JP7439442B2 - 情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、実施されたテストに対する成績を表示する技術に関する。
従来から、生徒のテスト実施結果をデータベースに保存し、生徒のテスト結果をコンピュータ上で確認することが可能なシステムが知られている。また、特許文献1には、学習者のテストの成績を集計した成績集計データベースを有し、タブレット端末装置により当該データベースが参照可能に構成された教育支援システムが開示されている。
特開2016-65987号公報
生徒等が閲覧する成績の確認画面において、最新のテスト結果だけではなく、それ以前のテスト結果を合わせて分野ごとに成績を表示することで、閲覧者が成績の遷移を把握しやすい表示にすることが可能である。一方、このような表示においては、複数の期間に渡るテスト結果を表示するため、表示されるテスト結果が多くなり、閲覧者が注目すべきテスト結果を把握しにくいという問題がある。また、閲覧者が複数の生徒を指導する指導者である場合には、指導又はアドバイス等が必要な生徒を的確に把握する必要がある。
本開示は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、生徒の成績を好適に表示することが可能な情報処理装置を提供することを主な目的とする。
本開示の1つの観点では、情報処理装置は、生徒が受けた複数のテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、前記テスト結果情報に基づき、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が下がり傾向の生徒を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示するアラートと、を表示する成績表示手段と、前記成績表示手段により成績が表示された生徒の中から、指定された生徒を検知する検知手段と、を備え、前記成績表示手段は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、前記テストに含まれる設問を解く際に必要な観点別の得点率の推移を示すグラフを表示する。ここでの「表示する」とは、情報処理装置が自ら表示する態様の他、情報処理装置以外の表示装置に所定の表示を実行させる態様も含む。後者の場合、例えば、情報処理装置は、上述の表示装置が所定の表示を行うのに必要な表示データを上述の表示装置に供給する。
上記情報処理装置は、生徒が受けた複数のテストの結果を示すテスト結果情報に基づき、テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が下がり傾向の生徒を抽出する。そして、情報処理装置は、抽出した生徒の成績を、アラートを用いて強調表示する。この態様により、情報処理装置は、成績が実質的に下がり傾向となる生徒の成績を、アラートを用いて強調表示し、指導やアドバイス等が必要な生徒を閲覧者に好適に把握させることができる。また、情報処理装置は、成績が表示された生徒の中から指定された生徒を検知し、当該生徒の観点別の得点率の推移を示すグラフを表示する。この態様により、情報処理装置は、始めは成績及びアラートといった最小限の情報のみを表示しておき、その中から指定された生徒を検知すると、当該生徒の観点別の得点率の推移を示すグラフを表示する。これにより、成績が下降傾向にある観点や成績が上昇傾向にある観点を、好適に教師に把握させることができる。
上記情報処理装置の一態様では、前記抽出手段は、前記複数のテストに対する、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した時系列の成績に対して線形近似を行い、当該線形近似により得られた傾きが所定の閾値以下となる生徒を抽出する。この態様により、情報処理装置は、成績が実質的に下がり傾向となる生徒を的確に抽出することができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記抽出手段は、所定の指示情報を検知した場合、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が上がり傾向の生徒を抽出し、前記成績表示手段は、前記抽出手段が抽出した生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示アラートと、を表示する。この態様により、情報処理装置は、成績が実質的に上がり傾向となる生徒を好適に閲覧者に把握させることができる。この場合、例えば、閲覧者は、強調表示された生徒をほめることにより、当該生徒のやる気を引き出すことが可能となる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記成績表示手段は、前記テストを受けた複数の生徒の成績を一覧表示する場合に、前記抽出手段が抽出した生徒の成績を強調表示するアラートを表示する。このように、情報処理装置は、テストを受けた複数の生徒の成績を一覧表示する場合に、実質的に成績が下がり傾向となる生徒の成績を強調表示する。これにより、一覧表示された生徒の中から指導やアドバイス等が必要な生徒を、閲覧者に好適に把握させることができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記成績表示手段は、前記ストを受けた複数の生徒のうち、前記抽出手段が抽出した生徒の成績を一覧表示する。この態様により、情報処理装置は、成績の変動があった生徒の成績を、閲覧者に的確に把握させることができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記成績表示手段は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、当該複数のテストのうち1のテストが選択された場合に、当該テストにおける前記指定された生徒の設問別の正誤情報を表示する。この態様により、情報処理装置は、例えば、成績が思わしくないテストを閲覧者が選択した場合に、その原因などの分析をするための情報を閲覧者に好適に提供することができる。
上記情報処理装置の他の一態様では、前記抽出手段は、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績として、対象となる生徒の得点率から前記テストを受けた者全体の得点率の平均を減算した値を算出する。この態様により、情報処理装置は、テストを受けた者全体の成績を好適に勘案し、対象の生徒の実質的な成績の良し悪しの傾向を的確に判定することができる。
