JP7445975B2 - マイクロホンアレイ装置、音場制御システム、音場収録システム、及び音場再生システム - Google Patents
マイクロホンアレイ装置、音場制御システム、音場収録システム、及び音場再生システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7445975B2 JP7445975B2 JP2020182929A JP2020182929A JP7445975B2 JP 7445975 B2 JP7445975 B2 JP 7445975B2 JP 2020182929 A JP2020182929 A JP 2020182929A JP 2020182929 A JP2020182929 A JP 2020182929A JP 7445975 B2 JP7445975 B2 JP 7445975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound field
- array device
- microphone array
- field control
- audio signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 130
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 128
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 91
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 50
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 37
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 27
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 13
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 claims description 10
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 52
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 38
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 9
- 238000013461 design Methods 0.000 description 7
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 7
- 238000001093 holography Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000005404 monopole Effects 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- XMWRBQBLMFGWIX-UHFFFAOYSA-N C60 fullerene Chemical compound C12=C3C(C4=C56)=C7C8=C5C5=C9C%10=C6C6=C4C1=C1C4=C6C6=C%10C%10=C9C9=C%11C5=C8C5=C8C7=C3C3=C7C2=C1C1=C2C4=C6C4=C%10C6=C9C9=C%11C5=C5C8=C3C3=C7C1=C1C2=C4C6=C2C9=C5C3=C12 XMWRBQBLMFGWIX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 229910003472 fullerene Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 2
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 1
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Description
境界音場制御方式により音場を再生するために第1の閉曲面である境界面における音場を取り込むマイクロホンアレイ装置であって、
前記第1の閉曲面よりも小さな第2の閉曲面に沿って覆われた外表面を有する支持部材と、
前記支持部材の外表面にそれぞれ配置された複数のマイクロホンとを備える。
前記支持部材の外表面は、球面、楕円面、又は多面体の表面の形状を有する。
前記支持部材の外表面は、少なくとも1つの穴を有する。
前記マイクロホンアレイ装置は、前記境界面における音場に関連する音声信号を取り込み、
前記マイクロホンアレイ装置によって取り込まれた前記音声信号は、前記境界音場制御方式により前記音場を再生するために利用される。
前記マイクロホンアレイ装置と、
複数のスピーカを備えるスピーカアレイ装置と、
前記マイクロホンアレイ装置によって取り込まれた第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第2の音声信号を前記スピーカアレイ装置により出力することにより、前記マイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第1の境界面における音場を、前記第1の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第2の境界面において再生する音場制御装置とを備える。
前記音場制御装置は、
空間における前記複数のスピーカから前記複数のマイクロホンへの伝達関数の逆システムを表す逆システム行列であって、前記第2の境界面における音場が前記第1の境界面における音場に一致するように計算された逆システム行列を格納した第1の記憶装置と、
前記第1の音声信号に前記逆システム行列を畳み込んで前記第2の音声信号を生成する信号処理装置とを備える。
前記第2の境界面の内部に前記マイクロホンアレイ装置を配置したときに前記複数のスピーカからそれぞれ送信されて前記複数のマイクロホンによってそれぞれ受信される複数のテスト信号に基づいて、前記空間における前記複数のスピーカから前記複数のマイクロホンへの伝達関数を表す伝達関数行列を計算し、前記伝達関数行列に基づいて前記逆システム行列を計算して前記第1の記憶装置に格納する計算装置をさらに備える。
