JP7456238B2 - ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法 - Google Patents

ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7456238B2
JP7456238B2 JP2020062722A JP2020062722A JP7456238B2 JP 7456238 B2 JP7456238 B2 JP 7456238B2 JP 2020062722 A JP2020062722 A JP 2020062722A JP 2020062722 A JP2020062722 A JP 2020062722A JP 7456238 B2 JP7456238 B2 JP 7456238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
workflow
setting
processing device
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020062722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021163067A (ja
Inventor
恵理子 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2020062722A priority Critical patent/JP7456238B2/ja
Publication of JP2021163067A publication Critical patent/JP2021163067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7456238B2 publication Critical patent/JP7456238B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、画像処理装置及び情報処理装置で実行させるワークフローを、それら画像処理装置及び情報処理装置とは別の情報処理装置で生成する技術に関する。
特許文献1には、画像形成装置で実行させるワークフローを、画像形成装置とは別のワークフロー生成装置で生成する技術が開示されている。特許文献1に開示された技術では、ワークフロー生成装置で生成されたワークフローを画像形成装置へ送信することで、画像形成装置のユーザが、画像形成装置においてそのワークフローを実行させることができる。
また、特許文献1に開示された技術に類似する技術として、画像処理装置とは別の情報処理装置から画像処理装置を遠隔操作するためにその情報処理装置で実行させるワークフローを、その情報処理装置で生成する技術も知られている。
特開2019-009693号公報
実質的に同じワークフローを画像処理装置と情報処理装置の双方で実行できるようにしたいというニーズが生じることが予想される。具体例として、原稿の画像を画像処理装置でスキャンさせ、スキャンされた画像のデータを画像処理装置から特定の装置へ送信させるワークフローを、画像処理装置と情報処理装置のどちらにおいても実行できるようにしたい場合が挙げられる。
このようなニーズに対しては、画像処理装置で実行させるワークフローと情報処理装置で実行させるワークフローとを効率的に生成できることが望まれる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、画像処理装置で実行させるワークフローと情報処理装置で実行させるワークフローとを効率的に生成できるようにすることを目的とする。
本発明のワークフロー生成プログラムは、第1の情報処理装置が実行可能である。第1の情報処理装置は、入力部と、制御部とを備える。制御部は、ワークフロー生成プログラムを実行可能である。
ワークフロー生成プログラムは、制御部に、機能選択処理と、第1設定処理と、第2設定処理と、第1生成処理と、第2生成処理とを実行させる。
機能選択処理は、1回以上の機能選択操作を入力部を介して受け付ける。1回以上の機能選択操作の各々は、複数の機能の中から1つの機能を入力部を介して選択する操作である。
第1設定処理及び第2設定処理は、機能選択処理で機能選択操作により機能が選択されることに応じて実行される。
第1設定処理は、機能選択操作により選択された機能を達成するために画像処理装置に
実行させる処理を示す第1の処理を設定する。画像処理装置は、第1の情報処理装置とは別に設けられている。
第2設定処理は、機能選択操作により選択された機能を達成するために第2の情報処理装置に実行させる処理を示す第2の処理を設定する。第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置とは別に設けられている。
第1生成処理は、第1ワークフローデータを生成する。第1ワークフローデータは、第1ワークフローを画像処理装置に実行させるためのデータである。
第1ワークフローは、機能選択処理に応じて実行された第1設定処理のそれぞれで設定された第1の処理を含む処理群である。即ち、第1ワークフローは、1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて第1設定処理により設定された第1の処理を含む。
第2生成処理は、第2ワークフローデータを生成する。第2ワークフローデータは、第2ワークフローを第2の情報処理装置に実行させるためのデータである。
第2ワークフローは、機能選択処理に応じて実行された第2設定処理のそれぞれで設定された第2の処理を含む処理群である。即ち、第2ワークフローは、1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて第2設定処理により設定された第2の処理を含む。
このようなワークフロー生成プログラムでは、1回以上の機能選択操作が行われると、選択された機能を達成させるためのワークフローとして、画像処理装置用と第2の情報処理装置用のそれぞれのワークフローが個別に生成される。そのため、画像処理装置で実行させるワークフローと第2の情報処理装置で実行させるワークフローとを効率的に生成することが可能となる。
実施形態の情報処理システムの構成図である。 (a)は画像処理装置に表示される機能選択画面を示す説明図、(b)は第2情報処理装置に表示される機能選択画面を示す説明図である。 メイン画面を示す説明図である。 ワークフロー生成画面を示す説明図である。 各機能パーツに対応付けられた機能設定情報の一部を示す説明図である。 画像処理装置及び機能実行アプリそれぞれの機能選択画面における各アイコンに対応づけられている実行処理データ(即ちワークフローデータ)の一例を示す説明図である。 画面カスタマイズ処理のフローチャートである。 ワークフロー生成処理のフローチャートである。 詳細生成処理のフローチャートである。 デバイス用タスク設定処理のフローチャートである。 アプリ用タスク設定処理のフローチャートである。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.実施形態]
(1-1)情報処理システムの概要
図1に示す本実施形態の情報処理システム200は、画像処理装置10と、第1情報処理装置20と、第2情報処理装置150とを備える。
画像処理装置10、第1情報処理装置20及び第2情報処理装置150は、通信ネットワーク201を通じて相互に通信可能に構成されている。通信ネットワーク201はどの
ようなネットワークであってもよい。通信ネットワーク201は、例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN、USB或いはこれらの組み合わせであってもよい。
画像処理装置10及び第2情報処理装置150は、本実施形態では、ローカルネットワークに含まれている。ローカルネットワークは、ゲートウェイ180を備える。ゲートウェイ180は、ローカルネットワークを通信ネットワーク201に接続する。ゲートウェイ180は、さらに、当該ゲートウェイ180に接続されたローカルネットワーク内の機器同士を通信可能に接続する。ゲートウェイ180は、例えば、ブロードバンドルータの機能を備えていてもよい。画像処理装置10及び第2情報処理装置150は、ゲートウェイ180に有線接続されてもよいし無線接続されてもよい。
(1-2)画像処理装置の構成
画像処理装置10は、図1に示すように、制御部11と、記憶部12と、印刷部13と、読取部14と、FAX部15と、表示部16と、入力部17と、通信部18とを備える。画像処理装置10における上記各構成要素は、通信バス19を通じて相互に接続されている。画像処理装置10は、例えば、プリント機能、スキャン機能、ファクス機能、コピー機能などの複数の基本機能を備える。
印刷部13は、プリント機能を実現する。即ち、印刷部13は、インクジェット技術や電子写真技術の印刷機構を有する。印刷部13は、印刷機構を用いて、画像データに基づく画像をシート状の被記録媒体に印刷することが可能である。
読取部14は、スキャン機能を実現する。即ち、読取部14は、イメージセンサを備える。読取部14は、イメージセンサによって原稿の画像を読み取り、読み取った画像を示す画像データを生成する。
FAX部15は、ファクス機能を実現する。即ち、FAX部15は、ファクスデータを外部装置へ送信する。また、FAX部15は、外部装置から送信されたファクスデータを受信する。ファクス機能は、スキャン機能を含んでいてもよい。即ち、ファクス機能は、スキャン機能により読み取られた画像を示すスキャンデータを外部装置へ送信する機能を含んでいてもよい。
コピー機能は、スキャン機能とプリント機能とを含む複合機能である。即ち、コピー機能は、スキャン機能により読み取られた画像をプリント機能により印刷する機能である。
通信部18は、各種の外部装置と通信を行うための通信インタフェースである。本実施形態では、通信部18はゲートウェイ180に接続されている。画像処理装置10は、通信部18を介して、第1情報処理装置20及び第2情報処理装置150を含む各種の外部装置と通信可能である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの、画像を表示可能な表示デバイスを備える。
入力部17は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを備える。入力部17が備える入力用デバイスには、例えば、各種のハードキー及びタッチパネルが含まれる。タッチパネルは、表示部16が有する表示デバイスにおける画像が表示される表示領域に重畳配置される。
タッチパネルは、表示部16における画像の表示領域に対する、指先やペンなどの指示体による、特定の位置を指示する指示操作を検出することが可能に構成された入力用デバイスである。ここでいう「指示操作」とは、指示体を特定の位置に接触させること及び特定の位置に近接させることの少なくとも一方を含む。タッチパネルは、指示体による指示
操作が行われると、指示操作が行われた位置を示す操作検出信号を出力する。
制御部11は、タッチパネルから出力される操作検出信号に基づいて、指示操作の有無や、指示操作された場合におけるその指示操作された位置などを検出し、さらにそれらの検出結果に基づいて、指示操作に基づくユーザの操作種別を検出する。検出可能な操作種別には、例えば、タップ、ドラッグ、ドラッグ&ドロップ、フリック、ピンチイン、ピンチアウトなどが含まれる。
