JP7466668B2 - 外科用組織リトラクタ保持フレーム - Google Patents

外科用組織リトラクタ保持フレーム Download PDF

Info

Publication number
JP7466668B2
JP7466668B2 JP2022549102A JP2022549102A JP7466668B2 JP 7466668 B2 JP7466668 B2 JP 7466668B2 JP 2022549102 A JP2022549102 A JP 2022549102A JP 2022549102 A JP2022549102 A JP 2022549102A JP 7466668 B2 JP7466668 B2 JP 7466668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retractor
support
support frame
hole
annular hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022549102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023516563A (ja
Inventor
ハーパー,キース
Original Assignee
アンコール メディカル,エルピー ディビーエー ディージェーオー サージカル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンコール メディカル,エルピー ディビーエー ディージェーオー サージカル filed Critical アンコール メディカル,エルピー ディビーエー ディージェーオー サージカル
Publication of JP2023516563A publication Critical patent/JP2023516563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7466668B2 publication Critical patent/JP7466668B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/02Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors
    • A61B17/0218Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors for minimally invasive surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/50Supports for surgical instruments, e.g. articulated arms
    • A61B90/57Accessory clamps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/02Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors
    • A61B17/0206Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors with antagonistic arms as supports for retractor elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00477Coupling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00526Methods of manufacturing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/50Supports for surgical instruments, e.g. articulated arms

