JP7455739B2 - 短い持続時間内のアップリンク制御情報(uci) - Google Patents

短い持続時間内のアップリンク制御情報(uci) Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年8月11日に出願された米国出願第62/544,750号の優先権および利益を主張する、2018年8月6日に出願された米国出願第16/056,073号の優先権を主張するものである。前述の出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、短い持続時間内にアップリンク制御情報(UCI)を送信することに関する方法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。一般のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例は、ロングタームエボリューション(LTE)システム、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムを含む。
いくつかの例では、ワイヤレス多元接続通信システムは、ユーザ機器(UE)としても知られている複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。LTEまたはLTE-Aネットワークでは、1つまたは複数の基地局のセットがeノードB(eNB)を定義してよい。他の例では(たとえば、次世代または5Gネットワークでは)、ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの集約ユニット(CU)(たとえば、中央ノード(CN)、アクセスノードコントローラ(ANC)など)と通信するいくつかの分散ユニット(DU)(たとえば、エッジユニット(EU)、エッジノード(EN)、無線ヘッド(RH)、スマート無線ヘッド(SRH)、送信受信ポイント(TRP)など)を含んでよく、集約ユニットと通信する1つまたは複数の分散ユニットのセットがアクセスノード(たとえば、ニューラジオ基地局(NR BS:new radio base station)、ニューラジオノードB(NR NB:new radio node-B)、ネットワークノード、5G NB、eNBなど)を定義してよい。基地局またはDUは、(たとえば、基地局から、またはUEへの送信のための)ダウンリンクチャネルおよび(たとえば、UEから基地局または分散ユニットへの送信のための)アップリンクチャネル上でUEのセットと通信してよい。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例は、ニューラジオ(NR)、たとえば、5G無線アクセスである。NRは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。それは、スペクトル効率を改善し、コストを削減し、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、またダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)上でOFDMAをサイクリックプレフィックス(CP)とともに使用する他のオープン規格とよりうまく統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをよりうまくサポートし、ならびにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートするように設計されている。
しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、NR技術におけるさらなる改善が望まれる。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術、およびこれらの技術を用いる電気通信規格に適用可能であるべきである。
本開示のシステム、方法、およびデバイスはそれぞれ、いくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様だけが、その望ましい属性を担うわけではない。以下の特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を限定することなく、いくつかの特徴についてここで簡潔に説明する。この説明を考慮した後、また特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後、本開示の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントと局との間の改善された通信を含む利点をどのようにもたらすかが理解されよう。
いくつかの態様は、送信機によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、アップリンク制御情報(UCI)の少なくとも一部分を送信するために、送信時間間隔(TTI)内にアップリンクショートバースト(ULSB)領域内のリソースを識別するステップであって、UCIは、1つのスケジューリング要求(SR)ビット、およびダウンリンク送信に肯定応答または否定応答するための1つまたは複数の確認応答(ACK)ビットのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、識別されたリソースを使用してUCIを送信するステップとを含む。
いくつかの態様は、実行可能命令を含む非一時的メモリと、メモリとデータ通信しているプロセッサとを備える装置を提供し、プロセッサは、命令を実行することによって、アップリンク制御情報(UCI)の少なくとも一部分を送信するために、送信時間間隔(TTI)内にアップリンクショートバースト(ULSB)領域内のリソースを識別することであって、UCIは、1つのスケジューリング要求(SR)ビット、およびダウンリンク送信に肯定応答または否定応答するための1つまたは複数の確認応答(ACK)ビットのうちの少なくとも1つを含む、識別することと、識別されたリソースを使用してUCIを送信することとを行うように構成される。
いくつかの態様は、アップリンク制御情報(UCI)の少なくとも一部分を送信するために、送信時間間隔(TTI)内にアップリンクショートバースト(ULSB)領域内のリソースを識別するための手段であって、UCIは、1つのスケジューリング要求(SR)ビット、およびダウンリンク送信に肯定応答または否定応答するための1つまたは複数の確認応答(ACK)ビットのうちの少なくとも1つを含む、手段と、識別されたリソースを使用してUCIを送信するための手段とを含む装置を提供する。
いくつかの態様は、方法を実行するための命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体を提供し、方法は、アップリンク制御情報(UCI)の少なくとも一部分を送信するために、送信時間間隔(TTI)内にアップリンクショートバースト(ULSB)領域内のリソースを識別するステップであって、UCIは、1つのスケジューリング要求(SR)ビット、およびダウンリンク送信に肯定応答または否定応答するための1つまたは複数の確認応答(ACK)ビットのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、識別されたリソースを使用してUCIを送信するステップとを含む。いくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、送信時間間隔(TTI)内に共通のアップリンク領域に時間的に隣接し、UEによるアップリンク送信のために動的に利用可能な拡張されたリソースを識別するステップと、拡張されたリソースを使用してアップリンク送信を送るステップとを含む。
いくつかの態様は、実行可能命令を含む非一時的メモリと、メモリとデータ通信しているプロセッサとを備える装置を提供し、プロセッサは、命令を実行することによって、送信時間間隔(TTI)内に共通のアップリンク領域に時間的に隣接し、UEによるアップリンク送信のために動的に利用可能な拡張されたリソースを識別することと、拡張されたリソースを使用してアップリンク送信を送ることとを行うように構成される。
いくつかの態様は、送信時間間隔(TTI)内に共通のアップリンク領域に時間的に隣接し、UEによるアップリンク送信のために動的に利用可能な拡張されたリソースを識別するための手段と、拡張されたリソースを使用してアップリンク送信を送るための手段とを含む装置を提供する。
いくつかの態様は、方法を実行するための命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体を提供し、方法は、送信時間間隔(TTI)内に共通のアップリンク領域に時間的に隣接し、UEによるアップリンク送信のために動的に利用可能な、拡張されたリソースを識別するステップと、拡張されたリソースを使用してアップリンク送信を送るステップとを含む。
態様は、一般に、添付の図面を参照しながら本明細書で十分に説明され、添付の図面によって示される、方法、装置、システム、コンピュータ可読媒体、および処理システムを含む。
上記の目的および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものである。
本開示の上記の特徴が詳細に理解され得るように、上記で簡単に要約したより具体的な説明が、態様を参照することによって行われることがあり、態様のうちのいくつかは添付の図面に示される。しかしながら、本説明は他の等しく効果的な態様に通じ得るので、添付の図面が、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
本開示のいくつかの態様による、例示的な電気通信システムを概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、分散型RANの例示的な論理アーキテクチャを示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、分散型RANの例示的な物理アーキテクチャを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、例示的なBSおよびユーザ機器(UE)の設計を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、通信プロトコルスタックを実装するための例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、DL中心のサブフレームの一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、UL中心のサブフレームの一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、例示的なアップリンク構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、例示的なダウンリンク構造を示す図である。 本開示の態様による、送信機によるワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図である。 図9に示す動作のうちの1つまたは複数など、本明細書で開示する技法に対する動作を実行するように構成された様々な構成要素を含み得るワイヤレス通信デバイスを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、時分割多重化(TDM)を使用してUCIを送信する一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、短い持続時間内にUCIを送信する一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、短い持続時間内にUCIを送信する一例を示す図である。 本開示の態様による、図11Aに示す例に対応するリソースを示す図である。 本開示の態様による、図11Bに示す例に対応するリソースを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、周波数分割多重化(FDM)を使用してUCIを送信する一例を示す図である。 本開示の態様による、図13に示す例に対応する例示的なリソースを示す図である。 本開示の態様による、図13に示す例に対応する例示的なリソースを示す図である。 本開示の態様による、UEによるワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図である。 図15に示す動作のうちの1つまたは複数など、本明細書で開示する技法に対する動作を実行するように構成された様々な構成要素を含み得るワイヤレス通信デバイスを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、拡張されたリソースの一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、暗黙的リソースマッピングの一例を示す図である。
