JP7460857B1 - 異常領域特定装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

異常領域特定装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Abstract

異常領域特定装置が、判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する第1の判断部と、第1の判断部によって判断対象領域に異常部分が含まれると判断された場合、第1の判断部によって異常部分が含まれると判断された判断対象領域を複数の領域に分割する分割部と、分割部によって分割された複数の領域に異常部分が含まれるか否かを判断する第2の判断部と、第2の判断部によって複数の領域に異常部分が含まれないと判断された場合、複数の領域を異常領域として特定する異常領域特定部と、を備える。

Description

本開示は、異常領域特定装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
従来、加工面データを利用して、加工面に異常部分が存在するか否かの評価が行われている(例えば、特許文献1)。例えば、加工面データが示す領域を所定のサイズで分割して生成された複数の領域に異常部分が含まれるか否かが判断される。
特開2021-105825号公報
しかし、従来の技術では、各領域の中のどの位置に異常部分が存在するかを検知することはできない。そのため、加工面に形成された異常部分を精度よく特定するための技術が求められる。
本開示の異常領域特定装置は、加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する第1の判断部と、第1の判断部によって判断対象領域に異常部分が含まれると判断された場合、第1の判断部によって異常部分が含まれると判断された判断対象領域を複数の領域に分割する分割部と、分割部によって分割して生成された複数の領域毎にそれぞれ異常部分が含まれるか否かを判断する第2の判断部と、第2の判断部によって領域に異常部分が含まれないと判断が複数の領域の全てにおいてされた場合、複数の領域全てを異常領域として特定する異常領域特定部と、を備える。
本開示のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断することと、判断対象領域に異常部分が含まれると判断された場合、異常部分が含まれると判断された判断対象領域を複数の領域に分割することと、分割された複数の領域毎にそれぞれ異常部分が含まれるか否かを判断することと、領域に異常部分が含まれないと判断が複数の領域の全てにおいてされた場合、複数の領域の全てを異常領域として特定することと、をコンピュータに実行させる命令を記憶する。
加工面データの一例を示す図である。 加工面データが示す加工面の一例である。 加工面の一部の断面図である。 加工面データの分割について説明するための図である。 加工面データの分割について説明するための図である。 加工面データの分割について説明するための図である。 異常領域特定装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 異常領域特定装置の機能の一例を示すブロック図である。 分割部によって分割される判断対象領域の一例を示す図である。 異常領域特定部によって生成された加工面データの一例である。 異常領域特定装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 類似判断部および異常特定部を備えた異常領域特定装置の機能の一例を示すブロック図である。 加工時の工具の移動速度を示す加工面データの一例である。 異常領域が特定された加工面データの一例である。 加工時のバックラッシュ補正量を示す加工面データの一例である。 異常領域が特定された加工面データの一例である。 第1の異常領域を含む加工面データを示す図である。 第2の異常領域を含む加工面データを示す図である。 第3の異常領域を含む加工面データを示す図である。 異常領域特定装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態に係る異常領域特定装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は、省略する場合がある。
本願でいう「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。
〈第1の実施形態〉
異常領域特定装置は、加工面データの異常領域を特定する装置である。加工面データは、加工面に関する情報を示す二次元データである。加工面に関する情報は、例えば、加工面の凹凸である。
