JP7428931B2 - 点検装置、点検方法、およびプログラム - Google Patents

点検装置、点検方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、点検装置、点検方法、およびプログラムに関する。
従来、自律飛行型の無人航空機を用いて、通信用マンホールの内部を点検する点検方法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。この点検方法は、無人航空機がマンホールの内部へ入孔し、無人航空機に搭載されたカメラにより、マンホールの点検項目の一つである躯体部における上床版の様子などを自動的に撮影する方法である。作業者は、撮影画像から上床版に発生しているひび割れなどを確認することができる。ところで、マンホールの内部には、地下水又は雨水が流入することによって、溜水が存在する場合がある。この場合、作業者は、マンホールの内部に無人航空機の飛行空間を確保するため、無人航空機をマンホールの内部へ入孔させる前に、マンホールの内部から溜水を排水する作業を行わなければならず、実際に点検作業を始めるまでに多くの時間を要していた。
そこで近年、マンホールの内部の点検に、溜水の水面に着水することが可能な無人航空機を用いることが提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
内堀大輔、他4名、「ドローンによる通信用マンホールの自動点検技術の開発」、第19回建設ロボットシンポジウム論文集(USB)、O2-02,2019年10月 「PD4-AW-AQ」、株式会社プロドローン、[online]、[2020年3月9日検索]、インターネット<URL:https://www.prodrone.com/jp/products/pd4-aw-aq/>
しかしながら、マンホールの内部に溜水が存在するか否か、マンホールの内部に溜水が存在する場合、溜水の水深がどの程度であるか、などのマンホールの内部の状態は、マンホール毎に異なっている。このため、従来のように、無人航空機を全てのマンホールの内部へ入孔させて、溜水の水面に着水させようとすると、例えば、溜水の水深が浅い場合には、無人航空機とマンホールの上床版との距離が長くなり、無人航空機は、上床版を接写できず、微細なひび割れなどを撮影することが困難となる。また、例えば、マンホールの内部に溜水が存在しない場合には、無人航空機は、マンホールの下床版に着陸してしまい、マンホールの内部で移動しながら撮影することが困難となる。
すなわち、無人航空機をマンホールの内部へ入孔させる際、マンホールの内部の状態を自動的に把握し、例えば、満水の場合は入孔させずに地面に着陸させる、溜水の水深が深い場合は溜水の水面に着水させる、溜水の水深が浅い場合はマンホールの内部の空間を飛行させる、などのように、マンホールの内部の状態に合わせて、無人航空機の動作を適切に決定することが可能な点検装置が望まれている。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、マンホールの内部の状態に合わせて、無人航空機の動作を適切に決定することが可能な点検装置、点検方法、およびプログラムを提供することにある。
一実施形態に係る点検装置は、無人航空機を用いて、マンホールの内部を点検する点検装置であって、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための第1閾値、前記無人航空機を前記内部に存在する溜水の水面に着水させることが可能であるか否かを判定するための前記第1閾値より大きい第2閾値、および、前記マンホールの上床版の天井面と前記水面又は前記マンホールの床面との距離を示す空間情報に基づいて、前記空間情報が前記第1閾値より小さい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが不可能であると判定し、前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下である場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが可能であると判定し、前記空間情報が前記第2閾値より大きい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定し、前記無人航空機の動作を決定する第1決定部と、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定された場合、前記第1閾値、前記第2閾値、および、前記空間情報に基づいて、前記空間情報と前記第2閾値との差以上、且つ、前記空間情報と前記第1閾値との差以下の範囲を満たすように、前記無人航空機が前記内部へ入孔した後における前記水面又は前記床面に対する前記無人航空機の飛行高度を決定する第2決定部と、を備える。
一実施形態に係る点検方法は、無人航空機を用いて、マンホールの内部を点検する点検方法であって、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための第1閾値、前記無人航空機を前記内部に存在する溜水の水面に着水させることが可能であるか否かを判定するための前記第1閾値より大きい第2閾値、および、前記マンホールの上床版の天井面と前記水面又は前記マンホールの床面との距離を示す空間情報に基づいて、前記空間情報が前記第1閾値より小さい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが不可能であると判定し、前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下である場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが可能であると判定し、前記空間情報が前記第2閾値より大きい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定し、前記無人航空機の動作を決定するステップと、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定された場合、前記第1閾値、前記第2閾値、および、前記空間情報に基づいて、前記空間情報と前記第2閾値との差以上、且つ、前記空間情報と前記第1閾値との差以下の範囲を満たすように、前記無人航空機が前記内部へ入孔した後における前記水面又は前記床面に対する前記無人航空機の飛行高度を決定するステップと、を含む。
