JP7445269B1 - プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子申請に関する申請情報に基づいて各被雇用者の属性を特定することが可能なプログラム等を提供すること。【解決手段】一つの側面に係るプログラムは、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報を取得し、取得した申請情報に基づき、各被雇用者の属性を特定し、被雇用者からのアクセスを受け付けた場合に、該被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を前記被雇用者に出力する処理をコンピュータに実行させる。これにより、電子申請に関する申請情報に基づいて各被雇用者の属性を特定することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
近年、電子申請に伴って発行された公文書に関する技術の開発が盛んに進められている。特許文献1には、電子申請に伴って発行された公文書を自動的に被雇用者に届ける情報処理方法が開示されている。
特許第6931907号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明は、電子申請に関する申請情報に基づいて各被雇用者の属性を特定することができない問題がある。
一つの側面では、電子申請に関する申請情報に基づいて各被雇用者の属性を特定することが可能なプログラム等を提供することにある。
一つの側面に係るプログラムは、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報を取得し、取得した申請情報の種類に基づき、各被雇用者の属性を特定し、被雇用者からのアクセスを受け付けた場合に、該被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を前記被雇用者に出力する処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面では、電子申請に関する申請情報に基づいて各被雇用者の属性を特定することが可能となる。
企業情報出力システムの概要を示す説明図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 企業DB及び被雇用者情報DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 申請書類DB及び高年齢DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 育児休業DB及び退職DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 企業情報DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 被雇用者端末及び企業端末の構成例を示すブロック図である。 属性に応じた企業情報を登録する登録画面の一例を示す説明図である。 申請情報を登録する際の処理手順を示すフローチャートである。 高年齢属性を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。 育児休業属性を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。 判断基準日に基づいて属性を判定する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 退職属性を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。 企業情報を被雇用者に出力する際の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
実施形態1は、電子申請に関する申請情報に基づいて各被雇用者の属性を特定し、特定した属性に応じて準備された企業情報を被雇用者に出力する形態に関する。図1は、企業情報出力システムの概要を示す説明図である。本実施形態のシステムは、情報処理装置1、情報処理端末2及び情報処理端末3を含み、各装置はインターネット等のネットワークNを介して情報の送受信を行う。
情報処理装置1は、種々の情報に対する処理、記憶及び送受信を行う情報処理装置である。情報処理装置1は、例えばサーバ装置、パーソナルコンピュータ等である。本実施形態において、情報処理装置1はサーバ装置であるものとし、以下では簡潔のためサーバ1と読み替える。
情報処理端末2は、被雇用者の属性に応じて準備された企業情報の受信及び表示等を行う端末装置である。情報処理端末2は、例えばスマートフォン、携帯電話、アップルウォッチ(Apple Watch:登録商標)等のウェアラブルデバイス、タブレット、またはパーソナルコンピュータ端末等の情報処理機器である。以下では簡潔のため、情報処理端末2を被雇用者端末2と読み替える。
情報処理端末3は、被雇用者の申請情報、及び、当該被雇用者の属性に応じて準備された企業情報の受付及び送信等を行う端末装置である。情報処理端末3は、例えばスマートフォン、携帯電話、アップルウォッチ等のウェアラブルデバイス、タブレット、またはパーソナルコンピュータ端末等の情報処理機器である。以下では簡潔のため、情報処理端末3を企業端末3と読み替える。
本実施形態に係るサーバ1は、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報を企業端末3から取得する。サーバ1は、取得した申請情報に基づき、各被雇用者における高年齢、育児休業または退職を含む属性を特定する。サーバ1は、特定した各被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を企業端末3から取得する。サーバ1は、各被雇用者の被雇用者端末2からのアクセスを受け付けた場合、サーバ1は、取得した企業情報を各被雇用者の被雇用者端末2に出力する。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、記憶部12、通信部13、入力部14、表示部15、読取部16及び大容量記憶部17を含む。各構成はバスBで接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)、または量子プロセッサ等の演算処理装置を含む。制御部11は、記憶部12に記憶された制御プログラム1P(プログラム製品)を読み出して実行することにより、サーバ1に係る種々の情報処理または制御処理等を行う。