本開示の他の観点では、情報処理装置が実行する制御方法であって、生徒が受けた複数のテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得工程と、前記テスト結果情報に基づき、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が下がり傾向の生徒を抽出する抽出工程と、前記抽出工程で抽出された生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示するアラートと、を表示する成績表示工程と、前記成績表示工程で成績が表示された生徒の中から、指定された生徒を検知する検知工程と、を有し、前記成績表示工程は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、前記テストに含まれる設問を解く際に必要な観点別の得点率の推移を示すグラフを表示する。情報処理装置は、この制御方法を実行することで、成績が実質的に下がり傾向となる生徒の成績を強調表示し、指導やアドバイス等が必要な生徒を閲覧者に好適に把握させることができる。また、観点別の得点率の推移を示すグラフを表示することで、成績が下降傾向にある観点や成績が上昇傾向にある観点を、好適に教師に把握させることができる。
本開示のさらに他の観点では、プログラムは、生徒が受けた複数のテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、前記テスト結果情報に基づき、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が下がり傾向の生徒を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示するアラートと、を表示する成績表示手段と、前記成績表示手段により成績が表示された生徒の中から、指定された生徒を検知する検知手段としてコンピュータを機能させ、前記抽出手段が抽出した生徒の成績を強調表示する成績表示手段としてコンピュータを機能させ、前記成績表示手段は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、前記テストに含まれる設問を解く際に必要な観点別の得点率の推移を示すグラフを表示する。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の情報処理装置を実現することができる。
本発明によれば、実質的に成績が下がり傾向となる生徒を閲覧者に好適に把握させることができる。
実施形態に係る表示システムの構成を示す。 端末装置及びサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 設問属性情報のデータ構造の一例である。 成績一覧画面の一例である。 第1指定欄において「アラート対象のみ表示」が選択された場合の成績一覧画面の一例である。 第2指定欄において「成績が上がった人をアラート」が選択された場合の成績一覧画面の一例である。 成績個別画面の一例を示す。 設問別正誤一覧画面の一例である。 第4指定欄において「章末テスト含める」が選択された場合の成績個別画面の一例である。 第1実施形態の成績表示処理の手順を示すフローチャートの一例である。 第2実施形態における成績一覧画面の一例である。 第2指定欄において、「成績が上昇傾向の人をアラート」が選択された場合の成績一覧画面の一例である。 第2実施形態における成績個別画面の一例である。 観点別表示ボタンが選択された場合の成績個別画面の表示例を示す。 第2実施形態の成績表示処理の手順を示すフローチャートの一例である。
以下、図面を参照しながら、情報処理装置、制御方法、及びプログラムの実施の形態について説明する。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、第1実施形態に係る表示システムの構成を示す。表示システムは、学校の生徒のテストの成績などを閲覧するシステムであり、端末装置10とサーバ装置20とがネットワーク9を介してデータ通信を行う。
端末装置10は、学校の教師が使用する端末であり、サーバ装置20から受信する表示データ「D1」に基づく表示を行う。本実施形態では、端末装置10は、サーバ装置20から送信される表示データD1に基づき、使用者である教師が担当する生徒のテスト成績を示す画面を表示する。端末装置10は、例えば、学校に設置されたPC(ノートパソコンも含む)、タブレット、スマートフォンなどが該当する。
サーバ装置20は、テスト情報データベース(以下、「データベース」を「DB」と記す。)24と、テスト結果DB27とに接続されている。そして、サーバ装置20は、生徒の成績に関する画面などの表示要求を端末装置10から受信した場合に、表示データD1を生成し、生成した表示データD1を端末装置10に送信する。サーバ装置20は、「情報処理装置」の一例である。
[装置構成]
図2(A)は、端末装置10の構成を示すブロック図である。図示のように、端末装置10は、通信部13、記憶部14、入力部15、制御部16、及び表示部17を備える。これらの構成要素は、バス19により相互に接続されている。
通信部13は、ネットワーク9を介してサーバ装置20等と通信を行う。記憶部14は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部14には、制御部16により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。制御部16は、それらのプログラムを実行することにより、端末装置10全体を制御する。また、記憶部14は、制御部16が様々な処理を実行する際の作業メモリとして機能する。
入力部15は、ユーザ入力を検出する装置であり、検出した入力信号を制御部16に供給する。入力部15は、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、音声入力装置などである。表示部17は、制御部16の制御に基づく表示を行うディスプレイであり、例えば、端末装置10の前面に設けられる液晶パネル等であってもよく、端末装置10の本体とは別体のモニタであってもよい。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)などのプロセッサ(コンピュータ)により構成され、端末装置10の各構成要素を制御する。本実施形態では、制御部16は、生徒の成績画面等の表示を要求する入力を入力部15により検知した場合に、通信部13を介して所定の要求信号をサーバ装置20に送信する。そして、制御部16は、サーバ装置20から上述の要求信号に対する応答として表示データD1を通信部13が受信した場合に、当該表示データD1に基づく画面を表示部17に表示する。
図2(B)は、サーバ装置20の構成を示すブロック図である。サーバ装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備える。なお、これらの構成要素と、テスト情報DB24と、テスト結果DB27とは、バス29を介して相互に接続されている。
通信部21は、ネットワーク9を通じて端末装置10と通信を行うための通信ユニットである。
記憶部22は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部22には、制御部23により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。なお、記憶部22は、テスト情報DB24及びテスト結果DB27の少なくともいずれか一方を含んでもよい。
