JP7427875B2 - 表示装置、表示方法、表示プログラム、表示システム - Google Patents

表示装置、表示方法、表示プログラム、表示システム Download PDF

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Description

本発明は、表示装置、表示方法、表示プログラム、表示システムに関する。
従来から、複数の拠点のそれぞれに電子黒板等の表示装置を設置し、各拠点の表示装置に表示された情報を共有しながら会議を行う遠隔会議が行われている。この遠隔会議では、例えば、ある拠点の電子黒板に手書き文字が入力されると、この手書き文字に文字認識(OCR:Optical Character Recognition)処理を施してテキストデータとし、他の拠点の電子黒板に表示させることが知られている。
遠隔会議では、各拠点に設置された電子黒板毎に、設定が異なっている場合がある。具体的には、例えば、ある拠点の電子黒板では、会議で使用する専門用語の辞書が登録されており、他の拠点の電子黒板では、その辞書が登録されていない場合等がある。
このような場合、辞書が登録された電子黒板と、そうでない電子黒板とでは、例えば専門用語を入力する場合に、入力予測による文字列の候補が表示されるまでに時間差が生じ、円滑な会議の進行の妨げになる可能性がある。
開示の技術は、拠点間の設定差を解消すること目的とする。
開示の技術は、当該表示装置が設置された拠点とは異なる拠点に設置された他の表示装置との共有の対象とされる共有対象辞書データを格納する辞書記憶部と、手書き入力されたストローク画像から認識された文字から、文字列の候補を生成する入力予測部と、前記文字列の候補を生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたか否かを判定する辞書使用判定部と、前記文字列の候補の生成する際に前記共有対象辞書データが参照されたと判定された場合に、前記他の表示装置に対して前記共有対象辞書データのインストールを促すインストール要求を通知する通知部と、前記他の表示装置から前記共有対象辞書データのインストールを許可する通知を受けて、前記共有対象辞書データを前記他の表示装置に出力する辞書出力部と、を有する表示装置である。
拠点間の設定差を解消できる。
電子黒板について説明する図である。 電子黒板のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の表示システムの一例を示す図である。 第一の実施形態の電子黒板の機能を説明する図である。 第一の実施形態の辞書記憶部について説明する図である。 第一の実施形態の辞書データについて説明する図である。 第一の実施形態の会議情報記憶部の一例を示す図である。 第一の実施形態の表示システムの動作を説明するシーケンス図である。 第一の実施形態の電子黒板の処理を説明する第一のフローチャートである。 第一の実施形態の電子黒板の処理を説明する第二のフローチャートである。 電子黒板に表示される確認画面の一例を示す図である。 第二の実施形態の表示システムの一例を示す図である。 表示システムの変形例を示す第一の図である。 表示システムの変形例を示す第二の図である。 表示システムの変形例を示す第三の図である。 表示システムの変形例を示す第四の図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、本実施形態について説明する。図1は、電子黒板について説明する図である。
本実施形態の電子黒板200は、近距離通信回路219、電源スイッチ222、ディスプレイ280、カメラ260を有する。電子黒板200は、電源スイッチ222が押下されると、後述する表示制御部が、ディスプレイ280に、電子ペンやユーザの指によって描画が可能な描画画面を表示させる表示部である。つまり、本実施形態の電子黒板200は、表示装置の一例である。
本実施形態では、電子黒板200を複数の拠点に設けて遠隔会議を行う際に、各拠点に設置された電子黒板200の設定の差を解消する。具体的には、本実施形態では、各拠点の電子黒板200において、会議中に使用される辞書データを共有する。
本実施形態の辞書データとは、例えば、専門用語に関する辞書データであっても良いし、会議で頻繁に使用される社内用語に関する辞書データ等であっても良い。
以下に、図2を参照して、本実施形態の電子黒板200のハードウェア構成について説明する。図2は、電子黒板のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の電子黒板200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、SSD(Solid State Drive)204、ネットワークI/F205、及び、外部機器接続I/F(Interface)206を備えている。
これらのうち、CPU201は、電子黒板200全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201やIPL(Initial Program Loader)等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。SSD204は、電子黒板用のプログラム等の各種データを記憶する。
