JP7456923B2 - 検索装置、プログラムおよび検索方法 - Google Patents

検索装置、プログラムおよび検索方法 Download PDF

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Description

本発明は、検索装置、プログラムおよび検索方法に関する。
顧客からの相談にのったり指導したりするコンサルティングにおいては、顧客のニーズや顧客が抱える課題に適した事例を紹介する。しかしながら、事例の紹介は、コンサルティング担当者の知識や経験範囲に依存してしまうため、適切な事例が紹介できない場合がある。このような場合には、コンサルティングの成果が不十分となる。大量の事例があったとしても従来の検索システムでは、検索する際のキーワードの指定が検索者(コンサルティング担当者)の知っているものに限定されてしまい、結果として適切な検索結果(事例)が得られない。
特許文献1に記載の事例検索システムは、事例の特徴を表現した複数の図形イメージが格納された図形イメージ格納手段と、前記図形イメージ格納手段に格納された各図形イメージを表示する表示手段と、前記表示手段により表示された前記複数の図形イメージの中から、登録したいまたは検索したい事例と一致するまたは類似する図形イメージを指定する指定手段と、前記指定手段により指定された図形イメージを前記登録したいまたは検索したい事例と関係付けて格納する事例格納手段と、前記表示手段により表示された図形イメージ間の類似度を予め記憶した類似度記憶手段と、前記指定手段により指定された図形イメージと類似する図形イメージを、前記類似度記憶手段に記憶された前記図形イメージ間の類似度に基づいて判定する類似イメージ判定手段と、前記指定手段により指定された図形イメージと前記類似イメージ判定手段により判定された図形イメージとから検索条件を作成する検索条件作成手段と、前記検索条件作成手段により作成された検索条件に基づいて前記事例格納手段より事例を検索する事例検索手段とを具備する。
特開平5-334372号公報
特許文献1に記載の事例検索システムによれば、人間の直感性を考慮した事例検索を効率よく行えるとともに、ユーザの感覚のみにとらわれない幅広い事例検索を行うことができる。しかしながら、事例をあらわす図形は、検索者や登録者によって、イメージするものが異なる場合がある。特許文献1に記載の事例検索システムが対象とする事例は、テレビなどの物体を対象にした場合には有効と思われるが、事例が形を持たない場合にはイメージで表すことが難しいという問題がある。
所望する事例を検索できないという問題は、コンサルティングに限らず、一般に文書を検索する場合でも同様である。利用者(検索者)が、所望する文書に検索するのに適切なキーワードを知らない、知っていても思いつかない、キーワードが曖昧などの場合には、利用者が所望する文書が存在しているにも拘らず検索できない(検索結果に含まれない)。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、適切なキーワードが不明であっても所望の検索結果を得ることを可能とする検索装置、プログラムおよび検索方法を提供することを課題とする。
上記した課題を解決するため、本発明に係る検索装置は、カテゴリの種別ごとの分類マップであって、かつ当該分類マップ内で文書カテゴリ別の領域内に配置され、さらに当該領域内で文書間の類似度に応じて配置された分類マップを生成する分類部と、指定されたキーワードを含む文書を検索する検索部と、前記分類マップ上に、検索結果の文書をマッピングするマッピング部と、前記分類マップ上で指定された文書を表示装置に表示する文書表示部と、を備え、前記カテゴリは、前記カテゴリの種別に応じた文書のカテゴリであり、前記分類マップの生成以前に予め付与されていることを特徴とする
本発明によれば、適切なキーワードが不明であっても所望の検索結果を得ることを可能とする検索装置、プログラムおよび検索方法を提供することができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係るコンサル支援装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る辞書のデータ構成図である。 本実施形態に係る事例データベースのデータ構成図である。 本実施形態に係るカテゴリ種別が業種の場合の分類マップである。 本実施形態に係るカテゴリ種別が分析内容の場合の分類マップである。 本実施形態に係る会話内容抽出部、および検索部の動作を説明するための図である。 本実施形態に係る分類マップにマッピングした結果の分類マップである。 本実施形態に係る分類マップにマッピングした結果の分類マップである。 本実施形態に係る分類マップで指定された事例の表示例を示す図である。 本実施形態に係るキーワードタイルを説明するための図である。 本実施形態に係るコンサル支援処理のフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る会話内容抽出部、および検索部の動作を説明するための図である。
