JP7461468B2 - トランザクション管理方法およびシステム - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、出願番号が201910965337.9であり、出願日が2019年10月11日である中国特許出願に基づいて提出され、この中国特許出願についての優先権を主張するものであり、この中国特許出願の開示全体は、援用により本願に組み込まれるものとする。
本願実施例は、コンピュータの技術分野に関するが、これに限定されるものではなく、具体的には、トランザクション管理方法、システム、ネットワーク機器及び読み取り可能な記憶媒体に関するが、これらに限定されるものではない。
分散データベースについては、分散トランザクションコミットがその中核機能である。分散トランザクションコミットの実施形態は、システムのトランザクション制約レベルを直接決定する。
現在の主流の分散型データベースは、いずれも水平シャーディングの性質を持ち、すなわち、データテーブルが水平(行キーによる)拡張形態を示し、異なる物理ノードに分布する。ユーザが発した構造化照会言語(Structured Query Language、SQL)照会リクエストは、分散データベースを介してマスターノード(Master)にアクセスし、それぞれの参加者(Slave、あるいは参加ノードと呼ばれる))にルーティングされ、それぞれの参加ノード上で実行された後、さらに2フェーズコミットプロトコル(2PC)によりトランザクションコーディネーター(Coordinator、あるいは調停者、コーディネーターノードと呼ばれる)とインタラクションし、トランザクションのコミットまたはロールバックを完了する。
具体的には、2フェーズコミットプロトコル2PCにおいて、第1フェーズは、投票フェーズと呼ばれ、トランザクションコーディネーターにより各物理ノードに対して投票リクエストを発行し、各参加ノードが該トランザクションの本ノードでの動作ステータス(「レディ」prepareまたは「終了」abort)をログに書き込み、このステータスをトランザクションコーディネーターに送信する。第2フェーズは、決定フェーズと呼ばれ、第1フェーズにおける各参加ノードの動作ステータスに応じてトランザクションコーディネーターにより決定される。全ての参加ノードが「レディ」ステータスであれば、全ての参加ノードに対して「コミット(commit)」コマンドを発行する。参加ノードのステータスが「終了」であれば、全ての参加ノードに「ロールバック(rollback)」コマンドを発行する。参加ノードは、トランザクションコーディネーターのコマンドを受けて、ローカルで「コミット」又は「ロールバック」の動作を実行し、「コミット」又は「ロールバック」のステータスをログに書き込み、トランザクションコーディネーターに返信する。最後に、トランザクションコーディネーターにより、Masterマスターノードにそのトランザクションの実行状況(「コミット」は成功、「ロールバック」は失敗)をフィードバックする。
本願実施例は、トランザクション管理方法を提供し、このトランザクション管理方法では、コーディネーターノードが、マスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信することと、前記コーディネーターノードが、前記SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードに送信することと、参加ノードが、前記サブリクエストSubSQLを受信して処理し、前記サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信することと、前記参加ノードが、前記マスターノードまたはコーディネーターノードが発したステータス照会情報に応じて、現在前記参加ノードの既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックすることと、を含む。
本願実施例は、トランザクション管理システムをさらに提供し、このトランザクション管理システムは、マスターノードと、コーディネーターノードと、複数の参加ノードとを含み、前記コーディネーターノードが、マスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信し、前記コーディネーターノードが、前記SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードに送信し、参加ノードが、前記サブリクエストSubSQLを受信して処理し、前記サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信し、前記参加ノードが、前記マスターノードまたはコーディネーターノードが発したステータス照会情報に応じて、現在前記参加ノードの既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックするよう構成されている。
本願実施例は、ネットワーク機器をさらに提供し、このネットワーク機器は、プロセッサと、メモリと、通信バスとを備え、通信バスが、プロセッサとメモリとの間の接続通信を実現するためのものであり、プロセッサが、メモリに記憶された1つまたは複数のコンピュータプログラムを実行して、上記のトランザクション管理方法のステップを実現することに用いられる。
本願実施例は、上記のトランザクション管理方法のステップを実現するように、1つまたは複数のプロセッサにより実行可能な1つまたは複数のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
図1は、本願の実施例1によるトランザクション管理方法のフローチヤ一トである。 図2は、本願の実施例2によるトランザクション管理方法のフローチヤ一トである。 図3は、本願の実施例3によるトランザクション管理システムの構成を示す図である。 図4は、本願の実施例4によるネットワーク機器の構成を示す図である。
