hit judgment values is set as the common numerical range of the time-saving miss judgment value for judging a time-saving miss regardless of the setting value. If we focus on the case where the setting value is 6, as described above, the hit judgment value is set to 1020 to 1346 as the numerical range of the jackpot judgment value, and the time-saving miss judgment value is set to the range of 65317 to 65425 with 65317 as the reference value for the time-saving miss (time-saving miss reference value) in a numerical range different from the range of the jackpot judgment value of the setting value 6 (1020 to 1346), so that the numerical range of the time-saving miss judgment value is prevented from overlapping with the range of the jackpot judgment value that changes according to each setting value.

遊技状態が確変状態の場合における第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、当り判定値のうち1020~1346までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。他の第2特図用表示結果判定テーブルの特徴は、第1特図用表示結果判定テーブルと同様である。 In the second special symbol display result determination table when the game state is in a special probability state, the hit determination value range of 1020 to 1346 is set as a common numerical range of jackpot determination values for determining a jackpot regardless of the set value. The other features of the second special symbol display result determination table are the same as those of the first special symbol display result determination table.

以上のように、本パチンコ遊技機1においては、変動特図が第1特別図柄であるときは、遊技状態が通常状態である場合と時短状態である場合とにおいて、設定値にかかわらず65317~65535の範囲が時短付きはずれの共通数値範囲に設定されており、変動特図が第2特別図柄であるときは、遊技状態が通常状態である場合と時短状態である場合とにおいて、設定値にかかわらず65317~65425の範囲が時短付きはずれの共通数値範囲に設定されている。つまり、遊技状態が通常状態である場合と時短状態である場合については、可変表示結果が時短付きはずれとなる割合がいずれの設定値においても共通の割合となっているため、設定値によって射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことができる。更に、各設定値で共通の判定値数が割り当てられている時短付きはずれについては、いずれの設定値においても時短付きはずれ基準値である65317から連続した数値範囲に設定されているので、可変表示結果を時短付きはずれとすることの判定に関するCPU103の処理負荷を低減することができるようになっている。 As described above, in this pachinko game machine 1, when the variable special symbol is the first special symbol, the range of 65317 to 65535 is set as the common numerical range for time-saving misses regardless of the setting value when the game state is normal or time-saving, and when the variable special symbol is the second special symbol, the range of 65317 to 65425 is set as the common numerical range for time-saving misses regardless of the setting value when the game state is normal or time-saving. In other words, when the game state is normal or time-saving, the rate at which the variable display result is a time-saving miss is the same for all setting values, so that it is possible to prevent excessive gambling due to the setting value. Furthermore, for the time-saving misses to which a common judgment value is assigned for each setting value, the range is set to a continuous numerical range from 65317, which is the time-saving miss reference value, for all setting values, so that it is possible to reduce the processing load on the CPU 103 related to the judgment of the variable display result being a time-saving miss.

尚、本パチンコ遊技機1では、設定可能な設定値を1~6までの6個としているが、パチンコ遊技機1に設定可能な設定値は、5個以下や7個以上であってもよい。また、パチンコ遊技機1に設定される設定値が小さいほど遊技者にとって有利となるようにしてもよい。 In addition, in this pachinko gaming machine 1, six setting values can be set, from 1 to 6, but the setting values that can be set in the pachinko gaming machine 1 may be five or less or seven or more. Also, the smaller the setting value set in the pachinko gaming machine 1, the more advantageous it may be for the player.

大当り種別は、大当り種別判定テーブルにおける判定値の割当てに基づいて、設定値に応じて異なる割合で決定されてもよい。あるいは、大当り種別は、設定値にかかわらず共通の割合で決定されてもよい。変動パターンは、変動パターン判定テーブルにおける判定値の割当てに基づいて、設定値に応じて異なる割合で決定されてもよい。あるいは、変動パターンは、設定値にかかわらず共通の割合で決定されてもよい。設定値に応じてノーマルリーチやスーパーリーチの実行割合が異なることで、ノーマルリーチやスーパーリーチが実行される頻度により設定値が示唆されてもよい。あるいは、設定値にかかわらずノーマルリーチやスーパーリーチの実行割合は共通であってもよい。その他、設定値に応じて、異なる割合で任意の設定示唆演出を実行可能としたものであってもよい。 The jackpot type may be determined at different rates depending on the set value, based on the allocation of judgment values in the jackpot type judgment table. Alternatively, the jackpot type may be determined at a common rate regardless of the set value. The fluctuation pattern may be determined at different rates depending on the set value, based on the allocation of judgment values in the fluctuation pattern judgment table. Alternatively, the fluctuation pattern may be determined at a common rate regardless of the set value. The execution rate of normal reaches and super reaches may differ depending on the set value, so that the setting value may be suggested by the frequency at which normal reaches and super reaches are executed. Alternatively, the execution rate of normal reaches and super reaches may be common regardless of the set value. In addition, any setting suggestion performance may be possible at different rates depending on the set value.

(演出制御基板12の主要な動作)
次に、演出制御基板12における主要な動作を説明する。演出制御基板12では、電源基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、図9のフローチャートに示すような演出制御メイン処理を実行する。図9に示す演出制御メイン処理を開始すると、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して(ステップS71)、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。また、初期動作制御処理を実行する(ステップS72)。初期動作制御処理では、可動体32を駆動して初期位置に戻す制御、所定の動作確認を行う制御といった可動体32の初期動作を行う制御が実行される。
(Main operations of the performance control board 12)
Next, the main operations of the performance control board 12 will be described. When the performance control board 12 receives a power supply voltage from a power supply board or the like, the performance control CPU 120 starts up and executes the performance control main process as shown in the flowchart of Fig. 9. When the performance control main process shown in Fig. 9 starts, the performance control CPU 120 first executes a predetermined initialization process (step S71), clears the RAM 122, sets various initial values, and sets the registers of the CTC (counter/timer circuit) mounted on the performance control board 12. In addition, it executes an initial operation control process (step S72). In the initial operation control process, control is executed to perform the initial operation of the movable body 32, such as control to drive the movable body 32 to return it to its initial position and control to perform a predetermined operation check.

その後、タイマ割込みフラグがオンとなっているか否かの判定を行う(ステップS73)。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。このとき、タイマ割込みフラグがオフであれば(ステップS73;No)、ステップS73の処理を繰り返し実行して待機する。 Then, it is determined whether the timer interrupt flag is on or not (step S73). The timer interrupt flag is set to the on state every time a predetermined time (e.g., 2 milliseconds) elapses, for example based on the register setting of the CTC. At this time, if the timer interrupt flag is off (step S73; No), the process of step S73 is repeatedly executed and the system waits.

また、演出制御基板12の側では、所定時間が経過するごとに発生するタイマ割込みとは別に、主基板11からの演出制御コマンドを受信するための割込みが発生する。この割込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生する割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板15を介して主基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンドを取り込む。このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えばRAM122に設けられた演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。 In addition, on the performance control board 12 side, an interrupt occurs to receive a performance control command from the main board 11, in addition to a timer interrupt that occurs every time a predetermined time has elapsed. This interrupt occurs, for example, when the performance control INT signal from the main board 11 becomes ON. When an interrupt occurs due to the performance control INT signal becoming ON, the performance control CPU 120 automatically sets the interrupt to be prohibited, but if a CPU that does not automatically become interrupt prohibited is used, it is desirable to issue an interrupt prohibition command (DI command). In response to an interrupt due to the performance control INT signal becoming ON, the performance control CPU 120 executes, for example, a predetermined command reception interrupt process. In this command reception interrupt process, a performance control command is taken in from a predetermined input port that receives a control signal transmitted from the main board 11 via the relay board 15, among the input ports included in the I/O 125. The performance control command taken in at this time is stored in a performance control command reception buffer provided in, for example, the RAM 122. The performance control CPU 120 then sets the interrupt to permitted and ends the command reception interrupt process.

ステップS73にてタイマ割込みフラグがオンである場合には(ステップS73;Yes)、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS74)、コマンド解析処理を実行する(ステップS75)。コマンド解析処理では、例えば主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッファに格納されている各種の演出制御コマンドを読み出した後に、その読み出された演出制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。例えば、どの演出制御コマンドを受信したかや演出制御コマンドが特定する内容等を演出制御プロセス処理等で確認できるように、読み出された演出制御コマンドをRAM122の所定領域に格納したり、RAM122に設けられた受信フラグをオンしたりする。また、演出制御コマンドが遊技状態を特定する場合、遊技状態に応じた背景の表示を表示制御部123に指示してもよい。 If the timer interrupt flag is on in step S73 (step S73; Yes), the timer interrupt flag is cleared to an off state (step S74), and a command analysis process is executed (step S75). In the command analysis process, for example, various presentation control commands transmitted from the game control microcomputer 100 of the main board 11 and stored in the presentation control command reception buffer are read, and then settings and controls corresponding to the read presentation control commands are performed. For example, the read presentation control command is stored in a predetermined area of the RAM 122, or a reception flag provided in the RAM 122 is turned on so that which presentation control command was received and the contents specified by the presentation control command can be confirmed by the presentation control process process, etc. In addition, if the presentation control command specifies the game state, the display control unit 123 may be instructed to display a background corresponding to the game state.

ステップS75にてコマンド解析処理を実行した後には、演出制御プロセス処理を実行する(ステップS76)。演出制御プロセス処理では、例えば画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作、スピーカ8L、8Rからの音声出力動作、遊技効果ランプ9および装飾用LEDといった装飾発光体における点灯動作、可動体32の駆動動作といった、各種の演出装置を動作させる制御が行われる。また、各種の演出装置を用いた演出動作の制御内容について、主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じた判定や決定、設定などが行われる。 After executing the command analysis process in step S75, the performance control process is executed (step S76). In the performance control process, for example, control is performed to operate various performance devices, such as the display operation of the performance image in the display area of the image display device 5, the sound output operation from the speakers 8L and 8R, the lighting operation of the decorative light-emitting elements such as the game effect lamp 9 and the decorative LEDs, and the driving operation of the movable body 32. In addition, judgments, decisions, settings, etc. are made regarding the control contents of the performance operations using the various performance devices in accordance with the performance control commands, etc. transmitted from the main board 11.

ステップS76の演出制御プロセス処理に続いて、演出用乱数更新処理が実行され(ステップS77)、演出制御基板12の側で用いられる演出用乱数の少なくとも一部がソフトウェアにより更新される。その後、ステップS73の処理に戻る。ステップS73の処理に戻る前に、他の処理が実行されてもよい。 Following the performance control process processing of step S76, a performance random number update processing is executed (step S77), and at least a portion of the performance random numbers used on the performance control board 12 side is updated by software. Then, the processing returns to step S73. Before returning to the processing of step S73, other processing may be executed.

図10は、演出制御プロセス処理として、図9のステップS76にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図10に示す演出制御プロセス処理において、演出制御用CPU120は、まず、先読予告設定処理を実行する(ステップS161)。先読予告設定処理では、例えば、主基板11から送信された始動入賞時の演出制御コマンドに基づいて、先読予告演出を実行するための判定や決定、設定などが行われる。また、当該演出制御コマンドから特定される保留記憶数に基づき保留表示を表示するための処理が実行される。 Figure 10 is a flow chart showing an example of the processing executed in step S76 of Figure 9 as the performance control process processing. In the performance control process processing shown in Figure 10, the performance control CPU 120 first executes a look-ahead preview setting process (step S161). In the look-ahead preview setting process, for example, judgments, decisions, settings, etc. for executing the look-ahead preview performance are made based on the performance control command at the time of the start winning transmitted from the main board 11. In addition, processing is executed to display the hold display based on the number of hold memories identified from the performance control command.

ステップS161の処理を実行した後、演出制御用CPU120は、例えばRAM122に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS170~S175の処理のいずれかを選択して実行する。 After executing the processing of step S161, the performance control CPU 120 selects and executes one of the processing of steps S170 to S175 as described below, depending on the value of a performance process flag provided in, for example, RAM 122.

ステップS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”(初期値)のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板11から可変表示の開始を指定するコマンドなどを受信したか否かに基づき、画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始すると判定された場合、演出プロセスフラグの値を“1”に更新し、可変表示開始待ち処理を終了する。 The variable display start waiting process of step S170 is executed when the value of the presentation process flag is "0" (initial value). This variable display start waiting process includes a process of determining whether or not to start the variable display of the decorative pattern on the image display device 5 based on whether or not a command specifying the start of variable display has been received from the main board 11. If it is determined that the variable display of the decorative pattern on the image display device 5 should be started, the value of the presentation process flag is updated to "1" and the variable display start waiting process ends.

ステップS171の可変表示開始設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。この可変表示開始設定処理では、演出制御コマンドにより特定される表示結果や変動パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の表示結果(確定飾り図柄)、飾り図柄の可変表示の態様、リーチ演出や各種予告演出などの各種演出の実行の有無やその態様や実行開始タイミングなどを決定する。そして、その決定結果等を反映した演出制御パターン(表示制御部123に演出の実行を指示するための制御データの集まり)を設定する。その後、設定した演出制御パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の実行開始を表示制御部123に指示し、演出プロセスフラグの値を“2”に更新し、可変表示開始設定処理を終了する。表示制御部123は、飾り図柄の可変表示の実行開始の指示により、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示を開始させる。 The variable display start setting process of step S171 is a process executed when the value of the performance process flag is "1". In this variable display start setting process, the display result of the variable display of the decorative pattern (determined decorative pattern), the mode of the variable display of the decorative pattern, whether or not various performances such as reach performances and various advance notice performances are executed, and the mode and execution start timing are determined based on the display result and the change pattern specified by the performance control command. Then, a performance control pattern (a collection of control data for instructing the display control unit 123 to execute a performance) that reflects the determined result is set. After that, based on the set performance control pattern, the display control unit 123 is instructed to start the execution of the variable display of the decorative pattern, the value of the performance process flag is updated to "2", and the variable display start setting process is terminated. In response to the instruction to start the execution of the variable display of the decorative pattern, the display control unit 123 starts the variable display of the decorative pattern on the image display device 5.

ステップS172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。この可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、表示制御部123を指示することで、ステップS171にて設定された演出制御パターンに基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、可動体32を駆動させること、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、飾り図柄の可変表示中における各種の演出制御を実行する。こうした演出制御を行った後、例えば演出制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこと、あるいは、主基板11から確定飾り図柄を停止表示させることを指定するコマンドを受信したことなどに対応して、飾り図柄の表示結果となる確定飾り図柄を停止表示させる。確定飾り図柄を停止表示したときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新され、可変表示中演出処理は終了する。 The variable display performance process of step S172 is a process executed when the performance process flag is "2". In this variable display performance process, the performance control CPU 120 instructs the display control unit 123 to display a performance image based on the performance control pattern set in step S171 on the display screen of the image display device 5, to drive the movable body 32, to output voice and sound effects from the speakers 8L and 8R by outputting a command (sound effect signal) to the voice control board 13, and to turn on/off/blink the game effect lamp 9 and the decorative LED by outputting a command (illumination signal) to the lamp control board 14, thereby executing various performance controls during the variable display of the decorative pattern. After performing such performance control, for example, in response to the reading of an end code indicating the end of the variable display of the decorative pattern from the performance control pattern, or the reception of a command specifying the stop display of the fixed decorative pattern from the main board 11, the fixed decorative pattern, which is the display result of the decorative pattern, is stopped. When the final decorative pattern is displayed in a stopped state, the value of the performance process flag is updated to "3" and the performance process during variable display ends.

ステップS173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、主基板11から大当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマンドの受信があったか否かを判定する。そして、大当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマンドを受信したきに、演出プロセスフラグの値を“4”に更新する。また、大当り遊技状態を開始することを指定するコマンドを受信せずに、当該コマンドの受信待ち時間が経過したときには、特図ゲームにおける表示結果が「はずれ」であったと判定して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。演出プロセスフラグの値を更新すると、特図当り待ち処理を終了する。 The special winning wait process of step S173 is executed when the value of the presentation process flag is "3". In this special winning wait process, the presentation control CPU 120 judges whether or not a presentation control command designating the start of a jackpot game state has been received from the main board 11. Then, when a presentation control command designating the start of a jackpot game state is received, the value of the presentation process flag is updated to "4". Also, when a command designating the start of a jackpot game state is not received and the waiting time for receiving the command has elapsed, it is judged that the display result in the special winning game was a "miss", and the value of the presentation process flag is updated to the initial value of "0". When the value of the presentation process flag is updated, the special winning wait process is terminated.

ステップS174の大当り中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。この大当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく大当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、大当り中演出処理では、例えば主基板11から大当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受信したことに対応して、演出プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した値である“5”に更新し、大当り中演出処理を終了する。 The jackpot performance process of step S174 is executed when the performance process flag value is "6". In this jackpot performance process, the performance control CPU 120 sets, for example, a performance control pattern corresponding to the performance content in the jackpot gaming state, and executes various performance controls in the jackpot gaming state based on the set content. In addition, in the jackpot performance process, for example, in response to receiving a command from the main board 11 specifying that the jackpot gaming state is to end, the value of the performance process flag is updated to "5", which is a value corresponding to the ending performance process, and the jackpot performance process ends.

ステップS175のエンディング演出処理は、演出プロセスフラグの値が“7”のときに実行される処理である。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく大当り遊技状態の終了時におけるエンディング演出の各種の演出制御を実行する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、エンディング演出処理を終了する。 The ending presentation process of step S175 is executed when the value of the presentation process flag is "7". In this ending presentation process, the presentation control CPU 120 sets a presentation control pattern corresponding to, for example, the end of a jackpot gaming state, and executes various presentation controls for the ending presentation at the end of the jackpot gaming state based on the set contents. After that, the value of the presentation process flag is updated to the initial value "0", and the ending presentation process is terminated.

(基本説明の変形例)
この発明は、上記基本説明で説明したパチンコ遊技機1に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変形および応用が可能である。
(Modification of the basic explanation)
This invention is not limited to the pachinko gaming machine 1 described in the basic description above, and various modifications and applications are possible without departing from the spirit of the present invention.

上記基本説明のパチンコ遊技機1は、入賞の発生に基づいて所定数の遊技媒体を景品として払い出す払出式遊技機であったが、遊技媒体を封入し入賞の発生に基づいて得点を付与する封入式遊技機であってもよい。 The pachinko gaming machine 1 described above is a payout type gaming machine that pays out a predetermined number of gaming media as prizes when a prize is won, but it may also be an enclosed type gaming machine that encloses gaming media and awards points when a prize is won.

特別図柄の可変表示中に表示されるものは1種類の図柄(例えば、「-」を示す記号)だけで、当該図柄の表示と消灯とを繰り返すことによって可変表示を行うようにしてもよい。さらに可変表示中に当該図柄が表示されるものも、可変表示の停止時には、当該図柄が表示されなくてもよい(表示結果としては「-」を示す記号が表示されなくてもよい)。 Only one type of pattern (for example, a symbol showing "- ") may be displayed during the variable display of the special pattern, and the variable display may be achieved by repeatedly displaying and extinguishing the pattern. Furthermore, even if the pattern is displayed during the variable display, the pattern may not be displayed when the variable display is stopped (the display result may not include the symbol showing "- ").

上記基本説明では、遊技機としてパチンコ遊技機1を示したが、メダルが投入されて所定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転させ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組合せが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるゲームを実行可能なスロット機(例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、RT、AT、ART、CZ(以下、ボーナス等)のうち1以上を搭載するスロット機)にも本発明を適用可能である。 In the above basic explanation, a pachinko gaming machine 1 was shown as the gaming machine, but the present invention can also be applied to slot machines (e.g., slot machines equipped with one or more of big bonus, regular bonus, RT, AT, ART, CZ (hereinafter, bonus, etc.)) that can play a game in which medals are inserted and a predetermined bet amount is set, multiple types of symbols are rotated in response to the player's operation of the control lever, and when the symbols are stopped in response to the player's operation of the stop button, a specific combination of symbols is formed, and a predetermined number of medals is paid out to the player.

本発明を実現するためのプログラムおよびデータは、パチンコ遊技機1に含まれるコンピュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定されるものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にインストールしておくことで配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラムおよびデータは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない。 The programs and data for implementing the present invention are not limited to being distributed or provided to the computer device included in the pachinko gaming machine 1 by a removable recording medium, but may be distributed by being pre-installed in a storage device of the computer device or the like. Furthermore, the programs and data for implementing the present invention may be distributed by being downloaded from another device on a network connected via a communication line or the like by providing a communications processing unit.

そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するものだけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラムおよびデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うことによりゲームを実行するような形態とすることもできる。 The game can be executed not only by inserting a removable recording medium, but also by temporarily storing a program and data downloaded via a communication line or the like in an internal memory, or by directly executing the game using the hardware resources of another device on a network connected via a communication line or the like. Furthermore, the game can be executed by exchanging data with another computer device or the like via a network.

なお、本明細書において、演出の実行割合などの各種割合の比較の表現(「高い」、「低い」、「異ならせる」などの表現)は、一方が「0%」の割合であることを含んでもよい。例えば、一方が「0%」の割合で、他方が「100%」の割合または「100%」未満の割合であることも含む。 In this specification, expressions of comparison of various percentages such as the execution percentage of a performance (such as "high", "low", "different", etc.) may include one being a "0%" percentage. For example, this also includes one being a "0%" percentage and the other being a "100%" percentage or a percentage less than "100%".

(本発明の実施の形態における特徴部029SGに関する説明)
次に、本発明の実施の形態における特徴部029SGについて説明する。本特徴部029SGには、発明029SGと発明033SGとが含まれている。
(Description of Characteristic Part 029SG in the Embodiment of the Present Invention)
Next, a characteristic feature 029SG according to the embodiment of the present invention will be described. The characteristic feature 029SG includes an invention 029SG and an invention 033SG.

発明029SGの形態1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出A)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出B)、第3示唆演出(例えば、リーチ演出F)、第4示唆演出(例えば、リーチ演出E)とを含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記第1示唆演出よりも前記期待度の高い前記第3示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Fが実行される部分)、
前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において前記第4示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Eが実行される部分)、
前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長い部分)、
前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、
前記特別発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも、前記特殊発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間の方が短い(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13と、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12とは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL11よりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特殊発展演出の実行後において第4示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができるとともに、特別発展演出の実行後において特別示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでに好適に遊技者を特別示唆演出に注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the first aspect of the invention 029SG is
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is favorable to a player,
a suggestion effect execution means (for example, a portion where the effect control CPU 120 executes the variable display effect process shown in FIG. 10 ) capable of executing a plurality of types of suggestion effects including a special suggestion effect (for example, reach effect I) and a first suggestion effect (for example, reach effect A), a second suggestion effect (for example, reach effect B), a third suggestion effect (for example, reach effect F), and a fourth suggestion effect (for example, reach effect E) which have a lower expectation of being controlled to the advantageous state than the special suggestion effect;
a development performance execution means (for example, a portion in which the performance control CPU 120 executes the performance process during variable display shown in FIG. 10) capable of executing a special development performance as a first development pattern before the performance result of the first suggestive performance is announced (for example, as shown in FIG. 11-8, in a variable display in a variable pattern of a super reach η, a portion in which a high expectation reach performance development announcement performance is executed from the execution of a reach performance A), and capable of executing a special development performance different from the special development performance as a second development pattern after it is announced that the advantageous state will not be reached as a performance result of the second suggestive performance (for example, as shown in FIG. 11-8, in a variable display in a variable pattern of a super reach ζ, a portion in which a reach performance E development announcement performance is executed after a variable display result (miss) is once announced as a performance result of a reach performance B);
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
When the first development pattern is executed by the development effect execution means, the third suggestion effect having a higher expectation than the first suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach η, a high expectation reach effect development notification effect is executed during the execution of reach effect A, and then a reach effect F is executed).
When the second development pattern is executed by the development performance execution means, the fourth suggestion performance can be executed after the special development performance is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display in the variable pattern of the super reach ζ, the variable display result (miss) is once notified as the performance result of the reach performance B, and then the reach performance E development notification performance is executed, and the reach performance E is further executed).
The performance period of the special development performance is longer than the performance period of the special development performance (for example, as shown in FIG. 11-8 and FIG. 11-9, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is longer than the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance).
The special development effects include a first effect (e.g., a blackout effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) in which the visibility of the effect image is reduced, a second effect (e.g., an early effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the first effect and in which early information is visibly displayed, and a tertiary effect (e.g., a late effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the second effect and in which late information with a higher degree of emphasis than the early information is visibly displayed,
The period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state is shorter than the period from when the special development effect is executed to when it is notified that the control will be in the advantageous state (for example, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length L13 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance I (the notification timing of the variable display result) and the length L12 of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification effect to the end timing of reach performance F are set longer than the length L11 of the period from the start timing of the reach performance E development notification effect to the end timing of reach performance E (the notification timing of the variable display result)).
It is characterized by the following.
According to this feature, when the fourth suggestion effect is executed after the execution of a special development effect, it is possible to suppress a decrease in interest in the game caused by an excessively long period until it is announced that control will be entered into an advantageous state, and when the special suggestion effect is executed after the execution of a special development effect, it is possible to draw the player's attention to the special suggestion effect in an appropriate manner before it is announced that control will be entered into an advantageous state, thereby increasing interest in the game.

発明029SGの形態2の遊技機は、形態1に記載の遊技機であって、
前記第2示唆演出の演出期間は、前記第1示唆演出の演出期間よりも長い(例えば、図11-7に示すように、リーチ演出Bの実行期間の長さL2は、リーチ演出Aの実行期間の長さL1よりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出よりも長期間にわたって第2示唆演出に遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。また、第2示唆演出は、第1示唆演出とは異なり演出結果が報知されるよりも前から発展演出が実行されることがないので、特殊発展演出が実行されない場合であっても、該第2示唆演出の演出結果として有利状態に制御されることが報知されるか否かに対して遊技者を確実に注目させることができる。
A gaming machine according to a second aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the first aspect,
The duration of the second suggestion effect is longer than the duration of the first suggestion effect (for example, as shown in FIG. 11-7, the length L2 of the execution period of the reach effect B is set longer than the length L1 of the execution period of the reach effect A).
It is characterized by the following.
According to this feature, the second suggestion effect can attract the player's attention for a longer period of time than the first suggestion effect, thereby increasing the interest in the game. Also, unlike the first suggestion effect, the second suggestion effect does not execute a development effect before the effect result is notified, so that even if a special development effect is not executed, the player can be sure to pay attention to whether or not the effect result of the second suggestion effect indicates that the game will be controlled to an advantageous state.

発明029SGの形態3の遊技機は、形態1または形態2に記載の遊技機であって、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備え、
前記発展示唆演出実行手段は、
前記発展示唆演出として、前記特別発展演出の実行を示唆する特別発展示唆演出を、前記第1示唆演出の実行期間中と前記第2示唆演出の実行期間中とのいずれにおいても実行可能である(例えば、図11-7及び図11-8に示すように、スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中とリーチ演出Bの実行中にメータ演出を実行可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出の実行期間中と第2示唆演出の実行期間中とにおいて、特別発展示唆演出により遊技者の特別発展演出が実行されることに対する期待感を喚起することができる。
The gaming machine of the third aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the first or second aspect,
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the effect control CPU 120 determines the execution of a meter effect in the meter effect determination processing shown in FIG. 11-23, determines the execution of a reach effect E development suggestion effect in the reach effect E development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-26, or determines the execution of a reach effect G development suggestion effect in the reach effect G development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-29);
The development suggestion performance execution means includes:
As the development suggestion effect, a special development suggestion effect suggesting the execution of the special development effect can be executed either during the execution period of the first suggestion effect or during the execution period of the second suggestion effect (for example, as shown in Figures 11-7 and 11-8, in the variable display of the fluctuation patterns of Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, Super Reach ζ, and Super Reach η, a portion in which a meter effect can be executed during the execution of Reach effect A and the execution of Reach effect B).
It is characterized by the following.
According to this feature, during the execution period of the first suggestion effect and during the execution period of the second suggestion effect, the special development suggestion effect can arouse the player's anticipation for the special development effect to be executed.

発明029SGの形態4の遊技機は、形態1~形態3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記第1示唆演出及び前記第2示唆演出が実行されずに前記特別示唆演出が実行される場合に、該特別示唆演出が実行される前において前記特別発展演出を第3発展パターンとして実行可能である(例えば、図11-9及び図11-25に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示では、リーチ演出Aやリーチ演出Bの実行を経由せずに第2タイミングで一気にメータ029SG005Mが5段階目まで増加して高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出や第2示唆演出が実行されない場合であっても特別発展演出が実行されて期待度が高い特別示唆演出が実行されるか否かに遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the fourth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to third aspects,
The development effect execution means is capable of executing the special development effect as a third development pattern before the special suggestion effect is executed when the first suggestion effect and the second suggestion effect are not executed and the special suggestion effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9 and FIG. 11-25, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach λ, the meter 029SG005M increases to the fifth stage at a second timing without going through the execution of the reach effect A or the reach effect B, and a high expectation reach effect development notification effect is executed).
It is characterized by the following.
According to this feature, even if the first suggestion effect or the second suggestion effect is not executed, the special development effect is executed, and the player can be made to pay attention to whether or not a highly anticipated special suggestion effect will be executed, thereby increasing the player's interest in the game.

発明029SGの形態5の遊技機は、形態4に記載の遊技機であって、
前記特別発展演出が実行されてから前記特別示唆演出が実行されて前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間は、前記特別発展演出が実行されてから前記第3示唆演出が実行されて前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも長い(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13は、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12よりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、期待度が高い特別発展演出が実行されたときの報知までの期間を長くすることで、有利状態に制御される期待感を効果的に高めることができる。
A gaming machine according to a fifth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the fourth aspect,
The period from when the special development effect is executed to when the special suggestion effect is executed and it is notified that the advantageous state will be controlled is longer than the period from when the special development effect is executed to when the third suggestion effect is executed and it is notified that the advantageous state will be controlled (for example, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length L13 of the period from the start timing of the high expectation reach effect development notification effect to the end timing of reach effect I (the notification timing of the variable display result) is set longer than the length L12 of the period from the start timing of the high expectation reach effect development notification effect to the end timing of reach effect F).
It is characterized by the following.
According to this feature, by lengthening the period until notification when a highly anticipated special development effect is executed, it is possible to effectively increase the sense of expectation of being controlled in an advantageous state.

発明029SGの形態6の遊技機は、形態1~形態5のいずれかに記載の遊技機であって、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備え、
前記発展示唆演出実行手段は、演出態様が段階的に変化することで前記特別発展演出の実行を示唆する特別発展示唆演出(例えば、メータ演出)と、演出態様が段階的に変化することで前記特殊発展演出の実行を示唆する特殊発展示唆演出(例えば、リーチ演E出発展示唆演出)とを実行可能であり、
前記特別発展示唆演出において演出態様が特定段数に変化する割合は、前記特殊発展示唆演出において演出態様が前記特定段数に変化する割合よりも高い(例えば、図11-24及び図11-54に示すように、メータ演出はメータ029SG005Mの表示態様が5段階変化(メータ演出非実行の状態を入れれば6段階)するのに対して、リーチ演出E発展示唆演出はリーチ演出E発展示唆画像の表示態様が2段階変化する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別発展示唆演出が実行される第1示唆演出と特殊発展示唆演出が実行される第2示唆演出に遊技者を注目させることができるとともに、特別発展示唆演出においては特殊発展示唆演出よりも特定段数に変化し易くなるため、特定段数に変化するか否かに注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the sixth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to fifth aspects,
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the effect control CPU 120 determines the execution of a meter effect in the meter effect determination processing shown in FIG. 11-23, determines the execution of a reach effect E development suggestion effect in the reach effect E development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-26, or determines the execution of a reach effect G development suggestion effect in the reach effect G development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-29);
The development suggestion performance execution means is capable of executing a special development suggestion performance (e.g., a meter performance) in which a performance mode changes stepwise to suggest the execution of the special development performance, and a special development suggestion performance (e.g., a reach performance development suggestion performance) in which a performance mode changes stepwise to suggest the execution of the special development performance,
The rate at which the presentation mode changes to a specific number in the special development suggestion performance is higher than the rate at which the presentation mode changes to the specific number in the special development suggestion performance (for example, as shown in Figures 11-24 and 11-54, the meter performance changes the display mode of the meter 029SG005M in five stages (six stages if the state in which the meter performance is not executed is included), whereas the reach performance E development suggestion performance changes the display mode of the reach performance E development suggestion image in two stages).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the first suggestion effect in which a special development suggestion effect is executed and the second suggestion effect in which a special development suggestion effect is executed, and since the special development suggestion effect is more likely to change to a specific stage number than the special development suggestion effect, it is possible to draw the player's attention to whether or not it will change to a specific stage number, thereby increasing the player's interest in the game.

発明029SGの形態7の遊技機は、形態6に記載の遊技機であって、
前記特別発展示唆演出が実行される期間は、前記特殊発展示唆演出が実行される期間よりも長い(例えば、図11-7~図11-9に示すように、スーパーリーチδやスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示では、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別発展演出が実行された後に第1示唆演出よりも期待度の高い第3示唆演出が実行されることを、特殊発展演出の実行が示唆された後に第4示唆演出が実行されることよりも長期間にわたって示唆することができるので、特別発展示唆演出の演出興趣を向上できる。
A seventh aspect of the gaming machine of the invention 029SG is the gaming machine according to the sixth aspect,
The period during which the special development suggestion effect is executed is longer than the period during which the special development suggestion effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-7 to FIG. 11-9, in the variable display in the variable pattern of the super reach δ or the super reach ζ, the length L5 of the meter effect executable period is set longer than the length L6a of the reach effect E development suggestion effect executable period).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to suggest that the third suggestion performance, which has a higher expectation than the first suggestion performance, will be executed after the special development performance is executed for a longer period of time than the fourth suggestion performance will be executed after the execution of the special development performance is suggested, thereby increasing the interest in the special development suggestion performance.

発明029SGの形態8の遊技機は、形態6または形態7に記載の遊技機であって、
前記発展示唆演出実行手段は、前記第2示唆演出が実行される場合にあっては、該第2示唆演出の演出結果が報知されるまでは前記特殊発展示唆演出を実行しない(例えば、リーチ演出E発展示唆演出は、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に実行可能となっている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第2示唆演出の実行中に特殊発展示唆演出が実行されることによって遊技者が該第2示唆演出の演出結果として有利状態に制御されないことが報知されると認識することによる遊技興趣の低下を防止できる。
The gaming machine of the eighth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the sixth or seventh aspect,
When the second suggestion effect is executed, the development suggestion effect execution means does not execute the special development suggestion effect until the effect result of the second suggestion effect is notified (for example, the reach effect E development suggestion effect is a part that can be executed after the variable display result (miss) is notified as the effect result of the reach effect B).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to prevent a decrease in the player's interest in the game from occurring due to the player perceiving that a special development suggestion effect is executed during the execution of the second suggestion effect, thereby informing the player that he or she will not be controlled to an advantageous state as a result of the second suggestion effect.

発明029SGの形態9の遊技機は、形態1~形態8のいずれかに記載の遊技機であって、
前記示唆演出の実行中に該示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する有利結果示唆演出(例えば、チャンスアップ演出)であって、該有利結果示唆演出を構成する構成演出の実行回数によって前記示唆を行う有利結果示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理においてチャンスアップ演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備え、
前記第3示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数は、前記第1示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数よりも多く(例えば、図11-34に示すように、リーチ演出Fの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、操作促進画像としてスティックコントローラ31Aの画像の表示の計3個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンS、パターンT、パターンUにて実行可能)であるのに対して、リーチ演出Aの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作の計2個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンP、パターンQにて実行可能)である部分)、
前記第4示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数は、前記第2示唆演出が実行されているときの前記構成演出の実行回数以下である(例えば、図11-34に示すように、リーチ演出Eの実行中はチャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作の計2個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンS、パターンQにて実行可能であるのに対して、リーチ演出Bの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示の計3個の演出を実行可能(チャンスアップ演出をパターンP、パターンQ、パターンRにて実行可能)である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出が実行されて更に第3示唆演出が実行される場合については、第1示唆演出が実行されているときよりも第3示唆演出が実行されているときの方が、構成演出の実行回数が増加することによって、第3示唆演出の演出結果に対して遊技者を好適に注目させることができ、第2示唆演出の演出結果として有利状態に制御されないことが報知された後に特殊発展演出が実行されて更に第4示唆演出が実行される場合について、第4示唆演出が実行されているときの構成演出の実行回数は、第2示唆演出が実行されているときの構成演出の実行回数以下であることによって、第4示唆演出の演出結果に対して遊技者を過度に注目させることを防止できるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a ninth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to eighth aspects,
a favorable result suggestion effect (e.g., a chance-up effect) that suggests that the result of the suggestion effect will be favorable to the player while the suggestion effect is being executed, the favorable result suggestion effect being executed based on the number of executions of constituent effects that make up the favorable result suggestion effect (e.g., a portion that executes the variable display effect process shown in FIG. 10 after the effect control CPU 120 determines to execute the chance-up effect in the chance-up effect determination process shown in FIG. 11-31);
The number of times that the constituent effects are executed when the third suggestion effect is being executed is greater than the number of times that the constituent effects are executed when the first suggestion effect is being executed (for example, as shown in FIG. 11-34, during the execution of reach effect F, a total of three effects can be executed as the effects that constitute the chance-up effect, namely, the red display of the reach title, the movement of the movable body 32, and the display of the image of the stick controller 31A as an operation prompting image (the chance-up effect can be executed in pattern S, pattern T, or pattern U), whereas during the execution of reach effect A, a total of two effects can be executed as the effects that constitute the chance-up effect, namely, the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 (the chance-up effect can be executed in pattern P or pattern Q)).
The number of times that the constituent effects are executed when the fourth suggestion effect is being executed is equal to or less than the number of times that the constituent effects are executed when the second suggestion effect is being executed (for example, as shown in FIG. 11-34, during the execution of reach effect E, a total of two effects can be executed as the effects that constitute the chance-up effect, namely, the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 (the chance-up effect can be executed in pattern S and pattern Q), whereas during the execution of reach effect B, a total of three effects can be executed as the effects that constitute the chance-up effect, namely, the red display of the reach title, the movement of the movable body 32, and the display of the cut-in image 029SG200 (the chance-up effect can be executed in pattern P, pattern Q, and pattern R)).
It is characterized by the following.
According to this feature, in the case where a special development effect is executed and then a third suggestion effect is executed before the result of the first suggestion effect is announced, the number of times the constituent effects are executed is greater when the third suggestion effect is executed than when the first suggestion effect is executed, thereby making it possible to preferably draw the player's attention to the result of the third suggestion effect; and in the case where a special development effect is executed and then a fourth suggestion effect is executed after it is announced that the second suggestion effect will not be controlled to an advantageous state as a result, the number of times the constituent effects are executed when the fourth suggestion effect is executed is less than the number of times the constituent effects are executed when the second suggestion effect is executed, thereby preventing the player from paying excessive attention to the result of the fourth suggestion effect, thereby improving interest in the game.

発明029SGの形態10の遊技機は、形態9に記載の遊技機であって、
前記有利結果示唆演出実行手段は、共通の態様を含む複数の態様にて前記有利結果示唆演出(例えば、チャンスアップ演出)を実行可能であり、
前記共通の態様の有利結果示唆演出が実行されても、該有利結果示唆演出が実行された前記示唆演出の種類によって前記期待度が異なる(例えば、変形例029SG-12に示すように、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との共通の演出がリーチ演出A~リーチ演出Fのいずれかのリーチ演出にて実行されたかに応じて大当り期待度が異なる部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利結果示唆演出の態様数の増加を抑えつつ、共通の態様の有利結果示唆演出がいずれの示唆演出の実行中に実行されるかに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a tenth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the ninth aspect,
The advantageous result suggestion effect execution means is capable of executing the advantageous result suggestion effect (e.g., chance up effect) in a plurality of modes including a common mode,
Even if the advantageous result suggestion effect of the common aspect is executed, the expectation degree differs depending on the type of the suggestion effect in which the advantageous result suggestion effect is executed (for example, as shown in modified example 029SG-12, the expectation degree of a jackpot differs depending on whether the common effect of the red display of the reach title and the operation of the movable body 32 is executed in any of the reach effects A to F).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to prevent an increase in the number of advantageous result suggestion display patterns, while drawing the player's attention to which suggestion display is being executed during which a common advantageous result suggestion display is being executed, thereby increasing the player's interest in the game.

発明029SGの形態11の遊技機は、形態9または形態10に記載の遊技機であって、
前記示唆演出実行手段は、前記示唆演出を実行する際に該示唆演出の前記期待度に対応する期待度対応画像を表示可能であるとともに、該期待度対応画像を前記有利結果示唆演出が実行されるときに異なる期待度対応画像に変化可能である(例えば、変形例029SG-5に示すように、チャンスアップ演出としてリーチタイトル画像の文字を途中から赤色に変化させる場合は、リーチタイトル画像と共に表示されている大当り期待度を示す期待度画像の表示態様を変化させる(期待度画像として表示されている星の数を増加させる)部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利結果示唆演出の実行に伴って期待度対応画像が変化するため、期待度対応画像への注目を高めることが可能となるので、示唆演出の期待度を遊技者に的確に認識させることができる。
The gaming machine of the invention 029SG in an eleventh aspect is the gaming machine according to the ninth or tenth aspect,
The suggestive performance execution means is capable of displaying an expectation level corresponding image corresponding to the expectation level of the suggestive performance when executing the suggestive performance, and is also capable of changing the expectation level corresponding image to a different expectation level corresponding image when the advantageous result suggestive performance is executed (for example, as shown in modified example 029SG-5, when the characters of a reach title image are changed to red halfway through as a chance-up performance, a display mode of an expectation level image showing the expectation level of a jackpot displayed together with the reach title image is changed (the number of stars displayed as the expectation level image is increased)).
It is characterized by the following.
According to this feature, the image corresponding to the expectation level changes as the advantageous result suggestive effect is executed, so that it is possible to increase attention to the image corresponding to the expectation level, thereby enabling the player to accurately recognize the expectation level of the suggestive effect.

発明029SGの形態12の遊技機は、形態1~形態11に記載の遊技機であって、
前記示唆演出とは異なる演出であって、前記示唆演出中において表示される特定画像(例えば、アクティブ表示)の表示態様によって前記有利状態に制御されることを示唆する特定画像示唆演出(例えば、変形例029SG-1に示すアクティブ表示演出)を実行可能な特定画像示唆演出実行手段(例えば、変形例029SG-1として図11-57に示すように、画像表示装置5の表示領域に設けられたアクティブ表示エリア029SG005Fにてアクティブ表示を複数の表示態様のいずれで表示し、該アクティブ表示がいずれの表示態様で表示されたかに応じて大当り期待度を異ならせる部分)を備え、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像示唆演出として、異なる種類の前記示唆演出のいずれにおいても共通して共通特定画像示唆演出を実行可能であり(例えば、アクティブ表示を白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形で表示可能な部分)、
前記第1発展パターンにおいて前記特別発展演出の前に実行される前記第1示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合は、前記特別発展演出が実行された後に実行される前記第3示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合よりも低く(例えば、変形例029SG-1として図11-58に示すように、リーチ演出Aの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され更にリーチ演出Fが実行されるスーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2が、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3よりも低い部分)、
前記第1発展パターンにおいて前記特別発展演出が実行された後に実行される前記第3示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合は、前記第2発展パターンにおいて前記特殊発展演出が実行された後に実行される前記第4示唆演出の実行中に前記共通特定画像示唆演出が実行される割合よりも高い(例えば、変形例029SG-1として図11-58に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示におけるリーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3が、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され更にリーチ演出Eが実行されるスーパーリーチζの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P1よりも高い部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出が実行されて第3示唆演出が実行される場合は、特別発展演出の開始前から特定画像示唆演出が実行されることにより第3示唆演出が実行されることが遊技者に予め認識されてしまう虞を低減でき、第3示唆演出と第4示唆演出とでは、期待度に応じて適切に共通特定画像示唆演出が実行されるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a twelfth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the first to eleventh aspects,
a specific image suggestion effect execution means capable of executing a specific image suggestion effect (for example, an active display effect shown in modified example 029SG-1) which is an effect different from the suggestion effect and suggests that the advantageous state will be controlled by the display mode of a specific image (for example, an active display) displayed during the suggestion effect (for example, a part which displays an active display in one of a plurality of display modes in an active display area 029SG005F provided in a display area of the image display device 5 as shown in FIG. 11-57 as modified example 029SG-1, and varies the probability of winning depending on which display mode the active display is displayed in);
The specific image suggestion effect execution means is capable of executing a common specific image suggestion effect in common to all of the different types of suggestion effects as the specific image suggestion effect (for example, a portion in which an active display can be displayed in a white circle, a blue circle, or a red circle);
In the first development pattern, the rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the first suggestion effect executed before the special development effect is lower than the rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the third suggestion effect executed after the execution of the special development effect (for example, as shown in FIG. 11-58 as modified example 029SG-1, in the variable display of the variable display of the super reach η in which a high expectation reach effect development notification effect is executed and a reach effect F is further executed before a variable display result is notified as a result of the reach effect A, the rate P2 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach effect A is lower than the rate P3 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach effect F).
The rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the third suggestion effect executed after the special development effect is executed in the first development pattern is higher than the rate at which the common specific image suggestion effect is executed during the execution of the fourth suggestion effect executed after the special development effect is executed in the second development pattern (for example, as shown in FIG. 11-58 as modified example 029SG-1, the rate P3 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach effect F in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach η is higher than the rate P1 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach effect E in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach ζ in which a variable display result (miss) is notified as the performance result of the reach effect B, and then a reach effect E development notification effect is executed and the reach effect E is further executed).
It is characterized by the following.
According to this feature, when the first suggestion effect is executed and then the third suggestion effect is executed, the specific image suggestion effect is executed before the start of the special development effect, thereby reducing the risk that the player will be aware in advance that the third suggestion effect will be executed, and since the common specific image suggestion effect is executed appropriately between the third suggestion effect and the fourth suggestion effect according to the degree of expectation, interest in the game can be increased.

発明029SGの形態13の遊技機は、形態12に記載の遊技機であって、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像の表示態様を第1態様(例えば、白色の丸形や青色の丸形)から該第1態様よりも前記期待度の高い第2態様(例えば、赤色の丸形)を含む複数の態様のいずれかに変化可能であり、
前記発展演出の前に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合は、前記発展演出が実行された後に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合よりも低い(例えば、変形例029SG-2に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3を、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2よりも高く設定するとともに、スーパーリーチζの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P1を、リーチ演出Bの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合よりも高く設定する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特定画像の表示態様によって有利状態に制御される期待度を遊技者に認識させ易くできるとともに、特定画像の表示態様が発展演出の前に第2態様に変化することによって遊技者に予め期待度が高いと認識されてしまうことによる遊技興趣の低下の虞を低減できる。
A gaming machine according to a thirteenth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the twelfth aspect,
The specific image suggestion performance execution means is capable of changing the display mode of the specific image from a first mode (e.g., a white circle or a blue circle) to any one of a plurality of modes including a second mode (e.g., a red circle) having a higher expectation than the first mode;
The rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode before the development performance is lower than the rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode after the development performance is executed (for example, as shown in modified example 029SG-2, in a variable display in a fluctuation pattern of a super reach η, a rate P3 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance F is set higher than a rate P2 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance A, and in a variable display in a fluctuation pattern of a super reach ζ, a rate P1 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance E is set higher than a rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of a reach performance B).
It is characterized by the following.
This feature makes it easier for the player to recognize the degree of expectation that is controlled to an advantageous state by the display mode of the specific image, and reduces the risk of a decrease in interest in the game due to the player perceiving the degree of expectation as high in advance because the display mode of the specific image changes to the second mode before the development performance.

発明029SGの形態14の遊技機は、形態12または形態13に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記第1示唆演出及び前記第2示唆演出が実行されずに前記特別示唆演出が実行される場合に、該特別示唆演出が実行される前において前記特別発展演出を第3発展パターンとして実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aやリーチ演出Bが実行されていないリーチ前のタイミングから高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、
前記第3発展パターンにおいて前記特別示唆演出の前に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合は、前記第3発展パターンにおいて前記特別示唆演出が実行された後に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合よりも高い(例えば、変形例029SG-3に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示においては、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも高く設定する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、特別示唆演出の前に特定画像の表示態様が第2態様に変化することによって、特別示唆演出が実行されることを遊技者に認識し易くできる。
A gaming machine according to a fourteenth aspect of the invention 029SG is the gaming machine according to the twelfth or thirteenth aspect,
The development effect execution means is capable of executing the special development effect as a third development pattern before the special suggestion effect is executed when the first suggestion effect and the second suggestion effect are not executed and the special suggestion effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach λ, a part in which a high expectation reach effect development notification effect is executed from a timing before the reach when the reach effect A and the reach effect B are not executed).
The rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode before the special suggestion performance in the third development pattern is higher than the rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode after the special suggestion performance is executed in the third development pattern (for example, as shown in modified example 029SG-3, in the variable display of the fluctuation pattern of super reach λ, the rate P5 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle before the start of reach performance I is set higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of reach performance I).
It is characterized by the following.
According to this feature, the display mode of the specific image changes to the second mode before the special suggestion effect is performed, making it easier for the player to recognize that the special suggestion effect will be executed.

発明029SGの形態15の遊技機は、形態12~形態14のいずれかに記載の遊技機であって、
可変表示を実行可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
可変表示に関する情報を保留記憶として記憶可能な保留記憶手段(例えば、CPU103が図11-14に示す始動入賞判定処理を実行する部分)と、
可変表示を開始するときに、前記発展演出が実行されることを決定可能な決定手段(例えば、CPU103が図11-17に示す変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記保留記憶に対応する可変表示について、前記決定手段の決定前に前記発展演出が実行されることを判定可能な判定手段(例えば、変形例029SG-4の入賞時乱数値判定処理において、CPU103が変動パターン(変動カテゴリ)をスーパーリーチと判定したとき、更にスーパーリーチα~スーパーリーチλのいずれのスーパーリーチの変動パターンであるか(可変表示中にリーチ演出A~リーチ演出Iのいずれを実行するのかを判定する部分)と、
を備え、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像示唆演出として、前記判定手段の判定結果にもとづいて、前記特別発展演出が実行されることを示唆する演出と、前記特殊発展演出が実行されることを示唆する演出と、を実行可能である(例えば、変形例029SG-4において、保留記憶表表示の表示態様として丸形の他に三角形や四角形、星形等を設け、保留記憶表示がいずれの形状で表示されるかに応じてリーチ演出E、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iのいずれのリーチ演出に発展するかを示唆可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可変表示の開始前から特定画像示唆演出に対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a fifteenth aspect of the invention 029SG is a gaming machine according to any one of the twelfth to fourteenth aspects,
A gaming machine capable of performing variable display (e.g., a pachinko gaming machine 1),
A reserved memory means capable of storing information related to the variable display as reserved memory (for example, a part where the CPU 103 executes the start winning determination process shown in FIG. 11-14 );
A determination means (for example, a part where the CPU 103 executes the variable pattern setting process shown in FIG. 11-17) capable of determining that the development performance is executed when the variable display is started;
A determination means capable of determining that the development performance will be executed before the determination by the determination means with respect to the variable display corresponding to the reserved memory (for example, in the random number value determination process at the time of winning in variant example 029SG-4, when the CPU 103 determines that the fluctuation pattern (fluctuation category) is a Super Reach, the determination means further determines which of the Super Reach fluctuation patterns from Super Reach α to Super Reach λ it is (a part which determines which of the Reach performances A to I will be executed during the variable display);
Equipped with
The specific image suggestion effect execution means is capable of executing, as the specific image suggestion effect, an effect suggesting that the special development effect will be executed and an effect suggesting that the special development effect will be executed based on the determination result of the determination means (for example, in variant example 029SG-4, in addition to a circle, a triangle, a square, a star, etc. are provided as the display form of the pending memory table display, and a part that can suggest which of reach effects E, F, G, H, and I the pending memory display will develop into depending on which shape is displayed).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to the specific image suggestion presentation before the variable display starts, thereby increasing the player's interest in the game.

また、発明033SGの形態1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えば、大当り遊技状態)であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と、該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出C)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出D)、特殊示唆演出(例えば、リーチ演出G)と、を含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出が実行されて演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
前記第1発展パターンにおいて、前記特別発展演出が実行される前に所定演出(例えば、図11-9に示す前兆演出)を実行可能な所定演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記第1示唆演出と前記第2示唆演出とは前記期待度が異なり(例えば、図11-30(C)に示すように、リーチ演出Dはリーチ演出Cよりも大当り期待度が高い部分)、
前記示唆演出実行手段は、
前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記特別示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Iが実行される部分)、
前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において、前記特殊示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Gが実行される部分)、
前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されないときは、前記特別示唆演出と前記特殊示唆演出とは異なる特定示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行されて更にリーチ演出Hが実行される部分)、
前記有利状態に制御されるときは、前記特殊発展演出が実行される割合よりも前記特別発展演出が実行される割合の方が高く(例えば、図11-6に示すように、可変表示結果が大当りとなる場合、つまり、大当り変動パターン判定テーブルの選択時には、可変表示中に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるスーパーリーチκ大当りの変動パターン(PB1-9)の決定割合が、可変表示中にリーチ演出G発展報知演出が実行されるスーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)の決定割合よりも高い部分)、
前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出G発展報知演出の実行期間の長さL8よりも長く設定されている部分)、
前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、
前記第1示唆演出において前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行される割合と、前記第2示唆演出において前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行される割合とが異なる(例えば、図11-30(A)~図11-30(C)に示すように、リーチ演出Cが実行された場合に前兆演出の後に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合は、リーチ演出Dが実行された場合に前兆演出の後に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合よりも高い部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、示唆演出の種類と発展演出の種類との組み合わせによって演出を多様化できるとともに、示唆演出と発展演出とに所定の関係性を持たせることができるので、示唆演出と発展演出の演出興趣を向上できる。
In addition, the gaming machine of the first aspect of the invention 033SG is
A gaming machine that can be controlled to a favorable state for a player (for example, a jackpot gaming state),
a suggestion effect execution means (for example, a portion where the effect control CPU 120 executes the variable display effect process shown in FIG. 10 ) capable of executing a plurality of types of suggestion effects including a special suggestion effect (for example, reach effect I) and a first suggestion effect (for example, reach effect C), a second suggestion effect (for example, reach effect D), and a special suggestion effect (for example, reach effect G) which have a lower expectation of being controlled to the advantageous state than the special suggestion effect;
a development performance execution means (for example, a portion where the performance control CPU 120 executes the performance process during variable display shown in FIG. 10) capable of executing a special development performance as a first development pattern before the performance result of the first suggestive performance or the second suggestive performance is notified (for example, as shown in FIG. 11-9, a portion where a high expectation reach performance development notification performance is executed from the execution of reach performance C or reach performance D in the variable display of the fluctuation pattern of super reach κ), and capable of executing a special development performance different from the special development performance as a second development pattern after the first suggestive performance or the second suggestive performance is executed and it is notified that the performance result will not be controlled to the advantageous state (for example, as shown in FIG. 11-8, a portion where a reach performance G development notification performance is executed after a variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D in the variable display of the fluctuation pattern of super reach θ);
In the first development pattern, a predetermined performance execution means (for example, a part where the performance control CPU 120 executes the variable display performance process shown in FIG. 10) capable of executing a predetermined performance (for example, a premonition performance shown in FIG. 11-9) before the special development performance is executed;
Equipped with
The first suggestion effect and the second suggestion effect have different expectations (for example, as shown in FIG. 11-30(C), the reach effect D has a higher expectation of a jackpot than the reach effect C),
The suggestion performance execution means includes:
When the first development pattern is executed by the development effect execution means, the special suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach κ, a high expectation reach effect development notification effect is executed during the execution of the reach effect C or the reach effect D, and the reach effect I is further executed).
When the second development pattern is executed by the development effect execution means, the special suggestion effect can be executed after the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display in the variable pattern of the super reach θ, the variable display result (miss) is once notified as the performance result of the reach effect C or the reach effect D, and then the reach effect G development notification effect is executed, and the reach effect G is further executed).
When the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed, a specific suggestion effect different from the special suggestion effect and the special suggestion effect can be executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed, and then a reach effect H is executed).
When controlled to the advantageous state, the rate at which the special development effect is executed is higher than the rate at which the special development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-6, when the variable display result is a jackpot, that is, when the jackpot fluctuation pattern determination table is selected, the determination rate of the super reach κ jackpot fluctuation pattern (PB1-9) in which a high expectation reach effect development notification effect is executed during the variable display is higher than the determination rate of the super reach θ jackpot fluctuation pattern (PB1-7) in which a reach effect G development notification effect is executed during the variable display).
The performance period of the special development performance is longer than the performance period of the special development performance (for example, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is set longer than the length L8 of the execution period of the reach performance G development notification performance),
The special development effects include a first effect (e.g., a blackout effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) in which the visibility of the effect image is reduced, a second effect (e.g., an early effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the first effect and in which early information is visibly displayed, and a tertiary effect (e.g., a late effect shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55) which is an effect executed after the second effect and in which late information with a higher degree of emphasis than the early information is visibly displayed,
The rate at which the special development effect is executed after the execution of the predetermined effect in the first suggestion effect is different from the rate at which the special development effect is executed after the execution of the predetermined effect in the second suggestion effect (for example, as shown in Figures 11-30 (A) to 11-30 (C), the rate at which a high expectation reach effect development notification effect is executed after a premonition effect when a reach effect C is executed is higher than the rate at which a high expectation reach effect development notification effect is executed after a premonition effect when a reach effect D is executed).
It is characterized by the following.
According to this feature, the presentation can be diversified by combining the types of suggestive presentation and the types of developing presentation, and a predetermined relationship can be given to the suggestive presentation and the developing presentation, thereby increasing the interest in the suggestive presentation and the developing presentation.

発明033SGの形態2の遊技機は、形態1に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記特別発展演出または前記特定発展演出が実行されるよりも前に発展事前演出を実行可能な発展事前演出実行手段を備え(例えば、スーパーリーチιの変動パターンの可変表示においてリーチ演出H発展報知演出よりも前のタイミングから事前演出が実行される部分と、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において高期待度リーチ演出発展報知演出よりも前のタイミングから事前演出が実行される部分)、
前記発展事前演出実行手段は、前記特別発展演出が実行される場合と前記特定発展演出が実行される場合とにおいて共通の前記発展事前演出を実行可能である(例えば図11-51に示すように、スーパーリーチιの変動パターンの可変表示とスーパーリーチκの変動パターンの可変表示とでは共通の態様の事前演出が実行される部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発展事前演出が実行されることで発展演出への注目を高めつつ、発展演出として特別発展演出と特定発展演出のどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a second aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the first aspect,
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
A development pre-effect execution means is provided that can execute a development pre-effect before the special development effect or the specific development effect is executed (for example, a portion in which a pre-effect is executed from a timing prior to the reach effect H development notification effect in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach ι, and a portion in which a pre-effect is executed from a timing prior to the high expectation reach effect development notification effect in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach κ),
The development pre-effect execution means is capable of executing the development pre-effect common to the case where the special development effect is executed and the case where the specific development effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-51, a part in which a pre-effect of a common mode is executed between the variable display of the variation pattern of the super reach ι and the variable display of the variation pattern of the super reach κ).
It is characterized by the following.
According to this feature, the pre-development performance is executed to increase attention to the development performance, while also drawing the player's attention to whether the development performance to be executed is a special development performance or a specific development performance, thereby increasing the player's interest in the game.

発明033SGの形態3の遊技機は、形態1または形態2に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記特別発展演出の実行を示唆する特別発展示唆演出(例えば、画像表示装置5において分岐先示唆画像029SG005Zを表示するパターンZの分岐先示唆演出)と、前記特定発展演出の実行を示唆する特定発展示唆演出(例えば、画像表示装置5において分岐先示唆画像029SG005Yを表示するパターンYの分岐先示唆演出)と、前記特別発展演出と前記特定発展演出のどちらの実行も示唆する共通発展示唆演出(例えば、画像表示装置5において分岐先示唆画像029SG005Xを表示するパターンXの分岐先示唆演出)と、を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-27に示す分岐先演出決定処理において分岐先示唆演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)を備える、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、発展示唆演出として特別発展示唆演出と特定発展示唆演出と共通発展示唆演出とのいずれの演出が実行されるかに遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the third aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the first or second aspect,
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
a development suggestion performance execution means (for example, a part that executes the variable display performance process shown in FIG. 10 after the performance control CPU 120 determines to execute the branch destination suggestion performance in the branch destination performance determination process shown in FIG. 11-27 ) capable of executing a special development suggestion performance (for example, a branch destination suggestion performance of pattern Z displaying a branch destination suggestion image 029SG005Z on the image display device 5) that suggests the execution of the special development performance, a specific development suggestion performance (for example, a branch destination suggestion performance of pattern Y displaying a branch destination suggestion image 029SG005Y on the image display device 5) that suggests the execution of the specific development performance, and a common development suggestion performance (for example, a branch destination suggestion performance of pattern X displaying a branch destination suggestion image 029SG005X on the image display device 5);
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to draw the player's attention to whether a special development suggestion effect, a specific development suggestion effect, or a common development suggestion effect will be executed as the development suggestion effect, thereby increasing the player's interest in the game.

発明033SGの形態4の遊技機は、形態1~形態3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される割合と前記第1発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される割合との差である第1差分よりも、前記第2発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される割合と前記第2発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される割合との差である第2差分の方が小さい(例えば、11-30(D)に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンと、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンとについて、可変表示結果が大当りとなるときには、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が60%であるのに対して、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が40%である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出のいずれが実行されるかによって、特別発展演出が実行される第1発展パターンであるのか、特殊発展演出が実行される第2発展パターンであるのかが推測できるようになるため、第1示唆演出と第2示唆演出のいずれが実行されるかに注目させることができるようになるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the fourth aspect of the invention 033SG is a gaming machine according to any one of the first to third aspects,
The second difference, which is the difference between the rate at which the first suggestive performance is executed in the second development pattern and the rate at which the second suggestive performance is executed in the second development pattern, is smaller than the first difference, which is the difference between the rate at which the first suggestive performance is executed in the first development pattern and the rate at which the second suggestive performance is executed in the first development pattern (for example, as shown in 11-30(D), for a fluctuation pattern of Super Reach κ in which a high expectation reach performance development notification performance and a reach performance I are executed before the performance result is notified as a reach performance C or a reach performance D, and a fluctuation pattern of Super Reach θ in which a reach performance G development notification performance and a reach performance G are executed after the performance result is notified as a reach performance C or a reach performance D, when the variable display result is a jackpot, the difference between the rate at which the reach performance C is executed in the variable display of the variable display of the Super Reach κ and the rate at which the reach performance D is executed is 60%, while the difference between the rate at which the reach performance C is executed in the variable display of the variable display of the Super Reach θ and the rate at which the reach performance D is executed is 40%).
It is characterized by the following.
According to this feature, depending on whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, it becomes possible to guess whether it is the first development pattern in which a special development effect is executed, or the second development pattern in which a special development effect is executed. Therefore, it becomes possible to draw attention to whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, thereby increasing interest in the game.

発明033SGの形態5の遊技機は、形態4に記載の遊技機であって、
前記第2発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される割合と前記第2発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される割合とが同一または略同一である(例えば、変形例029SG-10に示すように、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とを同一とする部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出が実行される場合と第2示唆演出が実行される場合のいずれの場合であっても、特殊発展演出が実行される第2発展パターンであることを期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a fifth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the fourth aspect,
The rate at which the first suggestive performance is executed in the second development pattern and the rate at which the second suggestive performance is executed in the second development pattern are the same or approximately the same (for example, as shown in modified example 029SG-10, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, the execution decision rate of reach performance C and the execution decision rate of reach performance D are the same).
It is characterized by the following.
According to this feature, whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, it is possible to expect that the second development pattern will result in the execution of a special development effect, thereby increasing interest in the game.

発明033SGの形態6の遊技機は、形態4または形態5に記載の遊技機であって、
前記第2発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される場合の前記期待度は、前記第2発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される場合の前記期待度と同一または略同一である(例えば、変形例029SG-11に示すように、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度とリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度とが同一である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出が実行される場合と第2示唆演出が実行される場合のいずれの場合であっても、特殊発展演出が実行されたときには、有利状態になることを同様に期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the sixth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the fourth or fifth aspect,
The expectation level when the first suggestive performance is executed in the second development pattern is the same or substantially the same as the expectation level when the second suggestive performance is executed in the second development pattern (for example, as shown in modified example 029SG-11, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, the jackpot expectation level when the execution of reach performance C is determined and the jackpot expectation level when the execution of reach performance D is determined are the same).
It is characterized by the following.
According to this feature, regardless of whether the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, when the special development effect is executed, it is possible to similarly expect that an advantageous state will be achieved, thereby increasing interest in the game.

発明033SGの形態7の遊技機は、形態1~形態6のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出の実行中に該第1示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第1有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)と、前記第2示唆演出の実行中に該第2示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第2有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)とを実行可能な有利結果示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理においてチャンスアップ演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記第1発展パターンにて前記第1示唆演出が実行されるときに前記発展示唆演出が実行される割合は、前記第1発展パターンにて前記第2示唆演出が実行されるときに前記発展示唆演出が実行される割合と異なる(例えば、変形例029SG-6に示すように、スーパーリーチκの変動パターンでの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無を決定可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出とにおいて、特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出の実行割合が異なるようになるため、発展示唆演出が実行されることの示唆を好適に行うことができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the seventh aspect of the invention 033SG is a gaming machine according to any one of the first to sixth aspects,
a favorable result suggestion effect execution means (for example, a part that executes the variable display effect process shown in FIG. 10 after the effect control CPU 120 determines to execute a chance-up effect in the chance-up effect determination process shown in FIG. 11-31) capable of executing a first favorable result suggestion effect (for example, a branch destination suggestion effect) that suggests that the result of the first suggestion effect will be favorable to the player while the first suggestion effect is being executed, and a second favorable result suggestion effect (for example, a branch destination suggestion effect) that suggests that the result of the second suggestion effect will be favorable to the player while the second suggestion effect is being executed;
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the effect control CPU 120 determines the execution of a meter effect in the meter effect determination processing shown in FIG. 11-23, determines the execution of a reach effect E development suggestion effect in the reach effect E development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-26, or determines the execution of a reach effect G development suggestion effect in the reach effect G development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-29);
Equipped with
The rate at which the development suggestion effect is executed when the first suggestion effect is executed in the first development pattern is different from the rate at which the development suggestion effect is executed when the second suggestion effect is executed in the first development pattern (for example, as shown in modified example 029SG-6, for the variable display in the variable pattern of super reach κ, a portion that can determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect at different rates when the reach effect of the super reach to be executed is reach effect C and when it is reach effect D).
It is characterized by the following.
According to this feature, the execution rate of the development suggestion effect, which suggests the execution of a special development effect, differs between the first suggestion effect and the second suggestion effect, so that the suggestion that the development suggestion effect will be executed can be appropriately given, thereby increasing interest in the game.

発明033SGの形態8の遊技機は、形態1~形態7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出の実行中に該第1示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第1有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)と、前記第2示唆演出の実行中に該第2示唆演出の演出結果が遊技者にとって有利な結果となることを示唆する第2有利結果示唆演出(例えば、分岐先示唆演出)とを実行可能な有利結果示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理においてチャンスアップ演出の実行を決定した後に図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
少なくとも前記特別発展演出の実行を示唆する発展示唆演出(例えば、メータ演出、リーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出G発展示唆演出)を実行可能な発展示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図11-23に示すメータ演出決定処理においてメータ演出の実行を決定したり、図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理においてリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したり、図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理においてリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定した後に、図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、
を備え、
前記第1発展パターンにて前記第1示唆演出が実行される場合に該第1示唆演出の実行中に前記第1有利結果示唆演出が実行される割合は、前記第1発展パターンにて前記第2示唆演出が実行される場合に該第2示唆演出の実行中に前記第2有利結果示唆演出が実行される割合と異なる(例えば、変形例029SG-13として図11-60に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンについては、リーチ演出Cの実行が決定されている場合とリーチ演出Dの実行が決定されている場合とで、異なる割合でチャンスアップ演出の実行の有無を決定可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出とにおいて、演出結果が有利な結果となることを示唆する第1有利結果示唆演出や第2有利結果示唆演出の実行割合が異なるようになるため、演出結果の示唆を好適に行うことができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the eighth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to any one of the first to seventh aspects,
a favorable result suggestion effect execution means (for example, a part that executes the variable display effect process shown in FIG. 10 after the effect control CPU 120 determines to execute a chance-up effect in the chance-up effect determination process shown in FIG. 11-31) capable of executing a first favorable result suggestion effect (for example, a branch destination suggestion effect) that suggests that the result of the first suggestion effect will be favorable to the player while the first suggestion effect is being executed, and a second favorable result suggestion effect (for example, a branch destination suggestion effect) that suggests that the result of the second suggestion effect will be favorable to the player while the second suggestion effect is being executed;
a development suggestion effect execution means capable of executing development suggestion effects (e.g., a meter effect, a reach effect E development suggestion effect, a reach effect G development suggestion effect) that suggest at least the execution of the special development effect (e.g., a part that executes the variable display during effect processing shown in FIG. 10 after the effect control CPU 120 determines the execution of a meter effect in the meter effect determination processing shown in FIG. 11-23, determines the execution of a reach effect E development suggestion effect in the reach effect E development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-26, or determines the execution of a reach effect G development suggestion effect in the reach effect G development suggestion effect determination processing shown in FIG. 11-29);
Equipped with
The rate at which the first advantageous result suggestion effect is executed during the execution of the first suggestion effect when the first suggestion effect is executed in the first development pattern is different from the rate at which the second advantageous result suggestion effect is executed during the execution of the second suggestion effect when the second suggestion effect is executed in the first development pattern (for example, as shown in FIG. 11-60 as modified example 029SG-13, in the case of a fluctuation pattern of a super reach κ in which a high expectation reach effect development notification effect and a reach effect I are executed before a variable display result (miss) is notified as a result of the effect of the reach effect C or the reach effect D, a part capable of determining whether or not to execute a chance-up effect at different rates when the execution of the reach effect C is determined and when the execution of the reach effect D is determined).
It is characterized by the following.
According to this feature, the execution rate of the first advantageous result suggestion effect and the second advantageous result suggestion effect, which suggest that the result of the presentation will be advantageous, differs between the first suggestion effect and the second suggestion effect, so that the suggestion of the presentation result can be made in an appropriate manner, thereby increasing interest in the game.

発明033SGの形態9の遊技機は、形態7または形態8に記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記第1有利結果示唆演出と前記第2有利結果示唆演出による示唆との関係度合は、該第1有利結果示唆演出または該第2有利結果示唆演出の実行後に前記特定発展演出または前記特殊発展演出が実行されることについての関係の方が、前記特定発展演出または前記特殊発展演出の実行後に実行される前記示唆演出の演出結果についての関係よりも高い(例えば、図11-28(A)に示すように、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、当該可変表示の変動パターンに応じて決定割合が異なっており、可変表示結果に応じて決定割合が異なっているわけではない。つまり、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dが実行された後にリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれかに発展するか否かと、これらリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれに発展するかに応じて決定されるようになっている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1特別発展演出と第2特別発展演出による示唆が、該第1特別発展演出または該第2特別発展演出の実行時期に近い特定発展演出または特殊発展演出が実行されることに大きく関係するので、第1特別発展演出と第2特別発展演出の実行によって特定発展演出または特殊発展演出への注目を高めることができ、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a ninth aspect of the invention 033SG is the gaming machine according to the seventh or eighth aspect,
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
The degree of relationship between the suggestion by the first advantageous result suggestion effect and the second advantageous result suggestion effect is that the specific development effect or the special development effect is executed after the execution of the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect, and the relationship between the suggestion effect executed after the execution of the specific development effect or the special development effect is higher than the relationship between the suggestion effect and the result of the suggestion effect executed after the execution of the specific development effect or the special development effect (for example, as shown in FIG. 11-28(A), the presence or absence of the execution of the branch destination suggestion effect and the presentation pattern differ in the determination ratio according to the fluctuation pattern of the variable display, and the determination ratio does not differ according to the variable display result. In other words, the presence or absence of the execution of the branch destination suggestion effect and the presentation pattern are determined according to whether or not the reach effect C or the reach effect D is executed and whether it develops into any of the reach effects G to I, and which of these reach effects G to I it develops into).
It is characterized by the following.
According to this feature, the suggestions given by the first special development effect and the second special development effect are closely related to the execution of a specific development effect or a special development effect close to the time of execution of the first special development effect or the second special development effect, so that the execution of the first special development effect and the second special development effect can increase attention to the specific development effect or the special development effect, thereby improving interest in the game.

発明033SGの形態10の遊技機は、形態7~形態9のいずれかに記載の遊技機であって、
前記発展演出実行手段は、前記所定演出が実行された後に前記特別発展演出が実行されない場合に、前記特定示唆演出の実行前に前記特別発展演出と前記特殊発展演出とは異なる特定発展演出を実行可能であり(例えば、図11-9に示すように、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示では、前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出が実行される部分)、
前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合は、前記特定発展演出または前記特殊発展演出の実行前と実行後とで異なる(例えば、変形例029SG-12に示すように、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との共通の演出がリーチ演出A~リーチ演出Fのいずれかのリーチ演出にて実行されたかに応じて大当り期待度が異なる部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、好適に第1有利結果示唆演出または第2有利結果示唆演出を実行できることで、第1発展パターンと第2発展パターンのいずれとなるのかへの注目度を高めることができる。
The gaming machine of the invention 033SG according to a tenth aspect is the gaming machine according to any one of the seventh to ninth aspects,
The development effect execution means is capable of executing a specific development effect different from the special development effect and the special development effect before the specific suggestion effect is executed when the special development effect is not executed after the predetermined effect is executed (for example, as shown in FIG. 11-9, in a variable display in a variable pattern of a super reach ι, a reach effect H development notification effect is executed after the premonition effect is executed).
The rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed differs before and after the execution of the specific development effect or the special development effect (for example, as shown in modified example 029SG-12, the portion in which the probability of winning differs depending on whether the common effect of the red display of the reach title and the operation of the movable body 32 is executed in any of the reach effects A to F).
It is characterized by the following.
According to this feature, by being able to preferably execute the first advantageous outcome suggestion display or the second advantageous outcome suggestion display, it is possible to increase attention as to whether the first or second development pattern will occur.

発明033SGの形態11の遊技機は、形態7~形態10のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出と前記第2示唆演出における演出結果の報知態様としては、前記有利状態に制御されないことが単に報知される第1報知態様(例えば、図11-7に示すように、スーパーリーチγの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されて可変表示が終了する部分)と、前記有利状態に制御されないことが一旦報知された後に前記有利状態に制御されることが報知される第2報知態様(例えば、変形例029SG-7に示す、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知した後に改めて可変表示結果が大当りであると報知する第2報知態様(所謂復活態様))とを有し、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第1報知態様で報知される場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合は、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第2報知態様で報知される場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合と同一である(例えば、変形例029SG-7に示すように、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が同一である部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出と第2示唆演出が第2報知態様にて報知されることによって遊技者に意外感を与えることができるとともに、第1示唆演出または第2示唆演出の演出結果が第1報知態様で報知される場合と第1示唆演出または第2示唆演出の演出結果が第2報知態様で報知される場合とで、第1有利結果示唆演出または第2有利結果示唆演出の実行を決定する処理を共通化できるので、該処理にかかるデータ量を抑えることができる。
The gaming machine of the invention 033SG in aspect 11 is the gaming machine according to any one of aspects 7 to 10,
The notification modes of the performance results in the first suggestion performance and the second suggestion performance include a first notification mode in which the fact that the advantageous state will not be reached is simply notified (for example, as shown in FIG. 11-7, in the variable display of the variable pattern of the super reach γ, the variable display result is notified as the performance result of the reach performance C or the reach performance D, and the variable display ends), and a second notification mode in which the fact that the advantageous state will not be reached is once notified and then the fact that the advantageous state will be reached is notified (for example, as shown in modified example 029SG-7, a second notification mode (so-called revival mode) in which the variable display result is once notified as the performance result of the reach performance A to the reach performance D, and then the variable display result is once notified as a jackpot).
The rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed when the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the first notification mode is the same as the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed when the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the second notification mode (for example, as shown in modified example 029SG-7, the rate at which the branch destination suggestion effect is executed in pattern Z when the result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the first notification mode is the same as the rate at which the branch destination suggestion effect is executed in pattern Z when the result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the second notification mode).
It is characterized by the following.
According to this feature, the first suggestive effect and the second suggestive effect are notified in the second notification mode, thereby giving the player a sense of surprise, and the process of deciding to execute the first advantageous outcome suggestive effect or the second advantageous outcome suggestive effect can be standardized between the case where the result of the first suggestive effect or the second suggestive effect is notified in the first notification mode and the case where the result of the first suggestive effect or the second suggestive effect is notified in the second notification mode, thereby reducing the amount of data required for the process.

発明033SGの形態12の遊技機は、形態7~形態11のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出と前記第2示唆演出における演出結果の報知態様としては、前記有利状態に制御されないことが単に報知される第1報知態様(例えば、図11-7に示すように、スーパーリーチγの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されて可変表示が終了する部分)と、前記有利状態に制御されないことが一旦報知された後に前記有利状態に制御されることが報知される第2報知態様(例えば、変形例029SG-7に示す、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知した後に改めて可変表示結果が大当りであると報知する第2報知態様(所謂復活態様))とを有し、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第1報知態様で報知された後に前記特殊発展演出が実行されたときに、該前記特殊発展演出後に実行される前記示唆演出において前記有利状態に制御されることが報知される場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合は、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記第2報知態様で報知された場合において前記第1有利結果示唆演出または前記第2有利結果示唆演出が実行される割合と異なる(例えば、変形例029SG-8に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行され、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果がはずれであることが報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行され、該リーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りであることが報知される場合(スーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)にて可変表示が実行される場合)について、該スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合が、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と異なる部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1示唆演出または第2示唆演出が実行される場合において有利状態に制御されることが報知されるまでに特殊発展演出が実行されるか否かによって第1有利結果示唆演出または第2有利結果示唆演出が実行される割合を異ならせることができるので、遊技興趣を向上できる。
A gaming machine according to a twelfth aspect of the invention 033SG is a gaming machine according to any one of the seventh to eleventh aspects,
The notification modes of the performance results in the first suggestion performance and the second suggestion performance include a first notification mode in which the fact that the performance will not be controlled to the advantageous state is simply notified (for example, as shown in FIG. 11-7, in the variable display of the variable pattern of the super reach γ, the variable display result is notified as the performance result of the reach performance C or the reach performance D, and the variable display ends), and a second notification mode in which the fact that the performance will not be controlled to the advantageous state is notified once, and then the fact that the performance will be controlled to the advantageous state is notified (for example, as shown in modified example 029SG-7, a second notification mode (so-called revival mode) in which the variable display result is once notified as the performance result of the reach performance A to the reach performance D, and then the variable display result is once notified as a jackpot).
When the special development effect is executed after the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the first notification mode, the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed in the case where it is notified that the advantageous state will be controlled in the suggestion effect executed after the special development effect is different from the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed in the case where the result of the first suggestion effect or the second suggestion effect is notified in the second notification mode (for example, as shown in modified example 029SG-8, reach effect C or reach effect D is executed, and this In the case where the variable display result of the reach performance C or the reach performance D is notified that the variable display result is a miss, the reach performance G development notification performance and the reach performance G are executed, and it is notified that the variable display result of the reach performance G is a jackpot (when the variable display is executed in the variable pattern (PB1-7) of the super reach θ jackpot), the percentage at which the chance up performance is executed during the variable display in the variable pattern of the super reach θ jackpot is different from the percentage at which the chance up performance is executed in the variable display in which the performance result (variable display result) of the reach performance C or the reach performance D is notified in the second notification mode),
It is characterized by the following.
According to this feature, when the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed, the rate at which the first advantageous result suggestion effect or the second advantageous result suggestion effect is executed can be varied depending on whether or not a special development effect is executed before it is announced that the game will be controlled to an advantageous state, thereby increasing interest in the game.

発明033SGの形態13の遊技機は、形態7~形態12のいずれかに記載の遊技機であって、
前記有利結果示唆演出実行手段は、前記第1有利結果示唆演出と前記第2有利結果示唆演出とを含む複数の有利結果示唆演出(例えば、パターンX、パターンY、パターンZの分岐先示唆演出)を実行可能であり、
いずれの前記有利結果示唆演出が実行されるかに応じて前記特別発展演出の実行割合が異なり(例えば、図11-28に示すように、分岐先示唆演出がパターンX、パターンY、パターンZのいずれで実行されるかに応じて高期待度リーチ演出発展報知演出の実行割合が異なる部分)、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の実行中に、最も前記特別発展演出の実行割合が高い特別有利結果示唆演出または前記特別示唆演出が実行されたときに前記特別発展演出が実行されなかった場合は、実行中の前記第1示唆演出または前記第2示唆演出の演出結果が前記有利状態に制御されることを報知する演出結果となる(例えば、変形例029SG-9に示すように、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたにもかかわらず高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されない場合や、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されなかったにもかかわらずリーチ演出Iが実行される場合には、可変表示結果が大当りとなることが報知される部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技者に意外感を与えることができるとともに、特別有利結果示唆演出または特別示唆演出が実行された場合に特別発展演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of the invention 033SG in aspect 13 is the gaming machine according to any one of aspects 7 to 12,
The advantageous result suggestion effect execution means is capable of executing a plurality of advantageous result suggestion effects (e.g., branch destination suggestion effects of pattern X, pattern Y, and pattern Z) including the first advantageous result suggestion effect and the second advantageous result suggestion effect,
The execution rate of the special development effect differs depending on which of the advantageous result suggestion effects is executed (for example, as shown in FIG. 11-28, the execution rate of the high expectation reach effect development notification effect differs depending on whether the branch destination suggestion effect is executed in pattern X, pattern Y, or pattern Z).
During the execution of the first suggestion effect or the second suggestion effect, if the special development effect is not executed when the special advantageous result suggestion effect or the special suggestion effect with the highest execution rate of the special development effect is executed, the result of the effect notifying that the effect result of the first suggestion effect or the second suggestion effect being executed will be controlled to the advantageous state will be (for example, as shown in modified example 029SG-9, in the case where the branch destination suggestion effect is executed in effect pattern Z but the high expectation reach effect development notification effect is not executed, or in the case where the high expectation reach effect development notification effect is not executed but the reach effect I is executed, the part that notifies that the variable display result will be a jackpot).
It is characterized by the following.
This feature can give the player a sense of surprise and can also make the player pay attention to whether or not a special development effect will be executed when a special advantageous result suggestion effect or a special suggestion effect is executed, thereby increasing the player's interest in the game.

図11-1(A)は、本特徴部029SGで用いられる演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。演出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。尚、図11-1(A)に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。 Figure 11-1 (A) is an explanatory diagram showing an example of the contents of a performance control command used in this feature section 029SG. The performance control command is, for example, two bytes long, with the first byte indicating MODE (command classification) and the second byte indicating EXT (type of command). The first bit of the MODE data (bit 7) is always set to "1", and the first bit of the EXT data is set to "0". Note that the command format shown in Figure 11-1 (A) is just one example, and other command formats may also be used. Also, in this example, the control command is composed of two control signals, but the number of control signals that make up the control command may be one, or may be three or more.

図11-1(A)に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第1可変表示開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第2可変表示開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで可変表示される飾り図柄(演出図柄ともいう)などの変動パターン(変動時間(可変表示時間))を指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは不特定の16進数であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。尚、変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。 In the example shown in FIG. 11-1(A), command 8001H is a first variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the first special symbol in the first special symbol display device 4A. Command 8002H is a second variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the second special symbol in the second special symbol display device 4B. Command 81XXH is a variable pattern designation command that specifies the variable pattern (variable time (variable display time)) of the decorative symbols (also called performance symbols) that are variably displayed in the "left", "middle", and "right" decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R in the image display device 5 in response to the variable display of the special symbols in the special symbol game. Here, XXH indicates an unspecified hexadecimal number, and may be any value that is set according to the instructions by the performance control command. In addition, in the variable pattern designation command, different EXT data is set according to the specified variable pattern, etc.

コマンド8CXXHは、可変表示結果指定コマンドであり、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。可変表示結果指定コマンドでは、例えば図11-1(B)に示すように、可変表示結果(変動表示結果ともいう)が「はずれ」であるか「大当り」であるかの決定結果(事前決定結果)や、可変表示結果が「大当り」となる場合の大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果(大当り種別決定結果)に応じて、異なるEXTデータが設定される。 Command 8CXXH is a variable display result specification command, which is a presentation control command that specifies a variable display result such as a special pattern or a decorative pattern. In the variable display result specification command, as shown in FIG. 11-1 (B), for example, different EXT data is set depending on the result of the determination (predetermination result) of whether the variable display result (also called the variable display result) is a "miss" or a "jackpot", and the result of the determination of which of several types of jackpot type should be used if the variable display result is a "jackpot".

可変表示結果指定コマンドでは、例えば、図11-1(B)に示すように、コマンド8C00Hは、可変表示結果が「はずれ」となる旨の事前決定結果を示す第1可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C01Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りA」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第2可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C02Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りB」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第3可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C03Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りC」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第4可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C04Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「非確変大当り」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第5可変表示結果指定コマンドである。 For example, as shown in FIG. 11-1(B), in the variable display result designation command, command 8C00H is a first variable display result designation command indicating a pre-determined result that the variable display result will be "miss". Command 8C01H is a second variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot A". Command 8C02H is a third variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot B". Command 8C03H is a fourth variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot C". Command 8C04H is a fifth variable display result specification command that notifies the pre-determined result that the variable display result is "jackpot" and the jackpot type is "non-variable jackpot" and the jackpot type determined result.

コマンド8F00Hは、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで飾り図柄の変動停止(確定)を指定する図柄確定コマンドである。コマンド95XXHは、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドである。遊技状態指定コマンドでは、例えばパチンコ遊技機1における現在の遊技状態に応じて、異なるEXTデータが設定される。具体的な一例として、コマンド9500Hを時短制御と確変制御がいずれも行われない遊技状態(低確低ベース状態、通常状態)に対応した第1遊技状態指定コマンドとし、コマンド9501Hを時短制御が行われる一方で確変制御は行われない遊技状態(低確高ベース状態、時短状態)に対応した第2遊技状態指定コマンドとする。また、コマンド9502Hを確変制御が行われる一方で時短制御は行われない遊技状態(高確低ベース状態、時短なし確変状態)に対応した第3遊技状態指定コマンドとし、コマンド9503Hを時短制御と確変制御がともに行われる遊技状態(高確高ベース状態、時短付確変状態)に対応した第4遊技状態指定コマンドとする。 Command 8F00H is a pattern determination command that specifies the stop (determination) of the change in the decorative patterns in each of the "left", "middle", and "right" decorative pattern display areas 5L, 5C, and 5R on the image display device 5. Command 95XXH is a game state designation command that specifies the current game state of the pachinko gaming machine 1. In the game state designation command, different EXT data is set depending on the current game state of the pachinko gaming machine 1, for example. As a specific example, command 9500H is a first game state designation command corresponding to a game state in which neither time-saving control nor probability variable control is performed (low probability low base state, normal state), and command 9501H is a second game state designation command corresponding to a game state in which time-saving control is performed but probability variable control is not performed (low probability high base state, time-saving state). In addition, command 9502H is a third game state designation command corresponding to a game state in which high probability bonus control is performed but time-saving control is not performed (high probability low base state, high probability bonus state without time-saving), and command 9503H is a fourth game state designation command corresponding to a game state in which time-saving control and high probability bonus control are both performed (high probability high base state, high probability bonus state with time-saving).

コマンドA0XXHは、大当り遊技の開始を示す演出画像の表示を指定する当り開始指定コマンド(「ファンファーレコマンド」ともいう)である。コマンドA1XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態となっている期間であることを通知する大入賞口開放中通知コマンドである。コマンドA2XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間であることを通知する大入賞口開放後通知コマンドである。コマンドA3XXHは、大当り遊技の終了時における演出画像の表示を指定する当り終了指定コマンドである。 Command A0XXH is a start of jackpot command (also called a "fanfare command") that specifies the display of an effect image indicating the start of a jackpot game. Command A1XXH is a large prize opening open notification command that notifies the player that the large prize opening is in an open state during a jackpot game. Command A2XXH is a large prize opening post-open notification command that notifies the player that the large prize opening has changed from an open state to a closed state during a jackpot game. Command A3XXH is a end of jackpot command that specifies the display of an effect image at the end of a jackpot game.

当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、例えば可変表示結果指定コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前決定結果や大当り種別決定結果に応じて異なるEXTデータが設定されてもよい。あるいは、当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、事前決定結果及び大当り種別決定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果指定コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。大入賞口開放中通知コマンドや大入賞口開放後通知コマンドでは、例えば、後述する通常開放大当り状態や高速開放大当り状態におけるラウンドの実行回数(例えば「1」~「10」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。 In the hit start specification command and hit end specification command, for example, EXT data similar to that of the variable display result specification command may be set, so that different EXT data is set according to the pre-determined result and the jackpot type determination result. Alternatively, in the hit start specification command and hit end specification command, the correspondence between the pre-determined result and the jackpot type determination result and the set EXT data may be made different from the correspondence in the variable display result specification command. In the large prize opening notification command and the large prize opening after opening notification command, for example, different EXT data is set according to the number of rounds (for example, "1" to "10") executed in the normal opening jackpot state and the high-speed opening jackpot state described below.

コマンドB100Hは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aにより検出されて始動入賞(第1始動入賞)が発生したことに基づき、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームを実行するための第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドである。コマンドB200Hは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて始動入賞(第2始動入賞)が発生したことに基づき、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドである。 Command B100H is a first start port entry designation command that notifies the first start condition for executing a special symbol game using a first special symbol in the first special symbol display device 4A has been established based on the occurrence of a start winning (first start winning) caused by a game ball passing through (entering) the first start winning port formed by the winning ball device 6A being detected by the first start port switch 22A. Command B200H is a second start port entry designation command that notifies the second start condition for executing a special symbol game using a second special symbol in the second special symbol display device 4B has been established based on the occurrence of a start winning (second start winning) caused by a game ball passing through (entering) the second start winning port formed by the variable winning ball device 6B being detected by the second start port switch 22B.

コマンドC1XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第1特図保留記憶数を通知する第1保留記憶数通知コマンドである。コマンドC2XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第2特図保留記憶数を通知する第2保留記憶数通知コマンドである。第1保留記憶数通知コマンドは、例えば第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1始動条件が成立したことにもとづいて、第1始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。第2保留記憶数通知コマンドは、例えば第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2始動条件が成立したことにもとづいて、第2始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。また、第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドは、第1開始条件と第2開始条件のいずれかが成立したとき(保留記憶数が減少したとき)に、特図ゲームの実行が開始されることなどに対応して送信されるようにしてもよい。 Command C1XXH is a first reserved memory number notification command that notifies the first reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. Command C2XXH is a second reserved memory number notification command that notifies the second reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. The first reserved memory number notification command is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12 when the first start port entry designation command is transmitted, for example, based on the first start condition being satisfied when the game ball passes (enters) the first start port. The second reserved memory number notification command is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12 when the second start port entry designation command is transmitted, for example, based on the second start condition being satisfied when the game ball passes (enters) the second start port. In addition, the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command may be sent in response to the start of execution of the special game when either the first start condition or the second start condition is met (when the pending memory number is reduced).

第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドに代えて、合計保留記憶数を通知する合計保留記憶数通知コマンドを送信するようにしてもよい。即ち、合計保留記憶数の増加(または減少)を通知するための合計保留記憶数通知コマンドが用いられてもよい。 Instead of the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command, a total pending memory number notification command that notifies the total pending memory number may be sent. In other words, the total pending memory number notification command may be used to notify an increase (or decrease) in the total pending memory number.

コマンドC4XXHおよびコマンドC6XXHは、入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンド(入賞時判定結果指定コマンド)である。このうち、コマンドC4XXHは、入賞時判定結果として、可変表示結果が「大当り」となるか否か及び大当り種別(確変や非確変)を示す図柄指定コマンドである。また、コマンドC6XXHは、入賞時判定結果として、変動パターン判定用の乱数値が、「非リーチ」、「スーパーリーチ」、「その他」のいずれの変動パターンとなるかの判定結果を示す変動カテゴリコマンドである。 Commands C4XXH and C6XXH are presentation control commands (commands specifying the judgment result at the time of winning) that indicate the content of the judgment result at the time of winning. Of these, command C4XXH is a design specification command that indicates whether the variable display result will be a "jackpot" or not and the type of jackpot (probable win or non-probable win) as the judgment result at the time of winning. Command C6XXH is a variable category command that indicates the judgment result at the time of winning, that is, whether the random number value for judging the fluctuation pattern will be a "non-reach", "super reach", or "other" fluctuation pattern.

尚、図11-1(A)に示すコマンドは一例であり、これらのコマンドの一部を有しないものであってもよいし、これらのコマンドに代えて異なるコマンドを用いてもよいし、これらのコマンドと異なるコマンドを追加してもよい。例えば、各入賞口に遊技球が入賞したことにもとづいて払い出される賞球数を特定可能とするための賞球数通知コマンドや、遊技球が通過ゲート41を通過したことを通知するためのゲート通過通知コマンドや、確変制御や時短制御が実行される残りの回数を通知する通知コマンド等を設けるようにしてもよい。 The commands shown in FIG. 11-1(A) are merely examples, and some of these commands may not be included, or different commands may be used instead of these commands, or different commands may be added to these commands. For example, a prize ball number notification command may be provided to enable the number of prize balls to be paid out based on the game ball's entry into each winning port to be specified, a gate passage notification command to notify that the game ball has passed through the passage gate 41, and a notification command to notify the remaining number of times that the special bonus control or time-saving control will be executed.

図11-2は、主基板11の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図11-2に示すように、本特徴部029SGでは、主基板11の側において、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。尚、遊技効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。こうした遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。 Figure 11-2 is an explanatory diagram illustrating an example of the random number value counted on the main board 11 side. As shown in Figure 11-2, in this feature section 029SG, on the main board 11 side, the numerical data indicating each of the random number value MR1 for determining the special chart display result, the random number value MR2 for determining the type of jackpot, the random number value MR3 for determining the variation pattern, and the random number value MR4 for determining the normal chart display result are controlled so as to be countable. Note that random number values other than these may be used to enhance the game effect. Such random numbers used to control the progress of the game are also called game random numbers.

乱数回路104は、これらの乱数値MR1~MR4の一部または全部を示す数値データをカウントするものであればよい。CPU103は、例えば、遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路104とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値MR1~MR4の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。 The random number circuit 104 may count the numerical data indicating some or all of these random number values MR1 to MR4. The CPU 103 may count the numerical data indicating some of the random number values MR1 to MR4 by updating various numerical data by software using a random counter different from the random number circuit 104, such as a random counter provided in the game control counter setting unit 029SG154.

特図表示結果判定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「65536」の範囲の値をとる。大当り種別判定用の乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合における大当り種別を「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「100」の範囲の値をとる。 The random number value MR1 for determining the special symbol display result is a random number value used to determine whether or not to control the game state to a jackpot by treating the variable display result of a special symbol or the like in a special symbol game as a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "65536", for example. The random number value MR2 for determining the jackpot type is a random number value used to determine the jackpot type as either "Probable jackpot A", "Probable jackpot B", "Probable jackpot C", or "Non-probable jackpot" when the variable display result is a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "100", for example.

変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示における変動パターンを、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「997」の範囲の値をとる。 The random number value MR3 for determining the variation pattern is a random number value used to determine the variation pattern in the variable display of special patterns and decorative patterns to one of several types prepared in advance, and can take a value in the range of "1" to "997", for example.

普図表示結果判定用の乱数値MR4は、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける可変表示結果を「普図当り」とするか「普図はずれ」とするかなどの決定を行うために用いられる乱数値であり、例えば「3」~「13」の範囲の値をとる。 The random number value MR4 for determining the normal symbol display result is a random number value used to determine whether the variable display result in the normal symbol game by the normal symbol display device 20 is a "normal symbol hit" or a "normal symbol miss", and takes a value in the range of "3" to "13", for example.

図11-3は、ROM101に記憶される特図表示結果判定テーブルの構成例を示している。本特徴部029SGでは、特図表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の特図表示結果判定テーブルを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1特図と第2特図とで個別の特図表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。 Figure 11-3 shows an example of the configuration of a special chart display result judgment table stored in ROM 101. In this feature section 029SG, a common special chart display result judgment table is used for the first special chart and the second special chart as the special chart display result judgment table, but the present invention is not limited to this, and separate special chart display result judgment tables may be used for the first special chart and the second special chart.

特図表示結果判定テーブルは、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1にもとづいて決定するために参照されるテーブルである。 The special symbol display result determination table is a table that is referenced to determine whether or not to control the variable display result to a jackpot game state as a "jackpot" before a determined special symbol that is a variable display result is derived and displayed in a special symbol game using a first special symbol by the first special symbol display device 4A or a special symbol game using a second special symbol by the second special symbol display device 4B, based on a random number value MR1 for determining the special symbol display result.

本特徴部029SGにおける特図表示結果判定テーブルでは、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかに応じて、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「大当り」や「はずれ」の特図表示結果に割り当てられている。 In the special chart display result judgment table in this feature part 029SG, a numerical value (judgment value) that is compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is assigned to the special chart display result of "jackpot" or "miss" depending on whether the game state of the pachinko game machine 1 is a normal state or a time-saving state (low probability state), or a probability change state (high probability state).

特図表示結果判定テーブルにおいて、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本特徴部029SGにおける特図表示結果判定テーブルでは、遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態または時短状態(低確状態)であるときよりも多くの判定値が、「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。これにより、パチンコ遊技機1において確変制御が行われる確変状態(高確状態)では、通常状態または時短状態(低確状態)であるときに特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率(本特徴部029SGでは約1/300)に比べて、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなる(本特徴部029SGでは約1/30)。即ち、特図表示結果判定テーブルでは、パチンコ遊技機1における遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態や時短状態であるときに比べて大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなるように、判定用データが大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられている。 In the special chart display result judgment table, the table data indicating the judgment value to be compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is judgment data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a jackpot game state as a "jackpot". In the special chart display result judgment table in this feature part 029SG, when the game state is a probability variable state (high probability state), more judgment values are assigned to the special chart display result of "jackpot" than when it is in a normal state or a time-saving state (low probability state). As a result, in the probability variable state (high probability state) in which the probability variable control is performed in the pachinko game machine 1, the probability of determining that the special chart display result is a "jackpot" and controlled to a jackpot game state is higher (about 1/30 in this feature part 029SG) than the probability of determining that the special chart display result is a "jackpot" and controlled to a jackpot game state when it is in a normal state or a time-saving state (low probability state) (about 1/300 in this feature part 029SG). That is, in the special chart display result judgment table, when the gaming state of the pachinko gaming machine 1 is in a probability variable state (high probability state), the judgment data is assigned to the decision result of whether or not to control to a jackpot gaming state so that the probability of deciding to control to a jackpot gaming state is higher than when it is in a normal state or a time-saving state.

図11-4(A)は、ROM101に記憶される大当り種別判定テーブルの構成例を示している。本特徴部029SGにおける大当り種別判定テーブルは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定されたときに、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づき、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別判定テーブルでは、特図ゲームにおいて可変表示(変動表示)が行われた特別図柄が第1特図(第1特別図柄表示装置お4Aによる特図ゲーム)であるか第2特図(第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲーム)であるかに応じて、大当り種別判定用の乱数値MR2と比較される数値(判定値)が、「非確変大当り」や「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」といった複数種類の大当り種別に割り当てられている。 Figure 11-4 (A) shows an example of the configuration of a jackpot type determination table stored in ROM 101. The jackpot type determination table in this feature section 029SG is a table that is referenced to determine the jackpot type as one of multiple types based on the random number value MR2 for jackpot type determination when it is determined that the special symbol display result is a "jackpot" and the jackpot game state is controlled. In the jackpot type determination table, a number (determination value) that is compared with the random number value MR2 for jackpot type determination is assigned to multiple types of jackpot types such as "non-variable jackpot", "variable jackpot A", "variable jackpot B", and "variable jackpot C" depending on whether the special symbol that is variably displayed (variably displayed) in the special symbol game is the first special symbol (special symbol game by the first special symbol display device 4A) or the second special symbol (special symbol game by the second special symbol display device 4B).

ここで、本特徴部029SGにおける大当り種別について、図11-4(B)を用いて説明すると、本特徴部029SGでは、大当り種別として、大当り遊技状態の終了後において高確制御と時短制御とが実行されて高確高ベース状態に移行する「確変大当りA」や「確変大当りB」と、大当り遊技状態の終了後において高確制御が実行されるが時短制御が実行されない高確低ベース状態に移行する「確変大当りC」と、大当り遊技状態の終了後において時短制御のみが実行されて低確高ベース状態に移行する「非確変大当り」とが設定されている。 Now, the types of jackpots in this feature section 029SG will be explained with reference to FIG. 11-4 (B). In this feature section 029SG, the jackpot types are set to "Probable variable jackpot A" and "Probable variable jackpot B", in which high probability control and time-saving control are executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, high base state; "Probable variable jackpot C", in which high probability control is executed but time-saving control is not executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, low base state; and "Non-probable variable jackpot", in which only time-saving control is executed after the jackpot game state ends, transitioning to a low probability, high base state.

「確変大当りA」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。一方、「確変大当りB」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが5回(いわゆる5ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。「確変大当りC」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが2回(いわゆる2ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。また、「非確変大当り」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。よって、「確変大当りA」を10ラウンド(10R)確変大当りと呼称し、「確変大当りB」を5ラウンド(5R)確変大当りと呼称し、「確変大当りC」を2ラウンド(2R)確変大当りと呼称する場合がある。 The jackpot game state by "probable jackpot A" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 10 times (so-called 10 rounds). On the other hand, the jackpot game state by "probable jackpot B" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 5 times (so-called 5 rounds). The jackpot game state by "probable jackpot C" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 2 times (so-called 2 rounds). Also, the jackpot game state by "non-probable jackpot" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 10 times (so-called 10 rounds). Therefore, "Chance Special Jackpot A" may be referred to as a 10-round (10R) chance special jackpot, "Chance Special Jackpot B" may be referred to as a 5-round (5R) chance special jackpot, and "Chance Special Jackpot C" may be referred to as a 2-round (2R) chance special jackpot.

確変大当りA~確変大当りCの大当り遊技状態の終了後において実行される高確制御と時短制御は、該大当り遊技状態の終了後において再度大当りが発生するまで継続して実行される。よって、再度発生した大当りが確変大当りA~確変大当りCのいずれかである場合には、大当り遊技状態の終了後に再度、高確制御と時短制御が実行されるので、大当り遊技状態が通常状態を介することなく連続的に発生する、いわゆる連荘状態となる。 The high probability control and time-saving control executed after the end of a jackpot game state of a special jackpot A to a special jackpot C will continue to be executed until another jackpot occurs after the end of the jackpot game state. Therefore, if the jackpot that occurs again is one of the special jackpots A to C, the high probability control and time-saving control will be executed again after the end of the jackpot game state, resulting in a so-called consecutive jackpot state in which jackpot game states occur consecutively without going through the normal state.

一方、「非確変大当り」による大当り遊技状態の終了後において実行される時短制御は、所定回数(本特徴部029SGでは100回)の特図ゲームが実行されること、或いは該所定回数の特図ゲームが実行される前に大当り遊技状態となることにより終了する。 On the other hand, the time-saving control that is executed after the end of the jackpot game state due to a "non-variable jackpot" ends when a specified number of special games (100 times in this feature part 029SG) are played, or when the jackpot game state is reached before the specified number of special games are played.

図11-4(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、可変表示される特図が第1特図であるか第2特図であるかに応じて、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」の大当り種別に対する判定値の割当てが異なっている。即ち、可変表示される特図が第1特図である場合には、所定範囲の判定値(「81」~「100」の範囲の値)がラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられる一方で、可変表示される特図が第2特図である場合には、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に対して判定値が割り当てられていない。このような設定により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立したことにもとづいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立したことにもとづいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別をラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」に決定する割合を、異ならせることができる。特に、第2特図を用いた特図ゲームでは大当り種別を「確変大当りB」や「確変大当りC」としてラウンド数の少ない大当り状態に制御すると決定されることがないので、例えば時短制御に伴う高開放制御により、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい遊技状態において、得られる賞球が少ない大当り状態の頻発を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 11-4(A), the allocation of determination values to the jackpot types "Probable variable jackpot A", "Probable variable jackpot B", "Probable variable jackpot C", and "Non-probable variable jackpot" differs depending on whether the variably displayed special chart is the first special chart or the second special chart. In other words, when the variably displayed special chart is the first special chart, a predetermined range of determination values (values in the range of "81" to "100") are assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C" with fewer rounds, whereas when the variably displayed special chart is the second special chart, no determination value is assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C". With this setting, the ratio of determining the jackpot type to "probable jackpot B" or "probable jackpot C" with fewer rounds can be made different between the case where the jackpot type is determined to be one of a plurality of types based on the establishment of the first start condition for starting a special game using the first special symbol by the first special symbol display device 4A and the case where the jackpot type is determined to be one of a plurality of types based on the establishment of the second start condition for starting a special game using the second special symbol by the second special symbol display device 4B. In particular, in a special game using the second special symbol, the jackpot type is not determined to be "probable jackpot B" or "probable jackpot C" to control the jackpot state with fewer rounds, so that, for example, in a game state where game balls are likely to enter the second start winning hole formed by the variable winning ball device 6B due to the high opening control accompanying the time reduction control, frequent occurrence of a jackpot state with fewer winning balls can be avoided, and a decrease in interest in the game can be prevented.

尚、図11-4(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、「非確変」の大当り種別に対する判定値の割当ては、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに係わらず同一とされているので、非確変の大当りとなる確率と確変の大当りとなる確率は、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず同一とされている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 11-4(A), the allocation of the determination value for the "non-probability variable" jackpot type is the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game, so the probability of a non-probability variable jackpot and the probability of a probability variable jackpot are the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game.

よって、前述したように、「確変大当りB」や「確変大当りC」に対する判定値の割り当てが、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なることに応じて、「確変大当りA」に対する判定値の割り当ても第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なり、ラウンド数の多い「確変大当りA」については、第2特図の特図ゲームである場合の方が第1特図の特図ゲームである場合よりも決定され易くなるように設定されている。 As described above, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot B" and "Probable Variable Jackpot C" differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and accordingly, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot A" also differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and for "Probable Variable Jackpot A" which has a larger number of rounds, it is set up so that it is easier to determine in the second special chart game than in the first special chart game.

尚、第2特図の特図ゲームである場合にも、第1特図の特図ゲームである場合とは異なる所定範囲の判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられるようにしてもよい。例えば、第2特図の特図ゲームである場合には、第1特図の特図ゲームである場合に比べて少ない判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられてもよい。あるいは、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず、共通のテーブルデータを参照して、大当り種別の決定を行うようにしてもよい。 In addition, even in the case of the special chart game of the second special chart, a predetermined range of judgment values different from that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C". For example, in the case of the special chart game of the second special chart, a smaller judgment value than that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C" compared to the case of the special chart game of the first special chart. Alternatively, regardless of whether it is a special chart game of the first special chart or the second special chart, the jackpot type may be determined by referring to common table data.

図11-5は、本特徴部029SGにおける変動パターンを示している。本特徴部029SGでは、可変表示結果が「はずれ」となる場合のうち、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合と「リーチ」である場合のそれぞれに対応して、また、可変表示結果が「大当り」となる場合に対応して、複数の変動パターンが予め用意されている。尚、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンは、非リーチ変動パターン(「非リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称され、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンは、リーチ変動パターン(「リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称される。また、非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、可変表示結果が「はずれ」となる場合に対応したはずれ変動パターンに含まれる。可変表示結果が「大当り」である場合に対応した変動パターンは、大当り変動パターンと称される。 Figure 11-5 shows the variation pattern in this feature part 029SG. In this feature part 029SG, a plurality of variation patterns are prepared in advance for the cases where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" and a "reach", respectively, and for the case where the variable display result is a "jackpot". The variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" is called a non-reach variation pattern (also called a "non-reach miss variation pattern"), and the variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "reach" is called a reach variation pattern (also called a "reach miss variation pattern"). The non-reach variation pattern and the reach variation pattern are included in the miss variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss". The variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "jackpot" is called a jackpot variation pattern.

大当り変動パターンやリーチ変動パターンには、ノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンと、スーパーリーチのリーチ演出が実行されるスーパーリーチ変動パターンとがある。尚、本特徴部029SGでは、ノーマルリーチ変動パターンを1種類設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2種類以上のノーマルリーチ変動パターンを設けてもよい。また、本特徴部029SGでは、スーパーリーチ変動パターンとしてスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチγ、スーパーリーチδ、スーパーリーチε、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκ、スーパーリーチλの11種類の変動パターンを設けているが、本発明はこれに限定さるものではなく、スーパーリーチ変動パターンを12種類以上或いは10種類以下のみ設けてもよい。 There are two types of jackpot fluctuation patterns and reach fluctuation patterns: a normal reach fluctuation pattern in which a normal reach reach performance is executed, and a super reach fluctuation pattern in which a super reach reach performance is executed. Note that, although this feature section 029SG has one type of normal reach fluctuation pattern, the present invention is not limited to this, and two or more types of normal reach fluctuation patterns may be provided. Also, in this feature section 029SG, eleven types of fluctuation patterns are provided as super reach fluctuation patterns: super reach α, super reach β, super reach γ, super reach δ, super reach ε, super reach ζ, super reach η, super reach θ, super reach ι, super reach κ, and super reach λ, but the present invention is not limited to this, and 12 or more types of super reach fluctuation patterns or only 10 or less types may be provided.

尚、本特徴部029SGにおけるスーパーリーチ変動パターンは、スーパーリーチαの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-2)とはずれとなる変動パターン(PA2-2)、スーパーリーチβの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-3)とはずれとなる変動パターン(PA2-3)と、スーパーリーチγの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-4)とはずれとなる変動パターン(PA2-4)と、スーパーリーチδの変動パターンとして可変表示結果がはずれとなる変動パターン(PA2-5)と、スーパーリーチεの変動パターンとして可変表示結果がはずれとなる変動パターン(PA2-6)と、スーパーリーチζの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-5)とはずれとなる変動パターン(PA2-7)と、スーパーリーチηの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-6)とはずれとなる変動パターン(PA2-8)と、スーパーリーチθの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-7)とはずれとなる変動パターン(PA2-9)と、スーパーリーチιの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-8)とはずれとなる変動パターン(PA2-10)と、スーパーリーチκの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-9)とはずれとなる変動パターン(PA2-11)と、スーパーリーチλの変動パターンとして可変表示結果が大当りとなる変動パターン(PB1-10)とはずれとなる変動パターン(PA2-12)と、が設けられている。 The Super Reach fluctuation patterns in this feature part 029SG are: Super Reach α fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-2) and a miss (PA2-2); Super Reach β fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-3) and a miss (PA2-3); Super Reach γ fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-4) and a miss (PA2-4); Super Reach δ fluctuation patterns in which the variable display result is a miss (PA2-5); Super Reach ε fluctuation patterns in which the variable display result is a miss (PA2-6); and Super Reach ζ fluctuation patterns in which the variable display result is a jackpot (PB1-5). There are provided a variation pattern (PA2-7) that results in a miss, a variation pattern (PB1-6) for the variable display result of the super reach η and a variation pattern (PA2-8) that results in a miss, a variation pattern (PB1-7) for the variable display result of the super reach θ and a variation pattern (PA2-9) that results in a miss, a variation pattern (PB1-8) for the variable display result of the super reach ι and a variation pattern (PA2-10) that results in a miss, a variation pattern (PB1-9) for the variable display result of the super reach κ and a variation pattern (PA2-11) that results in a miss, and a variation pattern (PB1-10) for the variable display result of the super reach λ and a variation pattern (PA2-12) that results in a miss.

図11-5に示すように、本特徴部029SGにおけるノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンの特図変動時間については、スーパーリーチ変動パターンよりも短く設定されている。 As shown in Figure 11-5, the special chart fluctuation time of the normal reach fluctuation pattern in which the reach performance of the normal reach in this feature part 029SG is executed is set shorter than that of the super reach fluctuation pattern.

尚、本特徴部029SGでは、スーパーリーチ、ノーマルリーチ、非リーチの順に可変表示結果が「大当り」となる大当り期待度が高くなるように設定されているため、ノーマルリーチ変動パターン及びスーパーリーチ変動パターンにおいては一部の例外を除き特図変動時間が長いほど大当り期待度が高くなっている。 In addition, in this feature section 029SG, the variable display result is set in the order of super reach, normal reach, and non-reach so that the probability of a jackpot increasing. Therefore, with some exceptions, in the normal reach variation pattern and super reach variation pattern, the longer the special chart variation time, the higher the probability of a jackpot.

特に、スーパーリーチβ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチα変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチγ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチβ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチδ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチγ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチε変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチδ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチζ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチε変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチη変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチζ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチθ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチη変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチι変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチθ変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されており、スーパーリーチκ変動パターンの特図変動時間は、スーパーリーチι変動パターンの特図変動時間よりも長く設定されている。 In particular, the special chart change time of the Super Reach β fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach α fluctuation pattern, the special chart change time of the Super Reach γ fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach β fluctuation pattern, the special chart change time of the Super Reach δ fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach γ fluctuation pattern, the special chart change time of the Super Reach ε fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super Reach δ fluctuation pattern, and the special chart change time of the Super Reach ζ fluctuation pattern is set longer than the special chart change time of the Super The special chart change time is set longer than the special chart change time of the reach ε change pattern, the special chart change time of the super reach η change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach ζ change pattern, the special chart change time of the super reach θ change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach η change pattern, the special chart change time of the super reach ι change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach θ change pattern, and the special chart change time of the super reach κ change pattern is set longer than the special chart change time of the super reach ι change pattern.

尚、これらスーパーリーチα変動パターン~スーパーリーチκ変動パターンのうち、スーパーリーチδ変動パターンとスーパーリーチε変動パターンについては可変表示結果が大当りとなる変動パターンが設けられていない。つまり、これらスーパーリーチα変動パターン~スーパーリーチκ変動パターンについては、スーパーリーチδ変動パターンとスーパーリーチε変動パターンとを除外した変動パターンについて、スーパーリーチα変動パターンが最も特図変動時間が短く且つ大当り期待度が低く設定されているとともに、特図変動時間が長くなるにつれて大当り期待度が高まるように設定されている。 In addition, among these Super Reach α fluctuation pattern to Super Reach κ fluctuation pattern, there are no fluctuation patterns for the Super Reach δ fluctuation pattern and the Super Reach ε fluctuation pattern that result in a jackpot. In other words, among these Super Reach α fluctuation pattern to Super Reach κ fluctuation pattern, excluding the Super Reach δ fluctuation pattern and the Super Reach ε fluctuation pattern, the Super Reach α fluctuation pattern is set to have the shortest special chart fluctuation time and the lowest jackpot expectation, and the longer the special chart fluctuation time, the higher the jackpot expectation.

更に、本特徴部029SGにおいては、スーパーリーチκ変動パターンよりも大当り期待度が高いスーパーリーチ変動パターンとして、スーパーリーチλ変動パターンが設けられている。該スーパーリーチλ変動パターンは、例外的に特図変動時間がスーパーリーチζ変動パターンよりも長く且つスーパーリーチη変動パターンよりも短く設定されている。 Furthermore, in this feature part 029SG, a Super Reach λ fluctuation pattern is provided as a Super Reach fluctuation pattern with a higher expectation of a jackpot than the Super Reach κ fluctuation pattern. The Super Reach λ fluctuation pattern is exceptionally set to have a special chart fluctuation time longer than the Super Reach ζ fluctuation pattern and shorter than the Super Reach η fluctuation pattern.

また、本特徴部029SGにおいては、後述するように、これら変動パターンを、変動パターン判定用の乱数値MR3のみを用いて決定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、変動パターン判定用の乱数値MR3に加えて、変動パターン種別判定用の乱数値を設けて、これら変動パターン種別判定用の乱数値から変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンを決定するようにしてもよい。 In addition, in this feature part 029SG, as described below, these fluctuation patterns are determined using only the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, but the present invention is not limited to this. For example, in addition to the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, a random number value for determining the type of fluctuation pattern may be provided, and the type of fluctuation pattern may first be determined from these random number values for determining the type of fluctuation pattern, and then the fluctuation pattern belonging to the determined type may be determined.

尚、図11-5及び図11-7(A)に示すように、スーパーリーチα変動パターン(PA2-2、PB1-2)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL1のリーチ演出Aを実行し、該リーチ演出Aの演出結果として可変表示結果を報知する変動パターンである。図11-5及び図11-7(B)に示すように、スーパーリーチβ変動パターン(PA2-3、PB1-3)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL2(L2>L1)のリーチ演出Bを実行し、該リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果を報知する変動パターンである。 As shown in Figures 11-5 and 11-7 (A), the super reach α variation pattern (PA2-2, PB1-2) is a variation pattern in which reach performance A with an execution period length of L1 is executed as a reach performance of a super reach during variable display, and the variable display result is announced as the performance result of the reach performance A. As shown in Figures 11-5 and 11-7 (B), the super reach β variation pattern (PA2-3, PB1-3) is a variation pattern in which reach performance B with an execution period length of L2 (L2>L1) is executed as a reach performance of a super reach during variable display, and the variable display result is announced as the performance result of the reach performance B.

図11-7(A)及び図11-7(B)に示すように、スーパーリーチα変動パターンとスーパーリーチβ変動パターンとは、可変表示開始タイミングからリーチ演出の終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)に亘って、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆するメータ演出を実行可能な変動パターンでもある。尚、前述したようにリーチ演出Bの実行期間の長さL2はリーチ演出Aの実行期間の長さL1よりも長期間に設定されているため、スーパーリーチβ変動パターンにおけるメータ演出実行可能期間の長さL5は、スーパーリーチα変動パターンにおけるメータ演出実行可能期間の長さL4よりも長期間に設定されている(L5>L4)。 As shown in Figures 11-7 (A) and 11-7 (B), the Super Reach α fluctuation pattern and the Super Reach β fluctuation pattern are also fluctuation patterns that can execute a meter effect that suggests the execution of a high-expectation reach effect development notification effect from the variable display start timing to the reach effect end timing (variable display result notification timing). As mentioned above, since the length L2 of the execution period of reach effect B is set to be longer than the length L1 of the execution period of reach effect A, the length L5 of the meter effect execution period in the Super Reach β fluctuation pattern is set to be longer than the length L4 of the meter effect execution period in the Super Reach α fluctuation pattern (L5>L4).

図11-5及び図11-7(C)に示すように、スーパーリーチγ変動パターン(PA2-4、PB1-4)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dを実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果を報知する変動パターンである。尚、リーチ演出Cとリーチ演出Dとはどちらも実行期間が長さL3に設定されている。また、スーパーリーチγ変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知された後に更にリーチ演出Hが実行されることを報知するリーチ演出H発展報知演出と、リーチ演出Fとリーチ演出Iとのどちらかが実行されることを報知する高期待度リーチ演出発展報知演出と、のどちらが実行されるか(どちらの報知演出に分岐するか)を示唆する分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-7 (C), the super reach γ variation pattern (PA2-4, PB1-4) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach during the variable display, and the variable display result is notified as the performance result of the reach performance C or reach performance D. The execution period of both reach performance C and reach performance D is set to length L3. In addition, the super reach γ variation pattern is also a variation pattern capable of executing a branch destination suggestion performance that suggests which of the following will be executed (which notification performance to branch to) during the execution period of the reach performance C or reach performance D: a reach performance H development notification performance that notifies that a reach performance H will be executed after the variable display result is notified as the performance result of the reach performance C or reach performance D, and a high expectation reach performance development notification performance that notifies that either the reach performance F or the reach performance I will be executed.

図11-5及び図11-7(D)に示すように、スーパーリーチδ変動パターン(PA2-5)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL2のリーチ演出Bを実行して可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出Eへの発展を示唆するリーチ演出E発展示唆演出を実行可能(リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さ:L6a)であり、最終的にリーチ演出Eに発展せずはずれを報知する変動パターンである。尚、スーパーリーチδ変動パターンは、スーパーリーチβ変動パターンと同じく、可変表示の開始タイミングからリーチ演出の終了タイミングに亘ってメータ演出を実行可能(メータ演出実行可能期間の長さ:L5)な変動パターンでもあり、メータ演出実行可能期間の長さL5は、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-7 (D), the super reach δ variation pattern (PA2-5) is a variation pattern in which a reach performance B with an execution period length of L2 is executed as a reach performance of the super reach during the variable display, and then a reach performance E development suggestive performance suggesting development to a reach performance E can be executed (length of the reach performance E development suggestive performance executable period: L6a), and finally, it is a variation pattern that does not develop to a reach performance E and notifies of a miss. Note that the super reach δ variation pattern, like the super reach β variation pattern, is also a variation pattern in which a meter performance can be executed from the start timing of the variable display to the end timing of the reach performance (length of the meter performance executable period: L5), and the length L5 of the meter performance executable period is set longer than the length L6a of the reach performance E development suggestive performance executable period.

図11-5及び図11-8(E)に示すように、スーパーリーチε変動パターン(PA2-6)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出D(いずれのリーチ演出の実行期間の長さもL3)を実行して可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出Gへの発展を示唆するリーチ演出G発展示唆演出を実行可能であり、最終的にリーチ演出Gに発展せずにはずれを報知する変動パターンである。また、スーパーリーチε変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figures 11-5 and 11-8 (E), the super reach ε variation pattern (PA2-6) is a variation pattern in which, during the variable display, reach performance C or reach performance D (the execution period of either reach performance is L3) is executed as the reach performance of the super reach, and the variable display result is notified that it is a miss, and then a reach performance G development suggestion performance is executed, which suggests development to reach performance G, and finally notifies of a miss without developing to reach performance G. The super reach ε variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D.

図11-5及び図11-8(F)に示すように、スーパーリーチζ変動パターン(PA2-7、PB1-5)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出として実行期間の長さがL2のリーチ演出Bを実行して可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出E発展示唆演出を実行可能であり、更にリーチ演出Eに発展することを報知するリーチ演出E発展報知演出(リーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さ:L6b)を実行した後にリーチ演出Eを実行する変動パターンである。尚、スーパーリーチζ変動パターンは、可変表示の開始タイミングからリーチ演出Bの終了タイミングに亘って、メータ演出を実行可能(メータ演出実行可能期間の長さ:L5)な変動パターンでもある。メータ演出実行可能期間の長さL5は、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている。尚、リーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bは、メータ演出実行可能期間の長さL5よりも短く設定されている。また、スーパーリーチζ変動パターンは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さがL11に設定されている。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-8 (F), the super reach ζ variation pattern (PA2-7, PB1-5) is a variation pattern in which a reach performance B with an execution period length of L2 is executed as a reach performance of the super reach during the variable display, and a reach performance E development suggestion performance is executed after notifying that the variable display result is a miss, and then a reach performance E development notification performance (length of execution period of reach performance E development notification performance: L6b) that notifies that it will develop into a reach performance E is executed, and then a reach performance E is executed. Note that the super reach ζ variation pattern is also a variation pattern in which a meter performance can be executed (length of meter performance executable period: L5) from the start timing of the variable display to the end timing of the reach performance B. The length L5 of the meter performance executable period is set longer than the length L6a of the reach performance E development suggestion performance executable period. Note that the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance is set shorter than the length L5 of the meter performance executable period. In addition, the Super Reach ζ variation pattern has a period length from the start of the reach performance E development notification performance to the end of the reach performance E (the notification timing of the variable display result) set to L11.

図11-5及び図11-8(G)に示すように、スーパーリーチη変動パターン(PA2-8、PB1-6)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Aを実行し、該リーチ演出Aの途中から該リーチ演出Aに替えて大当り期待度が高いリーチ演出(本特徴部であれば後述するリーチ演出Fまたはリーチ演出I)に発展することを報知する高期待度リーチ演出発展報知演出をリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長期間であるL7(L7>L6b)に亘って実行し、更にリーチ演出Fを実行する変動パターンである。尚、スーパーリーチη変動パターンは、可変表示の開始タイミングからリーチ演出Aが高期待度リーチ演出発展報知演出に切り替わるタイミングに亘って、メータ演出を実行可能(リーチ演出Aが途中で高期待度リーチ演出発展報知演出に切替わるので、メータ演出実行可能期間の長さはL4よりも短いL4’)な変動パターンでもある。また、スーパーリーチη変動パターンは、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さは、スーパーリーチζ変動パターンにおけるリーチ演出E発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミングまでの期間の長さL11よりも長いL12(L12>L11)に設定されている。 As shown in Figures 11-5 and 11-8 (G), the super reach η variation pattern (PA2-8, PB1-6) is a variation pattern in which reach performance A is executed as the reach performance of the super reach during the variable display, and a high expectation reach performance development notification performance that notifies the player that the reach performance A will develop into a reach performance with a high expectation of a jackpot (reach performance F or reach performance I described later in this characteristic part) is executed for a period of L7 (L7>L6b) that is longer than the length of the execution period L6b of the reach performance E development notification performance, and then a reach performance F is executed. The super reach η variation pattern is also a variation pattern in which a meter performance can be executed from the start timing of the variable display to the timing when the reach performance A switches to the high expectation reach performance development notification performance (the length of the meter performance execution period is L4', which is shorter than L4, because the reach performance A switches to the high expectation reach performance development notification performance halfway through). In addition, in the super reach η fluctuation pattern, the length of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of the reach performance F (the notification timing of the variable display result) is set to L12 (L12>L11), which is longer than the length of the period L11 from the start timing of the reach performance E development notification performance to the end timing of the reach performance E in the super reach ζ fluctuation pattern.

図11-5及び図11-8(H)に示すように、スーパーリーチθ変動パターン(PA2-9、PB1-7)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出D(いずれのリーチ演出の実行期間の長さもL3)を実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dにて可変表示結果がはずれであることを報知した後にリーチ演出G発展示唆演出を実行可能であり、更にリーチ演出Gに発展することを報知するリーチ演出G発展報知演出を高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7よりも短期間であるL8(L7>L8)に亘って実行し、更にリーチ演出Gを実行する変動パターンである。また、スーパーリーチθ変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-8 (H), the super reach θ variation pattern (PA2-9, PB1-7) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D (the execution period of either reach performance is L3) is executed as the reach performance of the super reach during the variable display, and after notifying that the variable display result is a miss in these reach performances C or reach performance D, a reach performance G development suggestion performance can be executed, and further, a reach performance G development notification performance that notifies that it will develop into reach performance G is executed for L8 (L7>L8), which is shorter than the execution period L7 of the high expectation reach performance development notification performance, and further the reach performance G is executed. The super reach θ variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D.

図11-5及び図11-9(I)に示すように、スーパーリーチι変動パターン(PA2-10、PB1-8)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dを実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの途中からリーチ演出Cまたはリーチ演出Dに替えて事前演出及び前兆演出を実行し、更にリーチ演出Hに発展することを報知するリーチ演出H発展報知演出を実行してリーチ演出Hを実行する変動パターンである。また、スーパーリーチι変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。 As shown in Figure 11-5 and Figure 11-9 (I), the super reach ι variation pattern (PA2-10, PB1-8) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach during variable display, and a pre-performance and a precursor performance are executed in place of reach performance C or reach performance D halfway through reach performance C or reach performance D, and then a reach performance H development notification performance is executed to notify that the performance will develop into reach performance H, thereby executing the reach performance H. The super reach ι variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D.

図11-5及び図11-9(J)に示すように、スーパーリーチκ変動パターン(PA2-11、PB1-9)は、可変表示中においてスーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dを実行し、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの途中からリーチ演出Cまたはリーチ演出Dに替えて事前演出及び前兆演出を実行し、更に実行期間の長さがL7である高期待度リーチ演出発展報知演出を実行してリーチ演出Iを実行する変動パターンである。また、スーパーリーチκ変動パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において、分岐先示唆演出を実行可能な変動パターンでもある。また、スーパーリーチκ変動パターンは、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さは、スーパーリーチη変動パターンにおける高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12よりも長いL13(L13>L12>L11)に設定されている。 As shown in Figures 11-5 and 11-9 (J), the super reach κ variation pattern (PA2-11, PB1-9) is a variation pattern in which reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach during variable display, and a pre-performance and a precursor performance are executed in place of reach performance C or reach performance D halfway through reach performance C or reach performance D, and further a high expectation reach performance development notification performance with an execution period length of L7 is executed to execute reach performance I. The super reach κ variation pattern is also a variation pattern in which a branch destination suggestion performance can be executed during the execution period of reach performance C or reach performance D. In addition, in the super reach κ fluctuation pattern, the length of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of reach performance I (the notification timing of the variable display result) is set to L13 (L13>L12>L11), which is longer than the length of the period L12 from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of reach performance F in the super reach η fluctuation pattern.

スーパーリーチλ変動パターン(PA2-12、PB1-10)は、可変表示中において他のスーパーリーチの変動パターンにおけるリーチよりも前のタイミングから実行期間の長さがL7である高期待度リーチ演出発展報知演出を実行してリーチ演出Iを実行する変動パターンである。尚、スーパーリーチλ変動パターンは、可変表示の開始タイミングから高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングに亘って、メータ演出を実行可能(リーチよりも前のタイミングから高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるので、メータ演出実行可能期間の長さはL4’よりも更に短いL4’’:L4>L4’>L4’’)な変動パターンでもある。また、スーパーリーチλ変動パターンは、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さは、スーパーリーチκと同じくL13(L13>L12>L11)に設定されている。 The Super Reach λ fluctuation pattern (PA2-12, PB1-10) is a fluctuation pattern that executes a high expectation reach performance development notification performance with a duration of L7 from a timing before the reach in other Super Reach fluctuation patterns during variable display, and executes the reach performance I. The Super Reach λ fluctuation pattern is also a fluctuation pattern that can execute a meter performance from the start timing of the variable display to the start timing of the high expectation reach performance development notification performance (since the high expectation reach performance development notification performance is executed from a timing before the reach, the duration of the meter performance execution period is L4'' which is even shorter than L4': L4>L4'>L4''). In addition, the length of the period from the start timing of the high expectation reach performance development notification performance to the end timing of the reach performance I (the notification timing of the variable display result) of the Super Reach λ fluctuation pattern is set to L13 (L13>L12>L11), the same as the Super Reach κ.

特に、図11-10(A)及び図11-10(B)に示すように、本特徴部029SGにおける高期待度リーチ演出発展報知演出としては、画像表示装置5の表示領域を暗転させることで該画像表示装置5に表示されている演出画像を視認困難とするブラックアウト演出と、該ブラックアウト演出の後に画像表示装置5において前セリフを表示する前段演出と、該前段演出の後の切替演出と、該切替演出の後に画像表示装置5において後セリフを表示する後段演出と、該後段演出の後に可動体32を画像表示装置5の上方である原点位置から画像表示装置5の表示領域の前面略中央位置に重複する演出位置まで落下(動作)させる可動体演出と、が実行されるようになっている。 In particular, as shown in Figures 11-10 (A) and 11-10 (B), the high expectation reach performance development notification performance in this feature section 029SG includes a blackout performance in which the display area of the image display device 5 is darkened to make it difficult to see the performance image displayed on the image display device 5, an early performance in which the opening lines are displayed on the image display device 5 after the blackout performance, a switching performance after the early performance, a late performance in which the closing lines are displayed on the image display device 5 after the switching performance, and a movable body performance in which the movable body 32 is dropped (operated) from an origin position above the image display device 5 to a performance position overlapping with approximately the center of the front of the display area of the image display device 5 after the late performance.

前段演出は、図11-10(B)及び図11-55に示すように、画像表示装置5に表示されたキャラクタが喋るセリフ内容を、文字画像029SG007として画像表示装置5の表示領域に表示するとともに、スピーカ8L,8Rから音声情報として出力する演出である。 As shown in Figures 11-10(B) and 11-55, the first stage performance is a performance in which the lines spoken by the character displayed on the image display device 5 are displayed as a text image 029SG007 in the display area of the image display device 5 and are also output as audio information from the speakers 8L and 8R.

後段演出は、図11-10(B)及び図11-55に示すように、前段演出に続けて、キャラクタが喋るセリフ内容を、文字画像029SG008として画像表示装置5の表示領域に表示するとともに、スピーカ8L,8Rから音声情報として出力する演出である。 As shown in Figures 11-10(B) and 11-55, the latter stage performance follows the former stage performance and displays the lines spoken by the character as a text image 029SG008 in the display area of the image display device 5, and also outputs them as audio information from the speakers 8L and 8R.

図11-10(B)に示すように、前段演出のセリフは「1人じゃない…みんなの力を見せてやる!」とされ、後段演出のセリフは、「ミラクルアタック!」とされている。 As shown in Figure 11-10 (B), the opening line is "You're not alone...we'll show you everyone's power!", and the closing line is "Miracle attack!".

より具体的には、前段演出は、第1期間と第2期間とから構成されており、第1期間においては、「1人じゃない…」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「1人じゃない…」の7文字が表示される。そして、第2期間においては、「みんなの力を見せてやる!」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「みんなの力を見せてやる!」の12文字が「1人じゃない…」の文字の下方に表示される。また、後段演出も、第1期間と第2期間とから構成されており、第1期間においては、「ミラクル」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「ミラクル」の4文字が表示される。そして、第2期間においては、「アタック!」のセリフがスピーカ8L、8Rから出力されるとともに、画像表示装置5の表示領域において該「アタック!」の5文字が「ミラクル」の文字の下方に表示される。 More specifically, the first stage performance is composed of a first period and a second period. In the first period, the phrase "You're not alone..." is output from the speakers 8L and 8R, and the seven letters of "You're not alone..." are displayed in the display area of the image display device 5. In the second period, the phrase "I'll show you everyone's power!" is output from the speakers 8L and 8R, and the 12 letters of "I'll show you everyone's power!" are displayed below the letters of "You're not alone..." in the display area of the image display device 5. The second stage performance is also composed of a first period and a second period. In the first period, the phrase "Miracle" is output from the speakers 8L and 8R, and the four letters of "Miracle" are displayed in the display area of the image display device 5. In the second period, the phrase "Attack!" is output from the speakers 8L and 8R, and the five letters of "Attack!" are displayed below the letters of "Miracle" in the display area of the image display device 5.

つまり、本特徴部029SGにおける前段演出と後段演出とにおいては、前段演出の第1期間にて表示される文字数は、後段演出の第1期間にて表示される文字数よりも多く、前段演出の第2期間にて表示される文字数は、後段演出の第2期間にて表示される文字数よりも多い。 In other words, in the front and back performances of this feature part 029SG, the number of characters displayed in the first period of the front performance is greater than the number of characters displayed in the first period of the back performance, and the number of characters displayed in the second period of the front performance is greater than the number of characters displayed in the second period of the back performance.

また、図11-10(B)に示すように、前段演出におけるセリフの表示態様と、後段演出におけるセリフの表示態様とは異なっており、特に、後段演出におけるセリフは、前段演出におけるセリフの表示態様よりも強調度合いが高い表示態様にて表示されるようになっている。 Also, as shown in FIG. 11-10 (B), the display manner of the lines in the early performance differs from the display manner of the lines in the late performance, and in particular, the lines in the late performance are displayed in a manner that is more emphasized than the display manner of the lines in the early performance.

例えば、前段演出では、画像表示装置5の背景画面及びキャラクタ画像が暗い態様で表示されるとともに、複数文字(例えば、「1人じゃない…」)からなる文字画像029SG007は、第1期間において漸次大きく、かつ、明るくなる態様(フェードイン)にて表示され、次いで、複数文字(例えば、「みんなの力を見せてやる!」)からなる文字画像029SG007は、第2期間において漸次大きく、かつ、明るくなる態様(フェードイン)にて表示される。また、文字画像029SG007(例えば、「1人じゃない…みんなの力を見せてやる!」)が最も大きく、かつ、明るく表示された後は、漸次小さく、かつ、暗くなる態様(フェードアウト)にて表示され、最終的には消えていく。尚、文字画像029SG007はフェードインまたはフェードアウトしながら移動するようにしてもよい。 For example, in the first stage performance, the background screen and character image of the image display device 5 are displayed in a dark manner, and a text image 029SG007 consisting of multiple characters (e.g., "You're not alone...") is displayed in a manner that gradually becomes larger and brighter (fade-in) during the first period, and then a text image 029SG007 consisting of multiple characters (e.g., "I'll show you all our power!") is displayed in a manner that gradually becomes larger and brighter (fade-in) during the second period. Also, after the text image 029SG007 (e.g., "You're not alone...I'll show you all our power!") is displayed at its largest and brightest, it is displayed in a manner that gradually becomes smaller and darker (fade-out) and finally disappears. Note that the text image 029SG007 may move while fading in or out.

一方、後段演出では、画像表示装置5の背景画面が前段演出よりも明るい態様で表示されるとともに、1文字からなる複数の文字画像029SG008(例えば、「ミ」「ラ」「ク」「ル」)は、第1期間において表示画面の右辺から順次中央に向けて自転しながら移動していくように(フレームイン)表示(動的表示)され、1文字からなる複数の文字画像029SG008(例えば、「ア」「タ」「ッ」「ク」「!」)は、第2期間において表示画面の下辺から中央に向けて自転しながら移動していくように(フレームイン)表示(動的表示)される。また、これら文字画像029SG008(例えば、「ミラクルアタック!」)が最も大きく、かつ、明るく表示された後は、周囲に向けて放射状に広がるように移動した後、最終的には表示画面外へ消えていく態様(フレームアウト)にて表示される。 Meanwhile, in the latter stage performance, the background screen of the image display device 5 is displayed in a brighter manner than in the former stage performance, and multiple character images 029SG008 consisting of one character (for example, "Mi", "Ra", "Ku", "Ru") are displayed (dynamically displayed) in a manner that rotates and moves from the right side of the display screen toward the center in sequence during the first period (frame-in), and multiple character images 029SG008 consisting of one character (for example, "A", "Ta", "T", "Ku", "!") are displayed (dynamically displayed) in a manner that rotates and moves from the bottom side of the display screen toward the center during the second period (frame-in). Also, after these character images 029SG008 (for example, "Miracle Attack!") are displayed largest and brightest, they move radially outward and are finally displayed in a manner that disappears outside the display screen (frame-out).