Description

本発明は、一般に外科用リトラクタに関し、より詳細には、リトラクタフレーム保持アセンブリ及びこれを含む関連方法に関する。
オープン及びミニオープン外科的処置では、例えば、器具及び患者の組織の両方を後退させて保持するためなど、複数の器具が必要になる。関節鏡技術とは対照的に、このようなオープン又はミニオープン技術を必要とする、多くの軟組織外科的処置、例えば、肩又は臀部の周囲等の外科的処置がある。これらのオープン又はミニオープン外科的処置では、様々な後退器具及び/又は外科用器具を保持するために追加のスタッフの外科医及び助手を含むがこれらに限定されない高価なリソースが必要になる。
残念ながら、このような追加のスタッフは費用がかかり、一貫性のない医療支援(例えば、組織を1つ又はそれ以上の後退位置に保持すること)を提供する可能性がある。したがって、従来技術のリトラクタホルダ及び技術に関連する欠点を克服するための効果的且つ効率的なリトラクタ保持デバイスが必要とされている。
本背景技術は、特許請求される主題の範囲を決定する助けとなることを意図するものではなく、特許請求される主題を、上記で提示された欠点又は問題のいずれか又はすべてを解決する実装形態に限定するものとみなすものでもないことに留意されたい。本背景技術の項におけるあらゆる技術、文書、又は参考文献の説明は、記載される材料が本明細書で特許請求される主題のいずれかに対する先行技術であることの承認として解釈されるべきではない。
本開示は、以下の[1]から[41]を含む。
[1]支持体であって、
上記支持体の第1の側部から上記第1の側部と反対側の上記支持体の第2の側部まで上記支持体を通って横方向に延在する第1の穴と、
上記第2の側部から上記第1の側部まで上記支持体を通って横方向に延在する第2の穴と、
を備える、支持体と、
左支持フレームアームであって、
上記支持体の上記第1の穴内に配置されるように構成された第1の環状ハブと、
上記左支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第1のリトラクタを第1の向きに受けて、保持するように構成された第1の複数のポストと、
を備える、左支持フレームアームと、
右支持フレームアームであって、
上記支持体の上記第2の穴内に配置されるように構成された第2の環状ハブと、
上記右支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第2のリトラクタを第2の向きに受けて、保持するように構成された第2の複数のポストと、
を備える、右支持フレームアームと、
を備える、リトラクタ保持フレーム。
[2]上記支持体の下側は、第3の向きに少なくとも1つの追加のリトラクタを受けて、保持するように構成された少なくとも1つのポストをさらに備える、上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[3]上記第1の環状ハブ、上記第2の環状ハブ、上記第1の穴、及び上記第2の穴の各々は、円形断面を有し、それによって上記第1の環状ハブが上記第1の穴内で回転し、上記左支持フレームアームが上記支持体に対して回転することを可能にし、かつ、それによって上記第2の環状ハブが上記第2の穴内で回転し、上記右支持フレームアームが上記支持体に対して回転することを可能にする、上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[4]上記第1の環状ハブは、上記第1の環状ハブと上記第1の穴との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端を有し、
上記第2の環状ハブは、上記第2の環状ハブと上記第2の穴との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端を有する、
上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[5]上記支持体は、
上記第1の穴内に下方に延在するように構成された第1の保持ピンを含む第1のばね付勢ロック機構と、
上記第2の穴内に下方に延在するように構成された第2の保持ピンを含む第2のばね付勢ロック機構と、
をさらに備え、
上記左支持フレームアームは、上記第1の保持ピンを選択的に受容し、それによって上記左支持フレームを上記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された第1の環状の一連の戻り止めを備え、
上記右支持フレームアームは、上記第2の保持ピンを選択的に受容し、それによって上記右支持フレームアームを上記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された第2の環状の一連の戻り止めを備える、
上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[6]上記第1のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分は、上記第1の保持ピンを上記第1の穴から、上記第1の環状ハブが上記第1の穴に挿入されること、又は上記第1の環状ハブが上記第1の穴内に配置されている間に上記左支持フレームアームが上記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成され、
上記第2のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分は、上記第2の保持ピンを上記第2の穴から、上記第2の環状ハブが上記第2の穴に挿入されること、又は上記第2の環状ハブが上記第2の穴内に配置されている間に上記右支持フレームアームが上記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成される、
上記[5]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[7]上記支持体は、上記支持体を位置決めアームに連結するように構成された迅速接続コネクタをさらに備える、上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[8]上記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、湾曲形状を有する、上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[9]上記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、略直線形状を有する、上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[10]上記第1のリトラクタをさらに備え、上記第1のリトラクタは、上記第1のリトラクタの近位端に配置され、上記左支持フレームアームの上記第1の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に上記第1のリトラクタの上記近位端を保持するように構成された第1の一連の開口を備える、上記[1]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[11]第2のリトラクタをさらに備え、上記第2のリトラクタは、上記第2のリトラクタの近位端に配置され、上記右支持フレームアームの上記第2の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に上記第2のリトラクタの上記近位端を保持するように構成された第2の一連の開口を備える、上記[10]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[12]上記追加のリトラクタをさらに備え、上記追加のリトラクタは、上記追加のリトラクタの近位端に配置され、上記支持体の上記下側にある上記少なくとも1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に上記追加のリトラクタの上記近位端を保持するように構成された追加の一連の開口を備える、上記[2]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[13]上記第1及び第2のリトラクタの少なくとも1つは、それぞれの長さに沿ってテーパ状になっている、上記[11]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[14]上記第1及び第2のリトラクタはそれぞれ、少なくとも1つの湾曲部分を備える、上記[11]に記載のリトラクタ保持フレーム。
[15]リトラクタ保持フレームを使用する方法であって、上記方法は、
左支持フレームアームの第1の環状ハブを支持体の第1の穴に挿入するステップであって、上記第1の穴が、上記支持体の第1の側部から上記第1の側部と反対側の上記支持体の第2の側部まで上記支持体を通って横方向に延在する、ステップと、
上記支持体の第1のばね付勢ロック機構の第1の保持ピンを上記第1の穴内に下方に配置して、上記第1の保持ピンが上記左支持フレームアームの上記第1の環状ハブに配置された第1の環状の一連の戻り止めのうちの1つに受容されるようにすることによって、上記左支持フレームアームを上記支持体に対して第1の向きに固定するステップと、
右支持フレームアームの第2の環状ハブを上記支持体の第2の穴に挿入するステップであって、上記第2の穴が、上記第2の側部から上記第1の側部まで上記支持体を通って横方向に延在する、ステップと、
上記支持体の第2のばね付勢ロック機構の第2の保持ピンを上記第2の穴内に下方に配置して、上記第2の保持ピンが上記右支持フレームアームの上記第2の環状ハブに配置された第2の環状の一連の戻り止めのうちの1つに受容されるようにすることによって、上記右支持フレームアームを上記支持体に対して第2の向きに固定するステップと、
を含む、方法。
[16]上記左支持フレームアームは、上記左支持フレームアームの外縁に沿って配置された第1の複数のポストをさらに備え、上記方法は、第1のリトラクタの近位端に配置された第1の一連の開口のうちの1つを、上記左支持フレームアームの上記第1の複数のポストのうちの1つに固定して、それによって上記第1のリトラクタを第1の向きに保持するステップをさらに含む、上記[15]に記載の方法。
[17]上記右支持フレームアームは、上記右支持フレームアームの外縁に沿って配置された第2の複数のポストをさらに備え、上記方法は、第2のリトラクタの近位端に配置された第2の一連の開口のうちの1つを、上記右支持フレームアームの上記第2の複数のポストのうちの1つに固定して、それによって上記第2のリトラクタを第2の向きに保持するステップをさらに含む、上記[16]に記載の方法。
[18]上記支持体の下側は、少なくとも1つのポストをさらに備え、上記方法は、追加のリトラクタの近位端に配置された追加の一連の開口のうちの1つを、上記支持体の上記下側にある上記少なくとも1つのポストのうちの1つに固定して、それによって上記追加のリトラクタを第3の向きに保持するステップをさらに含む、上記[15]に記載の方法。
[19]上記左支持フレームアームの上記第1の環状ハブを上記支持体の上記第1の穴に挿入するステップは、上記第1の保持ピンを上記第1の穴から後退させて、上記第1の環状ハブが上記第1の穴に挿入されることを可能にするステップを含み、
上記右支持フレームアームの上記第2の環状ハブを上記支持体の上記第2の穴に挿入するステップは、上記第2の保持ピンを上記第2の穴から後退させて、上記第2の環状ハブが上記第2の穴に挿入されることを可能にするステップを含む、
上記[15]に記載の方法。
[20]上記左支持フレームアームを上記支持体に対して上記第1の向きに固定するステップは、まず、上記第1の環状ハブが上記第1の穴内に配置され、上記第1の保持ピンが上記第1の穴から後退している間に、上記左支持フレームアームを上記第1の向きに回転させるステップを含み、
上記右支持フレームアームを上記支持体に対して上記第2の向きに固定するステップは、まず、上記第2の環状ハブが上記第2の穴内に配置され、上記第2の保持ピンが上記第2の穴から後退している間に、上記右支持フレームアームを上記第2の向きに回転させるステップを含む、
上記[15]に記載の方法。
[21]上記第1の環状ハブ、上記第2の環状ハブ、上記第1の穴、及び上記第2の穴の各々は、円形断面を有し、それによって上記第1の環状ハブが上記第1の穴内で回転し、上記左支持フレームアームが上記支持体に対して回転することを可能にし、かつ、それによって上記第2の環状ハブが上記第2の穴内で回転し、上記右支持フレームアームが上記支持体に対して回転することを可能にする、上記[15]に記載の方法。
