JP7452025B2 - 情報収集装置、情報収集システム、情報収集方法、及び、プログラム - Google Patents

情報収集装置、情報収集システム、情報収集方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報収集装置、情報収集システム、情報収集方法、及び、プログラムに関する。
医薬品等に関する情報を収集する方法が知られている。
例えば、1つのシステムで容易に、医薬品の市販後調査、すなわち、医薬品が投与された後の副作用及び容態等について一定期間調査をするために用いられる管理システムが知られている。具体的には、管理システムは、調査結果入力側において、ログインデータを入力する。そして、ログインデータに基づいて、調査項目データベースより、所定の項目が抽出される。このようにして表示される所定の項目に対して、調査結果情報を入力する方法が知られている(例えば、特許文献1等)。
ほかにも、市販後調査における調査票の回答を医師が行う上で、経過及び処方等の診療情報を電子的に記録再生する、いわゆる電子カルテから、情報を正確かつ容易に抽出する診療支援装置が知られている。具体的には、診療支援装置は、まず、薬剤名、有効成分名称、処方単位当たりの有効成分含有量及び対象病名等を示す薬剤マスターテーブルを取得する。さらに、診療支援装置は、処方日付、薬剤名、処方単位で記述した1日の服用量及び処方対象日数を示す処方等テーブルを取得する。そして、これらのテーブルを用いて、診療支援装置は、投与量の演算、処方終端日の演算、処方の分類及び投与期間の演算等を行う。このようにして、医師の手間を軽減させる方法が知られている(例えば、特許文献2等)。
特開2006-72627号公報 特許第3819823号公報
しかしながら、従来の方法では、情報収集におけるフォーマットが異なるため、医師等の入力者が入力作業において判断に迷う、又は、複数回のやり取りが発生する等によって、負担が大きくなる場合がある。
そこで、本発明に係る一実施形態は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、医薬品に関する情報収集における入力作業の負担を軽減させることを目的とする。
本発明の一実施形態に係る、医薬品に関する情報を収集する情報収集装置は、
複数種類のフォーマットに共通して使用する共通項目を設定する共通項目設定部と、
前記共通項目に対して標準値を設定する標準値設定部と、
前記複数種類のフォーマットのうち、前記標準値とは異なる設定のフォーマットとする場合に、前記共通項目に対して個別値を設定する個別値設定部と、
前記個別値に基づいて、前記共通項目に前記個別値を反映させた表示を行い、かつ、前記共通項目に対する入力を受け付ける入出力部とを含む。
医薬品に関する情報収集における入力作業の負担を軽減できる。
情報収集装置及び情報収集システムの全体構成例を示す図である。 情報収集装置のハードウェア構成例を示す図である。 全体処理例を示すフローチャートである。 共通データベースの例を示す図である。 共通データベースに基づいて表示されるGUIの例を示す図である。 第1個別データベースの例を示す図である。 第2個別データベースの例を示す図である。 第1フォーマット用の設定例を示す図である。 第1フォーマット用のGUIの例を示す図である。 第2フォーマット用の設定例を示す図である。 第2フォーマット用のGUIの例を示す図である。 情報収集装置の機能構成例を示す図である。 第2実施形態のGUIの例を示す図である。
以下、発明を実施するための最適かつ最小限な形態について、図面を参照して説明する。なお、図面において、同一の符号を付す場合には、同様の構成であることを示し、重複する説明を省略する。また、図示する具体例は、例示であり、図示する以外の構成が更に含まれる構成であってもよい。
<第1実施形態>
<情報収集装置、及び、情報収集システムの全体構成例>
図1は、情報収集装置及び情報収集システムの全体構成例を示す図である。以下、図示するように、病院に設置される入力端末1に対して医師M1が入力操作を行うと、入力された情報が、医薬品メーカが管理する情報収集装置2によって収集される情報収集システム10の構成を例に説明する。
情報収集システム10による情報収集は、例えば、以下のような場合及び流れで行われる。
第1過程PR1で、病院において、医師M1による医療行為等の中で、患者M2に対して医薬品の投与が行われるとする。
第2過程PR2で、投与された医薬品の副作用が発生する等の有害事象が発生したとする。
「有害事象」とは、医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(平成九年三月二十七日 厚生省令第二十八、「GCP省令」等と呼ばれる場合もある。)の第2条第18項で定められる治験薬又は製造販売後臨床試験薬を投与された被験者に生じたすべての疾病又はその徴候をいう。なお、情報収集システム10は、第1過程PR1で用いる医薬品が治験薬又は製造販売後臨床試験薬以外の医薬品の場合に用いられてもよい。以下、「有害事象」は、治験薬又は製造販売後臨床試験薬であるか否かによらず、すべての医薬品について、投与された被験者に生じたすべての疾病又はその徴候をいう。そして、「有害事象」の情報には、医薬品による副作用の情報が含まれる。