図11-10(B)に示すように、前段演出の文字画像029SG007は、小さく、平面状(2次元)で、動き(フェードインによる表示態様の変化速度)は遅く、低い明度で表示される。一方、後段演出の文字画像029SG008は、前段演出の文字画像029SG007よりも、大きく、立体状(3次元)で、動き(フレームインによる表示態様の変化速度(移動速度))は速く、高い明度で表示される(図11-55参照)。 As shown in Figure 11-10 (B), the character image 029SG007 in the first stage performance is small, flat (two-dimensional), moves slowly (the speed at which the display mode changes due to fading in) and is displayed at a low brightness. On the other hand, the character image 029SG008 in the second stage performance is larger, three-dimensional (three-dimensional), moves faster (the speed at which the display mode changes due to framing in (movement speed)) and is displayed at a high brightness than the character image 029SG007 in the first stage performance (see Figure 11-55).

尚、前段演出における文字画像029SG007の最大の大きさと明度よりも、後段演出における文字画像029SG008の最大の大きさと明度の方が大きく、明るくなっていれば、フェードインやフレームインの際の文字画像の一部の大きさや明度が逆の関係になっていてもよい。また、前段演出と後段演出とでセリフ内容は異なっているが、少なくとも一部の内容が共通であってもよい。 In addition, as long as the maximum size and brightness of the character image 029SG008 in the latter performance is larger and brighter than the maximum size and brightness of the character image 029SG007 in the former performance, the size and brightness of a portion of the character image when fading in or framing in may be inversely related. Also, although the content of the dialogue differs between the former and latter performances, at least some of the content may be the same.

このように、セリフを構成する文字画像の大きさは小さいものより大きい方が強調度合いが高く、形態は平面的より立体的の方が強調度合いが高く、動きは遅いより速い方が強調度合いが高く、明度は低いより高い方が強調度合いが高いと言える。尚、上記では、文字画像の大きさ、形態、動き、明度について後段演出の方が前段演出よりも強調度合いが高い形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、後段演出の文字画像の大きさ、形態、動き、明度のうち少なくとも一の要素の強調度合いが前段演出の文字画像よりも高ければよい。また、上記以外にも、例えば、強調度合いは、文字の太さについては、細いものよりも太い方が高く、色については、彩度や明度が低いより高い方が高いもの等を含んでいてもよい。さらに、文字画像自体の表示態様だけでなく、文字画像の周囲にエフェクト画像などの特殊画像を表示することにより強調度合いを高めるようにしてもよい。 In this way, it can be said that the larger the size of the character images that make up the dialogue, the higher the degree of emphasis; the more three-dimensional the form is than the more planar, the higher the degree of emphasis is for faster movements than slower, and the higher the brightness is than the lower the degree of emphasis is. In the above, the size, form, movement, and brightness of the character images are exemplified as being more emphasized in the latter stage than in the former stage, but the present invention is not limited to this, and it is sufficient that the degree of emphasis of at least one element of the size, form, movement, and brightness of the character images in the latter stage is higher than that of the character images in the former stage. In addition to the above, for example, the degree of emphasis may include a higher degree for thicker characters than for thin characters, and a higher degree for colors than for low saturation or brightness. Furthermore, the degree of emphasis may be increased not only by the display mode of the character images themselves, but also by displaying special images such as effect images around the character images.

図11-6は、本特徴部029SGにおける変動パターンの決定方法の説明図である。本特徴部029SGでは、実行する可変表示の表示結果や保留記憶数に応じて、選択する変動パターン判定テーブルを異ならせている。 Figure 11-6 is an explanatory diagram of how the variation pattern is determined in this feature part 029SG. In this feature part 029SG, the variation pattern determination table to be selected varies depending on the display result of the variable display to be executed and the number of reserved memories.

具体的には、図11-6に示すように、可変表示結果が大当りである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)、PB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)、PB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)、PB1-4(スーパーリーチγ大当りの変動パターン)、PB1-5(スーパーリーチζ大当りの変動パターン)、PB1-6(スーパーリーチη大当りの変動パターン)、PB1-7(スーパーリーチθ大当りの変動パターン)、PB1-8(スーパーリーチι大当りの変動パターン)、PB1-9(スーパーリーチκ大当りの変動パターン)、PB1-10(スーパーリーチλ大当りの変動パターン)とから決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-6, when the variable display result is a jackpot, the jackpot fluctuation pattern determination table is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (normal reach jackpot fluctuation pattern), PB1-2 (super reach α jackpot fluctuation pattern), PB1-3 (super reach β jackpot fluctuation pattern), PB1-4 (super reach γ jackpot fluctuation pattern), PB1-5 (super reach ζ jackpot fluctuation pattern), PB1-6 (super reach η jackpot fluctuation pattern), PB1-7 (super reach θ jackpot fluctuation pattern), PB1-8 (super reach ι jackpot fluctuation pattern), PB1-9 (super reach κ jackpot fluctuation pattern), and PB1-10 (super reach λ jackpot fluctuation pattern) using the jackpot fluctuation pattern determination table.

尚、大当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンを決定する場合は、PB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)の決定割合を最も低く設定し、PB1-2(スーパーリーチα大当りの変動パターン)、PB1-3(スーパーリーチβ大当りの変動パターン)、PB1-4(スーパーリーチγ大当りの変動パターン)、PB1-5(スーパーリーチζ大当りの変動パターン)、PB1-6(スーパーリーチη大当りの変動パターン)、PB1-7(スーパーリーチθ大当りの変動パターン)、PB1-8(スーパーリーチι大当りの変動パターン)、PB1-9(スーパーリーチκ大当りの変動パターン)、PB1-10(スーパーリーチλ大当りの変動パターン)の順に決定割合を高めるように設定すればよい(大当り変動パターン判定テーブル選択時の各スーパーリーチ変動パターンの決定割合:PB1-2<PB1-3<PB1-4<PB1-5<PB1-6<PB1-7<PB1-8<PB1-9<PB1-10)。 When using the jackpot fluctuation pattern judgment table to determine the fluctuation pattern, the determination ratio of PB1-1 (fluctuation pattern of normal reach jackpot) is set to the lowest, followed by PB1-2 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-3 (fluctuation pattern of super reach β jackpot), PB1-4 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-5 (fluctuation pattern of super reach ζ jackpot), PB1-6 (fluctuation pattern of super reach η jackpot), PB1-7 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-8 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-9 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-10 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-11 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-12 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-13 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-14 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-15 (fluctuation pattern of super reach γ jackpot), PB1-16 (fluctuation pattern of super reach η jackpot), PB1-17 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-18 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-19 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-20 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-21 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-22 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-23 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-24 (fluctuation pattern of super reach α jackpot), PB1-25 (fluctuation pattern The determination rate can be set to increase in the order of PB1-1 (Pear Reach θ jackpot fluctuation pattern), PB1-8 (Super Reach ι jackpot fluctuation pattern), PB1-9 (Super Reach κ jackpot fluctuation pattern), and PB1-10 (Super Reach λ jackpot fluctuation pattern) (determination rate of each Super Reach fluctuation pattern when selecting the jackpot fluctuation pattern determination table: PB1-2<PB1-3<PB1-4<PB1-5<PB1-6<PB1-7<PB1-8<PB1-9<PB1-10).

尚、本特徴部029SGでは、可変表示結果が大当りであれば大当り種別にかかわらず同一の大当り用変動パターン判定テーブルを使用して変動パターンを決定する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、PB1-1、PB1-2、PB1-3のうちいずれかの決定割合が異なる大当り用変動パターン判定テーブルを複数設け、少なくとも2以上の大当り変動パターンの決定割合が異なる大当り用変動パターン判定テーブルを複数設け、大当り種別に応じて異なる大当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンを決定してもよい。このようにすることで、大当り種別毎に決定され易い変動パターンを作り出すことができるので、いずれの変動パターンの可変表示にて可変表示結果が大当りとなったかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this feature section 029SG, if the variable display result is a jackpot, the same jackpot variation pattern determination table is used to determine the variation pattern regardless of the type of jackpot, but the present invention is not limited to this. It is also possible to provide multiple jackpot variation pattern determination tables with different determination rates for any of PB1-1, PB1-2, and PB1-3, and to provide multiple jackpot variation pattern determination tables with different determination rates for at least two or more jackpot variation patterns, and to determine the variation pattern using different jackpot variation pattern determination tables depending on the type of jackpot. In this way, it is possible to create a variation pattern that is easily determined for each type of jackpot, so that the player can pay attention to which variable display pattern has resulted in the variable display result being a jackpot, thereby increasing the interest in the game.

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が2個以下である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPA1-1(非リーチはずれの変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is two or less, the miss fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table A as PA1-1 (non-reach miss fluctuation pattern), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach γ miss fluctuation pattern), It is determined from the following: PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が3個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルBを用いて変動パターンをPA1-2(非リーチはずれの短縮変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is three, the miss fluctuation pattern determination table B is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table B as PA1-2 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α miss), PA2-3 (fluctuation pattern of super reach β miss), PA2-4 (fluctuation pattern of super reach γ miss), It is determined from the following: PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が4個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルCを用いて変動パターンをPA1-3(非リーチはずれの短縮変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is four, the miss fluctuation pattern determination table C is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table C as PA1-3 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α miss), PA2-3 (fluctuation pattern of super reach β miss), PA2-4 (fluctuation pattern of super reach γ miss) It is determined from the following: PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).

また、時短状態(高ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルDを用いて変動パターンをPA1-4(非リーチはずれの時短用短縮変動パターン)、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, when the variable display result is "miss" in the time-saving state (high base state), the miss fluctuation pattern determination table D is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table D as PA1-4 (time-saving shortened fluctuation pattern for non-reach miss), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach γ miss fluctuation pattern), It is determined from PA2-5 (fluctuation pattern of Super Reach δ miss), PA2-6 (fluctuation pattern of Super Reach ε miss), PA2-7 (fluctuation pattern of Super Reach ζ miss), PA2-8 (fluctuation pattern of Super Reach η miss), PA2-9 (fluctuation pattern of Super Reach θ miss), PA2-10 (fluctuation pattern of Super Reach ι miss), PA2-11 (fluctuation pattern of Super Reach κ miss), and PA2-12 (fluctuation pattern of Super Reach λ miss).

つまり、本特徴部029SGにおいて可変表示結果が「はずれ」となる場合は、変動特図の保留記憶数が3個や4個等であること、或いは、時短状態であることにもとづいて、特図変動時間が通常の非リーチはずれの変動パターン(PA1-1)よりも短い短縮用の変動パターン(PA1-2、PA1-3、PA1-4)により可変表示が実行される割合が高くなるので、遊技が間延びしてしまうことを防止しつつ、次に可変表示結果が大当りとなるまでの期間を短縮することが可能となっている。 In other words, if the variable display result in this feature part 029SG is a "miss," the percentage of variable display being executed using a shortening variable pattern (PA1-2, PA1-3, PA1-4) in which the special chart fluctuation time is shorter than the normal non-miss variable pattern (PA1-1) based on the number of reserved memories of the variable chart being 3 or 4, or the time-saving state, is high, making it possible to prevent the game from becoming protracted while shortening the period until the next variable display result is a jackpot.

尚、はずれ用変動パターン判定テーブルA~Dを用いて変動パターンを決定する場合は、非リーチはずれの変動パターン(はずれ用変動パターン判定テーブルAであればPA1-1、はずれ用変動パターン判定テーブルBであればPA1-2、はずれ用変動パターン判定テーブルCであればPA1-3、はずれ用変動パターン判定テーブルDであればPA1-4)の決定割合を最も高く設定し、PA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)、PA2-2(スーパーリーチαはずれの変動パターン)、PA2-3(スーパーリーチβはずれの変動パターン)、PA2-4(スーパーリーチγはずれの変動パターン)、PA2-5(スーパーリーチδはずれの変動パターン)、PA2-6(スーパーリーチεはずれの変動パターン)、PA2-7(スーパーリーチζはずれの変動パターン)、PA2-8(スーパーリーチηはずれの変動パターン)、PA2-9(スーパーリーチθはずれの変動パターン)、PA2-10(スーパーリーチιはずれの変動パターン)、PA2-11(スーパーリーチκはずれの変動パターン)、PA2-12(スーパーリーチλはずれの変動パターン)の順に決定割合を低めるように設定すればよい(はずれ変動パターン判定テーブル選択時の各スーパーリーチ変動パターンの決定割合:PA2-12<PA2-11<PA2-10<PA2-9<PA2-8<PA2-7<PA2-6<PA2-5<PA2-4<PA2-3<PA2-2)。 When determining the fluctuation pattern using miss fluctuation pattern determination tables A to D, the determination ratio of non-reach miss fluctuation patterns (PA1-1 for miss fluctuation pattern determination table A, PA1-2 for miss fluctuation pattern determination table B, PA1-3 for miss fluctuation pattern determination table C, and PA1-4 for miss fluctuation pattern determination table D) is set highest, followed by PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach β miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach γ miss fluctuation pattern), PA2-5 (super reach δ miss fluctuation pattern), PA2-6 (super reach 7 miss fluctuation pattern), and (Super reach ε miss fluctuation pattern), PA2-7 (Super reach ζ miss fluctuation pattern), PA2-8 (Super reach η miss fluctuation pattern), PA2-9 (Super reach θ miss fluctuation pattern), PA2-10 (Super reach ι miss fluctuation pattern), PA2-11 (Super reach κ miss fluctuation pattern), PA2-12 (Super reach λ miss fluctuation pattern) should be set to decrease in order (Decision ratio of each super reach fluctuation pattern when the miss fluctuation pattern judgment table is selected: PA2-12<PA2-11<PA2-10<PA2-9<PA2-8<PA2-7<PA2-6<PA2-5<PA2-4<PA2-3<PA2-2).

以上のように各変動パターン判定テーブルにおける各変動パターンの決定割合を設定することによって、スーパーリーチ変動パターンについては、スーパーリーチα変動パターンの大当り期待度が最も低く設定されており、スーパーリーチβ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチα変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチγ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチβ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチζ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチγ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチη変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチζ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチθ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチη変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチι変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチθ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチκ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチι変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されており、スーパーリーチλ変動パターンの大当り期待度がスーパーリーチκ変動パターンの大当り期待度よりも高く設定されている。尚、スーパーリーチδ変動パターンとスーパーリーチε変動パターンについては、前述したように可変表示結果はずれとなる場合の変動パターンしか設けられていないので、大当り期待度は0となっている。 By setting the determination ratio of each fluctuation pattern in each fluctuation pattern judgment table as described above, for the Super Reach fluctuation pattern, the jackpot expectation rate of the Super Reach α fluctuation pattern is set to the lowest, the jackpot expectation rate of the Super Reach β fluctuation pattern is set to be higher than the jackpot expectation rate of the Super Reach α fluctuation pattern, the jackpot expectation rate of the Super Reach γ fluctuation pattern is set to be higher than the jackpot expectation rate of the Super Reach β fluctuation pattern, the jackpot expectation rate of the Super Reach ζ fluctuation pattern is set to be higher than the jackpot expectation rate of the Super Reach γ fluctuation pattern, and the jackpot expectation rate of the Super Reach The jackpot expectation of the Super Reach η fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach ζ fluctuation pattern, the jackpot expectation of the Super Reach θ fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach η fluctuation pattern, the jackpot expectation of the Super Reach ι fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach θ fluctuation pattern, the jackpot expectation of the Super Reach κ fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach ι fluctuation pattern, and the jackpot expectation of the Super Reach λ fluctuation pattern is set higher than that of the Super Reach κ fluctuation pattern. As for the Super Reach δ fluctuation pattern and the Super Reach ε fluctuation pattern, as mentioned above, only the fluctuation patterns in the case where the variable display result is a miss are provided, so the jackpot expectation is 0.

次に本特徴部029SGにおける画像表示装置5について説明する。画像表示装置5の表示領域には、「左」、「中」、「右」の演出図柄表示エリア5L,5C,5Rが配置されている。また、画像表示装置5の表示領域の下部の左右2箇所には、第1保留記憶表示エリア029SG005D、第2保留記憶表示エリア029SG005Uが設定されている。第1保留記憶表示エリア029SG005D、第2保留記憶表示エリア029SG005Uでは、特図ゲームに対応した可変表示の保留記憶数(特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示の表示が行われる。本特徴部029SGでは、これら保留表示を複数の表示態様にて表示可能となっており、いずれの表示態様で保留記憶表示が表示されるかに応じて該保留記憶表示に対応する可変表示において大当り遊技状態に制御される割合(大当り期待度)を異ならせる先読み予告演出(保留表示予告演出ともいう)を実行可能となっている。 Next, the image display device 5 in this characteristic part 029SG will be described. In the display area of the image display device 5, the effect pattern display areas 5L, 5C, and 5R of "left", "middle", and "right" are arranged. In addition, a first reserved memory display area 029SG005D and a second reserved memory display area 029SG005U are set in two places on the left and right of the lower part of the display area of the image display device 5. In the first reserved memory display area 029SG005D and the second reserved memory display area 029SG005U, a reserved memory display that identifiably displays the reserved memory number (special reserved memory number) of the variable display corresponding to the special game is displayed. In this characteristic part 029SG, these reserved displays can be displayed in multiple display modes, and a pre-reading notice display (also called a reserved display notice display) that changes the rate at which the reserved memory display is displayed in the variable display corresponding to the reserved memory display (the probability of a jackpot) can be executed depending on which display mode the reserved memory display is displayed in.

更に、本特徴部029SGにおける画像表示装置5の右部では、前述したメータ演出として表示態様を5段階(メータ演出非実行の状態を入れれば6段階)に変化可能なメータ029SG005Mが表示されている。 Furthermore, on the right side of the image display device 5 in this characteristic part 029SG, a meter 029SG005M is displayed, the display state of which can be changed in five stages (six stages if the state in which the meter performance is not executed is included) as the meter performance described above.

本特徴部029SGにおけるRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、例えば図11-12に示すような遊技制御用データ保持エリア029SG150が設けられている。図11-12に示す遊技制御用データ保持エリア029SG150は、第1特図保留記憶部029SG151Aと、第2特図保留記憶部029SG151Bと、普図保留記憶部029SG151Cと、遊技制御フラグ設定部029SG152と、遊技制御タイマ設定部029SG153と、遊技制御カウンタ設定部029SG154と、遊技制御バッファ設定部029SG155とを備えている。 The RAM 102 in this characteristic section 029SG is provided with a game control data holding area 029SG150 as shown in FIG. 11-12, for example, as an area for holding various data used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. The game control data holding area 029SG150 shown in FIG. 11-12 includes a first special chart reserve memory section 029SG151A, a second special chart reserve memory section 029SG151B, a normal chart reserve memory section 029SG151C, a game control flag setting section 029SG152, a game control timer setting section 029SG153, a game control counter setting section 029SG154, and a game control buffer setting section 029SG155.

第1特図保留記憶部029SG151Aは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第1始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第1特図保留記憶部029SG151Aは、第1始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第1始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第1特図保留記憶部029SG151Aに記憶された保留データは、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。 The first special symbol reservation memory unit 029SG151A stores reservation data for a special symbol game (a special symbol game using the first special symbol in the first special symbol display device 4A) that has not yet started, but in which a game ball has passed (entered) through the first start winning port formed by the winning ball device 6A and a start winning (first start winning) has occurred. As an example, the first special symbol reservation memory unit 029SG151A associates reservation numbers with the order of winning (the order of detection of the game ball) into the first start winning port, and stores, as reservation data, random number values MR1 for determining the special symbol display result, random number values MR2 for determining the jackpot type, and numerical data indicating random number values MR3 for determining the fluctuation pattern, which are extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc., based on the establishment of the first start condition when the game ball passes (enters), until the number of memories reaches a predetermined upper limit (for example, "4"). The reserved data stored in the first special chart reserved memory unit 029SG151A thus indicates that the execution of the special chart game using the first special chart is reserved, and serves as reserved information that makes it possible to determine whether or not a jackpot will be reached based on the variable display result (special chart display result) in this special chart game.

第2特図保留記憶部029SG151Bは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第2始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第2特図保留記憶部029SG151Bは、第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第2始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第2特図保留記憶部029SG151Bに記憶された保留データは、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。 The second special symbol reservation memory unit 029SG151B stores reservation data of a special symbol game (a special symbol game using a second special symbol in the second special symbol display device 4B) in which a game ball has passed (entered) through the second start winning port formed by the variable winning ball device 6B and a start winning (second start winning) has occurred but has not yet started. As an example, the second special symbol reservation memory unit 029SG151B associates reservation numbers with the order of winning (the order of detection of the game ball) into the second start winning port, and stores, as reservation data, the random number value MR1 for determining the special symbol display result, the random number value MR2 for determining the jackpot type, and the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, which are extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc. based on the establishment of the second start condition when the game ball passes (enters), until the number reaches a predetermined upper limit value (for example, "4"). The reserved data stored in the second special chart reserved memory unit 029SG151B thus indicates that the execution of a special chart game using the second special chart is on hold, and serves as reserved information that makes it possible to determine whether or not a jackpot will be reached based on the variable display result (special chart display result) in this special chart game.

尚、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第1始動条件の成立に基づく保留情報(第1保留情報)と、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第2始動入賞の成立に基づく保留情報(第2保留情報)とを、共通の保留記憶部にて保留番号と対応付けて記憶するようにしてもよい。この場合には、第1始動入賞口と第2始動入賞口のいずれを遊技球が通過(進入)したかを示す始動口データを保留情報に含め、保留番号と対応付けて記憶させればよい。 The reserved information (first reserved information) based on the establishment of the first start condition by the game ball passing (entering) the first start winning port, and the reserved information (second reserved information) based on the establishment of the second start winning condition by the game ball passing (entering) the second start winning port may be stored in a common reserved memory unit in association with the reserved number. In this case, start port data indicating whether the game ball passed (entered) the first or second start winning port may be included in the reserved information and stored in association with the reserved number.

普図保留記憶部029SG151Cは、通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたにもかかわらず、未だ普通図柄表示器20により開始されていない普図ゲームの保留情報を記憶する。例えば、普図保留記憶部029SG151Cは、遊技球が通過ゲート41を通過した順に保留番号と対応付けて、その遊技球の通過に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された普図表示結果判定用の乱数値MR4を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。 The regular symbol reserve memory unit 029SG151C stores reserve information for regular symbol games that have not yet been started by the regular symbol display device 20, even though the game ball that passed through the passing gate 41 has been detected by the gate switch 21. For example, the regular symbol reserve memory unit 029SG151C associates the game balls with reserve numbers in the order in which they passed through the passing gate 41, and stores numerical data indicating the random number value MR4 for determining the regular symbol display result extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc. based on the passage of the game ball as reserved data, until the number reaches a predetermined upper limit value (for example, "4").

遊技制御フラグ設定部029SG152には、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況などに応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、遊技制御フラグ設定部029SG152には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。 The game control flag setting unit 029SG152 is provided with multiple types of flags whose states can be updated depending on the progress of the game on the pachinko game machine 1. For example, the game control flag setting unit 029SG152 stores data indicating the flag value and data indicating the on or off state for each of the multiple types of flags.

遊技制御タイマ設定部029SG153には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられる各種のタイマが設けられている。例えば、遊技制御タイマ設定部029SG153には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。 The game control timer setting unit 029SG153 is provided with various timers used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. For example, the game control timer setting unit 029SG153 stores data indicating the timer values of multiple types of timers.

遊技制御カウンタ設定部029SG154には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるカウント値を計数するための複数種類のカウンタが設けられている。例えば、遊技制御カウンタ設定部029SG154には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。ここで、遊技制御カウンタ設定部029SG154には、遊技用乱数の一部または全部をCPU103がソフトウェアにより更新可能にカウントするためのランダムカウンタが設けられてもよい。 The game control counter setting unit 029SG154 is provided with multiple types of counters for counting count values used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. For example, the game control counter setting unit 029SG154 stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters. Here, the game control counter setting unit 029SG154 may be provided with a random counter for counting some or all of the game random numbers in a manner that allows the CPU 103 to update them by software.

遊技制御カウンタ設定部029SG154のランダムカウンタには、乱数回路104で生成されない乱数値、例えば、乱数値MR2~MR4を示す数値データが、ランダムカウント値として記憶され、CPU103によるソフトウェアの実行に応じて、定期的あるいは不定期に、各乱数値を示す数値データが更新される。CPU103がランダムカウント値を更新するために実行するソフトウェアは、ランダムカウント値を乱数回路104における数値データの更新動作とは別個に更新するためのものであってもよいし、乱数回路104から抽出された数値データの全部または一部にスクランブル処理や演算処理といった所定の処理を施すことによりランダムカウント値を更新するためのものであってもよい。 In the random counter of the game control counter setting unit 029SG154, random numbers not generated by the random number circuit 104, for example, numerical data indicating random numbers MR2 to MR4, are stored as random count values, and the numerical data indicating each random number is updated periodically or irregularly according to the execution of software by the CPU 103. The software executed by the CPU 103 to update the random count value may be for updating the random count value separately from the updating operation of the numerical data in the random number circuit 104, or may be for updating the random count value by performing a predetermined process such as scrambling or arithmetic processing on all or part of the numerical data extracted from the random number circuit 104.

遊技制御バッファ設定部029SG155には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、遊技制御バッファ設定部029SG155には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The game control buffer setting unit 029SG155 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. For example, the game control buffer setting unit 029SG155 stores data indicating the buffer values in each of multiple types of buffers.

図3に示す演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、例えば図11-13(A)に示すような演出制御用データ保持エリア029SG190が設けられている。図11-13(A)に示す演出制御用データ保持エリア029SG190は、演出制御フラグ設定部029SG191と、演出制御タイマ設定部029SG192と、演出制御カウンタ設定部029SG193と、演出制御バッファ設定部029SG194とを備えている。 The RAM 122 mounted on the performance control board 12 shown in Figure 3 is provided with a performance control data holding area 029SG190 as shown in Figure 11-13 (A) as an area for holding various data used to control performance operations. The performance control data holding area 029SG190 shown in Figure 11-13 (A) includes a performance control flag setting unit 029SG191, a performance control timer setting unit 029SG192, a performance control counter setting unit 029SG193, and a performance control buffer setting unit 029SG194.

演出制御フラグ設定部029SG191には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示状態などといった演出動作状態や主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部029SG191には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。 The performance control flag setting unit 029SG191 is provided with multiple types of flags whose states can be updated according to the performance operation state, such as the display state of the performance image on the screen of the image display device 5, and the performance control commands sent from the main board 11. For example, the performance control flag setting unit 029SG191 stores data indicating the flag value and data indicating the on or off state for each of the multiple types of flags.

演出制御タイマ設定部029SG192には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示動作などといった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部029SG192には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。 The performance control timer setting unit 029SG192 is provided with multiple types of timers that are used to control the progress of various performance operations, such as the display operation of a performance image on the screen of the image display device 5. For example, the performance control timer setting unit 029SG192 stores data indicating the timer values of each of the multiple types of timers.

演出制御カウンタ設定部029SG193には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部029SG193には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。 The performance control counter setting unit 029SG193 is provided with multiple types of counters used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control counter setting unit 029SG193 stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters.

演出制御バッファ設定部029SG194には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部029SG194には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The performance control buffer setting unit 029SG194 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control buffer setting unit 029SG194 stores data indicating the buffer values for each of multiple types of buffers.

本特徴部029SGでは、図11-13(B)に示すような始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aを構成するデータが、演出制御バッファ設定部029SG194の所定領域に記憶される。始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aには、第1特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「1-1」~「1-4」に対応した領域)と、可変表示中の第1特図に対応した格納領域(バッファ番号「1-0」に対応した領域)とが設けられている。また、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aには、第2特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「2-1」~「2-4」に対応した領域)と、可変表示中の第2特図に対応した格納領域(バッファ番号「2-0」に対応した領域)とが設けられている。第1始動入賞口や第2始動入賞口への始動入賞があったときには、始動口入賞指定コマンド(第1始動口入賞指定コマンドまたは第2始動口入賞指定コマンド)、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド及び保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンド)という4つのコマンドが1セットとして、主基板11から演出制御基板12へと送信される。始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aにおける第1特図保留記憶に対応した格納領域と第2特図保留記憶に対応した格納領域は、これらの始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドを対応付けて、第1特図保留記憶と第2特図保留記憶とに分けて格納するための格納領域(エントリ)が確保されている。 In this feature section 029SG, data constituting the start winning time receiving command buffer 029SG194A as shown in FIG. 11-13 (B) is stored in a predetermined area of the performance control buffer setting section 029SG194. The start winning time receiving command buffer 029SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "1-1" to "1-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the first special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "1-0") corresponding to the first special symbol being displayed variably. In addition, the start winning time receiving command buffer 029SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "2-1" to "2-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the second special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "2-0") corresponding to the second special symbol being displayed variably. When a start win occurs at the first start win port or the second start win port, a set of four commands, namely, a start win designation command (first start win designation command or second start win designation command), a pattern designation command, a variable category designation command, and a reserved memory number notification command (first reserved memory number notification command or second reserved memory number notification command), is sent from the main board 11 to the performance control board 12. The storage area corresponding to the first special pattern reserved memory and the storage area corresponding to the second special pattern reserved memory in the start win reception command buffer 029SG194A are provided with storage areas (entries) for storing these start win designation commands, pattern designation commands, variable category designation commands, and reserved memory number notification commands separately for the first special pattern reserved memory and the second special pattern reserved memory.

これら格納領域(エントリ)の記憶内容は、開始条件が成立して最上位の保留記憶(バッファ番号「1-1」またはバッファ番号「2-1」)の可変表示が開始されるときに、後述するように1つずつ上位にシフトされていくとともに、該開始条件が成立した保留記憶の内容を格納するバッファ番号「1-0」またはバッファ番号「2-0」の記憶内容は、当該可変表示を終了するときに実行される特図当り待ち処理においてクリアされるようになっている。 The contents of these storage areas (entries) are shifted up one at a time when the start condition is met and the variable display of the top reserved memory (buffer number "1-1" or buffer number "2-1") begins, as described below, and the contents of buffer number "1-0" or buffer number "2-0", which stores the contents of the reserved memory for which the start condition is met, are cleared in the special chart hit waiting process that is executed when the variable display ends.

更に、本特徴部029SGの始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aには、先読予告設定処理(図11-20)において先読予告演出の実行の有無の決定に伴う表示パターンの決定が未決定であるか否か、つまり、新たな始動入賞の発生によって、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶表示の表示パターン(表示態様)に応じたフラグ値がセットされる保留表示フラグと、を第1特図保留記憶及び第2特図保留記憶に対応する各バッファ番号に対応付けて格納できるように記憶領域が、各格納領域(エントリ)毎に確保されている。 Furthermore, in the start winning reception command buffer 029SG194A of this characteristic part 029SG, a memory area is reserved for each storage area (entry) so that the hold display flag, which is set to a flag value corresponding to the display pattern (display mode) of the start opening winning designation command, the pattern designation command, the variable category designation command, and the hold memory display, depending on whether or not the display pattern associated with the decision on whether or not to execute the pre-reading preview performance in the pre-reading preview setting process (Fig. 11-20) is undetermined due to the occurrence of a new start winning, can be stored in association with each buffer number corresponding to the first special chart hold memory and the second special chart hold memory.

尚、保留表示フラグには、後述する先読予告設定処理において、先読予告演出の実行が決定されなかった場合には、通常の保留記憶表示の表示パターンに対応する「0」が格納されることで、通常の表示態様(例えば、白抜き○)の保留記憶表示が画像表示装置5の下部に設けられている第1保留記憶表示エリア029SG5D、第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示され、先読予告演出の実行が決定された場合には、通常の表示態様とは異なる特別態様(例えば、青色の○や赤色の○)の保留記憶表示の表示パターンに対応する「1」(青色の○)または「2」(赤色の○)がセットされることで、通常の表示態様とは異なる特別態様の保留記憶表示が第1保留記憶表示エリア029SG5D、第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示されて、該保留記憶表示に対応する可変表示において、大当りとなる可能性やスーパーリーチとなる可能性が高いことが予告されるようになっている。 When the execution of the pre-reading notice performance is not determined in the pre-reading notice setting process described later, the hold display flag is set to "0", which corresponds to the display pattern of the normal hold memory display, and the hold memory display in the normal display mode (e.g., a white circle) is displayed in the first hold memory display area 029SG5D and the second hold memory display area 029SG5U provided at the bottom of the image display device 5. When the execution of the pre-reading notice performance is determined, the hold display flag is set to "1" (blue circle) or "2" (red circle), which corresponds to the display pattern of the hold memory display in a special mode (e.g., a blue circle or a red circle) different from the normal display mode, and the hold memory display in a special mode different from the normal display mode is displayed in the first hold memory display area 029SG5D and the second hold memory display area 029SG5U, and the variable display corresponding to the hold memory display is set to notify the possibility of a jackpot or a super reach.

演出制御用CPU120は、第1始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aの第1特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していき、第2始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aの第2特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していく。始動入賞時には、始動口入賞指定コマンドから保留記憶数通知コマンドまでが順次送信される。従って、コマンド受信が行われれば、第1特図保留記憶または第2特図保留記憶に対応するバッファ番号の末尾「1」~「4」のそれぞれに対応する格納領域に、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドの順に格納されていくことになる。 When a start win is made to the first start win port, the CPU 120 for controlling the performance stores the command from the top (the entry with the lowest buffer number) of the free entry corresponding to the first special symbol reserved memory in the start win reception command buffer 029SG194A, and when a start win is made to the second start win port, the CPU 120 stores the command from the top (the entry with the lowest buffer number) of the free entry corresponding to the second special symbol reserved memory in the start win reception command buffer 029SG194A. When a start win is made, the start win port designation command to the reserved memory number notification command are sent in sequence. Therefore, when a command is received, the start win port designation command, the pattern designation command, the variable category designation command, and the reserved memory number notification command are stored in the storage area corresponding to the last "1" to "4" of the buffer number corresponding to the first special symbol reserved memory or the second special symbol reserved memory, in that order.

図11-13(B)に示す始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aに格納されているコマンドは、飾り図柄の可変表示を開始するごとに、直前に終了した可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-0」または「2-0」のエントリ)に格納されているものが削除されるとともに、該開始する可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-1」または「2-1」に対応したエントリ)に格納されているものと、該開始する可変表示の保留記憶以降のエントリの記憶内容がシフトされる。例えば図11-13(B)に示す格納状態において第1特図保留記憶の飾り図柄の可変表示が終了した場合には、バッファ番号「0」に格納されている各コマンドが削除され、バッファ番号「1」に格納されている各コマンドがバッファ番号「0」にシフトされるとともに、バッファ番号「2」に対応した領域にて格納されている各コマンドがバッファ番号「1」に対応した領域にシフトされ、バッファ番号「3」、「4」のそれぞれに対応した領域にて格納されている各コマンドが、バッファ番号「2」、「3」に対応した領域にシフトされる。よって、バッファ番号「0」は、その時点において可変表示されている保留記憶に関する各コマンドを格納するための領域(エントリ)となる。 Whenever the variable display of the decorative pattern is started, the commands stored in the start winning time reception command buffer 029SG194A shown in FIG. 11-13(B) are deleted from the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that just ended (the entry with buffer number "1-0" or "2-0"), and the contents stored in the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that is about to start (the entry corresponding to buffer number "1-1" or "2-1") and the contents stored in the entries after the reserved memory of the variable display that is about to start are shifted. For example, when the variable display of the decorative pattern of the first special pattern reserved memory is ended in the storage state shown in FIG. 11-13(B), the commands stored in buffer number "0" are deleted, the commands stored in buffer number "1" are shifted to buffer number "0", the commands stored in the area corresponding to buffer number "2" are shifted to the area corresponding to buffer number "1", and the commands stored in the areas corresponding to buffer numbers "3" and "4" are shifted to the areas corresponding to buffer numbers "2" and "3". Therefore, buffer number "0" becomes the area (entry) for storing each command related to the pending memory that is variably displayed at that time.

次に、図6のステップS101において実行される本特徴部029SGの始動入賞判定処理について、図11-14にもとづいて説明する。始動入賞判定処理においてCPU103は、まず、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号に基づき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS101a)。このとき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であれば(ステップ029SGS101a;Y)、第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第1特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ029SGS102)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた第1保留記憶数カウンタの格納値である第1保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第1特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ029SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ029SGS102;N)、例えば遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「1」に設定する(ステップ029SGS103)。 Next, the start winning judgment process of this feature part 029SG executed in step S101 of FIG. 6 will be described based on FIG. 11-14. In the start winning judgment process, the CPU 103 first judges whether the first start hole switch 22A is on or not based on a detection signal from the first start hole switch 22A provided corresponding to the first start winning hole formed by the winning ball device 6A (step 029SGS101a). At this time, if the first start hole switch 22A is on (step 029SGS101a; Y), it judges whether the first special symbol reserved memory number, which is the reserved memory number of the special symbol game using the first special symbol, is a predetermined upper limit value (for example, "4" as the upper limit memory number) (step 029SGS102). The CPU 103 may specify the first special symbol reserved memory number by, for example, reading the first reserved memory number count value, which is the stored value of the first reserved memory number counter provided in the game control counter setting part 029SG154. If the number of reserved first special charts is not the upper limit in step 029SGS102 (step 029SGS102; N), the storage value of the start port buffer provided in the game control buffer setting unit 029SG155 is set to "1" (step 029SGS103).

ステップ029SGS101aにて第1始動口スイッチ22Aがオフであるときや(ステップ029SGS101a;N)、ステップ029SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値に達しているときには(ステップ029SGS102;Y)、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号に基づき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS101b)。このとき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であれば(ステップ029SGS101b;Y)、第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第2特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ029SGS105)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた第2保留記憶数カウンタの格納値である第2保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第2特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ029SGS105にて第2特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ029SGS105;N)、例えば遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「2」に設定する(ステップ029SGS106)。 When the first start port switch 22A is off in step 029SGS101a (step 029SGS101a; N) or when the first special symbol reserved memory number has reached the upper limit in step 029SGS102 (step 029SGS102; Y), the second start port switch 22B, which is provided corresponding to the second start hole formed by the variable winning ball device 6B, is judged to be on or not (step 029SGS101b). At this time, if the second start port switch 22B is on (step 029SGS101b; Y), it is judged whether the second special symbol reserved memory number, which is the reserved memory number of the special symbol game using the second special symbol, has reached a predetermined upper limit (for example, "4" as the upper limit memory number) (step 029SGS105). The CPU 103 can specify the number of reserved second special figures by, for example, reading the second reserved memory count value, which is the stored value of the second reserved memory count counter provided in the game control counter setting unit 029SG154. When the second reserved memory count is not the upper limit value in step 029SGS105 (step 029SGS105; N), for example, the storage value of the start port buffer provided in the game control buffer setting unit 029SG155 is set to "2" (step 029SGS106).

ステップ029SGS103,ステップ029SGS106の処理のいずれかを実行した後には、始動口バッファの格納値である始動口バッファ値に応じた特図保留記憶数を1加算するように更新する(ステップ029SGS107)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには第1保留記憶数カウント値を1加算する一方で、始動口バッファ値が「2」であるときには第2保留記憶数カウント値を1加算する。こうして、第1保留記憶数カウント値は、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1特図を用いた特図ゲームに対応した第1始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。また、第2保留記憶数カウント値は、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2特図を用いた特図ゲームに対応した第2始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。このときには、合計保留記憶数も1加算するように更新する(ステップ029SGS108)。例えば、遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた合計保留記憶数カウンタの格納値である合計保留記憶数カウント値を、1加算するように更新すればよい。 After executing either step 029SGS103 or step 029SGS106, the number of reserved memories corresponding to the start port buffer value, which is the stored value of the start port buffer, is updated to add 1 (step 029SGS107). For example, when the start port buffer value is "1", the first reserved memory count value is added by 1, while when the start port buffer value is "2", the second reserved memory count value is added by 1. Thus, the first reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the first start winning port and the first start condition corresponding to the special game using the first special game is established. In addition, the second reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the second start winning port and the second start condition corresponding to the special game using the second special game is established. At this time, the total reserved memory number is also updated to add 1 (step 029SGS108). For example, the total reserved memory count value, which is the stored value of the total reserved memory count counter provided in the game control counter setting unit 029SG154, can be updated to add 1.

ステップ029SGS108の処理を実行した後に、CPU103は、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部029SG154のランダムカウンタによって更新されている数値データのうちから、特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データを抽出する(ステップ029SGS109)。こうして抽出した各乱数値を示す数値データは、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶部における空きエントリの先頭に、保留情報としてセットされることで記憶される(ステップ029SGS110)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、第1特図保留記憶部029SG151Aに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される一方、始動口バッファ値が「2」であるときには、第2特図保留記憶部029SG151Bに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される。 After executing the process of step 029SGS108, the CPU 103 extracts numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special chart display result, the random number value MR2 for determining the type of big win, and the random number value MR3 for determining the variation pattern from the numerical data updated by the random number circuit 104 and the random counter of the game control counter setting unit 029SG154 (step 029SGS109). The numerical data indicating each random number value thus extracted is stored by being set as reserved information at the beginning of an empty entry in the special chart reserved memory unit according to the start port buffer value (step 029SGS110). For example, when the start port buffer value is "1", the numerical data indicating the random number values MR1 to MR3 are stored in the first special chart reserved memory unit 029SG151A, while when the start port buffer value is "2", the numerical data indicating the random number values MR1 to MR3 are stored in the second special chart reserved memory unit 029SG151B.

特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2を示す数値データは、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を「大当り」とするか否か、更には可変表示結果を「大当り」とする場合の大当り種別を判定するために用いられる。変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示時間を含む変動パターンを判定するために用いられる。CPU103は、ステップ029SGS109の処理を実行することにより、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果や可変表示時間を含む可変表示態様の判定に用いられる乱数値のうち全部を示す数値データを抽出する。 The numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special symbol display result and the random number value MR2 for determining the type of jackpot are used to determine whether the variable display result of the special symbol or decorative symbol is a "jackpot" or not, and further to determine the type of jackpot if the variable display result is a "jackpot". The random number value MR3 for determining the variation pattern is used to determine the variation pattern including the variable display time of the special symbol or decorative symbol. By executing the processing of step 029SGS109, the CPU 103 extracts numerical data indicating all of the random number values used to determine the variable display mode including the variable display result and the variable display time of the special symbol or decorative symbol.

ステップ029SGS110の処理に続いて、始動口バッファ値に応じた始動口入賞指定コマンドの送信設定が行われる(ステップ029SGS111)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときにはROM101における第1始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときにはROM101における第2始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファのバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第2始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。こうして設定された始動口入賞指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 Following the processing of step 029SGS110, the sending setting of the start port winning designation command according to the start port buffer value is performed (step 029SGS111). For example, when the start port buffer value is "1", the storage address of the first start port winning designation command table in ROM 101 is stored in the buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer, and the setting is performed to send the first start port winning designation command to the performance control board 12. On the other hand, when the start port buffer value is "2", the storage address of the second start port winning designation command table in ROM 101 is stored in the buffer area of the transmission command buffer, and the setting is performed to send the second start port winning designation command to the performance control board 12. The start port winning designation command thus set is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example, after the special pattern process processing is completed, by executing the command control processing of step S27 shown in FIG. 5.

ステップ029SGS111の処理に続いて、入賞時乱数値判定処理を実行する(ステップ029SGS112)。その後、例えばROM101における保留記憶数通知コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う(ステップ029SGS113)。こうして設定された保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 Following the processing of step 029SGS111, a random number value determination process is executed at the time of winning (step 029SGS112). After that, a setting is made to send a pending memory number notification command to the performance control board 12, for example by storing the storage address of the pending memory number notification command table in ROM 101 in a buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer (step 029SGS113). The pending memory number notification command thus set is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example by executing the command control process of step S27 shown in FIG. 5 after the special symbol process process is completed.

ステップ029SGS113の処理を実行した後には、始動口バッファ値が「1」であるか否かを判定する(ステップ029SGS114)。このとき、始動口バッファ値が「1」であれば(ステップ029SGS114;Y)始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ029SGS115)、ステップ029SGS104の処理に進む。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときには(ステップ029SGS114;N)、始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ029SGS116)、始動入賞処理を終了する。これにより、第1始動口スイッチ22Aと第2始動口スイッチ22Bの双方が同時に有効な遊技球の始動入賞を検出した場合でも、確実に双方の有効な始動入賞の検出に基づく処理を完了できる。 After executing the process of step 029SGS113, it is determined whether the start port buffer value is "1" (step 029SGS114). At this time, if the start port buffer value is "1" (step 029SGS114; Y), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 029SGS115), and the process proceeds to step 029SGS104. On the other hand, if the start port buffer value is "2" (step 029SGS114; N), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 029SGS116), and the start winning process is terminated. As a result, even if both the first start port switch 22A and the second start port switch 22B simultaneously detect the start winning of a valid game ball, the process based on the detection of both valid start winnings can be completed reliably.

図11-15(A)は、入賞時乱数値判定処理として、図11-14のステップ029SGS112にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。本特徴部029SGにおいて、特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるときには、後述する特別図柄通常処理(図6のステップS22、図11-16)により、特図表示結果(特別図柄の可変表示結果)を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの判定が行われる。また、後述する変動パターン設定処理(図6のステップS23、図11-17)において、飾り図柄の可変表示態様を具体的に規定する変動パターンの判定などが行われる。他方、これらの判定とは別に、遊技球が始動入賞口(第1始動入賞口または第2始動入賞口)にて検出されたタイミングで、CPU103がステップ029SGS112の入賞時乱数値判定処理を実行することにより、特図表示結果として大当り図柄を停止表示すると判定されるか否かの判定や、飾り図柄の可変表示態様がスーパーリーチを伴う所定表示態様となるか否かの判定などを行う。これにより、始動入賞口に進入した遊技球の検出に基づく特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるより前、つまり、該可変表示の開始時に大当りとするか否かが決定されるよりも前に、特図表示結果が「大当り」となることや、飾り図柄の可変表示態様がいずれのカテゴリの可変表示態様となるかを判定し、この判定結果に基づいて、演出制御用CPU120などにより、後述するように、先読予告演出等の予告演出が実行されるようになる。 Figure 11-15 (A) is a flow chart showing an example of the process executed in step 029SGS112 in Figure 11-14 as a winning random number value determination process. In this feature section 029SG, when the variable display of special symbols and decorative symbols is started, a determination is made by the normal special symbol process (step S22 in Figure 6, Figure 11-16) described below as to whether or not to control the special symbol display result (variable display result of special symbols) to a "jackpot" and to control the game to a jackpot. Also, in the variable pattern setting process (step S23 in Figure 6, Figure 11-17) described below, a determination is made of a variable pattern that specifically specifies the variable display mode of the decorative symbols. On the other hand, apart from these judgments, when the game ball is detected in the start winning hole (first start winning hole or second start winning hole), the CPU 103 executes the winning random number judgment process of step 029SGS112 to judge whether or not it is judged that the jackpot pattern is to be stopped and displayed as the special symbol display result, and judge whether or not the variable display mode of the decorative symbol is a predetermined display mode accompanied by a super reach. As a result, before the variable display of the special symbol or the decorative symbol based on the detection of the game ball that entered the start winning hole is started, that is, before it is decided whether or not it is a jackpot at the start of the variable display, it is judged that the special symbol display result will be a "jackpot" and which category of variable display mode the variable display mode of the decorative symbol will be, and based on this judgment result, the performance control CPU 120 or the like will execute a notice performance such as a pre-reading notice performance, as described later.

図11-15(A)に示す入賞時乱数値判定処理において、CPU103は、まず、例えば遊技制御フラグ設定部029SG152などに設けられた時短フラグや確変フラグの状態を確認することなどにより、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を特定する(ステップ029SGS121)。CPU103は、確変フラグがオン状態であるときには確変状態であることを特定し、確変フラグがオフであり時短フラグがオン状態であるときには時短状態であることを特定し、確変フラグと時短フラグがともにオフであるときには通常状態であることを特定すればよい。 In the winning random number determination process shown in FIG. 11-15(A), the CPU 103 first identifies the current game state of the pachinko game machine 1 by, for example, checking the state of the time-saving flag and the special probability flag provided in the game control flag setting unit 029SG152 (step 029SGS121). The CPU 103 identifies the special probability state when the special probability flag is on, identifies the time-saving state when the special probability flag is off and the time-saving flag is on, and identifies the normal state when both the special probability flag and the time-saving flag are off.

ステップ029SGS121の処理に続いて、図11-3に示す表示結果判定テーブルを選択してセットする(ステップ029SGS122)。その後、図11-14のステップ029SGS109にて抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが所定の大当り判定範囲内であるか否かを判定する(ステップ029SGS123)。大当り判定範囲には、ステップ029SGS122の処理により選択された特図表示結果判定テーブル1において「大当り」の特図表示結果に割り当てられた個々の判定値が設定され、CPU103が乱数値MR1と各判定値とを逐一比較することにより、乱数値MR1と合致する判定値の有無を判定できればよい。あるいは、大当り判定範囲に含まれる判定値の最小値(下限値)と最大値(上限値)とを示す数値を設定して、CPU103が乱数値MR1と大当り判定範囲の最小値や最大値とを比較することにより、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であるか否かを判定できればよい。このとき、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であると判定されることにより、その乱数値MR1を含む保留データに基づく可変表示結果が「大当り」に決定されると判定できる。 Following the processing of step 029SGS121, the display result judgment table shown in FIG. 11-3 is selected and set (step 029SGS122). Then, it is judged whether the numerical data indicating the random number value MR1 for judging the special chart display result extracted in step 029SGS109 of FIG. 11-14 is within a predetermined jackpot judgment range (step 029SGS123). In the jackpot judgment range, individual judgment values assigned to the special chart display result of "jackpot" in the special chart display result judgment table 1 selected by the processing of step 029SGS122 are set, and the CPU 103 can compare the random number value MR1 with each judgment value one by one to judge whether there is a judgment value that matches the random number value MR1. Alternatively, numerical values indicating the minimum (lower limit) and maximum (upper limit) judgment values included in the jackpot judgment range may be set, and the CPU 103 may compare the random number value MR1 with the minimum and maximum values of the jackpot judgment range to determine whether the random number value MR1 is within the jackpot judgment range. In this case, by determining that the random number value MR1 is within the jackpot judgment range, it can be determined that the variable display result based on the reserved data including the random number value MR1 is determined to be a "jackpot".

ステップ029SGS123にて大当り判定範囲内ではないと判定された場合、つまり、可変表示において大当りとならないと判定された場合(ステップ029SGS123;N)、つまり、可変表示において可変表示結果が「はずれ」となる場合には、可変表示結果が「はずれ」となることに応じた図柄指定コマンドである第1図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ029SGS128)、時短フラグがオン状態であるか否か、つまり、現在の遊技状態が時短状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS129)。時短フラグがオフである場合は(ステップ029SGS129;N)、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択してセットし、時短フラグがオン状態である場合は(ステップ029SGS129;Y)、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択してセットする(ステップ029SGS131)。尚、はずれ用変動パターン判定テーブルAは、保留記憶数が2個以下である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。また、はずれ用変動パターン判定テーブルDは、遊技状態が時短制御の実行されている高ベース状態である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。 If it is determined in step 029SGS123 that the number is not within the jackpot determination range, that is, if it is determined that the jackpot will not be reached in the variable display (step 029SGS123; N), that is, if the variable display result in the variable display is a "miss", the transmission setting of the first pattern designation command, which is a pattern designation command corresponding to the variable display result being a "miss" is executed (step 029SGS128), and it is determined whether the time-saving flag is on or not, that is, whether the current game state is in a time-saving state or not (step 029SGS129). If the time-saving flag is off (step 029SGS129; N), the miss variation pattern determination table A is selected and set, and if the time-saving flag is on (step 029SGS129; Y), the miss variation pattern determination table D is selected and set (step 029SGS131). The miss variation pattern determination table A is a miss variation pattern determination table used when the number of reserved memories is 2 or less. In addition, the loss fluctuation pattern determination table D is a loss fluctuation pattern determination table that is used when the game state is a high base state in which time-saving control is being executed.

また、ステップ029SGS123にて大当り判定範囲内であると判定された場合、つまり、可変表示時に大当りとなると判定された場合には(ステップ029SGS123;Y)、図11-15(A)に示すように、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づいて、大当り種別を判定する(ステップ029SGS132)。このとき、CPU103は、始動口バッファ値に対応して特定される変動特図(「1」に対応する「第1特図」または「2」に対応する「第2特図」)に応じて、大当り種別判定テーブルを構成するテーブルデータから大当り種別判定用テーブルデータを選択する。そして、選択した大当り種別判定用テーブルデータを参照することにより、大当り種別が複数種別のいずれに判定されるかを判定する。 Also, if it is determined in step 029SGS123 that the value is within the jackpot determination range, that is, if it is determined that a jackpot will occur during variable display (step 029SGS123; Y), as shown in FIG. 11-15(A), the jackpot type is determined based on the random number value MR2 for jackpot type determination (step 029SGS132). At this time, the CPU 103 selects table data for jackpot type determination from the table data constituting the jackpot type determination table according to the variable special chart (the "first special chart" corresponding to "1" or the "second special chart" corresponding to "2") specified in response to the start port buffer value. Then, by referring to the selected table data for jackpot type determination, it is determined which of the multiple types the jackpot type is determined to be.

また、判定した大当り種別に応じた図柄指定コマンド、つまり、確変大当りAである場合には第2図柄指定コマンド、確変大当りBである場合には第3図柄指定コマンド、確変大当りCである場合には第4図柄指定コマンド、非変大当りである場合には第5図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ029SGS133)、大当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットして(ステップ029SGS135)、ステップ029SGS138に進む。 In addition, the sending setting of the symbol designation command according to the type of jackpot determined is executed (step 029SGS133), i.e., the second symbol designation command in case of a sure jackpot A, the third symbol designation command in case of a sure jackpot B, the fourth symbol designation command in case of a sure jackpot C, and the fifth symbol designation command in case of a non-variable jackpot, and the jackpot variation pattern determination table is selected and set (step 029SGS135), and the process proceeds to step 029SGS138.

ステップ029SGS130,ステップ029SGS131,ステップ029SGS135の処理のいずれかを実行した後には、これらの各ステップにおいてセットされた各変動パターン判定テーブルと変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データとを用いて、乱数値MR3が含まれる判定値の範囲に応じた変動カテゴリを判定する(ステップ029SGS138)。本特徴部029SGでは、図11-15(B)に示すように、少なくとも可変表示結果が「はずれ」となる場合に、合計保留記憶数にかかわらず共通して「非リーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「スーパーリーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「非リーチ」と「スーパーリーチ」以外の可変表示態様(例えばノーマルリーチ)となる「その他」の変動カテゴリと、を設け、乱数値MR3に基づいて、このような変動カテゴリに決定されるか否かを判定できればよい。 After executing any of the processes of step 029SGS130, step 029SGS131, and step 029SGS135, the variable category according to the range of judgment values that includes the random number value MR3 is determined using each of the variable pattern judgment tables set in each of these steps and the numerical data indicating the random number value MR3 for variable pattern judgment (step 029SGS138). In this characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-15(B), at least when the variable display result is "miss", a variable category that is a variable display mode of "non-reach" in common regardless of the total reserved memory number, a variable category that is a variable display mode of "super reach", and a variable category of "other" that is a variable display mode other than "non-reach" and "super reach" (for example, normal reach) are provided, and it is sufficient to determine whether such a variable category is determined based on the random number value MR3.

その後、ステップ029SGS138の処理による判定結果に応じた変動カテゴリ指定コマンドを、演出制御基板12に対して送信するための設定を行ってから(ステップ029SGS139)、入賞時乱数値判定処理を終了する。 After that, a variable category designation command according to the result of the processing in step 029SGS138 is set up to be sent to the performance control board 12 (step 029SGS139), and the winning random number value determination process is terminated.

図11-16は、特別図柄通常処理として、図6のS110にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-16に示す特別図柄通常処理において、CPU103は、まず、第2特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップ029SGS141)。第2特図保留記憶数は、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。例えば、ステップ029SGS141の処理では、遊技制御カウンタ設定部029SG154に記憶されている第2保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。 Figure 11-16 is a flow chart showing an example of the processing executed in S110 of Figure 6 as the normal special symbol processing. In the normal special symbol processing shown in Figure 11-16, the CPU 103 first judges whether the second special symbol reserved memory count is "0" or not (step 029SGS141). The second special symbol reserved memory count is the reserved memory count of the special symbol game using the second special symbol by the second special symbol display device 4B. For example, in the processing of step 029SGS141, the second reserved memory count value stored in the game control counter setting unit 029SG154 may be read, and it may be judged whether the read value is "0" or not.

ステップ029SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップ029SGS141;N)、第2特図保留記憶部にて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップ029SGS142)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。 When the second special chart reserved memory number is other than "0" in step 029SGS141 (step 029SGS141; N), the reserved data stored in the second special chart reserved memory section corresponding to reserved number "1" is read out as numerical data indicating a random number value MR1 for determining the special chart display result, a random number value MR2 for determining the jackpot type, and a random number value MR3 for determining the fluctuation pattern (step 029SGS142). The numerical data read out at this time may be temporarily stored, for example, in a fluctuation random number buffer.

ステップ029SGS142の処理に続いて、第2特図保留記憶数カウント値や合計保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第2特図保留記憶数と合計保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第2特図保留記憶部のデータを更新する。具体的には、第2特図保留記憶部にて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」~「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1~MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップ029SGS143)。 Following the processing of step 029SGS142, the second special chart reserved memory count value and the total reserved memory count value are updated by subtracting 1 from each other, and the second special chart reserved memory count and the total reserved memory count are updated by subtracting 1 from each other, and the data in the second special chart reserved memory section is updated. Specifically, the reserved data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in entries lower than reserved number "1" in the second special chart reserved memory section (for example, entries corresponding to reserved numbers "2" to "4") are shifted to higher entries by one entry at a time (step 029SGS143).

その後、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「2」に更新した後(ステップ029SGS144)、ステップ029SGS149に移行する。 After that, the variable special chart designation buffer value, which is the stored value in the variable special chart designation buffer, is updated to "2" (step 029SGS144), and then the process proceeds to step 029SGS149.

一方、ステップ029SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」であるときには(ステップ029SGS141;Y)、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップ029SGS145)。第1特図保留記憶数は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。例えば、ステップ029SGS145の処理では、遊技制御カウンタ設定部029SG154にて第1保留記憶数カウンタが記憶する第1保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。このように、ステップ029SGS145の処理は、ステップ029SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」であると判定されたときに実行されて、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する。これにより、第2特図を用いた特図ゲームは、第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行が開始されることになる。 On the other hand, when the second special pattern reserved memory number is "0" in step 029SGS141 (step 029SGS141; Y), it is determined whether the first special pattern reserved memory number is "0" (step 029SGS145). The first special pattern reserved memory number is the reserved memory number of the special pattern game using the first special pattern by the first special pattern display device 4A. For example, in the process of step 029SGS145, the game control counter setting unit 029SG154 reads the first reserved memory number count value stored in the first reserved memory number counter and determines whether the read value is "0". In this way, the process of step 029SGS145 is executed when it is determined in step 029SGS141 that the second special pattern reserved memory number is "0", and it is determined whether the first special pattern reserved memory number is "0". As a result, the special pattern game using the second special pattern is started in priority to the special pattern game using the first special pattern.

尚、第2特図を用いた特図ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるものに限定されず、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口を遊技球が進入(通過)して始動入賞が発生した順に、特図ゲームの実行が開始されるようにしてもよい。この場合には、始動入賞が発生した順番を特定可能なデータを記憶するテーブルを設けて、その記憶データから第1特図と第2特図のいずれを用いた特図ゲームの実行を開始するかを決定できればよい。 The special chart game using the second special chart is not limited to being executed with priority over the special chart game using the first special chart, and the special chart game may be started in the order in which the game ball enters (passes) the first start winning port or the second start winning port and the start winning occurs. In this case, a table may be provided that stores data that can identify the order in which the start winning occurs, and it may be possible to determine whether to start the special chart game using the first special chart or the second special chart from the stored data.

ステップ029SGS145にて第1特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップ029SGS145;N)、第1特図保留記憶部にて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップ029SGS146)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。 When the first special chart reserved memory number is other than "0" in step 029SGS145 (step 029SGS145; N), the reserved data stored in the first special chart reserved memory section corresponding to reserved number "1" is read out as numerical data indicating a random number value MR1 for determining the special chart display result, a random number value MR2 for determining the jackpot type, and a random number value MR3 for determining the fluctuation pattern (step 029SGS146). The numerical data read out at this time may be temporarily stored, for example, in a fluctuation random number buffer.

ステップ029SGS146の処理に続いて、第1特図保留記憶数カウント値や合計保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第1特図保留記憶数と合計保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第1特図保留記憶部のデータを更新する。具体的には、第1特図保留記憶部にて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」~「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1~MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップ029SGS147)。 Following the processing of step 029SGS146, the first special chart reserved memory count value and the total reserved memory count value are updated by subtracting 1 from each other, and the first special chart reserved memory count and the total reserved memory count are updated. Specifically, the reserved data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in entries lower than reserved number "1" in the first special chart reserved memory unit (for example, entries corresponding to reserved numbers "2" to "4") are shifted to higher entries by one entry at a time (step 029SGS147).

その後、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「1」に更新した後(ステップ029SGS148)、ステップ029SGS149に移行する。 After that, the variable special chart designation buffer value, which is the stored value in the variable special chart designation buffer, is updated to "1" (step 029SGS148), and then the process proceeds to step 029SGS149.

ステップ029SGS149においては、特別図柄の可変表示結果である特図表示結果を「大当り」と「はずれ」のいずれとするかを決定するための使用テーブルとして、図11-3に示す特図表示結果判定テーブルを選択してセットする。続いて、変動用乱数バッファに格納された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データを、「大当り」や「はずれ」の各特図表示結果に割り当てられた判定値と比較して、特図表示結果を「大当り」と「はずれ」のいずれとするかを決定する(ステップ029SGS150a)。尚、このステップ029SGS150aにおいては、その時点の遊技状態が、確変フラグがオン状態である高確状態(確変状態)であれば、特図表示結果判定用の乱数値MR1が高確状態(確変状態)に対応する10000~12180の範囲に該当すれば「大当り」と判定し、該当しなければ「はずれ」と判定する。また、確変フラグがオフである低確状態であれば、特図表示結果判定用の乱数値MR1が1~219の範囲に該当すれば「大当り」と判定し、該当しなければ「はずれ」と判定する。 In step 029SGS149, the special pattern display result judgment table shown in FIG. 11-3 is selected and set as a table to be used to determine whether the special pattern display result, which is the variable display result of the special pattern, is a "jackpot" or a "miss". Next, the numerical data indicating the random number value MR1 for special pattern display result judgment stored in the variable random number buffer is compared with the judgment value assigned to each special pattern display result of "jackpot" or "miss" to determine whether the special pattern display result is a "jackpot" or a "miss" (step 029SGS150a). In addition, in this step 029SGS150a, if the game state at that time is a high probability state (high probability state) in which the high probability flag is on, if the random number value MR1 for special pattern display result judgment falls within the range of 10000 to 12180 corresponding to the high probability state (high probability state), it is judged as a "jackpot", and if it does not fall within the range, it is judged as a "miss". Also, if the probability of winning is low and the probability flag is off, if the random number value MR1 used to determine the special chart display result falls within the range of 1 to 219, it is judged as a "jackpot," and if it does not fall within the range, it is judged as a "miss."

このように、ステップ029SGS149で選択される特図表示結果判定テーブル1においては、その時点の遊技状態(高確、低確)に対応して異なる判定値が「大当り」に割り当てられていることから、ステップ029SGS150aの処理では、特図ゲームなどの可変表示が開始されるときの遊技状態が高確状態であるか否かに応じて、異なる判定用データ(判定値)を用いて特図表示結果を「大当り」とするか否かが決定されることで、遊技状態が高確状態である場合には、低確状態である場合よりも高確率で「大当り」と判定(決定)される。 In this way, in the special chart display result judgment table 1 selected in step 029SGS149, different judgment values are assigned to "jackpot" depending on the game state at that time (high probability, low probability), so in the processing of step 029SGS150a, whether or not the special chart display result is a "jackpot" is determined using different judgment data (judgment values) depending on whether or not the game state when the variable display of the special chart game or the like is started is a high probability state, so that when the game state is a high probability state, it is judged (determined) to be a "jackpot" with a higher probability than when it is a low probability state.

ステップ029SGS150aにて「大当り」であると判定された場合には(ステップ029SGS150a;Y)、遊技制御フラグ設定部029SG152に大当りフラグをオン状態とする(ステップ029SGS152)。このときには、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、図11-4(A)に示す大当り種別判定テーブルを選択してセットする(ステップ029SGS153)。こうしてセットされた大当り種別判定テーブルを参照することにより、変動用乱数バッファに格納された大当り種別判定用の乱数値MR2を示す数値データと、大当り種別判定テーブルにおいて「非確変大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」の各大当り種別に割り当てられた判定値のいずれと合致するかに応じて、大当り種別を複数種別のいずれとするかを決定する(ステップ029SGS154)。 When it is determined in step 029SGS150a that it is a "jackpot" (step 029SGS150a; Y), the jackpot flag is set to ON in the game control flag setting unit 029SG152 (step 029SGS152). At this time, the jackpot type determination table shown in FIG. 11-4 (A) is selected and set as the table to be used for determining the jackpot type as one of the multiple types (step 029SGS153). By referring to the jackpot type determination table thus set, the jackpot type is determined to be one of the multiple types according to whether the numerical data indicating the random number value MR2 for jackpot type determination stored in the variable random number buffer matches with the determination value assigned to each jackpot type of "non-variable jackpot", "variable jackpot A", "variable jackpot B", or "variable jackpot C" in the jackpot type determination table (step 029SGS154).

ステップ029SGS154の処理にて大当り種別を決定することにより、大当り遊技状態の終了後における遊技状態を、時短状態と、時短状態よりも遊技者にとって有利度が高い確変状態とのうち、いずれの遊技状態に制御するかが、可変表示結果としての確定特別図柄が導出される以前に決定されることになる。こうして決定された大当り種別に対応して、例えば遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた大当り種別バッファの格納値である大当り種別バッファ値を設定することなどにより(ステップ029SGS155)、決定された大当り種別を記憶する。一例として、大当り種別が非確変大当りに対応する「非確変大当り」であれば大当り種別バッファ値を「0」とし、確変大当りAに対応する「確変A」であれば「1」とし、確変大当りBに対応する「確変B」であれば「2」とし、確変大当りCに対応する「確変C」であれば「3」とすればよい。 By determining the jackpot type in the process of step 029SGS154, it is determined before the derivation of the fixed special pattern as the variable display result whether the game state after the end of the jackpot game state is controlled to a time-saving state or a high probability state, which is more advantageous to the player than the time-saving state. In response to the jackpot type thus determined, the determined jackpot type is stored by setting, for example, a jackpot type buffer value, which is a stored value of the jackpot type buffer provided in the game control buffer setting unit 029SG155 (step 029SGS155). As an example, if the jackpot type is a "non-high probability jackpot" corresponding to a non-high probability jackpot, the jackpot type buffer value is set to "0", if it is a "high probability A" corresponding to a high probability jackpot A, it is set to "1", if it is a "high probability B" corresponding to a high probability jackpot B, it is set to "2", and if it is a "high probability C" corresponding to a high probability jackpot C, it is set to "3".

ステップ029SGS155の終了後、または、ステップ029SGS150aにて「大当り」ではないと判定された場合(ステップ029SGS150a;N)は、大当り遊技状態に制御するか否か(大当りフラグがオン状態にされているか否か)の事前決定結果、大当り遊技状態とする場合における大当り種別の決定結果に対応して、確定特別図柄を設定する。一例として、特図表示結果を「はずれ」とする旨の事前決定結果に対応して、はずれ図柄となる「-」の記号を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、ステップ029SGS150aにて特図表示結果が「大当り」であると判定された場合には、ステップ029SGS154における大当り種別が「確変大当りA」である場合には「7」の数字を示す特別図柄を確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「確変大当りB」である場合には、「5」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「非確変大当り」である場合には、「3」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「確変大当りC」である場合には、「1」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。尚、これら確定特別図柄は一例であり、これら以外の確定特別図柄を設定してもよいし、確定特別図柄として複数種類の図柄を設定するようにしてもよい。 After step 029SGS155 is completed, or if it is determined in step 029SGS150a that the game is not a "jackpot" (step 029SGS150a; N), a fixed special symbol is set in accordance with the pre-determined result of whether or not to control the game to a jackpot game state (whether or not the jackpot flag is set to the on state) and the determined jackpot type in the case of a jackpot game state. As an example, in accordance with the pre-determined result of the special symbol display result being a "miss," a special symbol showing the "-" symbol, which is a miss symbol, is set as the fixed special symbol. Also, if it is determined in step 029SGS150a that the special symbol display result is a "jackpot," if the jackpot type in step 029SGS154 is "high probability jackpot A," a special symbol showing the number "7" is set as the fixed special symbol. Furthermore, if the jackpot type is a "high probability jackpot B," a special symbol showing the number "5" is set as the confirmed special symbol. Furthermore, if the jackpot type is a "non-high probability jackpot," a special symbol showing the number "3" is set as the confirmed special symbol. Furthermore, if the jackpot type is a "high probability jackpot C," a special symbol showing the number "1" is set as the confirmed special symbol. Note that these confirmed special symbols are merely examples, and other confirmed special symbols may be set, or multiple types of symbols may be set as confirmed special symbols.

ステップ029SGS156にて確定特別図柄を設定した後には、特図プロセスフラグの値を変動パターン設定処理に対応した値である“1”に更新してから(ステップ029SGS157)、特別図柄通常処理を終了する。 After the confirmed special symbol is set in step 029SGS156, the value of the special symbol process flag is updated to "1", which corresponds to the variable pattern setting process (step 029SGS157), and then the normal special symbol processing is terminated.

尚、ステップ029SGS145にて第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数が「0」である場合には(ステップ029SGS145;Y)、所定のデモ表示設定を行ってから(ステップ029SGS158)、特別図柄通常処理を終了する。このデモ表示設定では、例えば画像表示装置5において所定の演出画像を表示することなどによるデモンストレーション表示(デモ画面表示)を指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)が、主基板11から演出制御基板12に対して送信済みであるか否かを判定する。このとき、既に、客待ちデモ指定コマンドを送信済みであれば、そのままデモ表示設定を終了する。これに対して、未送信であれば、客待ちデモ指定コマンドを送信するための設定を行ってから、デモ表示設定を終了する。 If the reserved memory count for the special symbol game using the first special symbol is "0" in step 029SGS145 (step 029SGS145; Y), a predetermined demo display setting is performed (step 029SGS158), and then the normal special symbol processing is terminated. In this demo display setting, it is determined whether or not a performance control command (customer waiting demo designation command) that designates a demonstration display (demo screen display) by, for example, displaying a predetermined performance image on the image display device 5 has been transmitted from the main board 11 to the performance control board 12. At this time, if the customer waiting demo designation command has already been transmitted, the demo display setting is terminated as is. On the other hand, if it has not been transmitted, settings are performed to transmit the customer waiting demo designation command, and then the demo display setting is terminated.

図11-17は、変動パターン設定処理として、図6のステップS111にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-17に示す変動パターン設定処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオン状態にされているか否かを判定する(ステップ029SGS161)。そして、大当りフラグがオン状態にされていれば(ステップ029SGS161;Y)、大当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットする(ステップ029SGS164)。 Figure 11-17 is a flow chart showing an example of the process executed in step S111 of Figure 6 as the fluctuation pattern setting process. In the fluctuation pattern setting process shown in Figure 11-17, the CPU 103 first determines whether or not the jackpot flag is set to the ON state (step 029SGS161). Then, if the jackpot flag is set to the ON state (step 029SGS161; Y), the CPU 103 selects and sets the fluctuation pattern determination table for the jackpot (step 029SGS164).

ステップ029SGS161における判定において、大当りフラグがオン状態にされていなければ(ステップ029SGS161;N)、遊技制御フラグ設定部に時短フラグがオン状態にされているか否かを判定することにより、遊技状態が確変状態や時短状態で時短制御が行われる時短制御中であるか否かを判定する(ステップ029SGS168)。そして、時短フラグがオン状態にされていれば(ステップ029SGS168;Y)、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択してセットする(ステップ029SGS169)。 If the judgment in step 029SGS161 indicates that the jackpot flag is not set to the ON state (step 029SGS161; N), the game control flag setting unit judges whether the time-saving flag is set to the ON state to judge whether the game state is in a special state or a time-saving state and time-saving control is being performed (step 029SGS168). Then, if the time-saving flag is set to the ON state (step 029SGS168; Y), the loss fluctuation pattern judgment table D is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of fluctuation patterns (step 029SGS169).

一方、時短制御中ではないとき、つまり、時短フラグがオン状態にされていないときには(ステップ029SGS168;N)、例えば遊技制御カウンタ設定部029SG154に設けられた、変動特図の保留記憶数カウンタの格納値を読み取ることなどにより、変動特図の保留記憶数を特定し、該特定した変動特図の保留記憶数が1または2であるか否かを判定する(ステップ029SGS170)。 On the other hand, when time-saving control is not in progress, that is, when the time-saving flag is not on (step 029SGS168; N), the number of reserved memories of variable special charts is identified, for example by reading the stored value of the reserved memory number counter for variable special charts provided in the game control counter setting unit 029SG154, and it is determined whether the reserved memory number of the identified variable special chart is 1 or 2 (step 029SGS170).

特定した変動特図の保留記憶数が1または2である場合(ステップ029SGS170;N)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択してセットする(ステップ029SGS171)。 If the number of reserved memories for the identified special variable chart is 1 or 2 (step 029SGS170; N), the loss variable pattern determination table A is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of variable patterns (step 029SGS171).

また、特定した変動特図の保留記憶数が1または2ではない場合には(ステップ029SGS170;N)、特定した変動特図の保留記憶数が3であるか否かを更に判定する(ステップ029SGS172)。 In addition, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is not 1 or 2 (step 029 SGS170; N), it is further determined whether the number of reserved memories for the identified variable special chart is 3 (step 029 SGS172).

特定した変動特図の保留記憶数が3である場合(ステップ029SGS172;Y)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択してセットする(ステップ029SGS173)。 If the number of reserved memories for the identified special variable chart is 3 (step 029SGS172; Y), the loss variable pattern determination table B is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of variable patterns (step 029SGS173).

また、特定した変動特図の保留記憶数が3ではない場合、つまり、特定した変動特図の保留記憶数が4である場合(ステップ029SGS172;N)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択してセットして(ステップ029SGS174)、ステップ029SGS175に進む。 In addition, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is not 3, that is, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is 4 (step 029SGS172; N), the system selects and sets the miss variable pattern determination table C as the table to be used for determining one of multiple types of variable pattern (step 029SGS174), and proceeds to step 029SGS175.

ステップ029SGS164,ステップ029SGS169,ステップ029SGS171,ステップ029SGS173,ステップ029SGS174の処理のいずれかを実行した後には、例えば変動用乱数バッファなどに格納されている変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどに基づき、選択(セット)された大当り用変動パターン判定テーブル、特殊当り用変動パターン判定テーブル、またははずれ用変動パターン判定テーブルA~Dのいずれかを参照することにより、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する(ステップ029SGS175)。 After executing any of the processes of step 029SGS164, step 029SGS169, step 029SGS171, step 029SGS173, and step 029SGS174, the fluctuation pattern is determined to be one of several types by referring to the selected (set) jackpot fluctuation pattern determination table, special win fluctuation pattern determination table, or miss fluctuation pattern determination table A to D based on, for example, numerical data indicating the random number value MR3 for fluctuation pattern determination stored in a fluctuation random number buffer (step 029SGS175).

尚、大当りフラグがオフであるときには、ステップ029SGS175の処理にて変動パターンを決定することにより、飾り図柄の可変表示態様を「リーチ」とするか否かが決定される。即ち、ステップ029SGS170の処理には、可変表示結果が「はずれ」となる場合に、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かを決定する処理が含まれている。 When the jackpot flag is off, step 029SGS175 determines the variation pattern, and determines whether the variable display state of the decorative symbols is set to "reach." In other words, step 029SGS170 includes a process for determining whether the variable display state of the decorative symbols is set to a "reach" state when the variable display result is a "miss."

ステップ029SGS175にて変動パターンを決定した後には、変動特図指定バッファ値に応じて、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームのいずれかを開始させるように、特別図柄の変動を開始させるための設定を行う(ステップ029SGS176)。一例として、変動特図指定バッファ値が「1」であれば、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。一方、変動特図指定バッファ値が「2」であれば、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。 After the variation pattern is determined in step 029SGS175, settings are made to start the variation of the special patterns so that either a special pattern game using the first special pattern on the first special pattern display device 4A or a special pattern game using the second special pattern on the second special pattern display device 4B is started according to the variable special pattern designation buffer value (step 029SGS176). As an example, if the variable special pattern designation buffer value is "1", settings are made to send a drive signal to update the display of the first special pattern on the first special pattern display device 4A. On the other hand, if the variable special pattern designation buffer value is "2", settings are made to send a drive signal to update the display of the second special pattern on the second special pattern display device 4B.

ステップ029SGS176の処理に続いて、特別図柄の変動開始時用となる各種コマンドを送信するための設定を行う(ステップ029SGS177)。例えば、変動特図指定バッファ値が「1」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第1可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第1変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレス(先頭アドレス)を示す設定データを、遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。他方、変動特図指定バッファ値が「2」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第2可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第2保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第2変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを示す設定データを、遊技制御バッファ設定部029SG155に設けられた送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。 Following the processing of step 029SGS176, settings are made to send various commands for when the special pattern starts to change (step 029SGS177). For example, when the special pattern change designation buffer value is "1", the CPU 103 stores the setting data indicating the storage address (first address) in the ROM 101 of the first change start command table prepared in advance in the buffer area designated by the transmission command pointer in the transmission command buffer provided in the game control buffer setting unit 029SG155 in order to sequentially send the game state designation command, the first variable display start command, the variable pattern designation command, the variable display result designation command, and the first reserved memory number notification command from the main board 11 to the performance control board 12. On the other hand, when the variable special chart designation buffer value is "2", the CPU 103 stores setting data indicating the storage address in ROM 101 of the second variable start command table prepared in advance in a buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer provided in the game control buffer setting unit 029SG155 in order to sequentially transmit the game state designation command, second variable display start command, variable pattern designation command, variable display result designation command, and second reserved memory number notification command from the main board 11 to the performance control board 12.

ステップ029SGS177の処理を実行した後、その変動パターンの決定結果に応じた特別図柄の可変表示時間である特図変動時間を設定する(ステップ029SGS178)。特別図柄の可変表示時間となる特図変動時間は、特図ゲームにおいて特別図柄の可変表示を開始してから可変表示結果(特図表示結果)となる確定特別図柄が停止表示されるまでの所要時間である。その後、特図プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップ029SGS179)、変動パターン設定処理を終了する。 After executing the process of step 029SGS177, the special symbol fluctuation time, which is the variable display time of the special symbol according to the result of the determination of the fluctuation pattern, is set (step 029SGS178). The special symbol fluctuation time, which is the variable display time of the special symbol, is the time required from the start of the variable display of the special symbol in the special symbol game until the confirmed special symbol, which is the variable display result (special symbol display result), is displayed stationary. After that, the value of the special symbol process flag is updated to "2", which is the value corresponding to the special symbol fluctuation process (step 029SGS179), and the fluctuation pattern setting process is terminated.

ステップ029SGS177でのコマンド送信設定にもとづいて、変動パターン設定処理が終了してから図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されるごとに、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第1可変表示開始コマンドまたは第2可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンドが、順次に送信されることになる。尚、これらの演出制御コマンドが送信される順番は任意に変更可能であり、例えば可変表示結果指定コマンドを最初に送信してから、第1可変表示開始コマンドまたは第2可変表示開始コマンド、変動パターン指定コマンド、遊技状態指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンドの順などで送信されるようにしてもよい。 Based on the command transmission setting in step 029SGS177, each time the command control process of step S27 shown in FIG. 5 is executed after the variable pattern setting process is completed, the main board 11 will sequentially transmit a game state designation command, a first variable display start command or a second variable display start command, a variable pattern designation command, a variable display result designation command, a first reserved memory number notification command or a second reserved memory number notification command to the presentation control board 12. The order in which these presentation control commands are transmitted can be changed arbitrarily, and for example, the variable display result designation command may be transmitted first, followed by the first variable display start command or the second variable display start command, the variable pattern designation command, the game state designation command, the first reserved memory number notification command or the second reserved memory number notification command.

図11-18は、特別図柄停止処理として、図6のステップS113にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。特別図柄停止処理において、CPU103は、ステップS112の特別図柄変動処理で参照される終了フラグをオン状態として特別図柄の変動を終了させ、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bに停止図柄を停止表示する制御を行う(ステップ029SGS180)。尚、変動特図指定バッファ値が第1特図を示す「1」である場合には、第1特別図柄表示装置4Aでの第1特別図柄の変動を終了させ、変動特図指定バッファ値が第2特図を示す「2」である場合には、第2特別図柄表示装置4Bでの第2特別図柄の変動を終了させる。また、演出制御基板12に図柄確定コマンドを送信する制御を行う(ステップ029SGS181)。 Figure 11-18 is a flow chart showing an example of the process executed in step S113 of Figure 6 as the special symbol stop process. In the special symbol stop process, the CPU 103 turns on the end flag referred to in the special symbol change process in step S112 to end the change of the special symbol, and controls the first special symbol display device 4A and the second special symbol display device 4B to stop displaying the stopped symbol (step 029SGS180). If the change special symbol designation buffer value is "1" indicating the first special symbol, the change of the first special symbol on the first special symbol display device 4A is ended, and if the change special symbol designation buffer value is "2" indicating the second special symbol, the change of the second special symbol on the second special symbol display device 4B is ended. In addition, the CPU 103 controls to send a symbol determination command to the performance control board 12 (step 029SGS181).

そして、大当りフラグがオン状態にされているか否かを判定する(ステップ029SGS182)。大当りフラグがオン状態にされている場合(ステップ029SGS182;Y)にCPU103は、確変フラグや時短フラグがオン状態にされていれば、確変フラグ及び時短フラグをクリアしてオフ状態とし(ステップ029SGS184)、演出制御基板12に、記憶されている大当りの種別に応じて当り開始1指定コマンド(確変大当りA)、当り開始2指定コマンド(確変大当りB)、当り開始3指定コマンド(確変大当りC)、当り開始4指定コマンド(非確変)を送信するための設定を行う(ステップ029SGS185)。 Then, it is determined whether the jackpot flag is set to ON (step 029SGS182). If the jackpot flag is set to ON (step 029SGS182; Y), the CPU 103 clears the special probability flag and the time-saving flag to OFF (step 029SGS184) if they are set to ON, and sets the performance control board 12 to send a hit start 1 designation command (special probability jackpot A), a hit start 2 designation command (special probability jackpot B), a hit start 3 designation command (special probability jackpot C), or a hit start 4 designation command (non-special probability jackpot) according to the type of jackpot stored (step 029SGS185).

更にCPU103は、演出制御基板12に通常状態を示す遊技状態指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップ029SGS186)。 The CPU 103 also performs settings to send a game state designation command indicating the normal state to the performance control board 12 (step 029 SGS186).

そして、大当り表示時間タイマに大当り表示時間(大当りが発生したことを、例えば、画像表示装置5において報知する時間)に相当する値を設定する(ステップ029SGS187)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば、非確変大当りや確変大当りAの場合には10回、確変大当りBの場合には5回、確変大当りCの場合には2回)をセットする(ステップ029SGS188)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を大当り開放前処理(ステップS114)に対応した値である“4”に更新し(ステップ029SGS189)、当該特別図柄停止処理を終了する。 Then, the jackpot display timer is set to a value equivalent to the jackpot display time (the time for announcing the occurrence of a jackpot, for example, on the image display device 5) (step 029SGS187). Also, the number of times the jackpot opening counter has been opened (for example, 10 times for a non-variable jackpot or a variable jackpot A, 5 times for a variable jackpot B, and 2 times for a variable jackpot C) is set (step 029SGS188). Then, the value of the special symbol process flag is updated to "4", which is the value corresponding to the jackpot opening pre-processing (step S114) (step 029SGS189), and the special symbol stop processing is terminated.

一方、大当りフラグがオフである場合には(ステップ029SGS182;N)、ステップ029SGS190においてCPU103は、時短回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する。時短回数カウンタの値が「0」である場合(ステップ029SGS190;Y)には、ステップ029SGS196に進む。 On the other hand, if the jackpot flag is off (step 029SGS182; N), in step 029SGS190, the CPU 103 determines whether the time-saving counter value is "0." If the time-saving counter value is "0" (step 029SGS190; Y), the process proceeds to step 029SGS196.

一方、時短回数カウンタの値が「0」でない場合(ステップ029SGS190;N)、つまり、時短回数が残存している高ベース状態である場合には、該時短回数カウンタの値を-1する(ステップ029SGS191)。そして、減算後の時短回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定し(ステップ029SGS193)、「0」でない場合(ステップ029SGS193;N)にはステップ029SGS196に進み、時短回数カウンタの値が「0」である場合(ステップ029SGS193;Y)には、時短制御を終了させるために、時短フラグをクリアしてオフ状態とした後(ステップ029SGS194)、確変フラグまたは時短フラグの状態に対応した遊技状態(具体的には低確低ベース状態)に対応した遊技状態指定コマンドの送信設定を行った後(ステップ029SGS195)、ステップ029SGS196に進む。 On the other hand, if the value of the time-saving counter is not "0" (step 029SGS190; N), that is, if the time-saving counter is in a high base state with remaining time-saving times, the value of the time-saving counter is decremented by 1 (step 029SGS191). Then, it is determined whether the value of the time-saving counter after subtraction is "0" or not (step 029SGS193). If it is not "0" (step 029SGS193; N), the process proceeds to step 029SGS196. If the value of the time-saving counter is "0" (step 029SGS193; Y), the process clears the time-saving flag to turn it off in order to end the time-saving control (step 029SGS194), sets the transmission of a game state designation command corresponding to the game state corresponding to the state of the probability change flag or the time-saving flag (specifically, the low probability low base state) (step 029SGS195), and then proceeds to step 029SGS196.

ステップ029SGS196では、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新してから、当該特別図柄停止処理を終了する。 In step 029SGS196, the value of the special pattern process flag is updated to "0", which is the value corresponding to the normal processing of the special pattern, and then the special pattern stop processing is terminated.

図11-19は、大当り終了処理として、図6のS117にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。 Figure 11-19 is a flowchart showing an example of the process executed in S117 of Figure 6 as the jackpot end process.

大当り終了処理において、CPU103は、大当り終了表示タイマが動作中、つまりタイマカウント中であるか否かを判定する(ステップ029SGS201)。大当り終了表示タイマが動作中でない場合(ステップ029SGS201;N)には、大当り終了表示タイマに、画像表示装置5において大当り終了表示を行う時間(大当り終了表示時間)に対応する表示時間に相当する値を設定し(ステップ029SGS202)、処理を終了する。 In the jackpot end processing, the CPU 103 determines whether the jackpot end display timer is operating, i.e., whether the timer is counting (step 029SGS201). If the jackpot end display timer is not operating (step 029SGS201; N), the jackpot end display timer is set to a value equivalent to the display time corresponding to the time for which the jackpot end display is performed on the image display device 5 (jackpot end display time) (step 029SGS202), and the processing ends.

一方、大当り終了表示タイマが動作中である場合(ステップ029SGS201;Y)には、大当り終了表示タイマの値を1減算する(ステップ029SGS203)。そして、CPU103は、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否か、即ち、大当り終了表示時間が経過したか否か確認する(ステップ029SGS204)。経過していなければ処理を終了する。 On the other hand, if the jackpot end display timer is running (step 029SGS201; Y), the value of the jackpot end display timer is decremented by 1 (step 029SGS203). The CPU 103 then checks whether the value of the jackpot end display timer is 0, i.e., whether the jackpot end display time has elapsed (step 029SGS204). If it has not elapsed, the process ends.

大当り終了表示時間を経過していれば(ステップ029SGS204;Y)、CPU103は、記憶されている大当り種別が非確変大当りであるかを判定する(ステップ029SGS205)。 If the jackpot end display time has elapsed (step 029SGS204; Y), the CPU 103 determines whether the stored jackpot type is a non-variable jackpot (step 029SGS205).

記憶されている大当り種別が非確変大当りでない場合(ステップ029SGS205;N)には、確変フラグをオン状態にし(ステップ029SGS207)、時短フラグをオン状態にし(ステップ029SGS208)、時短回数カウンタに「0」をセットした後(ステップ029SGS209)、ステップ029SGS213に進む。 If the stored jackpot type is not a non-variable jackpot (step 029SGS205; N), the variable jackpot flag is turned on (step 029SGS207), the time-saving flag is turned on (step 029SGS208), the time-saving counter is set to "0" (step 029SGS209), and then the process proceeds to step 029SGS213.

一方、大当り種別が非確変大当りである場合には(ステップ029SGS205;Y)には、ステップ029SGS211とステップ029SGS212を実行することで、時短フラグをオン状態にするとともに時短回数カウンタに「100」をセットした後、ステップ029SGS213に進む。 On the other hand, if the jackpot type is a non-variable jackpot (step 029SGS205; Y), steps 029SGS211 and 029SGS212 are executed to turn on the time-saving flag and set the time-saving counter to "100", and then the process proceeds to step 029SGS213.

ステップ029SGS213では、大当りフラグをオフ状態とし、大当り種別に応じた大当り終了指定コマンドの送信設定を行う(ステップ029SGS214)。そして、オン状態にされた確変フラグや時短フラグに基づく遊技状態を演出制御基板12に通知するための遊技状態指定コマンドの送信設定を行った後(ステップ029SGS215)、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新する(ステップ029SGS216)。 In step 029SGS213, the jackpot flag is turned off, and a jackpot end command is sent according to the type of jackpot (step 029SGS214). Then, after sending a game state command to notify the performance control board 12 of the game state based on the ON-state probability flag and time-saving flag (step 029SGS215), the value of the special pattern process flag is updated to "0", which corresponds to the normal processing of the special pattern (step 029SGS216).

次に、演出制御基板12の動作を説明する。図11-20は、先読予告設定処理として、図6のステップS161にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-20に示す先読予告設定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aをチェックし(ステップ029SGS241)、始動入賞時のコマンドの新たな格納が有るか否かを、保留表示フラグの値がセットされていないエントリが有るか否かにより判定する(ステップ029SGS242)。 Next, the operation of the performance control board 12 will be described. FIG. 11-20 is a flow chart showing an example of the process executed in step S161 of FIG. 6 as the advance notice setting process. In the advance notice setting process shown in FIG. 11-20, the performance control CPU 120 first checks the start win reception command buffer 029SG194A (step 029SGS241), and determines whether there is a new command stored at the start win by checking whether there is an entry with the pending display flag value not set (step 029SGS242).

保留表示フラグの値がセットされていないエントリが無い場合は(ステップ029SGS242;N)、先読予告設定処理を終了し、保留表示フラグの値がセットされていないエントリが有る場合は(ステップ029SGS242;Y)、さらに、該エントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドであるか否か、つまり、図柄指定コマンドがはずれを示す図柄指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ029SGS243)。図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンド以外である場合、つまり、大当りを示す図柄指定コマンドである場合には(ステップ029SGS243;N)、可変表示結果が大当りであることに基づいて、図示しない大当り時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターンと、を決定する(ステップ029SGS245)。 If there is no entry with the reserved display flag value not set (step 029SGS242; N), the pre-reading notice setting process is terminated, and if there is an entry with the reserved display flag value not set (step 029SGS242; Y), it is further determined whether the symbol designation command of the entry is the first symbol designation command, that is, whether the symbol designation command is a symbol designation command indicating a miss (step 029SGS243). If the symbol designation command is other than the first symbol designation command, that is, if it is a symbol designation command indicating a jackpot (step 029SGS243; N), based on the fact that the variable display result is a jackpot, a pre-reading notice performance judgment table (not shown) is referenced to determine whether to execute a pre-reading notice performance and the display pattern when the pre-reading notice performance is executed (step 029SGS245).

ステップ029SGS245においては、例えば、図11-21(A)に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。具体的には、先読予告演出の表示パターン(予告種別)として、表示パターンα及び表示パターンβの2種類が設けられている。このうち、先読予告演出の表示パターンが表示パターンαに決定された場合には、保留記憶表示が青色の丸形で第1保留記憶表示エリア029SG5Dまたは第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示され、先読予告演出の表示パターン(予告種別)が表示パターンβに決定された場合には、保留記憶表示が赤色の丸形で第1保留記憶表示エリア029SG5Dまたは第2保留記憶表示エリア029SG5Uに表示される。 In step 029SGS245, for example, the determination ratio shown in FIG. 11-21 (A) is used to determine whether or not to execute the preview performance and the display pattern (preview type). Specifically, two types of display patterns (preview types) for the preview performance are provided: display pattern α and display pattern β. Of these, when the display pattern for the preview performance is determined to be display pattern α, the reserved memory display is displayed in a blue circle in the first reserved memory display area 029SG5D or the second reserved memory display area 029SG5U, and when the display pattern (preview type) for the preview performance is determined to be display pattern β, the reserved memory display is displayed in a red circle in the first reserved memory display area 029SG5D or the second reserved memory display area 029SG5U.

ステップ029SGS245では、図11-21(A)に示すように、例えば、先読み予告演出の非実行を5%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を30%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を65%の割合で決定すればよい。 In step 029SGS245, as shown in FIG. 11-21(A), for example, it is possible to determine not to execute the pre-reading preview performance 5% of the time, to execute the pre-reading preview performance in display pattern α 30% of the time, and to execute the pre-reading preview performance in display pattern β 65% of the time.

また、ステップ029SGS243において、保留表示フラグの値がセットされていないエントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドである場合、つまり、はずれを示す図柄指定コマンドである場合は(ステップ029SGS243;Y)、当該エントリの変動カテゴリ指定コマンドが示す変動カテゴリを特定する(ステップ029SGS247)。具体的には、該エントリの変動カテゴリ指定コマンドがC600Hであれば、「非リーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C601Hであれば、「スーパーリーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C602Hであれば、ノーマルリーチを含む「その他」の変動パターンのカテゴリであると特定すればよい。 Also, in step 029SGS243, if the symbol designation command of an entry for which the value of the pending display flag is not set is the first symbol designation command, that is, if it is a symbol designation command indicating a miss (step 029SGS243; Y), the variable category indicated by the variable category designation command of the entry is identified (step 029SGS247). Specifically, if the variable category designation command of the entry is C600H, it is identified as the category of the "non-reach" variable pattern, if it is C601H, it is identified as the category of the "super reach" variable pattern, and if it is C602H, it is identified as the category of the "other" variable pattern which includes normal reach.

そして、例えば乱数回路124や演出制御カウンタ設定部029SG193のランダムカウンタなどから抽出した先読予告演出用の乱数値を示す数値データと、ステップ029SGS247において特定した変動パターンのカテゴリとに基づいて、図示しないはずれ時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターン(予告種別)と、を決定する(ステップ029SGS248)。 Then, based on the numerical data indicating the random number value for the pre-reading preview performance extracted, for example, from the random number circuit 124 or the random counter of the performance control counter setting unit 029SG193, and the category of the fluctuation pattern identified in step 029SGS247, the pre-reading preview performance judgment table for misses (not shown) is referenced to determine whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notice type) when the pre-reading preview performance is executed (step 029SGS248).

ステップ029SGS248においては、例えば、図11-21(B)に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。図11-21(B)に示す決定割合の設定例では、ステップ029SGS247の処理において特定した変動パターンのカテゴリに応じて、先読予告演出の実行の有無や表示パターン(予告種別)の決定割合を異ならせている。 In step 029SGS248, the display pattern (preview type) and whether or not to execute the pre-reading preview performance are determined using a determination ratio such as that shown in FIG. 11-21(B). In the example of setting the determination ratio shown in FIG. 11-21(B), the determination ratio of whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (preview type) is varied depending on the category of the variation pattern identified in the processing of step 029SGS247.

ステップ029SGS247では、図11-21(B)に示すように、例えば、可変表示結果がはずれで変動カテゴリが「非リーチ」である場合は、先読み予告演出の非実行を95%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を5%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果がはずれで変動カテゴリが「その他」である場合は、先読み予告演出の非実行を75%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を20%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を5%の割合で決定する。そして、可変表示結果がはずれで変動カテゴリが「スーパーリーチ」である場合は、先読み予告演出の非実行を65%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンαでの実行を25%の割合で決定し、先読み予告演出の表示パターンβの実行を10%の割合で決定する。 In step 029SGS247, as shown in FIG. 11-21(B), for example, if the variable display result is a miss and the variable category is "non-reach", it is determined at a rate of 95% not to execute the look-ahead preview performance, at a rate of 5% to execute the look-ahead preview performance with display pattern α, and at a rate of 0% to execute the look-ahead preview performance with display pattern β. Also, if the variable display result is a miss and the variable category is "other", it is determined at a rate of 75% not to execute the look-ahead preview performance with display pattern α, and at a rate of 20% to execute the look-ahead preview performance with display pattern β, and at a rate of 5%. And, if the variable display result is a miss and the variable category is "super reach", it is determined at a rate of 65% not to execute the look-ahead preview performance, at a rate of 25% to execute the look-ahead preview performance with display pattern α, and at a rate of 10% to execute the look-ahead preview performance.

このような設定により、先読み予告演出の実行が決定された場合は、先読み予告演出の非実行が決定された場合よりも可変表示結果が大当りとなる割合が高いため、先読み予告演出の対象である可変表示に遊技者を注目させることが可能となる。更に、先読み予告演出が実行されるときについては、該先読み予告演出が表示パターンβで実行される場合の方が表示パターンαで実行される場合よりも可変表示結果が大当りとなる割合が高いため、先読み予告演出の対象となっている保留記憶表示がいずれの表示パターンにて表示されるかに遊技者を注目させることが可能となっている。 With this setting, when it is decided to execute the look-ahead preview performance, the variable display result is more likely to be a jackpot than when it is decided not to execute the look-ahead preview performance, so it is possible to draw the player's attention to the variable display that is the target of the look-ahead preview performance. Furthermore, when the look-ahead preview performance is executed, the variable display result is more likely to be a jackpot when the look-ahead preview performance is executed in display pattern β than when it is executed in display pattern α, so it is possible to draw the player's attention to which display pattern the reserved memory display that is the target of the look-ahead preview performance will be displayed in.

尚、本特徴部029SGでは、可変表示結果が大当りであれば大当り種別にかかわらず同一割合で先読み予告演出の実行の有無と表示パターンとを決定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果が大当りである場合は、大当り種別に応じて先読み予告演出の実行の有無や表示パターンの決定割合を異ならせてもよい。このようにすることで、先読み予告演出が実行されるか否かやいずれの表示パターンにて保留記憶表示が表示されるかによっていずれの大当り種別の大当り遊技状態に制御されるかに遊技者を注目させることが可能となる。 In addition, in this feature section 029SG, if the variable display result is a jackpot, the execution or non-execution of the pre-reading preview performance and the display pattern are determined at the same rate regardless of the jackpot type, but the present invention is not limited to this, and if the variable display result is a jackpot, the execution or non-execution of the pre-reading preview performance and the determination rate of the display pattern may be different depending on the jackpot type. In this way, it is possible to draw the player's attention to which jackpot type jackpot game state is controlled depending on whether the pre-reading preview performance is executed or which display pattern the reserved memory display is displayed in.

ステップ029SGS248の実行後、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS247において先読予告演出の実行が決定されたか否か、つまり、表示パターン(予告種別)を表示パターンαと表示パターンβのいずれかに決定したか否かを判定する(ステップ029SGS249)。 After executing step 029SGS248, the performance control CPU 120 determines whether or not a decision was made in step 029SGS247 to execute a pre-reading preview performance, i.e., whether or not the display pattern (preview type) was decided to be either display pattern α or display pattern β (step 029SGS249).

ステップ029SGS245の実行後または先読予告演出の実行が決定された場合は(ステップ029SGS249;Y)、決定した表示パターン(予告種別)に対応するフラグ値を当該エントリの保留表示フラグにセットする(ステップ029SGS246)。具体的には、ステップ029SGS245またはステップ029SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を青色の丸形で示す表示パターンαであれば当該エントリの保留表示フラグに「1」をセットし、ステップ029SGS245またはステップ029SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を赤色の丸形で示す表示パターンβであれば当該エントリの保留表示フラグに「2」をセットした後、ステップ029SGS252に進む。 After step 029SGS245 is executed or if it is determined that a preview performance is to be executed (step 029SGS249; Y), the flag value corresponding to the determined display pattern (preview type) is set to the pending display flag of the entry (step 029SGS246). Specifically, if the display pattern (preview type) determined in step 029SGS245 or step 029SGS248 is display pattern α that indicates the pending memory display with a blue circle, the pending display flag of the entry is set to "1", and if the display pattern (preview type) determined in step 029SGS245 or step 029SGS248 is display pattern β that indicates the pending memory display with a red circle, the pending display flag of the entry is set to "2", and then the process proceeds to step 029SGS252.

また、ステップ029SGS249において、先読予告演出の実行が決定されていない場合は(ステップ029SGS249;N)、当該エントリの保留表示フラグに、白色の丸形を示す「0」をセットした後(ステップ029SGS250)、ステップ029SGS252に進む。 Also, in step 029SGS249, if it has not been decided that a preview performance will be performed (step 029SGS249; N), the pending display flag for that entry is set to "0", which indicates a white circle (step 029SGS250), and then the process proceeds to step 029SGS252.

尚、ステップ029SGS246またはステップ029SGS250実行後、演出制御用CPU120は、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aの記憶内容にもとづいて保留表示を更新する(ステップ029SGS252)。これにより、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aに新たに格納された保留記憶が、保留表示フラグにセットされた「0」、「1」、「2」のいずれかに対応した表示態様にて表示される。 After executing step 029SGS246 or step 029SGS250, the performance control CPU 120 updates the hold display based on the memory contents of the start winning reception command buffer 029SG194A (step 029SGS252). As a result, the hold memory newly stored in the start winning reception command buffer 029SG194A is displayed in a display mode corresponding to the "0", "1", or "2" set in the hold display flag.

図11-22は、可変表示開始設定処理として、図10のステップS171にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-22に示す可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、まず、第1変動開始コマンド受信フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS271)。第1変動開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ029SGS271;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aにおける第1特図保留記憶のバッファ番号「1-0」~「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ029SGS272)。尚、バッファ番号「1-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 Figure 11-22 is a flow chart showing an example of the process executed in step S171 of Figure 10 as the variable display start setting process. In the variable display start setting process shown in Figure 11-22, the performance control CPU 120 first determines whether the first variable start command reception flag is on (step 029SGS271). If the first variable start command reception flag is on (step 029SGS271; Y), the various command data and various flags stored in association with the buffer numbers "1-0" to "1-4" of the first special chart reserved memory in the start winning time reception command buffer 029SG194A are shifted up by one buffer number (step 029SGS272). Note that the contents of buffer number "1-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.

具体的には、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "1-1" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-2" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-3" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "1-4" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-3".

また、ステップ029SGS271において第1変動開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ029SGS271;N)、第2変動開始コマンド受信フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップ029SGS273)。第2変動開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ029SGS273;N)、可変表示開始設定処理を終了し、第2変動開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ029SGS273;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ029SG194Aにおける第2特図保留記憶のバッファ番号「2-0」~「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ029SGS274)。尚、バッファ番号「2-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 In addition, if the first variable start command reception flag is off in step 029SGS271 (step 029SGS271; N), it is determined whether the second variable start command reception flag is on (step 029SGS273). If the second variable start command reception flag is off (step 029SGS273; N), the variable display start setting process is terminated, and if the second variable start command reception flag is on (step 029SGS273; Y), the various command data and various flags stored in association with the buffer numbers "2-0" to "2-4" of the second special chart reservation memory in the start winning reception command buffer 029SG194A are shifted up by one buffer number (step 029SGS274). Note that the contents of buffer number "2-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.

具体的には、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "2-1" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-2" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-3" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "2-4" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-3".

ステップ029SGS272またはステップ029SGS274の実行後、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンド格納領域から変動パターン指定コマンドを読み出す(ステップ029SGS275)。 After executing step 029SGS272 or step 029SGS274, the performance control CPU 120 reads the variation pattern designation command from the variation pattern designation command storage area (step 029SGS275).

次いで、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(即ち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップ029SGS276)。この場合、演出制御用CPU120は、表示結果指定コマンドで指定される表示結果に応じた飾り図柄の停止図柄を決定し、決定した飾り図柄の停止図柄を示すデータを飾り図柄表示結果格納領域に格納する。 Then, the display result (stopping pattern) of the decorative pattern is determined according to the data stored in the display result designation command storage area (i.e., the received display result designation command) (step 029SGS276). In this case, the performance control CPU 120 determines the stopping pattern of the decorative pattern according to the display result designated by the display result designation command, and stores data indicating the determined stopping pattern of the decorative pattern in the decorative pattern display result storage area.

尚、本特徴部029SGでは、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りAに該当する第2可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が「7」で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りBに該当する第3可変表示結果指定コマンドである場合や、確変大当りCに該当する第4可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、「7」以外の奇数図柄の複数の組合せ(例えば「111」、「333」、「555」、「999」などの飾り図柄の組合せ)の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが非確変大当りに該当する第5可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が偶数図柄で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが、はずれに該当する第1可変表示結果指定コマンドであり且つ当該可変表示の変動パターンが非リーチ変動パターンであれば、停止図柄として3図柄が不揃いとなる飾り図柄の組合せ(はずれ図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが、はずれに該当する第1可変表示結果指定コマンドであり且つ当該可変表示の変動パターンがリーチ変動パターンであれば、停止図柄として左右図柄が同一であるが中図柄が異なるリーチはずれの組合せ(はずれ図柄)を決定する。 In this feature section 029SG, when the received variable display result designation command is the second variable display result designation command corresponding to the probability variable jackpot A, the performance control CPU 120 determines, for example, a combination of decorative patterns (jackpot pattern) in which three symbols are aligned to "7" as the stop symbol. When the received variable display result designation command is the third variable display result designation command corresponding to the probability variable jackpot B, or the fourth variable display result designation command corresponding to the probability variable jackpot C, the stop symbol is determined from among a plurality of combinations of odd symbols other than "7" (for example, combinations of decorative symbols such as "111", "333", "555", and "999"). When the received variable display result designation command is the fifth variable display result designation command corresponding to a non-probability variable jackpot, the performance control CPU 120 determines, for example, a combination of decorative symbols (jackpot pattern) in which three symbols are aligned to even symbols as the stop symbol. Also, if the received variable display result designation command is the first variable display result designation command corresponding to a miss and the variable display variation pattern is a non-reach variation pattern, a combination of decorative patterns in which three patterns are not aligned (a miss pattern) is determined as the stopping pattern. Also, if the received variable display result designation command is the first variable display result designation command corresponding to a miss and the variable display variation pattern is a reach variation pattern, a reach-miss combination (a miss pattern) in which the left and right patterns are the same but the center pattern is different is determined as the stopping pattern.

これら停止図柄の決定においては、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、飾り図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄判定テーブルを用いて、飾り図柄の停止図柄を決定すればよい。即ち、抽出した乱数に一致する数値に対応する飾り図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定すればよい。 When determining these stopping patterns, the performance control CPU 120 may, for example, extract a random number for determining the stopping pattern, and determine the stopping pattern of the decorative pattern using a stopping pattern determination table in which data indicating combinations of decorative patterns are associated with numerical values. In other words, the stopping pattern may be determined by selecting data indicating the combination of decorative patterns that corresponds to the numerical value that matches the extracted random number.

次いで、演出制御用CPU120は、メータ演出の実行の有無と演出パターンを決定するメータ演出決定処理を実行し(ステップ029SGS277)、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS278)。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンであるか否かは、ステップ029SGS275の処理で読み出した変動パターン指定コマンドがスーパーリーチの変動パターンであるか否かにより判定すればよい。 Next, the performance control CPU 120 executes a meter performance determination process to determine whether or not to execute a meter performance and the performance pattern (step 029SGS277), and judges whether or not the change pattern of the variable display is a Super Reach change pattern (step 029SGS278). Note that whether or not the change pattern of the variable display is a Super Reach change pattern can be determined by whether or not the change pattern designation command read in the processing of step 029SGS275 is a Super Reach change pattern.

当該可変表示の変動パターンが非リーチやノーマルリーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS278;N)はステップ029SGS283に進み、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS278;Y)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS280)。 If the variable display fluctuation pattern is a non-reach or normal reach fluctuation pattern (step 029SGS278; N), proceed to step 029SGS283. If the variable display fluctuation pattern is a super reach fluctuation pattern (step 029SGS278; Y), it is further determined whether the variable display fluctuation pattern is any of the super reach γ, super reach ε, super reach θ, super reach ι, and super reach κ fluctuation patterns (step 029SGS280).

当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS280;N)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチδまたはスーパーリーチζの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS281)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチδまたはスーパーリーチζの変動パターンである場合(ステップ029SGS281;Y)はリーチ演出E発展示唆演出の実行の有無を決定するリーチ演出E発展示唆演出決定処理を実行してステップ029SGS283に進み(ステップ029SGS282)、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS281;N)は、リーチ演出E発展報知演出決定処理を実行せずにステップ029SGS283に進む。 If the change pattern of the variable display is any one of the change patterns of Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, Super Reach ζ, Super Reach η, and Super Reach λ (step 029SGS280; N), it is further determined whether the change pattern of the variable display is the change pattern of Super Reach δ or Super Reach ζ (step 029SGS281). If the change pattern of the variable display is the change pattern of Super Reach δ or Super Reach ζ (step 029SGS281; Y), a reach performance E development suggestion performance decision process is executed to determine whether or not to execute a reach performance E development suggestion performance, and the process proceeds to step 029SGS283 (step 029SGS282). If the change pattern of the variable display is any one of the change patterns of Super Reach α, Super Reach β, Super Reach η, and Super Reach λ (step 029SGS281; N), the process proceeds to step 029SGS283 without executing the reach performance E development notification performance decision process.

尚、ステップ029SGS283の処理において演出制御用CPU120は、変動パターンに応じたプロセステーブルを選択してステップ029SGS289に進む。 In addition, in the processing of step 029SGS283, the performance control CPU 120 selects a process table according to the fluctuation pattern and proceeds to step 029SGS289.

そして、ステップ029SGS280において、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS280;Y)は、分岐先示唆演出の実行の有無と演出パターンを決定する分岐先示唆演出決定処理を実行する(ステップ029SGS284)。そして、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεまたはスーパーリーチθの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS285)。 Then, in step 029SGS280, if the change pattern of the variable display is any one of the change patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ (step 029SGS280; Y), a branch destination suggestion effect determination process is executed to determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect and the effect pattern (step 029SGS284). Then, it is determined whether the change pattern of the variable display is the change pattern of Super Reach ε or Super Reach θ (step 029SGS285).

当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS285;N)はステップ029SGS289に進み、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεまたはスーパーリーチθの変動パターンである場合(ステップ029SGS285;Y)は、リーチ演出G発展示唆演出の実行の有無を決定するリーチ演出G発展示唆演出決定処理を実行する(ステップ029SGS286)。そして、演出制御用CPU120は、可変表示結果と変動パターンとに応じて、可変表示中に実行するスーパーリーチのリーチ演出をリーチ演出Cとリーチ演出Dとから決定し(ステップ029SGS287)、該決定したリーチ演出と変動パターンとに応じたプロセステーブルを選択してステップ029SGS289に進む(ステップ029SGS288)。 If the variable display fluctuation pattern is one of the Super Reach γ, Super Reach ι, and Super Reach κ fluctuation patterns (step 029SGS285; N), proceed to step 029SGS289. If the variable display fluctuation pattern is one of the Super Reach ε or Super Reach θ fluctuation patterns (step 029SGS285; Y), a reach performance G development suggestion performance determination process is executed to determine whether or not to execute a reach performance G development suggestion performance (step 029SGS286). Then, the performance control CPU 120 determines the reach performance of the super reach to be executed during the variable display from reach performance C and reach performance D according to the variable display result and the fluctuation pattern (step 029SGS287), selects a process table according to the determined reach performance and fluctuation pattern, and proceeds to step 029SGS289 (step 029SGS288).

ステップ029SGS287の処理では、可変表示結果が大当りである場合は、図11-30(A)に示すように、変動パターンがスーパーリーチγ(PB1-4)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を50%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を50%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチθ(PB1-7)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を30%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を70%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチι(PB1-8)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を0%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を100%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチκ(PB1-9)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を20%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を80%の割合で決定する。 In the processing of step 029SGS287, if the variable display result is a jackpot, as shown in FIG. 11-30(A), if the fluctuation pattern is that of a super reach γ (PB1-4), the execution of reach performance C is determined at a rate of 50%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 50%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach θ (PB1-7), the execution of reach performance C is determined at a rate of 30%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 70%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach ι (PB1-8), the execution of reach performance C is determined at a rate of 0%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 100%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach κ (PB1-9), the execution of reach performance C is determined at a rate of 20%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 80%.

一方で、可変表示結果がはずれである場合は、図11-30(B)に示すように、変動パターンがスーパーリーチγ(PA2-4)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を90%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を10%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチε(PA2-6)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を80%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を20%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチθ(PA2-9)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を70%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を30%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチι(PA2-10)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を0%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を100%の割合で決定する。また、変動パターンがスーパーリーチκ(PA2-11)の変動パターンであれば、リーチ演出Cの実行を60%の割合で決定し、リーチ演出Dの実行を40%の割合で決定する。 On the other hand, if the variable display result is a miss, as shown in FIG. 11-30 (B), if the fluctuation pattern is that of a super reach γ (PA2-4), the execution of reach performance C is determined at a rate of 90%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 10%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach ε (PA2-6), the execution of reach performance C is determined at a rate of 80%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 20%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach θ (PA2-9), the execution of reach performance C is determined at a rate of 70%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 30%. Also, if the fluctuation pattern is that of a super reach ι (PA2-10), the execution of reach performance C is determined at a rate of 0%, and the execution of reach performance D is determined at a rate of 100%. Furthermore, if the fluctuation pattern is that of Super Reach κ (PA2-11), reach performance C is determined to be executed with a probability of 60%, and reach performance D is determined to be executed with a probability of 40%.

図11-30(A)及び図11-30(B)に示すように可変表示結果が大当りである場合とはずれである場合とで変動パターンに応じてリーチ演出Cとリーチ演出Dとの実行を異なる割合で決定することによって、図11-30(C)に示すように、全体的な大当り期待度としては、リーチ演出Dの方がリーチ演出Cよりも高く設定されている。 As shown in Fig. 11-30(A) and Fig. 11-30(B), by determining the execution of reach performance C and reach performance D at different rates according to the variation pattern when the variable display result is a jackpot or a miss, the overall expectation of a jackpot is set higher for reach performance D than for reach performance C, as shown in Fig. 11-30(C).

また、可変表示結果にかかわらず、スーパーリーチιの変動パターン(事前演出及び前兆演出の実行後にリーチ演出H発展報知演出及びリーチ演出Hが実行される変動パターン)にて可変表示が実行される場合については、必ずリーチ演出Dの実行が決定されるようになっている。一方で、スーパーリーチκの変動パターン(事前演出及び前兆演出の実行後に高期待度リーチ演出発展報知演出及びリーチ演出Iが実行される変動パターン)にて可変表示が実行される場合については、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出Dが実行される場合とがある。 In addition, regardless of the variable display result, when the variable display is executed in the super reach ι variation pattern (a variation pattern in which a reach performance H development notification performance and a reach performance H are executed after the execution of a pre-performance and a premonition performance), the execution of a reach performance D is always decided. On the other hand, when the variable display is executed in the super reach κ variation pattern (a variation pattern in which a high expectation reach performance development notification performance and a reach performance I are executed after the execution of a pre-performance and a premonition performance), there are cases in which a reach performance C or a reach performance D is executed.

つまり、本特徴部029SGにおいて、可変表示中に事前演出及び前兆演出が実行される変動パターン(スーパーリーチιの変動パターンとスーパーリーチκの変動パターン)について、事前演出及び前兆演出の実行後に本特徴部029において高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合(最も大当り期待度の高いリーチ演出Iが実行される割合)は、リーチ演出Cの実行が決定される場合の方がリーチ演出Dの実行が決定される場合よりも高く設定されている。このため、本特徴部029SGにおいては、可変表示中にリーチ演出Dよりも大当り期待度が低いリーチ演出Cが実行される場合であっても、該リーチ演出Cの後に事前演出と前兆演出が実行されるか否かに遊技者を注目させることができるので、リーチ演出Cが実行された時点で大当り期待度が低いと遊技者に認識されてしまい該リーチ演出Cの実行中に遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。 In other words, in this feature section 029SG, for the variation patterns in which pre-performances and premonition performances are executed during variable display (the variation patterns of Super Reach ι and Super Reach κ), the rate at which a high expectation reach performance development notification performance is executed in this feature section 029 after the execution of the pre-performance and premonition performance (the rate at which the reach performance I with the highest expectation of a jackpot is executed) is set higher when the execution of the reach performance C is decided than when the execution of the reach performance D is decided. Therefore, in this feature section 029SG, even if the reach performance C with a lower expectation of a jackpot than the reach performance D is executed during variable display, it is possible to draw the player's attention to whether the pre-performance and premonition performance are executed after the reach performance C, so that it is possible to prevent the player from recognizing that the expectation of a jackpot is low at the time the reach performance C is executed, and thus preventing a decrease in interest in the game during the execution of the reach performance C.

更には、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして可変表示結果が一旦報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行されるスーパーリーチθの変動パターンと、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中からこれらリーチ演出Cやリーチ演出Dに替えて事前演出と前兆演出及び高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるスーパーリーチκの変動パターンと、を比較すると、図11-30(D)に示すように、可変表示結果が大当りとなる場合については、スーパーリーチθの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は40%であるのに対して、スーパーリーチκの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は60%に設定されている。また、図11-30(E)に示すように、可変表示結果がはずれとなる場合については、スーパーリーチθの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は40%であるのに対して、スーパーリーチκの変動パターンでのリーチ演出Cの決定割合とリーチ演出Dの決定割合の差は20%に設定されている。 Furthermore, when comparing the fluctuation pattern of Super Reach θ, in which the variable display result is first announced as reach performance C or reach performance D and then a reach performance G development announcement performance is executed, with the fluctuation pattern of Super Reach κ, in which a pre-performance, a precursor performance, and a high expectation reach performance development announcement performance are executed in place of reach performance C or reach performance D while these are being executed, as shown in Figure 11-30 (D), when the variable display result is a jackpot, the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of Super Reach θ is 40%, whereas the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of Super Reach κ is set to 60%. Also, as shown in FIG. 11-30 (E), when the variable display result is a miss, the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of super reach θ is 40%, whereas the difference between the determination rate of reach performance C and the determination rate of reach performance D in the fluctuation pattern of super reach κ is set to 20%.

このため、可変表示結果が大当りとなるとき、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示とスーパーリーチκの変動パターンの可変表示とについては、リーチ演出Cとリーチ演出Dのどちらが実行されるかによって、該可変表示がリーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から事前演出と前兆演出及び高期待度リーチ演出報知演出が実行されるスーパーリーチκの可変表示であるか、リーチ演出Cやリーチ演出Dとして一旦可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行されるスーパーリーチθの可変表示であるかが推測することが可能となるので、リーチ演出Cとリーチ演出Dとのどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上可能となっている。 For this reason, when the variable display result is a jackpot, the variable display of the variable pattern of the super reach θ and the variable display of the variable pattern of the super reach κ can be inferred, depending on whether reach performance C or reach performance D is executed, as to whether the variable display is a variable display of the super reach κ in which a pre-performance, a precursor performance, and a high expectation reach performance notification performance are executed while reach performance C or reach performance D is being executed, or a variable display of the super reach θ in which a reach performance G development notification performance is executed after the variable display result (miss) is once notified as reach performance C or reach performance D, so that the player can pay attention to whether reach performance C or reach performance D is executed, which can increase the interest in the game.

図11-22に戻り、ステップ029SGS289において演出制御用CPU120は、可変表示中に可変表示結果が大当りとなる割合(大当り期待度)が上昇したことを示唆するチャンスアップ演出の実行の有無及び該チャンスアップ演出の演出パターンを決定するチャンスアップ演出決定処理を実行する(ステップ029SGS289)。 Returning to FIG. 11-22, in step 029SGS289, the presentation control CPU 120 executes a chance-up presentation determination process to determine whether or not to execute a chance-up presentation that indicates an increase in the probability that the variable display result will be a jackpot (the expected probability of a jackpot) during the variable display, and to determine the presentation pattern of the chance-up presentation (step 029SGS289).

チャンスアップ演出決定処理を実行した演出制御用CPU120は、次に、ステップ029SGS283またはステップ029SGS288の処理で選択したプロセスタイマに応じたプロセスタイマをスタートさせる(ステップ029SGS290)。 After executing the chance-up effect determination process, the effect control CPU 120 then starts the process timer corresponding to the process timer selected in the processing of step 029SGS283 or step 029SGS288 (step 029SGS290).

尚、各プロセステーブルには、画像表示装置5の表示を制御するための表示制御実行データ、各LEDの点灯を制御するためのランプ制御実行データ、スピーカ8L,8Rから出力する音の制御するための音制御実行データや、プッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を制御するための操作部制御実行データ等が、各プロセスデータn(1~N番まで)に対応付けて時系列に順番配列されている。 In each process table, display control execution data for controlling the display of the image display device 5, lamp control execution data for controlling the lighting of each LED, sound control execution data for controlling the sound output from the speakers 8L and 8R, and operation unit control execution data for controlling the operation of the push button 31B and stick controller 31A are arranged in chronological order in correspondence with each process data n (numbered 1 to N).

次いで、演出制御用CPU120は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音制御実行データ1、操作部制御実行データ1)に従って演出装置(演出用部品としての画像表示装置5、演出用部品としての各種ランプ及び演出用部品としてのスピーカ8L,8R、操作部(プッシュボタン31B、スティックコントローラ31A等))の制御を実行する(ステップ213SGS288)。例えば、画像表示装置5において変動パターンに応じた画像を表示させるために、表示制御部123に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプ制御基板14に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ8L,8Rからの音声出力を行わせるために、音声制御基板13に対して制御信号(音番号データ)を出力する(ステップ029SGS290)。 Then, the performance control CPU 120 executes control of the performance device (image display device 5 as a performance component, various lamps as performance components, speakers 8L, 8R as performance components, and operation unit (push button 31B, stick controller 31A, etc.)) according to the contents of process data 1 (display control execution data 1, lamp control execution data 1, sound control execution data 1, operation unit control execution data 1) (step 213 SGS288). For example, to display an image corresponding to a fluctuation pattern on the image display device 5, it outputs a command to the display control unit 123. It also outputs a control signal (lamp control execution data) to the lamp control board 14 to control the lighting/extinguishing of various lamps. It also outputs a control signal (sound number data) to the sound control board 13 to output sound from the speakers 8L, 8R (step 029 SGS290).

そして、可変表示時間タイマに、変動パターン指定コマンドで特定される可変表示時間に相当する値を設定する(ステップ029SGS292)。また、可変表示制御タイマに所定時間を設定する(ステップ029SGS293)。尚、所定時間は例えば30msであり、演出制御用CPU120は、所定時間が経過する毎に左中右の飾り図柄の表示状態を示す画像データをVRAMに書き込み、表示制御部123がVRAMに書き込まれた画像データに応じた信号を画像表示装置5に出力し、画像表示装置5が信号に応じた画像を表示することによって飾り図柄の可変表示(変動)が実現される。次いで、演出制御プロセスフラグの値を可変表示中演出処理(ステップS172)に対応した値に更新して可変表示開始設定処理を終了する(ステップ213SGS291)。 Then, the variable display time timer is set to a value corresponding to the variable display time specified by the variation pattern designation command (step 029SGS292). A predetermined time is also set to the variable display control timer (step 029SGS293). The predetermined time is, for example, 30 ms, and the performance control CPU 120 writes image data indicating the display state of the left, center, and right decorative patterns to the VRAM every time the predetermined time elapses, the display control unit 123 outputs a signal corresponding to the image data written to the VRAM to the image display device 5, and the image display device 5 displays an image corresponding to the signal, thereby realizing the variable display (variation) of the decorative patterns. Next, the value of the performance control process flag is updated to a value corresponding to the variable display in progress performance process (step S172), and the variable display start setting process is terminated (step 213SGS291).

尚、可変表示中演出処理において演出制御用CPU120は、該可変表示中演出処理を実行する毎にプロセスタイマの値を-1していき、該プロセスタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。そして、プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスタイマをスタートさせるとともに次のプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行すればよい。このようにすることで、本特徴部029SGにおける飾り図柄の可変表示が実行される。 In addition, during the variable display performance process, the performance control CPU 120 decrements the value of the process timer by 1 each time the variable display performance process is executed, and determines whether the value of the process timer has timed out. If the process timer has not timed out, the performance device is controlled according to the contents of the process data corresponding to that process timer, and if the process timer has timed out, the process data is switched, the next process timer is started, and the performance device is controlled according to the contents of the next process data. In this way, the variable display of the decorative pattern in this feature part 029SG is executed.

図11-23は、メータ演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS277にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-23に示すメータ演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS301)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS301;Y)はメータ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンが非リーチ、短縮非リーチ、ノーマルリーチ、スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS301;N)は、当該可変表示の変動パターンが短縮非リーチの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS302)。 Figure 11-23 is a flowchart showing an example of the processing executed in step S029SGS277 of Figure 11-22 as the meter performance determination processing. In the meter performance determination processing shown in Figure 11-23, the performance control CPU 120 first determines whether the change pattern of the variable display is any one of the change patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, or Super Reach κ (step 029SGS301). If the variable display fluctuation pattern is any one of the fluctuation patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ (step 029 SGS301; Y), the meter performance determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is any one of the fluctuation patterns of non-reach, shortened non-reach, normal reach, super reach α, super reach β, super reach δ, super reach ζ, super reach η, and super reach λ (step 029 SGS301; N), it is determined whether the variable display fluctuation pattern is a shortened non-reach fluctuation pattern (step 029 SGS302).

当該可変表示の変動パターンが短縮非リーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS302;Y)はメータ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンが非リーチ、ノーマルリーチ、スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS302;N)、演出制御用CPU120は、変動パターンに応じてメータ演出の実行の有無と演出パターンとを決定する(ステップ029SGS303)。 If the variable display fluctuation pattern is a shortened non-reach fluctuation pattern (step 029 SGS302; Y), the meter performance determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is any of the non-reach, normal reach, super reach α, super reach β, super reach δ, super reach ζ, super reach η, and super reach λ fluctuation patterns (step 029 SGS302; N), the performance control CPU 120 determines whether or not to execute a meter performance and the performance pattern according to the fluctuation pattern (step 029 SGS303).

具体的には、図11-24(A)に示すように、変動パターンが非リーチ(短縮なし非リーチ)の変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を90%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を10%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。また、変動パターンがノーマルリーチの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を20%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を25%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を50%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。 Specifically, as shown in Figure 11-24 (A), when the fluctuation pattern is a non-reach (non-reach without shortening) fluctuation pattern, the meter performance is not executed at a rate of 90%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 10%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 0%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 0%. Also, when the fluctuation pattern is a normal reach fluctuation pattern, the meter performance is not executed at a rate of 20%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 25%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 50%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 5%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 0%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 0%.

また、変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζのいずれかの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を10%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を15%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を40%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を30%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。 In addition, if the fluctuation pattern is any of the Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, and Super Reach ζ fluctuation patterns, the meter performance is not executed at a rate of 10%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 5%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 15%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 40%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 30%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 0%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 0%.

また、変動パターンがスーパーリーチηの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を5%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を95%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を0%の割合で決定する。 In addition, when the fluctuation pattern is that of super reach η, the meter performance is not executed at a rate of 5%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 5%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 95%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 0%.

また、変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンである場合は、メータ演出の非実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンAでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンBでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンCでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンDでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンEでの実行を0%の割合で決定し、メータ演出のパターンFでの実行を100%の割合で決定する。 In addition, when the fluctuation pattern is the Super Reach λ fluctuation pattern, the meter performance is not executed at a rate of 0%, the meter performance pattern A is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern B is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern C is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern D is executed at a rate of 0%, the meter performance pattern E is executed at a rate of 0%, and the meter performance pattern F is executed at a rate of 100%.

尚、図11-24(B)及び図11-25に示すように、メータ演出におけるパターンAは、可変表示開始からリーチまでの期間(短縮なしの非リーチの変動パターンであれば可変表示開始から可変表示結果報知までの期間)中の第1タイミングにおいてメータ029SG005Mが1段階増加する演出パターンであり、パターンBは、第1タイミングと可変表示開始からリーチまでの期間(短縮なしの非リーチの変動パターンであれば可変表示開始から可変表示結果報知までの期間)中における該第1タイミングよりも後の第2タイミングとでメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計2段階増加する)演出パターンであり、パターンCは、第1タイミングと第2タイミング、そして、リーチからスーパーリーチのリーチ演出が開始されるまでの期間(ノーマルリーチの変動パターンであればリーチから可変表示結果報知までの期間)中における第3タイミングでメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計3段階増加する)演出パターンである。 As shown in Figures 11-24(B) and 11-25, pattern A in the meter performance is a performance pattern in which the meter 029SG005M increases by one step at the first timing during the period from the start of the variable display to the reach (the period from the start of the variable display to the announcement of the variable display result in the case of a non-reach fluctuation pattern without shortening), pattern B is a performance pattern in which the meter 029SG005M increases by one step at the first timing and at the second timing after the first timing during the period from the start of the variable display to the reach (the period from the start of the variable display to the announcement of the variable display result in the case of a non-reach fluctuation pattern without shortening) (a total of two steps increase), and pattern C is a performance pattern in which the meter 029SG005M increases by one step at the first timing, the second timing, and at the third timing during the period from the reach to the start of the reach performance of the super reach (the period from the reach to the announcement of the variable display result in the case of a normal reach fluctuation pattern).

また、パターンDは、第1タイミング、第2タイミング、第3タイミング、そして、リーチ演出Aまたはリーチ演出Bの実行中である第4タイミングでメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計4段階増加する)演出パターンである。また、パターンEは、第1タイミング、第2タイミング、第3タイミング、第4タイミング、そして、リーチ演出Aの実行中であり第4タイミングよりも後の第5タイミング(高期待度リーチ演出発停報知演出の開始タイミングよりも前のタイミング)でメータ029SG005Mが1段階ずつ増加する(合計5段階増加する)演出パターンである。パターンFは、第2タイミングでメータ029SG005Mが5段階増加する演出パターンである。 Pattern D is a presentation pattern in which the meter 029SG005M increases by one step each at the first timing, the second timing, the third timing, and the fourth timing when reach performance A or reach performance B is being executed (a total of four steps).Pattern E is a presentation pattern in which the meter 029SG005M increases by one step each at the first timing, the second timing, the third timing, the fourth timing, and the fifth timing after the fourth timing when reach performance A is being executed (a timing before the start of the high expectation reach performance start/stop notification performance).Pattern F is a presentation pattern in which the meter 029SG005M increases by five steps at the second timing.

図11-23に戻り、演出制御用CPU120は、029SGS303の処理を実行した後、メータ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS304)。メータ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS304;N)はメータ演出決定処理を終了し、メータ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS304;Y)は、決定したメータ演出の演出パターンを記憶し(ステップ029SGS305)、変動パターンに応じたメータ演出開始待ちタイマをセットしてメータ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS306)。 Returning to FIG. 11-23, after executing the process of 029SGS303, the performance control CPU 120 judges whether or not it has decided to execute a meter performance (step 029SGS304). If it has not decided to execute a meter performance (step 029SGS304; N), the meter performance decision process ends. If it has decided to execute a meter performance (step 029SGS304; Y), the decided performance pattern of the meter performance is stored (step 029SGS305), a meter performance start waiting timer corresponding to the fluctuation pattern is set, and the meter performance decision process ends (step 029SGS306).

尚、メータ演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にメータ演出開始待ちタイマの値を-1し、メータ演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、メータ演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、決定したメータ演出の演出パターンに応じたメータ演出用プロセステーブルを選択するとともに、メータ演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にメータ演出用プロセスタイマの値を-1していき、メータ演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。メータ演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該メータ演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、メータ演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてメータ演出を実行することができる。 When it has been decided that a meter performance will be performed, the performance control CPU 120 decrements the value of the meter performance start waiting timer by 1 each time it executes the performance process during variable display, and determines whether the value of the meter performance start waiting timer has timed out. If the meter performance start waiting timer has timed out, it selects a meter performance process table corresponding to the performance pattern of the determined meter performance, and starts the meter performance process timer. Thereafter, it decrements the value of the meter performance process timer by 1 each time it executes the performance process during variable display, and determines whether the meter performance process timer has timed out. If the meter performance process timer has not timed out, it executes control of the performance device according to the contents of the process data corresponding to the meter performance process timer, and if the meter performance process timer has timed out, it switches the process data and starts the next process data. In this way, it is possible to execute a meter performance during variable display.

以上のように、本特徴部029SGでは、可変表示中にメータ演出を実行することによって、メータ029SG005Mが5段階まで増加するか否か及び該メータ029SG005Mが5段階まで増加することにより高期待度リーチ演出発展演出が実行されるか否かに遊技者を注目させることが可能となっている。 As described above, in this feature section 029SG, by executing a meter effect during variable display, it is possible to draw the player's attention to whether or not the meter 029SG005M increases to five stages, and whether or not a high expectation reach effect development effect is executed as a result of the meter 029SG005M increasing to five stages.

図11-26は、リーチ演出E発展示唆演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS282にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-26に示すリーチ演出E発展示唆演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンに応じてリーチ演出E発展示唆演出の実行の有無を決定する(ステップ029SGS311)。例えば、図11-26(B)に示すように、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチδの変動パターンである場合は、リーチ演出E発展示唆演出の非実行を50%の割合で決定し、リーチ演出E発展示唆演出の実行を50%の割合で決定する。一方で、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζの変動パターンである場合は、リーチ演出E発展示唆演出の非実行を20%の割合で決定し、リーチ演出E発展示唆演出の実行を80%の割合で決定する。 Figure 11-26 is a flow chart showing an example of the process executed in step S029SGS282 of Figure 11-22 as the reach performance E development suggestion performance decision process. In the reach performance E development suggestion performance decision process shown in Figure 11-26, the performance control CPU 120 first decides whether or not to execute the reach performance E development suggestion performance according to the change pattern of the variable display (step 029SGS311). For example, as shown in Figure 11-26 (B), if the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach δ, it decides not to execute the reach performance E development suggestion performance 50% of the time, and decides to execute the reach performance E development suggestion performance 50% of the time. On the other hand, if the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach ζ, it decides not to execute the reach performance E development suggestion performance 20% of the time, and decides to execute the reach performance E development suggestion performance 80% of the time.

そして、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS311の処理でリーチ演出E発展示唆演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS312)。リーチ演出E発展示唆演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS312;N)はリーチ演出E発展示唆演出決定処理を終了し、リーチ演出E発展示唆演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS312;Y)は、リーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマをセットしてリーチ演出E発展示唆演出決定処理を終了する(ステップ029SGS313)。 Then, the performance control CPU 120 judges whether or not it has been decided in the processing of step 029SGS311 that the reach performance E development suggestion performance should be executed (step 029SGS312). If it has not been decided that the reach performance E development suggestion performance should be executed (step 029SGS312; N), the reach performance E development suggestion performance decision processing is terminated, and if it has been decided that the reach performance E development suggestion performance should be executed (step 029SGS312; Y), the reach performance E development suggestion performance start waiting timer is set and the reach performance E development suggestion performance decision processing is terminated (step 029SGS313).

尚、リーチ演出E発展示唆演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマの値を-1し、リーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、リーチ演出E発展示唆演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、リーチ演出E発展示唆演出の用プロセステーブルを選択するとともに、リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマの値を-1していき、リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、リーチ演出E発展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてリーチ演出E発展示唆演出を実行することができる。 When it has been decided that the reach performance E development suggestion performance will be executed, the performance control CPU 120 decrements the value of the reach performance E development suggestion performance start waiting timer by 1 each time the performance processing during variable display is executed, and determines whether the value of the reach performance E development suggestion performance start waiting timer has timed out. At this time, if the reach performance E development suggestion performance start waiting timer has timed out, a process table for the reach performance E development suggestion performance is selected, and the reach performance E development suggestion performance process timer is started. After that, the value of the reach performance E development suggestion performance process timer is decremented by 1 each time the performance processing during variable display is executed, and it is determined whether the reach performance E development suggestion performance process timer has timed out. If the reach performance E development suggestion performance process timer has not timed out, the performance device is controlled according to the contents of the process data corresponding to the reach performance E development suggestion performance process timer, and if the reach performance E development suggestion performance process timer has timed out, the process data is switched and the next process data is started. In this way, the reach performance E development suggestion performance can be executed during variable display.

特に本特徴部029SGでは、リーチ演出E発展報知演出が実行されないスーパーリーチδの変動パターンでの可変表示よりも、リーチ演出E発展報知演出が実行されるスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示の方が高い割合でリーチ演出E発展示唆演出が実行されるようになっているので、これらスーパーリーチδやスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示においては、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出E発展示唆演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させ、遊技興趣を向上できるようになっている。 In particular, in this feature part 029SG, the reach performance E development suggestion effect is executed at a higher rate in the variable display in the Super Reach ζ variation pattern in which the reach performance E development notification effect is executed than in the variable display in the Super Reach δ variation pattern in which the reach performance E development notification effect is not executed. Therefore, in the variable display in these Super Reach δ and Super Reach ζ variation patterns, the player is drawn to the fact that after the execution of the reach performance B, the reach performance E development suggestion effect is executed or not, thereby increasing the interest in the game.

図11-27は、分岐先示唆演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS284にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-27に示す分岐先示唆演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンに応じて分岐先示唆演出の実行の有無と演出パターンとを決定する(ステップ029SGS321)。 Figure 11-27 is a flowchart showing an example of the process executed in step S029SGS284 of Figure 11-22 as the branch destination suggestion effect determination process. In the branch destination suggestion effect determination process shown in Figure 11-27, the effect control CPU 120 first determines whether or not to execute a branch destination suggestion effect and the effect pattern according to the fluctuation pattern of the variable display (step 029SGS321).

