JP7449417B2 - Iot装置 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2020年6月10日に出願された欧州特許出願第20179378.3号の利益を主張し、その仮出願の内容は、あらゆる目的のために参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、モノのインターネット(IoT)装置に関連する。特に、本開示は、IoT装置が自動でトランザクションを実行できるようにIoT装置を事前設定することに関連する。本開示は、IoT装置を使用してトランザクションを実行する方法と、トランザクションを実行するためのIoT装置と、サーバ上でトランザクションを実行する方法と、トランザクションを実行するためのサーバと、に関連する。
モノのインターネット(IoT)は、物体又は「モノ」のネットワークとして定義され、これらには、電子機器と、ソフトウェアと、センサと、これらの物体がデータを収集及び交換することを可能にするネットワーク接続とが組み込まれる。IoT装置には、数兆ドルの価値があり得る大きな市場機会があると考えられる。
IoT装置は、以下の2つの一般的な種類に分類されることができる。
・決済非対応装置、例えば、監視、追跡等を実行する装置。
・トランザクション対応装置、例えば、ウェアラブル(装着可能機器)、家電製品、接続された自動車(コネクテッドカー)等。
今日展開されるほとんどのIoT装置はトランザクション非対応装置であり、いくつかのウェアラブルのみがトランザクションに対応する。トランザクションに対応するIoT装置は、以下の2つの種類に分けられることができる。
・カード所有者の動作/要求の結果としてトランザクションを実行する装置
・冷蔵庫による飲食物の注文、プリンタによるインク又は予備部品の注文、車による通行料金の支払い等の事象が発生した結果、自動でトランザクションを実行する装置。
クレジットカード及びデビットカードなどの決済カードは、あらゆる形態の金融トランザクションに非常に広く使用される。典型的な決済カードは、今や、販売業者POS(販売時点情報管理)端末内のスマートカード読取機によって読み取られることができる集積回路(これは、「チップカード」又は「スマートカード」となる)を含む。この手法を使用して、トランザクションは、典型的には、カードユーザによって入力された個人識別番号(PIN)によって確認される。この種類のカードは、典型的にはチップカードと、関連付けられた装置(POS端末及びATM等)と、の相互動作のためのEMV規格の下で動作する。ISO/IEC7816は、この種類のカードの操作のための規格を提供する。現在、NFCプロトコルを使用する短距離無線技術によって、適切に有効化された決済カードと販売業者端末装置との間で非接触決済が可能であり、EMVのもとで、これらはISO/IEC14443規格の下で包含される。決済カードと装置とは、トランザクション体系(マスターカード、アメリカンエキスプレス、又はビザ等)の下で提供される。トランザクション機構は、トランザクション体系インフラストラクチャによって介在される。接触及び非接触決済プロトコルに関連するEMV仕様は、EMVCoウェブサイト(EMVCoは、主要なトランザクション体系提供者の支持を得て、これらの仕様を維持することを任された業界団体である)-https://www.emvco.com/document-search/-で公に利用可能であり、当業者によって容易に調べられるであろう。当業者によって理解されるように、この文書において明確に定義されないEMV技術に関連する用語は、EMV仕様において参照され、定義される。
ますます、デジタル領域でのトランザクションが行われる(「eコマース」トランザクション)。非接触決済は例えば、モバイル決済アプリケーションを実行し、非接触カードと同じプロトコルを使用してPOS端末と通信する携帯電話によって実行されることができる。用語「決済装置」はここでは、端末との非接触トランザクションを実行することができる装置を説明するための一般的な用語である。決済装置は、1つ以上のデジタル化された決済カードを含むデジタルウォレットを用いて事前設定された従来の決済カード又は装置(例えば、スマートフォン又はスマートウォッチ)とすることができる。しかしながら、例えば、販売業者ウェブサイトにおいて、オンラインで決済装置と取引を行うことがますます一般的である。次に、トランザクションは、販売業者にインターネットゲートウェイを提供する決済サービス提供者によってトランザクション体系に供給される。
オンライントランザクションは一般に、「非対面(Cardholder Not Present)」(CNP)トランザクションとして扱われてきた(他の例は、電話によって行われるクレジットカード決済となるであろう)。これは、完全なEMVプロトコル接触又は非接触相互作用が利用可能でなく、決済装置とPOS端末との間に、安全の追加的基準を提供するための近接性がないので、安全問題が生じる。追加で顧客検証を提供する通常の手法は、カードに印刷されたカード検証コードを提供することである。また、デジタル領域で実行されるトランザクションの安全及び効率を改善するために、追加的技術が開発されており、特に、モバイルウォレットを介したトークン化及び格納されたカード詳細の使用が関連する。
IoT装置は、(自動IoT装置として知られる)カード保有者に代わって非対面トランザクションを実行するように事前設定されることができる。しかしながら、そのような装置は、不正攻撃又は実行されるべきではないトランザクションの実行に対して脆弱であることがある。