ネットワークI/F205は、通信ネットワークとの通信を制御する。外部機器接続I/F206は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ230、外付け機器(マイク240、スピーカ250、カメラ260)である。
また、電子黒板200は、キャプチャデバイス211、GPU212、ディスプレイコントローラ213、接触センサ214、センサコントローラ215、電子ペンコントローラ216、近距離通信回路219、及び近距離通信回路219のアンテナ219a、電源スイッチ222及び選択スイッチ類223を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス211は、外付けのPC(Personal Computer)270のディスプレイに対して映像情報を静止画または動画として表示させる。GPU(Graphics Processing Unit)212は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。
GPU212は、CPU201に内蔵されてよいし、CPU201と統合されていてもよい。
ディスプレイコントローラ213は、GPU212からの出力画像をディスプレイ280等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。接触センサ214は、ディスプレイ280上に電子ペン290やユーザの手H等が接触したことを検知する。センサコントローラ215は、接触センサ214の処理を制御する。
接触センサ214は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ280の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ280に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ280の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。接触センサ214は、物体によって遮断
された2つの受発光装置が放射した赤外線のIDをセンサコントローラ215に出力し、センサコントローラ215が、物体の接触位置である座標位置を特定する。
電子ペンコントローラ216は、電子ペン290と通信することで、ディスプレイ280へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。近距離通信回路219は、NF(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。電源スイッチ222は、電子黒板2の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類223は、例えば、ディスプレイ280の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。
更に、電子黒板200は、バスライン210を備えている。バスライン210は、図2に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
尚、接触センサ214は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ216が、電子ペン290のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン290のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
また、本実施形態では、カメラ260は、ディスプレイ280に電子ペン290や手Hが接近したことを検出する近接センサの一例としたが、電子黒板200は、近接センサとして、投影型静電容量方式タッチパネルや赤外線センサ等を有していても良い。
次に、図3を参照して、本実施形態の表示システムについて説明する。図3は、第一の実施形態の表示システムの一例を示す図である。
本実施形態の表示システム100は、複数の電子黒板200を含む。具体的には、例えば、表示システム100は、電子黒板200-1と電子黒板200-2とを有し、それぞれの表示部であるディスプレイ280に、両者に共有される情報を表示させる。表示システム100は、遠隔会議等に用いられる。
図3の例では、電子黒板200-1は拠点Aに設置され、電子黒板200-2は拠点Bに設置されており、電子黒板200-1、200-2は、それぞれのディスプレイに表示された画面、入力されたストローク画像を共有する。言い換えれば、電子黒板200-1、200-2は、それぞれのディスプレイ280に表示された画像を共有する。
また、本実施形態の電子黒板200-1、200-2は、例えば、入力された文字に対する入力予測によって生成される文字列(用語)の候補を表示させる際に、自機が保持している辞書データを用いた場合に、他の電子黒板200にこの辞書データの共有を促す。
以下の説明では、入力予測により生成される文字列の候補を、用語の候補と呼ぶ場合がある。また、他の電子黒板200とは、他の表示装置の一例である。
また、本実施形態の電子黒板200-1、200-2は、他の電子黒板200から、辞書データの共有を提案されると、辞書データを他の電子黒板200から取得する。
次に、図4を参照して、本実施形態の電子黒板200-1、200-2の機能について説明する。本実施形態では、電子黒板200-1と電子黒板200-2の構成は同様であるため、両者を区別しない場合には、電子黒板200と呼ぶ。