具体的には、図11-28(A)に示すように、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を90%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を0%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を0%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を70%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を0%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を0%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-28(A), when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach γ, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed 90% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X in 10% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y in 0% of the time, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z in 0% of the time. Also, when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach ε, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed 70% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X in 30% of the time, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y in 0% of the time, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z in 0% of the time.

また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を50%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を15%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を5%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチιの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を70%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を10%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチκの変動パターンである場合は、分岐先示唆演出の非実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を20%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を40%の割合で決定する。 In addition, when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach θ, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed at a rate of 50%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X at a rate of 30%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y at a rate of 15%, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z at a rate of 5%. In addition, when the variable display fluctuation pattern is that of a super reach ι, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed at a rate of 10%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern X at a rate of 10%, the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Y at a rate of 70%, and the branch destination suggestion effect is determined to be executed in pattern Z at a rate of 10%. Furthermore, if the variation pattern of the variable display is that of a super reach κ, the branch destination suggestion effect is not executed at a rate of 10%, the branch destination suggestion effect is executed in pattern X at a rate of 30%, the branch destination suggestion effect is executed in pattern Y at a rate of 20%, and the branch destination suggestion effect is executed in pattern Z at a rate of 40%.

尚、図11-28(B)に示すように、分岐先示唆演出のパターンXは、画像表示装置5において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中にリーチ演出H発展報知演出の実行と高期待度リーチ演出発展報知演出の実行の両方を示唆する分岐先示唆画像Xを表示する演出パターンであり、分岐先示唆演出のパターンYは、画像表示装置5において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中にリーチ演出H発展報知演出の実行を示唆する分岐先示唆画像Yを表示する演出パターンであり、分岐先示唆演出のパターンZは、画像表示装置5において、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中に高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する分岐先示唆画像Zを表示する演出パターンである。 As shown in FIG. 11-28 (B), pattern X of the branch destination suggestion effect is a presentation pattern in which a branch destination suggestion image X is displayed on the image display device 5, suggesting both the execution of a reach performance H development notification effect and the execution of a high expectation reach performance development notification effect during the execution period of reach performance C or reach performance D, pattern Y of the branch destination suggestion effect is a presentation pattern in which a branch destination suggestion image Y is displayed on the image display device 5, suggesting the execution of a reach performance H development notification effect during the execution period of reach performance C or reach performance D, and pattern Z of the branch destination suggestion effect is a presentation pattern in which a branch destination suggestion image Z is displayed on the image display device 5, suggesting the execution of a high expectation reach performance development notification effect during the execution period of reach performance C or reach performance D.

尚、本特徴部029SGにおいて、パターンX~パターンZのうち、パターンZは、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される場合に、パターンXやパターンYよりも高い割合で実行が決定される、つまり、パターンZはパターンXやパターンYよりも高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期待度が高い演出パターンである(高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期待度:パターンZ>パターンY、パターンZ>パターンX)。また、パターンYは、リーチ演出H発展報知演出が実行される場合に、パターンXやパターンXよりも高い割合で実行が決定される、つまり、パターンYはパターンXやパターンZよりもリーチ演出H発展報知演出の実行期待度が高い演出パターンである(リーチ演出H発展報知演出の実行期待度:パターンY>パターンZ、パターンY>パターンX)。 In this characteristic part 029SG, among patterns X to Z, pattern Z is determined to be executed at a higher rate than patterns X and Y when a high expectation reach performance development notification performance is executed, that is, pattern Z is a performance pattern with a higher execution expectation of a high expectation reach performance development notification performance than patterns X and Y (execution expectation of high expectation reach performance development notification performance: pattern Z > pattern Y, pattern Z > pattern X). Also, pattern Y is determined to be executed at a higher rate than patterns X and X when a reach performance H development notification performance is executed, that is, pattern Y is a performance pattern with a higher execution expectation of a reach performance H development notification performance than patterns X and Z (execution expectation of a reach performance H development notification performance: pattern Y > pattern Z, pattern Y > pattern X).

尚、図11-28(A)に示すように、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、当該可変表示の変動パターンに応じて決定割合が異なっており、可変表示結果に応じて決定割合が異なっているわけではない。つまり、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、リーチ演出Cやリーチ演出Dが実行された後にリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれかに発展するか否かと、これらリーチ演出G~リーチ演出Iのいずれに発展するかに応じて決定されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、分岐先示唆演出の実行の有無や演出パターンは、当該可変表示の変動パターンと可変表示結果の両方に応じて決定割合が異なっていてもよいし、可変表示結果のみに応じて決定割合が異なっていてもよい。 As shown in FIG. 11-28(A), the decision ratio of whether or not a branch destination suggestion effect will be executed and the presentation pattern differs depending on the fluctuation pattern of the variable display, not depending on the variable display result. In other words, the decision ratio of whether or not a branch destination suggestion effect will be executed and the presentation pattern is determined depending on whether or not it develops into any of reach presentations G to I after reach presentation C or reach presentation D is executed, and which of reach presentations G to I it develops into, but the present invention is not limited to this, and the decision ratio of whether or not a branch destination suggestion effect will be executed and the presentation pattern may differ depending on both the fluctuation pattern of the variable display and the variable display result, or may differ only depending on the variable display result.

図11-27に戻り、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS321の処理で分岐先示唆演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS232)。分岐先示唆演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS232;N)は分岐先示唆演出決定処理を終了し、分岐先示唆演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS232;Y)は、決定した分岐先示唆演出の演出パターンを記憶し(ステップ029SGS323)、分岐先示唆演出開始待ちタイマをセットして分岐先示唆演出決定処理を終了する(ステップ029SGS324)。 Returning to FIG. 11-27, the presentation control CPU 120 judges whether or not it has been decided in the processing of step 029SGS321 that a branch destination suggestion presentation should be executed (step 029SGS232). If it has not been decided that a branch destination suggestion presentation should be executed (step 029SGS232; N), the branch destination suggestion presentation determination processing is terminated. If it has been decided that a branch destination suggestion presentation should be executed (step 029SGS232; Y), the presentation pattern of the decided branch destination suggestion presentation is stored (step 029SGS323), a timer for waiting for the start of the branch destination suggestion presentation is set, and the branch destination suggestion presentation determination processing is terminated (step 029SGS324).

尚、分岐先示唆演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎に分岐先示唆演出開始待ちタイマの値を-1し、分岐先示唆演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、分岐先示唆演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、決定した分岐先示唆演出の演出パターンに応じた分岐先示唆演出用プロセステーブルを選択するとともに、分岐先示唆演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎に分岐先示唆演出用プロセスタイマの値を-1していき、分岐先示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。分岐先示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該分岐先示唆演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、分岐先示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中において分岐先示唆演出を実行することができる。 When it has been decided that a branch destination suggestion performance will be performed, the performance control CPU 120 decrements the value of the branch destination suggestion performance start waiting timer by 1 each time the performance process during variable display is performed, and determines whether the value of the branch destination suggestion performance start waiting timer has timed out. If the branch destination suggestion performance start waiting timer has timed out, a branch destination suggestion performance process table corresponding to the determined performance pattern of the branch destination suggestion performance is selected, and the branch destination suggestion performance process timer is started. Thereafter, the value of the branch destination suggestion performance process timer is decremented by 1 each time the performance process during variable display is performed, and it is determined whether the branch destination suggestion performance process timer has timed out. If the branch destination suggestion performance process timer has not timed out, the performance device is controlled according to the contents of the process data corresponding to the branch destination suggestion performance process timer, and if the branch destination suggestion performance process timer has timed out, the process data is switched and the next process data is started. In this way, a branch destination suggestion performance can be performed during variable display.

特に本特徴部029SGでは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において画像表示装置5において分岐先示唆画像X、分岐先示唆画像Y、分岐先示唆画像Zのいずれかが表示されることによって、リーチ演出Cやリーチ演出Dとして可変表示結果が報知されることなく事前演出に切替わることに対して遊技者を注目させることが可能となっている。更には、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行期間中において画像表示装置5において分岐先示唆画像X、分岐先示唆画像Y、分岐先示唆画像Zのいずれが表示されるかに応じて、事前演出及び前兆演出の後にリーチ演出H発展報知演出が実行される割合と高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合とが異なっているので、画像表示装置5に分岐先示唆画像X、分岐先示唆画像Y、分岐先示唆画像Zのいずれが表示されるかにも遊技者を注目させることができ、遊技興趣が向上できるようになっている。 In particular, in this feature part 029SG, by displaying any one of the branch destination suggestion image X, branch destination suggestion image Y, and branch destination suggestion image Z on the image display device 5 during the execution period of the reach performance C or reach performance D, it is possible to draw the player's attention to the fact that the variable display result is not notified as the reach performance C or reach performance D and the game switches to the pre-performance. Furthermore, depending on whether the branch destination suggestion image X, branch destination suggestion image Y, or branch destination suggestion image Z is displayed on the image display device 5 during the execution period of the reach performance C or reach performance D, the rate at which the reach performance H development notification performance is executed after the pre-performance and the precursor performance and the rate at which the high expectation reach performance development notification performance is executed differ, so that the player can also pay attention to whether the branch destination suggestion image X, branch destination suggestion image Y, or branch destination suggestion image Z is displayed on the image display device 5, which increases the interest in the game.

図11-29は、リーチ演出G発展示唆演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS286にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-29に示すリーチ演出G発展示唆演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンに応じてリーチ演出G発展示唆演出の実行の有無を決定する。 Figure 11-29 is a flowchart showing an example of the process executed in step S029SGS286 of Figure 11-22 as the reach performance G development suggestion performance determination process. In the reach performance G development suggestion performance determination process shown in Figure 11-29, the performance control CPU 120 first determines whether or not to execute the reach performance G development suggestion performance according to the fluctuation pattern of the variable display.

具体的には、図11-29(B)に示すように、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチεの変動パターンである場合には、リーチ演出G発展示唆演出の非実行を50%の割合で決定し、リーチ演出G発展示唆演出の実行を50%の割合で決定する。また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθの変動パターンである場合には、リーチ演出G発展示唆演出の非実行を20%の割合で決定し、リーチ演出G発展示唆演出の実行を80%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-29(B), when the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach ε, the reach performance G development suggestion effect is determined not to be executed 50% of the time, and the reach performance G development suggestion effect is determined to be executed 50% of the time. Also, when the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach θ, the reach performance G development suggestion effect is determined not to be executed 20% of the time, and the reach performance G development suggestion effect is determined to be executed 80% of the time.

そして、演出制御用CPU120は、ステップ029SGS331の処理でリーチ演出G発展示唆演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS332)。リーチ演出G発展示唆演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS332;N)はリーチ演出G発展示唆演出決定処理を終了し、リーチ演出G展示唆演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS332;Y)は、リーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマをセットしてリーチ演出G展示唆演出決定処理を終了する(ステップ029SGS333)。 Then, the performance control CPU 120 judges whether or not it has been decided in the processing of step 029SGS331 that the reach performance G development suggestion performance should be executed (step 029SGS332). If it has not been decided that the reach performance G development suggestion performance should be executed (step 029SGS332; N), the reach performance G development suggestion performance decision processing is terminated, and if it has been decided that the reach performance G development suggestion performance should be executed (step 029SGS332; Y), the reach performance G development suggestion performance start waiting timer is set and the reach performance G development suggestion performance decision processing is terminated (step 029SGS333).

尚、リーチ演出G展示唆演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマの値を-1し、リーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、リーチ演出G展示唆演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、リーチ演出G展示唆演出の用プロセステーブルを選択するとともに、リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にリーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマの値を-1していき、リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、リーチ演出G展示唆演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてリーチ演出G展示唆演出を実行することができる。 When it has been decided that the reach performance G development suggestion performance will be executed, the performance control CPU 120 decrements the value of the reach performance G development suggestion performance start waiting timer by 1 each time the performance processing during the variable display is executed, and determines whether the value of the reach performance G development suggestion performance start waiting timer has timed out. At this time, if the reach performance G development suggestion performance start waiting timer has timed out, the CPU 120 selects a process table for the reach performance G development suggestion performance and starts the reach performance G development suggestion performance process timer. After that, the CPU 120 decrements the value of the reach performance G development suggestion performance process timer by 1 each time the performance processing during the variable display is executed, and determines whether the reach performance G development suggestion performance process timer has timed out. If the reach performance G development suggestion performance process timer has not timed out, the CPU 120 executes control of the performance device according to the contents of the process data corresponding to the reach performance G development suggestion performance process timer, and if the reach performance G development suggestion performance process timer has timed out, the CPU 120 switches the process data and starts the next process data. In this way, the reach performance G development suggestion performance can be executed during the variable display.

特に本特徴部029SGでは、リーチ演出G展報知演出が実行されないスーパーリーチε変動パターンでの可変表示よりも、リーチ演出G報知演出が実行されるスーパーリーチθ変動パターンでの可変表示の方が高い割合でリーチ演出E発展示唆演出が実行されるようになっているので、これらスーパーリーチεやスーパーリーチθ変動パターンでの可変表示においては、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行後にリーチ演出G発展示唆演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させ、遊技興趣を向上できるようになっている。 In particular, in this feature part 029SG, the reach performance E development suggestion effect is executed at a higher rate in the variable display in the super reach θ variation pattern in which the reach performance G notification effect is executed than in the variable display in the super reach ε variation pattern in which the reach performance G development notification effect is not executed. Therefore, in the variable display in these super reach ε and super reach θ variation patterns, the player is drawn to the attention of whether or not the reach performance G development suggestion effect is executed after the execution of the reach performance C or reach performance D, and this increases the interest in the game.

図11-31は、チャンスアップ演出決定処理として、図11-22のステップS029SGS289にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11-31に示すチャンスアップ演出決定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、当該可変表示の変動パターンが非リーチまたはノーマルリーチの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS340)。当該可変表示の変動パターンが非リーチまたはノーマルリーチの変動パターンである場合(ステップ029SGS340;Y)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンである場合は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS341)。 Figure 11-31 is a flow chart showing an example of the process executed in step S029SGS289 of Figure 11-22 as the chance-up effect determination process. In the chance-up effect determination process shown in Figure 11-31, the effect control CPU 120 first determines whether the variable display fluctuation pattern is a non-reach or normal reach fluctuation pattern (step 029SGS340). If the variable display fluctuation pattern is a non-reach or normal reach fluctuation pattern (step 029SGS340; Y), the chance-up effect determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is a super reach fluctuation pattern, it further determines whether the variable display fluctuation pattern is a super reach λ fluctuation pattern (step 029SGS341).

当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンである場合(ステップ029SGS341;Y)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチλの変動パターンではない場合(ステップ029SGS341;N)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS342)。 If the variable display fluctuation pattern is the Super Reach λ fluctuation pattern (step 029 SGS341; Y), the chance-up performance determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is not the Super Reach λ fluctuation pattern (step 029 SGS341; N), it is further determined whether the variable display fluctuation pattern is the Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, or Super Reach κ fluctuation pattern (step 029 SGS342).

当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζ、スーパーリーチη、スーパーリーチλのいずれかの変動パターンである場合(ステップ029SGS342;N)は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチαまたはスーパーリーチηの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS343)。当該可変表示変動パターンがスーパーリーチαまたはスーパーリーチηの変動パターンである場合(ステップ029SGS343;Y)、演出制御用CPU120は、可変表示結果に応じてリーチ演出A実行中におけるチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS344)。 If the variable display fluctuation pattern is any one of the Super Reach α, Super Reach β, Super Reach δ, Super Reach ζ, Super Reach η, and Super Reach λ fluctuation patterns (step 029SGS342; N), it is further determined whether the variable display fluctuation pattern is a Super Reach α or Super Reach η fluctuation pattern (step 029SGS343). If the variable display fluctuation pattern is a Super Reach α or Super Reach η fluctuation pattern (step 029SGS343; Y), the performance control CPU 120 determines whether or not to execute a chance-up performance during the execution of reach performance A and the performance pattern according to the variable display result (step 029SGS344).

ここで、本特徴部029SGにおけるリーチ演出A~リーチ演出Iにおける演出内容について図11-32(A)~図11-32(E)にもとづいて説明する。図11-32(A)~図11-32(I)に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Iは、いずれも画像表示装置5において各リーチ演出のタイトルを表示するリーチタイトル表示期間と、その後の画像表示装置5において味方キャラクタと敵キャラクタとのバトル演出を表示するバトル演出実行期間と、から構成されている。 Here, the contents of reach performance A to reach performance I in this feature part 029SG will be explained based on Fig. 11-32(A) to Fig. 11-32(E). As shown in Fig. 11-32(A) to Fig. 11-32(I), reach performance A to reach performance I are each composed of a reach title display period in which the title of each reach performance is displayed on the image display device 5, followed by a battle performance execution period in which a battle performance between an ally character and an enemy character is displayed on the image display device 5.

これら各リーチ演出A~リーチ演出Iのリーチタイトル表示期間においては、チャンスアップ演出の一部として、リーチタイトルを赤色表示可能となっている(図11-33(A)参照)。 During the reach title display period of each of these reach effects A to I, the reach title can be displayed in red as part of the chance-up effect (see Figure 11-33 (A)).

また、リーチ演出A~リーチ演出Dのバトル演出実行期間については、該バトル演出実行期間の前半部分において可動体32を動作可能な可動体動作可能期間と画像表示装置5においてカットイン画像を表示可能なカットイン画像表示可能期間とが設けられており、チャンスアップ演出の一部として可動体動作可能期間における可動体32の動作とカットイン画像表示可能期間におけるカットイン画像の表示とを実行可能となっている(図11-33(A)参照)。 In addition, for the battle performance execution period of reach performance A to reach performance D, a movable body operation possible period in which the movable body 32 can be operated and a cut-in image display possible period in which a cut-in image can be displayed on the image display device 5 are provided in the first half of the battle performance execution period, and it is possible to execute the operation of the movable body 32 in the movable body operation possible period and the display of a cut-in image in the cut-in image display possible period as part of the chance-up performance (see FIG. 11-33 (A)).

尚、リーチ演出Cとリーチ演出Dのバトル演出実行期間については、これら可動体動作可能期間とカットイン画像表示可能期間との後に分岐先示唆演出実行可能期間が設けられている。 In addition, for the battle performance periods of reach performance C and reach performance D, a period in which a branch destination suggestion performance can be executed is provided after the period in which the movable object can be operated and the period in which a cut-in image can be displayed.

また、リーチ演出Eとリーチ演出Fのバトル実行期間については、該バトル演出実行期間の前半部分には可動体動作可能期間が設けられており、該バトル演出実行期間の後半部分(バトル演出の終了タイミングの近傍)には、画像表示装置5においてプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作に応じて可変表示結果を報知するために遊技者に対してこれらプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を促す操作促進画像を表示する操作促進画像表示期間が設けられている。尚、操作促進画像表示期間は、通常はプッシュボタン31Bの画像が表示される期間である。 In addition, with regard to the battle execution period of reach performance E and reach performance F, a movable body operation period is provided in the first half of the battle performance execution period, and an operation promotion image display period is provided in the second half of the battle performance execution period (near the end timing of the battle performance) during which an operation promotion image is displayed to encourage the player to operate the push button 31B or stick controller 31A in order to notify the player of the variable display result in response to the operation of the push button 31B or stick controller 31A on the image display device 5. Note that the operation promotion image display period is usually the period during which the image of the push button 31B is displayed.

本特徴部029SGでは、リーチ演出Eとリーチ演出Fのバトル実行期間においては、チャンスアップ演出の一部として可動体動作可能期間における可動体の動作と、操作促進画像表示期間におけるスティックコントローラ31Aの画像の表示とを実行可能となっている(図11-33(B)参照)。 In this feature part 029SG, during the battle execution period of reach performance E and reach performance F, it is possible to execute the movement of the movable body during the movable body operable period and to display an image of the stick controller 31A during the operation prompting image display period as part of the chance-up performance (see FIG. 11-33 (B)).

尚、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iについては、可動体動作可能期間、カットイン画像表示期間、操作促進画像表示期間が設けられていない。つまり、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iは、チャンスアップ演出が実行されることがないリーチ演出となっている。 Note that there is no movable object operable period, no cut-in image display period, and no operation prompting image display period for reach performance G, reach performance H, and reach performance I. In other words, reach performance G, reach performance H, and reach performance I are reach performances in which the chance-up performance is never executed.

図11-31のステップ029SGS344に戻り、演出制御用CPU120は、図11-34(A)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。 Returning to step 029SGS344 in FIG. 11-31, as shown in FIG. 11-34(A), if the variable display result is a miss, the effect control CPU 120 determines not to execute the chance up effect with a probability of 60%, to execute the chance up effect with pattern P with a probability of 35%, to execute the chance up effect with pattern Q with a probability of 5%, and to execute the chance up effect with pattern R with a probability of 0%. Also, if the variable display result is a jackpot, the effect determines not to execute the chance up effect with pattern P with a probability of 35%, to execute the chance up effect with pattern Q with a probability of 60%, and to execute the chance up effect with pattern R with a probability of 0%.

そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出A実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS345)。リーチ演出A実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS345;N)はステップ029SGS347に進み、リーチ演出A実行中のチャンスアップ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS345;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出A用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてステップ029SGS347に進む(ステップ029SGS346)。 Then, the effect control CPU 120 judges whether or not it has been decided to execute a chance-up effect while reach effect A is being executed (step 029SGS345). If it has not been decided to execute a chance-up effect while reach effect A is being executed (step 029SGS345; N), it proceeds to step 029SGS347. If it has been decided to execute a chance-up effect while reach effect A is being executed (step 029SGS345; Y), it stores the decided effect pattern and sets a chance-up effect start timer for reach effect A according to the fluctuation pattern, and proceeds to step 029SGS347 (step 029SGS346).

ステップ029SGS347において演出制御用CPU120は、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチηの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS347)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチαの変動パターンである場合(ステップ029SGS347;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチηの変動パターンである場合(ステップ029SGS347;Y)は、可変表示結果に応じてリーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS348)。 In step 029SGS347, the performance control CPU 120 judges whether the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach η (step 029SGS347). If the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach α (step 029SGS347; N), the chance up performance determination process is terminated, and if the change pattern of the variable display is the change pattern of super reach η (step 029SGS347; Y), the presence or absence of chance up performance during the execution of reach performance F and the performance pattern are determined according to the variable display result (step 029SGS348).

具体的には、図11-34(B)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を40%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を10%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を10%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を40%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-34(B), if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 40% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern S 30% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern T 20% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern U 10% of the time. Also, if the variable display result is a jackpot, the chance up effect is determined not to be executed 10% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern S 20% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern T 30% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern U 40% of the time.

そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS349)。リーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS349;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、リーチ演出F実行中のチャンスアップ演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS349;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出F用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてチャンスアップ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS350)。 Then, the effect control CPU 120 judges whether or not it has been decided to execute a chance-up effect while reach effect F is being executed (step 029SGS349). If it has not been decided to execute a chance-up effect while reach effect F is being executed (step 029SGS349; N), the chance-up effect decision process is terminated. If it has been decided to execute a chance-up effect while reach effect F is being executed (step 029SGS349; Y), the decided effect pattern is stored, and a chance-up effect start timer for reach effect F is set according to the fluctuation pattern, and the chance-up effect decision process is terminated (step 029SGS350).

また、ステップ029SGS343において当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチβ、スーパーリーチδ、スーパーリーチζのいずれかである場合(ステップ029SGS343;N)、演出制御用CPU120は、可変表示結果に応じてリーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS351)。 In addition, if the change pattern of the variable display in step 029SGS343 is any of Super Reach β, Super Reach δ, and Super Reach ζ (step 029SGS343; N), the performance control CPU 120 determines whether or not to execute a chance-up performance during the execution of reach performance B and the performance pattern according to the variable display result (step 029SGS351).

具体的には、図11-34(C)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を40%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を10%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を10%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を40%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-34(C), if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 40% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P 30% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q 20% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R 10% of the time. Also, if the variable display result is a jackpot, the chance up effect is determined not to be executed 10% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P 20% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q 30% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R 40% of the time.

そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS352)。リーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS352;N)はステップ029SGS354に進み、リーチ演出B実行中のチャンスアップ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS352;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出B用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてステップ029SGS354に進む(ステップ029SGS353)。 Then, the effect control CPU 120 judges whether or not it has decided to execute a chance-up effect while reach effect B is being executed (step 029SGS352). If it has not decided to execute a chance-up effect while reach effect B is being executed (step 029SGS352; N), it proceeds to step 029SGS354. If it has decided to execute a chance-up effect while reach effect B is being executed (step 029SGS352; Y), it stores the decided effect pattern and sets a chance-up effect start timer for reach effect B according to the variation pattern, and proceeds to step 029SGS354 (step 029SGS353).

ステップ029SGS354において演出制御用CPU120は、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ029SGS354)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチβまたはスーパーリーチδの変動パターンである場合(ステップ029SGS354;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζの変動パターンである場合(ステップ029SGS354;Y)は、可変表示結果に応じてリーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS355)。 In step 029SGS354, the performance control CPU 120 judges whether the change pattern of the variable display is the change pattern of Super Reach ζ (step 029SGS354). If the change pattern of the variable display is the change pattern of Super Reach β or Super Reach δ (step 029SGS354; N), the chance up performance determination process is terminated, and if the change pattern of the variable display is the change pattern of Super Reach ζ (step 029SGS354; Y), the presence or absence of chance up performance during the execution of Reach performance E and the performance pattern are determined according to the variable display result (step 029SGS355).

具体的には、図11-34(D)に示すように、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンSでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンTでの実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンUでの実行を0%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-34(D), if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 60% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern S 35% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern T 5% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern U 0% of the time. Also, if the variable display result is a jackpot, the chance up effect is determined not to be executed 5% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern S 35% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern T 60% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern U 0% of the time.

そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS356)。リーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS356;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、リーチ演出E実行中のチャンスアップ演出の実行を決定している場合(ステップ029SGS356;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出E用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてチャンスアップ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS357)。 Then, the effect control CPU 120 judges whether or not it has been decided to execute a chance-up effect while the reach effect E is being executed (step 029SGS356). If it has not been decided to execute a chance-up effect while the reach effect E is being executed (step 029SGS356; N), the chance-up effect decision process is terminated. If it has been decided to execute a chance-up effect while the reach effect E is being executed (step 029SGS356; Y), the decided effect pattern is stored, and a chance-up effect start timer for the reach effect E is set according to the fluctuation pattern, and the chance-up effect decision process is terminated (step 029SGS357).

また、ステップ029SGS342の処理において当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンのいずれかである場合(ステップ029SGS342;Y)、演出制御用CPU120は、更に当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγとスーパーリーチεの変動パターンのいずれかであるか否かを判定する(ステップ029SGS358)。 In addition, if the variable display change pattern in the processing of step 029SGS342 is one of the Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ change patterns (step 029SGS342; Y), the performance control CPU 120 further determines whether the variable display change pattern is one of the Super Reach γ and Super Reach ε change patterns (step 029SGS358).

当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンのいずれかである場合(ステップ029SGS358;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチγまたはスーパーリーチεの変動パターンである場合(ステップ029SGS358;Y)、演出制御用CPU120は、可変表示結果に応じてリーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行の有無及び演出パターンを決定する(ステップ029SGS359)。 If the variable display fluctuation pattern is any of the Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ fluctuation patterns (step 029 SGS358; N), the chance-up performance determination process is terminated, and if the variable display fluctuation pattern is any of the Super Reach γ or Super Reach ε fluctuation patterns (step 029 SGS358; Y), the performance control CPU 120 determines whether or not to execute a chance-up performance during the execution of reach performance C or reach performance D, and the performance pattern, depending on the variable display result (step 029 SGS359).

具体的には、図11-34(A)に示すように、実行するリーチ演出がリーチ演出Cであるとき、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を5%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を35%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を60%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を0%の割合で決定する。 Specifically, as shown in FIG. 11-34(A), when the reach effect to be executed is reach effect C, if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 60% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 35% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 5% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 0% of the time. Also, if the variable display result is a jackpot, the chance up effect is determined not to be executed 5% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 35% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 60% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 0% of the time.

一方で、図11-34(C)に示すように、実行するリーチ演出がリーチ演出Dであるとき、可変表示結果がはずれである場合は、チャンスアップ演出の非実行を40%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を10%の割合で決定する。また、可変表示結果が大当りである場合は、チャンスアップ演出の非実行を10%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンPでの実行を20%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンQでの実行を30%の割合で決定し、チャンスアップ演出のパターンRでの実行を40%の割合で決定する。 On the other hand, as shown in FIG. 11-34(C), when the reach effect to be executed is reach effect D, if the variable display result is a miss, the chance up effect is determined not to be executed 40% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 30% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 20% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 10% of the time. Also, if the variable display result is a jackpot, the chance up effect is determined not to be executed 10% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern P in 20% of the time, the chance up effect is determined to be executed in pattern Q in 30% of the time, and the chance up effect is determined to be executed in pattern R in 40% of the time.

そして、演出制御用CPU120は、リーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ029SGS360)。リーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行を決定していない場合(ステップ029SGS360;N)はチャンスアップ演出決定処理を終了し、リーチ演出Cまたはリーチ演出D実行中のチャンスアップ演出の実行を決定した場合(ステップ029SGS360;Y)は、決定した演出パターンを記憶するとともに、変動パターンに応じてリーチ演出Cまたはリーチ演出D用チャンスアップ演出開始タイマをセットしてチャンスアップ演出決定処理を終了する(ステップ029SGS361)。 Then, the effect control CPU 120 judges whether or not it has decided to execute a chance-up effect during the execution of reach effect C or reach effect D (step 029SGS360). If it has not decided to execute a chance-up effect during the execution of reach effect C or reach effect D (step 029SGS360; N), it ends the chance-up effect decision process, and if it has decided to execute a chance-up effect during the execution of reach effect C or reach effect D (step 029SGS360; Y), it stores the decided effect pattern and sets a chance-up effect start timer for reach effect C or reach effect D according to the variation pattern, and ends the chance-up effect decision process (step 029SGS361).

尚、チャンスアップ演出の実行が決定している場合、演出制御用CPU120は、可変表示中演出処理を実行する毎にチャンスアップ演出開始待ちタイマの値を-1し、チャンスアップ演出開始待ちタイマの値がタイマアウトしたか否かを判定する。このとき、チャンスアップ演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合は、チャンスアップ演出用のプロセステーブルを選択するとともに、チャンスアップ演出用プロセスタイマをスタートさせる。以降は、可変表示中演出処理を実行する毎にチャンスアップ演出用プロセスタイマの値を-1していき、チャンスアップ演出用プロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。チャンスアップ演出用プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、該チャンスアップ演出用プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、チャンスアップ演出用プロセスタイマがタイマアウトした場合は、プロセスデータの切り替えを行い、次のプロセスデータをスタートさせる。このようにすることで、可変表示中においてチャンスアップ演出を実行することができる。 When it has been decided that a chance-up effect will be executed, the effect control CPU 120 decrements the value of the chance-up effect start waiting timer by 1 each time the effect processing during variable display is executed, and determines whether the chance-up effect start waiting timer has timed out. If the chance-up effect start waiting timer has timed out, a process table for the chance-up effect is selected, and the chance-up effect process timer is started. Thereafter, the value of the chance-up effect process timer is decremented by 1 each time the effect processing during variable display is executed, and a determination is made as to whether the chance-up effect process timer has timed out. If the chance-up effect process timer has not timed out, the effect control device is controlled according to the contents of the process data corresponding to the chance-up effect process timer, and if the chance-up effect process timer has timed out, the process data is switched and the next process data is started. In this way, a chance-up effect can be executed during variable display.

特に本特徴部029SGでは、チャンスアップ演出が実行されるか否かや、リーチ演出の実行期間中におけるチャンスアップ演出の実行回数に応じて大当り期待度が異なるので、チャンスアップ演出が実行されるか否かにチャンスアップ演出の実行回数に対して遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In particular, in this feature section 029SG, the likelihood of a jackpot varies depending on whether or not a chance-up effect is executed and the number of times the chance-up effect is executed during the execution period of the reach effect, so that the player can pay attention to the number of times the chance-up effect is executed and whether or not the chance-up effect is executed, thereby increasing the player's interest in the game.

更に、リーチ演出A~リーチ演出D等の比較的大当り期待度の低いリーチ演出においては最大で3回のチャンスアップ演出が実行されるので、リーチ演出A~リーチ演出Dの実行中においてチャンスアップ演出の実行回数に応じて効果的に可変表示結果が大当りとなることを遊技者に対して示唆することができる。 Furthermore, in reach effects such as reach effects A to D, which have a relatively low probability of winning, a maximum of three chance-up effects are executed, so that during the execution of reach effects A to D, the player can be effectively suggested that the variable display result will be a jackpot depending on the number of chance-up effects executed.

一方で、リーチ演出G~リーチ演出I等の大当り期待度の高いリーチ演出においては、リーチ演出中に実行可能なチャンスアップ演出が1回のみとなっているので、徒にチャンスアップ演出が複数回実行されることによって大当り期待度の高いリーチ演出の演出興趣が低下してしまうことが防止されている。 On the other hand, in reach effects with a high probability of winning, such as reach effects G to I, the chance-up effect can only be executed once during the reach effect, so that the interest in the reach effect with a high probability of winning is prevented from decreasing by executing the chance-up effect multiple times unnecessarily.

尚、図11-34(E)に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Dにおけるチャンスアップ演出の演出パターンのうち、パターンPは、リーチタイトルの赤色表示を実行するが可動体32の動作とカットイン画像の表示は実行しない演出パターンであり、パターンQは、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作を実行するがカットイン画像を表示しない演出パターンであり、パターンRは、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像の表示の全てを実行する演出パターンである。 As shown in FIG. 11-34 (E), among the presentation patterns of the chance-up presentations in reach presentations A to D, pattern P is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red but the movable body 32 does not move and a cut-in image is not displayed, pattern Q is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red and the movable body 32 moves but a cut-in image is not displayed, and pattern R is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red, the movable body 32 moves, and the cut-in image is displayed.

更に、図11-34(F)に示すように、リーチ演出E及びリーチ演出Fにおけるチャンスアップ演出の演出パターンのうち、パターンSは、リーチタイトルの赤色表示を実行するが可動体32の動作とスティックコントローラ31Aの画像の表示は実行しない演出パターンであり、パターンQは、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作を実行するがスティックコントローラ31Aの画像を表示しない演出パターンであり、パターンRは、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、スティックコントローラ31Aの画像の表示の全てを実行する演出パターンである。 Furthermore, as shown in FIG. 11-34 (F), among the presentation patterns of the chance-up presentation in reach presentation E and reach presentation F, pattern S is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red but the movable body 32 is not moved and the image of the stick controller 31A is not displayed, pattern Q is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red and the movable body 32 is moved but the image of the stick controller 31A is not displayed, and pattern R is a presentation pattern in which the reach title is displayed in red, the movable body 32 is moved, and the image of the stick controller 31A is all displayed.

以上、本特徴部029SGのチャンスアップ演出としては、図11-34(A)~図11-34(D)に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Dにおけるチャンスアップ演出全体としては、チャンスアップ演出が非実行である場合が最も大当り期待度が低く設定されており、チャンスアップ演出がパターンPで実行される場合はチャンスアップ演出が非実行である場合よりも大当り期待度が高く設定されている。チャンスアップ演出がパターンQで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンPで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている。そして、チャンスアップ演出がパターンRで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンQで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている(リーチ演出A~リーチ演出Dにおけるチャンスアップ演出の大当り期待度:パターンR>パターンQ>パターンP>非実行)。 As described above, as shown in Fig. 11-34(A) to Fig. 11-34(D), in the chance up performance of this feature part 029SG, when the chance up performance is not executed, the jackpot expectation is set to be the lowest for the chance up performances in reach performance A to reach performance D as a whole, and when the chance up performance is executed in pattern P, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up performance is not executed. When the chance up performance is executed in pattern Q, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up performance is executed in pattern P. And when the chance up performance is executed in pattern R, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up performance is executed in pattern Q (jackpot expectation for chance up performances in reach performance A to reach performance D: pattern R > pattern Q > pattern P > non-execution).

また、リーチ演出E及びリーチ演出Fにおけるチャンスアップ演出全体としては、チャンスアップ演出が非実行である場合が最も大当り期待度が低く設定されており、チャンスアップ演出がパターンSで実行される場合はチャンスアップ演出が非実行である場合よりも大当り期待度が高く設定されている。チャンスアップ演出がパターンTで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンSで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている。そして、チャンスアップ演出がパターンRUで実行される場合はチャンスアップ演出がパターンTで実行される場合よりも大当り期待度が高く設定されている(リーチ演出E及びリーチ演出Fにおけるチャンスアップ演出の大当り期待度:パターンU>パターンT>パターンS>非実行)。 In addition, for the chance up effects in reach effects E and reach effects F as a whole, the jackpot expectation is set to be the lowest when the chance up effect is not executed, and the jackpot expectation is set to be higher when the chance up effect is executed in pattern S than when the chance up effect is not executed. When the chance up effect is executed in pattern T, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up effect is executed in pattern S. And when the chance up effect is executed in pattern RU, the jackpot expectation is set to be higher than when the chance up effect is executed in pattern T (jackpot expectation for chance up effects in reach effects E and reach effects F: pattern U > pattern T > pattern S > not executed).

ここで、リーチ演出A~リーチ演出Dが実行される場合とリーチ演出Eまたはリーチ演出Fが実行される場合とで比較すると、リーチ演出A~リーチ演出Dでは、パターンPとパターンQとが共通で実行可能な演出パターンとして設定されている一方で、パターンRは、リーチ演出Bまたはリーチ演出Dが実行される場合でのみ実行可能となっている。つまり、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作は、リーチ演出A~リーチ演出Dのいずれでも実行され得る演出である一方で、カットイン画像029SG200の表示はリーチ演出Bとリーチ演出Dでのみ実行され得る演出である。 Comparing the cases where reach performance A to reach performance D are executed with the cases where reach performance E or reach performance F is executed, in reach performance A to reach performance D, pattern P and pattern Q are set as commonly executable performance patterns, while pattern R is executable only when reach performance B or reach performance D is executed. In other words, the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 are performances that can be executed in any of reach performance A to reach performance D, while the display of the cut-in image 029SG200 is a performance that can be executed only in reach performance B and reach performance D.

また、リーチ演出Eが実行される場合とリーチ演出Fが実行される場合とで比較すると、リーチ演出Eとリーチ演出Fでは、パターンSとパターンTとが共通で実行可能な演出パターンとして設定されている一方で、パターンUは、リーチ演出Fが実行される場合でのみ実行可能となっている。つまり、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作は、リーチ演出Eとリーチ演出Fのいずれでも実行され得る演出である一方で、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示はリーチ演出Fでのみ実行され得る演出である。 Furthermore, comparing the case where reach performance E is executed with the case where reach performance F is executed, in reach performance E and reach performance F, pattern S and pattern T are set as commonly executable performance patterns, while pattern U is executable only when reach performance F is executed. In other words, the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 are performances that can be executed in either reach performance E or reach performance F, while the display of the image of the stick controller 31A as the operation prompting image is a performance that can be executed only in reach performance F.

次に、本特徴部029SGにおけるスーパーリーチの可変表示の演出態様について、図11-35~図11-56に基づいて説明する。先ず、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Aが実行される場合について説明する。尚、可変表示の開始タイミングにおけるメータ029SG005Mは、1段階も増加していない状態として表示されている。図11-35(A)~図11-35(D)に示すように、可変表示の開始時にメータ演出の実行が決定(本特徴部029SGではパターンDまたはパターンEでの実行が決定された場合を開示)されると、リーチ前のタイミングである第1タイミング、第2タイミングとリーチ後の第3タイミングにてメータ029SG005Mがそれぞれ1段階ずつ増加する。 Next, the presentation of the variable display of the Super Reach in this feature part 029SG will be explained based on Fig. 11-35 to Fig. 11-56. First, a case where Reach presentation A is executed as the reach presentation of the Super Reach will be explained. Note that the meter 029SG005M at the start timing of the variable display is displayed as not having increased by even one step. As shown in Fig. 11-35(A) to Fig. 11-35(D), when it is decided to execute the meter presentation at the start of the variable display (this feature part 029SG shows the case where execution of pattern D or pattern E is decided), the meter 029SG005M increases by one step each at the first and second timings before the reach and the third timing after the reach.

図11-35(E)及び図11-35(F)に示すように、リーチ演出Aが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Aのタイトル画像と該リーチ演出Aの大当り期待度を示す期待度画像029SG251が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Aのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG161Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Aのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG161Bが表示される。 As shown in Figures 11-35 (E) and 11-35 (F), when reach performance A starts, the image display device 5 first displays a title image of the reach performance A and an expectation image 029SG251 indicating the expectation of a big win for the reach performance A. At this time, if the execution of a chance up performance has not been decided, a title image 029SG161A with black title letters is displayed as the title image of the reach performance A, whereas if the execution of a chance up performance has been decided in any of the performance patterns of Pattern P, Pattern Q, or Pattern R, a title image 029SG161B with red title letters is displayed as the title image of the reach performance A.

そして、リーチ演出Aのタイトル画像の表示が終了すると、図11-35(G)に示すように、味方キャラクタAと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。尚、図11-36(H)に示すように、バトル演出中においても、第4タイミングにおいてメータ029SG005Mが更に一段階増加する。 When the display of the title image of reach effect A ends, a battle effect between ally character A and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-35(G). Note that, even during the battle effect, the meter 029SG005M increases by another step at the fourth timing, as shown in FIG. 11-36(H).

また、該バトル演出中は、パターンQまたはパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-36(I)に示すように、可動体32の原点位置から演出位置に向けての動作が実行される。尚、チャンスアップ演出としての可動体32の動作は、原点位置から演出位置に向けての移動であるが、該可動体32の移動は、原点位置と演出位置との中間位置で終了する。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。 In addition, during the battle performance, if it is decided to execute a chance-up performance in the performance pattern of pattern Q or pattern R, the movement of the movable body 32 from the origin position toward the performance position is executed as shown in FIG. 11-36 (I). Note that the movement of the movable body 32 as a chance-up performance is a movement from the origin position toward the performance position, but the movement of the movable body 32 ends at a position intermediate between the origin position and the performance position. After that, the movable body 32 returns from the intermediate position to the origin position.

更にパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-36(J)及び図11-36(K)に示すように、画像表示装置5においてカットイン画像029SG200の表示が実行される。 Furthermore, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern R, the cut-in image 029SG200 will be displayed on the image display device 5, as shown in Figures 11-36 (J) and 11-36 (K).

そして、当該可変表示がスーパーリーチαはずれの変動パターン(PA2-2)の可変表示である場合は、図11-36(L)及び図11-36(M)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出A)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the variable display is the variable display of the Super Reach α Miss Variable Pattern (PA2-2), as shown in Figures 11-36 (L) and 11-36 (M), the result of the battle performance is that friendly character A is defeated by enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance A) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチα大当りの変動パターン(PB1-2)の可変表示である場合は、図11-36(N)及び図11-36(O)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出A)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is the variable display of the Super Reach α jackpot fluctuation pattern (PB1-2), as shown in Figures 11-36 (N) and 11-36 (O), the result of the battle performance is that friendly character A wins over enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle performance (reach performance A) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.

また、当該可変表示がスーパーリーチηの可変表示である場合は、図11-37(P)及び図11-37(Q)に示すように、カットイン画像表示可能期間終了後の第5タイミングにおいてメータ029SG005Mが更に1段階増加(5段階まで増加)して満タンになる。そして、画像表示装置5の表示領域の下部においてメータ029SG005Mが5段階まで増加した(満タンになった)旨と高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることを報知するテロップ画像029SG005Tが表示される。 In addition, if the variable display is a Super Reach η variable display, as shown in Figures 11-37 (P) and 11-37 (Q), at the fifth timing after the end of the cut-in image display period, the meter 029SG005M increases by another step (up to five steps) and becomes full. Then, a caption image 029SG005T is displayed at the bottom of the display area of the image display device 5 to inform the player that the meter 029SG005M has increased to five steps (become full) and to inform the player that a high expectation reach performance development notification performance will be executed.

次いで、図11-37(R)に示すように、バトル演出が途中で中断され、該バトル演出に替えて高期待度リーチ演出発展報知演出として画像表示装置5において高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180の表示が実行される。そして、リーチ演出Fが開始される。尚、高期待度リーチ演出発展報知演出の詳細については、図11-55にて後述する。 Next, as shown in FIG. 11-37 (R), the battle presentation is interrupted midway, and instead of the battle presentation, the high expectation reach presentation development notification image 029SG180 is displayed on the image display device 5 as a high expectation reach presentation development notification presentation. Then, the reach presentation F is started. Details of the high expectation reach presentation development notification presentation will be described later in FIG. 11-55.

図11-37(S)及び図11-37(T)に示すように、リーチ演出Fが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Fのタイトル画像と該リーチ演出Aの大当り期待度を示す期待度画像029SG256が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Fのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG166Aが表示される一方で、パターンS、パターンT、パターンUのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Fのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG166Bが表示される。 As shown in Figures 11-37 (S) and 11-37 (T), when reach performance F starts, the image display device 5 first displays the title image of the reach performance F and an expectation image 029SG256 indicating the expectation of a big win for the reach performance A. At this time, if the execution of a chance up performance has not been decided, a title image 029SG166A with black title letters is displayed as the title image of the reach performance F, whereas if the execution of a chance up performance has been decided in any of the performance patterns of Pattern S, Pattern T, or Pattern U, a title image 029SG166B with red title letters is displayed as the title image of the reach performance F.

そして、リーチ演出Fのタイトル画像の表示が終了すると、図11-37(U)に示すように、味方キャラクタBと敵キャラクタBとによるバトル演出が開始される。該バトル演出中は、パターンTまたはパターンUの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-36(V)及び図11-36(W)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置に向けての動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。 Then, when the display of the title image of reach effect F ends, a battle effect between ally character B and enemy character B begins, as shown in FIG. 11-37 (U). During the battle effect, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern T or pattern U, the movable body 32 moves (moves) from the origin position toward the intermediate position, as shown in FIG. 11-36 (V) and FIG. 11-36 (W). After that, the movable body 32 returns from the intermediate position to the origin position.

バトル演出が進行すると、図11-38(X)、図11-38(Y)、図11-38(Z)に示すように、画像表示装置5の表示領域の中央部において遊技者に対してプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を促す操作促進画像が表示される。尚、このとき、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、操作促進画像としてプッシュボタン31Bの画像が表示される一方で、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、操作促進画像としてスティックコントローラ31Aの画像が表示される。 As the battle performance progresses, as shown in Figures 11-38 (X), 11-38 (Y), and 11-38 (Z), an operation prompting image is displayed in the center of the display area of the image display device 5 to prompt the player to operate the push button 31B or the stick controller 31A. At this time, if the execution of the chance-up performance has not been determined in the performance pattern of pattern U, an image of the push button 31B is displayed as the operation prompting image, whereas if the execution of the chance-up performance has been determined in the performance pattern of pattern U, an image of the stick controller 31A is displayed as the operation prompting image.

画像表示装置5にて操作促進画像が表示された後は、遊技者がプッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31A等の操作手段を操作する、または、これら操作手段の操作受付期間が終了すると、バトル演出の演出結果として可変表示結果が報知される。 After the operation prompting image is displayed on the image display device 5, when the player operates an operation means such as the push button 31B or stick controller 31A, or when the operation acceptance period for these operation means ends, the variable display result is notified as the performance result of the battle performance.

具体的には、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチηはずれの変動パターン(PA2-8)である場合は、図11-39(a)及び図11-39(b)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタBに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出F)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 Specifically, when the variable display fluctuation pattern is the Super Reach η miss fluctuation pattern (PA2-8), as shown in Figures 11-39(a) and 11-39(b), the result of the battle performance is that ally character B is defeated by enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance F) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチη大当りの変動パターン(PB1-6)の可変表示である場合は、図11-39(c)及び図11-39(d)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタBに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出F)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach η jackpot fluctuation pattern (PB1-6), as shown in Figures 11-39(c) and 11-39(d), the result of the battle presentation is that ally character B wins over enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation F) ends, the decorative symbols are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.

次に、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Bが実行される場合について説明する。尚、可変表示の開始タイミングにおけるメータ029SG005Mは、1段階も増加していない状態として表示されている。図11-40(A)~図11-40(D)に示すように、可変表示の開始時にメータ演出の実行が決定(本特徴部029SGではパターンDまたはパターンEでの実行が決定された場合を開示)されると、リーチ前のタイミングである第1タイミング、第2タイミングとリーチ後の第3タイミングにてメータ029SG005Mがそれぞれ1段階ずつ増加する。 Next, we will explain the case where reach performance B is executed as the reach performance of the super reach. Note that the meter 029SG005M is displayed as not having increased by even one step at the start timing of the variable display. As shown in Figures 11-40(A) to 11-40(D), when it is decided to execute the meter performance at the start of the variable display (this feature part 029SG discloses the case where execution of pattern D or pattern E is decided), the meter 029SG005M increases by one step each at the first timing, which is the timing before the reach, the second timing, and the third timing after the reach.

図11-40(E)及び図11-40(F)に示すように、リーチ演出Bが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Bのタイトル画像と該リーチ演出Bの大当り期待度を示す期待度画像029SG252が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Bのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG162Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Bのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG162Bが表示される。 As shown in Figures 11-40 (E) and 11-40 (F), when reach performance B starts, the image display device 5 first displays a title image of the reach performance B and an expectation image 029SG252 indicating the expectation of a big win for the reach performance B. At this time, if the execution of a chance up performance has not been decided, a title image 029SG162A with black title letters is displayed as the title image of the reach performance B, whereas if the execution of a chance up performance has been decided in any of the performance patterns of Pattern P, Pattern Q, or Pattern R, a title image 029SG162B with red title letters is displayed as the title image of the reach performance B.

そして、リーチ演出Bのタイトル画像の表示が終了すると、図11-40(G)に示すように、味方キャラクタBと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。尚、図11-41(H)に示すように、バトル演出中においても、第4タイミングにおいてメータ029SG005Mが更に一段階増加する。 When the display of the title image of reach effect B ends, a battle effect between ally character B and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-40 (G). Note that, even during the battle effect, the meter 029SG005M increases by another step at the fourth timing, as shown in FIG. 11-41 (H).

また、該バトル演出中は、パターンQまたはパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-41(I)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置への動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。 In addition, during the battle presentation, if it is decided to execute a chance-up presentation in the presentation pattern of pattern Q or pattern R, the movable body 32 moves (moves) from the origin position to the intermediate position, as shown in FIG. 11-41 (I). After that, the movable body 32 returns from the intermediate position to the origin position.

更にパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-41(J)及び図11-41(K)に示すように、画像表示装置5においてカットイン画像029SG200の表示が実行される。 Furthermore, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern R, the cut-in image 029SG200 will be displayed on the image display device 5, as shown in Figures 11-41 (J) and 11-41 (K).

そして、当該可変表示がスーパーリーチβはずれの変動パターン(PA2-3)の可変表示である場合は、図11-41(L)及び図11-41(M)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出B)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the variable display is a variable display of the Super Reach β miss variable pattern (PA2-3), as shown in Figures 11-41 (L) and 11-41 (M), the result of the battle performance is that friendly character B is defeated by enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance B) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチβ大当りの変動パターン(PB1-3)の可変表示である場合は、図11-41(N)及び図11-41(O)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタBが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出B)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach β jackpot fluctuation pattern (PB1-3), as shown in Figures 11-41 (N) and 11-41 (O), the result of the battle presentation is that friendly character B defeats enemy character A, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation B) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.

また、当該可変表示がスーパーリーチδまたはスーパーリーチζの可変表示である場合は、図11-42(P)及び図11-42(Q)に示すように、カットイン画像表示可能期間の終了後において味方キャラクタBが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが一旦報知される。 In addition, if the variable display is a Super Reach δ or Super Reach ζ variable display, as shown in Figures 11-42 (P) and 11-42 (Q), after the end of the period in which the cut-in image can be displayed, friendly character B is defeated by enemy character A, and the player is notified that the variable display result is a miss.

そして、バトル演出(リーチ演出B)の終了後は、飾り図柄のはずれを示す組み合わせでの揺動表示が行われる。このとき、リーチ演出E発展示唆演出の実行が決定されている場合は、図11-42(R)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域において飾り図柄と表示位置が重複するようにリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示が行われる。 After the battle performance (reach performance B) ends, a swinging display is performed with a combination that indicates a loss of the decorative symbols. At this time, if it has been decided that a reach performance E development suggestion performance will be performed, a reach performance E development suggestion image 029SG170 is displayed so that the display position of the decorative symbols overlaps in the display area of the image display device 5 as a reach performance E development suggestion performance, as shown in FIG. 11-42 (R).

尚、当該可変表示がスーパーリーチδの変動パターンの可変表示である場合は、図11-42(S)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の後に、飾り図柄の揺動が停止して改めて可変表示がはずれであることが報知される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチζの変動パターンの可変表示である場合は、図11-42(T)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の後に、リーチ演出E発展報知演出としてリーチ演出E発展報知画像029SG181の表示が行われる。そして、リーチ演出Eが開始される。 When the variable display is a variable display of the Super Reach δ variable pattern, as shown in FIG. 11-42 (S), after the reach performance E development suggestion performance execution period, the swinging of the decorative pattern stops and it is notified again that the variable display is a miss. On the other hand, when the variable display is a variable display of the Super Reach ζ variable pattern, as shown in FIG. 11-42 (T), after the reach performance E development suggestion performance execution period, a reach performance E development notification image 029SG181 is displayed as a reach performance E development notification performance. Then, the reach performance E starts.

図11-42(U)及び図11-42(V)に示すように、リーチ演出Eが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Eのタイトル画像と該リーチ演出Eの大当り期待度を示す期待度画像029SG255が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Eのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG165Aが表示される一方で、パターンS、パターンT、パターンUのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Eのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG165Bが表示される。 As shown in Figures 11-42 (U) and 11-42 (V), when the reach performance E starts, the image display device 5 first displays a title image of the reach performance E and an expectation image 029SG255 indicating the expectation of a big win for the reach performance E. At this time, if the execution of a chance up performance has not been decided, a title image 029SG165A with black title letters is displayed as the title image of the reach performance E, whereas if the execution of a chance up performance has been decided in any of the performance patterns of Pattern S, Pattern T, or Pattern U, a title image 029SG165B with red title letters is displayed as the title image of the reach performance E.

そして、リーチ演出Eのタイトル画像の表示が終了すると、図11-42(W)に示すように、味方キャラクタAと敵キャラクタBとによるバトル演出が開始される。該バトル演出中は、パターンTまたはパターンUの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-43(X)及び図11-43(Y)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置に向けての動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。 Then, when the display of the title image of reach effect E ends, a battle effect between ally character A and enemy character B begins, as shown in FIG. 11-42 (W). During the battle effect, if it has been decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern T or pattern U, the movable body 32 moves (moves) from the origin position toward the intermediate position, as shown in FIG. 11-43 (X) and FIG. 11-43 (Y). After that, the movable body 32 returns from the intermediate position to the origin position.

バトル演出が進行すると、図11-43(Z)、図11-43(a)、図11-43(b)に示すように、画像表示装置5の表示領域の中央部において遊技者に対してプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を促す操作促進画像が表示される。尚、このとき、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、操作促進画像としてプッシュボタン31Bの画像が表示される一方で、パターンUの演出パターンでチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、操作促進画像としてスティックコントローラ31Aの画像が表示される。 As the battle performance progresses, as shown in Fig. 11-43(Z), Fig. 11-43(a), and Fig. 11-43(b), an operation prompting image is displayed in the center of the display area of the image display device 5 to prompt the player to operate the push button 31B or the stick controller 31A. At this time, if the execution of the chance-up performance has not been determined in the performance pattern of pattern U, an image of the push button 31B is displayed as the operation prompting image, whereas if the execution of the chance-up performance has been determined in the performance pattern of pattern U, an image of the stick controller 31A is displayed as the operation prompting image.

画像表示装置5にて操作促進画像が表示された後は、遊技者がプッシュボタン31Bまたはスティックコントローラ31A等の操作手段を操作する、または、これら操作手段の操作受付期間が終了すると、バトル演出の演出結果として可変表示結果が報知される。 After the operation prompting image is displayed on the image display device 5, when the player operates an operation means such as the push button 31B or stick controller 31A, or when the operation acceptance period for these operation means ends, the variable display result is notified as the performance result of the battle performance.

具体的には、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチζはずれの変動パターン(PA2-7)である場合は、図11-44(c)及び図11-44(d)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタBに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出E)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 Specifically, when the variable display fluctuation pattern is a Super Reach ζ miss fluctuation pattern (PA2-7), as shown in Figures 11-44(c) and 11-44(d), the result of the battle performance is that friendly character A is defeated by enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance E) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチζ大当りの変動パターン(PB1-5)の可変表示である場合は、図11-44(e)及び図11-44(f)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタAが敵キャラクタBに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出E)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach ζ jackpot fluctuation pattern (PB1-5), as shown in Figures 11-44(e) and 11-44(f), the result of the battle presentation is that friendly character A defeats enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation E) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.

ここで、図11-42(Q)~図11-42(T)にかけてのリーチ演出E発展示唆演出の演出態様についてより詳細に説明する。 Here, we will explain in more detail the presentation mode of the reach presentation E development suggestion presentation shown in Figure 11-42 (Q) to Figure 11-42 (T).

先ず、図11-45(A)~図11-45(B)に示すように、リーチ演出E発展示唆演出の実行が決定されている場合は、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで揺動表示されている状態において、リーチ演出E発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域にて飾り図柄と重複するようにリーチ演出E発展示唆画像029SG170の1段階目の表示が行われる。尚、該1段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170は、飾り図柄等の表示領域に表示されている他の画像よりも明度が低い、表示色が少ない等の遊技者からの視認性が低い画像であればよい。 First, as shown in Fig. 11-45(A) to Fig. 11-45(B), when it has been decided to execute a reach performance E development suggestion effect, in a state where the decorative symbols are displayed oscillatingly in a combination indicating a miss, the first stage of the reach performance E development suggestion image 029SG170 is displayed so as to overlap with the decorative symbols in the display area of the image display device 5 as a reach performance E development suggestion effect. Note that the first stage of the reach performance E development suggestion image 029SG170 may be an image that is less visible to the player, such as having a lower brightness or fewer display colors than other images displayed in the display area such as decorative symbols.

そして、リーチ演出E発展示唆画像029SG170の1段階目の表示期間が終了した後は、図11-45(C)~図11-45(D)に示すように、一旦リーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示を終了した後、飾り図柄と重複するように再度リーチ演出E発展示唆画像029SG170の2段階目の表示が行われる。尚、該2段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170は、1段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170よりも明度が高い、表示色が多い等の1段階目のリーチ演出E発展示唆画像029SG170よりも遊技者からの視認性が高い画像であればよい。 After the first display period of the reach performance E development suggestion image 029SG170 ends, as shown in Fig. 11-45(C) to Fig. 11-45(D), the display of the reach performance E development suggestion image 029SG170 ends once, and then the second display of the reach performance E development suggestion image 029SG170 is performed again so as to overlap with the decorative pattern. Note that the second-stage reach performance E development suggestion image 029SG170 may be an image that is more visible to the player than the first-stage reach performance E development suggestion image 029SG170, such as being brighter or having more display colors than the first-stage reach performance E development suggestion image 029SG170.

そして、当該可変表示がスーパーリーチδの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-45(E)に示すように、リーチ演出E発展報知演出として画像表示装置5におけるリーチ演出E発展報知画像029SG181の表示が実行されることなく、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチζの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-45(F)に示すように、リーチ演出E発展報知演出として画像表示装置5においてリーチ演出E発展報知画像029SG181が表示されてリーチ演出Eが実行される。 When the variable display is a variable display based on the variation pattern of super reach δ, as shown in FIG. 11-45(E), the display of the reach performance E development notification image 029SG181 on the image display device 5 is not executed as the reach performance E development notification performance, and the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss. On the other hand, when the variable display is a variable display based on the variation pattern of super reach ζ, as shown in FIG. 11-45(F), the reach performance E development notification image 029SG181 is displayed on the image display device 5 as the reach performance E development notification performance, and the reach performance E is executed.

次に、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行される場合について説明する。尚、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行される場合は、メータ演出が実行されることが無いので、可変表示開始からリーチまでの期間の説明は省略する。 Next, we will explain the case where reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach. Note that when reach performance C or reach performance D is executed as the reach performance of the super reach, the meter performance is not executed, so the explanation of the period from the start of the variable display to the reach is omitted.

リーチ演出Cが実行される場合については、図11-46(A)~図11-46(C)に示すように、リーチ演出Cが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Cのタイトル画像と該リーチ演出Cの大当り期待度を示す期待度画像029SG253が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Cのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG163Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Cのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG163Bが表示される。 When reach performance C is executed, as shown in Fig. 11-46(A) to Fig. 11-46(C), when reach performance C starts, the title image of the reach performance C and the expectation image 029SG253 showing the expectation of a big win of the reach performance C are displayed on the image display device 5 first. At this time, if the execution of the chance up performance has not been decided, the title image 029SG163A with the title letters in black is displayed as the title image of the reach performance C, whereas if the execution of the chance up performance has been decided in any of the performance patterns of Pattern P, Pattern Q, or Pattern R, the title image 029SG163B with the title letters in red is displayed as the title image of the reach performance C.

そして、リーチ演出Cのタイトル画像の表示が終了すると、図11-46(C)に示すように、味方キャラクタCと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。 Then, when the display of the title image of reach effect C ends, a battle effect between ally character C and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-46 (C).

一方で、リーチ演出Dが実行される場合については、図11-46(D)~図11-46(F)に示すように、リーチ演出Dが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Dのタイトル画像と該リーチ演出Dの大当り期待度を示す期待度画像029SG254が表示される。このとき、チャンスアップ演出の実行が決定されていない場合は、リーチ演出Dのタイトル画像としてタイトルの文字が黒色のタイトル画像029SG164Aが表示される一方で、パターンP、パターンQ、パターンRのいずれかの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Dのタイトル画像としてタイトルの文字が赤色のタイトル画像029SG164Bが表示される。 On the other hand, when reach performance D is executed, as shown in Fig. 11-46(D) to Fig. 11-46(F), when reach performance D is started, the title image of the reach performance D and the expectation image 029SG254 showing the expectation of a big win of the reach performance D are displayed on the image display device 5 first. At this time, if the execution of the chance up performance has not been decided, the title image 029SG164A with the title letters in black is displayed as the title image of the reach performance D, while if the execution of the chance up performance has been decided in any of the performance patterns of Pattern P, Pattern Q, or Pattern R, the title image 029SG164B with the title letters in red is displayed as the title image of the reach performance D.

そして、リーチ演出Dのタイトル画像の表示が終了すると、図11-46(F)に示すように、味方キャラクタDと敵キャラクタAとによるバトル演出が開始される。 Then, when the display of the title image of reach effect D ends, a battle effect between ally character D and enemy character A begins, as shown in FIG. 11-46 (F).

また、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dのバトル演出中は、パターンQまたはパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-47(G)及び図11-47(H)に示すように、可動体32の原点位置から中間位置への動作(移動)が実行される。その後、可動体32は、中間位置から原点位置に戻る。 In addition, during the battle effects of reach effects C or reach effects D, if it is decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern Q or pattern R, the movable body 32 moves (moves) from the origin position to the intermediate position, as shown in Figure 11-47 (G) and Figure 11-47 (H). After that, the movable body 32 returns from the intermediate position to the origin position.

更にパターンRの演出パターンにてチャンスアップ演出の実行が決定されている場合は、図11-47(I)及び図11-47(J)に示すように、画像表示装置5においてカットイン画像029SG200の表示が実行される。 Furthermore, if it is decided that a chance-up effect will be executed in the effect pattern of pattern R, the cut-in image 029SG200 is displayed on the image display device 5, as shown in Figure 11-47 (I) and Figure 11-47 (J).

また、図11-47(K)~図11-47-(M)に示すように、分岐先示唆演出の実行が決定されている場合は、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dのバトル演出中のカットイン画像表示可能期間の後に、分岐先示唆演出として画像表示装置5にリーチ演出H発展報知演出(リーチ演出H)が実行されることと高期待度リーチ演出発展報知演出(リーチ演出I)が実行されることの両方を示唆する分岐先示唆画像X(分岐先示唆画像029SG005X)、リーチ演出H発展報知演出(リーチ演出H)が実行されることを示唆する分岐先示唆画像Y(分岐先示唆画像029SG005Y)、高期待度リーチ演出発展報知演出(リーチ演出I)が実行されることを示唆する分岐先示唆画像Z(分岐先示唆画像029SG005Z)のいずれかが表示される。 Also, as shown in Figures 11-47 (K) to 11-47- (M), if it has been decided that a branch destination suggestion effect will be executed, after the period during which a cut-in image can be displayed during the battle effect of reach effect C or reach effect D, the image display device 5 will display, as a branch destination suggestion effect, one of the following images: a branch destination suggestion image X (branch destination suggestion image 029SG005X) suggesting that both a reach effect H development notification effect (reach effect H) and a high expectation reach effect development notification effect (reach effect I) will be executed; a branch destination suggestion image Y (branch destination suggestion image 029SG005Y) suggesting that a reach effect H development notification effect (reach effect H) will be executed; or a branch destination suggestion image Z (branch destination suggestion image 029SG005Z) suggesting that a high expectation reach effect development notification effect (reach effect I) will be executed.

分岐先示唆演出実行可能期間の後は、当該可変表示がスーパーリーチγはずれの変動パターン(PA2-4)での可変表示である場合は、図11-48(N)~図11-48(P)に示すように、リーチ演出Cの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示がはずれであることが報知され、リーチ演出Dの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示がはずれであることが報知される。そして、バトル演出(リーチ演出Cまたはリーチ演出D)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 After the period when the branch destination suggestion effect can be executed, if the variable display is a variable display with a Super Reach γ miss variation pattern (PA2-4), as shown in Figures 11-48 (N) to 11-48 (P), if reach effect C is being executed, the result of the battle effect is that ally character C is defeated by enemy character A, thereby informing the player that the variable display is a miss, and if reach effect D is being executed, the result of the battle effect is that ally character D is defeated by enemy character A, thereby informing the player that the variable display is a miss. Then, after the battle effect (reach effect C or reach effect D) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチγ大当りの変動パターン(PB1-4)での可変表示である場合は、図11-48(Q)~図11-48(S)に示すように、リーチ演出Cの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示が大当りであることが報知され、リーチ演出Dの実行時であればバトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタAに勝利することにより可変表示が大当りであることが報知される。そして、バトル演出(リーチ演出Cまたはリーチ演出D)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display in the Super Reach γ jackpot fluctuation pattern (PB1-4), as shown in Figures 11-48 (Q) to 11-48 (S), when reach performance C is being executed, the variable display notifies the player that it is a jackpot as a result of the battle performance that ally character C wins over enemy character A, and when reach performance D is being executed, the variable display notifies the player that it is a jackpot as a result of the battle performance that ally character D wins over enemy character A. Then, after the battle performance (reach performance C or reach performance D) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a miss.

また、当該可変表示がスーパーリーチεまたはスーパーリーチθの可変表示である場合は、図11-49(T)~図11-49(V)に示すように、分岐先示唆演出実行可能期間の終了後において味方キャラクタCまたは味方キャラクタDが敵キャラクタAに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが一旦報知される。 In addition, if the variable display is a Super Reach ε or Super Reach θ variable display, as shown in Figure 11-49 (T) to Figure 11-49 (V), after the end of the period in which the branch destination suggestion performance can be executed, friendly character C or friendly character D is defeated by enemy character A, and the user is notified that the variable display result is a miss.

そして、バトル演出(リーチ演出Cまたはリーチ演出D)の終了後は、飾り図柄のはずれを示す組み合わせでの揺動表示が行われる。このとき、リーチ演出G発展示唆演出の実行が決定されている場合は、図11-49(W)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域において飾り図柄と表示位置が重複するようにリーチ演出G発展示唆画像029SG171の表示が行われる。 After the battle performance (reach performance C or reach performance D) ends, a swinging display is performed with a combination that indicates a loss of the decorative symbols. At this time, if it has been decided that a reach performance G development suggestion performance will be performed, a reach performance G development suggestion image 029SG171 is displayed so that its display position overlaps with the decorative symbols in the display area of the image display device 5 as a reach performance G development suggestion performance, as shown in FIG. 11-49 (W).

尚、当該可変表示がスーパーリーチεの変動パターンの可変表示である場合は、図11-49(X)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出実行可能期間の後に、飾り図柄の揺動が停止して改めて可変表示がはずれであることが報知される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチθの変動パターンの可変表示である場合は、図11-49(Y)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出実行可能期間の後に、リーチ演出G発展報知演出としてリーチ演出G発展報知画像029SG182の表示が行われる。そして、リーチ演出Gが開始される。 When the variable display is a variable display of the Super Reach ε variable pattern, as shown in FIG. 11-49 (X), after the reach performance G development suggestion performance execution period, the swinging of the decorative pattern stops and it is notified again that the variable display is a miss. On the other hand, when the variable display is a variable display of the Super Reach θ variable pattern, as shown in FIG. 11-49 (Y), after the reach performance G development suggestion performance execution period, the reach performance G development notification image 029SG182 is displayed as a reach performance G development notification performance. Then, the reach performance G starts.

図11-50(Z)に示すように、リーチ演出Gが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Gのタイトル画像029SG167と該リーチ演出Gの大当り期待度を示す期待度画像029SG257が表示される。 As shown in FIG. 11-50(Z), when a reach performance G starts, the image display device 5 first displays the title image 029SG167 of the reach performance G and an expectation image 029SG257 indicating the expectation of a big win for the reach performance G.

そして、リーチ演出Gのタイトル画像029SG167の表示が終了すると、図11-50(a)及び図11-50(b)に示すように、味方キャラクタCと敵キャラクタBとによるバトル演出が開始される。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチθはずれの変動パターン(PA2-9)である場合は、図11-50(c)及び図11-50(d)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタBに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出G)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the display of the title image 029SG167 of the reach effect G ends, as shown in Figures 11-50(a) and 11-50(b), a battle effect between ally character C and enemy character B begins. If the variable display fluctuation pattern is the super reach θ miss fluctuation pattern (PA2-9), as shown in Figures 11-50(c) and 11-50(d), the result of the battle effect is that ally character C is defeated by enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a miss, and after the battle effect (reach effect G) ends, the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)の可変表示である場合は、図11-50(e)及び図11-50(f)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタCが敵キャラクタBに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出G)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach θ jackpot fluctuation pattern (PB1-7), as shown in Figures 11-50 (e) and 11-50 (f), the result of the battle presentation is that friendly character C defeats enemy character B, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation G) ends, the decorative patterns are displayed in a combination that indicates a jackpot.

ここで、図11-49(V)~図11-49(Y)にかけてのリーチ演出G発展示唆演出の演出態様についてより詳細に説明する。 Here, we will explain in more detail the presentation mode of the reach presentation G development suggestion presentation shown in Figure 11-49 (V) to Figure 11-49 (Y).

先ず、図11-54(A)~図11-54(B)に示すように、リーチ演出G発展示唆演出の実行が決定されている場合は、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで揺動表示されている状態において、リーチ演出G発展示唆演出として、画像表示装置5の表示領域にて飾り図柄と重複するようにリーチ演出G発展示唆画像029SG171の1段階目の表示が行われる。尚、該1段階目のリーチ演出G発展示唆画像029SG171は、飾り図柄等の表示領域に表示されている他の画像よりも明度が低い、表示色が少ない等の遊技者からの視認性が低い画像であればよい。 First, as shown in Fig. 11-54(A) to Fig. 11-54(B), when it has been decided to execute a reach performance G development suggestion effect, in a state where the decorative symbols are displayed oscillatingly in a combination indicating a miss, the first stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171 is displayed so as to overlap with the decorative symbols in the display area of the image display device 5 as a reach performance G development suggestion effect. Note that the first stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171 may be an image that is less visible to the player, such as having a lower brightness or fewer display colors than other images displayed in the display area such as decorative symbols.

そして、リーチ演出G発展示唆画像029SG171の1段階目の表示期間が終了した後は、図11-54(C)~図11-54(D)に示すように、一旦リーチ演出G発展示唆画像029SG171の表示を終了した後、飾り図柄と重複するように再度リーチ演出G発展示唆画像029SG171の2段階目の表示が行われる。尚、該2段階目のリーチ演出G発展示唆画像029SG171は、1段階目のリーチ演G発展示唆画像029SG171よりも明度が高い、表示色が多い等の1段階目のリーチ演出G発展示唆画像029SG171よりも遊技者からの視認性が高い画像であればよい。 After the first display period of the reach performance G development suggestion image 029SG171 ends, as shown in Fig. 11-54(C) to Fig. 11-54(D), the display of the reach performance G development suggestion image 029SG171 ends once, and then the second stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171 is displayed again so as to overlap with the decorative pattern. Note that the second stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171 may be an image that is more visible to the player than the first stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171, such as being brighter or having more display colors than the first stage of the reach performance G development suggestion image 029SG171.

そして、当該可変表示がスーパーリーチεの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-45(E)に示すように、リーチ演出G発展報知演出として画像表示装置5におけるリーチ演出G発展報知画像029SG182の表示が実行されることなく、飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。一方で、当該可変表示がスーパーリーチθの変動パターンによる可変表示である場合は、図11-54(F)に示すように、リーチ演出G発展報知演出として画像表示装置5においてリーチ演出G発展報知画像029SG182が表示されてリーチ演出Gが実行される。 When the variable display is a variable display based on the variation pattern of super reach ε, as shown in FIG. 11-45(E), the display of the reach performance G development notification image 029SG182 on the image display device 5 is not executed as the reach performance G development notification performance, and the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss. On the other hand, when the variable display is a variable display based on the variation pattern of super reach θ, as shown in FIG. 11-54(F), the display of the reach performance G development notification image 029SG182 on the image display device 5 is executed as the reach performance G development notification performance.

また、当該可変表示がスーパーリーチιの変動パターンまたはスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-51(g)~図11-51(h)に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中における分岐先示唆演出実行可能期間後において、事前演出として画像表示装置5の表示領域にてシャッタ画像029SG006が表示され(表示領域の左右から該表示領域の中央部に向けてシャッタ画像029SG006の移動表示が行われて)、画像表示装置5に表示されていた演出画像が該シャッタ画像029SG006によって一時的に視認不能な状態となる。 In addition, if the variable display is a variable display with a Super Reach ι variable pattern or a Super Reach κ variable pattern, as shown in Figures 11-51 (g) to 11-51 (h), after the branch destination suggestion effect can be executed during the execution of Reach effect C or Reach effect D, a shutter image 029SG006 is displayed in the display area of the image display device 5 as a pre-effect (the shutter image 029SG006 is moved from the left and right of the display area toward the center of the display area), and the effect image displayed on the image display device 5 becomes temporarily invisible due to the shutter image 029SG006.

そして、所定期間が経過したことにもとづいて事前演出の実行期間が終了すると、前兆演出としてシャッタ画像029SG006が画像表示装置5の表示領域の中央部から左右側方に向けて退避していくとともに、該シャッタ画像029SG006の退避に応じて画像表示装置5の表示領域にてキャラクタCの画像の遊技者から視認可能となる。 When the execution period of the pre-effect ends due to the passage of a predetermined period of time, the shutter image 029SG006 retreats from the center of the display area of the image display device 5 to the left and right as a premonition effect, and the image of character C becomes visible to the player in the display area of the image display device 5 in response to the retreat of the shutter image 029SG006.

そして、当該可変表示がスーパーリーチιの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-51(i)に示すように、リーチ演出H発展報知演出として画像表示装置5においてリーチ演出H発展報知画像029SG183が表示された後にリーチ演出Hが実行される。また、当該可変表示がスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-51(j)に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出として画像表示装置5において高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180が表示された後リーチ演出Iが実行される。尚、高期待度リーチ演出発展報知演出の詳細については、図11-55にて後述する。 When the variable display is a variable display with a Super Reach ι variable pattern, as shown in FIG. 11-51(i), a reach performance H development notification image 029SG183 is displayed on the image display device 5 as a reach performance H development notification performance, and then a reach performance H is executed. When the variable display is a variable display with a Super Reach κ variable pattern, as shown in FIG. 11-51(j), a high expectation reach performance development notification image 029SG180 is displayed on the image display device 5 as a high expectation reach performance development notification performance, and then a reach performance I is executed. Details of the high expectation reach performance development notification performance will be described later in FIG. 11-55.

当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチιの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-52(k)に示すように、リーチ演出Hが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Hのタイトル画像029SG168と該リーチ演出Hの大当り期待度を示す期待度画像029SG258が表示される。 When the variable display fluctuation pattern is a variable display with a Super Reach ι fluctuation pattern, as shown in FIG. 11-52 (k), when the reach performance H starts, the image display device 5 first displays the title image 029SG168 of the reach performance H and the expectation image 029SG258 indicating the expectation of a jackpot for the reach performance H.

そして、リーチ演出Hのタイトル画像029SG168の表示が終了すると、図11-52(l)及び図11-52(m)に示すように、味方キャラクタDと敵キャラクタCとによるバトル演出が開始される。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチιはずれの変動パターン(PA2-10)である場合は、図11-52(n)及び図11-52(o)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタCに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the display of the title image 029SG168 of the reach performance H ends, as shown in FIG. 11-52(l) and FIG. 11-52(m), a battle performance between ally character D and enemy character C begins. If the variable display change pattern is a super reach i miss change pattern (PA2-10), as shown in FIG. 11-52(n) and FIG. 11-52(o), the result of the battle performance is that ally character D is defeated by enemy character C, and the variable display result is notified that it is a miss, and after the battle performance (reach performance H) ends, the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチι大当りの変動パターン(PB1-8)の可変表示である場合は、図11-52(p)及び図11-52(q)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタDが敵キャラクタCに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is a variable display of the Super Reach ι jackpot fluctuation pattern (PB1-8), as shown in Figure 11-52 (p) and Figure 11-52 (q), the result of the battle presentation is that friendly character D defeats enemy character C, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation H) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.

また、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示である場合は、図11-53(r)~図11-53(s)に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出御にリーチ演出Iが開始されると、先ず画像表示装置5において該リーチ演出Iのタイトル画像029SG169と該リーチ演出Iの大当り期待度を示す期待度画像029SG259が表示される。このとき、画像表示装置5には、リーチ演出Iのタイトル画像029SG169と期待度画像029SG259の後方においてキャラクタA~キャラクタCの画像が共に表示されることによって、当該リーチ演出Iが他のスーパーリーチのリーチ演出よりも大当り期待度が高いことによる特別感を演出する。 In addition, when the variable display fluctuation pattern is a variable display in the Super Reach κ fluctuation pattern, as shown in Fig. 11-53(r) to Fig. 11-53(s), when the high expectation reach performance development notification performance starts, the image display device 5 first displays the title image 029SG169 of the reach performance I and the expectation image 029SG259 showing the jackpot expectation of the reach performance I. At this time, the image display device 5 displays images of Characters A to C behind the title image 029SG169 and expectation image 029SG259 of the reach performance I, thereby creating a sense of exclusivity due to the fact that the reach performance I has a higher jackpot expectation than other Super Reach reach performances.

そして、リーチ演出Iのタイトル画像029SG169の表示が終了すると、図11-53(t)及び図11-53(u)に示すように、味方キャラクタA~味方キャラクタDと敵キャラクタCとによるバトル演出が開始される。尚、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチκはずれの変動パターン(PA2-11)である場合は、図11-53(v)及び図11-53(w)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタA~味方キャラクタDが敵キャラクタCに敗北することにより可変表示結果がはずれであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄がはずれを示す組み合わせで停止表示される。 When the display of the title image 029SG169 of reach performance I ends, as shown in Figures 11-53(t) and 11-53(u), a battle performance begins between ally character A to ally character D and enemy character C. If the variable display fluctuation pattern is the Super Reach κ miss fluctuation pattern (PA2-11), as shown in Figures 11-53(v) and 11-53(w), the result of the battle performance is that ally character A to ally character D are defeated by enemy character C, and it is announced that the variable display result is a miss, and after the battle performance (reach performance H) ends, the decorative patterns are displayed in a combination indicating a miss.

一方で、当該可変表示がスーパーリーチκ大当りの変動パターン(PB1-9)の可変表示である場合は、図11-53(x)及び図11-53(y)に示すように、バトル演出の演出結果として味方キャラクタA~味方キャラクタDが敵キャラクタCに勝利することにより可変表示結果が大当りであることが報知され、バトル演出(リーチ演出H)の終了後に飾り図柄が大当りを示す組み合わせで停止表示される。 On the other hand, if the variable display is the variable display of the Super Reach κ jackpot fluctuation pattern (PB1-9), as shown in Figures 11-53 (x) and 11-53 (y), the result of the battle presentation is that friendly characters A to D defeat enemy character C, thereby announcing that the variable display result is a jackpot, and after the battle presentation (reach presentation H) ends, the decorative patterns are displayed in a stopped combination indicating a jackpot.

ここで、図11-37(R)~図11-37(T)、図11-53(r)~図11-53(s)にかけての高期待度リーチ演出発展報知演出についてより詳細に説明する。 Here, we will explain in more detail the high expectation reach performance development notification effects shown in Figures 11-37 (R) to 11-37 (T) and Figures 11-53 (r) to 11-53 (s).

先ず、図11-55(A)~図11-55(B)に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されると、画像表示装置5の表示領域においてリーチ演出Fまたはリーチ演出Iが実行されることを報知する高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180が表示される。更に、高期待度リーチ演出発展報知画像029SG180が表示された後は、画像表示装置5の表示領域を暗転させることで該画像表示装置5に表示されている演出画像を視認困難とするブラックアウト演出が実行される。 First, as shown in Figures 11-55(A) to 11-55(B), when the high expectation reach performance development notification performance starts, a high expectation reach performance development notification image 029SG180 is displayed in the display area of the image display device 5 to notify that reach performance F or reach performance I will be executed. Furthermore, after the high expectation reach performance development notification image 029SG180 is displayed, a blackout performance is executed in which the display area of the image display device 5 is darkened to make it difficult to see the performance image displayed on the image display device 5.

尚、ブラックアウト演出においては、画像表示装置5に暗転した画像が表示されることによって他の演出画像(飾り図柄の可変表示画像やキャラクタの画像等)の視認を困難とし、且つ、表示画面自体の輝度を低下させるとともに、スピーカ8L、8Rから出力されていた演出音の音量が高期待度リーチ演出発展報知演出の実行前よりも低下する。更に、遊技領域、可動体32、ガラス扉枠や遊技機用枠3に設けられている各種発光手段(例えば、LEDなど)の演出光の光量を、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行前よりも低下させることで、他の演出画像(飾り図柄の可変表示画像やキャラクタの画像等)の視認をより一層困難とする。 In addition, in the blackout effect, a darkened image is displayed on the image display device 5, making it difficult to see other effect images (such as the variable display images of decorative patterns and character images), and the brightness of the display screen itself is reduced, while the volume of the effect sound output from the speakers 8L and 8R is reduced compared to before the high expectation reach effect development notification effect was executed. Furthermore, the amount of light emitted by the various light-emitting means (e.g., LEDs, etc.) provided in the game area, movable body 32, glass door frame, and game machine frame 3 is reduced compared to before the high expectation reach effect development notification effect was executed, making it even more difficult to see other effect images (such as the variable display images of decorative patterns and character images).

そして、ブラックアウト演出の実行後は、図11-55(C)に示すように、前段演出として、キャラクタCの画像が表示される。前段演出では更に、該キャラクタCが喋るセリフ内容が、文字画像029SG007として画像表示装置5の表示領域に表示されるとともに、該セリフがスピーカ8L,8Rから音声情報として出力される。 After the blackout effect is executed, an image of character C is displayed as a pre-effect, as shown in FIG. 11-55(C). In the pre-effect, the lines spoken by character C are further displayed as text image 029SG007 in the display area of image display device 5, and the lines are output as audio information from speakers 8L and 8R.

図11-55(D)及び図11-55(E)に示すように、前段演出の終了後は切替演出が実行され、該切替演出の終了後に後段演出が実行される。切替演出としては、前段演出において表示されたキャラクタCの画像とは異なる画像が表示される。尚、本特徴部029SGでは、切替演出として表示される画像を1つのみとする形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、切替演出として複数の画像のいずれかを表示可能としてもよい。尚、このように切替演出として複数の画像のいずれかを表示可能とする場合は、いずれの画像が表示されるかに応じて大当り遊技状態に制御される割合を異ならせてもよい。 As shown in FIG. 11-55(D) and FIG. 11-55(E), a switching performance is executed after the first performance ends, and a second performance is executed after the first performance ends. As the switching performance, an image different from the image of character C displayed in the first performance is displayed. Note that, in this feature section 029SG, an example is shown in which only one image is displayed as the switching performance, but the present invention is not limited to this, and any one of a plurality of images may be displayed as the switching performance. Note that, when any one of a plurality of images is displayed as the switching performance in this way, the proportion controlled to the jackpot game state may be made different depending on which image is displayed.

後段演出では、前述したようにキャラクタの喋るセリフが文字画像029SG008として画像表示装置5の表示領域に表示されるとともに、該セリフがスピーカ8L,8Rから音声情報として出力される。このとき表示される文字画像029SG008は、前段演出時に表示された文字画像029SG007よりも文字数が少ない一方で、一文字あたりの大きさは文字画像029SG007よりも大きく且つ明度の高い(図11-10参照)。 As mentioned above, in the latter stage performance, the lines spoken by the character are displayed in the display area of the image display device 5 as character image 029SG008, and the lines are output as audio information from speakers 8L, 8R. The character image 029SG008 displayed at this time has fewer characters than the character image 029SG007 displayed in the former stage performance, but each character is larger and brighter than the character image 029SG007 (see Figure 11-10).

図11-55(F)に示すように、後段演出の終了後は、可動体演出が実行される。該可動体演出としては、可動体32が画像表示装置5の上方位置である原点位置から画像表示装置5の表示領域の前面側略中央位置に重複する演出位置まで落下する。尚、演出位置まで落下した可動体32は、図示しない駆動モータの駆動等により原点位置まで移動する。 As shown in FIG. 11-55(F), after the latter stage performance is completed, the movable body performance is executed. In this movable body performance, the movable body 32 falls from the origin position, which is located above the image display device 5, to a performance position overlapping with the approximate center position on the front side of the display area of the image display device 5. The movable body 32 that has fallen to the performance position is moved back to the origin position by the drive of a drive motor (not shown) or the like.

そして可動体演出が終了した後は、図11-55(G)に示すように、各変動パターンに応じたリーチ演出(該可変表示がスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示であればリーチ演出F、該可変表示がスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示であればリーチ演出I)が実行される。 After the movable body performance ends, as shown in FIG. 11-55 (G), a reach performance according to each variation pattern (if the variable display is a variable display with a Super Reach η variation pattern, then a reach performance F; if the variable display is a variable display with a Super Reach κ variation pattern, then a reach performance I) is executed.

次に、スーパーリーチλの変動パターンでの可変表示について説明する。図11-56(A)~図11-56(D)に示すように、該スーパーリーチλの変動パターンでの可変表示では、先ず、可変表示が開始されると、リーチ前の第2タイミングにおいてメータ029SG005Mが一気に5段階目まで増加して満タンになる。次に、画像表示装置5の表示領域の下部においてメータ029SG005Mが5段階まで増加した(満タンになった)旨と高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることを報知するテロップ画像029SG005Tが表示される。 Next, the variable display in the Super Reach λ fluctuation pattern will be described. As shown in Figures 11-56(A) to 11-56(D), in the variable display in the Super Reach λ fluctuation pattern, first, when the variable display starts, the meter 029SG005M increases all at once to the fifth stage and becomes full at the second timing before the reach. Next, a caption image 029SG005T is displayed at the bottom of the display area of the image display device 5 to inform the player that the meter 029SG005M has increased to the fifth stage (becomes full) and to inform the player that a high expectation reach performance development notification performance will be executed.

そして、リーチとなったりリーチ演出A~リーチ演出Dのいずれかが実行されることなく高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される。尚、該高期待度リーチ演出発展報知演出の演出態様は、図11-55にて前述した演出態様と同一である。高期待度リーチ演出発展報知演出の実行後は、図11-53に示すように、リーチ演出Iが実行されて最終的に可変表示結果がはずれまたは大当りであることが報知される。 Then, the high expectation reach performance development notification effect is executed without a reach occurring or any of the reach performances A to D being executed. The presentation mode of the high expectation reach performance development notification effect is the same as the presentation mode described above in FIG. 11-55. After the high expectation reach performance development notification effect is executed, as shown in FIG. 11-53, reach performance I is executed and it is finally announced that the variable display result is a miss or a jackpot.

以上、本特徴部029SGにおけるパチンコ遊技機1においては、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7は、リーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長く設定されているとともに、リーチ演出E発展報知演出が開始されてからリーチ演出Eが実行されて該リーチ演出Eの演出結果として可変表示結果が大当りであると報知されるまでの期間の長さL11は、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Fが実行されて該リーチ演出Fの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL12と、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Iが実行されて該リーチ演出Iの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL13と、よりも短く設定されているので、リーチ演出E発展示唆演出の実行後においてリーチ演出Eが実行される場合については、可変表示結果が大当りとなることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができる。また、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行後においてリーチ演出Iが実行される場合については、可変表示結果が大当りであると報知されるまでに好適に遊技者を該リーチ演出Iに注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 As described above, in the pachinko gaming machine 1 with this characteristic part 029SG, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is set to be longer than the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance, and the length L11 of the period from when the reach performance E development notification performance starts until the reach performance E is executed and the variable display result of the reach performance E is notified that it is a jackpot as a result of the performance of the reach performance E is set to be longer than the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance. Since the length of time L12 until the variable display result is notified as a jackpot as the result of the high expectation reach performance development notification performance is set shorter than the length of time L13 from the start of the high expectation reach performance development notification performance until the reach performance I is executed and the variable display result is notified as a jackpot as the result of the reach performance I, in the case where the reach performance E is executed after the execution of the reach performance E development suggestion performance, it is possible to suppress a decrease in interest in the game due to an excessively long period until the variable display result is notified as a jackpot. Also, in the case where the reach performance I is executed after the execution of the high expectation reach performance development notification performance, it is possible to appropriately draw the player's attention to the reach performance I until the variable display result is notified as a jackpot, thereby improving interest in the game.

また、図11-7に示すように、リーチ演出Bの実行期間の長さL2は、r-値演出Aの実行期間の長さL1よりも長く設定されているので、リーチ演出Aよりも長期間に亘ってリーチ演出Bに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。また、リーチ演出Bは、図11-7~図11-9に示すように、リーチ演出Aとは異なり演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前から発展報知演出が実行されることがないので、リーチ演出E発展報知演出が実行されない場合であっても該リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が大当りであることが報知されるか否かに対して遊技者を確実に注目させることが可能となっている。 As shown in FIG. 11-7, the length L2 of the execution period of reach performance B is set longer than the length L1 of the execution period of r-value performance A, so that the player can focus on reach performance B for a longer period than reach performance A, thereby increasing interest in the game. As shown in FIG. 11-7 to FIG. 11-9, unlike reach performance A, the reach performance B does not execute a development notification performance before the variable display result is notified as a performance result, so that even if the reach performance E development notification performance is not executed, it is possible to reliably draw the player's attention to whether or not the variable display result of the reach performance B will be notified that it is a jackpot.

また、図11-7~図11-9に示すように、リーチ演出Aやリーチ演出Bの実行中は、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する演出としてメータ演出が実行される場合があるので、該メータ演出の実行によって高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることに対する遊技者の期待感を喚起することができる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9, while reach performance A or reach performance B is being executed, a meter performance may be executed as a performance suggesting the execution of a high expectation reach performance development notification performance, so that the execution of the meter performance can arouse the player's anticipation that a high expectation reach performance development notification performance will be executed.

また、本特徴部029SGでは、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する演出としてメータ演出を実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、該メータ演出に替えて、或いは加えて、スピーカ8L、8Rからの音の出力態様、遊技効果ランプ9の発光態様等によって高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆してもよい。 In addition, in this feature section 029SG, an example is given of a form in which a meter effect can be executed as an effect suggesting the execution of a high expectation reach effect development notification effect, but the present invention is not limited to this, and instead of or in addition to the meter effect, the execution of a high expectation reach effect development notification effect may be suggested by the output mode of the sound from the speakers 8L and 8R, the light emission mode of the game effect lamp 9, etc.

また、本特徴部029SGでは、リーチ演出Aやリーチ演出Bを実行する場合のみメータ演出を実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cやリーチ演出Dを実行する場合においてもメータ演出を実行可能としてもよい。特にリーチ演出Cやリーチ演出Dの途中から事前演出と前兆演出が実行された後に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iとが実行されるスーパーリーチκの変動パターンでの可変表示においては、事前演出や前兆演出を契機としてメータ029SG005Mが5段階目まで増加する(高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を報知する表示態様に変化する)場合を設けてもよい。このようにすることで、スーパーリーチιの変動パターンの可変表示とスーパーリーチκの変動パターンの可変表示とで、事前演出や前兆演出の実行中にメータ029SG005Mが5段階目まで増加するか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this characteristic part 029SG, a form in which the meter performance can be executed only when the reach performance A or the reach performance B is executed is exemplified, but the present invention is not limited to this, and the meter performance can also be executed when the reach performance C or the reach performance D is executed. In particular, in the variable display of the variation pattern of the super reach κ in which the pre-performance and the premonition performance are executed from the middle of the reach performance C or the reach performance D, and then the high expectation reach performance development notification performance and the reach performance I are executed, a case may be provided in which the meter 029SG005M increases to the fifth stage (changes to a display mode that notifies the execution of the high expectation reach performance development notification performance) in response to the pre-performance or the premonition performance. In this way, the variable display of the variation pattern of the super reach ι and the variable display of the variation pattern of the super reach κ can draw the player's attention to whether the meter 029SG005M increases to the fifth stage during the execution of the pre-performance or the premonition performance, thereby improving the interest in the game.

また、図11-9及び図11-25に示すように、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示では、リーチ演出Aの実行を経由せずに第2タイミングで一気にメータ029SG005Mが5段階目まで増加して高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるので、リーチ演出Aが実行されない場合であっても高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行されることに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-9 and 11-25, in the variable display of the fluctuation pattern of the super reach λ, the meter 029SG005M increases to the fifth stage at once at the second timing without executing reach performance A, and the high expectation reach performance development notification performance is executed. Therefore, even if reach performance A is not executed, the player can be drawn to the fact that the high expectation reach performance development notification performance and reach performance I are being executed, thereby increasing the interest in the game.

尚、本特徴部029SGでは、図11-7~図11-9に示すように、リーチ演出Bが実行される場合は、高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行されることがない形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Bの実行後に高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行される場合を設けてもよい。このようにすることで、リーチ演出Bが実行される場合においても高期待度リーチ演出発展報知演出並びにリーチ演出Iが実行されるか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9, this feature section 029SG illustrates an example in which the high expectation reach performance development notification effect and reach performance I are not executed when reach performance B is executed, but the present invention is not limited to this, and there may be cases in which the high expectation reach performance development notification effect and reach performance I are executed after the execution of reach performance B. By doing this, even when reach performance B is executed, the player can be made to pay attention to whether or not the high expectation reach performance development notification effect and reach performance I will be executed, thereby increasing interest in the game.

また、本特徴部029SGでは、メータ演出としてメータ029SG005Mが第1タイミング~第5タイミングで1段階ずつ増加する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなくメータ029SG005Mが、いずれかのタイミングで2段階以上増加する場合を設けてもよい。更に、このように第1タイミング~第5タイミングのいずれかで2段階以上メータ029SG005Mが増加するタイミングを設けるときは、リーチ演出Aやリーチ演出Bが開始されるよりも前のタイミングでメータ029SG005Mが5段階目まで増加した場合とリーチ演出Aやリーチ演出Bが開始された後のタイミングでメータ029SG005Mが5段階目まで増加した場合とで、リーチ演出Iに発展する割合が異なってもよい。また、本特徴部029SGではメータ演出としてメータ029SG005Mの表示態様を5段階目まで変化可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、メータ演出としては、メータ029SG005Mの表示態様を4段階以下または6段階以上変化可能としてもよい。 In addition, in this characteristic part 029SG, the meter 029SG005M is shown to increase by one step at each of the first to fifth timings as an example of the meter performance, but the present invention is not limited to this, and the meter 029SG005M may increase by two or more steps at any timing. Furthermore, when the meter 029SG005M is increased by two or more steps at any of the first to fifth timings in this manner, the rate at which the meter 029SG005M progresses to reach performance I may differ between the case where the meter 029SG005M has increased to the fifth step before the start of reach performance A or reach performance B and the case where the meter 029SG005M has increased to the fifth step after the start of reach performance A or reach performance B. In addition, in this characteristic part 029SG, an example of a meter presentation in which the display mode of the meter 029SG005M can be changed up to five stages is shown, but the present invention is not limited to this, and the meter presentation may be such that the display mode of the meter 029SG005M can be changed in four stages or less or six stages or more.

また、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Iが実行されて該リーチ演出Iの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL13は、高期待度リーチ演出発展報知演出が開始されてからリーチ演出Fが実行されて該リーチ演出Fの演出結果として可変表示結果が大当りと報知されるまでの期間の長さL12よりも長く設定されているので、より大当り期待度の高いリーチ演出Iが実行されたときの演出結果が報知されるまでの期間を長くすることで、大当り遊技状態に制御される期待感を効果的に高めることができる。 Also, as shown in Figures 11-8 and 11-9, the length of the period L13 from when the high expectation reach performance development notification performance is started until reach performance I is executed and the variable display result is notified of a jackpot as the performance result of the reach performance I is set to be longer than the length of the period L12 from when the high expectation reach performance development notification performance is started until reach performance F is executed and the variable display result is notified of a jackpot as the performance result of the reach performance F. Therefore, by lengthening the period until the performance result is notified when reach performance I with a higher expectation of a jackpot is executed, the sense of expectation of being controlled in a jackpot game state can be effectively increased.

また、図11-23~図11-25に示すように、本特徴部029SGにおいて高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆するメータ演出は、可変表示の第1タイミング~第5タイミングにかけて最大で5段階(メータ演出非実行の状態を入れれば6段階)にかけて段階的に表示態様が変化していく演出である。一方で、図11-45に示すように、本特徴部029SGにおいてリーチ演出Eの実行を示唆するリーチ演出E発展示唆演出は、2段階に亘ってリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様が変化していく演出である。つまり、本特徴部029SGでは、メータ演出としては、メータ029SG005Mの表示態様が5段階まで変化可能であるが、リーチ演出E発展示唆演出としては、リーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様は2段階までしか変化することがない。このため、メータ演出においてはリーチ演出E発展示唆演出よりも演出対象の画像(メータ029SG005M)が5段階目まで変化し易いため、メータ029SG005Mが5段階目まで増加するか否に遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 As shown in Figures 11-23 to 11-25, the meter effect suggesting the execution of a high-expectation reach effect development notification effect in this feature part 029SG is an effect in which the display mode changes in stages over a maximum of five stages (six stages if the state in which the meter effect is not executed is included) from the first timing to the fifth timing of the variable display. On the other hand, as shown in Figure 11-45, the reach effect E development suggestion effect suggesting the execution of reach effect E in this feature part 029SG is an effect in which the display mode of the reach effect E development suggestion image 029SG170 changes over two stages. In other words, in this feature part 029SG, the display mode of the meter 029SG005M can change up to five stages as a meter effect, but the display mode of the reach effect E development suggestion image 029SG170 can only change up to two stages as a reach effect E development suggestion effect. For this reason, in meter effects, the image of the effect target (meter 029SG005M) is more likely to change to the fifth stage than in reach effect E development suggestion effects, so the player can pay attention to whether the meter 029SG005M will increase to the fifth stage, increasing interest in the game.

尚、本特徴部029SGでは、メータ演出としてメータ029SG005Mの表示態様を5段階目まで変化可能とする一方で、リーチ演出E発展示唆演出としてリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様を2段階目までしか変化できない形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出E発展示唆演出としてリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様を5段階目まで変化可能としてもよい。尚、このように、リーチ演出E発展示唆演出としてリーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様を5段階目まで変化可能とする場合は、リーチ演出E発展示唆画像029SG170の表示態様が5段階目まで変化する割合をメータ029SG005Mの表示態様が5段階目まで変化する割合よりも低く設定すればよい。 In this characteristic part 029SG, the display mode of the meter 029SG005M can be changed up to five stages as a meter performance, while the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 can only be changed up to two stages as a reach performance E development suggestion performance. However, the present invention is not limited to this, and the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 can be changed up to five stages as a reach performance E development suggestion performance. In this way, when the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 can be changed up to five stages as a reach performance E development suggestion performance, the rate at which the display mode of the reach performance E development suggestion image 029SG170 changes up to the fifth stage can be set lower than the rate at which the display mode of the meter 029SG005M changes up to the fifth stage.

また、図11-7~図11-9に示すように、スーパーリーチδやスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示では、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されているので、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行された後にリーチ演出Aよりも大当り期待度の高いリーチ演出Fが実行されることを、リーチ演出E発展報知演出の実行が示唆された後にリーチ演出Eが実行されることよりも長期間に亘って示唆することができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9, in the variable display of the Super Reach δ and Super Reach ζ fluctuation patterns, the length L5 of the period during which the meter performance can be executed is set longer than the length L6a of the period during which the reach performance E development suggestion performance can be executed, so that it is possible to suggest for a longer period that a reach performance F, which has a higher expectation of a jackpot than a reach performance A, will be executed after the high expectation reach performance development notification performance is executed, compared to the execution of a reach performance E development notification performance after the execution of the reach performance E is suggested, thereby increasing interest in the game.

尚、本特徴部029SGでは、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも長く設定されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メータ演出実行可能期間の長さL5がリーチ演出E発展示唆演出実行可能期間の長さL6aよりも短く設定されていてもよい。 In addition, in this feature part 029SG, an example is given in which the length L5 of the period in which the meter performance can be executed is set to be longer than the length L6a of the period in which the reach performance E development suggestion performance can be executed, but the present invention is not limited to this, and the length L5 of the period in which the meter performance can be executed may be set to be shorter than the length L6a of the period in which the reach performance E development suggestion performance can be executed.

また、本特徴部029SGでは、メータ029SG005Mをメータ演出の実行が決定された場合以外においても画像表示装置5に表示可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、メータ029SG005Mはメータ演出の実行が決定された場合のみ画像表示装置5に表示するようにしてもよい。更には、メータ029SG005Mは、1段階目の増加タイミングで初めて画像表示装置5に表示されるようにしてもよい。 In addition, this characteristic part 029SG illustrates an example of a form in which the meter 029SG005M can be displayed on the image display device 5 even when it is not determined that a meter performance is to be performed, but the present invention is not limited to this, and the meter 029SG005M may be displayed on the image display device 5 only when it is determined that a meter performance is to be performed. Furthermore, the meter 029SG005M may be displayed on the image display device 5 for the first time at the timing of the first stage increase.

更に、リーチ演出E発展示唆演出は、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に実行可能となっている演出であるので、リーチ演出Bの実行中にリーチ演出E発展示唆演出が実行されることによって、遊技者がリーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が大当りであると報知されないと認識することによる遊技興趣の低下を防止できる。 Furthermore, since the reach effect E development suggestion effect is an effect that can be executed after the variable display result (miss) is notified as the result of the reach effect B, by executing the reach effect E development suggestion effect while the reach effect B is being executed, it is possible to prevent a decrease in the player's interest in the game due to the player realizing that the variable display result is not notified as a jackpot as the result of the reach effect B.

尚、本特徴部029SGでは、リーチ演出Bからリーチ演出Eに発展するパターンとしては、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が報知された後にリーチ演出E発展報知演出とリーチ演出Eとが実行されるパターン(図1-8(F)参照)のみが開示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Bからリーチ演出Eに発展するパターンとしては、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前にリーチ演出E発展報知演出とリーチ演出Eとが実行される場合を設けてもよい。このように、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前にリーチ演出E発展報知演出とリーチ演出Eとが実行される場合を設けるときは、リーチ演出Bの実行中にリーチ演出E発展示唆演出を実行可能としてもよい。 Note that in this feature part 029SG, the only pattern disclosed as a pattern for progressing from reach performance B to reach performance E is a pattern in which a reach performance E development notification performance and a reach performance E are executed after a variable display result is announced as the performance result of reach performance B (see FIG. 1-8 (F)). However, the present invention is not limited to this, and a pattern for progressing from reach performance B to reach performance E may also be provided in which a reach performance E development notification performance and a reach performance E are executed before a variable display result is announced as the performance result of reach performance B. In this way, when providing a case in which a reach performance E development notification performance and a reach performance E are executed before a variable display result is announced as the performance result of reach performance B, a reach performance E development suggestion performance may be executed while the reach performance B is being executed.

また、図11-31~図11-34に示すように、リーチ演出A~リーチ演出Fの実行中は、チャンスアップ演出を実行可能であり、いずれの演出パターンにてチャンスアップ演出が実行されるかに応じて大当り期待度が異なっている。 In addition, as shown in Figures 11-31 to 11-34, while reach effects A to F are being executed, chance up effects can be executed, and the probability of winning varies depending on which effect pattern the chance up effect is executed in.

特にリーチ演出Aの後にリーチ演出Fを実行するスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Aの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との計2回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能であるのに対して、リーチ演出Fの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作及び操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像表示の計3回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能となっている。このため、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Aの実行中よりもリーチ演出Fの実行中の方がチャンスアップ演出を構成する演出の実行回数が増加することによって、リーチ演出Fの演出結果に対して遊技者を好適に注目させることができる。 In particular, for the variable display in the variation pattern of super reach η, in which reach performance F is executed after reach performance A, during the execution of reach performance A, it is possible to execute a total of two performances constituting the chance-up performance, the red display of the reach title and the movement of the movable body 32, whereas during the execution of reach performance F, it is possible to execute a total of three performances constituting the chance-up performance, the red display of the reach title, the movement of the movable body 32, and the image display of the stick controller 31A as an operation prompting image. For this reason, for the variable display in the variation pattern of super reach η, the number of times the performances constituting the chance-up performance are executed is increased during the execution of reach performance F compared to during the execution of reach performance A, which makes it possible to appropriately draw the player's attention to the performance result of reach performance F.

更には、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出Eを実行するスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とカットイン画像029SG200の表示との計3回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能であるのに対して、リーチ演出Eの実行中には、チャンスアップ演出としてリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との計2回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能となっている。このため、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中よりもリーチ演出Eの実行中の方がチャンスアップ演出を構成する演出の実行回数が少ないことによって、リーチ演出Eの演出結果に対して遊技者を過度に注目させることが防止できるので、遊技興趣を向上できる。 Furthermore, for the variable display in the variation pattern of super reach ζ, in which reach performance E is executed after the execution of reach performance B, during the execution of reach performance B, it is possible to execute a total of three performances constituting the chance-up performance, including the red display of the reach title, the movement of the movable body 32, and the display of the cut-in image 029SG200, whereas during the execution of reach performance E, it is possible to execute a total of two performances constituting the chance-up performance, including the red display of the reach title and the movement of the movable body 32, as a chance-up performance. For this reason, for the variable display in the variation pattern of super reach ζ, the number of performances constituting the chance-up performance are executed less frequently during the execution of reach performance E than during the execution of reach performance B, which prevents the player from paying excessive attention to the performance result of reach performance E, thereby improving the interest in the game.

尚、本特徴部029SGでは、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出Eを実行するスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中には、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とカットイン画像029SG200の表示との計3回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能であるのに対して、リーチ演出Eの実行中には、チャンスアップ演出としてリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との計2回に亘ってチャンスアップ演出を構成する演出を実行可能である形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Bの実行後にリーチ演出Eを実行するスーパーリーチζの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Bの実行中は、チャンスアップ演出を構成する演出をリーチ演出Eの実行中と同数実行可能としてもよい。 In this characteristic part 029SG, for the variable display in the variation pattern of super reach ζ, which executes reach performance E after the execution of reach performance B, during the execution of reach performance B, it is possible to execute a total of three performances constituting the chance-up performance, including the red display of the reach title, the movement of the movable body 32, and the display of the cut-in image 029SG200, whereas during the execution of reach performance E, it is possible to execute a total of two performances constituting the chance-up performance, including the red display of the reach title and the movement of the movable body 32, as the chance-up performance. However, the present invention is not limited to this, and for the variable display in the variation pattern of super reach ζ, which executes reach performance E after the execution of reach performance B, it is also possible to execute the same number of performances constituting the chance-up performance during the execution of reach performance B as during the execution of reach performance E.

尚、本特徴部029SGでは、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技効果ランプ9の特定パターンでの発光、スピーカ8L、8Rからの特定音の出力、導光板の発光、画像表示装置5での導光板(擬似導光板)の表示、画像表示装置5自体の動作等を、チャンスアップ演出を構成する演出に含んでもよい。 In this characteristic section 029SG, examples of the effects constituting the chance-up effect include the red display of the reach title, the movement of the movable body 32, the display of the cut-in image 029SG200, and the display of an image of the stick controller 31A as an operation prompting image, but the present invention is not limited to these. For example, the effects constituting the chance-up effect may include the illumination of the game effect lamp 9 in a specific pattern, the output of a specific sound from the speakers 8L and 8R, the illumination of the light guide plate, the display of a light guide plate (pseudo light guide plate) on the image display device 5, the operation of the image display device 5 itself, etc.

また、本特徴部029SGでは、チャンスアップ演出を構成する演出として、リーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示等のいずれも遊技者の操作にかかわらず実行される演出(能動的演出)を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、チャンスアップ演出を構成する演出としては、遊技者がプッシュボタン31Bやスティックコントローラ31A等の操作手段を操作することによって遊技効果ランプ9の発光色が変化する(所謂裏ボタン)等の遊技者による操作が行われることではじめて実行される演出(能動的演出)を含んでいてもよい。 In addition, in this feature section 029SG, examples of the effects that make up the chance-up effect include the red display of the reach title, the movement of the movable body 32, the display of the cut-in image 029SG200, and the display of the image of the stick controller 31A as an operation prompt image, all of which are effects that are executed regardless of the player's operation (active effects). However, the present invention is not limited to this, and the effects that make up the chance-up effect may include effects that are executed only when the player operates an operation means such as the push button 31B or stick controller 31A to change the light color of the game effect lamp 9 (the so-called back button) (active effects) that are executed only when the player operates the operation means.

また、図11-7~図11-9、図11-30に示すように、スーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出をリーチ演出Cと該リーチ演出Cよりも大当り期待度の高いリーチ演出Dとから決定可能となっている。そして、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前に事前演出と前兆演出とが実行され且つ高期待度リーチ演出発展報知演出が実行された場合はリーチ演出Iが実行され、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後にリーチ演出G発展報知演出が実行された場合はリーチ演出Iよりも大当り期待度の低いリーチ演出Gが実行される。 As shown in Fig. 11-7 to Fig. 11-9 and Fig. 11-30, for the variable display of the variation patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ, the reach performance of the Super Reach to be executed can be determined from reach performance C and reach performance D, which has a higher expectation of a jackpot than reach performance C. If the pre-performance and the premonition performance are executed and the high expectation reach performance development notification performance is executed before the variable display result is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, the reach performance I is executed, and if the reach performance G development notification performance is executed after the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, the reach performance G, which has a lower expectation of a jackpot than the reach performance I, is executed.

更に、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が報知されるよりも前に事前演出と前兆演出とが実行され且つリーチ演出H発展報知演出が実行された場合はリーチ演出Iよりも大当り期待度が低いリーチ演出Hが実行されるようになっているので、リーチ演出の種類と発展報知演出との組み合わせによって演出を多様化することができる。 Furthermore, before the variable display result is announced as the result of reach performance C or reach performance D, the pre-performance and premonition performances are executed, and when the reach performance H development announcement performance is executed, the reach performance H, which has a lower expectation of a jackpot than the reach performance I, is executed, so that the performances can be diversified by combining the types of reach performances and the development announcement performances.

特に、スーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示については、図11-30(A)及び図11-30(B)に示す割合にてリーチ演出Cとリーチ演出Dとのどちらを実行するかを決定することによって、リーチ演出Cの実行が決定された場合の方がリーチ演出Dの実行が決定された場合よりも前兆演出が実行された後にリーチ演出I(高期待度リーチ演出発展報知演出)が実行される割合を高く設定されているので、実行されるリーチ演出と高期待度リーチ演出発展報知演出とに所定の関係を持たせることができ、リーチ演出と発展報知演出の演出興趣を向上できる。 In particular, for the variable display of the variation patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ, by determining whether to execute reach performance C or reach performance D at the ratios shown in Figures 11-30 (A) and 11-30 (B), the ratio of the reach performance I (high expectation reach performance development notification performance) being executed after the premonition performance is executed is set higher when the execution of reach performance C is decided than when the execution of reach performance D is decided, so that a predetermined relationship can be established between the executed reach performance and the high expectation reach performance development notification performance, thereby increasing the interest in the reach performance and the development notification performance.

また、本特徴部029SGでは、スーパーリーチγ、スーパーリーチε、スーパーリーチθ、スーパーリーチι、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するリーチ演出をリーチ演出Cとリーチ演出Dとから決定可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示中にリーチ演出Cを実行する変動パターンと、可変表示中にリーチ演出Dを実行する変動パターンと、を個別に設けてもよい。 In addition, in this feature section 029SG, an example has been given of a form in which the reach performance to be executed can be determined from reach performance C and reach performance D in the variable display of the variable patterns of Super Reach γ, Super Reach ε, Super Reach θ, Super Reach ι, and Super Reach κ, but the present invention is not limited to this, and a variable pattern in which reach performance C is executed during the variable display and a variable pattern in which reach performance D is executed during the variable display may be provided separately.

また、前記特徴部029SGでは、図11-34に示すように、チャンスアップ演出の実行の有無や演出パターンを可変表示結果に応じて異なる割合にて決定する、つまり、チャンスアップ演出は、リーチ演出の演出結果として可変表示結果が大当りとなることを示唆する演出として実行される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出期間中に実行可能なチャンスアップ演出については、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかが実行されること(リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展すること)を示唆する演出として実行可能としてもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-34, whether or not a chance-up effect is executed and the effect pattern are determined at different rates depending on the variable display result. In other words, the example shows a form in which the chance-up effect is executed as an effect that suggests that the variable display result will be a jackpot as the effect result of the reach effect, but the present invention is not limited to this, and the chance-up effect that can be executed during the effect period of reach effect A to reach effect D may be executed as an effect that suggests that any of reach effect E to reach effect I will be executed (developing into any of reach effect E to reach effect I).

更には、チャンスアップ演出としては、可変表示結果が大当りとなることやリーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかが実行されることの他に、可変表示結果が大当りとなった場合の大当り遊技のラウンド数が10ラウンドであること、大当り遊技終了後に確変状態に制御されること等を示唆可能としてもよい。 Furthermore, as a chance-up effect, in addition to the variable display result being a jackpot and one of reach effects E to I being executed, it may also be possible to indicate that the number of rounds of the jackpot game when the variable display result is a jackpot will be 10 rounds, that the game will be controlled to a high probability state after the jackpot game ends, etc.

また、図11-9に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行された後に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される場合と、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行された後にリーチ演出H発展報知演出が実行される場合とでは、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dと発展報知演出との間の期間にて共通の事前演出を実行可能であることにより、事前演出が実行されることで発展報知演出への遊技者の注目を高めつつ、発展報知演出として高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出H発展報知演出のどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in FIG. 11-9, in the case where a high expectation reach performance development notification performance is executed after a reach performance C or a reach performance D is executed, and in the case where a reach performance H development notification performance is executed after a reach performance C or a reach performance D is executed, a common pre-performance can be executed in the period between the reach performance C or the reach performance D and the development notification performance. By executing the pre-performance, the player's attention to the development notification performance can be increased, while the player's attention can be drawn to whether the high expectation reach performance development notification performance or the reach performance H development notification performance will be executed as the development notification performance, thereby increasing interest in the game.

また、図11-7~図11-9及び図11-27~図11-28に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行期間中においては、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行後にリーチ演出H発展報知演出と高期待度リーチ演出発展報知演出のうちどちらが実行されるかの示唆、及びリーチ演出H発展報知演出の実行と高期待度リーチ演出発展報知演出の実行の両方を示唆可能な分岐先示唆演出を実行可能となっているので、発展先示唆演出が実行されることで発展報知演出が実行されることへの遊技者の注目を高めつつ、リーチ演出H発展報知演出と高期待度リーチ演出発展報知演出のどちらが実行されるかに遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in Figures 11-7 to 11-9 and Figures 11-27 to 11-28, during the execution period of reach performance C or reach performance D, it is possible to execute a branch destination suggestion effect that suggests whether a reach performance H development announcement effect or a high expectation reach performance development announcement effect will be executed after the execution of reach performance C or reach performance D, and that can suggest the execution of both a reach performance H development announcement effect and a high expectation reach performance development announcement effect. Therefore, by executing the development destination suggestion effect, the player's attention can be increased to the execution of the development announcement effect, while the player's attention can be drawn to whether a reach performance H development announcement effect or a high expectation reach performance development announcement effect will be executed, thereby increasing the player's interest in the game.

また、本特徴部029SGでは、発展先示唆演出として、リーチ演出H発展報知演出が実行されることと、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されることを示唆可能とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発展先示唆演出としては、リーチ演出G発展報知演出が実行されることを示唆可能としてもよい。 In addition, in this feature part 029SG, an example has been given of a form in which it is possible to suggest that a reach performance H development notification performance will be executed and that a high expectation reach performance development notification performance will be executed as a development suggestion performance, but the present invention is not limited to this, and it is also possible to suggest that a reach performance G development notification performance will be executed as a development suggestion performance.

また、本特徴部029SGでは、リーチ演出Cまたはリーチ演出Cを実行する変動パターンの可変表示にて発展先示唆演出を実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Aを実行する変動パターンの可変表示やリーチ演出Bを実行する変動パターンの可変表示においても発展先示唆演出を実行可能としてもよい。 In addition, in this feature section 029SG, an example is given of a form in which a development suggestion effect can be executed by a variable display of a variable pattern that executes reach effect C or reach effect C, but the present invention is not limited to this, and a development suggestion effect can also be executed by a variable display of a variable pattern that executes reach effect A or a variable display of a variable pattern that executes reach effect B.

また、図11-30(D)に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンと、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dとして演出結果が報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンとについて、可変表示結果が大当りとなるときには、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が60%であるのに対して、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が40%であるので、リーチ演出Cとリーチ演出Dのどちらが実行されるかによって、リーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンの可変表示であるのか、リーチ演出Hが実行されるスーパーリーチθの変動パターンの可変表示であるのかが推測できるようになるので、リーチ演出Cとリーチ演出Dのどちらが実行されるかに対して遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 As shown in FIG. 11-30(D), for the variation pattern of Super Reach κ in which a high expectation reach performance development notification effect and a reach performance I are executed before the performance result is notified as a reach performance C or a reach performance D, and the variation pattern of Super Reach θ in which a reach performance G development notification effect and a reach performance G are executed after the performance result is notified as a reach performance C or a reach performance D, when the variable display result is a jackpot, the difference between the rate at which the reach performance C is executed and the rate at which the reach performance D is executed in the variable display of the variable display of the Super Reach κ variation pattern is 6. 0%, whereas the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed is 40%, so depending on whether reach performance C or reach performance D is executed, it becomes possible to guess whether reach performance I is executed in the variable display of the variable pattern of the super reach κ, or whether reach performance H is executed in the variable display of the variable pattern of the super reach θ, and therefore it is possible to draw the player's attention to whether reach performance C or reach performance D is executed, thereby increasing the player's interest in the game.

尚、本特徴部029SGでは、スーパーリーチκの変動パターンと、スーパーリーチθの変動パターンとについて、可変表示結果が大当りとなる場合は、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差よりも小さく設定されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果がはずれとなる場合について、スーパーリーチθの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差が、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示にてリーチ演出Cが実行される割合とリーチ演出Dが実行される割合との差よりも小さく設定されていてもよい。 In this characteristic part 029SG, for the Super Reach κ fluctuation pattern and the Super Reach θ fluctuation pattern, when the variable display result is a jackpot, the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach θ fluctuation pattern is set to be smaller than the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern. However, the present invention is not limited to this, and when the variable display result is a miss, the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach θ fluctuation pattern may be set to be smaller than the difference between the rate at which reach performance C is executed and the rate at which reach performance D is executed in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern.

以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。 Although the embodiments of the present invention have been described above with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to these embodiments, and the present invention also includes modifications and additions that do not deviate from the gist of the present invention.

例えば、前記特徴部029SGでは、画像表示装置5の表示領域の下部に保留記憶表示を表示可能な、第1保留記憶表示エリア029SG005Dと第2保留記憶表示エリア029SG005Uとを設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-1として図11-57に示すように、画像表示装置5の表示領域の所定位置(例えば、画像表示装置5の表示領域の下部の中央)に、実行中の可変表示に対応する保留記憶表示をアクティブ表示として表示可能なアクティブ表示エリア029SG005Fを設けてもよい。 For example, the characteristic part 029SG exemplifies a form in which a first pending memory display area 029SG005D and a second pending memory display area 029SG005U are provided at the bottom of the display area of the image display device 5, which are capable of displaying a pending memory display, but the present invention is not limited to this. As a modified example 029SG-1, as shown in FIG. 11-57, an active display area 029SG005F may be provided at a predetermined position of the display area of the image display device 5 (for example, the center of the bottom of the display area of the image display device 5) in which a pending memory display corresponding to the variable display currently being executed can be displayed as an active display.

また、このようにアクティブ表示を表示可能とする場合は、前述した先読み予告演出と同様に、アクティブ表示の表示態様を複数設け、いずれの表示態様でアクティブ表示が表示されているかに応じて大当り期待度が異なるアクティブ表示演出を実行可能としてもよい。例えば、アクティブ表示の表示態様として白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形の3種類を設け、アクティブ表示の表示態様が赤色の丸形で表示されている場合が最も大当り期待度が高く、白色の丸形で表示されている場合が最も大当り期待度が低く設定されていればよい(アクティブ表示の表示態様の大当り期待度:赤色>青色>白色)。 In addition, when the active display can be displayed in this manner, multiple display modes of the active display can be provided, as in the above-mentioned look-ahead preview performance, and an active display performance can be executed in which the probability of winning varies depending on which display mode the active display is displayed in. For example, three types of display modes for the active display can be provided: a white circle, a blue circle, and a red circle, and the highest probability of winning can be set when the active display is displayed in a red circle display mode, and the lowest probability of winning can be set when the active display is displayed in a white circle display mode (expected probability of winning for display modes of the active display: red > blue > white).

更に、アクティブ表示の表示態様を可変表示中に白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化可能とし、アクティブ表示の表示態様が赤色の丸形の変化したことによって実行中の可変表示の大当り期待度が上昇したことを示唆可能としてもよい。 Furthermore, the display mode of the active display may be changed from a white or blue circle to a red circle during variable display, and the change in the display mode of the active display to a red circle may indicate an increase in the likelihood of a jackpot for the variable display being executed.

このようにアクティブ表示の表示態様を可変表示中に変化可能とする場合は、図11-58(A)及び図11-58(B)に示すように、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出Eが実行されるスーパーリーチζの変動パターンの可変表示について、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合をP1する。 In this way, when the display mode of the active display can be changed during the variable display, as shown in Figures 11-58 (A) and 11-58 (B), for the variable display of the fluctuation pattern of super reach ζ, in which the variable display result (miss) is once notified as the performance result of reach performance B and then reach performance E is executed, the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance E is set to P1.

また、リーチ演出Aの実行中に高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されて更にリーチ演出Fが実行されるスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示について、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合をP2、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合をP3とする。 In addition, for the variable display in the variation pattern of super reach η, in which a high expectation reach development notification display is executed during the execution of reach performance A and then reach performance F is executed, the rate at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance A is P2, and the rate at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance F is P3.

このとき、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合であるP3を、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形の変化する割合であるP1や、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合であるP2よりも高く設定してもよい。 In this case, P3, which is the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle while reach performance F is being executed, may be set higher than P1, which is the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle while reach performance E is being executed, or P2, which is the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle while reach performance A is being executed.

このようにすることで、スーパーリーチηの変動パターンにて可変表示が実行される場合(リーチ演出Aが実行されてリーチ演出Fが実行される場合)は、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始前からアクティブ表示の表示態様が赤色の丸形に変化することによりリーチ演出Fが実行されることが遊技者に予め認識されてしまう虞を低減できる。また、リーチ演出Eが実行される場合とリーチ演出Fが実行される場合とでは、リーチ演出Eよりも大当り期待度が高いリーチ演出Fにおいてより高い割合でアクティブ表示の表示態様が赤色の丸形に変化することで、大当り期待度に応じて適切にアクティブ表示の表示態様を赤色の丸形に変化させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In this way, when a variable display is executed in the variation pattern of the super reach η (when reach performance A is executed and then reach performance F is executed), the display mode of the active display changes to a red circle before the start of the high expectation reach performance development notification performance, reducing the risk of the player realizing in advance that reach performance F will be executed. Also, when reach performance E is executed and when reach performance F is executed, the display mode of the active display changes to a red circle at a higher rate in reach performance F, which has a higher expectation of a jackpot than reach performance E, so that the display mode of the active display can be changed to a red circle appropriately according to the expectation of a jackpot, improving interest in the game.

また、前記変形例029SG-1では、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3が、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2よりも高い形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-2として、前記変形例029SG-1と同じくスーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Fの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P3を、リーチ演出Aの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P2よりも高く設定するとともに、スーパーリーチζの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Eの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P1を、リーチ演出Bの実行中にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合よりも高く設定してもよい。 In addition, in the above-mentioned modified example 029SG-1, in the variable display in the variable pattern of the super reach η, the rate P3 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach performance F is higher than the rate P2 at which the display form of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of the reach performance A. However, the present invention is not limited to this, and as modified example 029SG-2, in the same manner as the above-mentioned modified example 029SG-1, in the variable display in the variable pattern of the super reach η, during the execution of the reach performance F, The rate P3 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle may be set higher than the rate P2 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance A, and the rate P1 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance E in the variable display of the variation pattern of super reach ζ may be set higher than the rate at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle during the execution of reach performance B.

このように、アクティブの表示態様として複数の態様を設け、いずれの表示態様でアクティブ表示が表示されるかに応じて大当り期待度が異なることにより、大当り期待度を遊技者に認識させ易くできるとともに、アクティブ表示の表示態様がリーチ演出E発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出の実行前に赤色の丸形に変化することによって遊技者に予め大当り期待度が高いと認識されてしまうことによる遊技興趣の低下の虞を低減することができる。 In this way, by providing multiple modes as the active display mode and varying the likelihood of a jackpot depending on which display mode the active display is displayed in, it is possible to make the player more easily aware of the likelihood of a jackpot, and by changing the display mode of the active display to a red circle before the execution of the reach performance E development notification performance or the high expectation reach performance development notification performance, it is possible to reduce the risk of a decrease in interest in the game due to the player perceiving in advance that the likelihood of a jackpot is high.

また、前記特徴部029SGでは、リーチ演出Aやリーチ演出B等のリーチ演出を経由せずに高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されてリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチλの変動パターンが設けられているが、変形例029SG-3として、該スーパーリーチλの変動パターンの可変表示においては、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも高く設定してもよい。このようにリーチ演出Iの実行前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化することによって予め遊技者にリーチ演出Iが実行されることを認識させ易くできるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic part 029SG, a variation pattern of the super reach λ is provided in which a high expectation reach performance development notification performance is executed and reach performance I is executed without going through reach performances such as reach performance A and reach performance B. As a modified example 029SG-3, in the variable display of the variation pattern of the super reach λ, the rate P5 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle before the start of reach performance I may be set higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of reach performance I. In this way, by changing the display mode of the active display from a white circle or a blue circle to a red circle before the execution of reach performance I, it is possible to make the player more aware in advance that reach performance I will be executed, thereby improving the interest in the game.

尚、本変形例029SG-3では、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも高く設定する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチλの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Iの開始前にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P5を、リーチ演出Iの開始後にアクティブ表示の表示態様が白色の丸形や青色の丸形から赤色の丸形に変化する割合P6よりも低く設定してもよい。このようにすることで、アクティブ表示の表示態様が赤色の丸形に変化していないにも関わらず他のリーチ演出を経由せずにリーチ演出Iが実行される状況を作り出すことができるので、遊技に意外性を付与することができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this modified example 029SG-3, in the variable display of the Super Reach λ variation pattern, the rate P5 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle before the start of the Reach performance I is set to be higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of the Reach performance I is set to be higher than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of the Reach performance I is set to be lower than the rate P6 at which the display mode of the active display changes from a white circle or a blue circle to a red circle after the start of the Reach performance I. By doing so, it is possible to create a situation in which the Reach performance I is executed without going through another Reach performance even though the display mode of the active display has not changed to a red circle, which gives the game an element of surprise and increases the interest in the game.

また、前記特徴部029SGや変形例029SG-1~変形例029SG-3では、保留記憶表示やアクティブ表示の表示態様として白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形の3種類を設け、保留記憶表示やアクティブ表示がいずれの表示態様で表示されるかに応じて大当り期待度を異ならせる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら保留記憶表示やアクティブ表示の表示態様の数としては、2種類のみや4種類以上であってもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG and the modified examples 029SG-1 to 029SG-3, three types of display modes for the reserved memory display and active display are provided: a white circle, a blue circle, and a red circle. The expected probability of a jackpot is different depending on which display mode the reserved memory display and active display are displayed in. However, the present invention is not limited to this, and the number of display modes for the reserved memory display and active display may be only two types or four or more types.

更に、前記変形例029SG-1~変形例029SG-3では、リーチ演出の実行中にアクティブ表示の表示態様が変化可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、アクティブ表示態様の変化タイミングはリーチ演出の実行中以外のタイミング、例えば、発展示唆演出や発展報知演出の実行中、可変表示の開始タイミング等を含んでいてもよい。更に、可変表示中に飾り図柄の仮停止と再可変表示とを含む擬似連演出を実行可能とする場合は、仮停止や再可変表示のタイミングでアクティブ表示の表示態様を変化可能としてもよい。 Moreover, in the above-mentioned modified examples 029SG-1 to 029SG-3, examples have been given in which the display mode of the active display can be changed while a reach performance is being executed, but the present invention is not limited to this, and the timing of the change in the active display mode may include timing other than while a reach performance is being executed, for example, while a development suggestion performance or development notification performance is being executed, or the start timing of the variable display. Furthermore, if it is possible to execute a pseudo consecutive performance that includes a temporary stop and re-variable display of the decorative pattern during the variable display, the display mode of the active display may be changed at the timing of the temporary stop or re-variable display.

また、前記特徴部029SGでは、保留記憶表示の表示態様として白色の丸形、青色の丸形、赤色の丸形の3種類を設け、保留記憶表示がいずれの表示態様で表示されるかに応じて大当り期待度を異ならせる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-4として、保留記憶表表示の表示態様として丸形の他に三角形や四角形、星形等を設け、保留記憶表示がいずれの形状で表示されるかに応じてリーチ演出E、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iのいずれのリーチ演出に発展するかを示唆可能としてもよい。尚この場合、CPU103は、入賞時乱数値判定処理を実行して変動パターン(変動カテゴリ)をスーパーリーチと判定したとき、更にスーパーリーチα~スーパーリーチλのいずれのスーパーリーチの変動パターンであるか(可変表示中にリーチ演出A~リーチ演出Iのいずれを実行するのか)を判定し、該判定に応じたスーパーリーチの変動カテゴリコマンド(いずれのスーパーリーチの変動パターンを実行するかの情報を含む変動カテゴリコマンド)を演出制御基板12に対して送信すればよい。このようにすることで、演出制御用CPU120は、CPU103から受信したスーパーリーチの変動カテゴリコマンドに基づいて保留記憶表表示の表示態様を丸形、三角形、四角形、星形等をから決定すればよい。また、可変表示の開始前から保留記憶表示の形状に遊技者を注目させることが可能となるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic part 029SG, three types of display forms for the reserved memory display are provided: a white circle, a blue circle, and a red circle, and an example is given of a form in which the expected probability of a jackpot varies depending on which display form the reserved memory display is displayed in. However, the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-4, in addition to a circle, a triangle, a square, a star, etc. may be provided as the display form for the reserved memory table display, and it may be possible to suggest which of the reach effects E, F, G, H, or I the reserved memory display will develop into depending on which shape it is displayed in. In this case, when the CPU 103 executes the winning random number value judgment process and judges that the fluctuation pattern (fluctuation category) is a super reach, it further judges which of the Super Reach α to Super Reach λ the Super Reach fluctuation pattern is (which of Reach performance A to Reach performance I will execute during the variable display), and transmits a Super Reach fluctuation category command (a fluctuation category command including information on which Super Reach fluctuation pattern will be executed) according to the judgment to the performance control board 12. In this way, the performance control CPU 120 can determine the display mode of the reserved memory table display from a circle, triangle, square, star, etc. based on the Super Reach fluctuation category command received from the CPU 103. Also, since it is possible to draw the player's attention to the shape of the reserved memory display before the variable display begins, it is possible to increase the interest in the game.

また、本変形例029SG-4では、保留記憶表示の形状によって発展するリーチ演出を示唆可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、保留記憶表示の色によって大当り期待度を示唆するとともに、該保留記憶表示の形状によって発展先のリーチ演出を更に示唆可能としてもよい。このようにすることで、保留記憶表示の色と形状の両方に遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this modified example 029SG-4, an example is given in which the shape of the reserved memory display can suggest a reach performance that will develop, but the present invention is not limited to this. For example, the color of the reserved memory display can suggest the likelihood of a jackpot, and the shape of the reserved memory display can further suggest a reach performance that will develop into a draw. In this way, it is possible to draw the player's attention to both the color and shape of the reserved memory display, thereby increasing the player's interest in the game.

また、本変形例029SG-4では、保留記憶表示の形状によって発展先のリーチ演出を示唆可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、保留記憶表示の形状によって発展先を示唆可能なリーチ演出はリーチ演出E、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出H、リーチ演出Iの内の一部のみ(例えば、リーチ演出Eとリーチ演出Iのみ)であってもよい。 In addition, in this modified example 029SG-4, an example is given of a form in which the shape of the pending memory display can suggest a future reach performance, but the present invention is not limited to this, and the reach performances that can suggest a future reach performance based on the shape of the pending memory display may be only some of reach performance E, reach performance F, reach performance G, reach performance H, and reach performance I (for example, only reach performance E and reach performance I).

また、前記特徴部029SGでは、チャンスアップ演出として、リーチ演出A~リーチ演出Fの開始時にリーチタイトル画像の文字を赤色で表示可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-5として、チャンスアップ演出としては、黒色で表示されているリーチタイトル画像の文字を途中から赤色に変化可能としてもよい。特に、このようにチャンスアップ演出としてリーチタイトル画像の文字を途中から赤色に変化させる場合は、リーチタイトル画像と共に表示されている大当り期待度を示す期待度画像の表示態様を変化可能とする(例えば、期待度画像として表示されている星の数を増加させる等)ようにしてもよい。このようにすることで、リーチタイトル画像の文字の色の黒色から赤色への変化に伴って期待度画像の表示態様が変化するため、期待度画像への注目を高めることができるので、実行するリーチ演出の期待度を遊技者に的確に認識させることができる。 In addition, in the characteristic section 029SG, as a chance-up effect, the characters of the reach title image can be displayed in red at the start of the reach effects A to F, but the present invention is not limited to this. As a modified example 029SG-5, as a chance-up effect, the characters of the reach title image displayed in black can be changed to red halfway through. In particular, when the characters of the reach title image are changed to red halfway through as a chance-up effect in this way, the display mode of the expectation image showing the expectation of a jackpot displayed together with the reach title image can be changed (for example, the number of stars displayed as the expectation image can be increased). In this way, the display mode of the expectation image changes as the color of the characters of the reach title image changes from black to red, so that attention to the expectation image can be increased, and the player can be made to accurately recognize the expectation of the reach effect to be executed.

また、前記特徴部029SGでは、図11-28に示すように、スーパーリーチκの変動パターンでの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで同一割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチκの変動パターンでの可変表示については、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能としてもよい。 In addition, in the feature part 029SG, as shown in FIG. 11-28, for the variable display in the variable pattern of the super reach κ, an example is given in which the presence or absence of a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect can be determined at the same rate when the reach presentation of the super reach to be executed is reach presentation C and when it is reach presentation D, but the present invention is not limited to this, and for the variable display in the variable pattern of the super reach κ, the presence or absence of a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect can be determined at different rates when the reach presentation of the super reach to be executed is reach presentation C and when it is reach presentation D.

具体的には、変形例029SG-6として図11-59に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの実行中にこれらリーチ演出Cやリーチ演出Cとして可変表示結果が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出が実行されるスーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するリーチ演出がリーチ演出Cに決定されている場合は、分岐先示唆演出の非実行を15%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を20%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を35%の割合で決定する。また、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するリーチ演出がリーチ演出Dに決定されている場合は、分岐先示唆演出の非実行を10%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンXでの実行を30%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンYでの実行を20%の割合で決定し、分岐先示唆演出のパターンZでの実行を40%の割合で決定する。 Specifically, as shown in Figure 11-59 as modified example 029SG-6, in the variable display of the variable pattern of super reach κ in which a high expectation reach performance is executed before the variable display result is announced as reach performance C or reach performance D during execution of the reach performance C or reach performance D, if the reach performance to be executed is determined to be reach performance C, a decision is made to not execute the branch destination suggestion performance 15% of the time, to execute the branch destination suggestion performance using pattern X 30% of the time, to execute the branch destination suggestion performance using pattern Y 20% of the time, and to execute the branch destination suggestion performance using pattern Z 35% of the time. Also, in the variable display of the Super Reach κ variation pattern, if the reach effect to be executed is determined to be reach effect D, the branch destination suggestion effect is determined not to be executed 10% of the time, the branch destination suggestion effect pattern X is determined to be executed 30% of the time, the branch destination suggestion effect pattern Y is determined to be executed 20% of the time, and the branch destination suggestion effect pattern Z is determined to be executed 40% of the time.