なお、制御プログラム1Pは、単一のコンピュータ上で、または1つのサイトにおいて配置されるか、もしくは複数のサイトにわたって分散され、通信ネットワークによって相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように展開することができる。なお、図2では制御部11を単一のプロセッサであるものとして説明するが、マルチプロセッサであっても良い。
記憶部12はRAM(Random Access Memory)、またはROM(Read Only Memory)等のメモリ素子を含み、制御部11が処理を実行するために必要な制御プログラム1P又はデータ等を記憶している。また、記憶部12は、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータ等を一時的に記憶する。通信部13は通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、ネットワークNを介して、被雇用者端末2等との間で情報の送受信を行う。
入力部14は、マウス、キーボード、タッチパネルまたはボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報を制御部11へ出力する。表示部15は、液晶ディスプレイ又は有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、制御部11の指示に従い各種情報を表示する。
読取部16は、CD(Compact Disc)-ROM又はDVD(Digital Versatile Disc)-ROMを含む可搬型記憶媒体1aを読み取る。制御部11が読取部16を介して、制御プログラム1Pを可搬型記憶媒体1aより読み取り、大容量記憶部17に記憶しても良い。また、ネットワークN等を介して他のコンピュータから制御部11が制御プログラム1Pをダウンロードし、大容量記憶部17に記憶しても良い。さらにまた、半導体メモリ1bから、制御部11が制御プログラム1Pを読み込んでも良い。
大容量記憶部17は、例えばHDD(Hard disk drive)、またはSSD(Solid State Drive)等の記録媒体を備える。大容量記憶部17は、企業DB(database)171、被雇用者情報DB172、申請書類DB173、高年齢DB174、育児休業DB175、退職DB176及び企業情報DB177を含む。
企業DB171は、企業に関する情報を記憶している。被雇用者情報DB172は、被雇用者(利用者)に関する情報を記憶している。申請書類DB173は、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報が記載された書類を記憶している。高年齢DB174は、属性が高年齢である被雇用者の高年齢に関する情報を記憶している。育児休業DB175は、属性が育児休業である被雇用者の育児休業に関する情報を記憶している。退職DB176は、属性が退職である被雇用者の退職に関する情報を記憶している。企業情報DB177は、被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を記憶している。
なお、本実施形態において記憶部12及び大容量記憶部17は一体の記憶装置として構成されていても良い。また、大容量記憶部17は複数の記憶装置により構成されていても良い。更にまた、大容量記憶部17はサーバ1に接続された外部記憶装置であっても良い。
サーバ1は、種々の情報処理及び制御処理等をコンピュータ単体で実行しても良いし、複数のコンピュータで分散して実行しても良い。また、サーバ1は、1台のサーバ内に設けられた複数の仮想マシンによって実現されても良いし、クラウドサーバを用いて実現されても良い。
図3は、企業DB171及び被雇用者情報DB172のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
企業DB171は、企業ID列及び企業名称列を含む。企業ID列は、各企業を識別するために、一意に特定される企業のIDを記憶している。企業名称列は、企業の名称を記憶している。
被雇用者情報DB172は、被雇用者ID列、企業ID列、被雇用者氏名列、性別列、資格取得年月日及び属性列を含む。被雇用者ID列は、各被雇用者を識別するために、一意に特定される被雇用者のIDを記憶している。なお、被雇用者ID列には、社員番号が記憶されても良い。企業ID列は、企業を特定する企業IDを記憶している。
被雇用者氏名列は、被雇用者の氏名を記憶している。性別列は、被雇用者の性別を記憶している。資格取得年月日列は、雇用保険被保険者資格取得届に記載された資格取得年月日を記憶している。属性列は、被雇用者が特定された属性を記憶している。被雇用者における属性は、高年齢、育児休業または退職を含む。育児休業属性は、男性向けのパパ育児休業属性、及び女性向けのママ育児休業属性を含む。
図4は、申請書類DB173及び高年齢DB174のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。申請情報は、雇用保険育児休業給付の申請、雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書、高年齢雇用継続給付受給資格確認、雇用保険高年齢雇用継続給付の申請、雇用保険被保険者資格喪失届、及び雇用保険被保険者資格喪失届提出後の離職票交付の申請を含む書類(文書)に記載された情報である。