また、「医薬品」は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和三十五年法律第百四十五号)における「医薬品等」をいう。
第3過程PR3で、医師M1は、入力端末1に有害事象等の情報を入力する。このような入力操作が行われると、ネットワーク等を介して、情報収集装置2は、入力端末1に入力された情報を収集する。このようにして、有害事象等の情報が医薬品メーカに送信される。
情報収集装置2に情報が収集されると、例えば、医薬品メーカの営業担当者M3等は、出力端末3等を介して、情報を見ることができる。なお、情報収集装置2によって収集される情報は、営業担当者M3以外の者が見ることができてもよい。例えば、医薬品メーカの管理部門等の担当者が、収集された情報を見ることができてもよい。
なお、情報収集装置2によって情報が収集された後、詳細な情報を得る等のため、営業担当者M3等が更に、医師M1等に問い合わせを行って、情報が追加、又は、修正等が行われてもよい。
また、情報収集装置2が収集した情報は、収集後、例えば、PDMA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)等に報告されてもよい。なお、PDMA等への報告は、情報が所定の形式等に変更されて記載、又は、用紙等の記録媒体に書き込まれて行われてもよい。さらに、報告は、医師M1からPDMA等へ報告(すなわち、入力端末1から送信される場合である。)、情報収集装置2よる情報の収集後に医薬品メーカの担当者からPDMA等へ報告、又は、情報収集装置2よる情報の収集後に情報収集装置2が自動的にPDMA等へ報告する等のように行われてもよい。
また、情報収集システム10は、入力端末1及び出力端末3以外の情報処理装置を更に有してもよい。
<情報収集装置のハードウェア構成例>
図2は、情報収集装置のハードウェア構成例を示す図である。例えば、情報収集装置2は、CPU(Central Processing Unit、以下「CPU2H1」という。)、記憶装置2H2、入力装置2H3、通信装置2H4、出力装置2H5、及び、インタフェース2H6を有するハードウェア構成である。
CPU2H1は、演算装置及び制御装置の例である。
記憶装置2H2は、例えば、主記憶装置及び補助記憶装置等である。
入力装置2H3は、ユーザによる操作を入力する装置である。例えば、入力装置2H3は、キーボード又はマウス等である。
通信装置2H4は、ネットワーク又はケーブル等を介して、外部装置とデータを送受信する通信を行う装置である。
出力装置2H5は、ユーザに処理結果等を出力する装置である。例えば、出力装置2H5は、ディスプレイ等である。
インタフェース2H6は、外部装置等と接続して、有線又は無線によってデータを送受信する装置である。例えば、インタフェース2H6は、コネクタ等である。
以上のように、情報収集装置2は、PC(Personal Computer)等の情報処理装置である。なお、情報収集装置2は、図示するハードウェア構成に限られず、内部又は外部に、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置、出力装置、又は、これらの組み合わせを更に有するハードウェア構成でもよい。
<全体処理例>
図3は、全体処理例を示すフローチャートである。例えば、情報収集装置2は、以下のような手順で全体処理を行う。具体的には、「共通データベースの構築」及び「個別データベースの構築」等の処理を含む「準備処理」が、あらかじめ実行される。そして、「準備処理」が完了後、すなわち、共通データベース及び個別データベースが構築された後、「本処理」が実行される。
「本処理」は、有害事象が発生した等のタイミングに実行される。したがって、「準備処理」は、「本処理」の開始よりも前に完了していればよく、「準備処理」及び「本処理」は連続して実行しなくともよい。
(準備処理)
まず、準備処理では、ステップS1及びステップS2によって、共通データベースが構築される。
(共通項目の設定例)
ステップS1では、情報収集装置2は、共通項目を設定する。
(標準値の設定例)
ステップS2では、情報収集装置2は、標準値を設定する。
例えば、ステップS1及びステップS2によって以下のような共通データベースが構築される。
図4は、共通データベースの例を示す図である。例えば、共通データベースD1は、共通項目と、それぞれの共通項目に対する標準値とを対応付けして記憶する。この例は、共通データベースD1における、1行が1つの共通項目となる例である。すなわち、図示する例は、共通データベースD1が2つの共通項目を持つ場合の例を示す。
「画面ID」は、項目を表示する画面を識別するID(Identification)である。したがって、同じ画面IDが設定されると、対応する項目は、同じ画面に表示されるように設定される。
「項目定義名」は、各項目の名称を示す。したがって、それぞれの項目で互いに重複しない名称が設定される。
「制御対象区分」は、各項目を表示するか、又は、非表示とするかを設定する値である。図示するように、この例では、「制御対象区分」には、「01」又は「02」のいずれかの値が設定される。図示するように、「01」と設定すると、入力端末1等において、対応する項目に対する入力を受け付けるGUI(Graphical User Interface)が表示される。一方で、「02」と設定すると、GUIが表示されず、対応する項目については、入力がされないような設定となる。