≪コンサル支援装置の概要≫
以下に、本発明を実施するための形態(実施形態)であるコンサル支援装置(検索装置)を説明する。コンサル支援装置は、蓄積したコンサルテーションを実施した事例(事例の文書)をカテゴリに分類(クラスタリング)して、分類マップとして表示する。カテゴリの種別(カテゴリ種別)は1つとは限らず、コンサル支援装置は、複数のカテゴリ種別(観点)で分類し、複数の分類マップを生成する。
例えば、業種というカテゴリ種別には、産業、公共、民間といったカテゴリがあり、コンサル支援装置は、事例をこれらのカテゴリに分類する。他に分析内容(コンサル内容)というカテゴリ種別があり、故障予知、販売予測、精度改善といったカテゴリがある。
コンサル支援装置は、コンサルテーション中の会話など取得した音声に含まれる語のなかからキーワードを抽出し、さらに当該キーワードに関連する関連語を取得する。続いて、コンサル支援装置は、当該キーワードと関連語とを含む事例(関連事例)を取得して、分類マップにマッピングする(分類マップ上での当該事例の位置を示す)。
利用者(コンサルティング担当者や顧客)は、関連事例の文書を閲覧したり、分類マップ上で関連事例に近い事例の文書を閲覧したり、当該文書のキーワードを参照したりして、新たなキーワードを指定する。コンサル支援装置は、当該キーワードやその関連語を基づいて事例を検索して検索結果をマッピングする。
このように、事例の参照と検索とを繰り返すことで、利用者は、会話に含まれる当初のキーワードとは異なるキーワードやその関連語で検索することができ、検索対象を拡げて顧客のニーズ/課題に合った事例を探し出すことができるようになる。
コンサル支援装置は、検索結果を表示中の分類マップとは別の分類マップにマッピングしてもよい。利用者は、最初の分類マップ(例えば業種の分類マップ)とは異なるカテゴリ種別(観点)で分類された分類マップ(例えば分析内容の分類マップ)上で関連事例に近い事例を参照することができる。利用者は、異なる観点で新たなキーワードを選択して検索することができ、検索対象を広げることができる。
また、利用者はキーワードを指定するのではなく、事例を指定して検索を指示してもよい。コンサル支援装置は、指定された事例に含まれるキーワードを基に検索して、検索結果をマッピングしてもよい。このような、複数の手法で繰り返し検索することで、利用者は、所望の事例を探し出すことができるようになる。
≪コンサル支援装置の構成≫
図1は、本実施形態に係るコンサル支援装置100の機能ブロック図である。コンサル支援装置100は、制御部110、記憶部120、および入出力部180を備える。入出力部180には、利用者に分類マップや事例などの情報を出力したり利用者からの操作を受け付けたりするディスプレイ(表示装置)やキーボード、マウス、マイクなどのユーザインターフェイス機器が接続される。
記憶部120は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)などから構成される。記憶部120には、プログラム121、キーワードリスト122、辞書130(後記する図2参照)、および事例データベース140(後記する図3参照)が記憶される。
プログラム121には、後記する制御部110に備わる各機能部の処理手順(後記する図11参照)が記述される。キーワードリスト122は、事例を検索するときに用いられるキーワードのリストである。
≪辞書の構成≫
図2は、本実施形態に係る辞書130のデータ構成図である。辞書130の1つの行(レコード)は、語の関連を示し、見出し語131、および関連語132の列(属性)を含む。見出し語131は、辞書130において見出しとなる語である。関連語132は、見出し語131に関連する1つ以上の語であって、見出し語131との距離を含む。図2においては、距離は括弧内の数値で示され、数値が小さいほど、関連度が高い。レコード139は、「センサ」の関連語には「IoT」や「製造」があって、「製造」が「IoT」より「センサ」との関連度がやや高いことを示している。
≪事例データベースの構成≫