本願の目的、技術考案および利点をより明らかにするために、以下、図面を参照しながら、本願の実施例について詳細に説明する。なお、ここで説明される具体的な実施例は、あくまでも本願を解釈するためのものであり、本願を限定するものではないと理解される。
幾つかの場合、2PCプロトコルには、第1フェーズの参加ノードがトランザクションコーディネーターに自身のステータスを送信した後、「レディ」状態であれば、トランザクションコーディネーターの決定コマンドを待ち続ける必要があり、タイムアウト論理が無いという重要な欠点がある。以上のプロトコルでは、各参加ノードの間に相互通信メカニズムがないため、最終的な「コミット」または「ロールバック」はトランザクションコーディネーターにより決定する必要がある。以上より、2フェーズコミットプロトコルでは、トランザクションコーディネーターが故障すると、輻輳を招き、システムのトランザクション処理能力が低下する。
本願実施例によって提供されるトランザクション管理方法、システム、ネットワーク機器及び読み取り可能な記憶媒体は、主に解決する技術課題は、関連技術において、ログ管理が輻輳しやすく、トランザクション処理効率が低下することである。
実施例1
本実施例は、トランザクション管理方法を提供し、図1を参照して、この方法は以下を含む。
S101:コーディネーターノードCoordinatorは、マスターノードMasterによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信する。
S102:コーディネーターノードは、SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードSlaveに送信する。
S103:参加ノードは、サブリクエストSubSQLを受信して処理し、サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信する。
S104:参加ノードは、マスターノードまたはコーディネーターノードが発したステータス照会情報に応じて、現在参加ノードの既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックする。
マスターノードは、システムと外界、すなわちユーザとのインタラクションの役割を果たし、マスターノードにより、ユーザから発せられたSQLリクエストを受け付けることで、本実施例におけるトランザクション管理フローをさらに起動する。そして、マスターノードは、コーディネーターノードまたは参加ノードに照会リクエストを選択的に送信し、その応答メッセージを待つことができる。
マスターノードは、SQLリクエストをコーディネーターノードに送信する。コーディネーターノードは、マスターノードと各参加ノードとの間の中継の役割を果たし、コーディネーターノードは、SQLリクエストを分解してサブリクエストSubSQLを得た後、サブリクエストSubSQLを各々の参加ノードに送信して処理実行を行う。また、コーディネーターノードは、参加ノードから送信された関連実行ステータス情報をも受信し、参加ノードのステータスを記録する一方で、マスターノードが発した照会リクエストに応答することもできる。
参加ノードは、コーディネーターノードが送信したサブリクエストSubSQLを受信して処理し、サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、また、同時に他の参加ノードが送信した実行ステータス情報を受信することができる。これにより、参加ノード自身が情報を取得して決定することができるため、システムの柔軟性が向上し、システムの輻輳率が低下する。
本実施例では、マスターノード、コーディネーターノードおよび参加ノードの間に存在し得る各種のメッセージプリミティブは、以下のものを含むが、これに限定されるものではない。
「グローバルトランザクション起動」メッセージ:マスターノードMasterからトランザクションコーディネーターCoordinatorへ送信され、SQLリクエストとトランザクションシーケンス番号TXとを含む。
「グローバルトランザクション完了」メッセージ:参加ノードSlaveからマスターノードMasterへ送信され、TX、グローバルフラグGlobalFlag(ここで、「Success」はグローバル成功を示し、「Fail」はグローバル失敗を示す)を含む。
「ローカルトランザクション起動」メッセージ:トランザクションコーディネーターCoordinatorからTXmsgMgrによりSlaveへ送信され、TX、サブリクエストSubSQL(グローバルトランザクションSQLリクエストがCoordinatorによって分割されたもの)、今回のトランザクションがグローバル結果をMasterへフィードバックするSlave、TXLogMgrのパラメータP1、TXmsgMgrのパラメータP2、タイムアウト時間を含む。
「ローカルトランザクションステータス通知」メッセージ:S1aveからTXmsgMgrにより他のS1ave及び/又はCoordinatorへ送信され、TX、S1ave標識ID、Status(「Prepare」はローカルレディを示し、「Abort」はローカル中止を示す)を含む。ここで、StatusSetは、トランザクションTXのデータセットを示し、当該セット内の各要素は、当該TXのある参加者におけるステータス(「レディ」又は「中止」)を示す。
「グローバルトランザクションステータス照会」メッセージ:S1ave/MasterからCoordinator/Slaveへ送信され、TXを含む。
「グローバルトランザクションステータス応答」メッセージ:Coordinator/SlaveからSlave/Masterへ送信され、TX、StatusSet(これまで、そのローカルに格納されている、シーケンス番号がTXのグローバルトランザクションが各ノードでのローカルトランザクションステータス集合)を含む。
「タイムアウト通知」メッセージ:S1aveで設定されたタイムアウトタイマによってそれ自身に送信され、TXを含む。
