JP7427229B2 - マイル管理サーバ及びマイル管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マイル管理サーバ及びマイル管理方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2002-92369号公報(特許文献1)がある。この公報には、「マイルを自由に売買することができ、その結果、従来ユーザの元に死蔵されていたマイルを有効活用することのできるマイレージ流通システムを実現する。ユーザのマイレージ識別コードを、当該マイレージ識別コードを付与した航空会社のコンピュータシステム14に送信し、上記マイレージ識別コードを持ったユーザの少なくとも保有マイル数情報の送信を依頼するマイル情報照会手段22と、上記航空会社のコンピュータシステム14からの保有マイル数情報の送信を受けて、ユーザの情報端末18に対し、1マイル当たりの売却単価等の売買情報を送信する売買情報通知手段24と、ユーザの情報端末18からの売却マイル数の送信を受けて、航空会社のコンピュータシステム14に対し、上記売却マイル数を、ユーザの保有マイルからマイレージ売買業者の保有マイルに移管することを依頼するマイル移管依頼手段とを備えたマイレージ流通システム。」と記載されている(要約参照)。
特開2002-92369号公報
前記特許文献1には、ユーザがマイレージ流通システムにマイルを売却し、またマイレージ流通システムからユーザがマイルを購入する仕組みが記載されている。しかしながら、特許文献1では、予めマイレージ流通システムが特定のユーザからマイルを買い取って管理する必要があり、マイルの管理が煩雑であった。
そこで、本発明は、複数のマイルプロバイダが保有するマイルの移管を管理する仕組みを提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、マイルを管理する管理サーバであって、ユーザにより操作されるユーザ端末から航空券予約要求を受け付けるユーザ管理手段と、前記航空券予約要求に対応するマイル発注要求をマイルプロバイダ端末に送信するマイルプロバイダ管理手段と、前記ユーザに対応付けれられたマイレージプログラムのユーザアカウントを管理するマイル・ポイント発行元連携手段と、を有し、前記マイルプロバイダ管理手段は、前記マイル発注要求を複数の前記マイルプロバイダ端末から選択された1つの前記マイルプロバイダ端末に送信し、前記マイル・ポイント発行元連携手段は、選択された前記マイルプロバイダ端末により前記マイル発注要求が承認された場合に、前記マイルプロバイダ端末が管理するマイル又はポイントを前記ユーザアカウントに対して移管するためのマイル移管要求を、マイル・ポイント発行元サーバに送信することを特徴とする。
本発明によれば、複数のマイルプロバイダが保有するマイルの移管を管理する仕組みを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
全体のマイル・ポイント管理システム1の構成図の例である。 管理サーバ101のハードウェア構成の例である。 ユーザ端末102のハードウェア構成の例である。 マイルプロバイダ端末103のハードウェア構成の例である。 マイル・ポイント発行元サーバ104のハードウェア構成の例である。 ユーザ管理情報600の例である。 マイル・ポイント発行元アカウント管理情報700の例である。 マイルプロバイダ管理情報800の例である。 マイル発注要求情報900の例である。 取扱マイル種別情報1000の例である。 マイルプロバイダ登録処理フロー1100の例である。 航空券予約処理フロー1200の例である。 航空券発券処理フロー1300の例である。 マイル発注受領処理フロー1400の例である。 マイルプロバイダグルーピング処理フロー1500の例である。 マイル発注要求一覧表示画面1600の例である。 稼働日時確認表示画面1700の例である。 航空券予約画面1800、1850の例である。 料金支払画面1900の例である。 予約済航空券詳細表示画面2000、2050の例である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、全体のマイル・ポイント管理システム1の構成図の例である。
マイル・ポイント管理システム1は、複数のユーザ端末102、複数のマイルプロバイダ端末103、複数のマイル・ポイント発行元サーバ104を備え、それぞれがネットワークを介して管理サーバ101に接続されている。なお、ネットワークは有線、無線を問わず、それぞれの端末はネットワークを介して情報を送受信することができる。
ユーザ端末102は、航空券を検索、予約、購入するユーザが使用する端末である。
マイルプロバイダ端末103は、複数のマイル提供者から提供されるマイルを集約し、管理し、販売するマイルプロバイダ(企業や組織や個人)が使用する端末である。
マイル・ポイント発行元サーバ104は、航空会社やクレジットカード会社などが発行するポイントやマイレージ(マイル)等のポイントシステムを管理するマイル・ポイント発行元企業が使用するサーバである。