[22]上記第1の環状ハブは、上記第1の環状ハブと上記第1の穴との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端を有し、
上記第2の環状ハブは、上記第2の環状ハブと上記第2の穴との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端を有する、
上記[15]に記載の方法。
[23]上記支持体は、迅速接続コネクタをさらに備え、上記方法は、上記迅速接続コネクタを利用して上記支持体を位置決めアームに連結するステップをさらに含む、上記[15]に記載の方法。
[24]上記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、湾曲形状を有する、上記[15]に記載の方法。
[25]上記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、略直線形状を有する、上記[15]に記載の方法。
[26]上記第1及び第2のリトラクタの少なくとも1つは、それぞれの長さに沿ってテーパ状になっている、上記[17]に記載の方法。
[27]上記第1及び第2のリトラクタはそれぞれ、少なくとも1つの湾曲部分を備える、上記[17]に記載の方法。
[28]リトラクタ保持フレームを製造する方法であって、上記方法は、
第1の側部と、上記第1の側部と反対側の第2の側部とを備える支持体を提供するステップと、
上記第1の側部から上記第2の側部まで上記支持体を通って横方向に延在する第1の穴を形成するステップと、
上記第2の側部から上記第1の側部まで上記支持体を通って横方向に延在する第2の穴を形成するステップと、
左支持フレームアームであって、
上記支持体の上記第1の穴内に配置されるように構成された第1の環状ハブと、
上記左支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第1のリトラクタを第1の向きに受けて、保持するように構成された第1の複数のポストと、
を備える、左支持フレームアームを提供するステップと、
右支持フレームアームであって、
上記支持体の上記第2の穴内に配置されるように構成された第2の環状ハブと、
上記右支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第2のリトラクタを第2の向きに受けて、保持するように構成された第2の複数のポストと、
を備える、右支持フレームアームを提供するステップと、
を含む、方法。
[29]上記支持体の下側に少なくとも1つのポストを配置して、上記少なくとも1つのポストが少なくとも1つの追加のリトラクタを第3の向きに受けて、保持するように構成されるようにするステップをさらに含む、上記[28]に記載の方法。
[30]上記第1の環状ハブ、上記第2の環状ハブ、上記第1の穴、及び上記第2の穴の各々は、円形断面を有するように形成され、それによって上記第1の環状ハブが上記第1の穴内で回転し、上記左支持フレームアームが上記支持体に対して回転することを可能にし、かつ、それによって上記第2の環状ハブが上記第2の穴内で回転し、上記右支持フレームアームが上記支持体に対して回転することを可能にする、上記[28]に記載の方法。
[31]上記第1の環状ハブと上記第1の穴との間の位置合わせを補助するために、上記第1の環状ハブ上にテーパ状の遠位端を形成するステップと、
上記第2の環状ハブと上記第2の穴との間の位置合わせを補助するために、上記第2の環状ハブ上にテーパ状の遠位端を形成するステップと、
をさらに含む、上記[28]に記載の方法。
[32]上記支持体上に、上記第1の穴内に下方に延在するように構成された第1の保持ピンを含む第1のばね付勢ロック機構を提供するステップと、
上記支持体上に、上記第2の穴内に下方に延在するように構成された第2の保持ピンを含む第2のばね付勢ロック機構を提供するステップと、
上記第1の保持ピンを選択的に受容し、それによって上記左支持フレームアームを上記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された上記第1の環状ハブに、第1の環状の一連の戻り止めを形成するステップと、
上記第2の保持ピンを選択的に受容し、それによって上記右支持フレームアームを上記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された上記第2の環状ハブに、第2の環状の一連の戻り止めを形成するステップと、
をさらに含む、上記[28]に記載の方法。
[33]上記第1のばね付勢ロック機構を提供するステップは、上記第1の保持ピンを上記第1の穴から、上記第1の環状ハブが上記第1の穴に挿入されること、又は上記第1の環状ハブが上記第1の穴内に配置されている間に上記左支持フレームアームが上記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成される上記第1のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分を提供するステップを含み、
上記第2のばね付勢ロック機構を提供するステップは、上記第2の保持ピンを上記第2の穴から、上記第2の環状ハブが上記第2の穴に挿入されること、又は上記第2の環状ハブが上記第2の穴内に配置されている間に上記右支持フレームアームが上記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成される上記第2のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分を提供するステップを含む、
上記[32]に記載の方法。
[34]迅速接続コネクタを上記支持体に固定するステップをさらに含み、上記迅速接続コネクタが上記支持体を位置決めアームに連結するように構成される、上記[28]に記載の方法。
[35]上記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、湾曲形状を有する、上記[28]に記載の方法。
[36]上記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、略直線形状を有する、上記[28]に記載の方法。
[37]上記第1のリトラクタの近位端に配置された第1の一連の開口を有する上記第1のリトラクタを提供するステップをさらに含み、上記第1の一連の開口が、上記左支持フレームアームの上記第1の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に上記第1のリトラクタの上記近位端を保持するように構成される、上記[28]に記載の方法。
[38]上記第2のリトラクタの近位端に配置された第2の一連の開口を有する上記第2のリトラクタを提供するステップをさらに含み、上記第2の一連の開口が、上記右支持フレームアームの上記第2の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に上記第2のリトラクタの上記近位端を保持するように構成される、上記[37]に記載の方法。
[39]上記追加のリトラクタの近位端に配置された追加の一連の開口を有する上記追加のリトラクタを提供するステップをさらに含み、上記一連の開口が、上記支持体の上記下側にある上記少なくとも1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に上記追加のリトラクタの上記近位端を保持するように構成される、上記[29]に記載の方法。
[40]上記第1及び第2のリトラクタの少なくとも1つは、それぞれの長さに沿ってテーパ状になっている、上記[38]に記載の方法。
[41]上記第1及び第2のリトラクタはそれぞれ、少なくとも1つの湾曲部分を備える、上記[38]に記載の方法。
いくつかの実施形態では、リトラクタ保持フレームが提供される。フレームは支持体を含み、支持体は、支持体の第1の側部から第1の側部と反対側の支持体の第2の側部まで横方向に延在する第1の穴と、第2の側部から第1の側部まで横方向に延在する第2の穴とを含む。フレームは左支持フレームアームを含み、左支持フレームアームは、第1の穴内に配置されるように構成された第1の環状ハブと、第1のリトラクタを第1の向きに保持するように構成された左支持フレームアームの外縁に沿って配置された第1の複数のポストとを含む。フレームは右支持フレームアームを含み、右支持フレームアームは、第2の穴内に配置されるように構成された第2の環状ハブと、第2のリトラクタを第2の向きに保持するように構成された右支持フレームアームの外縁に沿って配置された第2の複数のポストとを含む。
いくつかの他の実施形態では、リトラクタ保持フレームを使用する方法が提供される。本方法は、左支持フレームアームの第1の環状ハブを支持体の第1の穴に挿入するステップを含む。第1の穴は、支持体の第1の側部から第1の側部と反対側の支持体の第2の側部まで支持体を通って横方向に延在する。本方法は、支持体の第1のばね付勢ロック機構の第1の保持ピンを第1の穴内に下方に配置して、第1の保持ピンが左支持フレームアームの第1の環状ハブに配置された第1の環状の一連の戻り止めのうちの1つに受容されるようにすることによって、左支持フレームアームを支持体に対して所望の向きに固定するステップを含む。本方法は、右支持フレームアームの第2の環状ハブを支持体の第2の穴に挿入するステップを含む。第2の穴は、第2の側部から第1の側部まで支持体を通って横方向に延在する。本方法は、支持体の第2のばね付勢ロック機構の第2の保持ピンを第2の穴内に下方に配置して、第2の保持ピンが右支持フレームアームの第2の環状ハブに配置された第2の環状の一連の戻り止めのうちの1つに受容されるようにすることによって、右支持フレームアームを支持体に対して所望の向きに固定するステップを含む。
いくつかの他の実施形態では、リトラクタ保持フレームを製造する方法が提供される。本方法は、第1の側部と、第1の側部と反対側の第2の側部とを有する支持体を提供するステップを含む。本方法は、第1の側部から第2の側部まで支持体を通って横方向に延在する第1の穴を形成するステップを含む。本方法は、第2の側部から第1の側部まで支持体を通って横方向に延在する第2の穴を形成するステップを含む。本方法は、左支持フレームアームであって、支持体の第1の穴内に配置されるように構成された第1の環状ハブと、左支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第1のリトラクタを第1の所望の向きに受容して保持するように構成された第1の複数のポストとを含む、左支持フレームアームを提供するステップを含む。本方法は、右支持フレームアームであって、支持体の第2の穴内に配置されるように構成された第2の環状ハブと、右支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第2のリトラクタを第2の所望の向きに受容して保持するように構成された第2の複数のポストとを含む、右支持フレームアームを提供するステップを含む。
本主題技術の様々な構成は、本主題技術の様々な構成が例示として示され記載される本開示から、当業者に明らかになることが理解される。理解されるように、本主題技術は、すべて本主題技術の範囲から逸脱することなく、他の異なる構成が可能であり、そのいくつかの詳細は、様々な他の点において修正が可能である。したがって、発明の概要、図面、及び発明を実施するための形態は、本質的に例示的なものとみなされるべきであり、限定的なものとみなされるべきではない。
様々な実施形態が、有利な特徴を強調することに重点を置いて、以下に記載される図と関連して詳細に説明される。これらの実施形態は、例示的な目的のみのためのものであり、そこに例示され得るいかなる縮尺も、開示される技術の範囲を限定するものではない。これらの図面は以下の図を含み、同じ符号は同じ部分を示す。
いくつかの実施形態による、リトラクタ保持フレームの左側斜視図である。
いくつかの実施形態による、図1のリトラクタ保持フレームの支持体の拡大側立面図である。
いくつかの実施形態による、図1のリトラクタ保持フレームの中央の斜視図である。
いくつかの実施形態による、図1のリトラクタ保持フレームの右側斜視図である。
いくつかの実施形態による、図1のリトラクタ保持フレームの左側フレームアームの上部平面図である。
いくつかの実施形態による、図1のリトラクタ保持フレームの右側フレームアームの上部平面図である。