理解を容易にするために、可能な場合、図に共通する同一の要素を示すために、同一の参照番号が使用されている。特定の具陳なしに、一態様において開示する要素が他の態様において有利に利用され得ることが企図される。
本開示の態様は、ショートバースト持続時間内にアップリンク制御情報(UCI)を送信するためのチャネル設計に関連する方法および装置に関する。
本開示の態様は、ニューラジオ(NR)(ニューラジオアクセス技術または5G技術)のための装置、方法、処理システム、およびコンピュータ可読媒体を提供する。
NRは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:Enhanced mobile broadband)ターゲットの広い帯域幅(たとえば、80MHzを越える)、ミリ波(mmW:millimeter wave)ターゲットの高いキャリア周波数(たとえば、60GHz)、マッシブMTC(mMTC:massive MTC)ターゲットの後方互換性のないMTC技法、および/またはミッションクリティカルターゲットの超高信頼低レイテンシ通信(URLLC:ultra reliable low latency communication)などの、様々なワイヤレス通信サービスをサポートし得る。これらのサービスは、レイテンシ要件および信頼性要件を含み得る。これらのサービスはまた、それぞれのサービス品質(QoS)要件を満たすための異なる送信時間間隔(TTI)を有し得る。加えて、これらのサービスは、同じサブフレームにおいて共存し得る。
いくつかの場合では、確認(ACK)、チャネル品質インジケータ(CQI)、またはスケジューリング要求(SR)情報などのアップリンク制御情報(UCI)は、アップリンク構造のアップリンク(UL)ショートバースト(ULSB)内で送信される場合がある。本明細書で説明するように、ULSBは1つまたは2つのシンボルであり得、異なる技法が、この持続時間内にUCIを送信するために使用され得る。一例では、SRおよびACKのビットは、時分割多重化(TDM)を使用して短い持続時間内に送られ得る。別の例では、SRおよびACKのビットは、周波数分割多重化(FDM)を使用して短い持続時間内に送られ得る。本開示の態様は、1ビットもしくは2ビットのACKおよび/またはSRなど、異なるタイプの情報を有するUCIを送信するための技法を提供する。
以下の説明は例を提供するものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成に変更が加えられてよい。様々な例は、様々な手順または構成要素を適宜に省略してよく、置換してよく、または追加してよい。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行されてよく、様々なステップが追加されてよく、省略されてよく、または組み合わせられてよい。また、いくつかの例に関して説明する特徴が、いくつかの他の例では組み合わせられてよい。たとえば、本明細書に記載される任意の数の態様を使用して、装置が実装されてよく、または方法が実践されてよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載された本開示の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実践されるそのような装置または方法を包含するものとする。本明細書で開示する本開示のいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることを理解されたい。「例示的」という語は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」であるものとして説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
本明細書で説明する技法は、LTE、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および他のネットワークなどの、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格を対象とする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、NR(たとえば、5G RA)、発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash-OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。NRは、5G技術フォーラム(5GTF)とともに開発中の新しく出現したワイヤレス通信技術である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体による文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体の文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用され得る。明確にするために、本明細書では一般に3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に関連する用語を使用して態様が説明されることがあるが、本開示の態様は、NR技術を含めて、5G以降のものなどの他の世代ベースの通信システムにおいて適用され得る。
例示的なワイヤレス通信システム
図1は、本開示の態様が実行され得る、ニューラジオ(NR)または5Gネットワークなどの、例示的なワイヤレスネットワーク100を示す。たとえば、UE120は、図9で説明する動作900ならびに図15で説明する動作1500を実行し得る。
図1に示すように、ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのBS110と他のネットワークエンティティとを含み得る。BSは、UEと通信する局であり得る。各BS110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、このカバレージエリアにサービスしているノードBおよび/またはノードBサブシステムのカバレージエリアを指すことがある。NRシステムでは、「セル」およびeNB、ノードB、5G NB、AP、NR BS、またはTRPなどの用語は交換可能であり得る。いくつかの例では、セルは、必ずしも静止しているとは限らないことがあり、セルの地理的エリアは、モバイル基地局のロケーションに従って移動し得る。いくつかの例では、基地局は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなど、様々なタイプのバックホールインターフェースを通じて、ワイヤレスネットワーク100内で互いに、および/または1つもしくは複数の他の基地局もしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続され得る。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアにおいて展開されてよい。各ワイヤレスネットワークは、特定の無線アクセス技術(RAT)をサポートしてよく、1つまたは複数の周波数で動作してよい。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートしてよい。場合によっては、NR RATネットワークまたは5G RATネットワークが展開されてよい。
BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルのための通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にしてよい。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にしてよい。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを可能にしてよい。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルのためのBSは、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示す例では、BS110a、110bおよび110cは、それぞれ、マクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロBSであり得る。BS110xは、ピコセル102xのためのピコBSであり得る。BS110yおよび110zは、それぞれ、フェムトセル102yおよび102zのためのフェムトBSであり得る。BSは1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートしてよい。
ワイヤレスネットワーク100は、中継局も含んでもよい。中継局は、アップストリーム局(たとえばBSまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、ダウンストリーム局(たとえば、UEまたBS)にデータおよび/または他の情報の送信を送る局である。また、中継局は、他のUEのための送信を中継するUEであってもよい。図1に示す例では、中継局110rは、BS110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、BS110aおよびUE120rと通信することができる。中継局はまた、リレーBS、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのBS、たとえば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、リレーなどを含む異種ネットワークとすることができる。これらの異なるタイプのBSは、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する異なる影響を有してよい。たとえば、マクロBSは高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有することがあり、一方で、ピコBS、フェムトBS、およびリレーはより低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有することがある。
ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートしてよい。同期動作の場合、BSは、同様のフレームタイミングを有することができ、異なるBSからの送信は、時間的にほぼ整合し得る。非同期動作の場合、BSは、異なるフレームタイミングを有する場合があり、異なるBSからの送信は、時間的に整合していない場合がある。本明細書で説明する技法は、同期動作と非同期動作の両方に使用されてよい。
ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合され、これらのBSのための調整および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBS110と通信し得る。BS110はまた、たとえば、直接、または間接的にワイヤレスバックホールもしくは有線バックホールを介して、互いに通信し得る。