制御部23は、CPU、GPUなどのプロセッサ(コンピュータ)により構成され、サーバ装置20の各構成要素を制御する。制御部23は、端末装置10から成績遷移画面等に関する表示要求を通信部21により受信した場合に、テスト情報DB24及びテスト結果DB27を参照することで、端末装置10に供給する表示データD1を生成し、生成した表示データD1を通信部21により端末装置10に送信する。制御部23は、取得手段、抽出手段、成績表示手段及びプログラムを実行するコンピュータの一例である。
テスト情報DB24は、生徒に実施させるテストに関する情報であるテスト情報を記憶している。本実施形態では、テスト情報は、テストの問題情報、配点情報、正答情報に加えて、各設問が属する単元等の分類に関する情報(「設問属性情報」とも呼ぶ。)などを含んでいる。設問属性情報のデータ構造については、図3を参照して後述する。
テスト結果DB27は、過去に実施されたテストの実施結果に関する情報であるテスト結果情報を、テストを実施した生徒の識別情報等と関連付けて記憶している。テスト結果情報は、例えば、実施されたテストの種別及び実施時期に関する情報、テストを受けた各生徒の識別情報、各生徒が記述した解答を示す解答情報(解答の筆跡を再現するためのストローク情報も含む)、各生徒の設問毎の正誤情報、各生徒の単元毎及びその他分類(後述する観点及び領域を含む)毎の得点率(正答率であってもよい、以下同じ)などを含む。なお、サーバ装置20は、上述の得点率の情報をテスト結果DB27に予め記憶する代わりに、テスト結果DB27に含まれる対象の生徒の設問毎の正誤情報と、対応するテスト情報DB24のテスト情報が示す設問毎の単元及び分類等とに基づき、上述の得点率を算出してもよい。
図3は、テスト情報DB24に含まれる設問属性情報のデータ構造の一例である。設問属性情報は、対象となるテストに含まれる設問を特定する項目である「大問」及び「小問」の組み合わせ毎に、各設問が属する「単元」、「領域」、「観点」の各項目が対応付けられた情報である。ここで、「単元」は、対象の設問が属する単元を示し、「領域」は、対象の設問が属する分類であって、単元よりも上位概念の分類を示す。「観点」は、対象の設問を解く際に必要な観点(技能、知識、又は理解等)を示す。
なお、テスト情報DB24とテスト結果DB27は、サーバ装置20に接続又は内蔵されたハードディスクなどの外部記憶装置であってもよく、フラッシュメモリなどの記憶媒体であってもよく、サーバ装置20とデータ通信を行うサーバ装置などであってもよい。この場合、テスト情報DB24とテスト結果DB27を記憶する装置は、複数の装置から構成され、上述した各記憶部を分散して保有してもよい。
[成績表示処理]
次に、サーバ装置20が端末装置10に表示させる生徒の成績に関する表示について説明する。概略的には、サーバ装置20は、生徒全体に対する得点率の差が前回のテストに比べて閾値よりも変動幅が大きい生徒を、警告対象の生徒(「警告対象生徒」とも呼ぶ。)として抽出し、当該警告対象生徒の成績を強調表示する。これにより、サーバ装置20は、端末装置10の使用者である教師に対し、指導やアドバイス等が必要な生徒を好適に把握させる。
(1)成績一覧画面
図4は、成績一覧画面の表示例である。図4に示すように、端末装置10は、サーバ装置20から送信される表示データD1に基づき、成績一覧表示欄30と、第1指定欄31と、第2指定欄32と、第3指定欄33とを、成績一覧画面上に表示している。この場合、サーバ装置20は、例えば、端末装置10から成績一覧画面の表示要求を受信したときに、上述の表示要求において指定されたクラスの生徒のテスト結果情報をテスト結果DB27から抽出し、当該テスト結果情報に基づき、表示データD1を生成する。
成績一覧表示欄30は、生徒の成績の一覧を表示する欄であり、「番号」、「氏名」、「今回得点率」、「全体得点率差」、及び「アラート」の各項目を有する。「番号」及び「氏名」は、対象の生徒のクラス番号(出席番号)及び氏名を示す。「今回得点率」は、対象の生徒が直近(最新)のテストにおいて対象の教科において獲得した得点率を示す。なお、対象の教科は、後述する第3指定欄33において指定された教科である。「全体得点率差」は、対応する今回得点率を、同一テストにおける全体得点率により差し引いた得点率を示す。ここで、全体得点率は、テストを受けた者の平均得点率を指し、クラス内の平均得点率であってもよく、学年全体での平均得点率であってもよい。図4の例では、全体得点率が66%であることから、サーバ装置20は、「今回得点率」の値から66を差し引いた値を、「全体得点率差」に表示している。
「アラート」は、対象の生徒が警告対象生徒である場合に黒丸が表示される欄である。ここで、サーバ装置20は、成績一覧画面に示される「全体得点率差」がその前のテストの全体得点率差に対して所定の閾値以上下がっている生徒を警告対象生徒とみなす。言い換えると、サーバ装置20は、1つ前に実施された同一教科のテストの全体得点率差に対する対象のテスト(最新のテスト)の全体得点率差の変動値(「成績変動値dR」とも呼ぶ。)が所定の基準変動値以下となる生徒を、警告対象生徒とみなす。この場合、成績変動値dRは、最新のテストの全体得点率差からその一つ前のテストの全体得点率差を減算した値となる。また、上述の基準変動値は、成績が実質的に下がったか否かを判定するための閾値であり、例えば予め定められた負値に設定される。なお、サーバ装置20は、後述するように、第2指定欄32において、前回テストよりも成績が上がった人をアラートする旨が選択された場合には、成績変動値dRが正値である所定の基準変動値以上となる生徒を、警告対象生徒とみなす。
そして、サーバ装置20は、警告対象生徒の「アラート」の欄に黒丸を表示することで、警告対象生徒のレコードを強調表示する。図6の例では、サーバ装置20は、番号2の「BBBBB」、番号4の「DDDDD」、及び番号7の「GGGGG」の各生徒を、警告対象生徒として特定し、これらに対応するレコードの「アラート」のフィールドに黒丸を表示している。
第1指定欄31は、対象のクラス(ここでは3年C組)の生徒の全員を表示するか、又は対象のクラスのうち警告対象生徒のみを表示するかを選択する欄である。ここでは、サーバ装置20は、第1指定欄31において、「全員を表示」が選択されていることから、成績一覧表示欄30において、対象のクラス全員の成績の一覧を表示している。
第2指定欄32は、警告対象生徒の抽出基準を指定する欄であり、ここでは、前回テストよりも成績が下がった人をアラートするか、又は、前回テストよりも成績が上がった人をアラートするかを選択可能となっている。ここでは、サーバ装置20は、第2指定欄32において、「成績が下がった人をアラート」が選択されていることから、成績変動値dRが負値である基準変動値以下となる生徒を、警告対象生徒として抽出する。
第3指定欄33は、警告対象生徒を決定する際に参照する成績の教科を指定する欄である。ここでは、サーバ装置20は、第3指定欄33において、「数学」が選択されていることから、成績一覧表示欄30において、数学の成績に関する今回得点率及び全体得点率差を表示すると共に、数学の成績に基づいて警告対象生徒を決定する。なお、第3指定欄33では、数学、国語、英語などの各教科の他、テストが実施された全教科を指定することも可能である。第3指定欄33において全教科が指定された場合、サーバ装置20は、全教科の成績の平均値に基づき、「今回得点率」及び「全体得点率差」の各項目に表示する値と警告対象生徒とを決定する。なお、図4では、第1指定欄31、第2指定欄32、及び第3指定欄33は、それぞれ、一例として、プルダウンメニュー形式の入力欄となっている。