いくつかの実施形態による、リトラクタ保持フレームを使用する方法に関連するフローチャートを示す。
いくつかの実施形態による、リトラクタ保持フレームを製造する方法に関連するフローチャートを示す。
以下の説明及び例は、開示された発明のいくつかの例示的な実装形態、実施形態、及び構成を詳細に示す。当業者であれば、本発明の範囲に包含される、本発明の多数の変形及び修正が存在することを認識するであろう。したがって、ある特定の例示的な実施形態の説明は、本発明の範囲を限定するものとみなすべきではない。
本明細書に記載される技術の実装形態は、一般にリトラクタ保持フレームアセンブリ及び関連する方法を対象とする。
本開示の一般的解釈原則
添付の図面を参照しながら、新規なシステム、装置、及び方法の様々な態様について以下でより完全に説明する。しかし、教示開示は、多くの異なる形態で具体化することができ、本開示全体を通して提示される任意の特定の構造又は機能に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が徹底的且つ完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲が、本開示の任意の他の態様から独立して実装されるか、又は本開示の任意の他の態様と組み合わせられるかにかかわらず、本明細書に開示された新規なシステム、装置、及び方法の任意の態様を包含することが意図されていることを、当業者は理解されたい。例えば、本明細書に記載の態様のうちの任意の1つ又はそれ以上の態様を使用して、システム若しくは装置が実装されてよく、又は方法が実施されてよい。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載の本開示の様々な態様に加えて、又はそれらの態様以外に、他の構造、機能、又は構造及び機能を使用して実施される、このようなシステム、装置、又は方法を包含することが意図されている。本明細書に開示される任意の態様は、請求項の1つ又はそれ以上の要素に記載され得ることを理解されたい。好ましい態様のいくつかの利益及び利点が言及されているが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、又は目的に限定されることは意図されない。発明を実施するための形態及び図面は、限定ではなく本開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって規定される。
本明細書における単数形に対する複数形の用語の使用に関して、当業者であれば、文脈及び/又は用途に適切であるように、複数形から単数形に、及び/又は単数形から複数形に変換することができる。様々な単数/複数の並べ替えは、明確にするために本明細書に明示的に記載され得る。
本明細書に記載される物又は動作の特性又は性質の絶対値を記載する場合、「実質的な」、「実質的に」、「本質的に」、「およそ」という用語、及び/又は程度の他の用語若しくは語句は、数値範囲の特定の記載なしに使用され得る。本明細書に記載される物又は動作の特性又は性質に適用される場合、これらの用語は、その特性又は性質に関連する所望の機能を提供することと一致する特性又は性質の範囲を指す。
特性又は性質について単一の数値が与えられる場合、与えられた数値の有効数字1桁以内のその値の偏差を少なくとも包含するものとして解釈されることが意図される。
数値又は数値の範囲が、本明細書に記載される物又は動作の特性又は性質を規定するために提供される場合、その値又は範囲が程度の用語で修飾されているか否かにかかわらず、特性又は性質を測定する特定の方法もまた、本明細書において規定され得る。特性又は性質を測定する特定の方法が本明細書で規定されておらず、特性又は性質について一般的に受け入れられている異なる測定方法がある場合、測定方法は、特性又は性質の説明及び文脈を考慮して、当業者によって採用される可能性が最も高い測定方法として解釈されるべきである。さらに、特性又は性質を測定するために当業者によって等しく採用される可能性がある2つ以上の測定方法がある場合、値又は値の範囲は、どの測定方法が選択されるかにかかわらず満たされるものとして解釈されるべきである。
本明細書、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本文)において使用される用語は、別段の具体的な指示がない限り、「オープン」用語として意図されること(例えば、「含んでいる」という用語は、「含んでいるが限定されない」と解釈されるべきであり、「有する」という用語は、「少なくとも有する」と解釈されるべきであり、「含む」という用語は、「含むが限定されない」と解釈されるべきであるなど)が当業者に理解されるであろう。
さらに、特定の数の導入された請求項の記載が意図される場合、このような意図は、その請求項において明示的に記載され、このような記載がない場合、このような意図が存在しないことが、当業者に理解されるであろう。例えば、理解の助けとして、以下の添付の特許請求の範囲では、請求項の記載を導入するために、「少なくとも1つ」及び「1つ又はそれ以上」という導入句を使用することを含み得る。しかし、このような語句の使用は、同じ請求項が「1つ又はそれ以上」又は「少なくとも1つ」という導入句及び、不定冠詞、例えば「a」又は「an」を含む場合であっても、不定冠詞「a」又は「an」による請求項の記載の導入が、このような導入された請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、1つのみのこのような記載を含む実施形態に限定することを示唆すると解釈されるべきではなく(例えば、「a」及び/又は「an」は通常、「少なくとも1つ」又は「1つ又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである)、同じことが、請求項の記載を導入するために使用される定冠詞の使用にも当てはまる。さらに、特定の数の導入された請求項の記載が明示的に記載されている場合であっても、当業者であれば、このような記載は通常、少なくともその記載された数を意味すると解釈されるべきである(例えば、他の修飾語を伴わない「2つの記載」の明白な記載は通常、少なくとも2つの記載、又は2若しくはそれ以上の記載を意味する)ことを認識するであろう。
「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」と同様の決まりが使用される場合、このような構成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBとを合わせてCを伴わない、AとCとを合わせてBを伴わない、BとCとを合わせてAを伴わない、及びAとBとCとを合わせて有するシステムを含む。さらに、2つ以上の代替的な用語を提示する実質的に任意の離接的な語及び/又は語句も、明細書、特許請求の範囲、又は図面にあるかどうかにかかわらず、用語の1つ、用語のいずれか、又は両方の用語を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者に理解されるであろう。例えば、「A又はB」という語句は、Bを伴わないA、Aを伴わないB、及びAとBとを合わせて含むと理解されるであろう。
本開示に記載される実装形態への様々な修正は、当業者には容易に明らかであり得、本明細書に規定される一般的原則は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく他の実装形態に適用され得る。これにより、本開示は、本明細書に示される実装形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、原則、及び本明細書に開示される新規な特徴に一致する最も広い範囲が与えられるべきである。「例示的」という語は、本明細書では、「一例、事例、又は例示としての役割を果たすこと」を意味するためにのみ使用される。「例示的」として本明細書に記載されるいかなる実装形態も、必ずしも他の実装形態よりも好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。
別個の実装形態の文脈で本明細書に記載されるある特定の特徴はまた、単一の実装形態において組み合わせて実装され得る。逆に、単一の実装形態の文脈で記載される様々な特徴はまた、複数の実装形態において別々に、又は任意の好適な下位の組み合わせにおいて実装され得る。さらに、特徴は、ある特定の組み合わせにおいて作用するものとして上述され、最初にそのように特許請求されることさえあるが、特許請求された組み合わせからの1つ又はそれ以上の特徴は、場合によっては、その組み合わせから削除されることがあり、特許請求された組み合わせは、下位の組み合わせ又は下位の組み合わせの変形を対象とすることができる。
本明細書に開示される任意の方法は、記載された方法を達成するための1つ又はそれ以上のステップ又は動作を含む。方法のステップ及び/又は動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換され得る。換言すれば、ステップ又は動作の特定の順序が指定されない限り、特定のステップ及び/若しくは動作の順序並びに/又は使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
いくつかの例示的実施形態の開示
本開示では、調節可能な支持アームを有する、手術台の側部に取り付けられるか又は取り付け可能なリトラクタ保持フレーム10について説明する。次に、図1~図8に関連して、リトラクタ保持フレーム10のいくつかの実施形態について説明する。図1はリトラクタ保持フレーム10の左側斜視図を提供し、図3及び図4はリトラクタ保持フレーム10の中央及び右側斜視図をそれぞれ提供する。
リトラクタ保持フレーム10は、左支持フレームアーム11及び右支持フレームアーム12を含むことができる。左右の支持フレームアーム11、12はそれぞれ、独立して調節可能に支持体13に支持される。次に、支持体13は、調節可能な支持アーム(図示せず)によって手術台から調節可能に支持される。
図2の支持体13の拡大側立面図に最もよく示すように、支持体13は、支持体13の第1の側部から第1の側部と反対側の支持体13の第2の側部まで支持体13を通って横方向に延在する第1の穴14を含む。支持体13はまた、支持体13の第2の側部から支持体13の第1の側部まで支持体13を通って横方向に延在する第2の穴15を含む。第1の穴14は、支持体13の第1の側部で左支持フレームアーム11の少なくとも一部分を受容するように構成され、第2の穴15は、支持体13の第2の側部で右支持フレームアーム12の少なくとも一部分を受容するように構成される。
図5の左支持フレームアーム11の上部平面図で最もよく示すように、左支持フレームアーム11には、支持体13の第1の穴14内に配置されるように構成された環状ハブ16aが設けられる。同様に、図6の右支持フレームアーム12の上部平面図で最もよく示すように、右支持フレームアーム12には、支持体13の第2の穴15内に配置されるように構成された環状ハブ16bが設けられる。いくつかの実施形態では、第1及び第2の穴14、15の各々と、左右の支持フレームアーム11、12のそれぞれの第1及び第2の環状ハブ16a、16bの各々は、左右の支持フレームアーム11、12のそれぞれの環状ハブ16a、16bが、支持体13のそれぞれの第1及び第2の穴14、15内に嵌合して回転することを可能にするように略円形断面を有する。
いくつかの実施形態では、第1及び第2の環状ハブ16a、16bの各々は、それぞれテーパ状の遠位端27a、27bを有しており、これにより、それぞれの第1及び第2の環状ハブ16a、16bをそれぞれの第1及び第2の穴14、15に容易に位置合わせして挿入することができる。
いくつかの実施形態では、第1及び第2の環状ハブ16a、16bの各々は、支持体13の上面に配置されたそれぞれのばね付勢ロック機構18a、18bのそれぞれの保持ピン17a、17bを選択的に受容するように構成されたそれぞれの環状の一連の凹部又は戻り止め17a’、17b’をさらに含む。図2に見られるように、それぞれの保持ピン17a、17bは、それぞれのばね付勢ロック機構18a、18bによって与えられる力の下で、それぞれの第1及び第2の穴14、15内に下方に延在し、それぞれのハブ16a、16bのそれぞれの環状の一連の凹部又は戻り止め17a’、17b’のそれぞれ1つ内に着座及び/又は位置決めするように構成される。