申請書類DB173は、企業ID列、被雇用者ID列、書類名称列、書類データ列及び申請日時列を含む。企業ID列は、企業を特定する企業IDを記憶している。被雇用者ID列は、被雇用者を特定する被雇用者IDを記憶している。書類名称列は、申請情報を記載した書類の名称またはファイル名等を記憶している。書類データ列は、書類のデータを記憶している。申請日時列は、各書類に対応する対象手続きを申請した日時情報を記憶している。
高年齢DB174は、被雇用者ID列、生年月日列、高年齢到達日列、申請日列、申請状況列及び申請周期列を含む。被雇用者ID列は、被雇用者を特定する被雇用者IDを記憶している。生年月日列は、被雇用者の生年月日を記憶している。高年齢到達日列は、被雇用者が所定の高年齢(例えば、65歳)となる日付を記憶している。
申請日列は、直近の高年齢を申請した日付を記憶している。申請状況列は、直近の高年齢の申請状況(未申請、申請中または申請済等)を記憶している。申請周期列は、高年齢の申請周期(例えば、奇数月または偶数月)を記憶している。
図5は、育児休業DB175及び退職DB176のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
育児休業DB175は、被雇用者ID列、種類列、子氏名列、子誕生日列、育休開始日列、育休終了日列、延長手続対象者列、申請日列、申請状況列、申請周期列及び次回提出期限列を含む。
被雇用者ID列は、被雇用者を特定する被雇用者IDを記憶している。種類列は、男性向けのパパ育児休業及び女性向けのママ育児休業を含む育児休業の種類を記憶している。子氏名列は、育児休業対象となる被雇用者の子の氏名を記憶している。子誕生日列は、育児休業対象となる被雇用者の子の誕生日(被雇用者の出産日)を記憶している。育休開始日列は、育児休業の開始日を記憶している。育休終了日列は、育児休業の終了日を記憶している。
延長手続対象者列は、育児休業における延長手続きが必要な対象者であるか否かを示す情報を記憶している。例えば、被雇用者の子が保育園に入園することができない状況等に応じて、育児休業の延長手続きを行うことが必要である。例えば、被雇用者が延長手続き対象者である場合、延長手続対象者列には「〇」が記憶されても良い。または、被雇用者が延長手続き対象者でない場合、延長手続対象者列には「×」が記憶されても良い。
申請日列は、直近の育児休業を申請した日付を記憶している。申請状況列は、直近の育児休業の申請状況(未申請または申請済等)を記憶している。申請周期列は、育児休業の申請周期(例えば、1ヵ月または2ヶ月)を記憶している。次回提出期限列は、育児休業の次回申請が必要な期限を記憶している。
退職DB176は、被雇用者ID列及び資格喪失年月日列を含む。被雇用者ID列は、被雇用者を特定する被雇用者IDを記憶している。資格喪失年月日列は、被雇用者が雇用保険被保険者資格を喪失した年月日を記憶している。
図6は、企業情報DB177のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。企業情報DB177は、通知ID列、企業ID列、属性列、企業情報列及び通知日時列を含む。通知ID列は、各被雇用者に通知される企業情報を識別するために、一意に特定される企業情報の通知IDを記憶している。
企業ID列は、企業を特定する企業IDを記憶している。属性列は、被雇用者の属性を記憶している。企業情報列は、被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を記憶している。なお、企業情報に関しては後述する。通知日時列は、被雇用者に企業情報を通知した日時情報を記憶している。
なお、上述した各DBの記憶形態は一例であり、データ間の関係が維持されていれば、他の記憶形態であっても良い。
図7は、被雇用者端末2及び企業端末3の構成例を示すブロック図である。
被雇用者端末2は、制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24及び表示部25を含む。各構成はバスBで接続されている。
制御部21はCPUまたはMPU等の演算処理装置を含み、記憶部22に記憶された制御プログラム2P(プログラム製品)を読み出して実行することにより、被雇用者端末2に係る種々の情報処理、または制御処理等を行う。なお、図7では制御部21を単一のプロセッサであるものとして説明するが、マルチプロセッサであっても良い。
記憶部22はRAMまたはROM等のメモリ素子を含み、制御部21が処理を実行するために必要な制御プログラム2P又はデータ等を記憶している。また、記憶部22は、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータ等を一時的に記憶する。
通信部23は通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、ネットワークNを介して、サーバ1等と情報の送受信を行う。入力部24は、キーボード、マウスまたは表示部25と一体化したタッチパネルでも良い。表示部25は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等であり、制御部21の指示に従い各種情報を表示する。
企業端末3は、制御部31、記憶部32、通信部33、入力部34及び表示部35を含む。各構成はバスBで接続されている。なお、企業端末3の構成に関しては、被雇用者端末2の構成と同様であるため、説明を省略する。
続いて、各被雇用者の属性を特定し、特定した属性に応じて準備された企業情報を各被雇用者に出力する処理を説明する。
まず、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報を記憶する処理を説明する。企業端末3は、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報が記載された書類をサーバ1に送信する。サーバ1は、企業端末3から送信された各被雇用者の書類を受信する。なお、サーバ1は、政府サーバ等を介してこれらの書類を取得しても良い。