制御部11は,例えばCPUを備える。制御部11は、タッチパネルからの操作検出信号を含む各種入力情報に応じて画像処理装置10の各部の動作を制御することにより、前述のプリント機能、スキャン機能などの各種の機能を実現する。
記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを備える。即ち、画像処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。記憶部12には、各種のプログラムやデータが記憶されている。
制御部11は、記憶部12に格納された各種プログラムを実行することにより各種機能を実現する。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
制御部11は、表示部16に各種の画面を表示させる。各種の画面には、例えば、図2(a)に例示する機能選択画面30が含まれる。制御部11は、起動後、特定の初期化処理を行った後に、表示部16に機能選択画面30を表示させる。
機能選択画面30は、複数のアイコン領域を有する。本実施形態の機能選択画面30は、例えば、第1アイコン領域41、第2アイコン領域42及び第3アイコン領域43を有する。各アイコン領域41、42,43は、後述するアイコンデータが設定され得る。アイコンデータが設定されたアイコン領域には、その設定されたアイコンデータが示すアイコンが表示される。図2(a)は、一例として、第1アイコン領域41にファクスアイコン41aが表示され、第2アイコン領域42にコピーアイコン42aが表示されている例を示している。
機能選択画面30は、例えばタブ形式の画面である。即ち、機能選択画面30には、複数のタブ31,32,33が表示され、タブ毎に個別のタブ画面が設定されている。機能選択画面30には、選択状態にされている1つのタブに対応したタブ画面が表示される。図2(a)は、タブ31が選択状態にされていて、そのタブ31に対応したタブ画面40が表示されている例を示している。
機能選択画面30は、記憶部12に記憶されている第1画面データに従って表示される。第1画面データには、機能選択画面30に表示されるアイコン毎のアイコンデータが含まれる。制御部11は、機能選択画面30を表示させる際、第1画面データに含まれる各アイコンデータに従って、アイコンを表示させる。
アイコンデータは、対応するアイコンを示す画像データと、対応するアイコンを表示させるアイコン領域を示す表示領域データと、実行処理データとを含む。実行処理データは、アイコンが選択操作(例えばタップ)された場合に実行される処理を示すデータである。実行処理データには、実行させる処理の内容や手順等を示すデータ、処理を実行する際に用いる各種パラメータ毎の設定値、処理の実行中に表示部16に表示させる画面のデータなどが含まれる。
制御部11は、機能選択画面30においていずれかのアイコンが選択操作されることに応じて、その選択操作されたアイコンに対応した実行処理データに従って処理を実行する。例えば、ファクスアイコン41aが選択操作された場合、制御部11は、ファクス機能を利用したファクス送信処理を実行する。
(1-3)第1情報処理装置の構成
第1情報処理装置20は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどの、各種の情報処理端末である。第1情報処理装置20は、図1に示すように、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、入力部24と、通信部25とを備え、これらが通信バス26を通じて相互に接続されている。
制御部21は、例えばCPUを有する。記憶部22は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、本実施形態の第1情報処理装置20は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部21は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部22が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。第1情報処理装置20が有する各種機能は、基本的には、制御部21が記憶部22に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。なお、制御部21により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
記憶部22には、各種のソフトウェアやデータが記憶されている。本実施形態では、記憶部22に、ソフトウェアとして、少なくともOS(オペレーティングシステムの略称)27とワークフロー生成プログラム28とが記憶されている。ワークフロー生成プログラム28は、画像処理装置10に表示される機能選択画面30と、第2情報処理装置150に表示される後述の機能選択画面151(図2(b)参照)とをカスタマイズすることが可能なプログラムである。
なお、以下の説明では、プログラムを実行する制御部21(詳しくは制御部21が有する不図示のCPU)のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「ワークフロー生成プログラム28は」という記載が「ワークフロー生成プログラム28を実行するCPUは」を意味する場合もある。
表示部23は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど、画像を表示可能な表示デバイスを有する。入力部24は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。
入力部24が有する入力用デバイスには、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどが含まれる。タッチパネルは、表示部23が有する表示デバイスにおける画像の表示領域に重畳配置される。
入力部24が例えばタッチパネルを有する場合、制御部21は、画像処理装置10と同様に、例えば、タップ、ドラッグ、ドラッグ&ドロップ、フリック、ピンチイン、ピンチアウトなどの、タッチパネルに対するユーザの操作種別を検出する。
入力部24が例えばマウスを有する場合、制御部21は、表示部23にポインタを表示させると共に、そのポインタをマウスの動きに応じて移動させる。また、制御部21は、
ダブルクリック、右クリック、左クリックなどの一般によく知られたマウス操作を受け付ける。
通信部25は、各種の外部装置と通信を行うための通信インタフェースである。本実施形態では、通信部25は通信ネットワーク201に接続されている。第1情報処理装置20は、通信部25を介して、画像処理装置10及び第2情報処理装置150を含む各種の外部装置と通信可能である。
(1-4)第2情報処理装置の概要
第2情報処理装置150は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどの、各種の情報処理端末である。第2情報処理装置150は、どのように構成されていてもよい。本実施形態では、第2情報処理装置150は、第1情報処理装置20と同様のハードウェアを備える。即ち、第2情報処理装置150は、制御部、記憶部、表示部、入力部及び通信部を備えている。
記憶部には、OSを含む各種プログラム、データ等が記憶されている。記憶部に記憶されている各種プログラムには、機能実行アプリケーション(以下、「機能実行アプリ」と略称する)のプログラムが含まれる。
機能実行アプリは、表示部に、図2(b)に例示する機能選択画面151を表示させる。機能選択画面151は、複数のアイコン領域を有する。本実施形態では、機能選択画面151は、基本的には画像処理装置10の機能選択画面30と同様に構成されている。即ち、機能選択画面151は、第1アイコン領域161、第2アイコン領域162及び第3アイコン領域163を有する。各アイコン領域161,162,163は、後述するアイコンデータが設定され得る。
アイコンデータが設定されたアイコン領域には、その設定されたアイコンデータが示すアイコンが表示される。図2(b)は、一例として、第1アイコン領域161にファクスアイコン161aが表示されている例を示している。
機能選択画面151は、画像処理装置10の機能選択画面30と同様、タブ形式の画面である。即ち、機能選択画面151には、複数のタブ31,32,33が表示され、タブ毎に個別のタブ画面152が設定されている。機能選択画面151には、選択状態にされている1つのタブに対応したタブ画面152が表示される。図2(b)は、タブ31が選択状態にされていて、そのタブ31に対応したタブ画面152が表示されている例を示している。
機能選択画面151は、記憶部に記憶されている第2画面データに従って表示される。第2画面データには、機能選択画面151に表示されるアイコン毎のアイコンデータが含まれる。制御部11は、機能選択画面151を表示させる際、第2画面データに含まれる各アイコンデータに従って、アイコンを表示させる。
アイコンデータは、対応するアイコンを示す画像データと、対応するアイコンを表示させるアイコン領域を示す表示領域データと、実行処理データとを含む。実行処理データは、アイコンが選択操作(例えばタップ、或いはマウスによるクリック操作)された場合に実行される処理を示すデータである。実行処理データには、実行させる処理の内容や手順等を示すデータ、処理を実行する際に用いる各種パラメータ毎の設定値、処理の実行中に表示させる画面のデータなどが含まれる。
機能実行アプリは、機能選択画面151においていずれかのアイコンが選択操作される
ことに応じて、その選択操作されたアイコンに対応した実行処理データに従って処理を実行する。例えば、ファクスアイコン161aが選択操作された場合、機能実行アプリは、指定されたファクスデータを指定された送信先へ送信する。
機能選択画面151に表示されるアイコンに対応付けられる処理は、画像処理装置10を利用する処理が含まれ得る。例えば、画像処理装置10のスキャン機能を利用した処理を含む処理が対応付けられたスキャンアイコンが表示され得る。この場合、スキャンアイコンが選択されると、例えば、画像処理装置10へスキャン指示が送信され、そのスキャン指示に応じて画像処理装置10で生成されたスキャンデータが受信される。
本実施形態の機能実行アプリは、さらに、OCR機能を備えている。OCRは「Optical Character Recognition」(光学文字認識)の略称である。そのため、機能実行アプリは、画像処理装置10から取得したスキャンデータに含まれるテキストをOCR機能によってテキストデータに変換することができる。
なお、機能実行アプリの機能の一部は、機能実行アプリとは別のソフトウェアによって実行されてもよい。例えば、第2情報処理装置150から画像処理装置10の各種機能を利用するためのドライバソフトウェアが、例えばOCR機能あるいは他の1つ以上の機能を備え、機能実行アプリはドライバソフトウェアと協働で各種処理を実行してもよい。
(1-5)ワークフロー生成プログラムの説明
第1情報処理装置20において、制御部21によりワークフロー生成プログラム28が実行されると、表示部23に、図3に示すメイン画面50が表示される。メイン画面50は、画像処理装置10の機能選択画面30及び第2情報処理装置150の機能選択画面151をカスタマイズする際の起点となる画面である。
