JP7460762B2 - 患者インターフェース装置のための鼻枕のクッション - Google Patents

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Description

本特許出願は、米国特許法第119条の下、2019年9月27日に出願された米国仮特許出願第62/907,186号の優先権を主張し、その内容は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
本発明は、一般に、患者の気道にガス流を供給する圧力支持システムにおいて使用するための患者インターフェース装置に関し、特に、より詳細には、そのような患者インターフェース装置において使用するための鼻枕のクッションに関する。
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、世界中で何百万人もの人々が患っている症状である。OSAは、睡眠中の呼吸の妨害又は停止により特徴付けられる。OSAの発現は、睡眠中、少なくとも10秒間、しばしば1~2分間続く空気流の部分的又は完全な閉塞によって生じる。いつの夜にも、中等症から重度の無呼吸を患う人々は、一晩に200~500回に達する完全又は部分的な呼吸障害を経験する。彼らの睡眠は絶えず中断されるので、彼らは、心身が効率的に機能するために必要である回復睡眠を奪われる。この睡眠障害は、高血圧、うつ病、脳卒中、心不整脈、心筋梗塞及び他の心血管障害ともつながりがある。OSAは、極度の疲労も引き起こす。
OSAを治療するための1つの方法は、陽圧呼吸(PAP)療法である。既知のPAP療法は、患者の気道をスプリント開放するために、患者の気道に一定の気道陽圧が供給される持続陽圧呼吸療法(CPAP)、及び患者の気道に供給される圧力が、患者の呼吸サイクルと共に変化する可変気道陽圧を含む。そのような療法は、通例、患者が眠っている間、夜間に患者に施される。
上述したような非侵襲的な換気及び圧力支持療法は、呼吸ガス流が圧力/フロー発生装置から患者の気道に送出されるように、換気装置又は圧力支持システムを患者の気道と接合するために、患者の顔に、典型的には鼻マスク又は鼻/口マスクである患者インターフェース装置の配置を含む。
患者インターフェース装置は、通例、長期間着用されるので、様々な問題が考慮されなければならない。例えば、OSAを治療するためのCPAPを設ける際、患者は、通常、睡眠中、夜通し患者インターフェース装置を着用している。そのような状況における1つの問題は、患者インターフェース装置ができる限り快適であることであり、そうでなければ、患者は、インターフェース装置を着用しないようにして、処方される圧力支持療法の目的を無効にする。別の問題は、不適切に着用した患者インターフェース装置が、患者インターフェース装置と患者との間に、望ましくない漏れを生じさせる間隙を含む可能性があることである。従って、患者に適切に着用される患者インターフェース装置を選択することが望ましい。
患者インターフェース装置の1つの種類は、鼻枕マスクである。通例、鼻枕マスクは、一対の頭部を持つシリコーンの封止クッションを利用し、各々の頭部は、患者の夫々の鼻孔に挿入され、鼻孔の開口の内面及び外面に対して封止する円錐台形状である。現在の設計は、一方の端部において前記円錐形の頭部の底部に接続し、他方の端部においてエラストマーのベース膜まで延在し、故に、前記円錐形の頭部全体を前記ベース膜から離間させる中空の茎も有する。患者が息を吸うと、空気は、クッションベースから、円筒形の茎部を通り、前記頭部に移動する。前記茎部は、前記円錐形の頭部がクッションベースに対して動く及び回転することを可能にし、患者の顔の幾何学的形状の変化に順応する前記クッションの能力を向上させ、たとえクッションベースが僅かに動いたとしても(例えば、患者がベッドで転がり、クッションベースが寝具類に触れるとき)、円錐形の頭部が患者の鼻と接触したままであることを可能にする。現在の鼻枕の設計における茎部は、前記頭部が、クッションベースに対して関節運動することを可能にするが、これらはまた、幾つかの欠点を持つ。例えば、茎部は、クッションに余計なサイズ、嵩及び重量を追加する。これは、鼻枕マスクが、通例、市場において最小/最軽量のマスクであるように構成されるので、特に問題である。茎部は、余計な通気抵抗も追加する。円筒形の茎部の小さな直径は、通気抵抗を追加し、患者の呼吸の快適さを低下させる。
