JP2020052554A - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 特徴量の観点でデータの有効性を判断する判断回数を削減するための技術を提供すること。【解決手段】 それぞれのデータの第1の特徴量を取得する。それぞれのデータのうち所定範囲外となった第1の特徴量を求めたデータを対象データとする。そして、該対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けたことに応じて、該対象データの第1の特徴量を無効とすると共に、該対象データの第2の特徴量を有効とするか無効とするかを判断する。【選択図】 図3
Description
本発明は、特徴量の観点におけるデータの有効性を判断するための技術に関するものである。
従来から、工場における良否検査(良品と不良品の判別)に用いられるマシンビジョンにおいて、検査対象物を撮像した画像の多様な特徴量群を用いることで、検査対象物の良否検査を行うものが知られている。この方法では、予め撮像されたデータ群(学習データ群)に「良品」や「不良品」といったラベルを付けておく。そして、「良品」のラベルの付いた学習データに対し、特定の不良品らしさの評価尺度である特徴量を計算し、その分布を算出しておく。この分布を用い、入力された検査対象物の撮像画像から算出した特徴量の値が、分布上のどの位置にあるかを判定材料とし、検査対象物が「良品」なのか「不良品」なのかを判定するものが一般的である。
この良否検査方式では、学習データに「良品」と「不良品」のラベルが正しくついていることを前提としており、このラベル付けは一般的には人手で行われる。このラベル付けを効果的に実現する手法として、特許文献1と特許文献2の技術が開示されている。また、ラベルが付けられたデータ中に異常データ(外れ値)が含まれているかどうかを判定する手法として、特許文献3の技術が開示されている。
前述の通り、精度良く検査対象物の良否検査を行うためには、学習データの正しいラベル付けが必要である。例えば図1は、ある特徴量の観点で「良品」であるとラベルが付けられた学習データの該特徴量の値を表したグラフである。各学習データの特徴量の中に外れ値101となる特徴量が含まれていた場合、この学習データを母集団とする分布の分散が大きくなり、検査対象物の良否検査の精度が低下する。
この外れ値は、本来「良品」では無い学習データに間違って「良品」のラベルが付けられた場合に発生し、また、「良品」ではあるがデータの取得方法に問題があり、「良品」のラベルを付けることが相応しくない場合がある。そのため、これらの外れ値を目視で確認し、本当に良品であるかを一つ一つ目視確認する必要があった。
昨今は、学習データ数、及び、利用する特徴量の種別を増やすことによる良否検査性能の向上が試みられている。また、ある特徴量で「不良品」としたものを、別の特徴量では「良品」として扱うことにより、良品数の低下を防ぐ手法も存在する。例えば、ネジの検査において、ネジ山の欠けを検出するための特徴量Aと、ネジ山のバリを検出するための特徴量Bと、が存在していた場合、ネジ山の欠けたデータは特徴量Aにとっては「良品」では無いが、特徴量Bにとっては「良品」である可能性がある。そのため、この外れ値が特徴量毎の観点で「良品」であるかを確認する必要があり、このための確認工数が増大するという課題があった。
前述した先行技術は、GUI等の改善により、一つのデータにおける確認行為を効率化するものである。しかし先行技術では、一度確認したデータと同様のデータに関して確認を省略する仕組みはなく、確認回数自体を削減することはできなかった。本発明では、特徴量の観点でデータの有効性を判断する判断回数を削減するための技術を提供する。
本発明の一様態は、それぞれのデータの第1の特徴量を取得する取得手段と、前記それぞれのデータのうち所定範囲外となった第1の特徴量を求めたデータを対象データとし、該対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けたことに応じて、該対象データの第1の特徴量を無効とすると共に、該対象データの第2の特徴量を有効とするか無効とするかを判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、特徴量の観点でデータの有効性を判断する判断回数を削減することができる。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載した構成の具体的な実施形態の1つである。
[第1の実施形態]
先ず、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例について、図2のブロック図を用いて説明する。CPU201は、RAM202やROM203に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて処理を実行する。これによりCPU201は、情報処理装置200全体の動作制御を行うと共に、情報処理装置200が行うものとして後述する各処理を実行若しくは制御する。
先ず、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例について、図2のブロック図を用いて説明する。CPU201は、RAM202やROM203に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて処理を実行する。これによりCPU201は、情報処理装置200全体の動作制御を行うと共に、情報処理装置200が行うものとして後述する各処理を実行若しくは制御する。
