JP7455984B2 - アクセスバックホール統合ネットワーク内のドナー間トポロジ適合 - Google Patents

Description

本書は、概して、無線通信を対象とする。

無線通信技術は、ますます接続およびネットワーク化された社会に向けて世界を移行させている。無線通信の急速な成長および技術の進歩は、容量およびコネクティビティのさらなる需要につながっている。エネルギー消費、デバイスコスト、スペクトル効率、および待ち時間等の他の側面もまた、種々の通信シナリオの必要性を満たすために重要である。既存の無線ネットワークと比較して、次世代システムおよび無線通信技法は、統合アクセスおよびバックホールネットワークのためのサポートを提供するであろう。

本書は、第５世代（５Ｇ）および新規無線（ＮＲ）通信システムを含む、モバイル通信技術における、アクセスバックホール統合（ＩＡＢ：ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ａｃｃｅｓｓ ａｎｄ ｂａｃｋｈａｕｌ）ネットワーク内のドナー間トポロジ適合のための方法、システム、およびデバイスに関する。

１つの例示的側面では、無線通信方法が、開示される。本方法は、ソースドナーによって、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える、第１のメッセージを伝送することと、フィードバック情報を備える、第２のメッセージを受信することとを含み、ソースドナーは、移行性ＩＡＢノードと、移行性ＩＡＢノードの下流にある、複数のノードとに通信可能に結合される。

別の例示的側面では、無線通信方法が、開示される。本方法は、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードによって、ソースドナーから、移行性ＩＡＢノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える、第１のメッセージを受信することと、移行性ＩＡＢノードの少なくとも１つの子ノードに、インジケーションを備える、第２のメッセージを伝送することとを含み、ソースドナーは、移行性ＩＡＢノードと、移行性ＩＡＢノードの下流にある、複数のノードとに通信可能に結合される。

さらに別の例示的側面では、上記に説明される方法は、プロセッサ実行可能コードの形態で具現化され、コンピュータ可読プログラム媒体内に記憶される。

さらに別の例示的実施形態では、上記に説明される方法を実施するように構成される、または動作可能である、デバイスが、開示される。

上記および他の側面およびその実装は、図面、説明、および請求項により詳細に説明される。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
（項目１）
無線通信のための方法であって、
ソースドナーによって、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える第１のメッセージを伝送することと、
フィードバック情報を備える第２のメッセージを受信することと
を含み、
上記ソースドナーは、上記移行性ＩＡＢノードと、上記移行性ＩＡＢノードの下流にある複数のノードとに通信可能に結合される、方法。
（項目２）
上記複数のノードは、１つまたはそれを上回るＩＡＢノードを備える、項目１に記載の方法。
（項目３）
上記複数のノードのうちの１つから、測定報告を備える無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージを受信することをさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目４）
上記フィードバック情報は、上記複数のノードのうちの１つが上記ドナー間切替動作を実施することを意図することのインジケーションを備える、項目１に記載の方法。
（項目５）
上記移行性ＩＡＢノードは、少なくとも１つのＵＥと通信するための少なくとも１つのモバイル端末（ＭＴ）を備え、上記方法はさらに、
標的ドナーに、上記少なくとも１つのＭＴの各々および上記少なくとも１つのＵＥの各々に対し、ＸｎＡＰ識別子と、コンテキスト情報とを備える第１のＸｎアプリケーションプロトコル（ＸｎＡＰ）メッセージを伝送することを含む、項目４に記載の方法。
（項目６）
上記第１のＸｎＡＰメッセージはさらに、上記少なくとも１つのＭＴの各々および上記少なくとも１つのＵＥの各々に対し、上記ソースドナーによって割り当てられるキーを備える、項目５に記載の方法。
（項目７）
上記標的ドナーから、上記複数のノードのうちの少なくとも１つのための第１のＲＲＣ再構成メッセージと、上記移行性ＩＡＢノードのための第２のＲＲＣ再構成メッセージとを備える第２のＸｎＡＰメッセージを受信することをさらに含む、項目５または６に記載の方法。
（項目８）
上記第１のＲＲＣ再構成メッセージは、上記複数のノードのうちの少なくとも１つのための新しいキー、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、１つまたはそれを上回るＩＰアドレス、上記標的ドナーのＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、またはユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、項目７に記載の方法。
（項目９）
上記第２のＲＲＣ再構成メッセージは、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、１つまたはそれを上回るＩＰアドレス、上記標的ドナーのＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、またはユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、項目７に記載の方法。
（項目１０）
上記第１のメッセージは、上記複数のノードのうちの１つまたはそれを上回るものに伝送される、項目１－９のいずれかに記載の方法。
（項目１１）
上記第１のメッセージは、上記移行性ＩＡＢノードに伝送される、項目１－９のいずれかに記載の方法。
（項目１２）
上記第１のメッセージは、上記複数のノードのうちの１つに伝送され、上記第１のメッセージはさらに、上記複数のノードのうちの１つが上記ドナー間切替動作を実施することができないことを示す原因、ＩＡＢ周波数情報、現在登録されている地上波公共移動通信ネットワーク（ＰＬＭＮ）下のセルＩＤサポートＩＡＢ機能性、全てのＰＬＭＮ内の複数のＩＡＢサポートセルＩＤ、セルグローバル識別（ＣＧＩ）、または物理セル識別子（ＰＣＩ）のうちの１つまたはそれを上回るものを備える、項目１に記載の方法。
（項目１３）
上記第１のメッセージは、無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージまたはＦ１アプリケーションプロトコル（Ｆ１ＡＰ）メッセージである、項目１０－１２のいずれかに記載の方法。
（項目１４）
無線通信のための方法であって、
移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードによって、ソースドナーから、上記移行性ＩＡＢノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える第１のメッセージを受信することと、
上記移行性ＩＡＢノードの少なくとも１つの子ノードに、上記インジケーションを備える第２のメッセージを伝送することと
を含み、
上記ソースドナーは、上記移行性ＩＡＢノードと、上記移行性ＩＡＢノードの下流にある複数のノードとに通信可能に結合される、方法。
（項目１５）
上記インジケーションは、上記子ノードに、その親ノードが上記ドナー間切替動作を実施することを意図することを知らせる、項目１４に記載の方法。
（項目１６）
上記第２のメッセージは、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）制御プロトコルデータユニット（ＰＤＵ）または媒体アクセス制御（ＭＡＣ）制御要素である、項目１４または１５に記載のメッセージ。
（項目１７）
プロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、上記プロセッサは、コードを上記メモリから読み取り、項目１－１６のいずれかに記載の方法を実装するように構成される、無線通信装置。
（項目１８）
コンピュータプログラム製品であって、上記コンピュータプログラム製品は、その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備え、上記コードは、プロセッサによって実行されると、上記プロセッサに、項目１－１６のいずれかに記載の方法を実装させる、コンピュータプログラム製品。