UE120(たとえば、120x、120yなど)は、ワイヤレスネットワーク100の全体にわたって分散されてよく、各UEは静止であってよく、またはモバイルであってよい。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、顧客構内設備(CPE:Customer Premises Equipment)、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは医療機器、生体センサー/デバイス、スマートウォッチ、スマート衣料、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレットなど)などのウェアラブルデバイス、娯楽デバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、衛星無線など)、車両コンポーネントもしくは車両センサー、スマートメータ/センサー、工業生産機器、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体もしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスと呼ばれる場合もある。いくつかのUEは、発展型もしくはマシンタイプ通信(MTC)デバイス、または発展型MTC(eMTC)デバイスと見なされる場合がある。MTC UEおよびeMTC UEは、BS、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、または何らかの他のエンティティと通信することができる、たとえば、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メータ、モニタ、ロケーションタグなどを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤード通信リンクまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットもしくはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてよい。図1において、両矢印を有する実線は、UEとサービングBSとの間の所望の送信を示し、サービングBSは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスするように指定されたBSである。両矢印を有する破線は、
UEとBSとの間の干渉する送信を示す。
特定のワイヤレスネットワーク(たとえば、LTE)は、ダウンリンク上で直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、かつアップリンク上でシングルキャリア周波数分割多重化(SC-FDM)を利用する。OFDMおよびSC-FDMは、システム帯域幅を、一般に、トーン、ビンなどとも呼ばれる、複数の(K個の)直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアは、データで変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域において送られ、SC-FDMでは時間領域において送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定される場合があり、サブキャリアの総数(K)は、システム帯域幅に依存する場合がある。たとえば、サブキャリアの間隔は15kHzであってよく、最小のリソース割振り(「リソースブロック」と呼ばれる)は12個のサブキャリア(または180kHz)であってよい。その結果、公称FFTサイズは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは、1.08MHz(すなわち、6個のリソースブロック)をカバーすることができ、1.25、2.5、5、10または20MHzのシステム帯域幅に対して、それぞれ、1、2、4、8または16個のサブバンドが存在し得る。
本明細書で説明する例の態様はLTE技術に関連付けられ得るが、本開示の態様は、NRなど、他のワイヤレス通信システムに適用可能であり得る。NRは、アップリンクおよびダウンリンク上でCPを用いてOFDMを利用し、時分割複信(TDD)を使用する半二重動作に対するサポートを含み得る。100MHzの単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。NRリソースブロックは、0.1msの持続時間にわたって、サブキャリア帯域幅が75kHzの12個のサブキャリアにまたがり得る。各無線フレームは、10msの長さを有する50個のサブフレームで構成され得る。結果として、各サブフレームは0.2msの長さを有することができる。各サブフレームは、データ送信用のリンク方向(すなわち、DLまたはUL)を示してよく、サブフレームごとのリンク方向は、動的に切り替えられてよい。各サブフレームは、DL/ULデータならびにDL/UL制御データを含み得る。NRに関するULサブフレームおよびDLサブフレームは、図6および図7に関して以下でより詳細に説明されるようなものであり得る。ビームフォーミングがサポートされ得、ビーム方向が動的に構成され得る。プリコーディングを用いたMIMO送信もサポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、最大で8個のストリームおよびUEごとに最大で2個のストリームを用いたマルチレイヤDL送信で最大で8個の送信アンテナをサポートし得る。UEごとに最大で2個のストリームを用いたマルチレイヤ送信がサポートされ得る。最大で8個のサービングセルを用いて複数のセルのアグリゲーションがサポートされ得る。代替として、NRは、OFDMベース以外の異なるエアインターフェースをサポートし得る。NRネットワークは、CUおよび/またはDUなどのエンティティを含み得る。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジュールされてよく、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局)は、そのサービスエリアまたはセル内のいくつかのまたはすべてのデバイスおよび機器の間で通信のためのリソースを割り振る。本開示内では、以下でさらに説明するように、スケジューリングエンティティは、1つまたは複数の従属エンティティ用のリソースをスケジュールすること、割り当てること、再構成すること、および解放することを担当し得る。すなわち、スケジュールされた通信に対して、従属エンティティは、スケジューリングエンティティによって割り振られたリソースを利用する。基地局は、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。すなわち、いくつかの例では、UEが、1つまたは複数の従属エンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのリソースをスケジュールする、スケジューリングエンティティとして機能し得る。この例では、UEは、スケジューリングエンティティとして機能しており、他のUEは、ワイヤレス通信のためにUEによってスケジュールされたリソースを利用する。UEは、ピアツーピア(P2P)ネットワーク中および/またはメッシュネットワーク中でスケジューリングエンティティとして機能し得る。メッシュネットワーク例では、UEは、スケジューリングエンティティと通信することに加えて、場合によっては互いに直接通信し得る。
したがって、時間-周波数リソースへのスケジュールされたアクセスを伴い、セルラー構成、P2P構成、およびメッシュ構成を有するワイヤレス通信ネットワークでは、スケジューリングエンティティおよび1つまたは複数の従属エンティティは、スケジュールされたリソースを利用して通信し得る。
上述のように、RANは、CUおよびDUを含み得る。NR BS(たとえば、eNB、5GノードB、ノードB、送信受信ポイント(TRP)、アクセスポイント(AP))が、1つまたは複数のBSに対応し得る。NRセルは、アクセスセル(ACell)またはデータオンリーセル(DCell)として構成され得る。たとえば、RAN(たとえば、集約ユニットまたは分散ユニット)は、セルを構成することができる。DCellは、キャリアアグリゲーションまたは二重接続性に使用されるが、初期アクセス、セル選択/再選択、またはハンドオーバに使用されないセルであり得る。場合によっては、DCellは同期信号を送信しないことがあり、場合によっては、DCellはSSを送信することがある。NR BSは、セルタイプを示すダウンリンク信号をUEに送信し得る。セルタイプ指示に基づいて、UEはNR BSと通信し得る。たとえば、UEは、示されたセルタイプに基づいて、セル選択用、アクセス用、ハンドオーバ用、および/または測定用と見なすべきNR BSを決定し得る。
図2は、図1に示したワイヤレス通信システム内で実装され得る分散型無線アクセスネットワーク(RAN)200の例示的な論理アーキテクチャを示す。5Gアクセスノード206は、アクセスノードコントローラ(ANC)202を含み得る。ANCは、分散型RAN200の集約ユニット(CU)であってよい。次世代コアネットワーク(NG-CN:next generation core network)204へのバックホールインターフェースは、ANCにおいて終端し得る。近隣次世代アクセスノード(NG-AN)へのバックホールインターフェースは、ANCにおいて終端し得る。ANCは、1つまたは複数のTRP208(BS、NR BS、ノードB、5G NB、AP、または何らかの他の用語で呼ばれることもある)を含み得る。上記で説明したように、TRPは「セル」と交換可能に使用され得る。
TRP208は、DUであってよい。TRPは、1つのANC(ANC202)に接続されてよく、または2つ以上のANC(図示せず)に接続されてよい。たとえば、RAN共有、サービスとしての無線(RaaS:radio as a service)、およびサービス固有ANC配置に対して、TRPは2つ以上のANCに接続され得る。TRPは、1つまたは複数のアンテナポートを含み得る。TRPは、UEへのトラフィックを個別に(たとえば、動的選択)または一緒に(たとえば、共同送信)サービスするように構成され得る。
ローカルアーキテクチャ200は、フロントホール定義を示すために使用され得る。異なる展開タイプにわたるフロントホール(fronthauling)解決策をサポートするアーキテクチャが定義され得る。たとえば、アーキテクチャは、送信ネットワーク能力(たとえば、帯域幅、レイテンシ、および/またはジッタ)に基づき得る。
アーキテクチャは、特徴および/または構成要素をLTEと共有し得る。態様によれば、次世代AN(NG-AN)210は、NRとの二重接続性をサポートし得る。NG-ANは、LTEおよびNRに対して共通フロントホールを共有し得る。
アーキテクチャは、TRP208間の協働を可能にし得る。たとえば、協働は、TRP内にプリセットされてよく、かつ/またはANC202を経由してTRPにわたってプリセットされてよい。態様によれば、TRP間インターフェースが必要とされない/存在しない場合がある。
態様によれば、アーキテクチャ200内に、分割された論理機能の動的構成が存在する場合がある。図5を参照しながらより詳細に説明するように、無線リソース制御(RRC)レイヤ、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ、および物理(PHY)レイヤは、DUまたはCU(たとえば、それぞれTRPまたはANC)に適応可能に配置され得る。いくつかの態様によれば、BSは、集約ユニット(CU)(たとえば、ANC202)および/または1つもしくは複数の分散ユニット(たとえば、1つもしくは複数のTRP208)を含んでよい。
図3は、本開示のいくつかの態様による、分散型RAN300の例示的な物理アーキテクチャを示す。集中型コアネットワークユニット(C-CU)302が、コアネットワーク機能をホストし得る。C-CUは、中央に配置されてよい。C-CU機能は、ピーク容量に対処しようとして、(たとえば、アドバンストワイヤレスサービス(AWS)に)オフロードされ得る。
集中型RANユニット(C-RU)304が、1つまたは複数のANC機能をホストし得る。場合によっては、C-RUは、コアネットワーク機能を局所的にホストし得る。C-RUは分散配置を有してよい。C-RUは、ネットワークエッジのより近くにあってよい。
DU306が、1つまたは複数のTRP(エッジノード(EN)、エッジユニット(EU)、無線ヘッド(RH)、スマート無線ヘッド(SRH)など)をホストし得る。DUは、無線周波数(RF)機能を備えたネットワークのエッジに位置し得る。
図4は、本開示の態様を実施するために使用され得る、図1に示すBS110およびUE120の例示的な構成要素を示す。上記で説明したように、BSはTRPを含み得る。BS110およびUE120の1つまたは複数の構成要素は、本開示の態様を実践するために使用され得る。たとえば、UE120のアンテナ452、プロセッサ466、458、464、および/もしくはコントローラ/プロセッサ480、ならびに/またはBS110のアンテナ434、プロセッサ430、420、438、および/もしくはコントローラ/プロセッサ440は、本明細書で説明し、図9および図15を参照しながら示す動作を実行するために使用され得る。