「入力必須区分」は、各項目を任意の入力項目とするか、又は、必須の入力項目とするかを設定する値である。図示するように、この例では、「入力必須区分」には、「01」又は「02」のいずれかの値が設定される。図示するように、「01」と設定すると、対応する項目は、入力が任意、すなわち、空欄であってもよいとする設定である。一方で、「02」と設定すると、対応する項目は、入力が必須と設定される。
「項目定義名和名」は、GUIを表示する画面において、各項目の説明となる文字等である。
この例は、第11ラインL11が、1つ目の共通項目を設定を示す例である。具体的には、第11ラインL11は、「画面ID」、「項目定義名」、「制御対象区分」、「入力必須区分」及び「項目定義名和名」に対して、順に「GM_CCM01001」、「faciliName」、「01」、「01」及び「施設名」という標準値を設定する例である。このように、標準値がステップS2で設定される。
さらに、第12ラインL12は、「画面ID」、「項目定義名」、「制御対象区分」、「入力必須区分」及び「項目定義名和名」に対して、順に「GM_CCM01001」、「mddptmtName」、「01」、「01」及び「診療科名」という標準値を設定する例を示す。このような標準値がステップS2で設定される。
例えば、以上のように設定された共通データベースD1を用いる、すなわち、後述する個別値を反映しない場合には、以下のようなGUIが入力端末1等で表示される。
図5は、共通データベースに基づいて表示されるGUIの例を示す図である。例えば、共通データベースD1に基づいて、第1画面P1のような画面が生成される。
第1画面P1は、「画面ID」が「GM_CCM01001」の画面である。図示するように、第1画面P1は、第11項目表示部G11及び第12項目表示部G12で構成される。
第11項目表示部G11は、第11ラインL11に基づいて表示されるGUIの例である。図示する例では、第11項目表示部G11は、第11ラベルLA11及び第11テキストボックスTB11で構成されるGUIである。
第11ラベルLA11には、第11ラインL11の「項目定義名和名」に設定された文字等が表示される。
第11テキストボックスTB11は、第11ラインL11の項目に対する入力値を入力するGUIの例である。したがって、第11テキストボックスTB11に文字等が入力されると、「施設名」を示す情報、すなわち、病院名等が収集される。
第12項目表示部G12は、第12ラインL12に基づいて表示されるGUIの例である。図示する例では、第12項目表示部G12は、第12ラベルLA12及び第12テキストボックスTB12で構成されるGUIである。
第12ラベルLA12には、第12ラインL12の「項目定義名和名」に設定された文字等が表示される。
第12テキストボックスTB12は、第12ラインL12の項目に対する入力値を入力するGUIの例である。したがって、第12テキストボックスTB12に文字等が入力されると、「診療科名」を示す情報が収集される。
なお、共通データベースD1は、図示するような構成でなくともよい。すなわち、共通項目に対して設定できる内容(すなわち、列方向に設定する「画面ID」等である。)は、図示する以外の種類があってもよい。さらに、標準値は、図示する以外の方式で設定されてもよい。
(個別値を設定する共通項目の選択例)
ステップS3では、情報収集装置2は、個別値を設定する共通項目を選択する。
(標準値の設定例)
ステップS4では、情報収集装置2は、個別値を設定する。
(全フォーマットが入力されたか否かの判断例)
ステップS5では、情報収集装置2は、全フォーマットが入力されたか否かを判断する。次に、全フォーマットが入力されたと判断すると(ステップS5でYES)、情報収集装置2は、ステップS6に進む、すなわち、「準備処理」を完了する。一方で、全フォーマットが入力されていないと判断すると(ステップS5でNO)、情報収集装置2は、ステップS3に進む。
フォーマットは、例えば、情報の送付先ごとによって異なる。具体的には、例えば、医薬品メーカが2社ある場合には、フォーマットは、合計で2種類となる。なお、フォーマットは、医薬品メーカごとに1つずつに限られず、1社に対して複数のフォーマットがあってもよいし、又は、複数の医薬品メーカで共通して使用するフォーマットがあってもよい。また、フォーマットは、送付先以外の理由で分けられてもよい。
なお、フォーマットにおいて、実質的に同じ項目を用いる場合であっても、画面上の表示が異なる場合には、フォーマットが異なるとする。すなわち、フォーマットの一部でも異なる場合には、異なるフォーマットとする。
以下、「A社」及び「B社」の2つの医薬品メーカがある場合、すなわち、「A社」と「B社」の2種類のフォーマットがある場合を例に説明する。この例において、まず、A社のフォーマット(以下「第1フォーマット」という。)は、例えば、以下のようなA社用の個別データベース(以下「第1個別データベース」という。)に基づいて設定される。
図6は、第1個別データベースの例を示す図である。例えば、第1個別データベースD2は、共通項目と、それぞれの共通項目に対するA社個別の設定となる値(以下「個別値」という。)とを対応付けして記憶する。以下、共通データベースD1と同様に、1行が1つの共通項目となる例とする。