一実施形態係るプログラムは、コンピュータを、点検装置として機能させることを特徴とする。
本開示によれば、マンホールの内部の状態に合わせて、無人航空機の動作を適切に決定することが可能な点検装置、点検方法、およびプログラムを提供することができる。
一実施形態に係る点検システムの構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る点検装置の構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る第1決定部の構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る第1決定部を説明するための図である。 一実施形態に係る第2決定部の構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る第2決定部を説明するための図である。 一実施形態に係る点検方法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における「上」、「下」、「鉛直」とは、図面に描かれた座標軸表示のZ軸に平行な方向を意味するものとし、「水平」とは、図面に描かれた座標軸表示のXY平面に平行な方向を意味するものとする。
<点検システムの構成>
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る点検システムの構成について説明する。
点検システムは、マンホール2の内部を点検するシステムである。図1に示すように、点検システムは、点検装置100と、無人航空機1と、を備える。点検装置100と無人航空機1とは、有線または無線により通信可能に接続されている。
ここで、地下302に埋設されたマンホール2の構成について、簡単に説明する。
マンホール2は、例えば、規格品の通信用マンホールである。マンホール2は、首部210、躯体部220などを備える。首部210は、例えば、略円筒形状であり、躯体部220は、例えば、略直方体形状である。首部210および躯体部220は、鉄筋コンクリートで製造される。躯体部220は、上床版221と、下床版222と、側壁部223と、を備える。
マンホール2の内部は、躯体部220における上床版221の天井面R、躯体部220における側壁部223の壁面J、躯体部220における下床版222の床面Fなどで囲まれている。マンホール2の内部の空間Sは、躯体部220における上床版221の天井面R、躯体部220における側壁部223の壁面Jの一部、マンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wなどで囲まれている。マンホール2の埋設深さLは、地面Aと天井面Rとの距離を示している。マンホール2の内部の高さLは、天井面Rと床面Fとの距離を示している。
無人航空機1は、例えば、自律飛行型の無人航空機である。無人航空機1は、第1測距計101、第2測距計102、カメラ103、飛行制御部104、その他、モータ、プロペラなど公知の構成要素を備える。無人航空機1は、その構成が特に限定されるものではない。
第1測距計101は、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔する前、すなわち、無人航空機1が地上301を飛行している際における地面Aに対する無人航空機1の高度h(第1高度)を測定する。地面Aに対する無人航空機1の高度hは、地面Aと無人航空機1との距離を示している。第1測距計101は、例えば、GPSセンサ、気圧センサ、ジャイロセンサ、超音波センサなどである。第1測距計101は、無人航空機1の機体において、例えば、鉛直方向の上部、鉛直方向の下部、水平方向の側部などに配置される。無人航空機1が第1測距計101を備えることで、無人航空機1は、地面Aに対して、所定の高度hを維持したまま、マンホール孔Cの直上へ自律飛行することが可能となる(図1の白抜き矢印参照)。
第2測距計102は、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔する前、すなわち、無人航空機1がマンホール孔Cの直上を飛行している際における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度H(第2高度)を測定する。水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hは、水面W又は床面Fと無人航空機1との距離を示している。例えば、第2測距計102は、マンホール2の内部に溜水3が存在する場合、水面Wに対する無人航空機1の高度Hを測定する。例えば、第2測距計102は、マンホール2の内部に溜水3が存在しない場合、床面Fに対する無人航空機1の高度Hを測定する。第2測距計102は、例えば、超音波センサ、レーザセンサなどである。第2測距計102は、無人航空機1の機体において、例えば、鉛直方向の上部、鉛直方向の下部、水平方向の側部などに配置される。
カメラ103は、例えば、躯体部220における上床版221の天井面R、躯体部220における側壁部223の壁面J、マンホール孔Cなどを撮影する。カメラ103は、無人航空機1の機体において、例えば、鉛直方向の上部、鉛直方向の下部、水平方向の側部などに配置される。
飛行制御部104は、例えば、小型コンピュータである。飛行制御部104は、上述の各種センサを制御し、各種センサから取得したセンサ情報に基づいて、モータの駆動、プロペラの回転数および回転方向などを制御し、自律飛行する。また、飛行制御部104は、例えば、無人航空機1を地面Aに着陸させるための制御信号、無人航空機1を水面Wに着水させるための制御信号、無人航空機1をマンホールの内部の空間Sで飛行させるための制御信号、無人航空機1の飛行高度を制御するための制御信号などに基づいて、無人航空機1の各部を制御する。
無人航空機1は、点検装置100と通信する機能を有する。無人航空機1は、例えば、第1測距計101により測定された地面Aに対する無人航空機1の高度hを示す距離情報(第1距離情報)、第2測距計102により測定された水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hを示す距離情報(第2距離情報)、カメラ103により撮影された撮影画像の画像情報などを、点検装置100へ送信する。また、無人航空機1は、例えば、無人航空機1を地面Aに着陸させるための制御信号、無人航空機1を水面Wに着水させるための制御信号、無人航空機1をマンホールの内部の空間Sで飛行させるための制御信号、無人航空機1の飛行高度を制御するための制御信号などを、点検装置100から受信する。