ここでいうカスタマイズとは、どのアイコン領域にもアイコンが設定されていない状態から新規に各機能選択画面30,151を生成することと、すでに生成されている各機能選択画面30,151に対して新たなアイコンを追加することと、すでに設定されているアイコンを削除することと、既に設定されているアイコンのアイコンデータを編集することとを含む。
ワークフロー生成プログラム28は、各機能選択画面30,151を、まとめて或いは個別に、カスタマイズすることが可能である。
ここで、一例として、第1画面データが、図2(a)に示す機能選択画面30を表示させるように構成され、第2画面データが、図2(b)に示す機能選択画面151を表示させるように構成されている、初期状態を想定する。そして、その初期状態から、ワークフロー生成プログラム28を用いて、各機能選択画面30,機能選択画面151の第3アイコン領域43,163に、ユーザにより生成されたワークフローが付けられた新たなアイコンを新規設定することを想定する。
ワークフローとは、1つ以上の処理を含む処理群であり、より詳しくは、当該処理群における各処理を、設定されたパラメータを用いて、設定された順序で、実行させるように構成されたものである。本実施形態では、後述するように、図4に示す各機能パーツ82a,82b,83a,・・・のうち1つ以上を任意に組み合わせることで任意のワークフローを生成することができ、生成したワークフローが対応付けられた新たなアイコンを機能選択画面30および機能選択画面151に新規追加することができる。
図3に示すように、メイン画面50は、ツリー領域51と、プレビュー領域52と、詳細領域53とを含む。プレビュー領域52には、共通カスタマイズ画面60と、モード変
更ボタン66とが表示される。
共通カスタマイズ画面60は、機能選択画面30と機能選択画面151とが特定の表示ルールに従って統合表示された画面である。即ち、共通カスタマイズ画面60は、第1アイコン領域61と、第2アイコン領域62と、第3アイコン領域63とを有する。
第1アイコン領域61は、画像処理装置10における第1アイコン領域41と第2情報処理装置150における第1アイコン領域161に対応する。第2アイコン領域62は、画像処理装置10における第2アイコン領域42と第2情報処理装置150における第2アイコン領域162に対応する。第3アイコン領域63は、画像処理装置10における第3アイコン領域43と第2情報処理装置150における第3アイコン領域163に対応する。
また、共通カスタマイズ画面60は、各機能選択画面30,151と同じく、複数のタブ31,32,33を有する。共通カスタマイズ画面60においても、例えばタブをタップすることによって何れか1つのタブを選択状態にすることができ、選択状態にされたタブに対応したタブ画面65が表示される。
図3は、共通カスタマイズ画面60において、タブ31が選択状態にされていることによりタブ31に対応したタブ画面65が表示されている例を示している。タブ画面65には、各機能選択画面30,151における、選択状態にされているタブのタブ画面40,152それぞれのアイコン領域に表示されるアイコンが、前述の表示ルールに従って、第1共通アイコン61a、第2共通アイコン62a及び第3共通アイコン63aとしてそれぞれ表示される。
具体的には、アイコン領域61,62,63それぞれ、対応する機能選択画面30のアイコン領域及び機能選択画面151のアイコン領域のうち一方にのみアイコンを設定するように設定されている場合は、その設定されているアイコンが表示される。対応する機能選択画面30のアイコン領域及び機能選択画面151のアイコン領域の両方にアイコンを設定するように設定されている場合は、特定の態様のアイコンが表示される。特定の態様のアイコンは、例えば、いずれか一方に設定されているアイコンであってもよいし、両方のアイコンが部分的に重畳されたアイコンであってもよいし、両方のアイコンのいずれとも異なる特定のアイコンであってもよい。
つまり、共通カスタマイズ画面60は、各機能選択画面30,151を模式的に統合した画面であると言える。なお、図3に例示する第1共通アイコン61aは、機能選択画面30のファクスアイコン41a及び機能選択画面151のファクスアイコン161aに対応した特定の態様のアイコンを示す。また、図3に例示する第2共通アイコン62aは、機能選択画面30のコピーアイコン42aと同じである。
また、図3に例示する第3共通アイコン63aは、ワークフロー生成プログラム28によって機能選択画面30及び機能選択画面151それぞれの第3アイコン領域43,163に新たなアイコンが新規設定された場合における、その新たなアイコンに対応した特定の態様のアイコンを示している。
共通カスタマイズ画面60における各アイコン領域61,62,63には、機能選択画面30及び機能選択画面151における対応する各アイコン領域のうちどちらにアイコンを表示させるように設定されているかに応じて、第1識別画像68及び第2識別画像69いずれか一方または両方が表示される。
第1識別画像68は、機能選択画面30にアイコンを表示するように設定されていることを示す。第2識別画像69は、機能選択画面151にアイコンを表示するように設定されていることを示す。
ワークフロー生成プログラム28は、例えば、画像処理装置10から第1画面データを取得すると共に第2情報処理装置150から第2画面データを取得し、それら各画面データに従って、共通カスタマイズ画面60を表示してもよい。そして、共通カスタマイズ画面60を起点として、第1画面データ及び第2画面データのカスタマイズ、即ち各機能選択画面30,151のカスタマイズを受け付けてもよい。
共通カスタマイズ画面60を起点とするカスタマイズには、後述するワークフロー生成画面80(図4参照)を介してユーザによる新たなワークフローの生成を受け付け、その生成されたワークフローが対応付けられた新規アイコンを、アイコンが設定されていないアイコン領域に追加設定することも含まれる。
ワークフロー生成プログラム28は、カスタマイズされた第1画面データを画像処理装置10へ送信し、カスタマイズされた第2画面データを第2情報処理装置150へ送信する。
画像処理装置10は、第1情報処理装置20から第1画面データを受信すると、画像処理装置10に記憶されている第1画面データを、その受信した第1画面データに更新する。そして、その更新された第1画面データに従って機能選択画面30を表示させる。これにより、画像処理装置10には、第1情報処理装置20でカスタマイズされたワークフローのアイコンを含む機能選択画面30が表示される。
第2情報処理装置150における機能実行アプリは、第1情報処理装置20から第2画面データを受信すると、第2情報処理装置150に記憶されている第2画面データを、その受信した第2画面データに更新する。そして、その更新された第2画面データに従って機能選択画面151を表示させる。これにより、機能実行アプリが起動された第2情報処理装置150には、第1情報処理装置20でカスタマイズされたワークフローのアイコンを含む機能選択画面151が表示される。
なお、ワークフロー生成プログラム28は、画像処理装置10及び第2情報処理装置150から画面データを取得することなく、他の種々の画面データを取得してそれに基づいて共通カスタマイズ画面60を表示してもよい。例えば、予め用意された標準画面データに基づいて共通カスタマイズ画面60を表示させ、その共通カスタマイズ画面60を起点として、カスタマイズ(即ち標準画面データのカスタマイズ)を受け付けてもよい。標準画面データは、3つのアイコン領域61,62,63のうち1つ以上にアイコンが設定されていてもよいし、3つのアイコン領域61,62,63のいずれにもアイコンが設定されていなくてもよい。そして、ユーザによりカスタマイズされた共通カスタマイズ画面60に対応した第1画面データ及び第2画面データを画像処理装置10及び第2情報処理装置150へ送信することで、画像処理装置10の機能選択画面30及び第2情報処理装置150の機能選択画面151を、ユーザによりカスタマイズされた画面に更新させてもよい。
ワークフロー生成プログラム28は、モード変更ボタン66が選択操作されることに応じて、プレビュー領域52に表示させるカスタマイズ画面の表示モードを切り替える。本実施形態では、表示モードとして、共通モードと、デバイスモードと、アプリモードとを有する。図3に示す共通カスタマイズ画面60は、共通モードで表示される。
表示モードがデバイスモードに設定されると、画像処理装置10の機能選択画面30に対応した第1カスタマイズ画面が表示される。デバイスモードでは、画像処理装置10の機能選択画面30のみを個別にカスタマイズ可能である。
表示モードがアプリモードに設定されると、第2情報処理装置150の機能実行アプリが表示させる機能選択画面151に対応した第2カスタマイズ画面が表示される。アプリモードでは、機能実行アプリの機能選択画面151のみを個別にカスタマイズ可能である。
なお、本実施形態では、共通モード時における共通カスタマイズ画面60を介したカスタマイズについて説明し、デバイスモード及びアプリモードにおけるカスタマイズについては説明を省略する。
メイン画面50において、ツリー領域51には、共通カスタマイズ画面60における各タブ画面に設定されている各アイコンを示す情報がリストアップされる。
メイン画面50は、さらに、追加ボタン54と、送信ボタン55とを含む。追加ボタン54は、共通カスタマイズ画面60に表示されているタブ画面に対してアイコンを新規に追加する際に選択操作されるボタンである。追加ボタン54が選択操作されると、追加アイコン選択画面が表示される。
追加アイコン選択画面には、複数のアイコンが表示される。ユーザは、複数のアイコンの中から、追加したいアイコンを選択できる。複数のアイコンには、実行処理データが予め設定された複数の規定機能アイコンと、実行処理データがまだ設定されておらずユーザによって新規にワークフローを設定(即ちカスタマイズ)可能なカスタム機能アイコンとが含まれる。
カスタム機能アイコンが選択操作されると、表示部23に、図4に示すワークフロー生成画面80が表示される。ワークフロー生成画面80は、機能パーツエリア81と、カスタマイズフレーム90とを備える。規定機能アイコンが選択された場合の処理については、本実施形態では説明を省略する。
機能パーツエリア81は、本実施形態では、デフォルト機能エリア82と、入力エリア83と、出力エリア84と、便利機能エリア85とを有する。
ワークフロー生成画面80は、複数の機能パーツを有する。複数の機能パーツの各々は、デフォルト機能エリア82、入力エリア83、出力エリア84及び便利機能エリア85のうちのいずれか1つに表示される。
複数の機能パーツは、少なくとも1つのデフォルト機能パーツと、少なくとも1つの入力機能パーツと、少なくとも1つの出力機能パーツと、少なくとも1つの便利機能パーツとを含む。
デフォルト機能パーツは、デフォルト機能エリア82内に表示される。本実施形態の第1情報処理装置20は、デフォルト機能パーツとして、例えば、図4に示すように、少なくともコピーパーツ82aとスキャンtoEmailパーツ82bとを有する。
デフォルト機能エリア82に同時に表示可能なデフォルト機能パーツの数は限られており、本実施形態では例えば2つである。ただし、デフォルト機能パーツが3つ以上ある場合は、ユーザは、例えばスクロール操作などの特定の表示切替操作を行うことで、デフォルト機能エリア82内に表示されるデフォルト機能パーツを切り替えることができる。入力エリア83、出力エリア84及び便利機能エリア85においても、デフォルト機能エリ