図4は、図1におけるBSのうちの1つおよびUEのうちの1つであってよい、BS110およびUE120の設計のブロック図を示す。制限された接続シナリオの場合、基地局110は図1のマクロBS110cであってよく、UE120はUE120yであってよい。基地局110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。基地局110は、アンテナ434a~434tを備えることができ、UE120は、アンテナ452a~452rを備えることができる。
基地局110において、送信プロセッサ420は、データソース412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信し得る。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などに関するものであってよい。データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などに関するものであってよい。プロセッサ420は、データおよび制御情報を処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれデータシンボルおよび制御シンボルを取得することができる。プロセッサ420はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号に関する基準シンボルを生成することもできる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能な場合には、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行することができ、出力シンボルストリームを変調器(MOD)432a~432tに提供することができる。たとえば、TX MIMOプロセッサ430は、RS多重化のために本明細書で説明するいくつかの態様を実行し得る。各変調器432は、(たとえば、OFDMなどのための)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得することができる。各変調器432は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得することができる。変調器432a~432tからのダウンリンク信号を、それぞれアンテナ434a~434tを介して送信してよい。
UE120において、アンテナ452a~452rは、基地局110からダウンリンク信号を受信することができ、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)454a~454rに提供することができる。各復調器454は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得することができる。各復調器454は、(たとえば、OFDMなどのための)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得することができる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a~454rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供することができる。たとえば、MIMO検出器456は、本明細書で説明する技法を使用して送信された検出済みRSを提供し得る。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に提供することができる。1つまたは複数の事例によれば、CoMP態様は、アンテナならびにいくつかのTx/Rx機能を、CoMP態様が分散されたユニット内に存在するように提供することを含むことができる。たとえば、いくつかのTx/Rx処理は中央ユニット内で行われ得る一方で、他の処理は分散されたユニットにおいて行われ得る。たとえば、図に示す1つまたは複数の態様によれば、BS変調器/復調器432は、分散されたユニット内にあってもよい。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ464が、データソース462からの(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)についての)データ、およびコントローラ/プロセッサ480からの(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)についての)制御情報を受信し、処理してよい。送信プロセッサ464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能な場合には、TX MIMOプロセッサ466によってプリコーディングされ、(たとえばSC-FDMなどのために)復調器454a~454rによってさらに処理され、基地局110に送信されてよい。BS110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ434によって受信され、変調器432によって処理され、適用可能な場合には、MIMO検出器436によって検出され、受信プロセッサ438によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号データおよび制御情報を取得し得る。受信プロセッサ438は、データシンク439に復号されたデータを提供し、コントローラ/プロセッサ440に復号された制御情報を提供してよい。
コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ440ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。UE120におけるプロセッサ480ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールも、図9および図15に関連して本明細書で説明する技法のためのプロセスを実行または指示し得る。メモリ442および482は、それぞれBS110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングし得る。
図5は、本開示の態様による、通信プロトコルスタックを実装するための例を示す図500を示す。示された通信プロトコルスタックは、5Gシステム(たとえば、アップリンクベースのモビリティをサポートするシステム)内で動作するデバイスによって実装され得る。図500は、無線リソース制御(RRC)レイヤ510、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ515、無線リンク制御(RLC)レイヤ520、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ525、および物理(PHY)レイヤ530を含む通信プロトコルスタックを示す。様々な例では、プロトコルスタックのレイヤは、ソフトウェアの個別のモジュール、プロセッサもしくはASICの部分、通信リンクによって接続された非コロケートデバイスの部分、またはそれらの様々な組合せとして実装され得る。コロケート実装形態および非コロケート実装形態は、たとえば、ネットワークアクセスデバイス(たとえば、AN、CU、および/もしくはDU)またはUEのためのプロトコルスタックの中で使用されてよい。
第1のオプション505-aは、プロトコルスタックの実装が集中ネットワークアクセスデバイス(たとえば、図2のANC202)と分散ネットワークアクセスデバイス(たとえば、図2のDU208)との間で分割される、プロトコルスタックの分割実装形態を示す。第1のオプション505-aでは、RRCレイヤ510およびPDCPレイヤ515は、集約ユニットによって実装されてよく、RLCレイヤ520、MACレイヤ525、およびPHYレイヤ530は、DUによって実装されてよい。様々な例では、CUおよびDUは、コロケートされてよく、またはコロケートされなくてもよい。第1のオプション505-aは、マクロセル配置、マイクロセル配置、またはピコセル配置において有用であり得る。
第2のオプション505-bは、プロトコルスタックが単一のネットワークアクセスデバイス(たとえば、アクセスノード(AN)、ニューラジオ基地局(NB BS)、ニューラジオノードB(NR NB)、ネットワークノード(NN)など)の中で実装される、プロトコルスタックの統合実装形態を示す。第2のオプションでは、RRCレイヤ510、PDCPレイヤ515、RLCレイヤ520、MACレイヤ525、およびPHYレイヤ530は各々、ANによって実装され得る。第2のオプション505-bは、フェムトセル配置において有用であり得る。
ネットワークアクセスデバイスがプロトコルスタックの一部を実装するのか全部を実装するのかにかかわらず、UEは、全プロトコルスタック(たとえば、RRCレイヤ510、PDCPレイヤ515、RLCレイヤ520、MACレイヤ525、およびPHYレイヤ530)を実装してよい。
図6は、DL中心のサブフレームの一例を示す図600である。DL中心のサブフレームは、制御部分602を含み得る。制御部分602は、DL中心のサブフレームの最初の部分または開始部分に存在し得る。制御部分602は、DL中心のサブフレームの様々な部分に対応する様々なスケジューリング情報および/または制御情報を含み得る。いくつかの構成では、制御部分602は、図6に示すように、物理DL制御チャネル(PDCCH)であってよい。DL中心のサブフレームは、DLデータ部分604も含み得る。DLデータ部分604は時々、DL中心のサブフレームのペイロードと呼ばれ得る。DLデータ部分604は、スケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)から従属エンティティ(たとえば、UE)にDLデータを通信するために利用される通信リソースを含み得る。いくつかの構成では、DLデータ部分604は、物理DL共有チャネル(PDSCH)であってよい。
DL中心のサブフレームは、共通UL部分606も含み得る。共通UL部分606は時々、ULバースト、共通ULバースト、および/または様々な他の適切な用語で呼ばれ得る。共通UL部分606は、DL中心のサブフレームの様々な他の部分に対応するフィードバック情報を含み得る。たとえば、共通UL部分606は、制御部分602に対応するフィードバック情報を含み得る。フィードバック情報の非限定的な例は、ACK信号、NACK信号、HARQインジケータ、および/または様々な他の適切なタイプの情報を含み得る。共通UL部分606は、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順、スケジューリング要求(SR)に関する情報、および様々な他の適切なタイプの情報などの、追加のまたは代替の情報を含み得る。図6に示すように、DLデータ部分604の終わりは、共通UL部分606の始まりから時間的に分離され得る。この時間の分離は時々、ギャップ、ガード期間、ガードインターバル、および/または様々な他の適切な用語で呼ばれ得る。この分離は、DL通信(たとえば、従属エンティティ(たとえば、UE)による受信動作)からUL通信(たとえば、従属エンティティ(たとえば、UE)による送信)への切替えのための時間を与える。上記はDL中心のサブフレームの一例にすぎず、同様の特徴を有する代替構造が、必ずしも本明細書で説明する態様から逸脱することなく存在し得ることを、当業者は理解されよう。
図7は、UL中心のサブフレームの一例を示す図700である。UL中心のサブフレームは、制御部分702を含み得る。制御部分702は、UL中心のサブフレームの最初の部分または開始部分に存在し得る。図7における制御部分702は、図6を参照しながら上記で説明した制御部分と同様であってよい。UL中心のサブフレームは、ULデータ部分704も含み得る。ULデータ部分704は時々、UL中心のサブフレームのペイロードと呼ばれ得る。ULデータ部分は、従属エンティティ(たとえば、UE)からスケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)にULデータを通信するために利用される通信リソースを指すことがある。いくつかの構成では、制御部分702は、物理DL制御チャネル(PDCCH)であってよい。
図7に示すように、制御部分702の終わりは、ULデータ部分704の始まりから時間的に分離され得る。この時間の分離は時々、ギャップ、ガード期間、ガードインターバル、および/または様々な他の適切な用語で呼ばれ得る。この分離は、DL通信(たとえば、スケジューリングエンティティによる受信動作)からUL通信(たとえば、スケジューリングエンティティによる送信)への切替えのための時間を与える。UL中心のサブフレームは、共通UL部分706も含み得る。図7における共通UL部分706は、図6を参照しながら上記で説明した共通UL部分606と同様であってよい。共通UL部分706は、追加または代替として、チャネル品質インジケータ(CQI)、サウンディング基準信号(SRS)に関する情報、および様々な他の適切なタイプの情報を含み得る。上記はUL中心のサブフレームの一例にすぎず、同様の特徴を有する代替構造が、必ずしも本明細書で説明する態様から逸脱することなく存在し得ることを、当業者は理解されよう。