図4は、第一の実施形態の電子黒板の機能を説明する図である。本実施形態の電子黒板200は、表示処理部310、ページ記憶部320、辞書記憶部330、会議情報記憶部340、辞書管理部350を有する。
表示処理部310は、入力部311、ページ生成部312を有する。入力部311は、ディスプレイ280に対して手書き入力された文字や画像を示すストローク画像や、ディスプレイ280に設けられたタッチパネルに表示された画像の画像データ等を取得する。また、入力部311は、カメラ260により撮影された動画データ等を取得する。本実施形態では、動画データは、画像データに含まれる。また、入力部311は、電子黒板200に対する各種の指示を受け付ける。また、入力部311は、PC270等から出力され、電子黒板200に入力される入力画像データ等を受け付ける。
ページ生成部312は、ディスプレイ280に表示された1ページの画像(表示画像)の画像データを取得する。また、ページ生成部312は、1ページの画像にストローク画像が入力された場合には、ストローク画像を示すストローク画像データを取得する。
具体的には、ページ生成部312は、ディスプレイ280に入力された入力画像やストローク画像等を重畳させた重畳画像の画像データを取得し、ページ記憶部320に格納する。尚、ページ生成部312は、ディスプレイ280に対してストローク画像が入力されていない場合には、ディスプレイ280に表示された画像を画像データとする。
また、ページ生成部312は、ディスプレイ280に対してストローク画像が入力された場合には、ストローク画像を示すストローク画像データを画像データとして、ページ記憶部320に格納する。
辞書記憶部330は、電子黒板200に登録された各種の辞書データが格納される。会議情報記憶部340は、電子黒板200を用いて開催される遠隔会議に関する情報が格納される。辞書記憶部330と会議情報記憶部340の詳細は後述する。
本実施形態の辞書管理部350は、文字認識部351、入力予測部352、辞書使用判定部353、会議情報取得部354、通知部355、辞書出力部356、会議情報更新部357、辞書取得部358、辞書削除部359を有する。
文字認識部351は、ディスプレイ280に対して入力されたストローク画像が示す手書き文字をテキストデータとする。文字認識部351は、言い換えれば、OCR処理を実行する機能部である。
入力予測部352は、文字認識部351によって認識された入力された文字から、入力される用語の候補を予測して、候補の一覧を出力する。
辞書使用判定部353は、入力予測部352による予測において、辞書記憶部330に格納された辞書データのうち、専門用語の辞書データが使用されたか否かを判定する。
会議情報取得部354は、会議情報記憶部340に格納された会議情報を取得する。
通知部355は、会議情報取得部354が取得した会議情報を参照し、辞書データのインストールを促すインストール要求を、他の拠点の電子黒板200に対して行うか否かを判定する。また、通知部355は、インストール要求を行うと判定された場合に、他の拠点の電子黒板200に対して、インストール要求を行う。したがって、本実施形態の通知部355は、インストール要求を他の拠点の電子黒板200に通知する通知部の一例である。
辞書出力部356は、他の拠点の電子黒板200から、インストールの許可を受け付けると、辞書データを送信先の電子黒板200へ出力する。他の拠点の電子黒板200とは、通知部355によるインストール要求が通知された電子黒板200である。
会議情報更新部357は、辞書出力部356によって辞書データが出力されると、会議情報における、辞書データの出力履歴を示す情報を更新する。辞書データの出力履歴を示す情報とは、辞書データを出力したことを記録した情報である。
辞書取得部358は、他の電子黒板200から、辞書データのインストールを促すインストール要求を受け付けた場合に、インストールを許可することを示す通知を他の電子黒板200へ送信し、辞書データを取得する。取得された辞書データは、電子黒板200にインストールされる。
辞書削除部359は、遠隔会議の終了後に、辞書取得部358によって取得された辞書データを削除する。
以下に、図5及び図6を参照して、本実施形態の辞書記憶部330について説明する。図5は、第一の実施形態の辞書記憶部について説明する図である。
本実施形態の辞書記憶部330に格納される辞書データは、遠隔会議の前に、電子黒板200のユーザによって予め登録されていても良い。
本実施形態の辞書データは、情報の項目として、よみ、単語、辞書種別を有する。項目「よみ」の値は、項目「単語」の値が示す単語の読み方を示す。項目「辞書種別」の値は、辞書データの種別を示す。
本実施形態では、項目「辞書種別」の値が「ユーザ」である辞書データは、ユーザが個人的に良く使用する単語として、ユーザに登録されたデータであっても良い。
また、本実施形態では、項目「辞書種別」の値が、「ユーザ」ではない辞書データを専門用語の辞書データとしても良い。
図5の例では、項目「辞書種別」の値が、「医療」である場合、この辞書データは、医療用語の辞書データである。
図6は、第一の実施形態の辞書データについて説明する図である。本実施形態の辞書記憶部330では、辞書種別毎に辞書データが格納されている。