図１は、ＩＡＢネットワークの実施例を示す。

図２は、複数の下流ノードを伴う、ＩＡＢネットワークの例示的トポロジを示す。

図３は、無線通信のための方法の実施例を示す。

図４は、無線通信のための別の方法の実施例を示す。

図５は、本開示の技術の方法および技法を実装するために使用され得る、装置の一部のブロック図表現である。

詳細な説明
ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）システムとは対照的に、新興５ＧおよびＮＲシステムは、より大きい利用可能な帯域幅を有し、大量のＭＩＭＯをサポートし、複数のビーム（例えば、ビーム形成）技法を使用し、これは、アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）リンクのサポートおよび能力を有効にする。

本書は、理解を促進するためだけに、３ＧＰＰ（登録商標）新規無線（ＮＲ）ネットワークアーキテクチャおよび５Ｇプロトコルからの実施例を使用し、開示される技法および実施形態は、３ＧＰＰ（登録商標）プロトコルと異なる通信プロトコルを使用する他の無線システムで実践され得る。

無線バックホールリンクおよび中継リンクは、従来の伝送ネットワーク要素の稠密展開を増加させる必要なく、より稠密なＮＲセルネットワークのフレキシブルな展開を有効にする。図１は、アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）リンクを伴う、ネットワークの実施例を示す。そこに示されるように、Ａ（１０１）、Ｂ（１０２）、およびＣ（１０３）は、アクセスノードであって、ユーザ機器（ＵＥ１１１、１１２、および１１３）は、アクセスリンクを通して、アクセスノードＡ、Ｂ、およびＣと通信することができる。アクセスノードＡとコアネットワークとの間の有線接続のみが存在し、アクセスノードＢおよびＣとコアネットワーク要素との間の有線接続は存在しない。ＵＥの無線アクセスをサポートし、データを無線で伝送する、アクセスノードは、ＩＡＢノード（例えば、１０２または１０３）と呼ばれる一方、ＵＥがコアネットワークに接続することを有効にするためのＩＡＢノードのための無線バックホール機能を提供する、アクセスノードは、ＩＡＢドナー（例えば、１０１）と呼ばれる。したがって、アクセスノードは、無線バックホールリンクを通して、ＵＥデータを伝送することができる。

ある実施例では、アクセスノードＢは、無線バックホールリンクを通して、ＵＥから受信されたデータをアクセスノードＡに送信してもよく、次いで、アクセスノードＡは、ＵＥデータをコアネットワーク要素に送信する。ダウンリンクに関して、コアネットワーク要素は、ＵＥデータパケットをアクセスノードＡに送信することができ、次いで、アクセスノードＡは、無線バックホールリンクを介して、ＵＥデータをアクセスノードＢに送信し、アクセスノードＢは、アクセスリンクを介して、ＵＥデータを送信する。いくつかの実施形態では、アクセスリンクおよびバックホールリンクは、同一キャリア周波数を使用することができる。他の実施形態では、それらは、異なるキャリア周波数を使用してもよい。いくつかの実施形態では、ＵＥデータは、アクセスノードとコアネットワークとの間のマルチホップ中継バックホールリンクを通して伝送される必要があり得る。

いくつかの実施形態では、アクセスノードは、制御ユニット（ＣＵ）と、１つまたはそれを上回る分散型ユニット（ＤＵ）とを含むことができる。ある実施例では、ＣＵは、１つまたはそれを上回るＤＵの動作を制御する、アクセスノードの無線リソース制御（ＲＲＣ）、サービスデータ適合プロトコル（ＳＤＡＰ）、およびパケットデータ収束プロトコル（ＰＤＣＰ）をホストする、論理ノードである。ＤＵは、アクセスノードの無線リンク制御（ＲＬＣ）、媒体アクセス制御（ＭＡＣ）、および物理的（ＰＨＹ）層をホストする、論理ノードである。ＣＵおよびそれが制御するＤＵは、Ｆ１インターフェースを介して接続される。Ｆ１アプリケーションプロトコル（Ｆ１－ＡＰ）が、ＣＵとＤＵとの間の無線ベアラの下層構成情報および各無線ベアラに対するＤＵとＣＵとの間のＧＴＰトンネルの設定を伝達するために使用される。ＮＲにおいてサポートされる、ＣＵ／ＤＵ分離もまた、ＩＡＢ展開においてサポートされる。

図２は、ドナー間（またはＣＵ間）切替動作を実施する、ＩＡＢノードの例示的トポロジを示す。そこに示されるように、ドナー間ハンドオーバは、移行性ＩＡＢノードが、不良リンク品質を測定すること、測定を実施すること、次いで、測定報告をソースドナー（またはオリジナルドナーＣＵ）に送信することを含む。本時点で、移行性ＩＡＢノードは、ＣＵ内移行またはＣＵ間移行を実施するであろうかどうかを決定していない。