<点検装置100の構成>
図2を参照して、本実施形態に係る点検装置100の構成について説明する。
点検装置100は、無人航空機1を用いて、マンホール2の内部を点検する装置である。図2に示すように、点検装置100は、入力部110と、制御部120と、記憶部130と、出力部140と、通信部150と、を備える。
入力部110は、各種情報の入力を受け付ける。入力部110は、作業者による所定の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、マイク、タッチパネル、キーボード、マウスなどである。例えば、作業者が、入力部110を用いて所定の操作を行うことで、第1測距計101により測定された地面Aに対する無人航空機1の高度hを示す距離情報、第2測距計102により測定された水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hを示す距離情報、カメラ103により撮影された撮影画像の画像情報などが、制御部120に入力される。入力部110は、点検装置100と一体化されていてもよいし、別々に設けられていてもよい。
制御部120は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、汎用のプロセッサ又は特定の処理に特化したプロセッサによって構成されてもよい。詳細は後述するが、制御部120は、第1決定部121と、第2決定部122と、を備える。
記憶部130は、1つ以上のメモリを含み、例えば、半導体メモリ、磁気メモリ、光メモリなどを含んでよい。記憶部130に含まれる各メモリは、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してよい。各メモリは、必ずしも点検装置100がその内部に備える必要はなく、点検装置100の外部に備える構成としてもよい。
記憶部130は、点検装置100の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部130は、第1測距計101により測定された地面Aに対する無人航空機1の高度hを示す距離情報、第2測距計102により測定された水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hを示す距離情報、カメラ103により撮影された撮影画像の画像情報などを記憶する。例えば、記憶部130は、後述する点検情報、マンホール情報、空間情報などを記憶する。この他にも、記憶部130は、例えば、各種のプログラムやデータなどを記憶する。
出力部140は、各種情報を出力する。出力部140は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、スピーカーなどである。例えば、出力部140は、カメラ103により撮影された撮影画像の画像情報に基づいて、所定の画面を表示する。出力部140は、点検装置100と一体化されていてもよいし、別々に設けられていてもよい。
通信部150は、無人航空機1と通信する機能を有する。通信部250は、例えば、第1測距計101により測定された地面Aに対する無人航空機1の高度hを示す距離情報、第2測距計102により測定された水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hを示す距離情報、カメラ103により撮影された撮影画像の画像情報などを、無人航空機1から受信する。また、通信部250は、例えば、無人航空機1を地面Aに着陸させるための制御信号、無人航空機1を水面Wに着水させるための制御信号、無人航空機1をマンホールの内部の空間Sで飛行させるための制御信号、無人航空機1の飛行高度を制御するための制御信号などを、無人航空機1へ送信する。
<第1決定部121の構成>
図3および図4を参照して、本実施形態に係る第1決定部121の構成について説明する。
第1決定部121は、点検情報設定部11と、マンホール情報取得部12と、第1距離情報取得部13と、第2距離情報取得部14と、空間情報推定部15と、動作決定部16と、を備える。
点検情報設定部11は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための閾値a(第1閾値)、および、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるか否かを判定するための閾値b(第2閾値)を示す点検情報を設定する。点検情報設定部11は、設定した点検情報を、動作決定部16へ出力する。
閾値aは、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定する際に用いられる値であり、マンホール2の内部の空間S(例えば、天井面Rと水面Wとの距離)を示す空間情報の臨界値である。閾値bは、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるか否かを判定する際に用いられる値であり、マンホール2の内部の空間S(例えば、天井面Rと水面Wとの距離)を示す空間情報の臨界値である。また、閾値bはマンホール2の天井面Rを撮影可能なカメラ103と天井面Rとの最大距離である。なお、閾値bは、閾値aより大きくなるように設定される。
例えば、空間情報が閾値aより小さい場合、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが不可能であると判定される。例えば、空間情報が閾値a以上閾値b以下である場合、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であると判定される。また、例えば、空間情報が閾値bより大きい場合、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが不可能であると判定される。