いくつかの状況では、2つ以上の従属エンティティ(たとえば、UE)はサイドリンク信号を使用して互いに通信することができる。そのようなサイドリンク通信の現実世界の適用例は、公共安全、近接サービス、UEからネットワークへの中継、車両間(V2V)通信、インターネットオブエブリシング(IoE:Internet of Everything)通信、IoT通信、ミッションクリティカルメッシュ、および/または様々な他の適切な適用例を含み得る。一般に、サイドリンク信号は、スケジューリングおよび/または制御のためにスケジューリングエンティティが利用され得るにもかかわらず、スケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)を通じてその通信を中継せずに、ある従属エンティティ(たとえば、UE1)から別の従属エンティティ(たとえば、UE2)に通信される信号を指す場合がある。いくつかの例では、サイドリンク信号は、(通常は免許不要スペクトルを使用するワイヤレスローカルエリアネットワークとは異なり)免許必要スペクトルを使用して通信されてよい。
UEは、リソースの専用セットを使用してパイロットを送信することに関連する構成(たとえば、無線リソース制御(RRC)専用状態など)、またはリソースの共通セットを使用してパイロットを送信することに関連する構成(たとえば、RRC共通状態など)を含む、様々な無線リソース構成において動作し得る。RRC専用状態において動作するとき、UEは、パイロット信号をネットワークに送信するために、リソースの専用セットを選択し得る。RRC共通状態において動作するとき、UEは、パイロット信号をネットワークに送信するために、リソースの共通セットを選択し得る。いずれの場合も、UEによって送信されるパイロット信号は、ANもしくはDU、またはそれらの部分などの、1つまたは複数のネットワークアクセスデバイスによって受信され得る。各受信ネットワークアクセスデバイスは、リソースの共通セット上で送信されるパイロット信号を受信および測定するとともに、ネットワークアクセスデバイスがUEのためのネットワークアクセスデバイスの監視セットのメンバーであるUEに割り振られたリソースの専用セット上で送信されるパイロット信号も受信および測定するように構成され得る。受信ネットワークアクセスデバイスのうちの1つもしくは複数、または受信ネットワークアクセスデバイスがパイロット信号の測定値を送信する先のCUは、UE用のサービングセルを識別するために、またはUEのうちの1つもしくは複数のためのサービングセルの変更を開始するために、測定値を使用し得る。
例示的なスロット設計
ロングタームエボリューション(LTE)規格など、いくつかのワイヤレス通信規格に準拠するモバイル通信システムでは、いくつかの技法が、データ送信の信頼性を高めるために使用され得る。たとえば、基地局が特定のデータチャネルに対する初期送信動作を実行した後、送信を受信する受信機は、データチャネルの間に受信機がデータチャネルに対する巡回冗長検査(CRC)を実行する、そのデータチャネルを復調することを試みる。その検査の結果として、初期送信が正常に復調される場合、受信機は、正常な復調に肯定応答するために肯定応答(ACK)を基地局に送り得る。しかしながら、初期送信が正常に復調されない場合、受信機は、否定応答(NACK)を基地局に送り得る。ACK/NACKを送信するチャネルは、応答チャネルまたはACKチャネルと呼ばれる。
場合によっては、LTE規格の下で、ACKチャネルは、2つのスロット(すなわち、1つのサブフレーム)または14個のシンボルを含んでもよく、それらは1ビットまたは2ビットの情報を含み得るACKを送信するために使用され得る。場合によっては、ACKチャネル情報を送信するとき、ワイヤレスデバイスは、周波数ホッピングを実行し得る。周波数ホッピングは、干渉を低減して遮断を回避するために、周波数帯域内で繰り返し周波数を切り替える行為を指す。
NRなど、他のワイヤレス通信規格の下で、ACKチャネル情報ならびに他の情報は、図8Aに示すアップリンク構造を介して送信され得る。図8Aは、ロングアップリンクバースト送信(「ULロングバースト806」として示す)に対する領域806を含む送信時間間隔(TTI)800を有する例示的なアップリンク構造を示す。ULロングバースト(ULLB)806は、ACK、チャネル品質インジケータ(CQI)またはスケジューリング要求(SR)情報などの情報を送信し得る。
ULLB806の持続時間は、図8Aに示すように、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)802、ギャップ804、およびショートアップリンクバースト(ULショートバースト(ULSB)808として示す)に対して、いくつのシンボルが使用されるかに応じて変化する場合がある。たとえば、ULロングバースト806は、いくつかのスロット(たとえば、4つ)を含む場合があり、各スロットの持続時間は4~14個のシンボルの間で変化する場合がある。図8Bはまた、PDCCH、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、ギャップ、およびULSBを含むTTI820を有するダウンリンク構造を示す。ULLBと同様に、DL PDSCHの持続時間もまた、PDCCH、ギャップ、およびULSBによって使用されるシンボルの数に応じて決まる場合がある。
例示的な短い持続時間内のアップリンク制御情報(UCI)
上述のように、ULSB領域(たとえば、ULSB808)は、1つまたは2つのシンボルであり得、異なる手法が、この持続時間内にUCIを送信するために使用され得る。たとえば、「1シンボル」UCI設計によれば、3ビット以上のUCIが、周波数分割多重化(FDM)を使用して送られ得る。1ビットもしくは2ビットのACK(それは、確認応答または確認応答の欠如を示し得る)および/または1ビットのスケジューリング要求(SR)に対して、ビットシーケンスベースの設計が使用され得る。たとえば、SRは、1つのビットシーケンス、オンオフキーイングを用いて送られてもよく、RB当たり最大12ユーザまでを多重化し得る。1ビットACKに対して、2つのビットシーケンスが使用されてもよく、RB当たり最大6ユーザまでが多重化され得る。2ビットACKに対して、4つのビットシーケンスが使用されてもよく、RB当たり最大3ユーザまでが多重化され得る。
一般に、割り当てられたACKおよびSR RBは、互いに隣接していない。両方が同時に送信されることを必要とするとき、各個別のチャネルが同じ設計を使用する場合、いくつかの問題が生じる場合がある。その1つは、非連続RB送信に起因する相互変調(IMD)問題である。もう1つは、増大したピーク対平均電力比(PAPR)に関連する問題である。本開示の態様は、異なるタイプの情報を有するUCI、たとえば1ビットまたは2ビットのACKおよびSRを送信するための技法を提供する。いくつかの態様では、本明細書で説明する技法は、ACKビットとSRビットとを結合ペイロードに組み合わせて同じRB内で結合ペイロードを送信し、低いPAPRシーケンスと最小化されたIMDとをもたらすことに関連する。
図9は、本開示の態様による、送信機によるワイヤレス通信のための例示的な動作900を示す。動作900は、たとえば、UE(たとえば、UE120)によって実行され得る。
動作900は、902において、アップリンク制御情報(UCI)の少なくとも一部分を送信するために、送信時間間隔(TTI)内にアップリンクショートバースト(ULSB)領域内のリソースを識別することで開始し、UCIは、1つのスケジューリング要求(SR)ビット、およびダウンリンク送信に肯定応答または否定応答するための1つまたは複数の確認応答(ACK)ビットのうちの少なくとも1つを含む。904において、送信機は、識別されたリソースを使用してUCIを送信する。
図9Aは、図9に示す動作のうちの1つまたは複数など、本明細書で開示する技法に対する動作を実行するように構成された(たとえば、ミーンズプラスファンクション構成要素に対応する)様々な構成要素を含み得るワイヤレス通信デバイス900Aを示す。通信デバイス900Aは、トランシーバ912に結合された処理システム914を含む。トランシーバ912は、通信デバイス900Aに対する信号を、アンテナ913を介して送信および受信するように構成される。処理システム914は、処理信号など、通信デバイス900Aに対する処理機能を実行するように構成され得る。
処理システム914は、コンピュータ可読媒体/メモリ911にバス921を介して結合されたプロセッサ909を含む。いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体/メモリ911は、プロセッサ909によって実行されるときに、図9に示す動作、または本明細書で説明する様々な技法を実行するための他の動作のうちの1つもしくは複数をプロセッサ909に実行させる命令を記憶するように構成される。
いくつかの態様では、処理システム914は、図9の902において示す動作のうちの1つまたは複数を実行するための識別構成要素920をさらに含む。加えて、処理システム914は、図9の904において示す動作のうちの1つまたは複数を実行するための送信構成要素922を含む。
識別構成要素920および送信構成要素922は、バス921を介してプロセッサ909に結合され得る。いくつかの態様では、識別構成要素920および送信構成要素922は、ハードウェア回路であり得る。いくつかの態様では、識別構成要素920および送信構成要素922は、プロセッサ909上で実行され、動作されるソフトウェア構成要素であり得る。
図10に示すように、いくつかの態様では、SRビットおよびACKビットは、時分割多重化を使用してULSB808内で送られ得る。いくつかの態様では、SRは、いくつかのULSB時間リソース(たとえば、ULSBシンボル8082)上の送信用に半静的に構成され得る(たとえば、半静的SRリソース1010)。しかしながら、SRは通常(たとえば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)に対して)遅延に敏感ではないので、SRが同じショートPUCCHシンボル(たとえば、ULSBシンボル8082)上でACKと一緒に送られる必要があるとき、SRは、ULSBシンボル8082上の半静的にスケジュールされたSRリソース1010からDCIを有する異なるシンボルに再スケジュールされる場合がある。言い換えれば、ACKをSRとともに送る必要性は、半静的SRリソース1010をオーバーライドし得る(たとえば、UEは、元の半静的SRリソース1010上のSRの送信をスキップしてもよい)。
いくつかの態様では、BS(たとえば、110)が同じシンボル(たとえば、ULSBシンボル8082)上でSRとACKの一定の送信を行うことを想定する場合、BSは、半静的SRリソース1010を再構成してもよい。たとえば、BSは、1シンボルの短い持続時間を有する、半永続的な自己完結型の送信(短い持続時間上の一定のACK)に対してUEを構成してもよい。
図10に示すように、動的SR(たとえば、動的にスケジュールされるSR)は、現在のスロット(たとえば、スロット1030、それは図8AのTTI800の持続時間の半分であり得る)の短い持続時間(たとえば、ULSB808)内の異なるシンボル(たとえば、ULSBシンボル8081)上にあるリソース(たとえば、動的SRリソース1012)を使用してもよく、または後のスロット(たとえば、スロット1030の後のスロット)の短い持続時間内に同じもしくは異なるシンボルに対してスケジュールされてもよい。場合によっては、動的SRは、現在のスロット(たとえば、スロット1030)内で長い持続時間(たとえば、ULLB806)内のリソース(たとえば、リソース1016)を使用してもよく、および/またはロングSRは、反復するショートSRとして送られてもよい。いくつかの態様では、SRはまた、複数のシンボルにわたって時間領域拡散を有してもよく、現在のスロット(たとえば、スロット1030)または後のスロットの長い持続時間(たとえば、ULLB806)のサブセットを占有するのみであってもよい。