図1は、加工面データの一例を示す図である。加工面データは、格子状に区分された各領域に加工面の高さを示す数値N1、N2、N3が関連付けて記録されたデータである。図示は省略しているが、他の領域についても同様に加工面の高さを示す数値が関連付けて記録される。これにより、加工面データは、加工面の凹凸を示すことができる。
加工面データは、例えば、加工シミュレーションによって生成されたデータである。加工シミュレーションは、例えば、加工機による切削加工のシミュレーションである。
加工シミュレーションは、加工機の仮想モデル、加工プログラム、および加工条件など利用して、加工面データを生成する処理である。
仮想モデルは、例えば、加工機を構成する構造物のモデルおよびワークのモデルを含む。構造物のモデルは、構造物の形状、重量、強度、材質などの情報に基づいて生成される。ワークのモデルは、ワークの形状、重量、強度、材質などの情報に基づいて生成される。
加工面に関する情報を示す加工面データは、加工プログラムを用いて加工機によって実際に加工された加工面の測定結果に基づいて生成されてもよい。加工機によって加工面が実際に加工された場合、加工面は、三次元スキャナ、レーザ共焦点顕微鏡、白色干渉顕微鏡などによって測定されればよい。
図2Aは、加工面データが示す加工面の一例である。図2Bは、加工面の一部の断面図である。加工面には、異常部分が含まれる。異常部分は、例えば、筋目が形成された部分である。
筋目は、例えば、CAM(Computer Aided Manufacturing)によって生成される加工プログラム中に、工具の移動経路を指定する指令に問題があることが原因で形成される。筋目は、細長い凹みである。筋目の深さは、例えば、1[μm]程度である。
次に、異常領域特定装置が異常領域を特定する方法の概要について説明する。異常領域特定装置は、加工面データを複数の領域に分割して各領域に異常部分が含まれるか否かを判断する。さらに、異常領域特定装置は、異常部分が含まれる領域をさらに複数の領域に分割して異常部分の位置を特定する。異常領域特定装置は、このような処理を繰り返し実行することにより、加工面における異常部分が存在する位置を特定する。
ただし、異常部分が含まれる領域を過度に小さい領域に分割してしまうと、各領域に異常部分が含まれるか否か検知されない場合がある。すなわち、加工面に筋目が形成されている場合に異常部分が含まれる領域が過度に小さくなるように分割されると、領域内における加工面の高さの差が小さくなり、異常が検知されない。
例えば、異常部分が含まれる領域の幅が、図2Bの枠F1が示す幅である場合、当該領域には、異常部分以外の正常な部分も含まれる。すなわち、異常部分が含まれる領域の大きさが適切でないため、異常部分の位置を精度よく特定できない。
また、異常部分が含まれる領域の幅が、図2Bの枠F2が示す幅である場合、当該領域には、異常部分のみ含まれる。すなわち、異常部分が含まれる領域の大きさが適切であるため、異常部分の位置を精度よく特定できる。
また、異常部分が含まれる領域の幅が、図2Bの枠F3が示す幅である場合、当該領域には、異常部分の一部のみが含まれる。すなわち、異常部分が含まれる領域の大きさが過度に小さいため、異常部分が検知されない。
図3A~図3Cは、加工面データの分割について説明するための図である。異常領域特定装置は、分割されたどの領域に異常部分が含まれているか特定する。しかし、異常領域特定装置は、各領域内のどの位置に異常部分が存在しているかを特定することができない。
図3Aに示す例では、分割された各領域の大きさは比較的大きい。そのため、異常部分の位置の特定精度は、あまり高くない。
図3Bに示す例では、分割された各領域の大きさは、異常部分の大きさに合致した適度な大きさである。そのため、異常部分の特定精度は高い。
図3Cに示す例では、分割された各領域の大きさは、過度に小さい。そのため、異常領域特定装置は、どの領域に異常部分が含まれているか特定できない。
したがって、異常領域特定装置は、異常部分が含まれる領域を分割して生成された複数の領域において、異常部分が検知されなくなった場合に、当該複数の領域を異常領域として特定することができる。
図4は、異常領域特定装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。異常領域特定装置1は、例えば、数値制御装置、PC(Personal Computer)、サーバ、タブレット端末などに実装される。異常領域特定装置1は、例えば、ハードウェアプロセッサ101と、バス102と、ROM(Read Only Memory)103と、RAM(Random Access Memory)104と、不揮発性メモリ105と、入出力装置106とを備える。