閾値aおよび閾値bは、その値が特に限定されるものではないが、変数であることが好ましい。点検情報設定部11が、閾値aおよび閾値bを適宜変更しながら設定することで、無人航空機1に搭載されるカメラ103の撮影範囲を、任意に制御することが可能となる。例えば、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させる場合、閾値aが、より小さい値に設定されることで、無人航空機1とマンホール2の天井面Rとの距離を短くすることができる。これにより、無人航空機1は、天井面Rを接写することができるため、マンホールの点検項目の一つである躯体部220における上床版221に発生している微細なひび割れなどの劣化を、高精度に撮影することが可能となる。例えば、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させる場合、閾値bが、より大きい値に設定されることで、無人航空機1とマンホール2の天井面Rとの距離を長くすることができる。これにより、無人航空機1は、マンホール2の内部の全体の様子を、広範囲に撮影することが可能となる。
マンホール情報取得部12は、マンホール2の埋設深さL、マンホール2の内部の高さLなどを含むマンホール情報を、あらかじめ設定されているマンホール2の規格値に基づいて、取得する。あるいは、マンホール情報取得部12は、マンホール2の埋設深さL、マンホール2の内部の高さLなどを含むマンホール情報を、例えば、外部装置などから取得する。マンホール情報取得部12は、取得したマンホール情報を、空間情報推定部15へ出力する。
第1距離情報取得部13は、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔する前、すなわち、無人航空機1が地上301を飛行している際における地面Aに対する無人航空機1の高度hを示す距離情報を、無人航空機1から取得する。地面Aに対する無人航空機1の高度hは、例えば、上述した無人航空機1に搭載される第1測距計101により測定される。第1距離情報取得部13は、取得した距離情報を、空間情報推定部15へ出力する。なお、第1距離情報取得部112は、当該距離情報を、無人航空機1のみならず、例えば、外部装置などから取得してもよい。
第2距離情報取得部14は、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔する前、すなわち、無人航空機1がマンホール孔Cの直上を飛行している際における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hを示す距離情報を、無人航空機1から取得する。水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hは、例えば、上述した無人航空機1に搭載される第2測距計102により測定される。第2距離情報取得部14は、取得した距離情報を、空間情報推定部15へ出力する。なお、第2距離情報取得部14は、当該距離情報を、無人航空機1のみならず、例えば、外部装置などから取得してもよい。
空間情報推定部15は、マンホール情報、高度hを示す距離情報、高度Hを示す距離情報に基づいて、マンホール2の内部の空間Sを示す空間情報を推定する。空間情報は、例えば、天井面Rと水面Wとの距離を示す距離情報である。空間情報推定部15は、推定した空間情報を、動作決定部16へ出力する。なお、マンホール2の内部に溜水3が存在しない場合、空間情報は、天井面Rと床面Fとの距離(マンホール2の内部の高さL)と一致する。
具体的には、空間情報推定部15は、次式を用いて、マンホール2の埋設深さL、マンホール2の内部の高さL、地面Aに対する無人航空機1の高度h、水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hに基づいて、天井面Rと水面Wとの距離Pを算出する。
Figure 0007428931000001
動作決定部16は、点検情報設定部11から入力された点検情報、および、空間情報推定部15から入力された空間情報に基づいて、無人航空機1の動作を決定する。点検装置100は、決定された動作に基づいて、例えば、無人航空機1を地面Aに着陸させるための制御信号、無人航空機1を水面Wに着水させるための制御信号、無人航空機1をマンホールの内部の空間Sで飛行させるための制御信号などを生成し、当該制御信号を、無人航空機1へ送信する。無人航空機1は、当該制御信号に基づいて、決定された動作を行うように制御される。
まず、動作決定部16は、閾値a、閾値b、天井面Rと水面Wとの距離Pに基づいて、判定条件を、次式のように設定する。
Figure 0007428931000002
次に、動作決定部16は、式(2)の判定条件に基づいて、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であるか否か、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるか否か、を判定し、判定結果を第2決定部122へ出力する。
例えば、動作決定部16は、C=0を満たす場合、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが不可能であると判定し、空間情報が閾値aより小さいことを示す判定結果(第1判定結果)を第2決定部122へ出力する。C=0を判定条件に設けることにより、無人航空機1の故障を未然に防ぐことができる。
例えば、動作決定部16は、C=1を満たす場合、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であると判定し、空間情報が閾値a以上閾値b以下であることを示す判定結果(第2判定結果)を第2決定部122へ出力する。
例えば、動作決定部16は、C=2を満たす場合、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが不可能であると判定し、空間情報が閾値bより大きいことを示す判定結果(第3判定結果)を第2決定部122へ出力する。
次に、動作決定部16は、判定結果に基づいて、無人航空機1の動作を決定する。
例えば、動作決定部16は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが不可能であるという判定結果に基づいて、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させずに、無人航空機1を地面Aに着陸させるという、無人航空機1の動作を決定する。