なお、図示するように、それぞれの個別データベースは、共通データベースD1との差分を持つ形式が望ましい。すなわち、この例では、A社のフォーマットにおいて、共通データベースD1に基づくフォーマット(この例では、図5のような表示で入力する場合である。)と同一でよい項目は、第1個別データベースD2への設定が省略される。
ステップS3では、ステップS1で設定される共通項目のうち、それぞれのフォーマットに対応させるため、個別値を設定する共通項目が選択される。
具体的には、この例では、共通データベースD1に設定される2つの共通項目のうち、第11ラインL11に対応する項目は、第1個別データベースD2において設定を省略する。すなわち、この例では、「項目定義名」が「faciliName」の設定は、第1個別データベースD2では省略され、「項目定義名」が「mddptmtName」の項目が選択されて、個別値が設定される。
このように、標準値に基づいて入出力部を実現する場合には、設定が省略されるのが望ましい。このように差分を用いる形式であると、個別データベースのデータ容量が小さくできる。
第1個別データベースD2における第21ラインL21は、共通データベースD1における第12ラインL12と比較すると、「入力必須区分」の設定が異なる。一方で、第21ラインL21は、「入力必須区分」以外の設定は、標準値である。具体的には、第21ラインL21は、「項目定義名」が「mddptmtName」の入力に対して、「入力必須区分」を「02」、すなわち、入力が必須であるとする個別値を設定する例である。
なお、個別値を設定しない、すなわち、標準値を用いる設定の場合には、第1個別データベースD2において、項目を空欄とし、設定を省略してもよい。
次に、B社のフォーマット(以下「第2フォーマット」という。)は、例えば、以下のようなB社用の個別データベース(以下「第2個別データベース」という。)に基づいて設定される。
図7は、第2個別データベースの例を示す図である。例えば、第2個別データベースD3は、第31ラインL31及び第32ラインL32で構成する。
第2個別データベースD3における第31ラインL31は、共通データベースD1における第11ラインL11と比較すると、「制御対象区分」の設定が異なる。また、第2個別データベースD3における第32ラインL32は、共通データベースD1における第12ラインL12と比較すると、「項目定義名和名」の設定が異なる。
具体的には、第31ラインL31は、「項目定義名」が「faciliName」の入力に対して、「制御対象区分」を「02」、すなわち、GUIを非表示と設定する例である。
第32ラインL32は、「項目定義名」が「mddptmtName」の入力に対して、「項目定義名和名」を「診療科目」、すなわち、「診療科目」とGUI上で表示するように設定する例である。
以上のような第1個別データベースD2及び第2個別データベースD3が、ステップS3及びステップS4によって個別データベースが構築される。
(本処理)
本処理は、例えば、ステップS5によるログイン処理がトリガ、すなわち、医師M1が入力端末1を操作して、第2過程PR2について情報を入力するアプリケーションソフト等にログインしようとすると開始される。なお、本処理の開始は、他のトリガでもよい。
(ログイン処理の例)
ステップS6では、情報収集装置2は、ログイン処理を行う。例えば、ログイン処理では、医師M1は、個人を識別する識別番号等を入力する。なお、識別番号等に対して、フォーマットがあらかじめ対応付けされるとする。すなわち、ログイン処理が行われると、認証によって医師M1がどのフォーマットを用いるかが特定できるとする。
なお、どのフォーマットを用いるかの特定は、識別番号等に基づく特定に限られない。例えば、どのフォーマットを用いるかは、医師M1がログインした後、フォーマットをGUI等で選択できる方式でもよい。ほかにも、ログイン処理等において、入力の対象とする医薬品の名称又はID等を入力する構成とし、フォーマットが特定できてもよい。この場合には、医薬品等に対して、医薬品メーカ、すなわち、フォーマットがあらかじめ対応付けされる。
(各データベースからデータを取得する例)
ステップS7では、情報収集装置2は、各データベースからデータを取得する。例えば、第1フォーマットを用いる場合には、情報収集装置2は、共通データベースD1及び第1個別データベースD2のデータを取得する。一方で、第2フォーマットを用いる場合には、情報収集装置2は、共通データベースD1及び第2個別データベースD3のデータを取得する。
(個別値を反映させたGUIの表示例)
ステップS8では、情報収集装置2は、個別値を反映させたGUIを表示する。
(入力例)
ステップS9では、情報収集装置2は、GUI等によって入力を受け付ける。
<A社用のGUI例>
例えば、第1フォーマットの場合には、共通データベースD1及び第1個別データベースD2に基づいて、以下のようにGUIが設定される。
図8は、第1フォーマット用の設定例を示す図である。共通データベースD1の設定と比較すると、第1個別データベースD2に設定された個別値が反映されるため、「項目定義名」が「mddptmtName」の項目において、「入力必須区分」が「02」と設定される点が異なる。このような設定であると、例えば、以下のようなGUIが入力端末1で表示される。