いくつかの実施形態では、オリジナルドナーＣＵが、測定報告を受信し、ＣＵ間切替動作を移行性ＩＡＢノード上で実施することを決定した後、２つの以下のプロシージャのうちの１つが、実装されてもよい。

実装１：オリジナルドナーＣＵは、ＲＲＣまたはＦ１－ＡＰメッセージを移行性ＩＡＢノードの子ノードに伝送するように構成される。いくつかの実施形態では、メッセージは、ＣＵ間切替動作を実施することの親ノードの意図のインジケーションを含む。子ノードが、移行性ＩＡＢノードとともに切り替えることを意図する場合、子ノードは、ＲＲＣまたはＦ１ＡＰメッセージで応答し、メッセージは、ＣＵ間切替が承認されたことを示す、フィードバック情報を搬送する。いくつかの実施形態では、子ノードは、測定報告（例えば、ＲＲＣメッセージ内で）をオリジナルドナーＣＵに送信する。オリジナルドナーＣＵは、次いで、本ＲＲＣまたはＦ１－ＡＰフィードバックメッセージを受信する。フィードバックが、ＣＵ間切替が承認されたことを示す場合、オリジナルドナーＣＵはさらに、後続ＲＲＣまたはＦ１－ＡＰメッセージを移行性ＩＡＢノードの孫ノード（すなわち、移行性ＩＡＢノードの子ノードの子ノード）に送信し、孫ノードが、ＣＵ間切替動作を実施する際、親ノードに追従することを所望するかどうかを決定するように構成される。

実装２：いくつかの実施形態では、オリジナルドナーＣＵは、ＲＲＣまたはＦ１－ＡＰメッセージを移行性ＩＡＢノードに送信し、メッセージは、移行性ＩＡＢノードがＣＵ間切替を実施するであろうことを示す、命令メッセージを搬送する。オリジナルドナーＣＵからのメッセージの受信に応じて、移行性ＩＡＢノードは、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）制御プロトコルデータユニット（ＰＤＵ）または媒体アクセス制御（ＭＡＣ）制御要素（ＣＥ）を構築する。本制御ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥは、移行性ＩＡＢノードの子ノードに送信され、それらに、その親ノードがＣＵ間移行を実施しようとしていることを知らせる。子ノードが、ＢＡＰ制御ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥを受信後、それらが、移行性ＩＡＢノードとともに切り替えることを決定している場合、それらの子ノードはそれぞれ、ＲＲＣまたはＦ１－ＡＰメッセージを介して、オリジナルドナーＣＵに応答する。本フィードバックメッセージは、ＣＵ間切替動作に参加することに合意することのインジケーションを搬送する。いくつかの実施形態では、子ノードは、測定報告をオリジナルドナーＣＵに送信する。並行して、子ノードは、ＢＡＰ制御ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥを構築し、移行性ＩＡＢノードの任意の孫ノードに、ＣＵ間切替を実施することを所望することを知らせる。

いくつかの実施形態では、オリジナルドナーＣＵが、切り替えられるべき全てのＩＡＢノードおよびＵＥをまとめた後、ハンドオーバ要求を標的ドナーＣＵに送信する。ある実施例では、ハンドオーバ要求は、オリジナルドナーＣＵによって全てのＭＴおよびＵＥに割り当てられる、Ｘｎアプリケーションプロトコル（Ｘｎ－ＡＰ）ＩＤと、各ＵＥおよびＭＴのコンテキスト情報と、確立されたバックホール（ＢＨ）ＲＬＣチャネルＩＤと、ＢＨ ＲＬＣチャネルサービスの質（ＱｏＳ）情報とを含む。いくつかの実施形態では、全てのＭＴおよびＵＥのキー（標的ドナーＣＵによって新しいキーを割り当てられるであろう、移行性ＩＡＢノードのものを除く）が、ハンドオーバ要求内に含まれてもよい。

いくつかの実施形態では、ハンドオーバ要求を受信後、標的ドナーＣＵは、許可制御を実施する。標的ドナーＣＵが、切り替えることを意図する、全てのＩＡＢノードおよびＵＥをサポートし得る場合、ハンドオーバ要求確認応答で、オリジナルドナーＣＵに応答する。他方では、標的ドナーＣＵが、ＩＡＢノードおよびＵＥのサブセットのみを承認し得る場合、標的ドナーＣＵは、ハンドオーバ要求確認応答メッセージをオリジナルドナーＣＵに送信し、これは、ＭＴおよびＵＥに割り当てられる、標的ＮＧ－ＲＡＮノードＵＥ ＸｎＡＰ ＩＤを含む。特に、ハンドオーバ要求確認応答メッセージは、承認されたＩＡＢ－ＭＴおよびＵＥのソースＮＧ－ＲＡＮノードＵＥ ＸｎＡＰ ＩＤと、移行性ＩＡＢノードに送信されるＲＲＣ再構成メッセージと、承認された下流ＩＡＢノードのＲＲＣ再構成メッセージとを含む。