本発明の一態様として、患者に呼吸療法のレジメンを施すのに使用するためのクッションは、その中にメインキャビティを画定する概ね中空のベース(以下、中空ベース)であり、圧力発生装置により生成される呼吸ガス流を受け入れるための少なくとも1つの開口を画定する中空ベースと、前記中空ベースから各々が延在する一対の鼻枕であり、各々の鼻枕が、前記中空ベースから直接延在しているベース部から、頂部開口まで内向き上方に先細る概ね円錐形の頭部を持つ、一対の鼻枕とを有し、各々の円錐形の頭部は、前記頂部開口が患者の鼻孔内に位置決められる状態で、前記患者の鼻孔の内側部分と封止係合するように構成され、各々の円錐形の頭部は、前記メインキャビティと前記頂部開口との間に延在し、さらに呼吸ガス流を前記メインキャビティから患者の鼻腔に伝えるように構成される、通路を画定し、各々の前記ベース部は、前記中空ベースと同化した前記クッションの中心付近に位置決められる内縁、及び前記クッションの外側部分に置かれ、前記中空ベースの外面から上方にある距離だけ離間して配される反対側の外縁を含む。
各々のベース部は、前記クッションを2等分する中央基準面に対してある角度で位置決められてもよく、その角度は、45度~90度の範囲とすることができる。
前記中空ベース及び前記一対の鼻枕は、夫々が単一の部材からなる部分でもよい。
各々のベース部の内縁と中空ベースとが同化する領域は、この領域に隣接する中空ベースの壁よりも薄い厚さである、又はこの領域に隣接する中空ベースよりも柔らかい材料から形成されるかの少なくとも1つである。
前記少なくとも1つの開口は、前記中空ベースの第1の端部に置かれる第1の開口、及び前記中空ベースの反対側の第2の端部に置かれる第2の開口を有する。
各々の円錐形の頭部は、各々が、この円錐形の頭部の内面から、その頭部内に画定される前記通路内に部分的に延在する複数のリブを含む。
本発明の別の態様として、患者に呼吸療法のレジメンを施すのに使用するための患者インターフェース装置は、ヘッドギアにより患者の頭部に結合されるように構成されるフレーム、及び前記フレームに結合されるクッションを有し、前記クッションは、その中にメインキャビティを画定し、圧力発生装置により生成される呼吸ガス流を受け入れるための少なくとも1つの開口を画定する中空ベース、及び前記中空ベースから夫々延在する一対の鼻枕であり、各々が前記中空ベースから直接延在するベース部から頂部開口まで内向き上方に先細る概ね円錐形の頭部を持つ、一対の鼻枕を有し、各々の前記円錐形の頭部は、前記頭部の頂部開口が患者の鼻孔内に位置決められた状態で、この患者の鼻孔の内側部分と封止係合するように構成され、各々の前記円錐形の頭部は、前記メインキャビティと前記頂部開口との間に延在し、さらに呼吸ガス流を前記メインキャビティから患者の鼻腔に伝えるように構成される、通路を画定し、各々のベース部は、前記中空ベースと同化する、クッションの中心付近に位置決められる内縁、及び前記クッションの外側部分に置かれ、前記中空ベースの外面から上方にある距離だけ離間して配される反対側の外縁を含む。
各々のベース部は、クッションを2等分する中央基準面に対してある角度で位置決められてもよく、その角度は45~90度の範囲とすることができる。
前記中空ベース及び前記一対の鼻枕は、各々が単一の部材からなる部分でもよい。