ア82と同様に、特定の表示切替操作により、表示される機能パーツを切り替えることが可能である。
入力機能パーツは、入力エリア83内に表示される。本実施形態の第1情報処理装置20は、入力機能パーツとして、例えば、図4に示すように、少なくともスキャンパーツ83aとファイル選択ダイアログ表示パーツ83bとを有する。
出力機能パーツは、出力エリア84内に表示される。本実施形態の第1情報処理装置20は、出力機能パーツとして、例えば、図4に示すように、少なくとも、プリントパーツ84aと、Email送信パーツ84bと、FTPサーバ送信パーツ84cと、アプリオープンパーツ84dとを有する。
便利機能パーツは、便利機能エリア85内に表示される。本実施形態の第1情報処理装置20は、便利機能パーツとして、例えば、図4に示すように、少なくともOCRパーツ85aと、メッセージダイアログ表示パーツ85bと、プレビューダイアログ表示パーツ85cとを有する。
各機能パーツには、特定機能が対応付けられている。換言すれば、各機能パーツは、対応する特定機能を示す画像である。各機能パーツに対応付けられている特定機能は互いに異なる。
コピーパーツ82aには、特定機能としてコピー機能が対応付けられている。
スキャンtoEmailパーツ82bには、特定機能としてスキャンtoEmail機能が対応付けられている。スキャンtoEmail機能は、スキャン機能と、スキャン機能により得られたスキャンデータを添付した電子メールを指定されたメールアドレス宛てに送信する機能とを含む。
スキャンパーツ83aには、特定機能としてスキャン機能が対応付けられている。
ファイル選択ダイアログ表示パーツ83bには、特定機能としてファイル選択ダイアログ表示機能が対応付けられている。ファイル選択ダイアログ表示機能は、1つ以上のファイルの中からいずれか1つ又は複数をユーザに選択させるためのダイアログを表示する機能である。
プリントパーツ84aには、特定機能としてプリント機能が対応付けられている。
Email送信パーツ84bには、特定機能としてEmail送信機能が対応付けられている。Email送信機能は、指定されたファイルが添付された電子メールを指定されたメールアドレス宛てに送信する機能である。
FTPサーバ送信パーツ84cには、特定機能としてFTPサーバ送信機能が対応付けられている。FTPサーバ送信機能は、指定されたファイルを特定のFTPサーバ(不図示)へ送信する処理を含む。FTPサーバは、情報処理システム200にどのように接続されていてもよい。FTPサーバは、例えば、通信ネットワーク201に接続されていてもよい。FTPサーバは、例えば、ゲートウェイ180におけるローカルネットワーク側に接続されていてもよい。
アプリオープンパーツ84dには、特定機能としてアプリオープン機能が対応付けられている。アプリオープン機能は、指定されたファイルを対応するアプリケーションソフトウェアによって開く機能である。
OCRパーツ85aには、特定機能としてOCR機能が対応付けられている。OCR機
能は、指定されたファイルをOCR処理する機能である。
メッセージダイアログ表示パーツ85bには、特定機能としてメッセージダイアログ表示機能が対応付けられている。メッセージダイアログ表示機能は、特定のメッセージを表示する機能である。
プレビューダイアログ表示パーツ85cには、特定機能としてプレビューダイアログ表示機能が対応付けられている。プレビューダイアログ表示機能は,指定されたファイルのプレビュー画像を含むダイアログを表示する機能である。
各機能パーツには、図5に例示するように、対応する特定機能に応じた機能設定情報が対応付けられている。機能設定情報は、デバイス用タスクデータ及びアプリ用タスクデータのうちの少なくとも一方を含む。
デバイス用タスクデータは、対応する特定機能を達成させるために画像処理装置10に実行させる処理であるデバイス用タスクを示す。アプリ用タスクデータは、対応する特定機能を達成させるために第2情報処理装置150の機能実行アプリに実行させる処理であるアプリ用タスクを示す。
画像処理装置10に、デバイス用タスクデータに基づいてデバイス用タスクを実行させることで、対応する特定機能が達成される。また、第2情報処理装置150の機能実行アプリに、アプリ用タスクデータに基づいてアプリ用タスクを実行させることによっても、対応する特定機能が達成される。
デバイス用タスクとアプリ用タスクとは、互いに同じ処理である場合があり得る一方で、互いに異なる処理を含む場合もあり得る。
例えば、特定機能がスキャン機能である場合を想定する。スキャン機能の達成のためには、後述するように、画像処理装置10で画像を読み取らせ、読み取られた画像のスキャンデータを取得する必要がある。スキャンデータの取得のために、画像処理装置10で実行されるデバイス用タスクには、画像処理装置10自らスキャン機能を利用して画像を読み取る処理が含まれる。
一方、第2情報処理装置150は、自ら画像を読み取ることができない。そのため、第2情報処理装置150で実行されるアプリ用タスクには、例えば、画像処理装置10へ画像の読み取りを指示する処理と、その指示に応じて画像処理装置10で生成されたスキャンデータを画像処理装置10から取得する処理とが含まれる。
このように、同じスキャン機能であっても、画像処理装置10で実行されるデバイス用タスクと第2情報処理装置150で実行されるアプリ用タスクとは厳密には異なる。
また、スキャン機能においては、OCR機能を実行させるように設定することが可能である。画像処理装置10は、自らOCR機能を持たない。そのため、OCR機能が設定される場合のスキャン機能のデバイス用タスクは、図5に例示するように、複数の処理に分割される。以下、分割された処理を「子タスク」と称する。具体的には、自らスキャンを実行する子タスクと、スキャンデータを不図示のOCRデータベースへ送信する子タスクと、OCRデータベースでスキャンデータにOCR処理が施されることにより生成されたOCRファイルをOCRデータベースから取得する子タスクと、に分割される。
一方、第2情報処理装置150は、自らOCR機能を持っている。そのため、OCR機能が設定される場合のスキャン機能のアプリ用タスクは、図5に例示するように、複数の子タスクに分割されず、スキャン指示からOCR結果を取得するまでの一連の処理が1つのタスクとして設定される。
図5において、丸印付きの数字が付加されている処理は、それら一つ一つが子タスクであること、及び互いの実行順序を示している。なお、デバイス用タスク及びアプリ用タスクのそれぞれが、複数の子タスクに分割されて設定されるか否かは、対応する特定機能の種類や、画像処理装置10及び第2情報処理装置150それぞれが有する機能などの、種々の条件に応じて定まる。
また、特定機能によっては、デバイス用タスク及びアプリ用タスクのうちのいずれか一方のみが設定されている場合もある。本実施形態では、例えば、図5に例示するように、プレビューダイアログ表示機能は、画像処理装置10で実行させるワークフローとして設定することができない。一方、図5に例示するように、コピー機能及びメッセージダイアログ表示機能は、第2情報処理装置150で実行させるワークフローとして設定することができない。
本実施形態では、機能パーツが、デバイス用タスク及びアプリ用タスクのどちらが設定されているかに応じて、3種類の機能種別のうちのいずれかに分類される。3種類の機能種別は、共通、デバイス専用及びアプリ専用である。
例えばスキャンパーツ83aのようにデバイス用タスク及びアプリ用タスクの両方が設定されている機能パーツの機能種別は、共通である。例えばコピーパーツ82aのように、デバイス用タスクが設定されていてアプリ用タスクが設定されていない機能パーツの機能種別は、デバイス専用である。例えばファイル選択ダイアログ表示パーツ83bのように、アプリ用タスクが設定されていてデバイス用タスクが設定されていない機能パーツの機能種別は、アプリ専用である。
本実施形態では、各機能パーツは、どの機能種別に属するものであるかを視覚的に区別可能な態様で表示される。具体的には、機能種別が共通に属する機能パーツは、第1の態様で表示される。図4において、例えばスキャンパーツ83aのように実線枠で示されている機能パーツが、第1の態様の機能パーツである。機能種別がデバイス専用に属する能パーツは、第2の態様で表示される。図4において、例えばコピーパーツ82aのように破線枠で示されている機能パーツが、第2の態様の機能パーツである。機能種別がアプリ専用に属する機能パーツは、第3の態様で表示される。図4において、例えばファイル選択ダイアログ表示パーツ83bのように一点鎖線枠で示されている機能パーツが、第3の態様の機能パーツである。
カスタマイズフレーム90は、共通配置領域91と、デバイス用配置領域92と、アプリ用配置領域93とを備える。各配置領域91,92,93は、タイムライン95、即ち時間軸に沿って、互いに並列に配置されている。タイムライン95は、複数の時間枠Tf1,Tf2,・・・に区分されており、各配置領域91,92,93も、複数の時間枠Tf1,Tf2,・・・のそれぞれに対応した領域に区分されている。
ユーザは、パーツ配置操作を行うことによって、各配置領域91,92,93のいずれかにおける任意の時間枠に、任意の機能パーツを配置させることができる。パーツ配置操作はどのような操作であってもよい。本実施形態では、パーツ配置操作は、例えば、機能パーツをカスタマイズフレーム90内にドラッグアンドドロップする操作(以下、「D&D操作」と略す)であってもよい。
共通配置領域91内に機能パーツが配置された場合、当該機能パーツが共通配置領域91に表示されると共に、デバイス用配置領域92及びアプリ用配置領域93それぞれにおける同じ時間枠のうちの一方または両方に、同じ機能パーツが表示される。ただし、対応
するデバイス用タスク及びアプリ用タスクのうち複数の子タスクを有するタスクがある場合、そのタスクに対応する配置領域においては、複数の子タスクそれぞれを示す複数の子タスクパーツがタイムライン95に沿って個別の時間枠に表示される。
ここで、一例として、「OCRスキャンtoFTP」という機能のワークフローを新規生成するための手順の一例を、図4を参照して説明する。「OCRスキャンtoFTP」機能は、画像処理装置10でスキャンを実行させ、スキャンデータをOCR処理させ、そのOCR処理されたスキャンデータであるOCRファイルを特定のFTPサーバに保存させる機能である。この機能を画像処理装置10及び第2情報処理装置150の双方で実行させることができるように、それぞれに対応したワークフローを、以下の手順で生成する。
なお、図4は、カスタマイズフレーム90内にすでに種々のパーツが配置されている状態を示しているが、これは、「OCRスキャンtoFTP」機能のワークフローを生成するために必要なパーツ配置操作が完了した状態を示している。カスタム機能アイコンが選択操作されてワークフロー生成画面80が表示された直後の状態では、カスタマイズフレーム90内にはパーツは表示されていない。ワークフローの新規作成は、カスタマイズフレーム90内に何らパーツが配置されていない状態からスタートする。
ます、ユーザは、スキャンパーツ83aを、共通配置領域91における時間枠Tf1内にD&D操作する。スキャンパーツ83aがこのようにD&D操作されると、ワークフロー生成プログラム28は、スキャンパーツ83aを、共通配置領域91におけるそのD&D操作された時間枠Tf1内に表示させる。