図9は、第1フォーマット用のGUIの例を示す図である。例えば、第1フォーマットに基づいて、第2画面P2のような画面が生成され、第2画面P2は、ステップS8で表示される。そして、第2画面P2は、ステップS9で入力を受け付ける。
第2画面P2は、第1画面P1と比較すると、第11項目表示部G11及び第12項目表示部G12を有する点は同様である。
一方で、第1フォーマットでは、第12項目表示部G12における入力が「必須」に設定される点が異なる。そのため、第2画面P2は、第12項目表示部G12に対する入力が必須であると説明する表示を行う。具体的には、第2画面P2では、第1注記表示SH1及び第2注記表示SH2が表示されるが第1画面P1と異なる。
第1注記表示SH1及び第2注記表示SH2は、第12項目表示部G12に対する入力が必須であると説明する文字及びマークの例である。このような説明が表示されると、医師M1は、第1フォーマットでは、「診療科名」という項目を必ず入力する項目と認識できる。このように、項目の要否は、企業等によって異なる場合がある。したがって、必須とする項目に入力漏れ等があると、再度入力をするように、医薬品メーカから医師M1へ問い合わせが行くことになりやすい。そのため、医師M1及び医薬品メーカの間でやり取りが増加し、医薬品に関する情報収集における入力作業の負担が増加しやすい。一方で、図示するように、必須とする項目が認識できると、必須の項目に対する入力漏れが少なくでき、医薬品に関する情報収集における入力作業の負担を軽減できる。
なお、「必須」の設定がされた場合における表示は、第1注記表示SH1及び第2注記表示SH2等でなくともよい。すなわち、A社のフォーマット上では、必須の項目であることを医師M1等に知らせることができるのであれば、他のGUI等を用いてもよい。例えば、「必須」に設定された入力がすべて入力されたか否かをチェックする処理等が行われてもよい。そして、チェック結果が医師M1に表示され、「必須」の入力がすべて入力されていないと、情報収集装置2に入力結果を送信しない等の構成でもよい。このように、標準値とは異なる設定の場合には、GUIによる表記及び入力における処理等が異なってもよい。
<B社用のGUI例>
例えば、第2フォーマットの場合には、共通データベースD1及び第2個別データベースD3に基づいて、以下のようにGUIが設定される。
図10は、第2フォーマット用の設定例を示す図である。共通データベースD1の設定と比較すると、第2個別データベースD3に設定された個別値が反映されるため、「項目定義名」が「faciliName」の項目において、「制御対象区分」が「02」と設定される点が異なる。さらに、「項目定義名」が「mddptmtName」の項目において、「項目定義名和名」が「診療科目」と設定される点が異なる。このような設定であると、例えば、以下のようなGUIが入力端末1で表示される。
図11は、第2フォーマット用のGUIの例を示す図である。例えば、第2フォーマットに基づいて、第3画面P3のような画面が生成され、第3画面P3は、ステップS8で表示される。そして、第3画面P3は、ステップS9で入力を受け付ける。
第3画面P3は、第1画面P1と比較すると、第11項目表示部G11を表示しない構成である点が異なる。一方で、第3画面P3は、第1画面P1と比較すると、第12項目表示部G12を有する点は同様である。ただし、第3画面P3は、第12項目表示部G12を第31ラベルLA31、第12テキストボックスTB12、第3注記表示SH3及び第4注記表示SH4で構成する点が第1画面P1と異なる。
第2フォーマットでは、第11項目表示部G11の項目が「非表示」に設定される。そのため、第3画面P3は、第11項目表示部G11のGUIを非表示とする。このように、項目を表示するか、又は、項目を非表示とするかが設定できると、医薬品メーカが不要と判断する情報の入力は、GUI等を非表示にする設定によって省略する構成にできる。このようにすると、医師M1が入力する項目の数を少なくでき、医薬品に関する情報収集における入力作業の負担を軽減できる。
第2フォーマットでは、第12項目表示部G12における「項目定義名和名」が「診療科目」に設定される点が異なる。そのため、この個別値が反映されて、第3画面P3は、第12項目表示部G12において、第31ラベルLA31によって、「診療科目」と表示する。
また、第12項目表示部G12のように標準値と異なる場合には、例えば、第3注記表示SH3及び第4注記表示SH4等で標準値と異なることを知らせる表記がされてもよい。
第3注記表示SH3及び第4注記表示SH4は、図示するように、B社の場合には、「診療科目」という表示が、他の場合(標準値の「診療科名」が一般的な呼称であるとする。)と異なることを知らせる表記の例である。このような表記があると、医師M1は、「診療科目」がB社特有の呼び方であることが認識できる。したがって、医師M1は、第12テキストボックスTB12に「診療科名」と同様の入力を行えばよいことが分かる。ゆえに、医師M1は、情報を入力する上で、医薬品の種類又は医薬品メーカの違い等によって名称等が異なっても、どういった情報を入力すればよいか迷うのを少なくできる。
なお、標準値と異なることを知らせる表記は、第3注記表示SH3及び第4注記表示SH4に限られない。標準値と異なることを知らせる表記は、例えば、一般名称(他でよく用いられる名称等がある場合である。)又は標準値ではどのように設定されているか等の参考情報を示してもよい。