このように、図4に示す成績一覧画面では、サーバ装置20は、指定された教科(ここでは数学)に対し、今回実施されたテストの全体得点率差が前回実施されたテストの全体得点率差よりも閾値以上低い生徒の成績を強調表示する。これにより、指導が必要である可能性が高い生徒を、端末装置10の使用者である教師に好適に認識させることができる。
なお、サーバ装置20は、成績一覧表示欄30の任意の生徒のレコードが選択されたことを検知した場合、選択されたレコードに対応する生徒の成績を個別に表示する画面(「成績個別画面」とも呼ぶ。)の表示データD1を生成する。そして、端末装置10は、サーバ装置20から上述の表示データD1を受信することで、成績個別画面を表示する。成績個別画面の表示例については後述する。
図5は、第1指定欄31において「アラート対象のみ表示」が選択された場合の成績一覧画面の表示例である。図5に示す成績一覧画面では、サーバ装置20は、第1指定欄31において「アラート対象のみ表示」が選択されたことを検知し、図5の成績一覧表示欄30に表示された全生徒に対するレコードのうち、警告対象生徒のレコードのみを抽出して成績一覧表示欄30に表示している。
このように、図5に示す成績一覧画面では、サーバ装置20は、今回実施されたテストの全体得点率差が前回実施されたテストの全体得点率差よりも閾値以上低い生徒のレコードのみを成績一覧表示欄30に表示する。これにより、指導が必要な可能性が高い生徒を、端末装置10の使用者である教師により明確に認識させることができる。
図6は、第2指定欄32において「成績が上がった人をアラート」が選択された場合の成績一覧画面の表示例である。
図6に示す成績一覧画面では、サーバ装置20は、第2指定欄32において「成績が上がった人をアラート」が選択されたことを検知し、前回テストに対して成績が上昇した生徒を、警告対象生徒として特定する。具体的には、サーバ装置20は、この場合、成績変動値dRが正値に設定された基準変動値以上高い生徒を、警告対象生徒として特定する。この場合、基準変動値は、成績が実質的に上がったか否かを判定するための閾値であり、例えば予め定められた正値に設定される。
図6の例では、サーバ装置20は、番号1の「AAAAA」及び番号5の「EEEEE」の各生徒の上述の得点率の差が前回テストに対して閾値以上上昇していると判定する。そして、サーバ装置20は、これらの生徒を警告対象生徒とみなし、これらの生徒の「アラート」のフィールドに黒丸を表示している。
このように、図6に示す成績一覧画面では、サーバ装置20は、今回実施されたテストの全体得点率差が前回実施されたテストの全体得点率差よりも閾値以上高い生徒を警告対象生徒として強調表示する。これにより、例えば、教師は、テスト返却等のタイミングで、前回テストより成績がよくなっていることを警告対象生徒に伝えてほめることにより、当該警告対象生徒のやる気を引き出すことができる。
(2)成績個別画面及び設問別正誤一覧画面
図7は、サーバ装置20が生成した表示データD1に基づき端末装置10が表示する成績個別画面の一例を示す。サーバ装置20は、図4に示す成績一覧画面において、番号2の生徒「BBBBB」に対応するレコードが成績一覧表示欄30において選択されたことを検知し、当該生徒に対するテスト結果情報等を参照することで、図7に示す成績個別画面を表示するための表示データD1を生成する。
図7の例では、端末装置10は、サーバ装置20から送信される表示データD1に基づき、対象の生徒「BBBBB」の成績の遷移を示すグラフG1と、第4指定欄38とを成績個別画面上に表示している。
ここで、グラフG1は、現在の学年における対象の生徒「BBBBB」の中間テスト及び期末テストの成績(ここでは得点率)を、全体平均と共に時系列により示した棒グラフである。なお、図7の例では、サーバ装置20は、2学期の期末テストの終了時点において成績個別画面の表示データD1を生成しており、テスト結果DB27に記憶された1学期中間、1学期期末、2学期中間及び2学期期末の各テストの成績を示すグラフG1を表示している。
また、サーバ装置20は、グラフG1において、1つ前に実施されたテストの全体得点率差よりも全体得点率差が閾値以上低いテストを特定し、当該テストの成績を示す棒グラフを強調表示する。上述の閾値は、警告対象生徒の判定に用いた基準変動値の絶対値と同一値であってもよく、異なる値であってもよい。図7の例では、サーバ装置20は、2学期の期末テストの全体得点率差が、その直前のテストである2学期の中間テストの全体得点率差よりも閾値以上低くなっていると判定する。そして、この場合、サーバ装置20は、2学期の期末テストの成績を示す棒グラフを、縁取り効果及び破線枠40により囲むことにより強調表示している。
これにより、サーバ装置20は、前回のテストと比較して成績が下がっているテストを好適に強調表示することができる。
また、各テストに対応する棒グラフは選択可能となっており、サーバ装置20は、任意のテストに対応する棒グラフが選択されたことを検知した場合、選択された棒グラフに対応するテストの設問毎の正誤一覧を表示するための表示データD1を生成する。この場合、端末装置10は、サーバ装置20から上述の表示データD1を受信することで、選択された棒グラフに対応するテストの設問毎の正誤一覧を示す画面(「設問別正誤一覧画面」とも呼ぶ。)を表示する。
図8は、設問別正誤一覧画面の一例である。この場合、サーバ装置20は、2学期期末テストの棒グラフが選択されたことを検知し、2学期期末テストの数学の生徒「BBBBB」の正誤に関する設問別正誤一覧画面の表示データD1を生成する。そして、端末装置10は、サーバ装置20から受信した表示データD1に基づき、図8に示す設問別正誤一覧画面を表示している。
サーバ装置20は、設問別正誤一覧画面上に、「大問」、「小問」、「正誤」、「全体正答率」、「単元」、「領域」、「観点」の各項目を有する一覧表を表示している。ここで、「大問」及び「小問」は、夫々、対象のテストに設けられた設問が属する大問及び小問の識別番号を示す。「正誤」は、対象の設問に対する対象の生徒の解答の正誤を〇(正解)又は×(不正解)により示す。「全体正答率」は、対象の設問に対する全生徒の解答の正答率を示す。「単元」、「領域」、「観点」は、対象の設問が属する単元、領域、及び観点をそれぞれ示す。
サーバ装置20は、図8に示すような設問別正誤一覧画面を端末装置10に表示させることで、教師が選択したテストの詳細を好適に教師に閲覧させることができる。例えば、図8に示す設問別正誤一覧画面を閲覧した教師は、生徒「BBBBB」が対象のテストにおいて、比較的に全体正答率が高い問題を多く間違えていること、及び、単元「図形の移動」が苦手であること等を把握することができる。そして、教師は、設問別正誤一覧画面にて把握した情報を、対象の生徒への指導に活かすことが可能となる。例えば、この場合、教師は、生徒「BBBBB」に対し、単元「図形の移動」に対する復習教材をやるように指示したり、基本的な問題を中心にやるべき問題を教えたりすることができる。設問別正誤一覧画面に表示される情報は、「正誤情報」の一例である。