特に、本変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出の実行決定割合が高く設定されている(分岐先示唆演出の非実行の決定割合が低く設定されている)ので、可変表示の実行中においてリーチ演出H発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出等の発展報知演出が実行されることの示唆を好適に行うことができ、遊技興趣を向上できる。 In particular, in this modified example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate of the branch destination suggestion performance is set higher (the decision rate of not executing the branch destination suggestion performance is set lower) than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, so that it is possible to appropriately suggest that a development notification performance such as a reach performance H development notification performance or a high expectation reach performance development notification performance will be executed while the variable display is being executed, thereby increasing interest in the game.

尚、本変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出の実行決定割合が高く設定されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出の実行決定割合が低く設定されていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate of the branch destination suggestion performance is set higher than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern. However, the present invention is not limited to this, and when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate of the branch destination suggestion performance may be set lower than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern.

加えて、本変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出のパターンZ(高期待度リーチ演出発展報知演出の実行を示唆する演出パターン)での実行決定割合が高く設定されているので、可変表示の実行中においてリーチ演出H発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出等の発展報知演出が実行されることの示唆をより一層好適に行うことができ、遊技興趣を向上できる。 In addition, in this modified example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate for branch destination suggestion performance pattern Z (a performance pattern suggesting the execution of a high expectation reach performance development notification performance) is set higher than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, so that it is possible to more appropriately suggest the execution of development notification performances such as the reach performance H development notification performance and the high expectation reach performance development notification performance during the execution of the variable display, thereby increasing interest in the game.

尚、変形例029SG-6では、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出のパターンZでの実行決定割合が高く設定されている形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Cの実行が決定されている場合は、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示においてリーチ演出Dの実行が決定されている場合よりも、分岐先示唆演出のパターンZでの実行決定割合が低く設定されていてもよい。 In addition, in variant example 029SG-6, when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate for pattern Z of the branch destination suggestion performance is set higher than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern. However, the present invention is not limited to this, and when the execution of reach performance C is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern, the execution decision rate for pattern Z of the branch destination suggestion performance may be set lower than when the execution of reach performance D is determined in the variable display of the Super Reach κ fluctuation pattern.

また、本変形例029SG-6では、図11-59に示すように、スーパーリーチκの変動パターンの可変表示において、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチθ、スーパーリーチιの変動パターンでの可変表示についても、実行するスーパーリーチのリーチ演出がリーチ演出Cである場合とリーチ演出Dである場合とで異なる割合で分岐先示唆演出の実行の有無及び該分岐先示唆演出の演出パターンを決定可能としてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-6, as shown in FIG. 11-59, in the variable display of the variation pattern of the super reach κ, an example is given in which it is possible to determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect at different rates when the reach presentation of the executed super reach is reach presentation C and reach presentation D, but the present invention is not limited to this, and it is also possible to determine whether or not to execute a branch destination suggestion effect and the presentation pattern of the branch destination suggestion effect at different rates when the reach presentation of the executed super reach is reach presentation C and reach presentation D for the variable display of the variation pattern of the super reach θ and super reach ι.

また、本変形例029SG-6では、リーチ演出Cの実行中に実行可能な分岐先示唆演出(発明033SGにおける第1有利結果示唆演出)とリーチ演出Dの実行中に実行可能な分岐先示唆演出(発明033SGにおける第2有利結果示唆演出)とを同一の演出態様の演出として実行可能な形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cの実行中に実行可能な分岐先示唆演出とリーチ演出Dの実行中に実行可能な分岐先示唆演出とは、異なる演出態様の演出として実行可能としてもよい。 Moreover, in this modified example 029SG-6, a form is exemplified in which a branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance C (first advantageous outcome suggestion effect in invention 033SG) and a branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance D (second advantageous outcome suggestion effect in invention 033SG) can be executed as effects of the same presentation type, but the present invention is not limited to this, and the branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance C and the branch destination suggestion effect that can be executed during the execution of reach performance D can be executed as effects of different presentation types.

また、前記特徴部029SGでは、図11-5~図11-9に示すように、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様については、単にこれらリーチ演出A~リーチ演出Dのいずれかが実行されて可変表示結果が報知される報知態様(第1報知態様)が例示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-7として、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様については、前記第1報知態様に加えて、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に改めて可変表示結果が大当りであると報知される第2報知態様(所謂復活態様)を設けてもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in Figs. 11-5 to 11-9, as for the notification mode in which the reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and the variable display result is notified without progressing to any of the reach performances E to I, a notification mode (first notification mode) in which one of these reach performances A to D is executed and the variable display result is notified is illustrated as an example, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-7, as for the notification mode in which the reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and the variable display result is notified without progressing to any of the reach performances E to I, in addition to the first notification mode, a second notification mode (so-called revival mode) in which the variable display result is notified as a miss as the performance result of the reach performance A to reach performance D and then the variable display result is notified as a jackpot again may be provided.

尚、このように、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第1報知態様と第2報知態様とを設けるときは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が同一であってもよい。 In this way, when reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and a first notification mode and a second notification mode are provided as notification modes in which the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, the percentage of the branch destination suggestion performance being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the first notification mode may be the same as the percentage of the branch destination suggestion performance being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode.

このように、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第2報知態様を設けることで、一旦可変表示結果がはずれと報知されたにもかかわらず改めて可変表示結果が大当りであると報知されることによって遊技者に意外感を与えることができる。更に、リーチ演出Cとリーチ演出Dを実行する場合の演出結果(可変表示結果)が第1報知態様で報知される場合と第2報知態様で報知される場合とで、分岐先示唆演出の実行を決定する処理を共通化することができるので、該処理に要するデータ量を抑えることができる。 In this way, reach effects A to D are executed as the reach effects of the super reach, and a second notification mode is provided as a notification mode in which the variable display result is notified without progressing to any of reach effects E to I, so that the player can be surprised by being notified that the variable display result is a jackpot even though it was initially notified that the variable display result was a miss. Furthermore, the process for deciding to execute the branch destination suggestion effect can be made common between when the performance result (variable display result) of executing reach effects C and reach effects D is notified in the first notification mode and when it is notified in the second notification mode, so the amount of data required for this process can be reduced.

尚、本変形例029SG-7では、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第1報知態様と第2報知態様とを設けるときは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が同一である形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様として第1報知態様と第2報知態様とを設けるときは、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第1報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される場合に分岐先示唆演出がパターンZで実行される割合と、が異なっていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-7, when reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and the first and second notification modes are provided as notification modes in which the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, an example is given in which the rate at which the branch destination suggestion performance is executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the first notification mode is the same as the rate at which the branch destination suggestion performance is executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode. However, the present invention is not limited to this, and when reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and a first notification mode and a second notification mode are provided as notification modes in which the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, the percentage of the branch destination suggestion effect being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the first notification mode may be different from the percentage of the branch destination suggestion effect being executed in pattern Z when the performance result (variable display result) of reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode.

また、前記変形例029SG-7では、スーパーリーチのリーチ演出としてリーチ演出A~リーチ演出Dが実行され、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかに発展せずに可変表示結果が報知される報知態様については、単にこれらリーチ演出A~リーチ演出Dのいずれかが実行されて可変表示結果が報知される第1報知態様と、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に改めて可変表示結果が大当りであると報知される第2報知態様と、を設ける形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-8として、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dが実行され、これらリーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果がはずれであることが報知された後にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行され、該リーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りであることが報知される場合(スーパーリーチθ大当りの変動パターン(PB1-7)にて可変表示が実行される場合)について、該スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合が、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と異なっていてもよい。このようにすることで、リーチ演出Cやリーチ演出Dが実行される場合において可変表示結果が大当りであると報知されるまでにリーチ演出Gが実行されるか否かによってチャンスアップ演出の実行割合を異ならせることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the modified example 029SG-7, as for the notification mode in which reach performance A to reach performance D are executed as the reach performance of the super reach, and the variable display result is notified without progressing to any of reach performance E to reach performance I, a first notification mode in which any of these reach performances A to D are executed and the variable display result is notified, and a second notification mode in which the variable display result is notified as a miss as the performance result of reach performance A to reach performance D, and then the variable display result is notified as a jackpot, are exemplified. However, the present invention is not limited to this, and as modified example 029SG-8, a form is exemplified in which reach performance C or reach performance D is executed and the variable display result is notified. is executed, and after it is notified that the variable display result of the reach performance C or reach performance D is a miss, the reach performance G development notification performance and the reach performance G are executed, and it is notified that the variable display result of the reach performance G is a jackpot (when the variable display is executed in the variable display of the super reach θ jackpot (PB1-7)), the rate at which the chance up performance is executed during the variable display in the variable display of the super reach θ jackpot may be different from the rate at which the chance up performance is executed in the variable display where the performance result (variable display result) of the reach performance C or reach performance D is notified in the second notification mode. In this way, when the reach performance C or reach performance D is executed, the execution rate of the chance up performance can be made different depending on whether the reach performance G is executed before it is notified that the variable display result is a jackpot, thereby improving the interest in the game.

更に、本変形例では、スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合が、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と異なる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スーパーリーチθ大当りの変動パターンでの可変表示中にチャンスアップ演出が実行される割合は、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果(可変表示結果)が第2報知態様にて報知される可変表示においてチャンスアップ演出が実行される割合と同一であってもよい。 Furthermore, in this modified example, the percentage at which the chance up effect is executed during the variable display in the variable pattern of the super reach θ jackpot is different from the percentage at which the chance up effect is executed in the variable display in which the performance result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the second notification mode, but the present invention is not limited to this, and the percentage at which the chance up effect is executed during the variable display in the variable pattern of the super reach θ jackpot may be the same as the percentage at which the chance up effect is executed in the variable display in which the performance result (variable display result) of the reach effect C or the reach effect D is notified in the second notification mode.

また、前記特徴部029SGでは、図11-27に示すように、複数の演出パターンにおいて分岐先示唆演出を実行可能であり、いずれの演出パターンにて分岐先示唆演出が実行されるかに応じて高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合が異なる形態を例示した。特に前記特徴部029SGでは、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行された場合が最も高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される割合が高い形態として例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたときは、極めて高い割合(例えば、99%の割合)で高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるようにしてもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-27, a branch destination suggestion effect can be executed in a plurality of presentation patterns, and a form is exemplified in which the rate at which a high expectation reach presentation development notification effect is executed varies depending on which presentation pattern is used to execute the branch destination suggestion effect. In particular, in the characteristic part 029SG, a form in which a branch destination suggestion effect is executed in presentation pattern Z is exemplified as a form in which a high expectation reach presentation development notification effect is executed with the highest rate, but the present invention is not limited to this, and when a branch destination suggestion effect is executed in presentation pattern Z, a high expectation reach presentation development notification effect may be executed with an extremely high rate (for example, 99%).

特に、このように、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたときに極めて高い割合で高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるようにする場合については、分岐先示唆演出が演出パターンZで実行されたにもかかわらず高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されない場合や、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されなかったにもかかわらずリーチ演出Iが実行される場合(所謂演出矛盾のパターン)を設けてもよい。尚、このような演出矛盾のパターンを設ける場合は、可変表示結果が大当りであると報知される場合においてのみ該演出矛盾のパターンにて演出パターンZでの分岐先示唆演出やリーチ演出Iを実行することによって、遊技者に意外感を与えることができるとともに、パターンZにて分岐先示唆演出が実行された場合やリーチ演出Iが実行された場合に、高期待度リーチ演出発展報知演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In particular, in the case where the high-expectation reach performance development notification performance is executed with an extremely high probability when the branch destination suggestion performance is executed in performance pattern Z, it is possible to provide a case where the high-expectation reach performance development notification performance is not executed even though the branch destination suggestion performance is executed in performance pattern Z, or a case where a reach performance I is executed even though a high-expectation reach performance development notification performance is not executed (a so-called performance contradiction pattern). Note that, when providing such a performance contradiction pattern, by executing the branch destination suggestion performance or reach performance I in performance pattern Z in the performance contradiction pattern only when the variable display result is notified that it is a jackpot, it is possible to give the player a sense of surprise, and when the branch destination suggestion performance is executed in pattern Z or when the reach performance I is executed, it is possible to draw the player's attention to whether or not the high-expectation reach performance development notification performance is executed, thereby increasing the interest in the game.

また、前記特徴部029SGでは、図11-30に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に更にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とが異なっている形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-10として、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とを同一としてもよい。このようにすることで、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出Dが実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知された後にリーチ演出発展報知演出が実行されることに対して遊技者が期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-30, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, in which the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, and then the reach performance G development notification performance and reach performance G are executed, the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D are different, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-10, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D may be the same. By doing so, in both cases where reach performance C is executed and where reach performance D is executed, the player can expect that the reach performance development notification performance will be executed after the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, which can increase the interest in the game.

尚、本変形例029SG-10では、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示について、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とを同一とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出Dが実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知された後にリーチ演出発展報知演出が実行されることに対して遊技者が期待できるといった効果を奏することが可能であれば、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とが小さい差(例えば、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合の差が1%~5%程度、つまり、リーチ演出Cの実行決定割合とリーチ演出Dの実行決定割合とが略同一)で異なっていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-10, for the variable display in the variable pattern of super reach θ, an embodiment in which the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D are the same is exemplified, but the present invention is not limited to this, and in both cases in which reach performance C is executed and in which reach performance D is executed, as long as it is possible to achieve an effect in which the player can expect that the reach performance development notification performance will be executed after the variable display result (miss) is notified as the performance result of reach performance C or reach performance D, the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D may differ by a small difference (for example, the difference between the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D is about 1% to 5%, i.e., the execution decision ratio of reach performance C and the execution decision ratio of reach performance D are approximately the same).

また、前記特徴部029SGでは、図11-30に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果(はずれ)が報知された後に更にリーチ演出G発展報知演出とリーチ演出Gが実行されるスーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度がリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度よりも小さい形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-11として、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度とリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度は同一であってもよい。このようにすることで、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出が実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出G発展報知演出が実行されたときにはリーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りとなることが報知されることに対して遊技者が期待できるようになるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-30, for the variable display in the variable pattern of the super reach θ in which the variable display result (miss) is notified as the performance result of the reach performance C or the reach performance D, and then the reach performance G development notification performance and the reach performance G are executed, the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance C is decided is smaller than the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance D is decided, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-11, for the variable display in the variable pattern of the super reach θ, the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance C is decided and the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance D is decided may be the same. In this way, in both the case where the reach performance C is executed and the case where the reach performance is executed, when the reach performance G development notification performance is executed, the player can expect that the variable display result will be a jackpot as the performance result of the reach performance G, and the interest in the game can be improved.

尚、本変形例029SG-11では、スーパーリーチθの変動パターンでの可変表示については、リーチ演出Cの実行が決定された場合の大当り期待度とリーチ演出Dの実行が決定された場合の大当り期待度とが同一となる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Cが実行される場合とリーチ演出が実行される場合とのどちらにおいても、リーチ演出G発展報知演出が実行されたときにはリーチ演出Gの演出結果として可変表示結果が大当りとなることが報知されることに対して遊技者が期待できるといった効果を奏することが可能であれば、リーチ演出Cの大当り期待度とリーチ演出Dの大当り期待度とが小さい差(例えば、リーチ演出Cの大当り期待度とリーチ演出Dの大当り期待度の差が1%~5%程度、つまり、リーチ演出Cの大当り期待度とリーチ演出Dの大当り期待度とが略同一)で異なっていてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-11, for the variable display in the variation pattern of the super reach θ, the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance C is decided and the jackpot expectation degree when the execution of the reach performance D is decided are the same, but the present invention is not limited to this, and as long as it is possible to achieve an effect in which the player can expect that the variable display result will be a jackpot as the performance result of the reach performance G when the reach performance G development notification performance is executed, the jackpot expectation degree of the reach performance C and the jackpot expectation degree of the reach performance D may differ by a small difference (for example, the difference between the jackpot expectation degree of the reach performance C and the jackpot expectation degree of the reach performance D is about 1% to 5%, that is, the jackpot expectation degree of the reach performance C and the jackpot expectation degree of the reach performance D are approximately the same) in both the cases where the reach performance C and the reach performance are executed.

また、前記特徴部029SGでは、図11-34に示すように、チャンスアップ演出を構成する演出としてリーチタイトルの赤色表示、可動体32の動作、カットイン画像029SG200の表示、操作促進画像としてのスティックコントローラ31Aの画像の表示を実行可能とし、リーチ演出E発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出の前で実行されるリーチ演出A~リーチ演出Dと、リーチ演出E発展報知演出や高期待度リーチ演出発展報知演出の前で実行されるリーチ演出E及びリーチ演出Fでリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とを共通の演出として実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例029SG-12として、これらリーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作との共通の演出がリーチ演出A~リーチ演出Fのいずれかのリーチ演出にて実行されたかに応じて大当り期待度が異なるようにしてもよい。このようにすることで、チャンスアップ演出として実行可能な演出数(チャンスアップ演出の演出パターン数)の増加を抑えつつ、リーチタイトルの赤色表示と可動体32の動作とがいずれのリーチ演出の実行中にじっこうされるかに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in FIG. 11-34, in the characteristic part 029SG, it is possible to execute the display of the reach title in red, the movement of the movable body 32, the display of the cut-in image 029SG200, and the display of an image of the stick controller 31A as an operation prompting image as the effects that constitute the chance-up effect, and an example has been given of a form in which the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 can be executed as a common effect in reach effects A to D that are executed before the reach effect E development announcement effect and the high expectation reach effect development announcement effect, and in reach effects E and reach effects F that are executed before the reach effect E development announcement effect and the high expectation reach effect development announcement effect, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 029SG-12, the expectation of a jackpot may be made to differ depending on whether the common effect of the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 is executed in any of the reach effects A to F. This makes it possible to limit the increase in the number of effects that can be executed as chance-up effects (the number of effect patterns for chance-up effects), while drawing the player's attention to which reach effect the red display of the reach title and the movement of the movable body 32 are being executed during, thereby increasing the player's interest in the game.

また、前記特徴部029SGでは、図11-34に示すように、可変表示結果が大当りである場合とはずれである場合とで、異なる割合でチャンスアップ演出の実行の有無と該チャンスアップ演出の演出パターンを決定可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、チャンスアップ演出の実行の有無や該チャンスアップ演出の演出パターンは、リーチ演出E~リーチ演出Iのいずれかが実行されるか否かに応じて異なる割合で決定してもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, as shown in FIG. 11-34, an example is given in which the presence or absence of a chance up effect and the presentation pattern of the chance up effect can be determined at different rates depending on whether the variable display result is a jackpot or a miss, but the present invention is not limited to this, and the presence or absence of a chance up effect and the presentation pattern of the chance up effect can be determined at different rates depending on whether any of reach effects E to I is executed.

特に、変形例029SG-13として図11-60に示すように、リーチ演出Cまたはリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果が(はずれ)が報知されるよりも前に高期待度リーチ演出発展報知演出とリーチ演出Iが実行されるスーパーリーチκの変動パターンについては、リーチ演出Cの実行が決定されている場合とリーチ演出Dの実行が決定されている場合とで、異なる割合でチャンスアップ演出の実行の有無を決定可能としてもよい。特にスーパーリーチκの変動パターンの可変表示では、リーチ演出Dの実行が決定されている場合はリーチ演出Cの実行が決定されている場合よりも高い割合でチャンスアップ演出の実行が決定されるので、リーチ演出Dの実行が決定された場合は大当り期待度が高いことを遊技者に対して分かり易く示唆することができ、遊技興趣を向上できる。 In particular, as shown in FIG. 11-60 as modified example 029SG-13, for the variation pattern of Super Reach κ in which the high expectation reach performance development notification performance and reach performance I are executed before the variable display result (miss) is announced as the performance result of Reach performance C or Reach performance D, it may be possible to determine whether or not to execute the chance up performance at different rates when the execution of Reach performance C is decided and when the execution of Reach performance D is decided. In particular, in the variable display of the variation pattern of Super Reach κ, when the execution of Reach performance D is decided, the execution of the chance up performance is decided at a higher rate than when the execution of Reach performance C is decided, so that when the execution of Reach performance D is decided, it is possible to clearly suggest to the player that the expectation of a jackpot is high, and it is possible to increase the interest in the game.

また、前記変形例029SG-7では、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に改めて可変表示結果が大当りであると報知される第2報知態様(所謂復活態様)を設ける形態を例示したが、該第2報知態様としては、変形例029SG-14として図11-61(A)に示すように、一旦可変表示結果がはずれであると報知されてから可変表示の停止タイミングとの間において可変表示結果が大当りであることを報知する復活演出を実行してもよい。 Moreover, in the above-mentioned modified example 029SG-7, a form was exemplified in which a second notification mode (so-called revival mode) is provided in which the variable display result is once notified that it is a miss as a result of the reach effects A to D, and then the variable display result is once notified that it is a jackpot. However, as the second notification mode, as shown in FIG. 11-61(A) as modified example 029SG-14, a revival mode may be executed in which the variable display result is once notified that it is a miss and then notifies that the variable display result is a jackpot between the timing when the variable display stops.

特に、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に復活演出が実行される場合(スーパーリーチα、スーパーリーチβ、スーパーリーチγのいずれかの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)については、図11-61(A)~図11-61(C)に示すように、復活演出の演出期間の長さL21を、リーチ演出Bの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後にリーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出E発展報知演出、リーチ演出Eが実行される場合(スーパーリーチζの変動パターンにて可変表示が実行される場合)のリーチ演出E発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果報知タイミング)までの期間の長さL22や、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後にリーチ演出G発展示唆演出、リーチ演出G発展報知演出、リーチ演出Gが実行される場合(スーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行される場合)のリーチ演出G発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出Gの終了タイミング(可変表示結果報知タイミング)までの期間の長さL23よりも短く設定することで、演出が冗長になってしまうことによる遊技興趣の低下を防止できるようにしてもよい(L22>L21、L23>21)。 In particular, in the case where the revival performance is executed after the variable display result of reach performance A to reach performance D is notified that the variable display result is a miss (when the variable display is executed in any one of the variable patterns of Super Reach α, Super Reach β, and Super Reach γ to result in a jackpot), as shown in Figures 11-61 (A) to 11-61 (C), the length L21 of the performance period of the revival performance is set to the start time of the reach performance E development suggestion performance when the variable display result of reach performance B is notified that the variable display result is a miss and then the reach performance E development notification performance, or reach performance E is executed (when the variable display is executed in the variable pattern of Super Reach ζ). By setting it shorter than the length of the period L22 from the start of the reaching performance E to the end of the reaching performance E (the variable display result notification timing), or the length of the period L23 from the start of the reaching performance G development suggestion effect to the end of the reaching performance G (the variable display result notification timing) when the reaching performance G development suggestion effect, the reaching performance G development notification effect, or the reaching performance G is executed after the variable display result of the reaching performance C or the reaching performance D is notified that it is a miss (when the variable display is executed with the variable display pattern of the super reach θ), it is possible to prevent a decrease in interest in the game due to the performance becoming redundant (L22>L21, L23>21).

更には、図11-61(A)~図11-61(C)に示すように、復活演出の演出期間の長さL21を、リーチ演出E発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出E発展報知演出の終了タイミングまでの期間の長さL32や、リーチ演出G発展示唆演出の開始タイミングからリーチ演出G発展報知演出の終了タイミングまでの期間の長さL33よりも短く設定することで、可変表示結果がはずれであると報知したことに対して意外性を付与することができる。 Furthermore, as shown in Figures 11-61(A) to 11-61(C), by setting the length L21 of the presentation period of the revival presentation to be shorter than the length L32 of the period from the start of the reach presentation E development suggestion presentation to the end of the reach presentation E development notification presentation, or the length L33 of the period from the start of the reach presentation G development suggestion presentation to the end of the reach presentation G development notification presentation, it is possible to add a sense of surprise to the announcement that the variable display result is a miss.

また、本変形例029SG-14では、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に復活演出が実行される形態について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出、リーチ演出Fが実行される場合(スーパーリーチηの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から事前演出、前兆演出、リーチ演出H発展報知演出、リーチ演出Hが実行される場合(スーパーリーチιの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)、リーチ演出Cやリーチ演出Dの実行中から事前演出、前兆演出、高期待度リーチ演出発展報知演出、リーチ演出Iが実行される場合(スーパーリーチκの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)についても、復活演出が実行される場合を設けてもよい。 In addition, in this modified example 029SG-14, a form in which the revival effect is executed after the variable display result is notified that it is a miss as a result of the performance of reach performance A to reach performance D is exemplified, but the present invention is not limited to this, and the revival effect may also be executed when a high expectation reach performance development notification effect or reach performance F is executed during the execution of reach performance A (when the variable display is executed in the variable pattern of super reach η and a jackpot is obtained), when a pre-effect, a precursor effect, a reach performance H development notification effect, or a reach performance H is executed during the execution of reach performance C or reach performance D (when the variable display is executed in the variable pattern of super reach ι and a jackpot is obtained), or when a pre-effect, a precursor effect, a high expectation reach performance development notification effect, or a reach performance I is executed during the execution of reach performance C or reach performance D (when the variable display is executed in the variable pattern of super reach κ and a jackpot is obtained).

尚、前記特徴部029SGに示したように、リーチ演出A~リーチ演出Dが実行されて大当りとなる割合(大当り期待度)は、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出Iが実行されて大当りとなる割合(大当り期待度)よりも低く設定されているので、可変表示結果が大当りとなる場合については、リーチ演出A~リーチ演出Dの演出結果として一旦可変表示結果がはずれであると報知された後に復活演出が実行される割合を、リーチ演出F、リーチ演出G、リーチ演出Iが実行されて大当りとなる割合よりも高く設定することによって、リーチ演出A~リーチ演出Dが実行されて可変表示結果がはずれであると報知された場合であっても復活演出が実行されることに対して遊技者を注目させることができるようにしてもよい。 As shown in the characteristic part 029SG, the probability of a jackpot being obtained when reach performance A to reach performance D are executed (the probability of a jackpot being expected) is set lower than the probability of a jackpot being obtained when reach performance F, reach performance G, or reach performance I are executed, so that in the case where the variable display result is a jackpot, the probability of a revival performance being executed after the variable display result of reach performance A to reach performance D is notified that the variable display result is a miss can be set higher than the probability of a jackpot being obtained when reach performance F, reach performance G, or reach performance I is executed, so that the player can be made to pay attention to the revival performance being executed even when reach performance A to reach performance D is executed and the variable display result is notified that the variable display result is a miss.

尚、リーチ演出Bがリーチ演出Bの演出結果として可変表示結果がはずれであると一旦報知された後にリーチ演出E発展示唆演出、リーチ演出E発展報知演出、リーチ演出Eが実行されて大当りとなる場合(スーパーリーチζの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)や、リーチ演出Cやリーチ演出Dの演出結果として可変表示結果がはずれであると一旦報知された後にリーチ演出G発展示唆演出、リーチ演出G発展報知演出、リーチ演出Gが実行されて大当りとなる場合(スーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合)についても復活演出が実行される場合を設けてもよいが、これらスーパーリーチζやスーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行される場合については、復活演出前に一度可変表示結果がはずれとなることが報知されるので、リーチ演出の演出結果として可変表示結果がはずれとなることが2回以上報知されることにより演出が冗長となってしまい遊技興趣の低下を招いてしまう虞を抑えるためにも、スーパーリーチζやスーパーリーチθの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合については、復活演出を実行しない、あるいは、スーパーリーチα~スーパーリーチγ、スーパーリーチη、スーパーリーチιスーパーリーチκの変動パターンにて可変表示が実行されて大当りとなる場合よりも引く割合で復活演出が実行されるようにしてもよい。 In addition, when the variable display result of reach performance B is once notified that it is a miss as a performance result of reach performance B, and then the reach performance E development suggestion performance, the reach performance E development notification performance, and the reach performance E are executed to result in a jackpot (when the variable display is executed in the variable pattern of the super reach ζ to result in a jackpot), or when the variable display result of the reach performance C or the reach performance D is once notified that it is a miss as a performance result, then the reach performance G development suggestion performance, the reach performance G development notification performance, and the reach performance G are executed to result in a jackpot (when the variable display is executed in the variable pattern of the super reach θ to result in a jackpot), a revival performance may be executed. When the variable display is executed in the θ variation pattern, it is notified once before the revival performance that the variable display result will be a miss. Therefore, in order to prevent the presentation from becoming redundant and reducing interest in the game due to the variable display result of the reach performance being notified twice or more, the revival performance may not be executed when the variable display is executed in the Super Reach ζ or Super Reach θ variation pattern and a jackpot is reached, or the revival performance may be executed at a lower rate than when the variable display is executed in the Super Reach α to Super Reach γ, Super Reach η, Super Reach ι, or Super Reach κ variation pattern and a jackpot is reached.

また、前記特徴部029SGでは、大当り遊技終了後に時短状態に制御可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示の実行回数が特定回数(例えば、900回等)に達したことに応じて時短状態に制御可能としてもよいし、また、可変表示結果がはずれとなる場合について、一部のはずれが導出表示されたことに応じて時短状態に制御可能としてもよい。 In addition, in the characteristic section 029SG, an example was given of a form in which the time-saving state can be controlled after the end of a jackpot game, but the present invention is not limited to this, and the time-saving state can also be controlled when the number of times the variable display is executed reaches a specific number (e.g., 900 times), or when the variable display result is a miss, the time-saving state can also be controlled when a partial miss is derived and displayed.

特に、このように、可変表示の実行回数が特定回数に達したことに応じて時短状態に制御する場合や、一部のはずれが導出表示されたことに応じて時短状態に制御する場合については、前記特徴部029SGに示した高期待度リーチ演出発展報知演出や、前記変形例029SG-14に示した復活演出を実行した後に時短状態に制御される旨を報知する演出を実行してもよい。このようにすることで、可変表示の実行回数が特定回数に達したことに応じて時短状態に制御する場合や、一部のはずれが導出表示されたことに応じて時短状態に制御する場合について、高期待度リーチ演出発展報知演出や復活演出を実行することで時短状態に制御されるのか、可変表示結果が大当りであることが報知されるのか、リーチ演出I等の期待度の高いリーチ演出が実行されるのかに対して遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In particular, in this way, when the time-saving state is controlled in response to the number of times the variable display is executed reaching a specific number, or when the time-saving state is controlled in response to the derivation display of some losses, a high-expectation reach performance development notification effect shown in the characteristic part 029SG or a notification effect that notifies the player that the time-saving state will be controlled after the revival effect shown in the modified example 029SG-14 is executed may be executed. By doing so, in the case of controlling the time-saving state in response to the number of times the variable display is executed reaching a specific number, or when controlling the time-saving state in response to the derivation display of some losses, the player can be made to pay attention to whether the time-saving state will be controlled by executing a high-expectation reach performance development notification effect or a revival effect, whether a notification that the variable display result is a jackpot will be announced, or whether a high-expectation reach performance such as reach performance I will be executed, thereby improving the interest in the game.

また、前記特徴部029SGとしては、発明029SGと発明033SGとの両方を実施する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明029SGと発明033SGのいずれか一方のみを実施するようにしてもよい。 In addition, as characteristic part 029SG, a form in which both invention 029SG and invention 033SG are implemented is exemplified, but the present invention is not limited to this, and only one of invention 029SG and invention 033SG may be implemented.

また、前記特徴部029SGでは、本発明をパチンコ遊技機1に適用する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明はスロットマシンに適用してもよい。 In addition, in the characteristic part 029SG, an example of the present invention being applied to a pachinko gaming machine 1 is given, but the present invention is not limited to this, and the present invention may also be applied to a slot machine.

本発明は、以上に説明したものに限られるものではない。また、その具体的な構成は、上述の実施形態や後述の他の形態例に加えて、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があってもこの発明に含まれる。 The present invention is not limited to the above description. Furthermore, the specific configuration includes the above-mentioned embodiment and other examples described below, as well as modifications and additions that do not deviate from the gist of the present invention.

また、上述した実施の形態及び各変形例に示した構成、後述の形態例及び各変形例に示した構成のうち、全部又は一部の構成を任意に組み合わせることとしてもよい。 Furthermore, among the configurations shown in the embodiment and each modified example described above, and the configurations shown in the embodiment and each modified example described below, all or part of the configurations may be combined in any manner.

なお、今回開示された上述の実施形態及び後述の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上述の説明及び後述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等な意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The above-mentioned and hereinafter-described embodiments disclosed herein should be considered as illustrative in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the claims, not by the above-mentioned and hereinafter-described descriptions, and is intended to include all modifications equivalent to and within the scope of the claims.

本発明の遊技機としては、他にも、遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能であるとともに、通常状態と該通常状態よりも前記有利状態に制御されやすい特別状態(例えば、時短状態(高確高ベース状態や低確高ベース状態))に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、特別示唆演出(例えば、リーチ演出I)と該特別示唆演出よりも前記有利状態に制御される期待度が低い第1示唆演出(例えば、リーチ演出A)、第2示唆演出(例えば、リーチ演出B)、第3示唆演出(例えば、リーチ演出F)、第4示唆演出(例えば、リーチ演出E)とを含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に特別発展演出を第1発展パターンとして実行可能であるとともに(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行される部分)、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記特別発展演出とは異なる特殊発展演出を第2発展パターンとして実行可能(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行される部分)な発展演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120が図10に示す可変表示中演出処理を実行する部分)と、遊技の進行を制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103)と、前記遊技制御手段から送信される制御情報(例えば、図16-2に示す演出制御コマンド)にもとづいて演出を制御可能な演出制御手段(例えば、演出制御用CPU120)と、前記通常状態から前記有利状態または前記特別状態のいずれかに制御されたときから前記通常状態に一度も制御されていない有利期間(例えば、連荘状態の期間)において発生した前記有利状態の回数が特定回数に達しているとき(例えば、連荘回数が第1判定回数である「5」以上であるとき)に所定数値データを第1の値(例えば、「0」)から第2の値(例えば、「1」や「2」)へ更新可能な更新手段(例えば、CPU103が図16-13に示す出玉状態判定処理を実行する部分)と、前記所定数値データが前記第2の値であるときに、単位期間において付与される遊技価値の付与速度が低下するように調整する調整手段(例えば、図16-13及び図16-21に示すように、CPU103が出玉状態判定処理において出玉状態フラグ値を「1」や「2」にセットすることによって大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化する部分)と、を備え、前記示唆演出実行手段は、前記発展演出実行手段によって前記第1発展パターンが実行されたときは、前記特別発展演出の実行後において前記第1示唆演出よりも前記期待度の高い前記第3示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチηの変動パターンの可変表示において、リーチ演出Aの実行中から高期待度リーチ演出発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Fが実行される部分)、前記発展演出実行手段によって前記第2発展パターンが実行されたときは、前記特殊発展演出の実行後において前記第4示唆演出を実行可能であり(例えば、図11-8に示すように、スーパーリーチζの変動パターンでの可変表示において、リーチ演出Bの演出結果として可変表示結果(はずれ)が一旦報知された後にリーチ演出E発展報知演出が実行され、更にリーチ演出Eが実行される部分)、前記特別発展演出の演出期間は、前記特殊発展演出の演出期間よりも長く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出の実行期間の長さL7はリーチ演出E発展報知演出の実行期間の長さL6bよりも長い部分)、前記特別発展演出は、演出画像の視認性が低下する第1次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示すブラックアウト演出)と、該第1次演出の後に実行される演出であって前段情報が視認可能に表示される第2次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す前段演出)と、該第2次演出の後に実行される演出であって前記前段情報よりも強調度合いが高い後段情報が視認可能に表示される第3次演出(例えば、図11-10及び図11-55に示す後段演出)と、を含み、前記特別発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間よりも、前記特殊発展演出が実行されてから前記有利状態に制御されることが報知されるまでの期間の方が短く(例えば、図11-8及び図11-9に示すように、高期待度リーチ演出発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Iの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL13と、高期待度リーチ演出発展報知演出の開始タイミングからリーチ演出Fの終了タイミングまでの期間の長さL12とは、リーチ演出E発展報知演出開始タイミングからリーチ演出Eの終了タイミング(可変表示結果の報知タイミング)までの期間の長さL11よりも長く設定されている部分)、前記遊技制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報を前記演出制御手段に送信可能であって(例えば、図16-13に示すように、CPU103がステップ162SGS17の処理で出玉状態指定コマンドの送信設定を実行した後、図5に示すコマンド制御処理を実行する部分)、前記演出制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報にもとづいた演出制御を実行可能である(例えば、図16-27及び図16-28に示すように、演出制御用CPU120は、予告演出決定処理において、受信した出玉状態指定コマンドから出玉状態を特定し、該特定した出玉状態に応じた予告演出種別決定用テーブルを用いて可変表示中に予告演出を実行するか否か及び実行する予告演出の演出種別を決定可能な部分)遊技機が挙げられる。 The gaming machine of the present invention may also be a gaming machine (e.g., pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is advantageous to the player, and can also be controlled to a normal state and a special state (e.g., a time-saving state (high probability high base state or low probability high base state)) that is easier to control to the favorable state than the normal state, and has a suggestion effect execution means (e.g., a suggestion effect execution means) that can execute a plurality of types of suggestion effects, including a special suggestion effect (e.g., reach effect I) and a first suggestion effect (e.g., reach effect A), a second suggestion effect (e.g., reach effect B), a third suggestion effect (e.g., reach effect F), and a fourth suggestion effect (e.g., reach effect E), which have a lower expectation of being controlled to the favorable state than the special suggestion effect, as suggestion effects that suggest that the game will be controlled to the favorable state. 10 in which the control CPU 120 executes the variable display during presentation process shown in FIG. 10), and a special development presentation can be executed as a first development pattern before the presentation result of the first suggestive presentation is announced (for example, as shown in FIG. 11-8, in a variable display in a variable pattern of a super reach η, a high expectation reach presentation development announcement presentation is executed from the execution of a reach presentation A), and a special development presentation different from the special development presentation can be executed as a second development pattern after it is announced that the advantageous state will not be reached as the presentation result of the second suggestive presentation (for example, as shown in FIG. 11-8, in a variable display in a variable pattern of a super reach ζ, a variable display result (miss) is once announced as the presentation result of a reach presentation B, and then a reach presentation E development is executed). a game control means (e.g., CPU 103) capable of controlling the progress of a game; a presentation control means (e.g., presentation control command shown in FIG. 16-2) capable of controlling a presentation based on control information transmitted from the game control means; and a presentation control means (e.g., presentation control CPU 120) capable of controlling a presentation based on control information transmitted from the game control means. updating means (for example, a portion in which the CPU 103 executes the ball output state determination process shown in FIG. 16-13) capable of updating the predetermined numerical data from the first value (for example, "1" or "2") to a second value (for example, "1" or "2"), and adjusting means (for example, a portion in which the CPU 103 sets the ball output state flag value to "1" or "2" in the ball output state determination process as shown in FIG. 16-13 and FIG. 16-21, in which the CPU 103 extends the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during a jackpot game) when the first development pattern is executed by the development presentation execution means, the suggestion presentation execution means adjusts the speed of the game value awarded in a unit period so as to decrease when the predetermined numerical data is the second value, and When the second development pattern is executed by the development performance execution means, the fourth suggestion performance can be executed after the special development performance is executed (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display of the variable pattern of the super reach η, a high expectation reach performance development notification performance is executed during the execution of reach performance A, and then a reach performance F is executed), and when the second development pattern is executed by the development performance execution means, the fourth suggestion performance can be executed after the execution of the special development performance (for example, as shown in FIG. 11-8, in the variable display of the variable pattern of the super reach ζ, a variable display result (miss) is once notified as the performance result of the reach performance B, and then a reach performance E development notification performance is executed, and then a reach performance E is executed). The performance period of the special development performance is 11-8 and 11-9, the length L7 of the execution period of the high expectation reach performance development notification performance is longer than the length L6b of the execution period of the reach performance E development notification performance), the special development performance includes a first performance in which the visibility of the performance image decreases (for example, the blackout performance shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55), a second performance which is executed after the first performance and in which the front information is visibly displayed (for example, the front performance shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55), and a tertiary performance which is executed after the second performance and in which the rear information which is more highly emphasized than the front information is visibly displayed (for example, the rear performance shown in FIG. 11-10 and FIG. 11-55), and The period from the execution of the special development presentation to the notification of the control to the advantageous state is shorter than the period from the execution of the special development presentation to the notification of the control to the advantageous state (for example, as shown in FIG. 11-8 and FIG. 11-9, the length L13 of the period from the start timing of the high expectation reach presentation development notification presentation to the end timing of the reach presentation I (the notification timing of the variable display result) and the length L12 of the period from the start timing of the high expectation reach presentation development notification presentation to the end timing of the reach presentation F are set longer than the length L11 of the period from the start timing of the reach presentation E development notification presentation to the end timing of the reach presentation E (the notification timing of the variable display result)). The gaming machine can transmit control information that can be used to control the presentation (for example, as shown in FIG. 16-13, the CPU 103 executes the sending setting of the ball output state designation command in the processing of step 162SGS17, and then executes the command control processing shown in FIG. 5), and the presentation control means can execute presentation control based on control information that can identify that the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in FIG. 16-27 and FIG. 16-28, the presentation control CPU 120 can identify the ball output state from the received ball output state designation command in the preview presentation determination processing, and determine whether or not to execute a preview presentation during variable display and the presentation type of the preview presentation to be executed using a preview presentation type determination table corresponding to the identified ball output state).

このような構成によれば、特殊発展演出の実行後において第4示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が過度に長期化することによる遊技興趣の低下を抑制することができるとともに、特別発展演出の実行後において特別示唆演出が実行される場合については、有利状態に制御されることが報知されるまでに好適に遊技者を特別示唆演出に注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。また、所定数値データが第2の値であるときにおいて遊技価値の付与速度を低下させる調整が実行されるため、所定数値データが第2の値であるときにおいて短期間に過度の遊技価値が付与されて射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことができるとともに、所定数値データが第2の値であるか否かに対応した演出制御を実行できるので、遊技興趣を向上できる。 With this configuration, when the fourth suggestion effect is executed after the special development effect is executed, it is possible to suppress a decrease in interest in the game caused by an excessively long period until control to an advantageous state is notified, and when the special suggestion effect is executed after the special development effect is executed, it is possible to preferably draw the player's attention to the special suggestion effect before control to an advantageous state is notified, thereby improving interest in the game. In addition, since an adjustment is made to slow down the granting speed of game value when the specified numerical data is the second value, it is possible to prevent excessive game value from being granted in a short period of time when the specified numerical data is the second value, which would lead to an excessive increase in gambling, and it is possible to execute presentation control corresponding to whether the specified numerical data is the second value or not, thereby improving interest in the game.

つまり、発展演出の種類によって演出期間の長さ、および発展演出が実行されてから有利状態に制御されることが報知されるまでの期間が変化し、発展演出の種類に応じて適度な長さの演出期間で発展演出および有利状態に制御されることの報知が実行されるので、遊技興趣を向上できるとともに、遊技価値の付与速度を低下させる調整(例えば、変動パターン選択において遊技価値の付与速度を低下させない場合よりも可変表示時間が長くなるようにする調整)が実行されたときに該調整に応じた演出が行われるため、短期間に過度の遊技価値が付与されることを防ぎながら遊技興趣の低下を防止できる。すなわち、遊技場に設置したときに適度な長さの演出期間で複数種類の発展演出を実行でき、適度な射幸性で遊技者の興味をひきやすい遊技機を提供することができる。 In other words, the length of the presentation period and the period from when the development presentation is executed until control to an advantageous state is notified vary depending on the type of development presentation, and the development presentation and the notification of control to an advantageous state are executed in a presentation period of appropriate length depending on the type of development presentation, so interest in the game can be increased, and when an adjustment is made to slow down the speed at which game value is awarded (for example, an adjustment to make the variable display time longer than when the speed at which game value is awarded is not slowed in the variation pattern selection), a presentation corresponding to the adjustment is performed, so that excessive game value is prevented from being awarded in a short period of time while preventing a decrease in interest in the game. In other words, a gaming machine can be provided that can execute multiple types of development presentations in a presentation period of appropriate length when installed in an amusement facility, and that is easy to attract the interest of players with its moderate gambling nature.

さらに、発展演出による遊技興趣を向上させることができ、また、射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことができるとともに遊技興趣を向上できる遊技機の形態の一例として、遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能であるとともに、通常状態と該通常状態よりも前記有利状態に制御されやすい特別状態(例えば、時短状態(高確高ベース状態や低確高ベース状態))に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、遊技の進行を制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103)と、前記遊技制御手段から送信される制御情報(例えば、図16-2に示す演出制御コマンド)にもとづいて演出を制御可能な演出制御手段(例えば、演出制御用CPU120)と、前記通常状態から前記有利状態または前記特別状態のいずれかに制御されたときから前記通常状態に一度も制御されていない有利期間(例えば、連荘状態の期間)において発生した前記有利状態の回数が特定回数に達しているとき(例えば、連荘回数が第1判定回数である「5」以上であるとき)に所定数値データを第1の値(例えば、「0」)から第2の値(例えば、「1」や「2」)へ更新可能な更新手段(例えば、CPU103が図16-13に示す出玉状態判定処理を実行する部分)と、前記所定数値データが前記第2の値であるときに、単位期間において付与される遊技価値の付与速度が低下するように調整する調整手段(例えば、図16-13及び図16-21に示すように、CPU103が出玉状態判定処理において出玉状態フラグ値を「1」や「2」にセットすることによって大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化する部分)と、を備え、前記遊技制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報を前記演出制御手段に送信可能であって(例えば、図16-13に示すように、CPU103がステップ162SGS17の処理で出玉状態指定コマンドの送信設定を実行した後、図5に示すコマンド制御処理を実行する部分)、前記演出制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報にもとづいた演出制御を実行可能である(例えば、図16-27及び図16-28に示すように、演出制御用CPU120は、予告演出決定処理において、受信した出玉状態指定コマンドから出玉状態を特定し、該特定した出玉状態に応じた予告演出種別決定用テーブルを用いて可変表示中に予告演出を実行するか否か及び実行する予告演出の演出種別を決定可能な部分)遊技機が挙げられる。以下に、これらの遊技機の形態例の一例を他の形態例として説明する。 Furthermore, as an example of a form of gaming machine that can increase the interest in gaming through developmental presentations and prevent excessive gambling while increasing the interest in gaming, there is a gaming machine (e.g., pachinko gaming machine 1) that can be controlled to an advantageous state (e.g., a jackpot gaming state) that is advantageous to the player, and that can be controlled to a normal state and a special state (e.g., a time-saving state (high probability high base state or low probability high base state)) that is easier to control to the advantageous state than the normal state, and that has a gaming control means (e.g., CPU 103) that can control the progress of the game, and control information transmitted from the gaming control means (e.g., the control information shown in FIG. 16-2) that can control the progress of the game. a presentation control means (e.g., a presentation control command) for controlling a presentation based on the presentation control command; an update means (e.g., a part in which the CPU 103 executes the ball output state determination process shown in FIG. 16-13 ) for updating a predetermined numerical data from a first value (e.g., “0”) to a second value (e.g., “1” or “2”) when the number of times that the advantageous state has occurred during an advantageous period (e.g., a period during which consecutive wins have occurred) during which the normal state has never been controlled since the normal state was controlled to either the advantageous state or the special state has reached a specific number (e.g., when the number of consecutive wins is equal to or greater than “5”, which is a first determination number); and an adjustment means for adjusting the granting speed of the game value granted in a unit period so as to decrease when the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in FIG. 16-13 and FIG. 16-21, a portion in which the CPU 103 sets the ball output state flag value to "1" or "2" in the ball output state determination process to lengthen the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during the jackpot game), and the game control means is capable of transmitting control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value to the presentation control means (for example, as shown in FIG. 16-13, the CPU 103 sets the ball output state flag value to "1" or "2" in the ball output state determination process to lengthen the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during the jackpot game), and the game control means is capable of transmitting control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value to the presentation control means (for example, 162SGS17 performs the sending setting of the ball output state designation command in the process, and then executes the command control process shown in FIG. 5), the presentation control means is capable of executing presentation control based on control information that can identify that the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in FIG. 16-27 and FIG. 16-28, the presentation control CPU 120 is capable of identifying the ball output state from the received ball output state designation command in the preview presentation determination process, and determining whether or not to execute a preview presentation during variable display and the presentation type of the preview presentation to be executed using a preview presentation type determination table according to the identified ball output state). Below, an example of the form of these gaming machines is described as another form example.

[形態]
形態1の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能であるとともに、通常状態と該通常状態よりも前記有利状態に制御されやすい特別状態(例えば、時短状態(高確高ベース状態や低確高ベース状態))に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
前記通常状態から前記有利状態または前記特別状態のいずれかに制御されたときから前記通常状態に一度も制御されていない有利期間(例えば、連荘状態の期間)において発生した前記有利状態の回数が特定回数に達しているとき(例えば、連荘回数が第1判定回数である「5」以上であるとき)に所定数値データを第1の値(例えば、「0」)から第2の値(例えば、「1」や「2」)へ更新可能な更新手段(例えば、CPU103が図16-13に示す出玉状態判定処理を実行する部分)と
前記所定数値データが前記第2の値であるときに、単位期間において付与される遊技価値の付与速度が低下するように調整する調整手段(例えば、図16-13及び図16-21に示すように、CPU103が出玉状態判定処理において出玉状態フラグ値を「1」や「2」にセットすることによって大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化する部分)と、を備え、
前記更新手段は、終了条件が成立するときに前記所定数値データを前記第2の値から前記第1の値へ更新する(例えば、図16-13に示すように、CPU103が出玉状態フラグを「1」にセットしたときに同じくセットした判定後可変表示残回数が0となったことに基づいて出玉状態フラグを「0」にセットする部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが第2の値であるときにおいて遊技価値の付与速度を低下させる調整が実行されるため、所定数値データが第2の値であるときにおいて短期間に過度の遊技価値が付与されて射幸性が過度に高まってしまうことを防ぐことができる。
[form]
The gaming machine of form 1 is
A gaming machine (e.g., a pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a favorable state (e.g., a jackpot gaming state) that is favorable to a player, and can also be controlled to a normal state and a special state (e.g., a time-saving state (high probability high base state or low probability high base state)) that is easier to control to the favorable state than the normal state,
update means (e.g., a portion in which the CPU 103 executes the ball output state determination process shown in FIG. 16-13) capable of updating a predetermined numerical data from a first value (e.g., "0") to a second value (e.g., "1" or "2") when the number of times that the advantageous state has occurred during an advantageous period (e.g., a period during which consecutive wins have occurred) during which the normal state has never been controlled since the state was controlled to either the advantageous state or the special state has been controlled to the normal state has reached a specific number (e.g., when the number of consecutive wins is equal to or greater than "5", which is a first determination number); and adjustment means (e.g., a portion in which the CPU 103 executes the ball output state determination process shown in FIG. 16-13) for adjusting the granting speed of the game value granted in a unit period so as to decrease when the predetermined numerical data is the second value (e.g., a portion in which the CPU 103 sets the ball output state flag value to "1" or "2" in the ball output state determination process as shown in FIG. 16-13 and FIG. 16-21, thereby lengthening the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during a jackpot game);
The update means updates the predetermined numerical data from the second value to the first value when the termination condition is satisfied (for example, as shown in FIG. 16-13, when the CPU 103 sets the ball-out state flag to "1", the ball-out state flag is set to "0" based on the fact that the number of remaining variable display times after the determination, which was also set, becomes 0).
It is characterized by the following.
According to this feature, an adjustment is made to slow down the rate at which game value is awarded when the specified numerical data is the second value, thereby preventing excessive game value from being awarded in a short period of time when the specified numerical data is the second value, which would lead to excessively high gambling tendency.

特徴部162SGの形態2の遊技機は、形態1に記載の遊技機であって、
可変表示を実行し、可変表示結果が特定結果(例えば、大当り)となったときに前記有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記調整手段は、前記所定数値データが前記第2の値であるときにおいて実行される可変表示の可変表示期間が、前記所定数値データが前記第1の値であるときにおいて実行される可変表示の可変表示期間よりも長くなるように調整する(例えば、図16-8に示すように、出玉状態フラグの値が「1」や「2」であるとき(第1高出玉状態や第2高出玉状態であるとき)は、出玉状態フラグの値が「0」であるとき(低出玉状態であるとき)よりも各変動パターンにおける特図可変表示時間が長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可変表示期間が長くなることによって所定数値データが第2の値であるときにおいて発生する有利状態の時間間隔を長くできるので、所定数値データが第2の値であるときにおける遊技価値の付与速度を、有利状態にて付与される遊技価値を低減することなく低下させることができる。
The gaming machine of the second aspect of the characteristic part 162SG is the gaming machine of the first aspect,
A gaming machine that can be controlled to the advantageous state when a variable display is executed and the variable display result becomes a specific result (e.g., a jackpot),
The adjustment means adjusts the variable display period of the variable display executed when the predetermined numerical data is the second value so as to be longer than the variable display period of the variable display executed when the predetermined numerical data is the first value (for example, as shown in FIG. 16-8, when the value of the ball output state flag is "1" or "2" (when the ball output state is the first high ball output state or the second high ball output state), the special chart variable display period in each variation pattern is set longer than when the value of the ball output state flag is "0" (when the ball output state is the low ball output state)).
It is characterized by the following.
According to this feature, by lengthening the variable display period, the time interval during which the advantageous state occurs when the specified numerical data is the second value can be lengthened, so that the speed at which the game value is awarded when the specified numerical data is the second value can be slowed down without reducing the game value awarded in the advantageous state.

特徴部162SGの形態3の遊技機は、形態1または形態2に記載の遊技機であって、
前記有利状態は、遊技価値が付与可能である付与可能期間(例えば、図16-20に示すように、大入賞口が開放状態となる各ラウンド遊技の期間)と遊技価値が付与不能である付与不能期間(例えば、図16-20に示すように、大入賞口が閉鎖状態となるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間)とを含み、
前記調整手段は、前記所定数値データが前記第2の値であるときにおいて制御される前記有利状態の付与不能期間を前記所定数値データが前記第1の値であるときにおいて制御される前記有利状態の付与不能期間よりも長くなるように調整する(例えば、図16-21に示すように、出玉状態フラグの値が「1」や「2」である場合は、出玉状態フラグの値が「0」である場合よりも大当り遊技中におけるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング期間が長く設定されている部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技価値が付与されない付与不能期間が長くなることによって、所定数値データが第2の値であるときにおける遊技価値の付与速度を低下させることができる。
The gaming machine of the third aspect of the characteristic part 162SG is the gaming machine of the first or second aspect,
The advantageous state includes an awardable period during which game value can be awarded (for example, as shown in FIG. 16-20, the period of each round of play in which the large prize opening is in an open state) and an unawardable period during which game value cannot be awarded (for example, as shown in FIG. 16-20, the fanfare performance period, interval period, and ending performance period in which the large prize opening is in a closed state),
The adjustment means adjusts the period during which the advantageous state cannot be granted, which is controlled when the predetermined numerical data is the second value, so as to be longer than the period during which the advantageous state cannot be granted, which is controlled when the predetermined numerical data is the first value (for example, as shown in FIG. 16-21, when the value of the ball output state flag is "1" or "2", the fanfare presentation period, interval period, and ending period during the jackpot game are set longer than when the value of the ball output state flag is "0");
It is characterized by the following.
According to this feature, by lengthening the non-awarding period during which the game value is not awarded, it is possible to slow down the awarding speed of the game value when the predetermined numerical data is the second value.

特徴部162SGの形態4の遊技機は、形態1~形態3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記有利状態を、第1有利状態(例えば、確変大当りB)と該第1有利状態よりも付与される遊技価値の大きさが大きい第2有利状態(例えば、確変大当りA)のいずれとするかを決定可能な有利状態種別決定手段(例えば、CPU103が図16-16に示す特別図柄通常処理において大当り種別を決定する処理(ステップ162SGS154)を実行する部分)を備え、
前記調整手段は、前記所定数値データが前記第2の値であるときにおいて前記有利状態種別決定手段によって前記第1有利状態が決定される割合が、前記所定数値データが前記第1の値であるときにおいて前記有利状態種別決定手段によって前記第1有利状態が決定される割合よりも高くなるように調整する(例えば、変形例162SG-1に示すように、出玉状態が高出玉状態である場合は、出玉状態が低出玉状態である場合よりも大当り種別として確変大当りAの決定割合を低下させるとともに確変大当りBの決定割合を高める部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが第2の値であるときにおいては付与される遊技価値の大きさが小さい第1有利状態が決定されやすくなるため、所定数値データが第2の値であるときにおいて付与される遊技価値の大きさを低減できるので、結果として所定数値データが第2の値であるときにおける遊技価値の付与速度を低下させることができる。
The gaming machine of the fourth aspect of the characteristic part 162SG is a gaming machine according to any one of the first to third aspects,
The game device includes an advantageous state type determining means (for example, a portion where the CPU 103 executes a process (step 162 SGS 154) for determining the type of jackpot in the normal process for special symbols shown in FIG. 16-16 ) capable of determining whether the advantageous state is a first advantageous state (for example, a sure-win B) or a second advantageous state (for example, a sure-win A) in which the amount of game value awarded is greater than that of the first advantageous state,
The adjustment means adjusts the rate at which the first advantageous state is determined by the advantageous state type determination means when the predetermined numerical data is the second value so as to be higher than the rate at which the first advantageous state is determined by the advantageous state type determination means when the predetermined numerical data is the first value (for example, as shown in modified example 162SG-1, when the ball output state is a high ball output state, the determination rate of the special jackpot A is lowered as the jackpot type and the determination rate of the special jackpot B is increased compared to when the ball output state is a low ball output state).
It is characterized by the following.
According to this feature, when the specified numerical data is the second value, it becomes easier to determine the first advantageous state in which the amount of game value awarded is small, so that the amount of game value awarded when the specified numerical data is the second value can be reduced, and as a result, the speed at which game value is awarded when the specified numerical data is the second value can be slowed down.

特徴部162SGの形態5の遊技機は、形態1~形態4のいずれかに記載の遊技機であって、
前記調整手段は、前記所定数値データが前記第2の値であるときにおいて前記有利期間終了決定手段によって有利期間の終了が決定される割合が、前記所定数値データが前記第1の値であるときにおいて前記有利期間終了決定手段によって有利期間の終了が決定される割合よりも高くなるように調整する(例えば、変形例162SG-2に示すように、高出玉状態において低出玉状態よりも大当り種別を非確変大当りに決定する割合を高める部分や、高出玉状態において低出玉状態よりも転落抽選に当選する割合を高める部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが前記第2の値であるときにおいては有利期間の終了が決定され易くなって通常状態に制御されやすくなるため、特別状態を介して連続する有利状態の発生回数を低減することができるので、結果として所定数値データが前記第2の値であるときにおける遊技価値の付与速度を低下させることができる。
A gaming machine according to a fifth aspect of the present invention is a gaming machine according to any one of the first to fourth aspects,
The adjustment means adjusts the rate at which the advantageous period end determination means determines the end of the advantageous period when the predetermined numerical data is the second value to be higher than the rate at which the advantageous period end determination means determines the end of the advantageous period when the predetermined numerical data is the first value (for example, as shown in modified example 162SG-2, a portion that increases the rate at which the jackpot type is determined to be a non-variable jackpot in a high ball output state compared to a low ball output state, and a portion that increases the rate at which the drop-out lottery is won in a high ball output state compared to a low ball output state).
It is characterized by the following.
According to this feature, when the specified numerical data is the second value, the end of the advantageous period is more easily determined and it is more easily controlled to the normal state, so that the number of times consecutive advantageous states occur via special states can be reduced, and as a result, the speed at which game value is awarded can be slowed down when the specified numerical data is the second value.

特徴部162SGの形態6の遊技機は、形態1~形態5のいずれかに記載の遊技機であって、
前記終了条件は、前記更新手段によって前記所定数値データが前記第1の値から前記第2の値へ更新された後に前記有利期間において発生した前記有利状態の発生回数が終了判定回数に達したことである(例えば、変形例162SG-3に示すように、第1高出玉状態や第2高出玉状態に制御されてから100回の可変表示が実行されたことを条件に第1高出玉状態や第2高出玉状態を低出玉状態に制御する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが第1の値から前第2の値へ更新された後において終了判定回数の有利状態が有利期間において発生したときに調整を終了することができる。
A gaming machine according to a sixth aspect of the characteristic portion 162SG is a gaming machine according to any one of the first to fifth aspects,
The termination condition is that the number of occurrences of the advantageous state that occurred during the advantageous period after the predetermined numerical data was updated from the first value to the second value by the update means has reached the termination determination number (for example, as shown in variant example 162SG-3, a part that controls the first high ball output state or the second high ball output state to a low ball output state on the condition that 100 variable displays have been executed after being controlled to the first high ball output state or the second high ball output state).
It is characterized by the following.
According to this feature, the adjustment can be terminated when the advantageous state of the termination judgment number occurs during the advantageous period after the specified numerical data is updated from the first value to the previous second value.

特徴部162SGの形態7の遊技機は、形態1~形態6のいずれかに記載の遊技機であって、
可変表示を実行し、可変表示結果が特定結果(例えば、大当り)となったときに前記有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記終了条件は、前記更新手段によって前記所定数値データが前記第1の値から前記第2の値へ更新された後に実行された可変表示の回数が終了判定回数に達したこと(例えば、判定後可変表示残回数としてセットされた値である「100」が100回の可変表示の実行によって「0」となること)である、
ことを特徴としている。
この特徴によれば所定数値データが第1の値から前第2の値へ更新された後において終了判定回数の可変表示が実行されたときに調整を終了することができる。
The gaming machine of the seventh aspect of the characteristic portion 162SG is a gaming machine according to any one of the first to sixth aspects,
A gaming machine that can be controlled to the advantageous state when a variable display is executed and the variable display result becomes a specific result (e.g., a jackpot),
The termination condition is that the number of variable displays executed after the predetermined numerical data is updated from the first value to the second value by the update means reaches a termination determination number (for example, the value "100" set as the remaining number of variable displays after determination becomes "0" after 100 variable displays are executed).
It is characterized by the following.
According to this feature, the adjustment can be ended when the variable display of the end determination count is executed after the predetermined numerical data is updated from the first value to the previous second value.

特徴部162SGの形態8の遊技機は、形態1~形態7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記終了条件は、前記更新手段によって前記所定数値データが前記第1の値から前記第2の値へ更新された後に遊技に使用された遊技価値の大きさが終了判定の大きさに達したことである(例えば、変形例162SG-4に示すように、出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから、連荘状態の期間中に各入賞口へ入賞した遊技球やアウト口に進入した遊技球の合計数が所定個数(例えば、1000球)に達したことにもとづいて出玉状態フラグの値を「0」にセットする部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが第1の値から前第2の値へ更新された後において遊技に使用された遊技価値の大きさが終了判定の大きさに達したときに調整を終了することができる。
The gaming machine of aspect 8 having the characteristic portion 162SG is a gaming machine according to any one of aspects 1 to 7,
The termination condition is that the magnitude of the game value used in the game after the predetermined numerical data is updated from the first value to the second value by the update means reaches a magnitude for termination judgment (for example, as shown in variant example 162SG-4, after setting the value of the ball output status flag to "1", the value of the ball output status flag is set to "0" based on the total number of game balls that have entered each winning port or entered the outlet port during the consecutive winning state reaching a predetermined number (for example, 1000 balls)).
It is characterized by the following.
According to this feature, the adjustment can be terminated when the magnitude of the game value used in the game after the specified numerical data is updated from a first value to a previous second value reaches a magnitude for termination judgment.

特徴部162SGの形態9の遊技機は、形態1~形態8のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技機への電力供給が停止されても前記所定数値データの値を保持可能な記憶手段(例えば、RAM102)と、
遊技機への電力供給が開始されたときに、所定条件の成立にもとづいて前記記憶手段の記憶内容を初期化する初期化手段(例えば、パチンコ遊技機1の起動時にCPU103が図16-11に示す遊技制御メイン処理を実行するとき、復旧条件が成立していないことにもとづいて(ステップS3;N)、ステップS6a及びステップS6bの処理を実行する部分)と、
を備え、
前記初期化手段によって前記記憶手段の記憶内容が初期化された場合に、前記所定数値データに前記第1の値が設定される(例えば、図16-11に示すように、CPU103がステップS6bの処理にて出玉状態フラグの値として低出玉状態に対応する「0」をセットする部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、電源供給開始時に調整が行われてしまうことを防ぐことができる。
A gaming machine according to a ninth aspect of the characteristic portion 162SG is a gaming machine according to any one of the first to eighth aspects,
A storage means (e.g., RAM 102) capable of retaining the value of the predetermined numerical data even when the power supply to the gaming machine is stopped;
An initialization means for initializing the contents stored in the storage means based on the establishment of a predetermined condition when the power supply to the gaming machine is started (for example, a part for executing the processes of steps S6a and S6b based on the fact that the restoration condition is not established (step S3; N) when the CPU 103 executes the game control main process shown in FIG. 16-11 at the start of the pachinko gaming machine 1);
Equipped with
When the memory contents of the memory means are initialized by the initialization means, the first value is set to the predetermined numerical data (for example, as shown in FIG. 16-11, the CPU 103 sets the value of the ball output state flag to “0” corresponding to the low ball output state in the processing of step S6b).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to prevent adjustment from being made when power supply is started.

特徴部162SGの形態10の遊技機は、形態1~形態9のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技機への電力供給が停止されても前記所定数値データの値を保持可能な記憶手段(例えば、RAM102)を備え、
遊技機への電力供給が開始されたときに、前記記憶手段に保持された前記所定数値データの値にもとづいて前記所定数値データを復旧する(例えば、パチンコ遊技機1の起動時にCPU103が図16-11に示す遊技制御メイン処理を実行するとき、復旧条件が成立していれば(ステップS3;Y)、バックアップデータによる出玉状態フラグの更新処理を含む復旧処理(ステップS4)を実行することにより、電断発生時に高出玉状態であった場合には高出玉状態に復旧し、電断発生時に低出玉状態であった場合には低出玉状態に復旧する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、電断の発生時の所定数値データが第2の値であれば、電断復旧時に調整を継続することができる。
The gaming machine of the tenth aspect of the characteristic portion 162SG is the gaming machine of any one of the first to ninth aspects,
a storage means (e.g., a RAM 102) capable of retaining the value of the predetermined numerical data even when the power supply to the gaming machine is stopped;
When power supply to the gaming machine is started, the predetermined numerical data is restored based on the value of the predetermined numerical data stored in the storage means (for example, when the CPU 103 executes the game control main process shown in FIG. 16-11 at the start of the pachinko gaming machine 1, if the restoration condition is satisfied (step S3; Y), a restoration process (step S4) including an update process of the ball output state flag by the backup data is executed, thereby restoring the ball output state to a high ball output state if the ball output state was high when the power outage occurred, and restoring the ball output state to a low ball output state if the ball output state was low when the power outage occurred).
It is characterized by the following.
According to this feature, if the specified numerical data at the time of the power outage is the second value, the adjustment can be continued when the power outage is restored.

特徴部162SGの形態11の遊技機は、形態1~形態10のいずれかに記載の遊技機であって、
前記所定数値データが前記第2の値であることを報知可能な報知手段(例えば、図16-13に示すように、CPU103が出玉状態判定処理において、ステップS162SG06の処理で出玉状態フラグの値を「1」にセットした後に、ステップ162SG08の処理で高出玉状態報知LED162SG071の点灯を開始する部分)を備える、
ことを特徴としている。
所定数値データが第2の値であることにより調整がおこなわれていることを認識することができる。
The gaming machine of aspect 11 having the characteristic portion 162SG is the gaming machine of any one of aspects 1 to 10,
A notification means capable of notifying that the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in FIG. 16-13, in the ball output state determination process, the CPU 103 sets the value of the ball output state flag to "1" in the process of step S162SG06, and then starts turning on the high ball output state notification LED 162SG071 in the process of step S162SG08).
It is characterized by the following.
It can be recognized that an adjustment has been made because the predetermined numerical data is the second value.

特徴部162SGの形態12の遊技機は、形態11に記載の遊技機であって、
遊技の進行を制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103)と、
前記遊技制御手段によって発光が制御される複数の発光部(例えば、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、高出玉状態報知LED162SG071)を有する発光手段と、を備え、
前記報知は、前記発光部を発光させることによって行われる(例えば、高出玉状態報知LED162SG071の点灯によって高出玉状態を報知する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技制御手段による他の発光部と共通した発光制御によって報知を行うことができる。
A gaming machine according to a twelfth aspect of the present invention is the gaming machine according to the eleventh aspect,
A game control means (e.g., a CPU 103) capable of controlling the progress of a game;
A light emitting means having a plurality of light emitting parts (for example, a first special symbol display device 4A and a second special symbol display device 4B, a normal symbol display device 20, a high ball output state notification LED 162SG071) whose light emission is controlled by the game control means,
The notification is performed by illuminating the light-emitting unit (for example, a part that notifies the high ball output state by lighting the high ball output state notification LED 162SG071).
It is characterized by the following.
According to this feature, notification can be performed by light emission control common to other light emitting units by the game control means.

特徴部162SGの形態13の遊技機は、形態1~形態12のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技の進行を制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103)と、
前記遊技制御手段から送信される制御情報(例えば、図16-2に示す演出制御コマンド)にもとづいて演出を制御可能な演出制御手段(例えば、演出制御用CPU120)と、
を備え、
前記遊技制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報を前記演出制御手段に送信可能であって(例えば、図16-13に示すように、CPU103がステップ162SGS17の処理で出玉状態指定コマンドの送信設定を実行した後、図5に示すコマンド制御処理を実行する部分)、
前記演出制御手段は、前記所定数値データが前記第2の値であることを特定可能な制御情報にもとづいた演出制御を実行可能である(例えば、図16-27及び図16-28に示すように、演出制御用CPU120は、予告演出決定処理において、受信した出玉状態指定コマンドから出玉状態を特定し、該特定した出玉状態に応じた予告演出種別決定用テーブルを用いて可変表示中に予告演出を実行するか否か及び実行する予告演出の演出種別を決定可能な部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが第2の値であるか否かに対応した演出制御を実行できるので、遊技興趣を向上できる。
The gaming machine of aspect 13 having the characteristic portion 162SG is a gaming machine according to any one of aspects 1 to 12,
A game control means (e.g., a CPU 103) capable of controlling the progress of a game;
A presentation control means (e.g., a presentation control CPU 120) capable of controlling presentation based on control information (e.g., a presentation control command shown in FIG. 16-2) transmitted from the game control means;
Equipped with
The game control means is capable of transmitting control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value to the performance control means (for example, as shown in FIG. 16-13, after the CPU 103 executes the sending setting of the ball output state designation command in the processing of step 162SGS17, the part that executes the command control processing shown in FIG. 5);
The presentation control means is capable of executing presentation control based on control information capable of identifying that the predetermined numerical data is the second value (for example, as shown in FIG. 16-27 and FIG. 16-28, the presentation control CPU 120 is capable of identifying the ball output state from the received ball output state designation command in the preview presentation determination process, and determining whether or not to execute a preview presentation during variable display and the presentation type of the preview presentation to be executed using a preview presentation type determination table corresponding to the identified ball output state).
It is characterized by the following.
According to this feature, presentation control can be executed according to whether the predetermined numerical data is the second value or not, thereby increasing interest in the game.

特徴部162SGの形態14の遊技機は、形態1~形態13のいずれかに記載の遊技機であって、
前記有利状態に制御される可能性が高いことを示唆可能な特定演出(例えば、リーチ演出)と、該特定演出の実行を予告する予告演出(例えば、先読予告演出)とを実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120)を備え、
前記演出実行手段は、前記更新手段によって前記所定数値データが前記第2の値から前記第1の値へ更新される前の所定期間において、前記予告演出の実行を制限する(例えば、図16-23に示すように、演出制御用CPU120は、先読予告設定処理のステップ162SGS242bの処理において判定後可変表示残回数が先読み制限回数以下であるか否かを判定し、判定後可変表示残回数が先読み制限回数以下である場合(ステップ162SGS242b;Y)は先読予告演出を実行しない部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定数値データが第2の値から第1の値に更新されたことにより調整が実行されなくなることによって予告演出が不適切となってしまうことを防止できる。
The gaming machine of aspect 14 having the characteristic portion 162SG is the gaming machine of any one of aspects 1 to 13,
A presentation execution means (e.g., a presentation control CPU 120) is provided that can execute a specific presentation (e.g., a reach presentation) that can suggest that there is a high possibility of control into the advantageous state, and a preview presentation (e.g., a foresight preview presentation) that previews the execution of the specific presentation,
The performance execution means limits the execution of the preview performance during a predetermined period before the update means updates the predetermined numerical data from the second value to the first value (for example, as shown in FIG. 16-23, the performance control CPU 120 determines whether or not the post-determination variable display remaining number is equal to or less than the pre-reading limit number in the processing of step 162SGS242b of the pre-reading preview setting processing, and does not execute the pre-reading preview performance if the post-determination variable display remaining number is equal to or less than the pre-reading limit number (step 162SGS242b; Y)).
It is characterized by the following.
According to this feature, it is possible to prevent the preview performance from becoming inappropriate because the adjustment is no longer performed as a result of the specified numerical data being updated from the second value to the first value.

図12は、特別図柄プロセス処理として、図5に示すステップS25にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS101)。 Figure 12 is a flow chart showing an example of the special symbol process executed in step S25 shown in Figure 5. In this special symbol process, the CPU 103 first executes a start winning determination process (step S101).

始動入賞判定処理では、始動入賞の発生を検出し、RAM102の所定領域に保留情報を格納し保留記憶数を更新する処理が実行される。始動入賞が発生すると、表示結果(大当り種別を含む)や変動パターンを決定するための乱数値が抽出され、保留情報として記憶される。また、抽出した乱数値に基づいて、表示結果や変動パターンを先読判定する処理が実行されてもよい。保留情報や保留記憶数を記憶した後には、演出制御基板12に始動入賞の発生、保留記憶数、先読判定等の判定結果を指定するための演出制御コマンドを送信するための送信設定が行われる。こうして送信設定された始動入賞時の演出制御コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図4に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 In the start winning judgment process, a process is executed to detect the occurrence of a start winning, store the reserved information in a specified area of the RAM 102, and update the reserved memory number. When a start winning occurs, a random number value for determining the display result (including the type of big win) and the variation pattern is extracted and stored as reserved information. In addition, a process for predicting and judging the display result and the variation pattern based on the extracted random number value may be executed. After the reserved information and the reserved memory number are stored, a transmission setting is performed to transmit a performance control command to the performance control board 12 to specify the judgment results such as the occurrence of a start winning, the reserved memory number, and the predictive judgment. The performance control command at the time of the start winning that has been transmitted and set in this way is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example, after the special pattern process is completed, by executing the command control process of step S27 shown in FIG. 4.

ステップS101にて始動入賞判定処理を実行した後、CPU103は、RAM102に設けられた特図プロセスフラグの値に応じて、ステップS110~S120の処理のいずれかを選択して実行する。なお、特別図柄プロセス処理の各処理(ステップS110~S120)では、各処理に対応した演出制御コマンドを演出制御基板12に送信するための送信設定が行われる。 After executing the start winning determination process in step S101, the CPU 103 selects and executes one of the processes in steps S110 to S120 depending on the value of the special symbol process flag provided in the RAM 102. Note that in each step of the special symbol process (steps S110 to S120), a transmission setting is made to transmit a performance control command corresponding to each step to the performance control board 12.

ステップS110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”(初期値)のときに実行される。この特別図柄通常処理では、保留情報の有無などに基づいて、第1特図ゲームまたは第2特図ゲームを開始するか否かの判定が行われる。また、特別図柄通常処理では、表示結果決定用の乱数値に基づき、特別図柄や飾り図柄の表示結果を「大当り」または「小当り」とするか否かや「大当り」とする場合の大当り種別を、その表示結果が導出表示される以前に決定(事前決定)する。さらに、特別図柄通常処理では、決定された表示結果に対応して、特図ゲームにおいて停止表示させる確定特別図柄(大当り図柄や小当り図柄、ハズレ図柄のいずれか)が設定される。その後、特図プロセスフラグの値が“1”に更新され、特別図柄通常処理は終了する。なお、第2特図を用いた特図ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるようにしてもよい(特図2優先消化ともいう)。また、第1始動入賞口および第2始動入賞口への遊技球の入賞順序を記憶し、入賞順に特図ゲームの開始条件を成立させるようにしてもよい(入賞順消化ともいう)。 The normal special pattern processing in step S110 is executed when the value of the special pattern process flag is "0" (initial value). In this normal special pattern processing, a determination is made as to whether or not to start the first special pattern game or the second special pattern game based on the presence or absence of reserved information. In addition, in the normal special pattern processing, based on a random number value for determining the display result, whether or not the display result of the special pattern or the decorative pattern is to be a "big win" or a "small win", and if it is a "big win", the type of big win is determined (pre-determined) before the display result is derived and displayed. Furthermore, in the normal special pattern processing, a determined special pattern (either a big win pattern, a small win pattern, or a miss pattern) to be stopped and displayed in the special pattern game is set in response to the determined display result. After that, the value of the special pattern process flag is updated to "1", and the normal special pattern processing is terminated. In addition, the special pattern game using the second special pattern may be executed in priority over the special pattern game using the first special pattern (also called special pattern 2 priority consumption). Also, the order in which the game balls enter the first start winning slot and the second start winning slot may be stored, and the conditions for starting the special game may be met in the order in which the balls enter (also known as winning order consumption).

乱数値に基づき各種の決定を行う場合には、ROM101に格納されている各種のテーブル(乱数値と比較される決定値が決定結果に割り当てられているテーブル)が参照される。主基板11における他の決定、演出制御基板12における各種の決定についても同じである。演出制御基板12においては、各種のテーブルがROM121に格納されている。 When making various decisions based on random number values, various tables stored in ROM 101 (tables in which decision values compared with random number values are assigned to decision results) are referenced. The same applies to other decisions on the main board 11 and various decisions on the performance control board 12. On the performance control board 12, various tables are stored in ROM 121.

ステップS111の変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される。この変動パターン設定処理には、表示結果を「大当り」または「小当り」とするか否かの事前決定結果等に基づき、変動パターン決定用の乱数値を用いて変動パターンを複数種類のいずれかに決定する処理などが含まれている。変動パターン設定処理では、変動パターンを決定したときに、特図プロセスフラグの値が“2”に更新され、変動パターン設定処理は終了する。 The fluctuation pattern setting process of step S111 is executed when the value of the special chart process flag is "1". This fluctuation pattern setting process includes a process of determining the fluctuation pattern to one of multiple types using a random number value for determining the fluctuation pattern based on a pre-determined result of whether the display result is a "big hit" or a "small hit". In the fluctuation pattern setting process, when the fluctuation pattern is determined, the value of the special chart process flag is updated to "2" and the fluctuation pattern setting process ends.

変動パターンは、特図ゲームの実行時間(特図変動時間)(飾り図柄の可変表示の実行時間でもある)や、飾り図柄の可変表示の態様(リーチの有無等)、飾り図柄の可変表示中の演出内容(リーチ演出の種類等)を指定するものであり、可変表示パターンとも呼ばれる。 The variation pattern specifies the execution time of the special game (special game variation time) (which is also the execution time of the variable display of the decorative symbols), the manner of the variable display of the decorative symbols (whether or not there is a reach, etc.), and the content of the presentation during the variable display of the decorative symbols (type of reach presentation, etc.), and is also called the variable display pattern.

ステップS112の特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される。この特別図柄変動処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄を変動させるための設定を行う処理や、その特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理などが含まれている。また、計測された経過時間が変動パターンに対応する特図変動時間に達したか否かの判定も行われる。そして、特別図柄の変動を開始してからの経過時間が特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラグの値が“3”に更新され、特別図柄変動処理は終了する。 The special pattern change process of step S112 is executed when the value of the special pattern process flag is "2". This special pattern change process includes a process for making settings to change the special pattern in the first special pattern display device 4A and the second special pattern display device 4B, and a process for measuring the elapsed time since the special pattern started to change. It also determines whether the measured elapsed time has reached the special pattern change time corresponding to the change pattern. Then, when the elapsed time since the special pattern started to change has reached the special pattern change time, the value of the special pattern process flag is updated to "3", and the special pattern change process ends.

ステップS113の特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される。この特別図柄停止処理には、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにて特別図柄の変動を停止させ、特別図柄の表示結果となる確定特別図柄を停止表示(導出)させるための設定を行う処理が含まれている。そして、表示結果が「大当り」である場合には特図プロセスフラグの値が“4”に更新される。その一方で、大当りフラグがオフであり、表示結果が「小当り」である場合には、特図プロセスフラグの値が“8”に更新される。また、表示結果が「ハズレ」である場合には、特図プロセスフラグの値が“0”に更新される。表示結果が「小当り」または「ハズレ」である場合、時短状態や確変状態に制御されているときであって、回数切りの終了成立する場合には、遊技状態も更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、特別図柄停止処理は終了する。 The special pattern stop process of step S113 is executed when the value of the special pattern process flag is "3". This special pattern stop process includes a process for setting the first special pattern display device 4A or the second special pattern display device 4B to stop the fluctuation of the special pattern and to stop displaying (deriving) the confirmed special pattern that is the display result of the special pattern. If the display result is a "big win", the value of the special pattern process flag is updated to "4". On the other hand, if the big win flag is off and the display result is a "small win", the value of the special pattern process flag is updated to "8". If the display result is a "miss", the value of the special pattern process flag is updated to "0". If the display result is a "small win" or "miss", when the time-saving state or the probability of winning is controlled and the end of the number of times is established, the game state is also updated. When the value of the special pattern process flag is updated, the special pattern stop process ends.

ステップS114の大当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される。この大当り開放前処理には、表示結果が「大当り」となったことなどに基づき、大当り遊技状態においてラウンドの実行を開始して大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。大入賞口を開放状態とするときには、大入賞口扉用のソレノイド82に対してソレノイド駆動信号を供給する処理が実行される。このときには、例えば大当り種別がいずれであるかに対応して、大入賞口を開放状態とする開放上限期間や、ラウンドの上限実行回数を設定する。これらの設定が終了すると、特図プロセスフラグの値が“5”に更新され、大当り開放前処理は終了する。 The pre-opening process for the jackpot in step S114 is executed when the value of the special chart process flag is "4". This pre-opening process for the jackpot includes a process for setting the jackpot opening to start the execution of a round in the jackpot game state and to open the jackpot opening, based on the display result being "jackpot". When the jackpot opening is opened, a process for supplying a solenoid drive signal to the solenoid 82 for the jackpot opening door is executed. At this time, for example, depending on the type of jackpot, the maximum open period for opening the jackpot opening and the maximum number of rounds to be executed are set. When these settings are completed, the value of the special chart process flag is updated to "5" and the pre-opening process for the jackpot is completed.

ステップS115の大当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実行される。この大当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間やカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。そして、大入賞口を閉鎖状態に戻すときには、大入賞口扉用のソレノイド82に対するソレノイド駆動信号の供給を停止させる処理などを実行した後、特図プロセスフラグの値が“6”に更新し、大当り開放中処理を終了する。 The jackpot opening process of step S115 is executed when the value of the special chart process flag is "5". This jackpot opening process includes a process for measuring the time that has elapsed since the jackpot opening was opened, and a process for determining whether or not it is time to return the jackpot opening from an open state to a closed state based on the measured elapsed time and the number of game balls detected by the count switch 23. When the jackpot opening is to be returned to a closed state, a process for stopping the supply of a solenoid drive signal to the solenoid 82 for the jackpot opening door is executed, and then the value of the special chart process flag is updated to "6", and the jackpot opening process is terminated.

ステップS116の大当り開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実行される。この大当り開放後処理には、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が設定された上限実行回数に達したか否かを判定する処理や、上限実行回数に達した場合に大当り遊技状態を終了させるための設定を行う処理などが含まれている。そして、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達していないときには、特図プロセスフラグの値が“5”に更新される一方、ラウンドの実行回数が上限実行回数に達したときには、特図プロセスフラグの値が“7”に更新される。特図プロセスフラグの値が更新されると、大当り解放後処理は終了する。 The post-jackpot release process of step S116 is executed when the value of the special chart process flag is "6". This post-jackpot release process includes a process for determining whether the number of times the round that opens the big prize opening has been executed has reached a set upper limit, and a process for making settings to end the jackpot game state when the upper limit has been reached. When the number of times the round has been executed has not reached the upper limit, the value of the special chart process flag is updated to "5", whereas when the number of times the round has been executed has reached the upper limit, the value of the special chart process flag is updated to "7". When the value of the special chart process flag is updated, the post-jackpot release process ends.

ステップS117の大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行される。この大当り終了処理には、大当り遊技状態の終了を報知する演出動作としてのエンディング演出が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理や、大当り遊技状態の終了に対応して確変制御や時短制御を開始するための各種の設定を行う処理などが含まれている。こうした設定が行われたときには、特図プロセスフラグの値が“0”に更新され、大当り終了処理は終了する。 The jackpot end process of step S117 is executed when the value of the special chart process flag is "7". This jackpot end process includes a process of waiting until a waiting time corresponding to the period during which an ending presentation is executed as a presentation operation that notifies the end of the jackpot game state has elapsed, and a process of making various settings for starting special rate control or time-saving control in response to the end of the jackpot game state. When such settings are made, the value of the special chart process flag is updated to "0", and the jackpot end process ends.

ステップS118の小当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“8”のときに実行される。この小当り開放前処理には、表示結果が「小当り」となったことに基づき、小当り遊技状態において大入賞口を開放状態とするための設定を行う処理などが含まれている。このときには、特図プロセスフラグの値が“9”に更新され、小当り開放前処理は終了する。 The small win pre-opening process in step S118 is executed when the value of the special chart process flag is "8". This small win pre-opening process includes a process for setting the large prize opening to an open state in the small win game state based on the display result being "small win". At this time, the value of the special chart process flag is updated to "9", and the small win pre-opening process ends.

ステップS119の小当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“9”のときに実行される。この小当り開放中処理には、大入賞口を開放状態としてからの経過時間を計測する処理や、その計測した経過時間などに基づいて、大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングとなったか否かを判定する処理などが含まれている。大入賞口を閉鎖状態に戻して小当り遊技状態の終了タイミングとなったときには、特図プロセスフラグの値が“10”に更新され、小当り開放中処理は終了する。 The small win open processing of step S119 is executed when the value of the special chart process flag is "9". This small win open processing includes a process for measuring the time that has elapsed since the large prize opening was opened, and a process for determining whether or not it is time to return the large prize opening from an open state to a closed state based on the measured elapsed time. When the large prize opening is returned to a closed state and it is time to end the small win game state, the value of the special chart process flag is updated to "10" and the small win open processing ends.

ステップS120の小当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“10”のときに実行される。この小当り終了処理には、小当り遊技状態の終了を報知する演出動作が実行される期間に対応した待ち時間が経過するまで待機する処理などが含まれている。ここで、小当り遊技状態が終了するときには、小当り遊技状態となる以前のパチンコ遊技機1における遊技状態を継続させる。小当り遊技状態の終了時における待ち時間が経過したときには、特図プロセスフラグの値が“0”に更新され、小当り終了処理は終了する。 The small win end process of step S120 is executed when the value of the special chart process flag is "10". This small win end process includes a process of waiting until a waiting time corresponding to the period during which the presentation operation that notifies the end of the small win game state is executed has elapsed. Here, when the small win game state ends, the game state in the pachinko game machine 1 before the small win game state is entered is continued. When the waiting time at the end of the small win game state has elapsed, the value of the special chart process flag is updated to "0", and the small win end process ends.

パチンコ遊技機1は、設定値に応じて大当りの当選確率や出玉率が変わる構成とされている。例えば、特別図柄プロセス処理の特別図柄通常処理において、設定値に応じた表示結果判定テーブル(当選確率)を用いることにより、大当りの当選確率や出玉率が変わるようになっている。例えば設定値は1~6の6段階からなり、6が最も大当りの当選確率が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど大当りの当選確率が低くなる。この例において、設定値として6が設定されている場合には遊技者にとって最も有利度が高く、6、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低くなる。設定値に応じて大当りの当選確率が変われば、出玉率も設定値に応じて変わってもよい。大当りの当選確率は設定値にかかわらず一定であるのに対し、大当り遊技状態におけるラウンド数が設定値に応じて変わってもよい。パチンコ遊技機1は、遊技者にとっての有利度が異なる複数の設定値のうちいずれかを設定可能に構成されていればよい。パチンコ遊技機1において設定されている設定値は、主基板11の側から演出制御基板12の側へ設定値指定コマンドが送信されることにより通知される。 The pachinko game machine 1 is configured so that the winning probability of a jackpot and the ball payout rate change according to the setting value. For example, in the special symbol normal processing of the special symbol process processing, the winning probability of a jackpot and the ball payout rate change by using a display result judgment table (winning probability) according to the setting value. For example, the setting value is made up of six levels from 1 to 6, with 6 being the highest winning probability of a jackpot, and the winning probability of a jackpot decreasing as the value decreases in the order of 6, 5, 4, 3, 2, and 1. In this example, when the setting value is set to 6, the player has the highest advantage, and the advantage decreases stepwise as the value decreases in the order of 6, 5, 4, 3, 2, and 1. If the winning probability of a jackpot changes according to the setting value, the ball payout rate may also change according to the setting value. The winning probability of a jackpot is constant regardless of the setting value, while the number of rounds in the jackpot game state may change according to the setting value. The pachinko game machine 1 may be configured so that any of a plurality of setting values with different advantages for the player can be set. The setting value set in the pachinko game machine 1 is notified by sending a setting value designation command from the main board 11 to the performance control board 12.

図13は、表示結果判定テーブルの構成例を示している。図13(A)は、変動特図が第1特図である場合に用いられる第1特図用表示結果判定テーブルの構成例を示し、図13(B)は、変動特図が第2特図である場合に用いられる第2特図用表示結果判定テーブルの構成例を示している。表示結果判定テーブルは、ROM101に記憶されているデータの集まりである。表示結果判定テーブルでは、設定値に応じて、乱数値MR1と比較される当り判定値が特別図柄の可変表示結果である特図表示結果に割り当てられている。乱数値MR1は、表示結果決定用の乱数値であり、0~65535の範囲でランダムに値が更新される。表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。 Figure 13 shows an example of the configuration of a display result judgment table. Figure 13 (A) shows an example of the configuration of a display result judgment table for the first special symbol used when the variable special symbol is the first special symbol, and Figure 13 (B) shows an example of the configuration of a display result judgment table for the second special symbol used when the variable special symbol is the second special symbol. The display result judgment table is a collection of data stored in ROM 101. In the display result judgment table, a winning judgment value compared with the random number value MR1 according to a set value is assigned to the special symbol display result, which is the variable display result of the special symbol. The random number value MR1 is a random number value for determining the display result, and the value is updated randomly within the range of 0 to 65535. As the display result judgment table, a display result judgment table common to the first special symbol and the second special symbol may be used.

表示結果判定テーブルにおいては、遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態または時短状態(低確状態)であるときよりも多くの判定値が、「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。これにより、パチンコ遊技機1において確変制御が行われる確変状態といった高確状態であるときには、通常状態または時短状態といった低確状態であるときに比べて、大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなる。 In the display result judgment table, when the game state is a probability variable state (high probability state), more judgment values are assigned to the special chart display result of "jackpot" than when the game state is a normal state or a time-saving state (low probability state). As a result, when the pachinko game machine 1 is in a high probability state such as a probability variable state where probability variable control is performed, the probability of determining that it will be controlled to a jackpot game state is higher than when the game state is a low probability state such as a normal state or a time-saving state.

第1特図用表示結果判定テーブルにおいては、遊技状態や設定値にかかわらず、特図表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御すると決定される確率が同一値となるように判定値が割り当てられている。第2特図用表示結果判定テーブルにおいては、遊技状態や設定値にかかわらず、特図表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御すると決定される確率が第1特図用表示結果判定テーブルとは異なる同一値となるように判定値が割り当てられている。なお、設定値に応じて特図表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御すると決定される確率を異ならせてもよい。変動特図にかかわらず特図表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御すると決定される確率を同一確率としてもよい。 In the first special chart display result judgment table, judgment values are assigned so that the probability of determining that the special chart display result is a "small hit" and controlled to a small hit game state is the same regardless of the game state or the setting value. In the second special chart display result judgment table, judgment values are assigned so that the probability of determining that the special chart display result is a "small hit" and controlled to a small hit game state is the same value different from that in the first special chart display result judgment table, regardless of the game state or the setting value. Note that the probability of determining that the special chart display result is a "small hit" and controlled to a small hit game state may be different depending on the setting value. The probability of determining that the special chart display result is a "small hit" and controlled to a small hit game state may be the same regardless of the variable special chart.

第1特図用表示結果判定テーブルおよび第2特図用表示結果判定テーブルでは、遊技状態が通常状態または時短状態の場合に、当り判定値のうち1020から1237までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。設定値が1の場合は、1020から1237までが「大当り」に割り当てられ、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定されている一方で、設定値2~設定値6の場合は、大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1238から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定されている。 In the first special chart display result judgment table and the second special chart display result judgment table, when the game state is normal or time-saving, the range of hit judgment values from 1020 to 1237 is set as the common numerical range of the jackpot judgment value for determining a jackpot regardless of the setting value. When the setting value is 1, 1020 to 1237 is assigned to "jackpot" and only the common numerical range of the jackpot judgment value for determining a jackpot is set, while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value from 1238 is set as the non-common numerical range of the jackpot judgment value so as to be continuous from the common numerical range of the jackpot judgment value.

第1特図用表示結果判定テーブルおよび第2特図用表示結果判定テーブルでは、遊技状態が確変状態の場合に、当り判定値のうち1020から1346までの範囲が、設定値にかかわらず大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲に設定されている。設定値が1の場合は、1020から1346までが「大当り」に割り当てられることで、大当りを判定するための大当り判定値の共通数値範囲のみが設定され、その一方で、設定値2~設定値6の場合は、大当り判定値の共通数値範囲から連続するように、1346から各設定値に応じた数値範囲が大当り判定値の非共通数値範囲に設定される。 In the first special chart display result judgment table and the second special chart display result judgment table, when the game state is a probability variable state, the range of hit judgment values from 1020 to 1346 is set as the common numerical range of jackpot judgment values for determining a jackpot regardless of the setting value. When the setting value is 1, 1020 to 1346 is assigned to "jackpot", and only the common numerical range of jackpot judgment values for determining a jackpot is set, while when the setting value is 2 to 6, the numerical range corresponding to each setting value from 1346 is set as the non-common numerical range of jackpot judgment values so as to be continuous from the common numerical range of jackpot judgment values.

第1特図用表示結果判定テーブルでは、遊技状態が通常状態または時短状態である場合に、当り判定値のうち32767から33094までの範囲が、設定値にかかわらず小当りを判定するための小当り判定値の共通数値範囲に設定されている。小当り判定値は、設定値が1~6のいずれである場合にも、大当り判定値の共通数値範囲および非共通数値範囲とは異なる数値範囲に設定されている。これにより、小当り判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 In the display result judgment table for the first special chart, when the game state is normal or time-saving, the range of hit judgment values from 32767 to 33094 is set as the common numerical range of small hit judgment values for determining small hits regardless of the set value. The small hit judgment value is set to a numerical range that is different from the common numerical range and non-common numerical range of the big hit judgment value regardless of whether the set value is 1 to 6. This prevents the numerical range of the small hit judgment value from overlapping with the range of the big hit judgment value that changes depending on each set value.

第1特図用表示結果判定テーブルでは、遊技状態が確変状態である場合に、遊技状態が通常状態または時短状態である場合と同じく、当り判定値のうち32767から33094までの範囲が、設定値にかかわらず小当りを判定するための小当り判定値の共通数値範囲に設定されている。小当り判定値は、設定値が1~6のいずれである場合にも、大当り判定値の共通数値範囲および非共通数値範囲とは異なる数値範囲に設定されている。これにより、小当り判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 In the display result judgment table for the first special chart, when the game state is a special probability state, the range of 32767 to 33094 among the hit judgment values is set as a common numerical range of small hit judgment values for determining small hits regardless of the set value, just as when the game state is a normal state or a time-saving state. The small hit judgment value is set to a numerical range that is different from the common numerical range and non-common numerical range of the big hit judgment value regardless of whether the set value is 1 to 6. This prevents the numerical range of the small hit judgment value from overlapping with the range of the big hit judgment value that changes according to each set value.

第2特図用表示結果判定テーブルでは、遊技状態が通常状態または時短状態である場合に、当り判定値のうち32767から33421までの範囲が、設定値にかかわらず小当りを判定するための小当り判定値の共通数値範囲に設定されている。小当り判定値は、設定値が1~6のいずれである場合にも、大当り判定値の共通数値範囲および非共通数値範囲とは異なる数値範囲に設定されている。これにより、小当り判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 In the display result judgment table for the second special chart, when the game state is normal or time-saving, the range of hit judgment values from 32767 to 33421 is set as the common numerical range of small hit judgment values for determining small hits regardless of the set value. The small hit judgment value is set to a numerical range that is different from the common numerical range and non-common numerical range of the big hit judgment value regardless of whether the set value is 1 to 6. This prevents the numerical range of the small hit judgment value from overlapping with the range of big hit judgment values that changes depending on each set value.

第2特図用表示結果判定テーブルでは、遊技状態が確変状態である場合に、遊技状態が通常状態または時短状態である場合と同じく、当り判定値のうち32767から33421までの範囲が、設定値にかかわらず小当りを判定するための小当り判定値の共通数値範囲に設定されている。小当り判定値は、設定値が1~6のいずれである場合にも、大当り判定値の共通数値範囲および非共通数値範囲とは異なる数値範囲に設定されている。これにより、小当り判定値の数値範囲が各設定値に応じて変化する大当り判定値の範囲に重複することが防止されている。 In the second special chart display result judgment table, when the game state is a special probability state, the range of 32767 to 33421 among the hit judgment values is set as a common numerical range of small hit judgment values for determining small hits regardless of the set value, just as when the game state is a normal state or a time-saving state. The small hit judgment value is set to a numerical range that is different from the common numerical range and non-common numerical range of the big hit judgment value regardless of whether the set value is 1 to 6. This prevents the numerical range of the small hit judgment value from overlapping with the range of the big hit judgment value that changes according to each set value.

パチンコ遊技機1に設定可能な設定値は、5個以下や7個以上であってもよい。パチンコ遊技機1に設定される設定値が小さいほど遊技者にとって有利となるようにしてもよい。パチンコ遊技機1に設定される設定値に応じて遊技性が変化するようにしてもよい。例えば、パチンコ遊技機1に設定される設定値が1である場合は、通常状態での大当り確率が1/320、確変状態が65%の割合でループする遊技性(いわゆる確変ループタイプ)とし、パチンコ遊技機1に設定されている設定値が2である場合は、通常状態での大当り確率が1/200、大当り遊技中に遊技球が、特別可変入賞球装置7の内部に設けられた所定スイッチを通過することに基づいて大当り遊技終了後の遊技状態を確変状態に制御する一方で、変動特図に応じて大当り遊技中に遊技球が所定スイッチを通過する割合が異なる遊技性(いわゆるV確変タイプ)とし、パチンコ遊技機1に設定されている設定値が3である場合は、大当り確率が1/320で小当り確率が1/50であり、高ベース中(時短制御中)に遊技球が特別可変入賞球装置7の内部に設けられた所定スイッチを通過することに基づいて大当り遊技状態に制御する遊技性(いわゆる1種2種混合タイプ)としてもよい。パチンコ遊技機1に設定されている設定値が1~3のいずれかである場合は遊技性が同一であるが、これら設定値が1~3のいずれかである場合よりも大当り確率や小当り確率が高い一方で大当り遊技中に獲得可能な賞球数が少ない設定(例えば、パチンコ遊技機1に設定されている設定値が4~6のいずれかである場合)を設けてもよい。設定値に応じて遊技性を変化させる場合は、共通のスイッチを異なる用途に使用してもよい。具体的には、設定値が1~3の場合は、特別可変入賞球装置7内に設けられた所定スイッチを演出用スイッチ(遊技球が所定領域を通過する毎に所定の演出を実行するためのスイッチ)として使用し、設定値が4~6の場合は、所定スイッチを遊技用スイッチ(遊技球が所定スイッチを通過したことに基づいて遊技状態を確変状態や大当り遊技状態に制御するためのスイッチ)として使用してもよい。 The number of setting values that can be set in the pachinko gaming machine 1 may be five or less or seven or more. The smaller the setting value set in the pachinko gaming machine 1, the more advantageous it may be for the player. The gameplay may be changed according to the setting value set in the pachinko gaming machine 1. For example, when the setting value set in the pachinko game machine 1 is 1, the gameplay is such that the probability of a jackpot in the normal state is 1/320, and the probability of the probability of the jackpot state loops at a rate of 65% (so-called probability loop type); when the setting value set in the pachinko game machine 1 is 2, the gameplay is such that the probability of a jackpot in the normal state is 1/200, and the gameplay state after the end of the jackpot game is controlled to the probability of the jackpot state based on the game ball passing through a predetermined switch provided inside the special variable winning ball device 7 during the jackpot game, while the rate at which the game ball passes through the predetermined switch during the jackpot game varies depending on the variable special chart (so-called V probability of the jackpot type); and when the setting value set in the pachinko game machine 1 is 3, the gameplay is such that the probability of a jackpot is 1/320, the probability of a small jackpot is 1/50, and the gameplay state is controlled to the jackpot game state based on the game ball passing through a predetermined switch provided inside the special variable winning ball device 7 during the high base (during time-saving control) (so-called type 1/2 mixed type). When the setting value set in the pachinko game machine 1 is any of 1 to 3, the gameplay is the same, but a setting may be set in which the probability of a big win or small win is higher than when the setting value is any of 1 to 3, but the number of prize balls that can be acquired during a big win game is smaller (for example, when the setting value set in the pachinko game machine 1 is any of 4 to 6). When the gameplay is changed according to the setting value, a common switch may be used for different purposes. Specifically, when the setting value is 1 to 3, a predetermined switch provided in the special variable winning ball device 7 may be used as a performance switch (a switch for executing a predetermined performance each time the game ball passes through a predetermined area), and when the setting value is 4 to 6, the predetermined switch may be used as a game switch (a switch for controlling the game state to a probability variable state or a big win game state based on the game ball passing through the predetermined switch).

大当り種別は、大当り種別判定テーブルにおける判定値の割当てに基づいて、設定値に応じて異なる割合で決定されてもよい。あるいは、大当り種別は、設定値にかかわらず共通の割合で決定されてもよい。変動パターンは、変動パターン判定テーブルにおける判定値の割当てに基づいて、設定値に応じて異なる割合で決定されてもよい。あるいは、変動パターンは、設定値にかかわらず共通の割合で決定されてもよい。設定値に応じてノーマルリーチやスーパーリーチの実行割合が異なることで、ノーマルリーチやスーパーリーチが実行される頻度により設定値が示唆されてもよい。あるいは、設定値にかかわらずノーマルリーチやスーパーリーチの実行割合は共通であってもよい。その他、設定値に応じて、異なる割合で任意の設定示唆演出を実行可能としたものであってもよい。 The jackpot type may be determined at different rates depending on the set value, based on the allocation of judgment values in the jackpot type judgment table. Alternatively, the jackpot type may be determined at a common rate regardless of the set value. The fluctuation pattern may be determined at different rates depending on the set value, based on the allocation of judgment values in the fluctuation pattern judgment table. Alternatively, the fluctuation pattern may be determined at a common rate regardless of the set value. The execution rate of normal reaches and super reaches may differ depending on the set value, so that the setting value may be suggested by the frequency at which normal reaches and super reaches are executed. Alternatively, the execution rate of normal reaches and super reaches may be common regardless of the set value. In addition, any setting suggestion performance may be possible at different rates depending on the set value.

図14は、演出制御プロセス処理として、図9のステップS76にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図14に示す演出制御プロセス処理において、演出制御用CPU120は、まず、先読予告設定処理を実行する(ステップS161)。先読予告設定処理では、例えば、主基板11から送信された始動入賞時の演出制御コマンドに基づいて、先読予告演出を実行するための判定や決定、設定などが行われる。また、当該演出制御コマンドから特定される保留記憶数に基づき保留表示を表示するための処理が実行される。 Figure 14 is a flow chart showing an example of the processing executed in step S76 of Figure 9 as the performance control process processing. In the performance control process processing shown in Figure 14, the performance control CPU 120 first executes a look-ahead preview setting process (step S161). In the look-ahead preview setting process, for example, judgments, decisions, settings, etc. for executing the look-ahead preview performance are made based on the performance control command at the time of the start winning transmitted from the main board 11. In addition, processing is executed to display the hold display based on the number of hold memories specified from the performance control command.

ステップS161の処理を実行した後、演出制御用CPU120は、例えばRAM122に設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、以下のようなステップS170~S177の処理のいずれかを選択して実行する。 After executing the process of step S161, the performance control CPU 120 selects and executes one of the processes of steps S170 to S177 as described below, depending on the value of a performance process flag provided in, for example, RAM 122.

ステップS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“0”(初期値)のときに実行される処理である。この可変表示開始待ち処理は、主基板11から可変表示の開始を指定するコマンドなどを受信したか否かに基づき、画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始すると判定された場合、演出プロセスフラグの値を“1”に更新し、可変表示開始待ち処理を終了する。 The variable display start waiting process of step S170 is executed when the value of the presentation process flag is "0" (initial value). This variable display start waiting process includes a process of determining whether or not to start the variable display of the decorative pattern on the image display device 5 based on whether or not a command specifying the start of variable display has been received from the main board 11. If it is determined that the variable display of the decorative pattern on the image display device 5 should be started, the value of the presentation process flag is updated to "1" and the variable display start waiting process ends.

ステップS171の可変表示開始設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。この可変表示開始設定処理では、演出制御コマンドにより特定される表示結果や変動パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の表示結果(確定飾り図柄)、飾り図柄の可変表示の態様、リーチ演出や各種予告演出などの各種演出の実行の有無やその態様や実行開始タイミングなどを決定する。そして、その決定結果等を反映した演出制御パターン(表示制御部123に演出の実行を指示するための制御データの集まり)を設定する。その後、設定した演出制御パターンに基づいて、飾り図柄の可変表示の実行開始を表示制御部123に指示し、演出プロセスフラグの値を“2”に更新し、可変表示開始設定処理を終了する。表示制御部123は、飾り図柄の可変表示の実行開始の指示により、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示を開始させる。 The variable display start setting process of step S171 is a process executed when the value of the performance process flag is "1". In this variable display start setting process, the display result of the variable display of the decorative pattern (determined decorative pattern), the mode of the variable display of the decorative pattern, whether or not various performances such as reach performances and various advance notice performances are executed, and the mode and execution start timing are determined based on the display result and the change pattern specified by the performance control command. Then, a performance control pattern (a collection of control data for instructing the display control unit 123 to execute a performance) that reflects the determined result is set. After that, based on the set performance control pattern, the display control unit 123 is instructed to start the execution of the variable display of the decorative pattern, the value of the performance process flag is updated to "2", and the variable display start setting process is terminated. In response to the instruction to start the execution of the variable display of the decorative pattern, the display control unit 123 starts the variable display of the decorative pattern on the image display device 5.

ステップS172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。この可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、表示制御部123を指示することで、ステップS171にて設定された演出制御パターンに基づく演出画像を画像表示装置5の表示画面に表示させることや、可動体32を駆動させること、音声制御基板13に対する指令(効果音信号)の出力によりスピーカ8L、8Rから音声や効果音を出力させること、ランプ制御基板14に対する指令(電飾信号)の出力により遊技効果ランプ9や装飾用LEDを点灯/消灯/点滅させることといった、飾り図柄の可変表示中における各種の演出制御を実行する。こうした演出制御を行った後、例えば演出制御パターンから飾り図柄の可変表示終了を示す終了コードが読み出されたこと、あるいは、主基板11から確定飾り図柄を停止表示させることを指定するコマンドを受信したことなどに対応して、飾り図柄の表示結果となる確定飾り図柄を停止表示させる。確定飾り図柄を停止表示したときには、演出プロセスフラグの値が“3”に更新され、可変表示中演出処理は終了する。 The variable display performance process of step S172 is a process executed when the performance process flag is "2". In this variable display performance process, the performance control CPU 120 instructs the display control unit 123 to display a performance image based on the performance control pattern set in step S171 on the display screen of the image display device 5, to drive the movable body 32, to output voice and sound effects from the speakers 8L and 8R by outputting a command (sound effect signal) to the voice control board 13, and to turn on/off/blink the game effect lamp 9 and the decorative LED by outputting a command (illumination signal) to the lamp control board 14, thereby executing various performance controls during the variable display of the decorative pattern. After performing such performance control, for example, in response to the reading of an end code indicating the end of the variable display of the decorative pattern from the performance control pattern, or the reception of a command specifying the stop display of the fixed decorative pattern from the main board 11, the fixed decorative pattern, which is the display result of the decorative pattern, is stopped. When the final decorative pattern is displayed in a stopped state, the value of the performance process flag is updated to "3" and the performance process during variable display ends.

ステップS173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。この特図当り待ち処理において、演出制御用CPU120は、主基板11から大当り遊技状態または小当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマンドの受信があったか否かを判定する。そして、大当り遊技状態または小当り遊技状態を開始することを指定する演出制御コマンドを受信したきに、そのコマンドが大当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を“6”に更新する。これに対して、そのコマンドが小当り遊技状態の開始を指定するものであれば、演出プロセスフラグの値を小当り中演出処理に対応した値である“4”に更新する。また、大当り遊技状態または小当り遊技状態を開始することを指定するコマンドを受信せずに、当該コマンドの受信待ち時間が経過したときには、特図ゲームにおける表示結果が「ハズレ」であったと判定して、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。演出プロセスフラグの値を更新すると、特図当り待ち処理を終了する。 The special winning waiting process of step S173 is a process executed when the value of the performance process flag is "3". In this special winning waiting process, the performance control CPU 120 judges whether or not a performance control command specifying the start of a big win game state or a small win game state has been received from the main board 11. Then, when a performance control command specifying the start of a big win game state or a small win game state is received, if the command specifies the start of a big win game state, the value of the performance process flag is updated to "6". On the other hand, if the command specifies the start of a small win game state, the value of the performance process flag is updated to "4", which is a value corresponding to the small win performance process. Also, when a command specifying the start of a big win game state or a small win game state is not received and the waiting time for receiving the command has elapsed, it is judged that the display result in the special game was "miss", and the value of the performance process flag is updated to the initial value "0". When the value of the performance process flag is updated, the special winning waiting process is terminated.

ステップS90174の小当り中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“4”のときに実行される処理である。この小当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば小当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく小当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、小当り中演出処理では、例えば主基板11から小当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受信したことに対応して、演出プロセスフラグの値を小当り終了演出に対応した値である“5”に更新し、小当り中演出処理を終了する。 The small win presentation process of step S90174 is a process executed when the presentation process flag value is "4". In this small win presentation process, the presentation control CPU 120 sets, for example, a presentation control pattern corresponding to the presentation content in the small win game state, and executes various presentation controls in the small win game state based on the set content. In addition, in the small win presentation process, for example, in response to receiving a command from the main board 11 specifying that the small win game state is to be ended, the value of the presentation process flag is updated to "5", which is a value corresponding to the small win end presentation, and the small win presentation process is ended.

ステップS90175の小当り終了演出処理は、演出プロセスフラグの値が“5”のときに実行される処理である。この小当り終了演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば小当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく小当り遊技状態の終了時における各種の演出制御を実行する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、小当り終了演出処理を終了する。 The small win end presentation process of step S90175 is executed when the value of the presentation process flag is "5". In this small win end presentation process, the presentation control CPU 120 sets a presentation control pattern corresponding to, for example, the end of a small win game state, and executes various presentation controls at the end of the small win game state based on the settings. After that, the value of the presentation process flag is updated to the initial value "0", and the small win end presentation process ends.

ステップS176の大当り中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。この大当り中演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態における演出内容に対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく大当り遊技状態における各種の演出制御を実行する。また、大当り中演出処理では、例えば主基板11から大当り遊技状態を終了することを指定するコマンドを受信したことに対応して、演出プロセスフラグの値をエンディング演出処理に対応した値である“7”に更新し、大当り中演出処理を終了する。 The jackpot performance process of step S176 is executed when the performance process flag value is "6". In this jackpot performance process, the performance control CPU 120 sets, for example, a performance control pattern corresponding to the performance content in the jackpot gaming state, and executes various performance controls in the jackpot gaming state based on the set content. In addition, in the jackpot performance process, for example, in response to receiving a command from the main board 11 specifying that the jackpot gaming state is to end, the value of the performance process flag is updated to "7", which is a value corresponding to the ending performance process, and the jackpot performance process ends.

ステップS177のエンディング演出処理は、演出プロセスフラグの値が“7”のときに実行される処理である。このエンディング演出処理において、演出制御用CPU120は、例えば大当り遊技状態の終了などに対応した演出制御パターン等を設定し、その設定内容に基づく大当り遊技状態の終了時におけるエンディング演出の各種の演出制御を実行する。その後、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、エンディング演出処理を終了する。 The ending presentation process of step S177 is executed when the value of the presentation process flag is "7". In this ending presentation process, the presentation control CPU 120 sets a presentation control pattern corresponding to, for example, the end of a jackpot gaming state, and executes various presentation controls for the ending presentation at the end of the jackpot gaming state based on the set contents. After that, the value of the presentation process flag is updated to the initial value "0", and the ending presentation process is terminated.

(特徴部109SGに関する説明)
次に、本発明の実施の形態における特徴部109SG(以下、本特徴部109SGと略記する)について説明する。
(Explanation regarding characteristic portion 109SG)
Next, a characteristic feature 109SG in the embodiment of the present invention (hereinafter, abbreviated as the present characteristic feature 109SG) will be described.

従来の遊技機には、特開2013-99572号公報(特許文献1)に記載の遊技機として、可動体の動作(特定演出の実行)によって演出結果を報知可能であり、演出音を出力可能なスピーカ(音出力手段)を備えているものがある。 Among conventional gaming machines, there is one described in JP 2013-99572 A (Patent Document 1) that can notify the result of a performance by the movement of a movable body (execution of a specific performance) and is equipped with a speaker (sound output means) that can output performance sounds.

特許文献1に記載の遊技機としては、特定演出を実行するよりも前の期間において可動体を繰り返し動作させることより特定演出が実行されることを示唆する示唆演出を実行可能であり、該示唆演出を実行することで特定演出が実行されるか否かに対して遊技者を注目させるものが考えられる。更に、このような遊技機としては、特定演出よりも所定期間前に示唆演出としての可動体の繰り返し動作を終了し、該所定期間の前後でスピーカから出力される演出音の種類を異ならせる(スピーカから出力される演出音の種類を変化させる)ことによって遊技興趣を向上させることが考えらえるが、該所定期間の前後ではこれらスピーカから出力される演出音の種類が変化していることが可動体の動作によって認識され難くなってしまうという問題が有る。 The gaming machine described in Patent Document 1 is capable of executing a suggestive effect that suggests that a specific effect will be executed by repeatedly moving a movable body during a period prior to the execution of a specific effect, and is considered to be one that draws the player's attention to whether or not a specific effect will be executed by executing the suggestive effect. Furthermore, with such a gaming machine, it is considered to increase interest in the game by ending the repeated movement of the movable body as a suggestive effect a predetermined period prior to the specific effect, and by making the type of effect sound output from the speaker different before and after the predetermined period (changing the type of effect sound output from the speaker), but there is a problem in that the movement of the movable body makes it difficult to recognize that the type of effect sound output from these speakers has changed before and after the predetermined period.

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、所定期間の前後において演出音の種類が変化していることを認識し易い遊技機を提供することを目的とする。 The present invention was made with an eye on such problems, and aims to provide a gaming machine that makes it easy to recognize that the type of sound produced has changed before and after a specified period of time.

図15-1は、本特徴部109SGにおけるパチンコ遊技機1の正面図である。図15-1に示すように、本特徴部109Sのパチンコ遊技機1においては、遊技盤2とその背面側に設けられている画像表示装置5との間に可動体ユニット109SG400が設けられている。 Figure 15-1 is a front view of a pachinko gaming machine 1 with this characteristic feature 109SG. As shown in Figure 15-1, in a pachinko gaming machine 1 with this characteristic feature 109S, a movable body unit 109SG400 is provided between the game board 2 and the image display device 5 provided on the rear side of the game board 2.

該可動体ユニット109SG400は、図15-3(A)に示すように、基台109SG410を有している。該基台109SG410の左右幅方向の中央部には第1可動体109SG401が、基台109SG410の左右幅方向の左部には第2可動体109SG402Lが、基台109SG410の左右幅方向の右部には第3可動体109SG402Rが、それぞれ配置されている。 As shown in FIG. 15-3(A), the movable body unit 109SG400 has a base 109SG410. A first movable body 109SG401 is disposed in the center of the base 109SG410 in the left-right width direction, a second movable body 109SG402L is disposed on the left side of the base 109SG410 in the left-right width direction, and a third movable body 109SG402R is disposed on the right side of the base 109SG410 in the left-right width direction.

また、該可動体ユニット109SG400には、第1可動体109SG401を動作させるための第1可動体用モータ109SG421と、第2可動体109SG402Lを動作させるための第2可動体用モータ109SG422と、第3可動体109SG402Rを動作させるための第3可動体用モータ109SG423と、を有している。このため、本特徴部109SGにおける第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとは、第1可動体109SG401とは個別に動作可能となっている。また、第1可動体109SG401の所定位置(例えば、第1可動体109SG401の上部位置)には、可動体LED109SG495が内蔵されている。 The movable body unit 109SG400 also has a first movable body motor 109SG421 for operating the first movable body 109SG401, a second movable body motor 109SG422 for operating the second movable body 109SG402L, and a third movable body motor 109SG423 for operating the third movable body 109SG402R. Therefore, the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R in this characteristic part 109SG can operate separately from the first movable body 109SG401. In addition, a movable body LED 109SG495 is built into a predetermined position of the first movable body 109SG401 (for example, the upper position of the first movable body 109SG401).

これら第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rのうち、第1可動体109SG401は、第1可動体用モータ109SG421の駆動によって、画像表示装置5の下方位置である退避位置(図15-3(A)参照)から、該退避位置よりも上方の示唆位置(図15-3(B)参照)、該示唆位置よりも上方であり画像表示装置5の正面位置でもある演出位置(図15-3(C)参照)に移動可能となっている。 Of these first movable body 109SG401, second movable body 109SG402L, and third movable body 109SG402R, the first movable body 109SG401 can be moved by the drive of the first movable body motor 109SG421 from a retracted position (see FIG. 15-3(A)) below the image display device 5 to a suggested position above the retracted position (see FIG. 15-3(B)) and to a performance position above the suggested position and directly in front of the image display device 5 (see FIG. 15-3(C)).

尚、第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとは、第2可動体用モータ109SG422と第3可動体用モータ109SG423との駆動により、画像表示装置5の下方位置である退避位置(図15-3(A)参照)から、演出位置に移動した第1可動体109SG401の左右近接位置(図15-3(C)参照)に移動可能となっている。 The second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R can be moved from a retracted position (see FIG. 15-3(A)) below the image display device 5 to positions adjacent to the left and right of the first movable body 109SG401 that has moved to the performance position (see FIG. 15-3(C)) by driving the second movable body motor 109SG422 and the third movable body motor 109SG423.

尚、本特徴部109SGでは、図15-3(A)~図15-3(C)に示すように、第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rが全て退避位置に位置している状態を可動体ユニット109SG400の第1状態、第1可動体109SG401が示唆位置に位置している一方で、第2可動体109SG402L及び第3可動体109SG402Rが退避位置に位置している状態を可動体ユニット109SG400の第2状態、第1可動体109SG401が演出位置に位置しており、第2可動体109SG402L及び第3可動体109SG402Rが該演出位置に位置している第1可動体109SG401の左右近接位置に位置している状態を可動体ユニット109SG400の第3状態とする。 In addition, in this characteristic part 109SG, as shown in Figures 15-3 (A) to 15-3 (C), the first state of the movable body unit 109SG400 is a state in which the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R are all located in the retracted position, the second state of the movable body unit 109SG400 is a state in which the first movable body 109SG401 is located in the suggested position while the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R are located in the retracted position, and the third state of the movable body unit 109SG400 is a state in which the first movable body 109SG401 is located in the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R are located in positions adjacent to the left and right of the first movable body 109SG401 located in the performance position.

図15-4(A)は、本特徴部109SGで用いられる演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。演出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。尚、図15-4(A)に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。 Figure 15-4 (A) is an explanatory diagram showing an example of the contents of a performance control command used in this feature unit 109SG. The performance control command is, for example, two bytes in length, with the first byte indicating MODE (command classification) and the second byte indicating EXT (type of command). The first bit of the MODE data (bit 7) is always set to "1", and the first bit of the EXT data is set to "0". Note that the command format shown in Figure 15-4 (A) is just an example, and other command formats may be used. Also, in this example, the control command is composed of two control signals, but the number of control signals that make up the control command may be one, or may be three or more.

図15-4(A)に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第1可変表示開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第2可変表示開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで可変表示される飾り図柄(演出図柄ともいう)などの変動パターン(変動時間(可変表示時間))を指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは不特定の16進数であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。尚、変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。 In the example shown in FIG. 15-4(A), command 8001H is a first variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the first special symbol in the first special symbol display device 4A. Command 8002H is a second variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the second special symbol in the second special symbol display device 4B. Command 81XXH is a variable pattern designation command that specifies the variable pattern (variable time (variable display time)) of the decorative symbols (also called performance symbols) that are variably displayed in the "left", "middle", and "right" decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R in the image display device 5 in response to the variable display of the special symbols in the special symbol game. Here, XXH indicates an unspecified hexadecimal number, and may be any value that is set arbitrarily according to the contents of the instruction by the performance control command. In addition, in the variable pattern designation command, different EXT data is set according to the specified variable pattern, etc.

コマンド8CXXHは、可変表示結果指定コマンドであり、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。可変表示結果指定コマンドでは、例えば図15-4(B)に示すように、可変表示結果(変動表示結果ともいう)が「はずれ」であるか「大当り」や「小当り」であるかの決定結果(事前決定結果)や、可変表示結果が「大当り」となる場合の大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果(大当り種別決定結果)に応じて、異なるEXTデータが設定される。 Command 8CXXH is a variable display result specification command, which is a presentation control command that specifies a variable display result such as a special pattern or a decorative pattern. In the variable display result specification command, different EXT data is set depending on the result of the determination (predetermination result) of whether the variable display result (also called the variable display result) is a "miss", "big win", or "small win", and the result of the determination of which of several types of big wins the big win type will be if the variable display result is a "big win", as shown in FIG. 15-4 (B), for example.

可変表示結果指定コマンドでは、例えば、図15-4(B)に示すように、コマンド8C00Hは、可変表示結果が「はずれ」となる旨の事前決定結果を示す第1可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C01Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りA」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第2可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C02Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りB」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第3可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C03Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りC」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第4可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C04Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「非確変大当り」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第5可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C05Hは、可変表示結果が「小当り」となる旨の事前決定結果を通知する第6可変表示結果指定コマンドである。 For example, as shown in FIG. 15-4 (B), in the variable display result designation command, command 8C00H is a first variable display result designation command indicating a pre-determined result that the variable display result will be "miss". Command 8C01H is a second variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot A". Command 8C02H is a third variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot B". Command 8C03H is a fourth variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot C". Command 8C04H is a fifth variable display result specification command that notifies the pre-determined result that the variable display result is "jackpot" and the jackpot type is "non-variable jackpot" and the jackpot type determination result. Command 8C05H is a sixth variable display result specification command that notifies the pre-determined result that the variable display result is "small jackpot".

コマンド8F00Hは、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで飾り図柄の変動停止(確定)を指定する図柄確定コマンドである。コマンド95XXHは、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドである。遊技状態指定コマンドでは、例えばパチンコ遊技機1における現在の遊技状態に応じて、異なるEXTデータが設定される。具体的な一例として、コマンド9500Hを時短制御と確変制御がいずれも行われない遊技状態(低確低ベース状態、通常状態)に対応した第1遊技状態指定コマンドとし、コマンド9501Hを時短制御が行われる一方で確変制御は行われない遊技状態(低確高ベース状態、時短状態)に対応した第2遊技状態指定コマンドとする。また、コマンド9502Hを確変制御が行われる一方で時短制御は行われない遊技状態(高確低ベース状態、時短なし確変状態)に対応した第3遊技状態指定コマンドとし、コマンド9503Hを時短制御と確変制御がともに行われる遊技状態(高確高ベース状態、時短付確変状態)に対応した第4遊技状態指定コマンドとする。 Command 8F00H is a pattern determination command that specifies the stop (determination) of the change in the decorative patterns in each of the "left", "middle", and "right" decorative pattern display areas 5L, 5C, and 5R on the image display device 5. Command 95XXH is a game state designation command that specifies the current game state of the pachinko gaming machine 1. In the game state designation command, different EXT data is set depending on the current game state of the pachinko gaming machine 1, for example. As a specific example, command 9500H is a first game state designation command corresponding to a game state in which neither time-saving control nor probability variable control is performed (low probability low base state, normal state), and command 9501H is a second game state designation command corresponding to a game state in which time-saving control is performed but probability variable control is not performed (low probability high base state, time-saving state). In addition, command 9502H is a third game state designation command corresponding to a game state in which high probability bonus control is performed but time-saving control is not performed (high probability low base state, high probability bonus state without time-saving), and command 9503H is a fourth game state designation command corresponding to a game state in which time-saving control and high probability bonus control are both performed (high probability high base state, high probability bonus state with time-saving).

コマンドA0XXHは、大当り遊技や小当り遊技の開始を示す演出画像の表示を指定する当り開始指定コマンド(「ファンファーレコマンド」ともいう)である。コマンドA1XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態となっている期間であることを通知する大入賞口開放中通知コマンドである。コマンドA2XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間であることを通知する大入賞口開放後通知コマンドである。コマンドA3XXHは、大当り遊技や小当りの終了時における演出画像の表示を指定する当り終了指定コマンドである。 Command A0XXH is a start of jackpot command (also called a "fanfare command") that specifies the display of an effect image indicating the start of a jackpot or small jackpot game. Command A1XXH is a large prize opening open notification command that notifies the player that the large prize opening is in an open state during a jackpot game. Command A2XXH is a large prize opening post-open notification command that notifies the player that the large prize opening has changed from an open state to a closed state during a jackpot game. Command A3XXH is a end of jackpot command that specifies the display of an effect image at the end of a jackpot game or small jackpot game.

当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、例えば可変表示結果指定コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前決定結果や大当り種別決定結果に応じて異なるEXTデータが設定されてもよい。あるいは、当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、事前決定結果及び大当り種別決定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果指定コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。大入賞口開放中通知コマンドや大入賞口開放後通知コマンドでは、例えば、後述する通常開放大当り状態や高速開放大当り状態におけるラウンドの実行回数(例えば「1」~「10」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。 In the hit start specification command and hit end specification command, for example, EXT data similar to that of the variable display result specification command may be set, so that different EXT data is set according to the pre-determined result and the jackpot type determination result. Alternatively, in the hit start specification command and hit end specification command, the correspondence between the pre-determined result and the jackpot type determination result and the set EXT data may be made different from the correspondence in the variable display result specification command. In the large prize opening notification command and the large prize opening after opening notification command, for example, different EXT data is set according to the number of rounds (for example, "1" to "10") executed in the normal opening jackpot state and the high-speed opening jackpot state described below.

コマンドB100Hは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aにより検出されて始動入賞(第1始動入賞)が発生したことに基づき、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームを実行するための第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドである。コマンドB200Hは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて始動入賞(第2始動入賞)が発生したことに基づき、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドである。 Command B100H is a first start port entry designation command that notifies the first start condition for executing a special symbol game using a first special symbol in the first special symbol display device 4A has been established based on the occurrence of a start winning (first start winning) caused by a game ball passing through (entering) the first start winning port formed by the winning ball device 6A being detected by the first start port switch 22A. Command B200H is a second start port entry designation command that notifies the second start condition for executing a special symbol game using a second special symbol in the second special symbol display device 4B has been established based on the occurrence of a start winning (second start winning) caused by a game ball passing through (entering) the second start winning port formed by the variable winning ball device 6B being detected by the second start port switch 22B.

コマンドC1XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第1特図保留記憶数を通知する第1保留記憶数通知コマンドである。コマンドC2XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第2特図保留記憶数を通知する第2保留記憶数通知コマンドである。第1保留記憶数通知コマンドは、例えば第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1始動条件が成立したことに基づいて、第1始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。第2保留記憶数通知コマンドは、例えば第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2始動条件が成立したことに基づいて、第2始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。また、第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドは、第1開始条件と第2開始条件のいずれかが成立したとき(保留記憶数が減少したとき)に、特図ゲームの実行が開始されることなどに対応して送信されるようにしてもよい。 Command C1XXH is a first reserved memory number notification command that notifies the first reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. Command C2XXH is a second reserved memory number notification command that notifies the second reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. The first reserved memory number notification command is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12 when the first start port entry designation command is transmitted based on, for example, the game ball passing (entering) the first start port and the first start condition being satisfied. The second reserved memory number notification command is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12 when the second start port entry designation command is transmitted based on, for example, the game ball passing (entering) the second start port and the second start condition being satisfied. In addition, the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command may be sent in response to the start of execution of the special game when either the first start condition or the second start condition is met (when the pending memory number is reduced).

第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドに代えて、合計保留記憶数を通知する合計保留記憶数通知コマンドを送信するようにしてもよい。即ち、合計保留記憶数の増加(または減少)を通知するための合計保留記憶数通知コマンドが用いられてもよい。 Instead of the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command, a total pending memory number notification command that notifies the total pending memory number may be sent. In other words, the total pending memory number notification command may be used to notify an increase (or decrease) in the total pending memory number.

コマンドC4XXHおよびコマンドC6XXHは、入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンド(入賞時判定結果指定コマンド)である。このうち、コマンドC4XXHは、入賞時判定結果として、可変表示結果が「大当り」となるか否か及び大当り種別(確変や非確変)の判定結果および小当りとなることを示す図柄指定コマンドである。また、コマンドC6XXHは、入賞時判定結果として、変動パターン判定用の乱数値が、「非リーチ」、「スーパーリーチ」、「その他」のいずれの変動パターンとなるかの判定結果を示す変動カテゴリコマンドである。 Commands C4XXH and C6XXH are presentation control commands (commands specifying the judgment result at the time of winning) that indicate the content of the judgment result at the time of winning. Of these, command C4XXH is a pattern specification command that indicates whether the variable display result will be a "jackpot" or not, the judgment result of the type of jackpot (probable hit or non-probable hit), and whether it will be a small hit, as the judgment result at the time of winning. In addition, command C6XXH is a variable category command that indicates the judgment result at the time of winning, that is, whether the random number value for judging the fluctuation pattern will be a "non-reach", "super reach", or "other".

尚、図15-4(A)に示すコマンドは一例であり、これらのコマンドの一部を有しないものであってもよいし、これらのコマンドに代えて異なるコマンドを用いてもよいし、これらのコマンドと異なるコマンドを追加してもよい。例えば、各入賞口に遊技球が入賞したことにもとづいて払い出される賞球数を特定可能とするための賞球数通知コマンドや、遊技球が通過ゲート41を通過したことを通知するためのゲート通過通知コマンドや、確変制御や時短制御が実行される残りの回数を通知する通知コマンド等を設けるようにしてもよい。 The commands shown in FIG. 15-4(A) are merely examples, and some of these commands may not be included, or different commands may be used instead of these commands, or different commands may be added to these commands. For example, a prize ball number notification command may be provided to enable the number of prize balls to be paid out based on the game ball's entry into each winning port to be specified, a gate passage notification command to notify that the game ball has passed through the passage gate 41, and a notification command to notify the remaining number of times that the special bonus control or time-saving control will be executed.

図15-5は、主基板11の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図15-5に示すように、本特徴部109SGでは、主基板11の側において、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。尚、遊技効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。こうした遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。 Figure 15-5 is an explanatory diagram illustrating the random number values counted on the main board 11 side. As shown in Figure 15-5, in this feature section 109SG, on the main board 11 side, the numerical data indicating each of the random number value MR1 for determining the special chart display result, the random number value MR2 for determining the type of jackpot, the random number value MR3 for determining the variation pattern, and the random number value MR4 for determining the normal chart display result are controlled so as to be countable. Note that random number values other than these may be used to enhance the gaming effect. Such random numbers used to control the progress of the game are also called gaming random numbers.

乱数回路104は、これらの乱数値MR1~MR4の一部または全部を示す数値データをカウントするものであればよい。CPU103は、例えば図15-10に示す遊技制御カウンタ設定部109SG154に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路104とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値MR1~MR4の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。 The random number circuit 104 may count numerical data indicating some or all of these random number values MR1 to MR4. The CPU 103 may count numerical data indicating some of the random number values MR1 to MR4 by updating various numerical data by software using a random counter different from the random number circuit 104, such as a random counter provided in the game control counter setting unit 109SG154 shown in FIG. 15-10.

特図表示結果判定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「65536」の範囲の値をとる。大当り種別判定用の乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合における大当り種別を「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「100」の範囲の値をとる。 The random number value MR1 for determining the special symbol display result is a random number value used to determine whether or not to control the game state to a jackpot by treating the variable display result of a special symbol or the like in a special symbol game as a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "65536", for example. The random number value MR2 for determining the jackpot type is a random number value used to determine the jackpot type as either "Probable jackpot A", "Probable jackpot B", "Probable jackpot C", or "Non-probable jackpot" when the variable display result is a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "100", for example.

変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示における変動パターンを、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「997」の範囲の値をとる。 The random number value MR3 for determining the variation pattern is a random number value used to determine the variation pattern in the variable display of special patterns and decorative patterns to one of several types prepared in advance, and can take a value in the range of "1" to "997", for example.

普図表示結果判定用の乱数値MR4は、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける可変表示結果を「普図当り」とするか「普図はずれ」とするかなどの決定を行うために用いられる乱数値であり、例えば「3」~「13」の範囲の値をとる。 The random number value MR4 for determining the normal symbol display result is a random number value used to determine whether the variable display result in the normal symbol game by the normal symbol display device 20 is a "normal symbol hit" or a "normal symbol miss", and takes a value in the range of "3" to "13", for example.

図15-6(A)は、ROM101に記憶される特図表示結果判定テーブル1の構成例を示している。本特徴部109SGでは、特図表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の特図表示結果判定テーブルを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1特図と第2特図とで個別の特図表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。 Figure 15-6 (A) shows an example of the configuration of the special chart display result judgment table 1 stored in the ROM 101. In this characteristic section 109SG, a common special chart display result judgment table is used for the first special chart and the second special chart as the special chart display result judgment table, but the present invention is not limited to this, and separate special chart display result judgment tables may be used for the first special chart and the second special chart.

特図表示結果判定テーブル1は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。 The special pattern display result determination table 1 is a table that is referenced to determine whether or not to control the variable display result to a jackpot game state as a "jackpot" before a determined special pattern that is a variable display result is derived and displayed in a special pattern game using a first special pattern by the first special pattern display device 4A or a special pattern game using a second special pattern by the second special pattern display device 4B, based on a random number value MR1 for determining the special pattern display result.

本特徴部109SGにおける特図表示結果判定テーブル1では、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかに応じて、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「大当り」や「はずれ」の特図表示結果に割り当てられている。 In the special chart display result judgment table 1 in this feature section 109SG, a numerical value (judgment value) that is compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is assigned to the special chart display result of "jackpot" or "miss" depending on whether the game state of the pachinko game machine 1 is a normal state or time-saving state (low probability state), or a probability change state (high probability state).

特図表示結果判定テーブル1において、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本特徴部109SGにおける特図表示結果判定テーブル1では、遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態または時短状態(低確状態)であるときよりも多くの判定値が、「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。これにより、パチンコ遊技機1において確変制御が行われる確変状態(高確状態)では、通常状態または時短状態(低確状態)であるときに特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率(本特徴部109SGでは約1/300)に比べて、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなる(本特徴部109SGでは約1/30)。即ち、特図表示結果判定テーブル1では、パチンコ遊技機1における遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態や時短状態であるときに比べて大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなるように、判定用データが大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられている。 In the special chart display result judgment table 1, the table data indicating the judgment value to be compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is judgment data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a jackpot game state as a "jackpot". In the special chart display result judgment table 1 in this feature unit 109SG, when the game state is a probability variable state (high probability state), more judgment values are assigned to the special chart display result of "jackpot" than when it is in a normal state or a time-saving state (low probability state). As a result, in the probability variable state (high probability state) in which the probability variable control is performed in the pachinko game machine 1, the probability of determining that the special chart display result is a "jackpot" and controlled to a jackpot game state is higher (about 1/30 in this feature unit 109SG) than the probability of determining that the special chart display result is a "jackpot" and controlled to a jackpot game state when it is in a normal state or a time-saving state (low probability state) (about 1/300 in this feature unit 109SG). That is, in the special chart display result judgment table 1, when the gaming state of the pachinko gaming machine 1 is in a probability variable state (high probability state), the judgment data is assigned to the decision result of whether or not to control to a jackpot gaming state so that the probability of deciding to control to a jackpot gaming state is higher than when it is in a normal state or a time-saving state.

また、図15-6(B)は、ROM101に記憶される特図表示結果判定テーブル2の構成例を示している。特図表示結果判定テーブル2は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。 In addition, FIG. 15-6(B) shows an example of the configuration of the special symbol display result determination table 2 stored in the ROM 101. The special symbol display result determination table 2 is a table that is referenced to determine whether or not to control the variable display result to a small win game state as a "small win" based on the random number value MR1 for determining the special symbol display result before a determined special symbol that is a variable display result is derived and displayed in a special symbol game using a first special symbol by the first special symbol display device 4A or a special symbol game using a second special symbol by the second special symbol display device 4B.

本特徴部109SGにおける特図表示結果判定テーブル2では、パチンコ遊技機1における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかにかかわらず、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「小当り」の特図表示結果に割り当てられている。 In the special chart display result judgment table 2 in this feature section 109SG, regardless of whether the game state of the pachinko gaming machine 1 is a normal state or a time-saving state (low probability state), or a probability change state (high probability state), a numerical value (judgment value) that is compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is assigned to the special chart display result of "small win".