<機能構成例>
図12は、情報収集装置の機能構成例を示す図である。例えば、情報収集装置2は、共通項目設定部2F1、標準値設定部2F2、個別値設定部2F3、及び、入出力部2F4等を含む機能構成である。
共通項目設定部2F1は、複数種類のフォーマットに共通して使用する共通項目を設定する共通項目設定手順を行う。例えば、共通項目設定部2F1は、入力装置等で実現する。
標準値設定部2F2は、共通項目に対して標準値を設定する標準値設定手順を行う。例えば、標準値設定部2F2は、入力装置等で実現する。
個別値設定部2F3は、複数種類のフォーマットのうち、標準値とは異なる設定のフォーマットとする場合に、共通項目に対して個別値を設定する個別値設定手順を行う。例えば、個別値設定部2F3は、入力装置等で実現する。
入出力部2F4は、個別値に基づいて、共通項目に個別値を反映させた表示を行い、かつ、共通項目に対する入力を受け付ける入出力手順を行う。例えば、入出力部2F4は、入力装置及び出力装置等で実現する。
医薬品メーカへの情報の提供及びPDMA等への報告等は、用紙(FAXによる送信、又は、電子ファイル化してメールに添付して送信する場合を含む。)で行うと、詳細な情報を収集する、又は、報告に必要な情報を収集するのに、医師M1及び営業担当者M3の間等で何度もやり取りする場合がある。
一方で、情報収集装置2を用いると、医薬品に関する情報収集における入力作業の負担を軽減できる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、例えば、第1実施形態と同様の全体構成及びハードウェア構成の情報収集装置又は情報収集システムによって実現する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明を省略する。第2実施形態は、第1実施形態と比較すると、入力及び出力される情報が異なる。
法令(法律及び当該法律に関する省令を含む。以下単に「法令」という。)によって、情報を報告する期限が定められている場合がある。
例えば、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則(昭和三十六年厚生省令第一号)(「GVP」又は「GVP省令」等と呼ばれる場合もある。以下単に「GVP」という。)における第220条の20では、医薬品による副作用等を知った場合には、GVPで定める期間内に、厚生労働大臣に報告する義務等が規定されている。
上記の報告について、法令で定められる期限となる日付(以下「報告期限」という。)が計算される構成が望ましい。例えば、以下のようなGUIが用いられるのが望ましい。
図13は、第2実施形態のGUIの例を示す図である。例えば、第2実施形態では、第4画面P4のような画面で入出力部を実現する。
報告期限は、「副作用等報告に関するQ&Aについての改訂について(平成26年2月26日付け厚生労働省医薬食品局審査管理課及び厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡) Q.58」で定まる「最低限必要な情報」(以下「最低限情報」という。)である、下記(1)乃至(4)の項目がすべて分かると、報告期限が算出される。

(1)患者を識別できる情報(イニシャル、年齢(XX歳代、子供、小児、中年、高齢等)、性別等のいずれか)
(2)情報源(医師、薬剤師、その他の医療専門家、消費者、文献、機構等)
(3)副作用・感染症名
(4)疑われる医薬品(治験薬)名

共通項目には、上記(1)乃至(4)のような最低限情報を入力するための項目(すなわち、法令で報告義務のある項目である。以下「報告用項目」という。)が含まれるのが望ましい。
第4画面P4の例では、第41項目表示部G41、第42項目表示部G42、第43項目表示部G43、及び、第44項目表示部G44によって、上記(1)乃至(4)の報告用項目に対する入力を受け付ける。例えば、第41項目表示部G41、第42項目表示部G42、第43項目表示部G43、及び、第44項目表示部G44は、第41テキストボックスTB41、第42テキストボックスTB42、第43テキストボックスTB43、及び、第44テキストボックスTB44等で、それぞれの項目に対する入力を受け付ける。このようなGUIがあると、情報収集装置2は、有害事象が発生した際等に最低限情報を収集できる。
報告期限は、報告用項目の情報がすべて揃った日を起算日にして定まる。したがって、第4画面P4は、例えば、第45項目表示部G45のように、「医薬品による副作用等を知った日」を表示するのが望ましい。
具体的には、第45項目表示部G45は、第41テキストボックスTB41、第42テキストボックスTB42、第43テキストボックスTB43、及び、第44テキストボックスTB44に対する入力がすべて完了すると、情報収集装置2は、最後に入力があった日を「医薬品による副作用等を知った日」として表示及び保存する処理を行うのが望ましい。なお、日付は、例えば、情報収集装置2が保持する日付のデータ、又は、外部装置等による日付等を提供するサービスを利用して取得する。このように報告期限の起算日が、入力状況に基づいて表示されると、医師M1等は、法令の報告における最低限情報が集まったか否かが分かる。