申請情報は、雇用保険育児休業給付の申請、雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書、高年齢雇用継続給付受給資格確認、雇用保険高年齢雇用継続給付の申請、雇用保険被保険者資格喪失届、及び雇用保険被保険者資格喪失届提出後の離職票交付の申請を含む書類に記載された情報である。
サーバ1は、各被雇用者IDに対応付けて、受信した各被雇用者の申請情報が記載された書類を申請書類DB173に記憶する。具体的には、サーバ1は、企業ID及び各被雇用者IDに対応付けて、申請情報が記載された書類の名称、書類データ及び申請日時を一つのレコードとして申請書類DB173に記憶する。
なお、これらの書類が既に申請書類DB173に記憶された場合、上述した申請情報の記憶処理は省略される。
サーバ1は、被雇用者IDに基づいて、該当する被雇用者の申請情報が記載された書類を申請書類DB173から取得する。サーバ1は、取得した書類が高年齢に関する申請書類であるか、育児休業に関する申請書類であるか、または退職に関する申請書類であるかを判定する。
例えば、高年齢に関する申請書類は、雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書、高年齢雇用継続給付受給資格確認または雇用保険高年齢雇用継続給付の申請等を含む。育児休業に関する申請書類は、雇用保険育児休業給付(育児休業給付金)の申請(初回申請)、雇用保険育児休業給付の申請、または雇用保険育児休業給付の申請(分割取得)等を含む。退職に関する申請書類は、雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付なし)、雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付あり)、雇用保険被保険者資格喪失届(期間等証明票交付あり)、または雇用保険被保険者資格喪失届提出後の離職票交付の申請等を含む。
サーバ1は、取得した書類が高年齢に関する申請書類である場合、当該書類から被雇用者の生年月日及び高年齢申請日等を抽出する。サーバ1は、抽出した生年月日に基づき、当該被雇用者が所定の高年齢(例えば、65歳)に到達日を算出する。サーバ1は、企業端末3を通じて、担当者から当該被雇用者の申請状況(申請中または申請済等)及び申請周期(奇数月または偶数月)を取得する。
サーバ1は、被雇用者IDに対応付けて、抽出した生年月日、算出した高年齢到達日、高年齢申請日、取得した申請状況及び申請周期を一つのレコードとして高年齢DB174に記憶する。
サーバ1は、取得した書類が育児休業に関する申請書類である場合、当該書類から被雇用者の育児に係る子の氏名、子の誕生日、育児休業開始日、育児休業終了日及び申請日を抽出する。サーバ1は、企業端末3を通じて、担当者から当該被雇用者が延長手続き対象者であるか否かを示す情報、申請状況(未申請または申請済等)、申請周期(1ヵ月または2ヶ月等)及び次回提出期限を取得する。
サーバ1は、被雇用者IDに基づき、被雇用者の性別を被雇用者情報DB172から取得する。サーバ1は、取得した被雇用者の性別に基づき、パパ育児休業であるか、またはママ育児休業であるかの育児休業の種類を特定する。なお、育児休業に関する申請書類には育児休業の種類が記載されている場合、サーバ1は、当該書類から育児休業の種類を直接抽出しても良い。
サーバ1は、被雇用者IDに対応付けて、育児休業の種類、子の氏名、子の誕生日、育児休業開始日、育児休業終了日、延長手続き対象者であるか否かを示す情報、申請日、申請状況、申請周期及び次回提出期限を一つのレコードとして育児休業DB175に記憶する。
サーバ1は、取得した書類が退職に関する申請書類である場合、当該書類から被雇用者の資格喪失年月日を抽出する。サーバ1は、被雇用者IDに対応付けて、抽出した資格喪失年月日を一つのレコードとして退職DB176に記憶する。
なお、上述した各種の申請情報は、担当者による手入力によって各DBに記憶されても良い。
次に、申請情報に基づき、各被雇用者における高年齢、育児休業または退職を含む属性を特定する処理を説明する。
高年齢属性の判定処理を説明する。サーバ1は、被雇用者IDに基づき、被雇用者の生年月日により算出された高年齢(例えば、65歳)到達日(判断基準日)、申請日(今回)及び申請周期(例えば、奇数月)を高年齢DB174から取得する。サーバ1は、取得した申請日及び申請周期に基づき、次回支給期間の開始日及び終了日を算出する。
サーバ1は、算出した次回支給期間の終了日よりも高年齢到達日が後である場合、当該被雇用者に対し高年齢である属性を特定する。サーバ1は、算出した次回支給期間の開始日よりも高年齢到達日が後であり、且つ、算出した次回支給期間の終了日よりも高年齢到達日が前である場合、当該被雇用者に対し高年齢である属性を特定する。サーバ1は、算出した次回支給期間の開始日よりも高年齢到達日が前である場合、当該被雇用者に対し高年齢属性の対象外として判定する。
育児休業属性の判定処理を説明する。サーバ1は、被雇用者の育児休業の終了日を育児休業DB175から取得した場合、取得した育児休業の終了日に基づいて、当該被雇用者の育児に係る職場復帰日(育児休業の終了日の翌日)を算出する。サーバ1は、被雇用者の申請周期(例えば、2ヶ月)を育児休業DB175から取得する。サーバ1は、取得した育児休業の終了日及び申請周期に基づき、次回支給期間の開始日及び終了日を算出する。
サーバ1は、算出した次回支給期間の終了日よりも職場復帰日が後である場合、当該被雇用者に対し育児休業である属性を特定する。サーバ1は、算出した次回支給期間の開始日よりも職場復帰日が後であり、且つ、算出した次回支給期間の終了日よりも職場復帰日が前である場合、当該被雇用者に対し育児休業である属性を特定する。サーバ1は、算出した次回支給期間の開始日よりも職場復帰日が前である場合、当該被雇用者に対し育児休業の対象外として判定する。
サーバ1は、被雇用者の育児休業の終了日を育児休業DB175から取得していない場合、当該被雇用者の育児に係る子の誕生日(出産年月日)を育児休業DB175から取得する。サーバ1は、取得した子の誕生日に基づき、子の年齢を算出する。サーバ1は、算出した子の年齢が所定の育児年齢(例えば、2歳)未満である場合、当該被雇用者に対し育児休業である属性を特定する。