さらに、ワークフロー生成プログラム28は、スキャンパーツ83aの機能種別が共通であることに応じて、デバイス用配置領域92及びアプリ用配置領域93における同じ時間枠Tf1内にも、スキャンパーツ83aを表示させ、それぞれに対応するタスクデータを設定する。
次に、ユーザは、例えばグレースケールでスキャンを実行させてスキャンデータをOCR処理させるようなワークフローにカスタマイズすべく、共通配置領域91に表示されているスキャンパーツ83aに対して設定変更操作(ダブルクリック)を行う。設定変更操作が行われると、ワークフロー生成プログラム28は、詳細設定画面を表示させ、スキャン機能における各種パラメータの設定値の設定やOCR処理の付加設定などの、各種の設定を受け付ける。ここで受け付けられた各種設定情報の一部が、カスタマイズフレーム90に表示されている各スキャンパーツ83aに表示される。
スキャン機能にOCR処理が付加設定されたということは、スキャン機能の一種であるOCRスキャンが設定されたことを意味する。OCRスキャンは、図5に示すように、デバイス用タスクにおいては3つの子タスクを有する。そこで、ワークフロー生成プログラム28は、デバイス用配置領域92において、子タスクの数と同数の3つの連続した時間枠Tf1~Tf3を確保する。そして、図4に例示するように、3つの子タスクそれぞれに対応した3つの子タスクパーツ101,102,103を、デバイス配置領域92における確保した時間枠Tf1~Tf3に、実行順が早い順に配置する。そして、各子タスクパーツに、デバイス用タスクデータにおける対応する子タスクデータを設定する。なお、子タスクデータとは、図5に例示したデバイス用タスクデータ又はアプリ用タスクデータの一部であって、丸付き数字で示された子タスクを示すデータである。
ワークフロー生成プログラム28は、デバイス用配置領域92においてスキャンパーツ83aが3つの子タスクパーツ101,102,103に分割されたことに応じて、共通
配置領域91及びアプリ用配置領域93それぞれに配置されているスキャンパーツ83aの時間枠を調整する。具体的には、図4に例示するように、デバイス用配置領域92における分割された3つの子タスクパーツ101,102,103が配置されている3つの時間枠Tf1~Tf3に渡って1つのスキャンパーツ83aを表示させる。
次に、ユーザは、OCRファイルがFTPサーバへ送信されるようにすべく、FTPサーバ送信パーツ84cを、共通配置領域91における時間枠Tf4内にD&D操作する。FTPサーバ送信パーツ84cがこのようにD&D操作されると、ワークフロー生成プログラム28は、FTPサーバ送信パーツ84cを、共通配置領域91におけるそのD&D操作された時間枠Tf4内に表示させる。さらに、FTPサーバ送信パーツ84cの機能種別が共通であることに応じて、デバイス用配置領域92及びアプリ用配置領域93における同じ時間枠Tf4内にも、FTPサーバ送信パーツ84cを表示させ、それぞれに対応するタスクデータを設定する。
なお、図4は、1つのFTPサーバ送信パーツ84cが3つの配置領域91,92,93に渡って伸びた状態で表示されている例を示しているが、3つの配置領域91,92,93それぞれに個別にFTPサーバ送信パーツ84cが表示されてもよい。
さらに、ユーザは、OCRファイルをFTPサーバにおける例えば見積書データベースに保存させるための各種設定を行う。
次に、ユーザは、スキャンファイルをプレビュー表示させるべく、プレビューダイアログ表示パーツ85cを、共通配置領域91における時間枠Tf6内にD&D操作する。
なお、時間枠Tf5を空けているが、これは一例であって、プレビューダイアログ表示パーツ85cを時間枠Tf5にD&D操作してもよい。機能パーツは、基本的に、開いているどの時間枠に配置してもよい。
ワークフロー生成プログラム28は、プレビューダイアログ表示パーツ85cの機能種別がアプリ専用であることに応じて、アプリ用配置領域93における同じ時間枠Tf6内にも、プレビューダイアログ表示パーツ85cを表示させ、対応するアプリ用タスクデータを設定する。
このようにして「OCRスキャンtoFTP」機能のワークフローを画面上で完成させたユーザは、完了ボタン87を選択操作(例えばクリック)する。
完了ボタン87がクリックされると、ワークフロー生成プログラム28は、カスタマイズフレーム90の内容に従って、デバイス用ワークフロー及びアプリ用ワークフローを生成する。具体的には、デバイス用配置領域92に配置されている各パーツ101,102,103,84cのそれぞれに設定されたタスクデータが示す処理が時間軸に沿った並び順で実行されるようにデバイス用ワークフローを生成する。そして、そのデバイス用ワークフローを画像処理装置10で実行させるために画像処理装置10へ送信するデバイス用ワークフローデータを生成する。さらに、アプリ用配置領域93に配置されている各パーツ83a,84c,85cのそれぞれに設定されたタスクデータが示す処理が時間軸に沿った並び順で実行されるようにアプリ用ワークフローを生成する。そして、そのアプリ用ワークフローを第2情報処理装置150で実行させるために第2情報処理装置150へ送信するアプリ用ワークフローデータを生成する。
このようにしてデバイス用ワークフローデータ及びアプリ用ワークフローデータが生成されると、その生成されたデバイス用ワークフローデータを含む新規アイコンデータが生成されて第1画面データに追加され、その生成されたアプリ用ワークフローデータを含む新規アイコンデータが生成されて第2画面データに追加される。
ワークフロー生成が完了すると、再びメイン画面50が表示される。そして、特定のアイコン領域(例えばアイコンが設定されていない第3アイコン領域63)に、図3に例示するように、前述の表示ルールに従い、今回生成した「OCRスキャンtoFTP」機能のワークフローが対応づけられた新規アイコン63aが新規追加される。
図6は、第1画面データ及び第2画面データそれぞれにおけるアイコンデータに含まれる実行処理データ(即ちワークフローデータ)の一例を示す。図6は、上述のように「OCRスキャンtoFTP機能」のワークフローを新規作成した結果、第1画面データ及び第2画面データそれぞれに、その新規作成したワークフローに対応したアイコンデータが第3アイコン領域に対応付けられて新規追加されていることを示している。
このように、ワークフロー生成画面80において、ユーザは、1つ以上の機能パーツを共通配置領域91に配置させることで、実質的に同じ機能を達成させる2つのワークフロー、即ちデバイス用ワークフローとアプリ用ワークフローを生成することができる。
具体的には、デバイス用配置領域92に1つ以上の機能パーツが配置された状態で完了ボタン87が選択操作された場合、デバイス用配置領域92に配置されている機能パーツに対応した処理をタイムライン95に沿った順序で実行させるように構成されたデバイス用ワークフローが生成される。より詳しくは、そのデバイス用ワークフローを示す実行処理データであるデバイス用ワークフローデータが生成される。
アプリ用配置領域93に1つ以上の機能パーツが配置された状態で完了ボタン87が選択操作された場合、アプリ用配置領域93に配置されている機能パーツに対応した処理をタイムライン95に沿った順序で実行させるように構成されたアプリ用ワークフローが生成される。より詳しくは、そのアプリ用ワークフローを示す実行処理データであるアプリ用ワークフローデータが生成される。
そして、メイン画面50に表示されている送信ボタン55が選択操作されると、新規アイコン43aのアイコンデータを含む第1画面データが画像処理装置10へ送信され、新規アイコン43aのアイコンデータを含む第2画面データが第2情報処理装置150へ送信される。
これにより、画像処理装置10において、機能選択画面30の第3アイコン領域43に、ワークフロー生成プログラム28で生成されたデバイス用ワークフローデータが対応付けられた新規アイコンが表示される。そして、画像処理装置10においてその新規アイコンが選択操作されると、設定されているデバイス用ワークフローが実行される。
第2情報処理装置150においても、機能実行アプリが起動されると、機能選択画面151の第3アイコン領域163に、ワークフロー生成プログラム28で生成されたアプリ用ワークフローデータが対応付けられた新規アイコンが表示される。そして、その新規アイコンが選択操作されると、設定されているアプリ用ワークフローが実行される。
なお、ワークフロー生成画面80において、ユーザは、機能パーツを、デバイス用配置領域92またはアプリ用配置領域93に直接D&D操作して配置させることもできる。機能パーツがデバイス用配置領域92またはアプリ用配置領域93にD&D操作された場合は、その配置された領域にのみ機能パーツが配置される。つまり、デバイス用ワークフロー及びアプリ用ワークフローのうちの一方にのみ設定したい機能がある場合は、当該機能の機能パーツをその設定したい一方に対応した配置領域にD&D操作することで、その一方にのみ設定することができる。
(1-6)画面カスタマイズ処理の説明
図3~図4を用いて説明した、メイン画面50を起点とする各種処理は、第1情報処理装置20において制御部21がワークフロー生成プログラム28を実行すること、即ちワークフロー生成プログラム28に基づく図7の画面カスタマイズ処理を実行することにより、実現される。制御部21は、起動後、画面カスタマイズ処理を実行させることを要求する特定の実行要求操作が行われると、ワークフロー生成プログラム28に従い、図7に示す画面カスタマイズ処理を開始する。
制御部21は、画面カスタマイズ処理を開始すると、S110で、表示部23にメイン画面50(図3参照)を表示させる。S120では、メイン画面50における追加ボタン54の選択操作を受け付ける。追加ボタン54が選択操作されると、S130に移行する。
S130では、カスタム機能アイコンの選択操作を受け付ける。具体的には、前述の追加アイコン選択画面を表示させる。そして、追加アイコン選択画面の中のカスタム機能アイコンの選択操作を受け付ける。カスタム機能アイコンが選択操作されると、S140に移行する。
S140では、ワークフロー生成処理を行う。S140のワークフロー生成処理の詳細は図8に示す通りである。
ワークフロー生成処理に移行すると、S210で、ワークフロー生成画面80(図4参照)を表示部23に表示させる。S220では、ワークフローの生成が完了したか否かを判断する。S220で、ワークフロー生成画面80の完了ボタン87が選択操作されていない場合は、S230の詳細生成処理に移行する。詳細生成処理の具体的内容は、図9に示す通りである。
図9に示すように、詳細生成処理に移行すると、S310で、機能パーツがカスタマイズフレーム90にD&D操作されたか否か判断する。機能パーツがカスタマイズフレーム90にD&D操作された場合は、S320に移行する。
S320では、共通配置領域91、デバイス用配置領域92及びアプリ用配置領域93のうちどの配置領域に機能パーツがD&D操作されたか判断する。機能パーツが共通配置領域91に配置された場合は、S330に移行する。
S330では、D&D操作された機能パーツの機能種別を判断する。機能種別が共通である場合は、S340に移行する。S340では、デバイス用タスク設定処理を実行する。デバイス用タスク設定処理の詳細は、図10に示す通りである。デバイス用タスク設定処理に移行すると、S510で、機能設定情報(図5参照)から、D&D操作された機能パーツのデバイス用タスクデータを取得する。
S520では、取得したデバイス用タスクデータが複数の子タスクデータに分割されているか否か判断する。取得したデバイス用タスクデータが複数の子タスクデータに分割されていない場合は、S530に移行する。