例えば、動作決定部16は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるという判定結果に基づいて、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させて、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させるという、無人航空機1の動作を決定する。
例えば、動作決定部16は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが不可能であるという判定結果に基づいて、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させて、無人航空機1をマンホール2の内部の空間Sで飛行させるという、無人航空機1の動作を決定する。
<第2決定部122の構成>
図5および図6を参照して、本実施形態に係る第2決定部122の構成について説明する。
第2決定部122は、判定結果取得部21と、点検情報取得部22と、空間情報取得部23と、飛行高度決定部24と、を備える。
判定結果取得部21は、判定結果を、第1決定部121から取得する。判定結果取得部21は、取得した判定結果を、飛行高度決定部24へ出力する。
例えば、判定結果取得部21は、C=0を満たす、すなわち、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが不可能であるという判定結果(空間情報が閾値aより小さいことを示す判定結果)を、第1決定部121から取得する。例えば、判定結果取得部21は、C=1を満たす、すなわち、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるという判定結果(空間情報が閾値a以上閾値b以下であることを示す判定結果)を、第1決定部121から取得する。例えば、判定結果取得部21は、C=2を満たす、すなわち、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが不可能であるという判定結果(空間情報が閾値bより大きいことを示す判定結果)を、第1決定部121から取得する。
点検情報取得部22は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための閾値a、および、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるか否かを判定するため、およびマンホール2の天井面Rを撮影可能なカメラ103と天井面Rとの最大距離の閾値bを示す点検情報を、第1決定部121から取得する。点検情報取得部22は、取得した点検情報を、飛行高度決定部24へ出力する。
空間情報取得部23は、マンホール2の内部の空間Sを示す空間情報を、第1決定部121から取得する。空間情報取得部23は、取得した空間情報を、飛行高度決定部24へ出力する。
飛行高度決定部24は、判定結果取得部21から入力された判定結果、点検情報取得部22から入力された点検情報、および、空間情報取得部23から入力された空間情報に基づいて、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔した後、すなわち、無人航空機1がマンホール2の内部の空間Sを飛行する際における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを決定する。
具体的には、飛行高度決定部24は、判定結果取得部21から入力された判定結果がC=2を満たすという判定結果である場合、次式を用いて、閾値a、閾値b、天井面Rと水面Wとの距離Pに基づいて、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔した後における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを決定する。一方、飛行高度決定部24は、判定結果取得部21から入力された判定結果がC=0又はC=1を満たすという判定結果である場合、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔した後における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを決定しない。
Figure 0007428931000003
飛行高度決定部24は、判定結果取得部21から入力された判定結果がC=2を満たすという判定結果である場合、式(3)に示すように、空間情報と閾値bとの差以上、且つ、空間情報と閾値aとの差以下の範囲を満たすように、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔した後における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを決定する。点検装置100は、決定された飛行高度Xに基づいて、例えば、無人航空機1の飛行高度を制御するための制御信号を生成し、当該制御信号を、無人航空機1へ送信する。無人航空機1は、当該制御信号に基づいて、決定された飛行高度Xを維持して飛行するように制御される。
なお、点検情報設定部11が、閾値aおよび閾値bを適宜変更しながら設定することで、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔した後における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを、任意に制御することが可能となる。例えば、閾値aが、より小さい値に設定され、閾値bが、より大きい値に設定されることで、飛行高度Xが広範囲の値を有することが可能になるため、無人航空機1は、マンホール2の内部の空間Sを、広範囲に飛行することが可能となる。
本実施形態に係る点検装置100は、第1決定部121が、第1閾値、第2閾値、および、空間情報に基づいて、無人航空機1の動作を決定し、当該動作が、マンホール2の内部へ入孔し、マンホール2の内部の空間Sで飛行するという動作である場合、第2決定部122が、無人航空機1の飛行高度を決定する。これにより、例えば、満水の場合は入孔させずに地面に着陸させる、溜水の水深が深い場合は溜水の水面に着水させる、溜水の水深が浅い場合はマンホール2の内部の空間Sを飛行させる、などのように、マンホール2の内部の状態に合わせて、無人航空機1の動作を適切に決定することが可能となる。この結果、作業者は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させる前に、マンホール2の内部に存在する溜水の水深を計測したり、マンホールの内部から溜水を排水する作業を行ったりせずとも、適切な箇所が撮影された撮影画像に基づいて、マンホール2の内部を点検することができる。したがって、点検作業の効率化を図ることができる。