サーバ1は、当該被雇用者に対し育児休業である属性を特定した場合、被雇用者IDに基づき、当該被雇用者の性別を被雇用者情報DB172から取得する。サーバ1は、被雇用者の性別が男である場合、男性向けのパパ育児休業である属性を特定する。サーバ1は、被雇用者の性別が女である場合、女性向けのママ育児休業である属性を特定する。
退職属性の判定処理を説明する。サーバ1は、被雇用者IDに基づき、被雇用者の資格喪失年月日を退職DB176から取得した場合、該被雇用者に対し退職である属性を特定する。
サーバ1は、被雇用者IDに対応付けて、特定した被雇用者の属性を被雇用者情報DB172に記憶する。
そして、被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を被雇用者に出力する処理を説明する。各企業の企業端末3は、企業情報の通知(出力)対象となる被雇用者の属性の設定を受け付ける。各企業の企業端末3は、受け付けた被雇用者の属性(高齢者、育児休業または退職)に応じて準備された企業情報を受け付ける。
企業情報は、被雇用者の属性に対応する被雇用者に通知すべき書類もしくは説明情報、法改正により展開すべき情報(行政から提供されるリーフレットまたは企業独自の資料等)、または、企業の規定変更により展開すべき情報(準備物の変更または手続きフローの変更等の資料)等を含む。
例えば、被雇用者の属性が退職属性である場合、企業情報は、退職時の準備物の説明情報であっても良い。または、被雇用者の属性が育児休業(パパ育児休業またはママ育児休業)属性である場合、企業情報は、育児休業後の復職手続き案内の説明情報等であっても良い。
更にまた、被雇用者の属性が高年齢属性である場合、企業情報は、高年齢手続きを行うための準備物の説明情報等であっても良い。準備物は、例えば、年齢確認資料(運転免許証、住民票またはパスポート等)、所定の年齢(例えば、60歳)到達時等賃金証明書に記載した期間分の賃金台帳もしくは出勤簿、または、振込先確認資料(通帳またはキャッシュカードの写し等)等含む。
各企業の企業端末3は、企業IDに対応付けて、受け付けた属性及び企業情報をサーバ1に送信する。サーバ1は、企業端末3から送信された企業ID、属性及び企業情報を受信する。サーバ1は、通知IDを割り振り、割り振った通知IDに対応付けて、受信した企業ID、属性、企業情報及び通知日時を一つのレコードとして企業情報DB177に記憶する。
サーバ1は、被雇用者の被雇用者端末2から本システムのアクセスを受け付けた場合、被雇用者IDに基づき、当該被雇用者の属性を被雇用者情報DB172から取得する。サーバ1は、当該被雇用者が属する企業の企業IDと、取得した当該被雇用者の属性とに基づき、当該被雇用者に対応する企業情報を企業情報DB177から取得する。
サーバ1は、被雇用者IDに基づき、取得した企業情報を該当する被雇用者の被雇用者端末2に送信する。被雇用者端末2は、サーバ1から送信された企業情報を受信して表示する。なお、サーバ1は、被雇用者のメールアドレス宛に、取得した企業情報を送信しても良い。
図8は、属性に応じた企業情報を登録する登録画面の一例を示す説明図である。当該画面は、通知先設定欄11a、属性選択欄11b、タイトル入力欄11c、内容入力欄11d及び登録ボタン11eを含む。
通知先設定欄11aは、通知対象企業の設定を受け付ける設定欄である。属性選択欄11bは、対象属性の選択を受け付ける選択欄である。タイトル入力欄11cは、通知のタイトルの入力を受付ける入力欄である。内容入力欄11dは、通知の内容の入力を受け付ける入力欄である。
登録ボタン11eは、通知先となる企業の企業ID、対象属性、通知タイトル及び内容等を含む企業情報をサーバ1に登録するボタンである。なお、企業情報は、被雇用者の属性に応じて準備された書類等を含んでも良い。例えば企業情報が書類である場合、企業端末3は、書類選択欄(図示なし)等を通じて、被雇用者の属性に応じて準備された書類の選択を受け付けても良い。
企業端末3は、通知先設定欄11aの設定操作を受け付けた場合、通知先となる企業の企業IDを取得する。企業端末3は、属性選択欄11bの選択操作を受け付けた場合、対象属性(全体、パパ育児休業、ママ育児休業、高齢者または退職)を取得する。企業端末3は、タイトル入力欄11cの入力操作を受け付けた場合、入力された通知のタイトルを取得する。企業端末3は、内容入力欄11dの入力操作を受け付けた場合、入力された通知の内容を取得する。
企業端末3は、登録ボタン11eのタッチ(クリック)操作を受け付けた場合、通知先設定欄11aにより設定された企業の企業ID、属性選択欄11bにより選択された対象属性、タイトル入力欄11cにより入力された通知のタイトル、及び内容入力欄11dにより入力された通知の内容をサーバ1に送信する。
サーバ1は、企業端末3から送信された企業ID、対象属性、通知のタイトル及び内容を受信する。サーバ1は、通知IDを割り振り、割り振った通知IDに対応付けて、企業ID、対象属性、企業情報(通知のタイトル及び内容等)及び通知日時を一つのレコードとして企業情報DB177に記憶(登録)する。
図9は、申請情報を登録する際の処理手順を示すフローチャートである。企業端末3の制御部31は、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報が記載された書類を取得する(ステップS301)。例えば制御部31は、政府サーバ等を介してこれらの書類を通信部33により取得しても良く、または、担当者によるこれらの書類のアップロードを入力部34により受け付けても良い。
制御部31は、取得した被雇用者の申請情報が記載された書類を通信部33によりサーバ1に送信する(ステップS302)。サーバ1の制御部11は、企業端末3から送信された書類を通信部13により受信する(ステップS101)。制御部11は、企業ID及び被雇用者IDに対応付けて、受信した書類の名称、書類のデータ及び申請日時を一つのレコードとして大容量記憶部17の申請書類DB173に記憶する(ステップS102)。