ハードウェアプロセッサ101は、システムプログラムを用いて異常領域特定装置1全体を制御するプロセッサである。ハードウェアプロセッサ101は、バス102を介してROM103に格納されたシステムプログラムなどを読み出す。ハードウェアプロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、または電子回路である。
バス102は、異常領域特定装置1の各ハードウェアを互いに接続する通信路である。異常領域特定装置1の各ハードウェアはバス102を介してデータをやり取りする。
ROM103は、システムプログラムなどを記憶する記憶装置である。ROM103は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
RAM104は、各種データを一時的に格納する記憶装置である。RAM104は、ハードウェアプロセッサ101が各種データを処理するための作業領域として機能する。
不揮発性メモリ105は、異常領域特定装置1の電源が切られた状態でもデータを保持する記憶装置である。不揮発性メモリ105は、例えば、加工面データを記憶する。不揮発性メモリ105は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。不揮発性メモリ105は、例えば、バッテリでバックアップされたメモリ、または、SSD(Solid State Drive)で構成される。
入出力装置106は、例えば、ハードウェアプロセッサ101から各種データを受け、各種データをディスプレイに表示させる。また、入出力装置106は、各種データの入力を受けて、各種データを、例えば、ハードウェアプロセッサ101に送る。
入出力装置106は、例えば、タッチパネルである。入出力装置106がタッチパネルである場合、入出力装置106は、例えば、静電容量方式のタッチパネルである。タッチパネルは、静電容量方式に限らず、他の方式のタッチパネルであってもよい。
図5は、異常領域特定装置1の機能の一例を示すブロック図である。異常領域特定装置1は、加工面データ取得部111と、第1の判断部112と、分割部113と、第2の判断部114と、領域設定部115と、異常領域特定部116と、出力部117とを備える。
加工面データ取得部111、第1の判断部112、分割部113、第2の判断部114、領域設定部115、異常領域特定部116、および出力部117は、例えば、ハードウェアプロセッサ101が、ROM103に記憶されたシステムプログラム、ならびに不揮発性メモリ105に記憶された各種プログラムおよびデータを用いて演算処理をすることにより実現される。
加工面データ取得部111は、加工面データを取得する。加工面データ取得部111は、例えば、外部のシミュレーション装置から加工面データを取得する。加工面データ取得部111は、異常領域特定装置1に接続されたサーバ、PC、数値制御装置などから加工面データを取得してもよい。加工面データ取得部111は、例えば、図2Aに示す加工面データを取得する。
第1の判断部112は、加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する。判断対象領域は、第1の判断部112によって異常部分の有無が判断される対象となる領域である。判断対象領域は、例えば、加工面データ取得部111によって取得された加工面データが示す加工面の全領域である。判断対象領域は、加工面データが示す加工面のうちの一部の領域であってもよい。
異常部分は、例えば、加工面データが示す数値の算術平均値、および加工面データが示す数値の最大値から最小値を減算することによって得られる値の少なくともいずれかがあらかじめ定められたしきい値以上となる部分である。加工面データが示す数値の算術平均値、および加工面データが示す数値の最大値から最小値を減算することによって得られる値は、例えば、面粗さSa、および最大高さSzである。第1の判断部112は、例えば、判断対象領域における面粗さSa、および最大高さSzの少なくともいずれかがあらかじめ定められたしきい値以上となるか否かを評価することによって判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する。
分割部113は、第1の判断部112によって判断対象領域に異常部分が含まれると判断された場合、第1の判断部112によって異常部分が含まれると判断された判断対象領域を複数の領域に分割する。すなわち、各領域は、判断対象領域が分割されることによって形成された領域である。
図6は、分割部113によって分割される判断対象領域の一例を示す図である。分割部113は、例えば、判断対象領域A1を4つの領域a11~a14に分割する。