本開示は、改善された安全及び実行能力を有する、トランザクション可能なモノのインターネット装置を提供することを目的とする。
本開示の第1の態様によれば、モノのインターネット装置(IoT装置)を動作させる方法が提供される。IoT装置は、IoT許可装置による許可を得て自動タスクを実行するために、第三者システムと通信可能である。本方法は、自動タスクに関連する動作パラメータを、承認のためにユーザに送信することと、自動タスクのユーザ承認された動作パラメータを受信することと、ユーザ承認された動作パラメータ内で自動タスクを実行するようにIoT装置を構成することと、ユーザ承認された動作パラメータをIoT許可装置に登録して、IoT装置が、前記第三者システムとの自動タスクを実行すると、ユーザ承認された動作パラメータ内で動作していることをIoT許可装置が検査することを可能にすることと、を含む。
第三者エンティティとの自動タスクを着手することができるIoT装置は、実行されるべきでないタスクを着手しないように、適切な構成を必要とする。本開示は、モノのインターネット装置(IoT装置)を動作させる方法を提供する。そこでは、IoT装置が着手できる自動タスク(又は複数のタスク)に関連する動作パラメータが、承認のために(ユーザ装置を介して)ユーザに送信される。ユーザは、提示された動作パラメータを受け入れる、修正する、又は拒否する(及び独自の動作パラメータを提案する)ことができ、ユーザ承認された動作パラメータの集合をIoT装置に返すことができる。次に、ユーザ承認された動作パラメータは、IoT許可装置に登録され、IoT装置が第三者との自動タスクを実行するときはいつでも、IoT装置が正しく動作しているかどうかを決定するために検査されることができる。
本開示は、ユーザが動作パラメータの適切な集合を提示されて選択することを可能にする(これは、ユーザが非現実的な動作パラメータを設定する可能性を回避又は軽減する)、及びIoT装置と第三者との間の将来の相互作用がIoT許可システムによって許可されることを可能にする。
IoT装置は、トークン化された決済カードを含むデジタルウォレットに関連付けられることができる。自動タスクは、第三者システムとのトランザクションを実行することを含むことができる(例えば、販売業者とのトランザクション)。デジタルウォレットは、IoT装置に格納されることができる。代替として、デジタルウォレットは、IoT装置、ユーザ、IoT許可装置の間の通信を仲介するIoT中継装置に格納されることができる。IoT中継装置は例えば、環境内に配置されるモノのインターネットハブとすることができ、これは、環境内に配置される1つ以上のIoT装置の動作を監視する。代替として、IoT中継装置は、ユーザ装置上で動作するアプリケーションとすることができる。動作パラメータは、販売業者とのトランザクション量限度とすることができる。
動作パラメータを送信することは、複数の動作パラメータを、承認のためにユーザに送信することを含むことができる。ユーザ承認された動作パラメータを受信することは、複数の動作パラメータのうちの1つ又はいくつかのユーザ選択を受信することを含む。ユーザに送信される動作パラメータは、予め決定されることができる(例えば、動作パラメータは、元の機器製造業者によって指定され、登録処理中にユーザに送信するためにIoT装置に格納されることができる)。しかしながら、動作パラメータは、環境又は使用データに基づいて、以下に述べるように変更されることができる。
IoT装置を構成することは、ユーザ承認された動作パラメータに従って、指定された第三者システムと通信するようにIoT装置を制限することを含むことができる。例えば、自動タスクが、第三者(販売業者)を介して消耗品を注文するIoT装置を含む場合、IoT装置は、指定された集合(又は単一)の販売業者とのトランザクションのみを実行するように構成されることができる。
IoT装置を構成することは、ユーザ承認された動作パラメータに従って、指定された自動タスクを実行するようにIoT装置を制限することを含むことができる。ユーザは、ユーザが受信する動作パラメータを修正することができ、修正された動作パラメータを、ユーザ承認されたパラメータとして送信することができることに留意されたい。例えば、IoT装置は、それが着手することを望む自動トランザクションについて金銭的限度を提案することができ、ユーザは、金銭的限度を変更することができる。
動作パラメータをユーザに送信する前に、IoT装置が動作する環境に関連する環境データを要求することができ、受信された環境データに基づいて、承認のためにユーザに送信される動作パラメータを決定することができる。例えば、IoT装置が家庭環境に配置される場合、IoT装置のユーザの数を要求することができ、ユーザに送信される動作パラメータは、ユーザの数に基づくことができる。
動作パラメータをユーザに送信する前に、使用データの要求をユーザに送信することができる。受信された使用データに基づいて、承認のためにユーザに送信する動作パラメータを決定することができる。例えば、使用データを決定するために、登録処理中にユーザに調査を開始することができる。
本開示の方法は、第三者システムとの自動タスクを開始することを含むことができる。自動タスクは、IoT許可装置を介して第三者システムに通信を送信することを含む。IoT許可装置を介して第三者に送信される通信は、自動タスクを実行するための許可のために、IoT装置識別子とIoT許可装置への要求とを含むことができる。
許可装置は、上述のIoT中継装置、又はクラウドに基づくサーバ、IoT装置管理サーバとすることができる。