各々のベース部の内縁と中空ベースとが同化する領域は、この領域に隣接する中空ベースの壁よりも薄い厚さである、又はこの領域に隣接する中空ベースよりも柔らかい材料から形成されるかの少なくとも1つである。
前記少なくとも1つの開口は、前記中空ベースの第1の端部に置かれる第1の開口、及び前記中空ベースの反対側の第2の端部に置かれる第2の開口を有する。
各々の円錐形の頭部は、各々が、この円錐形の頭部の内面から、その頭部内に画定される前記通路内に部分的に延在する複数のリブを含む。
本発明のさらに別の態様として、患者に呼吸療法のレジメンを施すように適応するシステムは、呼吸ガス流を生成するように構成される圧力発生装置、前記圧力発生装置に結合される第1の端部及び反対側の第2の端部を持つ送達導管、並びに患者インターフェース装置を有し、前記患者インターフェース装置は、ヘッドギアにより患者の頭部に結合されるように構成されるフレーム、及び前記フレームに結合されるクッションを有し、前記クッションは、その中にメインキャビティを画定する中空ベースであり、前記送達導管の第2の端部から前記圧力発生装置により生成される呼吸ガス流を受け入れるための少なくとも1つの開口を画定する中空ベース、及び前記中空ベースから夫々延在する一対の鼻枕であり、各々の鼻枕は、前記中空ベースから直接延在するベース部から頂部開口まで内向き上方に先細る概ね円錐形の頭部を持つ、一対の鼻枕を有し、各々の前記円錐形の頭部は、この頭部の頂部開口が患者の鼻孔内に位置決められる状態で、前記患者の鼻孔の内側部分と封止係合するように構成され、各々の前記円錐形の頭部は、前記メインキャビティと前記頂部開口との間に延在し、さらに呼吸ガス流を前記メインキャビティから患者の鼻腔に伝えるように構成される、通路を画定し、各々の前記ベース部は、前記中空ベースと同化する前記クッションの中心付近に位置決められる内縁、及び前記中空ベースの外面から上方にある距離だけ離間して置かれる反対側の外縁を有する。
前記少なくとも1つの開口は、前記中空ベースの第1の端部に置かれる第1の開口、及び前記中空ベースの反対側の第2の端部に置かれる第2の開口を有する。
各々の円錐形の頭部は、各々が、この円錐形の頭部の内面から、その頭部内に画定される前記通路内に部分的に延在する複数のリブを含む。
構成物の関連する要素の動作方法及び機能、並びに製造部品と製造の経済性との組み合わせと同じく、本開示のこれら及び他の目的、特徴並びに特性は、付随する図面を参照して、以下の説明及び添付の請求項を考慮するとより明白となり、これらの全てが本明細書を形成している。様々な図面において、同様の参照番号は対応する部品を示している。しかしながら、これら図面は単に例証及び説明を目的とするものであり、本発明の境界を規定するものとは意図されないことは明白に理解されるべきである。
図1は、本発明の1つの例示的な実施形態による、クッションを持つ患者インターフェース装置を含む、患者に呼吸療法のレジメンを施すように適応するシステムの部分概略斜視図である。 図2は、図1のクッションの正面斜視図である。 図3は、図1のクッションの上面図である。 図4は、図1のクッションの正面図である。 図5は、図3の線5-5に沿って切り取られた図1のクッションの正面断面図である。 図6は、図1のクッションの背面図である。 図7は、図1のクッションの側面図である。 図8は、図6の線8-8に沿って切り取られた図1のクッションの正面断面図である。 図9は、本発明の1つの例示的な実施形態による、別のクッションを持つ患者インターフェース装置を含む、患者に呼吸療法のレジメンを施すように適応する別のシステムの部分概略斜視図である。
明細書において、特に文脈上はっきりと述べていない限り、複数あると述べていなくても、それらが複数あることを含む。明細書において、2つ以上の部品又は構成要素が"結合される"と述べることは、連結している限り、これらの部品が直接的に又は間接的、すなわち1つ以上の中間部品若しくは構成要素を介しての何れかにより接合される又は共に動作することを意味する。明細書において、"直接結合される"は、2つの要素が互いに直に接触した状態であることを意味する。明細書において、"固定して結合される"又は"固定される"は、2つの構成要素が互いに対し一定の方向を維持しつつ、1つとして移動するように結合されることを意味する。