前記計算装置は、前記テスト信号の周波数成分ごとに異なる正則化パラメータを含む前記伝達関数行列の一般化逆行列として前記逆システム行列を計算する。
前記計算装置は、前記伝達関数行列を特異値分解し、予め決められたしきい値よりも小さい特異値をゼロで置き換えた前記伝達関数行列の一般化逆行列として前記逆システム行列を計算する。
前記計算装置は、前記伝達関数行列を特異値分解し、最大の特異値に対して予め決められた比率より小さい比率を有する特異値を、前記最大の特異値に対して予め決められた比率を有する値で置き換えた前記伝達関数行列の一般化逆行列として前記逆システム行列を計算する。
前記マイクロホンアレイ装置である第1のマイクロホンアレイ装置と、
前記第1のマイクロホンアレイ装置に向けてそれぞれ配置された複数の第1のスピーカを備える第1のスピーカアレイ装置と、
前記マイクロホンアレイ装置である第2のマイクロホンアレイ装置と、
前記第2のマイクロホンアレイ装置に向けてそれぞれ配置された複数の第2のスピーカを備える第2のスピーカアレイ装置と、
前記第2のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第2の音声信号を前記第1のスピーカアレイ装置により出力することにより、前記第2のマイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第1の境界面における音場を、前記第1の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第2の境界面において再生する第1の音場制御装置と、
前記第1のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた第3の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第4の音声信号を前記第2のスピーカアレイ装置により出力することにより、前記第1のマイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第3の境界面における音場を、前記第3の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第4の境界面において再生する第2の音場制御装置とを備える。
前記第1の音声信号を格納する第2の記憶装置と、
前記第3の音声信号を格納する第3の記憶装置とをさらに備え、
前記第1の音場制御装置は、前記第2の記憶装置から読み出した前記第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理し、
前記第2の音場制御装置は、前記第3の記憶装置から読み出した前記第3の音声信号を前記境界音場制御方式により処理する。
前記第3の音声信号において、前記第1のスピーカアレイ装置により出力されて前記第1のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた音声信号成分を低減する第1のフィードバックキャンセラと、
前記第1の音声信号において、前記第2のスピーカアレイ装置により出力されて前記第2のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた音声信号成分を低減する第2のフィードバックキャンセラとをさらに備える。
前記マイクロホンアレイ装置と、
前記マイクロホンアレイ装置によって取り込まれた前記音声信号を格納する第4の記憶装置とを備える。
前記マイクロホンアレイ装置によって取り込まれた前記音声信号を格納する第5の記憶装置と
複数のスピーカを備えるスピーカアレイ装置と、
前記第5の記憶装置から読み出された第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第2の音声信号を前記スピーカアレイ装置により出力することにより、前記マイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第1の境界面における音場を、前記第1の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第2の境界面において再生する音場再生装置とを備える。
第1の実施形態では、所定の閉曲面である境界面における音場を取り込んで再生する音場制御システムについて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る音場制御システムの構成を示す概略図である。図1の音場制御システムは、マイクロホンアレイ装置10、音場制御装置20、及びスピーカアレイ装置30を備える。
次に、境界音場制御方式の原理について説明する。
―――――――――――――――――――――――――
周波数[Hz] β SNR[dB]
―――――――――――――――――――――――――
125以下 0.3162 -3.4
250 0.0562 -2.2
500 0.0032 0.6
1000 0.0056 5.9
2000 0.0178 17.1
4000 0.0100 19.6
8000 0.0316 19.2
16000 0.0032 19.0
―――――――――――――――――――――――――
図10は、第1の変形例に係るマイクロホンアレイ装置10Aを示す図である。マイクロホンアレイ装置10Aは、支持部材13の外表面において、少なくとも1つの穴15を有する。穴15は、マイクロホン11を挿入するために使用されてもよい。また、穴15は、マイクロホンインターフェース12を操作又は保守するために使用されてもよく、マイクロホン11及びマイクロホンインターフェース12の間の信号線を保守するために使用されてもよい。また、穴15を介して、マイクロホンアレイ装置10Aの信号線16を引き出してもよい。
本実施形態に係るマイクロホンアレイ装置10によれば、支持部材13が簡単な構造を有するので、その製造の手間及びコストを小さくすることができる。
第2の実施形態では、地理的に離れた場所に存在する複数のユーザがあたかも同じ場所に共在しているかのように音場を再生する音場制御システムについて説明する。
図14は、第2の実施形態に係る音場制御システムの構成を示す概略図である。図14の音場制御システムは、マイクロホンアレイ装置10-1~10-2、音場制御装置20-1~20-2、及びスピーカアレイ装置30-1~30-1を備える。これらの構成要素は図1の対応する構成要素と同様に構成されるが、ただし、本実施形態では、マイクロホンアレイ装置10-1はスピーカアレイ装置30-1の内部に配置され、マイクロホンアレイ装置10-2はスピーカアレイ装置30-2の内部に配置される。また、