「アラート通知」メッセージ:Master/Slaveで設定された警報タイマーによってそれ自身に送信され、TXを含む。
参加ノードは、トランザクション処理中に以下の動作を行う。
ローカルトランザクション実行動作OpExecute:まず、TXLogMgrコンポーネントによりローカルストレージデバイスに「TXBegin」レコードを書き込み、次にSQLリクエスト動作を実行してローカルロックリソースを取得し、その間にTXLogMgrコンポーネントによりローカルストレージデバイスにデータ変化情報を書き込む。
ローカルトランザクションコミット動作OpCommit:まず、ローカルロックリソースを解放し、次に、TXLogMgrコンポーネントによりローカルストレージデバイスに「Commit」レコードを書き込む。さらに、このSlaveがMasterに応答を返すように指定されると、「グローバルトランザクション完了」メッセージをMasterへ送信し、GlobalFlagを「グローバル成功Success」とする。
ローカルトランザクションロールバック動作OpRollback:まず、ローカルストレージデバイス情報を読み取り、ローカルトランザクションデータ変化情報を用いてデータ上書きを行い、次にローカルロックリソースを解放し、最後にTXLogMgrコンポーネントによりローカルストレージデバイスに「Rollback」レコードを書き込む。さらに、このSlaveがMasterに応答を返すように指定されると、「グローバルトランザクション完了」メッセージをMasterに送信し、GlobalFlagを「グローバル失敗Fail」とする。
幾つかの実施例では、コーディネーターノードがマスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信することにおいて、マスターノードがSQLリクエストを転送するときに、さらに警報タイマーを起動することを含んでもよい。
幾つかの実施例では、コーディネーターノードがSQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードに送信することは、コーディネーターノードが参加ノード毎にSQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解し、参加ノードのネットワークパラメータを設定すること、を含んでもよく、ネットワークパラメータには、ログTXLogMgrパラメータ、メッセージTXmsgMgrパラメータ、タイムアウト時刻情報の少なくとも1つが含まれる。適切なネットワークパラメータは、システムのトランザクション処理効率を向上することができる。
TXLogMgr:コーディネーターノード及び参加ノードのプログラムの中で、このプログラムのログの読み取りおよび書き込み操作を処理する。TXLogMgrコンポーネントによって書き込まれるターゲット媒体は、磁気ディスク、またはNANDフラッシュメモリ、PCM相変化メモリなどの不揮発性ストレージデバイスであり、TXLogMgrが書き込みリクエストを受信すると、ローカルバッファリングを実行し、バッファリング時間が「書き込み間隔パラメータ」P1となり、ターゲット媒体への実際の書き込みは、バッファリング時間の終了まで実行されない。つまり、TXLogMgrパラメータとは、書き込み間隔パラメータP1を意味する。
TXmsgMgr:コーディネーターノード及び参加ノードのプログラムの中で、このプログラムのネットワーク通信操作を処理する。TXmsgMgrコンポーネントは、従来の通信機器、またはRDMAプロトコルでサポートされる通信機器などのリモートダイレクトデータアクセス(Remote Direct Memory Access)プロトコルでサポートされる通信機器を使用して通信でき、TXmsgMgrコンポーネントの通信は、例えば、マルチキャストプロトコルを用いても、ユニキャストを用いてもよい。TXmsgMgrは送信リクエストを受信すると、ローカルバッファリングを行い、バッファリング時間が「送信間隔パラメータ」P2となり、実際の送信は、バッファリング時間が経過するまで実行されない。つまり、TXmsgMgrパラメータとは、送信間隔パラメータP2を意味する。
幾つかの実施例において、参加ノードのネットワークパラメータは、さらに、コーディネーターノードが参加ノードの中から、マスターノードに返信する特定の参加ノード情報を指定することを含んでもよい。参加ノードは、マスターノードが発した照会リクエストを直接返信することができるが、コーディネーターノードはそれまでに多数の参加ノードの中から、マスターノードに返信する特定の参加ノードを指定することができる。
幾つかの実施例において、コーディネーターノードは、TXmsgMgrにより、該当する参加ノードにネットワークパラメータを送信する。
幾つかの実施例において、参加ノードがサブリクエストSubSQLを受信して処理することは、参加ノードが、レディ状態または中止状態になるまでローカルトランザクション実行操作を行うことを含んでもよい。
幾つかの実施例では、参加ノードがローカルトランザクション実行操作を行うことにおいて、中止状態に達すると、さらに、参加ノードがロールバックrollback動作を実行することを含む。
幾つかの実施例では、参加ノードがローカルトランザクション実行操作を行うことにおいて、レディ状態に達すると、さらに、レディ状態に対応する実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、レディ状態をローカルストレージに書き込むことを含んでもよい。
幾つかの実施例では、他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信した後、さらに、ローカルの実行ステータス情報と、受信した他のノードによって処理されたサブリクエストSubSQLの実行ステータス情報とを、ローカルトランザクションステータスの集合にマージし、ローカルストレージに書き込むことを含んでもよい。