再び図7の成績個別画面について説明する。第4指定欄38は、対象の教科(ここでは数学)の授業において実施された章末テストを棒グラフG1の表示に含めるか否かを選択する欄である。図7に示す第4指定欄38は、一例として、プルダウンメニュー形式の入力欄となっており、「章末テスト含めない」又は「章末テスト含める」のいずれか選択可能となっている。図7の例では、サーバ装置20は、第4指定欄38において、「章末テスト含めない」が選択されていることから、章末テストの成績を含めない(即ち中間テスト及び期末テストのみの)棒グラフG1を表示している。
図9は、図7の第4指定欄38において「章末テスト含める」が選択された場合の成績個別画面の一例である。図9の例では、サーバ装置20は、第4指定欄38において「章末テスト含める」が選択されたことを検知し、グラフG1として、章末テストと中間テストと期末テストの夫々に対応する成績を時系列に示す棒グラフを表示している。また、サーバ装置20は、1つ前に実施されたテストの全体得点率差よりも全体得点率差が閾値以上低いテストを特定し、当該テストの成績を示す棒グラフを強調表示している。図9の例では、サーバ装置20は、空間図形に関する章末テストの全体得点率差がその直前のテストである2学期中間テストの全体得点率差よりも所定の閾値以上低いと判定する。よって、この場合、サーバ装置20は、空間図形に関する章末テストの成績を示す棒グラフに対し、縁取り効果及び破線枠41により強調表示する。同様に、サーバ装置20は、2学期期末テストの全体得点率差がその直前のテストである平面図形に関する章末テストの全体得点率差よりも所定の閾値以上低いと判定する。よって、この場合、サーバ装置20は、2学期期末テストの成績を示す棒グラフに対し、図7と同様に、縁取り効果及び破線枠40により強調表示する。
なお、上述の強調表示において、サーバ装置20は、中間テスト及び期末テストと章末テストとを夫々別のテストとみなし、これらを比較対象としなくともよい。例えば、この場合、サーバ装置20は、中間テスト又は期末テストを強調表示するか否か判定する場合には、章末テストとの成績の比較は行わず、その直前に実施された中間テスト又は期末テストとの成績の比較を行ってもよい。同様に、サーバ装置20は、章末テストを強調表示するか否か判定する場合に、中間テスト又は期末テストとの成績の比較は行わず、その直前に実施された章末テストとの成績の比較を行ってもよい。
また、サーバ装置20は、1つ前に実施されたテストの全体得点率差よりも全体得点率差が閾値以上低いテストに対応する棒グラフを強調表示するのに代えて、又はこれに加えて、1つ前に実施されたテストの全体得点率差よりも全体得点率差が閾値以上高いテストに対応する棒グラフを強調表示してもよい。
(3)処理フロー
図10は、第1実施形態においてサーバ装置20が実行する成績表示処理の手順を示すフローチャートの一例である。サーバ装置20は、図10のフローチャートの処理を、繰り返し実行する。
まず、サーバ装置20は、成績一覧画面に関する表示要求を端末装置10から受信したか否か判定する(ステップS10)。上述の表示要求には、例えば、端末装置10の使用者である教師が指導を行うクラスの識別情報が含まれている。
そして、サーバ装置20は、端末装置10から成績一覧画面の表示要求を受信した場合(ステップS10;Yes)、指定されたクラスに属する各生徒のテスト結果情報をテスト結果DB27から取得する。そして、サーバ装置20は、取得したテスト結果情報に基づき、対象のクラスの各生徒に対し、成績変動値dRを算出する(ステップS11)。即ち、この場合、サーバ装置20は、対象のクラスの各生徒に対し、最新のテストの全体得点差とその前のテストの全体得点差をそれぞれ算出し、最新のテストの全体得点差からその前のテストの全体得点差を減算した値を、上述の成績変動値dRとして算出する。
そして、サーバ装置20は、成績変動値dRに基づき、実質的に成績が下がった生徒又は実質的に成績が上がった生徒を、警告対象生徒として抽出する(ステップS12)。例えば、サーバ装置20は、実質的に成績が下がった生徒を警告対象生徒として抽出する場合、成績変動値dRが負値である基準変動値以下となる生徒を警告対象生徒とみなす。一方、サーバ装置20は、実質的に成績が上がった生徒を警告対象生徒として抽出する場合、成績変動値dRが正値である基準変動値以上となる生徒を警告対象生徒とみなす。
そして、サーバ装置20は、警告対象生徒の成績を強調表示した成績一覧画面の表示データD1を生成し、当該表示データD1を表示要求元の端末装置10に送信することで、端末装置10に成績一覧画面を表示させる(ステップS13)。そして、サーバ装置20は、成績一覧画面に成績が表示されたいずれかの生徒が選択されたか否か判定する(ステップS14)。そして、サーバ装置20は、いずれの生徒も選択されていない場合(ステップS14;No)、継続して成績一覧画面の表示を行う(ステップS13)。
サーバ装置20は、成績一覧画面に成績が表示されたいずれかの生徒が選択されたことを検知した場合(ステップS14;Yes)、選択された生徒に対するテスト毎の成績遷移を示した成績個別画面を端末装置10に表示させる(ステップS15)。この場合、サーバ装置20は、選択された生徒に対するテスト結果情報に基づき成績個別画面の表示データD1を生成し、当該表示データD1を端末装置10に送信することで、成績個別画面を端末装置10に表示させる。
次に、サーバ装置20は、成績個別画面において対象の生徒の成績が時系列に表示されたテストのいずれかが選択されたか否か判定する(ステップS16)。そして、サーバ装置20は、成績個別画面においていずれかのテストが選択されたことを検知した場合(ステップS16;Yes)、選択されたテストに対する対象の生徒の設問毎の正誤等を示す設問別正誤一覧画面を、端末装置10に表示させる(ステップS17)。この場合、サーバ装置20は、選択されたテスト及び対象の生徒に対応するテスト結果情報に含まれる設問毎の正誤情報等を参照することで設問別正誤一覧画面の表示データD1を生成し、当該表示データD1を端末装置10に送信することで、設問別正誤一覧画面を端末装置10に表示させる。一方、成績個別画面においていずれのテストも選択されていない場合(ステップS16;No)、サーバ装置20は、引き続き成績個別画面を端末装置10に表示させる(ステップS15)。
[変形例]
次に、第1実施形態に好適な変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の第1実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
サーバ装置20は、テストを受けた者全体の成績を考慮した成績の指標の一例として、全体得点率差を用いて成績変動の有無を判定した。これに代えて、サーバ装置20は、テストを受けた者全体の成績を考慮した成績の指標の他の例として、偏差値を用いて成績変動の有無を判定してもよい。この場合、サーバ装置20は、1つ前のテストの偏差値に対する対象のテストの偏差値の変動値を成績変動値dRとして算出する。その他、サーバ装置20は、テストを受けた者全体の得点を加味して平均値が定められる任意の指標を用い、成績変動の有無を判定してもよい。