動作時に、ばね付勢ロック機構18a、18bのそれぞれの部分は上方に引き上げられて、それによってそれぞれの保持ピン17a、17bを十分に後退させて、それぞれの左右の支持フレームアーム11、12のそれぞれの環状ハブ16a、16bをそれぞれの第1及び第2の穴14、15に挿入し、それぞれの左右の支持フレームアーム11、12をそれぞれ所望の位置まで回転させることができる。左右の支持フレームアーム11、12がこのようなそれぞれの所望の位置まで回転されると、ばね付勢ロック機構18a、18bのそれぞれの部分が解放されて、それによってそれぞれの保持ピン17a、17bがそれぞれの第1及び第2の穴14、15内に戻って延在し、それぞれのハブ16a、16bのそれぞれの環状の一連の凹部又は戻り止め17a’、17b’のそれぞれの1つ内に着座及び/又は位置決めすることができる。これにより、少なくとも支持体13に対してフレームアーム11及び12を選択的に回転調節することができる。
支持体13にはさらに、支持体13を位置決めアーム(図示せず)に連結するための迅速接続コネクタ28が設けられており、位置決めアームは、リトラクタ保持フレーム10を手術台から調節可能に支持する。多数の従来の位置決めアームが市販されている。
本開示は、任意の好適な形状を有する左右の支持フレームアーム11、12の各々を企図している。例えば、いくつかの実施形態では、左右の支持フレームアーム11、12は、図1及び図3~図6に示すように略湾曲形状を有してもよい。しかし、左右の支持フレームアーム11、12の一方又は両方が、略直線形状を有してもよく、且つ/又は代替的に、1つ若しくはそれ以上の部分が略湾曲形状を有してもよい一方、1つ又はそれ以上の他の部分が特定の用途に適合するように略湾曲形状を有してもよい。さらに、異なる大きさ及び/又は形状の左右の支持フレームアーム11、12は、上述したように支持体13に容易に置換され、挿入され、且つ/又はこの支持体から除去され得る。
左右の支持フレームアーム11、12はそれぞれ、その外縁に沿って配置され、1つ又はそれ以上のリトラクタ21を所定位置に受容して保持するように構成された、それぞれ複数の保持フック又はポスト20a、20bをさらに含む。例えば、1つ又はそれ以上のリトラクタ21にはそれぞれ、近位端23aに一連の開口22aが設けられており、このような開口22aは、フック又はポスト20a、20bのうち1つを受容するように構成され、それによってそれぞれのフック又はポスト20a、20b上にリトラクタ21の近位端23aを保持する。リトラクタ21は、任意の好適な形状を有してもよい。例えば、リトラクタ21は、少なくとも1つの湾曲部分を有してもよい。例えば、図1、図3及び図4に示すように、リトラクタ21の近位端23a及び遠位端26aは、略湾曲状であり得る。いくつかの実施形態では、リトラクタ21は、少なくとも1つの略直線部分を有してもよい。例えば、図1、図3及び図4に示すように、リトラクタ21の中間部分は略直線であり得る。いくつかの実施形態では、リトラクタ21の少なくとも一部分はテーパ状であり得る。例えば、図1、図3及び図4に示すように、いくつかの実施形態では、リトラクタ21は、少なくともその中間部分から遠位端26aまで、その延在の長さに沿ってテーパ状になり得る。このようなテーパ状の態様により、リトラクタ21は保持力を患者の組織の特定の部分により効果的に集中させることができる。図は、左支持フレームアーム11上に配置された1つのリトラクタ21を示しているが、1つ又はそれ以上のリトラクタ21は同様に右支持フレームアーム12上にも配置され得ることも理解されたい。
いくつかの実施形態では、支持体13の下側は、1つ又はそれ以上の追加のリトラクタ25を所定位置に受容して保持するように構成された1つ又はそれ以上のフック又はポスト24をさらに含むことができる。例えば、1つ又はそれ以上の追加のリトラクタ25にはそれぞれ、追加のリトラクタ25の同様の近位端23bに同様の一連の開口22bが設けられ得、追加のリトラクタ25のこのような開口22bは、支持体13の下側にあるフック又はポスト24のうちの1つを受容し、それによって追加のリトラクタ25の近位端23bをそれぞれのフック又はポスト24に保持するように構成される。リトラクタ21に関連して上述したように、リトラクタ25は、任意の好適な形状を有してもよい。例えば、リトラクタ25は、少なくとも1つの湾曲部分を有してもよい。例えば、図1、図3及び図4に示すように、リトラクタ25の近位端23b及び遠位端26bは、略湾曲状であり得る。いくつかの実施形態では、リトラクタ25は、少なくとも1つの略直線部分を有してもよい。例えば、図1、図3及び図4に示すように、リトラクタ25の中間部分は略直線であり得る。いくつかの実施形態では、リトラクタ25の少なくとも一部分はテーパ状であり得る。例えば、図1、図3及び図4に示すように、いくつかの実施形態では、リトラクタ25は、少なくともその中間部分から遠位端26bまで、その延在の長さに沿ってテーパ状になり得る。このようなテーパ状の態様により、リトラクタ25は保持力を患者の組織の特定の部分により効果的に集中させることができる。
上述のように、リトラクタ21、25のそれぞれの遠位端26a、26bは、患者の外科的アクセスポイントに形成された切開部に患者組織を保持して広げるように調節可能に位置決めされ得る。これにより、外科医は、追加の外科スタッフを必要とすることなく、外科的処置中にリトラクタ21、25のセットを確実に配置して保持することができる。
次に、例えば図1~図6のいずれかに関連して説明したようなリトラクタ保持フレームを使用する例示的な方法について説明する。図7は、いくつかの実施形態による、このような使用方法に対応するフローチャート700を示す。フローチャート700は、1つ若しくはそれ以上の動作及び/又はステップを示しているが、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、1つ若しくはそれ以上の記載された動作を省略することができ、1つ若しくはそれ以上の追加又は代替の動作を追加することができ、且つ/又は、1つ若しくはそれ以上の動作を具体的に記載された順序とは別の順序で実行することができることを理解されたい。
ブロック702は、左支持フレームアームの第1の環状ハブを支持体の第1の穴に挿入するステップを含み、第1の穴が支持体の第1の側部から第1の側部と反対側の支持体の第2の側部まで支持体を通って横方向に延在する。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、左支持フレームアーム11の第1の環状ハブ16aは、支持体13の第1の穴14に挿入することができる。第1の穴14は、支持体13の第1の側部から第1の側部と反対側の支持体13の第2の側部まで支持体13を通って横方向に延在する。
いくつかの実施形態では、左支持フレームアームの第1の環状ハブを支持体の第1の穴に挿入するステップは、第1のばね付勢ロック機構18aの少なくとも一部分を利用して、第1の保持ピン17aを第1の穴14から十分に後退させて、左支持フレームアーム11の環状ハブ16aを第1の穴14に挿入することを可能にするステップを含む。いくつかの実施形態では、第1の環状ハブ16aは、第1の環状ハブ16aと第1の穴14との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端27aを有する。
ブロック704は、支持体の第1のばね付勢ロック機構の第1の保持ピンを第1の穴内に下方に配置して、第1の保持ピンが左支持フレームアームの第1の環状ハブに配置された第1の環状の一連の戻り止めのうちの1つに受容されるようにすることによって、左支持フレームアームを支持体に対して所望の向きに固定するステップを含む。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、左支持フレームアーム11は、支持体13の第1のばね付勢ロック機構18aの第1の保持ピン17aを第1の穴14内に下方に配置して、第1の保持ピン17aが左支持フレームアーム11の環状ハブ16aに配置された第1の環状の一連の戻り止め17a’のうちの1つに受容されるようにすることによって、支持体13に対して所望の向きに固定することができる。
いくつかの実施形態では、左支持フレームアームを支持体に対して所望の向きに固定するステップは、まず、その環状ハブ16aが第1の穴14内に配置され、第1の保持ピン17aが第1の穴14から後退している間に、左支持フレームアーム11を所望の向きに回転させるステップを含む。
いくつかの実施形態では、左支持フレームアーム11は、左支持フレームアーム11の外縁に沿って配置された第1の複数のポスト20aをさらに含む。いくつかのこのような実施形態では、フローチャート700は、第1のリトラクタ21の近位端23aに配置された一連の開口22aのうちの1つを左支持フレームアーム11の第1の複数のポスト20aのうちの1つに固定して、それによって第1のリトラクタ21を第1の所望の向きに保持するステップをさらに含み得る。
ブロック706は、右支持フレームアームの第2の環状ハブを支持体の第2の穴に挿入するステップを含み、第2の穴が第2の側部から第1の側部まで支持体を通って横方向に延在する。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、右支持フレームアーム12の環状ハブ16bは、支持体13の第2の穴15に挿入することができる。第2の穴15は、支持体13の第2の側部から支持体13の第1の側部まで支持体13を通って横方向に延在する。
いくつかの実施形態では、右支持フレームアームの第2の環状ハブを支持体の第2の穴に挿入するステップは、第2のばね付勢ロック機構18bの少なくとも一部分を利用して、第2の保持ピン17bを第2の穴15から十分に後退させて、右支持フレームアーム12の環状ハブ16bを第2の穴15に挿入することを可能にするステップを含む。
いくつかの実施形態では、第2の環状ハブ16bは、第2の環状ハブ16bと第2の穴15との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端27bを有する。
ブロック708は、支持体の第2のばね付勢ロック機構の第2の保持ピンを第2の穴内に下方に配置して、第2の保持ピンが右支持フレームアームの第2の環状ハブに配置された第2の環状の一連の戻り止めのうちの1つに受容されるようにすることによって、右支持フレームアームを支持体に対して所望の向きに固定するステップを含む。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、右支持フレームアーム12は、支持体13の第2のばね付勢ロック機構18bの第2の保持ピン17aを第2の穴15内に下方に配置して、第2の保持ピン17bが右支持フレームアーム12の環状ハブ16bに配置された第2の環状の一連の戻り止め17b’のうちの1つに受容されるようにすることによって、支持体13に対して所望の向きに固定することができる。
いくつかの実施形態では、右支持フレームアームを支持体に対して所望の向きに固定するステップは、まず、その環状ハブ16bが第2の穴15内に配置され、第2の保持ピン17bが第2の穴15から後退している間に、右支持フレームアーム12を所望の向きに回転させるステップを含む。
いくつかの実施形態では、支持体13の下側は、少なくとも1つのポスト24をさらに含み、フローチャート700は、追加のリトラクタ25の近位端23bに配置された一連の開口22bのうちの1つを支持体13の下側にある少なくとも1つのポスト24のうちの1つに固定して、それによって追加のリトラクタ25を追加の所望の向きに保持するステップをさらに含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1及び第2の環状ハブ16a、16b、第1の穴14、及び第2の穴15の各々は、円形断面を有し、それによって第1の環状ハブ16aが第1の穴14内で回転し、左支持フレームアーム11が支持体13に対して回転することを可能にし、それによって第2の環状ハブ16bが第2の穴15内で回転し、右支持フレームアーム12が支持体13に対して回転することを可能にする。
いくつかの実施形態では、支持体13は、迅速接続コネクタ28をさらに含み、フローチャート700は、迅速接続コネクタ28を利用して支持体13を位置決めアームに連結するステップをさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、左右の支持フレームアーム11、12の各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、湾曲形状を有する。いくつかの実施形態では、左右の支持フレームアーム11、12の各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、略直線形状を有する。いくつかの実施形態では、第1及び第2のリトラクタ21の少なくとも1つは、それぞれの長さに沿ってテーパ状になっている。いくつかの実施形態では、第1及び第2のリトラクタ21はそれぞれ、少なくとも1つの湾曲部分を含む。