第2の判断部114は、分割部113によって分割されて生成された複数の領域a11~a14に異常部分が含まれるか否かを判断する。第2の判断部114は、複数の領域a11~a14の表面性状を評価することによって複数の領域の少なくともいずれかの領域に異常部分が含まれるか否かを判断する。表面性状とは、上述したように、例えば、面粗さSa、または、最大高さSzである。すなわち、第2の判断部114は、各領域a11~a14の面粗さSa、または、最大高さSzがあらかじめ定められたしきい値以上となるか否かを判断することによって、各領域a11~a14に異常部分が含まれるか否かを判断する。
領域設定部115は、第2の判断部114によって複数の領域a11~a14のうちのいずれかの領域に異常部分が含まれると判断された場合、異常部分が含まれると判断されたいずれかの領域を判断対象領域に設定する。図6に示す例において、第2の判断部114は、例えば、領域a14に異常部分が含まれると判断する。また、第2の判断部114は、領域a11~a13には異常部分が含まれないと判断する。この場合、領域設定部115は、領域a14を判断対象領域A2に設定する。
分割部113は、領域設定部115によって判断対象領域A2に設定された領域をそれぞれ、複数の領域a21~a24に分割する。
第2の判断部114は、分割部113によって分割された複数の領域a21~a24に異常部分が含まれるか否かを判断する。第2の判断部114は、例えば、領域a21および領域a24に異常部分が含まれると判断する。また、第2の判断部114は、領域a22および領域a23には、異常部分が含まれないと判断する。この場合、領域設定部115は、領域a21を判断対象領域A3に設定する。さらに、図示は省略するが、領域設定部115は、領域a24を別の判断対象領域に設定する。
分割部113は、領域設定部115によって判断対象領域A3に設定された領域を複数の領域に分割する。分割部113は、判断対象領域A3を複数の領域a31~a34に分割する。同様に分割部113は、別の判断対象領域も、複数の領域に分割する。
第2の判断部114は、分割部113によって分割された複数の領域a31~a34に異常部分が含まれるか否かを判断する。第2の判断部114は、例えば、領域a31および領域a33に異常部分が含まれると判断する。また、第2の判断部114は、領域a32および領域a34には、異常部分が含まれないと判断する。この場合、領域設定部115は、領域a31を判断対象領域A4に設定する。さらに、図示は省略するが、領域設定部115は、領域a33を別の判断対象領域に設定する。
分割部113は、領域設定部115によって判断対象領域A4に設定された領域を複数の領域に分割する。分割部113は、判断対象領域A4を複数の領域a41~a44に分割する。同様に、分割部113は、別の判断対象領域を複数の領域に分割する。
第2の判断部114は、分割部113によって分割された複数の領域a41~a44に異常部分が含まれるか否かを判断する。第2の判断部114は、例えば、複数の領域a41~a44には、異常部分が含まれないと判断する。つまり、分割部113が判断対象領域を細かく分割することによって、判断対象領域の異常が検知されなくなっている。
異常領域特定部116は、第2の判断部114によって複数の領域a41~a44に異常部分が含まれないと判断された場合、複数の領域a41~a44を異常領域として特定する。異常領域特定部116は、特定した異常領域を、例えば、矩形の枠で囲う。言い換えれば、異常領域特定部116は、異常領域を矩形の枠で囲った加工面データを生成する。
図7は、異常領域特定部116によって生成された加工面データの一例である。加工面データにおける異常領域は、矩形の枠によって囲われる。
出力部117は、異常領域特定部116によって生成された加工面データを出力する。出力部117は、加工面データを、例えば、入出力装置106に出力する。入出力装置106は、加工面データをディスプレイに表示する。これにより、ユーザは、加工面データに基づいて、加工面を定量評価することができる。
図8は、異常領域特定装置1が実行する処理の一例を示すフローチャートである。異常領域特定装置1では、まず、加工面データ取得部111が、加工面データを取得する(ステップS1)。
次に、第1の判断部112が、判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する(ステップS2)。第1の判断部112によって判断対象領域に異常部分が含まれないと判断された場合(ステップS2においてNoの場合)、出力部117は、加工面データを出力して(ステップS7)、当該処理が終了する。
第1の判断部112によって判断対象領域に異常部分が含まれると判断された場合(ステップS2においてYesの場合)、分割部113が判断対象領域を複数の領域に分割する(ステップS3)。
次に、第2の判断部114が、複数の領域に異常部分が含まれるか否かを判断する(ステップS4)。
複数の領域のうちの1以上の領域に異常部分が含まれる場合(ステップS4においてYesの場合)、領域設定部115は、異常部分が含まれる領域を判断対象領域に設定する(ステップS5)。その後、ステップS3以降の処理が実行される。
一方、複数の領域に異常部分が含まれないと判断された場合(ステップS4においてNoの場合)、異常領域特定部116は、当該複数の領域を異常領域として特定する(ステップS6)。すなわち、異常領域特定部116は、異常領域が特定された加工面データを生成する。その後、出力部117は、加工面データを出力して(ステップS7)、当該処理が終了する。
〈第2の実施形態〉
上述した第1の実施形態では、加工面データが加工面の凹凸を示すデータである例について説明した。しかし、加工面データは凹凸以外の加工面に関する情報を示すデータであってもよい。
加工面データは、例えば、加工時の工具の移動速度、移動速度に基づいて算出される数値、加工時の補正量、補正量に基づいて算出される数値、加工時の検出信号の検出値、検出値に基づいて算出される数値、指令信号の指令値、および指令値に基づいて算出される数値の少なくともいずれかを示すデータであってよい。
補正量は、例えば、バックラッシュ補正量、ピッチ誤差補正量、空間誤差補正量、および熱変位補正量を含む。指令信号は、例えば、機能有効の指令信号、および外部装置を稼働させる指令信号を含む。外部装置は、例えば、クーラント、ファン、および切粉搬送装置である。検出信号は、機能有効の指令信号に対するフィードバック信号、外部装置からのフィードバック信号、およびリソース使用率信号を含む。
移動速度、補正量、検出値、および指令値に基づいてそれぞれ算出される数値は、移動速度の微分値または積分値、補正量の微分値または積分値、検出値の微分値または積分値、および指令値の微分値または積分値であってよい。
加工面データが加工面の凹凸以外の加工面に関する情報を示すデータである場合も、図1に示すように、格子状に区分された各領域に数値が関連付けて記録される。したがって、加工面データが加工面の凹凸以外の情報を示すデータである場合も、異常領域特定装置1は、加工面データに表れる異常部分を判断して異常領域を特定することができる。
異常領域特定装置1は、加工面データが上述した凹凸以外の加工面に関する情報のうちのいずれかの情報である場合、いずれかの情報を示す加工面データに基づいて異常領域を特定してもよい。例えば、加工面データがバックラッシュ補正量を示すデータである場合、異常領域特定装置1は、バックラッシュ補正量の異常部分を示す異常領域を特定する。
異常領域特定装置1は、加工面データが第1の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域と、加工面データが第2の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域との類似度を判断する類似判断部と、類似判断部の判断結果に基づいて、異常部分の異常の原因を特定する異常特定部と、をさらに備えていてもよい。
図9は、類似判断部および異常特定部を備えた異常領域特定装置1の機能の一例を示すブロック図である。図9に示す異常領域特定装置1の類似判断部118および異常特定部119以外の機能は、図5に示す異常領域特定装置1の機能と同じである。よって、ここでは、類似判断部118および異常特定部119について説明し、これら以外の機能の説明は省略する。
異常領域特定装置1は、加工面データ取得部111、第1の判断部112、分割部113、第2の判断部114、領域設定部115、異常領域特定部116、および出力部117に加え、類似判断部118および異常特定部119を備える。
類似判断部118および異常特定部119は、例えば、ハードウェアプロセッサ101が、ROM103に記憶されたシステムプログラム、ならびに不揮発性メモリ105に記憶された各種プログラムおよびデータを用いて演算処理をすることにより実現される。
加工面データ取得部111は、加工面データを取得する。加工面データは、第1の情報を示すデータである。第1の情報は、例えば、加工面の高さを示す情報である。この場合、第1の実施形態で説明したとおり、異常領域特定部116は、加工面の凹凸に関する異常部分を含む異常領域を特定する。
加工面データ取得部111は、凹凸以外の加工面に関する情報を示す加工面データを取得する。加工面データは、第2の情報を示すデータである。第2の情報は、例えば、加工時の工具の移動速度を示す情報である。
図10Aは、加工時の工具の移動速度を示す加工面データの一例である。加工面データが画面に表示される場合、例えば、工具の移動速度が遅い部分が濃い色で表示される。また、工具の移動速度が速い部分が薄い色で表示される。なお、図10Aおよび後述する図10Bでは、便宜的に、色の濃い部分をハッチングされた矩形のブロックで表示している。
第1の判断部112、分割部113、第2の判断部114、および異常領域特定部116は、例えば、図8に示すステップS2~ステップS6の処理を実行する。これにより、加工時の工具の移動速度に関する異常部分を含む異常領域が特定される。
図10Bは、異常領域が特定された加工面データの一例である。異常領域として特定された領域は、例えば、矩形の枠によって囲われる。
加工面データ取得部111は、凹凸以外の加工面に関する情報を示すさらに別の加工面データを取得する。加工面データは、第3の情報を示すデータである。第3の情報は、例えば、加工時のバックラッシュ補正量を示す情報である。
図11Aは、加工時のバックラッシュ補正量を示す加工面データの一例である。加工面データが画面に表示される場合、例えば、バックラッシュ補正量が多い部分が濃い色で表示される。また、バックラッシュ補正量が少ない部分が薄い色で表示される。なお、図11Aおよび後述する図11Bでは、便宜的に、色の濃い部分をハッチングされた矩形のブロックで表示している。
第1の判断部112、分割部113、第2の判断部114、および異常領域特定部116は、例えば、図8に示すステップS2~ステップS6の処理を実行する。これにより、加工時のバックラッシュ補正量に関する異常部分を含む異常領域が特定される。
図11Bは、異常領域が特定された加工面データの一例である。異常領域として特定された領域は、例えば、矩形の枠によって囲われる。
類似判断部118は、加工面データが第1の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域と、加工面データが第2の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域との類似度を判断する。また、類似判断部118は、加工面データが第2の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域と、加工面データが第3の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域との類似度を判断する。また、類似判断部118は、加工面データが第3の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域と、加工面データが第1の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域との類似度を判断する。なお、類似度の判断対象となる加工面データの種類は、3つに限らず、2つまたは4つ以上であってもよい。
図12Aは、第1の異常領域を含む加工面データを示す図である。図12Bは、第2の異常領域を含む加工面データを示す図である。図12Cは、第3の異常領域を含む加工面データを示す図である。図12A~図12Cにおいて、各異常領域はハッチングが施された部分である。
類似判断部118は、第1の異常領域を含む加工面データ、第2の異常領域を含む加工面データ、および第3の異常領域を含む加工面データをそれぞれ比較して類似度を判断する。
類似判断部118は、例えば、CBIR(Content Based Information Retrieval)を用いて類似度を判断する。類似判断部118は、例えば、各加工面データに含まれる異常領域の分布の類似度を判断する。言い換えれば、類似判断部118は、加工面データに含まれる異常領域の位置を比較して類似度を判断する。
類似判断部118は、CBIRを用いて、各異常領域の加工面データが示す特徴量を互いに比較することにより、類似度を判断してもよい。
類似判断部118によって比較される各領域は、互いに対応する位置にある領域である。例えば、図12Aおよび図12Cに示す異常領域のうち太線で囲われた領域が、互いに対応する位置にある第1の異常領域および第3の異常領域である。
特徴量は、例えば、Histogram、Average Hash、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)である。類似判断部118は、特徴量の種類に応じた評価方式を用いて類似度を判断すればよい。評価方式は、例えば、ハミング距離、コサイン類似度などを用いた評価方式である。
異常特定部119は、類似判断部118の判断結果に基づいて、異常部分の異常の原因を特定する。例えば、加工面データに含まれる第1の異常領域の位置と第3の異常領域の位置とが類似する場合、第1の異常領域における凹凸の異常は、バックラッシュ補正量の異常が原因である可能性が高い。この場合、異常特定部119は、異常部分の原因がバックラッシュ補正量であると判断する。つまり、異常特定部119は、異常の原因を特定する。
また、第1の異常領域が示す特徴と第3の異常領域が示す特徴とが類似している場合、第1の異常領域における凹凸の異常は、バックラッシュ補正量の異常が原因である可能性が高い。この場合、異常特定部119は、異常部分の原因がバックラッシュ補正量であると判断する。
出力部は117、異常特定部119によって特定された異常の原因を示すデータを出力する。出力部117は、例えば、入出力装置106のディスプレイに異常の原因を示すデータを出力する。これにより、オペレータは、加工面の異常の原因を確認することができる。
図13は、異常領域特定装置1で実行される処理の一例を示すフローチャートである。異常領域特定装置1は、まず、異常領域を特定する処理を行う(ステップSA1)。ステップSA1の処理は、図8に示すフローチャートのステップS1~ステップS6までの処理と同じである。異常領域特定装置1は、例えば、第1の情報を示す加工面データ、第2の情報を示す加工面データ、および第3の情報を示す加工面データを取得し、それぞれの加工面データにおける異常領域を特定する。
次に、類似判断部118が、各異常領域の類似度を判断する(ステップSA2)。次に、異常特定部119が、異常の原因を特定する(ステップSA3)。最後に、出力部117が、加工面データおよび異常の原因を示すデータを出力し(ステップSA4)、当該処理が終了する。
以上説明したように、異常領域特定装置1は、加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する第1の判断部112と、第1の判断部112によって判断対象領域に異常部分が含まれると判断された場合、第1の判断部112によって異常部分が含まれると判断された判断対象領域を複数の領域に分割する分割部113と、分割部113によって分割された複数の領域に異常部分が含まれるか否かを判断する第2の判断部114と、第2の判断部114によって複数の領域に異常部分が含まれないと判断された場合、複数の領域を異常領域として特定する異常領域特定部116と、を備える。したがって、異常領域特定装置1は、加工面に形成された異常部分の位置を精度よく特定することができる。
また、異常領域特定装置1は、第2の判断部114によって複数の領域のうちのいずれかの領域に異常部分が含まれると判断された場合、異常部分が含まれると判断されたいずれかの領域を判断対象領域に設定する領域設定部115をさらに備え、分割部113は、領域設定部115によって判断対象領域に設定されたいずれかの領域を複数の領域に分割する。すなわち、異常領域特定装置1は、判断対象領域の分割と、分割して生成された領域に異常部分が含まれるか否かの判断を繰り返し実行する場合がある。そのため、異常領域特定装置1は、異常部分の位置を精度よく特定することができる。
また、異常部分は、加工面データが示す数値の算術平均値、および数値の最大値から最小値を減算することによって得られる値の少なくともいずれかがあらかじめ定められたしきい値以上となる部分である。したがって、異常領域特定装置1は、例えば、加工面上の面粗さSaが粗い部分、および加工面上の最大高さSzが高い部分の位置を精度よく特定することができる。あるいは、異常領域特定装置1は、加工面上の工具の移動速度の変動が大きい位置などを精度よく特定することができる。
また、異常領域特定装置1は、加工面データが第1の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域と、加工面データが第2の情報を示すデータである場合に異常領域特定部116によって特定された異常領域との類似度を判断する類似判断部118と、類似判断部118の判断結果に基づいて、異常部分の異常の原因を特定する異常特定部119と、をさらに備える。したがって、異常領域特定装置1は、異常部分の異常の原因を特定することができる。
本開示について詳述したが、本開示は上述した個々の実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、または、請求の範囲に記載された内容とその均等物から導き出される本開示の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、置き換え、変更、部分的削除等が可能である。また、これらの実施形態は、組み合わせて実施することもできる。
以下に、本開示の実施形態に係る付記を示す。
付記[1]
加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する第1の判断部と、前記第1の判断部によって前記判断対象領域に前記異常部分が含まれると判断された場合、前記第1の判断部によって前記異常部分が含まれると判断された前記判断対象領域を複数の領域に分割する分割部と、前記分割部によって分割して生成された前記複数の領域に前記異常部分が含まれるか否かを判断する第2の判断部と、前記第2の判断部によって前記複数の領域に前記異常部分が含まれないと判断された場合、前記複数の領域を異常領域として特定する異常領域特定部と、を備える異常領域特定装置。
付記[2]