(変形例2)
サーバ装置20は、過去の複数のテストの成績を加味して対象となるテストの成績の上り又は下がりの判定を行ってもよい。
例えば、サーバ装置20は、対象となるテストの全体得点率差に対し、当該テストの直前に実施された所定個数分の過去のテストの全体得点率差の平均値を減算し、減算後の値を、成績変動値dRとして算出してもよい。上述の所定個数は、2以上の任意の個数に設定され、例えば、現在の学年において実施された全てのテストを含む個数となるように設定されてもよい。
これにより、サーバ装置20は、過去の長期的な成績の傾向と異なる成績となった生徒を、警告対象生徒として好適に抽出することができる。
(変形例3)
図4~図6に示す成績一覧画面において、端末装置10は、成績一覧表示欄30に「アラート」の項目を設けて当該項目内に黒丸を表示することで、警告対象生徒を強調表示した。これに代えて、端末装置10は、成績一覧表示欄30に「アラート」の項目を設ける以外の任意の方法により、警告対象生徒を強調表示してもよい。
例えば、端末装置10は、警告対象生徒に対応する成績一覧表示欄30のレコードを、ハッチング、縁取り効果、または色分け等により強調表示してもよい。この態様によっても、端末装置10は、警告対象生徒の存在を端末装置10の使用者である教師に好適に認識させることができる。
(変形例4)
サーバ装置20が生成する表示データD1に相当する情報を、端末装置10が自ら生成してもよい。
この場合、端末装置10は、例えば、サーバ装置20を介してテスト情報DB24及びテスト結果DB27から必要な情報を受信することで、第1実施形態のサーバ装置20と同様の処理(例えば図10のフローチャートの処理)を実行する。なお、端末装置10は、テスト情報DB24及びテスト結果DB27に相当する情報を記憶部14に予め記憶してもよい。
本変形例によっても、端末装置10は、成績一覧画面、成績個別画面及び設問別正誤一覧画面の各表示データD1を生成し、実施形態と同様の成績一覧画面、成績個別画面及び設問別正誤一覧画面を好適に表示することができる。本変形例では、端末装置10は、本発明における情報処理装置の一例であり、制御部16は、取得手段、抽出手段、成績表示手段及びプログラムを実行するコンピュータの一例である。
(変形例5)
端末装置10は、塾などの民間教育機関の講師等が使用する端末であってもよい。この場合、テスト情報DB24及びテスト結果DB27には、民間教育機関において実施されるテストに関する情報が記録されている。そして、サーバ装置20は、これらの情報を参照することで、民間教育機関で実施されたテストに関する成績一覧画面、成績個別画面及び設問別正誤一覧画面の各表示データD1を生成し、端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10は、民間教育機関において実施されるテストに関する成績を、民間教育機関の講師に好適に提示することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、端末装置10は、成績の長期的な傾向に基づき警告対象生徒を選定する点において、第1実施形態と異なる。以下において、第1実施形態と同一となる第2実施形態の構成要素については適宜同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態では、端末装置10は、成績(詳しくは、テストを受けた者全体の成績を考慮した成績)の長期的な傾向を表す指標を算出し、当該指標に基づき警告対象生徒を決定する。端末装置10は、上述の指標の代表例として、対象の学年において行われた各テストに対する全体得点率差を、最小二乗法などを用いて線形近似した場合の傾き(「線形近似傾きSL」とも呼ぶ。)を算出する。そして、端末装置10は、線形近似傾きSLが所定の基準傾き以下の場合に、対象の生徒の成績が下降傾向であるとみなす。上述の基準傾きは、成績が実質的に下降傾向にあるか否かを判定するための閾値であり、例えば予め定められた負値に設定される。同様に、端末装置10は、線形近似傾きSLが所定の基準傾き以上の場合に、成績が上昇傾向であるとみなす。上述の基準傾きは、成績が実質的に上昇傾向にあるか否かを判定するための閾値であり、例えば予め定められた正値に設定される。
このように、端末装置10は、線形近似傾きSLに基づき、成績の傾向を判定することで、直近のテストの成績の良し悪しのみによらず、長期的観点から成績の上昇又は下降傾向がある生徒を警告対象生徒として好適に特定することができる。
図11は、第2実施形態において端末装置10が表示する成績一覧画面の一例である。
図11に示す成績一覧画面では、第2指定欄32において、「成績が下降傾向の人をアラート」が選択されている。この場合、サーバ装置20は、対象のクラスに属する各生徒について、対象の学年(ここでは3年)で行われた対象の教科(ここでは数学)のテスト(ここでは中間テスト及び期末テスト)における対象生徒の得点率及び全生徒の得点率に基づき線形近似傾きSLを算出する。そして、サーバ装置20は、線形近似傾きSLが負値となる所定の基準傾き以下となる生徒を、警告対象生徒として特定する。図11の例では、サーバ装置20は、番号1の生徒「AAAAA」、番号3の生徒「CCCCC」、及び番号5の生徒「EEEEE」の各線形近似傾きSLが所定の基準傾き以下となることから、これらの生徒を警告対象生徒とみなし、対応する「アラート」の項目に黒丸を表示させている。これにより、サーバ装置20は、長期的な観点から成績が下がる傾向にある生徒を、好適に教師に把握させることができる。
また、サーバ装置20は、第1指定欄31において「アラート対象のみ表示」が選択されたことを検知した場合、第1実施形態において説明した図5の成績一覧表示欄30と同様に、警告対象生徒のレコードのみを一覧表示した成績一覧表示欄30を表示する。これにより、指導が必要な可能性が高い生徒を、端末装置10の使用者である教師により明確に認識させることができる。
このように、図5に示す成績一覧画面では、サーバ装置20は、今回実施されたテストの全体得点率差が前回実施されたテストの全体得点率差よりも閾値以上低い生徒のレコードのみを成績一覧表示欄30に表示する。
図12は、第2指定欄32において、「成績が上昇傾向の人をアラート」が選択された場合の成績一覧画面の一例である。
この場合、サーバ装置20は、第2指定欄32において、「成績が上昇傾向の人をアラート」が選択されたことを検知し(即ち所定の指示情報を検知し)、線形近似傾きSLが正値となる所定の基準傾き以上となる生徒を、警告対象生徒として特定する。そして、警告対象生徒に対応する成績一覧表示欄30のレコードの「アラート」の項目に黒丸を表示する。図12の例では、サーバ装置20は、番号4の生徒「DDDDD」の線形近似傾きSLが所定の基準傾き以上となることから、当該生徒を警告対象生徒とみなし、対応する「アラート」の項目に黒丸を表示させている。これにより、サーバ装置20は、長期的な観点から成績が上がる傾向にある生徒を、好適に教師に把握させることができる。