図6の例では、辞書データ群61は、辞書種別が「医療」であることから、専門用語の辞書データであり、遠隔会議に用いられる電子黒板200による共有の対象となることがわる。また、辞書データ62は、辞書種別が「ユーザ」であることから、専門用語の辞書データではなく、遠隔会議に用いられる電子黒板200による共有の対象とされないことがわかる。
つまり、本実施形態の専門用語の辞書データとは、他の電子黒板200との共有の対象とされる共有対象辞書データであり、その他の辞書データは、他の電子黒板200との共有の対象外とされる辞書データである。また、本実施形態の辞書記憶部330に格納された辞書データは、この辞書データが共有の対象であるか否かを示すメタ情報として、項目「辞書種別」の値を含む。メタ情報とは、メタなデータ、すなわちデータについてのデータという意味で、あるデータが付随して持つそのデータ自身についての付加的なデータを指す。
次に、図7を参照して、本実施形態の会議情報記憶部340について説明する。図7は、第一の実施形態の会議情報記憶部の一例を示す図である。
本実施形態の会議情報記憶部340に格納される会議情報は、例えば、遠隔会議が開催される前に、遠隔会議の参加者によって予め格納されても良い。
本実施形態の会議情報は、情報の項目として、ユーザID、パスワード、会議ID、状態、出力履歴等を有する。
項目「ユーザID」と項目「パスワード」の値は、例えば、遠隔会議の参加者を特定するための識別情報である。項目「ユーザID」と項目「パスワード」の値は、例えば、会議の参加者が有しているICカード等に格納されており、電子黒板200の近距離通信回路219に、ICカードが翳されると、近距離通信回路219によって読み取られても良い。
項目「会議ID」の値は、ユーザIDとパスワードによって特定されるユーザが参加する遠隔会議を特定するための識別情報である。項目「状態」の値は、会議中であるか否かを示す。
項目「出力履歴」の値は、会議IDによって特定される遠隔会議に使用される他の電子黒板200に、自機が保持している辞書データを出力したか否かを示す。言い換えれば、項目「出力履歴」の値は、会議IDによって特定される遠隔会議に使用される他の電子黒板200と、自機が保持している辞書データの共有が行われたか否かを示す。
次に、図8を参照して、本実施形態の表示システム100の動作について説明する。図8は、第一の実施形態の表示システムの動作を説明するシーケンス図である。
図8の例では、拠点Aに設置された電子黒板200-1と、拠点Bに設置された電子黒板200-2とを用いた遠隔会議が開催される場合を示している。
本実施形態の表示システム100において、電子黒板200-1は、辞書データの登録を事前に受け付ける(ステップS801)。登録された辞書データは、辞書記憶部330に格納される。
続いて、電子黒板200-1は、遠隔会議の開始要求を受け付ける(ステップS802)。具体的には、電子黒板200-1は、遠隔会議の参加者のICカードからユーザIDとパスワードを読み取ると、遠隔会議の開始要求を受け付けたものとしても良い。
続いて、電子黒板200-1は、電子黒板200-2に対して、遠隔会議の開催通知を送信する(ステップS803)。ここでは、電子黒板200-1は、例えば、ディスプレイ280に電子黒板200-1と通信が可能な電子黒板200の一覧を表示し、一覧から電子黒板200-2が選択されると、電子黒板200-2に開催通知を送信しても良い。
電子黒板200-2は、開催通知を受け付けると、遠隔会議への参加処理を行う(ステップS804)。具体的には、電子黒板200-2は、電子黒板200-1との通信を確立する。
続いて、電子黒板200-1において、手書き文字が入力されると(ステップS805)、文字認識を行い、入力予測から得られた用語の候補に変換する(ステップS806)。本実施形態では、このとき、入力された文字が、辞書記憶部330に格納された専門用語の辞書データを参照して生成された用語の候補へ変換されたものとする。
この場合、電子黒板200-1は、会議情報を参照して、電子黒板200-2に、ステップS806で使用した辞書データを送信済か否かを判定し、未送信であった場合、電子黒板200-2に対して、辞書データのインストールを促す通知を送信する(ステップS807)。
電子黒板200-2は、この通知を受けて、辞書データのインストールを行うか否かを電子黒板200-2の利用者に確認するための画面を表示させる(ステップS808)。
電子黒板200-1は、電子黒板200-2から、インストールの許可を受け付けると、辞書データを電子黒板200-2へ送信する(ステップS809)。
電子黒板200-2は、受信した辞書データを辞書記憶部330へ格納する(ステップS810)。
続いて、電子黒板200-1は、遠隔会議の終了指示を受け付けると(ステップS811)、会議の終了通知を電子黒板200-2へ通知する(ステップS812)。電子黒板200-2は、遠隔会議の終了処理を行い(ステップS813)。続いて、電子黒板200-0は、ステップS810において辞書記憶部330に格納された辞書データを削除し(ステップS814)、処理を終了する。
以下に、本実施形態の電子黒板200が、辞書データを送信する場合の処理について、さらに説明する。図9は、第一の実施形態の電子黒板の処理を説明する第一のフローチャートである。図9の例では、拠点Aの電子黒板200に対して手書き入力が行われた場合の処理を示している。
本実施形態の電子黒板200は、予め辞書データを取得し、辞書記憶部330に格納する(ステップS901)。尚、辞書データは、例えば、ユーザによって登録されても良いし、電子黒板200と通信が可能なサーバ装置等から取得しても良い。
続いて、電子黒板200は、遠隔会議の開始操作を受け付けて、遠隔会議を開始する(ステップS902)。このとき開始される遠隔会議は、会議情報記憶部340において、遠隔会議の開始時に取得したユーザIDとパスワードと対応付けられた会議IDで特定される遠隔会議である。
続いて、電子黒板200は、手書き入力を受け付けると、辞書管理部350は、入力予測によって用語の候補を生成する(ステップS902)。具体的には、辞書管理部350は、手書き入力を受け付けると、文字認識部351により文字認識を行い、入力予測部352により、入力予測を行って用語の候補を生成する。
続いて、辞書管理部350は、辞書使用判定部353により、入力予測部352による入力予測において、専門用語の辞書データが参照されたか否かを判定する(ステップS904)。具体的には、例えば、辞書使用判定部353は、入力予測部352が、用語の候補を生成する際に、辞書種別が、「ユーザ」以外である辞書データを参照したか否かを判定している。
ステップS904において、専門用語の辞書データを参照していない場合、辞書管理部350は、ステップS903へ戻る。
ステップS904において、専門用語の辞書データを参照した場合、辞書管理部350は、通知部355により、この辞書データが、他の拠点の電子黒板200へ送信済みであるか否かを判定する(ステップS905)。
具体的には、通知部355は、会議情報取得部354により、会議情報記憶部340から、遠隔会議の会議IDと対応する会議情報を取得し、取得した会議情報に含まれる項目「出力履歴」の値が「有り」であるか否かを判定する。通知部355は、項目「出力履歴」の値が「有り」の場合、辞書データは送信済みと判定し、項目「出力履歴」の値が「無し」の場合、辞書データは未送信と判定する。
ステップS905において、辞書データが送信済みであった場合、辞書管理部350は、後述するステップS910へ進む。
ステップS905において、辞書データが未送信であった場合、辞書管理部350は、通知部355により、辞書データのインストールを促すインストール要求を、他の拠点の電子黒板200に対して通知(送信)する(ステップS906)。
続いて、辞書管理部350は、他の拠点の電子黒板200から、インストールを許可する通知を受け付けたか否かを判定する(ステップS907)。ステップS907において、許可する通知を受け付けない場合、辞書管理部350は、通知を受け付けるまで待機する。
ステップS907において、許可する通知を受け付けると、辞書管理部350は、辞書出力部356により、辞書データを他の拠点の電子黒板200へ送信する(ステップS908)。続いて、辞書管理部350は、会議情報更新部357により、会議情報の出力履歴の値を「有り」に更新する(ステップS909)。
続いて、電子黒板200は、遠隔会議の終了の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS910)。ステップS910において、終了の指示を受け付けていない場合、辞書管理部350は、ステップS903に戻る。ステップS910において、終了の指示を受け付けた場合、処理を終了する。
以下に、図10を参照して、電子黒板200が辞書データをインストールする場合の処理について、さらに説明する。図10は、第一の実施形態の電子黒板の処理を説明する第二のフローチャートである。図10の例では、拠点Bの電子黒板200が拠点Aの電子黒板200から辞書データを取得する場合の処理を示している。
本実施形態の電子黒板200は、遠隔会議の開始要求を受けて、遠隔会議を開始する(ステップS1001)。続いて、電子黒板200は、専門用語の辞書データのインストール要求を、拠点Aの電子黒板200から受信したか否かを判定する(ステップS1002)。ステップS1002において、インストール要求を受け付けていない場合、辞書管理部350は、後述するステップS1009へ進む。
ステップS1002において、インストール要求を受け付けた場合、辞書取得部358は、インストール要求を受け付けた辞書データが、インストール済みであるか否かを判定する(ステップS1003)。具体的には、辞書取得部358は、辞書記憶部330にインストール要求を受けた辞書データが格納されているか否かを判定する。
ステップS1003において、該当する辞書データがインストール済みであった場合、辞書管理部350は、後述するステップS1009へ進む。
ステップS1003において、該当する辞書データがインストールされていない場合、辞書管理部350は、辞書取得部358により、辞書データのインストールを行うことを確認させるための確認画面を電子黒板200に表示させる(ステップS1004)。
続いて、辞書取得部358は、確認画面において、インストールを許可する操作が行われたか否かを判定する(ステップS1005)。ステップS1005において、該当する操作を受け付けない場合、辞書管理部350は、待機する。
ステップS1005において、インストールを許可する操作が行われると、辞書取得部358は、拠点Bの電子黒板200に対して、インストールの許可を通知する(ステップS1006)。続いて、辞書取得部358は、電子黒板200から、専門用語の辞書データを取得する。
続いて、辞書管理部350は、遠隔会議が終了したか否かを判定する(ステップS1007)。言い換えれば、辞書管理部350は、遠隔会議の終了指示を受け付けたか否かを判定する。ステップS1007において、終了指示を受け付けていない場合、電子黒板200は、ステップS1002へ戻る。
ステップS1007において、終了指示を受け付けた場合、辞書管理部350は、辞書削除部359により、ステップS1007においてインストールした辞書データを削除し(ステップS1010)、処理を終了する。
このように、本実施形態では、遠隔会議の終了後に、遠隔会議の開催中に電子黒板200にインストールされた辞書データを削除する。したがって、本実施形態では、例えば、通常は使用せず、遠隔会議の会議中のみに使用される専門性の高い辞書データであっても、遠隔会議に必要な分をインストールすることができ、且つ、辞書記憶部330の容量が不要に大きくなることを防止することができる。
以下に、図11を参照して、本実施形態の電子黒板200において表示される確認画面について説明する。図11は、電子黒板に表示される確認画面の一例を示す図である。
図11に示す画面111は、拠点Aにおいて使用された専門用語の辞書データである医療(外科)辞書データのインストールを促す通知112が表示されている。また、画面111には、インストールするか否かを選択する選択ボタン113が表示されている。
本実施形態では、画面111において、選択ボタン113のうち、「インストール」ボタンが操作されると、拠点Aの電子黒板200から、医療(外科)辞書データがダウンロードされて、拠点Bの電子黒板200にインストールされる。
したがって、拠点Bの電子黒板200でも、医療(外科)辞書データを使用することが可能となる。言い換えれば、拠点Aと拠点Bのそれぞれに設置された電子黒板200において、辞書データを同期させることができる。
このように、本実施形態によれば、拠点Aと拠点Bのそれぞれに設置された電子黒板200の設定の差を解消することができる。このため、本実施形態によれば、拠点毎の電子黒板200の設定の差による文字の入力予測の効率の差に起因する、入力された文字から文字列(用語)への変換にかかる時間の差を低減することができ、設定の差が円滑な会議の進行を妨げることを抑止できる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、電子黒板200が、辞書記憶部330を有するサーバ装置から辞書データを取得する点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図12は、第二の実施形態の表示システムの一例を示す図である。本実施形態の表示システム100Aは、電子黒板200Aと、サーバ装置400とを含む。本実施形態の電子黒板200Aは、表示処理部310、ページ記憶部320、会議情報記憶部340、辞書管理部350Aを有する。
本実施形態の辞書管理部350Aの入力予測部352は、入力された文字から文字列の候補を生成する際に、サーバ装置400の辞書記憶部330に格納された辞書データを参照する。
本実施形態の辞書管理部350Aの辞書出力部356は、自機から辞書データを出力かる代わりに、サーバ装置400に対して、辞書データの出力を要求する。このとき、辞書出力部356は、他の電子黒板200を特定する情報と、他の電子黒板200に送信すべき辞書データを特定する情報とを含む出力要求をサーバ装置400へ送信しても良い。
また、本実施形態の辞書管理部350Aの辞書取得部358は、他の電子黒板200Aから辞書データを取得する代わりに、サーバ装置400から送信されて辞書データを取得する。
本実施形態のサーバ装置400は、辞書記憶部330と、通信部410とを有する。通信部410は、電子黒板200Aからの辞書データの出力要求を受け付けると、出力要求から特定される辞書データを、出力要求から特定される他の電子黒板200Aへ送信する。
このように、本実施形態では、辞書記憶部330をサーバ装置400に設けることで、電子黒板200Aに辞書記憶部330を保持する必要がなくなり、電子黒板200Aに要求されるメモリ容量の増大を防ぐことができる。
(変形例)
次に、図13乃至図16を参照して、上述した表示システムの変形例について説明する。
図13は、表示システムの変形例を示す第一の図である。図13の例では、電子黒板200の代わりに、端末装置600、画像投影装置700、ペン動作検出装置810を有する。
端末装置600は、画像投影装置700及びペン動作検出装置810と有線で接続されている。
画像投影装置700は、端末装置600により入力された画像データをスクリーン800に投影させる。
ペン動作検出装置810は、電子ペン820と通信を行っており、スクリーン800の近傍における電子ペン820の動作を検出する。具体的には、電子ペン820は、スクリーン800上において、電子ペン820が示している点を示す座標情報を検出し、端末装置600へ送信する。
端末装置600は、ペン動作検出装置810から受信した座標情報に基づき、電子ペン820によって入力されるストローク画像を示すストローク画像データを生成し、画像投影装置700によってストローク画像をスクリーン800に描画させる。
また、端末装置600は、画像投影装置700に投影させている画像を示す重畳画像データを含むページデータを生成し、サーバ装置550に送信する。
図14は、表示システムの変形例を示す第二の図である。図14の例では、電子黒板200の代わりに、端末装置600とディスプレイ800Aと、ペン動作検出装置810とを有する。