明細書において、2つ以上の部品又は構成要素が互いに"係合する"と述べることは、これらの部品が互いに対し直接的に又は1つ以上の中間部品若しくは構成要素を介して間接的にの何れかにより力を及ぼしていることを意味する。明細書において、"数字"は、1又は2以上の整数(すなわち複数)を意味する。明細書における方向の表現、例えば、例であり限定ではないが、左、右、上方、下方、前方、後方、その上及びそれらの派生語は、図に示される要素の向きに関連し、特に明瞭に言わない限り、請求項を制限しない。明細書において、"及び/又は"という言葉は、そのような言葉により分けられる要素の1つ又は両方を意味する。例えば、"A及び/又はB"は、i)A、ii)B又はiii)A及びBの何れかを意味する。
本発明の1つの例示的な実施形態による、患者に呼吸療法のレジメンを施すように適応するシステム2が、図1に概ね示される。システム2は、(概略的に示される)圧力発生装置4、(概略的に示される)送達導管6、導管セグメント12を介して結合される流体結合導管10を持つ患者インターフェース装置8、及び(そのストラップ14のみが示される)ヘッドギアを含む。圧力発生装置4は、呼吸ガス流を生成するように構成され、限定ではないが、換気装置、定圧支持装置(例えば、持続陽圧呼吸療法装置、すなわちCPAP装置)、可変圧力装置(例えば、BiPAP(登録商標)、Bi-Flex(登録商標)又はPhilips Respironics of Murrysville, Pennsylvaniaにより製造及び販売されるC-Flex(登録商標)装置)及び自動滴定圧力支持装置を含むことができる。送達導管6は、呼吸ガス流を圧力発生装置4から流体結合導管10及び導管セグメント12を介して患者インターフェース装置8に伝えるように構成される。図1に示される例示的な実施形態において、流体結合導管10は直線のコネクタであるが、本発明の範囲から逸脱することなく、他の適切な結合部を用いることができることも理解されるべきである。導管セグメント12が除かれる、故に、送達導管6が、本発明の範囲から逸脱することなく、患者インターフェース装置8に直接接続される、又は上述した結合部を介して接続されることができることも理解されるべきである。送達導管6及び患者インターフェース装置8は、しばしば、患者回路と総称される。
BiPAP(登録商標)装置は、患者に供給される圧力がその患者の呼吸サイクルと共に変化する二相(バイレベル)の装置であるので、呼気中よりも吸気中の方が、より高い圧力が送出される。自動滴定圧力支持システムは、例えば、患者がいびきをしているか、又は無呼吸或いは呼吸低下を経験しているかどうかのような、患者の状態で圧力が変化するシステムである。ここでは、フロー/圧力発生装置4は、圧力勾配が生じるときにフローが生じるので、ガス流発生装置とも呼ばれる。本発明は、フロー/圧力発生装置4が、上にまとめられた圧力支持システム及び非侵襲的換気システムを含む、患者の気道にガス流を送出するため、又は患者の気道におけるガスの圧力を上昇させるための何れかの従来システムであることも検討している。