特図表示結果判定テーブル2において、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本特徴部109SGにおける特図表示結果判定テーブル2では、第1特図の特図ゲームである場合と第2特図である場合とで「小当り」に割り当てられている判定値数が異なっている。具体的には、第1特図の特図ゲームである場合は、「小当り」に判定値が割り当てられているが、第2特図の特図ゲームである場合には「小当り」に判定値が割り当てられていない。よって、後述するように、第2特図の可変表示が第1特図の可変表示よりも優先して実行され、時短制御が実行されることにより可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口への入賞が発生して第2特図の可変表示が多く実行される高ベース状態では、「小当り」がほぼ発生しないようになっており、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい高ベース状態において、遊技球を多く獲得できない小当りの発生を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。 In the special chart display result determination table 2, the table data indicating the determination value to be compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result is the determination data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a small win game state as a "small win". In the special chart display result determination table 2 in this feature section 109SG, the number of determination values assigned to a "small win" differs between the first special chart special chart game and the second special chart game. Specifically, in the first special chart special chart game, a determination value is assigned to a "small win", but in the second special chart special chart game, no determination value is assigned to a "small win". Therefore, as described below, the variable display of the second special chart is executed with priority over the variable display of the first special chart, and in a high base state in which time-saving control is executed, a win occurs in the second start winning hole formed by the variable winning ball device 6B, and the variable display of the second special chart is executed frequently, so that "small wins" hardly occur. In a high base state in which game balls are likely to enter the second start winning hole formed by the variable winning ball device 6B, the occurrence of small wins in which many game balls cannot be obtained can be avoided, and a decrease in interest in the game can be prevented.

図15-7(A)は、ROM101に記憶される大当り種別判定テーブルの構成例を示している。本特徴部109SGにおける大当り種別判定テーブルは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定されたときに、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づき、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別判定テーブルでは、特図ゲームにおいて可変表示(変動表示)が行われた特別図柄が第1特図(第1特別図柄表示装置お4Aによる特図ゲーム)であるか第2特図(第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲーム)であるかに応じて、大当り種別判定用の乱数値MR2と比較される数値(判定値)が、「非確変大当り」や「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」といった複数種類の大当り種別に割り当てられている。 Figure 15-7 (A) shows an example of the configuration of a jackpot type determination table stored in ROM 101. The jackpot type determination table in this feature unit 109SG is a table that is referenced to determine the jackpot type as one of multiple types based on the random number value MR2 for jackpot type determination when it is determined that the special symbol display result is a "jackpot" and the jackpot game state is controlled. In the jackpot type determination table, a number (determination value) that is compared with the random number value MR2 for jackpot type determination is assigned to multiple types of jackpot types such as "non-variable jackpot", "variable jackpot A", "variable jackpot B", and "variable jackpot C" depending on whether the special symbol that is variably displayed (variably displayed) in the special symbol game is the first special symbol (special symbol game by the first special symbol display device 4A) or the second special symbol (special symbol game by the second special symbol display device 4B).

ここで、本特徴部109SGにおける大当り種別について、図15-7(B)を用いて説明すると、本特徴部109SGでは、大当り種別として、大当り遊技状態の終了後において高確制御と時短制御とが実行されて高確高ベース状態に移行する「確変大当りA」や「確変大当りB」と、大当り遊技状態の終了後において高確制御が実行されるが時短制御が実行されない高確低ベース状態に移行する「確変大当りC」と、大当り遊技状態の終了後において時短制御のみが実行されて低確高ベース状態に移行する「非確変大当り」とが設定されている。 Now, the types of jackpots in this feature section 109SG will be explained using FIG. 15-7 (B). In this feature section 109SG, the jackpot types are set to "Probable variable jackpot A" and "Probable variable jackpot B", in which high probability control and time-saving control are executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, high base state; "Probable variable jackpot C", in which high probability control is executed but time-saving control is not executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, low base state; and "Non-probable variable jackpot", in which only time-saving control is executed after the jackpot game state ends, transitioning to a low probability, high base state.

「確変大当りA」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。一方、「確変大当りB」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが5回(いわゆる5ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。そして、「確変大当りC」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるランドが2回(いわゆる2ラウンド)、繰り返し実行される通常開放大当りである。また、「確変大当りC」「非確変大当り」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが2回(いわゆる2ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。よって、「確変大当りA」を10ラウンド(10R)確変大当りと呼称し、「確変大当りB」を5ラウンド(5R)確変大当りと呼称し、「確変大当りC」を2ラウンド(2R)確変大当りと呼称する場合がある。 The jackpot game state by "probable jackpot A" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 10 times (so-called 10 rounds). On the other hand, the jackpot game state by "probable jackpot B" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 5 times (so-called 5 rounds). And the jackpot game state by "probable jackpot C" is a normal opening jackpot in which the land that changes the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player is repeated 2 times (so-called 2 rounds). Also, the jackpot game state by "probable jackpot C" and "non-probable jackpot" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 2 times (so-called 2 rounds). Therefore, "Chance Special Jackpot A" may be referred to as a 10-round (10R) chance special jackpot, "Chance Special Jackpot B" may be referred to as a 5-round (5R) chance special jackpot, and "Chance Special Jackpot C" may be referred to as a 2-round (2R) chance special jackpot.

また、特に図示はしないが、本特徴部109SGにおける小当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に2回変化させるとともに、該開放時間が0.1秒となっている。尚、小当り遊技の終了後は、該小当り遊技直前の遊技状態が引き継がれる。 Although not shown in the figure, the small win game state in this feature section 109SG changes the special variable winning ball device 7 to the first state, which is advantageous to the player, twice, and the opening time is 0.1 seconds. After the small win game ends, the game state immediately before the small win game is carried over.

確変大当りの大当り遊技状態の終了後において実行される高確制御と時短制御は、該大当り遊技状態の終了後において再度大当りが発生するまで継続して実行される。よって、再度発生した大当りが確変大当りである場合には、大当り遊技状態の終了後に再度、高確制御と時短制御が実行されるので、大当り遊技状態が通常状態を介することなく連続的に発生する、いわゆる連荘状態となる。 The high probability control and time-saving control executed after the end of the jackpot game state of a special jackpot will continue to be executed until another jackpot occurs after the end of the jackpot game state. Therefore, if the jackpot that occurs again is a special jackpot, the high probability control and time-saving control will be executed again after the jackpot game state ends, resulting in a so-called consecutive jackpot state in which jackpot game states occur consecutively without going through the normal state.

一方、「非確変大当り」による大当り遊技状態の終了後において実行される時短制御は、所定回数(本特徴部109SGでは100回)の特図ゲームが実行されること、或いは該所定回数の特図ゲームが実行される前に大当り遊技状態となることにより終了する。 On the other hand, the time-saving control that is executed after the end of the jackpot game state due to a "non-variable jackpot" ends when a specified number of special games (100 times in this feature section 109SG) are played, or when the jackpot game state is reached before the specified number of special games are played.

図15-7(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、可変表示される特図が第1特図であるか第2特図であるかに応じて、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」の大当り種別に対する判定値の割当てが異なっている。即ち、可変表示される特図が第1特図である場合には、所定範囲の判定値(「81」~「100」の範囲の値)がラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられる一方で、可変表示される特図が第2特図である場合には、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に対して判定値が割り当てられていない。このような設定により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別をラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」に決定する割合を、異ならせることができる。特に、第2特図を用いた特図ゲームでは大当り種別を「確変大当りB」や「確変大当りC」としてラウンド数の少ない通常開放大当り状態や高速開放大当り状態に制御すると決定されることがないので、例えば時短制御に伴う高開放制御により、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい遊技状態において、得られる賞球が少ない大当り状態の頻発を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 15-7(A), the allocation of determination values to the jackpot types "Probable variable jackpot A", "Probable variable jackpot B", "Probable variable jackpot C", and "Non-probable variable jackpot" differs depending on whether the variably displayed special chart is the first special chart or the second special chart. In other words, when the variably displayed special chart is the first special chart, a predetermined range of determination values (values in the range of "81" to "100") are assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C" with fewer rounds, whereas when the variably displayed special chart is the second special chart, no determination value is assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C". With this setting, the ratio of determining the jackpot type to "probable jackpot B" or "probable jackpot C" with fewer rounds can be made different between the case where the first start condition for starting a special game using the first special symbol by the first special symbol display device 4A is satisfied and the case where the jackpot type is determined to be one of the multiple types based on the second start condition for starting a special game using the second special symbol by the second special symbol display device 4B being satisfied. In particular, in a special game using the second special symbol, the jackpot type is not determined to be "probable jackpot B" or "probable jackpot C" and controlled to a normal opening jackpot state or a high-speed opening jackpot state with fewer rounds, so that, for example, in a game state where game balls are likely to enter the second start winning hole formed by the variable winning ball device 6B due to high opening control accompanying time reduction control, frequent occurrence of a jackpot state with fewer winning balls can be avoided, preventing a decline in game interest.

尚、図15-7(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、「非確変」の大当り種別に対する判定値の割当ては、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに係わらず同一とされているので、非確変の大当りとなる確率と確変の大当りとなる確率は、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず同一とされている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 15-7(A), the allocation of the determination value for the "non-probability variable" jackpot type is the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game, so the probability of a non-probability variable jackpot and the probability of a probability variable jackpot are the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart game.

よって、前述したように、「確変大当りB」や「確変大当りC」に対する判定値の割り当てが、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なることに応じて、「確変大当りA」に対する判定値の割り当ても第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なり、ラウンド数の多い「確変大当りA」については、第2特図の特図ゲームである場合の方が第1特図の特図ゲームである場合よりも決定され易くなるように設定されている。 As described above, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot B" and "Probable Variable Jackpot C" differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and accordingly, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot A" also differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and for "Probable Variable Jackpot A" which has a larger number of rounds, it is set up so that it is easier to determine in the second special chart game than in the first special chart game.

尚、第2特図の特図ゲームである場合にも、第1特図の特図ゲームである場合とは異なる所定範囲の判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられるようにしてもよい。例えば、第2特図の特図ゲームである場合には、第1特図の特図ゲームである場合に比べて少ない判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられてもよい。あるいは、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず、共通のテーブルデータを参照して、大当り種別の決定を行うようにしてもよい。 In addition, even in the case of the special chart game of the second special chart, a predetermined range of judgment values different from that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C". For example, in the case of the special chart game of the second special chart, a smaller judgment value than that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C" compared to the case of the special chart game of the first special chart. Alternatively, regardless of whether it is a special chart game of the first special chart or the second special chart, the jackpot type may be determined by referring to common table data.

図15-8は、本特徴部109SGにおける変動パターンを示している。本特徴部109SGでは、可変表示結果が「はずれ」となる場合のうち、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合と「リーチ」である場合のそれぞれに対応して、また、可変表示結果が「大当り」や「小当り」となる場合などに対応して、複数の変動パターンが予め用意されている。尚、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンは、非リーチ変動パターン(「非リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称され、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンは、リーチ変動パターン(「リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称される。また、非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、可変表示結果が「はずれ」となる場合に対応したはずれ変動パターンに含まれる。可変表示結果が「大当り」である場合に対応した変動パターンは、大当り変動パターンと称される。 Figure 15-8 shows the variation patterns in this feature section 109SG. In this feature section 109SG, a plurality of variation patterns are prepared in advance for the cases where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" and a "reach", and for the cases where the variable display result is a "big hit" or a "small hit". The variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" is called a non-reach variation pattern (also called a "non-reach miss variation pattern"), and the variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "reach" is called a reach variation pattern (also called a "reach miss variation pattern"). The non-reach variation pattern and the reach variation pattern are included in the miss variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss". The variation pattern that corresponds to the variable display result being "jackpot" is called the jackpot variation pattern.

大当り変動パターンやリーチ変動パターンには、ノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンと、スーパーリーチのリーチ演出が実行されるスーパーリーチ変動パターンとがある。尚、本特徴部109SGでは、ノーマルリーチ変動パターンを1種類のみしか設けていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、ノーマルリーチα、ノーマルリーチβ、…のように、複数のノーマルリーチ変動パターンを設けてもよい。 The jackpot fluctuation pattern and reach fluctuation pattern include a normal reach fluctuation pattern in which a normal reach reach performance is executed, and a super reach fluctuation pattern in which a super reach reach performance is executed. Note that in this feature section 109SG, only one type of normal reach fluctuation pattern is provided, but the present invention is not limited to this, and multiple normal reach fluctuation patterns may be provided, such as normal reach α, normal reach β, ....

尚、本特徴部109SGにおける変動パターンには、可変表示結果が「小当り」または可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「確変大当りC」である場合に対応する特殊当りの変動パターン(PC1-1)も含まれている。 The variation patterns in this feature section 109SG also include a special winning variation pattern (PC1-1) that corresponds to the case where the variable display result is a "small win" or the variable display result is a "jackpot" and the jackpot type is a "high probability jackpot C."

図15-8に示すように、本特徴部109SGにおけるノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンの特図可変表示時間については、スーパーリーチ変動パターンよりも短く設定されている。 As shown in Figure 15-8, the special chart variable display time of the normal reach fluctuation pattern in which the reach performance of the normal reach is executed in this feature part 109SG is set shorter than that of the super reach fluctuation pattern.

また、本特徴部109SGにおいては、後述するように、これら変動パターンを、例えば、非リーチの種別や、ノーマルリーチの種別や、スーパーリーチの種別等のように、変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンから実行する変動パターンを決定するのではなく、これらの種別を決定することなしに変動パターン判定用の乱数値MR3のみを用いて決定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、変動パターン判定用の乱数値MR3に加えて、変動パターン種別判定用の乱数値を設けて、これら変動パターン種別判定用の乱数値から変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンから実行する変動パターンを決定するようにしてもよい。 In addition, in this characteristic section 109SG, as described later, instead of first determining the type of the fluctuation pattern, such as the non-reach type, normal reach type, super reach type, etc., and then determining the fluctuation pattern to be executed from the fluctuation patterns belonging to the determined type, the fluctuation patterns are determined using only the random number value MR3 for fluctuation pattern determination without determining these types, but the present invention is not limited to this, and for example, in addition to the random number value MR3 for fluctuation pattern determination, a random number value for fluctuation pattern type determination may be provided, and the type of fluctuation pattern may be determined first from these random number values for fluctuation pattern type determination, and then the fluctuation pattern to be executed may be determined from the fluctuation patterns belonging to the determined type.

図15-9は、本特徴部109SGにおける変動パターンの決定方法の説明図である。本特徴部109SGでは、実行する可変表示の表示結果や保留記憶数に応じて、選択する変動パターン判定テーブルを異ならせている。 Figure 15-9 is an explanatory diagram of how the variation pattern is determined in this feature section 109SG. In this feature section 109SG, the variation pattern determination table to be selected varies depending on the display result of the variable display to be executed and the number of reserved memories.

具体的には、図15-9に示すように、可変表示結果が非確変大当りである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチα1大当りの変動パターン)とPB1-3(スーパーリーチα2大当りの変動パターン)とPB1-4(スーパーリーチβ1大当りの変動パターン)とPB1-5(スーパーリーチβ2大当りの変動パターン)とから決定する。 Specifically, as shown in FIG. 15-9, when the variable display result is a non-probable jackpot, jackpot fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined using this jackpot fluctuation pattern determination table A from PB1-1 (normal reach jackpot fluctuation pattern), PB1-2 (super reach α1 jackpot fluctuation pattern), PB1-3 (super reach α2 jackpot fluctuation pattern), PB1-4 (super reach β1 jackpot fluctuation pattern), and PB1-5 (super reach β2 jackpot fluctuation pattern).

また、可変表示結果が確変大当りである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチα1大当りの変動パターン)とPB1-3(スーパーリーチα2大当りの変動パターン)とPB1-4(スーパーリーチβ1大当りの変動パターン)とPB1-5(スーパーリーチβ2大当りの変動パターン)とから決定する。 In addition, if the variable display result is a sure-win jackpot, jackpot fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined using this jackpot fluctuation pattern determination table A from PB1-1 (fluctuation pattern for normal reach jackpot), PB1-2 (fluctuation pattern for super reach α1 jackpot), PB1-3 (fluctuation pattern for super reach α2 jackpot), PB1-4 (fluctuation pattern for super reach β1 jackpot), and PB1-5 (fluctuation pattern for super reach β2 jackpot).

尚、図15-9に示すように、大当り用変動パターン判定テーブルAと大当り用変動パターン判定テーブルBとでは、PB1-1に対する判定値の割当数は同一である一方で、PB1-2、PB1-3、PB1-4、PB1-5に対する判定値の割当数が異なっている。具体的には、大当り用変動パターン判定テーブルAでは、PB1-1に2個、PB1-2に45個、PB1-3に150個、PB1-4に300個、PB1-5に500個の判定値がそれぞれ割り当てられている。一方で、大当り用変動パターン判定テーブルBでは、PB1-1に2個、PB1-2に30個、PB1-3に135個、PB1-4に315個、PB1-5に515個の判定値がそれぞれ割り当てられている。つまり、本特徴部109SGでは、可変表示結果が確変大当りである場合は、可変表示結果が非確変大当ある場合よりも高い割合で変動パターンがスーパーリーチβ1、β2の変動パターンであるPB1-4またはPB1-5に決定されるようになっているため、可変表示における変動パターンに対して遊技者を注目させることが可能となっている。 As shown in FIG. 15-9, the number of judgment values assigned to PB1-1 is the same in jackpot fluctuation pattern determination table A and jackpot fluctuation pattern determination table B, but the number of judgment values assigned to PB1-2, PB1-3, PB1-4, and PB1-5 are different. Specifically, in jackpot fluctuation pattern determination table A, 2 judgment values are assigned to PB1-1, 45 to PB1-2, 150 to PB1-3, 300 to PB1-4, and 500 to PB1-5. On the other hand, in jackpot fluctuation pattern determination table B, 2 judgment values are assigned to PB1-1, 30 to PB1-2, 135 to PB1-3, 315 to PB1-4, and 515 to PB1-5. In other words, in this feature section 109SG, when the variable display result is a guaranteed jackpot, the variable pattern is determined to be PB1-4 or PB1-5, which are the variable patterns of Super Reach β1 and β2, with a higher probability than when the variable display result is not a guaranteed jackpot, making it possible to draw the player's attention to the variable pattern in the variable display.

また、可変表示結果が小当りである場合は、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択し、該特殊当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンをPC1-1(特殊当りの変動パターン)に決定する。つまり、本特徴部109SGでは、可変表示結果が確変大当りCとなる場合と小当りとなる場合とで同一の変動パターンにて可変表示が実行されるので、遊技者は、該変動パターンから可変表示結果が確変大当りCであるか小当りであるかを特定することが困難となっている。 In addition, if the variable display result is a small hit, a special hit variable pattern determination table is selected, and the variable pattern is determined to be PC1-1 (special hit variable pattern) using the special hit variable pattern determination table. In other words, in this feature section 109SG, the variable display is executed with the same variable pattern whether the variable display result is a special big hit C or a small hit, so it is difficult for the player to determine from the variable pattern whether the variable display result is a special big hit C or a small hit.

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が2個以下である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPA1-1(非リーチはずれの変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチα1はずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチα2はずれの変動パターン)とPA2-4(スーパーリーチβ1はずれの変動パターン)とPA2-5(スーパーリーチβ2はずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is two or less, the miss fluctuation pattern determination table A is selected, and the miss fluctuation pattern determination table A is used to determine the fluctuation pattern from PA1-1 (non-reach miss fluctuation pattern), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α1 miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach α2 miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach β1 miss fluctuation pattern), and PA2-5 (super reach β2 miss fluctuation pattern).

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が3個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルBを用いて変動パターンをPA1-2(非リーチはずれの短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチα1はずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチα2はずれの変動パターン)とPA2-4(スーパーリーチβ1はずれの変動パターン)とPA2-5(スーパーリーチβ2はずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is three, the miss fluctuation pattern determination table B is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table B from PA1-2 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α1 miss), PA2-3 (fluctuation pattern of super reach α2 miss), PA2-4 (fluctuation pattern of super reach β1 miss), and PA2-5 (fluctuation pattern of super reach β2 miss).

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が4個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルCを用いて変動パターンをPA1-3(非リーチはずれの短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチα1はずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチα2はずれの変動パターン)とPA2-4(スーパーリーチβ1はずれの変動パターン)とPA2-5(スーパーリーチβ2はずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is four, the miss fluctuation pattern determination table C is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table C from PA1-3 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), PA2-2 (fluctuation pattern of super reach α1 miss), PA2-3 (fluctuation pattern of super reach α2 miss), PA2-4 (fluctuation pattern of super reach β1 miss), and PA2-5 (fluctuation pattern of super reach β2 miss).

また、時短状態(高ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルDを用いて変動パターンをPA1-4(非リーチはずれの時短用短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチα1はずれの変動パターン)とPA2-3(スーパーリーチα2はずれの変動パターン)とPA2-4(スーパーリーチβ1はずれの変動パターン)とPA2-5(スーパーリーチβ2はずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, if the variable display result is "miss" in the time-saving state (high base state), the miss fluctuation pattern determination table D is selected, and the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table D from PA1-4 (time-saving shortened fluctuation pattern for non-reach miss), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), PA2-2 (super reach α1 miss fluctuation pattern), PA2-3 (super reach α2 miss fluctuation pattern), PA2-4 (super reach β1 miss fluctuation pattern), and PA2-5 (super reach β2 miss fluctuation pattern).

つまり、本特徴部109SGにおいて可変表示結果が「はずれ」となる場合は、変動特図の保留記憶数が3個や4個等であること、或いは、時短状態であることにもとづいて、特図可変表示時間が通常の非リーチはずれの変動パターン(PA1-1)よりも短い短縮用の変動パターン(PA1-2、PA1-3、PA1-4)により可変表示が実行される割合が高くなるので、遊技が間延びしてしまうことを防止しつつ、次に可変表示結果が大当りとなるまでの期間を短縮することが可能となっている。 In other words, if the variable display result in this feature section 109SG is a "miss," the percentage of variable display being executed using a shortening variable pattern (PA1-2, PA1-3, PA1-4) in which the special chart variable display time is shorter than the normal non-miss variable pattern (PA1-1) based on the number of reserved variable charts stored in memory being 3 or 4, or the time-saving state, making it possible to prevent the game from becoming protracted while shortening the period until the next variable display result is a jackpot.

尚、図15-28~図15-35に示すように、本特徴部109SGにおけるスーパーリーチα1の可変表示(変動パターンPA2-2、PB1-2の可変表示)は、特図可変表示時間が40秒であり、スーパーリーチのリーチ演出として味方キャラクタAと敵キャラクタAとのバトル演出を実行する可変表示である。スーパーリーチα2の可変表示(変動パターンPA2-3、PB1-3の可変表示)は、特図可変表示時間が50秒であり、スーパーリーチのリーチ演出として味方キャラクタAと敵キャラクタBとのバトル演出を実行する可変表示である。スーパーリーチβ1の可変表示(変動パターンPA2-4、PB1-4の可変表示)は、特図可変表示時間が60秒であり、スーパーリーチのリーチ演出として味方キャラクタAと敵キャラクタAとのバトル演出を実行する可変表示である。スーパーリーチβ2の可変表示(変動パターンPA2-5、PB1-5の可変表示)は、特図可変表示時間が60秒であり、スーパーリーチのリーチ演出として味方キャラクタAと敵キャラクタAとのバトル演出を実行する可変表示である。 As shown in Figures 15-28 to 15-35, the variable display of super reach α1 in feature section 109SG (variable display of variable patterns PA2-2, PB1-2) has a special chart variable display time of 40 seconds, and is a variable display that executes a battle presentation between ally character A and enemy character A as the reach presentation of the super reach. The variable display of super reach α2 (variable display of variable patterns PA2-3, PB1-3) has a special chart variable display time of 50 seconds, and is a variable display that executes a battle presentation between ally character A and enemy character B as the reach presentation of the super reach. The variable display of super reach β1 (variable display of variable patterns PA2-4, PB1-4) has a special chart variable display time of 60 seconds, and is a variable display that executes a battle presentation between ally character A and enemy character A as the reach presentation of the super reach. The variable display of Super Reach β2 (variable display of variation patterns PA2-5 and PB1-5) has a special chart variable display time of 60 seconds, and is a variable display that executes a battle performance between ally character A and enemy character A as a reach performance of the Super Reach.

そして、図15-9に示すように、本特徴部109SGにおける各可変表示の大当り期待度としては、スーパーリーチβ2の大当り期待度が最も高く設定されており、以降、スーパーリーチβ1、スーパーリーチα2、スーパーリーチα1、ノーマルリーチ、非リーチの順に大当り期待度が高く設定されている(本特徴部109SGにおける各可変表示での大当り期待度:スーパーリーチβ2>スーパーリーチβ1>スーパーリーチα2>スーパーリーチα1>ノーマルリーチ>非リーチ)。 As shown in FIG. 15-9, the jackpot expectancy of each variable display in this feature section 109SG is set highest for Super Reach β2, followed by Super Reach β1, Super Reach α2, Super Reach α1, Normal Reach, and Non-Reach (jackpot expectancy of each variable display in this feature section 109SG: Super Reach β2 > Super Reach β1 > Super Reach α2 > Super Reach α1 > Normal Reach > Non-Reach).

つまり、スーパーリーチの可変表示に注目すると、本特徴部109SGでは、バトル演出(スーパーリーチのリーチ演出)として表示される味方キャラクタが味方キャラクタAと味方キャラクタBのどちらであるか、バトル演出(スーパーリーチのリーチ演出)として表示される敵キャラクタが敵キャラクタAと敵キャラクタBのどちらであるかの組み合わせによって大当り期待度が異なっている。 In other words, when we look at the variable display of the Super Reach, in this feature section 109SG, the expectation of a big win differs depending on the combination of whether the ally character displayed in the battle performance (Super Reach Reach performance) is ally character A or ally character B, and whether the enemy character displayed in the battle performance (Super Reach Reach performance) is enemy character A or enemy character B.

本特徴部109SGにおけるRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、例えば図15-10に示すような遊技制御用データ保持エリア109SG150が設けられている。図15-10に示す遊技制御用データ保持エリア109SG150は、第1特図保留記憶部109SG151Aと、第2特図保留記憶部109SG151Bと、普図保留記憶部109SG151Cと、遊技制御フラグ設定部109SG152と、遊技制御タイマ設定部109SG153と、遊技制御カウンタ設定部109SG154と、遊技制御バッファ設定部109SG155とを備えている。 The RAM 102 in this characteristic section 109SG is provided with a game control data holding area 109SG150 as shown in FIG. 15-10, for example, as an area for holding various data used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. The game control data holding area 109SG150 shown in FIG. 15-10 includes a first special chart reserve memory section 109SG151A, a second special chart reserve memory section 109SG151B, a normal chart reserve memory section 109SG151C, a game control flag setting section 109SG152, a game control timer setting section 109SG153, a game control counter setting section 109SG154, and a game control buffer setting section 109SG155.

第1特図保留記憶部109SG151Aは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第1始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第1特図保留記憶部109SG151Aは、第1始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第1始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第1特図保留記憶部109SG151Aに記憶された保留データは、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。 The first special symbol reservation memory unit 109SG151A stores reservation data for a special symbol game (a special symbol game using the first special symbol in the first special symbol display device 4A) that has not yet started, but in which a game ball has passed (entered) through the first start winning port formed by the winning ball device 6A and a start winning (first start winning) has occurred. As an example, the first special symbol reservation memory unit 109SG151A associates reservation numbers with the order of winning (the order of detection of the game ball) into the first start winning port, and stores, as reservation data, random number values MR1 for determining the special symbol display result, random number values MR2 for determining the jackpot type, and numerical data indicating random number values MR3 for determining the fluctuation pattern, which are extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc., based on the establishment of the first start condition when the game ball passes (enters), until the number of memories reaches a predetermined upper limit (for example, "4"). The reserved data stored in the first special chart reserved memory unit 109SG151A thus indicates that the execution of a special chart game using the first special chart is reserved, and serves as reserved information that makes it possible to determine whether or not a jackpot will be reached based on the variable display result (special chart display result) in this special chart game.

第2特図保留記憶部109SG151Bは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第2始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第2特図保留記憶部109SG151Bは、第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第2始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第2特図保留記憶部109SG151Bに記憶された保留データは、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。 The second special symbol reservation memory unit 109SG151B stores reservation data of a special symbol game (a special symbol game using a second special symbol in the second special symbol display device 4B) that has not yet started, but in which a game ball has passed (entered) through the second start winning port formed by the variable winning ball device 6B and a start winning (second start winning) has occurred. As an example, the second special symbol reservation memory unit 109SG151B associates reservation numbers with the order of winning (the order of detection of the game ball) into the second start winning port, and stores, as reservation data, the random number value MR1 for determining the special symbol display result, the random number value MR2 for determining the jackpot type, and the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, which are extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc., based on the establishment of the second start condition when the game ball passes (enters), until the number reaches a predetermined upper limit value (for example, "4"). The reserved data stored in the second special chart reserved memory unit 109SG151B thus indicates that the execution of a special chart game using the second special chart is on hold, and serves as reserved information that makes it possible to determine whether or not a jackpot will be reached based on the variable display result (special chart display result) in this special chart game.

尚、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第1始動条件の成立に基づく保留情報(第1保留情報)と、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第2始動入賞の成立に基づく保留情報(第2保留情報)とを、共通の保留記憶部にて保留番号と対応付けて記憶するようにしてもよい。この場合には、第1始動入賞口と第2始動入賞口のいずれを遊技球が通過(進入)したかを示す始動口データを保留情報に含め、保留番号と対応付けて記憶させればよい。 The reserved information (first reserved information) based on the establishment of the first start condition by the game ball passing (entering) the first start winning port, and the reserved information (second reserved information) based on the establishment of the second start winning condition by the game ball passing (entering) the second start winning port may be stored in a common reserved memory unit in association with the reserved number. In this case, start port data indicating whether the game ball passed (entered) the first or second start winning port may be included in the reserved information and stored in association with the reserved number.

普図保留記憶部109SG151Cは、通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたにもかかわらず、未だ普通図柄表示器20により開始されていない普図ゲームの保留情報を記憶する。例えば、普図保留記憶部109SG151Cは、遊技球が通過ゲート41を通過した順に保留番号と対応付けて、その遊技球の通過に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された普図表示結果判定用の乱数値MR4を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。 The regular symbol reserve memory unit 109SG151C stores reserve information for regular symbol games that have not yet been started by the regular symbol display device 20, even though the game ball that passed through the passing gate 41 has been detected by the gate switch 21. For example, the regular symbol reserve memory unit 109SG151C associates the game balls with reserve numbers in the order in which they passed through the passing gate 41, and stores numerical data indicating the random number value MR4 for determining the regular symbol display result extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc. based on the passage of the game ball as reserved data, until the number reaches a predetermined upper limit value (for example, "4").

遊技制御フラグ設定部109SG152には、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況などに応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、遊技制御フラグ設定部109SG152には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。 The game control flag setting unit 109SG152 is provided with multiple types of flags whose states can be updated depending on the progress of the game on the pachinko game machine 1. For example, the game control flag setting unit 109SG152 stores data indicating the value of the flag and data indicating the on or off state for each of the multiple types of flags.

遊技制御タイマ設定部109SG153には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられる各種のタイマが設けられている。例えば、遊技制御タイマ設定部109SG153には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。 The game control timer setting unit 109SG153 is provided with various timers used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. For example, the game control timer setting unit 109SG153 stores data indicating the timer values of multiple types of timers.

遊技制御カウンタ設定部109SG154には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるカウント値を計数するための複数種類のカウンタが設けられている。例えば、遊技制御カウンタ設定部109SG154には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。ここで、遊技制御カウンタ設定部109SG154には、遊技用乱数の一部または全部をCPU103がソフトウェアにより更新可能にカウントするためのランダムカウンタが設けられてもよい。 The game control counter setting unit 109SG154 is provided with multiple types of counters for counting count values used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. For example, the game control counter setting unit 109SG154 stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters. Here, the game control counter setting unit 109SG154 may be provided with a random counter for counting some or all of the game random numbers in a manner that allows the CPU 103 to update them by software.

遊技制御カウンタ設定部109SG154のランダムカウンタには、乱数回路104で生成されない乱数値、例えば、乱数値MR2~MR4を示す数値データが、ランダムカウント値として記憶され、CPU103によるソフトウェアの実行に応じて、定期的あるいは不定期に、各乱数値を示す数値データが更新される。CPU103がランダムカウント値を更新するために実行するソフトウェアは、ランダムカウント値を乱数回路104における数値データの更新動作とは別個に更新するためのものであってもよいし、乱数回路104から抽出された数値データの全部または一部にスクランブル処理や演算処理といった所定の処理を施すことによりランダムカウント値を更新するためのものであってもよい。 In the random counter of the game control counter setting unit 109SG154, random numbers not generated by the random number circuit 104, for example, numerical data indicating random numbers MR2 to MR4, are stored as random count values, and the numerical data indicating each random number is updated periodically or irregularly according to the execution of software by the CPU 103. The software executed by the CPU 103 to update the random count value may be for updating the random count value separately from the updating operation of the numerical data in the random number circuit 104, or may be for updating the random count value by performing a predetermined process such as scrambling or arithmetic processing on all or part of the numerical data extracted from the random number circuit 104.

遊技制御バッファ設定部109SG155には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、遊技制御バッファ設定部109SG155には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The game control buffer setting unit 109SG155 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of the game in the pachinko game machine 1. For example, the game control buffer setting unit 109SG155 stores data indicating the buffer values in each of multiple types of buffers.

演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、例えば図15-11(A)に示すような演出制御用データ保持エリア109SG190が設けられている。図15-11(A)に示す演出制御用データ保持エリア109SG190は、演出制御フラグ設定部109SG191と、演出制御タイマ設定部109SG192と、演出制御カウンタ設定部109SG193と、演出制御バッファ設定部109SG194とを備えている。 The RAM 122 mounted on the performance control board 12 is provided with a performance control data holding area 109SG190 as shown in FIG. 15-11(A) as an area for holding various data used to control performance operations. The performance control data holding area 109SG190 shown in FIG. 15-11(A) includes a performance control flag setting unit 109SG191, a performance control timer setting unit 109SG192, a performance control counter setting unit 109SG193, and a performance control buffer setting unit 109SG194.

演出制御フラグ設定部109SG191には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示状態などといった演出動作状態や主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部109SG191には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。 The performance control flag setting unit 109SG191 is provided with multiple types of flags whose states can be updated according to the performance operation state, such as the display state of the performance image on the screen of the image display device 5, and the performance control commands sent from the main board 11. For example, the performance control flag setting unit 109SG191 stores data indicating the flag value and data indicating the on or off state for each of the multiple types of flags.

演出制御タイマ設定部109SG192には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示動作などといった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部109SG192には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。 The performance control timer setting unit 109SG192 is provided with multiple types of timers that are used to control the progress of various performance operations, such as the display operation of a performance image on the screen of the image display device 5. For example, the performance control timer setting unit 109SG192 stores data indicating the timer values of each of the multiple types of timers.

演出制御カウンタ設定部109SG193には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部109SG193には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。 The performance control counter setting unit 109SG193 is provided with multiple types of counters used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control counter setting unit 109SG193 stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters.

演出制御バッファ設定部109SG194には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部109SG194には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The performance control buffer setting unit 109SG194 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control buffer setting unit 109SG194 stores data indicating the buffer values for each of multiple types of buffers.

本特徴部109SGでは、図15-11(B)に示すような始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aを構成するデータが、演出制御バッファ設定部109SG194の所定領域に記憶される。始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aには、第1特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「1-1」~「1-4」に対応した領域)と、可変表示中の第1特図に対応した格納領域(バッファ番号「1-0」に対応した領域)とが設けられている。また、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aには、第2特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「2-1」~「2-4」に対応した領域)と、可変表示中の第2特図に対応した格納領域(バッファ番号「2-0」に対応した領域)とが設けられている。第1始動入賞口や第2始動入賞口への始動入賞があったときには、始動口入賞指定コマンド(第1始動口入賞指定コマンドまたは第2始動口入賞指定コマンド)、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド及び保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンド)という4つのコマンドが1セットとして、主基板11から演出制御基板12へと送信される。始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aにおける第1特図保留記憶に対応した格納領域と第2特図保留記憶に対応した格納領域は、これらの始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドを対応付けて、第1特図保留記憶と第2特図保留記憶とに分けて格納するための格納領域(エントリ)が確保されている。 In this feature unit 109SG, data constituting the start winning time receiving command buffer 109SG194A as shown in FIG. 15-11 (B) is stored in a predetermined area of the performance control buffer setting unit 109SG194. The start winning time receiving command buffer 109SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "1-1" to "1-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the first special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "1-0") corresponding to the first special symbol being displayed variably. In addition, the start winning time receiving command buffer 109SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "2-1" to "2-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the second special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "2-0") corresponding to the second special symbol being displayed variably. When a start win occurs at the first start win port or the second start win port, a set of four commands, namely, a start win designation command (first start win designation command or second start win designation command), a pattern designation command, a variable category designation command, and a reserved memory number notification command (first reserved memory number notification command or second reserved memory number notification command), is sent from the main board 11 to the performance control board 12. The storage area corresponding to the first special pattern reserved memory and the storage area corresponding to the second special pattern reserved memory in the start win reception command buffer 109SG194A are provided with storage areas (entries) for storing these start win designation command, pattern designation command, variable category designation command, and reserved memory number notification command separately in the first special pattern reserved memory and the second special pattern reserved memory.

これら格納領域(エントリ)の記憶内容は、開始条件が成立して最上位の保留記憶(バッファ番号「1-1」またはバッファ番号「2-1」)の可変表示が開始されるときに、後述するように1つずつ上位にシフトされていくとともに、該開始条件が成立した保留記憶の内容を格納するバッファ番号「1-0」またはバッファ番号「2-0」の記憶内容は、当該可変表示を終了するときに実行される特図当り待ち処理においてクリアされるようになっている。 The contents of these storage areas (entries) are shifted up one at a time when the start condition is met and the variable display of the top reserved memory (buffer number "1-1" or buffer number "2-1") begins, as described below, and the contents of buffer number "1-0" or buffer number "2-0", which stores the contents of the reserved memory for which the start condition is met, are cleared in the special chart hit waiting process that is executed when the variable display ends.

更に、本特徴部109SGの始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aには、保留記憶表示の表示パターン(表示態様)に応じたフラグ値がセットされる保留表示フラグを第1特図保留記憶及び第2特図保留記憶に対応する各バッファ番号に対応付けて格納できるように記憶領域が、各格納領域(エントリ)毎に確保されている。 Furthermore, in the start winning time reception command buffer 109SG194A of this feature section 109SG, a memory area is reserved for each storage area (entry) so that a reserved display flag, to which a flag value corresponding to the display pattern (display mode) of the reserved memory display is set, can be stored in association with each buffer number corresponding to the first special chart reserved memory and the second special chart reserved memory.

尚、保留表示フラグには、後述する先読予告設定処理において、先読予告演出の実行が決定されなかった場合には、通常の保留記憶表示の表示パターンに対応する「0」が格納されることで、通常の表示態様(例えば、白抜き○)の保留記憶表示が画像表示装置5の下部に設けられている第1保留記憶表示エリア109SG005D、第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示され、先読予告演出の実行が決定された場合には、通常の表示態様とは異なる特別態様(例えば、四角形(◇)や星(☆))の保留記憶表示の表示パターンに対応する「1」(四角形(◇))または「2」(星(☆))がセットされることで、通常の表示態様とは異なる特別態様の保留記憶表示が第1保留記憶表示エリア109SG005D、第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示されて、該保留記憶表示に対応する可変表示において、大当りとなる可能性やスーパーリーチとなる可能性が高いことが予告されるようになっている。 When the execution of the pre-reading notice performance is not determined in the pre-reading notice setting process described later, the hold display flag is set to "0" corresponding to the display pattern of the normal hold memory display, and the hold memory display in the normal display mode (e.g., a white circle) is displayed in the first hold memory display area 109SG005D and the second hold memory display area 109SG005U provided at the bottom of the image display device 5. When the execution of the pre-reading notice performance is determined, the hold display flag is set to "1" (square (◇)) or "2" (star (☆)) corresponding to the display pattern of the hold memory display in a special mode different from the normal display mode (e.g., a square (◇) or a star (☆)), and the hold memory display in a special mode different from the normal display mode is displayed in the first hold memory display area 109SG005D and the second hold memory display area 109SG005U, and the variable display corresponding to the hold memory display is set to notify the possibility of a jackpot or a super reach.

演出制御用CPU120は、第1始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの第1特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していき、第2始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの第2特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していく。始動入賞時には、始動口入賞指定コマンドから保留記憶数通知コマンドまでが順次送信される。従って、コマンド受信が行われれば、第1特図保留記憶または第2特図保留記憶に対応するバッファ番号の末尾「1」~「4」のそれぞれに対応する格納領域に、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドの順に格納されていくことになる。 When a first winning entry is made to the first winning entry, the CPU 120 for controlling the performance stores the command from the top (the entry with the lowest buffer number) of the free entry corresponding to the first special symbol reserved memory in the command buffer 109SG194A for receiving the command at the time of winning, and when a second winning entry is made to the second winning entry, the CPU 120 stores the command from the top (the entry with the lowest buffer number) of the free entry corresponding to the second special symbol reserved memory in the command buffer 109SG194A for receiving the command at the time of winning. When a winning entry is made to the first winning entry, the command from the starting entry designation command to the reserved memory number notification command is sent in sequence. Therefore, when a command is received, the command from the starting entry designation command, the pattern designation command, the variable category designation command, and the reserved memory number notification command are stored in the storage area corresponding to the last "1" to "4" of the buffer number corresponding to the first or second special symbol reserved memory in that order.

図15-11(B)に示す始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aに格納されているコマンドは、飾り図柄の可変表示を開始するごとに、直前に終了した可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-0」または「2-0」のエントリ)に格納されているものが削除されるとともに、該開始する可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-1」または「2-1」に対応したエントリ)に格納されているものと、該開始する可変表示の保留記憶以降のエントリの記憶内容がシフトされる。例えば図15-11(B)に示す格納状態において第1特図保留記憶の飾り図柄の可変表示が終了した場合には、バッファ番号「0」に格納されている各コマンドが削除され、バッファ番号「1」に格納されている各コマンドがバッファ番号「0」にシフトされるとともに、バッファ番号「2」に対応した領域にて格納されている各コマンドがバッファ番号「1」に対応した領域にシフトされ、バッファ番号「3」、「4」のそれぞれに対応した領域にて格納されている各コマンドが、バッファ番号「2」、「3」に対応した領域にシフトされる。よって、バッファ番号「0」は、その時点において可変表示されている保留記憶に関する各コマンドを格納するための領域(エントリ)となる。 Whenever the variable display of the decorative pattern is started, the commands stored in the start winning time reception command buffer 109SG194A shown in FIG. 15-11(B) are deleted from the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that was just ended (the entry with buffer number "1-0" or "2-0"), and the contents stored in the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that is about to start (the entry corresponding to buffer number "1-1" or "2-1") and the contents stored in the entries after the reserved memory of the variable display that is about to start are shifted. For example, when the variable display of the decorative pattern of the first special pattern reserved memory is ended in the storage state shown in FIG. 15-11(B), the commands stored in buffer number "0" are deleted, the commands stored in buffer number "1" are shifted to buffer number "0", the commands stored in the area corresponding to buffer number "2" are shifted to the area corresponding to buffer number "1", and the commands stored in the areas corresponding to buffer numbers "3" and "4" are shifted to the areas corresponding to buffer numbers "2" and "3". Therefore, buffer number "0" becomes the area (entry) for storing each command related to the pending memory that is variably displayed at that time.

次に、図5のステップS101において実行される本特徴部109SGの始動入賞判定処理について、図15-12にもとづいて説明する。始動入賞判定処理においてCPU103は、まず、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号に基づき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であるか否かを判定する(ステップ109SGS101a)。このとき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であれば(ステップ109SGS101a;Y)、第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第1特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ109SGS102)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部109SG154に設けられた第1保留記憶数カウンタの格納値である第1保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第1特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ109SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ109SGS102;N)、例えば遊技制御バッファ設定部109SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「1」に設定する(ステップ109SGS103)。 Next, the start winning judgment process of this feature unit 109SG executed in step S101 of FIG. 5 will be described based on FIG. 15-12. In the start winning judgment process, the CPU 103 first judges whether the first start hole switch 22A is on or not based on a detection signal from the first start hole switch 22A provided corresponding to the first start winning hole formed by the winning ball device 6A (step 109SGS101a). At this time, if the first start hole switch 22A is on (step 109SGS101a; Y), it judges whether the first special symbol reserved memory number, which is the reserved memory number of the special symbol game using the first special symbol, is a predetermined upper limit value (for example, "4" as the upper limit memory number) (step 109SGS102). The CPU 103 may specify the first special symbol reserved memory number by, for example, reading the first reserved memory number count value, which is the stored value of the first reserved memory number counter provided in the game control counter setting unit 109SG154. If the number of reserved first special charts is not the upper limit in step 109SGS102 (step 109SGS102; N), the storage value of the start port buffer provided in the game control buffer setting unit 109SG155 is set to "1" (step 109SGS103).

ステップ109SGS101aにて第1始動口スイッチ22Aがオフであるときや(ステップ109SGS101;N)、ステップ109SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値に達しているときには(ステップ109SGS102;Y)、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号に基づき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であるか否かを判定する(ステップ109SGS101b)。このとき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であれば(ステップ109SGS101b;Y)、第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第2特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ109SGS105)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部109SG154に設けられた第2保留記憶数カウンタの格納値である第2保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第2特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ109SGS105にて第2特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ109SGS105;N)、例えば遊技制御バッファ設定部109SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「2」に設定する(ステップ109SGS106)。 When the first start port switch 22A is off in step 109SGS101a (step 109SGS101; N), or when the first special symbol reserved memory number has reached the upper limit in step 109SGS102 (step 109SGS102; Y), the second start port switch 22B, which is provided corresponding to the second start hole formed by the variable winning ball device 6B, is judged to be on or not (step 109SGS101b). At this time, if the second start port switch 22B is on (step 109SGS101b; Y), it is judged whether the second special symbol reserved memory number, which is the reserved memory number of the special symbol game using the second special symbol, has reached a predetermined upper limit (for example, "4" as the upper limit memory number) (step 109SGS105). The CPU 103 can specify the number of reserved second special symbols by, for example, reading the second reserved memory count value, which is the stored value of the second reserved memory count counter provided in the game control counter setting unit 109SG154. When the second reserved memory count is not the upper limit value in step 109SGS105 (step 109SGS105; N), for example, the storage value of the start port buffer provided in the game control buffer setting unit 109SG155 is set to "2" (step 109SGS106).

ステップ109SGS103,ステップ109SGS106の処理のいずれかを実行した後には、始動口バッファの格納値である始動口バッファ値に応じた特図保留記憶数を1加算するように更新する(ステップ109SGS107)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには第1保留記憶数カウント値を1加算する一方で、始動口バッファ値が「2」であるときには第2保留記憶数カウント値を1加算する。こうして、第1保留記憶数カウント値は、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1特図を用いた特図ゲームに対応した第1始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。また、第2保留記憶数カウント値は、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2特図を用いた特図ゲームに対応した第2始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。このときには、合計保留記憶数も1加算するように更新する(ステップ109SGS108)。例えば、遊技制御カウンタ設定部109SG154に設けられた合計保留記憶数カウンタの格納値である合計保留記憶数カウント値を、1加算するように更新すればよい。 After executing either the process of step 109SGS103 or step 109SGS106, the number of reserved memories corresponding to the start port buffer value, which is the stored value of the start port buffer, is updated to add 1 (step 109SGS107). For example, when the start port buffer value is "1", the first reserved memory count value is added by 1, while when the start port buffer value is "2", the second reserved memory count value is added by 1. Thus, the first reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the first start winning port and the first start condition corresponding to the special game using the first special game is established. In addition, the second reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the second start winning port and the second start condition corresponding to the special game using the second special game is established. At this time, the total reserved memory number is also updated to add 1 (step 109SGS108). For example, the total reserved memory count value, which is the stored value of the total reserved memory count counter provided in the game control counter setting unit 109SG154, can be updated to add 1.

ステップ109SGS108の処理を実行した後に、CPU103は、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部109SG154のランダムカウンタによって更新されている数値データのうちから、特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データを抽出する(ステップ109SGS109)。こうして抽出した各乱数値を示す数値データは、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶部における空きエントリの先頭に、保留情報としてセットされることで記憶される(ステップ109SGS110)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、第1特図保留記憶部109SG151Aに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される一方、始動口バッファ値が「2」であるときには、第2特図保留記憶部109SG151Bに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される。 After executing the process of step 109SGS108, the CPU 103 extracts numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special chart display result, the random number value MR2 for determining the type of big win, and the random number value MR3 for determining the variation pattern from the numerical data updated by the random number circuit 104 and the random counter of the game control counter setting unit 109SG154 (step 109SGS109). The numerical data indicating each random number value thus extracted is stored by being set as reserved information at the beginning of an empty entry in the special chart reserved memory unit according to the start port buffer value (step 109SGS110). For example, when the start port buffer value is "1", the numerical data indicating the random number values MR1 to MR3 are stored in the first special chart reserved memory unit 109SG151A, while when the start port buffer value is "2", the numerical data indicating the random number values MR1 to MR3 are stored in the second special chart reserved memory unit 109SG151B.

特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2を示す数値データは、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を「大当り」とするか否か、更には可変表示結果を「大当り」とする場合の大当り種別を判定するために用いられる。変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示時間を含む変動パターンを判定するために用いられる。CPU103は、ステップ109SGS109の処理を実行することにより、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果や可変表示時間を含む可変表示態様の判定に用いられる乱数値のうち全部を示す数値データを抽出する。 The numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special symbol display result and the random number value MR2 for determining the type of jackpot are used to determine whether the variable display result of the special symbol or decorative symbol is a "jackpot" or not, and further to determine the type of jackpot if the variable display result is a "jackpot". The random number value MR3 for determining the variation pattern is used to determine the variation pattern including the variable display time of the special symbol or decorative symbol. By executing the processing of step 109SGS109, the CPU 103 extracts numerical data indicating all of the random number values used to determine the variable display mode including the variable display result and the variable display time of the special symbol or decorative symbol.

ステップ109SGS110の処理に続いて、始動口バッファ値に応じた始動口入賞指定コマンドの送信設定が行われる(ステップ109SGS111)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときにはROM101における第1始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときにはROM101における第2始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファのバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第2始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。こうして設定された始動口入賞指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図4に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 Following the processing of step 109SGS110, the sending setting of the start port winning designation command according to the start port buffer value is performed (step 109SGS111). For example, when the start port buffer value is "1", the storage address of the first start port winning designation command table in ROM 101 is stored in the buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer, and the setting is performed to send the first start port winning designation command to the performance control board 12. On the other hand, when the start port buffer value is "2", the storage address of the second start port winning designation command table in ROM 101 is stored in the buffer area of the transmission command buffer, and the setting is performed to send the second start port winning designation command to the performance control board 12. The start port winning designation command thus set is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example, by executing the command control processing of step S27 shown in FIG. 4 after the special pattern process processing is completed.

ステップ109SGS111の処理に続いて、入賞時乱数値判定処理を実行する(ステップ109SGS112)。その後、例えばROM101における保留記憶数通知コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う(ステップ109SGS113)。こうして設定された保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図4に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 Following the processing of step 109SGS111, a random number value determination process is executed at the time of winning (step 109SGS112). After that, a setting is made to send a pending memory number notification command to the performance control board 12, for example by storing the storage address of the pending memory number notification command table in ROM 101 in a buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer (step 109SGS113). The pending memory number notification command thus set is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example by executing the command control process of step S27 shown in FIG. 4 after the special symbol process process is completed.

ステップ109SGS113の処理を実行した後には、始動口バッファ値が「1」であるか否かを判定する(ステップ109SGS114)。このとき、始動口バッファ値が「1」であれば(ステップ109SGS114;Y)始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ109SGS115)、ステップ109SGS104の処理に進む。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときには(ステップ109SGS114;N)、始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ109SGS116)、始動入賞処理を終了する。これにより、第1始動口スイッチ22Aと第2始動口スイッチ22Bの双方が同時に有効な遊技球の始動入賞を検出した場合でも、確実に双方の有効な始動入賞の検出に基づく処理を完了できる。 After executing the process of step 109SGS113, it is determined whether the start port buffer value is "1" (step 109SGS114). At this time, if the start port buffer value is "1" (step 109SGS114; Y), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 109SGS115), and then the process proceeds to step 109SGS104. On the other hand, if the start port buffer value is "2" (step 109SGS114; N), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 109SGS116), and then the start winning process is terminated. As a result, even if both the first start port switch 22A and the second start port switch 22B simultaneously detect the start winning of a valid game ball, the process based on the detection of both valid start winnings can be completed reliably.

図15-13(A)は、入賞時乱数値判定処理として、図15-12のステップ109SGS112にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。本特徴部109SGにおいて、特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるときには、後述する特別図柄通常処理(図5のステップS22、図15-11)により、特図表示結果(特別図柄の可変表示結果)を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの判定が行われる。また、後述する変動パターン設定処理(図5のステップS23、図15-12)において、飾り図柄の可変表示態様を具体的に規定する変動パターンの判定などが行われる。他方、これらの判定とは別に、遊技球が始動入賞口(第1始動入賞口または第2始動入賞口)にて検出されたタイミングで、CPU103がステップ109SGS112の入賞時乱数値判定処理を実行することにより、特図表示結果として大当り図柄を停止表示すると判定されるか否かの判定や、飾り図柄の可変表示態様がスーパーリーチを伴う所定表示態様となるか否かの判定などを行う。これにより、始動入賞口に進入した遊技球の検出に基づく特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるより前、つまり、該可変表示の開始時に大当りとするか否かが決定されるよりも前に、特図表示結果が「大当り」となることや、飾り図柄の可変表示態様がいずれのカテゴリの可変表示態様となるかを判定し、この判定結果に基づいて、演出制御用CPU120などにより、後述するように、先読予告演出等の予告演出が実行されるようになる。 Figure 15-13 (A) is a flow chart showing an example of a process executed in step 109SGS112 in Figure 15-12 as a winning random number value determination process. In this feature section 109SG, when the variable display of special symbols and decorative symbols is started, a determination is made by the normal special symbol process (step S22 in Figure 5, Figure 15-11) described below as to whether or not to control the special symbol display result (variable display result of special symbols) to a "jackpot" and to control the game to a jackpot. Also, in the variable pattern setting process (step S23 in Figure 5, Figure 15-12) described below, a determination is made of a variable pattern that specifically specifies the variable display mode of the decorative symbols. On the other hand, apart from these judgments, when the game ball is detected in the start winning hole (first start winning hole or second start winning hole), the CPU 103 executes the winning random number judgment process of step 109SGS112 to judge whether or not it is judged that the jackpot pattern is to be stopped and displayed as the special symbol display result, and judge whether or not the variable display mode of the decorative symbol is a predetermined display mode accompanied by a super reach. As a result, before the variable display of the special symbol or the decorative symbol based on the detection of the game ball that entered the start winning hole is started, that is, before it is decided whether or not it is a jackpot at the start of the variable display, it is judged that the special symbol display result is a "jackpot" and which category of variable display mode the variable display mode of the decorative symbol will be, and based on this judgment result, the performance control CPU 120 etc. will execute a notice performance such as a pre-reading notice performance as described later.

図15-13(A)に示す入賞時乱数値判定処理において、CPU103は、まず、例えば遊技制御フラグ設定部109SG152などに設けられた時短フラグや確変フラグの状態を確認することなどにより、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を特定する(ステップ109SGS121)。CPU103は、確変フラグがオン状態であるときには確変状態であることを特定し、確変フラグがオフであり時短フラグがオン状態であるときには時短状態であることを特定し、確変フラグと時短フラグがともにオフであるときには通常状態であることを特定すればよい。 In the winning random number determination process shown in FIG. 15-13(A), the CPU 103 first identifies the current game state of the pachinko game machine 1 by, for example, checking the state of the time-saving flag and the special probability flag provided in the game control flag setting unit 109SG152 (step 109SGS121). The CPU 103 identifies the special probability state when the special probability flag is on, identifies the time-saving state when the special probability flag is off and the time-saving flag is on, and identifies the normal state when both the special probability flag and the time-saving flag are off.

ステップ109SGS121の処理に続いて、図15-6に示す特図表示結果判定テーブル1を選択してセットする(ステップ109SGS122)。その後、図15-12のステップ109SGS109にて抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが所定の大当り判定範囲内であるか否かを判定する(ステップ109SGS123)。大当り判定範囲には、ステップ109SGS122の処理により選択された特図表示結果判定テーブル1において「大当り」の特図表示結果に割り当てられた個々の判定値が設定され、CPU103が乱数値MR1と各判定値とを逐一比較することにより、乱数値MR1と合致する判定値の有無を判定できればよい。あるいは、大当り判定範囲に含まれる判定値の最小値(下限値)と最大値(上限値)とを示す数値を設定して、CPU103が乱数値MR1と大当り判定範囲の最小値や最大値とを比較することにより、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であるか否かを判定できればよい。このとき、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であると判定されることにより、その乱数値MR1を含む保留データに基づく可変表示結果が「大当り」に決定されると判定できる。 Following the processing of step 109SGS121, the special chart display result judgment table 1 shown in FIG. 15-6 is selected and set (step 109SGS122). After that, it is judged whether the numerical data indicating the random number value MR1 for judging the special chart display result extracted in step 109SGS109 of FIG. 15-12 is within a predetermined jackpot judgment range (step 109SGS123). In the jackpot judgment range, individual judgment values assigned to the special chart display result of "jackpot" in the special chart display result judgment table 1 selected by the processing of step 109SGS122 are set, and the CPU 103 can compare the random number value MR1 with each judgment value one by one to judge whether there is a judgment value that matches the random number value MR1. Alternatively, numerical values indicating the minimum (lower limit) and maximum (upper limit) judgment values included in the jackpot judgment range may be set, and the CPU 103 may compare the random number value MR1 with the minimum and maximum values of the jackpot judgment range to determine whether the random number value MR1 is within the jackpot judgment range. In this case, by determining that the random number value MR1 is within the jackpot judgment range, it can be determined that the variable display result based on the reserved data including the random number value MR1 is determined to be a "jackpot".

ステップ109SGS123にて大当り判定範囲内ではないと判定された場合、つまり、可変表示において大当りとならないと判定された場合には(ステップ109SGS123;N)、図15-6に示す特図表示結果判定テーブル2を選択してセットする(ステップ109SGS124)。その後、図15-12のステップ109SGS109にて抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが所定の小当り判定範囲内であるか否かを判定する(ステップ109SGS125)。 If it is determined in step 109SGS123 that the result is not within the jackpot determination range, i.e., if it is determined that the variable display will not result in a jackpot (step 109SGS123; N), the special chart display result determination table 2 shown in FIG. 15-6 is selected and set (step 109SGS124). After that, it is determined whether the numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special chart display result extracted in step 109SGS109 in FIG. 15-12 is within a predetermined small win determination range (step 109SGS125).

乱数値MR1を示す数値データが所定の小当り判定範囲内である場合、つまり、可変表示において小当りとなると判定された場合には(ステップ109SGS125;Y)、可変表示結果が「小当り」となることに応じた図柄指定コマンドである第6図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ109SGS126)、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットする(ステップ109SGS127)して、ステップ109SGS138に進む。 If the numerical data indicating the random number value MR1 is within a predetermined small win determination range, that is, if it is determined that a small win will occur in the variable display (step 109SGS125; Y), the transmission setting of the sixth pattern designation command, which is a pattern designation command corresponding to the variable display result being a "small win", is executed (step 109SGS126), a variable pattern determination table for special wins is selected and set (step 109SGS127), and the process proceeds to step 109SGS138.

乱数値MR1を示す数値データが所定の小当り判定範囲内でない場合、つまり、可変表示において可変表示結果が「はずれ」となる場合には、可変表示結果が「はずれ」となることに応じた図柄指定コマンドである第1図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ109SGS128)、時短フラグがオン状態であるか否か、つまり、現在の遊技状態が時短状態であるか否かを判定する(ステップ109SGS129)。時短フラグがオフである場合は(ステップ109SGS129;N)、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択してセットし、時短フラグがオン状態である場合は(ステップ109SGS129;Y)、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択してセットする(ステップ109SGS131)。尚、はずれ用変動パターン判定テーブルAは、保留記憶数が2個以下である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。また、はずれ用変動パターン判定テーブルDは、遊技状態が時短制御の実行されている高ベース状態である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。 If the numerical data indicating the random number value MR1 is not within the predetermined small win judgment range, that is, if the variable display result in the variable display is "miss", the transmission setting of the first pattern designation command, which is a pattern designation command corresponding to the variable display result being "miss" (step 109SGS128), is executed, and it is judged whether the time-saving flag is on or not, that is, whether the current game state is in the time-saving state or not (step 109SGS129). If the time-saving flag is off (step 109SGS129; N), the miss fluctuation pattern judgment table A is selected and set, and if the time-saving flag is on (step 109SGS129; Y), the miss fluctuation pattern judgment table D is selected and set (step 109SGS131). The miss fluctuation pattern judgment table A is a miss fluctuation pattern judgment table used when the number of reserved memories is 2 or less. In addition, the loss fluctuation pattern determination table D is a loss fluctuation pattern determination table that is used when the game state is a high base state in which time-saving control is being executed.

尚、本特徴部109SGでは、これらのはずれ用変動パターン判定テーブルAやはずれ用変動パターン判定テーブルDに加えて、保留記憶数が3個である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルBと、保留記憶数が4個である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルCが予め用意されているが、図15-9に示すように、これらはずれ用変動パターン判定テーブルA~Cのうち、はずれ用変動パターン判定テーブルAでは、非リーチの変動パターンに対して変動パターン判定用の乱数値MR3がとりうる範囲のうち0~599までの600個の判定値が割り当てられており、はずれ用変動パターン判定テーブルBでは非リーチの変動パターンに対して変動パターン判定用の乱数値MR3がとりうる範囲のうち0~699までの700個の判定値が割り当てられており、はずれ用変動パターン判定テーブルCでは非リーチの変動パターンに対して変動パターン判定用の乱数値MR3がとりうる範囲のうち0~799までの800個の判定値が割り当てられている。一方、はずれ用変動パターン判定テーブルA~Cでは、スーパーリーチの変動パターンに対して変動パターン判定用の乱数値MR3がとりうる範囲のうち901~997までの97個の判定値が割り当てられている。 In addition to these miss fluctuation pattern determination tables A and D, this feature unit 109SG also has miss fluctuation pattern determination table B, which is used when the number of reserved memories is three, and miss fluctuation pattern determination table C, which is used when the number of reserved memories is four, prepared in advance. As shown in FIG. 15-9, of these miss fluctuation pattern determination tables A to C, in miss fluctuation pattern determination table A, 600 determination values from 0 to 599 within the range that the random number value MR3 for fluctuation pattern determination can take are assigned to non-reach fluctuation patterns, in miss fluctuation pattern determination table B, 700 determination values from 0 to 699 within the range that the random number value MR3 for fluctuation pattern determination can take are assigned to non-reach fluctuation patterns, and in miss fluctuation pattern determination table C, 800 determination values from 0 to 799 within the range that the random number value MR3 for fluctuation pattern determination can take are assigned to non-reach fluctuation patterns. On the other hand, in the loss fluctuation pattern determination tables A to C, 97 determination values from 901 to 997 are assigned to the fluctuation pattern of the super reach, which is within the possible range of the random number value MR3 used to determine the fluctuation pattern.

このため、ステップ109SGS126においてはずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンを判定することで、非リーチとスーパーリーチの判定は、該判定後に保留記憶数が変化しても必ず非リーチまたはスーパーリーチの変動パターンとなるので、始動入賞時の判定においては、はずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて判定するようになっている。 For this reason, in step 109SGS126, the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table A, and the determination of non-reach and super reach will always result in a non-reach or super reach fluctuation pattern even if the number of reserved memories changes after the determination, so the determination at the time of the initial winning is made using the miss fluctuation pattern determination table A.

また、ステップ109SGS123にて大当り判定範囲内であると判定された場合、つまり、可変表示時に大当りとなると判定された場合には(ステップ109SGS123;Y)、図15-13(A)に示すように、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づいて、大当り種別を判定する(ステップ109SGS132)。このとき、CPU103は、始動口バッファ値に対応して特定される変動特図(「1」に対応する「第1特図」または「2」に対応する「第2特図」)に応じて、大当り種別判定テーブルを構成するテーブルデータから大当り種別判定用テーブルデータを選択する。そして、選択した大当り種別判定用テーブルデータを参照することにより、大当り種別が複数種別のいずれに判定されるかを判定する。 Also, if it is determined in step 109SGS123 that the value is within the jackpot determination range, that is, if it is determined that a jackpot will occur during variable display (step 109SGS123; Y), as shown in FIG. 15-13(A), the jackpot type is determined based on the random number value MR2 for jackpot type determination (step 109SGS132). At this time, the CPU 103 selects table data for jackpot type determination from the table data constituting the jackpot type determination table according to the variable special chart (the "first special chart" corresponding to "1" or the "second special chart" corresponding to "2") specified in response to the start port buffer value. Then, by referring to the selected table data for jackpot type determination, it is determined which of the multiple types the jackpot type is determined to be.

また、判定した大当り種別に応じた図柄指定コマンド、つまり、確変大当りAである場合には第2図柄指定コマンド、確変大当りBである場合には第3図柄指定コマンド、確変大当りCである場合には第4図柄指定コマンド、非変大当りである場合には第5図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ109SGS133)、その後、判定した大当り種別が、非確変大当りであるか否かを判定する(ステップ109SGS134a)。判定した大当り種別が非確変大当りである場合(ステップ109SGS134a;Y)は、大当り変動パターンを判定するためのテーブルとして、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択してセットして(ステップ109SGS135)、ステップ109SGS138に進む。 The controller 100 also executes the setting to send the symbol designation command according to the determined jackpot type, that is, the second symbol designation command if it is a sure-variable jackpot A, the third symbol designation command if it is a sure-variable jackpot B, the fourth symbol designation command if it is a sure-variable jackpot C, and the fifth symbol designation command if it is a non-variable jackpot (step 109SGS133), and then determines whether the determined jackpot type is a non-sure-variable jackpot (step 109SGS134a). If the determined jackpot type is a non-sure-variable jackpot (step 109SGS134a; Y), the controller 100 selects and sets the jackpot fluctuation pattern determination table A as a table for determining the jackpot fluctuation pattern (step 109SGS135), and proceeds to step 109SGS138.

また、判定した大当り種別が確変大当りである場合(ステップ109SGS134a;N)は、大当り用変動パターン判定テーブルBを選択してセットして(ステップ109SGS136)、ステップ109SGS138に進む。 If the determined jackpot type is a guaranteed jackpot (step 109SGS134a; N), select and set jackpot fluctuation pattern determination table B (step 109SGS136), and proceed to step 109SGS138.

ステップ109SGS127,ステップ109SGS130,ステップ109SGS131,ステップ109SGS135,ステップ109SGS136の処理のいずれかを実行した後には、これらの各ステップにおいてセットされた各変動パターン判定テーブルと変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データとを用いて、乱数値MR3が含まれる判定値の範囲に応じた変動カテゴリを判定する(ステップ109SGS138)。本特徴部109SGでは、図15-13(B)に示すように、少なくとも可変表示結果が「はずれ」となる場合に、合計保留記憶数にかかわらず共通して「非リーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「スーパーリーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「非リーチ」と「スーパーリーチ」以外の可変表示態様(例えばノーマルリーチ)となる「その他」の変動カテゴリと、を設け、乱数値MR3に基づいて、このような変動カテゴリに決定されるか否かを判定できればよい。 After executing any of the processes of step 109SGS127, step 109SGS130, step 109SGS131, step 109SGS135, and step 109SGS136, the variable category according to the range of judgment values including the random number MR3 is determined using each of the variable pattern determination tables set in each of these steps and the numerical data indicating the random number MR3 for determining the variable pattern (step 109SGS138). In this characteristic part 109SG, as shown in FIG. 15-13 (B), at least when the variable display result is "miss", a variable category that is a variable display mode of "non-reach" in common regardless of the total reserved memory number, a variable category that is a variable display mode of "super reach", and a variable category of "other" that is a variable display mode other than "non-reach" and "super reach" (for example, normal reach) are provided, and it is sufficient to determine whether such a variable category is determined based on the random number MR3.

その後、ステップ109SGS138の処理による判定結果に応じた変動カテゴリ指定コマンドを、演出制御基板12に対して送信するための設定を行ってから(ステップ109SGS132)、入賞時乱数値判定処理を終了する。 After that, a variable category designation command according to the result of the processing in step 109SGS138 is set up to be sent to the performance control board 12 (step 109SGS132), and the winning random number value determination process is terminated.

次に、演出制御基板12の動作を説明する。図15-14は、コマンド解析処理として、図12のステップS75にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図15-14に示すコマンド解析処理において、演出制御用CPU120は、まず、演出制御コマンド受信用バッファの記憶内容を確認することなどにより、中継基板15を介して伝送された主基板11からの受信コマンドがあるか否かを判定する(ステップ109SGS221)。このとき、受信コマンドがなければ(ステップ109SGS221;N)、コマンド解析処理を終了する。 Next, the operation of the performance control board 12 will be described. Figure 15-14 is a flow chart showing an example of the command analysis process executed in step S75 of Figure 12. In the command analysis process shown in Figure 15-14, the performance control CPU 120 first determines whether or not there is a received command from the main board 11 transmitted via the relay board 15, for example by checking the contents stored in the performance control command receiving buffer (step 109SGS221). At this time, if there is no received command (step 109SGS221; N), the command analysis process ends.

ステップ109SGS221にて受信コマンドがある場合には(ステップ109SGS221;Y)、例えば受信コマンドのMODEデータを確認することなどにより、その受信コマンドが第1始動口入賞指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ109SGS222)。 If a command is received in step 109SGS221 (step 109SGS221; Y), it is determined whether the received command is a command to designate winning at the first starting port, for example by checking the MODE data of the received command (step 109SGS222).

ステップ109SGS222にて受信コマンドが第1始動口入賞指定コマンドではない場合には(ステップ109SGS222;N)、その受信コマンドは第2始動口入賞指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ109SGS224)。 If the received command in step 109SGS222 is not a command to designate a win at the first starting port (step 109SGS222; N), it is determined whether the received command is a command to designate a win at the second starting port (step 109SGS224).

ステップ109SGS224にて受信コマンドが第2始動口入賞指定コマンドではない場合には(ステップ109SGS224;N)、その受信コマンドは図柄指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ109SGS226)。ステップ109SGS226にて受信コマンドが図柄指定コマンドではない場合には(ステップ109SGS226;N)、その受信コマンドは変動カテゴリコマンドであるか否かを判定する(ステップ109SGS227)。ステップ109SGS227にて受信コマンドが変動カテゴリコマンドではない場合には(ステップ109SGS227;N)、その受信コマンドは第1保留記憶数通知コマンドであるか否かを判定する(ステップ109SGS228)。 If the received command in step 109SGS224 is not a second start port winning designation command (step 109SGS224; N), it is determined whether the received command is a pattern designation command (step 109SGS226). If the received command in step 109SGS226 is not a pattern designation command (step 109SGS226; N), it is determined whether the received command is a variable category command (step 109SGS227). If the received command in step 109SGS227 is not a variable category command (step 109SGS227; N), it is determined whether the received command is a first pending memory count notification command (step 109SGS228).

ステップ109SGS228にて受信コマンドが第1保留記憶数通知コマンドではない場合には(ステップ109SGS228;N)、その受信コマンドは第2保留記憶数通知コマンドであるか否かを判定する(ステップ109SGS230)。 If the received command in step 109SGS228 is not the first pending memory count notification command (step 109SGS228; N), it is determined whether the received command is the second pending memory count notification command (step 109SGS230).

ステップ109SGS222において受信コマンドが第1始動口入賞指定コマンドである場合(ステップ109SGS222;Y)や、ステップ109SGS224において受信コマンドが第2始動口入賞指定コマンドである場合(ステップ109SGS224;Y)、ステップ109SGS226において受信コマンドが図柄指定コマンドである場合(ステップ109SGS226;Y)、ステップ109SGS227において受信コマンドが変動カテゴリコマンドである場合(ステップ109SGS227;Y)、ステップ109SGS228において受信コマンドが第1保留記憶数通知コマンドである場合(109SGS228;Y)、ステップ109SGS230において受信コマンドが第2保留記憶数通知コマンドである場合(ステップ109SGS230;Y)は、受信コマンドを、図15-11に示す始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aにおける空き領域の先頭に格納し(ステップ109SGS233)、ステップ109SGS221の処理に戻る。 If the received command in step 109SGS222 is a first start port winning designation command (step 109SGS222; Y), if the received command in step 109SGS224 is a second start port winning designation command (step 109SGS224; Y), if the received command in step 109SGS226 is a pattern designation command (step 109SGS226; Y), or if the received command in step 109SGS227 is a variable category command (step 1 If the command received in step 109SGS227 is the first pending memory count notification command (109SGS228; Y), or if the command received in step 109SGS230 is the second pending memory count notification command (step 109SGS230; Y), the received command is stored at the beginning of the free area in the start winning time received command buffer 109SG194A shown in FIG. 15-11 (step 109SGS233), and processing returns to step 109SGS221.

尚、可変表示開始コマンド(第1可変表示開始コマンドまたは第2可変表示開始コマンド)とともに保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンド)を受信した場合には、保留記憶数通知コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aに格納しないようにしてもよい。即ち、始動入賞の発生に対応して受信した演出制御コマンドを、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aにおける空き領域の先頭から順次に格納することができればよい。 In addition, when a pending memory number notification command (first pending memory number notification command or second pending memory number notification command) is received together with a variable display start command (first variable display start command or second variable display start command), the pending memory number notification command may not be stored in the start winning reception command buffer 109SG194A. In other words, it is sufficient if the performance control commands received in response to the occurrence of a start winning can be stored sequentially from the beginning of the free area in the start winning reception command buffer 109SG194A.

ステップ109SGS230にて受信コマンドが第2保留記憶数通知コマンドではない場合には(ステップ109SGS230;N)、その他の受信コマンドに応じた設定を行い(ステップ109SGS234)、ステップ109SGS221の処理に戻る。 If the received command in step 109SGS230 is not the second pending memory count notification command (step 109SGS230; N), settings are made according to other received commands (step 109SGS234), and processing returns to step 109SGS221.

特に本特徴部162SGS234の処理では、受信コマンドが第1出玉状態指定コマンドである場合は、出玉状態が低出玉状態であると判定して演出用出玉状態フラグの値を「0」にセット(更新)し、受信コマンドが第2出玉状態指定コマンドである場合は、出玉状態が第1高出玉状態であると判定して演出用出玉状態フラグの値を「1」にセット(更新)し、受信コマンドが第3出玉状態指定コマンドである場合は、出玉状態が第2高出玉状態であると判定して演出用出玉状態フラグの値を「2」にセット(更新)する。 In particular, in the processing of this characteristic unit 162SGS234, if the received command is a command specifying the first ball output state, it determines that the ball output state is a low ball output state and sets (updates) the value of the ball output state flag for presentation to "0", if the received command is a command specifying the second ball output state, it determines that the ball output state is a first high ball output state and sets (updates) the value of the ball output state flag for presentation to "1", and if the received command is a command specifying the third ball output state, it determines that the ball output state is a second high ball output state and sets (updates) the value of the ball output state flag for presentation to "2".

尚、本特徴部109SGのコマンド解析処理では、受信コマンドが始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、保留記憶数通知コマンドのいずれかである場合は、該受信したコマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの空き領域の先頭から順次格納する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、受信コマンドが第始動口入賞指定コマンドである場合は、保留記憶数通知コマンドの受信待ちを行うためのタイマをセットし、該タイマがタイマアウトする前に保留記憶数通知コマンドの受信が無い場合は、該保留記憶数通知コマンドを受信していないエントリ保留記憶を後述の先読予告演出の対象外に設定してもよい。 In addition, in the command analysis process of this characteristic part 109SG, if the received command is a start port winning designation command, a pattern designation command, a variable category command, or a reserved memory number notification command, the received command is stored sequentially from the beginning of the free area of the start winning time reception command buffer 109SG194A, but the present invention is not limited to this. If the received command is a start port winning designation command, a timer is set to wait for the reception of the reserved memory number notification command, and if the reserved memory number notification command is not received before the timer times out, the entry reserved memory that has not received the reserved memory number notification command may be set as not being subject to the pre-reading preview performance described below.

図15-15は、先読予告設定処理として、図5のステップS161にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図15-15に示す先読予告設定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aをチェックし(ステップ109SGS241)、保留表示フラグがセットされていない保留記憶(エントリ)が有るか否かを判定する(ステップ109SGS242a)。保留表示フラグがセットされていない保留記憶が無い場合(ステップ109SGS242a;N)は先読予告設定処理を終了し、保留表示フラグがセットされていない保留記憶が有る場合(ステップ109SGS242a;Y)は、更にスーパーリーチのリーチ演出の実行中であるか否かを判定する(ステップ109SGS242b)。 Figure 15-15 is a flow chart showing an example of the process executed in step S161 of Figure 5 as the pre-reading notice setting process. In the pre-reading notice setting process shown in Figure 15-15, the performance control CPU 120 first checks the start winning time reception command buffer 109SG194A (step 109SGS241) and determines whether there is a reserved memory (entry) with the reserved display flag not set (step 109SGS242a). If there is no reserved memory with the reserved display flag not set (step 109SGS242a; N), the pre-reading notice setting process ends, and if there is a reserved memory with the reserved display flag not set (step 109SGS242a; Y), it further determines whether the reach performance of the Super Reach is being executed (step 109SGS242b).

尚、スーパーリーチのリーチ演出の実行中であるか否かは、演出制御プロセスフラグの値が2であるか否か(可変表示の実行中であるか否か)と、演出制御プロセスフラグの値が2であれば、実行中の可変表示のプロセスデータの内容を参照し、スーパーリーチのリーチ演出の実行中であるか否かを判定すればよい。 Whether or not a Super Reach reach performance is in progress can be determined by checking whether the value of the performance control process flag is 2 (whether or not variable display is in progress), and if the value of the performance control process flag is 2, the contents of the process data for the variable display being executed can be referenced to determine whether or not a Super Reach reach performance is in progress.

スーパーリーチのリーチ演出の実行中である場合(ステップ109SGS242b;Y)はステップ109SGS250に進み、スーパーリーチのリーチ演出の実行中でない場合(ステップ109SGS242bb;N)は、更に、該エントリ(保留表示フラグがセットされていないエントリ)に格納されている図柄指定コマンドは小当りを示す図柄指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ109SGS243a)。該エントリに格納されている図柄指定コマンドが小当りを示す図柄指定コマンドである場合(ステップ109SGS243a;Y)は、ステップ109SGS250に進み、該エントリに格納されている図柄指定コマンドがはずれまたは大当りを示す図柄指定コマンドである場合(ステップ109SGS243a;N)は、該エントリに格納されている図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンド(はずれを示す図柄指定コマンド)であるか否かを判定する(ステップ109SGS243b)。 If the reach effect of the Super Reach is being executed (step 109SGS242b; Y), proceed to step 109SGS250. If the reach effect of the Super Reach is not being executed (step 109SGS242bb; N), it is further determined whether the symbol designation command stored in the entry (entry in which the reserved display flag is not set) is a symbol designation command indicating a small win (step 109SGS243a). If the symbol designation command stored in the entry is a symbol designation command indicating a small win (step 109SGS243a; Y), proceed to step 109SGS250. If the symbol designation command stored in the entry is a symbol designation command indicating a miss or a big win (step 109SGS243a; N), it is determined whether the symbol designation command stored in the entry is a first symbol designation command (a symbol designation command indicating a miss) (step 109SGS243b).

該エントリに格納されている図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドではない場合、すなわち、該エントリに格納されている図柄指定コマンドが大当りを示す図柄指定コマンドである場合(ステップ109SGS243b;N)は、当該エントリの図柄指定コマンドから大当り種別を特定する(ステップ109SGS244)。 If the symbol designation command stored in the entry is not the first symbol designation command, i.e., if the symbol designation command stored in the entry is a symbol designation command indicating a jackpot (step 109SGS243b; N), the type of jackpot is identified from the symbol designation command of the entry (step 109SGS244).

そして、例えば乱数回路124や演出制御カウンタ設定部109SG193のランダムカウンタなどから抽出した先読予告演出用の乱数値を示す数値データとステップ109SGS244において特定した大当り種別に基づいて、図示しない大当り時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターンと、を決定する(ステップ109SGS245)。 Then, based on the numerical data indicating the random number value for the look-ahead preview performance extracted, for example, from the random number circuit 124 or the random counter of the performance control counter setting unit 109SG193, and the type of jackpot identified in step 109SGS244, a look-ahead preview performance judgment table at the time of the jackpot (not shown) is referenced to determine whether or not to execute the look-ahead preview performance and the display pattern when the look-ahead preview performance is executed (step 109SGS245).

ステップ109SGS245においては、例えば、図15-16に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。図15-16に示す決定割合の設定例では、ステップ109SGS244の処理において特定した大当り種別に応じて、先読予告演出の有無や表示パターン(予告種別)の決定割合を異ならせている。 In step 109SGS245, for example, the determination ratio shown in FIG. 15-16 is used to determine whether or not to execute a pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notification type). In the example of setting the determination ratio shown in FIG. 15-16, the determination ratio for whether or not to execute a pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notification type) is varied depending on the type of jackpot identified in the processing of step 109SGS244.

具体的には、先読予告演出の表示パターン(予告種別)として、表示パターンα及び表示パターンβの2種類が設けられている。このうち、先読予告演出の表示パターンが表示パターンαに決定された場合には、保留記憶表示が白色の四角形(◇)で第1保留記憶表示エリア109SG005Dまたは第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示され、先読予告演出の表示パターン(予告種別)が表示パターンβに決定された場合には、保留記憶表示が白色の星形(☆)で第1保留記憶表示エリア109SG005Dまたは第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示される。 Specifically, there are two types of display patterns (preview types) for the preview performance: display pattern α and display pattern β. When the display pattern for the preview performance is determined to be display pattern α, the reserved memory display is displayed as a white square (◇) in the first reserved memory display area 109SG005D or the second reserved memory display area 109SG005U, and when the display pattern (preview type) for the preview performance is determined to be display pattern β, the reserved memory display is displayed as a white star (☆) in the first reserved memory display area 109SG005D or the second reserved memory display area 109SG005U.

また、図15-16に示すように、大当り種別が「確変大当り」である場合には、表示パターン(予告種別)として表示パターンβが決定される割合は、表示パターンαが決定される割合よりも高く設定されている。一方で、大当り種別が「非確変大当り」である場合には、表示パターン(予告種別)として表示パターンβが決定される割合は、表示パターンαが決定される割合よりも低く設定されている。 Also, as shown in FIG. 15-16, when the jackpot type is a "probable jackpot," the rate at which display pattern β is determined as the display pattern (notice type) is set higher than the rate at which display pattern α is determined. On the other hand, when the jackpot type is a "non-probable jackpot," the rate at which display pattern β is determined as the display pattern (notice type) is set lower than the rate at which display pattern α is determined.

このような設定により、可変表示結果が「大当り」であり、かつ表示パターン(予告種別)として表示パターンβの表示が実行された場合は、表示パターンαの表示が実行された場合よりも大当り種別が確変大当りである割合が高くなり、遊技者の確変大当りとなることに対する期待感を高めることができる。 With this setting, when the variable display result is a "jackpot" and display pattern β is executed as the display pattern (notice type), the probability that the jackpot type will be a special jackpot is higher than when display pattern α is executed, and the player's anticipation of a special jackpot can be increased.

尚、本特徴部109SGでは、可変表示結果が大当りである場合は、必ず先読予告演出の実行を決定することで保留記憶表示を白色の四角(◇)に表示する表示パターンαまたは白色の星形(☆)に表示する表示パターンβのいずれか一方の表示パターンを実行しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果が大当りである場合であっても、可変表示結果が「はずれ」である場合と同様に先読予告演出の非実行を決定する場合を設けてもよい。 In addition, in this feature section 109SG, when the variable display result is a jackpot, the execution of the pre-reading preview performance is always decided, and one of the display patterns, display pattern α in which the reserved memory display is displayed in a white square (◇) or display pattern β in which the reserved memory display is displayed in a white star (☆), is executed; however, the present invention is not limited to this, and even when the variable display result is a jackpot, there may be a case where it is decided not to execute the pre-reading preview performance, just as when the variable display result is a "miss."

また、ステップ109SGS243bにおいて、表示未決定フラグがオン状態であるエントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドである場合、つまり、はずれを示すコマンドである場合は(ステップ109SGS243b;Y)、表示未決定フラグがオン状態である当該エントリの変動カテゴリ指定コマンドが示す変動カテゴリを特定する(ステップ109SGS247)。具体的には、該エントリの変動カテゴリ指定コマンドがC600Hであれば、「非リーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C601Hであれば、「スーパーリーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C602Hであれば、ノーマルリーチを含む「その他」の変動パターンのカテゴリであると特定すればよい。 In addition, in step 109SGS243b, if the symbol designation command of an entry whose display pending flag is on is the first symbol designation command, that is, if it is a command indicating a miss (step 109SGS243b; Y), the variable category indicated by the variable category designation command of the entry whose display pending flag is on is identified (step 109SGS247). Specifically, if the variable category designation command of the entry is C600H, it is identified as the category of the "non-reach" variable pattern, if it is C601H, it is identified as the category of the "super reach" variable pattern, and if it is C602H, it is identified as the category of the "other" variable pattern which includes normal reach.

そして、例えば乱数回路124や演出制御カウンタ設定部109SG193のランダムカウンタなどから抽出した先読予告演出用の乱数値を示す数値データと、ステップ109SGS247において特定した変動パターンのカテゴリとに基づいて、図示しないはずれ時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターン(予告種別)と、を決定する(ステップ109SGS248)。 Then, based on the numerical data indicating the random number value for the pre-reading preview performance extracted, for example, from the random number circuit 124 or the random counter of the performance control counter setting unit 109SG193, and the category of the fluctuation pattern identified in step 109SGS247, the pre-reading preview performance judgment table for misses (not shown) is referenced to determine whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notice type) when the pre-reading preview performance is executed (step 109SGS248).

ステップ109SGS248においては、例えば、図15-16に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。図15-16に示す決定割合の設定例では、ステップ109SGS247の処理において特定した変動パターンのカテゴリに応じて、先読予告演出の実行の有無や表示パターン(予告種別)の決定割合を異ならせている。 In step 109SGS248, the decision as to whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notice type) is made using a decision ratio such as that shown in FIG. 15-16. In the example of the decision ratio setting shown in FIG. 15-16, the decision ratio as to whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notice type) is varied depending on the category of the variation pattern identified in the processing of step 109SGS247.

具体的には、表示パターン(予告種別)として、表示パターンα及び表示パターンβの2種類が設けられている。このうち、表示パターン(予告種別)が表示パターンαに決定された場合には、保留記憶表示が特定態様である白色の四角形(◇)で第1保留記憶表示エリア109SG005Dまたは第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示され、表示パターン(予告種別)が表示パターンβに決定された場合には、保留記憶表示が特定態様である白色の星形(☆)で第1保留記憶表示エリア109SG005Dまたは第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示される。尚、先読予告演出が非実行に決定される場合は、保留記憶表示が通常態様である丸型(○)で第1保留記憶表示エリア109SG005Dまたは第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示される。 Specifically, there are two types of display patterns (notice types): display pattern α and display pattern β. When the display pattern (notice type) is determined to be display pattern α, the reserved memory display is displayed in a specific form of a white square (◇) in the first reserved memory display area 109SG005D or the second reserved memory display area 109SG005U, and when the display pattern (notice type) is determined to be display pattern β, the reserved memory display is displayed in a specific form of a white star (☆) in the first reserved memory display area 109SG005D or the second reserved memory display area 109SG005U. In addition, when the pre-reading notice performance is determined to be non-executed, the reserved memory display is displayed in a normal form of a circle (○) in the first reserved memory display area 109SG005D or the second reserved memory display area 109SG005U.

図15-16に示すように、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合には、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」である場合よりも先読予告演出が実行される割合(「予告演出なし」以外に決定される割合)が高く設定されている。また、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「スーパーリーチ」である場合には、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合よりも先読予告演出が実行される割合(「予告演出なし」以外に決定される割合)が高く設定されている。 As shown in FIG. 15-16, when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "other", the rate at which the pre-reading preview performance is executed (the rate at which it is determined to be something other than "no preview performance") is set higher than when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "non-reach". Also, when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "super reach", the rate at which the pre-reading preview performance is executed (the rate at which it is determined to be something other than "no preview performance") is set higher than when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "other".

可変表示結果が「はずれ」である場合において先読予告演出の実行が決定される際には、変動カテゴリが「その他」である場合には、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」である場合よりも表示パターンαが決定される割合が高く設定されている。また、変動パターンのカテゴリが「スーパーリーチ」である場合には、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合よりも表示パターンαが決定される割合が高く設定されている。更に、可変表示結果が「はずれ」である場合において先読予告演出の実行が決定される際には、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合には、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」である場合よりも表示パターンβが決定される割合が高く設定されており、変動パターンのカテゴリが「スーパーリーチ」である場合には、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合よりも表示パターンβが決定される割合が高く設定されている。 When the variable display result is a "miss" and a decision is made to execute a foreseeing preview performance, if the variable category is "other", the probability of display pattern α being determined is set higher than when the variable pattern category is "non-reach". Also, if the variable pattern category is "super reach", the probability of display pattern α being determined is set higher than when the variable pattern category is "other". Furthermore, when the variable display result is a "miss" and a decision is made to execute a foreseeing preview performance, if the variable pattern category is "other", the probability of display pattern β being determined is set higher than when the variable pattern category is "non-reach", and if the variable pattern category is "super reach", the probability of display pattern β being determined is set higher than when the variable pattern category is "other".

尚、可変表示結果が「はずれ」である場合においては、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」、「その他」、「スーパーリーチ」のいずれにおいても、先読予告演出が非実行に決定される割合が最も高く設定されており、先読予告演出が実行に決定され、かつ表示パターンβが決定される割合が最も低く設定されている。 When the variable display result is a "miss," the rate at which the pre-reading preview performance is determined not to be executed is set to the highest, regardless of whether the variable pattern category is "non-reach," "other," or "super reach," and the rate at which the pre-reading preview performance is determined to be executed and display pattern β is determined is set to the lowest.

更に、可変表示結果が「大当り」である場合においては、先読予告演出が非実行(予告演出なし)に決定されることがないとともに、先読予告演出が実行に決定され、かつ表示パターンαまたは表示パターンβが決定される割合は、可変表示結果が「はずれ」である場合のいずれの変動パターンのカテゴリにおける表示パターンαまたは表示パターンβが決定される割合よりも高く設定されている。 Furthermore, when the variable display result is a "jackpot," the predictive preview performance is not determined to be non-executed (no preview performance), and the rate at which the predictive preview performance is determined to be executed and display pattern α or display pattern β is determined is set to be higher than the rate at which display pattern α or display pattern β is determined in any of the variable pattern categories when the variable display result is a "miss."

更に、可変表示結果が「はずれ(非リーチ)」、「はずれ(スーパーリーチ)」、「はずれ(その他)」である場合において、先読予告演出の実行が決定される際には、表示パターンαが決定される割合が、表示パターンβが決定される割合よりも高く設定されている。一方、可変表示結果が「大当り(確変大当り)」である場合において、先読予告演出の実行が決定される際には、表示パターンβが決定される割合が、表示パターンαが決定される割合よりも高く設定されている。 Furthermore, when the variable display result is "Miss (non-reach)", "Miss (super reach)", or "Miss (other)", and it is decided to execute the pre-reading preview performance, the rate at which display pattern α is determined is set higher than the rate at which display pattern β is determined. On the other hand, when the variable display result is "jackpot (probable jackpot)", and it is decided to execute the pre-reading preview performance, the rate at which display pattern β is determined is set higher than the rate at which display pattern α is determined.

このような設定により、先読予告演出の表示パターン(予告種別)として表示パターンαまたは表示パターンβが実行(表示)された場合には、表示パターンαまたは表示パターンβが実行(表示)されない場合よりも可変表示結果が「大当り」となる可能性が高く、特に表示パターンβが実行(表示)された場合には、可変表示結果が「大当り」であり、かつ大当り種別が「確変大当り」となる割合が高まるため、遊技者の期待感を高めることができる。 With this setting, when display pattern α or display pattern β is executed (displayed) as the display pattern (preview type) of the pre-reading preview performance, the variable display result is more likely to be a "jackpot" than when display pattern α or display pattern β is not executed (displayed); in particular, when display pattern β is executed (displayed), the probability that the variable display result will be a "jackpot" and the jackpot type will be a "probable jackpot" increases, thereby increasing the player's sense of anticipation.

ステップ109SGS248の実行後、演出制御用CPU120は、ステップ109SGS247において先読予告演出の実行が決定されたか否か、つまり、表示パターン(予告種別)を表示パターンαと表示パターンβのいずれかに決定したか否かを判定する(ステップ109SGS249)。 After executing step 109SGS248, the performance control CPU 120 determines whether or not a decision was made in step 109SGS247 to execute a pre-reading preview performance, that is, whether or not the display pattern (preview type) was decided to be either display pattern α or display pattern β (step 109SGS249).

ステップ109SGS245の実行後または先読予告演出の実行が決定された場合は(ステップ109SGS249;Y)、決定した表示パターン(予告種別)に対応するフラグ値を当該エントリの保留表示フラグにセットする(ステップ109SGS246)。具体的には、ステップ109SGS245またはステップ109SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を「◇」で示す表示パターンαであれば当該エントリの保留表示フラグに「1」をセットし、ステップ109SGS245またはステップ109SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を「☆」で示す表示パターンβであれば当該エントリの保留表示フラグに「2」をセットした後、ステップ109SGS252に進む。 After step 109SGS245 is executed or if it is decided to execute the preview performance (step 109SGS249; Y), the flag value corresponding to the decided display pattern (preview type) is set to the pending display flag of the entry (step 109SGS246). Specifically, if the display pattern (preview type) decided in step 109SGS245 or step 109SGS248 is display pattern α showing the pending memory display with "◇", the pending display flag of the entry is set to "1", and if the display pattern (preview type) decided in step 109SGS245 or step 109SGS248 is display pattern β showing the pending memory display with "☆", the pending display flag of the entry is set to "2", and then the process proceeds to step 109SGS252.

また、ステップ109SGS249において、先読予告演出の実行が決定されていない場合は(ステップ109SGS249;N)、当該エントリの保留表示フラグに、白色の「○」を示す「0」をセットした後(ステップ109SGS250)、ステップ109SGS252に進む。 Also, in step 109SGS249, if it has not been decided that a preview performance will be performed (step 109SGS249; N), the pending display flag for that entry is set to "0", which indicates a white "circle" (step 109SGS250), and then the process proceeds to step 109SGS252.

また、前述したように、スーパーリーチのリーチ演出の実行中(ステップ109SGS242b;Y)や、該エントリの図柄指定コマンドが小当りを示す図柄指定コマンドである場合(ステップ109SGS243a)においても、当該エントリの保留表示フラグに、白色の「○」を示す「0」をセットした後(ステップ109SGS250)、ステップ109SGS252に進む。 As mentioned above, even when the reach effect of a super reach is being executed (step 109SGS242b; Y) or when the symbol designation command of the entry is a symbol designation command indicating a small win (step 109SGS243a), the pending display flag of the entry is set to "0" indicating a white "circle" (step 109SGS250), and then the process proceeds to step 109SGS252.

そして、演出制御用CPU120は、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの記憶内容にもとづいて保留表示を更新する(ステップ109SGS252)。これにより、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aに新たに格納された保留記憶が、保留表示フラグにセットされた「0」、「1」、「2」のいずれかに対応した表示態様にて表示される。また、可変表示が実行されて、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの記憶内容がシフトされた場合にも、該シフト後の始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの記憶内容に応じて、図15-17に示すように、画像表示装置5の下方位置に設けられている第1保留記憶表示エリア109SG005Dおよび第2保留記憶表示エリア109SG005Uの保留表示が更新される。 Then, the performance control CPU 120 updates the hold display based on the memory contents of the start winning reception command buffer 109SG194A (step 109SGS252). As a result, the hold memory newly stored in the start winning reception command buffer 109SG194A is displayed in a display mode corresponding to the hold display flag set to "0", "1", or "2". Also, when the variable display is executed and the memory contents of the start winning reception command buffer 109SG194A are shifted, the hold display of the first hold memory display area 109SG005D and the second hold memory display area 109SG005U located at the lower position of the image display device 5 is updated according to the memory contents of the start winning reception command buffer 109SG194A after the shift, as shown in FIG. 15-17.

具体的には、図15-17に示すように、第1特図保留記憶数が1つであれば1つの保留記憶表示を表示する。この保留記憶表示の表示態様としては、該保留記憶に対応する保留表示フラグのフラグ値が「0」である場合には、図15-17に示すように「○」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「1」である場合には、「◇」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「2」である場合には、「☆」の表示態様にて表示される。尚、第1特図保留記憶数が2つであれば、2つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第1保留記憶表示エリア109SG005Dに表示される。また、第1特図保留記憶数が3つであれば、3つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第1保留記憶表示エリア109SG005Dに表示される。また、第1特図保留記憶数が4つであれば、4つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第1保留記憶表示エリア109SG005Dに表示される。 Specifically, as shown in FIG. 15-17, if the number of first special reserved memories is one, one reserved memory display is displayed. As for the display mode of this reserved memory display, if the flag value of the reserved display flag corresponding to the reserved memory is "0", it is displayed in the display mode of "○" as shown in FIG. 15-17, if the flag value of the reserved display flag is "1", it is displayed in the display mode of "◇", and if the flag value of the reserved display flag is "2", it is displayed in the display mode of "☆". If the number of first special reserved memories is two, two reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 109SG005D in a mode corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory. Also, if the number of first special reserved memories is three, three reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 109SG005D in a mode corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory. Also, if the number of first special reserved memories is four, four reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 109SG005D in a manner that corresponds to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory.

また、第2特図保留記憶数が1つであれば1つの保留記憶表示を表示する。この保留記憶表示の表示態様としては、第1特図の場合と同じく、該保留記憶に対応する保留表示フラグのフラグ値が「0」である場合には、「○」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「1」である場合には、「◇」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「2」である場合には、「☆」の表示態様にて表示される。尚、第2特図保留記憶数が2つであれば、例えば、図15-17に示すように、2つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様として、例えば、1の保留記憶表示が「○」の表示態様、1の保留記憶表示が「☆」の表示態様にて第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示される。また、第2特図保留記憶数が3つであれば、3つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示される。また、第2特図保留記憶数が4つであれば、4つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示される。 Also, if the number of second special reserved memories is one, one reserved memory display is displayed. As for the display mode of this reserved memory display, as in the case of the first special image, if the flag value of the reserved display flag corresponding to the reserved memory is "0", it is displayed in the display mode of "○", if the flag value of the reserved display flag is "1", it is displayed in the display mode of "◇", and if the flag value of the reserved display flag is "2", it is displayed in the display mode of "☆". If the number of second special reserved memories is two, for example, as shown in FIG. 15-17, two reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the second reserved memory display area 109SG005U in a mode according to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory, for example, the reserved memory display of one is displayed in the display mode of "○" and the reserved memory display of one is displayed in the display mode of "☆". Also, if the number of second special reserved memories is three, three reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the second reserved memory display area 109SG005U in a manner corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory. Also, if the number of second special reserved memories is four, four reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the second reserved memory display area 109SG005U in a manner corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory.

そして、可変表示が実行される毎に、保留記憶が減少(消費)されることに応じて、図15-17に示すように、保留記憶表示も、所定のシフト方向(本特徴部109SGでは画面の中央方向)にシフトする。 And each time the variable display is executed, the reserved memory is reduced (consumed), and the reserved memory display also shifts in a predetermined shift direction (towards the center of the screen in this feature part 109SG), as shown in FIG. 15-17.

つまり、可変表示の開始時に実行される、後述する可変表示開始設定処理において保留記憶が消費されて、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの保留記憶がシフトされた場合には、シフト後の始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aの保留記憶にもとづいて、第1保留記憶表示エリア109SG005Dや第2保留記憶表示エリア109SG005Uにおける保留記憶表示もシフトされて表示されるとともに、始動入賞により、新たな保留記憶があった場合には、当該保留記憶の表示パターンが決定されて保留表示フラグにセットされ、該保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた表示態様にて、第1保留記憶表示エリア109SG005Dや第2保留記憶表示エリア109SG005Uに表示されるようになる。 In other words, when the reserved memory is consumed in the variable display start setting process described below, which is executed when the variable display starts, and the reserved memory in the start winning reception command buffer 109SG194A is shifted, the reserved memory display in the first reserved memory display area 109SG005D and the second reserved memory display area 109SG005U is also shifted and displayed based on the reserved memory in the start winning reception command buffer 109SG194A after the shift, and if there is a new reserved memory due to the start winning, the display pattern of that reserved memory is determined and set in the reserved display flag, and it is displayed in the first reserved memory display area 109SG005D and the second reserved memory display area 109SG005U in a display mode according to the flag value set in the reserved display flag.

尚、本特徴部109SGにおいては、ステップ109SGS252の処理を先読予告設定処理において実行する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら第1保留記憶表示エリア109SG005Dおよび第2保留記憶表示エリア109SG005Uの保留表示が更新するための処理を、先読予告設定処理とは異なる処理(例えば、保留表示更新処理)として個別に実行するようにしてもよい。 Note that, in this characteristic section 109SG, an example is shown in which the processing of step 109SGS252 is executed in the advance notice setting process, but the present invention is not limited to this, and the processing for updating the hold display in the first hold memory display area 109SG005D and the second hold memory display area 109SG005U may be executed separately as a process different from the advance notice setting process (for example, a hold display update process).

また、本特徴部109SGでは、ステップ109SGS242において始動入賞時のコマンドの新たな格納が有ることを条件に該始動入賞における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行を決定しているが、第1始動入賞口への始動入賞と第2始動入賞口への始動入賞が同時に発生したことによりステップ109SGS242において第1特図と第2特図との双方で始動入賞時のコマンドの新たな格納が有ると判定された場合、つまり、表示未決定フラグがオン状態であるエントリが第1特図保留記憶にも第2特図保留記憶にも存在する場合には、双方のエントリを先読予告演出の実行と非実行の決定対象としている。第1特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶と第2特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶の双方を先読予告演出の実行と非実行の決定対象とする場合は、先読予告演出の実行を示す「1」または「2」の保留表示フラグのエントリが存在しなければ第1特図の保留記憶の保留表示と第2特図の保留表示の双方において先読予告演出が同時に実行される場合がある。 In addition, in this characteristic part 109SG, a decision is made in step 109SGS242 as to whether or not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory at the start winning, on the condition that there is new storage of a command at the time of the start winning. However, if a start winning at the first start winning port and a start winning at the second start winning port occur simultaneously, and it is determined in step 109SGS242 that there is new storage of a command at the time of the start winning in both the first and second special charts, in other words, if an entry with the display pending flag in the on state exists in both the first and second special chart reserved memory, then both entries are subject to the decision as to whether or not to execute the pre-reading preview performance. If the pending memory in which the command at the time of the start winning in the first special chart is newly stored and the pending memory in which the command at the time of the start winning in the second special chart is newly stored are both targets for deciding whether or not to execute the pre-reading preview performance, if there is no entry of the pending display flag of "1" or "2" indicating the execution of the pre-reading preview performance, the pre-reading preview performance may be executed simultaneously in both the pending display of the pending memory of the first special chart and the pending display of the second special chart.

また、本特徴部109SGでは、前述のように第1始動入賞口への始動入賞と第2始動入賞口への始動入賞が同時に発生した場合には、第1特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶と第2特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶の双方を先読予告演出の実行と非実行の決定の対象としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、このような場合は、第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行、第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行を、いずれか一方のみに決定するようにしてもよい。 In addition, in this feature section 109SG, as described above, when a start winning entry into the first start winning port and a start winning entry into the second start winning port occur simultaneously, both the reserved memory in which the command at the time of the start winning entry in the first special chart is newly stored and the reserved memory in which the command at the time of the start winning entry in the second special chart is newly stored are subject to the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance, but the present invention is not limited to this, and in such a case, it may be decided to execute or not execute only one of the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart and the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart.

具体的には、遊技状態が、高開放制御が行われない通常状態である場合は、第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定を第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定よりも優先して行う。そして、第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行を決定した場合は、第2特図における保留記憶の先読予告演出の実行を一義的に非実行に決定し、第1特図における保留記憶での先読予告演出の非実行を決定した場合は、第2特図における保留記憶の先読予告演出の実行と非実行を決定すればよい。 Specifically, when the game state is a normal state in which high opening control is not performed, the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart is given priority over the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart. Then, when it is decided to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart, it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart, and when it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart, it is decided to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart.

一方、遊技状態が、高開放制御が行われる時短状態(高確高ベース状態・低確高ベース状態)である場合は、第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定を第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定よりも優先して行う。そして、第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行を決定した場合は、第1特図における保留記憶の先読予告演出の実行を一義的に非実行に決定し、第2特図における保留記憶での先読予告演出の非実行を決定した場合は、第1特図における保留記憶の先読予告演出の実行と非実行を決定すればよい。 On the other hand, when the game state is a time-saving state in which high opening control is performed (high probability high base state/low probability high base state), the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart is given priority over the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart. Then, when it is decided to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart, it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart, and when it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart, it is decided to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart.

図15-18は、図13に示された演出制御プロセス処理における可変表示開始設定処理(ステップS171)を示すフローチャートである。可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、第1可変表示開始コマンド受信フラグオン状態であるか否かを判定する(ステップ109SGS271)。第1可変表示開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ109SGS271;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aにおける第1特図保留記憶のバッファ番号「1-0」~「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ109SGS272)。尚、バッファ番号「1-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 Figure 15-18 is a flow chart showing the variable display start setting process (step S171) in the performance control process shown in Figure 13. In the variable display start setting process, the performance control CPU 120 first determines whether the first variable display start command reception flag is on (step 109SGS271). If the first variable display start command reception flag is on (step 109SGS271; Y), the various command data and various flags stored in association with the buffer numbers "1-0" to "1-4" of the first special chart reserved memory in the start winning time reception command buffer 109SG194A are shifted up by one buffer number (step 109SGS272). Note that the contents of buffer number "1-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.

具体的には、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "1-1" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-2" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-3" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "1-4" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-3".

また、ステップ109SGS271において第1可変表示開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ109SGS271;N)、第2可変表示開始コマンド受信フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップ109SGS273)。第2可変表示開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ109SGS273;N)、可変表示開始設定処理を終了し、第2可変表示開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ109SGS273;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ109SG194Aにおける第2特図保留記憶のバッファ番号「2-0」~「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ109SGS274)。尚、バッファ番号「2-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 Also, in step 109SGS271, if the first variable display start command reception flag is off (step 109SGS271; N), it is determined whether the second variable display start command reception flag is on (step 109SGS273). If the second variable display start command reception flag is off (step 109SGS273; N), the variable display start setting process is terminated, and if the second variable display start command reception flag is on (step 109SGS273; Y), the various command data and various flags stored in association with the buffer numbers "2-0" to "2-4" of the second special chart reservation memory in the start winning time reception command buffer 109SG194A are shifted up by one buffer number (step 109SGS274). Note that the contents of buffer number "2-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.

具体的には、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "2-1" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-2" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-3" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "2-4" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-3".

ステップ109SGS272またはステップ109SGS274の実行後、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンド格納領域から変動パターン指定コマンドを読み出す(ステップ109SGS275)。 After executing step 109SGS272 or step 109SGS274, the performance control CPU 120 reads the variation pattern designation command from the variation pattern designation command storage area (step 109SGS275).

次いで、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(即ち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップ109SGS276)。この場合、演出制御用CPU120は、表示結果指定コマンドで指定される表示結果に応じた飾り図柄の停止図柄を決定し、決定した飾り図柄の停止図柄を示すデータを飾り図柄表示結果格納領域に格納する。 Then, the display result (stopping pattern) of the decorative pattern is determined according to the data stored in the display result designation command storage area (i.e., the received display result designation command) (step 109SGS276). In this case, the performance control CPU 120 determines the stopping pattern of the decorative pattern according to the display result designated by the display result designation command, and stores data indicating the determined stopping pattern of the decorative pattern in the decorative pattern display result storage area.

尚、本特徴部109SGでは、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りAに該当する第2可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が「7」で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りBに該当する第3可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、「7」以外の奇数図柄の複数の組合せ(例えば「111」、「333」、「555」、「999」などの飾り図柄の組合せ)の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りCに該当する第4可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、小当りと同一のチャンス目となる「334」、「778」の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが非確変大当りに該当する第5可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が偶数図柄で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが小当りに該当する第6可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、確変大当りCと同一のチャンス目となる「334」、「778」の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが、はずれに該当する第1可変表示結果指定コマンドである場合には、停止図柄として3図柄が不揃いとなる飾り図柄であって、上記したチャンス目以外の組合せ(はずれ図柄)を決定する。 In this feature section 109SG, when the received variable display result designation command is the second variable display result designation command corresponding to the probability of a jackpot A, the performance control CPU 120 determines, for example, a combination of decorative patterns (jackpot patterns) in which three patterns are aligned to "7" as the stopping pattern. When the received variable display result designation command is the third variable display result designation command corresponding to the probability of a jackpot B, the stopping pattern is determined from among multiple combinations of odd numbers other than "7" (for example, combinations of decorative patterns such as "111", "333", "555", and "999"). When the received variable display result designation command is the fourth variable display result designation command corresponding to the probability of a jackpot C, the stopping pattern is determined from among "334" and "778", which are the same chance numbers as the small win. In addition, when the received variable display result designation command is the fifth variable display result designation command corresponding to a non-probability jackpot, the performance control CPU 120 determines, for example, a combination of decorative patterns (jackpot patterns) in which three patterns are aligned as even numbers as the stopping patterns. In addition, when the received variable display result designation command is the sixth variable display result designation command corresponding to a small jackpot, the stopping patterns are determined from among "334" and "778", which are the same chance numbers as the probability jackpot C. In addition, when the received variable display result designation command is the first variable display result designation command corresponding to a miss, the stopping patterns are determined to be decorative patterns in which three patterns are not aligned, and are combinations other than the above-mentioned chance numbers (miss patterns).

これら停止図柄の決定においては、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、飾り図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄判定テーブルを用いて、飾り図柄の停止図柄を決定すればよい。即ち、抽出した乱数に一致する数値に対応する飾り図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定すればよい。 When determining these stopping patterns, the performance control CPU 120 may, for example, extract a random number for determining the stopping pattern, and determine the stopping pattern of the decorative pattern using a stopping pattern determination table in which data indicating combinations of decorative patterns are associated with numerical values. In other words, the stopping pattern may be determined by selecting data indicating the combination of decorative patterns that corresponds to the numerical value that matches the extracted random number.

そして、ステップ109SGS281において演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに応じた演出制御パターン(プロセステーブル)を選択する。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップ109SGS282)。 Then, in step 109SGS281, the performance control CPU 120 selects a performance control pattern (process table) according to the variable pattern designation command. Then, it starts the process timer for process data 1 of the selected process table (step 109SGS282).

尚、プロセステーブルには、画像表示装置5の表示を制御するための表示制御実行データ、各LEDの点灯を制御するためのランプ制御実行データ、スピーカ8L,8Rから出力する音の制御するための音制御実行データや、プッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を制御するための操作部制御実行データ等が、各プロセスデータn(1~N番まで)に対応付けて時系列に順番配列されている。 In addition, in the process table, display control execution data for controlling the display of the image display device 5, lamp control execution data for controlling the lighting of each LED, sound control execution data for controlling the sound output from the speakers 8L and 8R, and operation unit control execution data for controlling the operation of the push button 31B and stick controller 31A are arranged in chronological order in correspondence with each process data n (numbers 1 to N).

次いで、演出制御用CPU120は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音制御実行データ1、操作部制御実行データ1)に従って演出装置(演出用部品としての画像表示装置5、演出用部品としての各種ランプ及び演出用部品としてのスピーカ8L,8R、操作部(プッシュボタン31B、スティックコントローラ31A等))の制御を実行する(ステップ109SGS283)。例えば、画像表示装置5において変動パターンに応じた画像を表示させるために、表示制御部123に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプ制御基板14に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ8L,8Rからの音声出力を行わせるために、音声制御基板13に対して制御信号(音番号データ)を出力する。 Then, the performance control CPU 120 executes control of the performance device (image display device 5 as a performance component, various lamps as performance components, speakers 8L, 8R as performance components, and operation unit (push button 31B, stick controller 31A, etc.)) according to the contents of process data 1 (display control execution data 1, lamp control execution data 1, sound control execution data 1, operation unit control execution data 1) (step 109SGS283). For example, to display an image corresponding to a fluctuation pattern on the image display device 5, it outputs a command to the display control unit 123. It also outputs a control signal (lamp control execution data) to the lamp control board 14 to control the lighting/extinguishing of various lamps. It also outputs a control signal (sound number data) to the sound control board 13 to output sound from the speakers 8L, 8R.

尚、本特徴部109SGでは、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに1対1に対応する変動パターンによる飾り図柄の可変表示が行われるように制御するが、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに対応する複数種類の変動パターンから、使用する変動パターンを選択するようにしてもよい。 In addition, in this feature section 109SG, the performance control CPU 120 controls the display of the decorative pattern to vary according to a variation pattern that corresponds one-to-one to the variation pattern designation command, but the performance control CPU 120 may select the variation pattern to be used from multiple types of variation patterns that correspond to the variation pattern designation command.

そして、可変表示時間タイマに、変動パターン指定コマンドで特定される可変表示時間に相当する値を設定する(ステップ109SGS284)。また、可変表示制御タイマに第1時間を設定する(ステップ109SGS285)。尚、第1時間は例えば33msであり、演出制御用CPU120は、該第1時間が経過する毎に左中右の飾り図柄の表示状態を示す画像データを含む可変表示中の画像データをVRAMに書き込み、表示制御部123がVRAMに書き込まれた画像データに応じた信号を画像表示装置5に出力し、画像表示装置5が信号に応じた画像を表示する。これにより、飾り図柄の可変表示及びその他の演出の動画の表示が実現される(図15-20参照)。 Then, the variable display time timer is set to a value equivalent to the variable display time specified by the variable pattern designation command (step 109SGS284). The variable display control timer is also set to a first time (step 109SGS285). The first time is, for example, 33 ms, and the performance control CPU 120 writes image data being variably displayed, including image data showing the display state of the left, center, and right decorative patterns, to the VRAM each time the first time elapses, and the display control unit 123 outputs a signal corresponding to the image data written to the VRAM to the image display device 5, which then displays an image corresponding to the signal. This realizes the variable display of the decorative patterns and the display of moving images of other performances (see Figure 15-20).

また、演出制御用CPU120は、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンであるか否かを判定する(ステップ109SGS287)。当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンである場合(ステップ109SGS287;Y)は、可動体制御タイマに第2時間を設定する(ステップ109SGS288)。尚、第2時間は例えば1msであり、演出制御用CPU120は、該第1時間が経過する毎に第1可動体用モータ109SG421、第2可動体用モータ109SG422、第3可動体用モータ109SG423の制御を行う。これにより、第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの移動制御が実現される(図15-20参照)。 The performance control CPU 120 also determines whether the change pattern of the variable display is a Super Reach change pattern (step 109SGS287). If the change pattern of the variable display is a Super Reach change pattern (step 109SGS287; Y), a second time is set in the movable body control timer (step 109SGS288). The second time is, for example, 1 ms, and the performance control CPU 120 controls the first movable body motor 109SG421, the second movable body motor 109SG422, and the third movable body motor 109SG423 every time the first time elapses. This realizes movement control of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R (see FIG. 15-20).

ステップ109SGS288の実行後、または、当該可変表示の変動パターンがスーパーリーチの変動パターンではない場合(ステップ109SGS287;N)、演出制御用CPU120は、演出制御プロセスフラグの値を可変表示中演出処理(ステップS172)に対応した値にし、可変表示開始設定処理を終了する(ステップ109SGS286)。 After execution of step 109SGS288, or if the variable display fluctuation pattern is not a Super Reach fluctuation pattern (step 109SGS287; N), the performance control CPU 120 sets the value of the performance control process flag to a value corresponding to the variable display in progress performance processing (step S172), and ends the variable display start setting processing (step 109SGS286).

図15-19は、演出制御プロセス処理における可変表示中演出処理(ステップS172)を示すフローチャートである。可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、プロセスタイマ、可変表示時間タイマ、可変表示制御タイマのそれぞれの値を-1する(ステップ109SGS301,ステップ109SGS302,ステップ109SGS303)。また、当該可変表示がスーパーリーチの可変表示である場合(ステップ109SGS303b;Y)は、可動体制御タイマの値を-1する(ステップ109SGS303c)。 Figure 15-19 is a flowchart showing the variable display performance processing (step S172) in the performance control process. In the variable display performance processing, the performance control CPU 120 reduces the values of the process timer, the variable display time timer, and the variable display control timer by 1 (steps 109SGS301, 109SGS302, and 109SGS303). In addition, if the variable display is a super reach variable display (step 109SGS303b; Y), the value of the movable object control timer is reduced by 1 (step 109SGS303c).

尚、ステップ109SGS303cの実行後、または、スーパーリーチの可変表示ではない場合(ステップ109SGS303b;N)は、ステップ109SGS306に進む。 After executing step 109SGS303c, or if there is no variable display of the Super Reach (step 109SGS303b; N), proceed to step 109SGS306.

ステップ109SGS306において演出制御用CPU120は、プロセスタイマがタイマアウトしたか否か確認する。プロセスタイマがタイマアウトしていたら、プロセスデータの切り替えを行う(ステップ109SGS307)。即ち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定することによってプロセスタイマをあらためてスタートさせる(ステップ109SGS308)。また、その次に設定されている表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音制御実行データ、操作部制御データ等にもとづいて演出装置(演出用部品)に対する制御状態を変更する(ステップ109SGS309a)。一方、プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容(表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音制御実行データ、操作部制御データ等)に従って演出装置(演出用部品)の制御を実行する(ステップ109SGS309b)。 In step 109SGS306, the performance control CPU 120 checks whether the process timer has timed out. If the process timer has timed out, the process data is switched (step 109SGS307). That is, the process timer is started again by setting the process timer to the next process timer setting value in the process table (step 109SGS308). In addition, the control state for the performance device (performance component) is changed based on the next set display control execution data, lamp control execution data, sound control execution data, operation unit control data, etc. (step 109SGS309a). On the other hand, if the process timer has not timed out, the performance device (performance component) is controlled according to the contents of the process data corresponding to the process timer (display control execution data, lamp control execution data, sound control execution data, operation unit control data, etc.) (step 109SGS309b).

ステップ109SGS309aまたはステップ109SGS309bの処理の実行後、演出制御用CPU120は、当該可変表示がスーパーリーチの可変表示であるか否かを判定する(ステップ109SGS309f)。 After executing the processing of step 109SGS309a or step 109SGS309b, the performance control CPU 120 determines whether the variable display is a Super Reach variable display (step 109SGS309f).

当該可変表示がスーパーリーチの可変表示である場合(ステップ109SGS309f;Y)は、更に可動体制御タイマがタイマアウトしているか否かを判定する(109SGS309g)。可動体制御タイマがタイマアウトしている場合(ステップ109SGS309g;Y)は、プロセスデータの内容に従って第1可動体用モータ109SG421、第2可動体用モータ109SG422、第3可動体用モータ109SG423を駆動さる(ステップ109SGS309h)。そして、可動体制御タイマを再セット(可動体制御タイマに再度第2時間をセット)してステップ109SGS310に進む(ステップ109SGS309i)。 If the variable display is a Super Reach variable display (step 109SGS309f; Y), it is further determined whether the movable body control timer has timed out (109SGS309g). If the movable body control timer has timed out (step 109SGS309g; Y), the first movable body motor 109SG421, the second movable body motor 109SG422, and the third movable body motor 109SG423 are driven according to the contents of the process data (step 109SGS309h). Then, the movable body control timer is reset (the movable body control timer is set to the second time again) and the process proceeds to step 109SGS310 (step 109SGS309i).

尚、当該可変表示がスーパーリーチの可変表示ではない場合(ステップ109SGS309f;N)と可動体制御タイマがタイマアウトしていない場合(ステップ109SGS309g;N)は、ステップ109SGS309hとステップ109SGS309iの処理を実行せずにステップ109SGS310に進む。 If the variable display is not a Super Reach variable display (step 109SGS309f; N) and the movable object control timer has not timed out (step 109SGS309g; N), the process proceeds to step 109SGS310 without executing the processes of steps 109SGS309h and 109SGS309i.

次に、可変表示制御タイマがタイマアウトしているか否かを確認する(ステップ109SGS310)。可変表示制御タイマがタイマアウトしている場合には(ステップ109SGS310;Y)、演出制御用CPU120は、左中右の飾り図柄を含む可変表示中の次表示画面(前回の画像の更新時点から33ms経過後に表示されるべき画面)の画像データを作成し、VRAMの所定領域に書き込む(ステップ109SGS311)。そのようにして、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示制御やその他の画像の表示制御(動画の表示制御)が実現される。表示制御部123は、設定されている背景画像等の所定領域の画像データと、プロセステーブルに設定されている表示制御実行データにもとづく画像データとを重畳したデータに基づく信号を画像表示装置5に出力する。そのようにして、画像表示装置5において、飾り図柄の変動における背景画像、キャラクタ画像及び飾り図柄が表示される。また、可変表示制御タイマに第1時間を再セットする(ステップ109SGS312)。 Next, it is confirmed whether the variable display control timer has timed out (step 109SGS310). If the variable display control timer has timed out (step 109SGS310; Y), the performance control CPU 120 creates image data for the next display screen (the screen to be displayed 33 ms after the previous image update time) that includes the left, center, and right decorative patterns during the variable display, and writes it to a specified area of the VRAM (step 109SGS311). In this way, the image display device 5 realizes variable display control of the decorative patterns and display control of other images (display control of moving images). The display control unit 123 outputs a signal based on data that superimposes image data of a specified area such as a set background image and image data based on the display control execution data set in the process table to the image display device 5. In this way, the background image, character image, and decorative pattern in the variation of the decorative pattern are displayed in the image display device 5. In addition, the first time is reset to the variable display control timer (step 109SGS312).

また、可変表示制御タイマがタイマアウトしていない場合(ステップ109SGS310;N)、ステップ109SGS312の実行後、演出制御用CPU120は、可変表示時間タイマがタイマアウトしているか否か確認する(ステップ109SGS313)。可変表示時間タイマがタイマアウトしていれば、演出制御プロセスフラグの値を特図当り待ち処理(ステップS173)に応じた値に更新する(ステップ109SGS315)。可変表示時間タイマがタイマアウトしていなくても、図柄確定指定コマンドを受信したことを示す確定コマンド受信フラグがオン状態であれば(ステップ109SGS314;Y)、演出制御プロセスフラグの値を特図当り待ち処理(ステップS173)に応じた値に更新する(ステップ109SGS315)。可変表示時間タイマがタイマアウトしていなくても図柄確定指定コマンドを受信したら変動を停止させる制御に移行するので、例えば、基板間でのノイズ等に起因して長い変動時間を示す変動パターン指定コマンドを受信したような場合でも、正規の可変表示時間経過時(特別図柄の可変表示終了時)に、飾り図柄の可変表示を終了させることができる。 Also, if the variable display control timer has not timed out (step 109SGS310; N), after executing step 109SGS312, the performance control CPU 120 checks whether the variable display time timer has timed out (step 109SGS313). If the variable display time timer has timed out, the value of the performance control process flag is updated to a value corresponding to the special pattern hit waiting process (step S173) (step 109SGS315). Even if the variable display time timer has not timed out, if the confirmation command reception flag indicating that a pattern confirmation command has been received is on (step 109SGS314; Y), the value of the performance control process flag is updated to a value corresponding to the special pattern hit waiting process (step S173) (step 109SGS315). Even if the variable display time timer has not timed out, if a pattern determination command is received, the control will transition to one that stops the variation. For example, even if a variable pattern specification command is received that indicates a long variation time due to noise between boards, the variable display of the decorative pattern can be ended when the regular variable display time has elapsed (when the variable display of the special pattern has ended).

尚、飾り図柄の可変表示制御に用いられているプロセステーブルには、飾り図柄の可変表示中のプロセスデータが設定されている。つまり、プロセステーブルにおけるプロセスデータ1~nのプロセスタイマ設定値の和は飾り図柄の可変表示時間に相当する。よって、ステップ109SGS306の処理において最後のプロセスデータnのプロセスタイマがタイマアウトしたときには、切り替えるべきプロセスデータ(表示制御実行データやランプ制御実行データ等)はなく、プロセステーブルにもとづく飾り図柄の可変表示制御は終了する。 The process table used for variable display control of the decorative pattern contains the process data during the variable display of the decorative pattern. In other words, the sum of the process timer settings of process data 1 to n in the process table corresponds to the variable display time of the decorative pattern. Therefore, when the process timer of the last process data n times out in the processing of step 109SGS306, there is no process data to switch (display control execution data, lamp control execution data, etc.), and the variable display control of the decorative pattern based on the process table ends.

次に特徴部109SGにおけるスーパーリーチα1、スーパーリーチα2、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のリーチ演出中における各演出装置の動作態様について説明する。可変表示の演出態様について、図15―21~図15-24に基づいて説明する。 Next, we will explain the operation of each presentation device during the reach presentation of Super Reach α1, Super Reach α2, Super Reach β1, and Super Reach β2 in feature section 109SG. We will explain the presentation mode of the variable display based on Figures 15-21 to 15-24.

先ず、図15-21、図15-22に示すように、スーパーリーチα1及びスーパーリーチα2の可変表示については、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2のリーチ演出が開始されると、第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間にて画像表示装置5に表示されているキャラクタ画像(スーパーリーチα1のリーチ演出であれば味方キャラクタAと敵キャラクタA、スーパーリーチα2のリーチ演出であれば味方キャラクタAと敵キャラクタB)の拡大表示が実行される。 First, as shown in Figures 15-21 and 15-22, for the variable display of Super Reach α1 and Super Reach α2, when the reach performance of Super Reach α1 or Super Reach α2 begins, the character images (ally character A and enemy character A in the reach performance of Super Reach α1, and ally character A and enemy character B in the reach performance of Super Reach α2) displayed on the image display device 5 during the first enlarged display period, second enlarged display period, and third enlarged display period are enlarged.

具体的には、第1拡大表示期間では、キャラクタ画像を通常表示倍率(1倍)から表示倍率m1まで等速で拡大していき、第2拡大表示期間では、キャラクタ画像を表示倍率m1から表示倍率m2まで等速で拡大していき、第3拡大表示期間では、キャラクタ画像を表示倍率m2から表示倍率m3まで等速で拡大していく。そして、第3拡大表示期間が終了してからは、所定期間に亘ってキャラクタ画像の表示倍率をm3で維持するとともに、該所定期間が経過したタイミングでキャラクタ画像の表示倍率を通常表示倍率に戻す。 Specifically, in the first enlarged display period, the character image is enlarged at a constant speed from the normal display magnification (1x) to display magnification m1, in the second enlarged display period, the character image is enlarged at a constant speed from display magnification m1 to display magnification m2, and in the third enlarged display period, the character image is enlarged at a constant speed from display magnification m2 to display magnification m3. After the third enlarged display period ends, the display magnification of the character image is maintained at m3 for a predetermined period, and the display magnification of the character image is returned to the normal display magnification when the predetermined period has elapsed.

尚、本特徴部109SGでは、第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間は、全て同一の長さの期間である。また、図15-21及び図15-22に示すように、各表示倍率間の差は、通常表示倍率と表示倍率m1との間の差が最も大きく、表示倍率m2と表示倍率m3との差が最も小さくなっている。つまり、本特徴部109SGでは、キャラクタ画像の拡大速度については、第1拡大表示期間の拡大速度が最も速く、第3拡大表示期間の拡大速度が最も遅く設定されている(キャラクタ画像の拡大速度:第1拡大表示期間>第2拡大表示期間>第3拡大表示期間)。尚、本特徴部109SGにおいて「拡大速度が速い」とは、単位時間あたりの画像の拡大率が大きいことを指す。 In this characteristic section 109SG, the first enlarged display period, the second enlarged display period, and the third enlarged display period are all periods of the same length. Also, as shown in Figs. 15-21 and 15-22, the difference between each display magnification is the largest between the normal display magnification and display magnification m1, and the smallest between display magnification m2 and display magnification m3. In other words, in this characteristic section 109SG, the enlargement speed of the character image is set to be the fastest during the first enlarged display period and the slowest during the third enlarged display period (enlargement speed of the character image: first enlarged display period > second enlarged display period > third enlarged display period). In this characteristic section 109SG, "fast enlargement speed" refers to a large image enlargement rate per unit time.

以降、本特徴部109SGでは、前述した第1拡大表示期間と第2拡大表示期間とを併せた期間(可動体動作示唆演出を実行する期間)を期間T2、第3拡大表示期間とキャラクタ画像の表示倍率をm3で維持する所定期間とを併せた期間を期間T3と呼称する場合がある。 Hereinafter, in this feature section 109SG, the period consisting of the first and second enlarged display periods (the period during which the movable body movement suggestion performance is executed) may be referred to as period T2, and the period consisting of the third enlarged display period and a predetermined period during which the display magnification of the character image is maintained at m3 may be referred to as period T3.

尚、図15-21に示すように、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2のリーチ演出中は、可変表示結果が大当りとなる場合であれば、期間T3の終了タイミングから可変表示の終了タイミングに亘って、可変表示結果が大当りであることを報知する演出として、第1可動体109SG401を退避位置から演出位置に移動させるとともに第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとを第1可動体109SG401の左右近接位置に移動させた後(可動体ユニット109SG400を第1状態から第3状態に変化させた後)、暫くしてから第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rを各退避位置に移動させる(可動体ユニット109SG400を第3状態から第1状態に変化させる)可動体動作演出Aを実行する。 As shown in FIG. 15-21, during the reach performance of Super Reach α1 and Super Reach α2, if the variable display result is a jackpot, from the end timing of period T3 to the end timing of the variable display, the first movable body 109SG401 is moved from the retreat position to the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R are moved to positions close to the left and right of the first movable body 109SG401 (after the movable body unit 109SG400 is changed from the first state to the third state), and after a while, the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R are moved to their respective retreat positions (changing the movable body unit 109SG400 from the third state to the first state) to execute movable body operation performance A.

一方で、図15-22に示すように、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2のリーチ演出中は、可変表示結果がはずれとなる場合は、期間T3の終了タイミングから可変表示の終了タイミングに亘って、第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rを動作しないことにより可変表示結果がはずれであることを報知するはずれ報知演出を実行する。 On the other hand, as shown in FIG. 15-22, during the reach performance of Super Reach α1 and Super Reach α2, if the variable display result is a miss, a miss notification performance is executed to notify the user that the variable display result is a miss by not operating the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R from the end timing of period T3 to the end timing of the variable display.

以降、本特徴部109SGでは、可動体演出A及びはずれ報知演出の実行期間を期間T4と呼称する場合がある。これら期間T2~期間T4については、期間T3が最も短い期間であり、期間T4が最も長い期間となっている(期間T2~期間T4の長さ:期間T4>期間T2>期間T3)。 Hereinafter, in this feature section 109SG, the execution period of the movable object performance A and the miss notification performance may be referred to as period T4. Of these periods T2 to T4, period T3 is the shortest period and period T4 is the longest period (length of periods T2 to T4: period T4 > period T2 > period T3).

また、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2のリーチ演出中は、可動体動作示唆演出A及び可動体動作演出A(可変表示結果が大当りの場合のみ)として、画像表示装置5においてエフェクト画像の表示も行う。 In addition, during the reach performance of Super Reach α1 and Super Reach α2, effect images are also displayed on the image display device 5 as movable body action suggestion performance A and movable body action performance A (only when the variable display result is a jackpot).

具体的には、図15-21及び図15-22に示すように、画像表示装置5では、前述した期間T2(第1拡大表示期間と第2拡大表示期間)に亘って、第1可動体109SG401に向けて複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V1にて移動する可動体動作示唆演出Aが実行される。 Specifically, as shown in Figures 15-21 and 15-22, the image display device 5 executes movable body operation suggestion performance A, in which multiple star-shaped effect images 109SG005S move toward the first movable body 109SG401 at a speed V1 over the aforementioned period T2 (first enlarged display period and second enlarged display period).

更に、可変表示結果が大当りとなる場合は、前述した可動体動作演出Aの一部として、期間T4に亘って、第1可動体109SG401から複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V2にて画像表示装置5の端縁に向けて移動する(拡散する)。尚、速度V2の絶対値は、速度V1の絶対値よりも大きい。つまり、本特徴部109SGにおける可動体動作演出Aは、可動体動作示唆演出Aよりも高速で星型のエフェクト画像109SG005Sが移動する演出でもある。 Furthermore, if the variable display result is a jackpot, as part of the movable body operation presentation A described above, multiple star-shaped effect images 109SG005S move (spread) from the first movable body 109SG401 toward the edge of the image display device 5 at a speed V2 over a period T4. The absolute value of speed V2 is greater than the absolute value of speed V1. In other words, the movable body operation presentation A in this feature portion 109SG is also a presentation in which the star-shaped effect images 109SG005S move faster than the movable body operation suggestion presentation A.

また、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2のリーチ演出中は、可動体LED109SG495の発光も実行される。具体的には、図15-21及び図15-22に示すように、可動体LED109SG495は、前述した期間T2(第1拡大表示期間と第2拡大表示期間)及び期間T3の途中(より正確には第1拡大表示期間の開始タイミングから第3拡大表示期間の終了タイミング)に亘って可動体LED109SG495を輝度C1にて発光させる。更に、可変表示結果が大当りとなる場合は、期間T4に亘って可動体LED109SG495を輝度C1よりも高輝度である輝度C2にて発光させる。 In addition, during the reach performance of Super Reach α1 and Super Reach α2, the movable body LED 109SG495 is also illuminated. Specifically, as shown in Figures 15-21 and 15-22, the movable body LED 109SG495 is illuminated at brightness C1 during the aforementioned period T2 (the first enlarged display period and the second enlarged display period) and during the middle of period T3 (more precisely, from the start timing of the first enlarged display period to the end timing of the third enlarged display period). Furthermore, if the variable display result is a jackpot, the movable body LED 109SG495 is illuminated at brightness C2, which is brighter than brightness C1, during period T4.

また、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2のリーチ演出中は、スピーカ8L、8Rから、楽曲等のBGM、SE(効果音)、動作示唆音、大当り報知音の4種類の演出音を出力可能となっており、リーチ演出中の時期に応じて出力される音の種類が異なっている。 In addition, during the reach performance of Super Reach α1 and Super Reach α2, four types of sound effects can be output from speakers 8L and 8R: background music such as music, SE (sound effects), action suggestion sounds, and jackpot notification sounds. The type of sound output varies depending on the time during the reach performance.

具体的には、図15-21及び図15-22に示すように、BGMは、可変表示の開始時からスピーカ8L、8Rから出力される演出音であり、期間T3においてのみスピーカ8L、8Rからの出力が停止される。つまり、リーチ演出におけるBGMの出力は、該リーチ演出の開始タイミングから期間T2の終了タイミングまでと、期間T4に亘って実行される。 Specifically, as shown in Figures 15-21 and 15-22, BGM is a performance sound that is output from speakers 8L and 8R from the start of the variable display, and output from speakers 8L and 8R is stopped only during period T3. In other words, the output of BGM during the reach performance is executed from the start timing of the reach performance to the end timing of period T2, and over period T4.

また、SE(効果音)は、BGMと同じく可変表示の開始時からスピーカ8L、8Rから出力される演出音であるが、BGMと異なりスピーカ8L、8Rからの出力が停止される期間が存在しない。つまり、リーチ演出におけるSEの出力は、リーチ演出全体に亘って実行される。 Sound effects (SE) are also sound effects that are output from speakers 8L, 8R from the start of the variable display, just like background music, but unlike background music, there is no period during which output from speakers 8L, 8R is stopped. In other words, the output of SEs in reach performances is executed throughout the entire reach performance.

動作示唆音は、可動体動作示唆演出Aの一部としてスピーカ8L、8Rから出力される効果音である。つまり、動作示唆音は、可動体動作示唆演出Aの実行期間である期間T2においてのみ出力され、その他の期間では出力されない。大当り報知音は、可動体動作演出Aの一部としてスピーカ8L、8Rから出力される効果音である。つまり、大当り報知音は、可変表示結果が大当りとなる場合の可動体動作演出Aの実行期間である期間T4においてのみ出力され、その他の期間では出力されない。 The action suggestion sound is a sound effect output from speakers 8L, 8R as part of movable body action suggestion performance A. In other words, the action suggestion sound is output only during period T2, which is the execution period of movable body action suggestion performance A, and is not output during any other period. The jackpot notification sound is a sound effect output from speakers 8L, 8R as part of movable body action performance A. In other words, the jackpot notification sound is output only during period T4, which is the execution period of movable body action performance A when the variable display result is a jackpot, and is not output during any other period.

図15-23、図15-24に示すように、スーパーリーチβ1及びスーパーリーチβ2の可変表示については、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のリーチ演出が開始されると、第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間にて画像表示装置5に表示されているキャラクタ画像(スーパーリーチβ1のリーチ演出であれば味方キャラクタBと敵キャラクタA、スーパーリーチβ2のリーチ演出であれば味方キャラクタBと敵キャラクタB)の拡大表示が実行される。 As shown in Figures 15-23 and 15-24, for the variable display of Super Reach β1 and Super Reach β2, when the reach performance of Super Reach β1 or Super Reach β2 begins, the character images (ally character B and enemy character A in the reach performance of Super Reach β1, and ally character B and enemy character B in the reach performance of Super Reach β2) displayed on the image display device 5 during the first enlarged display period, second enlarged display period, and third enlarged display period are enlarged.

以降、スーパーリーチβ1及びスーパーリーチβ2の可変表示におけるキャラクタ画像の拡大表示、可動体LED109SG495の発光態様、スピーカ8L、8RからのBGM、SE、動作示唆音、大当り報知音の出力については図15-21及び図15-22に示すスーパーリーチα1及びスーパーリーチα2の可変表示と同一態様であるための説明を省略する。 Hereinafter, the enlarged display of the character image in the variable display of Super Reach β1 and Super Reach β2, the light emission mode of the movable body LED 109SG495, and the output of BGM, SE, action suggestion sound, and jackpot notification sound from speakers 8L and 8R will be omitted because they are the same as the variable display of Super Reach α1 and Super Reach α2 shown in Figures 15-21 and 15-22.