ペン動作検出装置810は、ディスプレイ800Aの近傍に配置され、ディスプレイ800A上に、電子ペン820Aが示している点を示す座標情報を検出し、端末装置600へ送信する。尚、図17の例では、電子ペン820Aは、端末装置600によってUSBコネクタを介して充電されても良い。
端末装置600は、ペン動作検出装置810から受信した座標情報に基づき、電子ペン820Aによって入力されるストローク画像の画像データを生成し、ディスプレイ800Aに表示させる。
また、本実施形態の端末装置600は、画像投影装置700に投影させている画像を示す重畳画像データを含むページデータを生成し、サーバ装置550に送信する。
図15は、表示システムの変形例を示す第三の図である。図1の例では、電子黒板200の代わりに、端末装置600と、画像投影装置700とを有する。
端末装置600は、電子ペン820Bと無線通信(Bluetooth等)を行って、スクリーン800上において電子ペン820Bが示す点の座標情報を受信する。そして、端末装置600は、受信した座標情報に基づき、電子ペン820Bにより入力されるストローク画像の画像データを生成し、画像投影装置700によって、スクリーン800上にストローク画像を投影させる。
また、端末装置600は、画像投影装置700に投影させている画像を示す重畳画像データを含むページデータを生成し、サーバ装置550に送信する。
図16は、表示システムの変形例を示す第四の図である。図16(A)に示す画面161は、Webブラウザを用いて遠隔会議を行う場合の表示例を示している。画面161は、例えば、遠隔会議用のサーバと接続された端末装置に表示されても良いし、遠隔会議用のサーバと接続された電子黒板200のディスプレイ280に表示されても良い。図16(B)に示す画面161Aも、図16(A)に示す画面161と同様である。
この場合、電子黒板200や端末装置には、遠隔会議を行うためのWebアプリケーションがダウンロードされる。
また、このように、Webブラウザを用いて遠隔会議を行う場合には、例えば、端末装置に辞書記憶部330と会議情報記憶部340を設け、Webブラウザ上において、辞書データのインストールを促す通知を示す確認画面を表示させても良い。
以上のように、上述した各実施形態は、様々なシステム構成において適用することができる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
尚、本実施形態が適用される装置は、タッチ操作によって、オブジェクトを操作する機能を備えた表示装置であれば良く、電子黒板200に限定されにない。本実施形態が適用される装置は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC、電子ホワイトボード、電子黒板装置、電子情報ボード、手書き入力装置、タブレット端末等であってもよい。
また、実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、第1の装置は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、第2の装置は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、第1の装置および第2の装置は、図9と図10に示す処理のステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、第2の装置によって実行され得る。同様に、所定のユニットの機能は、第2の装置によって実行することができる。また、第1の装置と第2の装置の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 表示システム
200、200A 電子黒板
310 表示処理部
320 ページ記憶部
330 辞書記憶部
340 会議情報記憶部
350 辞書管理部
351 文字認識部
352 入力予測部
353 辞書使用判定部
354 会議情報取得部
355 通知部
356 辞書出力部
357 会議情報更新部
358 辞書取得部
400 サーバ装置
特開2018-060362号公報

Claims (9)

  1. 当該表示装置が設置された拠点とは異なる拠点に設置された他の表示装置との共有の対象とされる共有対象辞書データを格納する辞書記憶部と、
    手書き入力されたストローク画像から認識された文字から、文字列の候補を生成する入力予測部と、
    前記文字列の候補を生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたか否かを判定する辞書使用判定部と、
    前記文字列の候補の生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたと判定された場合に、前記他の表示装置に対して前記共有対象辞書データのインストールを促すインストール要求を通知する通知部と、
    前記他の表示装置から前記共有対象辞書データのインストールを許可する通知を受けて、前記共有対象辞書データを前記他の表示装置に出力する辞書出力部と、を有する表示装置。
  2. 前記辞書記憶部には、前記共有対象辞書データと、前記共有の対象外となる辞書データと、が格納されており、
    前記共有対象辞書データと、前記共有の対象外となる辞書データとは、それぞれが共有の対象とされるか否かを示すメタ情報を含み、
    前記辞書使用判定部は、