引き続き図1を参照すると、患者インターフェース装置8は、以下にさらに説明される、磁気装置を介してフレーム18に結合されるクッション16を含む。クッション16は、何れかの柔軟な材料(例えば、限定ではないが、シリコーン)から形成されることができる。フレーム18は、実質的に硬質な材料(例えば、限定ではないが、1つ以上のプラスチック)から形成されることができる。フレーム18は、患者に向く面22及び反対側の外側を向く面24を持つ概ね薄い部材として形成される中央部分20を含む。中央部分20は、患者に向く面22が概ね凹形状であるのに対し、外側を向く面24は、概ね凸形状であるように湾曲している。フレーム18は、中央部分20の第1の端部28から第1の遠位端30まで僅かに先細り延在する第1のウィング部分26、及び中央部分20の第2の端部34から第2の遠位端36まで僅かに先細り延在する第2のウィング部分32をさらに含む。図1に示される例示的な実施形態において、第1のウィング部分26及び及び第2のウィング部分32の各々は、中央部分20と、この中央部分20のすぐ近隣にあるウィング部分26及び32との部分よりも各々が狭い寸法である夫々のスペーサ部分により、ある距離だけ中央部分20の患者に向く面22からオフセットしている。
各々のウィング部分26及び32は、各々のヘッドギアストラップ14をフレーム18に固定する方法で、このヘッドギアストラップ14の夫々のストラップと協働して係合するように構成される。特に、各々のヘッドギアストラップ14は、閉じられた先端14Aを持つ概ね扁平な管状部材として、弾性のある布地材料から形成される。各々の扁平な管状部材の内側部分へのアクセスを提供する開口が、各ストラップ14において、前記閉じられた先端14Aからある距離で画定される。ストラップ14をフレーム18に固定するために、ウィング部分26の遠位端30が一つのストラップ14の開口内に挿入される。次いで、前記開口の周界の外側を向く部分が前記スペーサ部分に接触するまで、前記開口をウィング部分26に沿ってスライドする。そのとき、ウィング部分26の大部分は、ストラップ14である前記扁平な管状部材の内側に位置決められる。次いで、ウィング部分26の残りの部分が、概ね前記開口と閉じられた先端14Aとの間にある前記扁平な管状部材の部分内に位置決められるように、前記開口が、ウィング部分26の残りの部分を囲むように概ね伸ばされる。完全に挿入されると、ストラップ14の前記開口は、中央部分20とウィング部分26との間にあるスペーサ部分を取り囲むように置かれる。他方のストラップ14も同様に、第2のウィング部分32に対して同じステップを繰り返すことによりフレーム18に固定される。
ここで、図2~図8を参照すると、クッション16の詳細が説明される。クッション16は、その中にメインキャビティ42を画定する概ね中空のベース(中空ベース)40を含む。中空ベース40は、例えば図1に関して上述したように、圧力発生装置4により生成される呼吸ガス流をメインキャビティ42内に受け入れるための少なくとも1つの開口44を含む。図1~図8に示される例示的な実施形態において、中空ベース40は、図1に示されるように、クッション16をフレーム18に選択的に結合するように、フレーム18に設けられる対応する磁気要素と磁気的に結合するように位置決められた、中空ベース40の下方部分に置かれる複数の磁気要素46を含む。
図2~図8を引き続き参照すると、クッション16は、各々が中空ベース40から直接延在している一対の鼻枕48をさらに含む。特に、各々の鼻枕48は、(中空ベース40から直接延在している)ベース部52から頂部開口54まで(外向きに広がることなく)内向き上方に先細る概ね円錐形の頭部50を含む。各々の円錐形の頭部50は、頂部開口54が患者の鼻孔内に位置決められる状態で、この患者の鼻孔の内側部分と封止係合するように形成するために先細っている。各々の円錐形の頭部50は、メインキャビティ42と頂部開口54との間に延在し、さらに呼吸ガス流をメインキャビティ42から患者の鼻腔に伝えるように構成される、通路56を画定する。図5及び図8の断面図に示されるように、各々の鼻枕48は、円錐形の頭部50の内面から、各々の円錐形の頭部50の内面に概ね垂直な方向に、前記円錐形の頭部に画定される通路56内に部分的に延在する1つ以上のリブ58を含むことができる。そのようなリブ58は、患者の鼻孔と接触するとき、潰れることに抵抗するように、各々の円錐形の頭部50を補強する役割を果たす。そのようなリブ58は、潰れることに対して鼻枕を選択的に補強する一方、鼻枕が鼻孔の形状に合致するように円周方向に変形することを可能にするので、リブ58は、(例えば、壁を厚くすること又はより硬質な材料を用いることに比べ)有利である。リブ58は、各々の円錐形の頭部50の内周の周りに離間して配される。例示的な実施形態において、そのような領域は、一般に敏感であり、故に、補強されるのは望ましくないため、リブ58は、患者の鼻中隔で又はその近くで係合するように構成される各円錐形の頭部50のその部分から離れて配される。
上述したように、各々のベース部52は、中空ベース40から直接延在している。特に、各々のベース部52は、クッション16の中心付近に位置決められ、中空ベース40の外面40A(及び壁)と同化する内縁52Aを含む。各々のベース部52は、中空ベース40の外面40Aから距離dだけ離間して配される、内縁52Aの反対側の外縁52Bをさらに含む。図4~図6に示されるように、各々のベース部52は、クッション16を2等分する中央基準面Pに対し、角度Θで概ね位置決められている。本発明の例示的な実施形態において、30度から135度の間の角度Θで配向されるベース部52が用いられているが、殆どの用途にとって、45度から90度の間の角度Θが、一般に最良であることが分かっている。図1~図8に示される例示的な実施形態において、クッション16は、エラストマー材料(例えば、限定ではないが、シリコーン)から一体の要素として形成される。しかしながら、クッション16は、本発明の範囲から逸脱することなく、何れか適切な材料から形成される構成要素を用いてモジュール要素として形成されてもよいことを理解されるべきである。
従って、上述した例から、各々のベース部52の各々の内縁52Aと中空ベース40との間の交差部は、本明細書の背景技術の項に説明したような茎部を使用せずに、各々の円錐形の頭部50が中空ベース40に対して関節運動することを可能にする中空ヒンジを形成することを理解されるべきである。ベース部52と中空ベース40との間のこのような交差部は、周囲部分よりも薄い量の材料から形成される、及び/又は各々の円錐形の頭部50が関節運動する能力をさらに高めさせるために、より柔らかい材料から形成されることができる。そのような設計は、従来の設計よりも、軽量で、より合理化されたクッション16を提供する。
図9は、本発明の1つの例示的な実施形態による、別のクッション16'を持つ患者インターフェース装置8'を含む、患者に呼吸療法のレジメンを施すように適応する別のシステム2'の部分概略図を示す。クッション16'は、上述したクッション16と同様の構造であり、従って、その中にメインキャビティ(番号なし)を画定する概ね中空のベース(中空ベース)40'を含む。中空ベース40'は、圧力発生装置4により生成される呼吸ガス流を受け入れるために、中空ベース40'の第1の端部に置かれる第1の開口44'、及び圧力発生装置4により生成される呼吸ガス流を受け入れるように構成される、中空ベース40'の反対側の第2の端部に置かれる第2の開口44"を含む。クッション16'は、中空ベース40に関して上述したのと同様の方法で、中空ベース40'に対して位置決められる、図1~図8に関して上述したものと同様の一対の鼻枕48をさらに含む。このような更なる例から、そのような設計は、従来の設計よりも軽量で、より合理的なクッション16'を提供することを再び理解されるべきである。
請求項において、括弧の間に置かれる如何なる参照記号もその請求項を限定するとは解釈されるべきではない。"有する"又は"含む"という言葉は、請求項に挙げられる以外の素子又はステップの存在を排除するものではない。幾つかの手段を列挙している装置の請求項において、これらの手段の幾つかは、ハードウェアの同一のアイテムにより具現化されてもよい。要素が複数あると述べていなくても、その要素が複数あることを排除しない。幾つかの手段を列挙している如何なる装置の請求項において、これらの手段の幾つかは、ハードウェアの1つの同じアイテムによって具現化されてもよい。幾つかの要素が互いに異なる従属請求項に挙げられているという単なる事実は、これらの要素が組み合わせて使用されることができないことを示していない。
本発明は、最も実用的で好ましい実施例であると現在考えられているものに基づいて、例示の目的に詳細に説明されていたとしても、そのような詳細は、単に例示が目的であること、並びに本発明は、開示される実施例に限定されるのではなく、それどころか添付の特許請求の範囲の主旨及び範囲内にある修正案及び同等の構成を含むことが意図されることを理解されたい。例えば、本発明は、可能な限り、何れかの実施例の1つ以上の特徴が他の何れかの実施例の1つ以上の特徴と組み合わされ得ることを検討していることが理解されるべきである。

Claims (15)

  1. 患者に呼吸療法のレジメンを施すのに使用するためのクッションであって、前記クッションは、
    その中にメインキャビティを画定する中空ベースであり、圧力発生装置により生成される呼吸ガス流を受け入れるための少なくとも1つの開口を画定している、前記中空ベース、及び
    前記中空ベースから各々延在する一対の鼻枕であり、各々が、前記中空ベースから直接延在するベース部から頂部開口まで内向き上方に先細る概ね円錐形の頭部を持つ、前記一対の鼻枕
    を有し、
    各々の前記円錐形の頭部は、前記頂部開口が前記患者の鼻孔内に位置決められる状態で、前記患者の鼻腔の内側部分と封止係合するように構成され、
    各々の前記円錐形の頭部は、前記メインキャビティと前記頂部開口との間に延在し、さらに前記呼吸ガス流を前記メインキャビティから前記患者の鼻腔に伝えるように構成される、通路を画定し、並びに
    各々の前記ベース部は、前記クッションの中心付近に位置決められ、前記中空ベースの外面と同化している内縁、及び前記クッションの外側部分に置かれ、前記中空ベースの外面から上方にある距離だけ離間して置かれる反対側の外縁を含む
    クッション。
  2. 各々の前記ベース部は、前記クッションを2等分する中央基準面に対してある角度で位置決められ、前記角度は45~90度の範囲である、請求項1に記載のクッション。
  3. 前記中空ベース及び前記一対の鼻枕は、各々が単一の部材からなる部分である、請求項1に記載のクッション。
  4. 各々の前記ベース部の内縁と、前記中空ベースの外面とが同化する領域は、前記領域に隣接する前記中空ベースの壁よりも薄い厚さである、又は前記領域に隣接する前記中空ベースよりも柔らかい材料で形成されるかの少なくとも1つである、請求項1に記載のクッション。
  5. 前記少なくとも1つの開口は、前記中空ベースの第1の端部に置かれる第1の開口、及び前記中空ベースの反対側の第2の端部に置かれる第2の開口を有する、請求項1に記載のクッション。
  6. 各々の前記円錐形の頭部は、各々が、前記円錐形の頭部の内面から、その頭部内に画定される前記通路内に部分的に延在する複数のリブを含む、請求項1に記載のクッション。
  7. 患者に呼吸療法のレジメンを施すのに使用するための患者インターフェース装置であって、前記患者インターフェース装置は、
    ヘッドギアにより前記患者の頭部に結合されるように構成されるフレーム、及び
    前記フレームに結合されるクッション
    を有し、前記クッションは、
    その中にメインキャビティを画定する中空ベースであり、圧力発生装置により生成される呼吸ガス流を受け入れるための少なくとも1つの開口を画定する、前記中空ベース、
    前記中空ベースから夫々延在する一対の鼻枕であり、各々が、前記中空ベースから直接延在するベース部から頂部開口まで内向き上方に先細る概ね円錐形の頭部を持つ、前記一対の鼻枕
    を有し、