図3は、本実施形態に係る事例データベース140のデータ構成図である。事例データベース140の1つの行(レコード)は、1つの事例を示し、事例名141、資料142、カテゴリ143、および内容144の列(属性)を含む。
事例名141は、事例の名称である。資料142は、事例を記載した文書の名称ないしは識別情報である。内容144は、事例の概要である。
カテゴリ143は事例のカテゴリであって、異なるカテゴリ種別の複数のカテゴリを含む場合がある。図3に記載の事例名141が「A社分析サービス」である事例のカテゴリ143は、業種のカテゴリ種別では「産業」というカテゴリであって、分析内容のカテゴリ種別では「故障予兆」というカテゴリである。
≪制御部の構成:事例分類部≫
図1に戻って、制御部110は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、事例分類部111、会話内容抽出部112、検索部113、マッピング部114、事例表示部115、およびキーワードタイル作成部116を備える。事例分類部111は、カテゴリ種別ごとに事例をカテゴリに分類して分類マップを生成する。また、事例分類部111は、類似度が高い事例を、分類マップ内で近くに配置する。なお、2つの事例の類似度が高いとは、例えば、事例の文書の類似度が高い(双方の文書に含まれる語が多い)、または内容144(図3参照)の類似度が高いということである。
図4は、本実施形態に係るカテゴリ種別が業種の場合の分類マップ200である。分類マップ200内の1つの黒丸は、1つの事例を示す。カテゴリ種別が業種となるカテゴリには、産業、公共、および民間があり、カテゴリごとの領域が示されている。図4では、領域は楕円で示されているが、他の図形であってもよいし、境界線を用いて領域を示してもよい。同じカテゴリに属する事例は、事例間の距離が近い(類似度が高い)ほど、接近するように事例の黒丸が配置される。
図5は、本実施形態に係るカテゴリ種別が分析内容の場合の分類マップ210である。通常のクラスタリングでは、各データ(本実施形態では事例)は、1つのクラスタに属するが、分類マップ210では、一部の事例は、故障予兆および精度改善の2つのカテゴリに含まれている。また別の事例は、販売予測および精度改善の2つのカテゴリに含まれている。
≪制御部の構成:会話内容抽出部≫
図1に戻って、会話内容抽出部112は、入出力部180に接続されたマイクが拾った音声を認識してテキストデータを生成する。続いて会話内容抽出部112は、テキストデータからキーワードリスト122に含まれる語を音声のキーワードとして取得する。
≪制御部の構成:検索部とマッピング部≫
検索部113は、指定されたキーワードを含む事例を事例データベース140から検索する。検索部113は、キーワードを内容144(図3参照)に含む事例を検索してもよいし、キーワードを事例の文書(資料142参照)に含む事例を検索してもよい。また、検索部113は、指定されたキーワードに加えて辞書130(図2参照)を参照して、キーワードを見出し語131とする関連語132を含む事例を検索してもよい。
図6は、本実施形態に係る会話内容抽出部112、および検索部113の動作を説明するための図である。テキストデータ300は、会話内容抽出部112が音声から抽出して生成したテキストデータである。キーワード311は、会話内容抽出部112がテキストデータ300のなかでキーワードリスト122(図1参照)に含まれる語をキーワードとして取得した結果である。関連語321は、検索部113が、辞書130を参照して取得したキーワード311の関連語である。検索語331は、キーワード311と関連語321との和となる語である。検索部113は、検索語331にある語を含む事例を検索する。
図1に戻って、マッピング部114は、検索結果の事例を分類マップ200,210(図4、図5参照)にマッピングする。マッピングするとは、検索結果の事例が、分類マップ200,210上のどこにあるかが判るように表示するということである。
図7は、本実施形態に係る分類マップ200にマッピングした結果の分類マップ200Aである。分類マップ200Aでは、検索結果の事例を破線221で囲うことで、検索結果の事例が分類マップ200A上のどこにあるか(どの事例であるか)を判るようにしてある。マッピング部114は、線で囲う(線で囲われた領域で示す)のではなく、事例を示す図形(図7では黒丸)の色を変えたり形を変えたりして、分類マップ200Aを表示してもよい。
マッピング部114は、利用者の指示を受け付けて、検索結果の事例(破線221で囲われた事例)をカテゴリ種別が異なる分類マップ210にマッピングしてもよい。