<点検方法>
図7を参照して、本実施形態に係る点検方法の一例について説明する。
ステップS101において、第1決定部121は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための閾値a、および、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるか否かを判定するため、およびマンホール2の天井面Rを撮影可能なカメラ103と天井面Rとの最大距離の閾値bを示す点検情報を設定する。
ステップS102において、第1決定部121は、マンホール2の埋設深さL、マンホール2の内部の高さLなどを含むマンホール情報を、あらかじめ設定されているマンホール2の規格値に基づいて、取得する。
ステップS103において、第1決定部121は、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔する前、すなわち、無人航空機1が地上301を飛行している際における地面Aに対する無人航空機1の高度hを示す距離情報を、無人航空機1から取得する。
ステップS104において、第1決定部121は、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔する前、すなわち、すなわち、無人航空機1がマンホール孔Cの直上を飛行している際における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の高度Hを示す距離情報を、無人航空機1から取得する。
ステップS105において、第1決定部121は、マンホール情報、高度hを示す距離情報、高度Hを示す距離情報に基づいて、マンホール2の内部の空間Sを示す空間情報を推定する。
ステップS106において、第1決定部121は、点検情報および空間情報に基づいて、無人航空機1の動作を決定する。
例えば、第1決定部121は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが不可能であるという判定結果に基づいて、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させずに、無人航空機1を地面Aに着陸させるという、無人航空機1の動作を決定する。例えば、第1決定部121は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるという判定結果に基づいて、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させて、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させるという、無人航空機1の動作を決定する。例えば、第1決定部121は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが不可能であるという判定結果に基づいて、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させて、無人航空機1をマンホール2の内部の空間Sで飛行させるという、無人航空機1の動作を決定する。
ステップS107において、第2決定部122は、空間情報が閾値aより小さいことを示す判定結果、空間情報が閾値a以上閾値b以下であることを示す判定結果、又は、空間情報が閾値bより大きいことを示す判定結果を、第1決定部121から取得する。
ステップS108において、第2決定部122は、無人航空機1をマンホール2の内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための閾値a、および、無人航空機1をマンホール2の内部に存在する溜水3の水面Wに着水させることが可能であるか否かを判定するため、およびマンホール2の天井面Rを撮影可能なカメラ103と天井面Rとの最大距離の閾値bを示す点検情報を、第1決定部121から取得する。
ステップS109において、第2決定部122は、マンホール2の内部の空間Sを示す空間情報を、第1決定部121から取得する。
ステップS110において、第2決定部122は、判定結果、点検情報、および、空間情報に基づいて、当該判定結果がC=2を満たすという判定結果である場合、無人航空機1がマンホール2の内部へ入孔した後、すなわち、無人航空機1がマンホール2の内部の空間Sを飛行する際における水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを決定する。
本実施形態に係る点検方法は、例えば、満水の場合は入孔させずに地面に着陸させる、溜水の水深が深い場合は溜水の水面に着水させる、溜水の水深が浅い場合はマンホール2の内部の空間を飛行させる、などのように、マンホール2の内部の状態に合わせて、無人航空機1の動作を適切に決定することが可能となる。
<変形例>
本実施形態では、第1決定部121が、点検情報設定部11が設定した点検情報、および、空間情報推定部15が推定した空間情報に基づいて、無人航空機1の動作を決定する構成を一例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。第1決定部121は、例えば、点検情報設定部11が設定した点検情報、および、作業者がメジャーなどの器具を用いて手動で測定した空間情報に基づいて、無人航空機1の動作を決定する構成としてもよい。
また、本実施形態では、第2決定部122が、点検情報設定部11が設定した点検情報、および、空間情報推定部15が推定した空間情報に基づいて判定された判定結果が、C=2を満たす場合に、当該点検情報および当該空間情報に基づいて、水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを決定する構成を一例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。第2決定部122は、例えば、点検情報設定部11が設定した点検情報、および、作業者がメジャーなどの器具を用いて手動で測定した空間情報に基づいて判定された判定結果が、C=2を満たす場合に、当該点検情報および当該空間情報に基づいて、水面W又は床面Fに対する無人航空機1の飛行高度Xを決定する構成としてもよい。