場合によっては、リソース選択は、SRビットの値に基づく場合がある(たとえば、負のSR(SR=0)に対する1つのRB、正のSR(SR=1)に対する別のRB、または負のSRに対するシーケンスの1つのセット、正のSRに対するシーケンスの別のセット)。各RBに対して、UEは、通常のシーケンスベースのACK送信(たとえば、1ACKビットに対する2つのビットシーケンスまたは2ACKビットに対する4つのビットシーケンス)を使用してもよい。
図11Aに示すように、1つの技法(技法2Aとラベル付けられる)によれば、SR=1に対するRB1104は、元のSR RB(たとえば、半静的SRリソース1010)と同じであり得る。図12Aに示すように、この技法は、ACKプラスSRの2ビットに対して8つのリソース(たとえば、4つのシーケンス*2RB)を利用し得る。このようにして、この技法は、SRのみの送信(2つまたは4つのビットシーケンス)に対してより多くのリソースを使用し得る。これらのビットシーケンスは、それぞれ、異なるサイクリックシフトを有する場合がある。図12Aは、RB1102Aおよび1104Aの循環表現を示し、それらの各々は、いくつかのビットシーケンスを含む。RB1102Aは、負のSRビットならびにACKビットを搬送するために4つのビットシーケンス1102A1~1102A4を含む。RB1104Aは、正のSRビットならびにACKビットを搬送するために4つのビットシーケンスを含む。たとえば、RB1104Aは、正のSRビットならびに2つのACKビットを示すためにビットシーケンスを含む。各ビットシーケンスは、異なる確認応答シナリオを表す。
たとえば、ビットシーケンス1104A1は、1つの正のSRビットと、2つの否定応答(たとえば、コードワード当たりに1つ)に対応する2つのACKビットとを示し得る。このシーケンスは、SRのみのビットシーケンス(たとえば、ACK/NACKがDTXであるとき)と同じであるので、このビットシーケンスは、ビットシーケンス1104A2~1104A4とは異なって示される。そのため、ビットシーケンス1104A1に関して、BSは、ビットシーケンスがSR+DTXビットシーケンスであるかまたはSR+NACK/NACKビットシーケンスであるかを区別することはできない(たとえば、BSは、DTX検出を実行することはできない)。これは、たとえば、ビットシーケンスが他のビットシーケンスと異なるRB内にあって、BSがDTX検出を実行することを可能にするビットシーケンス1104B1とは異なる。
次にビットシーケンス1104A2に移ると、ビットシーケンス1104A2は、1つの正のSRビットと、1つのコードワードに関連する1つの肯定応答および他のコードワードに関連する1つの否定応答に対応する2つのACKビットとを示し得る。ビットシーケンス1104A3は、1つの正のSRビットと、1つのコードワードに関連する1つの否定応答および他のコードワードに関連する1つの肯定応答に対応する2つのACKビットとを示し得る。ビットシーケンス1104A4は、1つの正のSRビットと、2つの確認応答に対応する2つのACKビットとを示し得る。示すように、いくつかの態様では、ビットシーケンス1104A2および1104A3は、SRが単独で送信されるとき、1ビットACKに割り振られてもよく、または保有されてもよい。また、いくつかの態様では、1104A4は、SRが単独で送信されるときでも保有され得る。
図11Bに示すように、別の技法(技法2Bとラベル付けられる)によれば、正のSR(SR=1)に対して使用されるRB(たとえば、RB1106)は、元のSR RB1104(たとえば、半静的SRリソース1010)とは異なる場合がある。図12Bに示すように、技法2Bは、2ビットのACK+SRに対して9つのリソース(たとえば、SR+DTX(不連続送信)に対してRB1104B内に1つのビットシーケンスおよび2ビットのACK+SRに対して4つのビットシーケンス*2)、または1ビットのACK+SRに対して5つのリソース(たとえば、SR+DTX(不連続送信)に対してRB1104B内に1つのビットシーケンスおよび1ビットのACK+SRに対して2つのビットシーケンス*2)を利用し得る。2ビットのACK+SRを有する例に対して、示すように、RB1102Bは4つのビットシーケンス1102B1~1102B4を含み、RB1106は4つのビットシーケンス11061~11064を含む一方で、RB1104Bは1つのビットシーケンス1104B1を含む。いくつかの態様では、1つまたは複数のビットシーケンスは、異なるサイクリックシフトを有する同じ基本ビットシーケンスから導出され得る。本明細書で使用するように、DTXは、不連続送信(たとえば、UEが何も検出せず、それゆえ送るべきACK/NACK情報を有しないとき)を指す。図12Bに示すように、技法2Bは、SRのみの送信(たとえば、RB1104B内の1つのビットシーケンス1104B1)のために1つのリソースのみを必要とする場合がある。技法2Bは、SR=1であるときにDTXの検出を可能にし得る(たとえば、SR=1が元のSRリソース(たとえば、図10の半静的SRリソース1010に対応するRB1104B)内で検出される場合、これはDTX+SR=1の表示と見なされ得る)。技法2Aと技法2Bの両方において、すべてのリソース内でビットシーケンスが検出されない場合、これは、DTX+SR=0と見なされ得る。
いくつかの態様では、UEは、SRビットならびに送信すべきACKビットがあるときに1つまたは複数のACKビット(たとえば、図12BのRB1106または1102B)を送信するための1つのRBを識別し得る。このRBの選択は、SRビットの値(たとえば、SRは正または負である)によって決まる場合がある。しかしながら、送信すべきACKがないとき、UEは、ACKビット(たとえば、RB1104B)なしにSRビットを送信するための異なるRBを識別し得る。
送信すべきACKビットがあり、RBが、SRビットおよび1つまたは複数のACKビットの送信のために選択される場合、上記で説明したシーケンスベースの設計が、SRビットおよび1つまたは複数のACKビットを送信するために使用される。たとえば、上記で説明したように、ACKが1ビットのみであるとき、2つのビットシーケンスが、ACKビットを伝達するために識別され得、正のSRおよび別の2つのビットシーケンスが、ACKビットおよび負のSRを伝達するために識別され得る。別の例では、上記で説明したように、ACKが2ビットであるとき、4つのビットシーケンスが、ACKビットおよび正のSR(たとえば、SR=1ならびにACK-NACK、ACK-ACK、NACK-ACKおよびNACK-NACK)を伝達するために識別され得、別の4つのビットシーケンスが、ACKビットおよび負のSR(たとえば、SR=0ならびにACK-NACK、ACK-ACK、NACK-ACKおよびNACK-NACK)を伝達するために識別され得る。
上記で説明したように、いくつかの態様では、ACKビットがないとき(たとえば、DTX、UEが何も検出しておらず、それゆえ送るべきACK/NACK情報を有しないとき)、UEは、ACKビットなしにSRを送信するために1つだけのシーケンスを使用するRB(たとえば、RB1104B)を識別し得る。いくつかの態様では、RB1104B上で送信されるSRは正であり得る。
図13に示すように、場合によっては、UCI(SRおよびACK)は、隣接するRB(たとえば、同じシンボル内でFDMされる)を用いて並列送信を介して送られる場合がある。たとえば、隣接するRB1302および1304は、同じULSBシンボル内のUCIを送信するために使用され得る。そのような技法を使用することで、相互変調リークがなく、低いピーク対平均電力比(PAPR)、および比較的簡単な送受信処理がもたらされ得る。しかしながら、この技法は、SRビットとACKビットとの間の電力分割をもたらし得、その電力分割は、個別の送信と比較して性能損失の可能性を有する場合がある。そのような性能は、たとえば、UEがリンクバジェットを制限されていない場合、容認可能であり得る。
しかしながら、いくつかの態様では、この技法(図13に示す同じシンボル内のSRおよびACKのFDM)は、電力ヘッドルーム(PHR)に依存する場合がある。たとえば、最新のPHR報告がUEとBSの両方において利用可能であり、最新のPHRが、最大電力(たとえば、X=6dB)より下の少なくとも何らかのしきい値(たとえば、XdB)である電力を示す場合、UEは、並列送信(図13に示す技法)を使用し得る。その一方で、最新のPHRが、最大電力からのXdBより少ない電力を示す場合、UEは、バンドルされたACKを使用し得る。たとえば、そのような態様では、UEは、2ビットのACKを1ビットに組み合わせて、ACKリソース上でSRとともに(たとえば、1つのRB内で4つのビットシーケンスを使用して)送信してもよい。
電力分割が、SRおよびACKの並列送信に対して実行される場合、様々なオプションが存在する。たとえば、SR=0である場合、全電力がACKに割り振られ得る。その一方で、SR=1である場合、電力のY%がSRに割り振られ得る一方で、電力の1-Y%が2ビットのACKに割り振られ得る。Yは、目的に応じて、たとえば、以下のように選択され得る。
Y=50、SRおよびACKに均等な電力分割、
Y=33.3、SRに1/3とACKに2/3とでビット当たりに同じ電力をもたらす、
Y=0、SRをなくす、または
Y=100、ACKをなくす。
図14Aは、ULSB領域内のUCIを送信するための別の技法を示す。いくつかの態様では、この技法は、リソース選択を用いて2ビットのACKに対して使用され得、それは、2ビットのACK間の電力分割の必要性を回避し得る。この技法を使用して、第2のビットのACKが、第1のビットのACKの第1の値(たとえば、第1のACK=0)に対する1つのRB上、および第1のビットのACKの第2の値(たとえば、第1のACK=1)に対する別のRB上の2つのビットシーケンスを用いて送信され得る。たとえば、RB1402Aは、1の値を有する第1のビットのACKに対する2つのビットシーケンスを含み、RB1404Aは、1の値を有する第1のビットのACKに対する2つのビットシーケンスを含む。
図14Bは、図12Bと同様の別の例を示し、ここでSRは、DTX表示を可能にする方式で送信され得る。たとえば、RB1402Bは、0の値を有する第1のビットのACKに対する4つのビットシーケンスを含む。RB1402Bの4つのビットシーケンスは、負のSRに対する2つのビットシーケンスと正のSRに対する2つのビットシーケンスとを含む。RB1404Bは、1の値を有する第1のビットのACKに対する4つのビットシーケンスを含む。1404Bの4つのビットシーケンスは、負のSRに対する2つのビットシーケンスと正のSRに対する2つのビットシーケンスとを含む。RB1406は、SR+DTXに対する1つのビットシーケンスを含む。
場合によっては、異なるUEは、異なるULLB持続時間を有する場合がある。本開示のいくつかの態様によれば、異なるUEのULLB領域は、異なる長い持続時間を有する同じRB内で多重化され得る。
図15は、本開示の態様による、送信機によるワイヤレス通信のための例示的な動作1500を示す。動作1500は、たとえば、UEによって実行され得る。UEは、異なる持続時間を有する同じRB内で多重化される。UE間で重複する部分である、共通のアップリンク領域がある。より長い持続時間を有するUEからの追加領域もある。追加領域は、共通の領域のいずれかの側または両側に存在し得る。
動作1500は、1502において、送信時間間隔(TTI)内に共通のアップリンク領域に時間的に隣接した、UEによるアップリンク送信に対して動的に利用可能な、拡張されたリソースを識別することで開始する。1504において、送信機は、拡張されたリソースを使用してアップリンク送信を送る。
図15Aは、図15に示す動作のうちの1つまたは複数など、本明細書で開示する技法に対する動作を実行するように構成された(たとえば、ミーンズプラスファンクション構成要素に対応する)様々な構成要素を含み得るワイヤレス通信デバイス1500Aを示す。通信デバイス1500Aは、トランシーバ1512に結合された処理システム1514を含む。トランシーバ1512は、通信デバイス1500Aに対する信号を、アンテナ1513を介して送信および受信するように構成される。処理システム1514は、処理信号など、通信デバイス1500Aに対する処理機能を実行するように構成され得る。
処理システム1514は、コンピュータ可読媒体/メモリ1511にバス1521を介して結合されたプロセッサ1509を含む。いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体/メモリ1511は、プロセッサ1509によって実行されるときに、図15に示す動作、または本明細書で説明する様々な技法を実行するための他の動作のうちの1つもしくは複数をプロセッサ1509に実行させる命令を記憶するように構成される。
いくつかの態様では、処理システム1514は、図15の1502において示す動作のうちの1つまたは複数を実行するための識別構成要素1520をさらに含む。加えて、処理システム1514は、図15の1504において示す動作のうちの1つまたは複数を実行するための送り側構成要素1522を含む。
識別構成要素1520および送り側構成要素1522は、バス1521を介してプロセッサ1509に結合され得る。いくつかの態様では、識別構成要素1520および送り側構成要素1522は、ハードウェア回路であり得る。いくつかの態様では、識別構成要素1520および送り側構成要素1522は、プロセッサ1509上で実行され、動作されるソフトウェア構成要素であり得る。
図16は、異なるULLB持続時間を有するUEに対するUE多重化の一例を示す。場合によっては、異なるUEは、異なるULLB持続時間を有する場合がある。たとえば、1つのUEは、共通領域1602Aのみを含むULLBを有し得る。しかしながら、別のUEは、共通領域1602Bと追加領域1604との2つの領域を含むULLBを有し得る。また、いくつかのUEは動的な拡張をサポートし得るが、いくつかのUEは動的な拡張をサポートし得ない。場合によっては、時間領域拡散が可能である場合、リソースは、2つの共通領域および追加領域(たとえば、共通領域1602Bおよび追加領域1604)の符号分割多重化(CDM)グループに分割され得る。追加領域は拡張されたリソースを含む。たとえば、共通領域1602は直交性を確実にするために使用され得、この領域内の第1のCDMグループは、共通領域1602が開始するのと同じシンボルにおいて開始し得る。追加領域1604に対して、追加のCDMグループが定義され得(たとえば、これは追加領域を有するUEのみに対するものであり得る)、この追加領域1604内では拡散は無効であり得る。場合によっては、追加領域1604内の周波数ホッピングに対するホッピング位置1606は、共通領域1602に基づいて計算され得る(たとえば、追加領域は、隣接する共通領域と一緒にホッピングし得る)。
本開示のいくつかの態様によれば、ACKリソースは、図17に示すように、暗黙的マッピングを介して決定され得る。NRでは、ACKチャネルは、異なるペイロード(たとえば、1ビットもしくは2ビット、または3ビット以上)を有し得る。場合によっては、いくつかのACK RBはまた、1つのRBから複数のRBまでに及ぶ場合がある。1つのRBまたはより多くのRBに対するリソース領域は、(図17に示すように)重複する場合もしない場合もある。たとえば、シンボル1700Aでは、1-RB ACKに対する領域1702Aは、2-RB ACKに対する領域1704Bと重複しない。別の例では、シンボル1700Bでは、1-RB ACKに対する領域1702Bは、2-RB ACKに対する領域1704Bと重複する。
場合によっては、PDCCHからACKリソースへの暗黙的マッピングは、DCIオーバーヘッドを節約するのを助け得る。一技法によれば、UEは、1-RB割振りのみを有する長い(たとえば、ULLB)持続時間および短い(たとえば、ULSB)持続時間内の1ビットまたは2ビットのACKに対する暗黙的マッピングを実行し得、残りのACKビットに対して明示的シグナリングを実行し得る。場合によっては、ロングACKおよびショートACKは、異なるリソースプールを使用する場合がある。ロングPUCCHに対して、1つまたは2つのACKビットは、マッピングがペイロードサイズに依存しないように、異なる変調を有する同じ数のリソースを使用し得る。ショートPUCCHに対して、1つまたは2つのACKビットは、マッピングルールがペイロードサイズによって決まるように、異なる数のリソースを使用し得る(たとえば、1ビットは2シフトを使用し得、2ビットは4シフトを使用し得る)。ショートPUCCHに対して、マッピングは第1のリソースのみを決定してもよく、残りのリソース(たとえば、1ビットに対する第2のリソース、および2ビットに対する他の3つのリソース)は、第1のリソースに基づいて導出され得る。
別の技法によれば、UEは、任意の数のRB割振りを有する長い持続時間および短い持続時間内に1ビットまたは2ビットのACKに対する暗黙的マッピングを実行し得、残りのACKビットに対して明示的シグナリングを実行し得る。異なる数のRBに対するリソース領域は、重複する場合もしない場合もある(たとえば、図17)。いくつかの態様では、重複しない領域に対して、RBの数が、マッピング関数に基づいて導出され得る。重複する領域に対して、RBの数は明示的にシグナリングされ得、マッピング関数は、割り振られたRBの数によって決まる場合がある。
いくつかの態様では、UEは、1-RB割振りのみを有する長い持続時間および短い持続時間内に任意の数のACKに対する暗黙的マッピングを実行し得、残りのACKビットに対して明示的シグナリングを実行し得る。そのような態様では、暗黙的マッピングを実行するためのマッピング関数は、ペイロードサイズの関数であり得る。
いくつかの態様では、UEは、任意の数のRB割振りを有する長い持続時間および短い持続時間内に任意の数のACKに対する暗黙的マッピングを実行し得、残りのACKビットに対して明示的シグナリングを実行し得る。そのような態様では、暗黙的マッピングを実行するためのマッピング関数は、ペイロードサイズおよびRBの数の関数であり得る。
本開示のいくつかの態様によれば、セル固有のおよびUE固有の長い持続時間ならびに短い持続時間があり得る。いくつかの態様では、セル固有の短い持続時間は、半静的に構成され得る(たとえば、それゆえ、すべての近接セルは、混合干渉を回避するために同じスロット内に同じ短い持続時間を構成し得る)。
いくつかの態様では、セル固有の長い持続時間が、(たとえば、スロット持続時間、半静的セル固有の短い持続時間、半静的PDCCH持続時間、GAPとして)導出され得る。そのような態様では、セル固有のPDCCH領域が半静的に構成され得、実際のPDCCH領域が、制御フォーマットインジケータCFIを用いて動的に示され得る。
いくつかの態様では、UE固有の短い持続時間は、セル固有の短い持続時間のサブセットであり得る。たとえば、セル固有の短い持続時間は2シンボル長であり得る一方で、UE固有の短い持続時間は1シンボル長であり得る。いくつかの態様では、UE固有の短い持続時間は、混合干渉を回避するために、セル固有の短い持続時間の範囲を超えない。
UE固有の長い持続時間は、セル固有の長い持続時間のサブセットであり得る。たとえば、セル固有の長い持続時間は11シンボルであり得る一方で、UE固有の長い持続時間は4シンボルであり得る。
場合によっては、UE固有の長い持続時間拡張が利用可能である場合がある。一技法によれば、UE固有の長い持続時間がセル固有の長い持続時間の範囲を超えないように、動的な拡張はない。これは、開始/終了シンボルインデックスを用いてBSによって制御され得る。別の技法によれば、動的な拡張を用いて、UE固有の長い持続時間が、セル固有の長い持続時間の範囲を超える場合がある。これは、開始/終了シンボルインデックスを用いてBSによって制御され得る。セル固有の長い持続時間は、共通領域(たとえば、図16に示す共通領域1602)を決定するために使用され得る。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を実現するための1つまたは複数のステップまたはアクションを含む。方法ステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく互いに入れ替えられ得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく修正され得る。
本明細書で使用する場合、項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または任意の他の順序のa、b、およびc)を包含するものとする。
本明細書で使用する「決定すること」という用語は、幅広い様々なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確認することなどを含んでよい。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選出すること、確立することなどを含み得る。
前述の説明は、いかなる当業者も、本明細書で説明した様々な態様を実践することが可能になるように提供される。これらの態様の様々な変更が、当業者には容易に明らかになり、本明細書において規定される一般原理は、他の態様に適用される場合がある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示した態様に限定されるものではなく、クレーム文言と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形での要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は、1つまたは複数を指す。当業者に知られているか、または後で知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。その上、本明細書で開示したものは、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。請求項の要素は、要素が「のための手段」という句を使用して明確に列挙されていない限り、または方法クレームの場合、要素が「のためのステップ」という句を使用して列挙されていない限り、米国特許法112条第6段落の規定に基づいて解釈されるべきではない。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行され得る。手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。一般に、図に示す動作が存在する場合、それらの動作は、同様の番号を付された対応する相当物であるミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。
たとえば、送信するための手段および/または受信するための手段は、基地局110の送信プロセッサ420、TX MIMOプロセッサ430、受信プロセッサ438、もしくはアンテナ434、および/またはユーザ機器120の送信プロセッサ464、TX MIMOプロセッサ466、受信プロセッサ458、もしくはアンテナ452のうちの1つまたは複数を含み得る。加えて、生成するための手段、多重化するための手段、および/または適用するための手段は、基地局110のコントローラ/プロセッサ440および/またはユーザ機器120のコントローラ/プロセッサ480などの1つまたは複数のプロセッサを含み得る。
本開示に関連して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装されてもよい。
ハードウェアにおいて実装される場合、例示的なハードウェア構成は、ワイヤレスノード内の処理システムを含み得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含んでよい。バスは、プロセッサ、機械可読媒体、およびバスインターフェースを含む様々な回路を互いにリンクさせ得る。バスインターフェースは、バスを介して、とりわけ、処理システムにネットワークアダプタを接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHYレイヤの信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)がバスに接続されてもよい。バスは、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせる場合があるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。プロセッサは、1つまたは複数の汎用プロセッサおよび/または専用プロセッサを用いて実装されてよい。例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行できる他の回路が含まれる。当業者は、特定の適用例とシステム全体に課せられた全体的な設計制約とに応じて処理システムに関する上述の機能を最も適切に実装するにはどうすべきかを認識するであろう。
ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味するように広く解釈されるべきである。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。プロセッサは、機械可読記憶媒体に記憶されたソフトウェアモジュールの実行を含む、バスおよび一般的な処理を管理することを担い得る。コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、かつその記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合されてよい。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体であってよい。例として、機械可読媒体は、送信線路、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個の命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を含んでよく、これらはすべて、バスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされる場合がある。代替としてまたは追加として、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルと同様にプロセッサに統合されてよい。機械可読記憶媒体の例は、例として挙げると、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、もしくは任意の他の適切な記憶媒体、またはそれらの任意の組合せがあり得る。機械可読媒体はコンピュータプログラム製品内で具現化されてよい。
ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多くの命令を含み得、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、また複数の記憶媒体にわたって、分散され得る。コンピュータ可読媒体は、いくつかのソフトウェアモジュールを含んでよい。ソフトウェアモジュールは、プロセッサなどの装置によって実行されると、処理システムに様々な機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含んでよい。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス内に存在しても、または複数の記憶デバイスにわたって分散されてよい。例として、トリガイベントが発生したときに、ソフトウェアモジュールは、ハードドライブからRAMにロードされてよい。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードしてよい。1つまたは複数のキャッシュラインが、次いで、プロセッサによって実行されるように汎用レジスタファイルにロードされてよい。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及する場合、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行するときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
また、任意の接続が、適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含んでよい。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備えることができる。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲に含まれるべきである。
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示した動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を含んでよい。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実行するように1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令が記憶された(および/または符号化された)コンピュータ可読媒体を含んでよい。
さらに、本明細書で説明する方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または別の方法で取得されてよいことを理解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明する方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されてよい。代替的に、本明細書で説明する様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理的記憶媒体など)をデバイスに結合または提供すると様々な方法を取得することができるように、記憶手段を介して提供されてよい。さらに、本明細書で説明する方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が利用されてよい。
特許請求の範囲が上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、上記で説明した方法および装置の構成、動作、および詳細において、様々な修正、変更、および変形が加えられてよい。
100 ワイヤレスネットワーク
102a マクロセル
102b マクロセル
102c マクロセル
102x ピコセル
102y フェムトセル
102z フェムトセル
110 基地局(BS)
110a BS
110b BS
110c BS、マクロBS
110r 中継局
110x BS
110y BS
110z BS
120 UE、ユーザ機器、ユーザ端末
120r UE
120x UE
120y UE
130 ネットワークコントローラ
200 分散型無線アクセスネットワーク(RAN)、ローカルアーキテクチャ、アーキテクチャ
202 アクセスノードコントローラ(ANC)
204 次世代コアネットワーク(NG-CN)
206 5Gアクセスノード
208 TRP、DU
210 次世代AN(NG-AN)
300 分散型RAN
302 集中型コアネットワークユニット(C-CU)
304 集中型RANユニット(C-RU)
306 DU
412 データソース
420 プロセッサ、送信プロセッサ
430 TX MIMOプロセッサ
432 変調器、BS変調器/復調器
432a~432t 変調器(MOD)
434 アンテナ
434a~434t アンテナ
436 MIMO検出器
438 プロセッサ、受信プロセッサ
439 データシンク
440 コントローラ/プロセッサ、プロセッサ
442 メモリ
444 スケジューラ
452 アンテナ
452a~452r アンテナ
454 復調器
454a~454r 復調器(DEMOD)
456 MIMO検出器
458 プロセッサ、受信プロセッサ
462 データソース
464 プロセッサ、送信プロセッサ
466 プロセッサ、TX MIMOプロセッサ
480 コントローラ/プロセッサ、プロセッサ
500 図
505-a 第1のオプション
505-b 第2のオプション
510 無線リソース制御(RRC)レイヤ
515 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ
520 無線リンク制御(RLC)レイヤ
525 媒体アクセス制御(MAC)レイヤ
530 物理(PHY)レイヤ
600 図
604 DLデータ部分
606 共通UL部分
700 図
702 制御部分
704 ULデータ部分
706 共通UL部分
800 送信時間間隔(TTI)
802 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
804 ギャップ
806 領域、ULロングバースト、ULLB
808 ULショートバースト(ULSB)
8081 ULSBシンボル
8082 ULSBシンボル
820 TTI
900 動作
900A ワイヤレス通信デバイス
909 プロセッサ
911 コンピュータ可読媒体/メモリ
912 トランシーバ
913 アンテナ
914 処理システム
920 識別構成要素
921 バス
922 送信構成要素
1010 半静的SRリソース、半静的リソース
1012 動的SRリソース
1014 ACKリソース
1016 リソース
1030 スロット
1102A RB
1102A1~1102A4 ビットシーケンス
1102B RB
1102B1~1102B4 ビットシーケンス
1104 RB、元のSR RB
1104A RB
1104A1 ビットシーケンス
1104A2 ビットシーケンス
1104A3 ビットシーケンス
1104A4 ビットシーケンス
1104B RB
1104B1 ビットシーケンス
1106 RB
11061~11064 ビットシーケンス
1302 RB
1304 RB
1402A RB
1402B RB
1404A RB
1404B RB
1406 RB
1500 動作
1500A ワイヤレス通信デバイス
1509 プロセッサ
1511 コンピュータ可読媒体/メモリ
1512 トランシーバ
1513 アンテナ
1514 処理システム
1520 識別構成要素
1521 バス
1522 送り側構成要素
1602 共通領域
1602A 共通領域
1602B 共通領域
1604 追加の領域
1606 ホッピング位置
1700A シンボル
1700B シンボル
1702A 領域
1702B 領域
1704B 領域

Claims (4)

  1. 送信機によるワイヤレス通信のための方法であって、
    アップリンク制御情報(UCI)の少なくとも一部分を送信するために、送信時間間隔(TTI)内に1つまたは2つのシンボルのアップリンクショートバースト(ULSB)領域内のリソースを識別するステップであって、
    前記UCIは、1つのスケジューリング要求(SR)ビットを少なくとも含み、
    ダウンリンク送信に肯定応答または否定応答するための1つまたは複数の確認応答(ACK)ビットを前記UCIがさらに含む場合、前記SRビットおよび前記1つまたは複数のACKビットが、周波数分割多重化(FDM)を使用して同じシンボル上の第1のリソースブロック(RB)と、前記第1のRBに隣接する第2のRBとで送信されるステップであって、前記SRビットは前記第1のRB上で送信され、前記1つまたは複数のACKビットは前記第2のRB上で送信される、ステップと、
    前記識別されたリソースを使用して前記UCIを送信するステップと
    含み、
    前記SRビットおよび前記1つまたは複数のACKビットは、電力ヘッドルーム(PHR)がしきい値より高い場合にのみ、FDMを使用して前記同じシンボル内で送信され、または
    前記SRビットおよび前記1つまたは複数のACKビットは、電力ヘッドルーム(PHR)がしきい値より低い場合に、単一ビットにバンドルされた前記1つまたは複数のACKビットを有するACKリソース内の前記同じシンボルで送信される、
    方法。
  2. アップリンク制御情報(UCI)の少なくとも一部分を送信するために、送信時間間隔(TTI)内に1つまたは2つのシンボルのアップリンクショートバースト(ULSB)領域内のリソースを識別するための手段であって、
    前記UCIは、1つのスケジューリング要求(SR)ビットを少なくとも含み、
    ダウンリンク送信に肯定応答または否定応答するための1つまたは複数の確認応答(ACK)ビットを前記UCIがさらに含む場合、前記SRビットおよび前記1つまたは複数のACKビットが、周波数分割多重化(FDM)を使用して同じシンボル上で第1のリソースブロック(RB)と、前記第1のRBに隣接する第2のRBとで送信される手段であって、前記SRビットは前記第1のRB上で送信され、前記1つまたは複数のACKビットは前記第2のRB上で送信される、手段と、
    前記識別されたリソースを使用して前記UCIを送信するための手段と
    含み、
    前記SRビットおよび前記1つまたは複数のACKビットは、電力ヘッドルーム(PHR)がしきい値より高い場合にのみ、FDMを使用して前記同じシンボル内で送信され、または
    前記SRビットおよび前記1つまたは複数のACKビットは、電力ヘッドルーム(PHR)がしきい値より低い場合に、単一ビットにバンドルされた前記1つまたは複数のACKビットを有するACKリソース内の前記同じシンボルで送信される、
    装置。
  3. 請求項1に記載の方法を実行するように構成される、請求項2に記載の装置。
  4. コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに、請求項1に記載の方法を実行させるコードを含むコンピュータプログラム。
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