本実施形態に係る音場制御システムによれば、地理的に離れた場所に存在する複数のユーザがあたかも同じ場所に共在しているかのように音場を再生することができる。
第2の実施形態では、各音場制御装置がその記憶装置に予め格納された音声信号を再生することにより、地理的に離れた場所に存在する複数のユーザがあたかも同じ場所に共在しているかのように音場を再生する場合について説明した。一方、第3の実施形態では、地理的に離れた場所に存在する複数のユーザがあたかも同じ場所に共在しているかのように、かつ、リアルタイムで対話可能であるように音場を再生する音場制御システムについて説明する。
図15は、第3の実施形態に係る音場制御システムの構成を示す概略図である。図15の音場制御システムは、マイクロホンアレイ装置10-1~10-2、音場制御装置20A-1~20A-2、及びスピーカアレイ装置30-1~30-1を備える。図15のマイクロホンアレイ装置10-1~10-2及びスピーカアレイ装置30-1~30-1は、図1の対応する構成要素と同様に構成される。
第3の実施形態に係る音場制御システムによれば、地理的に離れた場所に存在する複数のユーザがあたかも同じ場所に共在しているかのように、かつ、リアルタイムで対話可能であるように音場を再生することができる。
第4の実施形態では、提案するマイクロホンアレイ装置を用いて音場を収録する音場収録システムについて説明する。
第5の実施形態では、提案するマイクロホンアレイ装置を用いて収録された音場を再生する音場再生システムについて説明する。
実施形態に係るスピーカアレイ装置は、複数のスピーカ31が所定領域を包囲するように配置されたもの、また、例えば図4に示すように、複数のスピーカ31が水平面内の全方向及び/又は上下方向に配置されたものに限定されない。複数のスピーカ31は、音場が再生される領域から見て所定方向のみに、例えば、ある平坦な面(1つの壁面など)に配置されてもよい。複数のスピーカ31がこのように配置された場合であっても、空間における複数のスピーカ31から複数のマイクロホン11への伝達関数の逆システムを表す逆システム行列を計算することができれば、所定の閉曲面である境界面における音場を取り込んで再生することができる。
11,11-1~11-M,11-1-1~11-1-M,11-2-1~11-2-M マイクロホン
12,12-1~12-2 マイクロホンインターフェース(I/F)
13,13B,13C 支持部材
14 台座
15 穴
16 信号線
20,20A-1,20A-2 音場制御装置
21,21-1a~21-2b 通信インターフェース(I/F)
22,22-1a~22-2b デマルチプレクサ(DEMUX)
23 計算装置
24,24A-1a~24A-2b 記憶装置
25,25A-1a~25A-2b 信号処理装置
26 記憶装置
27,27-1a~27-2b マルチプレクサ(MUX)
28,28-1a~28-2b 通信インターフェース(I/F)
29-1~29-2 減算器
30,30-1,30-2 スピーカアレイ装置
31,31-1~31-L,31-1-1~31-1-M,31-2-1~31-2-M スピーカ
32,32-1~32-2 スピーカインターフェース(I/F)
33 再生室
34 ドア
35 椅子
41-1~41-M 増幅器
42-1~42-M アナログ/ディジタル変換器(ADC)
43 マルチプレクサ(MUX)
44 通信インターフェース(I/F)
51 通信インターフェース(I/F)
52 デマルチプレクサ(DEMUX)
53-1~53-L ディジタル/アナログ変換器(DAC)
54-1~54-L 増幅器
60 音場収録装置
70 音場再生装置
101,102 ユーザ
Claims (16)
- 境界音場制御方式により音場を再生するために第1の閉曲面である境界面における音場に関連する音声信号を取り込むマイクロホンアレイ装置であって、
前記第1の閉曲面よりも小さな第2の閉曲面に沿って覆われた外表面を有する支持部材と、
前記支持部材の外表面にそれぞれ配置された複数のマイクロホンとを備え、
前記支持部材は、複数のセグメント部材を組み合わせたフレーム構造物を除く、
マイクロホンアレイ装置。 - 前記支持部材の外表面は、球面、楕円面、又は多面体の外表面の形状を有する、
請求項1記載のマイクロホンアレイ装置。 - 前記支持部材の外表面は、少なくとも1つの穴を有する、
請求項1又は2記載のマイクロホンアレイ装置。 - 前記支持部材の外表面を介して引き出される信号線を有する、
請求項3記載のマイクロホンアレイ装置。 - 前記マイクロホンアレイ装置によって取り込まれた前記音声信号は、前記境界音場制御方式により前記音場を再生するために利用される、
請求項1~4のうちの1つに記載のマイクロホンアレイ装置。 - 請求項5記載のマイクロホンアレイ装置と、
複数のスピーカを備えるスピーカアレイ装置と、
前記マイクロホンアレイ装置によって取り込まれた第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第2の音声信号を前記スピーカアレイ装置により出力することにより、前記マイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第1の境界面における音場を、前記第1の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第2の境界面において再生する音場制御装置とを備えた、
音場制御システム。 - 前記音場制御装置は、
空間における前記複数のスピーカから前記複数のマイクロホンへの伝達関数の逆システムを表す逆システム行列であって、前記第2の境界面における音場が前記第1の境界面における音場に一致するように計算された逆システム行列を格納した第1の記憶装置と、
前記第1の音声信号に前記逆システム行列を畳み込んで前記第2の音声信号を生成する信号処理装置とを備えた、
請求項6記載の音場制御システム。 - 前記第2の境界面の内部に前記マイクロホンアレイ装置を配置したときに前記複数のスピーカからそれぞれ送信されて前記複数のマイクロホンによってそれぞれ受信される複数のテスト信号に基づいて、前記空間における前記複数のスピーカから前記複数のマイクロホンへの伝達関数を表す伝達関数行列を計算し、前記伝達関数行列に基づいて前記逆システム行列を計算して前記第1の記憶装置に格納する計算装置をさらに備えた、
請求項7記載の音場制御システム。 - 前記計算装置は、前記テスト信号の周波数成分ごとに異なる正則化パラメータを含む前記伝達関数行列の一般化逆行列として前記逆システム行列を計算する、
請求項8記載の音場制御システム。 - 前記計算装置は、前記伝達関数行列を特異値分解し、予め決められたしきい値よりも小さい特異値をゼロで置き換えた前記伝達関数行列の一般化逆行列として前記逆システム行列を計算する、