    各々の前記円錐形の頭部は、前記頂部開口が前記患者の鼻孔内に位置決められた状態で、前記患者の鼻孔の内側部分と密封係合するように構成され、
    各々の前記円錐形の頭部は、前記メインキャビティと前記頂部開口との間に延在し、さらに呼吸ガス流を前記メインキャビティから前記患者の鼻腔に伝えるように構成される、通路を画定し、
    各々の前記ベース部は、前記クッションの中心付近に位置決められ、前記中空ベースの外面と同化している内縁、及び前記クッションの外側部分に置かれ、前記中空ベースの外面から上方にある距離だけ離間して置かれる反対側の外縁を含む
    患者インターフェース装置。
  8. 各々のベース部は、前記クッションを2等分する中央基準面に対してある角度で位置決められ、前記角度は、45~90度の範囲にある、請求項7に記載の患者インターフェース装置。
  9. 前記中空ベース及び前記一対の鼻枕は、各々が単一の部材からなる部分である、請求項7に記載の患者インターフェース装置。
  10. 各々の前記ベース部の内縁と、前記中空ベースの外面とが同化する領域は、前記領域に隣接する前記中空ベースの壁よりも薄い厚さである、又は前記領域に隣接する前記中空ベースよりも柔らかい材料で形成されるかの少なくとも1つである、請求項7に記載の患者インターフェース装置。
  11. 前記少なくとも1つの開口は、前記中空ベースの第1の端部に置かれる第1の開口、及び前記中空ベースの反対側の第2の端部に置かれる第2の開口を有する、請求項7に記載の患者インターフェース装置。
  12. 各々の前記円錐形の頭部は、各々が、前記円錐形の頭部の内面から、その頭部内に画定される前記通路内に部分的に延在する複数のリブを含む、請求項7に記載の患者インターフェース装置。
  13. 患者に呼吸療法のレジメンを施すのに使用するように適応したシステムであって、前記システムは、
    呼吸ガス流を生成するように構成される圧力発生装置、
    前記圧力発生装置に結合される第1の端部、及び反対側の第2の端部を持つ送達導管、並びに
    患者インターフェース装置
    を有し、前記患者インターフェース装置は、
    ヘッドギアにより前記患者の頭部に結合されるように構成されるフレーム、及び
    前記フレームに結合されるクッション
    を有し、前記クッションは、
    その中にメインキャビティを画定する中空ベースであり、前記送達導管の前記第2の端部から、前記圧力発生装置により生成される呼吸ガス流を受け入れるための少なくとも1つの開口を画定する、前記中空ベース、及び
    前記中空ベースから夫々延在する一対の鼻枕であり、各々が、前記中空ベースから直接延在するベース部から頂部開口まで内向き上方に先細る概ね円錐形の頭部を持つ、前記一対の鼻枕
    を有し、
    各々の前記円錐形の頭部は、前記頂部開口が前記患者の鼻孔内に位置決められた状態で、前記患者の鼻孔の内側部分と密封係合するように構成され、
    各々の前記円錐形の頭部は、前記メインキャビティと前記頂部開口との間に延在し、さらに呼吸ガス流を前記メインキャビティから前記患者の鼻腔に伝えるように構成される、通路を画定し、
    各々の前記ベース部は、前記クッションの中心付近に位置決められ、前記中空ベースの外面と同化している内縁、及び前記クッションの外側部分に置かれ、前記中空ベースの外面から上方にある距離だけ離間して置かれる反対側の外縁を含む
    システム。
  14. 前記少なくとも1つの開口は、前記中空ベースの第1の端部に置かれる第1の開口、及び前記中空ベースの反対側の第2の端部に置かれる第2の開口を有する、請求項13に記載のシステム。
  15. 各々の前記円錐形の頭部は、各々が、前記円錐形の頭部の内面から、その頭部内に画定される前記通路内に部分的に延在する複数のリブを含む、請求項13に記載のシステム。
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