いくつかの実施形態では、移行性ＩＡＢノードに送信されるＲＲＣ再構成メッセージは、以下を含む。

－ルーティング情報

－バックホール（ＢＨ）ＲＬＣチャネル構成

－移行性ＩＡＢノードＩＰアドレス（ＩＰアドレスは、標的ドナーによって生成される場合）

－制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス

－ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス

－ＢＡＰアドレス、および／または

－標的ドナーＣＵ ＣＰ ＩＰアドレス

いくつかの実施形態では、承認された下流ノードに送信されるＲＲＣ再構成メッセージは、以下を含む。

－新しいキー

－ルーティング情報

－ＢＨ ＲＬＣチャネル構成

－ＩＰアドレス（ＩＰアドレスが、標的ドナーによって生成される場合）

－制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス

－ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス

－ＢＡＰアドレス、および／または

－標的ドナーＣＵ ＣＰ ＩＰアドレス

ＲＲＣ再構成メッセージは、ＩＡＢノードがＲＲＣ再構成完了メッセージをオリジナルドナーＣＵにフィードバックしないように防止するために、メッセージが標的ドナーＣＵからのものであることのインジケーションを含んでもよい。

いくつかの実施形態では、ハンドオーバ要求確認応答メッセージを受信後、オリジナルドナーＣＵは、ＲＲＣ再構成メッセージを移行性ＩＡＢノードに送信する。確認応答メッセージがまた、下流ノードおよびＵＥに送信されるＲＲＣ再構成メッセージを含有する場合、オリジナルＩＡＢノードは、最初に、ＲＲＣ再構成メッセージをこれらのノードおよびＵＥに送信し、最後に、ＲＲＣ再構成メッセージを移行性ＩＡＢノードに送信する。

いくつかの実施形態では、移行性ＩＡＢノードが、標的ドナーＣＵに正常に接続後、Ｆ１設定プロセスが、実施される。移行性ＩＡＢノードＦ１設定が、成功後、ＵＥおよび子ノードにサービングすることができる。しかしながら、本時点で、１つまたはそれを上回る子ノードは、それらのそれぞれがＦ１設定プロセスを開始すべきであることを把握していない。

いくつかの実施形態では、移行性ＩＡＢノードＦ１設定が、成功後、ＢＡＰ制御ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥが、構築され、子ノードに送信される。ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥは、移行性ＩＡＢノードが子ノードにサービングし得ることを示すために使用される。子ノードが、ＲＲＣ再構成メッセージを以前に受信している場合、親ノードによって送信されるインジケーションを受信後、ＲＲＣ再構成完了メッセージは、標的ドナーＣＵに返される。ＩＰアドレスが、運用、管理、および保守（ＯＡＭ）によって、子ノードに割り当てられている場合、子ノードはまた、そのＩＰアドレスをＲＲＣ再構成完了メッセージ内に含む。

いくつかの実施形態では、標的ドナーＣＵが、Ｆ１設定応答を移行性ＩＡＢノードに送信後、ＲＲＣ再構成メッセージが、子ノードに以前に送信されておらず、子ノードのキーが、ハンドオーバ要求メッセージ内で取得される場合、キーは、ＲＲＣ再構成メッセージを子ノードに送信するために使用される。ある実施例では、ＲＲＣ再構成メッセージは、以下を含む。

－新しいキー

－ルーティング情報

－ＢＨ ＲＬＣチャネル構成

－ＩＰアドレス（ＩＰアドレスが、標的ドナーによって生成される場合）

－制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス

－ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス

－ＢＡＰアドレス、および／または

－標的ドナーＣＵ ＣＰ ＩＰアドレス

開示される技術の実施形態はまた、ＣＵ間切替のために移行性ＩＡＢノードに追従する下流ノードを決定するための方法およびシステムを提供する。

いくつかの実施形態では、オリジナルドナーＣＵが、移行性ＩＡＢノードがＣＵ間切替を実施するであろうことを把握し、また、移行性ＩＡＢノードが接続される、下流ノードおよびＵＥの知識を有すると仮定される。これらのシナリオでは、

－下流ノードが、二重接続される場合、親ノードとともにＣＵ間切替を実施する必要がなく、したがって、ＣＵは、直接、二次ノード変更プロシージャを実施し、ノードのための新しい親ノードを選択する。

－下流ノードが、単一接続される場合、２つの以下のプロシージャのうちの１つが、実装されてもよい。

実装１：移行性ＩＡＢノードは、子ノードに、ＢＡＰ制御ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥを通して、ＣＵ間切替動作を通知する。いくつかの実施形態では、子ノードは、測定報告をオリジナルドナーＣＵに送信し、オリジナルドナーＣＵは、子ノードを別の親ノードに切り替える。他の実施形態では、子ノードは、再確立プロシージャを別の親ノードに対して実施する。

実装２：オリジナルドナーＣＵは、下流ノードに、ＲＲＣまたはＦ１－ＡＰメッセージを通して、その親ノードＣＵ間切替を知らせる。下流ノードが、切替に追従しない場合、ノードは、測定報告をオリジナルドナーＣＵに送信してもよく、オリジナルドナーＣＵは、子ノードを別の親ノードに切り替える。代替として、ノードは、再確立プロシージャを別の親ノードに対して実施してもよい。

開示される技術の実施形態は、標的ドナーＣＵを選択するための方法およびシステムを提供する。いくつかの実施形態では、オリジナルドナーＣＵは、測定報告に基づいて、ハンドオーバ要求を複数のドナーＣＵに送信する。１つまたはそれを上回るハンドオーバ要求確認応答メッセージを受信後、オリジナルドナーＣＵは、その中のソースＮＧ－ＲＡＮノードＵＥ ＸｎＡＰ ＩＤを使用して、標的ドナーＣＵを決定する。ある実施例では、オリジナルドナーＣＵは、最も多くのＩＡＢノードおよびＵＥを標的ドナーＣＵとして承認する、ドナーを選定してもよい。本選択された標的ドナーＣＵに関して、いくつかのＩＡＢノードの切替は、否認されている場合がある。本シナリオでは、２つの以下のプロシージャのうちの１つが、実装されてもよい。