図8は、本実施形態に係る分類マップ210にマッピングした結果の分類マップ210Aである。図8において破線222で囲われた事例は、次の図9において分類マップ200A上の破線221で囲われた事例と同一の事例である。
このように、マッピング部114は、検索結果の事例に限らず利用者が指定した事例をカテゴリ種別が異なる分類マップにマッピングしてもよい。事例の指定は、利用者が個々の事例を指定してもよいし、領域を指定することで当該領域内の事例を指定したとしてもよい。
≪制御部の構成:事例表示部≫
図1に戻って、事例表示部115は、分類マップ上で指定された事例を表示する。例えば、事例表示部115は、事例のカテゴリ143(図3参照)および内容144を含んで表示する。事例表示部115は、資料142に示される文書の内容を表示してもよい。
図9は、本実施形態に係る分類マップ200Aで指定された事例の表示例を示す図である。利用者がポインタ223を用いて指定した事例224のカテゴリ143や内容144が、事例表示ウィンドウ226に表示されている。
事例224は、破線221で囲われており、検索結果の事例である。検索結果ではない事例、例えば事例225が指定されると、事例表示部115は、事例225のカテゴリ143や内容144を表示する。このようにすることで、利用者は、検索結果ではないが検索から漏れた、検索結果に近い事例も参照することができる。また、異なるカテゴリ種別の分類マップ210Aにおいても、利用者は、検索結果の事例や検索結果に近い事例を参照することができる。
図6において、検索部113が、会話内容抽出部112が抽出したキーワード311や関連語321を含む事例を検索することを説明した。検索部113は、事例表示部115が表示した事例を閲覧した利用者が直接指定したキーワードを取得して事例を検索してもよい。検索部113は、利用者が直接指定したキーワードの関連語を辞書130から取得して、キーワードと合わせて事例を検索してもよい。キーワードの指定は、文字入力でもよいし、音声入力でもよい。
検索部113は、キーワードではなく事例の指定を受け付けて検索してもよい。詳しくは、検索部113は、キーワードリスト122に含まれ利用者が指定した事例に含まれるキーワード、および当該キーワードの関連語(図2記載の辞書130参照)を含む事例を検索してもよい。なお、事例の指定は、個々の事例が指定されてもよいし、指定された領域内の事例が指定されたとしてもよい。
マッピング部114は、指定されたキーワードまたは事例に基づく検索結果を分類マップ200にマッピングして新たな分類マップとして表示してもよい。マッピング部114は、利用者に指示されて、カテゴリ種別が異なる分類マップ210にマッピングしてもよい。
ここまでの説明では、マッピング部114は、検索結果の事例を先ず分類マップ200(図4参照)にマッピングして、その後に利用者の指示により分類マップ210に(図5参照)マッピングしているが、これに限らない。マッピング部114は、先ず分類マップ210にマッピングしてもよいし、分類マップ200,210にマッピングして、双方の分類マップ200,210を表示してもよい。
≪制御部の構成:キーワードタイル作成部≫
図1に戻って、キーワードタイル作成部116は、現在の検索結果のもとになっているキーワードからキーワードタイトルを作成する。
図10は、本実施形態に係るキーワードタイルを説明するための図である。キーワードタイルは、キーワードをタイルに見立てて並べたものである。キーワードを含む四角の箱の一つ一つがキーワードタイルであり、図10はそのキーワードタイルが配置された状態を示している。キーワードタイル作成部116は、辞書130(図2参照)を参照して距離(見出し語131と関連語132の距離)が近いキーワードのキーワードタイルを近くに配置する。
検索結果の事例(図3記載の内容144や資料142に示される文書)のなかで、キーワードが1つの文/段落に含まれる場合には、キーワードタイル作成部116は、当該キーワードの距離が近いと判定して、キーワードタイルを並べて配置するようにしてもよい。例えば、図10において、事例のなかに「故障予兆」のキーワードタイル231、「良品率」のキーワードタイル232および「利用予測」のキーワードタイル233のキーワードタイルが縦に並んでいるが、これはこれらのキーワードを含む文/段落が事例のなかにあるからである。このようなキーワードタイルの並びが複数ある場合には、キーワードタイル作成部116は、並びを近くに配置してもよい。キーワードタイル作成部116は、キーワードタイルをランダムに配置してもよい。
≪コンサル支援処理≫