マイル・ポイント管理システム1のそれぞれの端末や管理サーバ101は、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などの携帯端末(モバイル端末)でもよいし、メガネ型や腕時計型、着衣型などのウェアラブル端末でもよい。また、据置型または携帯型のコンピュータや、クラウドやネットワーク上に配置されるサーバでもよい。また、機能としてはVR(仮想現実:Virtual Reality)端末、AR端末、MR(複合現実:Mixed Reality)端末でもよい。あるいは、これらの複数の端末の組合せであってもよい。例えば、1台のスマートフォンと1台のウェアラブル端末との組合せが論理的に一つの端末として機能し得る。またこれら以外の情報処理端末であってもよい。
マイル・ポイント管理システム1のそれぞれの端末や管理サーバ101は、それぞれオペレーティングシステムやアプリケーション、プログラムなどを実行するプロセッサと、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置と、ICカードやハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置と、ネットワークカードや無線通信モジュール、モバイル通信モジュール等の通信制御部と、タッチパネルやキーボード、マウス、音声入力、カメラ部の撮像による動き検知による入力などの入力装置と、モニタやディスプレイ等の出力装置とを備える。なお、出力装置は、外部のモニタやディスプレイ、プリンタ、機器などに、出力するための情報を送信する装置や端子であってもよい。
主記憶装置には、各種プログラムやアプリケーションなど(モジュール)が記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサが実行することで全体システムの各機能要素が実現される。なお、これらの各モジュールは集積化する等によりハードウェアで実装してもよい。また、各モジュールはそれぞれ独立したプログラムやアプリケーションでもよいが、1つの統合プログラムやアプリケーションの中の一部のサブプログラムや関数などの形で実装されていてもよい。
本明細書では、各モジュールが、処理を行う主体(主語)として記載をしているが、実際には各種プログラムやアプリケーションなど(モジュール)を処理するプロセッサが処理を実行する。
補助記憶装置には、各種データベース(DB)が記憶されている。「データベース」とは、プロセッサまたは外部のコンピュータからの任意のデータ操作(例えば、抽出、追加、削除、上書きなど)に対応できるようにデータ集合を記憶する機能要素(記憶部)である。データベースの実装方法は限定されず、例えばデータベース管理システムでもよいし、表計算ソフトウェアでもよいし、XML、JSONなどのテキストファイルでもよい。
図2は、管理サーバ101のハードウェア構成の例である。
管理サーバ101は、例えばクラウド上に配置されたサーバで構成される。
主記憶装置201には、ユーザ管理モジュール211、マイルプロバイダ管理モジュール212、航空会社連携モジュール213、マイル・ポイント発行元連携モジュール214等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ203が実行することで管理サーバ101の各機能要素が実現される。
ユーザ管理モジュール211は、ユーザ端末102のユーザ端末サーバ連携モジュール310と連携し、ユーザ端末102に航空券を検索、予約、購入等する画面を出力し、航空券予約要求を受け付ける。なお、航空券予約要求の代わりに、又は航空券予約要求と共に、マイル取得要求やマイルに対応するポイントの取得要求を受け付ける構成であってもよい。また、ユーザ管理モジュール211は、ユーザ管理情報600を登録、管理する。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダ端末103のマイルプロバイダサーバ連携モジュール410と連携し、マイルプロバイダが保有又は管理しているマイルやポイントを、管理サーバ101経由でユーザアカウントに提供する。
また、マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダの稼働日時情報やログイン情報等を含むマイルプロバイダ管理情報800を登録、管理する。
航空会社連携モジュール213は、ネットワークで接続された図示しない航空会社のサーバや、旅行会社のサーバ、航空券情報集約サイトのサーバ等と連携し、航空券の検索、予約、支払い、発券等を行う。
マイル・ポイント発行元連携モジュール214は、マイル・ポイント発行元サーバ104のマイル・ポイント発行元サーバ連携モジュール510と連携し、マイルの移管や、ポイントの移管、ポイントのマイル交換などを実行する。マイル・ポイント発行元連携モジュール214は、マイルやポイントの移管のために、マイレージプログラムやポイントプログラムにおけるユーザアカウントやマイルプロバイダのアカウント、及びそれらが保有するマイルやポイントの情報を管理している。