また、本実施形態では、点検装置100と無人航空機1とが、別々に設けられている構成を一例に挙げて説明したが、点検装置100と無人航空機1とは、一体的に設けられている構成であってもよい。
<その他の変形例>
本発明は上記の実施形態および変形例に限定されるものではない。例えば、上述の各種の処理は、記載にしたがって時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
<プログラム及び記録媒体>
上記の実施形態及び変形例として機能させるためにプログラム命令を実行可能なコンピュータを用いることも可能である。コンピュータは、各装置の機能を実現する処理内容を記述したプログラムを該コンピュータの記憶部に格納しておき、該コンピュータのプロセッサによってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができ、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェアで実現することとしてもよい。ここで、コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、ワークステーション、PC、電子ノートパッドなどであってよい。プログラム命令は、必要なタスクを実行するためのプログラムコード、コードセグメントなどであってもよい。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのであってよい。
例えば、上述した点検方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、図7を参照すると、無人航空機を用いて、マンホールの内部を点検する点検方法であって、無人航空機を内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための第1閾値、無人航空機を内部に存在する溜水の水面に着水させることが可能であるか否かを判定するための第1閾値より大きい第2閾値、および、内部の空間を示す空間情報に基づいて、無人航空機の動作を決定するステップ(S101~S106)と、無人航空機を内部へ入孔させることが可能であり、且つ、無人航空機を水面に着水させることが不可能であると判定された場合、第1閾値、第2閾値、および、空間情報に基づいて、無人航空機が内部へ入孔した後における水面又はマンホールの床面に対する無人航空機の飛行高度を決定するステップ(S107~S110)と、を含む。
また、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。このような記録媒体を用いれば、プログラムをコンピュータにインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録された記録媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、CD(Compact Disk)-ROM(Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM、BD(Blu-ray(登録商標)Disc)-ROMなどであってもよい。また、このプログラムは、ネットワークを介したダウンロードによって提供することもできる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本開示の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。また、実施形態のフローチャートに記載の複数の工程を1つに組み合わせたり、あるいは1つの工程を分割したりすることが可能である。
1 本体部
2 マンホール
11 点検情報設定部
12 マンホール情報取得部
13 第1距離情報取得部
14 第2距離情報取得部
15 空間情報推定部
16 動作決定部
21 判定結果取得部
22 点検情報取得部
23 空間情報取得部
24 飛行高度決定部
100 点検装置
101 第1測距計
102 第2測距計
103 カメラ
104 飛行制御部
110 入力部
120 制御部
121 第1決定部
122 第2決定部
130 記憶部
140 出力部
150 通信部
210 首部
220 躯体部
221 上床版
222 下床版
223 側壁部
301 地上
302 地下

Claims (8)

  1. 無人航空機を用いて、マンホールの内部を点検する点検装置であって、
    前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための第1閾値、前記無人航空機を前記内部に存在する溜水の水面に着水させることが可能であるか否かを判定するための前記第1閾値より大きい第2閾値、および、前記マンホールの上床版の天井面と前記水面又は前記マンホールの床面との距離を示す空間情報に基づいて、前記空間情報が前記第1閾値より小さい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが不可能であると判定し、前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下である場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが可能であると判定し、前記空間情報が前記第2閾値より大きい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定し、前記無人航空機の動作を決定する第1決定部と、
    前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定された場合、前記第1閾値、前記第2閾値、および、前記空間情報に基づいて、前記空間情報と前記第2閾値との差以上、且つ、前記空間情報と前記第1閾値との差以下の範囲を満たすように、前記無人航空機が前記内部へ入孔した後における前記水面又は前記床面に対する前記無人航空機の飛行高度を決定する第2決定部と、
    を備える、点検装置。
  2. 前記第1決定部は、
    前記第1閾値および前記第2閾値を設定する点検情報設定部と、
    前記マンホールの埋設深さおよび前記内部の高さを含むマンホール情報を取得するマンホール情報取得部と、
    前記無人航空機が前記内部へ入孔する前における地面に対する前記無人航空機の第1高度を示す第1距離情報を取得する第1距離情報取得部と、
    前記無人航空機が前記内部へ入孔する前における前記水面又は前記床面に対する前記無人航空機の第2高度を示す第2距離情報を取得する第2距離情報取得部と、
    前記マンホール情報、前記第1距離情報および前記第2距離情報に基づいて、前記空間情報を推定する空間情報推定部と、
    前記空間情報が前記第1閾値より小さい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させずに前記地面に着陸させると決定し、
    前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下である場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させて前記水面に着水させると決定し、
    前記空間情報が前記第2閾値より大きい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させて前記空間で飛行させると決定する動作決定部と、
    を備える、請求項1に記載の点検装置。
  3. 前記第2決定部は、
    前記空間情報が前記第1閾値より小さいことを示す第1判定結果、前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下であることを示す第2判定結果、又は、前記空間情報が前記第2閾値より大きいことを示す第3判定結果を取得する判定結果取得部と、
    前記第1閾値および前記第2閾値を取得する点検情報取得部と、
    前記空間情報を取得する空間情報取得部と、
    前記判定結果取得部が前記第3判定結果を取得した場合、前記範囲を満たすように、前記飛行高度を決定する飛行高度決定部と、
    を備える、請求項1又は2に記載の点検装置。
  4. 前記第1閾値は、前記天井面と前記水面又は前記床面との距離の臨界値であり、前記第2閾値は、前記天井面と前記水面又は前記床面との距離の臨界値および前記天井面を撮影可能なカメラと前記天井面との最大距離である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の点検装置。
  5. 無人航空機を用いて、マンホールの内部を点検する点検方法であって、
    前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であるか否かを判定するための第1閾値、前記無人航空機を前記内部に存在する溜水の水面に着水させることが可能であるか否かを判定するための前記第1閾値より大きい第2閾値、および、前記マンホールの上床版の天井面と前記水面又は前記マンホールの床面との距離を示す空間情報に基づいて、前記空間情報が前記第1閾値より小さい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが不可能であると判定し、前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下である場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが可能であると判定し、前記空間情報が前記第2閾値より大きい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定し、前記無人航空機の動作を決定するステップと、
    前記無人航空機を前記内部へ入孔させることが可能であり、且つ、前記無人航空機を前記水面に着水させることが不可能であると判定された場合、前記第1閾値、前記第2閾値、および、前記空間情報に基づいて、前記空間情報と前記第2閾値との差以上、且つ、前記空間情報と前記第1閾値との差以下の範囲を満たすように、前記無人航空機が前記内部へ入孔した後における前記水面又は前記床面に対する前記無人航空機の飛行高度を決定するステップと、
    を含む、点検方法。
  6. 前記無人航空機の動作を決定するステップは、
    前記第1閾値および前記第2閾値を設定するステップと、
    前記マンホールの埋設深さおよび前記内部の高さを含むマンホール情報を取得するステップと、
    前記無人航空機が前記内部へ入孔する前における地面に対する前記無人航空機の第1高度を示す第1距離情報を取得するステップと、
    前記無人航空機が前記内部へ入孔する前における前記水面又は前記床面に対する前記無人航空機の第2高度を示す第2距離情報を取得するステップと、
    前記マンホール情報、前記第1距離情報および前記第2距離情報に基づいて、前記空間情報を推定するステップと、
    前記空間情報が前記第1閾値より小さい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させずに前記地面に着陸させると決定し、
    前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下である場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させて前記水面に着水させると決定し、
    前記空間情報が前記第2閾値より大きい場合、前記無人航空機を前記内部へ入孔させて前記空間で飛行させると決定するステップと、
    を含む、請求項5に記載の点検方法。
  7. 前記飛行高度を決定するステップは、
    前記空間情報が前記第1閾値より小さいことを示す第1判定結果、前記空間情報が前記第1閾値以上前記第2閾値以下であることを示す第2判定結果、又は、前記空間情報が前記第2閾値より大きいことを示す第3判定結果を取得するステップと、
    前記第1閾値および前記第2閾値を取得するステップと、
    前記空間情報を取得するステップと、
    前記第3判定結果を取得した場合、前記範囲を満たすように、前記飛行高度を決定するステップと、
    を含む、請求項5又は6に記載の点検方法。
  8. コンピュータを、請求項1から4のいずれか一項に記載の点検装置として機能させるためのプログラム。
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