図15-23に示すように、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のリーチ演出中は、可変表示結果が大当りとなる場合であれば、期間T3の終了タイミングから可変表示の終了タイミングに亘って、可変表示結果が大当りであることを報知する演出として、第1可動体109SG401を退避位置から演出位置に移動させるとともに第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとを第1可動体109SG401の近接位置に移動させた後(可動体ユニット109SG400を第1状態から第3状態に変化させた後)、暫くしてから第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rを各退避位置に移動させる(可動体ユニット109SG400を第3状態から第1状態に変化させる)可動体動作演出Bを実行する。 As shown in FIG. 15-23, during the reach performance of Super Reach β1 and Super Reach β2, if the variable display result is a jackpot, from the end timing of period T3 to the end timing of the variable display, the first movable body 109SG401 is moved from the retreat position to the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R are moved to a position close to the first movable body 109SG401 (after the movable body unit 109SG400 is changed from the first state to the third state), and after a while, the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R are moved to their respective retreat positions (the movable body unit 109SG400 is changed from the third state to the first state), and movable body operation performance B is executed.

一方で、図15-24に示すように、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のリーチ演出中は、可変表示結果がはずれとなる場合は、期間T3の終了タイミングから可変表示の終了タイミングに亘って、第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rを動作しないことにより可変表示結果がはずれであることを報知するはずれ報知演出を実行する。可動体演出Bは、前述した可動体演出A及びはずれ報知演出と同じく期間T4に亘って実行される演出である。 On the other hand, as shown in FIG. 15-24, during the reach performance of Super Reach β1 and Super Reach β2, if the variable display result is a miss, a miss notification performance is executed from the end timing of period T3 to the end timing of the variable display by not operating the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R, which notifies the player that the variable display result is a miss. Movable body performance B is a performance executed over period T4, just like the movable body performance A and the miss notification performance described above.

また、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のリーチ演出中は、図15-23及び図15-24に示すように、前述した期間T2(第1拡大表示期間と第2拡大表示期間)に亘って、第1可動体109SG401を退避位置と示唆位置との間で繰り返し移動(往復移動)させる可動体動作示唆演出Bを実行する。尚、該可動体動作示唆演出Bにおける第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での1回の往復移動に要する期間T1は、前述した期間T3よりも短い期間となっている(期間T1~期間T4の長さ:期間T4>期間T2>期間T3>期間T1)。 During the reach performance of Super Reach β1 and Super Reach β2, as shown in Figures 15-23 and 15-24, a movable body operation suggestion performance B is executed in which the first movable body 109SG401 is repeatedly moved (reciprocated) between the retracted position and the suggested position over the aforementioned period T2 (first enlarged display period and second enlarged display period). Note that the period T1 required for one reciprocating movement of the first movable body 109SG401 between the retracted position and the suggested position during the movable body operation suggestion performance B is shorter than the aforementioned period T3 (length of periods T1 to T4: period T4 > period T2 > period T3 > period T1).

以上のように、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2の可変表示においては、図15-25に示すように、第1拡大表示期間と第2拡大表示期間とでは可動体動作示唆演出が実行される一方で第3拡大表示期間では可動体動作示唆演出が実行されない。また、第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間では、第1拡大表示期間が最もキャラクタ画像の拡大速度が速く(単位時間あたりの画像の拡大率が大きく)、第3拡大表示期間が最もキャラクタ画像の拡大速度が遅く(単位時間あたりの画像の拡大率が小さく)設定されている。 As described above, in the variable display of Super Reach α1, Super Reach α2, Super Reach β1, and Super Reach β2, as shown in FIG. 15-25, the movable body movement suggestion effect is executed in the first enlarged display period and the second enlarged display period, but the movable body movement suggestion effect is not executed in the third enlarged display period. Also, among the first enlarged display period, the second enlarged display period, and the third enlarged display period, the first enlarged display period is set to have the fastest enlargement speed of the character image (largest image enlargement rate per unit time), and the third enlarged display period is set to have the slowest enlargement speed of the character image (smallest image enlargement rate per unit time).

更に、図15-26(A)に示すように、可動体動作示唆演出Aと可動体動作示唆演出Bとを比較すると、可動体動作示唆演出Aは、画像表示装置5において星型のエフェクト画像109SG005Sが第1可動体109SG401に対して繰り返し作用する(複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V1にて第1可動体109SG401に向けて移動していく)演出であり、第1可動体109SG401自体は動作しないのに対して、可動体動作示唆演出Bは、第1可動体109SG401が退避位置と示唆位置との間を繰り返し移動する演出である点が異なっている。一方で、可動体動作示唆演出Aと可動体動作示唆演出Bとは、どちらも演出の実行期間中に可動体LED109SG495が輝度C1にて発光することが共通している。 Furthermore, as shown in FIG. 15-26(A), comparing movable body operation suggestion performance A and movable body operation suggestion performance B, movable body operation suggestion performance A is a performance in which a star-shaped effect image 109SG005S repeatedly acts on the first movable body 109SG401 on the image display device 5 (multiple star-shaped effect images 109SG005S move toward the first movable body 109SG401 at a speed V1), and the first movable body 109SG401 itself does not move, whereas movable body operation suggestion performance B is a performance in which the first movable body 109SG401 repeatedly moves between a retracted position and a suggested position, which is different. On the other hand, movable body operation suggestion performance A and movable body operation suggestion performance B have in common that the movable body LED 109SG495 emits light at a brightness C1 during the performance period.

図15-26(B)に示すように、可動体動作演出Aと可動体動作演出Bとを比較すると、可動体動作演出Aは、第1可動体109SG401を退避位置から演出位置に移動させるとともに、第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとを該演出位置に移動した第1可動体の近接位置に移動させ(可動体ユニット109SG400を第1状態から第3状態に変化させ)、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V2にて第1可動体109SG401から拡散していく演出である。可動体動作演出Bは、第1可動体109SG401を退避位置から演出位置に移動させるとともに、第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとを該演出位置に移動した第1可動体の近接位置に移動させる(可動体ユニット109SG400を第1状態から第3状態に変化させる)演出であり、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V2にて第1可動体109SG401から拡散していく表示が実行されないことが可動体動作演出Aとは異なっている。更に、可動体動作演出Aと可動体動作演出Bとはどちらも演出の実行期間中に可動体LED109SG495が輝度C1にて発光することが共通している。 As shown in Figure 15-26 (B), comparing movable body operation performance A and movable body operation performance B, movable body operation performance A moves the first movable body 109SG401 from a retracted position to a performance position, and moves the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R to positions close to the first movable body that has been moved to the performance position (changing the movable body unit 109SG400 from the first state to the third state), and multiple star-shaped effect images 109SG005S spread out from the first movable body 109SG401 at a speed V2. Movable body operation performance B is a performance in which the first movable body 109SG401 is moved from the retracted position to the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R are moved to a position close to the first movable body that has been moved to the performance position (changing the movable body unit 109SG400 from the first state to the third state), and differs from movable body operation performance A in that the display of multiple star-shaped effect images 109SG005S diffusing from the first movable body 109SG401 at a speed V2 is not executed. Furthermore, both movable body operation performance A and movable body operation performance B have in common that the movable body LED 109SG495 emits light at brightness C1 during the execution period of the performance.

次に、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2の可変表示における画像表示装置5でのリーチ演出の表示態様について図15-27~図15-35に基づいて説明する。 Next, the display mode of the reach performance on the image display device 5 in the variable display of Super Reach α1, Super Reach α2, Super Reach β1, and Super Reach β2 will be explained based on Figures 15-27 to 15-35.

先ず、図15-27(A)及び図15-27(B)に示すように、スーパーリーチα1、スーパーリーチα2、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のいずれかの可変表示が開始されてから暫くすると、「左」の飾り図柄表示エリア5Lと「右」の飾り図柄表示エリア5Rとで表示されている飾り図柄がリーチを示す組み合わせで停止する。そして、該リーチの状態で更に所定期間が経過すると、当該可変表示がスーパーリーチα1の可変表示であればリーチ演出として味方キャラクタAと敵キャラクタAのバトル演出が開始され(図15-27(C)及び図15-28(A)参照)、当該可変表示がスーパーリーチα2の可変表示であればリーチ演出として味方キャラクタAと敵キャラクタBのバトル演出が開始され(図15-27(D)及び図15-30(A)参照)、当該可変表示がスーパーリーチβ1の可変表示であればリーチ演出として味方キャラクタBと敵キャラクタAのバトル演出が開始され(図15-27(E)及び図15-32(A)参照)、当該可変表示がスーパーリーチβ2の可変表示であればリーチ演出として味方キャラクタBと敵キャラクタBのバトル演出が開始される(図15-27(F)及び図15-34(A)参照)。 First, as shown in Figures 15-27 (A) and 15-27 (B), a short time after the variable display of either Super Reach α1, Super Reach α2, Super Reach β1, or Super Reach β2 begins, the decorative patterns displayed in the "left" decorative pattern display area 5L and the "right" decorative pattern display area 5R stop in a combination indicating a reach. Then, when a predetermined period of time has elapsed in this reach state, if the variable display is a variable display of super reach α1, a battle performance between ally character A and enemy character A will start as a reach performance (see Figures 15-27 (C) and 15-28 (A)), if the variable display is a variable display of super reach α2, a battle performance between ally character A and enemy character B will start as a reach performance (see Figures 15-27 (D) and 15-30 (A)), if the variable display is a variable display of super reach β1, a battle performance between ally character B and enemy character A will start as a reach performance (see Figures 15-27 (E) and 15-32 (A)), and if the variable display is a variable display of super reach β2, a battle performance between ally character B and enemy character B will start as a reach performance (see Figures 15-27 (F) and 15-34 (A)).

尚、これらスーパーリーチのリーチ演出の開始時には、「左」の飾り図柄表示エリア5Lと「右」の飾り図柄表示エリア5Rとに表示されていた飾り図柄が画像表示装置5の表示領域の左右上端部にそれぞれ移動して表示され、「中」の飾り図柄の表示エリア5Cni表示されていた飾り図柄は一時的に視認不能な状態となる。 When the reach performance of these super reaches begins, the decorative patterns displayed in the "left" decorative pattern display area 5L and the "right" decorative pattern display area 5R are moved to the upper left and right ends of the display area of the image display device 5, respectively, and the decorative pattern displayed in the "middle" decorative pattern display area 5Cni becomes temporarily invisible.

図15-28(A)及び図15-28(B)に示すように、スーパーリーチα1のリーチ演出であるバトル演出の後半に差し掛かると、図15-28(C)に示すように、味方キャラクタAが敵キャラクタAに攻撃する動画の表示が開始される。該動画中では、図15-28(C)~図15-28(F)に示すように、前述した第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間として、味方キャラクタAが敵キャラクタAに近接攻撃を加えようとする場面で該味方キャラクタAと敵キャラクタAの画像の拡大表示が行われる。 As shown in Fig. 15-28(A) and Fig. 15-28(B), when the second half of the battle presentation, which is the reach presentation of Super Reach α1, begins, as shown in Fig. 15-28(C), a video of ally character A attacking enemy character A starts to be displayed. During the video, as shown in Fig. 15-28(C) to Fig. 15-28(F), during the first enlarged display period, second enlarged display period, and third enlarged display period, the images of ally character A and enemy character A are enlarged when ally character A is about to launch a close-combat attack on enemy character A.

特に、第1拡大表示期間と第2拡大表示期間(図15-28(D)~図15-28(F))とでは、画像表示装置5において味方キャラクタAと敵キャラクタAの画像が第1拡大表示期間以前(図15-28(A)~図15-28(C))よりも低コントラストで表示されるとともに、これら低コントラストとなった味方キャラクタAと敵キャラクタAの画像に重複して、第1可動体109SG401に向けて複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V1にて移動する画像(可動体動作示唆演出A)が表示される。このとき、星型のエフェクト画像109SG005Sは、第1拡大表示期間以前と同一のコントラストで表示されるので、遊技者は、これら複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V1にて第1可動体109SG401に向けて移動する様を認識し易くなっている。 In particular, during the first and second enlarged display periods (FIGS. 15-28(D) to 15-28(F)), the images of ally character A and enemy character A are displayed on the image display device 5 with lower contrast than before the first enlarged display period (FIGS. 15-28(A) to 15-28(C)), and an image (movable body action suggestion performance A) of multiple star-shaped effect images 109SG005S moving at speed V1 toward the first movable body 109SG401 is displayed superimposed on the low-contrast images of ally character A and enemy character A. At this time, the star-shaped effect images 109SG005S are displayed with the same contrast as before the first enlarged display period, so that the player can easily recognize the movement of the multiple star-shaped effect images 109SG005S toward the first movable body 109SG401 at speed V1.

また、第1拡大表示期間~第3拡大表示期間は、第1可動体109SG401に設けられた可動体LED109SG495の輝度C1での発光も実行される。 In addition, during the first enlarged display period to the third enlarged display period, the movable body LED 109SG495 provided on the first movable body 109SG401 also emits light at brightness C1.

そして、図15-28(E)~図15-28(F)に示すように、第3拡大表示期間が経過した場合は、所定期間に亘って味方キャラクタAと敵キャラクタAとを表示倍率m3にて表示する。尚、該所定期間中は、可動体LED109SG495の発光は実行されない。 Then, as shown in FIG. 15-28(E) to FIG. 15-28(F), when the third enlarged display period has elapsed, friendly character A and enemy character A are displayed at display magnification m3 for a predetermined period. Note that the movable body LED 109SG495 is not illuminated during the predetermined period.

図15-29(H)及び図15-29(I)に示すように、可変表示結果が大当りである場合は、可動体動作演出Aとして、画像表示装置5の中央部において味方キャラクタAと敵キャラクタAの画像に重複して爆発のエフェクト画像109SG005Bが表示されるとともに、画像表示装置5の中央部から画像表示装置5の端縁に向けて速度V2にて移動するように複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが表示される。 As shown in Figures 15-29 (H) and 15-29 (I), if the variable display result is a jackpot, an explosion effect image 109SG005B is displayed in the center of the image display device 5, overlapping the images of ally character A and enemy character A, as movable body operation presentation A, and multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed moving from the center of the image display device 5 toward the edge of the image display device 5 at a speed V2.

更にこのとき、第1可動体109SG401が退避位置から演出位置に移動するとともに、第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとが演出位置に移動した第1可動体109SG401の左右近接位置に移動する(可動体ユニット109SG400が第1状態から第3状態に変化する)。つまり、爆発のエフェクト画像109SG005Bは第1可動体109SG401の背後で表示されるとともに、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sは速度V2にて画像表示装置5の端縁に向けて移動するように表示される。 Furthermore, at this time, the first movable body 109SG401 moves from the retracted position to the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R move to adjacent positions on the left and right of the first movable body 109SG401 that has moved to the performance position (the movable body unit 109SG400 changes from the first state to the third state). In other words, the explosion effect image 109SG005B is displayed behind the first movable body 109SG401, and multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed moving toward the edge of the image display device 5 at a speed V2.

以降、各可動体の動作が終了した後(可動体ユニット109SG400が第3状態から第1状態に変化した後)は、画像表示装置5における爆発のエフェクト画像109SG005Bの表示が終了した後に第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの各退避位置への移動が完了し、画像表示装置5において味方キャラクタAの攻撃が敵キャラクタAにヒットして味方キャラクタAが勝利する動画の表示が実行され、大当り遊技状態に制御される旨が報知される。尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果が大当りであることに応じた数値として該画像表示装置5の奥側から手前側に向けて高速で移動してきた後、該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。 After that, after the operation of each movable body is completed (after the movable body unit 109SG400 changes from the third state to the first state), the display of the explosion effect image 109SG005B on the image display device 5 is completed, and the movement of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R to their respective retreat positions is completed, and the image display device 5 displays a video of ally character A's attack hitting enemy character A and ally character A winning, and it is notified that the game is controlled to a jackpot game state. At this time, in the image display device 5, the decorative patterns (the decorative patterns displayed in each of the "right" decorative pattern display areas 5C) move at high speed from the back to the front of the image display device 5 as a numerical value corresponding to the variable display result being a jackpot, and then stop while swinging in the center of the image display device 5.

そして、特別図柄の可変表示が終了する(画像表示装置5の右端部にて表示されている小図柄が大当りを示す組み合わせで停止する)と、大当り遊技状態に制御される。 Then, when the variable display of the special symbols ends (the small symbols displayed at the right end of the image display device 5 stop in a combination indicating a jackpot), the game is controlled to enter a jackpot game state.

一方で、可変表示結果がはずれである場合は、図15-29(J)及び図15-29(K)に示すように、はずれ報知演出として、画像表示装置5において敵キャラクタAの攻撃が味方キャラクタAにヒットして味方キャラクタが敗北する動作の表示が実行され、大当り遊技状態に制御されない旨(はずれである旨)が報知される。尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果がはずれであることに応じた数値として低速(図15-29(I)に示す大当り時よりも低速)で該画像表示装置5の上方から移動してきた後に該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。 On the other hand, if the variable display result is a miss, as shown in FIG. 15-29(J) and FIG. 15-29(K), a miss notification effect is displayed on the image display device 5 in which an attack from enemy character A hits ally character A and the ally character is defeated, and it is notified that the game is not controlled to a jackpot game state (a miss). At this time, on the image display device 5, the decorative pattern (the decorative pattern displayed in each of the "right" decorative pattern display areas 5C) moves from the top of the image display device 5 at a slow speed (slower than the jackpot shown in FIG. 15-29(I)) as a numerical value corresponding to the variable display result being a miss, and then stops while swinging in the center of the image display device 5.

図15-30(A)及び図15-30(B)に示すように、スーパーリーチα2のリーチ演出としてのバトル演出(リーチ演出)の後半に差し掛かると、図15-30(C)に示すように、味方キャラクタAが敵キャラクタBに攻撃する動画の表示が開始される。該動画中では、図15-30(C)~図15-30(F)に示すように、前述した第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間として、味方キャラクタAが敵キャラクタBに近接攻撃を加えようとする場面で該味方キャラクタAと敵キャラクタBの画像の拡大表示が行われる。 As shown in Fig. 15-30(A) and Fig. 15-30(B), when the battle performance (reach performance) for the reach performance of Super Reach α2 reaches the latter half, a video of ally character A attacking enemy character B starts to be displayed as shown in Fig. 15-30(C). During the video, as shown in Fig. 15-30(C) to Fig. 15-30(F), the images of ally character A and enemy character B are enlarged when ally character A is about to launch a close-combat attack on enemy character B during the first enlarged display period, second enlarged display period, and third enlarged display period described above.

特に、第1拡大表示期間と第2拡大表示期間(図15-30(D)~図15-30(F))とでは、画像表示装置5において味方キャラクタAと敵キャラクタBの画像が第1拡大表示期間以前(図15-30(A)~図15-30(C))よりも低コントラストで表示されるとともに、これら低コントラストとなった味方キャラクタAと敵キャラクタBの画像に重複して、第1可動体109SG401に向けて複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V1にて移動する画像(可動体動作示唆演出A)が表示される。このとき、星型のエフェクト画像109SG005Sは、第1拡大表示期間以前と同一のコントラストで表示されるので、遊技者は、これら複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V1にて第1可動体109SG401に向けて移動する様を認識し易くなっている。 In particular, during the first and second enlarged display periods (FIGS. 15-30(D) to 15-30(F)), the images of ally character A and enemy character B are displayed on the image display device 5 with lower contrast than before the first enlarged display period (FIGS. 15-30(A) to 15-30(C)), and an image (movable body action suggestion performance A) of multiple star-shaped effect images 109SG005S moving at speed V1 toward the first movable body 109SG401 is displayed superimposed on the low-contrast images of ally character A and enemy character B. At this time, the star-shaped effect images 109SG005S are displayed with the same contrast as before the first enlarged display period, so that the player can easily recognize the movement of the multiple star-shaped effect images 109SG005S toward the first movable body 109SG401 at speed V1.

また、第1拡大表示期間~第3拡大表示期間は、第1可動体109SG401に設けられた可動体LED109SG495の輝度C1での発光も実行される。 In addition, during the first enlarged display period to the third enlarged display period, the movable body LED 109SG495 provided on the first movable body 109SG401 also emits light at brightness C1.

そして、図15-30(F)に示すように、第3拡大表示期間が経過した場合は、所定期間に亘って味方キャラクタAと敵キャラクタBとを表示倍率m3にて表示する。尚、該所定期間中は、可動体LED109SG495の発光は実行されない。 Then, as shown in FIG. 15-30(F), when the third enlarged display period has elapsed, friendly character A and enemy character B are displayed at display magnification m3 for a predetermined period. Note that the movable body LED 109SG495 is not illuminated during the predetermined period.

図15-31(G)~図15-31(I)に示すように、可変表示結果が大当りである場合は、可動体動作演出Aとして、画像表示装置5の中央部において味方キャラクタAと敵キャラクタBの画像に重複して爆発のエフェクト画像109SG005Bが表示されるとともに、画像表示装置5の中央部から画像表示装置5の端縁に向けて速度V2にて移動するように複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが表示される。 As shown in Figures 15-31(G) to 15-31(I), when the variable display result is a jackpot, an explosion effect image 109SG005B is displayed in the center of the image display device 5, overlapping the images of ally character A and enemy character B, as movable body operation presentation A, and multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed moving from the center of the image display device 5 toward the edge of the image display device 5 at a speed V2.

更にこのとき、第1可動体109SG401が退避位置から演出位置に移動するとともに、第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとが演出位置に移動した第1可動体109SG401の左右近接位置に移動する(可動体ユニット109SG400が第1状態から第3状態に変化する)。つまり、爆発のエフェクト画像109SG005Bは第1可動体109SG401の背後で表示されるとともに、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sは速度V2にて画像表示装置5の端縁に向けて移動するように表示される。 Furthermore, at this time, the first movable body 109SG401 moves from the retracted position to the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R move to adjacent positions on the left and right of the first movable body 109SG401 that has moved to the performance position (the movable body unit 109SG400 changes from the first state to the third state). In other words, the explosion effect image 109SG005B is displayed behind the first movable body 109SG401, and multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed moving toward the edge of the image display device 5 at a speed V2.

以降、各可動体の動作が終了した後(可動体ユニット109SG400が第3状態から第1状態に変化した後)は、画像表示装置5における爆発のエフェクト画像109SG005Bの表示が終了した後に第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの各退避位置への移動が完了し、画像表示装置5において味方キャラクタAの攻撃が敵キャラクタBにヒットして味方キャラクタAが勝利する動画の表示が実行され、大当り遊技状態に制御される旨が報知される。尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果が大当りであることに応じた数値として該画像表示装置5の奥側から手前側に向けて高速で移動してきた後、該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。 After that, after the operation of each movable body is completed (after the movable body unit 109SG400 changes from the third state to the first state), the display of the explosion effect image 109SG005B on the image display device 5 is completed, and the movement of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R to their respective retreat positions is completed, and the image display device 5 displays a video of ally character A's attack hitting enemy character B and ally character A winning, and it is notified that the game is controlled to a jackpot game state. At this time, in the image display device 5, the decorative patterns (the decorative patterns displayed in each of the "right" decorative pattern display areas 5C) move at high speed from the back to the front of the image display device 5 as a numerical value corresponding to the variable display result being a jackpot, and then stop while swinging in the center of the image display device 5.

そして、特別図柄の可変表示が終了する(画像表示装置5の右端部にて表示されている小図柄が大当りを示す組み合わせで停止する)と、大当り遊技状態に制御される。 Then, when the variable display of the special symbols ends (the small symbols displayed at the right end of the image display device 5 stop in a combination indicating a jackpot), the game is controlled to enter a jackpot game state.

一方で、可変表示結果がはずれである場合は、図15-31(J)及び図15-31(K)に示すように、はずれ報知演出として、画像表示装置5において敵キャラクタBの攻撃が味方キャラクタAにヒットして味方キャラクタが敗北する動作の表示が実行され、大当り遊技状態に制御されない旨(はずれである旨)が報知される。尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果がはずれであることに応じた数値として低速(図15-29(I)に示す大当り時よりも低速)で該画像表示装置5の上方から移動してきた後に該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。 On the other hand, if the variable display result is a miss, as shown in FIG. 15-31(J) and FIG. 15-31(K), a miss notification effect is displayed on the image display device 5 in which an attack from enemy character B hits ally character A and the ally character is defeated, and it is notified that the game is not controlled to a jackpot game state (a miss). At this time, on the image display device 5, the decorative pattern (the decorative pattern displayed in each of the "right" decorative pattern display areas 5C) moves from the top of the image display device 5 at a slow speed (slower than the jackpot shown in FIG. 15-29(I)) as a numerical value corresponding to the variable display result being a miss, and then stops while swinging in the center of the image display device 5.

図15-32(A)及び図15-32(B)に示すように、スーパーリーチβ1のリーチ演出としてバトル演出(リーチ演出)の後半に差し掛かると、図15-32(C)に示すように、味方キャラクタBが敵キャラクタAに攻撃する動画の表示が開始される。該動画中では、図15-32(C)~図15-32(F)に示すように、前述した第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間として、味方キャラクタBが敵キャラクタAに近接攻撃を加えようとする場面で該味方キャラクタBと敵キャラクタAの画像の拡大表示が行われる。 As shown in Figures 15-32(A) and 15-32(B), when the battle performance (reach performance) for Super Reach β1 reaches the latter half, a video of ally character B attacking enemy character A begins to be displayed as shown in Figure 15-32(C). During the video, as shown in Figures 15-32(C) to 15-32(F), the images of ally character B and enemy character A are enlarged when ally character B attempts to launch a close-combat attack on enemy character A during the first enlarged display period, second enlarged display period, and third enlarged display period described above.

特に、第1拡大表示期間と第2拡大表示期間とでは、可動体動作示唆演出Bとして、第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での移動が繰り返し実行される(可動体ユニット109SG400の第1状態から第2状態への変化と第2状態から第1状態への変化が繰り返し実行される)。 In particular, during the first enlarged display period and the second enlarged display period, the first movable body 109SG401 is repeatedly moved between the retracted position and the suggested position as movable body operation suggestion performance B (the movable body unit 109SG400 is repeatedly changed from the first state to the second state and from the second state to the first state).

また、図15-32(D)及び図15-32(E)に示すように、味方キャラクタBと敵キャラクタAの画像の拡大表示期間中は、画像表示装置5においてエフェクト画像109SG005Xが表示され、該エフェクト画像109SG005Xによって味方キャラクタBと敵キャラクタAの画像の拡大表示が強調される。 Furthermore, as shown in FIG. 15-32(D) and FIG. 15-32(E), during the period when the images of ally character B and enemy character A are being enlarged, an effect image 109SG005X is displayed on the image display device 5, and the enlarged display of the images of ally character B and enemy character A is emphasized by the effect image 109SG005X.

また、第1拡大表示期間~第3拡大表示期間は、第1可動体109SG401に設けられた可動体LED109SG495の輝度C1での発光も実行される。 In addition, during the first enlarged display period to the third enlarged display period, the movable body LED 109SG495 provided on the first movable body 109SG401 also emits light at brightness C1.

そして、図15-32(F)に示すように、第3拡大表示期間が経過した場合は、所定期間に亘って味方キャラクタBと敵キャラクタAとを表示倍率m3にて表示する。尚、該所定期間中は、可動体LED109SG495の発光は実行されない。 Then, as shown in FIG. 15-32(F), when the third enlarged display period has elapsed, friendly character B and enemy character A are displayed at display magnification m3 for a predetermined period. Note that the movable body LED 109SG495 is not illuminated during the predetermined period.

図15-33(G)~図15-33(I)に示すように、可変表示結果が大当りである場合は、可動体動作演出Bとして、画像表示装置5の中央部において味方キャラクタBと敵キャラクタAの画像に重複して爆発のエフェクト画像109SG005Bが表示される。 As shown in Figures 15-33(G) to 15-33(I), if the variable display result is a jackpot, an explosion effect image 109SG005B is displayed in the center of the image display device 5, overlapping with the images of ally character B and enemy character A, as movable body operation presentation B.

更にこのとき、第1可動体109SG401が退避位置から演出位置に移動するとともに、第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとが演出位置に移動した第1可動体109SG401の左右近接位置に移動する(可動体ユニット109SG400が第1状態から第3状態に変化する)。つまり、爆発のエフェクト画像109SG005Bは第1可動体109SG401の背後で表示される。 Furthermore, at this time, the first movable body 109SG401 moves from the retracted position to the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R move to adjacent positions on the left and right of the first movable body 109SG401 that has moved to the performance position (the movable body unit 109SG400 changes from the first state to the third state). In other words, the explosion effect image 109SG005B is displayed behind the first movable body 109SG401.

以降、各可動体の動作が終了した後(可動体ユニット109SG400が第3状態から第1状態に変化した後)は、画像表示装置5における爆発のエフェクト画像109SG005Bの表示が終了した後に第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの各退避位置への移動が完了し、画像表示装置5において味方キャラクタBの攻撃が敵キャラクタAにヒットして味方キャラクタAが勝利する動画の表示が実行され、大当り遊技状態に制御される旨が報知される。尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果が大当りであることに応じた数値として該画像表示装置5の奥側から手前側に向けて高速で移動してきた後、該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。 After that, after the operation of each movable body is completed (after the movable body unit 109SG400 changes from the third state to the first state), the display of the explosion effect image 109SG005B on the image display device 5 is completed, and the movement of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R to their respective retreat positions is completed, and the image display device 5 displays a video in which ally character B's attack hits enemy character A and ally character A wins, and it is notified that the game is controlled to a jackpot game state. At this time, in the image display device 5, the decorative patterns (the decorative patterns displayed in each of the "right" decorative pattern display areas 5C) move at high speed from the back to the front of the image display device 5 as a numerical value corresponding to the variable display result being a jackpot, and then stop while swinging in the center of the image display device 5.

そして、特別図柄の可変表示が終了する(画像表示装置5の右端部にて表示されている小図柄が大当りを示す組み合わせで停止する)と、大当り遊技状態に制御される。 Then, when the variable display of the special symbols ends (the small symbols displayed at the right end of the image display device 5 stop in a combination indicating a jackpot), the game is controlled to enter a jackpot game state.

一方で、可変表示結果がはずれである場合は、図15-33(J)及び図15-33(K)に示すように、はずれ報知演出として、画像表示装置5において敵キャラクタAの攻撃が味方キャラクタBにヒットして味方キャラクタが敗北する動作の表示が実行され、大当り遊技状態に制御されない旨(はずれである旨)が報知される。尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果がはずれであることに応じた数値として低速(図15-29(I)に示す大当り時よりも低速)で該画像表示装置5の上方から移動してきた後に該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。 On the other hand, if the variable display result is a miss, as shown in Fig. 15-33(J) and Fig. 15-33(K), a miss notification effect is displayed on the image display device 5 in which an attack from enemy character A hits ally character B and the ally character is defeated, and it is notified that the game is not controlled to a jackpot game state (a miss). At this time, on the image display device 5, the decorative pattern (the decorative pattern displayed in each "right" decorative pattern display area 5C) moves from the top of the image display device 5 at a slow speed (slower than the jackpot shown in Fig. 15-29(I)) as a numerical value corresponding to the variable display result being a miss, and then stops while swinging in the center of the image display device 5.

図15-34(A)及び図15-34(B)に示すように、スーパーリーチβ2のリーチ演出としてバトル演出(リーチ演出)の後半に差し掛かると、図15-34(C)に示すように、味方キャラクタBが敵キャラクタBに攻撃する動画の表示が開始される。該動画中では、図15-34(C)~図15-34(F)に示すように、前述した第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間として、味方キャラクタBが敵キャラクタBに近接攻撃を加えようとする場面で該味方キャラクタBと敵キャラクタBの画像の拡大表示が行われる。 As shown in Figures 15-34(A) and 15-34(B), when the battle performance (reach performance) for Super Reach β2 reaches the latter half, a video of ally character B attacking enemy character B starts to be displayed as shown in Figure 15-34(C). During the video, as shown in Figures 15-34(C) to 15-34(F), the images of ally character B and enemy character B are enlarged when ally character B is about to launch a close-combat attack on enemy character B during the first enlarged display period, second enlarged display period, and third enlarged display period described above.

特に、第1拡大表示期間と第2拡大表示期間とでは、可動体動作示唆演出Bとして、第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での移動が繰り返し実行される(可動体ユニット109SG400の第1状態から第2状態への変化と第2状態から第1状態への変化が繰り返し実行される)。 In particular, during the first enlarged display period and the second enlarged display period, the first movable body 109SG401 is repeatedly moved between the retracted position and the suggested position as movable body operation suggestion performance B (the movable body unit 109SG400 is repeatedly changed from the first state to the second state and from the second state to the first state).

また、図15-34(D)及び図15-34(E)に示すように、味方キャラクタBと敵キャラクタAの画像の拡大表示期間中は、画像表示装置5においてエフェクト画像109SG005Xが表示され、該エフェクト画像109SG005Xによって味方キャラクタBと敵キャラクタAの画像の拡大表示が強調される。 Furthermore, as shown in FIG. 15-34(D) and FIG. 15-34(E), during the period when the images of ally character B and enemy character A are being enlarged, an effect image 109SG005X is displayed on the image display device 5, and the enlarged display of the images of ally character B and enemy character A is emphasized by the effect image 109SG005X.

また、第1拡大表示期間~第3拡大表示期間は、第1可動体109SG401に設けられた可動体LED109SG495の輝度C1での発光も実行される。 In addition, during the first enlarged display period to the third enlarged display period, the movable body LED 109SG495 provided on the first movable body 109SG401 also emits light at brightness C1.

そして、図15-34(F)に示すように、第3拡大表示期間が経過した場合は、所定期間に亘って味方キャラクタBと敵キャラクタBとを表示倍率m3にて表示する。尚、該所定期間中は、可動体LED109SG495の発光は実行されない。 Then, as shown in FIG. 15-34 (F), when the third enlarged display period has elapsed, friendly character B and enemy character B are displayed at display magnification m3 for a predetermined period. Note that the movable body LED 109SG495 is not illuminated during the predetermined period.

そして、図15-35(G)~図15-35(I)に示すように、可変表示結果が大当りである場合は、可動体動作演出Bとして、画像表示装置5の中央部において味方キャラクタBと敵キャラクタBの画像に重複して爆発のエフェクト画像109SG005Bが表示されるとともに、画像表示装置5の中央部から画像表示装置5の端縁に向けて速度V2にて移動するように複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが表示される。 As shown in Figures 15-35(G) to 15-35(I), if the variable display result is a jackpot, an explosion effect image 109SG005B is displayed in the center of the image display device 5, overlapping the images of ally character B and enemy character B, as movable body operation presentation B, and multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed moving from the center of the image display device 5 toward the edge of the image display device 5 at a speed V2.

更にこのとき、第1可動体109SG401が退避位置から演出位置に移動するとともに、第2可動体109SG402Lと第3可動体109SG402Rとが演出位置に移動した第1可動体109SG401の左右近接位置に移動する(可動体ユニット109SG400が第1状態から第3状態に変化する)。つまり、爆発のエフェクト画像109SG005Bは第1可動体109SG401の背後で表示される。 Furthermore, at this time, the first movable body 109SG401 moves from the retracted position to the performance position, and the second movable body 109SG402L and the third movable body 109SG402R move to adjacent positions on the left and right of the first movable body 109SG401 that has moved to the performance position (the movable body unit 109SG400 changes from the first state to the third state). In other words, the explosion effect image 109SG005B is displayed behind the first movable body 109SG401.

以降、各可動体の動作が終了した後(可動体ユニット109SG400が第3状態から第1状態に変化した後)は、画像表示装置5における爆発のエフェクト画像109SG005Bの表示が終了した後に第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの各退避位置への移動が完了し、画像表示装置5において味方キャラクタBの攻撃が敵キャラクタBにヒットして味方キャラクタAが勝利する動画の表示が実行され、大当り遊技状態に制御される旨が報知される。尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果が大当りであることに応じた数値として該画像表示装置5の奥側から手前側に向けて高速で移動してきた後、該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。 After that, after the operation of each movable body is completed (after the movable body unit 109SG400 changes from the third state to the first state), the display of the explosion effect image 109SG005B on the image display device 5 is completed, and the movement of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R to their respective retreat positions is completed, and the image display device 5 displays a video in which ally character B's attack hits enemy character B and ally character A wins, and it is notified that the game is controlled to a jackpot game state. At this time, in the image display device 5, the decorative patterns (the decorative patterns displayed in each of the "right" decorative pattern display areas 5C) move at high speed from the back to the front of the image display device 5 as a numerical value corresponding to the variable display result being a jackpot, and then stop while swinging in the center of the image display device 5.

そして、特別図柄の可変表示が終了する(画像表示装置5の右端部にて表示されている小図柄が大当りを示す組み合わせで停止する)と、大当り遊技状態に制御される。 Then, when the variable display of the special symbols ends (the small symbols displayed at the right end of the image display device 5 stop in a combination indicating a jackpot), the game is controlled to enter a jackpot game state.

一方で、可変表示結果がはずれである場合は、図15-35(J)及び図15-35(K)に示すように、はずれ報知演出として、画像表示装置5において敵キャラクタBの攻撃が味方キャラクタBにヒットして味方キャラクタが敗北する動作の表示が実行され、大当り遊技状態に制御されない旨(はずれである旨)が報知される。
尚、このとき、画像表示装置5では、飾り図柄(「右」の各飾り図柄表示エリア5Cに表示されていた飾り図柄)が、可変表示結果がはずれであることに応じた数値として低速(図15-29(I)に示す大当り時よりも低速)で該画像表示装置5の上方から移動してきた後に該画像表示装置5の中央部にて揺動しつつ停止する。
On the other hand, if the variable display result is a miss, as shown in Figures 15-35 (J) and 15-35 (K), a miss notification is displayed on the image display device 5 in which an attack from enemy character B hits ally character B, causing the ally character to be defeated, and it is notified that the game will not be controlled to a jackpot game state (that it is a miss).
At this time, in the image display device 5, the decorative pattern (the decorative pattern displayed in each decorative pattern display area 5C on the "right") moves from the top of the image display device 5 at a slow speed (slower than the jackpot shown in Figure 15-29 (I)) as a numerical value corresponding to the variable display result being a miss, and then stops while oscillating in the center of the image display device 5.

以上、本特徴部109SGにおけるパチンコ遊技機1は、図15-31~図15-35に示すように、可動体動作示唆演出Bの実行中は、画像表示装置5において爆発のエフェクト画像109SG005Bを表示しない一方で、可動体動作演出Bの実行中は、画像表示装置5において爆発のエフェクト画像109SG005Bを表示するので、該爆発のエフェクト画像109SG005Bの表示によってリーチ演出中の味方キャラクタや敵キャラクタの画像の拡大表示や可動体(第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402R)による可動体動作演出Bの演出動作をより一層目立たせることができるので、遊技興趣を向上できる。 As described above, as shown in Figures 15-31 to 15-35, the pachinko gaming machine 1 in this characteristic part 109SG does not display the explosion effect image 109SG005B on the image display device 5 while the movable body operation suggestion performance B is being performed, but displays the explosion effect image 109SG005B on the image display device 5 while the movable body operation performance B is being performed. Therefore, by displaying the explosion effect image 109SG005B, it is possible to make the enlarged display of the images of the friendly characters and enemy characters during the reach performance and the performance action of the movable body operation performance B by the movable bodies (first movable body 109SG401, second movable body 109SG402L, third movable body 109SG402R) more noticeable, thereby increasing the interest in the game.

また、図15-21~図15-24に示すように、第1拡大表示期間と第2拡大表示期間とで各キャラクタの画像の拡大速度が異なることによって拡大表示期間における演出効果を向上できる上、第1拡大表示期間と第2拡大表示期間とで第1可動体109SG401の動作速度は同一となっているので、可動体動作演出における第1可動体109SG401の制御負荷を低減することができる。 In addition, as shown in Figures 15-21 to 15-24, the enlargement speed of the images of each character is different between the first enlarged display period and the second enlarged display period, which improves the presentation effect during the enlarged display period. In addition, the movement speed of the first movable body 109SG401 is the same between the first enlarged display period and the second enlarged display period, which reduces the control load on the first movable body 109SG401 during the movable body movement presentation.

また、図15-21~図15-24に示すように、第2拡大表示期間は第1拡大表示期間よりも拡大速度が遅く、可動体動作示唆演出が終了した後の第3拡大表示期間は第2拡大表示期間よりも拡大速度が更に遅いので、可動体動作示唆演出が終了しても味方キャラクタと敵キャラクタの画像の拡大表示が継続されるので、遊技興趣を向上できる。尚、本特徴部109SGでは、第1拡大表示期間の拡大速度の最も速く、第3拡大表示期間の拡大速度が最も遅い形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第3拡大表示期間の拡大速度の最も速く、第1拡大表示期間の拡大速度が最も遅くてもよいし、また、第2拡大表示期間の拡大速度が最も速くともよい。 As shown in Figs. 15-21 to 15-24, the enlargement speed during the second enlargement display period is slower than that during the first enlargement display period, and the enlargement speed during the third enlargement display period after the movable body operation suggestion effect ends is even slower than that during the second enlargement display period, so that the enlarged display of the images of the friendly and enemy characters continues even after the movable body operation suggestion effect ends, thereby increasing the interest in the game. Note that, in this characteristic section 109SG, an example is given in which the enlargement speed during the first enlargement display period is the fastest and the enlargement speed during the third enlargement display period is the slowest, but the present invention is not limited to this, and the enlargement speed during the third enlargement display period may be the fastest and the enlargement speed during the first enlargement display period may be the slowest, or the enlargement speed during the second enlargement display period may be the fastest.

また、図15-21~図15-24に示すように、拡大表示期間を含むリーチ演出中は先読予告演出の実行が制限されるので、先読予告演出の実行によってリーチ演出への遊技者の注目が低下してしまうことを防ぐことができる。尚、本特徴部109SGでは、リーチ演出の実行期間中全体に亘って先読予告演出の実行を制限する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、先読予告演出の実行を制限する期間は、リーチ演出中の一部のみ(例えば、第1拡大表示期間~第3拡大表示期間のみ)であってもよい。また、本特徴部109SGでは、先読予告演出の実行を制限する形態として、リーチ演出中は先読予告演出を実行しない形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ演出中は、他の期間よりも低い割合で先読予告演出を実行してもよい。 As shown in Figs. 15-21 to 15-24, the execution of the pre-reading preview performance is restricted during the reach performance including the enlarged display period, so that it is possible to prevent the player's attention to the reach performance from being reduced by the execution of the pre-reading preview performance. Note that, although this characteristic section 109SG illustrates an example of a form in which the execution of the pre-reading preview performance is restricted throughout the entire execution period of the reach performance, the present invention is not limited to this, and the period in which the execution of the pre-reading preview performance is restricted may be only a part of the reach performance (for example, only the first enlarged display period to the third enlarged display period). Also, this characteristic section 109SG illustrates an example of a form in which the pre-reading preview performance is not executed during the reach performance as a form in which the execution of the pre-reading preview performance is restricted, but the present invention is not limited to this, and the pre-reading preview performance may be executed at a lower rate during the reach performance than in other periods.

また、図15-32及び図15-34に示すように、可動体動作示唆演出Bの実行中は遊技者がリーチ演出を視認可能であるが、図15-33及び図15-35に示すように、可動体動作演出Bの実行中は、画像表示装置5において爆発のエフェクト画像109SG005Bが表示されることによってリーチ演出の視認性が低下する。つまり、第1可動体109SG401の動作状況に応じてリーチ演出の演出画像(味方キャラクタと敵キャラクタの画像)の視認性が変化するので、第1可動体109SG401の動作が可動体動作示唆演出としての動作なのか可動体動作演出としての動作なのかを解り易くできるとともに、第1可動体109SG401とリーチ演出の演出画像の注目度合いを調整できる。 As shown in Figs. 15-32 and 15-34, the player can see the reach effect while the movable body action suggestion effect B is being executed, but as shown in Figs. 15-33 and 15-35, the visibility of the reach effect is reduced by displaying an explosion effect image 109SG005B on the image display device 5 while the movable body action effect B is being executed. In other words, the visibility of the reach effect effect images (images of friendly characters and enemy characters) changes depending on the movement status of the first movable body 109SG401, making it easier to tell whether the movement of the first movable body 109SG401 is an action as a movable body action suggestion effect or an action as a movable body action effect, and the attention level of the first movable body 109SG401 and the reach effect effect effect image can be adjusted.

また、図15-21及び図15-23に示すように、可動体動作示唆演出の実行中は、スピーカ8L、8RからBGM、SE、動作示唆音を出力する一方で、可動体動作演出の実行中はスピーカ8L、8RからBGM、SE、大当り報知音を出力するので、第3拡大表示期間が終了してから可動体動作演出の開始タイミングまでの期間の前後において、スピーカ8L、8Rから出力される演出音が変化していることを遊技者が認識し易くできる。 In addition, as shown in Figures 15-21 and 15-23, while the movable body movement suggestion presentation is being executed, background music, sound effects, and movement suggestion sounds are output from speakers 8L and 8R, while background music, sound effects, and a jackpot notification sound are output from speakers 8L and 8R, so that the player can easily recognize that the presentation sounds output from speakers 8L and 8R are changing before and after the period from the end of the third expanded display period to the start timing of the movable body movement presentation.

また、図15-21~図15-24に示すように、期間T3は、第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での1回の往復移動に要する期間T1よりも長い期間であり、期間T3は、可動体動作示唆演出を実行する期間T2よりも短い期間であるので、可動体動作演出における第1可動体109SG401の動作が可動体動作示唆演出における第1可動体109SG401の動作であると遊技者に誤認されてしまうことを防ぐことができるとともに、可動体動作示唆演出実行期間が示唆対象のリーチ演出における可動体動作演出の実行期間よりも長くなってしまうことによる遊技興趣の低下も防ぐことができる。 In addition, as shown in Figures 15-21 to 15-24, period T3 is longer than period T1 required for one reciprocating movement of the first movable body 109SG401 between the retracted position and the suggested position, and period T3 is shorter than period T2 for executing the movable body operation suggestion presentation. This prevents the player from mistaking the action of the first movable body 109SG401 in the movable body operation suggestion presentation for the action of the first movable body 109SG401 in the movable body operation suggestion presentation, and also prevents a decrease in interest in the game due to the movable body operation suggestion presentation period being longer than the movable body operation presentation period in the reach presentation of the suggested target.

また、図15-21~図15-24に示すように、第3拡大表示期間の終了から可動体動作演出またははずれ報知演出の開始までの期間において可動体LED109SG495を消灯することによって、可動体LED109SG495が消灯している期間は、第1可動体109SG401が動作していないことを遊技者に認識し易くできる。 Also, as shown in Figures 15-21 to 15-24, by turning off the movable body LED 109SG495 during the period from the end of the third enlarged display period to the start of the movable body operation display or the miss notification display, it is possible to make it easier for the player to recognize that the first movable body 109SG401 is not operating during the period when the movable body LED 109SG495 is off.

また、図15-32及び図15-34に示すように、可動体動作示唆演出Bでは、第1可動体109SG401のみを動作させ、図15-33及び図15-35に示すように、可動体動作演出Bでは、第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの全てを動作させるので、可動体の動作が可動体動作示唆演出としての動作であるのか可動体動作演出としても動作であるかのを遊技者が区別し易くできる。 In addition, as shown in Figures 15-32 and 15-34, in movable body operation suggestion presentation B, only the first movable body 109SG401 is operated, and as shown in Figures 15-33 and 15-35, in movable body operation presentation B, the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R are all operated, making it easier for the player to distinguish whether the operation of the movable body is an operation as part of the movable body operation suggestion presentation or an operation as part of the movable body operation presentation.

また、図15-21~図15-24に示すように、第1拡大表示期間、第2拡大表示期間、第3拡大表示期間では可動体LED109SG495を輝度C1にて発光させるとともに、可動体動作演出の実行中は可動体LED109SG495を輝度C1よりも高輝度である輝度C2にて発光させるので、可動体LED109SG495の輝度によって、可動体動作演出の実行中であることを遊技者に認識させ易くできるとともに、可動体動作演出の実行中における遊技興趣も向上できる。 In addition, as shown in Figures 15-21 to 15-24, the movable body LED 109SG495 is illuminated at brightness C1 during the first enlarged display period, the second enlarged display period, and the third enlarged display period, and while the movable body operation presentation is being performed, the movable body LED 109SG495 is illuminated at brightness C2, which is brighter than brightness C1. Therefore, the brightness of the movable body LED 109SG495 makes it easier for the player to recognize that the movable body operation presentation is being performed, and also increases the player's interest in playing while the movable body operation presentation is being performed.

また、図15-28及び図15-30に示すように、可動体動作示唆演出Aの実行中は、画像表示装置5において複数の星型のエフェクト画像109SG005Sを表示するとともに、他のリーチ演出の演出画像(味方キャラクタAと敵キャラクタAまたは敵キャラクタBの画像)が第1拡大表示期間以前よりも低コントラストで表示される、つまり、可動体動作示唆演出Aの実行中はリーチ演出の演出画像の視認性が低下するので、星型のエフェクト画像109SG005Sを目立たせることができるとともに、これら星型のエフェクト画像109SG005Sの速度V1での移動によって第1可動体109SG401に遊技者を注目させることができるため、第1可動体109SG401の動作による演出効果を高めることができる。 Also, as shown in Figures 15-28 and 15-30, while movable body action suggestion performance A is being performed, multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed on the image display device 5, and other reach performance images (images of friendly character A and enemy character A or enemy character B) are displayed with lower contrast than before the first enlarged display period. In other words, while movable body action suggestion performance A is being performed, the visibility of the reach performance images is reduced, making it possible to make the star-shaped effect images 109SG005S stand out, and the movement of these star-shaped effect images 109SG005S at speed V1 can draw the player's attention to the first movable body 109SG401, thereby enhancing the performance effect of the action of the first movable body 109SG401.

更に、図15-29及び図15-31に示すように、可動体動作演出Aの実行時は、画像表示装置5において、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが速度V1よりも高速である速度V2にて第1可動体109SG401から画像表示装置5の端縁に向けて移動するように表示されるので、可動体動作演出Aにおいて複数の星型のエフェクト画像109SG005Sを目立たせることができるとともに、これら複数の星型のエフェクト画像109SG005Sの速度V2での移動によって第1可動体109SG401に遊技者を注目させることができるため、第1可動体109SG401の動作による演出効果を高めることができるので、遊技興趣を向上できる。 Furthermore, as shown in Figures 15-29 and 15-31, when movable body operation presentation A is being executed, multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed on the image display device 5 moving from the first movable body 109SG401 toward the edge of the image display device 5 at a speed V2 that is faster than speed V1. This makes the multiple star-shaped effect images 109SG005S stand out in movable body operation presentation A, and the movement of these multiple star-shaped effect images 109SG005S at speed V2 draws the player's attention to the first movable body 109SG401. This enhances the presentation effect of the operation of the first movable body 109SG401, thereby increasing interest in the game.

また、図15-28(F)及び図15-30(F)に示すように、可動体動作演出Aまたははずれ報知演出の実行前は、画像表示装置5において星型のエフェクト画像109SG005Sを非表示とするので、これから実行される演出が可動体動作演出またははずれ報知演出であることを遊技者が認識し易くできる。 Also, as shown in Figures 15-28 (F) and 15-30 (F), before the movable body operation effect A or the miss notification effect is executed, the star-shaped effect image 109SG005S is hidden on the image display device 5, making it easier for the player to recognize that the effect that is about to be executed is the movable body operation effect or the miss notification effect.

以上、本発明の特徴部109SGを図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら特徴部に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。 The characteristic features 109SG of the present invention have been described above with reference to the drawings, but the specific configuration is not limited to these characteristic features, and the present invention also includes modifications and additions that do not deviate from the gist of the present invention.

例えば、前記特徴部109SGでは、図15-21~図15-24に示すように、可動体動作示唆演出の開始タイミングと拡大表示期間(第1拡大表示期間)の開始タイミングが同一である、つまり、第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での往復動作の開始タイミングとリーチ演出の演出画像(味方キャラクタと敵キャラクタの画像)の拡大表示開始タイミングとが同一である形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作示唆演出の開始タイミングと拡大表示期間(第1拡大表示期間)の開始タイミングは異なっていてもよい。特に、可動体動作示唆演出の開始タイミングを拡大表示期間(第1拡大表示期間)の開始タイミングよりも前のタイミングとする場合は、可動体動作示唆演出としての第1可動体109SG401の往復動作への遊技者の注目を高めることができる。 For example, in the characteristic portion 109SG, as shown in Figs. 15-21 to 15-24, the start timing of the movable body operation suggestion effect and the start timing of the enlarged display period (first enlarged display period) are the same, that is, the start timing of the reciprocating movement of the first movable body 109SG401 between the retreat position and the suggested position and the start timing of the enlarged display of the effect images (images of the friendly character and enemy character) of the reach effect are the same. However, the present invention is not limited to this, and the start timing of the movable body operation suggestion effect and the start timing of the enlarged display period (first enlarged display period) may be different. In particular, if the start timing of the movable body operation suggestion effect is set to a timing prior to the start timing of the enlarged display period (first enlarged display period), the player's attention can be increased to the reciprocating movement of the first movable body 109SG401 as the movable body operation suggestion effect.

また、前記特徴部109SGでは、拡大表示期間終了後の画像表示装置5における画像の表示態様と、拡大表示期間終了直前の画像表示装置5における画像の表示態様がほぼ同一(僅かに表示倍率が異なるのみ)である形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、変形例109SG-2として、拡大表示期間終了後は、画像表示装置5において特定の演出の表示やエフェクト画像の表示等を行うことで、拡大表示期間終了直前における画像表示装置5での画像の表示態様と異ならせてもよい。このようにすることで、拡大表示期間が終了した後は、遊技者に対して拡大表示期間が終了したことを遊技者に認識させ易くすることができる。 Furthermore, in the characteristic portion 109SG, an example is given in which the display mode of the image on the image display device 5 after the end of the enlarged display period is almost the same as the display mode of the image on the image display device 5 immediately before the end of the enlarged display period (only the display magnification differs slightly), but the present invention is not limited to this, and for example, as a modified example 109SG-2, after the end of the enlarged display period, the display mode of the image on the image display device 5 may be made different from that immediately before the end of the enlarged display period by displaying a specific performance or an effect image on the image display device 5. In this way, it is possible to make it easier for the player to recognize that the enlarged display period has ended after the end of the enlarged display period.

また、前記特徴部109SGでは、画像表示装置5において、リーチ演出中の第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの動作に応じた爆発のエフェクト画像109SG005Bを表示可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例109SG-3にとして、画像表示装置5では、リーチ演出として実行される味方キャラクタと敵キャラクタとのバトル演出の進行に応じたエフェクト画像を表示可能としてもよい。 Furthermore, in the characteristic portion 109SG, an example was given of a form in which the image display device 5 can display an explosion effect image 109SG005B in response to the movements of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R during a reach performance, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 109SG-3, the image display device 5 may be capable of displaying an effect image in response to the progress of a battle performance between an ally character and an enemy character that is executed as a reach performance.

尚、このように、画像表示装置5において可動体の動作に応じた爆発のエフェクト画像109SG005Bとバトル演出の進行に応じたエフェクト画像の両方を表示可能とする場合は、これら可動体の動作に応じた爆発のエフェクト画像109SG005Bとバトル演出の進行に応じたエフェクト画像との大きさを異ならせてもよい。このようにすることで、画像表示装置5において、リーチ演出中に可動体の動作とバトル演出との違いに対応した適切な大きさのエフェクト画像を表示することができるので、遊技興趣を向上できる。 In this way, when the image display device 5 is capable of displaying both the explosion effect image 109SG005B corresponding to the movement of the movable body and the effect image corresponding to the progress of the battle presentation, the size of the explosion effect image 109SG005B corresponding to the movement of the movable body and the effect image corresponding to the progress of the battle presentation may be made different. In this way, the image display device 5 can display an effect image of an appropriate size corresponding to the difference between the movement of the movable body and the battle presentation during the reach presentation, thereby increasing interest in the game.

更に、画像表示装置5において可動体の動作に応じた爆発のエフェクト画像109SG005Bとバトル演出の進行に応じたエフェクト画像の両方を表示可能とする場合は、これら可動体の動作に応じた爆発のエフェクト画像109SG005Bとバトル演出の進行に応じたエフェクト画像との画像透過度を異ならせてもよい。このようにすることで、画像表示装置5において、リーチ演出中に可動体の動作とバトル演出との違いに対応した適切な画像透過度のエフェクト画像を表示することができるので、遊技興趣を向上できる。 Furthermore, if the image display device 5 is capable of displaying both an explosion effect image 109SG005B corresponding to the movement of the movable body and an effect image corresponding to the progress of the battle presentation, the image transparency of the explosion effect image 109SG005B corresponding to the movement of the movable body and the effect image corresponding to the progress of the battle presentation may be made different. In this way, the image display device 5 can display an effect image with an appropriate image transparency corresponding to the difference between the movement of the movable body and the battle presentation during the reach presentation, thereby increasing interest in the game.

また、前記特徴部109SGでは、可動体動作示唆演出及び拡大表示期間が終了してから可動体動作演出またははずれ報知演出の開始タイミングまでの期間において画像表示装置5における味方キャラクタと敵キャラクタとの視認性を変化させない形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例109SG-4として、可動体動作示唆演出及び拡大表示期間が終了してから可動体動作演出またははずれ報知演出の開始タイミングまでの期間では、画像表示装置5におけるコントラストや輝度を拡大表示期間が終了するよりも前よりも低い第1低視認状態とすることにより、味方キャラクタと敵キャラクタの視認性を低下させてもよい。更に、可動体動作演出を実行する場合(可変表示結果が大当りとなる場合)は、画像表示装置5におけるコントラストや輝度を前記第1低視認状態から更に低い第2低視認状態とすることにより、味方キャラクタと敵キャラクタの視認性をより一層低下させてもよい。このようにすることで、拡大表示期間の終了後は、画像表示装置5における味方キャラクタと敵キャラクタの視認性の低下により拡大表示期間が終了したことを遊技者に容易に認識させることができるとともに、可動体演出の実行時は、第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの動作への注目を高めることができる。 In addition, in the characteristic portion 109SG, a form in which the visibility of the ally character and the enemy character on the image display device 5 is not changed during the period from the end of the movable body operation suggestion performance and the enlarged display period to the start timing of the movable body operation performance or the miss notification performance has been exemplified, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 109SG-4, during the period from the end of the movable body operation suggestion performance and the enlarged display period to the start timing of the movable body operation performance or the miss notification performance, the visibility of the ally character and the enemy character may be reduced by setting the contrast and brightness on the image display device 5 to a first low visibility state that is lower than that before the enlarged display period ends. Furthermore, when the movable body operation performance is executed (when the variable display result is a jackpot), the visibility of the ally character and the enemy character may be further reduced by setting the contrast and brightness on the image display device 5 to a second low visibility state that is even lower than the first low visibility state. By doing this, after the end of the enlarged display period, the player can easily recognize that the enlarged display period has ended due to the reduced visibility of the friendly and enemy characters on the image display device 5, and when the movable body performance is being performed, attention can be increased to the movements of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R.

また、前記特徴部109SGでは、図15-28~図15-35に示すように、可動体動作示唆演出の実行中と可動体動作演出の実行中とでは、画像表示装置5において同一の演出画像(同一の味方キャラクタと敵キャラクタ)とを表示する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例109SG-5として、可動体動作演出の実行中とでは、画像表示装置5において異なる演出画像を表示するようにしてもよい。特に、可動体動作示唆演出の実行中に画像表示装置5にて表示される演出画像の種類数を、可動体動作演出の実行中に画像表示装置5にて表示される演出画像の種類数よりも多くしてもよい。このようにすることで、可動体動作示唆演出の実行中において画像表示装置5に表示される演出画像のバリエーション数を増やすことができるので、可動体動作示唆演出の実行時における遊技興趣を向上できる。 In addition, in the characteristic section 109SG, as shown in Figs. 15-28 to 15-35, the same presentation image (same ally character and enemy character) is displayed on the image display device 5 during the execution of the movable body action suggestion presentation and during the execution of the movable body action presentation, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 109SG-5, different presentation images may be displayed on the image display device 5 during the execution of the movable body action suggestion presentation. In particular, the number of types of presentation images displayed on the image display device 5 during the execution of the movable body action suggestion presentation may be greater than the number of types of presentation images displayed on the image display device 5 during the execution of the movable body action suggestion presentation. In this way, the number of variations of presentation images displayed on the image display device 5 during the execution of the movable body action suggestion presentation can be increased, thereby improving the interest in playing when the movable body action suggestion presentation is executed.

また、前記特徴部109SGでは、図15-28~図15-35に示すように、可動体動作示唆演出の実行中と可動体動作演出の実行中とでは、画像表示装置5において同一の演出画像(同一の味方キャラクタと敵キャラクタ)とを表示する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例109SG-6として、可動体動作示唆演出の実行中は、画像表示装置5において該可動体動作示唆演出に対応する可動体動作示唆演出対応画像を表示する一方で、可動体動作演出の実行中は、画像表示装置5において該可動体動作演出に対応する可動体動作演出対応画像として、前記可動体動作示唆演出対応画像とは異なる画像を表示してもよい。 In addition, as shown in Figures 15-28 to 15-35, the characteristic section 109SG exemplifies a form in which the same performance image (same ally character and enemy character) is displayed on the image display device 5 during the execution of a movable body action suggestion performance and during the execution of a movable body action performance, but the present invention is not limited to this. As a modified example 109SG-6, while the movable body action suggestion performance is being executed, the image display device 5 may display a movable body action suggestion performance corresponding image that corresponds to the movable body action suggestion performance, while while the movable body action performance is being executed, the image display device 5 may display an image different from the movable body action suggestion performance corresponding image as the movable body action suggestion performance corresponding to the movable body action performance.

更に、画像表示装置5において可動体動作示唆演出対応画像や可動体動作演出対応画像を表示可能とする場合は、可動体動作示唆演出対応画像の表示期間と可動体動作演出対応画像の表示期間を異ならせてもよい。このようにすることで、可動体動作示唆演出対応画像と可動体動作演出対応画像とを第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402Rの動作(可動体動作示唆演出の実行であるか可動体動作演出の実行であるか)に対応した適切な期間で表示することが可能となる。 Furthermore, when movable body motion suggestion performance corresponding images and movable body motion performance corresponding images can be displayed on the image display device 5, the display period of the movable body motion suggestion performance corresponding images and the display period of the movable body motion performance corresponding images can be made different. In this way, it becomes possible to display the movable body motion suggestion performance corresponding images and the movable body motion performance corresponding images for an appropriate period corresponding to the operation (whether the movable body motion suggestion performance is being executed or the movable body motion performance is being executed) of the first movable body 109SG401, the second movable body 109SG402L, and the third movable body 109SG402R.

更に、画像表示装置5において可動体動作演出対応画像を表示するとき、画像表示装置5のコントラストや輝度を低下させることによって、可動体動作演出対応画像の視認性を低下させてもよい。このようにすることで、可動体動作演出が実行される場合は、可動体動作演出対応画像ではなく可動体動作演出に対して遊技者の注目を高めることができる。 Furthermore, when the movable body operation performance corresponding image is displayed on the image display device 5, the visibility of the movable body operation performance corresponding image may be reduced by lowering the contrast or brightness of the image display device 5. In this way, when a movable body operation performance is executed, the player's attention can be increased to the movable body operation performance rather than the movable body operation performance corresponding image.

更に、画像表示装置5において可動体動作示唆演出対応画像を表示するときは、スピーカ8L8Rから該可動体動作示唆演出対応画像に対応する可動体動作示唆演出対応音を出力するとともに、画像表示装置5において可動体動作演出対応画像を表示するときは、スピーカ8L8Rから該可動体動作演出対応画像に対応する可動体動作演出対応音を出力してもよい。このようにすることで、可動体動作示唆演出の実行時と可動体動作演出の実行時とで画像表示装置5に表示される各画像に対応した音をスピーカ8L、8Rから出力することができるので、可動体動作示唆演出の実行中や可動体動作演出の実行中であることを遊技者に容易に認識させることができる。 Furthermore, when a movable body action suggestion performance corresponding image is displayed on the image display device 5, a movable body action suggestion performance corresponding sound corresponding to the movable body action suggestion performance corresponding image may be output from the speaker 8L8R, and when a movable body action suggestion performance corresponding image is displayed on the image display device 5, a movable body action suggestion performance corresponding sound corresponding to the movable body action performance corresponding image may be output from the speaker 8L8R. In this way, sounds corresponding to each image displayed on the image display device 5 when the movable body action suggestion performance is being performed and when the movable body action performance is being performed can be output from the speakers 8L, 8R, so that the player can easily recognize that the movable body action suggestion performance or the movable body action performance is being performed.

更に、リーチ演出中に可動体動作演出を実行する場合(可変表示結果が大当りとなる場合)は、可動体動作演出の開始よりも前のタイミングから画像表示装置5において画像表示装置5にて可動体動作演出対応画像の表示を開始してもよい。このようにすることで、スーパーリーチのリーチ演出中に可動体動作演出が開始されることに対する遊技者の期待感を高めることができるとともに、可動体動作演出への注目も高めることができる。 Furthermore, when a movable body action presentation is executed during a reach presentation (when the variable display result is a jackpot), the image display device 5 may start displaying an image corresponding to the movable body action presentation from a timing prior to the start of the movable body action presentation. This can heighten the player's anticipation for the movable body action presentation to start during the reach presentation of a super reach, and can also increase attention to the movable body action presentation.

また、前記特徴部109SGでは、スーパーリーチα1やスーパーリーチα2のリーチ演出では、可動体動作示唆演出Aとして、画像表示装置5において複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが第1可動体109SG401に向けて速度V1にて移動する表示が実行される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例109SG-7として、速度V1を一定の速度ではなく、所定の範囲内で可変としてもよい。この場合は、例えば、可動体動作示唆演出Aとして、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sが第1可動体109SG401に向けて移動する際に、星型のエフェクト画像109SG005Sの速度を第1可動体109SG401に接近するにつれて低速に変化させる(速度V1を低速に変化させる)ようにする。尚、可動体動作演出Aの実行時の複数の星型のエフェクト画像109SG005Sの速度V2については、速度V1の最大速度よりも速い速度とすればよい。このようにすることで、可動体動作示唆演出Aの実行時は、画像表示装置5に表示される複数の星型のエフェクト画像109SG005Sの移動速度(速度V1)が変化するので、遊技興趣を向上できる。 In the characteristic part 109SG, in the reach performance of Super Reach α1 and Super Reach α2, a form in which a display in which multiple star-shaped effect images 109SG005S move toward the first movable body 109SG401 at a speed V1 is executed as the movable body operation suggestion performance A on the image display device 5 is exemplified, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 109SG-7, the speed V1 may be variable within a predetermined range rather than a constant speed. In this case, for example, as the movable body operation suggestion performance A, when the multiple star-shaped effect images 109SG005S move toward the first movable body 109SG401, the speed of the star-shaped effect images 109SG005S is changed to a slower speed as they approach the first movable body 109SG401 (the speed V1 is changed to a slower speed). Note that the speed V2 of the multiple star-shaped effect images 109SG005S when the movable body operation performance A is executed may be set to a speed faster than the maximum speed of the speed V1. In this way, when movable object operation suggestion performance A is being performed, the movement speed (speed V1) of the multiple star-shaped effect images 109SG005S displayed on the image display device 5 changes, which increases interest in the game.

また、前記特徴部109SGでは、可動体動作示唆演出の実行に応じてスピーカ8L、8Rから1の動作示唆音を出力し、可動体動作演出の実行に応じてスピーカ8L、8Rから1の大当り報知音を出力する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらスピーカ8L、8Rから出力される動作示唆音や大当り報知音としては、複数の音を出力可能としてもよい。 In addition, in the characteristic section 109SG, an example is given of a form in which one action suggestion sound is output from speakers 8L and 8R in response to the execution of a movable body action suggestion performance, and one jackpot notification sound is output from speakers 8L and 8R in response to the execution of a movable body action performance, but the present invention is not limited to this, and multiple sounds may be output as the action suggestion sound and jackpot notification sound output from speakers 8L and 8R.

更に、スピーカ8L、8Rから出力される動作示唆音や大当り報知音として複数の音を出力可能とする場合については、動作示唆音や大当り報知音の出力開始タイミングを複数設け、いずれのタイミングで動作示唆音や大当り報知音の出力が開始されるかに応じてスピーカ8L、8Rから異なる音を出力可能としてもよい。このようにすることで、遊技者は、スピーカ8L、8Rから出力される音によって可動体動作示唆演出または可動体動作演出の実行中であることを認識し易くできるとともに、出力されるタイミングに応じてこれら動作示唆音や大当り報知音が変化するので、遊技興趣を向上できる。 Furthermore, in cases where multiple sounds can be output as the action suggestion sound or jackpot notification sound from speakers 8L, 8R, multiple output start timings for the action suggestion sound or jackpot notification sound may be provided, and different sounds may be output from speakers 8L, 8R depending on the timing at which the output of the action suggestion sound or jackpot notification sound starts. In this way, the player can easily recognize that a movable body action suggestion performance or a movable body action performance is being performed by the sounds output from speakers 8L, 8R, and since these action suggestion sounds and jackpot notification sounds change depending on the output timing, interest in the game can be increased.

特に、動作示唆音の出力タイミングを複数のタイミングから決定する場合は、可変表示結果に応じて異なる割合で出力タイミングを決定してもよい。この場合は、いずれのタイミングから動作示唆音の出力が開始されるかに遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。また、大当り報知音の出力タイミングを複数のタイミングから決定する場合は、大当り種別やパチンコ遊技機1に設定されている設定値に応じて異なる割合で出力タイミングを決定してもよい。この場合は、いずれのタイミングから大当り報知音の出力が開始されるかに遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In particular, when the output timing of the action suggestion sound is determined from a plurality of timings, the output timing may be determined at different ratios depending on the variable display result. In this case, the player can be drawn to the timing at which the output of the action suggestion sound starts, thereby increasing the interest in the game. Also, when the output timing of the jackpot notification sound is determined from a plurality of timings, the output timing may be determined at different ratios depending on the type of jackpot or the setting value set in the pachinko gaming machine 1. In this case, the player can be drawn to the timing at which the output of the jackpot notification sound starts, thereby increasing the interest in the game.

また、前記特徴部109SGでは、図15-21~図15-24に示すように、可動体動作示唆演出の実行期間において第1可動体109SG401を退避位置と示唆位置との間で等速にて往復移動させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作示唆演出の実行期間における第1可動体109SG401を退避位置と示唆位置との間で往復移動させる場合は、第1可動体109SG401を退避位置と示唆位置とで一旦停止させたり、退避位置と示唆位置の近傍位置において第1可動体109SG401の減速や加速を実行してもよい。このようにすることで、第1可動体109SG401を動作させるための第1可動体用モータ109SG421にて脱調が生じてしまうことを防ぐことができる。 In addition, in the characteristic part 109SG, as shown in Figs. 15-21 to 15-24, the first movable body 109SG401 is moved back and forth at a constant speed between the retracted position and the suggested position during the execution period of the movable body operation suggestion performance, but the present invention is not limited to this. When the first movable body 109SG401 is moved back and forth between the retracted position and the suggested position during the execution period of the movable body operation suggestion performance, the first movable body 109SG401 may be stopped once at the retracted position and the suggested position, or the first movable body 109SG401 may be decelerated or accelerated in a position near the retracted position and the suggested position. In this way, it is possible to prevent loss of synchronism in the first movable body motor 109SG421 for operating the first movable body 109SG401.

また、前記特徴部109SGでは、可動体動作示唆演出が終了した後は、可動体動作演出またははずれ報知演出が開始されるまで第1可動体109SG401を退避位置にて待機させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作示唆演出が終了した後は、可動体動作演出またははずれ報知演出が開始されるまで第1可動体109SG401を示唆位置に待機させるようにしてもよい。このようにすることで、可動体動作演出が実行される場合は、即座に第1可動体109SG401を演出位置に移動させることができるので、遊技興趣を向上できる。更に可動体動作示唆演出が終了してから、第1可動体109SG401が示唆位置に維持されるので、可動体動作演出が実行されることに対する遊技者の期待感を惹起させることができる。 In addition, in the characteristic portion 109SG, after the movable body operation suggestion performance is completed, the first movable body 109SG401 is made to wait in a retreat position until the movable body operation performance or the miss notification performance is started. However, the present invention is not limited to this, and after the movable body operation suggestion performance is completed, the first movable body 109SG401 may be made to wait in the suggested position until the movable body operation performance or the miss notification performance is started. In this way, when the movable body operation performance is executed, the first movable body 109SG401 can be immediately moved to the performance position, which can increase the interest in the game. Furthermore, after the movable body operation suggestion performance is completed, the first movable body 109SG401 is maintained in the suggested position, which can arouse the player's anticipation for the movable body operation performance to be executed.

また、前記特徴部109SGでは、図15-21~図15-24に示すように、可動体動作示唆演出の実行時と可動体動作演出の実行時とでは、第1可動体109SG401の立ち上がり速度が同一となっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作示唆演出の実行時と可動体動作演出の実行時とでは、第1可動体109SG401の立ち上がり速度を異ならせてもよい。 In addition, in the characteristic portion 109SG, as shown in Figures 15-21 to 15-24, the rising speed of the first movable body 109SG401 is the same when the movable body operation suggestion performance is executed and when the movable body operation performance is executed, but the present invention is not limited to this, and the rising speed of the first movable body 109SG401 may be different when the movable body operation suggestion performance is executed and when the movable body operation performance is executed.

また、前記特徴部109SGでは、図15-20に示すように、画像表示装置5に表示される演出画像の更新制御と可動体(第1可動体109SG401、第2可動体109SG402L、第3可動体109SG402R)の移動制御とをそれぞれ制御タイマに基づいて実行する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら画像表示装置5に表示される演出画像の更新制御と可動体の移動制御に加えて、パチンコ遊技機1に設けられているLEDの点灯制御やスピーカ8L、8Rからの演出音の出力制御等も各専用の制御タイマに基づいて実行してもよい。 In addition, in the characteristic part 109SG, as shown in FIG. 15-20, an example is given in which the update control of the effect image displayed on the image display device 5 and the movement control of the movable bodies (first movable body 109SG401, second movable body 109SG402L, third movable body 109SG402R) are each executed based on a control timer, but the present invention is not limited to this, and in addition to the update control of the effect image displayed on the image display device 5 and the movement control of the movable bodies, the lighting control of the LEDs provided on the pachinko game machine 1 and the output control of the effect sounds from the speakers 8L and 8R may also be executed based on each dedicated control timer.

尚、このように、画像表示装置5に表示される演出画像の更新制御、可動体の移動制御、LEDの点灯制御、演出音の出力制御を実行する場合は、例えば、1ms毎に演出制御用CPU120がタイマ割込みを実行する(図8に示す演出制御メイン処理のうちS73~S77を1ms毎に実行する)ようにし、演出画像の更新制御を33ms毎、可動体の移動制御を1ms毎、LEDの点灯制御を10ms毎、演出音の出力制御を1ms毎に実行すればよい。特に、演出画像の更新制御、LEDの点灯制御、演出音の出力制御の実行時は必ず可動体の移動制御(第1可動体用モータ109SG421、第2可動体用モータ109SG422、第3可動体用モータ109SG423の駆動制御)が共に実行されるようになっているので、可動体の移動制御と、演出画像の更新制御、LEDの点灯制御、演出音の出力制御とを好適実行することができる。 When performing the update control of the performance image displayed on the image display device 5, the movement control of the movable body, the lighting control of the LEDs, and the output control of the performance sound, for example, the performance control CPU 120 executes a timer interrupt every 1 ms (S73 to S77 of the performance control main process shown in FIG. 8 are executed every 1 ms), and the update control of the performance image is executed every 33 ms, the movement control of the movable body is executed every 1 ms, the lighting control of the LEDs is executed every 10 ms, and the output control of the performance sound is executed every 1 ms. In particular, when the update control of the performance image, the lighting control of the LEDs, and the output control of the performance sound are executed, the movement control of the movable body (the drive control of the first movable body motor 109SG421, the second movable body motor 109SG422, and the third movable body motor 109SG423) is always executed, so that the movement control of the movable body, the update control of the performance image, the lighting control of the LEDs, and the output control of the performance sound can be executed suitably.

また、前記特徴部109SGでは、可動体動作示唆演出の実行中に可動体LED109SG495を発光させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、該可動体LED109SG495の発光態様を複数設け、可動体動作示唆演出の実行中に可動体LED109SG495がいずれの態様にて発光するかに応じて大当り遊技状態に制御される割合を異ならせるようにしてもよい。 In addition, in the characteristic section 109SG, an example is given of a form in which the movable body LED 109SG495 is illuminated while the movable body operation suggestion performance is being executed, but the present invention is not limited to this. A plurality of illumination modes of the movable body LED 109SG495 may be provided, and the proportion at which the movable body LED 109SG495 is controlled to the jackpot game state may be varied depending on the illumination mode in which the movable body LED 109SG495 is illuminated while the movable body operation suggestion performance is being executed.

また、前記特徴部109SGでは、可動体動作示唆演出Aとして、画像表示装置5において複数の星型のエフェクト画像109SG005Sを表示する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作示唆演出Aとして画像表示装置5に表示される星型のエフェクト画像109SG005Sの表示態様を複数設け、可動体動作示唆演出Aとして星型のエフェクト画像109SG005Sがいずれかの態様にて表示されるかに応じて大当り遊技状態に制御される割合を異ならせてもよい。 In addition, in the characteristic portion 109SG, an example is given of a form in which multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed on the image display device 5 as movable body operation suggestion performance A, but the present invention is not limited to this, and multiple display modes of the star-shaped effect image 109SG005S displayed on the image display device 5 as movable body operation suggestion performance A may be provided, and the proportion of the game state controlled to a jackpot may be varied depending on which mode the star-shaped effect image 109SG005S is displayed in as movable body operation suggestion performance A.

また、前記特徴部109SGでは、図15-25に示すように、第3拡大表示期間においては第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での往復動作(可動体動作示唆演出)を実行しない形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第3拡大表示期間においても第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での往復動作を実行する場合を設けてもよい。特に、可変表示結果が大当りとなる場合の一部において第3拡大表示期間にて第1可動体109SG401の退避位置と示唆位置との間での往復動作を実行可能とすることで、第3拡大表示期間において第1可動体109SG401が退避位置と示唆位置との間で往復動作するか否かに遊技者を注目させることができるので、遊技興趣を向上できる。 In addition, as shown in FIG. 15-25, the characteristic portion 109SG illustrates a form in which the first movable body 109SG401 does not move back and forth between the retreat position and the suggested position (movable body movement suggestion effect) during the third expanded display period, but the present invention is not limited to this, and a case may be provided in which the first movable body 109SG401 moves back and forth between the retreat position and the suggested position during the third expanded display period as well. In particular, by making it possible to execute the reciprocating movement of the first movable body 109SG401 between the retreat position and the suggested position during the third expanded display period in some cases in which the variable display result is a jackpot, the player can be drawn to whether the first movable body 109SG401 moves back and forth between the retreat position and the suggested position during the third expanded display period, thereby increasing the interest in the game.

また、前記特徴部109SGでは、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sを第1可動体109SG401に向けて移動させる(可動体動作示唆演出A)または第1可動体109SG401を退避位置と示唆位置との間で繰り返し移動させる(可動体動作示唆演出B)ことで可動体動作演出Aまたは可動体動作演出Bの実行を示唆する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら特定の画像の表示や第1可動体109SG401自体の動作以外の態様で可動体動作演出Aまたは可動体動作演出Bの実行を示唆してもよい。例えば、前記特徴部109SGに示すように第1可動体109SG401にLED(可動体LED109SG495)を備えている場合は、該LEDの点灯や点滅周期、点灯色等によって可動体動作演出Aまたは可動体動作演出Bの実行を示唆してもよい。 In addition, in the characteristic part 109SG, a form is exemplified in which the execution of movable body operation performance A or movable body operation performance B is suggested by moving multiple star-shaped effect images 109SG005S toward the first movable body 109SG401 (movable body operation suggestion performance A) or by repeatedly moving the first movable body 109SG401 between a retreat position and a suggested position (movable body operation suggestion performance B), but the present invention is not limited to this, and the execution of movable body operation performance A or movable body operation performance B may be suggested in a manner other than the display of these specific images or the operation of the first movable body 109SG401 itself. For example, if the first movable body 109SG401 is equipped with an LED (movable body LED 109SG495) as shown in the characteristic part 109SG, the execution of movable body operation performance A or movable body operation performance B may be suggested by the lighting, blinking cycle, lighting color, etc. of the LED.

また、前記特徴部109SGでは、図15-28及び図15-30に示すように、可動体動作示唆演出Aとして、画像表示装置5において味方キャラクタAと敵キャラクタAまたは敵キャラクタBの画像のコントラストを低下させた状態で複数の星型のエフェクト画像109SG005Sを表示(図15-28(D)及び図15-30(D)参照)する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作示唆演出Aとしては、画像表示装置5において味方キャラクタAと敵キャラクタAまたは敵キャラクタBの画像のコントラストを低下させるよりも前のタイミング(例えば、図15-28(C)や図15-30(C)のタイミング)から複数の星型のエフェクト画像109SG005Sの表示を開始してもよい。 In addition, in the characteristic part 109SG, as shown in Fig. 15-28 and Fig. 15-30, a form is exemplified in which, as movable body operation suggestion performance A, multiple star-shaped effect images 109SG005S are displayed with the contrast of the images of ally character A and enemy character A or enemy character B reduced on the image display device 5 (see Fig. 15-28 (D) and Fig. 15-30 (D)). However, the present invention is not limited to this, and as movable body operation suggestion performance A, the display of multiple star-shaped effect images 109SG005S may be started from a timing (for example, the timing of Fig. 15-28 (C) or Fig. 15-30 (C)) before the contrast of the images of ally character A and enemy character A or enemy character B is reduced on the image display device 5.

尚、このように画像表示装置5において味方キャラクタAと敵キャラクタAまたは敵キャラクタBの画像のコントラストを低下させるよりも前のタイミングから複数の星型のエフェクト画像109SG005Sの表示を開始する場合は、複数の星型のエフェクト画像109SG005Sの透過度(透明度)を上げることで、画像表示装置5にて表示中の演出画像(図15-28や図15-30の例では味方キャラクタAと敵キャラクタAまたは敵キャラクタBの画像)がコントラストを低下させたときよりも視認し易いようにしてもよい。 In this way, when the display of the multiple star-shaped effect images 109SG005S is started at a timing before the contrast of the images of friendly character A and enemy character A or enemy character B is reduced on the image display device 5, the transparency (transparency) of the multiple star-shaped effect images 109SG005S may be increased so that the effect images being displayed on the image display device 5 (the images of friendly character A and enemy character A or enemy character B in the examples of Figures 15-28 and 15-30) are easier to see than when the contrast is reduced.

また、前記特徴部109SGでは、図15-29(G)等に示すように、可動体動作演出の実行時には画像表示装置5において爆発のエフェクト画像109SG005Bが表示され、画像表示装置5にて表示されている演出画像の一部が該爆発のエフェクト画像109SG005Bによって視認不能な状態となる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作演出の実行時には画像表示装置5の表示領域の全体で爆発のエフェクト画像109SG005B或いは可動体動作演出専用の画像を表示し、その他の演出画像全てが視認不能な状態となるようにしてもよい。 In addition, in the characteristic portion 109SG, as shown in FIG. 15-29(G) and the like, an explosion effect image 109SG005B is displayed on the image display device 5 when a movable body movement performance is being performed, and part of the performance image displayed on the image display device 5 becomes invisible due to the explosion effect image 109SG005B. However, the present invention is not limited to this, and when a movable body movement performance is being performed, the explosion effect image 109SG005B or an image dedicated to the movable body movement performance may be displayed over the entire display area of the image display device 5, and all other performance images may become invisible.

また、前記特徴部109SGでは、スーパーリーチのリーチ演出中に可動体動作演出を実行する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作演出を実行するタイミングは、スーパーリーチのリーチ演出中以外のタイミングでもよい。例えば、変形例109SG-8として、図15-36(A)、図15-36(B)及び図15-37(C)~図15-37(H)に示すように、飾り図柄の組み合わせがリーチとなってからスーパーリーチのリーチ演出の開始タイミングまでの期間中に可動体動作演出を実行可能としてもよい。 In addition, in the characteristic section 109SG, an example was given of a form in which a movable body action presentation is executed during the reach presentation of a super reach, but the present invention is not limited to this, and the timing for executing the movable body action presentation may be a timing other than during the reach presentation of a super reach. For example, as a modified example 109SG-8, as shown in Figures 15-36(A), 15-36(B), and 15-37(C) to 15-37(H), it may be possible to execute the movable body action presentation during the period from when the combination of decorative symbols becomes reach to the start timing of the reach presentation of a super reach.

この場合は、図15-36(B)に示すように、リーチとなってから先ず可動体動作示唆演出を開始するとともに、画像表示装置5では、この後に実行するリーチ演出が高期待度(大当り遊技状態に制御される割合が高い)のリーチ演出(例えば、前記特徴部109SGに記載したスーパーリーチα1、スーパーリーチα2、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のリーチ演出)と低期待度(大当り遊技状態に制御される割合が低い)のリーチ演出(例えば、前記特徴部109SGに記載したスーパーリーチα1、スーパーリーチα2、スーパーリーチβ1、スーパーリーチβ2のリーチ演出よりも低期待度のリーチ演出)のどちらに分岐するかを報知する分岐演出として、目を瞑った状態のキャラクタの画像を表示する該分岐演出としては、図15-37(C)に示すように、可動体動作示唆演出の実行中においてキャラクタを漸次拡大表示していく。 In this case, as shown in FIG. 15-36(B), the movable body operation suggestion effect is started after the reach is reached, and the image display device 5 displays an image of the character with eyes closed as a branching effect to notify whether the reach effect to be executed thereafter will branch into a reach effect with high expectation (high probability of being controlled into a jackpot game state) (for example, the reach effects of Super Reach α1, Super Reach α2, Super Reach β1, and Super Reach β2 described in the characteristic section 109SG) or a reach effect with low expectation (low probability of being controlled into a jackpot game state) (for example, a reach effect with lower expectation than the reach effects of Super Reach α1, Super Reach α2, Super Reach β1, and Super Reach β2 described in the characteristic section 109SG). As the branching effect, the image of the character with eyes closed is displayed, and the character is gradually enlarged during the execution of the movable body operation suggestion effect, as shown in FIG. 15-37(C).

そして、該可変表示が低期待度のリーチ演出を実行する可変表示である場合は、図15-37(C)~図15-37(E)に示すように、画像表示装置5に表示されているキャラクタが目を開くことなく画像表示装置5の表示領域が漸次暗転していく。つまり、該分岐演出では、画像表示装置5に表示されているキャラクタが目を開くことなく暗転することによって高期待度のリーチ演出が実行されない(低期待度のリーチ演出が実行される)ことが報知される。そして、画像表示装置5の表示領域が完全に暗転した後(分岐演出が終了した後)は、低期待度のリーチ演出が実行される。 When the variable display is a variable display that executes a low-expectation reach performance, the display area of the image display device 5 gradually darkens without the character displayed on the image display device 5 opening its eyes, as shown in Figures 15-37(C) to 15-37(E). In other words, in the branching performance, the character displayed on the image display device 5 darkens without opening its eyes, thereby announcing that a high-expectation reach performance will not be executed (a low-expectation reach performance will be executed). After the display area of the image display device 5 has completely darkened (after the branching performance has ended), a low-expectation reach performance is executed.

一方で、該可変表示が高期待度のリーチ演出を実行する可変表示である場合は、図15-37(F)~図15-37(H)に示すように、画像表示装置5に表示されているキャラクタが目を開くことによって高期待度のリーチ演出が実行されることが報知される。また、このとき、併せて可動体動作演出が実行される。そして、可動体動作演出と分岐演出が終了した後は、高期待度のリーチ演出が実行される。 On the other hand, if the variable display is a variable display that executes a high-expectation reach performance, as shown in Figures 15-37 (F) to 15-37 (H), the character displayed on the image display device 5 opens its eyes to notify the player that a high-expectation reach performance will be executed. At this time, a movable body action performance is also executed. Then, after the movable body action performance and the branching performance have ended, a high-expectation reach performance is executed.

つまり、可動体動作演出は、前記特徴部109SGに例示したように大当り遊技状態に制御されることを報知する演出として実行してもよいが、高期待度のリーチ演出が実行されることを報知する演出(大当り遊技状態に制御される期待度が高いことを報知する演出)として実行してもよい。 In other words, the movable body operation presentation may be executed as a presentation to notify that the game state will be controlled to a jackpot game state, as exemplified in the characteristic section 109SG, but it may also be executed as a presentation to notify that a high-expectation reach presentation will be executed (a presentation to notify that there is a high expectation that the game state will be controlled to a jackpot game state).

尚、本変形例109SG-8では、図15-36(B)及び図15-37(C)に示すように、画像表示装置5において分岐演出として目を瞑った状態のキャラクタを漸次拡大表示していく形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、分岐演出として目を瞑った状態のキャラクタを漸次拡大表示していく際には、画像表示装置5において該キャラクタとともに集中線等の効果画像を表示することで、該キャラクタが目を開くか否かに遊技者を注目させることができるようにしてもよい。 In addition, in this modified example 109SG-8, as shown in Figures 15-36 (B) and 15-37 (C), an example is shown in which a character with his eyes closed is gradually enlarged as a branching effect on the image display device 5, but the present invention is not limited to this. When a character with his eyes closed is gradually enlarged as a branching effect, an effect image such as a convergent line may be displayed on the image display device 5 together with the character, so that the player can focus on whether the character will open his eyes or not.

以上のように、前記特徴部109SGでは、スーパーリーチのリーチ演出中に、可変表示結果が大当りとなるか否かの分岐として本発明を適用する形態を例示したが、本変形例109SG-8に示すように、低期待度のリーチ演出と高期待度のリーチ演出のどちらが実行されるかの分岐として本発明を適用してもよい。この場合は、本発明における特定画像がキャラクタの画像(第1特定画像が目を瞑った状態のキャラクタの画像、第2特定画像が目を開いた状態のキャラクタの画像)、本発明における効果画像が上述した集中線等の画像に該当する。 As described above, in the characteristic section 109SG, an example was given of an embodiment in which the present invention is applied as a branch as to whether or not the variable display result is a jackpot during the reach performance of a super reach, but as shown in this modified example 109SG-8, the present invention may also be applied as a branch as to whether a reach performance with low expectation or a reach performance with high expectation is executed. In this case, the specific image in the present invention corresponds to an image of a character (the first specific image is an image of a character with its eyes closed, and the second specific image is an image of a character with its eyes open), and the effect image in the present invention corresponds to an image such as the converging lines described above.

尚、図15-36及び図15-37に示すように、本変形例109SG-8では、可動体動作演出を高期待度のリーチ演出が実行されることを報知する演出として実行する場合は、可動体動作演出の実行前に可動体動作示唆演出を実行する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動体動作示唆演出は実行しなくともよい。また、可動体動作示唆演出を実行する場合と実行しない場合とでその後に可動体動作演出の実行割合が異なる(高期待度のリーチ演出が実行される割合が異なる)ようにしてもよい。(特徴部162SGに関する説明)
次に、本発明の実施の形態における特徴部162SG(以下、本特徴部162SGと略記する)について説明する。尚、特徴部162SGのパチンコ遊技機162SG001は、前述した基本構成のパチンコ遊技機1と同一の構成を有しており、基本構成と同一の符号が付されている同一構成については、ここでの説明を省略するものとし、基本構成のパチンコ遊技機1と異なる特徴部162SGのパチンコ遊技機162SG001の特徴構成について以下に説明するものとする。
As shown in Figures 15-36 and 15-37, in this modified example 109SG-8, when the movable body action presentation is executed as a presentation to notify that a high expectation reach presentation will be executed, a form is exemplified in which a movable body action suggestion presentation is executed before the execution of the movable body action presentation, but the present invention is not limited to this, and the movable body action suggestion presentation does not have to be executed. Also, the execution rate of the movable body action presentation after that may be different depending on whether or not the movable body action suggestion presentation is executed (the rate at which a high expectation reach presentation is executed may be different). (Explanation of feature portion 162SG)
Next, the characteristic part 162SG (hereinafter, abbreviated as the characteristic part 162SG) in the embodiment of the present invention will be described. The pachinko game machine 162SG001 of the characteristic part 162SG has the same configuration as the pachinko game machine 1 of the basic configuration described above, and the description of the same configuration that is given the same reference numeral as the basic configuration will be omitted here, and the characteristic configuration of the pachinko game machine 162SG001 of the characteristic part 162SG that is different from the pachinko game machine 1 of the basic configuration will be described below.

図16-1は、特徴部162SGのパチンコ遊技機162SG001の構成を示すブロック図である。図16-1のブロック図に示すように、特徴部162SGのパチンコ遊技機162SG001では、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20とともに、遊技盤2の所定位置である遊技領域の左側下位置に、高出玉状態と判定されたことによって、単位期間に払い出される(遊技者に付与される)遊技球の数を調整するための後述する可変表示時間延長調整や大当り期間延長調整が実行されていることを点灯によって報知するための高出玉状態報知LED162SG071が、遊技者から視認可能に設けられている。 Figure 16-1 is a block diagram showing the configuration of a pachinko game machine 162SG001 with a characteristic part 162SG. As shown in the block diagram of Figure 16-1, in the pachinko game machine 162SG001 with a characteristic part 162SG, a first special symbol display device 4A, a second special symbol display device 4B, and a normal symbol display device 20 are installed in the lower left position of the game area, which is a predetermined position of the game board 2, and a high ball output state notification LED 162SG071 is installed so as to be visible to the player, and is used to notify by lighting that a variable display time extension adjustment or a jackpot period extension adjustment, which will be described later, is being performed to adjust the number of game balls paid out (given to the player) in a unit period due to a high ball output state being determined.

これら高出玉状態報知LED162SG071は、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20と同じく主基板11に接続されており、主基板11(遊技制御用マイクロコンピュータ100)によって、後述する出玉状態判定処理(図16-13参照)が実行されることによって点灯・消灯が制御されるようになっており、これら点灯・消灯の制御周期は、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20の制御周期と同一周期とされている。 These high ball output state notification LEDs 162SG071 are connected to the main board 11, just like the first special pattern display device 4A, the second special pattern display device 4B, and the normal pattern display device 20, and are controlled to be turned on and off by the main board 11 (game control microcomputer 100) executing the ball output state determination process (see Figure 16-13) described below, and the control period for turning these on and off is the same as the control period for the first special pattern display device 4A, the second special pattern display device 4B, and the normal pattern display device 20.

このように、特徴部162SGのパチンコ遊技機162SG001では、高出玉状態報知LED162SG071の点灯により、高出玉状態と判定されることによって可変表示時間延長調整や大当り期間延長調整が実行されていることを確認(把握)できるようになっている。 In this way, in the pachinko game machine 162SG001 of the characteristic part 162SG, the lighting of the high ball output state notification LED 162SG071 indicates that the machine is in a high ball output state, and it is possible to confirm (understand) that the variable display time extension adjustment and the jackpot period extension adjustment are being performed.

図16-2(A)は、本特徴部162SGで用いられる演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。演出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。尚、図16-2(A)に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。 Figure 16-2 (A) is an explanatory diagram showing an example of the contents of a performance control command used in this feature unit 162SG. The performance control command is, for example, two bytes in length, with the first byte indicating MODE (command classification) and the second byte indicating EXT (type of command). The first bit of the MODE data (bit 7) is always set to "1", and the first bit of the EXT data is set to "0". Note that the command format shown in Figure 16-2 (A) is just an example, and other command formats may be used. Also, in this example, the control command is composed of two control signals, but the number of control signals that make up the control command may be one, or may be three or more.

図16-2(A)に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第1可変表示開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームにおける可変表示の開始を指定する第2可変表示開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで可変表示される飾り図柄(演出図柄ともいう)などの変動パターン(変動時間(可変表示時間))を指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは不特定の16進数であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。尚、変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。 In the example shown in FIG. 16-2(A), command 8001H is a first variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the first special symbol in the first special symbol display device 4A. Command 8002H is a second variable display start command that specifies the start of variable display in a special symbol game using the second special symbol in the second special symbol display device 4B. Command 81XXH is a variable pattern designation command that specifies the variable pattern (variable time (variable display time)) of the decorative symbols (also called performance symbols) that are variably displayed in the "left", "middle", and "right" decorative symbol display areas 5L, 5C, and 5R in the image display device 5 in response to the variable display of the special symbol in the special symbol game. Here, XXH indicates an unspecified hexadecimal number, and may be any value that is set according to the instructions by the performance control command. In addition, in the variable pattern designation command, different EXT data is set according to the specified variable pattern, etc.

コマンド8CXXHは、可変表示結果指定コマンドであり、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する演出制御コマンドである。可変表示結果指定コマンドでは、例えば図16-2(B)に示すように、可変表示結果(変動表示結果ともいう)が「はずれ」であるか「大当り」や「小当り」であるかの決定結果(事前決定結果)や、可変表示結果が「大当り」となる場合の大当り種別を複数種類のいずれとするかの決定結果(大当り種別決定結果)に応じて、異なるEXTデータが設定される。 Command 8CXXH is a variable display result specification command, a presentation control command that specifies a variable display result such as a special pattern or a decorative pattern. In the variable display result specification command, as shown in FIG. 16-2 (B), for example, different EXT data is set depending on the result of the determination (predetermination result) of whether the variable display result (also called the variable display result) is a "miss", "big win", or "small win", and the result of the determination (big win type determination result) of which of several types of big win types the big win type will be if the variable display result is a "big win".

可変表示結果指定コマンドでは、例えば、図16-2(B)に示すように、コマンド8C00Hは、可変表示結果が「はずれ」となる旨の事前決定結果を示す第1可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C01Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りA」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第2可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C02Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りB」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第3可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C03Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「確変大当りC」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第4可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C04Hは、可変表示結果が「大当り」で大当り種別が「非確変大当り」となる旨の事前決定結果及び大当り種別決定結果を通知する第5可変表示結果指定コマンドである。コマンド8C05Hは、可変表示結果が「小当り」となる旨の事前決定結果を通知する第6可変表示結果指定コマンドである。 For example, as shown in FIG. 16-2 (B), in the variable display result designation command, command 8C00H is a first variable display result designation command indicating a pre-determined result that the variable display result will be "miss". Command 8C01H is a second variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot A". Command 8C02H is a third variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot B". Command 8C03H is a fourth variable display result designation command notifying the pre-determined result and jackpot type determination result that the variable display result will be "jackpot" and the jackpot type will be "variable jackpot C". Command 8C04H is a fifth variable display result specification command that notifies the predetermined result that the variable display result is "jackpot" and the jackpot type is "non-variable jackpot" and the jackpot type determination result. Command 8C05H is a sixth variable display result specification command that notifies the predetermined result that the variable display result is "small jackpot".

コマンド8F00Hは、画像表示装置5における「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L,5C,5Rで飾り図柄の変動停止(確定)を指定する図柄確定コマンドである。コマンド95XXHは、パチンコ遊技機162SG001における現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドである。遊技状態指定コマンドでは、例えばパチンコ遊技機162SG001における現在の遊技状態に応じて、異なるEXTデータが設定される。具体的な一例として、コマンド9500Hを時短制御と確変制御がいずれも行われない遊技状態(低確低ベース状態、通常状態)に対応した第1遊技状態指定コマンドとし、コマンド9501Hを時短制御が行われる一方で確変制御は行われない遊技状態(低確高ベース状態、時短状態)に対応した第2遊技状態指定コマンドとする。また、コマンド9502Hを確変制御が行われる一方で時短制御は行われない遊技状態(高確低ベース状態、時短なし確変状態)に対応した第3遊技状態指定コマンドとし、コマンド9503Hを時短制御と確変制御がともに行われる遊技状態(高確高ベース状態、時短付確変状態)に対応した第4遊技状態指定コマンドとする。 Command 8F00H is a pattern determination command that specifies the stop (determination) of the change of the decorative pattern in each of the decorative pattern display areas 5L, 5C, and 5R of the "left", "middle", and "right" on the image display device 5. Command 95XXH is a game state designation command that specifies the current game state of the pachinko game machine 162SG001. In the game state designation command, different EXT data is set according to the current game state of the pachinko game machine 162SG001, for example. As a specific example, command 9500H is a first game state designation command corresponding to a game state in which neither time-saving control nor probability variable control is performed (low probability low base state, normal state), and command 9501H is a second game state designation command corresponding to a game state in which time-saving control is performed but probability variable control is not performed (low probability high base state, time-saving state). In addition, command 9502H is a third game state designation command corresponding to a game state in which high probability bonus control is performed but time-saving control is not performed (high probability low base state, high probability bonus state without time-saving), and command 9503H is a fourth game state designation command corresponding to a game state in which time-saving control and high probability bonus control are both performed (high probability high base state, high probability bonus state with time-saving).

コマンド96XXHは、パチンコ遊技機162SG001における出玉状態判定の判定状況を指定する出玉状態指定コマンドである。出玉状態指定コマンドでは、図16-2(C)に示すように、出玉状態判定の判定状況に応じて、異なるEXTデータが設定される。具体的な一例として、コマンド9600Hを、高出玉状態と判定されていない低出玉状態に対応した出玉状態1指定コマンドとし、コマンド9601Hを、大当りの連荘回数が第1判定回数(5回)以上で第2判定回数(10回)未満である第1高出玉状態と判定されている判定状態に対応した出玉状態2指定コマンドとし、コマンド9602Hを、大当りの連荘回数が第2判定回数(10回)以上である第2高出玉状態と判定されている判定状態に対応した出玉状態3指定コマンドとする。 Command 96XXH is a ball-out state designation command that designates the judgment status of the ball-out state judgment in the pachinko game machine 162SG001. In the ball-out state designation command, different EXT data is set according to the judgment status of the ball-out state judgment, as shown in FIG. 16-2 (C). As a specific example, command 9600H is a ball-out state 1 designation command corresponding to a low ball-out state that is not judged to be a high ball-out state, command 9601H is a ball-out state 2 designation command corresponding to a judgment state that is judged to be a first high ball-out state in which the number of consecutive jackpot wins is equal to or greater than the first judgment number (5 times) and less than the second judgment number (10 times), and command 9602H is a ball-out state 3 designation command corresponding to a judgment state that is judged to be a second high ball-out state in which the number of consecutive jackpot wins is equal to or greater than the second judgment number (10 times).

コマンド97XXHは、高出玉状態と判定されてから該判定された高出玉状態にて発生した大当り状態の回数である判定後連荘回数を通知するコマンドであり、判定後連荘回数に対応したEXTデータが設定されることにより、該EXTデータによって判定後連荘回数が演出制御基板12側において特定される。 Command 97XXH is a command to notify the number of consecutive wins after a high ball output state has been determined, which is the number of jackpots that have occurred in the determined high ball output state. EXT data corresponding to the number of consecutive wins after a high ball output state is set, and the number of consecutive wins after a high ball output state is specified on the performance control board 12 side by the EXT data.

コマンド98XXHは、高出玉状態と判定されてから実行された可変表示回数(高ベース状態終了後の可変表示回数を含む)である判定後可変表示残回数を通知するコマンドであり、判定後可変表示残回数に対応したEXTデータが設定されることにより、該EXTデータによって判定後可変表示残回数が演出制御基板12側において特定される。 Command 98XXH is a command that notifies the number of remaining variable displays after the determination, which is the number of variable displays executed after the high ball output state has been determined (including the number of variable displays after the high base state has ended). EXT data corresponding to the number of remaining variable displays after the determination is set, and the number of remaining variable displays after the determination is identified on the performance control board 12 side by the EXT data.

コマンドA0XXHは、大当り遊技や小当り遊技の開始を示す演出画像の表示を指定する当り開始指定コマンド(「ファンファーレコマンド」ともいう)である。コマンドA1XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態となっている期間であることを通知する大入賞口開放中通知コマンドである。コマンドA2XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間であることを通知する大入賞口開放後通知コマンドである。コマンドA3XXHは、大当り遊技や小当りの終了時における演出画像の表示を指定する当り終了指定コマンドである。 Command A0XXH is a start of jackpot command (also called a "fanfare command") that specifies the display of an effect image indicating the start of a jackpot or small jackpot game. Command A1XXH is a large prize opening open notification command that notifies the player that the large prize opening is in an open state during a jackpot game. Command A2XXH is a large prize opening post-open notification command that notifies the player that the large prize opening has changed from an open state to a closed state during a jackpot game. Command A3XXH is a end of jackpot command that specifies the display of an effect image at the end of a jackpot game or small jackpot game.

当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、例えば可変表示結果指定コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前決定結果や大当り種別決定結果に応じて異なるEXTデータが設定されてもよい。あるいは、当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、事前決定結果及び大当り種別決定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果指定コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。大入賞口開放中通知コマンドや大入賞口開放後通知コマンドでは、例えば、後述する通常開放大当り状態や高速開放大当り状態におけるラウンドの実行回数(例えば「1」~「10」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。 In the hit start specification command and hit end specification command, for example, EXT data similar to that of the variable display result specification command may be set, so that different EXT data is set according to the pre-determined result and the result of the big win type determination. Alternatively, in the hit start specification command and hit end specification command, the correspondence between the pre-determined result and the big win type determination result and the EXT data set may be made different from the correspondence in the variable display result specification command. In the large prize opening notification command and the large prize opening after opening notification command, for example, different EXT data is set according to the number of rounds (for example, "1" to "10") executed in the normal opening big win state and the high-speed opening big win state described below.

コマンドB100Hは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aにより検出されて始動入賞(第1始動入賞)が発生したことに基づき、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームを実行するための第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドである。コマンドB200Hは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて始動入賞(第2始動入賞)が発生したことに基づき、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドである。 Command B100H is a first start port entry designation command that notifies the first start condition for executing a special symbol game using a first special symbol in the first special symbol display device 4A has been established based on the occurrence of a start winning (first start winning) caused by a game ball passing through (entering) the first start winning port formed by the winning ball device 6A being detected by the first start port switch 22A. Command B200H is a second start port entry designation command that notifies the second start condition for executing a special symbol game using a second special symbol in the second special symbol display device 4B has been established based on the occurrence of a start winning (second start winning) caused by a game ball passing through (entering) the second start winning port formed by the variable winning ball device 6B being detected by the second start port switch 22B.

コマンドC1XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第1特図保留記憶数を通知する第1保留記憶数通知コマンドである。コマンドC2XXHは、特図保留記憶数を特定可能とするために、第2特図保留記憶数を通知する第2保留記憶数通知コマンドである。第1保留記憶数通知コマンドは、例えば第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1始動条件が成立したことに基づいて、第1始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。第2保留記憶数通知コマンドは、例えば第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2始動条件が成立したことに基づいて、第2始動口入賞指定コマンドが送信されるときに、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。また、第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドは、第1開始条件と第2開始条件のいずれかが成立したとき(保留記憶数が減少したとき)に、特図ゲームの実行が開始されることなどに対応して送信されるようにしてもよい。 Command C1XXH is a first reserved memory number notification command that notifies the first reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. Command C2XXH is a second reserved memory number notification command that notifies the second reserved memory number so that the reserved memory number of special charts can be specified. The first reserved memory number notification command is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12 when the first start port entry designation command is transmitted based on, for example, the game ball passing (entering) the first start port and the first start condition being satisfied. The second reserved memory number notification command is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12 when the second start port entry designation command is transmitted based on, for example, the game ball passing (entering) the second start port and the second start condition being satisfied. In addition, the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command may be sent in response to the start of execution of the special game when either the first start condition or the second start condition is met (when the pending memory number is reduced).

第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドに代えて、合計保留記憶数を通知する合計保留記憶数通知コマンドを送信するようにしてもよい。即ち、合計保留記憶数の増加(または減少)を通知するための合計保留記憶数通知コマンドが用いられてもよい。 Instead of the first pending memory number notification command and the second pending memory number notification command, a total pending memory number notification command that notifies the total pending memory number may be sent. In other words, the total pending memory number notification command may be used to notify an increase (or decrease) in the total pending memory number.

コマンドC4XXHおよびコマンドC6XXHは、入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンド(入賞時判定結果指定コマンド)である。このうち、コマンドC4XXHは、入賞時判定結果として、可変表示結果が「大当り」となるか否か及び大当り種別(確変や非確変や突確)の判定結果および小当りとなることを示す図柄指定コマンドである。また、コマンドC6XXHは、入賞時判定結果として、変動パターン判定用の乱数値が、「非リーチ」、「スーパーリーチ」、「その他」のいずれの変動パターンとなるかの判定結果を示す変動カテゴリコマンドである。 Commands C4XXH and C6XXH are presentation control commands (commands specifying the judgment result at the time of winning) that indicate the content of the judgment result at the time of winning. Of these, command C4XXH is a pattern specification command that indicates whether the variable display result will be a "jackpot" or not, the judgment result of the type of jackpot (probable win, non-probable win, or sudden probability), and whether it will be a small win, as the judgment result at the time of winning. Command C6XXH is a variation category command that indicates the judgment result at the time of winning, that is, whether the random number value for judging the variation pattern will be a "non-reach", "super reach", or "other".

尚、図16-2(A)に示すコマンドは一例であり、これらのコマンドの一部を有しないものであってもよいし、これらのコマンドに代えて異なるコマンドを用いてもよいし、これらのコマンドと異なるコマンドを追加してもよい。例えば、各入賞口に遊技球が入賞したことにもとづいて払い出される賞球数を特定可能とするための賞球数通知コマンドや、遊技球が通過ゲート41を通過したことを通知するためのゲート通過通知コマンドや、確変制御や時短制御が実行される残りの回数を通知する通知コマンド等を設けるようにしてもよい。 The commands shown in FIG. 16-2(A) are merely examples, and some of these commands may not be included, or different commands may be used instead of these commands, or different commands may be added to these commands. For example, a prize ball number notification command may be provided to specify the number of prize balls to be paid out based on the game balls having entered each winning slot, a gate passage notification command to notify that the game ball has passed through the passage gate 41, and a notification command to notify the number of remaining times that the special bonus control or time-saving control will be executed.

図16-3は、主基板11の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図16-3に示すように、本特徴部162SGでは、主基板11の側において、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。尚、遊技効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。こうした遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。 Figure 16-3 is an explanatory diagram illustrating the random number values counted on the main board 11 side. As shown in Figure 16-3, in this feature section 162SG, on the main board 11 side, the numerical data indicating each of the random number value MR1 for determining the special chart display result, the random number value MR2 for determining the type of jackpot, the random number value MR3 for determining the variation pattern, and the random number value MR4 for determining the normal chart display result are controlled so as to be countable. Note that random number values other than these may be used to enhance the game effect. Such random numbers used to control the progress of the game are also called game random numbers.

乱数回路104は、これらの乱数値MR1~MR4の一部または全部を示す数値データをカウントするものであればよい。CPU103は、例えば図16-9に示す遊技制御カウンタ設定部162SG154に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路104とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値MR1~MR4の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。 The random number circuit 104 may count numerical data indicating some or all of these random number values MR1 to MR4. The CPU 103 may count numerical data indicating some of the random number values MR1 to MR4 by updating various numerical data by software using a random counter different from the random number circuit 104, such as a random counter provided in the game control counter setting unit 162SG154 shown in FIG. 16-9.

特図表示結果判定用の乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄などの可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「65536」の範囲の値をとる。大当り種別判定用の乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合における大当り種別を「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「100」の範囲の値をとる。 The random number value MR1 for determining the special symbol display result is a random number value used to determine whether or not to control the game state to a jackpot by treating the variable display result of a special symbol or the like in a special symbol game as a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "65536", for example. The random number value MR2 for determining the jackpot type is a random number value used to determine the jackpot type as either "Probable jackpot A", "Probable jackpot B", "Probable jackpot C", or "Non-probable jackpot" when the variable display result is a "jackpot", and takes a value in the range of "1" to "100", for example.

変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示における変動パターンを、予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値であり、例えば「1」~「997」の範囲の値をとる。 The random number value MR3 for determining the variation pattern is a random number value used to determine the variation pattern in the variable display of special patterns and decorative patterns to one of several types prepared in advance, and can take a value in the range of "1" to "997", for example.

普図表示結果判定用の乱数値MR4は、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける可変表示結果を「普図当り」とするか「普図はずれ」とするかなどの決定を行うために用いられる乱数値であり、例えば「3」~「13」の範囲の値をとる。 The random number value MR4 for determining the normal symbol display result is a random number value used to determine whether the variable display result in the normal symbol game by the normal symbol display device 20 is a "normal symbol hit" or a "normal symbol miss", and takes a value in the range of "3" to "13", for example.

図16-4(A)は、ROM101に記憶される表示結果判定テーブル1の構成例を示している。本特徴部162SGでは、表示結果判定テーブルとして、第1特図と第2特図とで共通の表示結果判定テーブルを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1特図と第2特図とで個別の表示結果判定テーブルを用いるようにしてもよい。 Figure 16-4 (A) shows an example of the configuration of the display result determination table 1 stored in the ROM 101. In this characteristic section 162SG, a display result determination table common to the first special chart and the second special chart is used as the display result determination table, but the present invention is not limited to this, and separate display result determination tables may be used for the first special chart and the second special chart.

表示結果判定テーブル1は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。 The display result determination table 1 is a table that is referenced to determine whether or not to control the variable display result to a jackpot game state as a "jackpot" before a determined special pattern that is a variable display result is derived and displayed in a special pattern game using a first special pattern by the first special pattern display device 4A or a special pattern game using a second special pattern by the second special pattern display device 4B, based on a random number value MR1 for determining the special pattern display result.

本特徴部162SGにおける表示結果判定テーブル1では、パチンコ遊技機162SG001における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかに応じて、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「大当り」や「はずれ」の特図表示結果に割り当てられている。 In the display result determination table 1 in this feature section 162SG, a numerical value (determination value) that is compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result is assigned to the special chart display result of "jackpot" or "miss" depending on whether the game state of the pachinko game machine 162SG001 is a normal state or time-saving state (low probability state), or a probability change state (high probability state).

表示結果判定テーブル1において、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本特徴部162SGにおける表示結果判定テーブル1では、遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態または時短状態(低確状態)であるときよりも多くの判定値が、「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。これにより、パチンコ遊技機162SG001において確変制御が行われる確変状態(高確状態)では、通常状態または時短状態(低確状態)であるときに特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率(本特徴部162SGでは約1/300)に比べて、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなる(本特徴部162SGでは約1/30)。即ち、表示結果判定テーブル1では、パチンコ遊技機162SG001における遊技状態が確変状態(高確状態)であるときに、通常状態や時短状態であるときに比べて大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなるように、判定用データが大当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられている。 In the display result judgment table 1, the table data indicating the judgment value to be compared with the random number value MR1 for judging the special chart display result is judgment data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a jackpot game state as a "jackpot". In the display result judgment table 1 in this feature unit 162SG, when the game state is a probability variable state (high probability state), more judgment values are assigned to the special chart display result of "jackpot" than when it is in a normal state or a time-saving state (low probability state). As a result, in the probability variable state (high probability state) in which the probability variable control is performed in the pachinko game machine 162SG001, the probability of determining that the special chart display result is a "jackpot" and controlled to a jackpot game state is higher (about 1/30 in this feature unit 162SG) than the probability of determining that the special chart display result is a "jackpot" and controlled to a jackpot game state when it is in a normal state or a time-saving state (low probability state) (about 1/300 in this feature unit 162SG). That is, in the display result judgment table 1, when the gaming state of the pachinko gaming machine 162SG001 is in a probability variable state (high probability state), the judgment data is assigned to the decision result of whether or not to control to a jackpot gaming state so that the probability of deciding to control to a jackpot gaming state is higher than when the gaming state is in a normal state or a time-saving state.

また、図16-4(B)は、ROM101に記憶される表示結果判定テーブル2の構成例を示している。表示結果判定テーブル2は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームや第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームにおいて可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果判定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。 In addition, FIG. 16-4(B) shows an example of the configuration of the display result determination table 2 stored in the ROM 101. The display result determination table 2 is a table that is referenced to determine whether or not to control the variable display result to a small win game state as a "small win" before a determined special pattern that is a variable display result is derived and displayed in a special pattern game using a first special pattern by the first special pattern display device 4A or a special pattern game using a second special pattern by the second special pattern display device 4B, based on a random number value MR1 for determining the special pattern display result.

本特徴部162SGにおける表示結果判定テーブル2では、パチンコ遊技機162SG001における遊技状態が通常状態または時短状態(低確状態)であるか、確変状態(高確状態)であるかにかかわらず、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「小当り」の特図表示結果に割り当てられている。 In the display result determination table 2 in this feature section 162SG, regardless of whether the game state of the pachinko game machine 162SG001 is a normal state or a time-saving state (low probability state), or a probability change state (high probability state), a numerical value (determination value) that is compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result is assigned to the special chart display result of "small win".

表示結果判定テーブル2において、特図表示結果判定用の乱数値MR1と比較される判定値を示すテーブルデータは、特図表示結果を「小当り」として小当り遊技状態に制御するか否かの決定結果に割り当てられる判定用データとなっている。本特徴部162SGにおける表示結果判定テーブル2では、第1特図の特図ゲームである場合と第2特図である場合とで「小当り」に割り当てられている判定値数が異なっている。具体的には、第1特図の特図ゲームである場合は、「小当り」に判定値が割り当てられているが、第2特図の特図ゲームである場合には「小当り」に判定値が割り当てられていない。よって、後述するように、第2特図の可変表示が第1特図の可変表示よりも優先して実行され、時短制御が実行されることにより可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口への入賞が発生して第2特図の可変表示が多く実行される高ベース状態では、「小当り」がほぼ発生しないようになっており、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい高ベース状態において、遊技球を多く獲得できない小当りの発生を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。 In the display result determination table 2, the table data indicating the determination value to be compared with the random number value MR1 for determining the special chart display result is the determination data assigned to the decision result of whether or not to control the special chart display result to a small win game state as a "small win". In the display result determination table 2 in this feature section 162SG, the number of determination values assigned to a "small win" differs between the first special chart special chart game and the second special chart game. Specifically, in the first special chart special chart game, a determination value is assigned to a "small win", but in the second special chart special chart game, no determination value is assigned to a "small win". Therefore, as described below, the variable display of the second special chart is executed with priority over the variable display of the first special chart, and in a high base state in which the time-saving control is executed, a win occurs in the second start winning hole formed by the variable winning ball device 6B, and the variable display of the second special chart is executed frequently, so that "small wins" hardly occur. In a high base state in which game balls are likely to enter the second start winning hole formed by the variable winning ball device 6B, the occurrence of small wins in which many game balls cannot be obtained can be avoided, and a decrease in interest in the game can be prevented.

図16-5(A)は、ROM101に記憶される大当り種別判定テーブルの構成例を示している。本特徴部162SGにおける大当り種別判定テーブルは、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定されたときに、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づき、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別判定テーブルでは、特図ゲームにおいて可変表示(変動表示)が行われた特別図柄が第1特図(第1特別図柄表示装置お4Aによる特図ゲーム)であるか第2特図(第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲーム)であるかに応じて、大当り種別判定用の乱数値MR2と比較される数値(判定値)が、「非確変大当り」や「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」といった複数種類の大当り種別に割り当てられている。 Figure 16-5 (A) shows an example of the configuration of a jackpot type determination table stored in ROM 101. The jackpot type determination table in this feature unit 162SG is a table that is referenced to determine the jackpot type as one of multiple types based on the random number value MR2 for jackpot type determination when it is determined that the special symbol display result is a "jackpot" and the jackpot game state is controlled. In the jackpot type determination table, a number (determination value) that is compared with the random number value MR2 for jackpot type determination is assigned to multiple types of jackpot types such as "non-variable jackpot", "variable jackpot A", "variable jackpot B", and "variable jackpot C" depending on whether the special symbol that is variably displayed (variably displayed) in the special symbol game is the first special symbol (special symbol game by the first special symbol display device 4A) or the second special symbol (special symbol game by the second special symbol display device 4B).

ここで、本特徴部162SGにおける大当り種別について、図16-5(B)を用いて説明すると、本特徴部162SGでは、大当り種別として、大当り遊技状態の終了後において高確制御と時短制御とが実行されて高確高ベース状態に移行する「確変大当りA」や「確変大当りB」と、大当り遊技状態の終了後において高確制御が実行されるが時短制御が実行されない高確低ベース状態に移行する「確変大当りC」と、大当り遊技状態の終了後において時短制御のみが実行されて低確高ベース状態に移行する「非確変大当り」とが設定されている。 Now, the types of jackpots in this feature section 162SG will be explained using FIG. 16-5 (B). In this feature section 162SG, the jackpot types are set to "Probable variable jackpot A" and "Probable variable jackpot B", in which high probability control and time-saving control are executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, high base state; "Probable variable jackpot C", in which high probability control is executed but time-saving control is not executed after the jackpot game state ends, transitioning to a high probability, low base state; and "Non-probable variable jackpot", in which only time-saving control is executed after the jackpot game state ends, transitioning to a low probability, high base state.

「確変大当りA」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。一方、「確変大当りB」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが5回(いわゆる5ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。また、「非確変大当り」による大当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが10回(いわゆる10ラウンド)、繰返し実行される通常開放大当りである。よって、「確変大当りA」を10ラウンド(10R)確変大当りと呼称し、「確変大当りB」を5ラウンド(5R)確変大当りと呼称する場合がある。更に、「確変大当りC」による大当り遊技は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に変化させるラウンドが2回(いわゆる2ラウンド)繰り返し実行されるとともに、各ラウンドでの特別可変入賞球装置7の開放期間が他の大当り遊技よりも短い(例えば、0.1秒)高速開放大当りである。尚、いずれの大当り種別の大当り遊技中においても、確変制御や時短制御は実行されないようになっている。 The jackpot game state by "probable jackpot A" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 10 times (so-called 10 rounds). On the other hand, the jackpot game state by "probable jackpot B" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 5 times (so-called 5 rounds). Also, the jackpot game state by "non-probable jackpot" is a normal opening jackpot in which the rounds that change the special variable winning ball device 7 to the first state that is advantageous to the player are repeated 10 times (so-called 10 rounds). Therefore, "probable jackpot A" may be called a 10-round (10R) probable jackpot, and "probable jackpot B" may be called a 5-round (5R) probable jackpot. Furthermore, in the jackpot game of "Probable jackpot C", a round that changes the special variable winning ball device 7 to a first state advantageous to the player is repeatedly executed twice (so-called two rounds), and the opening period of the special variable winning ball device 7 in each round is shorter (for example, 0.1 seconds) than other jackpot games, making it a high-speed opening jackpot. Note that, during jackpot games of any type, no probable jackpot control or time-saving control is executed.

また、特に図示はしないが、本特徴部162SGにおける小当り遊技状態は、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態に2回変化させるとともに、該開放時間が確変大当りCと同じ開放期間(本特徴部162SGでは0.1秒)となっている。尚、小当り遊技の終了後は、該小当り遊技直前の遊技状態が引き継がれる。 Although not shown in the figure, the small win game state in this feature section 162SG changes the special variable winning ball device 7 to the first state, which is advantageous to the player, twice, and the opening time is the same as the opening period of the special big win C (0.1 seconds in this feature section 162SG). After the small win game ends, the game state immediately before the small win game is carried over.

つまり、本特徴部162SGにおいては、「確変大当りC」や「小当り」とすることが決定された場合には、同じ変動パターン(図16-6に示すPC1-1)にて可変表示が実行されるとともに、可変表示結果としてチャンス目が停止表示され、更に、特別可変入賞球装置7の開放パターンが同一となっているため、これらの可変表示や特別可変入賞球装置7の開放パターンからは、確変制御が実行される「確変大当りC」であるのか、確変制御が実行されずに前の遊技状態が継続される「小当り」であるのかを区別することができないので、確変大当りCの大当り遊技や小当り遊技の終了後、遊技者に対して確変制御が実行されていることに期待させつつ遊技を続行させることが可能となっている。 In other words, in this feature section 162SG, when it is decided to have a "high probability jackpot C" or a "small jackpot", the variable display is executed in the same variable pattern (PC1-1 shown in FIG. 16-6), and the chance eye is displayed as a stopped variable display result. Furthermore, since the opening pattern of the special variable winning ball device 7 is the same, it is not possible to distinguish from these variable displays and the opening pattern of the special variable winning ball device 7 whether it is a "high probability jackpot C" in which high probability control is executed, or a "small jackpot" in which the previous game state continues without high probability control. Therefore, after the end of the high probability jackpot C jackpot game or small jackpot game, it is possible to have the player continue playing while expecting that high probability control is being executed.

確変大当りAや確変大当りBの大当り遊技状態の終了後において実行される高確制御と時短制御は、該大当り遊技状態の終了後において再度大当りが発生するまで継続して実行される。よって、再度発生した大当りが確変大当りAや確変大当りBである場合には、大当り遊技状態の終了後に再度、高確制御と時短制御が実行されるので、大当り遊技状態が通常状態を介することなく連続的に発生する、いわゆる連荘状態となる。 The high probability control and time-saving control executed after the end of the jackpot game state of the variable probability jackpot A or the variable probability jackpot B will continue to be executed until another jackpot occurs after the end of the jackpot game state. Therefore, if the jackpot that occurs again is the variable probability jackpot A or the variable probability jackpot B, the high probability control and time-saving control will be executed again after the end of the jackpot game state, resulting in a so-called consecutive jackpot state in which the jackpot game state occurs continuously without going through the normal state.

一方、「非確変大当り」による大当り遊技状態の終了後において実行される時短制御は、所定回数(本特徴部162SGでは100回)の特図ゲームが実行されること、或いは該所定回数の特図ゲームが実行される前に大当り遊技状態となることにより終了する。 On the other hand, the time-saving control that is executed after the end of the jackpot game state due to a "non-variable jackpot" ends when a specified number of special game games (100 times in this feature section 162SG) are played, or when the jackpot game state is reached before the specified number of special game games are played.

尚、低ベース状態にて発生した大当りを初大当り(初当り)と記載する場合があるとともに、時短状態(高確高ベース状態および低確高ベース状態)において発生した大当りを連荘大当り(連荘当り)と記載する場合がある。また、初大当り(初当り)が発生したときからその後に通常状態に制御されるまでの大当り状態と高ベース状態の期間を連荘期間(有利期間)ともいう。尚、本特徴部162SGでは確変大当りCが発生しても該大当り後に高ベースに制御されないので、確変大当りCを初大当り(初当り)とはせずに該確変大当りC後の確変状態において大当りが発生した場合該大当りを初大当り(初当り)とするようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら確変大当りCを初大当り(初当り)として、該確変大当りC後の高確低ベース状態の期間も連荘期間(有利期間)に含めるようにしてもよい。 Note that a jackpot that occurs in a low base state may be described as a first jackpot (first hit), and a jackpot that occurs in a time-saving state (high-probability high base state and low-probability high base state) may be described as a consecutive jackpot (consecutive hit). The period of the jackpot state and high base state from when the first jackpot (first hit) occurs until it is controlled to the normal state is also called the consecutive hit period (advantageous period). Note that in this feature section 162SG, even if a special jackpot C occurs, it is not controlled to a high base after the jackpot, so the special jackpot C is not considered to be the first jackpot (first hit), and if a jackpot occurs in the special jackpot state after the special jackpot C, the jackpot is considered to be the first jackpot (first hit), but the present invention is not limited to this, and these special jackpots C may be considered to be first jackpots (first hits), and the period of the high-probability low base state after the special jackpot C may also be included in the consecutive hit period (advantageous period).

尚、本特徴部162SGにおいては実施していないが、確変大当りCに代えて、該大当り後の遊技状態を低確高ベース状態となる突然時短大当りを設けるようにしてもよく、この場合にあっては、突然時短大当りが初大当り(初当り)となる。 In addition, although this feature is not implemented in feature unit 162SG, instead of the sure-variable jackpot C, a sudden time-saving jackpot may be provided in which the game state after the jackpot becomes a low-probability high-base state, and in this case, the sudden time-saving jackpot becomes the first jackpot (initial hit).

更には、例えば、停止図柄として時短図柄(例えば137の停止図柄や可変表示において表示されない時短専用の停止図柄)が導出表示されたときに、特別可変入賞球装置7を開放するラウンド遊技を実行することなく高ベース状態に制御するようにしてもよく、このように通常状態から高ベース状態に直接制御される場合には、該高ベース状態の開始が連荘期間(有利期間)の開始のタイミングとなる。 Furthermore, for example, when a time-saving pattern (such as a 137 stopping pattern or a stopping pattern exclusive to time-saving that is not displayed in the variable display) is derived and displayed as a stopping pattern, the high base state may be controlled without executing a round of play that opens the special variable winning ball device 7, and when the game is controlled directly from the normal state to the high base state in this way, the start of the high base state marks the start of the consecutive win period (advantageous period).

つまり、連荘期間(有利期間)は、通常状態から大当り状態(有利状態)または高ベース状態(特別状態)のいずれかに制御されたときから、その後において通常状態に制御されるときまでの期間である。 In other words, the winning streak period (advantageous period) is the period from when the normal state is controlled to either the jackpot state (advantageous state) or the high base state (special state) until it is subsequently controlled to the normal state.

図16-5(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、可変表示される特図が第1特図であるか第2特図であるかに応じて、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」、「非確変大当り」の大当り種別に対する判定値の割当てが異なっている。即ち、可変表示される特図が第1特図である場合には、所定範囲の判定値(「81」~「100」の範囲の値)がラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられる一方で、可変表示される特図が第2特図である場合には、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に対して判定値が割り当てられていない。このような設定により、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームを開始するための第1開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームを開始するための第2開始条件が成立したことに基づいて大当り種別を複数種類のいずれかに決定する場合とで、大当り種別をラウンド数の少ない「確変大当りB」や「確変大当りC」に決定する割合を、異ならせることができる。特に、第2特図を用いた特図ゲームでは大当り種別を「確変大当りB」や「確変大当りC」としてラウンド数の少ない通常開放大当り状態や高速開放大当り状態に制御すると決定されることがないので、例えば時短制御に伴う高開放制御により、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入しやすい遊技状態において、得られる賞球が少ない大当り状態の頻発を回避して遊技興趣が低下してしまうことを防止できるようになっている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 16-5(A), the allocation of determination values to the jackpot types "Probable variable jackpot A", "Probable variable jackpot B", "Probable variable jackpot C", and "Non-probable variable jackpot" differs depending on whether the variably displayed special chart is the first special chart or the second special chart. In other words, when the variably displayed special chart is the first special chart, a predetermined range of determination values (values in the range of "81" to "100") are assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C" with fewer rounds, whereas when the variably displayed special chart is the second special chart, no determination value is assigned to the jackpot types "Probable variable jackpot B" and "Probable variable jackpot C". With this setting, the ratio of determining the jackpot type to "probable jackpot B" or "probable jackpot C" with fewer rounds can be made different between the case where the first start condition for starting a special game using the first special symbol by the first special symbol display device 4A is satisfied and the case where the jackpot type is determined to be one of the multiple types based on the second start condition for starting a special game using the second special symbol by the second special symbol display device 4B being satisfied. In particular, in a special game using the second special symbol, the jackpot type is not determined to be "probable jackpot B" or "probable jackpot C" and controlled to a normal opening jackpot state or a high-speed opening jackpot state with fewer rounds, so that, for example, in a game state where game balls are likely to enter the second start winning hole formed by the variable winning ball device 6B due to high opening control accompanying time reduction control, frequent occurrence of a jackpot state with fewer winning balls can be avoided, preventing a decline in game interest.

尚、図16-5(A)に示す大当り種別判定テーブルの設定例では、「非確変」の大当り種別に対する判定値の割当ては、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに係わらず同一とされているので、非確変の大当りとなる確率と確変の大当りとなる確率は、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず同一とされている。 In the example of the jackpot type determination table shown in FIG. 16-5(A), the allocation of the determination value for the "non-probability variable" jackpot type is the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart, so the probability of a non-probability variable jackpot and the probability of a probability variable jackpot are the same regardless of whether it is the first special chart game or the second special chart.

よって、前述したように、「確変大当りB」や「確変大当りC」に対する判定値の割り当てが、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なることに応じて、「確変大当りA」に対する判定値の割り当ても第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかに応じて異なり、ラウンド数の多い「確変大当りA」については、第2特図の特図ゲームである場合の方が第1特図の特図ゲームである場合よりも決定され易くなるように設定されている。 As described above, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot B" and "Probable Variable Jackpot C" differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and accordingly, the allocation of judgment values for "Probable Variable Jackpot A" also differs depending on whether it is the first special chart game or the second special chart, and for "Probable Variable Jackpot A" which has a larger number of rounds, it is set up so that it is easier to determine in the second special chart game than in the first special chart game.

尚、第2特図の特図ゲームである場合にも、第1特図の特図ゲームである場合とは異なる所定範囲の判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられるようにしてもよい。例えば、第2特図の特図ゲームである場合には、第1特図の特図ゲームである場合に比べて少ない判定値が、「確変大当りB」や「確変大当りC」の大当り種別に割り当てられてもよい。あるいは、第1特図の特図ゲームであるか第2特図であるかにかかわらず、共通のテーブルデータを参照して、大当り種別の決定を行うようにしてもよい。 In addition, in the case of the special chart game of the second special chart, a predetermined range of judgment values different from that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C". For example, in the case of the special chart game of the second special chart, a smaller judgment value than that in the case of the special chart game of the first special chart may be assigned to the jackpot type of "Probable jackpot B" or "Probable jackpot C" compared to the case of the special chart game of the first special chart. Alternatively, regardless of whether it is the special chart game of the first special chart or the second special chart, the jackpot type may be determined by referring to common table data.

図16-6は、本特徴部162SGにおける変動パターンを示している。本特徴部162SGでは、可変表示結果が「はずれ」となる場合のうち、飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」である場合と「リーチ」である場合のそれぞれに対応して、また、可変表示結果が「大当り」や「小当り」となる場合などに対応して、複数の変動パターンが予め用意されている。尚、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「非リーチ」である場合に対応した変動パターンは、非リーチ変動パターン(「非リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称され、可変表示結果が「はずれ」で飾り図柄の変動表示態様が「リーチ」である場合に対応した変動パターンは、リーチ変動パターン(「リーチはずれ変動パターン」ともいう)と称される。また、非リーチ変動パターンとリーチ変動パターンは、可変表示結果が「はずれ」となる場合に対応したはずれ変動パターンに含まれる。可変表示結果が「大当り」である場合に対応した変動パターンは、大当り変動パターンと称される。 Figure 16-6 shows the variation patterns in this feature section 162SG. In this feature section 162SG, a plurality of variation patterns are prepared in advance for the cases where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" and a "reach", and for the cases where the variable display result is a "big hit" or a "small hit". The variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "non-reach" is called a non-reach variation pattern (also called a "non-reach miss variation pattern"), and the variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss" and the variable display state of the decorative pattern is a "reach" is called a reach variation pattern (also called a "reach miss variation pattern"). The non-reach variation pattern and the reach variation pattern are included in the miss variation pattern corresponding to the case where the variable display result is a "miss". The variation pattern that corresponds to the variable display result being "jackpot" is called the jackpot variation pattern.

大当り変動パターンやリーチ変動パターンには、ノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンと、スーパーリーチのリーチ演出が実行されるスーパーリーチ変動パターンとがある。尚、本特徴部162SGでは、ノーマルリーチ変動パターンを1種類のみしか設けていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、ノーマルリーチα、ノーマルリーチβ、…のように、複数のノーマルリーチ変動パターンを設けてもよい。また、スーパーリーチ変動パターンでも、スーパーリーチα、スーパーリーチβ、…のように、複数のスーパーリーチ変動パターンを設けてもよい。 There are two types of jackpot fluctuation patterns and reach fluctuation patterns: a normal reach fluctuation pattern in which a normal reach reach performance is executed, and a super reach fluctuation pattern in which a super reach reach performance is executed. Note that in this feature section 162SG, only one type of normal reach fluctuation pattern is provided, but the present invention is not limited to this, and multiple normal reach fluctuation patterns may be provided, such as normal reach α, normal reach β, .... Also, multiple super reach fluctuation patterns may be provided in the super reach fluctuation pattern, such as super reach α, super reach β, ....

尚、本特徴部162SGにおける変動パターンには、可変表示結果が「小当り」または可変表示結果が「大当り」であり大当り種別が「確変大当りC」である場合に対応する特殊当りの変動パターン(PC1-1)も含まれている。 The variation patterns in this feature section 162SG also include a special winning variation pattern (PC1-1) that corresponds to the case where the variable display result is a "small win" or the variable display result is a "jackpot" and the jackpot type is a "high probability jackpot C."

図16-6に示すように、本特徴部162SGにおけるノーマルリーチのリーチ演出が実行されるノーマルリーチ変動パターンの特図可変表示時間については、スーパーリーチ変動パターンよりも短く設定されている。 As shown in FIG. 16-6, the special chart variable display time of the normal reach fluctuation pattern in which the reach performance of the normal reach is executed in this feature section 162SG is set shorter than that of the super reach fluctuation pattern.

また、本特徴部162SGにおいては、後述するように、これら変動パターンを、例えば、非リーチの種別や、ノーマルリーチの種別や、スーパーリーチの種別等のように、変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンから実行する変動パターンを決定するのではなく、これらの種別を決定することなしに変動パターン判定用の乱数値MR3のみを用いて決定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、変動パターン判定用の乱数値MR3に加えて、変動パターン種別判定用の乱数値を設けて、これら変動パターン種別判定用の乱数値から変動パターンの種別を先に決定してから、該決定した種別に属する変動パターンから実行する変動パターンを決定するようにしてもよい。 In addition, in this characteristic section 162SG, as described below, instead of first determining the type of the fluctuation pattern, such as the non-reach type, normal reach type, super reach type, etc., and then determining the fluctuation pattern to be executed from the fluctuation patterns belonging to the determined type, the fluctuation patterns are determined using only the random number value MR3 for fluctuation pattern determination without determining these types, but the present invention is not limited to this, and for example, in addition to the random number value MR3 for fluctuation pattern determination, a random number value for fluctuation pattern type determination may be provided, and the type of fluctuation pattern may be determined first from these random number values for fluctuation pattern type determination, and then the fluctuation pattern to be executed may be determined from the fluctuation patterns belonging to the determined type.