IoT装置は、動作パラメータをユーザに送信することができる。本開示の第2の態様によれば、モノのインターネット装置(IoT装置)を動作させる方法が提供される。IoT装置は、IoT許可装置による許可を得て自動タスクを実行するために、第三者システムと通信可能である。本方法は、IoT装置から、自動タスクに関連する動作パラメータを、承認のためにユーザに送信することと、IoT装置において、自動タスクのユーザ承認された動作パラメータを受信することと、ユーザ承認された動作パラメータに従って、自動タスクを実行するようにIoT装置を構成することと、を含む。
本開示の第1の態様に関連する好ましい特徴は、本開示の第2の態様に適用する。
第三者システムとの通信は、IoT許可装置(例えば、IoT中継装置又はIoT装置管理サーバ)を介して行われることができる。IoT装置識別子は、第三者システムと通信を開始すると、IoT許可装置に送信されることができる。これは、IoT許可装置が、プロファイル内のIoT装置の詳細を調べて、ユーザ承認された動作パラメータを呼び出すことを可能にする。
本開示の第3の態様によれば、モノのインターネット装置(IoT装置)との相互作用を管理するようにIoT中継装置を動作させる方法が提供される。IoT装置は、IoT装置管理サーバによる許可を得て自動タスクを実行するために、第三者システムと通信可能である。本方法は、IoT中継装置において、自動タスクに関連する動作パラメータを受信することと、IoT中継装置からユーザに、動作パラメータのユーザ承認のために、受信された動作パラメータを送信することと、IoT中継装置において、自動タスクのユーザ承認された動作パラメータを受信することと、IoT中継装置から、ユーザ承認された動作パラメータをIoT装置に送信して、自動タスクが、ユーザ承認された動作パラメータに従って実行されることができるように、IoT装置が自身を構成することを可能にすることと、を含む。
また、ユーザ承認された動作パラメータは、IoT許可装置に送信されることができる。本開示の第1の態様に関連する他の好ましい特徴は、本開示の第3の態様に適用する。
本開示の第4の態様によれば、IoT許可装置を動作させる方法が提供される。IoT許可装置は、モノのインターネット装置(IoT装置)と第三者システムとの間の相互作用を管理するように構成される。IoT装置は、自動タスクを実行するために、第三者システムと通信可能である。本方法は、第三者システムとの自動タスクを実行するための要求をIoT装置から受信することであって、要求は、IoT装置識別子と、自動タスクに関連したパラメータデータとを含む、ことと、要求に含まれるIoT装置識別子を使用して、IoT装置のユーザ承認された動作パラメータを調べることと、IoT装置について、要求に含まれるパラメータデータを、格納されたユーザ承認された動作パラメータと比較することと、パラメータデータが、格納されたユーザ承認された動作パラメータに適合する場合、自動タスクを実行するための要求を許可することと、を含む。
IoT許可装置は、IoT装置管理サーバとすることができる。そのようなサーバは、クラウドに基づくことができ、IoT装置にデジタルウォレットを事前設定することができるウォレット処理モジュールを含むことができる。また、サーバは、デジタルウォレットを保持することができ、IoT装置要求が承認されると、IoT装置に代わって、第三者に決済許可情報を渡すことができる。サーバは、データ記憶装置をさらに含むことができる。データ記憶装置は、異なるIoT装置について、いくつかのプロファイルを含む。各プロファイルは、所与のIoT装置のユーザ承認された動作パラメータを格納する。
IoT装置から要求を受信する前に、サーバは、IoT装置のユーザ承認された動作パラメータと、関連付けられたIoT装置識別子とを受信して格納するように構成されることができる。
本方法は、IoT装置と第三者システムとの間に通信経路を確立することを含むことができる。受信されたパラメータデータが、格納されたユーザ承認された動作パラメータに適合しない場合、IoT許可装置は、ユーザ又はIoT中継装置に通知することができ、タスクの承認を要求することができる。
受信されたパラメータデータが、格納されたユーザ承認された動作パラメータに適合しない場合、IoT許可装置は、IoT装置に命令信号を送信して、IoT装置を無効化することができる。
本開示のさらなる態様によれば、IoT許可装置による許可を得て自動タスクを実行するために、第三者システムと通信するためのモノのインターネット装置(IoT装置)が提供される。本装置は、自動タスクに関連する動作パラメータを、承認のためにユーザに送信するように構成された出力と、自動タスクのユーザ承認された動作パラメータを受信するように構成された入力と、ユーザ承認された動作パラメータ内で自動タスクを実行するようにIoT装置を構成することと、ユーザ承認された動作パラメータをIoT許可装置に登録して、IoT装置が、第三者システムとの自動タスクを実行すると、ユーザ承認された動作パラメータ内で動作していることをIoT許可装置が検査することを可能にすることと、を実行するように構成されるプロセッサと、を含む。
本開示のさらなる態様によれば、モノのインターネット装置(IoT装置)と第三者システムとの間の相互作用を管理するように構成されるIoT許可装置が提供される。IoT装置は、自動タスクを実行するために、第三者システムと通信可能である。IoT許可装置は、第三者システムとの自動タスクを実行するための要求をIoT装置から受信するように構成された入力であって、要求は、IoT装置識別子と、自動タスクに関連したパラメータデータとを含む、入力と、要求に含まれるIoT装置識別子を使用して、IoT装置のユーザ承認された動作パラメータを調べることと、IoT装置について、要求に含まれるパラメータデータを、格納されたユーザ承認された動作パラメータと比較することと、パラメータデータが、格納されたユーザ承認された動作パラメータに適合する場合、自動タスクを実行するための要求を許可することと、を実行するように構成されたプロセッサと、を含む。