図11は、本実施形態に係るコンサル支援処理のフローチャートである。図11を参照しながらコンサル支援装置100の処理内容を説明する。
ステップS11において事例分類部111は、事例データベース140(図3参照)に格納される事例をカテゴリ種別ごとにカテゴリに分類して分類マップを生成する。
ステップS12において会話内容抽出部112は、音声を取得して音声認識処理を実行して会話内容のテキストデータ300(図6参照)を取得する。
ステップS13において会話内容抽出部112は、テキストデータ300からキーワードリスト122(図1参照)に含まれるキーワード311を取得する。
ステップS14において検索部113は、辞書130を参照してキーワード311に関連する関連語321を取得する。
ステップS15において検索部113は、キーワード311と関連語321との和である検索語331にある語を含む事例を検索する。
ステップS16においてマッピング部114は、検索結果の事例を分類マップにマッピングする。マッピング先の分類マップは、予め設定されたカテゴリ種別の分類マップであってもよいし、利用者が指定したカテゴリ種別の分類マップであってもよい。
ステップS17において制御部110は、利用者からの操作を受け付ける。
ステップS18において制御部110は、ステップS17で受け付けた操作が終了を指示する操作ならば(ステップS18→YES)コンサル支援処理を終え、終了を指示する操作でないならば(ステップS18→NO)ステップS19に進む。
ステップS19において制御部110は、ステップS17で受け付けた操作に応じてステップS20~S24に進む。制御部110は、操作が検索結果のマッピング先である分類マップを変更する操作ならば(ステップS19→マッピング先の変更)ステップS20に進む。制御部110は、操作が事例を表示する操作ならば(ステップS19→事例の表示)ステップS21に進む。制御部110は、操作が検索キーワードを指定する操作ならば(ステップS19→検索キーワードの指定)ステップS22に進む。制御部110は、操作が検索事例を指定する操作ならば(ステップS19→検索事例の指定)ステップS23に進む。制御部110は、操作がキーワードタイルの表示を指示する操作ならば(ステップS19→キーワードタイルの表示)ステップS24に進む。
ステップS20においてマッピング部114は、現在の検索結果である事例または現在の分類マップ上で指定された事例を、指定されたカテゴリ種別の分類マップにマッピングして、ステップS17に戻る。
ステップS21において事例表示部115は、事例データベース140(図3参照)から指定された事例のカテゴリ143および内容144を取得して事例表示ウィンドウ226(図9参照)に表示して、ステップS17に戻る。
ステップS22において検索部113は、指定されたキーワード、および当該キーワードの関連語を辞書130(図2参照)から取得して、キーワードおよび関連語を含む事例を検索する。続いて、マッピング部114は、検索結果の事例を分類マップにマッピングして、ステップS17に戻る。
ステップS23において検索部113は、キーワードリスト122を参照して指定された事例からキーワードを抽出し、当該キーワードの関連語を辞書130から取得して、キーワードおよび関連語を含む事例を検索する。続いて、マッピング部114は、検索結果の事例を分類マップにマッピングして、ステップS17に戻る。
ステップS24においてキーワードタイル作成部116は、現在の検索結果のもとになっているキーワードからキーワードタイトルを作成して、ステップS17に戻る。
≪コンサル支援装置の特徴≫
コンサル支援装置100は、事例をカテゴリ種別ごとにカテゴリに分類し、類似する事例が近くなるように配置して分類マップを作成する。次にコンサル支援装置100は、音声から取得したキーワード、および当該キーワードの関連語に基づいて事例を検索する。続いてコンサル支援装置100は、検索結果を分類マップにマッピングして、表示する。
コンサル支援装置100は、利用者が指定したキーワードの他に関連語を含めて事例を検索しているため、より広い検索結果を示すことができる。また、コンサル支援装置100は音声入力に対応しているため、利用者は容易にキーワードを入力できる。
利用者は、マッピングされた検索結果の事例(事例の内容)を表示したり、分類マップ上で検索結果の事例に近い事例を表示したり、分類マップを切り替えて検索結果の事例に近い事例を表示したり、表示された事例の内容を参照して新たなキーワードを指定して検索したり、事例を指定して当該事例に近い事例を検索したり、キーワードタイルを参照したりする。