制御部11は、書類の名称または書類内の文書記号番号等に基づき、受信した書類の種類を判定する(ステップS103)。具体的には、制御部11は、高年齢に関する申請書類(例えば、雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書)であるか、育児休業に関する申請書類(例えば、雇用保険育児休業給付の申請)であるか、または、退職に関する申請書類(例えば、雇用保険被保険者資格喪失届)であるかを判定する。
制御部11は、書類の種類の判定結果に基づき、当該書類が高年齢に関する申請書類であるか否かを判定する(ステップS104)。制御部11は、当該書類が高年齢に関する申請書類であると判定した場合(ステップS104でYES)、高年齢の申請情報を大容量記憶部17の高年齢DB174に記憶する(ステップS105)。制御部11は、処理を終了する。
具体的には、制御部11は、受信した書類から被雇用者の生年月日及び高年齢申請日等を抽出する。制御部11は、抽出した生年月日に基づき、当該被雇用者が所定の高年齢(例えば、65歳)に到達日を算出する。制御部11は、企業端末3を通じて、担当者から当該被雇用者の申請状況及び申請周期を取得する。制御部11は、被雇用者IDに対応付けて、生年月日、高年齢到達日、高年齢申請日、申請状況及び申請周期を一つのレコードとして高年齢DB174に記憶する。
制御部11は、当該書類が高年齢に関する申請書類でないと判定した場合(ステップS104でNO)、書類の種類の判定結果に基づき、当該書類が育児休業に関する申請書類であるか否かを判定する(ステップS106)。制御部11は、当該書類が育児休業に関する申請書類であると判定した場合(ステップS106でYES)、育児休業の申請情報を大容量記憶部17の育児休業DB175に記憶する(ステップS107)。制御部11は、処理を終了する。
具体的には、制御部11は、受信した書類から被雇用者の育児に係る子の氏名、子の誕生日、育児休業開始日、育児休業終了日及び申請日を抽出する。制御部11は、企業端末3を通じて、担当者から当該被雇用者が延長手続き対象者であるか否かを示す情報、申請状況、申請周期及び次回提出期限を取得する。
制御部11は、被雇用者IDに基づき、被雇用者の性別を大容量記憶部17の被雇用者情報DB172から取得する。制御部11は、取得した被雇用者の性別に基づき、パパ育児休業であるか、またはママ育児休業であるかの育児休業の種類を特定する。制御部11は、被雇用者IDに対応付けて、育児休業の種類、子の氏名、子の誕生日、育児休業開始日、育児休業終了日、延長手続き対象者であるか否かを示す情報、申請日、申請状況、申請周期及び次回提出期限を一つのレコードとして育児休業DB175に記憶する。
制御部11は、当該書類が育児休業に関する申請書類でないと判定した場合(ステップS106でNO)、書類の種類の判定結果に基づき、当該書類が退職に関する申請書類であるか否かを判定する(ステップS108)。制御部11は、当該書類が退職に関する申請書類でないと判定した場合(ステップS108でNO)、処理を終了する。
制御部11は、当該書類が退職に関する申請書類であると判定した場合(ステップS108でYES)、退職の申請情報を大容量記憶部17の退職DB176に記憶する(ステップS109)。制御部11は、処理を終了する。具体的には、制御部11は、受信した書類から被雇用者の資格喪失年月日を抽出する。制御部11は、被雇用者IDに対応付けて、抽出した資格喪失年月日を一つのレコードとして退職DB176に記憶する。
なお、申請情報が記載された書類の種類判定処理において、上述した高齢者、育児休業及び退職の順に限定せず、任意の順であっても良い。
図10は、高年齢属性を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。サーバ1の制御部11は、被雇用者IDに基づき、被雇用者の生年月日により算出された高年齢(例えば、65歳)到達日(判断基準日)、申請日及び申請周期を大容量記憶部17の高年齢DB174から取得する(ステップS111)。
制御部11は、取得した申請日及び申請周期に基づき、次回支給期間の開始日及び終了日を算出する(ステップS112)。制御部11は、取得した判断基準日と、算出した次回支給期間の開始日及び終了日とに基づき、当該被雇用者に対し高年齢属性を判定する処理のサブルーチンを実行する(ステップS113)。なお、属性判定処理のサブルーチンに関しては後述する。制御部11は、属性判定処理のサブルーチンにより得られた判定結果に基づき、該被雇用者に対し高年齢属性であるか否かを判定する(ステップS114)。
制御部11は、高年齢属性であると判定した場合(ステップS114でYES)、雇用者情報DB172に記憶された当該被雇用者の既存属性(例えば、育児休業属性)をクリアする(ステップS115)。制御部11は、被雇用者IDに対応付けて、高年齢属性を大容量記憶部17の被雇用者情報DB172に記憶し(ステップS116)、処理を終了する。制御部11は、高年齢属性でないと判定した場合(ステップS114でNO)、処理を終了する。
図11は、育児休業属性を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。サーバ1の制御部11は、被雇用者の育児休業の終了日を大容量記憶部17の育児休業DB175から取得したか否かを判定する(ステップS121)。制御部11は、被雇用者の育児休業の終了日を取得した場合(ステップS121でYES)、当該被雇用者の育児に係る職場復帰日(育児休業の終了日の翌日)を判断基準日として算出する(ステップS122)。
制御部11は、被雇用者の申請周期(例えば、2ヶ月)を大容量記憶部17の育児休業DB175から取得する(ステップS123)。制御部11は、取得した育児休業の終了日及び申請周期に基づき、次回支給期間の開始日及び終了日を算出する(ステップS124)。制御部11は、算出した判断基準日と、次回支給期間の開始日及び終了日とに基づき、当該被雇用者に対し育児休業属性を判定する処理のサブルーチンを実行する(ステップS125)。なお、属性判定処理のサブルーチンに関しては後述する。
制御部11は、属性判定処理のサブルーチンにより得られた判定結果に基づき、該被雇用者に対し育児休業属性であるか否かを判定する(ステップS126)。制御部11は、育児休業属性でないと判定した場合(ステップS126でNO)、処理を終了する。制御部11は、育児休業属性であると判定した場合(ステップS126でYES)、被雇用者IDに基づき、当該被雇用者の性別を大容量記憶部17の被雇用者情報DB172から取得する(ステップS127)。
制御部11は、取得した被雇用者の性別が男であるか否かを判定する(ステップS128)。制御部11は、取得した被雇用者の性別が女である場合(ステップS128でNO)、女性向けのママ育児休業である属性を特定する(ステップS132)。制御部11は、後述するステップS130の処理に遷移する。
制御部11は、取得した被雇用者の性別が男である場合(ステップS128でYES)、男性向けのパパ育児休業である属性を特定する(ステップS129)。制御部11は、被雇用者情報DB172に記憶された当該被雇用者の既存属性をクリアする(ステップS130)。制御部11は、被雇用者IDに対応付けて、当該被雇用者に対し育児休業(パパ育児休業またはママ育児休業)である属性を大容量記憶部17の被雇用者情報DB172に記憶し(ステップS131)、処理を終了する。
制御部11は、被雇用者の育児休業の終了日を取得していない場合(ステップS121でNO)、当該被雇用者の育児に係る子の誕生日(出産年月日)を大容量記憶部17の育児休業DB175から取得する(ステップS133)。制御部11は、取得した子の誕生日に基づき、子の年齢を算出する(ステップS134)。
制御部11は、算出した子の年齢が所定の育児年齢(例えば、2歳)未満であるか否かを判定する(ステップS135)。制御部11は、算出した子の年齢が所定の育児年齢未満であると判定した場合(ステップS135でYES)、ステップS126の処理に遷移する。制御部11は、算出した子の年齢が所定の育児年齢以上であると判定した場合(ステップS135でNO)、処理を終了する。
図12は、判断基準日に基づいて属性を判定する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。判断基準日は、例えば、高年齢到達日または職場復帰日等である。サーバ1の制御部11は、次回支給期間の終了日よりも判断基準日が後であるか否かを判定する(ステップS01)。制御部11は、次回支給期間の終了日よりも判断基準日が後である場合(ステップS01でYES)、対象属性(例えば、高年齢属性または育児休業属性)であると判定する(ステップS02)。制御部11は、属性判定処理のサブルーチンを終了してリターンする。
制御部11は、次回支給期間の終了日よりも判断基準日が後でない場合(ステップS01でNO)、次回支給期間の開始日よりも判断基準日が後であり、且つ、次回支給期間の終了日よりも判断基準日が前であるか否かを判定する(ステップS03)。制御部11は、次回支給期間の開始日よりも判断基準日が後であり、且つ、次回支給期間の終了日よりも判断基準日が前であると判定した場合(ステップS03でYES)、ステップS02の処理に遷移する。
制御部11は、次回支給期間の開始日よりも判断基準日が前であり、または、次回支給期間の終了日よりも判断基準日が後であると判定した場合(ステップS03でNO)、次回支給期間の開始日よりも判断基準日が前であるか否かを判定する(ステップS04)。制御部11は、次回支給期間の開始日よりも判断基準日が前でないと判定した場合(ステップS04でNO)、後述するステップS07の処理に遷移する。
制御部11は、次回支給期間の開始日よりも判断基準日が前であると判定した場合(ステップS04でYES)、被雇用者の既存属性が対象属性であるか否かを判定する(ステップS05)。制御部11は、被雇用者の既存属性が対象属性でないと判定した場合(ステップS05でNO)、後述するステップS07の処理に遷移する。
制御部11は、被雇用者の既存属性が対象属性であると判定した場合(ステップS05でYES)、当該対象属性をクリアする(ステップS06)。制御部11は、非対象属性であると判定する(ステップS07)。制御部11は、属性判定処理のサブルーチンを終了してリターンする。
図13は、退職属性を特定する際の処理手順を示すフローチャートである。サーバ1の制御部11は、被雇用者IDに基づき、被雇用者の資格喪失年月日を大容量記憶部17の退職DB176から取得したか否かを判定する(ステップS141)。制御部11は、資格喪失年月日を取得していない場合(ステップS141でNO)、処理を終了する。
制御部11は、資格喪失年月日を取得した場合(ステップS141でYES)、当該被雇用者に対し退職である属性を特定する(ステップS142)。制御部11は、被雇用者情報DB172に記憶された当該被雇用者の既存属性をクリアする(ステップS143)。制御部11は、被雇用者IDに対応付けて、当該被雇用者に対し退職である属性を大容量記憶部17の被雇用者情報DB172に記憶し(ステップS144)、処理を終了する。
図14は、企業情報を被雇用者に出力する際の処理手順を示すフローチャートである。被雇用者端末2の制御部21は、被雇用者により入力されたログイン情報(被雇用者ID及びパスワード等)を通信部23によりサーバ1に送信する(ステップS251)。サーバ1の制御部11は、被雇用者端末2から送信されたログインを通信部13により受信する(ステップS151)。
制御部11は、受信したログイン情報に基づき、ログイン処理によってログインに成功したか否かを判定する(ステップS152)。制御部11は、ログインに失敗したと判定した場合(ステップS152でNO)、ログイン失敗通知を通信部13により被雇用者端末2に送信する(ステップS156)。
被雇用者端末2の制御部21は、サーバ1から送信されたログイン失敗通知を通信部23により受信する(ステップS252)。制御部21は、受信したログイン失敗通知を表示部25により表示する(ステップS253)。