S530では、D&D操作された機能パーツを、デバイス用配置領域92におけるそのD&D操作された時間枠内に配置する。このとき、共通配置領域91において対応する機能パーツが複数の時間枠に跨がって配置されている場合は、デバイス用配置領域92においても同じ複数の時間枠に跨がって機能パーツを配置する。
S540では、S530で配置した機能パーツに、S510で取得したデバイス用タスクデータを設定(換言すれば、対応付け、割り付け)する。S540の処理後は、S350(図9参照)に移行する。
S520で、取得したデバイス用タスクデータが複数の子タスクデータに分割されている場合は、S550に移行する。S550では、D&D操作された時間枠から時間軸に沿って子タスクの数の分の時間枠を確保する。
S560では、デバイス用配置領域92における、S550で確保した時間枠それぞれに、時間軸に沿って実行順に1つずつ子タスクパーツを配置する。S570では、S560で配置した各子タスクパーツに、S510で取得したデバイス用タスクデータにおける対応する子タスクデータを設定する。
S580では、共通配置領域91及びアプリ用配置領域93における時間枠の調整を行う。具体的には、共通配置領域91及びアプリ用配置領域93における対応する機能パーツが配置されている時間枠の範囲を、S550で確保した複数の時間枠全体と一致するように整合させる。S580の処理後は、S350(図9参照)に移行する。
S350では、アプリ用タスク設定処理を実行する。アプリ用タスク設定処理の詳細は、図11に示す通りである。アプリ用タスク設定処理に移行すると、S610で、機能設定情報(図5参照)から、D&D操作された機能パーツのアプリ用タスクデータを取得する。
S620では、取得したアプリ用タスクデータが複数の子タスクデータに分割されているか否か判断する。取得したアプリ用タスクデータが複数の子タスクデータに分割されていない場合は、S630に移行する。
S630では、D&D操作された機能パーツを、アプリ用配置領域93におけるそのD&D操作された時間枠内に配置する。このとき、共通配置領域91において対応する機能パーツが複数の時間枠に跨がって配置されている場合は、アプリ用配置領域93においても同じ複数の時間枠に跨がって機能パーツを配置する。
S640では、S630で配置した機能パーツに、S610で取得したアプリ用タスクデータを設定する。S640の処理後は、S430(図9参照)に移行する。
S620で、取得したアプリ用タスクデータが複数の子タスクデータに分割されている場合は、S650に移行する。S650では、D&D操作された時間枠から時間軸に沿って子タスクの数の分の時間枠を確保する。
S660では、アプリ用配置領域93における、S650で確保した時間枠それぞれに、時間軸に沿って実行順に1つずつ子タスクパーツを配置する。S670では、S660で配置した各子タスクパーツに、S610で取得したアプリ用タスクデータにおける対応する子タスクデータを設定する。
S680では、共通配置領域91及びデバイス用配置領域92における時間枠の調整を行う。具体的には、共通配置領域91及びデバイス用配置領域92における対応する機能パーツが配置されている時間枠の範囲を、S650で確保した複数の時間枠全体と一致するように整合させる。S680の処理後は、S430(図9参照)に移行する。S430では、S310でD&D操作された機能パーツを共通配置領域91に表示する。S430の処理後は、S220(図8参照)に移行する。
S330で、機能種別がデバイス専用である場合は、S360に移行する。S360では、デバイス用タスク設定処理(図10参照)を実行する。S360の処理後は、S430に移行する。
S330で、機能種別がアプリ専用である場合は、S370に移行する。S370では、アプリ用タスク設定処理(図11参照)を実行する。S370の処理後は、S430に移行する。
S320で、機能パーツがデバイス用配置領域92にD&D操作された場合は、S380に移行する。S380では、D&D操作された機能パーツの機能種別を判断する。機能種別が共通またはデバイス専用である場合は、S390に移行する。S390では、デバイス用タスク設定処理(図10参照)を実行する。S390の処理後は、S430に移行する。
S380で、機能種別がアプリ専用である場合は、S420に移行する。S420では、デバイス用ワークフローとして使用できないアプリ専用の機能パーツがデバイス用配置領域92にD&D操作されたことに基づき、エラー報知を行って、対応しない機能パーツがD&D操作されたことをユーザに認識させる。
S320で、機能パーツがアプリ用配置領域93にD&D操作された場合は、S400に移行する。S400では、D&D操作された機能パーツの機能種別を判断する。機能種別が共通またはアプリ専用である場合は、S410に移行する。S410では、アプリ用タスク設定処理(図11参照)を実行する。S410の処理後は、S430に移行する。
S400で、機能種別がデバイス専用である場合は、S420に移行する。この場合におけるS420では、アプリ用ワークフローとして使用できないデバイス専用の機能パーツがアプリ用配置領域93にD&D操作されたことに基づき、エラー報知を行う。S420の処理後は、S430に移行する。
S310で、機能パーツがD&D操作されていない場合は、S440に移行する。S440では、カスタマイズフレーム90内に配置されているいずれかのパーツに対してユーザによる前述の設定変更操作がなされたか否か判断する。設定変更操作がなされていない場合は、S220(図8参照)に移行する。設定変更操作がなされた場合は、S450で、設定変更処理を実行する。具体的には、前述の詳細設定画面を表示させ、ユーザによる各種設定を受け付ける。この設定変更処理によって子タスクパーツの増加または減少が生じた場合は、図10のS580または図11のS680と同様の処理を行うことにより、子タスクパーツの増減に応じて、他の配置領域における対応する機能パーツの時間枠を調整する。S450の設定変更処理の後は、S220(図8参照)に移行する。
S220で、ワークフロー生成画面80の完了ボタン87が選択操作された場合は、ユーザによるワークフロー生成画面80を介したワークフローの生成操作が完了したと判断し、S240に移行する。
S240では、カスタマイズフレーム90の内容に従って、各ワークフローデータを生成する。具体的には、デバイス用配置領域92に配置されているパーツそれぞれのデバイス用タスクデータに基づき、それらパーツに対応した処理を時間軸に沿った順序で実行させるためのデバイス用ワークフローデータを生成する。なお、単に「パーツ」と言うときは、機能パーツ及び子タスクパーツの両方を示す。そして、そのデバイス用ワークフローデータを含むアイコンデータ、即ち画像処理装置10の機能選択画面30に表示させるアイコンのアイコンデータを生成する。
さらに、アプリ用配置領域93に配置されているパーツそれぞれのアプリ用タスクデータに基づき、それらパーツに対応した処理を時間軸に沿った順序で実行させるためのアプリ用ワークフローデータを生成する。そして、そのアプリ用ワークフローデータを含むアイコンデータ、即ち第2情報処理装置150の機能実行アプリが表示する機能選択画面151に表示させるアイコンのアイコンデータを生成する。
S250では、第1画面データ及び第2画面データを更新する。即ち、カスタマイズ対象の第1画面データに、今回生成したデバイス用ワークフローデータを含むアイコンデータを追加し、カスタマイズ対象の第2画面データに、今回生成したアプリ用ワークフローデータを含むアイコンデータを追加する。S260では、再びメイン画面50を表示部23に表示させて、S150(図7参照)に移行する。
S150では、S140のワークフロー生成処理で生成された新規アイコンデータのアイコンを共通カスタマイズ画面60における特定のアイコン領域(例えばアイコンがまだ設定されていない空き領域)に追加表示する。ここで表示するアイコンの画像は、どのような画像であってもよい。例えば特定のデフォルト画像であってもよい。アイコンの画像は、後でユーザが任意に変更することができる。
なお、ワークフロー生成処理でデバイス用ワークフローとアプリ用ワークフローとが生成された場合は、前述の表示ルールに従って特定の態様のアイコンを追加表示する。ワークフロー生成処理でデバイス用ワークフロー及びアプリ用ワークフローのうちの一方のみ生成された場合は、その生成されたワークフローのアイコンデータに基づくアイコンを追加表示する。
S160では、送信要求を受け付ける。具体的に、送信ボタン55の選択操作を受け付ける。送信ボタン55が選択操作されると、S170に移行する。S170では、S140で更新された第1画面データ及び第2画面データをそれぞれ対応する送信先へ送信する。
なお、本実施形態では、すでに1つ以上のパーツが配置されている時間枠には、新たな機能パーツをD&D操作で配置させることはできない。ただしそれは必須ではなく、すでに1つ以上のパーツが配置されている時間枠であっても、新たな機能パーツのD&D操作を受け付けるようにしてもよい。その場合、当該時間枠内にもともと配置されていたパーツと新たな機能パーツとをどのように扱うかについては適宜ルールを決めて処理するとよい。
(1-7)実施形態の効果
以上説明した実施形態によれば、ワークフロー生成画面80において1回以上の機能パーツのD&D操作を行うことで、画像処理装置10で実行させるデバイス用ワークフローと、第2情報処理装置150で実行させるアプリ用ワークフローとを効率的に生成することが可能となる。
なお、本実施形態において、デバイス用ワークフローは第1ワークフローの一例に相当し、デバイス用ワークフローデータは第1ワークフローデータの一例に相当する。アプリ用ワークフローは第2ワークフローの一例に相当し、アプリ用ワークフローデータは第2ワークフローデータの一例に相当する。ワークフロー生成画面80において機能パーツをカスタマイズフレーム90にD&D操作することは、1回以上の機能選択操作、及びパーツ配置操作の一例に相当する。各機能パーツに対応付けられた機能設定情報が示す機能は、複数の機能の各々の一例に相当する。デバイス用配置領域92に配置されたパーツに対
応するデバイス用タスクは第1の処理の一例に相当し、デバイス用タスクを示すデバイス用タスクデータは第1の処理データの一例に相当する。アプリ用配置領域93に配置されたパーツに対応するアプリ用タスクは第2の処理の一例に相当し、アプリ用タスクを示すアプリ用タスクデータは第2の処理データの一例に相当する。印刷部13は画像記録部の一例に相当する。機能種別が共通又はデバイス専用であることは、第1の条件の一例に相当する。機能種別が共通又はアプリ専用であることは、第2の条件の一例に相当する。デバイス用配置領域92は第1個別領域の一例に相当する。アプリ用配置領域93は第2個別領域の一例に相当する。デバイス用配置領域92に配置されるパーツは第1個別画像の一例に相当する。アプリ用配置領域93に配置されるパーツは第2個別画像の一例に相当する。プリント機能及びスキャン機能は特定画像処理機能の一例に相当する。
また、S310の処理は機能選択処理の一例に相当する。S340,S360の処理は第1設定処理の一例に相当する。S350,S370の処理は第2設定処理の一例に相当する。S240の処理は第1生成処理及び第2生成処理の一例に相当する。S210の処理は生成画面表示処理の一例に相当する。S530,S560の処理は第1個別表示処理の一例に相当する。S630,S660の処理は第2個別表示処理の一例に相当する。S420の処理は報知処理の一例に相当する。S170の処理は第1送信処理及び第2送信処理の一例に相当する。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2-1)1つのワークフローを生成するためにワークフロー生成画面80に配置可能な機能パーツの数は、いくつであってもよい。図4では、計3回の機能パーツのD&D操作を行うことで1つのワークフローを生成する例を示したが、1回または2回の機能パーツのD&D操作によってワークフローを生成してもよいし、4回以上の機能パーツのD&D操作によってワークフローを生成してもよい。
(2-2)カスタマイズフレーム90において、デバイス用配置領域92及びアプリ用配置領域93を非表示としてもよい。つまり、ワークフロー生成プログラム28は、デバイス用配置領域92及びアプリ用配置領域93を表示はさせないものの、内部的に、即ちユーザに視認させることなく、共通配置領域91への機能パーツのD&D操作に基づく前述の各種処理を実行することで、デバイス用ワークフロー及びアプリ用ワークフローを生成してもよい。
(2-3)メイン画面50における、新規アイコンを追加する操作は、どのような操作であってもよい。例えば、メイン画面50とは別に、アイコンが一覧表示された画面を表示させ、その中の1つのアイコンをメイン画面50の共通カスタマイズ画面60内における任意の位置(例えばアイコンが設定されていないアイコン領域)にD&D操作してもよい。
(2-4)画像処理装置10は、どのような機能を備えていてもよい。画像処理装置10は、例えば、印刷部13及び読取部14のうちいずれか一方を備えていなくてもよい。画像処理装置は、例えば、前述のプリント機能、スキャン機能、ファクス機能及びコピー機能とは異なる基本機能を備えていてもよい。
(2-5)
上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりし
てもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
10…画像処理装置、11,21…制御部、12,22…記憶部、13…印刷部、14…読取部、16,23…表示部、17,24…入力部、20…第1情報処理装置、28…ワークフロー生成プログラム、30,151…機能選択画面、41,61,161…第1アイコン領域、42,62,162…第2アイコン領域、43,63,163…第3アイコン領域、60…共通カスタマイズ画面、80…ワークフロー生成画面、82a,82b,83a,83b,84a~84d,85a~85c…機能パーツ、90…カスタマイズフレーム、91…共通配置領域、92…デバイス用配置領域、93…アプリ用配置領域、95…タイムライン、150…第2情報処理装置、200…情報処理システム。

Claims (14)

  1. 入力部と、
    制御部と、
    を備えた第1の情報処理装置における、前記制御部が実行可能なワークフロー生成プログラムであって、
    前記ワークフロー生成プログラムは、前記制御部に、
    1回以上の機能選択操作を前記入力部を介して受け付ける機能選択処理であって、前記1回以上の機能選択操作の各々は、複数の機能の中から1つの機能を前記入力部を介して選択する操作である、前記機能選択処理と、
    前記機能選択処理で前記機能選択操作が受け付けられる毎に、当該機能選択操作により選択された前記機能を処理対象として実行される第1設定処理及び第2設定処理であって
    前記第1設定処理では、その選択された前記機能を達成するために前記第1の情報処理装置とは別の画像処理装置に実行させる処理を示す第1の処理を設定し、
    前記第2設定処理では、その選択された前記機能を達成するために前記第1の情報処理装置とは別の第2の情報処理装置に実行させる処理を示す第2の処理を設定する
    ように構成された前記第1設定処理及び前記第2設定処理と、
    1ワークフローを前記画像処理装置に実行させるための第1ワークフローデータを生成する第1生成処理であって、前記第1ワークフローは、前記機能選択処理で受け付けられた前記1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて実行された前記第1設定処理のそれぞれで設定された前記第1の処理を含む処理群である、第1生成処理と、
    2ワークフローを前記第2の情報処理装置に実行させるための第2ワークフローデータを生成する第2生成処理であって、前記第2ワークフローは、前記機能選択処理で受け付けられた前記1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて実行された前記第2設定処理のそれぞれで設定された前記第2の処理を含む処理群である、第2生成処理と、
    を実行させる、ワークフロー生成プログラム。
  2. 請求項1に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記第1設定処理は、選択された前記機能が第1条件を満たしていることに応じて実行され、
    前記第2設定処理は、選択された前記機能が第2条件を満たしていることに応じて実行される、
    ワークフロー生成プログラム。
  3. 請求項2に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記複数の機能はそれぞれ、機能設定情報が対応付けられており、
    前記機能設定情報は、前記第1の処理を示す第1の処理データ及び前記第2の処理を示す第2の処理データのうちの少なくとも一方を含み、
    前記第1条件は、選択された機能に対応付けられている前記機能設定情報が前記第1の処理データを含んでいることに応じて成立し、
    前記第2条件は、選択された機能に対応付けられている前記機能設定情報が前記第2の処理データを含んでいることに応じて成立する、
    ワークフロー生成プログラム。
  4. 請求項3に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記第1の情報処理装置は、さらに、表示部を備え、
    前記ワークフロー生成プログラムは、前記制御部に、さらに、ワークフロー生成画面を前記表示部に表示する生成画面表示処理を実行させ、
    前記ワークフロー生成画面は、前記複数の機能の各々に対応した画像である機能パーツと、パーツ配置領域とを含み、
    前記機能パーツはそれぞれ、対応する前記機能に対応した前記機能設定情報が対応付けられており、
    前記1回以上の機能選択操作の各々は、選択対象の前記機能に対応した前記機能パーツを前記パーツ配置領域に配置させるパーツ配置操作を含み、
    前記第1条件は、前記パーツ配置領域に配置された前記機能パーツに対応付けられている前記機能設定情報が前記第1の処理データを含んでいることに応じて成立し、
    前記第2条件は、前記パーツ配置領域に配置された前記機能パーツに対応付けられている前記機能設定情報が前記第2の処理データを含んでいることに応じて成立する、
    ワークフロー生成プログラム。
  5. 請求項4に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記パーツ配置領域を共通配置領域として、前記ワークフロー生成画面は、さらに、第1個別領域と第2個別領域とを含み、
    前記第1設定処理は、前記第1の処理が対応付けられた画像である第1個別画像を前記第1個別領域に表示させる第1個別表示処理を含み、
    前記第2設定処理は、前記第2の処理が対応付けられた画像である第2個別画像を前記第2個別領域に表示させる第2個別表示処理を含む、
    ワークフロー生成プログラム。
  6. 請求項5に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記パーツ配置領域、前記第1個別領域及び前記第2個別領域は、共通の時間軸に沿うように設けられ、
    前記時間軸は、複数の時間枠に区分されており、
    前記第1個別表示処理は、前記第1個別領域における、前記パーツ配置操作により前記機能パーツが配置された位置に対応する前記時間枠の領域内に前記第1個別画像を表示させ、
    前記第2個別表示処理は、前記第2個別領域における、前記パーツ配置操作により前記機能パーツが配置された位置に対応する前記時間枠の領域内に前記第2個別画像を表示させ、
    前記第1ワークフローは、設定された前記第1の処理がそれぞれ、前記第1個別領域における対応する前記第1個別画像の前記時間軸に沿った並び順で実行されるように構成され、
    前記第2ワークフローは、設定された前記第2の処理がそれぞれ、前記第2個別領域における対応する前記第2個別画像の前記時間軸に沿った並び順で実行されるように構成される、
    ワークフロー生成プログラム。
  7. 請求項5または請求項6に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記パーツ配置操作は、前記機能パーツを前記第1個別領域又は前記第2個別領域へ配置させる操作を含み、
    第1設定処理は、前記第1条件を満たす前記機能に対応した前記機能パーツが前記パーツ配置操作により前記第1個別領域に配置されることに応じて、その機能パーツに対応した前記機能に対応する前記第1の処理を設定することを含み、
    第2設定処理は、前記第2条件を満たす前記機能に対応した前記機能パーツが前記パーツ配置操作により前記第2個別領域に配置されることに応じて、その機能パーツに対応した前記機能に対応する前記第2の処理を設定することを含む、
    ワークフロー生成プログラム。
  8. 請求項7に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記制御部に、さらに、
    前記第1条件を満たさない前記機能に対応した前記機能パーツを前記第1個別領域に配置させる前記パーツ配置操作が行われたこと、及び前記第2条件を満たさない前記機能に対応した前記機能パーツを前記第2個別領域に配置させる前記パーツ配置操作が行われたこと、のうちの少なくとも一方に応じて特定の報知を行う報知処理、
    を実行させる、ワークフロー生成プログラム。
  9. 請求項4~請求項8のいずれか1項に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記生成画面表示処理は、前記機能パーツの各々を、(i)対応する前記機能が前記第1条件及び前記第2条件を満たしているか、(ii)対応する前記機能が前記第1条件を満たす一方で前記第2条件を満たしていないか、または(iii)対応する前記機能が前記第2条件を満たす一方で前記第1条件を満たしていないか、のうちのいずれに該当するかを視覚的に区別可能な態様で表示する、
    ワークフロー生成プログラム。
  10. 請求項1~請求項9のいずれか1項に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置及び前記画像処理装置と通信可能であり、
    前記ワークフロー生成プログラムは、前記制御部に、さらに、
    前記第1生成処理で生成された前記第1ワークフローデータを前記画像処理装置へ送信する第1送信処理と、
    前記第2生成処理で生成された前記第2ワークフローデータを前記第2の情報処理装置へ送信する第2送信処理と、
    を実行させる、ワークフロー生成プログラム。