そして、報告期限が第46項目表示部G46等で表示されるのが望ましい。すなわち、第45項目表示部G45が示す「医薬品による副作用等を知った日」を起算日にして、報告期限が計算されて表示されるのが望ましい。
例えば、GVP第228条の20第1項第1号に該当する場合には、「15日以内」に報告するように、報告期限が法令で定められている。同様に、GVP第228条の20第1項第2号に該当する場合には、「30日以内」に報告するように、報告期限が法令で定められている。したがって、上記のような法令で定まる期間及び「医薬品による副作用等を知った日」に基づいて、報告期限が計算されるのが望ましい。そして、第46項目表示部G46は、計算結果に基づいて、報告期限となる日付を表示するのが望ましい。このように、報告期限が表示されると、報告をいつまでに行えばよいかが把握できる。
さらに、報告期限が近付くと、警告等が表示されるのが望ましい。すなわち、報告期限が近くなったにも関わらず、まだ報告ができていない場合には、報告ができていない旨、又は、報告期限までの残り日数等が表示されるのが望ましい。このような警告等が表示されると、報告期限を超過してしまうのを防ぐことができる。
なお、最低限情報を収集する上で、未入力な項目等を知らせるGUIがあるのが望ましい。例えば、第47項目表示部G47は、未入力である項目の数を示すGUIの例である。図示する例では、第41テキストボックスTB41、第42テキストボックスTB42、第43テキストボックスTB43、及び、第44テキストボックスTB44のうち、第42テキストボックスTB42の入力が完了している例である。すなわち、4つの最低限情報のうち、1つが完了しているのに対して、残り「3」の情報がまだ未入力であることが、第47項目表示部G47による表示によって把握できる。このような表示がされると、最低限情報の入力漏れ等を防ぐことができる。
なお、未入力の項目は、点滅、色付け又はメッセージ等によって強調されてもよい。
ほかにも、報告期限を計算する上で要求される情報が入力できる構成が望ましい。例えば、GVP第228条の20第1項第1号、及び、GVP第228条の20第1項第2号に基づく報告期限は、「15日以内」の場合と「30日以内」の場合がある。これらの使い分けは、法令で定められる条件に該当するか否かによって判断される。このような判断を行う上で要求される情報が入力できるGUIがあるのが望ましい。例えば、第48項目表示部G48等のGUIである。
例えば、GVP第228条の20第1項第1号 イには、「死亡の発生のうち、当該医薬品の副作用によるものと疑われるもの」が該当する。したがって、この事項に該当するか否かを判断するには、「死亡の発生」が起きているか否かの情報が要求される。そこで、第48項目表示部G48は、「死亡の発生」を「有」又は「無」で入力できるGUI等を有するのが望ましい。
同様に、GVP第228条の20第1項第1号 ロには、外国医薬品による事項が該当する。そこで、第48項目表示部G48は、「外国医薬品」であるか否かを「YES」又は「NO」で入力できるGUI等を有するのが望ましい。
以上のように、法令に合わせて、法令で定められる事項に該当するか否かを判断するため、情報を入力できるGUI等があるのが望ましい。このように、法令の事項を判断する情報が入力できると、報告期限を法令に合わせて計算できる。
また、「保存」、「医薬品メーカへ送信」又は「報告及び送信」のボタン等があってもよい。例えば、「保存」が押下されると、情報を途中まで入力した状態等を保存でき、以降にその状態から入力を再開できる。また、「医薬品メーカへ送信」が押下されると、情報が医薬品メーカによって収集される。一方で、「報告及び送信」が押下されると、情報が医薬品メーカによって収集され、かつ、PDMA等への報告も同時に行う。このように、情報を送信する先が選択できる構成等であってもよい。
<その他の実施形態>
なお、GUIの種類は、上記の例で示した種類に限られない。すなわち、入出力部には、上記の例に示したGUIとは異なるGUIが用いられてもよい。例えば、表示及び入力には、ボタン、プルダウンメニュー又はラジオボタン等のGUIが用いられてもよい。
医薬品に関する情報は、有害事象及び副作用等の情報に限られない。例えば、医薬品に関する情報は、有害事象か否か不明な段階で入力される情報等でもよい。ほかに、医薬品に関する情報は、使用の経過を知らせる情報等が含まれてもよい。
情報収集装置2は、接続する出力装置にGUIを表示してもよいし、ネットワーク等を介して接続する入力端末1等に画像データ等を送信して他の情報処理装置が有する出力装置等でGUIを表示してもよい。同様に、情報収集装置2は、入力装置等で入力を受け付けてもよいし、入力端末1等から入力結果をネットワークを介して受け付けてもよい。
上記の例で示す各装置は、1台で構成されず、複数の装置で構成されてもよい。
また、情報処理装置又は情報処理システムは、ネットワーク等を介して接続される複数のコンピュータを用いて、冗長、分散、並列又はこれらの組み合わせで処理又は記憶を行ってもよい。
なお、情報収集方法は、プログラミング言語で記述されたコンピュータが実行可能なプログラムによって実現されてもよい。そして、プログラムは、記録媒体に格納して頒布することができる。また、プログラムは、電気通信回線を通じて頒布されてもよい。
情報収集装置2又は情報収集システム10は、AI(Artificial Intelligence)等を用いる構成でもよい。