このような行為を繰り返すことで、利用者であるコンサルティング担当者や顧客は、例えば、顧客の業種とは異なる業種の事例や単純なキーワード検索ではヒットしない様々な事例を参照することができるようになる。また、キーワードタイルにおいて、関連するキーワードが近くに配置されたり、関連するキーワードの並びが複数近くに配置されたりすることで、利用者は、辞書130には登録されていないキーワード間の関連を発想することができ、この発想に基づいて新たな検索ができるようになる。
このように、コンサル支援装置100を用いることで、利用者は、顧客のニーズや顧客が抱える課題の解決手法、ないしは解決のヒントを得ることができるようになる。
≪変形例:分類マップ≫
上記した実施形態では、コンサル支援装置100は、カテゴリ種別ごとに分類マップを作成しているが、指定されたカテゴリ種別のカテゴリごとに分類マップを作成してもよい。または、コンサル支援装置100は、カテゴリ種別ごとの分類マップと全てのカテゴリごとの分類マップとを作成するようにしてもよい。1つのカテゴリの分類マップとは、事例間の距離(類似度)によって事例が配置された結果である。多くの分類マップを参照することで、利用者は様々な観点から事例を探し出して、顧客の課題解決のヒントとすることができるようになる。
≪変形例:カテゴリ種別ごとの検索≫
上記した実施形態では、キーワードリスト122、および辞書130は、それぞれ1つである。これに対して、コンサル支援装置は、カテゴリ種別ないしはカテゴリごとにキーワードリストや辞書を備えてもよい。
図12は、本実施形態の変形例に係る会話内容抽出部112、および検索部113の動作を説明するための図である。以下では、製造管理および品質管理というカテゴリがあるとして説明する。
キーワード313,314は、会話内容抽出部112がテキストデータ300のなかで、それぞれ製造管理のキーワードリストおよび品質管理のキーワードリストに含まれる語をキーワードとして取得した結果である。関連語323,324は、検索部113が、製造管理の辞書および品質管理の辞書を参照して取得したキーワード313,314の関連語である。検索語333,334は、それぞれキーワード313,314と関連語323,324との和となる語である。
検索部113は、検索語333,334にある語を含む事例を検索して、製造管理の検索結果および品質管理の検索結果を得る。マッピング部114は、それぞれの検索結果を製造管理の分類マップおよび品質管理の分類マップにマッピングする。
このように、カテゴリ種別ないしはカテゴリごとにキーワードリストや辞書を備えて、事例の検索、マッピングを行うことで、カテゴリ種別やカテゴリに応じた語と語との間の距離(図2参照)が導入できる。結果として同じキーワードでも検索結果が異なり、利用者は様々な観点から事例を探し出して、顧客の課題解決のヒントとすることができるようになる。
≪変形例:キーワードタイル≫
キーワードタイル作成部116は、検索結果のもとになっているキーワードのキーワードタイルを作成している。キーワードタイル作成部116は、利用者が指定したキーワードのキーワードタイルを作成してもよい。または、キーワードタイル作成部116は、利用者が指定した事例に含まれる語でキーワードリスト122に含まれるキーワードのキーワードタイルを作成してもよい。キーワードタイル作成部116は、利用者が指定した事例に含まれる特徴語(例えば頻出語)をキーワードとしてキーワードタイルを作成してもよい。
≪変形例:事例≫
上記した実施形態はコンサル支援装置100であってコンサルテーションの事例(事例の文書)を検索しているが、これに限定する必要はない。企画提案書や設計文書、特許文書などの様々な文書を検索して表示するようにしてもよい。複数の分類マップ上で類似する文書を閲覧したり、キーワードタイルを閲覧したりすることで、利用者は様々に発想を拡げることができるようになる。
≪その他の変形例≫
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。例えば、コンサル支援装置は、キーワードタイルを表示するが、利用者の指示でキーワードタイルを並び替えるようにしてもよい。例えば、タッチパネルディスプレイ上でキーワードタイルを並び替えることができるようにしてもよい。
上記した実施形態では、マッピング部114は、検索結果の事例を分類マップにマッピングしているが、利用者が指定した事例をマッピングしてもよい。例えば、マッピング部114は、利用者が分類マップ200A上で指定した事例を分類マップ210Aにマッピングしてもよい。