  11. 請求項1~請求項10のいずれか1項に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記画像処理装置は、画像記録部及び画像読取部のうちの少なくとも一方を備え、
    前記画像記録部は、画像データに基づく画像を被記録媒体に記録するように構成されており、
    前記画像読取部は、原稿に記録された画像を読み取ってその読み取った画像を示す画像データを生成するように構成されている、
    ワークフロー生成プログラム。
  12. 請求項11に記載のワークフロー生成プログラムであって、
    前記複数の機能は、前記画像記録部または前記画像読取部を用いた機能である特定画像処理機能を含み、
    前記第1ワークフローに含まれる、前記特定画像処理機能に対応する前記第1の処理は、前記画像処理装置が自ら前記特定画像処理機能を実行するように設定され、
    前記第2ワークフローに含まれる、前記特定画像処理機能に対応する前記第2の処理は、前記特定画像処理機能を実行するように前記画像処理装置へ指示する処理と、前記画像処理装置による前記特定画像処理機能の実行結果を前記画像処理装置から取得する処理とを含むように設定される、
    ワークフロー生成プログラム。
  13. 入力部と、
    制御部と、
    を備えた情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    1回以上の機能選択操作を前記入力部を介して受け付ける機能選択処理であって、前記1回以上の機能選択操作の各々は、複数の機能の中から1つの機能を前記入力部を介して選択する操作である、前記機能選択処理と、
    前記機能選択処理で前記機能選択操作が受け付けられる毎に、当該機能選択操作により選択された前記機能を処理対象として実行される第1設定処理及び第2設定処理であって
    前記第1設定処理では、その選択された前記機能を達成するために前記情報処理装置とは別の画像処理装置に実行させる処理を示す第1の処理を設定し、
    前記第2設定処理では、その選択された前記機能を達成するために前記情報処理装置とは別の情報処理装置に実行させる処理を示す第2の処理を設定する
    ように構成された前記第1設定処理及び前記第2設定処理と、
    1ワークフローを前記画像処理装置に実行させるための第1ワークフローデータを生成する第1生成処理であって、前記第1ワークフローは、前記機能選択処理で受け付けられた前記1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて実行された前記第1設定処理のそれぞれで設定された前記第1の処理を含む処理群である、第1生成処理と、
    2ワークフローを前記別の情報処理装置に実行させるための第2ワークフローデータを生成する第2生成処理であって、前記第2ワークフローは、前記機能選択処理で受け付けられた前記1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて実行された前記第2設定処理のそれぞれで設定された前記第2の処理を含む処理群である、第2生成処理と、
    を実行する、情報処理装置。
  14. 情報処理装置で実行されるワークフロー生成方法であって、
    1回以上の機能選択操作を受け付ける機能選択ステップであって、前記1回以上の機能選択操作の各々は、複数の機能の中から1つの機能を選択する操作である、前記機能選択ステップと、
    前記機能選択ステップで前記機能選択操作が受け付けられる毎に、当該機能選択操作により選択された前記機能を処理対象として実行する第1設定ステップ及び第2設定ステップであって、
    前記第1設定ステップでは、その選択された前記機能を達成するために前記情報処理装置とは別の画像処理装置に実行させる処理を示す第1の処理を設定し、
    前記第2設定ステップでは、その選択された前記機能を達成するために前記情報処理装置とは別の情報処理装置に実行させる処理を示す第2の処理を設定する、
    ように構成された前記第1設定ステップ及び前記第2設定ステップと、
    1ワークフローを前記画像処理装置に実行させるための第1ワークフローデータを生成する第1生成ステップであって、前記第1ワークフローは、前記機能選択ステップで受け付けられた前記1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて実行された前記第1設定ステップのそれぞれで設定された前記第1の処理を含む処理群である、第1生成ステップと、
    2ワークフローを前記別の情報処理装置に実行させるための第2ワークフローデータを生成する第2生成ステップであって、前記第2ワークフローは、前記機能選択ステップで受け付けられた前記1回以上の機能選択操作のそれぞれに応じて実行された前記第2設定ステップのそれぞれで設定された前記第2の処理を含む処理群である、第2生成ステップと、
    を有する、ワークフロー生成方法。
JP2020062722A 2020-03-31 2020-03-31 ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法 Active JP7456238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020062722A JP7456238B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020062722A JP7456238B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021163067A JP2021163067A (ja) 2021-10-11
JP7456238B2 true JP7456238B2 (ja) 2024-03-27

Family

ID=78003460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020062722A Active JP7456238B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7456238B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017184036A (ja) 2016-03-30 2017-10-05 ブラザー工業株式会社 制御プログラム、および端末装置
JP2019179343A (ja) 2018-03-30 2019-10-17 ブラザー工業株式会社 画面作成プログラム、情報処理装置及び画面作成方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017184036A (ja) 2016-03-30 2017-10-05 ブラザー工業株式会社 制御プログラム、および端末装置
JP2019179343A (ja) 2018-03-30 2019-10-17 ブラザー工業株式会社 画面作成プログラム、情報処理装置及び画面作成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021163067A (ja) 2021-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5262321B2 (ja) 画像形成装置、表示処理装置、表示処理方法および表示処理プログラム
JP4956712B2 (ja) ドライバ装置、処理制御方法、処理制御プログラム
JP7166799B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP5371305B2 (ja) コンピュータプログラム
JP2009260903A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2016194785A (ja) 印刷制御プログラム、印刷制御方法及び情報処理装置
KR101315463B1 (ko) 화상형성제어장치 및 그 제어방법
US20140098402A1 (en) Image processing device, non-transitory computer readable recording medium and operational event determining method
JP7067201B2 (ja) 画面作成プログラム、情報処理装置及び画面作成方法
JP6891409B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
US20150149923A1 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
JP6044400B2 (ja) 端末装置、端末装置のプログラム、システム、およびシステムの制御方法
US10868930B2 (en) Language selection for user interface
US11989402B2 (en) Information processing device configured to generate screen data to display icons, screen generating method, and non-transitory computer-readable recording medium therefor
US20080291485A1 (en) Driver apparatus, setting information management method, setting information management program
JP2020052972A (ja) 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム
JP7456238B2 (ja) ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法
JP2010191720A (ja) コンピュータプログラム
US11533406B2 (en) Information processing system, method for controlling the same, and storage medium for displaying objects used for executing processing and displaying a setting screen
JP7459619B2 (ja) ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法
JP7251266B2 (ja) プログラムの組み合わせおよびプログラム
JP6935709B2 (ja) サービス提供装置、画像処理装置およびプログラム
JP7043866B2 (ja) 操作支援システム
JP2021163117A (ja) ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法
JP6938917B2 (ja) 表示制御装置、画像処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7456238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150