図16-7は、本特徴部162SGにおける変動パターンの決定方法の説明図である。本特徴部162SGでは、実行する可変表示の表示結果や保留記憶数に応じて、選択する変動パターン判定テーブルを異ならせている。 Figure 16-7 is an explanatory diagram of how the variation pattern is determined in this feature section 162SG. In this feature section 162SG, the variation pattern determination table to be selected varies depending on the display result of the variable display to be executed and the number of reserved memories.

具体的には、図16-7に示すように、可変表示結果が非確変大当りである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチ大当りの変動パターン)とから決定する。また、可変表示結果が確変大当りAまたは確変大当りBである場合は、大当り用変動パターン判定テーブルBを選択し、該大当り用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPB1-1(ノーマルリーチ大当りの変動パターン)とPB1-2(スーパーリーチ大当りの変動パターン)とから決定する。 Specifically, as shown in FIG. 16-7, if the variable display result is a non-probability jackpot, the jackpot fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (the normal reach jackpot fluctuation pattern) and PB1-2 (the super reach jackpot fluctuation pattern) using the jackpot fluctuation pattern determination table A. Also, if the variable display result is a probability jackpot A or probability jackpot B, the jackpot fluctuation pattern determination table B is selected, and the fluctuation pattern is determined from PB1-1 (the normal reach jackpot fluctuation pattern) and PB1-2 (the super reach jackpot fluctuation pattern) using the jackpot fluctuation pattern determination table A.

尚、図16-7に示すように、大当り用変動パターン判定テーブルAと大当り用変動パターン判定テーブルBとでは、PB1-1とPB1-2に対する判定値の割当数が異なっている。具体的には、大当り用変動パターン判定テーブルAでは、PB1-1に498個の判定値が割り当てられており、PB1-2に497個の判定値が割り当てられている。一方で、大当り用変動パターン判定テーブルBでは、PB1-1に250個の判定値が割り当てられており、PB1-2に747個の判定値が割り当てられている。つまり、本特徴部162SGでは、可変表示結果が確変大当りAや確変大当りBである場合は、可変表示結果が非確変大当ある場合よりも高い割合で変動パターンがスーパーリーチの変動パターンであるPB1-2に決定されるようになっているため、可変表示における変動パターンに対して遊技者を注目させることが可能となっている。 As shown in FIG. 16-7, the number of judgment values assigned to PB1-1 and PB1-2 is different between the jackpot fluctuation pattern judgment table A and the jackpot fluctuation pattern judgment table B. Specifically, in the jackpot fluctuation pattern judgment table A, 498 judgment values are assigned to PB1-1, and 497 judgment values are assigned to PB1-2. On the other hand, in the jackpot fluctuation pattern judgment table B, 250 judgment values are assigned to PB1-1, and 747 judgment values are assigned to PB1-2. In other words, in this feature section 162SG, when the variable display result is a sure-change jackpot A or a sure-change jackpot B, the fluctuation pattern is determined to be PB1-2, which is a super reach fluctuation pattern, at a higher rate than when the variable display result is a non-sure-change jackpot, so that it is possible to draw the player's attention to the fluctuation pattern in the variable display.

また、可変表示結果が確変大当りCや小当りである場合は、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択し、該特殊当り用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンをPC1-1(特殊当りの変動パターン)に決定する。つまり、本特徴部162SGでは、可変表示結果が確変大当りCとなる場合と小当りとなる場合とで同一の変動パターンにて可変表示が実行されるので、遊技者は、該変動パターンから可変表示結果が確変大当りCであるか小当りであるかを特定することが困難となっている。 In addition, if the variable display result is a guaranteed big win C or a small win, a special win variation pattern determination table is selected, and the variation pattern is determined to be PC1-1 (special win variation pattern) using the special win variation pattern determination table. In other words, in this feature section 162SG, the variable display is executed with the same variation pattern when the variable display result is a guaranteed big win C or a small win, so it is difficult for the player to determine from the variation pattern whether the variable display result is a guaranteed big win C or a small win.

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が2個以下である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンをPA1-1(非リーチはずれの変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is two or less, the miss fluctuation pattern determination table A is selected, and the fluctuation pattern is determined from PA1-1 (non-reach miss fluctuation pattern), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), and PA2-2 (super reach miss fluctuation pattern) using the miss fluctuation pattern determination table A.

また、通常遊技状態(低ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」であり、且つ変動特図の保留記憶数が4個である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルCを用いて変動パターンをPA1-3(非リーチはずれの短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, in the normal game state (low base state), if the variable display result is "miss" and the number of reserved memories of the variable special chart is four, the miss fluctuation pattern determination table C is selected, and the fluctuation pattern is determined from PA1-3 (shortened fluctuation pattern of non-reach miss), PA2-1 (fluctuation pattern of normal reach miss), and PA2-2 (fluctuation pattern of super reach miss) using the miss fluctuation pattern determination table C.

また、時短状態(高ベース状態)において可変表示結果が「はずれ」である場合は、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択し、該はずれ用変動パターン判定テーブルDを用いて変動パターンをPA1-4(非リーチはずれの時短用短縮変動パターン)とPA2-1(ノーマルリーチはずれの変動パターン)とPA2-2(スーパーリーチはずれの変動パターン)とから決定する。 In addition, when the variable display result is "miss" in the time-saving state (high base state), the miss fluctuation pattern determination table D is selected, and the fluctuation pattern is determined from PA1-4 (time-saving shortened fluctuation pattern for non-reach miss), PA2-1 (normal reach miss fluctuation pattern), and PA2-2 (super reach miss fluctuation pattern) using the miss fluctuation pattern determination table D.

つまり、本特徴部162SGにおいて可変表示結果が「はずれ」となる場合は、変動特図の保留記憶数が3個や4個等であること、或いは、時短状態であることにもとづいて、特図可変表示時間が通常の非リーチはずれの変動パターン(PA1-1)よりも短い短縮用の変動パターン(PA1-2、PA1-3、PA1-4)により可変表示が実行される割合が高くなるので、遊技が間延びしてしまうことを防止しつつ、次に可変表示結果が大当りとなるまでの期間を短縮することが可能となっている。 In other words, when the variable display result in this feature section 162SG is a "miss," the percentage of variable display being executed using a shortening variable pattern (PA1-2, PA1-3, PA1-4) in which the special chart variable display time is shorter than the normal non-miss variable pattern (PA1-1) based on the number of reserved memories of the variable chart being three or four, or on the time-saving state, making it possible to prevent the game from becoming protracted while shortening the period until the next variable display result is a jackpot.

次に、図16-8を用いて変動パターンと出玉状態との関係について説明する。図16-8における出玉状態フラグは、後述する図16-13に示す出玉状態判定処理によって更新されるフラグであって、低出玉状態である場合に「0」がセットされ、第1高出玉状態である場合に「1」がセットされ、第2高出玉状態である場合に「2」がセットされるフラグであり、該出玉状態フラグの値によって、その時点の出玉状態が、低出玉状態、第1高出玉状態、第2高出玉状態のいずれであるのかを特定できるようになっている。 Next, the relationship between the fluctuation pattern and the ball output state will be explained using Figure 16-8. The ball output state flag in Figure 16-8 is a flag that is updated by the ball output state determination process shown in Figure 16-13 described later, and is set to "0" when the ball output state is low, set to "1" when the ball output state is the first high ball output state, and set to "2" when the ball output state is the second high ball output state. Depending on the value of the ball output state flag, it is possible to identify whether the ball output state at that time is the low ball output state, the first high ball output state, or the second high ball output state.

出玉状態フラグに「0」がセットされている低出玉状態に対応する各変動パターンの可変表示時間は、図16-6に示した各変動パターンの可変表示時間と同一であり、出玉状態フラグに「0」がセットされている場合に対応する可変表示時間については延長されないが、出玉状態フラグに「1」がセットされている第1高出玉状態に対応する変動パターンの可変表示時間は、出現頻度が高い非リーチはずれ(PA1-1~PA1-4)の変動パターンの可変表示時間が、出玉状態フラグに「0」に対応する非リーチはずれ(PA1-1~PA1-4)の変動パターンの可変表示時間よりも長い可変表示時間が設定されて延長されており、出玉状態フラグに「1」がセットされている場合には、これら延長された可変表示時間の非リーチはずれの可変表示が実行されることによって、平均の可変表示時間が長くなる。 The variable display time of each fluctuation pattern corresponding to the low ball output state where the ball output state flag is set to "0" is the same as the variable display time of each fluctuation pattern shown in FIG. 16-6, and the variable display time corresponding to the ball output state flag set to "0" is not extended, but the variable display time of the fluctuation pattern corresponding to the first high ball output state where the ball output state flag is set to "1" is extended by setting the variable display time of the fluctuation pattern of the non-reach miss (PA1-1 to PA1-4) which occurs frequently to a variable display time longer than the variable display time of the fluctuation pattern of the non-reach miss (PA1-1 to PA1-4) which corresponds to the ball output state flag set to "0", and when the ball output state flag is set to "1", the variable display of the non-reach miss of these extended variable display times is executed, thereby lengthening the average variable display time.

また、出玉状態フラグに「2」がセットされている第2高出玉状態に対応する変動パターンの可変表示時間は、出現頻度が高い非リーチはずれ(PA1-1~PA1-4)とノーマルリーチはずれ(PA2-1)とノーマルリーチ大当り(PB1-1)の変動パターンの可変表示時間が、出玉状態フラグに「1」に対応する非リーチはずれ(PA1-1~PA1-4)とノーマルリーチはずれ(PA2-1)とノーマルリーチ大当りの変動パターンの可変表示時間よりもさらに長い可変表示時間が設定されて延長されており、出玉状態フラグに「2」がセットされている場合には、これら延長された可変表示時間の非リーチはずれとノーマルリーチはずれとノーマルリーチ大当りの可変表示が実行されることによって、平均の可変表示時間がさらに長くなる。 In addition, the variable display time of the variable pattern corresponding to the second high ball output state, in which the ball output state flag is set to "2", is extended by setting a variable display time that is even longer than the variable display time of the variable pattern of the non-reach miss (PA1-1 to PA1-4), normal reach miss (PA2-1), and normal reach jackpot, which corresponds to the ball output state flag "1". When the ball output state flag is set to "2", the variable display of the non-reach miss, normal reach miss, and normal reach jackpot of these extended variable display times is executed, so that the average variable display time is even longer.

これら延長される可変表示時間としては、非短縮の変動パターンである非リーチPA1-1に関しては、出玉状態フラグが「1」である第1高出玉状態においては1秒であり、出玉状態フラグが「2」である第2高出玉状態においては1.5秒であり、短縮の変動パターンである非リーチPA1-2~非リーチPA1-4に関しては、出玉状態フラグが「1」である第1高出玉状態においては0.5秒であり、出玉状態フラグが「2」である第2高出玉状態においては1.0秒であり、リーチの変動パターンであるPA2-1やPB1-1に関しては、出玉状態フラグが「1」である第1高出玉状態においては0秒であり、出玉状態フラグが「2」である第2高出玉状態においては5秒である。 These extended variable display times are as follows: for non-reach PA1-1, which is a non-reduced fluctuation pattern, it is 1 second in the first high ball output state where the ball output state flag is "1", and 1.5 seconds in the second high ball output state where the ball output state flag is "2". For non-reach PA1-2 to non-reach PA1-4, which are shortened fluctuation patterns, it is 0.5 seconds in the first high ball output state where the ball output state flag is "1", and 1.0 seconds in the second high ball output state where the ball output state flag is "2". For PA2-1 and PB1-1, which are reach fluctuation patterns, it is 0 seconds in the first high ball output state where the ball output state flag is "1", and 5 seconds in the second high ball output state where the ball output state flag is "2".

尚、図16-8に示した延長する可変表示時間の長さは、一例であって、これらの長さとは異なる延長を行うようにしてもよい。例えば、第2高出玉状態においては、第1高出玉状態における延長よりも長い延長を行うようにしてもよい。 Note that the length of the extended variable display time shown in FIG. 16-8 is merely an example, and the extension may be different from these lengths. For example, in the second high ball output state, the extension may be longer than in the first high ball output state.

また、図16-8に示した例では、決定割合が高いことで実行頻度の高い非リーチはずれの変動パターンや、スーパーリーチに比較して実行頻度の高いノーマルリーチの変動パターンを延長することで、平均の可変表示時間を効率良く長くできるとともに、可変表示時間が長いことで演出に関するデータ量が多いリーチやスーパーリーチの変動パターンについて、可変表示時間の延長によって複数のデータを記憶することによってデータ容量が増大してしまうことも防止できるようにした形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、全ての変動パターンについて、所定の延長時間として「1秒」を一律に可変表示時間に加算して延長するようにし、これら延長した期間については、各変動パターンにおいて共通の演出データを使用した共通の演出を実行するようにしてもよい。 In the example shown in FIG. 16-8, the average variable display time can be efficiently lengthened by extending the non-reach missed fluctuation pattern, which has a high execution frequency due to its high decision rate, and the normal reach fluctuation pattern, which is executed more frequently than the super reach. In addition, for the reach and super reach fluctuation patterns, which have a large amount of data related to the performance due to their long variable display time, an embodiment is shown in which it is possible to prevent an increase in data volume due to the storage of multiple data by extending the variable display time, but the present invention is not limited to this. For example, for all fluctuation patterns, a predetermined extension time of "1 second" can be uniformly added to the variable display time to extend it, and during this extended period, a common performance using common performance data can be executed in each fluctuation pattern.

また、図16-8に示した例では、出玉状態フラグが「1」である第1高出玉状態では、非リーチはずれの変動パターンのみを延長し、出玉状態フラグが「2」である第2高出玉状態となった場合にリーチの変動パターンについても延長するように、第2高出玉状態においては延長対象の変動パターンを多くすることで、平均の可変表示時間をより一層効率良く延長できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、出玉状態フラグが「2」においても、出玉状態フラグが「1」において延長された変動パターンについてのみ更に延長するようにして、延長対象の変動パターンを出玉状態に応じて変化しないようにすることで、延長に関する制御負荷が過度に増大してしまうことを防ぐことができるようにしてもよい。 In the example shown in FIG. 16-8, in the first high ball output state where the ball output state flag is "1", only the non-reach miss fluctuation pattern is extended, and when the ball output state flag is "2", the reach fluctuation pattern is also extended, so that the average variable display time can be extended more efficiently by increasing the number of fluctuation patterns to be extended in the second high ball output state, but the present invention is not limited to this. For example, even when the ball output state flag is "2", only the fluctuation patterns extended when the ball output state flag is "1" may be further extended, so that the fluctuation patterns to be extended do not change depending on the ball output state, thereby preventing the control load related to the extension from increasing excessively.

また、図16-8に示した例では、連荘期間において可変表示が実行される遊技状態である時短状態(高ベース状態)に対応する非リーチPA1-4の変動パターンだけではなく、後述するように、連荘期間(有利期間)が終了して通常状態に制御されてから少ない可変表示回数にて再び大当りが発生する場合にも対応できるように、これら連荘期間(有利期間)が終了したときの通常状態における可変表示についても、延長できるように、通常状態に対応する非リーチPA1-1~非リーチPA1-3の変動パターンについても延長した形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、連荘期間において可変表示が実行される遊技状態である時短状態(高ベース状態)に対応する非リーチPA1-4の変動パターンについてのみ延長するようにしてもよい。 In the example shown in FIG. 16-8, not only the fluctuation pattern of non-reach PA1-4 corresponding to the time-saving state (high base state) in which the variable display is executed during the consecutive winning period, but also the variable display in the normal state when the consecutive winning period (advantageous period) ends so as to be able to respond to the case where a jackpot occurs again with a small number of variable display times after the consecutive winning period (advantageous period) ends and the game is controlled to the normal state, as described below, the fluctuation pattern of non-reach PA1-1 to non-reach PA1-3 corresponding to the normal state is also extended, but the present invention is not limited to this, and it is also possible to extend only the fluctuation pattern of non-reach PA1-4 corresponding to the time-saving state (high base state) in which the variable display is executed during the consecutive winning period.

本特徴部162SGにおけるRAM102には、パチンコ遊技機162SG001における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、例えば図16-9に示すような遊技制御用データ保持エリア162SG150が設けられている。図16-9に示す遊技制御用データ保持エリア162SG150は、第1特図保留記憶部162SG151Aと、第2特図保留記憶部162SG151Bと、普図保留記憶部162SG151Cと、遊技制御フラグ設定部162SG152と、遊技制御タイマ設定部162SG153と、遊技制御カウンタ設定部162SG154と、遊技制御バッファ設定部162SG155とを備えている。 The RAM 102 in this characteristic section 162SG is provided with a game control data holding area 162SG150 as shown in FIG. 16-9, for example, as an area for holding various data used to control the progress of the game in the pachinko game machine 162SG001. The game control data holding area 162SG150 shown in FIG. 16-9 includes a first special chart reserve memory section 162SG151A, a second special chart reserve memory section 162SG151B, a normal chart reserve memory section 162SG151C, a game control flag setting section 162SG152, a game control timer setting section 162SG153, a game control counter setting section 162SG154, and a game control buffer setting section 162SG155.

第1特図保留記憶部162SG151Aは、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第1始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第1特図保留記憶部162SG151Aは、第1始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第1始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第1特図保留記憶部162SG151Aに記憶された保留データは、第1特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。 The first special symbol reservation memory unit 162SG151A stores reservation data of a special symbol game (a special symbol game using the first special symbol in the first special symbol display device 4A) in which a game ball has passed (entered) through the first start winning port formed by the winning ball device 6A and a start winning (first start winning) has occurred but has not yet started. As an example, the first special symbol reservation memory unit 162SG151A associates reservation numbers with the order of winning (the order of detection of the game ball) in the first start winning port, and stores, as reservation data, random number values MR1 for determining the special symbol display result, random number values MR2 for determining the jackpot type, and numerical data indicating random number values MR3 for determining the fluctuation pattern, which are extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc. based on the establishment of the first start condition when the game ball passes (enters), until the number of memories reaches a predetermined upper limit (for example, "4"). The reserved data stored in the first special chart reserved memory unit 162SG151A thus indicates that the execution of a special chart game using the first special chart is on hold, and serves as reserved information that makes it possible to determine whether or not a jackpot will be reached based on the variable display result (special chart display result) in this special chart game.

第2特図保留記憶部162SG151Bは、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して始動入賞(第2始動入賞)が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲーム)の保留データを記憶する。一例として、第2特図保留記憶部162SG151Bは、第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)における第2始動条件の成立に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。こうして第2特図保留記憶部162SG151Bに記憶された保留データは、第2特図を用いた特図ゲームの実行が保留されていることを示し、この特図ゲームにおける可変表示結果(特図表示結果)に基づき大当りとなるか否かなどを判定可能にする保留情報となる。 The second special symbol reservation memory unit 162SG151B stores reservation data of a special symbol game (a special symbol game using a second special symbol in the second special symbol display device 4B) in which a game ball has passed (entered) through the second start winning port formed by the variable winning ball device 6B and a start winning (second start winning) has occurred but has not yet started. As an example, the second special symbol reservation memory unit 162SG151B associates reservation numbers with the order of winning (the order of detection of the game ball) into the second start winning port, and stores, as reservation data, the random number value MR1 for determining the special symbol display result, the random number value MR2 for determining the jackpot type, and the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, which are extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc. based on the establishment of the second start condition when the game ball passes (enters), until the number reaches a predetermined upper limit value (for example, "4"). The reserved data stored in the second special chart reserved memory unit 162SG151B thus indicates that the execution of a special chart game using the second special chart is on hold, and serves as reserved information that makes it possible to determine whether or not a jackpot will be reached based on the variable display result (special chart display result) in this special chart game.

尚、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第1始動条件の成立に基づく保留情報(第1保留情報)と、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)したことによる第2始動入賞の成立に基づく保留情報(第2保留情報)とを、共通の保留記憶部にて保留番号と対応付けて記憶するようにしてもよい。この場合には、第1始動入賞口と第2始動入賞口のいずれを遊技球が通過(進入)したかを示す始動口データを保留情報に含め、保留番号と対応付けて記憶させればよい。 The reserved information (first reserved information) based on the establishment of the first start condition by the game ball passing (entering) the first start winning port, and the reserved information (second reserved information) based on the establishment of the second start winning condition by the game ball passing (entering) the second start winning port may be stored in a common reserved memory unit in association with the reserved number. In this case, start port data indicating whether the game ball passed (entered) the first or second start winning port may be included in the reserved information and stored in association with the reserved number.

普図保留記憶部162SG151Cは、通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたにもかかわらず、未だ普通図柄表示器20により開始されていない普図ゲームの保留情報を記憶する。例えば、普図保留記憶部162SG151Cは、遊技球が通過ゲート41を通過した順に保留番号と対応付けて、その遊技球の通過に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された普図表示結果判定用の乱数値MR4を示す数値データなどを保留データとして、その数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。 The regular symbol reserve memory unit 162SG151C stores reserve information for regular symbol games that have not yet been started by the regular symbol display device 20, even though the game ball that passed through the passing gate 41 has been detected by the gate switch 21. For example, the regular symbol reserve memory unit 162SG151C associates the game balls with reserve numbers in the order in which they passed through the passing gate 41, and stores numerical data indicating the random number value MR4 for determining the regular symbol display result extracted by the CPU 103 from the random number circuit 104, etc. based on the passage of the game ball as reserved data, until the number reaches a predetermined upper limit (for example, "4").

遊技制御フラグ設定部162SG152には、パチンコ遊技機162SG001における遊技の進行状況などに応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、遊技制御フラグ設定部162SG152には、前述の出玉状態フラグを含む複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。 The game control flag setting unit 162SG152 is provided with multiple types of flags whose states can be updated depending on the progress of the game in the pachinko game machine 162SG001. For example, the game control flag setting unit 162SG152 stores data indicating the value of the flag and data indicating the on or off state for each of multiple types of flags, including the ball output state flag described above.

遊技制御タイマ設定部162SG153には、パチンコ遊技機162SG001における遊技の進行を制御するために用いられる各種のタイマが設けられている。例えば、遊技制御タイマ設定部162SG153には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。 The game control timer setting unit 162SG153 is provided with various timers used to control the progress of the game in the pachinko game machine 162SG001. For example, the game control timer setting unit 162SG153 stores data indicating the timer values of each of multiple types of timers.

遊技制御カウンタ設定部162SG154には、パチンコ遊技機162SG001における遊技の進行を制御するために用いられるカウント値を計数するための複数種類のカウンタが設けられている。例えば、遊技制御カウンタ設定部162SG154には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。ここで、遊技制御カウンタ設定部162SG154には、遊技用乱数の一部または全部をCPU103がソフトウェアにより更新可能にカウントするためのランダムカウンタが設けられてもよい。 The game control counter setting unit 162SG154 is provided with multiple types of counters for counting count values used to control the progress of the game in the pachinko game machine 162SG001. For example, the game control counter setting unit 162SG154 stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters. Here, the game control counter setting unit 162SG154 may be provided with a random counter for counting some or all of the game random numbers in a manner that allows the CPU 103 to update them by software.

遊技制御カウンタ設定部162SG154のランダムカウンタには、乱数回路104で生成されない乱数値、例えば、乱数値MR2~MR4を示す数値データが、ランダムカウント値として記憶され、CPU103によるソフトウェアの実行に応じて、定期的あるいは不定期に、各乱数値を示す数値データが更新される。CPU103がランダムカウント値を更新するために実行するソフトウェアは、ランダムカウント値を乱数回路104における数値データの更新動作とは別個に更新するためのものであってもよいし、乱数回路104から抽出された数値データの全部または一部にスクランブル処理や演算処理といった所定の処理を施すことによりランダムカウント値を更新するためのものであってもよい。 In the random counter of the game control counter setting unit 162SG154, random numbers not generated by the random number circuit 104, for example, numerical data indicating random numbers MR2 to MR4, are stored as random count values, and the numerical data indicating each random number is updated periodically or irregularly according to the execution of software by the CPU 103. The software executed by the CPU 103 to update the random count value may be for updating the random count value separately from the updating operation of the numerical data in the random number circuit 104, or may be for updating the random count value by performing a predetermined process such as scrambling or arithmetic processing on all or part of the numerical data extracted from the random number circuit 104.

遊技制御バッファ設定部162SG155には、パチンコ遊技機162SG001における遊技の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、遊技制御バッファ設定部162SG155には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The game control buffer setting unit 162SG155 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of the game in the pachinko game machine 162SG001. For example, the game control buffer setting unit 162SG155 stores data indicating the buffer values in each of multiple types of buffers.

図16-1に示す演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、例えば図16-10(A)に示すような演出制御用データ保持エリア162SG190が設けられている。図16-10(A)に示す演出制御用データ保持エリア162SG190は、演出制御フラグ設定部162SG191と、演出制御タイマ設定部162SG192と、演出制御カウンタ設定部162SG193と、演出制御バッファ設定部162SG194とを備えている。 The RAM 122 mounted on the performance control board 12 shown in Figure 16-1 is provided with a performance control data holding area 162SG190 as shown in Figure 16-10 (A) as an area for holding various data used to control performance operations. The performance control data holding area 162SG190 shown in Figure 16-10 (A) includes a performance control flag setting unit 162SG191, a performance control timer setting unit 162SG192, a performance control counter setting unit 162SG193, and a performance control buffer setting unit 162SG194.

演出制御フラグ設定部162SG191には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示状態などといった演出動作状態や主基板11から送信された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部162SG191には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。 The performance control flag setting unit 162SG191 is provided with multiple types of flags whose states can be updated according to the performance operation state, such as the display state of the performance image on the screen of the image display device 5, and the performance control commands sent from the main board 11. For example, the performance control flag setting unit 162SG191 stores data indicating the flag value and data indicating the on or off state for each of the multiple types of flags.

演出制御タイマ設定部162SG192には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示動作などといった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部162SG192には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。 The performance control timer setting unit 162SG192 is provided with multiple types of timers that are used to control the progress of various performance operations, such as the display operation of a performance image on the screen of the image display device 5. For example, the performance control timer setting unit 162SG192 stores data indicating the timer values of each of the multiple types of timers.

演出制御カウンタ設定部162SG193には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部162SG193には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。 The performance control counter setting unit 162SG193 is provided with multiple types of counters used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control counter setting unit 162SG193 stores data indicating the count values of each of the multiple types of counters.

演出制御バッファ設定部162SG194には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部162SG194には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。 The performance control buffer setting unit 162SG194 is provided with various buffers that temporarily store data used to control the progress of various performance operations. For example, the performance control buffer setting unit 162SG194 stores data indicating the buffer values for each of multiple types of buffers.

本特徴部162SGでは、図16-10(B)に示すような始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aを構成するデータが、演出制御バッファ設定部162SG194の所定領域に記憶されている。始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aには、第1特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「1-1」~「1-4」に対応した領域)と、可変表示中の第1特図に対応した格納領域(バッファ番号「1-0」に対応した領域)とが設けられている。また、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aには、第2特図保留記憶の合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「2-1」~「2-4」に対応した領域)と、可変表示中の第2特図に対応した格納領域(バッファ番号「2-0」に対応した領域)とが設けられている。第1始動入賞口や第2始動入賞口への始動入賞があったときには、始動口入賞指定コマンド(第1始動口入賞指定コマンドまたは第2始動口入賞指定コマンド)、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド及び保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンド)という4つのコマンドが1セットとして、主基板11から演出制御基板12へと送信される。始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aにおける第1特図保留記憶に対応した格納領域と第2特図保留記憶に対応した格納領域は、これらの始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドを対応付けて、第1特図保留記憶と第2特図保留記憶とに分けて格納するための格納領域(エントリ)が確保されている。 In this feature section 162SG, data constituting the start winning time receiving command buffer 162SG194A as shown in FIG. 16-10 (B) is stored in a predetermined area of the performance control buffer setting section 162SG194. The start winning time receiving command buffer 162SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "1-1" to "1-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the first special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "1-0") corresponding to the first special symbol being displayed variably. In addition, the start winning time receiving command buffer 162SG194A has a storage area (area corresponding to buffer numbers "2-1" to "2-4") corresponding to the maximum value of the total reserved memory number of the second special symbol reserved memory (for example, "4") and a storage area (area corresponding to buffer number "2-0") corresponding to the second special symbol being displayed variably. When a start win occurs at the first start win port or the second start win port, a set of four commands, namely, a start win designation command (first start win designation command or second start win designation command), a pattern designation command, a variable category designation command, and a reserved memory number notification command (first reserved memory number notification command or second reserved memory number notification command), is sent from the main board 11 to the performance control board 12. The storage area corresponding to the first special pattern reserved memory and the storage area corresponding to the second special pattern reserved memory in the start win reception command buffer 162SG194A are provided with storage areas (entries) for storing these start win designation commands, pattern designation commands, variable category designation commands, and reserved memory number notification commands separately as the first special pattern reserved memory and the second special pattern reserved memory.

これら格納領域(エントリ)の記憶内容は、開始条件が成立して最上位の保留記憶(バッファ番号「1-1」またはバッファ番号「2-1」)の可変表示が開始されるときに、後述するように1つずつ上位にシフトされていくとともに、該開始条件が成立した保留記憶の内容を格納するバッファ番号「1-0」またはバッファ番号「2-0」の記憶内容は、当該可変表示を終了するときに実行される特図当り待ち処理においてクリアされるようになっている。 The contents of these storage areas (entries) are shifted up one at a time when the start condition is met and the variable display of the top reserved memory (buffer number "1-1" or buffer number "2-1") begins, as described below, and the contents of buffer number "1-0" or buffer number "2-0", which stores the contents of the reserved memory for which the start condition is met, are cleared in the special chart hit waiting process that is executed when the variable display ends.

更に、本特徴部162SGの始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aには、先読予告設定処理(図14)において先読予告演出の実行の有無の決定に伴う表示パターンの決定が未決定であるか否か、つまり、新たな始動入賞の発生によって、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドが新たに格納されたことにより表示パターンの決定が未決定である旨を示す表示未決定フラグと、保留記憶表示の表示パターン(表示態様)に応じたフラグ値がセットされる保留表示フラグと、を第1特図保留記憶及び第2特図保留記憶に対応する各バッファ番号に対応付けて格納できるように記憶領域が、各格納領域(エントリ)毎に確保されている。 Furthermore, in the start winning reception command buffer 162SG194A of this feature section 162SG, a memory area is reserved for each storage area (entry) so that a display pending flag indicating whether or not the display pattern associated with the decision on whether or not to execute the pre-reading preview performance in the pre-reading preview setting process (Figure 14) is pending, in other words, indicating that the display pattern is pending because a start opening winning designation command, pattern designation command, variable category designation command, and pending memory number notification command have been newly stored due to the occurrence of a new start winning, and a pending display flag in which a flag value corresponding to the display pattern (display mode) of the pending memory display is set, can be stored in association with each buffer number corresponding to the first special chart pending memory and the second special chart pending memory.

また、本特徴部162SGの始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aには、演出制限フラグを第1特図保留記憶及び第2特図保留記憶に対応する各バッファ番号に対応付けて格納できるように記憶領域が、各格納領域(エントリ)毎に確保されている。尚、演出制限フラグとは、コマンド解析処理(図16-22)において、第1始動入賞口や第2始動入賞口にて始動入賞が発生したが図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドが後述する第1保留記憶数通知待ち時間、または第2保留記憶数通知待ち時間内に受信されない場合に、当該エントリが先読予告演出の対象ではないことを示すフラグである。 In addition, in the start winning reception command buffer 162SG194A of this feature unit 162SG, a memory area is reserved for each storage area (entry) so that a performance restriction flag can be stored in association with each buffer number corresponding to the first special symbol reserved memory and the second special symbol reserved memory. Note that the performance restriction flag is a flag that indicates that the entry is not subject to the pre-reading preview performance when a start winning occurs at the first start winning port or the second start winning port in the command analysis process (Figure 16-22) but the pattern designation command, variable category designation command, and reserved memory number notification command are not received within the first reserved memory number notification waiting time or the second reserved memory number notification waiting time described below.

尚、保留表示フラグには、後述する先読予告設定処理において、先読予告演出の実行が決定されなかった場合には、通常の保留記憶表示の表示パターンに対応する「0」が格納されることで、通常の表示態様(例えば、白抜き○)の保留記憶表示が画像表示装置5の下部に設けられている第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uに表示され、先読予告演出の実行が決定された場合には、通常の表示態様とは異なる特別態様(例えば、四角形(◇)や星(☆))の保留記憶表示の表示パターンに対応する「1」(四角形(◇))または「2」(星(☆))がセットされることで、通常の表示態様とは異なる特別態様の保留記憶表示が第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uに表示されて、該保留記憶表示に対応する可変表示において、大当りとなる可能性やスーパーリーチとなる可能性が高いことが予告されるようになっている。 In addition, in the pre-reading notice setting process described later, if it is not decided to execute the pre-reading notice performance, the hold display flag is set to "0", which corresponds to the display pattern of the normal hold memory display, and the hold memory display in the normal display mode (e.g., a white circle) is displayed in the first hold memory display area 5D and the second hold memory display area 5U provided at the bottom of the image display device 5. If it is decided to execute the pre-reading notice performance, the hold display flag is set to "1" (square (◇)) or "2" (star (☆)), which corresponds to the display pattern of the hold memory display in a special mode different from the normal display mode (e.g., a square (◇) or a star (☆)), and the hold memory display in a special mode different from the normal display mode is displayed in the first hold memory display area 5D and the second hold memory display area 5U, and the variable display corresponding to the hold memory display predicts the possibility of a jackpot or a super reach.

演出制御用CPU120は、第1始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aの第1特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していき、第2始動入賞口への始動入賞時には、コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aの第2特図保留記憶に対応する空きエントリにおける先頭(バッファ番号の最も若いエントリ)から格納していく。始動入賞時には、始動口入賞指定コマンドから保留記憶数通知コマンドまでが順次送信される。従って、コマンド受信が行われれば、第1特図保留記憶または第2特図保留記憶に対応するバッファ番号の末尾「1」~「4」のそれぞれに対応する格納領域に、始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリ指定コマンド、保留記憶数通知コマンドの順に格納されていくことになる。 When a first winning entry is made to the first winning entry, the CPU 120 for controlling the performance stores the command from the top (the entry with the lowest buffer number) of the free entry corresponding to the first special symbol reserved memory in the command buffer 162SG194A for receiving the command at the time of winning, and when a second winning entry is made to the second winning entry, the CPU 120 stores the command from the top (the entry with the lowest buffer number) of the free entry corresponding to the second special symbol reserved memory in the command buffer 162SG194A for receiving the command at the time of winning. When a winning entry is made to the first winning entry, the command from the starting entry designation command to the reserved memory number notification command is sent in sequence. Therefore, when a command is received, the command from the starting entry designation command, the pattern designation command, the variable category designation command, and the reserved memory number notification command are stored in the storage area corresponding to the last "1" to "4" of the buffer number corresponding to the first or second special symbol reserved memory in that order.

図16-10(B)に示す始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aに格納されているコマンドは、飾り図柄の可変表示を開始するごとに、直前に終了した可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-0」または「2-0」のエントリ)に格納されているものが削除されるとともに、該開始する可変表示の保留記憶に対応したエントリ(バッファ番号「1-1」または「2-1」に対応したエントリ)に格納されているものと、該開始する可変表示の保留記憶以降のエントリの記憶内容がシフトされる。例えば図16-10(B)に示す格納状態において第1特図保留記憶の飾り図柄の可変表示が終了した場合には、バッファ番号「0」に格納されている各コマンドが削除され、バッファ番号「1」に格納されている各コマンドがバッファ番号「0」にシフトされるとともに、バッファ番号「2」に対応した領域にて格納されている各コマンドがバッファ番号「1」に対応した領域にシフトされ、バッファ番号「3」、「4」のそれぞれに対応した領域にて格納されている各コマンドが、バッファ番号「2」、「3」に対応した領域にシフトされる。よって、バッファ番号「0」は、その時点において可変表示されている保留記憶に関する各コマンドを格納するための領域(エントリ)となる。 Whenever the variable display of the decorative pattern is started, the commands stored in the start winning time reception command buffer 162SG194A shown in FIG. 16-10(B) are deleted from the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that just ended (the entry with buffer number "1-0" or "2-0"), and the contents stored in the entry corresponding to the reserved memory of the variable display that is about to start (the entry corresponding to buffer number "1-1" or "2-1") and the contents stored in the entries after the reserved memory of the variable display that is about to start are shifted. For example, when the variable display of the decorative pattern of the first special pattern reserved memory is ended in the storage state shown in FIG. 16-10(B), the commands stored in buffer number "0" are deleted, the commands stored in buffer number "1" are shifted to buffer number "0", the commands stored in the area corresponding to buffer number "2" are shifted to the area corresponding to buffer number "1", and the commands stored in the areas corresponding to buffer numbers "3" and "4" are shifted to the areas corresponding to buffer numbers "2" and "3". Therefore, buffer number "0" becomes the area (entry) for storing each command related to the pending memory that is variably displayed at that time.

次に、図16-11にもとづいて、本特徴部162SGの遊技制御メイン処理について説明する。図16-11に示すように、本特徴部162SGの遊技制御メイン処理でも、図4の基本構成における遊技制御メイン処理とほぼ同じ処理を実行するが、本特徴部162SGの遊技制御メイン処理の特徴としては、S4の復旧処理の内容が異なっていることともに、ステップS6aの初期化処理に加えて、出玉状態フラグの初期設定に関するステップS6bの処理が追加されている点である。 Next, the game control main processing of this characteristic part 162SG will be described based on FIG. 16-11. As shown in FIG. 16-11, the game control main processing of this characteristic part 162SG executes almost the same processing as the game control main processing in the basic configuration of FIG. 4, but the features of the game control main processing of this characteristic part 162SG are that the content of the recovery processing of S4 is different, and in addition to the initialization processing of step S6a, processing of step S6b related to the initial setting of the ball output status flag is added.

本特徴部162SGの遊技制御メイン処理のステップS4の復旧処理においては、出玉状態フラグを電断前の状態に復旧する処理を実行する。尚、後述するように、図16-12に示す本特徴部162SGの遊技制御用タイマ割込処理におけるステップS19の電断処理において、電断発生時に記憶されるバックアップデータには、該電断発生時の出玉状態フラグのフラグ値のデータが含まれている。 In the recovery process of step S4 of the game control main process of this feature unit 162SG, a process is executed to restore the ball output status flag to the state before the power failure. As will be described later, in the power failure process of step S19 in the game control timer interrupt process of this feature unit 162SG shown in FIG. 16-12, the backup data stored when the power failure occurs includes the flag value data of the ball output status flag at the time of the power failure.

出玉状態フラグの具体的な復旧状況としては、電断発生時において出玉状態フラグの値が低出玉状態に対応した「0」であるときには、復旧処理によって出玉状態フラグに「0」がセットされ、電断発生時において出玉状態フラグの値が第1出玉状態に対応した「1」であるときには、復旧処理によって出玉状態フラグに「1」がセットされ、電断発生時において出玉状態フラグの値が第2出玉状態に対応した「2」であるときには、復旧処理によって出玉状態フラグに「2」がセットされる。つまり、S4の復旧処理によって、出玉状態フラグの値に電断発生前の値がセットされて電断前の出玉状態が復旧される。 Specific recovery conditions for the ball output state flag are as follows: when the value of the ball output state flag is "0" corresponding to a low ball output state when the power outage occurs, the recovery process sets the ball output state flag to "0", when the value of the ball output state flag is "1" corresponding to the first ball output state when the power outage occurs, the recovery process sets the ball output state flag to "1", and when the value of the ball output state flag is "2" corresponding to the second ball output state when the power outage occurs, the recovery process sets the ball output state flag to "2". In other words, the recovery process of S4 sets the value of the ball output state flag to the value before the power outage occurs, restoring the ball output state before the power outage.

尚、上記したバックアップデータには、後述する判定後連荘回数や判定後可変表示残回数のデータも含まれており、これらの判定後連荘回数や判定後可変表示残回数のデータもS4の復旧処理によって電断時のデータに復旧される。 The backup data mentioned above also includes data on the number of consecutive wins after the judgment and the number of remaining variable display times after the judgment, which will be described later. This data on the number of consecutive wins after the judgment and the number of remaining variable display times after the judgment are also restored to the data at the time of the power outage by the recovery process of S4.

このように、ステップS4の復旧処理によって出玉状態フラグの値が電断発生前の値に復旧されるとともに、判定後連荘回数や判定後可変表示残回数のデータが復旧されることによって、出玉速度の調整が実施されている第1出玉状態や第2出玉状態において電断が発生しても、これら出玉速度の調整が該電断によって終了せずに、電断復旧後も継続される。 In this way, the recovery process in step S4 restores the value of the ball output state flag to the value before the power outage occurred, and the data for the number of consecutive wins after the judgment and the number of variable display remaining times after the judgment are restored. Therefore, even if a power outage occurs in the first ball output state or the second ball output state in which the ball output speed adjustment is being implemented, the adjustment of the ball output speed is not terminated by the power outage, but continues even after the power outage is restored.

一方、ステップS3において復旧条件が成立してしないことによってステップS6aの初期化処理が実行されて電源投入時等における初期設定(連荘回数等の各種遊技データの初期化を含む)が実行された後においては、出玉状態フラグに、電源投入時における初期値である低出玉状態に対応した値である「0」をセットする。このように、電断復旧条件が成立していない電源投入時(電断復旧以外の電源供給開始時)においては、低出玉状態に対応した値である「0」が出玉状態フラグにセットされることによって、電源投入時に出玉速度の調整が不適切に実行されてしまうことを防止できるようになっている。 On the other hand, if the recovery conditions are not met in step S3, the initialization process of step S6a is executed and the initial settings (including the initialization of various game data such as the number of consecutive wins) are performed when the power is turned on, etc., and then the ball output status flag is set to "0", which is the initial value when the power is turned on, corresponding to a low ball output state. In this way, when the power is turned on when the power outage recovery conditions are not met (when the power supply starts other than when power is restored), the ball output status flag is set to "0", which is the value corresponding to a low ball output state, thereby preventing the ball output speed from being adjusted inappropriately when the power is turned on.

次に、図16-12にもとづいて、本特徴部162SGの遊技制御用タイマ割込処理について説明する。本特徴部162SGの遊技制御用タイマ割込処理は、基本構成における図5の遊技制御用タイマ割込処理と同じくステップS21~S27の各処理を実行するが、これらの処理に加えて、基本構成においては省略していたステップS19の電断処理と、本特徴部162SGの遊技制御用タイマ割込処理の特徴点である出玉状態判定処理を有している点が異なる。 Next, the game control timer interrupt processing of this characteristic part 162SG will be described based on FIG. 16-12. The game control timer interrupt processing of this characteristic part 162SG executes the processes of steps S21 to S27, just like the game control timer interrupt processing of FIG. 5 in the basic configuration, but differs in that in addition to these processes, it also includes the power cut processing of step S19, which was omitted in the basic configuration, and the ball output state determination processing, which is a characteristic feature of the game control timer interrupt processing of this characteristic part 162SG.

ステップS19の電断処理においては、電源基板17から電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する。電源断信号は、例えば電源基板17に搭載されている電源監視回路が、供給される電源の電圧の低下を検出した場合に出力される信号である。電源断信号が出力されたことを検出した場合には、前述したように、パチンコ遊技機162SG001の状態を、電断時の状態に復旧させるために必要となる前述した出玉状態フラグ等を含む各遊技用データを、バックアップデータとして遊技制御用のバックアップRAMとなるRAM102に保存する。尚、電源断信号が出力されたことを検出していない場合には、電断処理を終了する。そして、ステップS20の出玉状態判定処理を実行した後、ステップS21~S27の各処理を実行する。 In the power cut process of step S19, it is detected whether a power cut signal has been output from the power supply board 17 (whether the power supply board has been turned on). The power cut signal is a signal that is output when, for example, a power supply monitoring circuit mounted on the power supply board 17 detects a drop in the voltage of the power supply being supplied. When it is detected that a power cut signal has been output, as described above, each game data including the aforementioned ball output state flags and the like that are necessary to restore the state of the pachinko game machine 162SG001 to the state at the time of power cut is saved as backup data in RAM 102, which serves as a backup RAM for game control. Note that if it is not detected that a power cut signal has been output, the power cut process is terminated. Then, after executing the ball output state determination process of step S20, each process of steps S21 to S27 is executed.

ここで、本特徴部162SGのステップS20の出玉状態判定処理について、図16-13(a)を用いて説明する。図16-13(a)は、ステップS20の出玉状態判定処理の処理内容の一例を示すフロー図である。 Here, the ball output state determination process of step S20 of this characteristic section 162SG will be explained using FIG. 16-13(a). FIG. 16-13(a) is a flow diagram showing an example of the processing contents of the ball output state determination process of step S20.

出玉状態判定処理において遊技制御用マイクロコンピュータ100は、まず、出玉状態フラグの値が「0」であるか否か、つまり、出玉状態が低出玉状態であるか第1高出玉状態若しくは第2高出玉状態であるかを判定する(ステップ162SGS01)。 In the ball output state determination process, the game control microcomputer 100 first determines whether the value of the ball output state flag is "0", that is, whether the ball output state is a low ball output state, a first high ball output state, or a second high ball output state (step 162SGS01).

出玉状態フラグの値が「0」である場合(ステップ162SGS01;Y)には、RAM102の遊技制御用データ保持エリア162SG150に記憶さている連荘回数が第1判定回数である「5」以上であるか否かを判定する(ステップ162SGS02)。第1判定回数である「5」以上でない場合、つまり、連荘状態となっていないか或いは連荘状態であっても連荘回数が5回未満である場合には(ステップ162SGS02;N)、出玉状態判定処理を終了する。一方、連荘回数が第1判定回数である「5」以上である場合には(ステップ162SGS02;Y)、更に、連荘回数が第2判定回数である「10」以上であるか否かを判定する(ステップ162SGS03)。 If the value of the ball output status flag is "0" (step 162SGS01; Y), it is determined whether the consecutive win count stored in the game control data holding area 162SG150 of RAM 102 is equal to or greater than the first determination count of "5" (step 162SGS02). If it is not equal to or greater than the first determination count of "5," that is, if the consecutive win state is not in effect or if the consecutive win state is in effect but the number of consecutive wins is less than five (step 162SGS02; N), the ball output status determination process is terminated. On the other hand, if the consecutive win count is equal to or greater than the first determination count of "5" (step 162SGS02; Y), it is further determined whether the consecutive win count is equal to or greater than the second determination count of "10" (step 162SGS03).

連荘回数が第2判定回数である「10」以上でない場合(ステップ162SGS03;N)、つまり、連荘回数が第1判定回数である「5」に到達したときには、第1出玉状態となったと判定して出玉状態フラグに第1出玉状態に対応する「1」をセットし(ステップ162SGS06)、図16-13(b)に示すように第1段階の調整を開始する(ステップ162SGS07)。尚、連荘回数の更新は、後述するように大当り終了処理において更新されるので、連荘回数5回目の大当りは、第1段階の大当り期間延長調整が実行されない大当りであり、第1段階の大当り期間延長調整は、連荘回数6回目~10回目の大当りについて実行される。 If the number of consecutive wins is not the second judgment number of "10" or more (step 162SGS03; N), that is, when the number of consecutive wins reaches the first judgment number of "5", it is judged that the first ball output state has been reached and the ball output state flag is set to "1" corresponding to the first ball output state (step 162SGS06), and the first stage of adjustment is started as shown in FIG. 16-13 (b) (step 162SGS07). Note that the number of consecutive wins is updated in the jackpot end process as described later, so the 5th consecutive win is a jackpot for which the first stage of jackpot period extension adjustment is not performed, and the first stage of jackpot period extension adjustment is performed for the 6th to 10th consecutive wins.

尚、大当り期間延長調整は、図16-21に示すように、大入賞口を構成する特別可変入賞球装置7が開放されていない期間である大当り状態の開始時におけるファンファーレ演出期間、ラウンド遊技終了から次ぎのラウンド遊技開始までのインターバル期間、大当り状態の終了時におけるエンディング演出期間が、出玉状態フラグに「0」がセットされる低出玉状態よりも延長されることにより、同数の遊技球が払い出される大当り遊技の期間が延長されることで、単位時間において払い出される遊技球の数が低減されることになる。 As shown in FIG. 16-21, the fanfare presentation period at the start of the jackpot state, during which the special variable winning ball device 7 constituting the large winning port is not open, the interval period from the end of a round of play to the start of the next round of play, and the ending presentation period at the end of the jackpot state are extended more than in the low ball output state in which the ball output state flag is set to "0". This extends the period of the jackpot game in which the same number of game balls are paid out, thereby reducing the number of game balls paid out per unit time.

そして、これらファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間の延長長さとしては、図16-21に示すように、出玉状態フラグに「1」がセットされる第1高出玉状態よりも出玉状態フラグに「2」がセットされる第2高出玉状態の方が長く設定されており、出玉状態フラグに「1」がセットされる第1高出玉状態の大当り期間延長調整は、延長長さが比較的短い第1段階の大当り期間延長調整であり、出玉状態フラグに「2」がセットされる第2高出玉状態の大当り期間延長調整は、延長長さが比較的長い第2段階の大当り期間延長調整である。 The extension lengths of the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period are set longer in the second high ball output state in which the ball output state flag is set to "2" than in the first high ball output state in which the ball output state flag is set to "1", as shown in FIG. 16-21. The jackpot period extension adjustment in the first high ball output state in which the ball output state flag is set to "1" is a first-stage jackpot period extension adjustment with a relatively short extension length, and the jackpot period extension adjustment in the second high ball output state in which the ball output state flag is set to "2" is a second-stage jackpot period extension adjustment with a relatively long extension length.

そして、高出玉状態報知LED162SG071の点灯を開始して、高出玉状態となったことの報知を開始するとともに(ステップ162SGS08)、高出玉状態と判定されてからの可変表示回数が所定回数である100回となるまでの残回数を特定するための判定後可変表示残回数(100)をセットするとともに、高出玉状態と判定されてから発生した連荘大当りの回数である判定後連荘回数に初期値である「0」をセットした後(ステップ162SGS09)、ステップ162SGS17に進む。尚、本特徴部162SGでは、所定回数を100回とした形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら回数は、大当り確率や大当り継続率等の仕様に応じて適宜に変更してもよい。 Then, the high ball output state notification LED 162SG071 starts to light up to notify the user that the high ball output state has been reached (step 162SGS08), and the post-judgment variable display remaining number (100) is set to specify the number of times remaining until the variable display number since the high ball output state was determined reaches the predetermined number of 100 times. The post-judgment consecutive win count, which is the number of consecutive jackpots that have occurred since the high ball output state was determined, is set to the initial value "0" (step 162SGS09), and then the process proceeds to step 162SGS17. Note that, in this feature section 162SG, an example is shown in which the predetermined number is 100 times, but the present invention is not limited to this, and these numbers may be changed as appropriate depending on the specifications of the jackpot probability, jackpot continuation rate, etc.

一方、連荘回数が第2判定回数である「10」以上である場合(ステップ162SGS03;Y)、つまり、連荘回数が第2判定回数である「10」に到達したときには、第2出玉状態となったと判定して出玉状態フラグに第2出玉状態に対応する「2」をセットし(ステップ162SGS04)、図16-13(b)に示すように第2段階の調整を開始した後(ステップ162SGS05)、ステップ162SGS17に進む。尚、連荘回数の更新は、後述するように大当り終了処理において更新されるので、第2段階の大当り期間延長調整は、連荘回数11回目以降の大当りについて実行されることになる。 On the other hand, if the number of consecutive wins is equal to or greater than the second judgment number of "10" (step 162SGS03; Y), that is, when the number of consecutive wins reaches the second judgment number of "10", it is determined that the second ball output state has been reached and the ball output state flag is set to "2" corresponding to the second ball output state (step 162SGS04), and after starting the second stage of adjustment as shown in FIG. 16-13 (b) (step 162SGS05), the process proceeds to step 162SGS17. Note that the number of consecutive wins is updated in the jackpot end process as described below, so the second stage of jackpot period extension adjustment is performed for jackpots with the 11th consecutive win or later.

また、出玉状態フラグの値が「0」でない場合(ステップ162SGS01;N)には、判定後連荘回数が、調整を終了するための終了判定回数である10回以上であるか否か、つまり、判定後連荘回数が終了判定回数である10回に達しているか否かを判定する(ステップ162SGS10)。尚、本特徴部162SGでは、終了判定回数を10回とした形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら回数は、大当り確率や大当り継続率等の仕様に応じて適宜に変更してもよい。 If the value of the ball output status flag is not "0" (step 162SGS01; N), it is determined whether the number of consecutive wins after the judgment is equal to or greater than 10, which is the end judgment number for ending the adjustment, that is, whether the number of consecutive wins after the judgment has reached 10, which is the end judgment number (step 162SGS10). Note that, although this feature section 162SG illustrates an example in which the end judgment number is 10, the present invention is not limited to this, and these numbers may be changed as appropriate depending on the specifications such as the jackpot probability and jackpot continuation rate.

判定後連荘回数が終了判定回数である10回以上である場合(ステップ162SGS10;N)、つまり、連荘回数が5回以上となって高出玉状態と判定された以降において連荘状態が終了することなく発生した連荘大当りの回数が10回に達した場合には、遊技状態が低ベース状態であるか否か、つまり、連荘状態が終了した状態であるか否かを判定し(ステップ162SGS11)、遊技状態が低ベース状態である場合には(ステップ162SGS11;Y)、ステップ162SGS13に進む。尚、連荘状態が終了して低ベース状態となるときに連荘回数はリセットされる。 If the number of consecutive wins after the determination is 10 or more, which is the end determination number (step 162SGS10; N), in other words, if the number of consecutive wins that have occurred without ending the consecutive win state after the number of consecutive wins has reached 5 or more and it has been determined that the state is in a high ball output state, it is determined whether the game state is in a low base state, that is, whether the consecutive win state has ended (step 162SGS11), and if the game state is in a low base state (step 162SGS11; Y), proceed to step 162SGS13. Note that the number of consecutive wins is reset when the consecutive win state ends and the state becomes a low base state.

一方、判定後連荘回数が終了判定回数である10回以上でない場合(ステップ162SGS10;N)、若しくは、判定後連荘回数が終了判定回数である10回以上であるが(ステップ162SGS10;Y)遊技状態が低ベース状態でない場合には(ステップ162SGS11;N)、更に、ステップ162SGS09においてセットされた判定後可変表示残回数が「0」であるか否かを判定する(ステップ162SGS12)。 On the other hand, if the number of consecutive wins after the judgment is not 10 or more, which is the number of times for the end judgment (step 162SGS10; N), or if the number of consecutive wins after the judgment is 10 or more, which is the number for the end judgment (step 162SGS10; Y) but the game state is not in a low base state (step 162SGS11; N), it is further determined whether the number of remaining variable display times after the judgment set in step 162SGS09 is "0" (step 162SGS12).

判定後可変表示残回数が「0」でない場合(ステップ162SGS12;N)、つまり、連荘回数が5回以上となって高出玉状態と判定された以降において所定回数である100回の可変表示が実行されていない場合には、該出玉状態判定処理を終了する。 If the number of remaining variable displays after the determination is not "0" (step 162SGS12;N), that is, if the predetermined number of 100 variable displays have not been executed since the number of consecutive wins was 5 or more and the high ball output state was determined, the ball output state determination process is terminated.

判定後可変表示残回数が「0」である場合(ステップ162SGS12;Y)、つまり、高出玉状態と判定された以降において所定回数である100回の可変表示が実行されている場合には、ステップ162SGS13に進む。 If the number of remaining variable displays after the determination is "0" (step 162SGS12; Y), that is, if the predetermined number of 100 variable displays have been performed since the high ball output state was determined, proceed to step 162SGS13.

ステップ162SGS13においては、出玉状態フラグを「0」に更新することで、前述した第1段階または第2段階の調整を終了した後(ステップ162SGS14)、高出玉状態報知LED162SG071の点灯を終了して、高出玉状態で調整が実施されていることの報知を終了した後(ステップ162SGS15)、判定後可変表示残回数と判定後連荘回数をリセットして(ステップ162SGS16)、ステップ162SGS17に進む。 In step 162SGS13, the ball output state flag is updated to "0" to complete the first or second stage adjustment described above (step 162SGS14), the high ball output state notification LED 162SG071 is turned off to notify the user that adjustment is being performed in a high ball output state (step 162SGS15), the variable display remaining number of times after judgment and the consecutive number of times after judgment are reset (step 162SGS16), and the process proceeds to step 162SGS17.

ステップ162SGS17においては、ステップ162SGS04、ステップ162SGS06、ステップ162SGS13のいずれかのステップにてセットされた出玉状態フラグの値に対応した出玉状態指定コマンドの送信設定を実行した後、該出玉状態判定処理を終了する。尚、このようにして送信設定された出玉状態指定コマンドは、図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることで、主基板11から演出制御基板12に対して送信される。 In step 162SGS17, the ball output state designation command corresponding to the value of the ball output state flag set in any one of steps 162SGS04, 162SGS06, and 162SGS13 is sent, and then the ball output state determination process is terminated. The ball output state designation command sent and set in this manner is sent from the main board 11 to the performance control board 12 by executing the command control process in step S27 shown in FIG. 5.

以上のように、図16-13(a)に示す出玉状態判定処理が実行されることによって、図16-13(b)に示すように、出玉状態フラグの値が電源供給開始時と同じく「0」である場合には、可変表示時間が延長される可変表示時間延長調整並びに大当り遊技の期間が延長される大当り期間延長調整のいずれも実行されないが、出玉状態判定処理において第1高出玉状態と判定されることで出玉状態フラグの値が「1」に更新された場合には、可変表示時間が第1段階の長さに延長される第1段階の可変表示時間延長調整と、大当り遊技の期間が第1段階の長さに延長される第1段階の大当り期間延長調整のいずれもが実行される。更に、出玉状態判定処理において第2高出玉状態と判定されることで出玉状態フラグの値が「2」に更新された場合には、可変表示時間が第1段階よりも長い第2段階長さに延長される第2段階の可変表示時間延長調整と、大当り遊技の期間が第1段階よりも長い第2段階長さに延長される第2段階の大当り期間延長調整のいずれもが実行され、これらの調整が実行されていることが高出玉状態報知LED162SG071の点灯によって報知される。 As described above, by executing the ball output state determination process shown in Figure 16-13 (a), as shown in Figure 16-13 (b), if the value of the ball output state flag is "0", the same as when power was first supplied, neither the variable display time extension adjustment in which the variable display time is extended nor the jackpot period extension adjustment in which the jackpot play period is extended is executed, but if the ball output state flag is updated to "1" by determining that the first high ball output state is being entered in the ball output state determination process, both the first stage variable display time extension adjustment in which the variable display time is extended to the length of the first stage and the first stage jackpot period extension adjustment in which the period of jackpot play is extended to the length of the first stage are executed. Furthermore, if the ball output state flag value is updated to "2" by determining that the ball output state is the second high ball output state in the ball output state determination process, a second stage variable display time extension adjustment in which the variable display time is extended to a second stage length longer than the first stage, and a second stage jackpot period extension adjustment in which the jackpot play period is extended to a second stage length longer than the first stage are both performed, and the fact that these adjustments are being performed is notified by the lighting of the high ball output state notification LED162SG071.

更に、出玉状態フラグの値「1」や「2」である場合に判定後連荘回数が終了判定回数に達した場合や判定後可変表示残回数が0となった場合(出玉状態フラグの値が「1」や「2」にセットされてから100回の可変表示が実行された場合)は、出玉状態フラグの値が「0」に更新されて可変表示時間延長調整と大当り期間延長調整が終了する。 Furthermore, if the number of consecutive wins after the judgment reaches the end judgment number when the value of the ball output status flag is "1" or "2", or if the number of remaining variable displays after the judgment becomes 0 (if 100 variable displays have been executed since the value of the ball output status flag was set to "1" or "2"), the value of the ball output status flag will be updated to "0" and the variable display time extension adjustment and the jackpot period extension adjustment will end.

また、本特徴部162SGでは、出玉状態フラグの値が「0」から「1」に更新されたタイミングから高出玉状態報知LED162SG071を点灯させる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、高出玉状態報知LED162SG071は、通常の遊技中に出玉状態フラグの値が「0」から「1」に更新されたタイミングからは点灯させず、出玉状態フラグの値が「1」または「2」にセットされている状態で電断が発生した場合の電断復旧時から一定期間のみ点灯するようにしてもよい。 In addition, this characteristic section 162SG illustrates an example of a form in which the high ball output state notification LED 162SG071 is turned on from the timing when the value of the ball output state flag is updated from "0" to "1", but the present invention is not limited to this, and the high ball output state notification LED 162SG071 may not be turned on from the timing when the value of the ball output state flag is updated from "0" to "1" during normal play, but may be turned on only for a certain period of time from the time when power is restored if a power outage occurs while the value of the ball output state flag is set to "1" or "2".

また、本特徴部162SGでは、出玉状態フラグの値が「1」や「2」である場合には、可変表示時間延長調整と大当り期間延長調整の両方を実行する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出玉状態フラグの値が「1」や「2」である場合には、可変表示時間延長調整と大当り期間延長調整の一方のみ実行してもよい。更には、出玉状態フラグの値が「1」の場合には、可変表示時間延長調整と大当り期間延長調整のいずれかの一方のみを実行し、出玉状態フラグの値が「2」である場合には、可変表示時間延長調整と大当り期間延長調整の両方を実行してもよい。 In addition, in this feature section 162SG, when the value of the ball output status flag is "1" or "2", both the variable display time extension adjustment and the jackpot period extension adjustment are executed, but the present invention is not limited to this, and when the value of the ball output status flag is "1" or "2", only one of the variable display time extension adjustment and the jackpot period extension adjustment may be executed. Furthermore, when the value of the ball output status flag is "1", only one of the variable display time extension adjustment and the jackpot period extension adjustment may be executed, and when the value of the ball output status flag is "2", both the variable display time extension adjustment and the jackpot period extension adjustment may be executed.

また、前記特徴部162SGでは、図16-13(a)に示すように、CPU103は、出玉状態フラグの値が変化した場合のみ出玉状態指定コマンドを演出制御基板12に対して送信する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、CPU103は、出玉状態判定処理を実行する毎、或いは、可変表示を実行する毎に必ず出玉状態指定コマンドを演出制御基板12に対して送信するようにしてもよい。更には、前記特徴部162SGでは、演出制御コマンドの一部として出玉状態指定コマンドを設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら出玉状態指定コマンドに替えて、各出玉状態(低出玉状態、第1高出玉状態、第2高出玉状態)に対応した遊技状態指定コマンドを設けてもよい。 In addition, in the characteristic section 162SG, as shown in FIG. 16-13(a), the CPU 103 sends a ball-out state designation command to the performance control board 12 only when the value of the ball-out state flag changes, but the present invention is not limited to this, and the CPU 103 may send a ball-out state designation command to the performance control board 12 every time the ball-out state determination process is executed or every time a variable display is executed. Furthermore, in the characteristic section 162SG, a form in which a ball-out state designation command is provided as part of the performance control command is exemplified, but the present invention is not limited to this, and instead of these ball-out state designation commands, game state designation commands corresponding to each ball-out state (low ball-out state, first high ball-out state, second high ball-out state) may be provided.

次に、図12のステップS101において実行される本特徴部162SGの始動入賞判定処理について、図16-14にもとづいて説明する。始動入賞判定処理においてCPU103は、まず、入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号に基づき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であるか否かを判定する(ステップ162SGS101)。このとき、第1始動口スイッチ22Aがオン状態であれば(ステップ162SGS101;Y)、第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第1特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ162SGS102)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部162SG154に設けられた第1保留記憶数カウンタの格納値である第1保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第1特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ162SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ162SGS102;N)、例えば遊技制御バッファ設定部162SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「1」に設定する(ステップ162SGS103)。 Next, the start winning judgment process of this feature unit 162SG executed in step S101 of FIG. 12 will be described based on FIG. 16-14. In the start winning judgment process, the CPU 103 first judges whether the first start opening switch 22A, which is provided corresponding to the first start winning opening formed by the winning ball device 6A, is in the on state based on the detection signal from the first start opening switch 22A (step 162SGS101). At this time, if the first start opening switch 22A is in the on state (step 162SGS101; Y), it judges whether the first special chart reserved memory number, which is the reserved memory number of the special chart game using the first special chart, is a predetermined upper limit value (for example, "4" as the upper limit memory number) (step 162SGS102). The CPU 103 may specify the first special chart reserved memory number by, for example, reading the first reserved memory number count value, which is the stored value of the first reserved memory number counter provided in the game control counter setting unit 162SG154. If the number of reserved first special charts is not the upper limit in step 162SGS102 (step 162SGS102; N), the storage value of the start port buffer provided in the game control buffer setting unit 162SG155 is set to "1" (step 162SGS103).

ステップ162SGS101にて第1始動口スイッチ22Aがオフであるときや(ステップ162SGS101;N)、ステップ162SGS102にて第1特図保留記憶数が上限値に達しているときには(ステップ162SGS102;Y)、可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号に基づき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であるか否かを判定する(ステップ162SGS104)。このとき、第2始動口スイッチ22Bがオン状態であれば(ステップ162SGS104;Y)、第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である第2特図保留記憶数が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップ162SGS105)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部162SG154に設けられた第2保留記憶数カウンタの格納値である第2保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第2特図保留記憶数を特定できればよい。ステップ162SGS105にて第2特図保留記憶数が上限値ではないときには(ステップ162SGS105;N)、例えば遊技制御バッファ設定部162SG155に設けられた始動口バッファの格納値を、「2」に設定する(ステップ162SGS106)。 When the first start port switch 22A is off in step 162SGS101 (step 162SGS101; N) or when the first special symbol reserved memory number has reached the upper limit in step 162SGS102 (step 162SGS102; Y), the second start port switch 22B, which is provided corresponding to the second start hole formed by the variable winning ball device 6B, is judged to be on or not (step 162SGS104). At this time, if the second start port switch 22B is on (step 162SGS104; Y), it is judged to be whether the second special symbol reserved memory number, which is the reserved memory number of the special symbol game using the second special symbol, has reached a predetermined upper limit (for example, "4" as the upper limit memory number) (step 162SGS105). The CPU 103 can specify the number of reserved second special symbols by, for example, reading the second reserved memory count value, which is the stored value of the second reserved memory count counter provided in the game control counter setting unit 162SG154. When the second reserved memory count is not the upper limit value in step 162SGS105 (step 162SGS105; N), for example, the storage value of the start port buffer provided in the game control buffer setting unit 162SG155 is set to "2" (step 162SGS106).

ステップ162SGS103,ステップ162SGS106の処理のいずれかを実行した後には、始動口バッファの格納値である始動口バッファ値に応じた特図保留記憶数を1加算するように更新する(ステップ162SGS107)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには第1保留記憶数カウント値を1加算する一方で、始動口バッファ値が「2」であるときには第2保留記憶数カウント値を1加算する。こうして、第1保留記憶数カウント値は、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1特図を用いた特図ゲームに対応した第1始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。また、第2保留記憶数カウント値は、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2特図を用いた特図ゲームに対応した第2始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。このときには、合計保留記憶数も1加算するように更新する(ステップ162SGS108)。例えば、遊技制御カウンタ設定部162SG154に設けられた合計保留記憶数カウンタの格納値である合計保留記憶数カウント値を、1加算するように更新すればよい。 After executing either the process of step 162SGS103 or step 162SGS106, the number of reserved memories corresponding to the start port buffer value, which is the stored value of the start port buffer, is updated to add 1 (step 162SGS107). For example, when the start port buffer value is "1", the first reserved memory count value is added by 1, while when the start port buffer value is "2", the second reserved memory count value is added by 1. Thus, the first reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the first start winning port and the first start condition corresponding to the special game using the first special game is established. In addition, the second reserved memory count value is updated to increase by 1 when the game ball passes (enters) the second start winning port and the second start condition corresponding to the special game using the second special game is established. At this time, the total reserved memory number is also updated to add 1 (step 162SGS108). For example, the total reserved memory count value, which is the stored value of the total reserved memory count counter provided in the game control counter setting unit 162SG154, can be updated to add 1.

ステップ162SGS108の処理を実行した後に、CPU103は、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部162SG154のランダムカウンタによって更新されている数値データのうちから、特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データを抽出する(ステップ162SGS109)。こうして抽出した各乱数値を示す数値データは、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶部における空きエントリの先頭に、保留情報としてセットされることで記憶される(ステップ162SGS110)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、第1特図保留記憶部162SG151Aに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される一方、始動口バッファ値が「2」であるときには、第2特図保留記憶部162SG151Bに乱数値MR1~MR3を示す数値データが格納される。 After executing the process of step 162SGS108, the CPU 103 extracts numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special chart display result, the random number value MR2 for determining the type of big win, and the random number value MR3 for determining the variation pattern from the numerical data updated by the random number circuit 104 and the random counter of the game control counter setting unit 162SG154 (step 162SGS109). The numerical data indicating each random number value thus extracted is stored by being set as reserved information at the beginning of an empty entry in the special chart reserved memory unit according to the start port buffer value (step 162SGS110). For example, when the start port buffer value is "1", the numerical data indicating the random number values MR1 to MR3 are stored in the first special chart reserved memory unit 162SG151A, while when the start port buffer value is "2", the numerical data indicating the random number values MR1 to MR3 are stored in the second special chart reserved memory unit 162SG151B.

特図表示結果判定用の乱数値MR1や大当り種別判定用の乱数値MR2を示す数値データは、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を「大当り」とするか否か、更には可変表示結果を「大当り」とする場合の大当り種別を判定するために用いられる。変動パターン判定用の乱数値MR3は、特別図柄や飾り図柄の可変表示時間を含む変動パターンを判定するために用いられる。CPU103は、ステップ162SGS109の処理を実行することにより、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果や可変表示時間を含む可変表示態様の判定に用いられる乱数値のうち全部を示す数値データを抽出する。 The numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special symbol display result and the random number value MR2 for determining the type of jackpot are used to determine whether the variable display result of the special symbol or decorative symbol is a "jackpot" or not, and further to determine the type of jackpot if the variable display result is a "jackpot". The random number value MR3 for determining the variation pattern is used to determine the variation pattern including the variable display time of the special symbol or decorative symbol. By executing the processing of step 162SGS109, the CPU 103 extracts numerical data indicating all of the random number values used to determine the variable display mode including the variable display result and the variable display time of the special symbol or decorative symbol.

ステップ162SGS110の処理に続いて、始動口バッファ値に応じた始動口入賞指定コマンドの送信設定が行われる(ステップ162SGS111)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときにはROM101における第1始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときにはROM101における第2始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファのバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第2始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。こうして設定された始動口入賞指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 Following the processing of step 162SGS110, the sending setting of the start port winning designation command according to the start port buffer value is performed (step 162SGS111). For example, when the start port buffer value is "1", the storage address of the first start port winning designation command table in ROM 101 is stored in the buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer, and the setting is performed to send the first start port winning designation command to the performance control board 12. On the other hand, when the start port buffer value is "2", the storage address of the second start port winning designation command table in ROM 101 is stored in the buffer area of the transmission command buffer, and the setting is performed to send the second start port winning designation command to the performance control board 12. The start port winning designation command thus set is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example, after the special pattern process processing is completed, by executing the command control processing of step S27 shown in FIG. 5.

ステップ162SGS111の処理に続いて、入賞時乱数値判定処理を実行する(ステップ162SGS112)。その後、例えばROM101における保留記憶数通知コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う(ステップ162SGS113)。こうして設定された保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。 Following the processing of step 162SGS111, a random number value determination process is executed at the time of winning (step 162SGS112). After that, a setting is made to send a pending memory number notification command to the performance control board 12, for example by storing the storage address of the pending memory number notification command table in ROM 101 in a buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer (step 162SGS113). The pending memory number notification command thus set is transmitted from the main board 11 to the performance control board 12, for example by executing the command control process of step S27 shown in FIG. 5 after the special pattern process process is completed.

ステップ162SGS113の処理を実行した後には、始動口バッファ値が「1」であるか否かを判定する(ステップ162SGS114)。このとき、始動口バッファ値が「1」であれば(ステップ162SGS114;Y)始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ162SGS115)、ステップ162SGS104の処理に進む。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときには(ステップ162SGS114;N)、始動口バッファをクリアして、その格納値を「0」に初期化してから(ステップ162SGS116)、始動入賞処理を終了する。これにより、第1始動口スイッチ22Aと第2始動口スイッチ22Bの双方が同時に有効な遊技球の始動入賞を検出した場合でも、確実に双方の有効な始動入賞の検出に基づく処理を完了できる。 After executing the processing of step 162SGS113, it is determined whether the start port buffer value is "1" (step 162SGS114). At this time, if the start port buffer value is "1" (step 162SGS114; Y), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 162SGS115), and then the processing of step 162SGS104 is proceeded to. In contrast, if the start port buffer value is "2" (step 162SGS114; N), the start port buffer is cleared and its stored value is initialized to "0" (step 162SGS116), and then the start winning processing is terminated. As a result, even if both the first start port switch 22A and the second start port switch 22B simultaneously detect the start winning of a valid game ball, the processing based on the detection of both valid start winnings can be completed reliably.

図16-15(A)は、入賞時乱数値判定処理として、図16-14のステップ162SGS112にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。本特徴部162SGにおいて、特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるときには、後述する特別図柄通常処理(図12のステップS110、図16-16)により、特図表示結果(特別図柄の可変表示結果)を「大当り」として大当り遊技状態に制御するか否かの判定が行われる。また、後述する変動パターン設定処理(図12のステップS111、図16-17)において、飾り図柄の可変表示態様を具体的に規定する変動パターンの判定などが行われる。他方、これらの判定とは別に、遊技球が始動入賞口(第1始動入賞口または第2始動入賞口)にて検出されたタイミングで、CPU103がステップ162SGS112の入賞時乱数値判定処理を実行することにより、特図表示結果として大当り図柄を停止表示すると判定されるか否かの判定や、飾り図柄の可変表示態様がスーパーリーチを伴う所定表示態様となるか否かの判定などを行う。これにより、始動入賞口に進入した遊技球の検出に基づく特別図柄や飾り図柄の可変表示が開始されるより前、つまり、該可変表示の開始時に大当りとするか否かが決定されるよりも前に、特図表示結果が「大当り」となることや、飾り図柄の可変表示態様がいずれのカテゴリの可変表示態様となるかを判定し、この判定結果に基づいて、演出制御用CPU120などにより、後述するように、先読予告演出等の予告演出が実行されるようになる。 Figure 16-15 (A) is a flow chart showing an example of a process executed in step 162SGS112 in Figure 16-14 as a winning random number value determination process. In this feature section 162SG, when the variable display of special symbols and decorative symbols is started, a determination is made by the normal special symbol process (step S110 in Figure 12, Figure 16-16) described below as to whether or not to control the special symbol display result (variable display result of special symbols) to a "jackpot" and to control the game to a jackpot. Also, in the variable pattern setting process (step S111 in Figure 12, Figure 16-17) described below, a determination is made of a variable pattern that specifically specifies the variable display mode of the decorative symbols. On the other hand, apart from these judgments, when the game ball is detected in the start winning hole (first start winning hole or second start winning hole), the CPU 103 executes the winning random number judgment process of step 162SGS112 to judge whether or not it is judged that the jackpot pattern is to be stopped and displayed as the special symbol display result, and judge whether or not the variable display mode of the decorative symbol is a predetermined display mode accompanied by a super reach. As a result, before the variable display of the special symbol or the decorative symbol based on the detection of the game ball that entered the start winning hole is started, that is, before it is decided whether or not it is a jackpot at the start of the variable display, it is judged that the special symbol display result will be a "jackpot" and which category of variable display mode the variable display mode of the decorative symbol will be, and based on this judgment result, the performance control CPU 120 etc. will execute a notice performance such as a pre-reading notice performance as described later.

図16-15(A)に示す入賞時乱数値判定処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ100(CPU103)は、まず、例えば遊技制御フラグ設定部162SG152などに設けられた時短フラグや確変フラグの状態を確認することなどにより、パチンコ遊技機162SG001における現在の遊技状態を特定する(ステップ162SGS121)。CPU103は、確変フラグがオン状態であるときには確変状態であることを特定し、確変フラグがオフであり時短フラグがオン状態であるときには時短状態であることを特定し、確変フラグと時短フラグがともにオフであるときには通常状態であることを特定すればよい。 In the winning random number determination process shown in FIG. 16-15(A), the game control microcomputer 100 (CPU 103) first identifies the current game state of the pachinko game machine 162SG001 by, for example, checking the state of the time-saving flag or the special probability flag provided in the game control flag setting unit 162SG152 (step 162SGS121). The CPU 103 identifies the special probability state when the special probability flag is on, identifies the time-saving state when the special probability flag is off and the time-saving flag is on, and identifies the normal state when both the special probability flag and the time-saving flag are off.

ステップ162SGS121の処理に続いて、図16-4に示す表示結果判定テーブル1を選択してセットする(ステップ162SGS122)。その後、図16-14のステップ162SGS109にて抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが所定の大当り判定範囲内であるか否かを判定する(ステップ162SGS123)。大当り判定範囲には、ステップ162SGS122の処理により選択された表示結果判定テーブル1において「大当り」の特図表示結果に割り当てられた個々の判定値が設定され、CPU103が乱数値MR1と各判定値とを逐一比較することにより、乱数値MR1と合致する判定値の有無を判定できればよい。あるいは、大当り判定範囲に含まれる判定値の最小値(下限値)と最大値(上限値)とを示す数値を設定して、CPU103が乱数値MR1と大当り判定範囲の最小値や最大値とを比較することにより、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であるか否かを判定できればよい。このとき、乱数値MR1が大当り判定範囲の範囲内であると判定されることにより、その乱数値MR1を含む保留データに基づく可変表示結果が「大当り」に決定されると判定できる。 Following the processing of step 162SGS121, the display result judgment table 1 shown in FIG. 16-4 is selected and set (step 162SGS122). After that, it is judged whether the numerical data indicating the random number value MR1 for judging the special chart display result extracted in step 162SGS109 of FIG. 16-14 is within a predetermined jackpot judgment range (step 162SGS123). In the jackpot judgment range, individual judgment values assigned to the special chart display result of "jackpot" in the display result judgment table 1 selected by the processing of step 162SGS122 are set, and the CPU 103 can compare the random number value MR1 with each judgment value one by one to judge whether there is a judgment value that matches the random number value MR1. Alternatively, numerical values indicating the minimum (lower limit) and maximum (upper limit) judgment values included in the jackpot judgment range may be set, and the CPU 103 may compare the random number value MR1 with the minimum and maximum values of the jackpot judgment range to determine whether the random number value MR1 is within the jackpot judgment range. In this case, by determining that the random number value MR1 is within the jackpot judgment range, it can be determined that the variable display result based on the reserved data including the random number value MR1 is determined to be a "jackpot".

ステップ162SGS123にて大当り判定範囲内ではないと判定された場合、つまり、可変表示において大当りとならないと判定された場合には(ステップ162SGS123;N)、図16-4に示す表示結果判定テーブル2を選択してセットする(ステップ162SGS124)。その後、図16-14のステップ162SGS109にて抽出された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データが所定の小当り判定範囲内であるか否かを判定する(ステップ162SGS125)。 If it is determined in step 162SGS123 that the result is not within the big win determination range, i.e., if it is determined that the variable display will not result in a big win (step 162SGS123; N), the display result determination table 2 shown in FIG. 16-4 is selected and set (step 162SGS124). After that, it is determined whether the numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special chart display result extracted in step 162SGS109 in FIG. 16-14 is within a predetermined small win determination range (step 162SGS125).

乱数値MR1を示す数値データが所定の小当り判定範囲内である場合、つまり、可変表示において小当りとなると判定された場合には(ステップ162SGS125;Y)、可変表示結果が「小当り」となることに応じた図柄指定コマンドである第6図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ162SGS126)、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットする(ステップ162SGS127)して、ステップ162SGS138に進む。 If the numerical data indicating the random number value MR1 is within the predetermined small win judgment range, that is, if it is judged that a small win will occur in the variable display (step 162SGS125; Y), the transmission setting of the sixth pattern designation command, which is a pattern designation command corresponding to the variable display result being a "small win", is executed (step 162SGS126), the variable pattern judgment table for special wins is selected and set (step 162SGS127), and the process proceeds to step 162SGS138.

乱数値MR1を示す数値データが所定の小当り判定範囲内でない場合、つまり、可変表示において可変表示結果が「はずれ」となる場合には、可変表示結果が「はずれ」となることに応じた図柄指定コマンドである第1図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ162SGS128)、時短フラグがオン状態であるか否か、つまり、現在の遊技状態が時短状態であるか否かを判定する(ステップ162SGS129)。時短フラグがオフである場合は(ステップ162SGS129;N)、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択してセットし、時短フラグがオン状態である場合は(ステップ162SGS129;Y)、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択してセットする(ステップ162SGS131)。尚、はずれ用変動パターン判定テーブルAは、保留記憶数が2個以下である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。また、はずれ用変動パターン判定テーブルDは、遊技状態が時短制御の実行されている高ベース状態である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルである。 If the numerical data indicating the random number value MR1 is not within the predetermined small win judgment range, that is, if the variable display result in the variable display is "miss", the transmission setting of the first pattern designation command, which is a pattern designation command corresponding to the variable display result being "miss" (step 162SGS128), is executed, and it is judged whether the time-saving flag is on or not, that is, whether the current game state is in the time-saving state or not (step 162SGS129). If the time-saving flag is off (step 162SGS129; N), the miss fluctuation pattern judgment table A is selected and set, and if the time-saving flag is on (step 162SGS129; Y), the miss fluctuation pattern judgment table D is selected and set (step 162SGS131). The miss fluctuation pattern judgment table A is a miss fluctuation pattern judgment table used when the number of reserved memories is 2 or less. In addition, the loss fluctuation pattern determination table D is a loss fluctuation pattern determination table that is used when the game state is a high base state in which time-saving control is being executed.

尚、本特徴部162SGでは、これらのはずれ用変動パターン判定テーブルAやはずれ用変動パターン判定テーブルDに加えて、保留記憶数が3個である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルBと、保留記憶数が4個である場合に使用されるはずれ用変動パターン判定テーブルCが予め用意されているが、図16-7に示すように、これらはずれ用変動パターン判定テーブルA~Cのうち、はずれ用変動パターン判定テーブルAでは、非リーチの変動パターンに対して変動パターン判定用の乱数値MR3がとりうる範囲のうち0~599までの600個の判定値が割り当てられており、はずれ用変動パターン判定テーブルB,Cでは、非リーチの変動パターンに対して変動パターン判定用の乱数値MR3がとりうる範囲のうち0~Aを超える値が割り当てられている。一方、はずれ用変動パターン判定テーブルA~Cでは、スーパーリーチの変動パターンに対して変動パターン判定用の乱数値MR3がとりうる範囲のうち901~997までの97小の判定値が割り当てられている。 In addition to the miss fluctuation pattern determination table A and miss fluctuation pattern determination table D, this feature unit 162SG also has a miss fluctuation pattern determination table B, which is used when the number of reserved memories is three, and a miss fluctuation pattern determination table C, which is used when the number of reserved memories is four. As shown in FIG. 16-7, among the miss fluctuation pattern determination tables A to C, in the miss fluctuation pattern determination table A, 600 determination values from 0 to 599 within the range that the random number value MR3 for fluctuation pattern determination can take are assigned to the non-reach fluctuation pattern, and in the miss fluctuation pattern determination tables B and C, values exceeding 0 to A within the range that the random number value MR3 for fluctuation pattern determination can take are assigned to the non-reach fluctuation pattern. On the other hand, in the miss fluctuation pattern determination tables A to C, 97 small determination values from 901 to 997 within the range that the random number value MR3 for fluctuation pattern determination can take are assigned to the super reach fluctuation pattern.

このため、ステップ162SGS126においてはずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて変動パターンを判定することで、非リーチとスーパーリーチの判定は、該判定後に保留記憶数が変化しても必ず非リーチまたはスーパーリーチの変動パターンとなるので、始動入賞時の判定においては、はずれ用変動パターン判定テーブルAを用いて判定するようになっている。 For this reason, in step 162SGS126, the fluctuation pattern is determined using the miss fluctuation pattern determination table A, and the determination of non-reach and super reach will always result in a non-reach or super reach fluctuation pattern even if the number of reserved memories changes after the determination, so the determination at the time of the initial winning is made using the miss fluctuation pattern determination table A.

また、ステップ162SGS123にて大当り判定範囲内であると判定された場合、つまり、可変表示時に大当りとなると判定された場合には(ステップ162SGS123;Y)、図16-15(A)に示すように、大当り種別判定用の乱数値MR2に基づいて、大当り種別を判定する(ステップ162SGS132)。このとき、CPU103は、始動口バッファ値に対応して特定される変動特図(「1」に対応する「第1特図」または「2」に対応する「第2特図」)に応じて、大当り種別判定テーブルを構成するテーブルデータから大当り種別判定用テーブルデータを選択する。そして、選択した大当り種別判定用テーブルデータを参照することにより、大当り種別が複数種別のいずれに判定されるかを判定する。 Also, if it is determined in step 162SGS123 that the value is within the jackpot determination range, that is, if it is determined that a jackpot will occur during variable display (step 162SGS123; Y), as shown in FIG. 16-15(A), the jackpot type is determined based on the random number value MR2 for jackpot type determination (step 162SGS132). At this time, the CPU 103 selects table data for jackpot type determination from the table data constituting the jackpot type determination table according to the variable special chart (the "first special chart" corresponding to "1" or the "second special chart" corresponding to "2") specified in response to the start port buffer value. Then, by referring to the selected table data for jackpot type determination, it is determined which of the multiple types the jackpot type is determined to be.

また、判定した大当り種別に応じた図柄指定コマンド、つまり、確変大当りAである場合には第2図柄指定コマンド、確変大当りBである場合には第3図柄指定コマンド、確変大当りCである場合には第4図柄指定コマンド、非変大当りである場合には第5図柄指定コマンドの送信設定を実行し(ステップ162SGS133)、その後、判定した大当り種別が、非確変大当りであるか否かを判定する(ステップ162SGS134a)。判定した大当り種別が非確変大当りである場合(ステップ162SGS134a;Y)は、大当り変動パターンを判定するためのテーブルとして、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択してセットして(ステップ162SGS135)、ステップ162SGS138に進む。 The controller 100 also executes the setting to send the symbol designation command according to the determined jackpot type, that is, the second symbol designation command if it is a sure-variable jackpot A, the third symbol designation command if it is a sure-variable jackpot B, the fourth symbol designation command if it is a sure-variable jackpot C, and the fifth symbol designation command if it is a non-variable jackpot (step 162SGS133), and then determines whether the determined jackpot type is a non-sure-variable jackpot (step 162SGS134a). If the determined jackpot type is a non-sure-variable jackpot (step 162SGS134a; Y), the controller 100 selects and sets the jackpot fluctuation pattern determination table A as a table for determining the jackpot fluctuation pattern (step 162SGS135), and proceeds to step 162SGS138.

また、判定した大当り種別が非確変大当りでない場合(ステップ162SGS134a;N)は、更に、判定した大当り種別が、確変大当りAまたは確変大当りBであるか否かを判定する(ステップ162SGS134b)。 In addition, if the determined jackpot type is not a non-variable jackpot (step 162SGS134a; N), it is further determined whether the determined jackpot type is a variable jackpot A or a variable jackpot B (step 162SGS134b).

判定した大当り種別が確変大当りAまたは確変大当りBである場合(ステップ162SGS134b;Y)は、大当り変動パターンを判定するためのテーブルとして、大当り用変動パターン判定テーブルBを選択してセットして(ステップ162SGS136)、ステップ162SGS138に進む。 If the determined jackpot type is a sure jackpot A or a sure jackpot B (step 162SGS134b; Y), select and set jackpot fluctuation pattern determination table B as the table for determining the jackpot fluctuation pattern (step 162SGS136), and proceed to step 162SGS138.

判定した大当り種別が確変大当りAまたは確変大当りBでない場合(ステップ162SGS134b;N)、つまり、判定した大当り種別が確変大当りCである場合には、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットして(ステップ162SGS137)、ステップ162SGS138に進む。 If the determined jackpot type is not a sure jackpot A or a sure jackpot B (step 162SGS134b; N), in other words, if the determined jackpot type is a sure jackpot C, select and set the special jackpot fluctuation pattern determination table (step 162SGS137) and proceed to step 162SGS138.

ステップ162SGS127,ステップ162SGS130,ステップ162SGS131,ステップ162SGS135,ステップ162SGS136,ステップ162SGS137の処理のいずれかを実行した後には、これらの各ステップにおいてセットされた各変動パターン判定テーブルと変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データとを用いて、乱数値MR3が含まれる判定値の範囲に応じた変動カテゴリを判定する(ステップ162SGS138)。本特徴部162SGでは、図16-15(B)に示すように、少なくとも可変表示結果が「はずれ」となる場合に、合計保留記憶数にかかわらず共通して「非リーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「スーパーリーチ」の可変表示態様となる変動カテゴリと、「非リーチ」と「スーパーリーチ」以外の可変表示態様(例えばノーマルリーチ)となる「その他」の変動カテゴリと、を設け、乱数値MR3に基づいて、このような変動カテゴリに決定されるか否かを判定できればよい。 After executing any of the processes of step 162SGS127, step 162SGS130, step 162SGS131, step 162SGS135, step 162SGS136, and step 162SGS137, the variable category according to the range of judgment values including the random number MR3 is determined using each of the variable pattern determination tables set in each of these steps and the numerical data indicating the random number MR3 for variable pattern determination (step 162SGS138). In this characteristic part 162SG, as shown in FIG. 16-15 (B), at least when the variable display result is "miss", a variable category that is a variable display mode of "non-reach" in common regardless of the total reserved memory number, a variable category that is a variable display mode of "super reach", and a variable category of "other" that is a variable display mode other than "non-reach" and "super reach" (for example, normal reach) are provided, and it is sufficient to determine whether such a variable category is determined based on the random number MR3.

その後、ステップ162SGS138の処理による判定結果に応じた変動カテゴリ指定コマンドを、演出制御基板12に対して送信するための設定を行ってから(ステップ162SGS132)、入賞時乱数値判定処理を終了する。 After that, a variable category designation command according to the result of the determination made by the processing of step 162SGS138 is set up to be sent to the performance control board 12 (step 162SGS132), and the winning random number determination process is terminated.

図16-16は、特別図柄通常処理として、図12のS110にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図16-16に示す特別図柄通常処理において、CPU103は、まず、第2特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップ162SGS141)。第2特図保留記憶数は、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。例えば、ステップ162SGS141の処理では、遊技制御カウンタ設定部162SG154に記憶されている第2保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。 Figure 16-16 is a flow chart showing an example of the processing executed in S110 of Figure 12 as the normal special symbol processing. In the normal special symbol processing shown in Figure 16-16, the CPU 103 first judges whether or not the second special symbol reserved memory count is "0" (step 162SGS141). The second special symbol reserved memory count is the reserved memory count of the special symbol game using the second special symbol by the second special symbol display device 4B. For example, in the processing of step 162SGS141, the second reserved memory count value stored in the game control counter setting unit 162SG154 may be read, and it may be judged whether or not the read value is "0".

ステップ162SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップ162SGS141;N)、第2特図保留記憶部162SG151Bにて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップ162SGS142)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。 When the second special chart reserved memory number is other than "0" in step 162SGS141 (step 162SGS141; N), the reserved data stored in the second special chart reserved memory unit 162SG151B corresponding to the reserved number "1" is read out as numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special chart display result, the random number value MR2 for determining the jackpot type, and the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern (step 162SGS142). The numerical data read out at this time may be temporarily stored, for example, in a fluctuation random number buffer.

ステップ162SGS142の処理に続いて、第2特図保留記憶数カウント値や合計保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第2特図保留記憶数と合計保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第2特図保留記憶部162SG151Bのデータを更新する。具体的には、第2特図保留記憶部162SG151Bにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」~「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1~MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップ162SGS143)。 Following the processing of step 162SGS142, the second special chart reserved memory count value and the total reserved memory count are updated by subtracting 1 from each other, and the data in the second special chart reserved memory unit 162SG151B is updated. Specifically, the reserved data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in entries lower than reserved number "1" in the second special chart reserved memory unit 162SG151B (for example, entries corresponding to reserved numbers "2" to "4") is shifted up by one entry at a time (step 162SGS143).

その後、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「2」に更新した後(ステップ162SGS144)、ステップ162SGS149に移行する。 After that, the variable special chart designation buffer value, which is the stored value in the variable special chart designation buffer, is updated to "2" (step 162SGS144), and then the process proceeds to step 162SGS149.

一方、ステップ162SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」であるときには(ステップ162SGS141;Y)、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップ162SGS145)。第1特図保留記憶数は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数である。例えば、ステップ162SGS145の処理では、遊技制御カウンタ設定部162SG154にて第1保留記憶数カウンタが記憶する第1保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。このように、ステップ162SGS145の処理は、ステップ162SGS141にて第2特図保留記憶数が「0」であると判定されたときに実行されて、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する。これにより、第2特図を用いた特図ゲームは、第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行が開始されることになる。 On the other hand, when the second special pattern reserved memory number is "0" in step 162SGS141 (step 162SGS141; Y), it is determined whether the first special pattern reserved memory number is "0" (step 162SGS145). The first special pattern reserved memory number is the reserved memory number of the special pattern game using the first special pattern by the first special pattern display device 4A. For example, in the process of step 162SGS145, the first reserved memory number count value stored in the first reserved memory number counter in the game control counter setting unit 162SG154 may be read and it may be determined whether the read value is "0". In this way, the process of step 162SGS145 is executed when it is determined in step 162SGS141 that the second special pattern reserved memory number is "0", and it is determined whether the first special pattern reserved memory number is "0". As a result, the special pattern game using the second special pattern is started in priority to the special pattern game using the first special pattern.

尚、第2特図を用いた特図ゲームが第1特図を用いた特図ゲームよりも優先して実行されるものに限定されず、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口を遊技球が進入(通過)して始動入賞が発生した順に、特図ゲームの実行が開始されるようにしてもよい。この場合には、始動入賞が発生した順番を特定可能なデータを記憶するテーブルを設けて、その記憶データから第1特図と第2特図のいずれを用いた特図ゲームの実行を開始するかを決定できればよい。 The special chart game using the second special chart is not limited to being executed with priority over the special chart game using the first special chart, and may be started in the order in which the game ball enters (passes) the first start winning port or the second start winning port and the start winning occurs. In this case, a table may be provided that stores data that can identify the order in which the start winning occurs, and it may be possible to determine whether to start the special chart game using the first special chart or the second special chart from the stored data.

ステップ162SGS145にて第1特図保留記憶数が「0」以外であるときには(ステップ162SGS145;N)、第1特図保留記憶部162SG151Aにて保留番号「1」に対応して記憶されている保留データとして、特図表示結果判定用の乱数値MR1、大当り種別判定用の乱数値MR2、変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データをそれぞれ読み出す(ステップ162SGS146)。このとき読み出された数値データは、例えば変動用乱数バッファなどに格納されて、一時記憶されればよい。 When the number of reserved first special charts is other than "0" in step 162SGS145 (step 162SGS145; N), the reserved data stored in the first special chart reserved memory unit 162SG151A corresponding to reserved number "1" is read out as numerical data indicating a random number value MR1 for determining the special chart display result, a random number value MR2 for determining the type of big win, and a random number value MR3 for determining the fluctuation pattern (step 162SGS146). The numerical data read out at this time may be temporarily stored, for example, in a random number buffer for fluctuation.

ステップ162SGS146の処理に続いて、第1特図保留記憶数カウント値や合計保留記憶数カウント値を1減算して更新することなどにより、第1特図保留記憶数と合計保留記憶数を1減算させるように更新するとともに、第1特図保留記憶部162SG151Aのデータを更新する。具体的には、第1特図保留記憶部162SG151Aにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」~「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1~MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする(ステップ162SGS147)。 Following the processing of step 162SGS146, the first special chart reserved memory count value and the total reserved memory count value are updated by subtracting 1 from each other, and the data in the first special chart reserved memory unit 162SG151A is updated. Specifically, the reserved data indicating the random number values MR1 to MR3 stored in entries lower than reserved number "1" in the first special chart reserved memory unit 162SG151A (for example, entries corresponding to reserved numbers "2" to "4") are shifted up by one entry at a time (step 162SGS147).

その後、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「1」に更新した後(ステップ162SGS148)、ステップ162SGS149に移行する。 Then, the variable special chart designation buffer value, which is the stored value in the variable special chart designation buffer, is updated to "1" (step 162SGS148), and the process proceeds to step 162SGS149.

ステップ162SGS149においては、特別図柄の可変表示結果である特図表示結果を「大当り」と「はずれ」のいずれとするかを決定するための使用テーブルとして、図16-4に示す表示結果判定テーブル1を選択してセットする。続いて、変動用乱数バッファに格納された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データを、「大当り」や「はずれ」の各特図表示結果に割り当てられた判定値と比較して、特図表示結果を「大当り」と「はずれ」のいずれとするかを決定する(ステップ162SGS150a)。尚、このステップ162SGS150aにおいては、その時点の遊技状態が、確変フラグがオン状態である高確状態(確変状態)であれば、特図表示結果判定用の乱数値MR1が高確状態(確変状態)に対応する10000~12180の範囲に該当すれば「大当り」と判定し、該当しなければ「はずれ」と判定する。また、確変フラグがオフである低確状態であれば、特図表示結果判定用の乱数値MR1が1~219の範囲に該当すれば「大当り」と判定し、該当しなければ「はずれ」と判定する。 In step 162SGS149, the display result determination table 1 shown in FIG. 16-4 is selected and set as the table to be used to determine whether the special pattern display result, which is the variable display result of the special pattern, is a "jackpot" or a "miss". Next, the numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special pattern display result stored in the variable random number buffer is compared with the determination value assigned to each special pattern display result of "jackpot" or "miss" to determine whether the special pattern display result is a "jackpot" or a "miss" (step 162SGS150a). In addition, in this step 162SGS150a, if the game state at that time is a high probability state (high probability state) in which the high probability flag is on, if the random number value MR1 for determining the special pattern display result falls within the range of 10000 to 12180 corresponding to the high probability state (high probability state), it is determined to be a "jackpot", and if it does not fall within the range, it is determined to be a "miss". Also, if the probability is low and the probability flag is off, if the random number value MR1 used to determine the special chart display result falls within the range of 1 to 219, it is determined to be a "jackpot," and if it does not fall within the range, it is determined to be a "miss."

このように、ステップ162SGS149で選択される表示結果判定テーブル1においては、その時点の遊技状態(高確、低確)に対応して異なる判定値が「大当り」に割り当てられていることから、ステップ162SGS150aの処理では、特図ゲームなどの可変表示が開始されるときの遊技状態が高確状態であるか否かに応じて、異なる判定用データ(判定値)を用いて特図表示結果を「大当り」とするか否かが決定されることで、遊技状態が高確状態である場合には、低確状態である場合よりも高確率で「大当り」と判定(決定)される。 In this way, in the display result judgment table 1 selected in step 162SGS149, different judgment values are assigned to "jackpot" depending on the game state at that time (high probability, low probability), so in the processing of step 162SGS150a, whether or not to set the special chart display result as a "jackpot" is determined using different judgment data (judgment values) depending on whether or not the game state when the variable display of the special chart game or the like is started is a high probability state, so that when the game state is a high probability state, it is judged (determined) as a "jackpot" with a higher probability than when it is a low probability state.

ステップ162SGS150aにて「大当り」であると判定された場合には(ステップ162SGS150a;Y)、遊技制御フラグ設定部162SG152に大当りフラグをオン状態とする(ステップ162SGS152)。このときには、大当り種別を複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、図16-5(A)に示す大当り種別判定テーブルを選択してセットする(ステップ162SGS153)。こうしてセットされた大当り種別判定テーブルを参照することにより、変動用乱数バッファに格納された大当り種別判定用の乱数値MR2を示す数値データと、大当り種別判定テーブルにおいて「非確変大当り」、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「確変大当りC」の各大当り種別に割り当てられた判定値のいずれと合致するかに応じて、大当り種別を複数種別のいずれとするかを決定する(ステップ162SGS154)。 When it is determined in step 162SGS150a that it is a "jackpot" (step 162SGS150a; Y), the jackpot flag is set to ON in the game control flag setting unit 162SG152 (step 162SGS152). At this time, the jackpot type determination table shown in FIG. 16-5 (A) is selected and set as the table to be used for determining the jackpot type as one of the multiple types (step 162SGS153). By referring to the jackpot type determination table thus set, it is determined which of the multiple types of jackpot types the jackpot type should be, depending on whether the numerical data indicating the random number value MR2 for jackpot type determination stored in the variable random number buffer matches with the determination value assigned to each jackpot type of "non-variable jackpot", "variable jackpot A", "variable jackpot B", or "variable jackpot C" in the jackpot type determination table (step 162SGS154).

ステップ162SGS154の処理にて大当り種別を決定することにより、大当り遊技状態の終了後における遊技状態を、時短状態と、時短状態よりも遊技者にとって有利度が高い確変状態とのうち、いずれの遊技状態に制御するかが、可変表示結果としての確定特別図柄が導出される以前に決定されることになる。こうして決定された大当り種別に対応して、例えば遊技制御バッファ設定部162SG155に設けられた大当り種別バッファの格納値である大当り種別バッファ値を設定することなどにより(ステップ162SGS155)、決定された大当り種別を記憶する。一例として、大当り種別が非確変大当りに対応する「非確変大当り」であれば大当り種別バッファ値を「0」とし、確変大当りAに対応する「確変A」であれば「1」とし、確変大当りBに対応する「確変B」であれば「2」とし、確変大当りCに対応する「確変C」であれば「3」とすればよい。 By determining the jackpot type in the process of step 162SGS154, it is determined before the derivation of the fixed special pattern as the variable display result whether the game state after the end of the jackpot game state will be controlled to a time-saving state or a high probability state that is more advantageous to the player than the time-saving state. In response to the jackpot type thus determined, the determined jackpot type is stored by setting, for example, a jackpot type buffer value, which is a stored value of the jackpot type buffer provided in the game control buffer setting unit 162SG155 (step 162SGS155). As an example, if the jackpot type is a "non-high probability jackpot" corresponding to a non-high probability jackpot, the jackpot type buffer value can be set to "0", if it is a "high probability A" corresponding to a high probability jackpot A, it can be set to "1", if it is a "high probability B" corresponding to a high probability jackpot B, it can be set to "2", and if it is a "high probability C" corresponding to a high probability jackpot C, it can be set to "3".

一方、ステップ162SGS150aにて「大当り」ではないと判定された場合には(ステップ162SGS150a;N)、S150bに進んで、図16-4に示す表示結果判定テーブル2を選択してセットする。続いて、変動用乱数バッファに格納された特図表示結果判定用の乱数値MR1を示す数値データを、「小当り」の各特図表示結果に割り当てられた判定値と比較して、特図表示結果を「小当り」とするか否かを決定する(ステップ162SGS150c)。尚、ステップ162SGS150cにおいては、変動特図が第1特図である場合には、第1特図に対応する判定値を用いて特図表示結果を「小当り」とするか否かを決定し、変動特図が第2特図である場合には、第2特図に対応する判定値を用いて特図表示結果を「小当り」とするか否かを決定する。 On the other hand, if it is determined in step 162SGS150a that the result is not a "big win" (step 162SGS150a; N), the process proceeds to S150b, where the display result determination table 2 shown in FIG. 16-4 is selected and set. Next, the numerical data indicating the random number value MR1 for determining the special chart display result stored in the variable random number buffer is compared with the determination value assigned to each special chart display result of "small win" to determine whether the special chart display result is a "small win" (step 162SGS150c). In step 162SGS150c, if the variable special chart is the first special chart, the determination value corresponding to the first special chart is used to determine whether the special chart display result is a "small win", and if the variable special chart is the second special chart, the determination value corresponding to the second special chart is used to determine whether the special chart display result is a "small win".

ステップ162SGS150cにおいて特図表示結果を「小当り」とすると決定された場合には(ステップ162SGS150c;Y)、遊技制御フラグ設定部162SG152に設けられた小当りフラグをオン状態にする(ステップ162SGS151)。 If it is determined in step 162SGS150c that the special chart display result is a "small win" (step 162SGS150c; Y), the small win flag provided in the game control flag setting unit 162SG152 is set to the ON state (step 162SGS151).

一方、ステップ162SGS150cにおいて特図表示結果を「小当り」とすると決定しなかった場合には(ステップ162SGS150c;N)、ステップ162SGS156に進む。 On the other hand, if it is not determined in step 162SGS150c that the special chart display result is a "small win" (step 162SGS150c; N), proceed to step 162SGS156.

ステップ162SGS156においては、大当り遊技状態に制御するか否か(大当りフラグがオン状態にされているか否か)の事前決定結果、小当り遊技状態に制御するか否か(小当りフラグがオン状態にされているか否か)の事前決定結果、更には、大当り遊技状態とする場合における大当り種別の決定結果に対応して、確定特別図柄を設定する。一例として、特図表示結果を「はずれ」とする旨の事前決定結果に対応して、はずれ図柄となる「-」の記号を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、ステップ162SGS150aにて特図表示結果が「大当り」であると判定された場合には、ステップ162SGS154における大当り種別が「確変大当りA」である場合には「7」の数字を示す特別図柄を確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「確変大当りB」である場合には、「5」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「非確変大当り」である場合には、「3」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、大当り種別が「確変大当りC」である場合には、「1」の数字を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。また、特図表示結果を「小当り」とする旨の事前決定結果に対応して、小当り図柄となる「2」の記号を示す特別図柄を、確定特別図柄に設定する。尚、これら確定特別図柄は一例であり、これら以外の確定特別図柄を設定してもよいし、確定特別図柄として複数種類の図柄を設定するようにしてもよい。 In step 162SGS156, the fixed special symbol is set according to the pre-determined result of whether to control to a big win game state (whether the big win flag is on or not), whether to control to a small win game state (whether the small win flag is on or not), and further according to the determined result of the big win type in the case of a big win game state. As an example, in response to the pre-determined result of the special symbol display result being "miss", a special symbol showing the "-" symbol, which is a miss symbol, is set as the fixed special symbol. Also, if the special symbol display result is determined to be "big win" in step 162SGS150a, if the big win type in step 162SGS154 is "big win A", a special symbol showing the number "7" is set as the fixed special symbol. Also, if the big win type is "big win B", a special symbol showing the number "5" is set as the fixed special symbol. Also, if the jackpot type is a "non-variable jackpot", a special symbol showing the number "3" is set as the confirmed special symbol. Also, if the jackpot type is a "variable jackpot C", a special symbol showing the number "1" is set as the confirmed special symbol. Also, in response to a pre-determined result that the special symbol display result is a "small jackpot", a special symbol showing the symbol "2", which is a small jackpot symbol, is set as the confirmed special symbol. Note that these confirmed special symbols are only examples, and other confirmed special symbols may be set, or multiple types of symbols may be set as confirmed special symbols.

ステップ162SGS156にて確定特別図柄を設定した後には、特図プロセスフラグの値を変動パターン設定処理に対応した値である“1”に更新してから(ステップ162SGS157)、特別図柄通常処理を終了する。 After the confirmed special symbol is set in step 162SGS156, the value of the special symbol process flag is updated to "1", which corresponds to the variable pattern setting process (step 162SGS157), and then the normal special symbol processing is terminated.

尚、ステップ162SGS145にて第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数が「0」である場合には(ステップ162SGS145;Y)、所定のデモ表示設定を行ってから(ステップ162SGS158)、特別図柄通常処理を終了する。このデモ表示設定では、例えば画像表示装置5において所定の演出画像を表示することなどによるデモンストレーション表示(デモ画面表示)を指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)が、主基板11から演出制御基板12に対して送信済みであるか否かを判定する。このとき、既に、客待ちデモ指定コマンドを送信済みであれば、そのままデモ表示設定を終了する。これに対して、未送信であれば、客待ちデモ指定コマンドを送信するための設定を行ってから、デモ表示設定を終了する。 If the number of reserved memories for the special symbol game using the first special symbol is "0" in step 162SGS145 (step 162SGS145; Y), a predetermined demo display setting is performed (step 162SGS158), and then the normal special symbol processing is terminated. In this demo display setting, it is determined whether or not a performance control command (customer waiting demo designation command) that designates a demonstration display (demo screen display) by, for example, displaying a predetermined performance image on the image display device 5 has been transmitted from the main board 11 to the performance control board 12. At this time, if the customer waiting demo designation command has already been transmitted, the demo display setting is terminated as is. On the other hand, if it has not been transmitted, settings are performed to transmit the customer waiting demo designation command, and then the demo display setting is terminated.

図16-17は、変動パターン設定処理として、図12のステップS111にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図16-17に示す変動パターン設定処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオン状態にされているか否かを判定する(ステップ162SGS161)。そして、大当りフラグがオン状態にされていれば(ステップ162SGS161;Y)、大当り種別バッファ値から大当り種別を特定する(ステップ162SGS162)。 Figure 16-17 is a flow chart showing an example of the process executed in step S111 of Figure 12 as the fluctuation pattern setting process. In the fluctuation pattern setting process shown in Figure 16-17, the CPU 103 first determines whether or not the jackpot flag is turned on (step 162SGS161). If the jackpot flag is turned on (step 162SGS161; Y), the jackpot type is identified from the jackpot type buffer value (step 162SGS162).

そして、特定した大当り種別が「確変大当りC」であるか否かを判定し(ステップ162SGS163)、「確変大当りC」ではない場合、つまり、「確変大当りA」、「確変大当りB」、「非確変大当り」のいずれかである場合には(ステップ162SGS163;N)、特定した大当り種別に応じて大当り用変動パターン判定テーブルAまたは大当り用変動パターン判定テーブルBを選択してセットする。具体的には、特定した大当り種別が「非確変大当り」である場合には、大当り用変動パターン判定テーブルAを選択してセットし、特定した大当り種別が「確変大当りA」または「確変大当りB」である場合には、大当り用変動パターン判定テーブルBを選択してセットする。 Then, it is determined whether the identified jackpot type is "Probable variable jackpot C" (step 162SGS163), and if it is not "Probable variable jackpot C", that is, if it is either "Probable variable jackpot A", "Probable variable jackpot B", or "Non-probable variable jackpot" (step 162SGS163; N), jackpot fluctuation pattern determination table A or jackpot fluctuation pattern determination table B is selected and set according to the identified jackpot type. Specifically, if the identified jackpot type is "non-probable variable jackpot", jackpot fluctuation pattern determination table A is selected and set, and if the identified jackpot type is "Probable variable jackpot A" or "Probable variable jackpot B", jackpot fluctuation pattern determination table B is selected and set.

一方、特定した大当り種別が「確変大当りC」である場合には(ステップ162SGS163;Y)、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットする(ステップ162SGS165)。 On the other hand, if the identified jackpot type is a "Certain jackpot C" (step 162 SGS163; Y), a special jackpot fluctuation pattern determination table is selected and set (step 162 SGS165).

ステップ162SGS161における判定において、大当りフラグがオン状態にされていなければ(ステップ162SGS161;N)、更に、小当りフラグがオン状態にされているか否かを判定する(ステップ162SGS166)。小当りフラグがオン状態にされている場合には(ステップ162SGS166;Y)、特殊当り用変動パターン判定テーブルを選択してセットし(ステップ162SGS167)、ステップ162SGS175に進む。 If the determination in step 162SGS161 indicates that the big win flag is not ON (step 162SGS161; N), it is further determined whether or not the small win flag is ON (step 162SGS166). If the small win flag is ON (step 162SGS166; Y), a special win fluctuation pattern determination table is selected and set (step 162SGS167), and the process proceeds to step 162SGS175.

一方、小当りフラグがオフである場合には(ステップ162SGS166;N)、遊技制御フラグ設定部162SG152に時短フラグがオン状態にされているか否かを判定することにより、遊技状態が確変状態や時短状態で時短制御が行われる時短制御中であるか否かを判定する(ステップ162SGS168)。そして、時短フラグがオン状態にされていれば(ステップ162SGS168;Y)、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルDを選択してセットする(ステップ162SGS169)。 On the other hand, if the small win flag is off (step 162SGS166; N), the game control flag setting unit 162SG152 determines whether the time-saving flag is on to determine whether the game state is in a special state or a time-saving state and time-saving control is being performed (step 162SGS168). If the time-saving flag is on (step 162SGS168; Y), the loss fluctuation pattern determination table D is selected and set as the table to be used to determine one of multiple types of fluctuation pattern (step 162SGS169).

一方、時短制御中ではないとき、つまり、時短フラグがオン状態にされていないときには(ステップ162SGS168;N)、例えば遊技制御カウンタ設定部162SG154に設けられた、変動特図の保留記憶数カウンタの格納値を読み取ることなどにより、変動特図の保留記憶数を特定し、該特定した変動特図の保留記憶数が1または2であるか否かを判定する(ステップ162SGS170)。 On the other hand, when time-saving control is not in progress, that is, when the time-saving flag is not on (step 162SGS168; N), the number of reserved memories of variable special charts is identified, for example by reading the stored value of the reserved memory number counter for variable special charts provided in the game control counter setting unit 162SG154, and it is determined whether the reserved memory number of the identified variable special chart is 1 or 2 (step 162SGS170).

特定した変動特図の保留記憶数が1または2である場合(ステップ162SGS170;N)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択してセットする(ステップ162SGS171)。 If the number of reserved memories for the identified special variable chart is 1 or 2 (step 162 SGS170; N), the loss variable pattern determination table A is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of variable patterns (step 162 SGS171).

また、特定した変動特図の保留記憶数が1または2ではない場合には(ステップ162SGS170;N)、特定した変動特図の保留記憶数が3であるか否かを更に判定する(ステップ162SGS172)。 In addition, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is not 1 or 2 (step 162 SGS170; N), it is further determined whether the number of reserved memories for the identified variable special chart is 3 (step 162 SGS172).

特定した変動特図の保留記憶数が3である場合(ステップ162SGS172;Y)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択してセットする(ステップ162SGS173)。 If the number of reserved memories for the identified special variable chart is 3 (step 162 SGS172; Y), the loss variable pattern determination table B is selected and set as the table to be used for determining one of multiple types of variable patterns (step 162 SGS173).

また、特定した変動特図の保留記憶数が3ではない場合、つまり、特定した変動特図の保留記憶数が4である場合(ステップ162SGS172;N)には、変動パターンを複数種類のいずれかに決定するための使用テーブルとして、はずれ用変動パターン判定テーブルCを選択してセットして(ステップ162SGS174)、ステップ162SGS175に進む。 Also, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is not 3, that is, if the number of reserved memories for the identified variable special chart is 4 (step 162SGS172; N), the program selects and sets the miss variable pattern determination table C as the table to be used for determining the variable pattern as one of multiple types (step 162SGS174), and proceeds to step 162SGS175.

ステップ162SGS164,ステップ162SGS165,ステップ162SGS167,ステップ162SGS169,ステップ162SGS171,ステップ162SGS173,ステップ162SGS174の処理のいずれかを実行した後には、例えば変動用乱数バッファなどに格納されている変動パターン判定用の乱数値MR3を示す数値データなどに基づき、選択(セット)された大当り用変動パターン判定テーブル、特殊当り用変動パターン判定テーブル、またははずれ用変動パターン判定テーブルA~Dのいずれかを参照することにより、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する(ステップ162SGS175)。尚、この場合において決定される変動パターンは、同じ変動パターンであっても、その時点の出玉状態フラグの値が、「1」である場合には、第1高出玉状態に対応する第1段階の延長調整がされた可変表示時間の変動パターンが決定されることになるとともに、その時点の出玉状態フラグの値が「2」である場合には、第2高出玉状態に対応する第2段階の延長調整がされた可変表示時間の変動パターンが決定されることになる。 After executing any of the processes of step 162SGS164, step 162SGS165, step 162SGS167, step 162SGS169, step 162SGS171, step 162SGS173, and step 162SGS174, the fluctuation pattern is determined to be one of several types by referring to the selected (set) jackpot fluctuation pattern determination table, special hit fluctuation pattern determination table, or miss fluctuation pattern determination table A to D based on numerical data indicating the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern stored, for example, in a fluctuation random number buffer (step 162SGS175). In this case, even if the variation pattern is the same, if the value of the ball output state flag at that time is "1", a variation pattern of the variable display time that has been extended and adjusted by a first stage corresponding to the first high ball output state will be determined, and if the value of the ball output state flag at that time is "2", a variation pattern of the variable display time that has been extended and adjusted by a second stage corresponding to the second high ball output state will be determined.

つまり、ステップ162SGS175においては、出玉状態フラグの値に応じて可変表示時間の変動パターンが決定される。 In other words, in step 162SGS175, the variation pattern of the variable display time is determined according to the value of the ball output status flag.

尚、大当りフラグがオフであるときには、ステップ162SGS175の処理にて変動パターンを決定することにより、飾り図柄の可変表示態様を「リーチ」とするか否かが決定される。即ち、ステップ162SGS170の処理には、可変表示結果が「はずれ」となる場合に、飾り図柄の可変表示状態をリーチ状態とするか否かを決定する処理が含まれている。 When the jackpot flag is off, step 162SGS175 determines the variation pattern, and determines whether the variable display state of the decorative symbols is set to "reach." In other words, step 162SGS170 includes a process for determining whether the variable display state of the decorative symbols is set to a reach state when the variable display result is a "miss."

ステップ162SGS175にて変動パターンを決定した後には、変動特図指定バッファ値に応じて、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームのいずれかを開始させるように、特別図柄の変動を開始させるための設定を行う(ステップ162SGS176)。一例として、変動特図指定バッファ値が「1」であれば、第1特別図柄表示装置4Aにおける第1特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。一方、変動特図指定バッファ値が「2」であれば、第2特別図柄表示装置4Bにおける第2特図の表示を更新させる駆動信号を送信するための設定を行う。 After the variation pattern is determined in step 162SGS175, settings are made to start the variation of the special patterns so that either a special pattern game using the first special pattern on the first special pattern display device 4A or a special pattern game using the second special pattern on the second special pattern display device 4B is started according to the variable special pattern designation buffer value (step 162SGS176). As an example, if the variable special pattern designation buffer value is "1", settings are made to send a drive signal to update the display of the first special pattern on the first special pattern display device 4A. On the other hand, if the variable special pattern designation buffer value is "2", settings are made to send a drive signal to update the display of the second special pattern on the second special pattern display device 4B.

ステップ162SGS176の処理に続いて、特別図柄の変動開始時用となる各種コマンドを送信するための設定を行う(ステップ162SGS177)。例えば、変動特図指定バッファ値が「1」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第1変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第1変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレス(先頭アドレス)を示す設定データを、遊技制御バッファ設定部162SG155に設けられた送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。他方、変動特図指定バッファ値が「2」である場合に、CPU103は、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第2保留記憶数通知コマンドを順次に送信するために、予め用意された第2変動開始用コマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを示す設定データを、遊技制御バッファ設定部162SG155に設けられた送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納する。 Following the processing of step 162SGS176, settings are made to send various commands for when the special symbol starts to change (step 162SGS177). For example, when the special symbol change designation buffer value is "1", the CPU 103 stores setting data indicating the storage address (first address) in the ROM 101 of the first change start command table prepared in advance in the buffer area designated by the transmission command pointer in the transmission command buffer provided in the game control buffer setting unit 162SG155 in order to sequentially send the game state designation command, the first change start command, the change pattern designation command, the variable display result designation command, and the first reserved memory number notification command from the main board 11 to the performance control board 12. On the other hand, when the variable special chart designation buffer value is "2", the CPU 103 stores setting data indicating the storage address in ROM 101 of the second variable start command table prepared in advance in a buffer area specified by the transmission command pointer in the transmission command buffer provided in the game control buffer setting unit 162SG155 in order to sequentially transmit the game state designation command, second variable start command, variable pattern designation command, variable display result designation command, and second reserved memory number notification command from the main board 11 to the performance control board 12.

ステップ162SGS177の処理を実行した後、ステップ162SGS175にて決定した変動パターンについて、出玉状態フラグの値に対応した特別図柄の可変表示時間である特図可変表示時間を設定する(ステップ162SGS178)。特別図柄の可変表示時間となる特図可変表示時間は、特図ゲームにおいて特別図柄の可変表示を開始してから可変表示結果(特図表示結果)となる確定特別図柄が停止表示されるまでの所要時間である。その後、特図プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値である“2”に更新してから(ステップ162SGS179)、変動パターン設定処理を終了する。 After executing the processing of step 162SGS177, for the variation pattern determined in step 162SGS175, a special pattern variable display time, which is the variable display time of the special pattern corresponding to the value of the ball output status flag, is set (step 162SGS178). The special pattern variable display time, which is the variable display time of the special pattern, is the time required from the start of the variable display of the special pattern in the special pattern game to the fixed special pattern, which is the variable display result (special pattern display result), being displayed stationary. Thereafter, the value of the special pattern process flag is updated to "2", which is the value corresponding to the special pattern variation processing (step 162SGS179), and the variation pattern setting processing is terminated.

ステップ162SGS177でのコマンド送信設定に基づいて、変動パターン設定処理が終了してから図5に示すステップS27のコマンド制御処理が実行されるごとに、主基板11から演出制御基板12に対して遊技状態指定コマンド、第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、可変表示結果指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンドが、順次に送信されることになる。尚、これらの演出制御コマンドが送信される順番は任意に変更可能であり、例えば可変表示結果指定コマンドを最初に送信してから、第1変動開始コマンドまたは第2変動開始コマンド、変動パターン指定コマンド、遊技状態指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンドの順などで送信されるようにしてもよい。 Based on the command transmission setting in step 162SGS177, each time the command control process of step S27 shown in FIG. 5 is executed after the variation pattern setting process is completed, the main board 11 will sequentially transmit a game state designation command, a first variation start command or a second variation start command, a variation pattern designation command, a variable display result designation command, a first reserved memory number notification command or a second reserved memory number notification command to the presentation control board 12. The order in which these presentation control commands are transmitted can be changed arbitrarily, and for example, the variable display result designation command may be transmitted first, followed by the first variation start command or the second variation start command, the variation pattern designation command, the game state designation command, the first reserved memory number notification command or the second reserved memory number notification command.

図16-18は、特別図柄停止処理として、図12のステップS113にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。特別図柄停止処理において、CPU103は、ステップS113の特別図柄変動処理で参照される終了フラグをオン状態として特別図柄の変動を終了させ、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bに停止図柄を停止表示する制御を行う(ステップ162SGS180)。尚、変動特図指定バッファ値が第1特図を示す「1」である場合には、第1特別図柄表示装置4Aでの第1特別図柄の変動を終了させ、変動特図指定バッファ値が第2特図を示す「2」である場合には、第2特別図柄表示装置4Bでの第2特別図柄の変動を終了させる。また、演出制御基板12に図柄確定コマンドを送信する制御を行う(ステップ162SGS181)。そして、大当りフラグがオン状態にされているか否かを判定し(ステップ162SGS182)、大当りフラグがオフにされている場合(ステップ162SGS182;N)には、更に、小当りフラグがオン状態にされているか否かを判定する(ステップ162SGS183)。 Figure 16-18 is a flow chart showing an example of the process executed in step S113 of Figure 12 as the special symbol stop process. In the special symbol stop process, the CPU 103 turns on the end flag referred to in the special symbol change process in step S113 to end the change of the special symbol, and controls the first special symbol display device 4A and the second special symbol display device 4B to stop displaying the stopped symbol (step 162SGS180). If the change special symbol designation buffer value is "1" indicating the first special symbol, the change of the first special symbol in the first special symbol display device 4A is ended, and if the change special symbol designation buffer value is "2" indicating the second special symbol, the change of the second special symbol in the second special symbol display device 4B is ended. In addition, the CPU 103 controls to send a symbol determination command to the performance control board 12 (step 162SGS181). Then, it is determined whether the big win flag is turned on (step 162SGS182), and if the big win flag is turned off (step 162SGS182; N), it is further determined whether the small win flag is turned on (step 162SGS183).

小当りフラグがオン状態にされている場合には、演出制御基板12に、小当りに対応する当り開始5指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップ162SGS190a)。そして、小当り表示時間タイマに小当り表示時間に相当する値を設定する(ステップ162SGS190b)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば、2回)をセットする(ステップ162SGS190c)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を小当り開放前処理(ステップS118)に対応した値である“8”に更新し(ステップ162SGS190d)、特別図柄停止処理を終了する。 If the small win flag is in the ON state, the performance control board 12 is set to send a win start 5 designation command corresponding to a small win (step 162SGS190a). Then, a value corresponding to the small win display time is set in the small win display time timer (step 162SGS190b). Also, the large prize opening count counter is set to the number of times it has been opened (for example, 2 times) (step 162SGS190c). Then, the value of the special symbol process flag is updated to "8", which is the value corresponding to the small win opening pre-processing (step S118) (step 162SGS190d), and the special symbol stop processing is terminated.

一方、大当りフラグがオン状態にされている場合(ステップ162SGS182;Y)にCPU103は、確変フラグや時短フラグがオン状態にされていれば、確変フラグ及び時短フラグをクリアしてオフ状態とし(ステップ162SGS184)、演出制御基板12に、記憶されている大当りの種別に応じて当り開始1指定コマンド(確変大当りA)、当り開始2指定コマンド(確変大当りB)、当り開始3指定コマンド(確変大当りC)、当り開始4指定コマンド(非確変)を送信するための設定を行う(ステップ162SGS185)。 On the other hand, if the jackpot flag is in the ON state (step 162 SGS182; Y), if the special probability flag or the time-saving flag is in the ON state, the CPU 103 clears the special probability flag and the time-saving flag to turn them OFF (step 162 SGS184), and sets the performance control board 12 to send a hit start 1 designation command (special probability jackpot A), a hit start 2 designation command (special probability jackpot B), a hit start 3 designation command (special probability jackpot C), or a hit start 4 designation command (non-special probability jackpot) according to the type of jackpot stored (step 162 SGS185).

更にCPU103は、演出制御基板12に通常状態を示す遊技状態指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップ162SGS186)。 The CPU 103 then performs settings to send a game state designation command indicating the normal state to the performance control board 12 (step 162 SGS 186).

そして、大当り表示時間タイマに大当り表示時間(大当りが発生したことを、例えば、画像表示装置5において報知するファンファーレ演出の実行期間に相当する時間)に相当する値を設定する(ステップ162SGS187)。この際、大当り表示時間タイマに設定される大当り表示時間としては、出玉状態フラグに応じた大当り表示時間が設定される。 Then, a value corresponding to the jackpot display time (for example, the time corresponding to the execution period of the fanfare effect that notifies the occurrence of a jackpot on the image display device 5) is set in the jackpot display time timer (step 162SGS187). At this time, the jackpot display time set in the jackpot display time timer is set to the jackpot display time corresponding to the ball output status flag.

具体的には、図16-21に示すように、出玉状態フラグの値が「0」であれば、低出玉状態に対応する非延長のファンファーレ演出期間である30000ミリ秒に対応した30000ミリ秒が大当り表示時間として設定される。 Specifically, as shown in FIG. 16-21, if the value of the ball output state flag is "0", the jackpot display time is set to 30,000 milliseconds, which corresponds to the non-extended fanfare presentation period of 30,000 milliseconds corresponding to a low ball output state.

出玉状態フラグの値が「1」であれば、第1高出玉状態に対応する第1段階延長のファンファーレ演出期間である40000ミリ秒に対応した40000ミリ秒が大当り表示時間として設定され、出玉状態フラグの値が「2」であれば、第2高出玉状態に対応する第2段階延長のファンファーレ演出期間である60000ミリ秒に対応した60000ミリ秒が大当り表示時間として設定される。 If the value of the ball output state flag is "1", the jackpot display time is set to 40,000 milliseconds, which corresponds to the 40,000 milliseconds of the first stage extension fanfare presentation period corresponding to the first high ball output state, and if the value of the ball output state flag is "2", the jackpot display time is set to 60,000 milliseconds, which corresponds to the 60,000 milliseconds of the second stage extension fanfare presentation period corresponding to the second high ball output state.

そして、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば、非確変大当りや確変大当りAの場合には10回、確変大当りBの場合には5回、確変大当りCの場合には2回)をセットした後(ステップ162SGS188)、特別図柄プロセスフラグの値を大当り開放前処理(ステップS114)に対応した値である“4”に更新する(ステップ162SGS189)。 Then, the number of times the large prize opening is performed is set in the large prize opening counter (for example, 10 times for a non-variable jackpot or a variable jackpot A, 5 times for a variable jackpot B, and 2 times for a variable jackpot C) (step 162SGS188), and the value of the special symbol process flag is updated to "4", which corresponds to the pre-jackpot opening process (step S114) (step 162SGS189).

一方、小当りフラグがオフである場合には(ステップ162SGS183;N)、ステップ162SGS190においてCPU103は、時短回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する。尚、本特徴部162SGでは、特に図示していないが、CPU103は、大当り遊技終了処理において終了した大当り遊技の大当り種別が確変大当りAや確変大当りBであった場合は、確変フラグと時短フラグの両方をオン状態とする(遊技状態を高確高ベース状態に制御する)とともに時短回数カウンタの値として「0」をセットし、大当り遊技終了処理において終了した大当り遊技の大当り種別が確変大当りCであった場合は、確変フラグをオン状態とする(遊技状態を高確低ベース状態に制御する)とともに時短回数カウンタの値として「0」をセットする。そして、CPU103は、大当り遊技終了処理において終了した大当り遊技の大当り種別が非確変大当りであった場合は、時短フラグをオン状態とするとともに時短回数カウンタの値として「100」をセットするようになっている。時には、ステップ162SGS196に進む。 On the other hand, if the small win flag is off (step 162SGS183; N), in step 162SGS190, the CPU 103 determines whether the value of the time-saving count counter is "0". In addition, although not specifically illustrated, in this feature section 162SG, if the jackpot type of the jackpot game ended in the jackpot game ending process was a high probability jackpot A or a high probability jackpot B, the CPU 103 sets both the high probability flag and the time-saving flag to the on state (controlling the game state to a high probability high base state) and sets the time-saving count counter to "0", and if the jackpot type of the jackpot game ended in the jackpot game ending process was a high probability jackpot C, the CPU 103 sets the high probability flag to the on state (controlling the game state to a high probability low base state) and sets the time-saving count counter to "0". If the type of jackpot in the jackpot game that ended in the jackpot game ending process was a non-variable jackpot, the CPU 103 turns on the time-saving flag and sets the time-saving counter to "100". Otherwise, the process proceeds to step 162SGS196.

一方、時短回数カウンタの値が「0」でない場合(ステップ162SGS190;N)、つまり、時短回数が残存している高ベース状態である場合には、該時短回数カウンタの値を-1する(ステップ162SGS191)。そして、減算後の時短回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定し(ステップ162SGS193)、「0」でない場合(ステップ162SGS193;N)にはステップ162SGS196に進み、時短回数カウンタの値が「0」である場合(ステップ162SGS193;Y)には、時短制御を終了させるために、時短フラグをクリアしてオフ状態とした後(ステップ162SGS194)、確変フラグまたは時短フラグの状態に対応した遊技状態(具体的には低確低ベース)に対応した遊技状態指定コマンドの送信設定を行った後(ステップ162SGS195)、ステップ162SGS196に進む。尚、ステップ162SGS195の実行に伴って、連荘回数もリセットされる。 On the other hand, if the value of the time-saving counter is not "0" (step 162SGS190; N), that is, if the time-saving count is remaining and the base state is high, the value of the time-saving counter is decremented by 1 (step 162SGS191). Then, it is determined whether the value of the time-saving counter after subtraction is "0" or not (step 162SGS193). If it is not "0" (step 162SGS193; N), the process proceeds to step 162SGS196. If the value of the time-saving counter is "0" (step 162SGS193; Y), the process clears the time-saving flag to turn it off in order to end the time-saving control (step 162SGS194), and then sets the transmission of a game state designation command corresponding to the game state (specifically, low probability low base) corresponding to the state of the probability flag or the time-saving flag (step 162SGS195), and then proceeds to step 162SGS196. Furthermore, when step 162SGS195 is executed, the number of consecutive wins is also reset.

そして、判定後可変表示残回数更新処理を実行する(ステップ162SGS196)。この判定後可変表示残回数更新処理においては、判定後可変表示残回数が「0」であるか否かを判定し、「0」でない場合(残回数が存在する場合)に、残回数を1減算更新し、「0」である場合には、該判定後可変表示残回数更新処理を終了する。 Then, a post-determination variable display remaining number update process is executed (step 162SGS196). In this post-determination variable display remaining number update process, it is determined whether the post-determination variable display remaining number is "0", and if it is not "0" (if there is a remaining number), the remaining number is updated by subtracting 1, and if it is "0", the post-determination variable display remaining number update process is terminated.

次いで、ステップ162SGS197では、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新してから、当該特別図柄停止処理を終了する。 Next, in step 162SGS197, the value of the special pattern process flag is updated to "0", which is the value corresponding to the normal processing of the special pattern, and then the special pattern stop processing is terminated.

図16-19は、大当り終了処理として、図12のS117にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。 Figure 16-19 is a flowchart showing an example of the process executed in S117 of Figure 12 as the jackpot end process.

大当り終了処理において、CPU103は、大当り終了表示タイマが動作中、つまりタイマカウント中であるか否かを判定する(ステップ162SGS201)。大当り終了表示タイマが動作中でない場合(ステップ162SGS201;N)には、大当り終了表示タイマに、画像表示装置5において大当り終了表示を行うエンディング演出の実行期間に相当する値を大当り終了表示時間として設定し(ステップ162SGS202)、処理を終了する。 In the jackpot end processing, the CPU 103 determines whether the jackpot end display timer is operating, i.e., whether the timer is counting (step 162SGS201). If the jackpot end display timer is not operating (step 162SGS201; N), the jackpot end display timer is set to a value equivalent to the execution period of the ending presentation that displays the jackpot end on the image display device 5 as the jackpot end display time (step 162SGS202), and the processing ends.

この際、大当り終了表示タイマに設定される大当り終了表示時間としては、出玉状態フラグに応じた大当り終了表示時間が設定される。具体的には、図16-21に示すように、出玉状態フラグの値が「0」であれば、低出玉状態に対応する非延長のエンディング演出期間である60000ミリ秒に対応したタイマ値が設定される。また、出玉状態フラグの値が「1」であれば、第1高出玉状態に対応する第1段階延長のエンディング演出期間である70000ミリ秒に対応したタイマ値が設定され、出玉状態フラグの値が「2」であれば、第2高出玉状態に対応する第2段階延長のエンディング演出期間である90000ミリ秒に対応したタイマ値が設定される。 At this time, the jackpot end display time set in the jackpot end display timer is set to the jackpot end display time corresponding to the ball output state flag. Specifically, as shown in FIG. 16-21, if the ball output state flag value is "0", a timer value corresponding to 60,000 milliseconds, which is the non-extended ending presentation period corresponding to the low ball output state, is set. Also, if the ball output state flag value is "1", a timer value corresponding to 70,000 milliseconds, which is the first-stage extended ending presentation period corresponding to the first high ball output state, is set, and if the ball output state flag value is "2", a timer value corresponding to 90,000 milliseconds, which is the second-stage extended ending presentation period corresponding to the second high ball output state, is set.

一方、大当り終了表示タイマが動作中である場合(ステップ162SGS201;Y)には、大当り終了表示タイマの値を1減算する(ステップ162SGS203)。そして、CPU103は、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否か、即ち、大当り終了表示時間が経過したか否か確認する(ステップ162SGS204)。経過していなければ処理を終了する。 On the other hand, if the jackpot end display timer is running (step 162SGS201; Y), the value of the jackpot end display timer is decremented by 1 (step 162SGS203). The CPU 103 then checks whether the value of the jackpot end display timer is 0, i.e., whether the jackpot end display time has elapsed (step 162SGS204). If it has not elapsed, the process ends.

大当り終了表示時間を経過していれば(ステップ162SGS204;Y)、CPU103は、記憶されている大当り種別が非確変大当りであるかを判定する(ステップ162SGS205)。 If the jackpot end display time has elapsed (step 162 SGS204; Y), the CPU 103 determines whether the stored jackpot type is a non-variable jackpot (step 162 SGS205).

記憶されている大当り種別が非確変大当りでない場合(ステップ162SGS205;N)には、更に、記憶されている大当り種別が確変大当りCであるか否かを判定する(ステップ162SGS206)。 If the stored jackpot type is not a non-variable jackpot (step 162SGS205; N), it is further determined whether the stored jackpot type is a variable jackpot C (step 162SGS206).

記憶されている大当り種別が確変大当りCである場合には(ステップ162SGS206;Y)、確変フラグをオン状態にした後(ステップ162SGS210)、ステップ162SGS213に進む。 If the stored jackpot type is a special jackpot C (step 162SGS206; Y), the special jackpot flag is set to ON (step 162SGS210), and then the process proceeds to step 162SGS213.

一方、記憶されている大当り種別が確変大当りCでない場合、つまり、大当り種別が確変大当りAまたは確変大当りBである場合には(ステップ162SGS206;N)、確変フラグをオン状態にし(ステップ162SGS207)、時短フラグをオン状態にし(ステップ162SGS208)、時短回数カウンタに「0」をセットした後(ステップ162SGS209)、ステップ162SGS213に進む。 On the other hand, if the stored jackpot type is not a sure jackpot C, that is, if the jackpot type is a sure jackpot A or a sure jackpot B (step 162SGS206; N), the sure jackpot flag is turned on (step 162SGS207), the time-saving flag is turned on (step 162SGS208), the time-saving count counter is set to "0" (step 162SGS209), and then the process proceeds to step 162SGS213.

一方、大当り種別が非確変大当りである場合には(ステップ162SGS205;Y)には、ステップ162SGS211とステップ162SGS212を実行することで、時短フラグをオン状態にするとともに時短回数カウンタに「100」をセットした後、ステップ162SGS213に進む。 On the other hand, if the jackpot type is a non-variable jackpot (step 162SGS205; Y), steps 162SGS211 and 162SGS212 are executed to turn on the time-saving flag and set the time-saving counter to "100", and then the process proceeds to step 162SGS213.

ステップ162SGS213では、大当りフラグをオフ状態とし、大当り種別に応じた大当り終了指定コマンドの送信設定を行う(ステップ162SGS214)。そして、オン状態にされた確変フラグや時短フラグに基づく遊技状態を演出制御基板12に通知するための遊技状態指定コマンドの送信設定を行う(ステップ162SGS215)。 In step 162SGS213, the jackpot flag is turned off, and a jackpot end command is set to be sent according to the type of jackpot (step 162SGS214). Then, a game status command is set to be sent to notify the performance control board 12 of the game status based on the probability bonus flag and time-saving flag that have been turned on (step 162SGS215).