次に、例えば図1~図7のいずれかに関連して説明したようなリトラクタ保持フレームを製造する例示的な方法について説明する。図8は、いくつかの実施形態による、このような製造方法に対応するフローチャート800を示す。フローチャート800は、1つ若しくはそれ以上の動作及び/又はステップを示しているが、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、1つ若しくはそれ以上の記載された動作を省略することができ、1つ若しくはそれ以上の追加又は代替の動作を追加することができ、且つ/又は、1つ若しくはそれ以上の動作を具体的に記載された順序とは別の順序で実行することができることを理解されたい。
ブロック802は、第1の側部と、第1の側部と反対側の第2の側部とを有する支持体を提供するステップを含む。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、第1の側部と、第1の側部と反対側の第2の側部とを有する支持体13が設けられ得る。
ブロック804は、第1の側部から第2の側部まで支持体を通って横方向に延在する第1の穴を形成するステップを含む。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、第1の穴14は、支持体13の第1の側部から第1の側部と反対側の支持体13の第2の側部まで支持体13を通って横方向に延在するように形成することができる。
ブロック806は、第2の側部から第1の側部まで支持体を通って横方向に延在する第2の穴を形成するステップを含む。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、第2の穴15は、支持体13の第2の側部から支持体13の第1の側部まで支持体13を通って横方向に延在する。
ブロック808は、左支持フレームアームであって、支持体の第1の穴内に配置されるように構成された第1の環状ハブと、左支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第1のリトラクタを第1の所望の向きに受容して保持するように構成された第1の複数のポストとを含む、左支持フレームアームを提供するステップを含む。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、支持体13の第1の穴14内に配置されるように構成された環状ハブ16aと、左支持フレームアーム11の外縁に沿って配置され、少なくとも第1のリトラクタ21を第1の所望の向きに受容して保持するように構成された第1の複数のポスト20aとを含む左支持フレームアーム11を提供することができる。
ブロック810は、右支持フレームアームであって、支持体の第2の穴内に配置されるように構成された第2の環状ハブと、右支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第2のリトラクタを第2の所望の向きに受容して保持するように構成された第2の複数のポストとを含む、右支持フレームアームを提供するステップを含む。例えば、少なくとも1つの図に関連して前述したように、支持体13の第2の穴15内に配置されるように構成された環状ハブ16bと、右支持フレームアーム12の外縁に沿って配置され、少なくとも第2のリトラクタ21を第2の所望の向きに受容して保持するように構成された第2の複数のポスト20bとを含む右支持フレームアーム12を提供することができる。
いくつかの実施形態では、第1及び第2の環状ハブ16a、16b、第1の穴14、及び第2の穴15の各々は、円形の断面を有するように形成され、それによって第1の環状ハブ16aが第1の穴14内で回転し、左支持フレームアーム11が支持体13に対して回転することを可能にし、それによって第2の環状ハブ16bが第2の穴15内で回転し、右支持フレームアーム12が支持体13に対して回転することを可能にする。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、支持体13の下側に少なくとも1つのポスト24を配置して、少なくとも1つのポスト24が少なくとも1つの追加のリトラクタ25を追加の所望の向きに受容して保持するように構成されるようにするステップをさらに含むことができる。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、第1の環状ハブ16aと第1の穴14との間の位置合わせを補助するために、第1の環状ハブ16a上にテーパ状の遠位端27aを形成するステップをさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、フローチャート800は、第2の環状ハブ16bと第2の穴15との間の位置合わせを補助するために、第2の環状ハブ16b上にテーパ状の遠位端27bを形成するステップをさらに含むことができる。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、支持体13上に、第1の穴14内に下方に延在するように構成された第1の保持ピン17aを含む第1のばね付勢ロック機構18aを提供するステップをさらに含むことができる。いくつかのこのような実施形態では、第1のばね付勢ロック機構を提供するステップは、第1の保持ピン17aを第1の穴14から十分に後退させて、第1の環状ハブ16aが第1の穴14に挿入されること、又は第1の環状ハブ16aが第1の穴14内に配置されている間に左支持フレームアーム11が支持体13に対して回転されることを可能にするように構成される第1のばね付勢ロック機構18aの少なくとも一部分を提供するステップを含む。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、支持体13上に、第2の穴15内に下方に延在するように構成された第2の保持ピン17bを含む第2のばね付勢ロック機構18bを提供するステップをさらに含むことができる。いくつかのこのような実施形態では、第2のばね付勢ロック機構18bを提供するステップは、第2の保持ピン17bを第2の穴15から十分に後退させて、第2の環状ハブ16bが第2の穴15に挿入されること、又は第2の環状ハブ16bが第2の穴15内に配置されている間に右支持フレームアーム12が支持体13に対して回転されることを可能にするように構成される第2のばね付勢ロック機構18bの少なくとも一部分を提供するステップを含む。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、第1の保持ピン17aを選択的に受容し、それによって左支持フレームアーム11を支持体13に対して所望の向きに固定するように構成された第1の環状ハブ16aに、第1の環状の一連の戻り止め17a’を形成するステップをさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、フローチャート800は、第2の保持ピン17bを選択的に受容し、それによって右支持フレームアーム12を支持体13に対して所望の向きに固定するように構成された第2の環状ハブ16bに、第2の環状の一連の戻り止め17b’を形成するステップをさらに含むことができる。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、迅速接続コネクタ28を支持体13に固定するステップをさらに含むことができ、迅速接続コネクタ28は、支持体13を位置決めアームに連結するように構成される。
いくつかの実施形態では、左右の支持フレームアーム11、12の各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、湾曲形状を有する。いくつかの実施形態では、左右の支持フレームアーム11、12の各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、略直線形状を有する。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、第1のリトラクタ21の近位端23bに配置された一連の開口22aを有する第1のリトラクタ21を提供するステップをさらに含むことができ、一連の開口22aが、左支持フレームアーム11の第1の複数のポスト20bののうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に第1のリトラクタ21の近位端23aを保持するように構成される。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、第2のリトラクタ21の近位端23aに配置された一連の開口22aを有する第2のリトラクタ21を提供するステップをさらに含むことができ、一連の開口22aが、右支持フレームアーム12の第2の複数のポスト20bのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に第2のリトラクタ21の近位端23aを保持するように構成される。
いくつかの実施形態では、フローチャート800は、追加のリトラクタ25の近位端23bに配置された一連の開口22bを有する追加のリトラクタ25を提供するステップをさらに含むことができ、一連の開口22bが、支持体13の下側にある少なくとも1つのポスト24を受容し、それによってそのポスト上に追加のリトラクタ25の近位端23bを保持するように構成される。
いくつかの実施形態では、第1及び第2のリトラクタ21の少なくとも1つは、それぞれの長さに沿ってテーパ状になっている。いくつかの実施形態では、第1及び第2のリトラクタ21はそれぞれ、少なくとも1つの湾曲部分を含む。
本開示全体を通して「一実施形態」又は「その実施形態」への言及は、その実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造又は特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本開示全体を通して記載される引用語句又はその変形は、必ずしもすべてが同じ実施形態に言及しているわけではない。
同様に、実施形態の上記説明において、様々な特徴が、開示を簡素化する目的で、単一の実施形態、図、又はその説明においてまとめられることがあることを理解されたい。しかし、この開示方法は、本出願又は本出願に対する優先権を主張する出願におけるいずれかの請求項が、その請求項に明示的に記載された特徴よりも多くの特徴を必要とするという意図を反映するものと解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、発明の態様は、いずれか単一の前述の開示された実施形態のすべての特徴よりも少ない特徴の組み合わせにある。これにより、この発明を実施するための形態に続く特許請求の範囲は、この「発明を実施するための形態」の中に明示的に組み込まれ、各請求項は、それ自体が別個の実施形態として成立している。本開示は、独立請求項とそれらの従属請求項とのすべての並べ替えを含む。
特徴又は要素に関する「第1の」という用語の特許請求の範囲における記載は、第2の若しくは追加のこのような特徴又は要素の存在を必ずしも示唆するものではない。
本開示の特定の実施形態及び用途を例示して記載したが、本開示は、本明細書に開示された正確な構成及び構成要素に限定されないことを理解されたい。当業者に明らかな様々な修正、変更、及び変形が、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、本明細書で開示された本開示の方法及びシステムの構成、動作、及び詳細においてなされ得る。
10 リトラクタ保持フレーム
11 左支持フレームアーム
12 右支持フレームアーム
13 支持体
14 第1の穴
15 第2の穴
16a 第1の環状ハブ
16b 第2の環状ハブ
17a 第1の保持ピン
17b 第2の保持ピン
17a’ 戻り止め
17b’ 戻り止め
18a 第1のばね付勢ロック機構
18b 第2のばね付勢ロック機構
20a ポスト
20b ポスト
21 リトラクタ
22a 開口
22b 開口
23a 近位端
23b 近位端
24 ポスト
25 追加のリトラクタ
26a 遠位端
26b 遠位端
27a 遠位端
27b 遠位端
28 迅速接続コネクタ