幾つかの実施例では、参加ノードが、マスターノード及び/又はコーディネーターノードにグローバルトランザクションステータス照会メッセージを発行し、トランザクションTXの最新のステータスをアクティブに照会することを含んでもよい。
幾つかの実施例では、コーディネーターノードが、マスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信する前に、さらに、システムを初期化することと、マスターノード、コーディネーターノード及び参加ノードをマルチキャストグループに追加することと、事前設定された時間長内にシステムによって起動と完了されたトランザクション状況を集計することと、システムによって起動と完了されたトランザクション状況に基づいて、ログTXLogMgrパラメータ、メッセージTXmsgMgrパラメータの値を設定することと、を含む。
分散トランザクションの復帰フローでは、参加者Slaveの行動がトランザクション整合性に合致することを確保する必要がある。
TXLogMgrによって書き込まれたSlaveログをトラバースし、トランザクションごとに、
「TXBegin」と「Prepare」、「Commit」のレコードがあった場合、操作不要となり、
「TXBegin」と「Prepare」、「Rollback」のレコードがあった場合、操作不要となり、
「TXBegin」と「Rollback」のレコードしかない場合、操作不要となり、
「TXBegin」のレコードしかない場合、ローカルトランザクションロールバック動作OpRollbackが実行され、
「TXBegin」と「Prepare」のレコードしかない場合、全ての参加者のステータスが取得されるまで、TXmsgMgrにより「グローバルトランザクションステータス照会」メッセージをコーディネーターおよび他の参加者に送信し、TX全ての参加者が「レディ」状態であれば、ローカルトランザクションコミット動作OpCommitが実行され、そうでなければ、ローカルトランザクションロールバック動作OpRollbackが実行される。
本実施例により提供されるトランザクション管理方法では、コーディネーターノードが、マスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信し、コーディネーターノードが、SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードに送信し、参加ノードが、サブリクエストSubSQLを受信して処理し、サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信し、参加ノードが、マスターノードまたはコーディネーターノードが発したステータス照会情報に応じて、現在参加ノードの既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックする。これによって、各参加ノードによっても実行ステータス情報に対する個別の送受信、およびステータス照会情報へのフィードバックを行うことができ、システムの柔軟性が向上し、輻輳率が低減し、トランザクション処理効率が向上する。
実施例2
本実施例では、トランザクション処理方法および対応するトランザクション処理システムについて示すが、まず、図2を参照して以下のように定義する。
Psを、システムのこのサイクルで起動された書き込みトランザクション数の離散空間とし、|P|をPs空間のスケール(規模)とする。
pは、システムのこのサイクルで起動された書き込みトランザクション数が存在するPs区間の番号であり、ここで、|P|>p>=0である。
Fsを、システムのこのサイクルで完了した書き込みトランザクション数の離散空間とし、|F|をFs空間のスケール(規模)とする。
fは、システムのこのサイクルで完了した書き込みトランザクション数が存在するFs区間の番号であり、ここで、|F|>f>=0である。
Esを、システムがTXLogMgrのログ書き込み間隔比率をアップする離散空間とし、|E|をEsのスケール(規模)とする。
eは、システム関連行為のEs区間における番号であり、ここで、|E|>e>=0である。
Dsを、システムがTXmsgMgrのメッセージ送信間隔比率をアップする離散空間とし、|D|をDsのスケール(規模)とする。
dは、システム関連行為のDs区間における番号であり、ここで、|D|>d>=0である。
ステータス空間S:1次元離散化<Ps、Fs>、Sにおける添字i=p*|F|+f。
行動空間A:1次元離散化<Es、Ds>、Aにおける添字j=e*|D|+d。
行動価値テーブルQ:2次元配列、ここで、Q[i、j]はステータスSiでの行動Ajの評価スコアを表す。
報酬R:システムがこのサイクルでトランザクションを書き込むのにかかる平均時間の加速率である。
学習率LearningRate:行動価値テーブルQに対する更新効率を決定する。
利用率eps:システムが現在の最適なパラメータ設定を採用する確率を決定する。
このトランザクション処理システムは、次のようなシステム挙動を有する。
システム初期化:
システム初期化には、以下の内容が含まれ、
行動価値テーブルQをランダムに初期化し、
このサイクルにおける、システムによって起動および完了された書き込みトランザクションの数に応じて、初期化ステータスSinitを決定し、
Ainitの初期化選択:現在のステータスSinitに応じてeps確率で、Qテーブルのうち、ステータスSinit下で最高評価スコアが存在するアクションAinitを選択し、S0におけるアクションAinitを1-eps確率でランダムに選択し、
Ac=Ainit、Sc=Sinitとし、Acにおける行動を実行し、TXLogMgrの書き込み間隔P1と、TXmsgMgrの送信間隔P2とを設定する。
行動価値テーブルを定期的にトレーニングし、現在の行動を選択すること:
このサイクルにおいてAcが行われる環境報酬Rを算出し、