プロセッサは、IoT許可装置の出力を介して、第三者との通信リンクを設定するように構成される。
本開示は、プログラムがモノのインターネット装置によって実行されると、IoT装置に、本開示の第1又は第2の態様の方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムにまで及ぶ。
本開示は、モノのインターネット中継装置によってプログラムが実行されると、IoT中継装置に、本開示の第3の態様の方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムにまで及ぶ。
本開示は、プログラムがサーバによって実行されると、サーバに、本開示の第4の態様による方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムにまで及ぶ。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令であって、モノのインターネット装置(IoT装置)によって実行されると、IoT装置に、本開示の第1又は第2の態様の方法を実行させる命令を含む。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令であって、モノのインターネット中継装置(IoT中継装置)によって実行されると、IoT中継装置に、本開示の第3の態様の方法を実行させる命令を含む。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令であって、サーバによって実行されると、サーバに、本開示の第4の態様の方法を実行させる命令を含む。
ここで、本開示の1つ以上の実施形態が、添付の図面を参照して、例としてのみ説明される。
本開示の実施形態による、トランザクションシステムの概要を概略的に示す。 図1のシステムの動作方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、IoT許可装置の動作方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、IoT中継装置の動作方法のフローチャートである。
本開示の一般的及び特定の実施が、図を参照して以下に説明される。
「モノのインターネット」(IoT)は一般に、装置をインターネットと相互に接続する概念を指す。潜在的に、任意の装置がインターネット対応にされることができる。本出願の文脈において、IoT装置は、限定しないが、携帯電話装置、装着可能装置(スマートウォッチ等)、TV、洗濯機、プリンタ、冷蔵庫、車両、スマートグラス、ヘッドフォン等を含むことができる。
本明細書で説明されるシステム及び方法は、IoT装置が自動トランザクションを実行することを可能にする。IoTサーバ(又は「バックエンド」サーバ)は、決済アプリケーション103(「デジタルウォレット」)を用いてIoT装置を事前設定することと、1つ以上の決済カードを決済アプリケーションに事前設定することと、販売業者(又は販売業者サーバ)とIoT装置との間のトランザクションを実行することと、を容易にする。
<概要>
図1は、本開示の1つ以上の態様が説明される例示的なシステム100を示す。システム100は、IoT装置102(図1ではインターネット対応食器洗浄機が示されるが、これは任意のIoT装置とし得ることが理解される)を含む。IoT装置102は、決済アプリケーション103と、販売業者104(又は販売業者サーバ)と、IoTサーバ106(これは、以下に説明されるように、IoT装置にデジタルウォレット/決済アプリケーションを事前設定することと、任意のトークン化された/トークン化されていない処理を処理することと、IoT装置102によって開始されたトランザクションに安全性検査を実行することとのために使用されることができる)と、(デジタルウォレットがデジタル化された決済カードを含むように)(IoTサーバ106又はその他を介して)1つ以上の決済カードをIoT装置102に事前設定したカード保有者(図示せず)に関連付けられた発行体エンティティ108と、を含む。販売業者104に関連付けられたアクワイアラエンティティ110も図1に示される。
IoTサーバ106は、IoT装置管理プロセッサ112と、IoT装置102内の決済アプリケーション103にカード所有者の決済カードを事前設定するように構成されたウォレットプロセッサ114(ウォレットプロセッサは本明細書ではトークンサービス提供者と呼ばれることもある)と、販売業者接続プロセッサ116とを含む。また、トークンサービス提供者は、決済カードデータをトークン化し、トークンをIoT装置102に発行することができる。トークンは、トークンPAN(プライマリアカウント番号)、又はトークンPAN及びトークン有効期限、の形態をとることができる。
3個の別個の処理ユニット/プロセッサがIoTサーバ106内に示されるが、3個のユニットによって提供される機能は、単一の処理プラットフォームによって提供され得ることに留意されたい。
IoT装置管理プロセッサ112は、例えばデータベース形態のデータ記憶装置118を含み、その中に複数のプロファイル120が格納される。
IoT装置102はプロセッサ122を含む。プロセッサ122は、決済アプリケーション103と通信する。以下で説明されるように、プロセッサ122は、IoT装置102について、動作パラメータを設定するように構成される。動作パラメータを設定することは、IoT装置102のユーザ/所有者にいくつかの動作パラメータ124を発行することと、それと引き換えにユーザ承認された動作パラメータ126を受信することとを含むことができる。ユーザ承認された動作パラメータ126は、IoT装置102によって発行された動作パラメータ124の一部又は全部を含むことができる。ユーザ承認された動作パラメータ126は、ユーザが指定したパラメータを含むこともできる。
IoT装置102はIoT装置識別子128を含む。IoT装置識別子128は、IoT装置102によってなされるトランザクションを許可するか否かを決定するために、例えばIoTサーバ106によってIoT装置102を識別するために使用されることができる。
システム100は、中継装置130をさらに含む。中継装置130は、プロセッサ132を含む。中継装置130は例えば、ユーザの家などの位置に配置され、1つ以上のIoT装置102の動作を管理するように構成されたモノのインターネットハブの形態をとることができる。システム100は、ユーザ装置134をさらに含む。
図1に示されるように、中継装置130とユーザ装置134とは、独自の決済アプリケーション103を含むことができる。中継装置130は、IoT装置102によって提案された動作パラメータ124を、承認のためにユーザ装置134に転送することができる。中継装置130は、ユーザ承認された動作パラメータ126をユーザ装置134からIoT装置102に追加で転送することができる。図1に示される中継装置130は、物理的装置として示されるが、代替構成ではユーザ装置134のアプリケーション(「アプリ」)として構成され得ることに留意されたい。
以下、IoT装置102と、中継装置130と、ユーザ装置134と、IoTサーバ106との動作が説明される。
IoT装置102と、販売業者104と、IoTサーバ106と、発行体108と、アクワイアラ110と、中継装置130と、ユーザ装置134とは、それぞれ、図1の点線及び実線の矢印によって表される1つ以上のネットワークに結合され、通信する。ネットワークは、以下の任意のものを含むことができる。
・有線又は無線のネットワーク
・構内通信網
・広域通信網
・移動体通信網
・インターネット
システム100では、IoTサーバ106と中継装置130とが、システム100の具体的な構成に応じて、タスクを許可するように構成されることができる。このタスクは、IoT装置102が、設定されたユーザ承認された動作パラメータに依存して自動で着手することができる。したがって、中継装置130及び/又はIoTサーバ106は、IoT許可機器として動作することができる。
図1のシステムの使用方法が図2から図5に示され、以下に説明される。
図2は、本開示の一実施形態による、IoT装置102を動作させる全体的な方法を詳述するフローチャートである。図2では、特定の環境内で動作するようにIoT装置102を構成及び設定する処理が説明される。
図2において、IoT装置102は、トークン化された決済カードを含むデジタルウォレットを含むと考えられ、IoT装置102は、それが第三者(この場合、販売業者104)と自動タスクを実行することを可能にするために構成されていることに留意されたい。しかしながら、IoT装置102が第三者と相互作用するための代替構成があることを理解されたい。例えば、中継装置130は、代わりに、(図1に示されるように)決済アプリケーション103を含むことができる。IoT装置102が第三者(販売業者104)と実行する自動タスクは、代わりに、中継装置130を介して経路付けされることができる。
図2に戻ると、ステップ200において、IoT装置102が実行することができる自動タスクに関連する動作パラメータ124が、プロセッサ122によってユーザ装置134に、承認されるために送信される。ユーザからの承認のために、動作パラメータ124は、IoT装置102から中継装置130を介してユーザ装置134に送信される。代替配置では、動作パラメータがユーザ装置134に直接送信され得ることに留意されたい(矢印136参照)。
本明細書で説明されるように、動作パラメータは、IoT装置102から送信され得るが、代替構成では、動作パラメータが、別の出所から、例えば、IoTサーバ106又は中継装置130から供給されることができる。
ユーザ承認のために送信される動作パラメータ124は、所定のパラメータを含むことができる。例えば、動作パラメータは、トランザクション量限度に関連することができる。このトランザクション量限度は、IoT装置102が、販売業者104との取引を実行すると、超えることのできないものである。そのようなトランザクション量限度は、IoT装置の製造業者によって設定され、製造中にIoT装置102内に格納されて設定処理中にユーザに提案されることができる。
また、動作パラメータは、IoT装置102が着手することを許可される自動タスクの選択を含むことができる。例えば、上記の取引例では、動作パラメータは、IoT装置102が販売業者104から取得することができる生産物の一覧を含むことができる。
また、承認のために送信される動作パラメータは、IoT装置102が取引することができる特定の販売業者104を含むことができる。例えば、すべての利用可能な販売業者の一覧が、IoT装置102によってユーザに提案されることができる。代替的に、動作パラメータは、ユーザが所与の期間、特定の販売業者104に固定されるように構成されることができる。
ステップ202において、ユーザ承認された動作パラメータ126は、IoT装置102において、ユーザ装置134から受信される。ユーザ承認された動作パラメータ126は、ステップ200において送信された動作パラメータ124の選択を含むことができることに留意されたい。例えば、ユーザは、IoT装置102が特定の販売業者104と相互作用するように制限することを選択することができる、及び実行することができる自動タスクの特定の部分集合を選択することができる。
ステップ204において、IoT装置102は、ステップ202において受信された、ユーザ承認されたパラメータ126に従って動作するように構成される。
ステップ206において、ユーザ承認されたパラメータは、IoT許可装置(例えば、IoTサーバ106又はIoT中継装置130)に登録される。ユーザ承認されたパラメータを登録することは、ユーザ承認されたパラメータ126が、IoT装置102に送信されるときにIoT許可装置を介して経路付けされるので、起こり得る。代替として、IoT装置102は、IoT装置102がユーザ承認されたパラメータを受信した後に、ユーザ承認されたパラメータをIoT許可装置に登録するように構成されることができる。
ユーザ承認されたパラメータ126がIoTサーバ106に登録される場合、それらは、IoT装置102に関連付けられたプロファイル120において、データ記憶装置118内に格納されることができる。
IoT許可装置へのユーザ承認されたパラメータ126の登録に続いて、IoT装置102が第三者との自動タスクを実行することに着手すると、そのようなタスクは、IoT許可装置に、タスクを行うことを許可することを要求するであろうことに留意されたい(図3に関連して以下で説明される)。
上記のステップ200において動作パラメータ124を送信する前に、IoT装置102内のプロセッサ122は、IoT装置102が位置する環境に関連するユーザ及び/又は環境データに関連する使用データをIoT中継装置130から要求することができる。次に、ステップ200において送信される動作パラメータ124は、使用又は環境データに応じて選択されることができる。そのような初期「データ収集」ステップは、IoT装置102が、それが配置される環境とそれが着手する可能性のある使用とに最も適した動作パラメータ124を選択することを可能にする。上記の食器洗浄機の例では、環境データは、食器洗浄機が配置される家庭内の個人の数の詳細を含むことができる。大家庭の場合、IoT装置は、より多くの消耗品(食器洗浄機粉剤、すすぎ補助剤等)を必要とする可能性が高いと決定することができ、その結果、より小さい家庭の場合よりも高い限界(より高い動作パラメータ)を提案することができる。同様に、IoT中継装置130は、関連する履歴使用データにアクセスすることができる(例えば、食器洗浄機の例では、中継装置130は、食器洗浄機がどのくらいの頻度で稼働しているか、及び消耗品がどのくらいの頻度で交換する必要があるかを示す記録を有することができる)。
IoT装置102は、ユーザ装置134に直接接触して、ユーザからの情報を要求することによって、初期「データ収集」ステップを追加的又は代替的に実施することができる。例えば、IoT装置102のための設定処理は、ユーザによる完了のためにユーザ装置134に短い調査を送信することを含むことができる。そのような調査の結果を使用して、ユーザに送信される初期動作パラメータ124を決定することができる。
ステップ208において、IoT装置102は、ユーザ承認されたパラメータ126に応じて自動タスクを開始する。そのような自動タスクは、IoT許可装置(106、130)を介して第三者に通信を送信することを含む。上記の食器洗浄機の例では、自動タスクは消耗品を注文することを含むことができる。通信は、消耗品を販売する販売業者104に(IoT許可装置を介して)注文を送信することを含むことができる。
ステップ210において、IoT装置は、他の通信を受信する。この他の通信は、自動タスクに関連するIoT装置からの通信が実行されたことの第三者からの確認応答とすることができる(例えば、食器洗浄機の例では、他の通信はトランザクション受信とすることができる)。IoT装置102によって受信された他の通信が第三者から生じた場合、これは、IoT許可装置が、データ記憶装置118に格納されたユーザ承認されたパラメータ126を満たす、ステップ208における発信通信を検査して許可したことを意味する。
ステップ208において送信された通信が、ユーザ承認されたパラメータ126に適合しなかった場合、他の通信は、IoT装置を停止するための命令信号とすることができる。代替として、他の通信は、ユーザ装置134への通知信号とすることができる。他の通信は、以下の図3に関連してさらに論じられる。
図3は、本開示の実施形態による、IoT許可装置を動作させる方法を示す。図1のIoTサーバ106又はIoT中継装置130のいずれかが、以下のステップを実行するように構成され得ることに留意されたい。しかしながら、以下の説明の文脈では、IoT許可装置がIoTサーバ106であると見なされる。
IoT許可装置としての役割におけるIoTサーバ106は、ユーザ承認された動作パラメータ126を受信して格納することと、IoT装置102が自動タスクを着手することを望むと(例えば、食器洗浄機の例では、食器洗浄機が消耗品の発注を行うと)、IoT装置102と第三者(例えば、販売業者104)との間の将来の相互作用を管理することと、を実行するように構成される。
ステップ300において、IoTサーバ106は、IoT装置が実行することを望む自動タスクに関連する要求をIoT装置102から受信する。要求は、自動タスクに関連したパラメータデータに加えてIoT装置識別子128を含む。
ステップ302において、IoT装置管理プロセッサ112は、IoT装置識別子128を使用して、データ記憶装置118からIoT装置プロファイル120を検索し、そのIoT装置102に関連付けられたユーザ承認された動作パラメータを検索する。
ステップ304において、プロセッサ112は、格納されたユーザ承認された動作パラメータを、IoT装置から受信された要求に含まれるパラメータデータと比較する。
ステップ306において、IoT装置管理プロセッサ112は、IoT装置102から受信された要求に関する許可決定を行い、要求内のパラメータデータが、格納されたユーザ承認された動作パラメータに適合する場合、IoTサーバ106は、IoT装置102によって要求された自動タスクを許可するであろう。
ステップ308において、ステップ306における肯定許可結果に続いて、IoTサーバ106内の販売業者接続プロセッサ116は、自動タスクが実行されることができるように、IoT装置102と販売業者104との間の通信経路を確立する。
IoT装置管理プロセッサ112が、ステップ306において否定許可決定を行う場合(すなわち、要求内のパラメータデータが、格納されたユーザ承認された動作パラメータに適合しない)場合、IoTサーバ106は、命令信号を送信することによって、IoT装置に停止するように命令することができる。しかしながら、IoTサーバ106は、ステップ310において、IoT装置102によって要求された自動タスクの承認を要求するために、通知信号をユーザ装置134に(直接又はIoT中継装置130を介して)送信することができる。IoTサーバ106がユーザ装置134から承認を受信する場合、サーバ106は、ステップ308に進み、第三者との通信を設定することができる。
図4は、本開示の一実施形態による、中継装置の動作方法を示す。
ステップ400において、中継装置130内のプロセッサ132は、承認のために動作パラメータ124をユーザ装置134に送信するように構成される。IoT中継装置130は、IoT装置102からユーザ装置134に送信される動作パラメータ124を、最初に受信し得ることに留意されたい。しかしながら、代替構成では、IoT中継装置130は、例えば、IoT装置102を製造した元の機器製造業者から動作パラメータ124をダウンロードすることができる、及び/又はIoT装置102の技術詳細に基づいて動作パラメータ124自体を生成することができる(これは、IoT装置が最初にIoT中継装置130に関連付けられると、IoT中継装置130に供給されることができる)。
ステップ402において、IoT中継装置130は、ユーザ承認された動作パラメータをユーザ装置134から受信する。ステップ402において、IoT中継装置は、ユーザ承認された動作パラメータを格納して、図3による方法を実行することができるように構成され得ることに留意されたい。
ステップ404において、IoT中継装置130は、ユーザ承認されたパラメータに従って自動タスクを実行するようにIoT装置を構成するように構成される。これは、ユーザ承認された動作パラメータ126をIoT装置102に転送することを含むことができる、又はIoT装置102を構成するための構成信号を送信することを含むことができる。
IoT中継装置130がIoT許可装置の役割を担っていない場合、ステップ406において、IoT中継装置は、プロファイル120の記憶のために、IoT装置識別子128とともに、ユーザ承認された動作パラメータをIoTサーバ106に送信する。
図1には示されていないが、各装置(IoT装置102、IoT中継装置130及びIoTサーバ106)は、上述の様々な要求と、命令信号と、通知信号と、動作パラメータとを送受信するための通信インタフェースを含むことに留意されたい。
本開示の上記実施形態のさらなる変形例では、第三者と共にIoT装置によって開始される自動タスクの詳細が、トランザクションのデータ強化のために発行体108に送信されることができる。例えば、トランザクション概要(クレジットカード明細)のトランザクション詳細は、トランザクションを開始したIoT装置102の詳細を用いて強化されることができる。
上述のユーザ承認された動作パラメータ126は、追加として、IoT装置102を、第三者システムとのトランザクションを実行するための特定の時間ウィンドウに制限することができる、及び、異なる区分の商品についての異なる動作パラメータを指定することもできる(例えば、IoT冷蔵庫は、冷凍商品と比較して、生鮮商品について下限を有することができる)。また、IoT装置102によって提案される動作パラメータ124は、消耗品について、特定の第三者に(元の機器製造業者、OEMによって)制限されることができる。ある例では、OEMは、装置102が特定の1つ以上の販売業者に固定されることをユーザが受け入れる場合、より低い価格帯でIoT装置102を小売することができる。

Claims (15)

  1. モノのインターネット装置(IoT装置)を動作させる方法であって、前記IoT装置は、IoT許可装置による許可を得て自動タスクを実行するために、第三者システムと通信可能であり、前記方法は、
    前記自動タスクに関連する動作パラメータを、承認のためにユーザに送信することと、
    前記自動タスクのユーザ承認された動作パラメータを受信することと、
    前記ユーザ承認された動作パラメータ内で前記自動タスクを実行するように前記IoT装置を構成することと、
    前記ユーザ承認された動作パラメータを前記IoT許可装置に登録して、前記IoT装置が、前記第三者システムとの自動タスクを実行すると、前記ユーザ承認された動作パラメータ内で動作していることを前記IoT許可装置が検査することを可能にすることと、