制御部11は、ログインに成功したと判定した場合(ステップS152でYES)、被雇用者IDに基づき、被雇用者の属性、及び当該被雇用者が属する企業の企業IDを大容量記憶部17の被雇用者情報DB172から取得する(ステップS153)。制御部11は、取得した被雇用者の属性及び企業IDに基づき、当該被雇用者に対応する企業情報を大容量記憶部17の企業情報DB177から取得する(ステップS154)。
制御部11は、取得した企業情報を通信部13により被雇用者端末2に送信する(ステップS155)。被雇用者端末2の制御部21は、サーバ1から送信された企業情報を通信部23により受信する(ステップS254)。制御部21は、受信した企業情報を表示部25により表示し(ステップS255)、処理を終了する。
本実施形態によると、政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報に基づき、各被雇用者の属性を特定することが可能となる。
本実施形態によると、被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を被雇用者に出力するにより、企業情報の通知を漏れなく行うことが可能となる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
各実施形態に記載した事項は相互に組み合わせることが可能である。また、特許請求の範囲に記載した独立請求項及び従属請求項は、引用形式に関わらず全てのあらゆる組み合わせにおいて、相互に組み合わせることが可能である。さらに、特許請求の範囲には他の2以上のクレームを引用するクレームを記載する形式(マルチクレーム形式)を用いているが、これに限るものではない。マルチクレームを少なくとも一つ引用するマルチクレーム(マルチマルチクレーム)を記載する形式を用いて記載しても良い。
1 情報処理装置(サーバ)
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 入力部
15 表示部
16 読取部
17 大容量記憶部
171 企業DB
172 被雇用者情報DB
173 申請書類DB
174 高年齢DB
175 育児休業DB
176 退職DB
177 企業情報DB
1a 可搬型記憶媒体
1b 半導体メモリ
1P 制御プログラム
2 情報処理端末(被雇用者端末)
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 入力部
25 表示部
2P 制御プログラム
3 情報処理端末(企業端末)
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
34 入力部
35 表示部

Claims (10)

  1. 政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報を取得し、
    取得した申請情報の種類に基づき、各被雇用者の属性を特定し、
    被雇用者からのアクセスを受け付けた場合に、該被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を前記被雇用者に出力する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 前記申請情報の種類に基づき、各被雇用者における高年齢、育児休業または退職を含む属性を特定する
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記申請情報から、前記被雇用者の育児に係る職場復帰日、または前記育児に係る子の誕生日を取得し、
    取得した前記職場復帰日または前記誕生日に基づき、前記被雇用者に対し前記育児休業である属性を特定する
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記被雇用者に対し前記育児休業である属性を特定した場合に、前記被雇用者の性別に基づいて、男性向けのパパ育児休業または女性向けのママ育児休業である属性を特定する
    請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記申請情報から前記被雇用者の生年月日を取得し、
    取得した生年月日に基づき、前記被雇用者に対し前記高年齢である属性を特定する
    請求項2に記載のプログラム。
  6. 前記申請情報から前記被雇用者の退職情報を取得し、
    取得した退職情報に基づき、前記被雇用者に対し前記退職である属性を特定する
    請求項2に記載のプログラム。
  7. 前記企業情報を登録する登録画面を出力し、
    出力した登録画面に、前記被雇用者の属性の選択を受け付ける項目を表示させる
    請求項1または2に記載のプログラム。
  8. 前記申請情報は、雇用保険育児休業給付の申請、雇用保険被保険者六十歳到達時等賃金証明書、高年齢雇用継続給付受給資格確認、雇用保険高年齢雇用継続給付の申請、雇用保険被保険者資格喪失届、及び雇用保険被保険者資格喪失届提出後の離職票交付の申請を含む書類に記載された情報である
    請求項1または2に記載のプログラム。
  9. 政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報を取得し、
    取得した申請情報の種類に基づき、各被雇用者の属性を特定し、
    被雇用者からのアクセスを受け付けた場合に、該被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を前記被雇用者に出力する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  10. 政府向けの電子申請に関する各被雇用者の申請情報を取得する取得部と、
    取得した申請情報の種類に基づき、各被雇用者の属性を特定する特定部と、
    被雇用者からのアクセスを受け付けた場合に、該被雇用者の属性に応じて準備された企業情報を前記被雇用者に出力する出力部と
    を備える情報処理装置。
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