このサイクルにおける、システムによって起動および完了された書き込みトランザクションの数に応じて、現在のステータスSnextを決定し、
Anextの選択:ステータスSnextに応じてeps確率で、Qテーブルのうち、ステータスSnext下で最高評価スコアが存在するアクションAnextを選択し、SnextにおけるアクションAnextを1-eps確率でランダムに選択する。
行動価値学習:
Q[Sc、Ac]=Q[Sc、Ac]+Learning Rate*(R+0.5*Q[Snext、Anext]-Q[Sc、Ac])
Ac=Anext、Sc=Snextとし、Acにおける行動を実行し、TXLogMgrの書き込み間隔P1と、TXmsgMgrの送信間隔P2とを調整する。
表1に示すように、ステータス空間Sを定義する。
表1
表2に示すように、行動空間Sを定義する。
表2
行動価値テーブルQを定義する。ランダム正規初期化:Q[i、j]はステータスSiでの行動Ajの価値である。表3を参照する。
表3
学習率LearningRateを0.1と定義し、
利用率epsを0.7と定義し、
TXLogMgr書き込み間隔を150usとし、
TXmsgMgr送信間隔を30usとした。
S201:システム初期化
このサイクルにおける、システムによって起動および完了された書き込みトランザクションの数に応じて、初期化ステータスSinit(例えば、現在のシステムは5分以内に5000トランザクションを起動し、4000トランザクションを完了すると、SinitはS4となる。)を決定する。
Ainitの初期化選択:現在のステータスSinitに応じてeps確率で、Qテーブルのうち、ステータスSinit下で最高評価スコアが存在するアクションAinitを選択し、S0におけるアクションAinitを1-eps確率でランダムに選択する。(例えば、最後に選択されたAinitがA8であれば、PI/P2パラメータはそれぞれ10%アップする。)
Ac=Ainit、Sc=Sinitとし、Acにおける行動を実行し、TXLogMgrの書き込み間隔P1と、TXmsgMgrの送信間隔P2とを設定する。
各ネットワーク要素Master/Slave/Coordinatorは、互いに通信接続を確立しており、本実施例において、各ネットワーク要素はマルチキャスト通信モードを採用し、同一のマルチキャストグループに参加している。
S02:システム実行
TXmsgMgrコンポーネントの通信最下層にRDMAデバイスとマルチキャスト通信プロトコルを採用し、TXLogMgrコンポーネントのストレージデバイスは、フラッシュメモリデバイスに基づく。前述の分散コミットプロトコルに従ってトランザクションコミットが行なわれ、この間、TXLogMgrの動作ポリシーは、P1により決定され、TXmsgMgrの動作ポリシーは、P2により決定される。
現在の期間にトランザクションコミットにかかった平均時間を集計する。
現在の期間にシステムがトランザクションを起動した回数TXStartsを集計する。
現在の期間にシステムがトランザクションを完了した回数TXEndsを集計する。
S203:システム動的更新
このサイクルでの環境報酬R(システムがこのサイクルでトランザクションを書き込むのにかかる平均時間が、以前の加速率に対するもの)を計算する。
このサイクルにおけるシステムのトランザクション起動数TXStartsと完了数TXEndsに応じて、現在のステータスSnextを決定する。
Anextの選択:ステータスSnextに応じてeps確率で、Qテーブルのうち、ステータスSnext下で最高評価スコアが存在するアクションAnextを選択し、SnextにおけるアクションAnextを1-eps確率でランダムに選択する。
S204:行動価値学習
Q[Sc、Ac]=Q[Sc、Ac]+Learning Rate*(R+0.5*Q[Snext、Anext]-Q[Sc、Ac])
Ac=Anext、Sc=Snextとし、Acにおける行動を実行し、TXLogMgrの書き込み間隔P1と、TXmsgMgrの送信間隔P2とを調整する。
実施例3
本実施例では、トランザクション管理システムが提供される。図3を参照して、このシステムは、マスターノード31、コーディネーターノード32、および複数の参加ノード33を含み、そのうち、コーディネーターノード32が、マスターノード31によって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信し、コーディネーターノード32が、SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノード33に送信し、参加ノード33が、サブリクエストSubSQLを受信して処理し、サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード32及び/又は他の参加ノード33に送信し、他の参加ノード33がそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信し、参加ノード33が、マスターノード31またはコーディネーターノード32が発したステータス照会情報に応じて、現在参加ノード33の既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックするよう構成されている。
マスターノード31は、システムと外界、すなわちユーザとのインタラクションの役割を果たし、マスターノード31により、ユーザから発せられたSQLリクエストを受け付けることで、本実施例におけるトランザクション管理フローをさらに起動する。そして、マスターノード31は、コーディネーターノード32または参加ノード33に照会リクエストを選択的に送信し、その応答メッセージを待つことができる。
マスターノード31は、SQLリクエストをコーディネーターノード32に送信する。コーディネーターノード32は、マスターノード31と各参加ノード33との間の中継の役割を果たし、コーディネーターノード32は、SQLリクエストを分解してサブリクエストSubSQLを得た後、サブリクエストSubSQLを各々の参加ノード33に送信して処理実行を行う。また、コーディネーターノード32は、参加ノード33から送信された関連実行ステータス情報をも受信し、参加ノード33のステータスを記録する一方で、マスターノード31が発した照会リクエストに応答することもできる。
参加ノード33は、コーディネーターノード32が送信したサブリクエストSubSQLを受信して処理し、サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード32及び/又は他の参加ノード33に送信し、また、同時に他の参加ノード33が送信した実行ステータス情報を受信することができる。これにより、参加ノード33自身が情報を取得して決定することができるため、システムの柔軟性が向上し、システムの輻輳率が低下する。
幾つかの実施例では、コーディネーターノード32がマスターノード31によって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信することにおいて、マスターノード31がSQLリクエストを転送するときに、さらに警報タイマーを起動することを含んでもよい
幾つかの実施例では、コーディネーターノード32がSQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノード33に送信することは、コーディネーターノード32が参加ノード33毎にSQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解し、参加ノード33のネットワークパラメータを設定すること、を含んでもよく、ネットワークパラメータには、ログTXLogMgrパラメータ、メッセージTXmsgMgrパラメータ、タイムアウト時刻情報の少なくとも1つが含まれる。適切なネットワークパラメータは、システムのトランザクション処理効率を向上することができる。
幾つかの実施例において、参加ノード33のネットワークパラメータは、さらに、コーディネーターノード32が参加ノード33の中から、マスターノード31に返信する特定の参加ノード33情報を指定することを含んでもよい。参加ノード33は、マスターノード31が発した照会リクエストを直接返信することができるが、コーディネーターノード32はそれまでに多数の参加ノード33の中から、マスターノード31に返信する特定の参加ノード33を指定することができる。
幾つかの実施例において、コーディネーターノード32は、TXmsgMgrにより、該当する参加ノード33にネットワークパラメータを送信する。
幾つかの実施例において、参加ノード33がサブリクエストSubSQLを受信して処理することは、参加ノード33が、レディ状態または中止状態になるまでローカルトランザクション実行操作を行うことを含んでもよい。
幾つかの実施例では、参加ノード33がローカルトランザクション実行操作を行うことにおいて、中止状態に達すると、さらに、参加ノード33がロールバックrollback動作を実行することを含む。
幾つかの実施例では、参加ノード33がローカルトランザクション実行操作を行うことにおいて、レディ状態に達すると、さらに、レディ状態に対応する実行ステータス情報をコーディネーターノード32及び/又は他の参加ノード33に送信し、レディ状態をローカルストレージに書き込むことを含んでもよい。
幾つかの実施例では、他の参加ノード33がそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信した後、さらに、ローカルの実行ステータス情報と、受信した他のノードによって処理されたサブリクエストSubSQLの実行ステータス情報とを、ローカルトランザクションステータスの集合にマージし、ローカルストレージに書き込むことを含んでもよい。
幾つかの実施例では、参加ノード33が、マスターノード31及び/又はコーディネーターノード32にグローバルトランザクションステータス照会メッセージを発行し、トランザクションTXの最新のステータスをアクティブに照会することを含んでもよい。
幾つかの実施例では、コーディネーターノード32が、マスターノード31によって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信する前に、さらに、システムを初期化することと、マスターノード31、コーディネーターノード32及び参加ノード33をマルチキャストグループに追加することと、事前設定された時間長内にシステムによって起動と完了されたトランザクション状況を集計することと、システムによって起動と完了されたトランザクション状況に基づいて、ログTXLogMgrパラメータ、メッセージTXmsgMgrパラメータの値を設定することと、を含む。
本実施例により提供されるトランザクション管理システムでは、コーディネーターノード32が、マスターノード31によって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信し、コーディネーターノード32が、SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノード33に送信し、参加ノード33が、サブリクエストSubSQLを受信して処理し、サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード32及び/又は他の参加ノード33に送信し、他の参加ノード33がそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信し、参加ノード33が、マスターノード31またはコーディネーターノード32が発したステータス照会情報に応じて、現在参加ノード33の既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックする。これによって、各参加ノード33によっても実行ステータス情報に対する個別の送受信、およびステータス照会情報へのフィードバックを行うことができ、システムの柔軟性が向上し、輻輳率が低減し、トランザクション処理効率が向上する。
実施例4
本実施例は、ネットワーク機器をさらに提供する。図4に示すように、このネットワーク機器は、プロセッサ41と、メモリ42と、通信バス43とを備え、通信バス43が、プロセッサ41とメモリ42との間の接続通信を実現するためのものであり、プロセッサ41が、メモリ42に記憶された1つまたは複数のコンピュータプログラムを実行して、上記の各実施例におけるトランザクション管理方法のステップを実現することに用いられる。ここで再び贅言しない。
本実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、情報(コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、コンピュータプログラムモジュール、又はその他のデータ)を記憶するための任意の方法または技術において実施される、揮発性または不揮発性、リムーバブルまたは非リムーバブルメディアを含む。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)、ROM(Read-Only Memory:読み取り専用メモリ)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable read only memory)、フラッシュメモリやその他のメモリ技術、CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、その他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージやその他の磁気記憶システム、あるいは所望の情報を記憶することができかつコンピュータからアクセス可能な任意のその他の媒体を含むが、これらに限らない。
本実施例におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、1つまたは複数のコンピュータプログラムを記憶するために使用でき、記憶された1つまたは複数のコンピュータプログラムは、上述した各実施例におけるトランザクション管理方法の少なくとも1つのステップを実現するように、プロセッサによって実行され得る。
本実施例は、コンピュータプログラム(またはコンピュータソフトウェアと称する)をさらに提供し、このコンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体に配布され、コンピューティングシステムによって実行されて、上述した各実施例におけるトランザクション管理方法の少なくとも1つのステップを実現することができる。
本実施例は、上述のようなコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能なシステムを含むコンピュータプログラム製品も提供する。本実施例におけるコンピュータ読み取り可能なシステムは、上述のようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含んでもよい。
このように、上記に開示された方法の全部または一部のステップ、システム、システムにおける機能モジュール/ユニットは、ソフトウェア(計算システムが実行可能なコンピュータプログラムコードによって実現可能)、ファームウェア、ハードウェア及びその適切な組み合わせとして実装されてもよいことは、当業者にとって明らかである。ハードウェアの実施形態において、上述の説明で述べた機能モジュール/ユニットの間の分割は、必ずしも物理コンポーネントの分割に対応するわけではなく、例えば、1つの物理コンポーネントが複数の機能を有していてもよいし、1つの機能またはステップが複数の物理コンポーネントによって協動して実行されてもよい。幾つかの物理コンポーネント又は全ての物理コンポーネントは、中央処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、又はマイクロプロセッサなどのプロセッサにより実行されるソフトウェアとして実装されてもよいし、ハードウェアとして実装されてもよいし、専用集積回路などの集積回路として実装されてもよい。
また、当業者によく知られているように、通信媒体は通常、コンピュータ読取可能な命令、データ構造、コンピュータプログラムモジュール、または搬送波や他の伝送機構などの変調データ信号内のその他のデータを含み、任意の情報配信媒体を含むことができる。従って、本願は、ハードウェアとソフトウェアとのいかなる特定の組合せに制限されない。
以上は、本願実施例に対して具体的な実施形態をあわせて更に詳細に説明したものであり、本願の具体的説実施形態は、これらの説明に限ったものであると認定できない。当業者にとっては、本願の構想を逸脱することなく、いくつかの簡単な推論や置換をすることが可能であり、いずれも本願の保護範囲に属するものと見なすべきである。

Claims (12)

  1. コーディネーターノードが、マスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信することと、
    前記コーディネーターノードが、前記SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードに送信することと、
    参加ノードが、前記サブリクエストSubSQLを受信して処理し、前記サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信することと、
    前記参加ノードが、前記マスターノードが発したステータス照会情報に応じて、現在前記参加ノードの既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックすることと、を含む、
    ことを特徴とするトランザクション管理方法。