    を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記IoT装置は、トークン化された決済カードを含むデジタルウォレットに関連付けられ、前記自動タスクは、前記第三者システムとのトランザクションを実行することを含む、方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の方法において、
    動作パラメータを送信することは、複数の動作パラメータを、承認のために前記ユーザに送信することを含み、
    ユーザ承認された動作パラメータを受信することは、前記複数の動作パラメータのうちの1つ又はいくつかのユーザ選択を受信することを含む、
    方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法において、前記IoT装置を構成することは、前記ユーザ承認された動作パラメータに従って、指定された第三者システムと通信するように前記IoT装置を制限することを含む、方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の方法において、IoT装置を構成することは、前記ユーザ承認された動作パラメータに従って、指定された自動タスクを実行するように前記IoT装置を制限することを含む、方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の方法において、前記動作パラメータを前記ユーザに送信する前に、前記IoT装置が動作する環境に関連する環境データを要求することと、受信された前記環境データに基づいて、前記動作パラメータを決定して、承認のために前記ユーザに送信することと、を含む、方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の方法において、前記動作パラメータを前記ユーザに送信する前に、使用データの要求を前記ユーザに送信することと、受信された前記使用データに基づいて、前記動作パラメータを決定して、承認のために前記ユーザに送信することと、を含む、方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法において、前記第三者システムとの前記自動タスクを開始することを含み、前記自動タスクは、前記IoT許可装置を介して前記第三者システムに通信を送信することを含む、方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、許可のために、IoT装置識別子と要求とを前記IoT許可装置に送信して、前記自動タスクを実行することを含む、方法。
  10. モノのインターネット装置(IoT装置)との相互作用を管理するようにIoT中継装置を動作させる方法であって、前記IoT装置は、IoT装置管理サーバによる許可を得て自動タスクを実行するために、第三者システムと通信可能であり、前記方法は、
    IoT中継装置において、前記自動タスクに関連する動作パラメータを受信することと、
    前記IoT中継装置からユーザに、前記動作パラメータのユーザ承認のために、前記受信された動作パラメータを送信することと、
    前記IoT中継装置において、前記自動タスクのユーザ承認された動作パラメータを受信することと、
    前記IoT中継装置から、前記ユーザ承認された動作パラメータを前記IoT装置に送信して、自動タスクが、前記ユーザ承認された動作パラメータに従って実行されることができるように、前記IoT装置が自身を構成することを可能にすることと、
    を含む、方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、前記IoT中継装置から、前記ユーザ承認された動作パラメータをIoT許可装置に送信することを含む、方法。
  12. IoT許可装置を動作させる方法であって、前記IoT許可装置は、モノのインターネット装置(IoT装置)と第三者システムとの間の相互作用を管理するように構成され、前記IoT装置は、自動タスクを実行するために、前記第三者システムと通信可能であり、前記方法は、
    前記第三者システムとの自動タスクを実行するための要求を前記IoT装置から受信することであって、前記要求は、IoT装置識別子と、前記自動タスクに関連したパラメータデータとを含む、ことと、
    前記要求に含まれる前記IoT装置識別子を使用して、前記IoT装置のユーザ承認された動作パラメータを調べることと、
    前記IoT装置について、前記要求に含まれる前記パラメータデータを、格納された前記ユーザ承認された動作パラメータと比較することと、
    前記パラメータデータが、格納された前記ユーザ承認された動作パラメータに適合する場合、前記自動タスクを実行するための前記要求を許可することと、
    を含む、方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、前記IoT装置と前記第三者システムとの間に通信経路を確立することを含む、方法。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の方法において、前記受信されたパラメータデータが、格納された前記ユーザ承認された動作パラメータに適合しない場合、ユーザ又はIoT中継装置に通知することと、前記タスクの承認を要求することと、を含む、方法。
  15. 請求項12から請求項14のいずれか一項に記載の方法において、前記受信されたパラメータデータが、格納された前記ユーザ承認された動作パラメータに適合しない場合、前記IoT装置に命令信号を送信して、前記IoT装置を無効化することを含む、方法。
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