請求項8記載の音場制御システム。 - 前記計算装置は、前記伝達関数行列を特異値分解し、最大の特異値に対して予め決められた比率より小さい比率を有する特異値を、前記最大の特異値に対して予め決められた比率を有する値で置き換えた前記伝達関数行列の一般化逆行列として前記逆システム行列を計算する、
請求項8記載の音場制御システム。 - 請求項5記載のマイクロホンアレイ装置である第1のマイクロホンアレイ装置と、
前記第1のマイクロホンアレイ装置に向けてそれぞれ配置された複数の第1のスピーカを備える第1のスピーカアレイ装置と、
請求項5記載のマイクロホンアレイ装置である第2のマイクロホンアレイ装置と、
前記第2のマイクロホンアレイ装置に向けてそれぞれ配置された複数の第2のスピーカを備える第2のスピーカアレイ装置と、
前記第2のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第2の音声信号を前記第1のスピーカアレイ装置により出力することにより、前記第2のマイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第1の境界面における音場を、前記第1の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第2の境界面において再生する第1の音場制御装置と、
前記第1のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた第3の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第4の音声信号を前記第2のスピーカアレイ装置により出力することにより、前記第1のマイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第3の境界面における音場を、前記第3の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第4の境界面において再生する第2の音場制御装置とを備えた、
音場制御システム。 - 前記第1の音声信号を格納する第2の記憶装置と、
前記第3の音声信号を格納する第3の記憶装置とをさらに備え、
前記第1の音場制御装置は、前記第2の記憶装置から読み出した前記第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理し、
前記第2の音場制御装置は、前記第3の記憶装置から読み出した前記第3の音声信号を前記境界音場制御方式により処理する、
請求項12記載の音場制御システム。 - 前記第3の音声信号において、前記第1のスピーカアレイ装置により出力されて前記第1のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた音声信号成分を低減する第1のフィードバックキャンセラと、
前記第1の音声信号において、前記第2のスピーカアレイ装置により出力されて前記第2のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた音声信号成分を低減する第2のフィードバックキャンセラとをさらに備えた、
請求項12記載の音場制御システム。 - 請求項5記載のマイクロホンアレイ装置と、
前記マイクロホンアレイ装置によって取り込まれた前記音声信号を格納する第4の記憶装置とを備えた、
音場収録システム。 - 請求項5記載のマイクロホンアレイ装置によって取り込まれた前記音声信号を格納する第5の記憶装置と
複数のスピーカを備えるスピーカアレイ装置と、
前記第5の記憶装置から読み出された第1の音声信号を前記境界音場制御方式により処理して生成した第2の音声信号を前記スピーカアレイ装置により出力することにより、前記マイクロホンアレイ装置を包囲する閉曲面である第1の境界面における音場を、前記第1の境界面のものと同じ形状及び寸法を有する閉曲面である第2の境界面において再生する音場再生装置とを備えた、
音場再生システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020182929A JP7445975B2 (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | マイクロホンアレイ装置、音場制御システム、音場収録システム、及び音場再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020182929A JP7445975B2 (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | マイクロホンアレイ装置、音場制御システム、音場収録システム、及び音場再生システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022073135A JP2022073135A (ja) | 2022-05-17 |
JP7445975B2 true JP7445975B2 (ja) | 2024-03-08 |
Family
ID=81604801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020182929A Active JP7445975B2 (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | マイクロホンアレイ装置、音場制御システム、音場収録システム、及び音場再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7445975B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007251406A (ja) | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yamaha Corp | 音声信号送受信装置及び音声会議装置 |
JP2011182135A (ja) | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kyoto Univ | 三次元音場再現システム |
JP2015060007A (ja) | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 日本放送協会 | 逆システム設計方法、逆システム設計装置及びプログラム |