Claims (26)

  1. 支持体であって、
    前記支持体の第1の側部から前記第1の側部と反対側の前記支持体の第2の側部まで前記支持体を通って横方向に延在する第1の穴と、
    前記第2の側部から前記第1の側部まで前記支持体を通って横方向に延在する第2の穴と、
    前記第1の穴内に下方に延在するように構成された第1の保持ピンを含む第1のばね付勢ロック機構と、
    前記第2の穴内に下方に延在するように構成された第2の保持ピンを含む第2のばね付勢ロック機構と、
    を備える、支持体と、
    左支持フレームアームであって、
    前記支持体の前記第1の穴内に配置されるように構成された第1の環状ハブと、
    前記左支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第1のリトラクタを第1の向きに受けて、保持するように構成された第1の複数のポストと、
    前記第1の保持ピンを選択的に受容し、それによって前記左支持フレームアームを前記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された第1の環状の一連の戻り止めと、
    を備える、左支持フレームアームと、
    右支持フレームアームであって、
    前記支持体の前記第2の穴内に配置されるように構成された第2の環状ハブと、
    前記右支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第2のリトラクタを第2の向きに受けて、保持するように構成された第2の複数のポストと、
    前記第2の保持ピンを選択的に受容し、それによって前記右支持フレームアームを前記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された第2の環状の一連の戻り止めと、
    を備える、右支持フレームアームと、
    を備える、リトラクタ保持フレーム。
  2. 前記支持体の下側は、第3の向きに少なくとも1つの追加のリトラクタを受けて、保持するように構成された少なくとも1つのポストをさらに備える、請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  3. 前記第1の環状ハブ、前記第2の環状ハブ、前記第1の穴、及び前記第2の穴の各々は、円形断面を有し、それによって前記第1の環状ハブが前記第1の穴内で回転し、前記左支持フレームアームが前記支持体に対して回転することを可能にし、かつ、それによって前記第2の環状ハブが前記第2の穴内で回転し、前記右支持フレームアームが前記支持体に対して回転することを可能にする、請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  4. 前記第1の環状ハブは、前記第1の環状ハブと前記第1の穴との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端を有し、
    前記第2の環状ハブは、前記第2の環状ハブと前記第2の穴との間の位置合わせを補助するように構成されたテーパ状の遠位端を有する、
    請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  5. 前記第1のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分は、前記第1の保持ピンを前記第1の穴から、前記第1の環状ハブが前記第1の穴に挿入されること、又は前記第1の環状ハブが前記第1の穴内に配置されている間に前記左支持フレームアームが前記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成され、
    前記第2のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分は、前記第2の保持ピンを前記第2の穴から、前記第2の環状ハブが前記第2の穴に挿入されること、又は前記第2の環状ハブが前記第2の穴内に配置されている間に前記右支持フレームアームが前記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成される、
    請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  6. 前記支持体は、前記支持体を位置決めアームに連結するように構成された迅速接続コネクタをさらに備える、請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  7. 前記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、湾曲形状を有する、請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  8. 前記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、略直線形状を有する、請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  9. 前記第1のリトラクタをさらに備え、前記第1のリトラクタは、前記第1のリトラクタの近位端に配置され、前記左支持フレームアームの前記第1の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に前記第1のリトラクタの前記近位端を保持するように構成された第1の一連の開口を備える、請求項1に記載のリトラクタ保持フレーム。
  10. 第2のリトラクタをさらに備え、前記第2のリトラクタは、前記第2のリトラクタの近位端に配置され、前記右支持フレームアームの前記第2の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に前記第2のリトラクタの前記近位端を保持するように構成された第2の一連の開口を備える、請求項9に記載のリトラクタ保持フレーム。
  11. 前記追加のリトラクタをさらに備え、前記追加のリトラクタは、前記追加のリトラクタの近位端に配置され、前記支持体の前記下側にある前記少なくとも1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に前記追加のリトラクタの前記近位端を保持するように構成された追加の一連の開口を備える、請求項2に記載のリトラクタ保持フレーム。
  12. 前記第1及び第2のリトラクタの少なくとも1つは、それぞれの長さに沿ってテーパ状になっている、請求項10に記載のリトラクタ保持フレーム。
  13. 前記第1及び第2のリトラクタはそれぞれ、少なくとも1つの湾曲部分を備える、請求項10に記載のリトラクタ保持フレーム。
  14. リトラクタ保持フレームを製造する方法であって、前記方法は、
    第1の側部と、前記第1の側部と反対側の第2の側部とを備える支持体を提供するステップと、
    前記第1の側部から前記第2の側部まで前記支持体を通って横方向に延在する第1の穴を形成するステップと、
    前記第2の側部から前記第1の側部まで前記支持体を通って横方向に延在する第2の穴を形成するステップと、
    前記支持体上に、前記第1の穴内に下方に延在するように構成された第1の保持ピンを含む第1のばね付勢ロック機構を提供するステップと、
    前記支持体上に、前記第2の穴内に下方に延在するように構成された第2の保持ピンを含む第2のばね付勢ロック機構を提供するステップと、
    左支持フレームアームであって、
    前記支持体の前記第1の穴内に配置されるように構成された第1の環状ハブと、
    前記左支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第1のリトラクタを第1の向きに受けて、保持するように構成された第1の複数のポストと、
    前記第1の保持ピンを選択的に受容し、それによって前記左支持フレームアームを前記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された前記第1の環状ハブにある、第1の環状の一連の戻り止めと、
    を備える、左支持フレームアームを提供するステップと、
    右支持フレームアームであって、
    前記支持体の前記第2の穴内に配置されるように構成された第2の環状ハブと、
    前記右支持フレームアームの外縁に沿って配置され、少なくとも第2のリトラクタを第2の向きに受けて、保持するように構成された第2の複数のポストと、
    前記第2の保持ピンを選択的に受容し、それによって前記右支持フレームアームを前記支持体に対して所望の向きに固定するように構成された前記第2の環状ハブにある、第2の環状の一連の戻り止めと、
    を備える、右支持フレームアームを提供するステップと、
    を含む、方法。
  15. 前記支持体の下側に少なくとも1つのポストを配置して、前記少なくとも1つのポストが少なくとも1つの追加のリトラクタを第3の向きに受けて、保持するように構成されるようにするステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の環状ハブ、前記第2の環状ハブ、前記第1の穴、及び前記第2の穴の各々は、円形断面を有するように形成され、それによって前記第1の環状ハブが前記第1の穴内で回転し、前記左支持フレームアームが前記支持体に対して回転することを可能にし、かつ、それによって前記第2の環状ハブが前記第2の穴内で回転し、前記右支持フレームアームが前記支持体に対して回転することを可能にする、請求項14に記載の方法。
  17. 前記第1の環状ハブと前記第1の穴との間の位置合わせを補助するために、前記第1の環状ハブ上にテーパ状の遠位端を形成するステップと、
    前記第2の環状ハブと前記第2の穴との間の位置合わせを補助するために、前記第2の環状ハブ上にテーパ状の遠位端を形成するステップと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記第1のばね付勢ロック機構を提供するステップは、前記第1の保持ピンを前記第1の穴から、前記第1の環状ハブが前記第1の穴に挿入されること、又は前記第1の環状ハブが前記第1の穴内に配置されている間に前記左支持フレームアームが前記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成される前記第1のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分を提供するステップを含み、
    前記第2のばね付勢ロック機構を提供するステップは、前記第2の保持ピンを前記第2の穴から、前記第2の環状ハブが前記第2の穴に挿入されること、又は前記第2の環状ハブが前記第2の穴内に配置されている間に前記右支持フレームアームが前記支持体に対して回転されることを可能にするのに十分な程度後退させるように構成される前記第2のばね付勢ロック機構の少なくとも一部分を提供するステップを含む、
    請求項14に記載の方法。
  19. 迅速接続コネクタを前記支持体に固定するステップをさらに含み、前記迅速接続コネクタが前記支持体を位置決めアームに連結するように構成される、請求項14に記載の方法。
  20. 前記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、湾曲形状を有する、請求項14に記載の方法。
  21. 前記左右の支持フレームアームの各々の少なくとも1つのそれぞれの部分は、略直線形状を有する、請求項14に記載の方法。
  22. 前記第1のリトラクタの近位端に配置された第1の一連の開口を有する前記第1のリトラクタを提供するステップをさらに含み、前記第1の一連の開口が、前記左支持フレームアームの前記第1の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に前記第1のリトラクタの前記近位端を保持するように構成される、請求項14に記載の方法。
  23. 前記第2のリトラクタの近位端に配置された第2の一連の開口を有する前記第2のリトラクタを提供するステップをさらに含み、前記第2の一連の開口が、前記右支持フレームアームの前記第2の複数のポストのうちの1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に前記第2のリトラクタの前記近位端を保持するように構成される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記追加のリトラクタの近位端に配置された追加の一連の開口を有する前記追加のリトラクタを提供するステップをさらに含み、前記一連の開口が、前記支持体の前記下側にある前記少なくとも1つのポストを受容し、それによってそのポスト上に前記追加のリトラクタの前記近位端を保持するように構成される、請求項15に記載の方法。
  25. 前記第1及び第2のリトラクタの少なくとも1つは、それぞれの長さに沿ってテーパ状になっている、請求項23に記載の方法。
  26. 前記第1及び第2のリトラクタはそれぞれ、少なくとも1つの湾曲部分を備える、請求項23に記載の方法。
JP2022549102A 2020-03-03 2021-03-02 外科用組織リトラクタ保持フレーム Active JP7466668B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US202062984363P 2020-03-03 2020-03-03
US62/984,363 2020-03-03
PCT/US2021/020400 WO2021178365A1 (en) 2020-03-03 2021-03-02 Surgical tissue retractor holding frame