実装１：オリジナルドナーＣＵが、これらの否認されたＩＡＢノードの測定報告を受信している場合、これらのＩＡＢノードに切り替えるように命令することができる。オリジナルドナーＣＵが、これらのＩＡＢノードの測定報告を受信していない場合、これらのＩＡＢノードは、測定報告を報告し、次いで、切り替えることができる。

実装２：オリジナルドナーＣＵは、ＲＲＣメッセージを否認されたＩＡＢノードに送信する。本ＲＲＣメッセージは、以下を含む。

－（下流）ＩＡＢノードが親ノードとともに切り替えられることができないことを示す、原因

－サポートされる、ＩＡＢ周波数情報

－現在登録されている地上波公共移動通信ネットワーク（ＰＬＭＮ）下のセルＩＤサポートＩＡＢ機能性

－全てのＰＬＭＮ内のＩＡＢサポートセルＩＤ、および／または

－セルグローバル識別（ＣＧＩ）、物理セル識別子（ＰＣＩ）、またはＣＧＩおよびＰＣＩ

図３は、ＩＡＢネットワーク内のドナー間トポロジ適合のための無線通信方法３００の実施例を示す。方法３００は、動作３１０では、ソースドナーによって、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える、第１のメッセージを伝送することを含む。

方法３００は、動作３２０では、フィードバック情報を備える、第２のメッセージを受信することを含む。

図４は、ＩＡＢネットワーク内のドナー間トポロジ適合のための別の無線通信方法４００の実施例を示す。方法４００は、動作４１０では、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードによって、ソースドナーから、移行性ＩＡＢノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える、第１のメッセージを受信することを含む。

方法４００は、動作４１０では、移行性ＩＡＢノードの少なくとも１つの子ノードに、インジケーションを備える、第２のメッセージを伝送することを含む。

いくつかの実施形態では、以下の技術的ソリューションが、実装されることができる。

Ａ１．無線通信のための方法であって、ソースドナーによって、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える、第１のメッセージを伝送することと、フィードバック情報を備える、第２のメッセージを受信することとを含み、ソースドナーは、移行性ＩＡＢノードと、移行性ＩＡＢノードの下流にある、複数のノードとに通信可能に結合される、方法。

Ａ２．複数のノードは、１つまたはそれを上回るＩＡＢノードを備える、ソリューションＡ１に記載の方法。

Ａ３．複数のノードのうちの１つから、測定報告を備える、無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージを受信することをさらに含む、ソリューションＡ１に記載の方法。

Ａ４．フィードバック情報は、複数のノードのうちの１つがドナー間切替動作を実施することを意図することのインジケーションを備える、ソリューションＡ１に記載の方法。

Ａ５．移行性ＩＡＢノードは、少なくとも１つのＵＥと通信するための少なくとも１つのモバイル端末（ＭＴ）を備え、本方法はさらに、標的ドナーに、少なくとも１つのＭＴの各々および少なくとも１つのＵＥの各々に対し、ＸｎＡＰ識別子と、コンテキスト情報とを備える、第１のＸｎアプリケーションプロトコル（ＸｎＡＰ）メッセージを伝送することを含む、ソリューションＡ４に記載の方法。

Ａ６．第１のＸｎＡＰメッセージはさらに、少なくとも１つのＭＴの各々および少なくとも１つのＵＥの各々に対し、ソースドナーによって割り当てられる、キーを備える、ソリューションＡ５に記載の方法。

Ａ７．標的ドナーから、複数のノードのうちの少なくとも１つのための第１のＲＲＣ再構成メッセージと、移行性ＩＡＢノードのための第２のＲＲＣ再構成メッセージとを備える、第２のＸｎＡＰメッセージを受信することをさらに含む、ソリューションＡ５またはＡ６に記載の方法。

Ａ８．第１のＲＲＣ再構成メッセージは、複数のノードのうちの少なくとも１つのための新しいキー、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、１つまたはそれを上回るＩＰアドレス、標的ドナーのＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、またはユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＡ７に記載の方法。

Ａ９．第２のＲＲＣ再構成メッセージは、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、１つまたはそれを上回るＩＰアドレス、標的ドナーのＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、またはユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＡ７に記載の方法。

Ａ１０．第１のメッセージは、複数のノードのうちの１つまたはそれを上回るものに伝送される、ソリューションＡ１－Ａ９のいずれかに記載の方法。

Ａ１１．第１のメッセージは、移行性ＩＡＢノードに伝送される、ソリューションＡ１－Ａ９のいずれかに記載の方法。

Ａ１２．第１のメッセージは、複数のノードのうちの１つに伝送され、第１のメッセージはさらに、複数のノードのうちの１つがドナー間切替動作を実施することができないことを示す原因、ＩＡＢ周波数情報、現在登録されている地上波公共移動通信ネットワーク（ＰＬＭＮ）下のセルＩＤサポートＩＡＢ機能性、全てのＰＬＭＮ内の複数のＩＡＢサポートセルＩＤ、セルグローバル識別（ＣＧＩ）、または物理セル識別子（ＰＣＩ）のうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＡ１に記載の方法。

Ａ１３．第１のメッセージは、無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージまたはＦ１アプリケーションプロトコル（Ｆ１ＡＰ）メッセージである、ソリューションＡ１０－Ａ１２のいずれかに記載の方法。

Ａ１４．無線通信のための方法であって、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードによって、ソースドナーから、移行性ＩＡＢノードがドナー間切替動作を実施するように構成されることのインジケーションを備える、第１のメッセージを受信することと、移行性ＩＡＢノードの少なくとも１つの子ノードに、インジケーションを備える、第２のメッセージを伝送することとを含み、ソースドナーは、移行性ＩＡＢノードと、移行性ＩＡＢノードの下流にある、複数のノードとに通信可能に結合される、方法。