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されない。すなわち、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形、改良又は変更が可能である。
1 入力端末
2 情報収集装置
2F1 共通項目設定部
2F2 標準値設定部
2F3 個別値設定部
2F4 入出力部
3 出力端末
10 情報収集システム
D1 共通データベース
D2 第1個別データベース
D3 第2個別データベース
G11 第11項目表示部
G12 第12項目表示部
G41 第41項目表示部
G42 第42項目表示部
G43 第43項目表示部
G44 第44項目表示部
G45 第45項目表示部
G46 第46項目表示部
G47 第47項目表示部
G48 第48項目表示部
M1 医師
M2 患者
M3 営業担当者
SH1 第1注記表示
SH2 第2注記表示
SH3 第3注記表示
SH4 第4注記表示
TB11 第11テキストボックス
TB12 第12テキストボックス
TB41 第41テキストボックス
TB42 第42テキストボックス
TB43 第43テキストボックス
TB44 第44テキストボックス

Claims (10)

  1. 医薬品に関する情報を収集する情報収集装置であって、
    複数種類のフォーマットに共通して使用する共通項目を設定する共通項目設定部と、
    前記共通項目に対して標準値を設定する標準値設定部と、
    前記複数種類のフォーマットのうち、前記標準値とは異なる設定のフォーマットとする場合に、前記共通項目に対して個別値を設定する個別値設定部と、
    前記個別値に基づいて、前記共通項目に前記個別値を反映させた表示を行い、かつ、前記共通項目に対する入力を受け付ける入出力部とを含む
    情報収集装置。
  2. 前記情報には、前記医薬品による有害事象の情報が含まれる
    請求項1に記載の情報収集装置。
  3. 前記個別値は、前記標準値との差分を示す
    請求項1又は2に記載の情報収集装置。
  4. 前記標準値と異なることを知らせる表記が表示される、前記標準値とは異なる前記個別値に基づく処理が行われる、又は、前記個別値の説明が表示される
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報収集装置。
  5. 前記共通項目には、法令で報告義務のある報告用項目が含まれ、
    前記入出力部は、前記報告用項目に対する入力を受け付ける
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報収集装置。
  6. 前記報告用項目の入力状況に基づいて、前記法令における最低限必要な情報と規定される情報である最低限情報が集まったか否かを判断する
    請求項5に記載の情報収集装置。
  7. 前記最低限情報が集まったと判断すると、法令で定められる期限の日付となる報告期限を表示する
    請求項6に記載の情報収集装置。
  8. 医薬品に関する情報を収集する情報収集装置と、前記情報収集装置と接続する入力端末とを有する情報収集システムであって、
    前記情報収集装置は、
    複数種類のフォーマットに共通して使用する共通項目を設定する共通項目設定部と、
    前記共通項目に対して標準値を設定する標準値設定部と、
    前記複数種類のフォーマットのうち、前記標準値とは異なる設定のフォーマットとする場合に、前記共通項目に対して個別値を設定する個別値設定部と、
    を含み、
    前記入力端末は、
    前記個別値に基づいて、前記共通項目に前記個別値を反映させた表示を行い、かつ、前記共通項目に対する入力を受け付ける入出力部を含む
    情報収集システム。
  9. 情報収集装置に情報収集方法を実行させるためのプログラムであって、
    情報収集装置が、複数種類のフォーマットに共通して使用する共通項目を設定する共通項目設定手順と、
    情報収集装置が、前記共通項目に対して標準値を設定する標準値設定手順と、
    情報収集装置が、前記複数種類のフォーマットのうち、前記標準値とは異なる設定のフォーマットとする場合に、前記共通項目に対して個別値を設定する個別値設定手順と、
    情報収集装置が、前記個別値に基づいて、前記共通項目に前記個別値を反映させた表示を行い、かつ、前記共通項目に対する入力を受け付ける入出力手順と
    を実行させるためのプログラム。
  10. 情報収集装置が行う情報収集方法であって、
    情報収集装置が、複数種類のフォーマットに共通して使用する共通項目を設定する共通項目設定手順と、
    情報収集装置が、前記共通項目に対して標準値を設定する標準値設定手順と、
    情報収集装置が、前記複数種類のフォーマットのうち、前記標準値とは異なる設定のフォーマットとする場合に、前記共通項目に対して個別値を設定する個別値設定手順と、
    情報収集装置が、前記個別値に基づいて、前記共通項目に前記個別値を反映させた表示を行い、かつ、前記共通項目に対する入力を受け付ける入出力手順とを含む
    情報収集方法。
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