    前記文字列の候補の生成において参照された辞書データに含まれるメタ情報に基づき、前記参照された辞書データが前記共有対象辞書データであるか否かを判定する、請求項1記載の表示装置。
  3. 表示装置と他の表示装置とを異なる拠点に設けて行う会議に関する会議情報が格納された会議情報記憶部を有し、
    前記会議情報は、前記他の表示装置に対する前記共有対象辞書データの出力履歴を示す情報を含み、
    前記通知部は、
    前記会議情報を参照し、前記他の表示装置に対して前記共有対象辞書データを出力していない場合に、前記インストール要求を前記他の表示装置に通知する、請求項記載の表示装置。
  4. 前記他の表示装置から前記インストール要求を受けて、前記共有対象辞書データのインストールを許可するか否かを確認させる画面を前記表示装置の表示部に表示させ、前記インストールが許可された場合に、前記インストールを許可する通知を前記他の表示装置に対して行う辞書取得部を有し、
    前記辞書取得部は、
    前記インストールを許可する通知に応じて、前記他の表示装置から取得した前記共有対象辞書データを前記辞書記憶部に格納する、請求項記載の表示装置。
  5. 前記会議の参加者から前記会議の終了指示を受け付けて、前記辞書記憶部に格納された前記共有対象辞書データを削除する辞書削除部を有する、請求項記載の表示装置。
  6. 表示装置による表示方法であって、前記表示装置が、
    前記表示装置が設置された拠点とは異なる拠点に設置された他の表示装置との共有の対象とされる共有対象辞書データを、前記表示装置が有する辞書記憶部に格納し、
    手書き入力されたストローク画像から認識された文字から、文字列の候補を生成し、
    前記文字列の候補を生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたか否かを判定し、
    前記文字列の候補の生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたと判定された場合に、前記他の表示装置に対して前記共有対象辞書データのインストールを促すインストール要求を通知し、
    前記他の表示装置から前記共有対象辞書データのインストールを許可する通知を受けて、前記共有対象辞書データを前記他の表示装置に出力する、表示方法。
  7. 表示装置が設置された拠点とは異なる拠点に設置された他の表示装置との共有の対象とされる共有対象辞書データを、前記表示装置が有する辞書記憶部に格納する処理と、
    手書き入力されたストローク画像から認識された文字から、文字列の候補を生成する処理と、
    前記文字列の候補を生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたか否かを判定する処理と、
    前記文字列の候補の生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたと判定された場合に、前記他の表示装置に対して前記共有対象辞書データのインストールを促すインストール要求を通知する処理と、
    前記他の表示装置から前記共有対象辞書データのインストールを許可する通知を受けて、前記共有対象辞書データを前記他の表示装置に出力する処理と、を前記表示装置に実行させる表示プログラム。
  8. 表示装置と、前記表示装置と異なる拠点に設置された他の表示装置と、を含む表示システムであって、
    前記表示装置は、
    前記表示装置が設置された拠点とは異なる拠点に設置された他の表示装置との共有の対象とされる共有対象辞書データを格納する辞書記憶部と、
    手書き入力されたストローク画像から認識された文字から、文字列の候補を生成する入力予測部と、
    前記文字列の候補を生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたか否かを判定する辞書使用判定部と、
    前記文字列の候補の生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたと判定された場合に、前記他の表示装置に対して前記共有対象辞書データのインストールを促すインストール要求を通知する通知部と、
    前記他の表示装置から前記共有対象辞書データのインストールを許可する通知を受けて、前記共有対象辞書データを前記他の表示装置に出力する辞書出力部と、を有する表示システム。
  9. 表示装置と、前記表示装置と異なる拠点に設置された他の表示装置と、を含む表示システムによる表示方法であって、
    前記表示装置が、
    前記他の表示装置との共有の対象とされる共有対象辞書データを、前記表示装置が有する辞書記憶部に格納し、
    手書き入力されたストローク画像から認識された文字から、文字列の候補を生成し、
    前記文字列の候補を生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたか否かを判定し、
    前記文字列の候補の生成する際に、前記共有対象辞書データが参照されたと判定された場合に、前記他の表示装置に対して前記共有対象辞書データのインストールを促すインストール要求を通知し、
    前記他の表示装置から前記共有対象辞書データのインストールを許可する通知を受けて、前記共有対象辞書データを前記他の表示装置に出力する、表示方法。
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