上記した実施形態では、コンサル支援装置は、自身が記憶する事例データベースの事例を検索しているが、外部装置に記憶される事例データベースの事例を検索するようにしてもよい。
本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 コンサル支援装置(検索装置)
110 制御部
111 事例分類部(分類部)
112 会話内容抽出部
113 検索部
114 マッピング部
115 事例表示部(文書表示部)
116 キーワードタイル作成部
130 辞書
140 事例データベース
200,200A,210,210A 分類マップ
231,232,233 キーワードタイル

Claims (11)

  1. カテゴリの種別ごとの分類マップであって、かつ当該分類マップ内で文書カテゴリ別の領域内に配置され、さらに当該領域内で文書間の類似度に応じて配置された分類マップを生成する分類部と、
    指定されたキーワードを含む文書を検索する検索部と、
    前記分類マップ上に、検索結果の文書をマッピングするマッピング部と、
    前記分類マップ上で指定された文書を表示装置に表示する文書表示部と、を備え
    前記カテゴリは、前記カテゴリの種別に応じた文書のカテゴリであり、前記分類マップの生成以前に予め付与されている
    ことを特徴とする検索装置。
  2. 前記マッピング部は、前記分類マップにマッピングされた前記検索結果の文書、または前記分類マップ上で指定された文書を、当該分類マップとは異なる分類マップ上にマッピングする
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  3. 前記分類マップ上で指定された文書は、前記分類マップ上で指定された領域に含まれる文書として指定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の検索装置。
  4. キーワードリストと、
    音声を認識する会話内容抽出部と、をさらに備え、
    前記検索部は、前記音声に含まれ、前記キーワードリストに含まれるキーワードを前記指定されたキーワードとして当該キーワードを含む文書を検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  5. 見出し語、および関連語が記憶された辞書をさらに備え、
    前記検索部は、前記キーワードと当該キーワードの関連語とを含む文書を検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  6. 前記指定されたキーワードを表示するキーワードタイル作成部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  7. キーワードリストと、
    指定された文書に含まれ、前記キーワードリストに含まれるキーワードを表示するキーワードタイル作成部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の検索装置。
  8. 見出し語、関連語、および当該見出し語と当該関連語との関連度合いが記憶された辞書を備え、
    前記キーワードタイル作成部は、前記関連度合いの高いキーワードを近くに表示する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の検索装置。
  9. 前記キーワードタイル作成部は、前記検索結果の文書に含まれる1つの文または1つの段落に含まれるキーワードを並べて表示する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の検索装置。
  10. コンピュータを請求項1~9の何れか1項に記載の検索装置として機能させるためのプログラム。
  11. 検索装置が実行する検索方法であって、
    カテゴリの種別ごとの分類マップであって、かつ当該分類マップ内で文書カテゴリ別の領域内に配置され、さらに当該領域内で文書間の類似度に応じて配置された分類マップを生成するステップと、
    指定されたキーワードを含む文書を検索するステップと、
    前記分類マップ上に、検索結果の文書をマッピングするステップと、
    前記分類マップ上で指定された文書を表示装置に表示するステップと、を実行し、
    前記カテゴリは、前記カテゴリの種別に応じた文書のカテゴリであり、前記分類マップの生成以前に予め付与されている
    ことを特徴とする検索方法。
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