JP2019029825A (ja) | 2017-07-31 | 2019-02-21 | ヤマハ株式会社 | 3次元音場制御装置および方法 |
JP2020088516A (ja) | 2018-11-20 | 2020-06-04 | 株式会社竹中工務店 | テレビ会議システム |
-
2020
- 2020-10-30 JP JP2020182929A patent/JP7445975B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007251406A (ja) | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yamaha Corp | 音声信号送受信装置及び音声会議装置 |
JP2011182135A (ja) | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kyoto Univ | 三次元音場再現システム |
JP2015060007A (ja) | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 日本放送協会 | 逆システム設計方法、逆システム設計装置及びプログラム |
JP2019029825A (ja) | 2017-07-31 | 2019-02-21 | ヤマハ株式会社 | 3次元音場制御装置および方法 |
JP2020088516A (ja) | 2018-11-20 | 2020-06-04 | 株式会社竹中工務店 | テレビ会議システム |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
伊勢 史郎,"没入型聴覚ディスプレイ装置"音響樽"における逆システム設計法の検討",日本音響学会講演論文集,2014年09月,p.591-594 |
梶田 雄太郎ほか,"境界音場制御の原理に基づく音場再現システムのための小型マイクロホンアレイの開発",電子情報通信学会技術研究報告,2017年10月,第117巻, 第255号,p.35-39 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022073135A (ja) | 2022-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7367785B2 (ja) | 音声処理装置および方法、並びにプログラム | |
CN105323684B (zh) | 声场合成近似方法、单极贡献确定装置及声音渲染系统 | |
EP3320692B1 (en) | Spatial audio processing apparatus | |
US6990205B1 (en) | Apparatus and method for producing virtual acoustic sound | |
JP6030660B2 (ja) | 音場のアンビソニックス表現を生成するために使われる剛体球上の球状マイクロホン・アレイの信号を処理する方法および装置 | |
KR101333031B1 (ko) | HRTFs을 나타내는 파라미터들의 생성 및 처리 방법 및디바이스 | |
JP6113739B2 (ja) | 音場のアンビソニックス表現を生成するために使われる剛体球上の球状マイクロホン・アレイの信号を処理する方法および装置 | |
CN108702566B (zh) | 用于有效记录3d声场的圆柱形麦克风阵列 | |
JP2006508404A (ja) | 仮想サウンド合成のためのラウドスピーカシステム | |
CN106535076B (zh) | 一种立体声音响系统的空间校准方法及其移动终端设备 | |
EP2747449A1 (en) | Sound capture system | |
Sakamoto et al. | Sound-space recording and binaural presentation system based on a 252-channel microphone array | |
JP2010109579A (ja) | 音響出力素子アレイ及び音響出力方法 | |
Gauthier et al. | Experiments of multichannel least-square methods for sound field reproduction inside aircraft mock-up: Objective evaluations | |
JP2012109643A (ja) | 音再現システム、音再現装置および音再現方法 | |
JP7445975B2 (ja) | マイクロホンアレイ装置、音場制御システム、音場収録システム、及び音場再生システム | |
Masiero et al. | Review of the crosstalk cancellation filter technique | |
Spors et al. | Sound field synthesis | |
Arend et al. | Binaural reproduction of self-generated sound in virtual acoustic environments | |
Gauthier et al. | Adaptive wave field synthesis for active sound field reproduction: Experimental results | |
Peled et al. | Objective performance analysis of spherical microphone arrays for speech enhancement in rooms | |
Shabtai et al. | Spherical array beamforming for binaural sound reproduction | |
JP5826712B2 (ja) | マルチチャネルエコー消去装置、マルチチャネルエコー消去方法、およびプログラム | |
Ziemer et al. | Wave field synthesis | |
JP2022541849A (ja) | インイヤーマイクロフォンアレイの部分的hrtf補償又は予測 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231010 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7445975 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |