JP7445918B2 - 散水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、散水ろ床法における被処理水の散布等に好適に用いられる散水装置に関する。
下水等の水処理方法の1つとして、例えば、水槽に収容されたろ材層に、上方から被処理水を散水して、被処理水を浄化する方法が知られている。
水を散水する装置として、例えば、下記特許文献1には、散水管の先端を絞った散水口の下方に、上面が平滑な散水板を略水平状態に、かつ、散水口との間隔を調節可能に取付けた、散水ろ床設備の散水装置が記載されている。より具体的には、下向きの散水口を有する散水管の両側に、下端どうしが支持板で連結された、ネジ軸状をなした2本の取付杆が配置されており、この支持板上に円板状の散水板が支持されて、同散水板が、散水管の軸方向に直交するように、散水口の下方に所定間隔をあけて配置されている。そして、散水口から水が落下すると、散水板に水が衝突して散水される。
また、下記特許文献2には、槽本体と、処理水を貯留する処理水槽と、処理水を、槽本体上部から導入する処理水導入手段とを有する、水処理装置が記載されている。処理水導入手段は、処理水が流出する管の開口部の下部に、処理水が流出する方向と直交する方向に取付けられた板状部材を有している。この板状部材は円板状をなし、その外周から支持部材が斜め上方に延設され、この支持部材の上端が、下向きの散水口を有するノズルの下端外周に取付けられている。なお、板状部材は、ノズルの軸方向に直交して配置されている。そして、散水口から水が落下すると、板状部材に水が衝突して散水される。
実開昭63-141659号公報 特許第6425217号公報
ところで、広い範囲に散水したい場合には、回転式の散水装置が用いられることがある。このような散水装置は、回転可能に軸支された支軸と、支軸に直交配置された配管とを有しており、配管には、噴出口が横向きとされたノズルが複数設けられている。そして、ノズルからの噴出流によって、支軸を介して配管が回転して、広範囲に散水されるようになっている。
しかしながら、ノズルから噴出した水は、そのままではそれほど拡散することなく、直流となって落下するので、ろ床に対して均一に散水されない傾向がある。この問題を解決するために、上記文献1,2に記載されたような散水板や、板状部材を設けて、ノズルから噴出した水を散水板等に衝突させて落下させることにより、水を分散させて散水することが考えられる。
ところが、前述した回転式の散水装置に散水板等を取付けると、ノズルから噴出した水の勢いが散水板等に衝突して弱められてしまうため、配管が回転しにくくなってしまうという問題があった。
したがって、本発明の目的は、噴出流による回転トルクを維持して、回転式散水装置に適用することができると共に、散水を広範囲にかつ均一に行うことができる、散水装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の散水装置は、水を散水する散水装置であって、上下方向に延びる支軸に対し軸受け部を介して横方向に回転可能に軸支されると共に、前記支軸と交差する方向に延びる配管と、前記配管の軸方向に所定間隔で取付けられた複数の噴出部とを有しており、各噴出部には、水を噴出する噴出口が形成され、複数の噴出部の噴出口の少なくとも1つは、水の噴出方向が横向きになるように配置されており、水の噴出方向が横向きになるように配置された噴出口からの水の噴出流により、前記配管が前記軸受け部を介して回転するように構成されており、前記噴出部には、前記噴出口から噴出する水を拡散する、拡散板が取付けられており、前記拡散板は、前記噴出部の下方の側部に固定され、水の噴出方向に向けて延出する基部と、この基部から前記噴出口の中心を通って水の噴出方向に延びる噴出軸心に至るように湾曲して、水の噴出方向に延びる曲面部とを有することを特徴とする。
上記発明によれば、拡散板は、噴出部の下方の側部に固定され、水の噴出方向に向けて延出する基部と、この基部から噴出口の中心を通って水の噴出方向に延びる噴出軸心に至るように湾曲して、水の噴出方向に延びる曲面部とを有するので、噴水口から噴出した水は、拡散板の曲面部に衝突して拡散することになり、その結果、散水範囲のバラツキを抑制して均一性を高めつつ、広範囲に散水することができる。
また、曲面部に衝突した水は、曲面部に沿ってスムーズに流動し、拡散板への衝突力が軽減され、圧力損失が少ない状態で、噴出方向に散水されるため、横向きに配置された噴出口からの水の噴出流による、軸受け部を介した配管の回転トルクが損なわれることがなく、配管を回転させながら広範囲に散水することができる。
本発明の散水装置においては、前記曲面部は、前記噴出口に近い部分が凹曲面をなし、前記噴出口から離れた部分が凸曲面をなすように、変曲点を介して連続的に変化する曲面状をなしていることが好ましい。
上記態様によれば、曲面部は、噴出口に近い部分が凹曲面をなし、噴出口から離れた部分が凸曲面をなすように、変曲点を介して連続的に変化する曲面状をなしているので、噴出水を、凹曲面によって、その勢いをなるべく弱めずに受け止めて(圧損が少ない)、凸曲面側へとスムーズに流通させて、凸曲面によって広範囲に拡散させることができ、広範囲の拡散効果と、噴出水による回転トルク維持とを両立することができる。
本発明の散水装置においては、前記拡散板は、前記曲面部の変曲点が、前記噴出軸心にほぼ一致するように、前記噴出部に固定されていることが好ましい。
上記態様によれば、拡散板は、曲面部の変曲点が、噴出軸心にほぼ一致するように、噴出部に固定されているので、凹曲面で受け止めた噴出水を、より圧損を少なくしつつ凸曲面側へとスムーズに流通させることができる。
本発明の散水装置においては、前記拡散板の曲面部は、前記噴出軸心に直交する方向に同じ曲率で形成された波板状の曲面をなしていることが好ましい。
上記態様によれば、拡散板の曲面部は、噴出軸心に直交する方向に同じ曲率で形成された波板状の曲面をなしているので、噴出水を噴出方向だけでなく、噴出方向の両側にも広げて散水することができる。
本発明の散水装置においては、前記基部は、前記噴出軸心に沿った方向と平行な平坦面をなしていることが好ましい。
上記態様によれば、基部は、噴出軸心に沿った方向と平行な平坦面をなしているので、噴出水が基部にガイドされながら曲面部に至るので、噴出水を曲面部に効果的に衝突させることができ、拡散効果を高めることできる。
本発明の散水装置においては、前記曲面部の、前記噴出口から最も離れた最先端部は、前記噴出軸心と平行な面をなしていることが好ましい。
上記態様によれば、曲面部を通過した噴出水が、噴出軸心と平行な面をなす最先端部から散水されるので、拡散板による圧力損失をできるだけ低減させて散水することができ、噴出水を噴出口から比較的に離れた位置まで散水することができる。
本発明によれば、拡散板は、噴出部の下方の側部に固定され、水の噴出方向に向けて延出する基部と、この基部から噴出口の中心を通って水の噴出方向に延びる噴出軸心に至るように湾曲して、水の噴出方向に延びる曲面部とを有するので、噴出口から噴出した水は、拡散板の曲面部に衝突して拡散し、散水のバラツキを抑制して均一性を高めつつ広範囲に散水することができる。また、曲面部に衝突した水は、曲面部に沿ってスムーズに流動し、拡散板への衝突力が軽減され、圧力損失が少ない状態で、噴出方向に散水されるため、水の噴出流による配管の回転トルクが損なわれることがなく、回転式散水装置に好適に利用できる。
本発明に係る散水装置の第1実施形態を示しており、同散水装置を散水ろ床型水処理装置に適用した場合の、説明図である。 同散水装置の説明図である。 同散水装置を構成する拡散板の斜視図である。 同散水装置を構成する拡散板の断面図である。 同散水装置を構成する拡散板の平面図である。 本発明に係る散水装置の第2実施形態を示しており、同散水装置を構成する拡散板の斜視図である。 同散水装置を構成する拡散板の断面図である。 本発明に係る散水装置の第3実施形態を示しており、(a)は同散水装置を構成する拡散板の側面図、(b)は同拡散板の平面図、(c)は同拡散板の斜視図である。 本発明に係る散水装置の第4実施形態を示しており、(a)は同散水装置を構成する拡散板の側面図、(b)は同拡散板の平面図、(c)は同拡散板の斜視図である。 本発明に係る散水装置の第5実施形態を示しており、(a)は同散水装置を構成する拡散板の側面図、(b)は同拡散板の平面図、(c)は同拡散板の斜視図である。 散水装置を用いて、ろ材層に散水した場合における、実施例と比較例の、ろ過処理後の生物化学的酸素要求量(流出側S-BOD)の測定結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明に係る散水装置の、第1実施形態について説明する。
図1には、散水装置10が適用される、散水ろ床型水処理装置1(以下、単に「処理装置1」ともいう)が示されている。この実施形態における処理装置1は、被処理水に含まれている有機物を微生物によって分解処理するものである。なお、散水装置としては、散水ろ床型水処理装置のみならず、他の用途に利用してもよく、特に限定はされない。
上記処理装置1は、この実施形態の場合、略四角枠状をなし、上方に天井壁2aを設けた、水槽2を有している。なお、水槽2の形状や構造は、特に限定されない。また、水槽2の下方には、ろ材層支持部3が配置されており、このろ材層支持部3の上方には、ろ材層4が支持されている。ろ材層4は、例えば粒状のろ材を充填した層からからなり、散水装置10により散水された水をろ過処理する過程で、ろ材に付着した微生物により、水中に含まれる有機物の分解を行う。また、水槽2の側部上方には、水(原水)を導入するための、水導入部5が設けられている。
図2を併せて参照すると、散水装置10は、上下方向に延びる支軸20と、この支軸20に対し軸受け部25を介して横方向に回転可能に軸支されると共に、支軸20と交差する方向に延びる配管30と、配管30の軸方向に所定間隔で取付けられた複数の噴出部35とを有している。この実施形態では、図1に示すように、1つの処理装置1に、2つの散水装置10が並列して配設されている。なお、散水装置は、処理装置に1つだけ配設してもよく、3つ以上配設してもよい。
また、水槽2の天井壁2aには、各散水装置10の支軸20を回動不能に支持するための、一対の軸固定部6,6が設置されており、各支軸20はその上部を上記固定部6に支持されて天井壁2aから垂下し、その下部に軸受部25を介して上記配管30が支軸20と交差する方向に延びるように取付けられている。
上記のように、各支軸20は、その軸方向が垂直方向に沿った方向となるように固定されており、一対の支軸20,20は互いに平行に配置されている。各支軸20は略円筒状をなしており、その内部に水が流通可能となっている。また、各支軸20の下端側の周壁には、水を流出するための流出口21が形成されている(図2参照)。
水槽2の側部上方に設けられた水導入部5には、水導入部5に導入された水の流出口5aが設けられ、この流出口5aに接続された、水の供給管7が水槽2の内方に向けて水平方向に延設されている。この供給管7の延出方向先端部は、水槽下方に向けて直角に屈曲しており、水平方向に延びる分岐管8に連結されている。分岐管8は、その両端が、各散水装置10の支軸20の軸方向途中に連結されている。したがって、水導入部5に貯留された水は、流出口5aから流出した後、供給管7を通って分岐管8で分岐して、各散水装置10の支軸20内にそれぞれ導入されるようになっている。
なお、図1に示すように、供給管7の上流側には、供給管7内における水の流通を制御するための(流通可能とするか流通不能とする)、開閉バルブVが配置されており、それよりも下流側には、流量を確認するための流量計FIが配置されている。
また、図1に示すように、水槽2には、ろ材層支持部3の下方から、水槽2の天井壁2aよりも突出するように垂直に延びる、採水管9が配置されている。この採水管9には、ポンプPが接続されている。この採水管9は、ろ材層4でろ過処理された処理水を、ポンプPを介して吸い上げて、サンプリングするためのものである。
散水装置10の説明に戻ると、図2に示すように、前記軸受け部25は、支軸20の下端側を回転可能に支持する回転支持部26と、この回転支持部26に連設され、流出口21を覆うように支軸外周に配置された略円筒状のケーシング27とを有している。また、ケーシング27の内部空間と支軸20の流出口21とは、互いに連通している。
また、前記配管30は、軸方向の基端31側が開口し、軸方向の先端32側が閉塞した、略円筒状をなしており、その内部で水が流通可能となっている。更に各散水装置10は、一対の配管30,30を有している。そして、各配管30の軸方向の基端31が、軸受け部25のケーシング27の周方向の対向位置に、それぞれ取付けられており、一対の配管30,30が同一の軸方向となるように配置されている(図2参照)。また、各配管30の基端31の開口と、ケーシング27の内部空間とは互いに連通している。したがって、支軸20の流出口21から流出して、軸受け部25のケーシング27内に流入した水は、基端31側開口から配管30内に流入するようになっている。
また、図2に示すように、各配管30の軸方向途中と、ケーシング27の側部上方との間には、配管吊下げアーム28が配置されており、軸受け部25に対して各配管30を強固に保持可能となっている。更に配管吊下げアーム28には、ターンバックル28aが取付けられており、長さを調整可能となっている。
なお、配管は、軸受け部25の周方向に所定間隔をあけて複数配置されていてもよく(例えば、軸受け部25の周方向に均等な間隔で3本又は4本、或いはそれ以上配置してもよい)、支軸20に対して1本だけ配置してもよい。
また、各配管30の軸方向に、所定間隔で取付けられた複数の噴出部35は、この実施形態の場合、配管30の外周から所定長さで突出した、略円筒状をなしたノズル形状となっており、配管30の軸方向の基端31側から軸方向の先端32側に向けて、均等な間隔をあけて、複数配置されている(ここでは5個)。図3に示すように、各噴出部35の先端には、水を噴出する噴出口37が形成されている。また、図5に示すように、各噴出部35は、その軸心Cが、配管30の軸方向に対して直交する向きとなるように配置されている。更にこの実施形態の場合は、各噴出部35は、配管30に一体形成されている。なお、軸受け部25のケーシング27内に流入した水は、基端31側の開口から配管30内に流入して、各噴出部35の噴出口37から噴出するようになっている。
そして、複数の噴出部35の噴出口37の少なくとも1つは、横向きに配置されており、横向きに配置された噴出口37からの水の噴出流により、配管30が軸受け部25を介して回転するように構成されている。
図2に示すように、この実施形態では、配管30の基端31に最も近い位置の噴出部35が、下方に向けて延びていると共に、その噴出口37が下向きに開口している。また、これよりも配管30の先端32側に位置する噴出部35が、斜め下方に向けて延びていると共に、その噴出口37が斜め下向きに開口している。更に、これよりも配管30の先端32側に位置する3つの噴出部35が、横方向(水平方向)に延びていると共に、その噴出口37が横向き(水平方向)に開口している。
なお、噴出部としては、噴出流で配管を回転可能とする横向きに配置されたものを、少なくとも1つ有していればよく、個数は特に限定されない。更に、噴出部は円筒状のノズル形状以外にも、角筒状や楕円状等のノズル形状としてもよい。また、本発明における噴出部は、原水等の水を、配管内から噴出させることができれば足り、配管外周から突出したノズル形状ではなく、例えば、配管の周壁に形成した、円形や、角形、楕円形等の孔であってもよい。更に、この実施形態における配管30は、上述したように、その軸方向の先端32が閉塞されているが、これに限定されるものではなく、配管30の軸方向の先端32に孔を形成して、この孔を噴出部としてもよい。
そして、この散水装置10は、噴出部35には、噴出口37から噴出する水を拡散する、拡散板40が取付けられている。この拡散板40は、噴出部35の下方の側部38に固定され、水の噴出方向F(図4参照)に向けて延出する基部50と、この基部50から、噴出口37の中心を通って水の噴出方向に延びる噴出軸心C(以下、単に「噴出軸心C」ともいう)に至るように湾曲して、水の噴出方向Fに延びる曲面部60とを有している。
図3~5を参照すると、この実施形態の拡散板40は、例えば、ステンレス等の鉄系合金、アルミニウム系合金、チタン系合金等の金属材料や、合成樹脂材料、セラミックスなどからなる、一定厚さで且つ一定幅の板材を湾曲して形成されている。
また、図4に示すように、基部50は、噴出軸心Cに沿った方向と平行な平坦面をなしている。この基部50の厚さ方向の一方の面(噴出部35との対向面)が、噴出部35の下方の側部38に、溶接や、溶着、接着、ねじ止め等によって固定されるようになっている。また、基部50の延出方向基端側であって、その幅方向両側には、所定角度の面取部50a,50aが形成されている。なお、本発明における「噴出部の下方の側部」とは、横方向や斜め下方に延びる噴出部35の場合は、鉛直方向下方の側部を意味しており、また、下方に向けて延びる噴出部35(配管30の基端31に近い噴出部35)の場合は、その延出方向の下方における周方向所定位置の側部を意味する。
また、図4に示すように、曲面部60は、噴出口37に近い部分が凹曲面61をなし、噴出口37から離れた部分が凸曲面63をなすように、変曲点65を介して連続的に変化する曲面状をなしている。
この実施形態では、基部50の延出方向先端から、所定の曲率半径R1で、噴出部35の下方(基部50の固定側)に向けて凹んだ曲面をなす、凹曲面61が延設されている。更に、この凹曲面61の先端から、変曲点65を介して、凹曲面61と同じ曲率半径R1で、噴出部35の上方(基部50の固定位置とは反対側)に向けて凸となる曲面をなす、凸曲面63が延設されている。なお、この実施形態では、凹曲面61及び凸曲面63の曲率半径R1は同一となっているが、異なる曲率半径としてもよい。
また、図4に示すように、凹曲面61や凸曲面63の曲率半径R1は、噴出部35の内径R2を1としたときに、R2:R1=1:0.4~5.0であることが好ましく、R2:R1=1:1.5~3.0であることがより好ましい。
更に図4に示すように、拡散板40は、曲面部60の変曲点65が、噴出軸心Cにほぼ一致するように、噴出部35の下方の側部38に固定されている。ここで、曲面部60の変曲点65が、噴出軸心Cにほぼ一致するとは、噴出軸心Cを中心として、噴出口37の内径の0.5倍の半径の円形内に、変曲点65が位置することを意味する。また、図4に示すように、曲面部60の、噴出口37から最も離れた最先端部67は、噴出軸心Cと平行な面をなしている。この最先端部67は、噴出口37の径方向内方に位置している(図4参照)。また、図4の二点鎖線で示すように、最先端部67を長く延ばしてもよい。なお、図3や図5に示すように、最先端部67の幅方向両側には、所定角度の面取部67a,67aが形成されている。
更に図5に示すように、拡散板40の曲面部60は、噴出軸心Cに直交する方向(拡散板40の幅方向)に、同じ曲率で形成された波板状の曲面をなしている。すなわち、曲面部60は、拡散板40の幅方向一側から他側に至る全範囲に亘って、同一の断面形状(最先端部67の面取部67aを除いた断面を意味する。図4参照)で形成されている。なお、この実施形態の拡散板40は、曲面部60を含めて基部50も、拡散板40の幅方向一側から他側に至る全範囲に亘って、同一の断面形状(基部50の面取部50aを除いた断面)で形成されている。
また、図5に示すように、拡散板40を平面方向から見たとき、曲面部60の幅Wは、噴出部35の外径R3を1としたときに、R3:W=1:1.0~6.0であることが好ましく、R3:W=1:1.0~3.5であることがより好ましい。
なお、この実施形態における曲面部60は、凹曲面61と凸曲面63の組み合わせで構成されているが、曲面部としては、凹曲面のみや凸曲面のみからなる曲面形状であってもよく、それ以外の曲面形状であってもよい(他形状については後述する実施形態で説明する)。
次に、本発明の散水装置10の作用効果について説明する。
すなわち、開閉バルブVを開くことで、水導入部5に貯留された水が供給管7を流通して分岐管8で分岐し、各散水装置10の支軸20内に導入される。水は、支軸20の流出口21から流出して、軸受け部25のケーシング27内に流入し、更に、基端31側開口から配管30内に流入して、各噴出部35の噴出口37から噴出する。この際、横向きに配置された噴出部35の噴出口37からの水の噴出流によって、軸受け部25を介して、支軸20に対して配管30が回転する。
そして、この散水装置10においては、拡散板40は、噴出部35の下方の側部38に固定され、水の噴出方向Fに向けて延出する基部50と、この基部50から噴出軸心Cに至るように湾曲して、水の噴出方向Fに延びる曲面部60とを有している。そのため、噴出部35の噴出口37から噴出した水(以下、単に「噴出水」ともいう)は、拡散板40の曲面部60に衝突して拡散するので、散水範囲のバラツキを抑制して均一性を高めつつ、広範囲に散水することができる(散水を広範囲にかつ均一に行うことができる)。
また、曲面部60に衝突した水は、曲面部60に沿ってスムーズに流動し、拡散板40への衝突力が軽減されて、圧力損失が少ない状態で、噴出方向Fに散水されるため、横向きに配置された噴出口37からの水の噴出流による、配管30の回転トルクが損なわれることを抑制することができ(回転トルクを維持できる)、回転式散水装置に好適に利用することができる。
また、拡散板40は、その基部50を、噴出部35の下方の側部38に、例えば、溶接等によって固定することにより、回転する配管30の重量増大を軽減でき(引用文献1の散水装置のように、ネジ軸状をなした2本の取付杆を利用した固定方法等と比べて、軽量化できる)、噴出水による配管30の回転が容易となる。
また、図4に示すように、曲面部60は、噴出口37に近い部分が凹曲面61をなし、噴出口37から離れた部分が凸曲面63をなすように、変曲点を65介して連続的に変化する曲面状をなしている。そのため、噴出水を、凹曲面61によって、その勢いをなるべく弱めずに受け止めて(圧損が少ない)、凸曲面63側へとスムーズに流通させて、凸曲面63によって広範囲に拡散させることができ、広範囲の拡散効果と、噴出水による回転トルク維持とを両立することができる。
更に図4に示すように、拡散板40は、曲面部60の変曲点65が、噴出軸心Cにほぼ一致するように、噴出部35の下方の側部38に固定されている。そのため、凹曲面61で受け止めた噴出水を、より圧損を少なくしつつ凸曲面63側へとスムーズに流通させることができる。
また、図5に示すように、拡散板40の曲面部60は、噴出軸心Cに直交する方向に、同じ曲率で形成された波板状の曲面をなしている。そのため、噴出水を噴出方向Fだけでなく、噴出方向Fの両側にも広げて散水することができる。また、金属板等を曲げ加工して拡散板40を形成する場合には、曲げ加工が容易になるというメリットがある。
更に図4に示すように、基部50は、噴出軸心Cに沿った方向と平行な平坦面をなしている。そのため、噴出水が、基部50にガイドされながら曲面部60に至るので、噴出水を曲面部60に効果的に衝突させることができ、拡散効果を高めることできる。また、基部50を、噴出部35の下方の側部38に対して溶接等をしやすくなり、噴出部35に対する拡散板40の取付作業性を向上させることができる。
更に図4に示すように、曲面部60の、噴出口37から最も離れた最先端部67は、噴出軸心Cと平行な面をなしている。そのため、曲面部60を通過した噴出水が、噴出軸心Cと平行な面をなす最先端部67から散水されるので、拡散板40による圧力損失をできるだけ低減させて散水することができ、噴出水を噴出口37から比較的に離れた位置まで散水することができる。
なお、上記のような散水装置10によって、処理装置1のろ材層4に散水された水は、ろ材層4によってろ過されて、ろ材層4を構成するろ材に付着した微生物により、含有する有機物を分解され、浄化されて、水槽2の下方から取出されるようになっている。
図6及び図7には、本発明に係る散水装置の、第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態の散水装置においては、拡散板40Aの、噴出部に対する取付け構造が前記第1実施形態と異なっている。すなわち、前記第1実施形態では、噴出部35が配管30に一体形成されているのに対して、この第2実施形態では、拡散板40Aの基部50に、噴出部35Aが一体的に取付けられている。いわば、噴出部35Aの下方の側部38に、拡散板40Aの基部50が予め取付けられた構成となっている。
前記噴出部35Aの基端側外周には、ネジ溝39が螺刻されている。一方、図7に示すように、配管30の所定位置からは、ネジ溝33aを内周に螺刻した連結管33が一体形成されている。そして、噴出部35Aの基端側を連結管33内にねじ込むことで、ネジ溝39,33aどうしが螺合して、連結管33を介して、配管30に噴出部35Aが取付けられるようになっている。
そして、この態様では、前記第1実施形態の散水装置10と同様の効果を有すると共に、噴出部35Aの下方の側部38に、拡散板40Aの基部50が予め取付けられているので、噴出部35Aの基端側を連結管33内にねじ込むだけの簡単な作業で、配管30に噴出部35Aを取付けることでき、拡散板40Aの取付け作業性を向上させることができる。
図8には、本発明に係る散水装置の、第3実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この第3実施形態の散水装置においては、拡散板40Bの基部50の形状が、前記第1,第2実施形態と異なっている。
すなわち、図8(b),(c)に示すように、この実施形態における拡散板40Bの基部50は、その幅方向両側に、基端側から先端側(曲面部60側)に向けて、基部50を次第に幅広とするテーパ面51,51が形成されている。
そして、この態様では、前記第1実施形態の散水装置10と同様の効果を有すると共に、拡散板40Bの基部50の幅方向両側にテーパ面51,51を形成したことによって、拡散板40Bの基部50の軽量化を図ることができ、噴出水による配管30の回転がより容易となる。
図9には、本発明に係る散水装置の、第4実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この第4実施形態の散水装置においては、拡散板40Cの曲面部60Cの形状が、前記第1~3実施形態と異なっている。
すなわち、図9(c)に示すように、この実施形態における拡散板40Cの曲面部60Cは、中空の球状体を1/4にカットしたような凸曲面状をなしている。
そして、この態様においても、前記実施形態と同様に、噴出水が、拡散板40Cの曲面部60Cに衝突して拡散するので(図9(a)~(c)参照)、散水範囲のバラツキを抑制して均一性を高めつつ、広範囲に散水することができると共に、噴出流による配管30の回転トルクの損失を抑制して、回転式散水装置に利用することができる。
図10には、本発明に係る散水装置の、第5実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この第5実施形態の散水装置においては、拡散板40Dの曲面部60Dの形状が、前記第1~4実施形態と異なっている。
すなわち、図10(c)に示すように、この実施形態における拡散板40Dの曲面部60Dは、前記第1~3の実施形態と同様に、凹曲面61と凸曲面63とが変曲点65を介して連続して変化する曲面状をなしているが、幅方向中央部の突出高さが最も高く(最も大きく出っ張る)、幅方向中央部から幅方向両側部にかけて、噴出部35の下方(基部50の固定側)に向けて次第に突出高さが低くなるように湾曲したような、曲面形状をなしている。
そして、この態様においても、前記実施形態と同様に、噴出水が、拡散板40Dの曲面部60Dに衝突して拡散するので(図10(a)~(c)参照)、散水範囲のバラツキを抑制して均一性を高めつつ、広範囲に散水することができると共に、噴出流による配管30の回転トルクの損失を抑制して、回転式散水装置に利用することができる。また、この態様では、曲面部60Dが、幅方向中央部から幅方向両側部にかけて、噴出部35の下方に向けて次第に突出高さが低くなるように湾曲した曲面形状をなしているので、曲面部60Dに衝突した噴出水を、曲面部60Dの幅方向のみならず、斜め上方や斜め下方の上下方向にも拡散させて、より広範囲に拡散させやすくなる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
散水装置を用いて、ろ材層に散水した場合の、ろ過処理後の生物化学的酸素要求量(流出側S-BOD)を測定した。
(実施例)
配管の噴出部の下方の側部に、図3~5に示す形状の拡散板を取付けた、実施例の散水装置を準備した。なお、拡散板50としては、幅が13cm、噴出口37からの突出長さが7.9cm、凹曲面61及び凸曲面63のそれぞれの曲率半径が4.0cmのものを用いた。
(比較例)
拡散板を取付けない以外は、実施例と同様の、比較例の散水装置を準備した。
(試験方法)
図1に示すような、散水ろ床型水処理装置1に実施例の散水装置及び比較例の散水装置を適用して、ろ材層4に散水した。その後、ろ材層4による、ろ過処理後の処理水を、採水管9でサンプリングしてグラフ化した。その結果を、図11に示す。
図11のグラフ中、横軸は、流入側BOD容積負荷(kg/(m3・日))であって、ろ過処理前の水の性質を示している。なお、BODとは、生物化学的酸素要求量(Biochemical Oxygen Demand)を意味し、値が大きいほど、処理水中の有機物の含有量が高いことを意味している。
一方、図11のグラフ中、縦軸は、流出側S-BOD(mg/l)であって、ろ過処理後の水の性質を示している。なお、S-BODは、溶解性BODを意味し、値が大きいほど、水中に溶解した有機物の含有量が高いことを意味している。
そして、図11に示すように、比較例の散水装置では、流入側BOD容積負荷が0.8~1の範囲における、流出側S-BODは、実施例の散水装置の場合と比べて高く、ろ材層4による有機物分解が十分ではないことが分かる。すなわち、比較例の散水装置では、水が拡散されないため、多量の水がろ材層4の所定箇所に集中して滴下して、ろ過処理の効率が悪くなると考えられる。
一方、実施例の散水装置では、流入側BOD容積負荷が0.8~1の範囲における、流出側S-BODは、比較例の散水装置の場合と比べて低く、ろ材層4による有機物分解が効果的になされていることが分かる。また、流入側BOD容積負荷が1~1.6の範囲における、流出側S-BODも比較的低くなり、流入側BOD容積負荷が高く、ろ過処理がしにくい水であっても、ろ過処理が進んでいることが分かる。
以上のように、実施例の散水装置の場合は、比較例の散水装置に比べて、ろ過処理が進んでおり、拡散板による噴出水の拡散効果が認められる。すなわち、実施例の散水装置では、水が拡散されるため、少量の水がろ材層4の広い範囲に亘ってより均一に滴下して、ろ過処理の効率が良くなると考えられる。
1 散水ろ床型水処理装置(処理装置)
2 水槽
3 ろ材層支持部
4 ろ材層
5 水導入部
7 供給管
8 分岐管
10 散水装置
20 支軸
21 流出口
25 軸受け部
30 配管
33 連結管
35,35A 噴出部
37 噴出口
38 側部
40,40A,40B,40C,40D 拡散板
50 基部
51 テーパ面
60,60C,60D 曲面部
61 凹曲面
63 凸曲面
65 変曲点
67 最先端部
C 噴出軸心

Claims (3)

  1. 水を散水する散水装置であって、
    垂直方向に延びる支軸に対し軸受け部を介して横方向に回転可能に軸支されると共に、前記支軸と交差する方向に延びる配管と、
    前記配管の軸方向に所定間隔で取付けられた複数の噴出部とを有しており、
    各噴出部は、前記配管の軸方向に対して直交する向きとなるように前記配管の外周から所定長さで突出する直管状のノズル形状をなし、その先端には、水を噴出する噴出口が形成され、複数の噴出部の噴出口の少なくとも1つは、前記噴出口の中心を通る噴出軸心が水平方向に延びるように配置されており、前記噴出口からの水の噴出流により、前記配管が前記軸受け部を介して回転するように構成されており、
    前記噴出部には、前記噴出口から噴出する水を拡散する、拡散板が取付けられており、
    前記拡散板は、前記噴出部のノズル形状の側部に固定され、水の噴出方向に向けて延出する基部と、この基部から、前記噴出軸心に至るように湾曲して、水の噴出方向に延びる曲面部とを有しており、
    前記拡散板の基部は、前記噴出軸心に沿った方向と平行な平坦面をなし、
    前記拡散板の曲面部は、前記噴出口に近い部分が凹曲面をなし、前記噴出口から離れた部分が凸曲面をなすように、変曲点を介して連続的に変化する曲面状をなすと共に、前記噴出軸心に直交する方向に同じ曲率で形成された波板状をなし、
    前記噴出口から最も離れた最先端部が前記噴出軸心と平行な面をなし、
    前記拡散板の基部の前記噴出軸心に沿った方向における長さ寸法が、前記噴出部よりも長く設定されており、
    前記曲面部の凹曲面が前記噴出口から噴出する水を受け止める面をなすことを特徴とする散水装置。
  2. 前記拡散板は、前記曲面部の変曲点が、前記噴出軸心にほぼ一致するように、前記噴出部に固定されている請求項記載の散水装置。
  3. 前記拡散板の基部に、前記噴出部が一体的に取付けられ、該噴出部が前記配管の外周から突出する連結管に螺合して連結されている、請求項1又は2のいずれか1つに記載の散水装置。
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