RAM202は、ROM203や外部記憶装置206からロードされたコンピュータプログラムやデータ、I/F(インターフェース)207を介して外部から受信したデータ、を格納するためのエリアを有する。さらにRAM202は、CPU201が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。このようにRAM202は、各種のエリアを適宜提供することができる。ROM203には、ブートプログラムや設定データなど、書換不要の情報が格納されている。
操作部204は、キーボード、マウス、タッチパネルなどのユーザインターフェースにより構成されており、ユーザが操作することで各種の指示をCPU201に対して入力することができる。
表示部205は、液晶画面やタッチパネル画面により構成されており、CPU201による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。また表示部205は、画像や文字を投影するプロジェクタ装置などの投影装置であっても良い。
外部記憶装置206は、ハードディスクドライブ装置などの大容量情報記憶装置である。外部記憶装置206には、OS(オペレーティングシステム)や、情報処理装置200が行うものとして後述する各処理をCPU201に実行若しくは制御させるためのコンピュータプログラムやデータが保存されている。外部記憶装置206に保存されているデータには、以下の説明において既知の情報として取り扱う情報が含まれている。外部記憶装置206に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU201による制御に従って適宜RAM202にロードされ、CPU201による処理対象となる。I/F207は、外部の装置との間のデータ通信を行うためのインターフェースとして機能するものである。CPU201、RAM202、ROM203、操作部204、表示部205、外部記憶装置206、I/F207、はいずれもバス208に接続されている。
本実施形態に係る情報処理装置200の機能構成例を図3のブロック図に示す。以下では、図3に示した各機能部を処理の主体として説明する場合があるが、実際には、各機能部に対応するコンピュータプログラムをCPU201が実行することで、該機能部に対応する機能が実現される。しかし、図3の各機能部をハードウェアでもって実装しても構わない。図3の各機能部による処理について、図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS401では、データ取得部301は、特徴量Aの観点で良品であるネジの撮像画像に係る情報が登録されている良品情報Aを外部記憶装置206から取得する。良品情報Aの構成例を図6(a)に示す。
図6(a)に示す如く、良品情報Aには、撮像画像ごとに、該撮像画像に固有の識別情報であるデータIDと、該撮像画像中のネジが特徴量Aの観点で良品であることを示すフラグの値「True」と、が対応付けて登録されている。データIDは、撮像画像に固有の識別情報であれば良く、例えば、撮像画像中のネジの番号をデータIDとして利用しても良い。図6(a)の良品情報Aには、N枚の撮像画像(データID=0〜(N−1)の撮像画像)のそれぞれのデータIDとフラグの値とが登録されている(Nは1以上の整数)。ここで、特徴量Aは特定の特徴量に限らない。例えば、撮像画像中のネジの「ネジ山の欠け」を検出するために使用する特徴量を特徴量Aとしても良い。
またステップS401では、データ取得部301は、特徴量B(特徴量Aとは異なる)の観点で良品であるネジの撮像画像に係る情報が登録されている良品情報Bを外部記憶装置206から取得する。良品情報Bの構成例を図6(b)に示す。
図6(b)に示す如く、良品情報Bには、撮像画像ごとに、該撮像画像に固有の識別情報であるデータIDと、該撮像画像中のネジが特徴量Bの観点で良品であることを示すフラグの値「True」と、が対応付けて登録されている。図6(b)の良品情報Bには、N枚の撮像画像(データID=0〜(N−1)の撮像画像)のそれぞれのデータIDとフラグの値とが登録されている。ここで、特徴量Bは特定の特徴量に限らない。例えば、撮像画像中のネジの「ネジ山のバリ」を検出するために使用する特徴量を特徴量Bとしても良い。つまり、図6(a)、(b)では、データID=0〜(N−1)の撮像画像は何れも、特徴量Aの観点でも特徴量Bの観点でも良品のネジの撮像画像としている。またステップS401では、データ取得部301は、データID=0〜(N−1)のそれぞれに対応する撮像画像を外部記憶装置206から取得する。
次に、ステップS402では、計算部302は、データ取得部301が取得したそれぞれの撮像画像の特徴量Aを求める。上記の通り、特徴量Aは特定の特徴量に限らない。例えば「ネジ山の2mm程度の欠け」を検出する特徴量Aの良品弁別性能が思わしくない場合、ユーザが操作部204を操作して、特徴量Aの再確認を行う旨の指示を入力することで、情報処理装置200が図4のフローチャートに従った処理を開始しても良い。この場合、「ネジ山の2mm程度の欠け」を検出する特徴量が特徴量Aとなる。
そして計算部302は、特徴量Aを求めたそれぞれの撮像画像について、該撮像画像のデータID、該撮像画像から求めた1以上の特徴量Aの値のうち最大値、該撮像画像において該最大値の特徴量Aを求めた画像座標、を対応付けたテーブル情報Aを生成する。テーブル情報Aの構成例を図7(a)に示す。画像座標は、例えば、撮像画像の左上隅の位置を(0,0)としたときのものであるとする。
次に、ステップS403では、計算部303は、データ取得部301が取得したそれぞれの撮像画像の特徴量Bを求める。特徴量Bについても特定の特徴量に限らず、例えば、「ネジ山の5mm程度の欠け」を検出する特徴量を特徴量Bとしても良い。
そして計算部303は、特徴量Bを求めたそれぞれの撮像画像について、該撮像画像のデータID、該撮像画像から求めた1以上の特徴量Bの値のうち最大値、該撮像画像において該最大値の特徴量Bを求めた画像座標、を対応付けたテーブル情報Bを生成する。テーブル情報Bの構成例を図7(b)に示す。
次にステップS404では、検出部304は、データ取得部301が取得した撮像画像群のうち「ステップS402で計算部302が外れ値となる特徴量Aを求めた撮像画像の集合」から未選択の1枚の撮像画像を選択撮像画像として選択する。ここで、「外れ値」とは、他のデータ傾向(特徴量)からかけ離れた(所定範囲外の)データの値(特徴量)であり、既存技術である「修正トンプソン−τ法」、「スミルノフ・グラブス検定」を用いて検出することが可能である。
そしてステップS405では、確認部305は、選択撮像画像を表示部205に表示して該選択撮像画像をユーザに確認させ、該選択撮像画像中のネジが特徴量Aの観点で良品であるのかそれとも不良品であるのかのユーザ指示を受け付ける。ステップS405における選択撮像画像の表示例を図8に示す。
ダイアログ801には選択撮像画像802が表示されており、選択撮像画像802において最大の特徴量Aを求めた位置(テーブル情報Aにおいて選択撮像画像802のデータIDに対応する画像座標)にマーカ804が表示されている。例えば、図7(a)のテーブル情報Aにおいて外れ値となる最大値「120」を求めたデータID=3の撮像画像が選択撮像画像802として選択されたとすると、該選択撮像画像802上の画像座標(215,216)にマーカ804が表示される。
ユーザは、選択撮像画像802においてマーカ804内の画像を目視で確認し、選択撮像画像802中のネジが特徴量Aの観点で良品であるのか、それとも不良品であるのかを判断する。そしてその判断の結果、ユーザが「選択撮像画像802中のネジが特徴量Aの観点で良品である」と判断した場合には、操作部204を操作してボタン805を指示する。一方、ユーザが「選択撮像画像802中のネジが特徴量Aの観点で不良品である」と判断した場合には、操作部204を操作してボタン803を指示する。
ステップS406では、確認部305は、ボタン803が指定されたのか、それともボタン805が指定されたのかを判断する。そして、ボタン803が指定された場合(選択撮像画像802中のネジが特徴量Aの観点で不良品であると指定された場合)には、処理はステップS408に進む。一方、ボタン805が指定された場合(選択撮像画像802中のネジが特徴量Aの観点で良品であると指定された場合)には、処理はステップS407に進む。
ステップS407では、検出部304は、「データ取得部301が取得した撮像画像群のうちステップS402で計算部302が外れ値となる特徴量Aを求めた撮像画像の集合」から全ての撮像画像を選択撮像画像として選択したか否かを判断する。この判断の結果、該集合から全ての撮像画像を選択撮像画像として選択した場合には、図4のフローチャートに従った処理は完了する。一方、該集合においてまだ選択撮像画像として選択していない未選択の撮像画像が残っている場合には、処理はステップS404に進む。
ステップS408では、判定部306は、良品情報Aにおいて、選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「False」に変更する。これにより判定部306は、選択撮像画像中のネジが特徴量Aの観点で不良品である(選択撮像画像が特徴量Aのデータとして無効である)、と設定する。
次に、ステップS409では、判定部306は、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値が「True」であるか否かを判断する。この判断の結果、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値が「True」である場合には、処理はステップS410に進む。一方、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値が「False」である場合には、処理はステップS407に進む。
ステップS410では、判定部306は、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「True」とするのか、それとも「False」とするのか、を判断する。ステップS410における処理の詳細について、図5のフローチャートに従って説明する。
ステップS501では、判定部306は、特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度を取得し、該取得した類似度が閾値以上であるか否かを判断する。この判断の結果、特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度が閾値以上である場合には、処理はステップS502に進み、特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度が閾値未満である場合には、処理はステップS503に進む。「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」として利用可能なものには様々なものがある。
例えば、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」として、特徴量Aの種別と特徴量Bの種別との関連の度合いを利用しても良い。この場合、図15に例示する、特徴量の種別間の関連の度合いを、特徴量間の類似度として登録したテーブル情報を利用する。このテーブル情報は予め作成して外部記憶装置206に登録しておく。このテーブル情報によれば、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」として「0.8」が登録されている。判定部306は、外部記憶装置206からこのテーブル情報を取得し、該テーブル情報から「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」として「0.8」を取得することができる。
また、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」として、それぞれの撮像画像について求めた特徴量Aと、該それぞれの撮像画像について求めた特徴量Bと、の間の類似度を以下の式(1)に基づいて求めても良い。
この式は、特徴量Aと特徴量Bとの間のユークリッド距離を用いた評価値を「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」とする式である。この式においてAiは、データID=(i−1)の撮像画像について求めた特徴量Aの値であり、Biは、データID=(i−1)の撮像画像について求めた特徴量Bの値である。
また、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」として、それぞれの撮像画像について求めた特徴量Aと、該それぞれの撮像画像について求めた特徴量Bと、の間の類似度を以下の式(2)に基づいて求めても良い。
この式は、ピアソンの積率相関係数を用いた評価値を「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」とする式である。この式においてaiは、データID=(i−1)の撮像画像について求めた特徴量Aの値であり、biは、データID=(i−1)の撮像画像について求めた特徴量Bの値である。
なお、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」を数式に基づいて求める場合、その数式は上記の式(1)や式(2)に限らない。また、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」を数式に基づいて求める処理は、例えば、上記のステップS401において行っても良いし、図4のフローチャートに従った処理の開始前に行っても良い。
ステップS502では、判定部306は、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「False」にすると判断する。一方、ステップS503では、判定部306は、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「True」にすると判断する。
図4に戻って、次に、ステップS411では、判定部306は、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「False」にすると判断したか否かを判断する。この判断の結果、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「False」にすると判断した場合には、処理はステップS412に進む。一方、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「True」にすると判断した場合には、処理はステップS407に進む。ステップS412では、判定部306は、良品情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応するフラグの値を「False」に設定する。
このような処理により、良品のネジの画像として登録されている登録画像群のうち、再度のチェックにより不良品のネジの画像であると判断された画像を上記の登録画像群から除去することができる。この登録画像群は上記の検査対象物の良否検査に利用することができ、従来よりも高い精度で良否検査を実施することができる。
選択撮像画像が特徴量Aの観点で良品のネジの撮像画像ではないと判断された場合、特徴量Aと特徴量Bとが類似している場合においては、特徴量Bの観点でも良品のネジの撮像画像ではない可能性が高い。この考えに基づき、本実施形態では、ユーザの確認なしに、選択撮像画像が特徴量Bの観点で良品のネジの撮像画像ではないと設定する。これにより、特徴量全体でのユーザの確認回数を削減でき、良否検査の設定工数を低減することが可能となる。
なお、それぞれの特徴量は、良否を判断する観点が異なるため、同じ撮像画像であっても、良品のネジの画像と判断されたり、不良品のネジの画像と判断されたりする。一般的な良否検査では、特徴量毎に、良品のネジの画像として管理されている撮像画像(フラグの値が「True」の撮像画像)を利用して「良品」のモデルを作成し、このモデルから統計的に外れた検査対象をその特徴量において「不良品」と判断する。そして、利用する全ての特徴量において「良品」となった場合に、「良品」として検査結果を返す。この良品と不良品の区別は、前述のように特徴量が所定の範囲内に入っているか否かで判定する。通常は、平均値を含む平均値の近傍の範囲内に入っているものを良品、それ以外(外れ値に当たるもの)を不良品(候補)と判定する。
[第2の実施形態]
本実施形態を含む以下の各実施形態では、第1の実施形態との差分について説明し、以下で特に触れない限りは第1の実施形態と同様であるものとする。本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図9のフローチャートに従った処理を行う。
本実施形態を含む以下の各実施形態では、第1の実施形態との差分について説明し、以下で特に触れない限りは第1の実施形態と同様であるものとする。本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図9のフローチャートに従った処理を行う。
ステップS901では、判定部306は、データ取得部301が取得した撮像画像群のうち、「ステップS403で計算部303が外れ値となる特徴量Bを求めた撮像画像の集合」を特定する。外れ値の求め方については上記の通りである。そして判定部306は、選択撮像画像がこの集合に含まれているか否か、つまり、選択撮像画像の特徴量Bが外れ値であるか否かを判断する。この判断の結果、選択撮像画像がこの集合に含まれている(選択撮像画像の特徴量Bが外れ値である)場合には、処理はステップS502に進む。一方、選択撮像画像がこの集合に含まれていない(選択撮像画像の特徴量Bが外れ値ではない)場合には、処理はステップS503に進む。
このように本実施形態では、選択撮像画像が特徴量Bの観点で良品のネジの画像であるか否かを、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」が閾値以上であるか否か、の代わりに、選択撮像画像が「特徴量Bが外れ値となる撮像画像」であるか否か、で判断する。
これにより、特徴量Aと特徴量Bの類似性が低い場合であっても、特徴量Aと特徴量Bとで外れ値となり、ユーザが特徴量Aの観点で不良品であると指定した場合においては、特徴量Bの観点でも不良品であると判断する。これにより、特徴量全体でのユーザの確認回数を削減でき、良否検査の設定工数を低減することが可能となる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図10のフローチャートに従った処理を行う。図10のフローチャートに従った処理では、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」と「選択撮像画像の特徴量Bの外れ度」とに基づいて、選択撮像画像が特徴量Bの観点で良品のネジの画像であるか否かを判断する。
本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図10のフローチャートに従った処理を行う。図10のフローチャートに従った処理では、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」と「選択撮像画像の特徴量Bの外れ度」とに基づいて、選択撮像画像が特徴量Bの観点で良品のネジの画像であるか否かを判断する。
ステップS1001では、判定部306は、第1の実施形態において説明した「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」をX、「選択撮像画像の特徴量Bの外れ度」をY、として、評価スコア「X+C×Y」(Cは定数)を計算する。ここで、「選択撮像画像の特徴量Bの外れ度」とは、特徴量Bの分布における選択撮像画像の特徴量Bの外れの度合いを示すものである。例えば、「選択撮像画像の特徴量Bの外れ度」は、特徴量Bの分布における平均値と選択撮像画像802の特徴量Bの値との間の距離を該分布の標準偏差で除算することで求めることができる。
そしてステップS1002では、判定部306は、上記の計算した評価スコアが閾値以上であるか否かを判断する。この判断の結果、評価スコアが閾値以上であれば、処理はステップS502に進み、評価スコアが閾値未満であれば、処理はステップS503に進む。
このように、本実施形態では、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」と「選択撮像画像の特徴量Bの外れ度」とに基づいて、選択撮像画像が特徴量Bの観点で良品のネジの画像であるか否かを判断するので、判断の精度を向上させることができる。
[第4の実施形態]
本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図11のフローチャートに従った処理を行う。本実施形態に係るステップS1002では、判定部306は、上記の計算した評価スコアが閾値A以上であるか否かを判断する。この判断の結果、評価スコアが閾値A以上であれば、処理はステップS502に進み、評価スコアが閾値A未満であれば、処理はステップS1103に進む。
本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図11のフローチャートに従った処理を行う。本実施形態に係るステップS1002では、判定部306は、上記の計算した評価スコアが閾値A以上であるか否かを判断する。この判断の結果、評価スコアが閾値A以上であれば、処理はステップS502に進み、評価スコアが閾値A未満であれば、処理はステップS1103に進む。
ステップS1103では、判定部306は、上記の計算した評価スコアが閾値B(<閾値A)以上であるか否かを判断する。この判断の結果、評価スコアが閾値B以上であれば、処理はステップS1104に進み、評価スコアが閾値B未満であれば、処理はステップS503に進む。
ステップS1104では、確認部305は、選択撮像画像を表示部205に表示して、該選択撮像画像中のネジが特徴量Bの観点で良品であるのかそれとも不良品であるのかのユーザ指示を受け付ける。
ステップS1104においても図8のようなダイアログを表示するようにしても良い。この場合、例えば、選択撮像画像802において最大の特徴量Bを求めた位置(テーブル情報Bにおいて選択撮像画像802のデータIDに対応する画像座標)にマーカ804を表示するようにしても良い。
ステップS1105で確認部305は、ユーザから「選択撮像画像中のネジが特徴量Bの観点で良品である」旨の指示が入力されたのか、それとも「選択撮像画像中のネジが特徴量Bの観点で不良品である」旨の指示が入力されたのか、を判断する。
この判断の結果、ユーザから「選択撮像画像中のネジが特徴量Bの観点で良品である」旨の指示が入力された(例えば、図8のボタン805が指示された)場合には、処理はステップS503に進む。一方、ユーザから「選択撮像画像中のネジが特徴量Bの観点で不良品である」旨の指示が入力された(例えば、図8のボタン803が指示された)場合には、処理はステップS502に進む。
このように、本実施形態においては、評価スコアが閾値A以上の場合や閾値B未満の場合には、ユーザによる選択撮像画像の確認なしで、「選択撮像画像中のネジが特徴量Bの観点で良品であるか否か」を判断する。一方、評価スコアが閾値A未満であり且つ閾値B以上の場合(つまり、評価スコアが極端に大きくも小さくもない中程度の範囲(規定範囲)に属する場合)には、ユーザによる選択撮像画像の確認を行う。これにより判断工数の削減を達成しつつも、曖昧なケースにおいてはユーザに確認することにより、判断ミスとなることを避けることが可能となる。
[第5の実施形態]
本実施形態では、選択撮像画像の特徴量Aおよび特徴量Bが、同じ用途に利用される特徴量の種別のグループに属するのかを否かを判断することで、選択撮像画像が良品のネジの画像であるのか不良品のネジの画像であるのかを判断する。
本実施形態では、選択撮像画像の特徴量Aおよび特徴量Bが、同じ用途に利用される特徴量の種別のグループに属するのかを否かを判断することで、選択撮像画像が良品のネジの画像であるのか不良品のネジの画像であるのかを判断する。
様々な特徴量(種別)を、同じ用途に利用される特徴量の種別のグループごとに分けた場合におけるそれぞれのグループに属する特徴量を示すテーブル情報(グループ情報)の構成例を図13に示す。図13の例では、「ネジ山の欠け検出グループ」には特徴量A、B、E、Xが属しており、これは、「ネジ山の欠け」を検出するために利用可能な特徴量のグループには、特徴量A、B、E、Xが属していることを示している。また図13の例では、「ネジ山のバリ検出グループ」には特徴量C、D、Yが属しており、これは、「ネジ山のバリ」を検出するために利用可能な特徴量のグループには、特徴量C,D,Yが属していることを示している。
このようなグループ情報は、例えば設計時に何らかの計算によって生成してもよいし、設計者が決定するものでも構わない。あるいは、良否検査の実施により、生成や変更がされる形でも構わない。また、このようなグループ情報は、例えば、外部記憶装置206に登録されている。
本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図12のフローチャートに従った処理を行う。ステップS1201では、判定部306は、グループ情報を外部記憶装置206から取得し、選択撮像画像の特徴量Aと特徴量Bとが同じグループの特徴量としてグループ情報に登録されているか否かを判断する。
この判断の結果、選択撮像画像の特徴量Aと特徴量Bとが同じグループの特徴量としてグループ情報に登録されている場合には、処理はステップS502に進む。一方、選択撮像画像の特徴量Aと特徴量Bとが同じグループの特徴量としてグループ情報に登録されていない場合には、処理はステップS503に進む。
同じグループの特徴量である場合、ある特徴量の観点で良品ではないと判定されたデータは、別の特徴量でも良品ではない可能性が高い。この考えに基づき、同じグループにおいては、ユーザに確認を行わずに判断を行うことが可能となり、確認に要する工数を削減すること可能となる。
[第6の実施形態]
本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図14のフローチャートに従った処理を行う。図14のフローチャートでは、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」ではなく「特徴量Aの画像座標と特徴量Bの画像座標との間の距離」に基づいて、ステップS502の処理を行うのか、ステップS503の処理を行うのかを判断する。
本実施形態では、ステップS410において、図5のフローチャートに従った処理の代わりに、図14のフローチャートに従った処理を行う。図14のフローチャートでは、「特徴量Aと特徴量Bとの間の類似度」ではなく「特徴量Aの画像座標と特徴量Bの画像座標との間の距離」に基づいて、ステップS502の処理を行うのか、ステップS503の処理を行うのかを判断する。
ステップS1401では、判定部306は、テーブル情報Aにおいて選択撮像画像のデータIDに対応する画像座標(反応位置)と、テーブル情報Bにおいて選択撮像画像のデータIDに対応する画像座標(反応位置)と、の間の距離を求める。例えば、選択撮像画像のデータIDが「3」であるとする。このとき、テーブル情報Aにおいて選択撮像画像のデータID=3に対応する画像座標(215,216)と、テーブル情報Bにおいて選択撮像画像のデータID=3に対応する画像座標(210,226)と、の間の距離「11.2」を求める。
そして判定部306は、求めた距離が閾値未満であるか否かを判断する。この判断の結果、求めた距離が閾値未満であれば、処理はステップS502に進み、求めた距離が閾値以上であれば、処理はステップS503に進む。
異なる特徴量の画像座標が近い場合、それらの特徴量は画像上の同じ事象に反応しており、特徴量としての関連性が高いと考えることができる。この考えに基づき、特徴量の画像座標が近いものは、ユーザに確認を行わずに判断を行うことが可能となり、確認に要する工数を削減すること可能となる。
[第7の実施形態]
撮像画像、良品情報A、良品情報B、テーブル情報A、テーブル情報Bなどのデータの取得元は外部記憶装置206に限らず、例えば、I/F207を介して外部の装置から取得しても良い。
撮像画像、良品情報A、良品情報B、テーブル情報A、テーブル情報Bなどのデータの取得元は外部記憶装置206に限らず、例えば、I/F207を介して外部の装置から取得しても良い。
また、撮像画像、良品情報A、良品情報B、を、上記の情報処理装置を含む複数の端末装置がアクセス可能なネットワーク上のサーバ装置に登録しておいて、それぞれの端末装置が共有するようにしても良い。この場合、それぞれの端末装置がサーバ装置にアクセスして上記の実施形態において説明したような各処理を行って良品情報Aや良品情報Bのフラグの値を編集することができる。
また、上記の実施形態では説明を簡単にするために、2種類の特徴量(特徴量A、特徴量B)を用いた。しかし、特徴量の種類は2種類に限らず、3種類以上の特徴量C1,C2,…を用いても構わない。その場合、特徴量Bについて行った処理を、特徴量C1,C2,…のそれぞれについて行えばよい。
また、上記の実施形態では、撮像画像としてネジを撮像した画像を利用したが、ネジ以外のオブジェクトを撮像した画像であっても良い。また、撮像画像は、規定の特徴量のデータとして有効であるのか無効であるのかを判断する判断対象(対象データ)の一例に過ぎず、音声などの他の種類のデータであっても良い。
また上記の情報処理装置は、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット型端末装置、スマートフォンなどのコンピュータ装置であっても良いし、オブジェクトを撮像して該オブジェクトの撮像画像を取得する撮像装置に組み込まれる装置であっても良い。
また、上記の各実施形態では様々なケースを説明しており、ケースによっては上記の全ての処理が必須であるとは限らない。そのため、ケースによっては一部の処理を適宜省略しても構わない。なお、以上の各実施形態の一部若しくは全部を適宜組み合わせて使用しても構わない。また、以上の各実施形態の一部若しくは全部を選択的に使用しても構わない。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
301:データ取得部 302:計算部 303:計算部 304:検出部 305:確認部 306:判定部
Claims (13)
- それぞれのデータの第1の特徴量を取得する取得手段と、
前記それぞれのデータのうち所定範囲外となった第1の特徴量を求めたデータを対象データとし、該対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けたことに応じて、該対象データの第1の特徴量を無効とすると共に、該対象データの第2の特徴量を有効とするか無効とするかを判断する判断手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けると、前記第1の特徴量の種別と前記第2の特徴量の種別との関連の度合いが閾値以上であれば、前記対象データの第2の特徴量を無効とし、前記度合いが閾値未満であれば、前記対象データの第2の特徴量を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けると、前記それぞれのデータの第1の特徴量と前記それぞれのデータの第2の特徴量とに基づく類似度が閾値以上であれば、前記対象データの第2の特徴量を無効とし、前記類似度が閾値未満であれば、前記対象データの第2の特徴量を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けると、前記対象データが、前記それぞれのデータの第2の特徴量のうち所定範囲外となった第2の特徴量のデータであれば、前記対象データの第2の特徴量を無効とし、前記対象データが、前記それぞれのデータの第2の特徴量のうち所定範囲外となった第2の特徴量のデータでなければ、前記対象データの第2の特徴量を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けると、前記第1の特徴量と前記第2の特徴量との類似度と、前記第2の特徴量の分布における前記対象データの第2の特徴量の外れの度合いと、に基づいて、該対象データの第2の特徴量を有効とするか無効とするかを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記第1の特徴量と前記第2の特徴量との類似度と、前記第2の特徴量の分布における前記対象データの第2の特徴量の外れの度合いと、に基づく評価スコアが規定範囲に属する場合には、該対象データの第2の特徴量を有効とするか無効とするかのユーザ指示を受け付けることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けると、前記第1の特徴量の種別と前記第2の特徴量の種別とが、同じ用途に利用される特徴量の種別である場合には、前記対象データの第2の特徴量を無効とし、前記第1の特徴量の種別と前記第2の特徴量の種別とが、同じ用途に利用される特徴量の種別ではない場合には、前記対象データの第2の特徴量を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けると、前記対象データにおける第1の特徴量の位置と前記対象データにおける第2の特徴量の位置との間の距離が閾値未満である場合には、前記対象データの第2の特徴量を無効とし、前記距離が閾値以上である場合には、前記対象データの第2の特徴量を有効とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、
前記対象データの第1の特徴量を有効とするか無効とするかのユーザ指示を受け付けることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 複数のデータのそれぞれに対して第1の特徴量を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した複数の第1の特徴量のうち、該第1の特徴量の値が所定範囲外となる一部の第1の特徴量について、ユーザが無効とするか否かの判断をするための表示を表示手段に行わせ、ユーザが無効とする旨の判断をした第1の特徴量を無効とし、且つ前記一部の第1の特徴量が前記所定範囲外となる対象データの第2の特徴量を無効とするか否かの判断をユーザが行うための表示を前記表示手段に行わせる制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記情報処理装置の取得手段が、それぞれのデータの第1の特徴量を取得する取得工程と、
前記情報処理装置の判断手段が、前記それぞれのデータのうち所定範囲外となった第1の特徴量を求めたデータを対象データとし、該対象データの第1の特徴量を無効とする旨のユーザ指示を受けたことに応じて、該対象データの第1の特徴量を無効とすると共に、該対象データの第2の特徴量を有効とするか無効とするかを判断する判断工程と
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記情報処理装置の取得手段が、複数のデータのそれぞれに対して第1の特徴量を取得する取得工程と、
前記情報処理装置の制御手段が、前記取得工程で取得した複数の第1の特徴量のうち、該第1の特徴量の値が所定範囲外となる一部の第1の特徴量について、ユーザが無効とするか否かの判断をするための表示を表示手段に行わせ、ユーザが無効とする旨の判断をした第1の特徴量を無効とし、且つ前記一部の第1の特徴量が前記所定範囲外となる対象データの第2の特徴量を無効とするか否かの判断をユーザが行うための表示を前記表示手段に行わせる制御工程と
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018179201A JP2020052554A (ja) | 2018-09-25 | 2018-09-25 | 情報処理装置、情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2020052554A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023162142A1 (ja) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | 株式会社Fuji | 画像確認装置および画像確認方法 |
-
2018
- 2018-09-25 JP JP2018179201A patent/JP2020052554A/ja active Pending
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