そして、連荘回数と判定後連荘回数の更新処理を実行する(ステップ162SGS216)。この更新処理では、具体的には、終了した大当りが、前述したように低ベース状態において発生した初大当りであるか、高ベース状態において発生した連荘大当りであるのかを、例えば、終了した大当りの発生前の状態に対応する大当り開始前状態フラグの値(低ベースであれば「0」、高ベースであれば「1」)から特定し、初大当りである場合には、連荘回数に「1」をセットする。一方、連荘大当りの場合には、既に、連荘回数が「0」以外の値となっていることから、該連荘回数に1を加算更新する。また、連荘大当りの場合には、判定後連荘回数に初期値がセットされていれば、判定後連荘回数に1を加算更新する。 Then, the process of updating the consecutive win count and the consecutive win count after the determination is executed (step 162SGS216). In this update process, specifically, whether the completed jackpot is the first jackpot that occurred in a low base state as described above or the consecutive win that occurred in a high base state is determined, for example, from the value of the pre-jackpot start state flag corresponding to the state before the completed jackpot occurred ("0" if it is a low base, and "1" if it is a high base). If it is the first jackpot, the consecutive win count is set to "1". On the other hand, in the case of a consecutive jackpot, since the consecutive win count is already a value other than "0", the consecutive win count is updated by adding 1. Also, in the case of a consecutive jackpot, if the initial value is set for the consecutive win count after the determination, the consecutive win count after the determination is updated by adding 1.

そして、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新する(ステップ162SGS217)。 Then, the value of the special pattern process flag is updated to "0", which corresponds to normal processing of the special pattern (step 162SGS217).

尚、本特徴部162SGでは、特に図示しないが、CPU103は、大当り開放後処理(ステップS116)においてラウンドの実行回数が設定された上限回数に到達していない場合、出玉状態フラグの値に応じたインターバル期間タイマを設定する。具体的には、図16-21に示すように、出玉状態フラグの値が「0」であれば、低出玉状態に対応する非延長のインターバル期間である5000ミリ秒に対応したタイマ値を設定する。また、出玉状態フラグの値が「1」であれば、第1高出玉状態に対応する第1段階延長のインターバル期間である6000ミリ秒に対応したタイマ値を設定する。また、出玉状態フラグの値が「2」であれば、第2高出玉状態に対応する第2段階延長のインターバル期間である7000ミリ秒に対応したタイマ値を設定する。 In addition, in this feature section 162SG, although not shown in the figure, if the number of rounds executed in the post-jackpot opening process (step S116) has not reached the set upper limit, the CPU 103 sets an interval period timer according to the value of the ball output state flag. Specifically, as shown in FIG. 16-21, if the value of the ball output state flag is "0", a timer value corresponding to 5000 milliseconds, which is the non-extended interval period corresponding to the low ball output state, is set. Also, if the value of the ball output state flag is "1", a timer value corresponding to 6000 milliseconds, which is the first stage extension interval period corresponding to the first high ball output state, is set. Also, if the value of the ball output state flag is "2", a timer value corresponding to 7000 milliseconds, which is the second stage extension interval period corresponding to the second high ball output state is set.

CPU103は、これらタイマ値をインターバル期間タイマに設定した後は、大当り開放後処理を実行する毎にインターバル期間タイマの値を減算更新していき、該インターバル期間タイマがタイマアウトしたことに基づいて大入賞口の開放制御を行うとともに、特図プロセスの値を大当り開放中処理に応じた値に更新する、つまり、新たなラウンド遊技を開始する。 After setting these timer values to the interval period timer, the CPU 103 subtracts and updates the value of the interval period timer each time it executes post-jackpot opening processing, and controls the opening of the large prize opening based on the time-out of the interval period timer, and updates the value of the special chart process to a value corresponding to the jackpot opening processing, i.e., starts a new round of play.

このように、本特徴部162SGでは、図16-20に示すように、大当り図柄が導出表示されてから該大当り図柄の導出表示に基づく大当り遊技の終了までの期間においては、出玉状態フラグの値にかかわらず一定の開放期間(例えば、29秒)が経過するか、一定数(例えば、10球)の遊技球が大入賞口に入賞するまでラウンド遊技が継続するので、出玉状態フラグの値に応じて各ラウンド遊技において払い出し可能な賞球数自体は変化しない。一方で、図16-20及び図16-21に示すように、大入賞口が閉鎖されていることにより遊技球が大入賞口に入賞不能である、つまり、賞球を獲得不能であるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間については、出玉状態フラグの値が0→1→2と変化していくに従って長期化していく。 In this way, in this feature unit 162SG, as shown in FIG. 16-20, during the period from when the jackpot pattern is derived and displayed to the end of the jackpot game based on the derived display of the jackpot pattern, the round game continues until a certain open period (e.g., 29 seconds) has elapsed or a certain number of game balls (e.g., 10 balls) enter the large prize opening, regardless of the value of the ball output status flag, so the number of prize balls that can be paid out in each round game does not change depending on the value of the ball output status flag. On the other hand, as shown in FIG. 16-20 and FIG. 16-21, the fanfare performance period, interval period, and ending performance period during which the game balls cannot enter the large prize opening because the large prize opening is closed, that is, the prize balls cannot be obtained, become longer as the value of the ball output status flag changes from 0 to 1 to 2.

このため、各ラウンド遊技において払い出し可能な賞球数が出玉状態フラグの値に応じて変化しないことにより遊技者が獲得可能な賞球数が減少してしまうことを防ぎつつ、遊技球が大入賞口に入賞不能な期間であるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を出玉状態フラグの値に応じて変化(長期化)させていくことで、単位時間あたりに払い出される賞球数を抑えることが可能となっている。 This prevents a decrease in the number of prize balls that a player can obtain because the number of prize balls that can be paid out in each round of play does not change according to the value of the ball output status flag, while at the same time changing (lengthening) the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period, during which game balls cannot enter the large prize slot, according to the value of the ball output status flag, making it possible to reduce the number of prize balls paid out per unit time.

次に、演出制御用CPU120が実行可能な処理について説明する。 Next, we will explain the processing that the performance control CPU 120 can execute.

図16-22は、コマンド解析処理として、図8のステップS75にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図16-22に示すコマンド解析処理において、演出制御用CPU120は、まず、演出制御コマンド受信用バッファの記憶内容を確認することなどにより、中継基板15を介して伝送された主基板11からの受信コマンドがあるか否かを判定する(ステップ162SGS221)。 Figure 16-22 is a flow chart showing an example of the command analysis process executed in step S75 of Figure 8. In the command analysis process shown in Figure 16-22, the performance control CPU 120 first determines whether or not there is a received command from the main board 11 transmitted via the relay board 15, for example by checking the contents stored in the performance control command receiving buffer (step 162SGS221).

ステップ162SGS221にて受信コマンドがある場合には(ステップ162SGS221;Y)、例えば受信コマンドのMODEデータを確認することなどにより、その受信コマンドが第1始動口入賞指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS222)。そして、第1始動口入賞指定コマンドであるときには(ステップ162SGS222;Y)、第1保留記憶数通知待ち時間を設定する(ステップ162SGS223)。例えば、ステップ162SGS223の処理では、第1保留記憶数通知コマンドの受信待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が、演出制御タイマ設定部162SG192に設けられたコマンド受信制御タイマにセットされればよい。 If there is a received command in step 162SGS221 (step 162SGS221; Y), for example, by checking the MODE data of the received command, it is determined whether the received command is a first start port winning designation command (step 162SGS222). Then, if it is a first start port winning designation command (step 162SGS222; Y), the first pending memory number notification waiting time is set (step 162SGS223). For example, in the processing of step 162SGS223, a timer initial value that is predetermined corresponding to the waiting time for receiving the first pending memory number notification command may be set in the command reception control timer provided in the performance control timer setting unit 162SG192.

ステップ162SGS222にて受信コマンドが第1始動口入賞指定コマンドではない場合には(ステップ162SGS222;N)、その受信コマンドは第2始動口入賞指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS224)。そして、第2始動口入賞指定コマンドであるときには(ステップ162SGS224;Y)、第2保留記憶数通知待ち時間を設定する(ステップ162SGS225)。例えば、ステップ162SGS225の処理では、第2保留記憶数通知コマンドの受信待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が、コマンド受信制御タイマにセットされればよい。 If the received command in step 162SGS222 is not a first start port winning designation command (step 162SGS222; N), it is determined whether the received command is a second start port winning designation command (step 162SGS224). If it is a second start port winning designation command (step 162SGS224; Y), the second pending memory number notification waiting time is set (step 162SGS225). For example, in the processing of step 162SGS225, a timer initial value that is predetermined corresponding to the waiting time for receiving the second pending memory number notification command may be set in the command reception control timer.

ステップ162SGS224にて受信コマンドが第2始動口入賞指定コマンドではない場合には(ステップ162SGS224;N)、その受信コマンドは図柄指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS226)。ステップ162SGS226にて受信コマンドが図柄指定コマンドではない場合には(ステップ162SGS226;N)、その受信コマンドは変動カテゴリコマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS227)。ステップ162SGS227にて受信コマンドが変動カテゴリコマンドではない場合には(ステップ162SGS227;N)、その受信コマンドは第1保留記憶数通知コマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS228)。そして、第1保留記憶数通知コマンドであるときには(ステップ162SGS228;Y)、例えばコマンド受信制御タイマによる計時動作を初期化することなどにより、第1保留記憶数通知待ち時間をクリアする(ステップ162SGS229)。 If the received command in step 162SGS224 is not a second start port winning designation command (step 162SGS224; N), it is determined whether the received command is a pattern designation command (step 162SGS226). If the received command in step 162SGS226 is not a pattern designation command (step 162SGS226; N), it is determined whether the received command is a variable category command (step 162SGS227). If the received command in step 162SGS227 is not a variable category command (step 162SGS227; N), it is determined whether the received command is a first pending memory number notification command (step 162SGS228). Then, if it is a first pending memory number notification command (step 162SGS228; Y), the first pending memory number notification waiting time is cleared, for example, by initializing the timing operation of the command reception control timer (step 162SGS229).

ステップ162SGS228にて受信コマンドが第1保留記憶数通知コマンドではない場合には(ステップ162SGS228;N)、その受信コマンドは第2保留記憶数通知コマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS230)。そして、第2保留記憶数通知コマンドであるときには(ステップ162SGS230;Y)、例えばコマンド受信制御タイマによる計時動作を初期化することなどにより、第2保留記憶数通知待ち時間をクリアする(ステップ162SGS231)。 If the received command in step 162SGS228 is not the first pending memory number notification command (step 162SGS228; N), it is determined whether the received command is the second pending memory number notification command (step 162SGS230). If the received command is the second pending memory number notification command (step 162SGS230; Y), the second pending memory number notification waiting time is cleared, for example, by initializing the timing operation of the command reception control timer (step 162SGS231).

そして、ステップ162SGS229,ステップ162SGS231の処理のいずれかを実行した後は、格納したエントリの表示未決定フラグに、保留表示態様が未決定である旨を示す「1」をセットする(表示未決定フラグをオン状態とする)とともに、未受信のコマンドが有れば演出制限フラグに「1」をセットする(表示制限フラグをオン状態にする)(ステップ162SGS232)。 After executing either step 162SGS229 or step 162SGS231, the display pending flag of the stored entry is set to "1" indicating that the pending display mode has not been determined (the display pending flag is set to the ON state), and if there is an unreceived command, the performance restriction flag is set to "1" (the display restriction flag is set to the ON state) (step 162SGS232).

ステップ162SGS226にて受信コマンドが図柄指定コマンドである場合や(ステップ162SGS226;Y)、ステップ162SGS227にて受信コマンドが変動カテゴリコマンドである場合(ステップ162SGS227;Y)、あるいはステップ162SGS223,ステップ162SGS225,ステップ162SGS232の処理のいずれかを実行した後には、受信コマンドを図示しない始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aにおける空き領域の先頭に格納し(ステップ162SGS233)、ステップ162SGS221の処理に戻る。 If the received command in step 162SGS226 is a pattern designation command (step 162SGS226; Y), if the received command in step 162SGS227 is a variable category command (step 162SGS227; Y), or after executing any of the processes in steps 162SGS223, 162SGS225, and 162SGS232, the received command is stored at the top of the free area in the start winning time received command buffer 162SG194A (not shown) (step 162SGS233), and the process returns to step 162SGS221.

尚、可変表示開始コマンド(第1可変表示開始コマンドまたは第2可変表示開始コマンド)とともに保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンドまたは第2保留記憶数通知コマンド)を受信した場合には、保留記憶数通知コマンドを始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aに格納しないようにしてもよい。即ち、始動入賞の発生に対応して受信した演出制御コマンドを、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aにおける空き領域の先頭から順次に格納することができればよい。 In addition, when a pending memory number notification command (first pending memory number notification command or second pending memory number notification command) is received together with a variable display start command (first variable display start command or second variable display start command), the pending memory number notification command may not be stored in the start winning reception command buffer 162SG194A. In other words, it is sufficient if the performance control commands received in response to the occurrence of a start winning can be stored sequentially from the beginning of the free area in the start winning reception command buffer 162SG194A.

ステップ162SGS230にて受信コマンドが第2保留記憶数通知コマンドではない場合には(ステップ162SGS230;N)、その他の受信コマンドに応じた設定を行ってから(ステップ162SGS234)、ステップ162SGS221の処理に戻る。例えば、受信コマンドが出玉状態指定コマンドである場合、演出制御用CPU120は、ステップ162SGS234の処理において、該出玉状態指定コマンドから出玉状態を特定するとともに、該特定した出玉状態に応じたフラグをオン状態とする等の処理を実行すればよい。このようにすることで、演出制御用CPU120は、該フラグを参照することによって出玉状態を特定することが可能とする。 If the received command in step 162SGS230 is not the second pending memory count notification command (step 162SGS230; N), settings are made according to the other received command (step 162SGS234) and then processing returns to step 162SGS221. For example, if the received command is a ball output state designation command, the performance control CPU 120 may, in the processing of step 162SGS234, identify the ball output state from the ball output state designation command and execute processing such as turning on a flag corresponding to the identified ball output state. In this way, the performance control CPU 120 is able to identify the ball output state by referring to the flag.

尚、ステップ162SGS221においてコマンド受信バッファに受信コマンドが無い場合(ステップ162SGS221;N)は、第1保留記憶数通知待ち時間または第2保留記憶数通知待ち時間が経過したか否かを判定する(ステップ162SGS237)。第1保留記憶数通知待ち時間または第2保留記憶数通知待ち時間が経過していない場合(ステップ162SGS237;N)はコマンド解析処理を終了し、第1保留記憶数通知待ち時間または第2保留記憶数通知待ち時間が経過した場合(ステップ162SGS237;Y)は、該当する格納未完了のエントリの表示未決定フラグを演出制限フラグに「1」をセットし(表示未決定フラグをオン状態にし)、コマンド解析処理を終了する。 If there is no received command in the command reception buffer in step 162SGS221 (step 162SGS221; N), it is determined whether the first pending memory number notification waiting time or the second pending memory number notification waiting time has elapsed (step 162SGS237). If the first pending memory number notification waiting time or the second pending memory number notification waiting time has not elapsed (step 162SGS237; N), the command analysis process is terminated. If the first pending memory number notification waiting time or the second pending memory number notification waiting time has elapsed (step 162SGS237; Y), the display pending flag of the corresponding entry that has not yet been stored is set to "1" as the performance restriction flag (the display pending flag is turned on), and the command analysis process is terminated.

図16-23は、先読予告設定処理として、図14のステップS161にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図16-23に示す先読予告設定処理において、演出制御用CPU120は、先ず、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aをチェックし(ステップ162SGS241)、始動入賞時のコマンドの新たな格納が有るか否かを、表示未決定フラグがオン状態であるエントリが有るか否かにより判定する(ステップ162SGS242a)。 Figure 16-23 is a flow chart showing an example of the process executed in step S161 of Figure 14 as the advance notice setting process. In the advance notice setting process shown in Figure 16-23, the performance control CPU 120 first checks the start win reception command buffer 162SG194A (step 162SGS241), and determines whether there is a new command stored at the start win by checking whether there is an entry with the display pending flag in the ON state (step 162SGS242a).

表示未決定フラグがオン状態であるエントリが無い場合は(ステップ162SGS242a;N)、ステップ162SGS252に進み、表示未決定フラグがオン状態であるエントリが有る場合は(ステップ162SGS242a;Y)、さらに、判定後可変表示残回数が先読み制限回数以下であるか否かを判定する(ステップ162SGS242b)。判定後可変表示残回数が先読み制限回数以下である場合(ステップ162SGS242b;Y)は、ステップ162SGS250に進むことで、後述するように、通常の表示態様に対応する「0」が、保留表示フラグにセットされる。 If there is no entry with the display pending flag in the on state (step 162SGS242a; N), proceed to step 162SGS252. If there is an entry with the display pending flag in the on state (step 162SGS242a; Y), it is further determined whether the variable display remaining number after the determination is equal to or less than the look-ahead limit number (step 162SGS242b). If the variable display remaining number after the determination is equal to or less than the look-ahead limit number (step 162SGS242b; Y), proceed to step 162SGS250, where the pending display flag is set to "0", which corresponds to the normal display mode, as described below.

また、判定後可変表示残回数が先読み制限回数よりも多い場合(ステップ162SGS242b;N)は、当該エントリの演出制限フラグがオン状態であるか否か(「1」がセットされているか否か)を判定する(ステップ162SGS242c)。演出制限フラグがオン状態である場合には(ステップ162SGS242c;Y)、ステップ162SGS250に進むことで、後述するように、通常の表示態様に対応する「0」が、保留表示フラグにセットされる。 If the number of remaining variable display times after the determination is greater than the number of look-ahead limits (step 162SGS242b; N), it is determined whether the performance limit flag for the entry is on (whether "1" is set) (step 162SGS242c). If the performance limit flag is on (step 162SGS242c; Y), the process proceeds to step 162SGS250, where the pending display flag is set to "0", which corresponds to the normal display mode, as described below.

一方、演出制限フラグがオフである場合には(ステップ162SGS242b;N)、該エントリの図柄指定コマンドが第4図柄指定または第6図柄指定コマンドであるか否か、つまり、図柄指定コマンドが確変大当りCまたは小当りを示す図柄指定コマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS243a)。図柄指定コマンドが確変大当りCまたは小当りを示す図柄指定コマンドである場合には(ステップ162SGS243a;Y)、ステップ162SGS250に進むことで、後述するように、通常の表示態様に対応する「0」が、保留表示フラグにセットされる。つまり、確変大当りCまたは小当りとなる保留記憶については、先読予告演出を実行しないようになっている。 On the other hand, if the effect restriction flag is off (step 162SGS242b; N), it is determined whether the symbol designation command of the entry is the fourth symbol designation command or the sixth symbol designation command, that is, whether the symbol designation command is a symbol designation command indicating a guaranteed jackpot C or a small win (step 162SGS243a). If the symbol designation command is a symbol designation command indicating a guaranteed jackpot C or a small win (step 162SGS243a; Y), the process proceeds to step 162SGS250, where the reserved display flag is set to "0", which corresponds to the normal display mode, as described below. In other words, for reserved memories that result in a guaranteed jackpot C or a small win, the pre-reading preview effect is not executed.

一方、図柄指定コマンドが確変大当りCまたは小当りを示す図柄指定コマンドでない場合には、該エントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドであるか否か、つまり、図柄指定コマンドがはずれを示すコマンドであるか否かを判定する(ステップ162SGS243b)。該エントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドでない場合、つまり、大当り(確変大当りA、確変大当りB、非確変大当りのいずれか)を示すコマンドである場合は(ステップ162SGS243b;N)、当該エントリの図柄指定コマンドから大当り種別を特定する(ステップ162SGS244)。 On the other hand, if the symbol designation command is not a symbol designation command indicating a sure jackpot C or a small jackpot, it is determined whether the symbol designation command of the entry is the first symbol designation command, that is, whether the symbol designation command is a command indicating a miss (step 162SGS243b). If the symbol designation command of the entry is not the first symbol designation command, that is, if it is a command indicating a jackpot (sure jackpot A, sure jackpot B, or non-sure jackpot) (step 162SGS243b; N), the type of jackpot is identified from the symbol designation command of the entry (step 162SGS244).

そして、例えば乱数回路124や演出制御カウンタ設定部162SG193のランダムカウンタなどから抽出した先読予告演出用の乱数値を示す数値データとステップ162SGS244において特定した大当り種別に基づいて、図示しない大当り時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターンと、を決定する(ステップ162SGS245)。 Then, based on the numerical data indicating the random number value for the look-ahead preview performance extracted, for example, from the random number circuit 124 or the random counter of the performance control counter setting unit 162SG193, and the type of jackpot identified in step 162SGS244, a look-ahead preview performance judgment table at the time of the jackpot (not shown) is referenced to determine whether or not to execute the look-ahead preview performance and the display pattern when the look-ahead preview performance is executed (step 162SGS245).

ステップ162SGS245においては、例えば、図16-24(A)に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。図16-24(A)に示す決定割合の設定例では、ステップ162SGS244の処理において特定した大当り種別に応じて、先読予告演出の有無や表示パターン(予告種別)の決定割合を異ならせている。 In step 162SGS245, for example, the determination ratio shown in FIG. 16-24(A) is used to determine whether or not to execute a pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notification type). In the example of the determination ratio setting shown in FIG. 16-24(A), the determination ratio for whether or not to execute a pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notification type) is varied depending on the type of jackpot identified in the processing of step 162SGS244.

具体的には、先読予告演出の表示パターン(予告種別)として、表示パターンα及び表示パターンβの2種類が設けられている。このうち、先読予告演出の表示パターンが表示パターンαに決定された場合には、保留記憶表示が白色の四角形(◇)で第1保留記憶表示エリア5Dまたは第2保留記憶表示エリア5Uに表示され、先読予告演出の表示パターン(予告種別)が表示パターンβに決定された場合には、保留記憶表示が白色の星形(☆)で第1保留記憶表示エリア5Dまたは第2保留記憶表示エリア5Uに表示される。 Specifically, there are two types of display patterns (preview types) for the preview performance: display pattern α and display pattern β. When the display pattern for the preview performance is determined to be display pattern α, the reserved memory display is displayed in a white square (◇) in the first reserved memory display area 5D or the second reserved memory display area 5U, and when the display pattern (preview type) for the preview performance is determined to be display pattern β, the reserved memory display is displayed in a white star (☆) in the first reserved memory display area 5D or the second reserved memory display area 5U.

尚、可変表示結果が確変大当りC以外の大当りとなる場合は、先読予告演出が非実行に決定される場合が無く、必ず先読予告演出の実行が決定されて表示パターン(予告種別)として表示パターンαまたは表示パターンβのどちらかの表示パターン(予告種別)が決定される。 In addition, if the variable display result is a jackpot other than a sure-win jackpot C, the pre-reading preview performance will never be determined to be non-executed, and the pre-reading preview performance will always be determined to be executed, and either display pattern α or display pattern β will be determined as the display pattern (pre-notice type).

また、図16-24(A)に示すように、大当り種別が「確変大当りA」である場合には、表示パターン(予告種別)として表示パターンβが決定される割合は、表示パターンαが決定される割合よりも高く設定されている。一方で、大当り種別が「確変大当りB」または「非確変大当り」である場合には、表示パターン(予告種別)として表示パターンβが決定される割合は、表示パターンαが決定される割合よりも低く設定されている。 Also, as shown in FIG. 16-24(A), when the jackpot type is "Probable jackpot A," the rate at which display pattern β is determined as the display pattern (notice type) is set higher than the rate at which display pattern α is determined. On the other hand, when the jackpot type is "Probable jackpot B" or "Non-probable jackpot," the rate at which display pattern β is determined as the display pattern (notice type) is set lower than the rate at which display pattern α is determined.

このような設定により、可変表示結果が「大当り」であり、かつ表示パターン(予告種別)として表示パターンβの表示が実行された場合は、表示パターンαの表示が実行された場合よりも大当り種別が確変大当りAである割合が高くなり、遊技者の確変大当りAとなることに対する期待感を高めることができる。 With this setting, when the variable display result is "jackpot" and display pattern β is executed as the display pattern (notice type), the probability that the jackpot type will be a special jackpot A is higher than when display pattern α is executed, and the player's anticipation of a special jackpot A can be increased.

尚、本特徴部162SGでは、可変表示結果が確変大当りC以外の「大当り」である場合は、必ず先読予告演出の実行を決定することで保留記憶表示を白色の四角(◇)に表示する表示パターンαまたは白色の星形(☆)に表示する表示パターンβのいずれか一方の表示パターンを実行しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、可変表示結果が確変大当りC以外の「大当り」である場合であっても、可変表示結果が「はずれ」である場合と同様に先読予告演出の非実行を決定する場合を設けてもよい。 In addition, in this feature section 162SG, when the variable display result is a "jackpot" other than a sure-win jackpot C, the execution of the pre-reading preview performance is always decided, and one of the display patterns, display pattern α in which the reserved memory display is displayed in a white square (◇) or display pattern β in which the reserved memory display is displayed in a white star (☆), is executed. However, the present invention is not limited to this, and even when the variable display result is a "jackpot" other than a sure-win jackpot C, there may be a case where it is decided not to execute the pre-reading preview performance, just as when the variable display result is a "miss."

また、ステップ162SGS243bにおいて、表示未決定フラグがオン状態であるエントリの図柄指定コマンドが第1図柄指定コマンドである場合、つまり、はずれを示すコマンドである場合は(ステップ162SGS243b;Y)、表示未決定フラグがオン状態である当該エントリの変動カテゴリ指定コマンドが示す変動カテゴリを特定する(ステップ162SGS247)。具体的には、該エントリの変動カテゴリ指定コマンドがC600Hであれば、「非リーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C601Hであれば、「スーパーリーチ」の変動パターンのカテゴリであると特定し、C602Hであれば、ノーマルリーチを含む「その他」の変動パターンのカテゴリであると特定すればよい。 In addition, in step 162SGS243b, if the symbol designation command of an entry whose display pending flag is on is the first symbol designation command, that is, if it is a command indicating a miss (step 162SGS243b; Y), the variable category indicated by the variable category designation command of the entry whose display pending flag is on is identified (step 162SGS247). Specifically, if the variable category designation command of the entry is C600H, it is identified as the category of the "non-reach" variable pattern, if it is C601H, it is identified as the category of the "super reach" variable pattern, and if it is C602H, it is identified as the category of the "other" variable pattern including normal reach.

そして、例えば乱数回路124や演出制御カウンタ設定部162SG193のランダムカウンタなどから抽出した先読予告演出用の乱数値を示す数値データと、ステップ162SGS247において特定した変動パターンのカテゴリとに基づいて、図示しないはずれ時先読予告演出判定テーブルを参照することにより、先読予告演出を実行するか否かと、先読予告演出を実行する場合における表示パターン(予告種別)と、を決定する(ステップ162SGS248)。 Then, based on the numerical data indicating the random number value for the pre-reading preview performance extracted, for example, from the random number circuit 124 or the random counter of the performance control counter setting unit 162SG193, and the category of the fluctuation pattern identified in step 162SGS247, a pre-reading preview performance judgment table for misses (not shown) is referenced to determine whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (pre-notice type) in the case where the pre-reading preview performance is executed (step 162SGS248).

ステップ162SGS248においては、例えば、図16-24(B)に示すような決定割合で先読予告演出の実行の有無と表示パターン(予告種別)とを決定する。図16-24(B)に示す決定割合の設定例では、ステップ162SGS247の処理において特定した変動パターンのカテゴリに応じて、先読予告演出の実行の有無や表示パターン(予告種別)の決定割合を異ならせている。 In step 162SGS248, the display pattern (preview type) and whether or not to execute the pre-reading preview performance are determined using a determination ratio such as that shown in FIG. 16-24(B). In the example of setting the determination ratio shown in FIG. 16-24(B), the determination ratio of whether or not to execute the pre-reading preview performance and the display pattern (preview type) is varied depending on the category of the variation pattern identified in the processing of step 162SGS247.

具体的には、表示パターン(予告種別)として、表示パターンα及び表示パターンβの2種類が設けられている。このうち、表示パターン(予告種別)が表示パターンαに決定された場合には、保留記憶表示が特定態様である白色の四角形(◇)で第1保留記憶表示エリア5Dまたは第2保留記憶表示エリア5Uに表示され、表示パターン(予告種別)が表示パターンβに決定された場合には、保留記憶表示が特定態様である白色の星形(☆)で第1保留記憶表示エリア5Dまたは第2保留記憶表示エリア5Uに表示される。尚、先読予告演出が非実行に決定される場合は、保留記憶表示が通常態様である丸型(○)で第1保留記憶表示エリア5Dまたは第2保留記憶表示エリア5Uに表示される。 Specifically, there are two types of display patterns (notice types): display pattern α and display pattern β. When the display pattern (notice type) is determined to be display pattern α, the reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 5D or the second reserved memory display area 5U in a specific form of a white square (◇), and when the display pattern (notice type) is determined to be display pattern β, the reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 5D or the second reserved memory display area 5U in a specific form of a white star (☆). In addition, when the pre-reading notice performance is determined to be not executed, the reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 5D or the second reserved memory display area 5U in a normal form of a circle (○).

図16-24(B)に示すように、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合には、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」である場合よりも先読予告演出が実行される割合(「予告演出なし」以外に決定される割合)が高く設定されている。また、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「スーパーリーチ」である場合には、可変表示結果が「はずれ」であり、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合よりも先読予告演出が実行される割合(「予告演出なし」以外に決定される割合)が高く設定されている。 As shown in FIG. 16-24 (B), when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "other", the rate at which the pre-reading preview performance is executed (the rate at which it is determined to be something other than "no preview performance") is set higher than when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "non-reach". Also, when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "super reach", the rate at which the pre-reading preview performance is executed (the rate at which it is determined to be something other than "no preview performance") is set higher than when the variable display result is "miss" and the category of the fluctuation pattern is "other".

可変表示結果が「はずれ」である場合において先読予告演出の実行が決定される際には、変動カテゴリが「その他」である場合には、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」である場合よりも表示パターンαが決定される割合が高く設定されている。また、変動パターンのカテゴリが「スーパーリーチ」である場合には、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合よりも表示パターンαが決定される割合が高く設定されている。更に、可変表示結果が「はずれ」である場合において先読予告演出の実行が決定される際には、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合には、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」である場合よりも表示パターンβが決定される割合が高く設定されており、変動パターンのカテゴリが「スーパーリーチ」である場合には、変動パターンのカテゴリが「その他」である場合よりも表示パターンβが決定される割合が高く設定されている。 When the variable display result is a "miss" and a decision is made to execute a foreseeing preview performance, if the variable category is "other", the probability of display pattern α being determined is set higher than when the variable pattern category is "non-reach". Also, if the variable pattern category is "super reach", the probability of display pattern α being determined is set higher than when the variable pattern category is "other". Furthermore, when the variable display result is a "miss" and a decision is made to execute a foreseeing preview performance, if the variable pattern category is "other", the probability of display pattern β being determined is set higher than when the variable pattern category is "non-reach", and if the variable pattern category is "super reach", the probability of display pattern β being determined is set higher than when the variable pattern category is "other".

尚、可変表示結果が「はずれ」である場合においては、変動パターンのカテゴリが「非リーチ」、「その他」、「スーパーリーチ」のいずれにおいても、先読予告演出が非実行に決定される割合が最も高く設定されており、先読予告演出が実行に決定され、かつ表示パターンβが決定される割合が最も低く設定されている。 When the variable display result is a "miss," the rate at which the pre-reading preview performance is determined not to be executed is set to the highest, regardless of whether the variable pattern category is "non-reach," "other," or "super reach," and the rate at which the pre-reading preview performance is determined to be executed and display pattern β is determined is set to the lowest.

更に、図16-24(A)に示すように、可変表示結果が「大当り」である場合においては、先読予告演出が非実行(予告演出なし)に決定されることがないとともに、先読予告演出が実行に決定され、かつ表示パターンαまたは表示パターンβが決定される割合は、可変表示結果が「はずれ」である場合のいずれの変動パターンのカテゴリにおける表示パターンαまたは表示パターンβが決定される割合よりも高く設定されている。 Furthermore, as shown in FIG. 16-24(A), when the variable display result is a "jackpot," the pre-reading preview performance is not determined to be non-executed (no preview performance), and the rate at which the pre-reading preview performance is determined to be executed and display pattern α or display pattern β is determined is set higher than the rate at which display pattern α or display pattern β is determined in any of the categories of variable patterns when the variable display result is a "miss."

更に、可変表示結果が「はずれ(非リーチ)」、「はずれ(スーパーリーチ)」、「はずれ(その他)」である場合において、先読予告演出の実行が決定される際には、表示パターンαが決定される割合が、表示パターンβが決定される割合よりも高く設定されている。一方、可変表示結果が「大当り(確変A)」である場合において、先読予告演出の実行が決定される際には、表示パターンβが決定される割合が、表示パターンαが決定される割合よりも高く設定されている。 Furthermore, when the variable display result is "Miss (non-reach)", "Miss (super reach)", or "Miss (other)", and it is decided to execute the pre-reading preview performance, the rate at which display pattern α is determined is set higher than the rate at which display pattern β is determined. On the other hand, when the variable display result is "Big hit (probable hit A)", and it is decided to execute the pre-reading preview performance, the rate at which display pattern β is determined is set higher than the rate at which display pattern α is determined.

このような設定により、先読予告演出の表示パターン(予告種別)として表示パターンαまたは表示パターンβが実行(表示)された場合には、表示パターンαまたは表示パターンβが実行(表示)されない場合よりも可変表示結果が「大当り」となる可能性が高く、特に表示パターンβが実行(表示)された場合には、可変表示結果が「大当り」であり、かつ大当り種別が「確変大当りA」となる割合が高まるため、遊技者の期待感を高めることができる。 With this setting, when display pattern α or display pattern β is executed (displayed) as the display pattern (preview type) of the pre-reading preview performance, the variable display result is more likely to be a "jackpot" than when display pattern α or display pattern β is not executed (displayed); in particular, when display pattern β is executed (displayed), the variable display result is more likely to be a "jackpot" and the jackpot type will be "high probability jackpot A," which can increase the player's sense of anticipation.

ステップ162SGS248の実行後、演出制御用CPU120は、ステップ162SGS247において先読予告演出の実行が決定されたか否か、つまり、表示パターン(予告種別)を表示パターンαと表示パターンβのいずれかに決定したか否かを判定する(ステップ162SGS249)。 After executing step 162SGS248, the performance control CPU 120 determines whether or not a decision was made in step 162SGS247 to execute a pre-reading preview performance, that is, whether or not the display pattern (preview type) was decided to be either display pattern α or display pattern β (step 162SGS249).

ステップ162SGS245の実行後または先読予告演出の実行が決定された場合は(ステップ162SGS249;Y)、決定した表示パターン(予告種別)に対応するフラグ値を当該エントリの保留表示フラグにセットする(ステップ162SGS246)。具体的には、ステップ162SGS245またはステップ162SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を「◇」で示す表示パターンαであれば当該エントリの保留表示フラグに「1」をセットし、ステップ162SGS245またはステップ162SGS248において決定した表示パターン(予告種別)が保留記憶表示を「☆」で示す表示パターンβであれば当該エントリの保留表示フラグに「2」をセットした後、ステップ162SGS251に進む。 After step 162SGS245 is executed or if it is determined that a preview performance is to be executed (step 162SGS249; Y), the flag value corresponding to the determined display pattern (preview type) is set to the pending display flag of the entry (step 162SGS246). Specifically, if the display pattern (preview type) determined in step 162SGS245 or step 162SGS248 is display pattern α that indicates the pending memory display with "◇", the pending display flag of the entry is set to "1", and if the display pattern (preview type) determined in step 162SGS245 or step 162SGS248 is display pattern β that indicates the pending memory display with "☆", the pending display flag of the entry is set to "2", and then the process proceeds to step 162SGS251.

また、ステップ162SGS249において、先読予告演出の実行が決定されていない場合は(ステップ162SGS249;N)、当該エントリの保留表示フラグに、白色の「○」を示す「0」をセットした後(ステップ162SGS250)、ステップ162SGS251に進む。 Also, in step 162SGS249, if it has not been decided that a preview performance will be performed (step 162SGS249; N), the pending display flag for that entry is set to "0", which indicates a white "circle" (step 162SGS250), and then the process proceeds to step 162SGS251.

尚、ステップ162SGS246またはステップ162SGS250実行後、演出制御用CPU120は、当該エントリの表示未決定フラグの値を「0」に変更する(ステップ162SGS251)。その後、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aの記憶内容にもとづいて保留表示を更新する(ステップ162SGS252)。これにより、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aに新たに格納された保留記憶が、保留表示フラグにセットされた「0」、「1」、「2」のいずれかに対応した表示態様にて表示される。また、可変表示が実行されて、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aの記憶内容がシフトされた場合にも、該シフト後の始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aの記憶内容に応じて、図16-25(A)に示すように、画像表示装置5の下方位置に設けられている第1保留記憶表示エリア5Dおよび第2保留記憶表示エリア5Uの保留表示が更新される。 After executing step 162SGS246 or step 162SGS250, the performance control CPU 120 changes the value of the display pending flag of the entry to "0" (step 162SGS251). After that, the pending display is updated based on the memory contents of the start winning reception command buffer 162SG194A (step 162SGS252). As a result, the pending memory newly stored in the start winning reception command buffer 162SG194A is displayed in a display mode corresponding to the pending display flag set to "0", "1", or "2". In addition, even if the variable display is executed and the memory contents of the start winning reception command buffer 162SG194A are shifted, the pending display of the first pending memory display area 5D and the second pending memory display area 5U provided at the lower position of the image display device 5 is updated according to the memory contents of the start winning reception command buffer 162SG194A after the shift, as shown in FIG. 16-25 (A).

具体的には、図16-25(B)に示すように、第1特図保留記憶数が1つであれば1つの保留記憶表示を表示する。この保留記憶表示の表示態様としては、該保留記憶に対応する保留表示フラグのフラグ値が「0」である場合には、図16-25(B)に示すように「○」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「1」である場合には、「◇」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「2」である場合には、「☆」の表示態様にて表示される。尚、第1特図保留記憶数が2つであれば、2つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第1保留記憶表示エリア5Dに表示される。また、第1特図保留記憶数が3つであれば、3つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第1保留記憶表示エリア5Dに表示される。また、第1特図保留記憶数が4つであれば、4つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第1保留記憶表示エリア5Dに表示される。 Specifically, as shown in FIG. 16-25(B), if the number of first special reserved memories is one, one reserved memory display is displayed. As for the display mode of this reserved memory display, if the flag value of the reserved display flag corresponding to the reserved memory is "0", it is displayed in the display mode of "○" as shown in FIG. 16-25(B), if the flag value of the reserved display flag is "1", it is displayed in the display mode of "◇", and if the flag value of the reserved display flag is "2", it is displayed in the display mode of "☆". If the number of first special reserved memories is two, two reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 5D in a mode corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory. Also, if the number of first special reserved memories is three, three reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 5D in a mode corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory. Also, if the number of first special reserved memories is four, four reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the first reserved memory display area 5D in a manner according to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory.

また、第2特図保留記憶数が1つであれば1つの保留記憶表示を表示する。この保留記憶表示の表示態様としては、第1特図の場合と同じく、該保留記憶に対応する保留表示フラグのフラグ値が「0」である場合には、「○」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「1」である場合には、「◇」の表示態様にて表示され、保留表示フラグのフラグ値が「2」である場合には、「☆」の表示態様にて表示される。尚、第2特図保留記憶数が2つであれば、例えば、図16-25(B)に示すように、2つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様として、例えば、1の保留記憶表示が「○」の表示態様、1の保留記憶表示が「☆」の表示態様にて第2保留記憶表示エリア5Uに表示される。また、第2特図保留記憶数が3つであれば、3つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第2保留記憶表示エリア5Uに表示される。また、第2特図保留記憶数が4つであれば、4つの保留記憶表示が表示され、それぞれの保留記憶表示が、対応する保留記憶の保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた態様にて第2保留記憶表示エリア5Uに表示される。 Also, if the number of second special reserved memories is one, one reserved memory display is displayed. As for the display mode of this reserved memory display, as in the case of the first special, if the flag value of the reserved display flag corresponding to the reserved memory is "0", it is displayed in the display mode of "○", if the flag value of the reserved display flag is "1", it is displayed in the display mode of "◇", and if the flag value of the reserved display flag is "2", it is displayed in the display mode of "☆". If the number of second special reserved memories is two, for example, as shown in FIG. 16-25 (B), two reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the second reserved memory display area 5U in a mode corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory, for example, the reserved memory display of one is displayed in the display mode of "○" and the reserved memory display of one is displayed in the display mode of "☆". Also, if the number of second special reserved memories is three, three reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the second reserved memory display area 5U in a mode corresponding to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory. Also, if the number of second special reserved memories is four, four reserved memory displays are displayed, and each reserved memory display is displayed in the second reserved memory display area 5U in a manner that corresponds to the flag value set in the reserved display flag of the corresponding reserved memory.

そして、可変表示が実行される毎に、保留記憶が減少(消費)されることに応じて、図16-25(B)に示すように、保留記憶表示も、所定のシフト方向(本特徴部162SGでは画面の中央方向)にシフトする。 And each time the variable display is executed, the reserved memory is reduced (consumed), and the reserved memory display also shifts in a predetermined shift direction (towards the center of the screen in this feature part 162SG), as shown in FIG. 16-25 (B).

つまり、可変表示の開始時に実行される、後述する可変表示開始設定処理において保留記憶が消費されて、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aの保留記憶がシフトされた場合には、シフト後の始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aの保留記憶にもとづいて、第1保留記憶表示エリア5Dや第2保留記憶表示エリア5Uにおける保留記憶表示もシフトされて表示されるとともに、始動入賞により、新たな保留記憶があった場合には、当該保留記憶の表示パターンが決定されて保留表示フラグにセットされ、該保留表示フラグにセットされたフラグ値に応じた表示態様にて、第1保留記憶表示エリア5Dや第2保留記憶表示エリア5Uに表示されるようになる。 In other words, when the reserved memory is consumed in the variable display start setting process described below, which is executed when the variable display starts, and the reserved memory in the start winning reception command buffer 162SG194A is shifted, the reserved memory display in the first reserved memory display area 5D and the second reserved memory display area 5U is also shifted and displayed based on the reserved memory in the start winning reception command buffer 162SG194A after the shift, and if there is a new reserved memory due to the start winning, the display pattern of that reserved memory is determined and set in the reserved display flag, and it is displayed in the first reserved memory display area 5D and the second reserved memory display area 5U in a display mode according to the flag value set in the reserved display flag.

尚、本特徴部162SGにおいては、ステップ162SGS252の処理を先読予告設定処理において実行する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら第1保留記憶表示エリア5Dおよび第2保留記憶表示エリア5Uの保留表示が更新するための処理を、先読予告設定処理とは異なる処理(例えば、保留表示更新処理)として個別に実行するようにしてもよい。 Note that, in this characteristic section 162SG, an example is shown in which the processing of step 162SGS252 is executed in the advance notice setting process, but the present invention is not limited to this, and the processing for updating the hold displays in the first hold memory display area 5D and the second hold memory display area 5U may be executed separately as a process different from the advance notice setting process (for example, a hold display update process).

また、本特徴部162SGでは、ステップ162SGS242において始動入賞時のコマンドの新たな格納が有ることを条件に該始動入賞における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行を決定しているが、第1始動入賞口への始動入賞と第2始動入賞口への始動入賞が同時に発生したことによりステップ162SGS242において第1特図と第2特図との双方で始動入賞時のコマンドの新たな格納が有ると判定された場合、つまり、表示未決定フラグがオン状態であるエントリが第1特図保留記憶にも第2特図保留記憶にも存在する場合には、双方のエントリを先読予告演出の実行と非実行の決定対象としている。第1特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶と第2特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶の双方を先読予告演出の実行と非実行の決定対象とする場合は、先読予告演出の実行を示す「1」または「2」の保留表示フラグのエントリが存在しなければ第1特図の保留記憶の保留表示と第2特図の保留表示の双方において先読予告演出が同時に実行される場合がある。 In addition, in this characteristic section 162SG, a decision is made in step 162SGS242 as to whether or not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory at the start winning, on the condition that there is new storage of a command at the time of the start winning. However, if a start winning in the first start winning port and a start winning in the second start winning port occur simultaneously, and it is determined in step 162SGS242 that there is new storage of a command at the time of the start winning in both the first special chart and the second special chart, in other words, if an entry with the display pending flag in the on state exists in both the first special chart reserved memory and the second special chart reserved memory, then both entries are subject to the decision as to whether or not to execute the pre-reading preview performance. If the pending memory in which the command at the time of the start winning in the first special chart is newly stored and the pending memory in which the command at the time of the start winning in the second special chart is newly stored are both targets for deciding whether or not to execute the pre-reading preview performance, if there is no entry of the pending display flag of "1" or "2" indicating the execution of the pre-reading preview performance, the pre-reading preview performance may be executed simultaneously in both the pending display of the pending memory of the first special chart and the pending display of the second special chart.

また、本特徴部162SGでは、前述のように第1始動入賞口への始動入賞と第2始動入賞口への始動入賞が同時に発生した場合には、第1特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶と第2特図における始動入賞時のコマンドが新たに格納された保留記憶の双方を先読予告演出の実行と非実行の決定の対象としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、このような場合は、第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行、第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行を、いずれか一方のみに決定するようにしてもよい。 In addition, in this feature section 162SG, as described above, when a start winning entry into the first start winning port and a start winning entry into the second start winning port occur simultaneously, both the reserved memory in which the command at the time of the start winning entry in the first special chart is newly stored and the reserved memory in which the command at the time of the start winning entry in the second special chart is newly stored are subject to the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance, but the present invention is not limited to this, and in such a case, it may be decided to execute or not execute only one of the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart and the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart.

具体的には、遊技状態が、高開放制御が行われない通常状態である場合は、第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定を第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定よりも優先して行う。そして、第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行を決定した場合は、第2特図における保留記憶の先読予告演出の実行を一義的に非実行に決定し、第1特図における保留記憶での先読予告演出の非実行を決定した場合は、第2特図における保留記憶の先読予告演出の実行と非実行を決定すればよい。 Specifically, when the game state is a normal state in which high opening control is not performed, the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart is given priority over the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart. Then, when it is decided to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart, it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart, and when it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart, it is decided to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart.

一方、遊技状態が、高開放制御が行われる時短状態(高確高ベース状態・低確高ベース状態)である場合は、第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定を第1特図における保留記憶での先読予告演出の実行と非実行の決定よりも優先して行う。そして、第2特図における保留記憶での先読予告演出の実行を決定した場合は、第1特図における保留記憶の先読予告演出の実行を一義的に非実行に決定し、第2特図における保留記憶での先読予告演出の非実行を決定した場合は、第1特図における保留記憶の先読予告演出の実行と非実行を決定すればよい。 On the other hand, when the game state is a time-saving state in which high opening control is performed (high probability high base state/low probability high base state), the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart is given priority over the decision to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart. Then, when it is decided to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart, it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart, and when it is decided not to execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the second special chart, it is decided to execute or not execute the pre-reading preview performance in the reserved memory in the first special chart.

図16-26は、図14に示された演出制御プロセス処理における可変表示開始設定処理(ステップS171)を示すフローチャートである。可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、第1変動開始コマンド受信フラグオン状態であるか否かを判定する(ステップ162SGS271)。第1変動開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ162SGS271;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aにおける第1特図保留記憶のバッファ番号「1-0」~「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ162SGS272)。尚、バッファ番号「1-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 Figure 16-26 is a flow chart showing the variable display start setting process (step S171) in the performance control process shown in Figure 14. In the variable display start setting process, the performance control CPU 120 first determines whether the first variable start command reception flag is on (step 162SGS271). If the first variable start command reception flag is on (step 162SGS271; Y), the various command data and various flags stored in association with the buffer numbers "1-0" to "1-4" of the first special chart reserved memory in the start winning time reception command buffer 162SG194A are shifted up by one buffer number (step 162SGS272). Note that the contents of buffer number "1-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.

具体的には、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第1特図保留記憶のバッファ番号「1-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「1-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "1-1" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-2" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "1-3" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "1-4" of the first special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "1-3".

また、ステップ162SGS271において第1変動開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ162SGS271;N)、第2変動開始コマンド受信フラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップ162SGS273)。第2変動開始コマンド受信フラグがオフである場合は(ステップ162SGS273;N)、可変表示開始設定処理を終了し、第2変動開始コマンド受信フラグがオン状態である場合は(ステップ162SGS273;Y)、始動入賞時受信コマンドバッファ162SG194Aにおける第2特図保留記憶のバッファ番号「2-0」~「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグを、バッファ番号1個分ずつ上位にシフトする(ステップ162SGS274)。尚、バッファ番号「2-0」の内容については、シフトする先が存在しないためにシフトすることはできないので消去される。 Also, if the first variable start command reception flag is off in step 162SGS271 (step 162SGS271; N), it is determined whether the second variable start command reception flag is on (step 162SGS273). If the second variable start command reception flag is off (step 162SGS273; N), the variable display start setting process is terminated, and if the second variable start command reception flag is on (step 162SGS273; Y), the various command data and various flags stored in association with buffer numbers "2-0" to "2-4" of the second special chart reservation memory in the start winning reception command buffer 162SG194A are shifted up by one buffer number (step 162SGS274). Note that the contents of buffer number "2-0" cannot be shifted because there is no destination to shift to, so it is erased.

具体的には、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-1」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-0」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-2」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-1」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-3」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-2」に対応付けて格納するようにシフトし、第2特図保留記憶のバッファ番号「2-4」に対応付けて格納されている各種コマンドデータと各種フラグをバッファ番号「2-3」に対応付けて格納するようにシフトする。 Specifically, the various command data and flags stored in association with buffer number "2-1" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-0", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-2" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-1", the various command data and flags stored in association with buffer number "2-3" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-2", and the various command data and flags stored in association with buffer number "2-4" of the second special chart reserved memory are shifted to be stored in association with buffer number "2-3".

ステップ162SGS272またはステップ162SGS274の実行後、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンド格納領域から変動パターン指定コマンドを読み出す(ステップ162SGS275)。 After executing step 162SGS272 or step 162SGS274, the performance control CPU 120 reads the variation pattern designation command from the variation pattern designation command storage area (step 162SGS275).

次いで、表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(即ち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて飾り図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(ステップ162SGS276)。この場合、演出制御用CPU120は、表示結果指定コマンドで指定される表示結果に応じた飾り図柄の停止図柄を決定し、決定した飾り図柄の停止図柄を示すデータを飾り図柄表示結果格納領域に格納する。 Next, the display result (stopping pattern) of the decorative pattern is determined according to the data stored in the display result designation command storage area (i.e., the received display result designation command) (step 162SGS276). In this case, the performance control CPU 120 determines the stopping pattern of the decorative pattern according to the display result designated by the display result designation command, and stores data indicating the determined stopping pattern of the decorative pattern in the decorative pattern display result storage area.

尚、本特徴部162SGでは、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りAに該当する第2可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が「7」で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りBに該当する第3可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、「7」以外の奇数図柄の複数の組合せ(例えば「111」、「333」、「555」、「999」などの飾り図柄の組合せ)の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが確変大当りCに該当する第4可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、小当りと同一のチャンス目となる「334」、「778」等の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが非確変大当りに該当する第5可変表示結果指定コマンドである場合において、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄として3図柄が偶数図柄で揃った飾り図柄の組合せ(大当り図柄)を決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが小当りに該当する第6可変表示結果指定コマンドである場合においては、停止図柄として、確変大当りCと同一のチャンス目となる「334」、「778」等の中から決定する。また、受信した可変表示結果指定コマンドが、はずれに該当する第1可変表示結果指定コマンドである場合には、変動パターンが非リーチの変動パターンであれば、停止図柄として3図柄が不揃いとなる飾り図柄であって、上記したチャンス目以外の組合せ(はずれ図柄)を決定し、変動パターンがリーチの変動パターンであれば、「121」や「464」等のリーチはずれの飾り図柄の組合せ(はずれ図柄)を決定する。 In this feature section 162SG, when the received variable display result designation command is the second variable display result designation command corresponding to the probability of a jackpot A, the performance control CPU 120 determines, for example, a combination of decorative patterns (jackpot patterns) in which three patterns are aligned to "7" as the stopping pattern. When the received variable display result designation command is the third variable display result designation command corresponding to the probability of a jackpot B, the stopping pattern is determined from among multiple combinations of odd numbers other than "7" (for example, combinations of decorative patterns such as "111", "333", "555", and "999"). When the received variable display result designation command is the fourth variable display result designation command corresponding to the probability of a jackpot C, the stopping pattern is determined from among "334", "778", and the like, which are the same chance numbers as the small win. In addition, when the received variable display result designation command is the fifth variable display result designation command corresponding to a non-probability jackpot, the performance control CPU 120 determines, for example, a combination of decorative patterns (jackpot pattern) in which three patterns are aligned as even numbers as the stop pattern. In addition, when the received variable display result designation command is the sixth variable display result designation command corresponding to a small jackpot, the stop pattern is determined from among "334", "778", etc., which are the same chance numbers as the probability jackpot C. In addition, when the received variable display result designation command is the first variable display result designation command corresponding to a miss, if the variation pattern is a non-reach variation pattern, the stop pattern is determined to be a decorative pattern in which three patterns are not aligned, and a combination other than the above-mentioned chance numbers (miss pattern), and if the variation pattern is a reach variation pattern, the combination of decorative patterns (miss pattern) of reach misses, such as "121" and "464".

これら停止図柄の決定においては、演出制御用CPU120は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、飾り図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄判定テーブルを用いて、飾り図柄の停止図柄を決定すればよい。即ち、抽出した乱数に一致する数値に対応する飾り図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定すればよい。 When determining these stopping patterns, the performance control CPU 120 may, for example, extract a random number for determining the stopping pattern, and determine the stopping pattern of the decorative pattern using a stopping pattern determination table in which data indicating combinations of decorative patterns are associated with numerical values. In other words, the stopping pattern may be determined by selecting data indicating the combination of decorative patterns that corresponds to the numerical value that matches the extracted random number.

次いで、演出制御用CPU120は、図16-27に示す予告演出決定処理を実施して、当該可変表示において予告演出を実行するか否かを決定する(ステップ162SGS277)。尚、本特徴部162SGでは、予告演出決定処理において、後述するように予告演出A~予告演出Dの4個の予告演出のうちからいずれかの実行を決定可能な形態を例示するが、本発明はこれに限定されるものではなく、実行可能な予告演出は3個以下または5個以上であってもよい。 Next, the performance control CPU 120 performs the preview performance determination process shown in FIG. 16-27 to determine whether or not to execute a preview performance in the variable display (step 162SGS277). Note that in this feature section 162SG, the preview performance determination process exemplifies a form in which it is possible to determine which of four preview performances, preview performance A to preview performance D, to be executed, as described below, but the present invention is not limited to this, and the number of preview performances that can be executed may be three or less or five or more.

本特徴部162SGの予告演出決定処理において演出制御用CPU120は、まず、出玉状態を特定するとともに、該特定した出玉状態に対応する予告演出種別決定用テーブルをセットする(ステップ162SGS290)。尚、出玉状態は、例えば、コマンド解析処理において出玉状態指定コマンドを受信した際にオン状態としたフラグの値等から特定すればよい。 In the preview performance determination process of this feature section 162SG, the performance control CPU 120 first identifies the ball output state and sets a preview performance type determination table corresponding to the identified ball output state (step 162SGS290). The ball output state may be identified, for example, from the value of a flag that is turned on when a ball output state designation command is received in the command analysis process.

ここで、図16-28に示すように、演出制御用CPU120は、出玉状態を低出玉状態と特定した場合は、予告演出種別決定用テーブルAを選択し、出玉状態を第1高出玉状態と特定した場合は、予告演出種別決定用テーブルBを選択し、出玉状態を第2高出玉状態と特定した場合は、予告演出種別決定用テーブルCを選択すればよい。 Here, as shown in FIG. 16-28, if the performance control CPU 120 determines that the ball output state is a low ball output state, it selects table A for determining the type of advance notice performance, if the ball output state is determined to be a first high ball output state, it selects table B for determining the type of advance notice performance, and if the ball output state is determined to be a second high ball output state, it selects table C for determining the type of advance notice performance.

また、演出制御用CPU120は、可変表示結果と変動パターンとを特定する(ステップ162SGS291)。可変表示結果は、可変表示の開始時において主基板11から送信される可変表示結果(はずれ、確変大当りA、確変大当りB、確変大当りC、非確変大当り、小当り)を指定するための可変表示結果指定コマンドを格納するための可変表示結果指定コマンド格納領域に記憶されている可変表示結果指定コマンドにより特定することができる。また、変動パターンは、前述したように、変動パターン指定コマンド格納領域に記憶されている変動パターン指定コマンドにて特定できる。 The performance control CPU 120 also identifies the variable display result and the variation pattern (step 162SGS291). The variable display result can be identified by a variable display result designation command stored in a variable display result designation command storage area for storing a variable display result designation command for designating the variable display result (miss, special chance jackpot A, special chance jackpot B, special chance jackpot C, non-special chance jackpot, small win) sent from the main board 11 at the start of the variable display. Also, the variation pattern can be identified by a variation pattern designation command stored in a variation pattern designation command storage area, as described above.

そして、予告演出決定用乱数を抽出するとともに、ステップ162SG290にてセットした予告演出種別決定用テーブルを用いて予告演出の実行の有無と実行する場合の予告演出種別を決定する(ステップ162SGS292)。 Then, a random number for determining the preview performance is extracted, and the preview performance type determination table set in step 162SG290 is used to determine whether or not to perform the preview performance and, if so, what type of preview performance to use (step 162SGS292).

具体的には、図16-28に示すように、出玉状態が低出玉状態である場合は、予告演出種別決定用テーブルAを用いて、可変表示結果が非リーチはずれであれば、85%の割合で予告演出の非実行を決定し、10%の割合で予告演出Aの実行を決定し、5%の割合で予告演出Bの実行を決定し、0%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。可変表示結果がスーパーリーチはずれであれば、20%の割合で予告演出の非実行を決定し、50%の割合で予告演出Aの実行を決定し、30%の割合で予告演出Bの実行を決定し、0%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。そして、可変表示結果が大当りCを除く大当りであれば、10%の割合で予告演出の非実行を決定し、25%の割合で予告演出Aの実行を決定し、65%の割合で予告演出Bの実行を決定し、0%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。 Specifically, as shown in FIG. 16-28, when the ball output state is a low ball output state, using table A for determining the type of preview performance, if the variable display result is a non-reach miss, there is an 85% chance of deciding not to execute the preview performance, a 10% chance of deciding to execute preview performance A, a 5% chance of deciding to execute preview performance B, a 0% chance of deciding to execute preview performance C, and a 0% chance of deciding to execute preview performance D. If the variable display result is a super-reach miss, there is a 20% chance of deciding not to execute the preview performance, a 50% chance of deciding to execute preview performance A, a 30% chance of deciding to execute preview performance B, a 0% chance of deciding to execute preview performance C, and a 0% chance of deciding to execute preview performance D. Then, if the variable display result is a jackpot other than jackpot C, there is a 10% chance that the preview performance will not be performed, a 25% chance that preview performance A will be performed, a 65% chance that preview performance B will be performed, a 0% chance that preview performance C will be performed, and a 0% chance that preview performance D will be performed.

また、出玉状態が第1高出玉状態である場合は、予告演出種別決定用テーブルBを用いて、可変表示結果が非リーチはずれであれば、85%の割合で予告演出の非実行を決定し、10%の割合で予告演出Aの実行を決定し、5%の割合で予告演出Bの実行を決定し、0%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。可変表示結果がスーパーリーチはずれであれば、20%の割合で予告演出の非実行を決定し、50%の割合で予告演出Aの実行を決定し、25%の割合で予告演出Bの実行を決定し、5%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。そして、可変表示結果が大当りCを除く大当りであれば、10%の割合で予告演出の非実行を決定し、25%の割合で予告演出Aの実行を決定し、50%の割合で予告演出Bの実行を決定し、15%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。 Also, when the ball output state is the first high ball output state, using table B for determining the type of preview performance, if the variable display result is a non-reach miss, there is an 85% chance of deciding not to execute the preview performance, a 10% chance of deciding to execute preview performance A, a 5% chance of deciding to execute preview performance B, a 0% chance of deciding to execute preview performance C, and a 0% chance of deciding to execute preview performance D. If the variable display result is a super reach miss, there is a 20% chance of deciding not to execute the preview performance, a 50% chance of deciding to execute preview performance A, a 25% chance of deciding to execute preview performance B, a 5% chance of deciding to execute preview performance C, and a 0% chance of deciding to execute preview performance D. Then, if the variable display result is a jackpot other than jackpot C, there is a 10% chance that the preview performance will not be performed, a 25% chance that preview performance A will be performed, a 50% chance that preview performance B will be performed, a 15% chance that preview performance C will be performed, and a 0% chance that preview performance D will be performed.

また、出玉状態が第2高出玉状態である場合は、予告演出種別決定用テーブルCを用いて、可変表示結果が非リーチはずれであれば、85%の割合で予告演出の非実行を決定し、8%の割合で予告演出Aの実行を決定し、4%の割合で予告演出Bの実行を決定し、3%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。可変表示結果がスーパーリーチはずれであれば、20%の割合で予告演出の非実行を決定し、45%の割合で予告演出Aの実行を決定し、20%の割合で予告演出Bの実行を決定し、10%の割合で予告演出Cの実行を決定し、0%の割合で予告演出Dの実行を決定する。そして、可変表示結果が大当りCを除く大当りであれば、10%の割合で予告演出の非実行を決定し、15%の割合で予告演出Aの実行を決定し、45%の割合で予告演出Bの実行を決定し、20%の割合で予告演出Cの実行を決定し、10%の割合で予告演出Dの実行を決定する。 Also, when the ball output state is the second high ball output state, using table C for determining the type of preview performance, if the variable display result is a miss of no reach, there is an 85% chance of deciding not to execute the preview performance, an 8% chance of deciding to execute preview performance A, a 4% chance of deciding to execute preview performance B, a 3% chance of deciding to execute preview performance C, and a 0% chance of deciding to execute preview performance D. If the variable display result is a miss of super reach, there is a 20% chance of deciding not to execute the preview performance, a 45% chance of deciding to execute preview performance A, a 20% chance of deciding to execute preview performance B, a 10% chance of deciding to execute preview performance C, and a 0% chance of deciding to execute preview performance D. Then, if the variable display result is a jackpot other than jackpot C, there is a 10% chance that the preview performance will not be performed, a 15% chance that preview performance A will be performed, a 45% chance that preview performance B will be performed, a 20% chance that preview performance C will be performed, and a 10% chance that preview performance D will be performed.

つまり、本特徴部162SGにおける予告演出としては、予告演出Dが最も大当り期待度(可変表示結果が大当りとなる割合)が高く設定されており、予告演出Cは予告演出Dよりも大当り期待度が低く設定されており、予告演出Bは予告演出Cよりも大当り期待度が低く設定されており、予告演出Aは予告演出Bよりも大当り期待度が低く設定されている。そして、予告演出を非実行とする場合は、いずれの予告演出を実行する場合よりも大当り期待度が低く設定されている(大当り期待度:予告演出D>予告演出C>予告演出B>予告演出A>予告演出非実行)。 In other words, among the preview effects in this feature section 162SG, preview effect D is set to have the highest jackpot expectation (the percentage of times the variable display result will be a jackpot), preview effect C is set to have a lower jackpot expectation than preview effect D, preview effect B is set to have a lower jackpot expectation than preview effect C, and preview effect A is set to have a lower jackpot expectation than preview effect B. And when the preview effect is not executed, the jackpot expectation is set lower than when any of the preview effects are executed (jackpot expectation: preview effect D > preview effect C > preview effect B > preview effect A > preview effect not executed).

また、各出玉状態において実行可能な予告演出数に注目すると、低出玉状態にて実行可能な予告演出は予告演出Aと予告演出Bの2個、第1高出玉状態にて実行可能な予告演出は予告演出A、予告演出B、予告演出Cの3個、第2高出玉状態にて実行可能な予告演出は、予告演出A、予告演出B、予告演出C、予告演出Dの4個である。つまり、本特徴部162SGでは、初当りが発生してから連荘状態を継続していくことによって可変表示中に実行可能な予告演出が増加していくため、連荘中において遊技が間延びしてしまうことによる遊技興趣の低下を抑えることが可能となっている。 In addition, looking at the number of preview effects that can be executed in each ball output state, there are two preview effects that can be executed in the low ball output state, preview effect A and preview effect B, three preview effects that can be executed in the first high ball output state, preview effect A, preview effect B, and preview effect C, and four preview effects that can be executed in the second high ball output state, preview effect A, preview effect B, preview effect C, and preview effect D. In other words, in this feature section 162SG, the number of preview effects that can be executed during the variable display increases as the consecutive win state continues after the first hit occurs, making it possible to prevent a decrease in interest in the game due to the game becoming protracted during the consecutive wins.

特に、第2高出玉状態においては、可変表示結果が大当りとなることが確定する予告演出Dが実行可能となるので、第2高出玉状態における可変表示中においては、予告演出Dが実行されるか否かに対して遊技者を注目させることができ、遊技興趣を向上できる。 In particular, in the second high ball output state, it becomes possible to execute preview performance D, which confirms that the variable display result will be a jackpot, so that during the variable display in the second high ball output state, the player can pay attention to whether or not preview performance D will be executed, thereby increasing the player's interest in the game.

図16-27に戻り、演出制御用CPU120は、ステップ162SGS292の実行後、予告演出の実行を決定したか否かを判定する(ステップ162SGS293)。予告演出の実行を決定していない場合(ステップ162SGS293;N)は予告演出決定処理を終了する。また、予告演出の実行を決定した場合(ステップ162SGS293;Y)は、ステップ162SGS292において決定した予告演出種別を記憶するとともに(ステップ162SGS294)、予告演出実行決定フラグをオン状態とし(ステップ162SGS295)、予告演出決定処理を終了する。 Returning to FIG. 16-27, after executing step 162SGS292, the performance control CPU 120 determines whether or not it has decided to execute a preview performance (step 162SGS293). If it has not decided to execute a preview performance (step 162SGS293; N), the preview performance decision process ends. If it has decided to execute a preview performance (step 162SGS293; Y), the preview performance type decided in step 162SGS292 is stored (step 162SGS294), the preview performance execution decision flag is set to ON (step 162SGS295), and the preview performance decision process ends.

予告演出決定処理を実行した後、演出制御用CPU120は、図16-26に示す可変表示開始設定処理に戻り、ステップ162SGS278において演出制御用CPU120は、予告演出実行決定フラグがオン状態とされているか否か、つまり、ステップ162SGS277の予告演出決定処理において「予告演出A」、「予告演出B」のいずれかの予告演出が決定されたか否かを判定する。 After executing the preview performance determination process, the performance control CPU 120 returns to the variable display start setting process shown in FIG. 16-26, and in step 162SGS278, the performance control CPU 120 determines whether the preview performance execution determination flag is set to the on state, that is, whether either the preview performance "Preview performance A" or "Preview performance B" has been determined in the preview performance determination process of step 162SGS277.

予告演出実行決定フラグがオン状態にされている場合には、ステップ162SGS279に進んで、予告演出開始待ちタイマに、予告演出開始までの期間に応じた値をセットし(ステップ162SGS279)、予告演出実行決定フラグをオフ状態として(ステップ162SGS280)、ステップ162SGS281に進む。一方、予告演出実行決定フラグがオフである場合には、ステップ162SGS279とステップ162SGS280とを経由することなくステップ162SGS281に進む。 If the preview performance execution decision flag is set to the ON state, the process proceeds to step 162SGS279, the preview performance start waiting timer is set to a value corresponding to the period until the preview performance starts (step 162SGS279), the preview performance execution decision flag is set to the OFF state (step 162SGS280), and the process proceeds to step 162SGS281. On the other hand, if the preview performance execution decision flag is OFF, the process proceeds to step 162SGS281 without going through steps 162SGS279 and 162SGS280.

これら予告演出開始までの期間としては、本特徴部162SGでは、予告演出が開始されるタイミングの前に、該予告演出の実行の前兆を示す演出(図示略)が実施され、該前兆を開始するタイミングが予告演出の開始タイミングとされているので、予告演出を開始するまでの期間よりも短い期間が設定され、これら予告演出の開始タイミングは、予告演出の開始から実行される予告演出のプロセステーブルに基づいて特定されて予告演出が開始されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら前兆の演出を予告演出において実施しない場合にあっては、予告演出の開始タイミングが予告演出の開始タイミングとなるので、予告演出の開始タイミングまでの期間を予告演出開始待ちタイマに設定すればよい。 As for the period until the start of these preview performances, in this feature section 162SG, a performance (not shown) that indicates a precursor to the execution of the preview performance is executed before the timing at which the preview performance starts, and the timing at which this precursor starts is set to the start timing of the preview performance, so a period shorter than the period until the start of the preview performance is set, and the start timing of these preview performances is determined based on the process table of the preview performance that is executed from the start of the preview performance, and the preview performance is started, but the present invention is not limited to this, and in cases where these precursor performances are not executed in the preview performance, the start timing of the preview performance becomes the start timing of the preview performance, so the period until the start timing of the preview performance can be set in the preview performance start wait timer.

ステップ162SGS281において演出制御用CPU120は、出玉状態を特定し、該特定した出玉状態と変動パターン指定コマンドに応じた演出制御パターン(プロセステーブル)を選択する。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(ステップ162SGS282)。 In step 162SGS281, the performance control CPU 120 identifies the ball output state and selects a performance control pattern (process table) according to the identified ball output state and the variable pattern designation command. Then, it starts the process timer in process data 1 of the selected process table (step 162SGS282).

尚、ステップ162SGS281において演出制御用CPU120は、コマンド解析処理のステップ162SGS234の処理にてセットされた演出用出玉状態フラグの値を参照することで出玉状態を特定すればよい。 In addition, in step 162SGS281, the performance control CPU 120 can determine the ball output state by referring to the value of the performance ball output state flag set in the processing of step 162SGS234 of the command analysis processing.

尚、プロセステーブルには、画像表示装置5の表示を制御するための表示制御実行データ、各LEDの点灯を制御するためのランプ制御実行データ、スピーカ8L,8Rから出力する音の制御するための音制御実行データや、プッシュボタン31Bやスティックコントローラ31Aの操作を制御するための操作部制御実行データ等が、各プロセスデータn(1~N番まで)に対応付けて時系列に順番配列されている。 In addition, in the process table, display control execution data for controlling the display of the image display device 5, lamp control execution data for controlling the lighting of each LED, sound control execution data for controlling the sound output from the speakers 8L and 8R, and operation unit control execution data for controlling the operation of the push button 31B and stick controller 31A are arranged in chronological order in correspondence with each process data n (numbers 1 to N).

次いで、演出制御用CPU120は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音制御実行データ1、操作部制御実行データ1)に従って演出装置(演出用部品としての画像表示装置5、演出用部品としての各種ランプ及び演出用部品としてのスピーカ8L,8R、操作部(プッシュボタン31B、スティックコントローラ31A等))の制御を実行する(ステップ162SGS283)。例えば、画像表示装置5において変動パターンに応じた画像を表示させるために、表示制御部123に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプ制御基板14に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ8L,8Rからの音声出力を行わせるために、音声制御基板13に対して制御信号(音番号データ)を出力する。 Then, the performance control CPU 120 executes control of the performance device (image display device 5 as a performance component, various lamps as performance components, speakers 8L, 8R as performance components, and operation unit (push button 31B, stick controller 31A, etc.)) according to the contents of process data 1 (display control execution data 1, lamp control execution data 1, sound control execution data 1, operation unit control execution data 1) (step 162SGS283). For example, to display an image corresponding to a fluctuation pattern on the image display device 5, it outputs a command to the display control unit 123. It also outputs a control signal (lamp control execution data) to the lamp control board 14 to control the lighting/extinguishing of various lamps. It also outputs a control signal (sound number data) to the sound control board 13 to output sound from the speakers 8L, 8R.

尚、この実施例では、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに1対1に対応する変動パターンによる飾り図柄の可変表示が行われるように制御するが、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドに対応する複数種類の変動パターンから、使用する変動パターンを選択するようにしてもよい。 In this embodiment, the performance control CPU 120 controls the display of the decorative pattern to vary according to a variation pattern that corresponds one-to-one to the variation pattern designation command, but the performance control CPU 120 may select a variation pattern to be used from multiple types of variation patterns that correspond to the variation pattern designation command.

そして、可変表示時間タイマに、特定した出玉状態と変動パターン指定コマンドとで特定される可変表示時間に相当する値を設定する(ステップ162SGS284)。また、可変表示制御タイマに所定時間を設定する(ステップ162SGS285)。尚、所定時間は例えば30msであり、演出制御用CPU120は、所定時間が経過する毎に左中右の飾り図柄の表示状態を示す画像データをVRAMに書き込み、表示制御部123がVRAMに書き込まれた画像データに応じた信号を画像表示装置5に出力し、画像表示装置5が信号に応じた画像を表示することによって飾り図柄の可変表示(変動)が実現される。次いで、演出制御プロセスフラグの値を可変表示中演出処理(ステップS172)に対応した値にする(ステップ162SGS286)。 Then, the variable display time timer is set to a value corresponding to the variable display time specified by the specified ball output state and the variation pattern designation command (step 162SGS284). A predetermined time is also set to the variable display control timer (step 162SGS285). The predetermined time is, for example, 30 ms, and the performance control CPU 120 writes image data indicating the display state of the left, center, and right decorative patterns to the VRAM every time the predetermined time elapses, and the display control unit 123 outputs a signal corresponding to the image data written to the VRAM to the image display device 5, and the image display device 5 displays an image corresponding to the signal, thereby realizing variable display (variation) of the decorative patterns. Next, the value of the performance control process flag is set to a value corresponding to the performance processing during variable display (step S172) (step 162SGS286).

以上のように演出制御用CPU120が可変表示開始設定処理を実行することで、本特徴部162SGでは、出玉状態が低出玉状態、第1高出玉状態、第2高出玉状態のいずれであっても、特図可変表示時間と連動して飾り図柄の可変表示を実行することが可能となっている。尚、本特徴部162SGでは、演出制御用CPU120は、演出用出玉状態フラグの値と変動パターン指定コマンドによって出玉状態に応じた飾り図柄の可変表示を実行可能となっている形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、CPU103は、変動パターン指定コマンドとともに該変動パターン指定コマンドがいずれの出玉状態にて決定されたかを指定する変動パターン決定状態指定コマンドを演出制御基板12(演出制御用CPU120)に対して送信可能とし、演出制御用CPU120は、これら変動パターン指定コマンドと変動パターン決定状態指定コマンドを受信する毎に出玉状態に応じた飾り図柄の可変表示を実行するようにしてもよい。 As described above, the CPU 120 for controlling the performance executes the variable display start setting process, so that in this characteristic section 162SG, regardless of whether the ball output state is a low ball output state, a first high ball output state, or a second high ball output state, it is possible to execute the variable display of the decorative pattern in conjunction with the special chart variable display time. Note that in this characteristic section 162SG, the CPU 120 for controlling the performance exemplifies a form in which the CPU 120 for controlling the performance is capable of executing the variable display of the decorative pattern according to the ball output state by the value of the ball output state flag for the performance and the variable pattern designation command, but the present invention is not limited to this. For example, the CPU 103 can transmit to the performance control board 12 (CPU 120 for controlling the performance) a variable pattern determination state designation command that designates in which ball output state the variable pattern designation command was determined, together with the variable pattern designation command, and the CPU 120 for controlling the performance executes the variable display of the decorative pattern according to the ball output state each time it receives the variable pattern designation command and the variable pattern determination state designation command.

図16-29は、演出制御プロセス処理における可変表示中演出処理(ステップS172)を示すフローチャートである。可変表示中演出処理において、演出制御用CPU120は、プロセスタイマ、可変表示時間タイマ、可変表示制御タイマのそれぞれの値を-1する(ステップ162SGS301,ステップ162SGS302,ステップ162SGS303)。また、演出制御用CPU120は、予告演出開始待ちタイマがセットされている(予告演出を行うことに決定されている)か、または予告演出実行中フラグがオン状態である(予告演出の実行中である)場合には(ステップ162SGS304;Y)、予告演出処理を実行する(ステップ162SGS305)。予告演出開始待ちタイマも予告演出実行中フラグもオフである場合には、ステップ162SGS305の予告演出処理を実施することなく、ステップ162SGS306に進む。 Figure 16-29 is a flowchart showing the variable display performance processing (step S172) in the performance control process. In the variable display performance processing, the performance control CPU 120 decrements the values of the process timer, the variable display time timer, and the variable display control timer by 1 (steps 162SGS301, 162SGS302, and 162SGS303). In addition, if the preview performance start waiting timer is set (it has been decided that a preview performance will be performed) or the preview performance execution flag is on (preview performance is being executed) (step 162SGS304; Y), the performance control CPU 120 executes the preview performance processing (step 162SGS305). If both the preview performance start waiting timer and the preview performance execution flag are off, the process proceeds to step 162SGS306 without executing the preview performance processing of step 162SGS305.

ステップ162SGS306において演出制御用CPU120は、プロセスタイマがタイマアウトしたか否か確認する。プロセスタイマがタイマアウトしていたら、プロセスデータの切り替えを行う(ステップ162SGS307)。即ち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定することによってプロセスタイマをあらためてスタートさせる(ステップ162SGS308)。また、その次に設定されている表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音制御実行データ、操作部制御データ等にもとづいて演出装置(演出用部品)に対する制御状態を変更する(ステップ162SGS309a)。一方、プロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、プロセスタイマに対応するプロセスデータの内容(表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音制御実行データ、操作部制御データ等)に従って演出装置(演出用部品)の制御を実行する(ステップ162SGS309b)。 In step 162SGS306, the performance control CPU 120 checks whether the process timer has timed out. If the process timer has timed out, the process data is switched (step 162SGS307). That is, the process timer is started again by setting the process timer to the next process timer setting value in the process table (step 162SGS308). In addition, the control state for the performance device (performance component) is changed based on the next set display control execution data, lamp control execution data, sound control execution data, operation unit control data, etc. (step 162SGS309a). On the other hand, if the process timer has not timed out, the performance device (performance component) is controlled according to the contents of the process data corresponding to the process timer (display control execution data, lamp control execution data, sound control execution data, operation unit control data, etc.) (step 162SGS309b).

次に、可変表示制御タイマがタイマアウトしているか否かを確認する(ステップ162SGS310)。可変表示制御タイマがタイマアウトしている場合には(ステップ162SGS310;Y)、演出制御用CPU120は、左中右の飾り図柄の次表示画面(前回の飾り図柄の表示切り替え時点から30ms経過後に表示されるべき画面)の画像データを作成し、VRAMの所定領域に書き込む(ステップ162SGS311)。そのようにして、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示制御が実現される。表示制御部123は、設定されている背景画像等の所定領域の画像データと、プロセステーブルに設定されている表示制御実行データにもとづく画像データとを重畳したデータに基づく信号を画像表示装置5に出力する。そのようにして、画像表示装置5において、飾り図柄の変動における背景画像、キャラクタ画像及び飾り図柄が表示される。また、可変表示制御タイマに所定値を再セットする(ステップ162SGS312)。 Next, it is confirmed whether the variable display control timer has timed out (step 162SGS310). If the variable display control timer has timed out (step 162SGS310; Y), the performance control CPU 120 creates image data for the next display screen of the left, center, and right decorative patterns (screens that should be displayed 30 ms after the previous display switching of the decorative patterns) and writes it to a specified area of the VRAM (step 162SGS311). In this way, variable display control of the decorative patterns is realized in the image display device 5. The display control unit 123 outputs a signal based on data that superimposes image data of a specified area such as a set background image and image data based on the display control execution data set in the process table to the image display device 5. In this way, the background image, character image, and decorative pattern in the change of the decorative pattern are displayed in the image display device 5. In addition, a specified value is reset to the variable display control timer (step 162SGS312).

また、可変表示制御タイマがタイマアウトしていない場合(ステップ162SGS310;N)、ステップ162SGS312の実行後、演出制御用CPU120は、可変表示時間タイマがタイマアウトしているか否か確認する(ステップ162SGS313)。可変表示時間タイマがタイマアウトしていれば、演出制御プロセスフラグの値を特図当り待ち処理(ステップS173)に応じた値に更新する(ステップ162SGS315)。可変表示時間タイマがタイマアウトしていなくても、図柄確定指定コマンドを受信したことを示す確定コマンド受信フラグがオン状態であれば(ステップ162SGS314;Y)、演出制御プロセスフラグの値を特図当り待ち処理(ステップS173)に応じた値に更新する(ステップ162SGS315)。可変表示時間タイマがタイマアウトしていなくても図柄確定指定コマンドを受信したら変動を停止させる制御に移行するので、例えば、基板間でのノイズ等に起因して長い変動時間を示す変動パターン指定コマンドを受信したような場合でも、正規の可変表示時間経過時(特別図柄の可変表示終了時)に、飾り図柄の可変表示を終了させることができる。 Also, if the variable display control timer has not timed out (step 162SGS310; N), after executing step 162SGS312, the performance control CPU 120 checks whether the variable display time timer has timed out (step 162SGS313). If the variable display time timer has timed out, the value of the performance control process flag is updated to a value corresponding to the special pattern hit waiting process (step S173) (step 162SGS315). Even if the variable display time timer has not timed out, if the confirmation command reception flag indicating that a pattern confirmation command has been received is on (step 162SGS314; Y), the value of the performance control process flag is updated to a value corresponding to the special pattern hit waiting process (step S173) (step 162SGS315). Even if the variable display time timer has not timed out, if a pattern determination command is received, the control will transition to one that stops the variation. For example, even if a variable pattern specification command is received that indicates a long variation time due to noise between boards, the variable display of the decorative pattern can be ended when the regular variable display time has elapsed (when the variable display of the special pattern has ended).

尚、飾り図柄の可変表示制御に用いられているプロセステーブルには、飾り図柄の可変表示中のプロセスデータが設定されている。つまり、プロセステーブルにおけるプロセスデータ1~nのプロセスタイマ設定値の和は飾り図柄の可変表示時間に相当する。よって、ステップ162SGS306の処理において最後のプロセスデータnのプロセスタイマがタイマアウトしたときには、切り替えるべきプロセスデータ(表示制御実行データやランプ制御実行データ等)はなく、プロセステーブルにもとづく飾り図柄の可変表示制御は終了する。 The process table used for variable display control of the decorative pattern contains the process data during the variable display of the decorative pattern. In other words, the sum of the process timer settings of process data 1 to n in the process table corresponds to the variable display time of the decorative pattern. Therefore, when the process timer of the last process data n times out in the processing of step 162SGS306, there is no process data to switch (display control execution data, lamp control execution data, etc.), and the variable display control of the decorative pattern based on the process table ends.

尚、予告演出開始待ちタイマがセットされている状態で予告演出を実行する場合、演出制御用CPU120は、該予告演出処理において、先ず、予告演出開始待ちタイマの値を減算更新し、予告演出開始待ちタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。予告演出開始待ちタイマがタイマアウトした場合、すなわち、予告演出の開始タイミングとなった場合は、実行を決定した予告演出種別に応じた予告演出用プロセステーブルを選択するとともに、該予告演出用のプロセスタイマをスタートさせる。すなわち、該予告演出用プロセステーブルにおける最初のプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を行う。また、予告演出実行中フラグをオン状態として予告演出処理を終了する。 When a preview performance is executed while the preview performance start waiting timer is set, the performance control CPU 120 first subtracts and updates the value of the preview performance start waiting timer in the preview performance processing, and determines whether the preview performance start waiting timer has timed out. If the preview performance start waiting timer has timed out, i.e., if the timing for the preview performance to start has arrived, a preview performance process table corresponding to the preview performance type that has been decided to be executed is selected, and the process timer for that preview performance is started. In other words, the performance device is controlled according to the contents of the first process data in the preview performance process table. In addition, the preview performance execution flag is set to ON, and the preview performance processing ends.

そして、予告演出実行中フラグがオン状態であるときに予告演出を実行する場合、演出制御用CPU120は、予告演出用のプロセスタイマの減算更新を行い、該予告演出用のプロセスタイマがタイマアウトしたか否かを判定する。予告演出用のプロセスタイマがタイマアウトしていない場合は、実行中のプロセスタイマに対応するプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行し、予告演出用のプロセスタイマがタイマアウトしている場合は、プロセスデータの切替を行う。このとき、演出制御用CPU120は、改めて次の予告演出用のプロセスタイマをスタートさせ、次のプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行すればよい。以上のように予告演出処理を実行することで、可変表示中に予告演出を実行できる。 When a preview performance is to be executed while the preview performance execution flag is on, the performance control CPU 120 performs a subtractive update of the process timer for the preview performance and determines whether the process timer for the preview performance has timed out. If the process timer for the preview performance has not timed out, it controls the performance device according to the contents of the process data corresponding to the currently running process timer, and if the process timer for the preview performance has timed out, it switches the process data. At this time, the performance control CPU 120 starts the process timer for the next preview performance again and controls the performance device according to the contents of the next process data. By executing the preview performance process in this manner, a preview performance can be executed during variable display.

尚、上記した特徴部162SGにおいては、高出玉状態報知LED162SG071では、点灯・消灯のみを行う形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、高出玉状態において可変表示が実行されていることで可変表示時間延長調整が実行されているが大当り状態ではないことで大当り期間延長調整が実行されていないときには緑色(第1態様)にて点灯し、高出玉状態において大当り状態であることで大当り期間延長調整が実行されているが可変表示が実行されていないことで可変表示時間延長調整が実行されていないときには赤色(第2態様)にて点灯することで、いずれの調整が実行されているのかを確認(把握)できるようにしてもよい。 In the above-mentioned characteristic part 162SG, the high ball output state notification LED 162SG071 is exemplified as only turning on and off, but the present invention is not limited to this. For example, when the variable display is being executed in the high ball output state and variable display time extension adjustment is being executed, but the jackpot period extension adjustment is not being executed because the jackpot state is not in effect, the LED lights up in green (first mode); when the high ball output state and the jackpot period extension adjustment is being executed because the jackpot state is in effect and variable display is not being executed and variable display time extension adjustment is not being executed, the LED lights up in red (second mode) so that it is possible to confirm (understand) which adjustment is being executed.

また、上記した特徴部162SGにおいては、連荘状態が継続して出玉状態フラグの値が0→1→2と更新されていくこと(出玉状態が低出玉状態から第1高出玉状態、第2高出玉に変化していくこと)に応じて、該連荘状態中における大当り遊技のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化していくことで単位時間あたりの出玉数を抑える、すなわち賞球の付与速度を低下させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1高出玉状態や第2高出玉状態では、低出玉状態よりもスーパーリーチの変動パターン等の特図変動時間が長い変動パターンの決定割合が高い高出玉状態用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンを決定することで、大当り遊技状態に制御されるまでの期間を長期化し、単位時間あたりの出玉数を抑えるようにしてもよい。 In addition, in the above-mentioned feature unit 162SG, as the consecutive win state continues and the value of the ball output state flag is updated from 0 to 1 to 2 (the ball output state changes from a low ball output state to a first high ball output state to a second high ball output state), the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period of the jackpot game during the consecutive win state are lengthened to reduce the number of balls output per unit time, i.e., the speed at which prize balls are awarded is slowed down. However, the present invention is not limited to this. For example, in the first high ball output state and the second high ball output state, the period until the jackpot game state is controlled may be lengthened and the number of balls output per unit time may be reduced by determining the variation pattern using a high ball output state variation pattern determination table that has a higher probability of determining a variation pattern with a longer special chart variation time, such as a super reach variation pattern, than in the low ball output state.

また、このように第1高出玉状態や第2高出玉状態において高出玉状態用変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンを決定可能な形態について先読予告演出を実行可能とすると、判定後可変表示残回数が未だ1以上の値でセットされているときに判定後可変表示残回数が0となった後に実行される可変表示の保留記憶が発生した場合、先読予告演出の演出パターンが示唆する変動パターンと実際に可変表示において選択される変動パターンとの間に大きな差(例えば、先読予告演出としてスーパーリーチの変動パターンでの可変表示を示唆したにも関わらず実際には非リーチの変動パターンにて可変表示が実行される等)が生じてしまい、先読予告演出が不適切なものとなってしまう虞がある。 In addition, if it is possible to execute a pre-reading preview performance in a form in which the fluctuation pattern can be determined using the fluctuation pattern determination table for high ball output states in this way in the first high ball output state or the second high ball output state, if a pending memory for a variable display that is executed after the number of remaining variable displays after determination becomes 0 occurs while the number of remaining variable displays after determination is still set to a value of 1 or more, a large difference will occur between the fluctuation pattern suggested by the performance pattern of the pre-reading preview performance and the fluctuation pattern actually selected in the variable display (for example, even though a variable display with a super reach fluctuation pattern is suggested as the pre-reading preview performance, the variable display is actually executed with a non-reach fluctuation pattern), and there is a risk that the pre-reading preview performance will become inappropriate.

そこで、上述の特徴部162SGの先読予告設定処理(図16-23参照)のステップ162SGS242aに示すように、判定後可変表示残回数が先読み制限回数以下である場合については先読予告演出の実行を制限することによって、先読予告演出の演出パターンが示唆する変動パターンと実際に可変表示において選択される変動パターンとに大きな差が生じてしまうことを防ぐことで、先読予告演出が不適切となってしまうことを防止できる。 Therefore, as shown in step 162SGS242a of the pre-reading preview setting process of the above-mentioned characteristic part 162SG (see Figure 16-23), when the remaining number of variable displays after the determination is equal to or less than the pre-reading limit number, the execution of the pre-reading preview performance is restricted, thereby preventing a large difference from occurring between the fluctuation pattern suggested by the performance pattern of the pre-reading preview performance and the fluctuation pattern actually selected in the variable display, thereby preventing the pre-reading preview performance from becoming inappropriate.

また、本特徴部162SGでは特に図示していないが、演出制御用CPU120は、図14に示す大当り中演出処理において演出用出玉状態フラグの値を参照し、該演出用出玉状態フラグの値に応じたファンファーレ演出用のプロセステーブルを選択してプロセスタイマの値に応じて演出装置を制御することによって出玉状態に応じたファンファーレ演出を実行すればよい。 In addition, although not specifically illustrated in this feature section 162SG, the performance control CPU 120 refers to the value of the performance ball output status flag during the jackpot performance process shown in FIG. 14, selects a process table for fanfare performance according to the value of the performance ball output status flag, and controls the performance device according to the value of the process timer to execute a fanfare performance according to the ball output status.

更に、本特徴部162SGでは特に図示していないが、演出制御用CPU120は、図14に示すエンディング演出処理において演出用出玉状態フラグの値を参照し、該演出用出玉状態フラグの値に応じたエンディング演出用のプロセステーブルを選択してプロセスタイマの値に応じて演出装置を制御することによって出玉状態に応じたエンディング演出を実行すればよい。 Furthermore, although not specifically illustrated in this feature section 162SG, the presentation control CPU 120 executes an ending presentation according to the ball output state by referring to the value of the presentation ball output state flag in the ending presentation process shown in FIG. 14, selecting a process table for the ending presentation according to the value of the presentation ball output state flag, and controlling the presentation device according to the value of the process timer.

以上、本特徴部162SGにおけるパチンコ遊技機1にあっては、CPU103は、図16-13に示す出玉状態判定処理を実行することにより出玉状態が低出玉状態であるか高出玉状態であるかを判定可能であり、出玉状態が高出玉状態であると判定した場合は、出玉状態フラグの値を低出玉状態であることに対応した「0」から高出玉状態に応じた値である「1」にセットすることにより、大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化する(単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させる調整を開始する)ことが可能となっている。また、出玉状態フラグを「1」にセットした後は、100回の可変表示が実行されたことに基づいて出玉状態フラグの値を「0」にセットする、つまり、出玉状態を高出玉状態から低出玉状態に更新することで大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を元の期間に戻す(単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させる調整を終了する)。このため、連荘状態である期間において単位時間あたり払い出される賞球数を少なくすることができ、短期間に過度の賞球が払い出されることにより射幸性が過度に高まってしまうこと防ぐことができる。 As described above, in the pachinko game machine 1 in the characteristic part 162SG, the CPU 103 can determine whether the ball output state is a low ball output state or a high ball output state by executing the ball output state determination process shown in FIG. 16-13. When it is determined that the ball output state is a high ball output state, it is possible to lengthen the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during the jackpot game (starting adjustment to reduce the payout speed of prize balls per unit time) by setting the value of the ball output state flag from "0" corresponding to the low ball output state to "1" corresponding to the high ball output state. In addition, after setting the ball output state flag to "1", the value of the ball output state flag is set to "0" based on the execution of 100 variable displays, that is, the ball output state is updated from the high ball output state to the low ball output state, thereby returning the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during the jackpot game to the original period (ending adjustment to reduce the payout speed of prize balls per unit time). This allows the number of prize balls paid out per unit time during a winning streak to be reduced, preventing excessive gambling caused by excessive prize balls being paid out in a short period of time.

また、本特徴部162SGでは、出玉状態フラグの値を「0」から「1」にセットする場合は、図16-8に示すように、非リーチの変動パターンの特図可変表示時間のみを長期化し、ノーマルリーチやスーパーリーチの変動パターンの特図可変表示時間については長期化しないことにより、可変表示にかかわるデータ量の増加を抑えているとともに、スーパーリーチやノーマルリーチの可変表示時間が長期化することによる興趣の低下を防止している。 In addition, in this feature section 162SG, when the value of the ball output status flag is set from "0" to "1", as shown in FIG. 16-8, only the special chart variable display time of the non-reach variable pattern is lengthened, and the special chart variable display time of the normal reach or super reach variable pattern is not lengthened. This prevents an increase in the amount of data related to the variable display and prevents a decrease in interest due to the lengthening of the super reach or normal reach variable display time.

尚、本特徴部162SGでは、出玉状態フラグの値を「0」から「1」にセットすることにより単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させる調整を開始し、100回の可変表示が実行されたことに基づいて出玉状態フラグの値を再度「0」にセットすることにより賞球の払い出し速度を低下させる調整を終了する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、時間を計測可能な計時手段(例えば、リアルタイムクロックやタイマ)を備え、該計時手段が前記調整の開始から一定時間(例えば、15分や30分等)を計測したことにもとづいて前記調整を終了してもよい。つまり、本発明における終了条件としては、「CPU103が出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから連荘状態の期間中に一定時間が経過したこと」としてもよい。 In this characteristic section 162SG, the value of the ball output status flag is set from "0" to "1" to start the adjustment to reduce the payout speed of prize balls per unit time, and the value of the ball output status flag is set back to "0" based on the execution of 100 variable displays to end the adjustment to reduce the payout speed of prize balls. However, the present invention is not limited to this, and for example, a time measuring means (e.g., a real-time clock or timer) is provided, and the adjustment may be ended based on the time measuring means measuring a certain time (e.g., 15 minutes, 30 minutes, etc.) from the start of the adjustment. In other words, the end condition in the present invention may be "a certain time has passed during the consecutive win period since the CPU 103 set the value of the ball output status flag to "1".

更には、本特徴部162SGでは、単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させる調整を終了する終了条件として、100回の可変表示が実行されること1つのみを設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させる調整を終了する終了条件を複数設けてもよい。尚、このように調整を終了する終了条件を複数設ける場合は、いずれか1の終了条件が成立したときに前記調整を終了するようにしてもよいし、複数の終了条件が成立したときに前記調整を終了するようにしてもよい。 Furthermore, in this feature section 162SG, an example has been given of a form in which only one end condition for terminating the adjustment to reduce the payout speed of prize balls per unit time is the execution of the variable display 100 times, but the present invention is not limited to this, and multiple end conditions for terminating the adjustment to reduce the payout speed of prize balls per unit time may be provided. Note that, when multiple end conditions for terminating the adjustment are provided in this manner, the adjustment may be terminated when any one of the end conditions is met, or the adjustment may be terminated when multiple end conditions are met.

また、図16-8に示すように、出玉状態フラグの値が「1」や「2」にセットされているとき、すなわち、出玉状態が第1高出玉状態や第2高出玉状態であるときは、出玉状態フラグの値が「0」にセットされているとき(出玉状態が低出玉状態であるとき)よりも変動パターンにおける特図可変表示時間が長く設定されているので、可変表示に要する期間を長期化することにより連荘状態の期間中において可変表示結果が大当りとなるまでの時間間隔を長くすることができ、大当り遊技状態にて払い出される賞球数を低減させることなく連荘状態の期間中における賞球の払い出し速度を低下させることができる。 Also, as shown in FIG. 16-8, when the value of the ball output state flag is set to "1" or "2", i.e., when the ball output state is the first high ball output state or the second high ball output state, the special chart variable display time in the variable pattern is set longer than when the value of the ball output state flag is set to "0" (when the ball output state is a low ball output state). Therefore, by lengthening the period required for the variable display, the time interval until the variable display result becomes a jackpot during the consecutive win state can be lengthened, and the payout speed of the prize balls during the consecutive win state can be slowed down without reducing the number of prize balls paid out in the jackpot game state.

また、図16-20及び図16-21に示すように、大当り遊技中については、出玉状態フラグの値として「1」や「2」がセットされている場合は、出玉状態フラグの値として「0」がセットされている場合よりも、遊技球が大入賞口に入賞不能であるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間が長く設定されている。このため、出玉状態フラグの値に応じて各ラウンド遊技中に遊技球が入賞可能な遊技球数を低減させることなく大当り遊技中における各ラウンド遊技間の大入賞口に遊技球が入賞不能な期間を長期化させることができ、連荘状態の期間中における単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させることができる。 Also, as shown in Figures 16-20 and 16-21, during a jackpot game, when the value of the ball output status flag is set to "1" or "2", the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during which game balls cannot enter the large prize opening are set longer than when the value of the ball output status flag is set to "0". Therefore, the period during which game balls cannot enter the large prize opening between each round of play during a jackpot game can be lengthened without reducing the number of game balls that can enter during each round of play depending on the value of the ball output status flag, and the payout speed of prize balls per unit time during the consecutive win state can be reduced.

尚、本特徴部162SGでは、出玉状態フラグの値として「1」や「2」がセットされている場合は、出玉状態フラグの値として「0」がセットされている場合よりも大当り遊技中におけるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間の計3つの期間を長期化させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出玉状態フラグの値として「1」や「2」がセットされている場合は、出玉状態フラグの値として「0」がセットされている場合よりも大当り遊技中におけるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間のうちいずれか1つまたは2つの期間を長期化させるようにしてもよい。 In addition, in this feature section 162SG, when the value of the ball output status flag is set to "1" or "2", a total of three periods, the fanfare presentation period, the interval period, and the ending presentation period, during a jackpot game are lengthened compared to when the value of the ball output status flag is set to "0". However, the present invention is not limited to this, and when the value of the ball output status flag is set to "1" or "2", any one or two of the fanfare presentation period, the interval period, and the ending presentation period during a jackpot game may be lengthened compared to when the value of the ball output status flag is set to "0".

更に、本特徴部162SGでは、出玉状態フラグの値を0→1→2と更新していくことにより大当り遊技中におけるファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間が段階的に長期化していく形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、出玉状態フラグの値を「0」から「1」に更新した場合は、ファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間のうちいずれか1つまたは2つの期間を長期化し、出玉状態フラグの値を「1」から「2」に更新した場合は、残りの期間を長期化してもよい。 Furthermore, in this feature section 162SG, an example is given of a form in which the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period during a jackpot game are gradually lengthened by updating the value of the ball output status flag from 0 to 1 to 2, but the present invention is not limited to this. For example, when the value of the ball output status flag is updated from "0" to "1", one or two of the fanfare presentation period, interval period, and ending presentation period may be lengthened, and when the value of the ball output status flag is updated from "1" to "2", the remaining periods may be lengthened.

また、図16-11に示すように、パチンコ遊技機1の起動時にCPU103が遊技制御メイン処理を実行するとき、復旧条件が成立していなければ、CPU103が出玉状態フラグの値として低出玉状態に対応する「0」をセットするので、パチンコ遊技機1の起動時から単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させる調整が実施されてしまうことを防ぐことができる。更には、復旧上限が成立している場合、すなわち、電断が発生して改めてパチンコ遊技機1を起動した場合は、電断発生時に出玉状態フラグの値として「1」または「2」がセットされていれば、CPU103は再度出玉状態フラグの値として「1」または「2」をセットするので、パチンコ遊技機1が電断から復旧したときから賞球の払い出し速度を低下させる調整を再開することができる。 As shown in FIG. 16-11, when the CPU 103 executes the game control main process at the start of the pachinko gaming machine 1, if the restoration condition is not satisfied, the CPU 103 sets the value of the ball payout state flag to "0" corresponding to a low ball payout state, so that it is possible to prevent adjustments that reduce the payout speed of prize balls per unit time from being implemented from the start of the pachinko gaming machine 1. Furthermore, if the restoration upper limit is satisfied, that is, if a power outage occurs and the pachinko gaming machine 1 is started again, if the value of the ball payout state flag was set to "1" or "2" at the time of the power outage, the CPU 103 sets the value of the ball payout state flag to "1" or "2" again, so that adjustments that reduce the payout speed of prize balls can be resumed from the time the pachinko gaming machine 1 is restored from the power outage.

尚、本特徴部162SGでは、パチンコ遊技機1が電断から復旧する際に、電断発生時に出玉状態フラグの値として「1」または「2」がセットされていれば、CPU103が出玉状態フラグの値として再度「1」または「2」をセットする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチンコ遊技機1が電断から復旧する際には、出玉状態フラグの値として「0」をセットする、つまり、電断発生時に実行していた賞球の払い出し速度を低下させる調整を実行しないようにしてもよい。このようにすることで、パチンコ遊技機1に電断が発生した際にバックアップデータとして格納するデータ量を減らすことができる。 In addition, in this characteristic section 162SG, when the pachinko gaming machine 1 recovers from a power outage, if the value of the ball output status flag was set to "1" or "2" when the power outage occurred, the CPU 103 sets the value of the ball output status flag to "1" or "2" again. However, the present invention is not limited to this, and when the pachinko gaming machine 1 recovers from a power outage, the value of the ball output status flag may be set to "0", that is, the adjustment to reduce the payout speed of prize balls that was being performed when the power outage occurred may not be performed. In this way, the amount of data stored as backup data when a power outage occurs in the pachinko gaming machine 1 can be reduced.

また、図16-13に示すように、CPU103が出玉状態判定処理において、高出玉状態であると判定した場合は、該CPU103の制御によって高出玉状態報知LED162SG071の点灯が開始されるので、該高出玉状態報知LED162SG071の点灯により、賞球の払い出し速度を低下させる調整が実行されていることをパチンコ遊技機1外から認識することができる。 Also, as shown in FIG. 16-13, if the CPU 103 determines in the ball output state determination process that the state is high, the high ball output state notification LED 162SG071 starts to light up under the control of the CPU 103. As a result of the high ball output state notification LED 162SG071 lighting up, it can be recognized from outside the pachinko game machine 1 that an adjustment is being made to reduce the payout speed of prize balls.

尚、本特徴部162SGでは、高出玉状態報知LED162SG071をCPU103の制御により点灯可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、高出玉状態報知LED162SG071は、演出制御用CPU120の制御によって点灯可能なLEDとしてもよい。この場合は、例えは、遊技制御手段(CPU103)は、前記高付与状態であるか否かを特定可能な制御情報(演出制御コマンド)を演出制御手段(演出制御用CPU120)に送信可能であって、演出制御手段は、制御情報から高付与状態であることを特定したことに応じて高付与状態に制御されていることを報知可能な報知手段(高出玉状態報知LED162SG071)を備えていればよい。 In addition, in this characteristic section 162SG, the high ball output state notification LED 162SG071 is exemplified as a form that can be turned on by the control of the CPU 103, but the present invention is not limited to this, and the high ball output state notification LED 162SG071 may be an LED that can be turned on by the control of the performance control CPU 120. In this case, for example, the game control means (CPU 103) can send control information (performance control command) that can identify whether or not the high award state is in the performance control means (performance control CPU 120), and the performance control means can be provided with a notification means (high ball output state notification LED 162SG071) that can notify that it is controlled to the high award state in response to identifying the high award state from the control information.

また、本特徴部162SGでは、本発明における高付与状態(高出玉状態)と判定されていることを報知可能な報知手段として、高出玉状態報知LED162SG071を設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記報知手段は、高出玉状態と判定されていることを特定の音出力により報知する音出力手段(例えば、スピーカ8L、8R)、高出玉状態と判定されていることを特定の画像の表示により報知する画像表示手段(例えば、画像表示装置5)、高出玉状態と判定されていることに応じた情報(信号)を出力可能な情報出力手段等であってもよい。 In addition, in this characteristic section 162SG, an example is given of a form in which a high ball output state notification LED 162SG071 is provided as notification means capable of notifying that a high award state (high ball output state) has been determined in the present invention, but the present invention is not limited to this, and the notification means may be sound output means (e.g., speakers 8L, 8R) that notifies that a high ball output state has been determined by outputting a specific sound, image display means (e.g., image display device 5) that notifies that a high ball output state has been determined by displaying a specific image, information output means that can output information (signal) corresponding to that a high ball output state has been determined, etc.

また、高出玉状態報知LED162SG071の点灯・消灯の制御周期を、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20の点灯・消灯の制御周期と同一とすることで、CPU103は、これら第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20と共通した点灯・消灯制御にて高出玉状態報知LED162SG071による報知を実行することが可能となっている。 In addition, by making the control period for turning on and off the high ball output state notification LED 162SG071 the same as the control period for turning on and off the first special pattern display device 4A, the second special pattern display device 4B, and the normal pattern display device 20, the CPU 103 is able to execute notification by the high ball output state notification LED 162SG071 with a common on/off control for the first special pattern display device 4A, the second special pattern display device 4B, and the normal pattern display device 20.

また、CPU103は、図16-13に示す出玉状態判定処理において出玉状態指定コマンドの送信設定を実行した後に、図5に示すコマンド制御処理を実行することで、演出制御基板12(演出制御用CPU120)に対して出玉状態指定コマンドを送信可能であ。そして、演出制御用CPU120は、図16-27及び図16-28に示すように、予告演出決定処理において、受信した出玉状態指定コマンドから出玉状態を特定し、該特定した出玉状態に応じた予告演出種別決定用テーブルを用いて可変表示中に予告演出を実行するか否か及び実行する予告演出の演出種別を決定可能となっている。特に、本特徴部162SGでは、出玉状態が低出玉状態である場合、第1高出玉状態である場合、第2出玉状態である場合でそれぞれ実行可能な予告演出(予告演出種別)が異なっているので、これら出玉状態に応じた予告演出を実行することにより遊技興趣を向上できるようになっている。 In addition, the CPU 103 can send a ball-out state designation command to the performance control board 12 (performance control CPU 120) by executing the command control process shown in FIG. 5 after executing the sending setting of the ball-out state designation command in the ball-out state determination process shown in FIG. 16-13. Then, as shown in FIG. 16-27 and FIG. 16-28, the performance control CPU 120 can specify the ball-out state from the received ball-out state designation command in the notice performance determination process, and determine whether or not to execute a notice performance during variable display and the type of notice performance to be executed using a notice performance type determination table according to the specified ball-out state. In particular, in this feature unit 162SG, the notice performance (notice performance type) that can be executed is different when the ball-out state is a low ball-out state, a first high ball-out state, and a second ball-out state, so that the interest in playing can be increased by executing a notice performance according to these ball-out states.

尚、本特徴部162SGでは、図16-28に示すように、出玉状態が低出玉状態である場合、第1高出玉状態である場合、第2出玉状態である場合でそれぞれ実行可能な予告演出(予告演出種別)が異なる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出玉状態が低出玉状態である場合、第1高出玉状態である場合、第2出玉状態である場合で、それぞれ実行可能な予告演出(予告演出種別)は同一であるが各予告演出種別の決定割合が異なっていてもよいし、また、出玉状態が低出玉状態である場合、第1高出玉状態である場合、第2出玉状態である場合のいずれにおいても、実行可能な予告演出(予告演出種別)と各予告演出種別の決定割合が同一であってもよい。 In addition, in this feature section 162SG, as shown in FIG. 16-28, an example is given in which the executable preview performances (preview performance types) are different when the ball output state is a low ball output state, a first high ball output state, and a second ball output state, respectively. However, the present invention is not limited to this, and when the ball output state is a low ball output state, a first high ball output state, and a second ball output state, the executable preview performances (preview performance types) may be the same but the determination ratio of each preview performance type may be different, or when the ball output state is a low ball output state, a first high ball output state, and a second ball output state, the executable preview performances (preview performance types) and the determination ratio of each preview performance type may be the same.

また、本特徴部162SGでは、可変表示中に可変表示結果が大当りとなることを示唆する予告演出を実行可能とし、出玉状態に応じて該実行可能な予告演出種別を異ならせる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、大当り遊技中に該大当り遊技終了後に確変状態に制御されること示唆する確変示唆演出や、大当り遊技中に該大当り遊技が10ラウンドまで継続することを示唆する継続示唆演出等を複数の演出種別で実行可能とし、出玉状態が低出玉状態である場合、第1高出玉状態である場合、第2高出玉状態である場合で、これら確変示唆演出や継続示唆演出として実行可能な演出種別や実行可能な演出種別の決定割合を異ならせてもよい。 In addition, in this feature unit 162SG, a preview effect that suggests that the variable display result will be a jackpot during the variable display can be executed, and the type of preview effect that can be executed is different depending on the ball output state. However, the present invention is not limited to this. For example, a high probability suggestion effect that suggests that the game will be controlled to a high probability state after the jackpot game ends during a jackpot game, or a continuation suggestion effect that suggests that the jackpot game will continue for up to 10 rounds during a jackpot game can be executed with multiple types of effects, and the types of effects that can be executed as the high probability suggestion effect or the continuation suggestion effect, or the determination ratio of the types of effects that can be executed may be different depending on whether the ball output state is a low ball output state, a first high ball output state, or a second high ball output state.

また、図16-23に示すように、演出制御用CPU120は、先読予告設定処理を実行することによって、始動入賞により発生した新たな保留記憶の保留表示を複数の表示パターンにて表示可能な先読予告演出を実行可能であり、保留表示がいずれの表示パターンにて表示されるかに応じて可変表示結果が大当りとなる割合を異ならせている。更に、本特徴部162SGでは、演出制御用CPU120は、先読予告設定処理において判定後可変表示残回数が先読制限回数以下である場合は先読予告演出を実行しない(保留表示を通常の白抜き○で表示する)ようになっているので、第1高出玉状態や第2高出玉状態での始動入賞において発生した保留記憶を対象として先読予告演出の実行した場合、該先読予告演出の対象である保留記憶に基づく可変表示が開始されるよりも前に出玉状態が低出玉状態に変化することによって先読予告演出が不適切となってしまうことを防止できるようになっている。 Also, as shown in FIG. 16-23, the performance control CPU 120 can execute a pre-reading notice setting process to execute a pre-reading notice performance that can display the reserved display of a new reserved memory generated by a start winning in multiple display patterns, and the rate at which the variable display result becomes a jackpot varies depending on which display pattern the reserved display is displayed in. Furthermore, in this feature section 162SG, the performance control CPU 120 does not execute a pre-reading notice performance (displays the reserved display as a normal white circle) if the variable display remaining number after the judgment in the pre-reading notice setting process is equal to or less than the pre-reading limit number, so that when a pre-reading notice performance is executed for a reserved memory generated in a start winning in the first high ball output state or the second high ball output state, it is possible to prevent the pre-reading notice performance from becoming inappropriate due to the ball output state changing to a low ball output state before the variable display based on the reserved memory that is the target of the pre-reading notice performance is started.

また、本特徴部162SGでは、出玉状態が第1高出玉状態や第2高出玉状態である場合、判定後可変表示残回数が先読制限回数以下であれば先読予告演出を実行しない形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出玉状態が第1高出玉状態や第2高出玉状態である場合は一義的に先読予告演出を実行しないようにしてもよい。 In addition, in this feature section 162SG, when the ball output state is the first high ball output state or the second high ball output state, if the number of remaining variable displays after the judgment is equal to or less than the number of pre-reading limit times, the form in which the pre-reading preview performance is not executed is exemplified, but the present invention is not limited to this, and when the ball output state is the first high ball output state or the second high ball output state, the pre-reading preview performance may not be executed in a straightforward manner.

以上、本発明の特徴部を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら特徴部に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。 The features of the present invention have been described above with reference to the drawings, but the specific configuration is not limited to these features, and the present invention also includes modifications and additions that do not deviate from the gist of the present invention.

例えば、前記特徴部162SGでは、出玉状態が高出玉状態である場合は、出玉状態が低出玉状態である場合よりも大当り遊技中のファンファーレ演出期間、インターバル期間、エンディング演出期間を長期化するとともに、一部の変動パターンの特図可変表示時間を長期化することで単位時間あたりの賞球の払い出し速度を低下させる調整を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例162SG-1として、出玉状態が高出玉状態である場合は、出玉状態が低出玉状態である場合よりも大当り種別として確変大当りAの決定割合を低下させるとともに確変大当りBの決定割合を高めてもよい。このようにすることで、出玉状態が高出玉状態であるときは、大当り種別としてラウンド数が5ラウンドである確変大当りBに決定され易くなるとともにランド数が10ラウンドである確変大当りAに決定され難くなるので、1回の大当り遊技において払い出される賞球数を低減できるため、結果として高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整を実現することができる。 For example, in the characteristic part 162SG, when the ball output state is a high ball output state, the fanfare performance period, interval period, and ending performance period during the jackpot game are made longer than when the ball output state is a low ball output state, and the special chart variable display time of some of the variable patterns is made longer to adjust the payout speed of the prize balls per unit time, but the present invention is not limited to this, and as a modified example 162SG-1, when the ball output state is a high ball output state, the determination rate of the special jackpot A as the jackpot type may be lowered and the determination rate of the special jackpot B may be increased compared to when the ball output state is a low ball output state. By doing this, when the ball output state is a high ball output state, the jackpot type is more likely to be determined as the special jackpot B with 5 rounds and less likely to be determined as the special jackpot A with 10 rounds, so that the number of prize balls paid out in one jackpot game can be reduced, and as a result, an adjustment to reduce the payout speed of the prize balls in a high ball output state can be realized.

更には、変形例162SG-2として、出玉状態が高出玉状態である場合は、出玉状態が低出玉状態ある場合よりも大当り種別として確変大当り(確変当りA、確変大当りB、確変大当りC)の決定割合を低下させるとともに非確変大当りの決定割合を高めることによって、大当り遊技終了後に時短状態(低確高ベース状態)に制御されやすくしてもよい。このようにすることで、時短状態(低確高ベース状態)では、確変状態(高確高ベース状態)よりも可変表示結果が大当りとなる割合が低下するので、結果的に時短状態における100回の可変表示が実行されることにより連荘状態の終了が決定され易くなって通常状態に制御され易くなるため、高ベース状態を介して大当り遊技が連続する回数を低減することができるので、高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整を実現することができる。尚、この場合の本発明における「有利期間終了決定手段」は、CPU103が図16-18に示す特別図柄停止処理においてステップ162SGS190~ステップ162SGS194の処理(時短回数カウンタの値を判定する処理と、時短回数カウンタの値を減算する処理、減算後の時短回数カウンタの値を改めて判定する処理、時短フラグをオフにする処理)を実行する部分が該当する。 Furthermore, as modified example 162SG-2, when the ball output state is a high ball output state, the probability of determining a jackpot type (probability variable jackpot A, probability variable jackpot B, probability variable jackpot C) may be lowered and the probability of determining a non-probability variable jackpot may be increased when the ball output state is a low ball output state, making it easier to control to a time-saving state (low probability high base state) after the jackpot game ends. By doing this, in the time-saving state (low probability high base state), the probability of the variable display result being a jackpot is lower than in the probability variable state (high probability high base state), so that the end of the consecutive win state is more easily determined by executing 100 variable displays in the time-saving state, making it easier to control to the normal state, and therefore the number of consecutive jackpot games can be reduced via the high base state, and adjustments can be made to reduce the payout speed of prize balls in the high ball output state. In this case, the "means for determining the end of the advantageous period" in the present invention corresponds to the part where the CPU 103 executes the processes of steps 162SGS190 to 162SGS194 in the special pattern stopping process shown in Figures 16-18 (processing to determine the value of the time-saving count counter, processing to subtract the value of the time-saving count counter, processing to re-determine the value of the time-saving count counter after subtraction, and processing to turn off the time-saving flag).

また、前記特徴部162SGのCPU103は、非確変大当りの大当り遊技終了後の100回の可変表示が終了したことにもとづいて遊技状態を時短状態(低確高ベース状態)から通常状態(低確低ベース状態)に制御する、つまり、連荘状態を終了させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、CPU103は、高ベース状態(高確高ベース状態、低確高ベース状態)では、特別図柄通常処理にて可変表示を開始する毎、或いは特別図柄停止処理にて可変表示を終了する毎に高ベース状態の転落抽選(終了抽選)を実行するようにし、該抽選に当選したことに基づいて高ベース状態(高確高ベース状態、低確高ベース状態)低確低ベース状態に制御する、つまり、連荘状態を終了させるようにしてもよい。尚、可変表示を開始する毎や可変表示を終了する毎に転落抽選を実行する場合については、例えば、出玉状態が高出玉状態である場合は、出玉状態が低出玉状態である場合よりも高い割合で転落抽選に当選し易くすればよい。このようにすることで、高出玉状態においては連荘状態の終了が決定され易くなって通常状態に制御され易くなるため、高ベース状態を介して連続する大当り遊技の発生回数を低減することができるので、結果として高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整を実現することができる。尚、この場合における本発明の「有利期間終了決定手段」は、CPU103が特別図柄通常処理にて可変表示を開始するとき、または、特別図柄停止処理を実行するときに転落抽選を実行する処理と、該転落抽選に当選した場合に確変フラグや時短フラグをオフにする処理が該当する。 In addition, the CPU 103 of the feature unit 162SG controls the game state from a time-saving state (low probability high base state) to a normal state (low probability low base state) based on the completion of 100 variable displays after the end of a non-probability jackpot game, in other words, an example of ending the consecutive win state has been given, but the present invention is not limited to this, and in a high base state (high probability high base state, low probability high base state), the CPU 103 may execute a fall lottery (end lottery) for the high base state each time the variable display is started in the normal processing of the special pattern, or each time the variable display is ended in the special pattern stop processing, and based on winning the lottery, control the game state to the high base state (high probability high base state, low probability high base state) or low probability low base state, in other words, end the consecutive win state. In addition, when the falling lottery is executed each time the variable display is started or ended, for example, when the ball output state is a high ball output state, it is possible to make it easier to win the falling lottery at a higher rate than when the ball output state is a low ball output state. In this way, in a high ball output state, the end of the consecutive winning state is more easily determined and it is easier to control to the normal state, so that the number of consecutive jackpot games occurring through the high base state can be reduced, and as a result, an adjustment can be realized to reduce the payout speed of prize balls in a high ball output state. In this case, the "advantageous period end determination means" of the present invention corresponds to the process of executing the falling lottery when the CPU 103 starts the variable display in the normal special pattern processing or executes the special pattern stop processing, and the process of turning off the probability change flag or the time reduction flag when the falling lottery is won.

また、前記特徴部162SGでは、CPU103は、可変表示が100回実行されたことを条件に出玉状態フラグの値を「1」または「2」から「0」にセットする、つまり、CPU103は、第1高出玉状態や第2高出玉状態に制御されてから100回の可変表示が実行されたことを条件に第1高出玉状態や第2高出玉状態を低出玉状態に制御する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例162SG-3として、CPU103は、出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから、連荘状態の期間中に所定回数(例えば、10回)の大当り遊技を実行したことにもとづいて出玉状態フラグの値を「0」にセットする、つまり、本発明における「終了条件」を「出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから連荘状態の期間中に所定回数の大当り遊技を実行したこと」としてもよい。このようにすることで、CPU103は、出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから実行した大当り遊技の実行回数が終了回数である所定回数(例えば、10回)に達したことにもとづいて出玉状態フラグの値を「1」や「2」から再度「0」にリセットすることができる。 In addition, in the characteristic section 162SG, the CPU 103 sets the value of the ball output state flag from "1" or "2" to "0" on the condition that the variable display has been executed 100 times, in other words, the CPU 103 controls the first high ball output state or the second high ball output state to a low ball output state on the condition that 100 variable displays have been executed after being controlled to the first high ball output state or the second high ball output state. However, the present invention is not limited to this, and as a modified example 162SG-3, the CPU 103 sets the value of the ball output state flag to "1" and then sets the value of the ball output state flag to "0" based on the execution of a predetermined number of jackpot games (for example, 10 times) during the consecutive win state. In other words, the "termination condition" in the present invention may be "the execution of a predetermined number of jackpot games during the consecutive win state after the value of the ball output state flag has been set to "1". In this way, the CPU 103 can reset the value of the ball output status flag from "1" or "2" back to "0" based on the number of times that the jackpot game has been executed since the value of the ball output status flag was set to "1" reaching a predetermined number (e.g., 10 times), which is the number of times the game has ended.

また、前記特徴部162SGでは、CPU103は、可変表示が100回実行されたことを条件に出玉状態フラグの値を「1」または「2」から「0」にセットする、つまり、CPU103は、第1高出玉状態や第2高出玉状態に制御されてから100回の可変表示が実行されたことを条件に第1高出玉状態や第2高出玉状態を低出玉状態に制御する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、変形例162SG-4として、CPU103は、出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから、連荘状態の期間中に各入賞口へ入賞した遊技球やアウト口に進入した遊技球の合計数が所定個数(例えば、1000球)に達したことにもとづいて出玉状態フラグの値を「0」にセットする、つまり、本発明における「終了条件」を「出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから連荘状態の期間中に遊技に使用された遊技球数が所定個数に達したこと」としてもよい。このようにすることで、CPU103は、出玉状態フラグの値を「1」にセットしてから遊技に使用された遊技球数が所定個数(例えば、1000球)に達したことにもとづいて出玉状態フラグの値を「1」や「2」から再度「0」にリセットすることができる。 In addition, in the characteristic section 162SG, the CPU 103 sets the value of the ball output state flag from "1" or "2" to "0" on the condition that the variable display has been executed 100 times. In other words, the CPU 103 controls the first high ball output state or the second high ball output state to a low ball output state on the condition that 100 variable displays have been executed since being controlled to the first high ball output state or the second high ball output state. However, the present invention is not limited to this. As a modified example 162SG-4, the CPU 103 sets the value of the ball output state flag to "1" and then sets the value of the ball output state flag to "0" based on the total number of game balls that have entered each winning port or entered the outlet during the consecutive win state reaching a predetermined number (for example, 1,000 balls). In other words, the "termination condition" in the present invention may be "the number of game balls used in play during the consecutive win state reaching a predetermined number after the value of the ball output state flag is set to "1". In this way, the CPU 103 can reset the value of the ball output status flag from "1" or "2" back to "0" based on the number of game balls used in a game reaching a predetermined number (e.g., 1,000 balls) after setting the value of the ball output status flag to "1."

また、前記特徴部162SGでは、出玉状態フラグの値が「1」(第1高出玉状態)や「2」(第2高出玉状態)の場合は、各変動パターンにおける特図可変表示時間を長期化することによって高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整を実行する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出玉状態フラグの値に応じて各変動パターンの決定割合を異ならせることによって高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整を実行してもよい。 In addition, in the characteristic section 162SG, when the value of the ball output state flag is "1" (first high ball output state) or "2" (second high ball output state), an adjustment is made to reduce the payout speed of prize balls in the high ball output state by lengthening the special chart variable display time in each fluctuation pattern, but the present invention is not limited to this, and an adjustment may be made to reduce the payout speed of prize balls in the high ball output state by varying the determination ratio of each fluctuation pattern according to the value of the ball output state flag.

具体的には、変形例162SG-5として図16-30及び図16-31に示すように、出玉状態フラグの値が「0」(低出玉状態)であるとき用のはずれ用変動パターン判定テーブルA、出玉状態フラグの値が「1」(第1出玉状態)であるとき用のはずれ用変動パターン判定テーブルB、出玉状態フラグの値が「2」(第2出玉状態)であるとき用のはずれ用変動パターン判定テーブルCをそれぞれ設ける。 Specifically, as shown in Figures 16-30 and 16-31 as modified example 162SG-5, there are provided a miss fluctuation pattern determination table A for when the value of the ball output state flag is "0" (low ball output state), a miss fluctuation pattern determination table B for when the value of the ball output state flag is "1" (first ball output state), and a miss fluctuation pattern determination table C for when the value of the ball output state flag is "2" (second ball output state).

図16-30(A)に示すように、はずれ用変動パターン判定テーブルAでは、変動パターン判定用の乱数値MR3の取り得る範囲1~997のうち、1~600までが非リーチの変動パターンPA1-1に割り当てられており、601~900までがノーマルリーチの変動パターンPA2-1に割り当てられており、901~997までのスーパーリーチの変動パターンPA2-2に割り当てられている。 As shown in Figure 16-30 (A), in the miss fluctuation pattern determination table A, of the possible range of 1 to 997 for the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, 1 to 600 is assigned to the non-reach fluctuation pattern PA1-1, 601 to 900 is assigned to the normal reach fluctuation pattern PA2-1, and 901 to 997 is assigned to the super reach fluctuation pattern PA2-2.

図16-30(B)に示すように、はずれ用変動パターン判定テーブルBでは、変動パターン判定用の乱数値MR3の取り得る範囲1~997のうち、1~400までが非リーチの変動パターンPA1-1に割り当てられており、401~800までがノーマルリーチの変動パターンPA2-1に割り当てられており、801~997までのスーパーリーチの変動パターンPA2-2に割り当てられている。 As shown in Figure 16-30 (B), in the miss fluctuation pattern determination table B, of the possible range of 1 to 997 for the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, 1 to 400 is assigned to the non-reach fluctuation pattern PA1-1, 401 to 800 is assigned to the normal reach fluctuation pattern PA2-1, and 801 to 997 is assigned to the super reach fluctuation pattern PA2-2.

図16-30(C)に示すように、はずれ用変動パターン判定テーブルCでは、変動パターン判定用の乱数値MR3の取り得る範囲1~997のうち、1~200までが非リーチの変動パターンPA1-1に割り当てられており、201~700までがノーマルリーチの変動パターンPA2-1に割り当てられており、701~997までのスーパーリーチの変動パターンPA2-2に割り当てられている。 As shown in Figure 16-30 (C), in the miss fluctuation pattern determination table C, of the possible range of 1 to 997 for the random number value MR3 for determining the fluctuation pattern, 1 to 200 is assigned to the non-reach fluctuation pattern PA1-1, 201 to 700 is assigned to the normal reach fluctuation pattern PA2-1, and 701 to 997 is assigned to the super reach fluctuation pattern PA2-2.

ここで、はずれ用変動パターン判定テーブルAとはずれ用変動パターン判定テーブルBを比較すると、はずれ用変動パターン判定テーブルBは、はずれ用変動パターン判定テーブルAよりも非リーチの変動パターンが決定される割合が低い一方で、ノーマルリーチやスーパーリーチの変動パターンが決定される割合が高く設定されている。つまり、はずれ用変動パターン判定テーブルBは、はずれ用変動パターン判定テーブルAよりも可変表示時間の長い変動パターンが決定され易い変動パターン判定テーブルである。 When comparing miss fluctuation pattern determination table A and miss fluctuation pattern determination table B, miss fluctuation pattern determination table B has a lower rate of determining non-reach fluctuation patterns than miss fluctuation pattern determination table A, but has a higher rate of determining normal reach and super reach fluctuation patterns. In other words, miss fluctuation pattern determination table B is a fluctuation pattern determination table that is more likely to determine fluctuation patterns with longer variable display times than miss fluctuation pattern determination table A.

また、はずれ用変動パターン判定テーブルBとはずれ用変動パターン判定テーブルCを比較すると、はずれ用変動パターン判定テーブルCは、はずれ用変動パターン判定テーブルBよりも非リーチの変動パターンが決定される割合が低い一方で、ノーマルリーチやスーパーリーチの変動パターンが決定される割合が高く設定されている。つまり、はずれ用変動パターン判定テーブルCは、はずれ用変動パターン判定テーブルBよりも可変表示時間の長い変動パターンが決定され易い変動パターン判定テーブルである。 In addition, when comparing miss fluctuation pattern determination table B and miss fluctuation pattern determination table C, miss fluctuation pattern determination table C has a lower rate of determining non-reach fluctuation patterns than miss fluctuation pattern determination table B, but has a higher rate of determining normal reach and super reach fluctuation patterns. In other words, miss fluctuation pattern determination table C is a fluctuation pattern determination table that is more likely to determine fluctuation patterns with longer variable display times than miss fluctuation pattern determination table B.

つまり、これらはずれ用変動パターン判定テーブルA、はずれ用変動パターン判定テーブルB、はずれ用変動パターン判定テーブルCでは、はずれ用変動パターン判定テーブルCが最も平均可変表示時間が長く、はずれ用変動パターン判定テーブルAが最も平均可変表示時間が短くなっている。 In other words, among the miss fluctuation pattern determination table A, the miss fluctuation pattern determination table B, and the miss fluctuation pattern determination table C, the miss fluctuation pattern determination table C has the longest average variable display time, and the miss fluctuation pattern determination table A has the shortest average variable display time.

そして、図16-31に示すように、出玉状態フラグの値が「0」である場合に可変表示結果がはずれとなる場合には、はずれ用変動パターン判定テーブルAを選択して変動パターンを決定し、出玉状態フラグの値が「1」である場合に可変表示結果がはずれとなる場合には、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択して変動パターンを決定し、出玉状態フラグの値が「2」である場合に可変表示結果がはずれとなる場合には、はずれ用変動パターン判定テーブルBを選択して変動パターンを決定すればよい。このように、出玉状態フラグの値に応じた変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンを決定することによって、高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整を実行することができる。 As shown in FIG. 16-31, if the value of the ball output state flag is "0" and the variable display result is a miss, the miss variation pattern determination table A is selected to determine the variation pattern, if the value of the ball output state flag is "1" and the variable display result is a miss, the miss variation pattern determination table B is selected to determine the variation pattern, and if the value of the ball output state flag is "2" and the variable display result is a miss, the miss variation pattern determination table B is selected to determine the variation pattern. In this way, by determining the variation pattern using a variation pattern determination table according to the value of the ball output state flag, an adjustment can be made to reduce the payout speed of prize balls in a high ball output state.

また、前記特徴部162SGでは、本発明における「有利状態」を大当り遊技状態とし、連荘状態の期間中に大当り遊技状態に特定回数(前記特徴部162SGでは5回)制御されたことにもとづいて出玉状態フラグの値を「0」から「1」にセットする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明における「有利状態」には小当り遊技状態を含んでもよい。特に、本発明を連荘状態の期間中に小当り遊技状態に頻繁に制御可能とし、且つこれら小当り遊技状態における大入賞口への遊技球の入賞によって賞球を払い出す遊技性を有する遊技機(所謂小当りラッシュ機)に適用する場合については、連荘状態の期間中に大当り遊技状態に制御された回数と小当り遊技状態に制御された回数の合計回数が特定回数(例えば、100回)に達したことにもとづいて出玉状態フラグの値を「0」から「1」にセットすることで、高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整を実現することができる。 In addition, in the characteristic section 162SG, the "advantageous state" in the present invention is the big win game state, and the value of the ball payout state flag is set from "0" to "1" based on the fact that the big win game state has been controlled a specific number of times (five times in the characteristic section 162SG) during the consecutive win state. However, the present invention is not limited to this, and the "advantageous state" in the present invention may include a small win game state. In particular, when the present invention is applied to a gaming machine (a so-called small win rush machine) that can be frequently controlled to a small win game state during the consecutive win state and has a game feature of paying out prize balls by the entry of a game ball into a big win hole in these small win game states, the value of the ball payout state flag can be set from "0" to "1" based on the total number of times that the game state has been controlled to the big win game state and the number of times that the game state has been controlled to the small win game state during the consecutive win state reaching a specific number of times (for example, 100 times), thereby realizing an adjustment to reduce the payout speed of prize balls in the high ball payout state.

また、前記特徴部162SGでは、非確変大当りの大当り遊技状態に制御された場合、該大当り遊技後の100回の可変表示にて時短制御が回実行される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、大当り遊技終了後に実行される時短制御回数が100回より少ない(例えば、50回や30回)非確変大当りを設けてもよい。尚、このように時短制御回数が50回や30回等の非確変大当りを設ける場合は、出玉状態フラグの値が「1」や「2」にセットされている状態(高出玉状態)で該非確変大当り遊技の実行後、該非確変大当りに応じた時短制御回数の可変表示が実行されたとき、出玉状態フラグの値が「1」にセットされてから100回の可変表示が実行されていなくとも出玉状態フラグの値を「0」にセットしてもよい。換言すれば、連荘状態で非確変大当りに当選し、且つ該非確変大当りの大当り遊技終了後の時短状態にて大当りに当選せず通常状態となった場合は、該通常状態となったことにもとづいて高出玉状態における賞球の払い出し速度を低下させる調整も終了してよい。 In addition, in the feature section 162SG, when the game is controlled to a non-variable jackpot game state, the time-saving control is executed 100 times with a variable display after the jackpot game, but the present invention is not limited to this, and a non-variable jackpot may be provided in which the number of time-saving controls executed after the jackpot game is completed is less than 100 times (for example, 50 times or 30 times). In this case, when a non-variable jackpot with a time-saving control number of 50 times or 30 times is provided, the value of the ball output state flag may be set to "0" even if 100 variable displays have not been executed since the value of the ball output state flag was set to "1". In other words, if a non-variable jackpot is won during consecutive wins, and the time-saving state following the end of the non-variable jackpot game ends without another jackpot and the game returns to normal, the adjustment to reduce the payout speed of prize balls in the high payout state may also end based on the fact that the game has entered the normal state.

また、本明細書では、特徴部109SGの発明を適用したパチンコ遊技機と、特徴部162SGの発明を適用したパチンコ遊技機の両方を開示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1のパチンコ遊技機に対して特徴部109の発明と特徴部162SGの発明の両方を適用してもよい。 In addition, this specification discloses both a pachinko gaming machine to which the invention of characteristic portion 109SG is applied and a pachinko gaming machine to which the invention of characteristic portion 162SG is applied, but the present invention is not limited to this, and both the invention of characteristic portion 109 and the invention of characteristic portion 162SG may be applied to one pachinko gaming machine.

1 パチンコ遊技機
4A 第1特別図柄表示装置
4B 第2特別図柄表示装置
5 画像表示装置
103 CPU
120 演出制御用CPU
1 Pachinko game machine 4A First special symbol display device 4B Second special symbol display device 5 Image display device 103 CPU
120 Performance control CPU

Claims (1)

遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
前記有利状態に制御されることを示唆する示唆演出として、第1示唆演出と、第2示唆演出と、第3示唆演出と、第4示唆演出と、を含む複数種類の示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
前記第1示唆演出の演出結果が報知されるよりも前に第1発展演出を実行可能であるとともに、前記第2示唆演出の演出結果として前記有利状態に制御されないことが報知された後に前記第1発展演出とは異なる第2発展演出を実行可能な発展演出実行手段と、
前記示唆演出の実行中に、実行回数に応じて前記有利状態に制御される期待度が異なるチャンスアップ演出を実行可能なチャンスアップ演出実行手段と、
前記示唆演出の実行中において表示される特定画像の表示態様によって前記有利状態に制御されることを示唆する特定画像示唆演出を実行可能な特定画像示唆演出実行手段と、
を備え、
前記示唆演出実行手段は、
前記第1発展演出が実行された後において前記第3示唆演出を実行可能であり、
前記第2発展演出が実行された後において前記第4示唆演出を実行可能であり、
前記チャンスアップ演出実行手段は、
前記第3示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第1示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数よりも多くなるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記第4示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数が、前記第2示唆演出が実行されているときに実行される前記チャンスアップ演出の実行回数以下となるように前記チャンスアップ演出を実行可能であり、
前記特定画像示唆演出実行手段は、前記特定画像の表示態様を第1態様から該第1態様よりも前記有利状態に制御される期待度の高い第2態様を含む複数の態様のいずれかに変化させることが可能であり、
前記第1発展演出が実行される前に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合は、前記第1発展演出が実行された後に前記特定画像の表示態様が前記第2態様に変化する割合よりも低い、
ことを特徴とする遊技機。
A gaming machine that can be controlled to an advantageous state that is advantageous to a player,
a suggestion performance execution means capable of executing a plurality of types of suggestion performances including a first suggestion performance, a second suggestion performance, a third suggestion performance, and a fourth suggestion performance as suggestion performances that suggest control to the advantageous state;
a development performance execution means capable of executing a first development performance before the performance result of the first suggestion performance is notified, and capable of executing a second development performance different from the first development performance after it is notified that the advantageous state will not be controlled as a performance result of the second suggestion performance;
A chance-up effect execution means for executing a chance-up effect in which the degree of expectation controlled to the advantageous state varies depending on the number of times the effect is executed during the execution of the suggestion effect;
A specific image suggestion effect execution means capable of executing a specific image suggestion effect that suggests that the game will be controlled to the advantageous state by a display mode of a specific image displayed during the execution of the suggestion effect;
Equipped with
The suggestion performance execution means includes:
The third suggestion performance can be executed after the first development performance is executed,
The fourth suggestion performance can be executed after the second development performance is executed,
The chance-up effect execution means includes:
The chance-up effect can be executed so that the number of times that the chance-up effect is executed when the third suggestion effect is being executed is greater than the number of times that the chance-up effect is executed when the first suggestion effect is being executed,
The chance-up effect can be executed such that the number of times that the chance-up effect is executed when the fourth suggestion effect is executed is equal to or less than the number of times that the chance-up effect is executed when the second suggestion effect is executed,
The specific image suggestion performance execution means is capable of changing the display mode of the specific image from a first mode to any one of a plurality of modes including a second mode having a higher expectation of being controlled to the advantageous state than the first mode,
A rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode before the first development performance is executed is lower than a rate at which the display mode of the specific image changes to the second mode after the first development performance is executed.
A gaming machine characterized by:
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