Ａ１５．インジケーションは、子ノードに、その親ノードがドナー間切替動作を実施することを意図することを知らせる、ソリューションＡ１４に記載の方法。

Ａ１６．第２のメッセージは、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）制御プロトコルデータユニット（ＰＤＵ）または媒体アクセス制御（ＭＡＣ）制御要素である、ソリューションＡ１４またはＡ１５に記載の方法。

Ａ１７．プロセッサと、メモリとを備える、無線通信装置であって、プロセッサは、コードをメモリから読み取り、ソリューションＡ１－Ａ１６のいずれかに列挙される方法を実装するように構成される、無線通信装置。

Ａ１８．その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備える、コンピュータプログラム製品であって、コードは、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、ソリューションＡ１－Ａ１６のいずれかに列挙される方法を実装させる、コンピュータプログラム製品。

いくつかの実施形態では、以下の技術的ソリューションが、実装されることができる。

Ｂ１．無線通信におけるドナー間トポロジ適合のための方法であって、発信側ドナーによって、メッセージをＩＡＢノードに伝送することと、発信側ドナーによって、ＸｎＡＰメッセージを標的ドナーに伝送することと、発信側ドナーによって、メッセージをＩＡＢノードから受信することと、発信側ドナーによって、ＸｎＡＰメッセージを標的ドナーから受信することと、標的ドナーによって、メッセージをＩＡＢノードに伝送することと、標的ドナーによって、メッセージをＩＡＢノードから受信することとを含み、発信側ドナーは、移行性ＩＡＢノードおよび複数のノードに通信可能に結合され、複数のノードは、移行性ＩＡＢノードの下流にある、少なくとも１つのユーザ機器（ＵＥ）を備える、方法。

Ｂ２．ＩＡＢノードは、移行性ＩＡＢノードまたは下流ＩＡＢノードであることができ、下流ＩＡＢノードは、移行性ＩＡＢノードの子ノード、またはそのＵＬパケットが移行性ＩＡＢノードによって転送され必要がある、ＩＡＢノードであることができる、 ソリューションＢ１に記載の方法。

Ｂ３．ソースドナーからＩＡＢノードへのメッセージは、ＲＲＣまたはＦ１ＡＰメッセージであることができ、ＩＡＢノードからソースドナーへのメッセージは同様に、ＲＲＣまたはＦ１ＡＰメッセージであることができる、 ソリューションＢ１に記載の方法。

Ｂ４．ソースドナーからＩＡＢノードへのメッセージであって、メッセージは、ドナー間ハンドオーバインジケーションまたは親ノードドナー間ハンドオーバインジケーションを備える、ソリューションＢ３に記載の方法。

Ｂ５．メッセージを受信後、ＩＡＢノードは、ＢＡＰ ＰＤＵを構築するものとし、またはＩＡＢノードは、ＭＡＣ制御要素を生成し、次いで、ＢＡＰ ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥを全てのその子ノードに送信するものとし、ＢＡＰ ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥは、ＩＡＢノードがＣＵ間ハンドオーバを実施するであろうことを示す、ソリューションＢ３に記載の方法。

Ｂ６．ＩＡＢノードからソースドナーへのメッセージであって、メッセージは、ソースドナーに、ＣＵ間ハンドオーバを実施することに合意することを知らせるためのドナー間ハンドオーバインジケーションを備える、ソリューションＢ３に記載の方法。

Ｂ７．ＩＡＢノードからソースドナーへのメッセージであって、メッセージは、測定報告を備える、ソリューションＢ３に記載の方法。

Ｂ８．ソースドナーから標的ドナーへのＸｎＡＰメッセージは、全てのＩＡＢノードに接続されるＩＡＢノードおよびＵＥのソースＮＧ－ＲＡＮノードＵＥ ＸｎＡＰ ＩＤ、ＵＥコンテキスト情報、ＩＡＢノードモバイル端末（ＭＴ）コンテキスト情報、ＩＡＢノードのＢＨ ＲＬＣチャネル情報、および／または少なくとも１つのＭＴの各々および少なくとも１つのＵＥの各々に対し、発信側ドナーＣＵによって割り当てられるキーのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＢ１に記載の方法。

Ｂ９．標的ドナーからソースドナーへのＸｎＡＰメッセージは、承認されたＩＡＢノードおよび承認されたＩＡＢノードに接続される承認されたＵＥの標的ＮＧ－ＲＡＮノードＵＥ ＸｎＡＰ ＩＤ、承認されたＩＡＢノードおよび承認されたＩＡＢノードに接続される承認されたＵＥのソースＮＧ－ＲＡＮノードＵＥ ＸｎＡＰ ＩＤ、承認されたＩＡＢノードのためのＲＲＣメッセージ、および／または承認されたＵＥのためのＲＲＣメッセージのうちの１つまたはそれを上回るものを備え、承認されたＩＡＢノードまたはＵＥは、そのＱｏＳ要件が標的ドナーによって承認され得る、ＩＡＢノードまたはＵＥである、ソリューションＢ１に記載の方法。

Ｂ１０．下流ＩＡＢノードのためのＲＲＣメッセージは、メッセージが標的ドナーからのものであることを示すために使用されるインジケーション、ＩＡＢノードＭＴのための新しいキー、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成情報、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、または標的ドナーＣＵのＩＰアドレスのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＢ９に記載の方法。

Ｂ１１．移行性ＩＡＢノードのためのＲＲＣメッセージは、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成情報、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレスまたは標的ドナーＣＵのＩＰアドレスのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＢ９に記載の方法。

Ｂ１２．ＩＡＢノードのためのＲＲＣメッセージは、ＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスを備える、ソリューションＢ９に記載の方法。