前記第2の判断部によって前記複数の領域のうちのいずれかの領域に前記異常部分が含まれると判断された場合、前記異常部分が含まれると判断された前記いずれかの領域を前記判断対象領域に設定する領域設定部をさらに備え、前記分割部は、前記領域設定部によって前記判断対象領域に設定された前記いずれかの領域を複数の領域に分割する付記[1]に記載の異常領域特定装置。
付記[3]
前記異常部分は、加工面データが示す数値の算術平均値、および前記数値の最大値から最小値を減算することによって得られる値の少なくともいずれかがあらかじめ定められたしきい値以上となる部分である付記[2]に記載の異常領域特定装置。
付記[4]
前記加工面データが第1の情報を示すデータである場合に前記異常領域特定部によって特定された前記異常領域と、前記加工面データが第2の情報を示すデータである場合に前記異常領域特定部によって特定された前記異常領域との類似度を判断する類似判断部と、前記類似判断部の判断結果に基づいて、前記異常部分の異常の原因を特定する異常特定部と、をさらに備える付記[1]に記載の異常領域特定装置。
付記[5]
加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断することと、前記判断対象領域に前記異常部分が含まれると判断された場合、前記異常部分が含まれると判断された前記判断対象領域を複数の領域に分割することと、分割された前記複数の領域に前記異常部分が含まれるか否かを判断することと、前記複数の領域に前記異常部分が含まれないと判断された場合、前記複数の領域を異常領域として特定することと、をコンピュータに実行させる命令を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
1 異常領域特定装置
101 ハードウェアプロセッサ
102 バス
103 ROM
104 RAM
105 不揮発性メモリ
106 入出力装置
111 加工面データ取得部
112 第1の判断部
113 分割部
114 第2の判断部
115 領域設定部
116 異常領域特定部
117 出力部
118 類似判断部
119 異常特定部

Claims (5)

  1. 加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1の判断部によって前記判断対象領域に前記異常部分が含まれると判断された場合、前記第1の判断部によって前記異常部分が含まれると判断された前記判断対象領域を複数の領域に分割する分割部と、
    前記分割部によって分割して生成された前記複数の領域毎にそれぞれ異常部分が含まれるか否かを判断する第2の判断部と、
    前記第2の判断部によって領域に異常部分が含まれないと判断が前記複数の領域の全てにおいてされた場合、前記複数の領域全てを異常領域として特定する異常領域特定部と、
    を備える異常領域特定装置。
  2. 前記第2の判断部によって前記複数の領域のうちのいずれかの領域に前記異常部分が含まれると判断された場合、前記異常部分が含まれると判断された前記いずれかの領域を前記判断対象領域に設定する領域設定部をさらに備え、前記分割部は、前記領域設定部によって前記判断対象領域に設定された前記いずれかの領域を複数の領域に分割する請求項1に記載の異常領域特定装置。
  3. 前記異常部分は、加工面データが示す数値の算術平均値、および前記数値の最大値から最小値を減算することによって得られる値の少なくともいずれかがあらかじめ定められたしきい値以上となる部分である請求項2に記載の異常領域特定装置。
  4. 前記加工面データが第1の情報を示すデータである場合に前記異常領域特定部によって特定された前記異常領域と、前記加工面データが第2の情報を示すデータである場合に前記異常領域特定部によって特定された前記異常領域との類似度を判断する類似判断部と、
    前記類似判断部の判断結果に基づいて、前記異常部分の異常の原因を特定する異常特定部と、
    をさらに備える請求項1に記載の異常領域特定装置。
  5. 加工面データの判断対象領域に異常部分が含まれるか否かを判断することと、
    前記判断対象領域に前記異常部分が含まれると判断された場合、前記異常部分が含まれると判断された前記判断対象領域を複数の領域に分割することと、
    分割された前記複数の領域毎にそれぞれ異常部分が含まれるか否かを判断することと、
    領域に異常部分が含まれないと判断が前記複数の領域の全てにおいてされた場合、前記複数の領域の全てを異常領域として特定することと、
    をコンピュータに実行させる命令を記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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