サーバ装置20は、第1実施形態と同様に、成績一覧表示欄30の任意の生徒のレコードが選択されたことを検知した場合、選択されたレコードに対応する生徒を対象とした成績個別画面の表示データD1を生成する。そして、端末装置10は、サーバ装置20から上述の表示データD1を受信することで、成績個別画面を表示する。
図13は、第2実施形態における成績個別画面の一例である。図13の例では、サーバ装置20は、図11に示す成績一覧画面において番号5の生徒「EEEEE」が選択されたことを検知し、当該生徒に対するテスト結果情報等を参照することで、図13に示す成績個別画面を表示するための表示データD1を生成する。
図13の例では、端末装置10は、サーバ装置20から送信される表示データD1に基づき、対象の生徒「EEEEE」の成績の遷移を示すグラフG1~G3を成績個別画面上に表示している。ここで、グラフG1は、現在の学年における対象の生徒「EEEEE」の中間テスト及び期末テストの成績(ここでは得点率)を、全体平均と共に時系列により示した棒グラフである。グラフG2は、現在の学年における対象の生徒「EEEEE」の中間テスト及び期末テストの全体得点率差の推移を示した折れ線グラフである。グラフG3は、現在の学年における対象の生徒「EEEEE」の中間テスト及び期末テストの全体得点率差の推移を示した線形(1次線)グラフである。
図13に示すように、端末装置10は、対象の生徒「EEEEE」の現在の学年において実施した各テストの全体得点率差の推移を、グラフG2及びグラフG3により示している。ここで、サーバ装置20は、対象の学年の各テストに対する全体得点率差を線形近似した場合の傾きである線形近似傾きSLを算出し、当該線形近似傾きSLの傾きを有する線形グラフを、グラフG3として成績個別画面上に表示する。このようにすることで、サーバ装置20は、対象の生徒の成績の長期的な傾向を、成績個別画面上において端末装置10の使用者である教師に好適に提示することができる。
また、グラフG1が示す棒グラフ又はグラフG2が示す折れ線グラフは、対応するテスト毎に選択可能となっている。サーバ装置20は、任意のテストに対応する棒グラフ又は折れ線グラフの対応部分が選択されたことを検知した場合、当該テストの設問毎の正誤一覧に関する設問別正誤一覧画面を表示するための表示データD1を生成する。この場合、端末装置10は、サーバ装置20から上述の表示データD1を受信することで、対象のテストに対する設問毎の正誤を示した設問別正誤一覧画面を表示する。この場合、サーバ装置20は、例えば、設問別正誤一覧画面として、第1実施形態において説明した図8に示す画面例と同様の画面を端末装置10に表示させる。サーバ装置20は、図8に示すような設問別正誤一覧画面を端末装置10に表示させることで、教師が選択したテストの詳細を好適に教師に閲覧させることができる。
また、サーバ装置20は、第4指定欄38において「章末テスト含める」が選択された場合、グラフG1~G3として、章末テストの成績を含めた成績を時系列に示した各グラフを表示する。
また、サーバ装置20は、1つ前に実施されたテストの全体得点率差よりも全体得点率差が閾値以上低いテストを特定し、当該テストの成績を示すグラフG1~グラフG3の部分を、成績個別画面上において強調表示してもよい。同様に、サーバ装置20は、1つ前に実施されたテストの全体得点率差よりも全体得点率差が閾値以上高いテストに対応するグラフ部分を強調表示してもよい。
また、図13に示す成績個別画面上には、「観点別表示」と記された観点別表示ボタン39が表示されている。サーバ装置20は、観点別表示ボタン39が選択されたことを検知した場合、観点別の得点率の推移を示すグラフを、成績個別画面上に表示する。
図14は、観点別表示ボタン39が選択された場合の成績個別画面の表示例を示す。図14に示すように、この場合、サーバ装置20は、対象の教科(ここでは数学)において含まれる3つの観点の各々に対する得点率を示す折れ線グラフ「G21」、「G22」、「G23」をそれぞれ表示している。ここで、グラフG21は、観点「数量や図形などについての知識・理解」の得点率の推移を示し、グラフG22は、観点「数学的な技能」の得点率の推移を示し、グラフG23は、観点「数学的な見方や考え方」の得点率の推移を示す。
また、サーバ装置20は、各グラフG21~G23が示す観点別の得点率に対してそれぞれ線形近似傾きSLを算出し、線形近似傾きSLが所定の基準傾き以下となる観点「数学的な見方や考え方」の得点率を示すグラフG23を、太線にすることにより強調表示している。上述の基準傾きは、負値であり、警告対象生徒の判定に用いた基準傾きと同一値であってもよく、異なる値であってもよい。これにより、サーバ装置20は、対象の生徒について、成績が長期的に下降傾向にある観点を、好適に教師に把握させることができる。同様に、サーバ装置20は、線形近似傾きSLが所定の正値である基準傾き以上となる観点が存在する場合、当該観点に対応するグラフを強調表示してもよい。
図15は、第2実施形態においてサーバ装置20が実行する成績表示処理の手順を示すフローチャートの一例である。サーバ装置20は、図15のフローチャートの処理を、繰り返し実行する。
まず、サーバ装置20は、成績一覧画面に関する表示要求を端末装置10から受信したか否か判定する(ステップS20)。そして、サーバ装置20は、端末装置10から成績一覧画面の表示要求を受信した場合(ステップS20;Yes)、指定されたクラスに属する各生徒のテスト結果情報をテスト結果DB27から取得する。そして、サーバ装置20は、取得したテスト結果情報に基づき、対象のクラスの各生徒に対し、各生徒の長期成績に対する線形近似の傾きである線形近似傾きSLを算出する(ステップS21)。この場合、サーバ装置20は、例えば、対象の学年において行われた各テストに対する全体得点率差を、生徒毎に線形近似(即ち回帰直線を算出)した場合の傾きを、各生徒の線形近似傾きSLとして算出する。
そして、サーバ装置20は、算出した生徒毎の線形近似傾きSLに基づき、警告対象生徒を抽出する(ステップS22)。例えば、サーバ装置20は、長期的観点において成績が下降傾向の生徒を警告対象生徒として抽出する場合、線形近似傾きSLが負値である所定の基準傾き以下となる生徒を、警告対象生徒とみなす。一方、サーバ装置20は、長期的観点において成績が上昇傾向の生徒を警告対象生徒として抽出する場合、線形近似傾きSLが正値である所定の基準傾き以上となる生徒を、警告対象生徒とみなす。
そして、サーバ装置20は、警告対象生徒の成績を強調表示した成績一覧画面の表示データD1を生成し、当該表示データD1を表示要求元の端末装置10に送信することで、端末装置10に成績一覧画面を表示させる(ステップS23)。そして、サーバ装置20は、成績一覧画面に成績が表示されたいずれかの生徒が選択されたか否か判定する(ステップS24)。そして、サーバ装置20は、いずれの生徒も選択されていない場合(ステップS24;No)、継続して成績一覧画面の表示を行う(ステップS23)。