Ｂ１３．ＩＡＢノードがＦ１ＡＰメッセージを標的ドナーから受信後、ＢＡＰ ＰＤＵを構築するものとし、またはＩＡＢノードは、ＭＡＣ制御要素を生成し、次いで、ＢＡＰ ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥを全てのその子ノードに送信するものとし、ＢＡＰ ＰＤＵまたはＭＡＣ ＣＥは、ＩＡＢノードがデータを転送し得ることを示す、ソリューションＢ１に記載の方法。

Ｂ１４．標的ドナーがＦ１ＡＰメッセージをＩＡＢノードに送信後、以前にソースドナーから受信されたキーを使用することによって、ＲＲＣメッセージをＩＡＢノードの子ノードに送信するものとする、ソリューションＢ１に記載の方法。

Ｂ１５．ＲＲＣメッセージは、新しいキー、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成情報、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、または標的ドナーＣＵのＩＰアドレスのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＢ１４に記載の方法。

Ｂ１６．ＲＲＣメッセージは、ＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスを備える、ソリューションＢ１４に記載の方法。

Ｂ１７．子ノードは、ＲＲＣ再構成完了メッセージを標的ドナーに送信するものとする、ソリューションＢ１３およびＢ１４に記載の方法。

Ｂ１８．ＲＲＣ再構成完了メッセージは、ＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスを備える、ソリューションＢ１７に記載の方法。

Ｂ１９．ソースドナーからＩＡＢノードへのメッセージは、複数のノードのうちの１つがドナー間切替動作を実施することができないことを示す原因、ＩＡＢ周波数情報、現在登録されている地上波公共移動通信ネットワーク（ＰＬＭＮ）下のセルＩＤサポートＩＡＢ機能性、全てのＰＬＭＮ内の複数のＩＡＢサポートセルＩＤ、セルグローバル識別（ＣＧＩ）、物理セル識別子（ＰＣＩ）、またはＣＧＩおよびＰＣＩのうちの１つまたはそれを上回るものを備える、ソリューションＢ１に記載の方法。

Ｂ２０．プロセッサと、メモリとを備える、無線通信装置であって、プロセッサは、コードをメモリから読み取り、ソリューションＢ１－Ｂ１９のいずれかに列挙される方法を実装するように構成される、無線通信装置。

Ｂ２１．その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備える、コンピュータプログラム製品であって、コードは、プロセッサによって実行されると、プロセッサに、ソリューションＢ１－Ｂ１９のいずれかに列挙される方法を実装させる、コンピュータプログラム製品。

図５は、本開示される技術のいくつかの実施形態による、装置の一部のブロック図表現である。基地局または無線デバイス（またはＵＥ）等の装置５０５は、本書に提示される技法のうちの１つまたはそれを上回るものを実装する、マイクロプロセッサ等のプロセッサ電子機器５１０を含むことができる。装置５０５は、アンテナ５２０等の１つまたはそれを上回る通信インターフェースを経由して無線信号を送信および／または受信するための送受信機電子機器５１５を含むことができる。装置５０５は、データを伝送および受信するための他の通信インターフェースを含むことができる。装置５０５は、データおよび／または命令等の情報を記憶するように構成される、１つまたはそれを上回るメモリ（明示的に示されていない）を含むことができる。いくつかの実装では、プロセッサ電子機器５１０は、送受信機電子機器５１５の少なくとも一部を含むことができる。いくつかの実施形態では、開示される技法、モジュール、または機能のうちの少なくともいくつかは、装置５０５を使用して実装される。

本明細書に説明される実施形態のうちのいくつかは、方法またはプロセスの一般的文脈で説明され、これは、一実施形態では、ネットワーク化された環境内でコンピュータによって実行される、プログラムコード等のコンピュータ実行可能命令を含む、コンピュータ可読媒体で具現化されるコンピュータプログラム製品によって実装され得る。コンピュータ可読媒体は、限定ではないが、読取専用メモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、コンパクトディスク（ＣＤ）、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）等を含む、リムーバブルおよび非リムーバブル記憶デバイスを含んでもよい。したがって、コンピュータ可読媒体は、非一過性の記憶媒体を含むことができる。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実施する、または特定の抽象データタイプを実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含んでもよい。コンピュータまたはプロセッサ実行可能命令、関連付けられるデータ構造、およびプログラムモジュールは、本明細書に開示される方法のステップを実行するためのプログラムコードの実施例を表す。そのような実行可能命令または関連付けられるデータ構造の特定のシーケンスは、そのようなステップまたはプロセスで説明される機能を実装するための対応する行為の実施例を表す。

開示される実施形態のうちのいくつかは、ハードウェア回路、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせを使用する、デバイスまたはモジュールとして実装されることができる。例えば、ハードウェア回路実装は、例えば、プリント回路基板の一部として統合される、離散アナログおよび／またはデジタルコンポーネントを含むことができる。代替として、または加えて、開示されるコンポーネントまたはモジュールは、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）として、および／またはフィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）デバイスとして実装されることができる。いくつかの実装は、加えて、または代替として、本願の開示される機能性と関連付けられるデジタル信号処理の動作の必要性のために最適化されるアーキテクチャを伴う特殊マイクロプロセッサである、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）を含んでもよい。同様に、各モジュール内の種々のコンポーネントまたはサブコンポーネントが、ソフトウェア、ハードウェア、またはファームウェアで実装されてもよい。モジュールおよび／またはモジュール内のコンポーネントの間のコネクティビティは、限定ではないが、適切なプロトコルを使用する、インターネット、有線、または無線ネットワークを経由した通信を含む、当技術分野で公知であるコネクティビティ方法および媒体のうちのいずれか１つを使用して、提供され得る。