  2. 前記のコーディネーターノードがマスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信することにおいて、前記マスターノードがSQLリクエストを転送するときに、さらに、
    警報タイマーを起動することを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトランザクション管理方法。
  3. 前記のコーディネーターノードが前記SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードに送信することは、
    前記コーディネーターノードが、前記参加ノード毎に、前記SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解し、前記参加ノードのネットワークパラメータを設定すること、を含み、前記ネットワークパラメータには、ログTXLogMgrパラメータ、メッセージTXmsgMgrパラメータ、タイムアウト時刻情報の少なくとも1つが含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトランザクション管理方法。
  4. 前記参加ノードのネットワークパラメータには、さらに、
    前記コーディネーターノードが前記参加ノードの中から、前記マスターノードに返信する特定の参加ノード情報を指定することが含まれる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のトランザクション管理方法。
  5. 前記コーディネーターノードは、前記メッセージTXmsgMgrパラメータにより、該当する前記参加ノードに前記ネットワークパラメータを送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のトランザクション管理方法。
  6. 前記の参加ノードが前記サブリクエストSubSQLを受信して処理することは、
    前記参加ノードが、レディ状態または中止状態になるまでローカルトランザクション実行操作を行うこと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のトランザクション管理方法。
  7. 前記参加ノードがローカルトランザクション実行操作を行うことにおいて、中止状態に達すると、
    前記参加ノードがロールバックrollback動作を実行することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載のトランザクション管理方法。
  8. 前記参加ノードがローカルトランザクション実行操作を行うことにおいて、レディ状態に達すると、
    レディ状態に対応する実行ステータス情報を前記コーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、前記レディ状態をローカルストレージに書き込むことをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載のトランザクション管理方法。
  9. 前記の他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信した後、さらに、
    ローカルの実行ステータス情報と、受信した他のノードによって処理されたサブリクエストSubSQLの実行ステータス情報とを、前記ローカルトランザクションステータスの集合にマージし、ローカルストレージに書き込むこと、を含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載のトランザクション管理方法。
  10. 前記参加ノードが、マスターノード及び/又はコーディネーターノードにグローバルトランザクションステータス照会メッセージを発行し、トランザクションTXの最新のステータスをアクティブに照会すること、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のトランザクション管理方法。
  11. 前記コーディネーターノードが、マスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信する前に、さらに、
    システムを初期化することと、
    前記マスターノード、コーディネーターノード及び参加ノードをマルチキャストグループに追加することと、
    事前設定された時間長内にシステムによって起動と完了されたトランザクション状況を集計することと、
    前記システムによって起動と完了されたトランザクション状況に基づいて、ログTXLogMgrパラメータ、メッセージTXmsgMgrパラメータの値を設定することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のトランザクション管理方法。
  12. マスターノードと、コーディネーターノードと、複数の参加ノードとを含み、
    前記コーディネーターノードが、マスターノードによって転送された外部から発せられた構造化照会言語SQLリクエストを受信し、
    前記コーディネーターノードが、前記SQLリクエストをサブリクエストSubSQLに分解して、各該当の参加ノードに送信し、
    参加ノードが、前記サブリクエストSubSQLを受信して処理し、前記サブリクエストSubSQLの実行ステータス情報をコーディネーターノード及び/又は他の参加ノードに送信し、他の参加ノードがそれぞれのサブリクエストSubSQLを処理した実行ステータス情報を受信し、
    前記参加ノードが、前記マスターノードが発したステータス照会情報に応じて、現在前記参加ノードの既存のローカルトランザクションステータスの集合をフィードバックするよう構成されている、
    ことを特徴とするトランザクション管理システム。
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