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023516563A JP2023516563A (ja) 2023-04-20
JP7466668B2 true JP7466668B2 (ja) 2024-04-12

Family

ID=75267583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022549102A Active JP7466668B2 (ja) 2020-03-03 2021-03-02 外科用組織リトラクタ保持フレーム

Country Status (6)

Country Link
US (2) US11395646B2 (ja)
EP (1) EP4114277A1 (ja)
JP (1) JP7466668B2 (ja)
KR (1) KR20220134620A (ja)
AU (1) AU2021229480B2 (ja)
WO (1) WO2021178365A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050215865A1 (en) 2002-07-18 2005-09-29 Minnesota Scientific, Inc. Method and apparatus for surgical retraction
JP2005532890A (ja) 2002-07-18 2005-11-04 ミネソタ サイエンティフィック, インコーポレイテッド 膝関節を交換するための方法および装置
JP2007289780A (ja) 1996-09-12 2007-11-08 Minnesota Scientific Inc リトラクタ支持体用のクランプ
WO2008055324A2 (en) 2006-11-07 2008-05-15 Stanislav Nestorov Clamping device and retractor system using the same
US20130082157A1 (en) 2011-09-30 2013-04-04 Codman & Shurtleff, Inc. Retractor ring holder

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3509873A (en) * 1967-04-24 1970-05-05 Jack B Karlin Retractor
US4949707A (en) * 1984-11-08 1990-08-21 Minnesota Scientific, Inc. Retractor apparatus
US5897087A (en) * 1994-03-15 1999-04-27 Thompson Surgical Instruments, Inc. CAM tightened universal joint clamp
US6659945B2 (en) * 2001-06-29 2003-12-09 Depuy Orthopaedics, Inc. Self retaining retractor ring
US6790177B2 (en) * 2002-06-27 2004-09-14 Boss Instruments, Ltd. Surgical retractor apparatus
US7125379B2 (en) * 2003-09-19 2006-10-24 Minnesota Scientific, Inc. Surgical support arm docking apparatus
EP1988814B1 (en) * 2006-03-01 2014-07-02 Boss Instruments, Ltd. Surgical retractor frame system
EP2747670A4 (en) * 2011-10-05 2015-06-24 Mark A Dodson MODULAR RETRACTOR AND RELATED METHODS
US9078635B2 (en) * 2012-02-02 2015-07-14 Tedan Surgical Innovations, Llc Anterior hip replacement retractor assembly
US10772704B2 (en) * 2018-03-12 2020-09-15 Zimmer Biomet CMF and Thoracic, LLC End effector coupler for surgical arm
BR112021004991A2 (pt) * 2018-09-17 2021-06-08 Ramon Francisco Cestero retrator cirúrgico de bloqueio ajustável

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289780A (ja) 1996-09-12 2007-11-08 Minnesota Scientific Inc リトラクタ支持体用のクランプ
US20050215865A1 (en) 2002-07-18 2005-09-29 Minnesota Scientific, Inc. Method and apparatus for surgical retraction
JP2005532890A (ja) 2002-07-18 2005-11-04 ミネソタ サイエンティフィック, インコーポレイテッド 膝関節を交換するための方法および装置
WO2008055324A2 (en) 2006-11-07 2008-05-15 Stanislav Nestorov Clamping device and retractor system using the same
US20130082157A1 (en) 2011-09-30 2013-04-04 Codman & Shurtleff, Inc. Retractor ring holder

Also Published As

Publication number Publication date
AU2021229480B2 (en) 2023-11-23
AU2021229480A1 (en) 2022-09-22
WO2021178365A1 (en) 2021-09-10
KR20220134620A (ko) 2022-10-05
US11395646B2 (en) 2022-07-26
EP4114277A1 (en) 2023-01-11
US20230000479A1 (en) 2023-01-05
JP2023516563A (ja) 2023-04-20
US20210275159A1 (en) 2021-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6511423B2 (en) Cross bar for a surgical retractor system
US6659945B2 (en) Self retaining retractor ring
US7300400B2 (en) Pediatric liver retractor
US10357290B2 (en) Apparatus and method for connecting surgical rods
US7824417B2 (en) Guide for a medical device
US5785649A (en) Surgical retractor stay apparatus
US20120053573A1 (en) Surgical Apparatus
JP6277131B2 (ja) ラインを患者に固定するための装置
US20200038131A1 (en) Cable, wire and tube organizer for laparoscopic and hysteroscopic surgery
CA2992288C (en) Adjustable locking surgical retractor
US20100059064A1 (en) Method and Apparatus for Using a Surgical Fixture in an Intra-Operative Computed Tomography Scanner
US9211224B2 (en) Pediatric headrest for skull stabilization and method for use of same
JP2011125733A (ja) 外科用開創器
WO1994004067A1 (en) Method and apparatus for use in endoscopic procedures
ZA200601334B (en) Multiple-blade retractor
KR101554017B1 (ko) 뼈의 일부분을 재배치하기 위하여 골절 수술대와 함께 사용하기 위한 장치 및 방법
US20070238933A1 (en) Posterior approach retractor ring and attachments system
US20120143009A1 (en) Expandable Surgical Access Port
US10285732B2 (en) Skull clamp
PT2674101E (pt) Afastador cirúrgico minimamente invasivo com um campo de visão expandido
US20050107818A1 (en) Vaginal delineation and occlusion device
JP7466668B2 (ja) 外科用組織リトラクタ保持フレーム
CN213156113U (zh) 一种无菌牵开器
AU2022290518A1 (en) Arthroscopic suture management device
BR202019004742U2 (pt) Retrator atraumático para cirurgia laparoscópica

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240402