本書は、多くの詳細を含有するが、これらは、請求される発明または請求され得るものの範囲への限定としてではなく、むしろ、特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態との関連で本書に説明されるある特徴もまた、単一の実施形態において組み合わせて実装されることができる。逆に、単一の実施形態との関連で説明される種々の特徴もまた、複数の実施形態において別個に、または任意の好適な副次的組み合わせにおいて実装されることができる。さらに、特徴が、ある組み合わせにおいて作用するものとして上記に説明され、さらに、そのようなものとして最初に請求され得るが、請求される組み合わせからの１つまたはそれを上回る特徴は、ある場合には、組み合わせから削除されることができ、請求される組み合わせは、副次的組み合わせまたは副次的組み合わせの変形例を対象とし得る。同様に、動作は、特定の順序で図面に描写され得るが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が示される特定の順序で、または連続的順序で実施されること、または全ての図示される動作が実施されることを要求するものとして理解されるべきではない。

いくつかの実装および実施例のみが、説明され、他の実装、向上、および変形例も、本開示に説明および図示されるものに基づいて成されることができる。

Claims (14)

1. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
   ソースドナーが、移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードがドナー間切替動作を実行するように構成されていることのインジケーションを備える第１のメッセージを伝送することと、
   フィードバック情報を備える第２のメッセージを受信することと
   を含み、
   前記ソースドナーは、前記移行性ＩＡＢノードと前記移行性ＩＡＢノードの下流にある複数のノードとに通信可能に結合されており、前記第１のメッセージは、前記複数のノードのうちの１つ以上のものに伝送されるか、または、前記移行性ＩＡＢノードに伝送され、
   前記フィードバック情報は、前記複数のノードのうちの１つが前記ドナー間切替動作を実行することを意図していることのインジケーションを備える、方法。
2. 前記複数のノードは、１つ以上のＩＡＢノードを備える、請求項１に記載の方法。
3. 前記方法は、前記複数のノードのうちの１つから、測定報告を備える無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージを受信することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
4. 前記移行性ＩＡＢノードは、少なくとも１つのＵＥと通信するための少なくとも１つのモバイル端末（ＭＴ）を備え、
   前記方法は、前記少なくとも１つのＭＴの各々および前記少なくとも１つのＵＥの各々に対して、ＸｎＡＰ識別子とコンテキスト情報とを備える第１のＸｎアプリケーションプロトコル（ＸｎＡＰ）メッセージを標的ドナーに伝送することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記第１のＸｎＡＰメッセージは、前記少なくとも１つのＭＴの各々および前記少なくとも１つのＵＥの各々に対して、前記ソースドナーによって割り当てられているキーをさらに備える、請求項４に記載の方法。
6. 前記方法は、前記複数のノードのうちの少なくとも１つのための第１のＲＲＣ再構成メッセージと前記移行性ＩＡＢノードのための第２のＲＲＣ再構成メッセージとを備える第２のＸｎＡＰメッセージを前記標的ドナーから受信することをさらに含む、請求項４または請求項５に記載の方法。
7. 前記第１のＲＲＣ再構成メッセージは、前記複数のノードのうちの少なくとも１つのための新しいキー、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、１つ以上のＩＰアドレス、前記標的ドナーのＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、または、ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスのうちの１つ以上のものを備える、請求項６に記載の方法。
8. 前記第２のＲＲＣ再構成メッセージは、ルーティング情報、バックホール（ＢＨ）無線リンク制御（ＲＬＣ）チャネル構成、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）アドレス、１つ以上のＩＰアドレス、前記標的ドナーのＩＰアドレス、制御プレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレス、または、ユーザプレーンドメイン内で使用されるＩＰアドレスのうちの１つ以上のものを備える、請求項６に記載の方法。
9. 前記第１のメッセージは、前記複数のノードのうちの１つに伝送され、前記第１のメッセージは、前記複数のノードのうちの１つが前記ドナー間切替動作を実行することができないことを示す原因、ＩＡＢ周波数情報、現在登録されている地上波公共移動通信ネットワーク（ＰＬＭＮ）下のセルＩＤサポートＩＡＢ機能性、全てのＰＬＭＮ内の複数のＩＡＢサポートセルＩＤ、セルグローバル識別（ＣＧＩ）、または、物理セル識別子（ＰＣＩ）のうちの１つ以上のものをさらに備える、請求項１に記載の方法。
10. 前記第１のメッセージは、無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージまたはＦ１アプリケーションプロトコル（Ｆ１ＡＰ）メッセージである、請求項１～９のいずれかに記載の方法。
11. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    移行性アクセスバックホール統合（ＩＡＢ）ノードが、前記移行性ＩＡＢノードがドナー間切替動作を実行するように構成されていることのインジケーションを備える第１のメッセージをソースドナーから受信することと、
    前記インジケーションを備える第２のメッセージを前記移行性ＩＡＢノードの少なくとも１つの子ノードに伝送することと
    を含み、
    前記ソースドナーは、前記移行性ＩＡＢノードと前記移行性ＩＡＢノードの下流にある複数のノードとに通信可能に結合されており、
    前記第２のメッセージは、フィードバック情報を前記ソースドナーに伝送することを前記子ノードに行わせる前記インジケーションを備え、前記フィードバック情報は、前記複数のノードのうちの１つが前記ドナー間切替動作を実行することを意図していることのインジケーションを備える、方法。
12. 前記インジケーションは、前記子ノードに、その親ノードが前記ドナー間切替動作を実行することを意図していることを知らせる、請求項１１に記載の方法。
13. 前記第２のメッセージは、バックホール適合プロトコル（ＢＡＰ）制御プロトコルデータユニット（ＰＤＵ）または媒体アクセス制御（ＭＡＣ）制御要素である、請求項１１または請求項１２に記載の方法。
14. プロセッサとメモリとを備える無線通信装置であって、前記プロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、請求項１～１３のいずれかに記載の方法を実装するように構成されている、無線通信装置。