サーバ装置20は、成績一覧画面に成績が表示されたいずれかの生徒が選択されたことを検知した場合(ステップS24;Yes)、選択された生徒に対するテスト毎の成績遷移を示した成績個別画面を端末装置10に表示させる(ステップS25)。そして、サーバ装置20は、成績個別画面において対象の生徒の成績が時系列に表示されたテストのいずれかが選択されたか否か判定する(ステップS26)。サーバ装置20は、成績個別画面において対象の生徒の成績が時系列に表示されたテストのいずれかが選択されたことを検知した場合(ステップS26;Yes)、選択されたテストに対する設問別正誤一覧画面を端末装置10に表示させる(ステップS27)。一方、成績個別画面において対象の生徒の成績が時系列に表示されたテストのいずれも選択されていない場合(ステップS26;No)、サーバ装置20は、引き続き成績個別画面を端末装置10に表示させる(ステップS25)。
次に、第2実施形態における変形例について説明する。
第1実施形態における変形例1、変形例3、変形例4及び変形例5は、第2実施形態にも任意に組み合わせて適用される。例えば、上述の変形例1に基づき、テストを受けた者全体の成績を考慮した成績の指標として、全体得点率差の代わりに偏差値を用いる場合について検討する。この場合、サーバ装置20は、対象の学年において行われた各テストに対する偏差値に対し最小二乗法などを用いて線形近似した場合の傾きを、線形近似傾きSLとして算出する。また、上述の変形例4に基づき、サーバ装置20が生成する表示データD1に相当する情報を、端末装置10が自ら生成する場合、端末装置10は、テスト結果DB27等を参照し、第2実施形態のサーバ装置20と同様の処理(例えば図15のフローチャートの処理)を実行する。
また、サーバ装置20は、対象の学年において行われた各テストの成績に基づき線形近似傾きSLを算出する代わりに、直近に実施された所定個数分のテストの成績に基づき線形近似傾きSLを算出してもよい。この場合、上述の所定個数は、2以上の整数となるように設定される。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。すなわち、本願発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。
9 ネットワーク
10 端末装置
20 サーバ装置
24 テスト情報DB
27 テスト結果DB

Claims (9)

  1. 生徒が受けた複数のテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、
    前記テスト結果情報に基づき、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が下がり傾向の生徒を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示するアラートと、を表示する成績表示手段と、
    前記成績表示手段により成績が表示された生徒の中から、指定された生徒を検知する検知手段と、
    を備え、
    前記成績表示手段は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、前記テストに含まれる設問を解く際に必要な観点別の得点率の推移を示すグラフを表示する情報処理装置。
  2. 前記抽出手段は、前記複数のテストに対する、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した時系列の成績に対して線形近似を行い、当該線形近似により得られた傾きが所定の閾値以下となる生徒を抽出する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記抽出手段は、所定の指示情報を検知した場合、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が上がり傾向の生徒を抽出し、
    前記成績表示手段は、前記抽出手段が抽出した生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示するアラートとを表示する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記成績表示手段は、前記テストを受けた複数の生徒の成績を一覧表示する場合に、前記抽出手段が抽出した生徒の成績を強調表示するアラートを表示する、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記成績表示手段は、前記のテストを受けた複数の生徒のうち、前記抽出手段が抽出した生徒の成績を一覧表示する、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記成績表示手段は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、当該複数のテストのうち1のテストが選択された場合に、当該テストにおける前記指定された生徒の設問別の正誤情報を表示する、請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記抽出手段は、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績として、対象となる生徒の得点率から前記テストを受けた者全体の得点率の平均を減算した値を算出する、請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置が実行する制御方法であって、
    生徒が受けた複数のテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得工程と、
    前記テスト結果情報に基づき、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が下がり傾向の生徒を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出された生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示するアラートと、を表示する成績表示工程と、
    前記成績表示工程で成績が表示された生徒の中から、指定された生徒を検知する検知工程と、
    を有し、
    前記成績表示工程は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、前記テストに含まれる設問を解く際に必要な観点別の得点率の推移を示すグラフを表示する制御方法。
  9. 生徒が受けた複数のテストの結果を示すテスト結果情報を取得する取得手段と、
    前記テスト結果情報に基づき、前記テストを受けた者全体の成績を考慮した成績が下がり傾向の生徒を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した生徒の今回の成績と、当該生徒の成績を強調表示するアラートと、を表示する成績表示手段と、
    前記成績表示手段により成績が表示された生徒の中から、指定された生徒を検知する検知手段
    としてコンピュータを機能させ、
    前記成績表示手段は、指定された生徒が受けた前記複数のテストの各々の成績を時系列に表示する場合において、前記テストに含まれる設問を解く際に必要な観点別の得点率の推移を示すグラフを表示するプログラム。
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