補助記憶装置202は、メインDB220を備える。
メインDB220は、ユーザを管理するためのユーザ管理情報600や、マイル・ポイント発行元アカウントを管理するマイル・ポイント発行元アカウント管理情報700、マイルプロバイダを管理するマイルプロバイダ管理情報800、マイル発注要求を管理するマイル発注要求情報900、管理サーバ101で管理する取扱いマイルの情報を管理する取扱マイル種別情報1000等を記憶する。
なお、それぞれの情報は別々のデータベースに登録される構成にしてもよい。
図3は、ユーザ端末102のハードウェア構成の例である。
ユーザ端末102は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC等の端末で構成される。
主記憶装置301には、ユーザ端末サーバ連携モジュール310等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ303が実行することでユーザ端末102の各機能要素が実現される。
ユーザ端末サーバ連携モジュール310は、管理サーバ101のユーザ管理モジュール211と連携し、航空券の検索要求や購入要求やマイル購入要求を送信し、航空券の検索、予約、購入、発券等を行う。なお、ユーザ端末サーバ連携モジュール310は、特別なアプリ(アプリケーション)の形式で提供されてもよいが、単にユーザ管理モジュール211により生成された画面情報を表示するブラウザであってもよい。
補助記憶装置302は、ユーザの情報等を含む、ユーザ端末102で管理されるユーザ端末管理情報320を記憶する。
図4は、マイルプロバイダ端末103のハードウェア構成の例である。
マイルプロバイダ端末103は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC、サーバ等の端末で構成される。
主記憶装置401には、マイルプロバイダサーバ連携モジュール410等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ403が実行することでマイルプロバイダ端末103の各機能要素が実現される。
マイルプロバイダサーバ連携モジュール410は、管理サーバ101のマイルプロバイダ管理モジュール212と連携し、マイルプロバイダが保有、管理するマイルやポイントの情報を管理サーバ101経由でユーザ端末102に送信する。
また、マイルプロバイダ端末の稼働日時に関する情報や休暇リクエストを管理サーバ101に送信する。
補助記憶装置402は、マイルプロバイダの情報を含む、マイルプロバイダ端末103で管理されるマイルプロバイダ端末管理情報420を記憶する。
図5は、マイル・ポイント発行元サーバ104のハードウェア構成の例である。
マイル・ポイント発行元サーバ104は、例えばクラウド上に配置されたサーバ等により構成される。
主記憶装置501には、マイル・ポイント発行元サーバ連携モジュール510等のプログラムやアプリケーションが記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ503が実行することでマイル・ポイント発行元サーバ104の各機能要素が実現される。
マイル・ポイント発行元サーバ連携モジュール510は、管理サーバ101のマイル・ポイント発行元連携モジュール214と連携し、マイルプロバイダが管理しているマイルやポイントを、ユーザアカウントに移管する。
補助記憶装置502は、マイルやポイントに関する情報を含む、マイル・ポイント発行元管理情報520を記憶する。
図6~図10は、管理サーバ101に記憶されてる各種情報である。これらのすべて又は一部はリレーショナルデータベースや、非リレーショナルデータベースに記憶される構成を想定するが、XMLやJSON形式のファイル等に記憶する構成にしてもよい。
図6は、ユーザ管理情報600の例である。
ユーザ管理情報600は、航空券を検索、予約、購入するユーザに関する情報を記憶する。例えば旅行者などの情報が記憶されている。
ユーザ管理情報600は、ユーザID611、メールアドレス、パスワード、氏名、電話番号、性別、住所、生年月日等の項目620の情報を記憶する。これらは例えばサンプル値630のような値を有する。
ユーザID611は、ユーザを一意に特定する識別情報であり、他の情報から参照される主キーである。
図7は、マイル・ポイント発行元アカウント管理情報700の例である。
マイル・ポイント発行元アカウント管理情報700は、ユーザが保有するマイル・ポイント発行元サーバ104のマイレージプログラムやポイントプログラムのアカウントを管理する情報が記憶されている。
マイル・ポイント発行元アカウント管理情報700は、マイル発行元ID711、取扱マイル種別712、ユーザID713、マイル発行元ログイン情報714、住所情報、メールアドレス、生年月日、電話番号、ステータス715、マイル残高716等の項目720の情報を記憶する。これらは例えばサンプル値730のような値を記憶する。
マイル発行元ID711は、マイル・ポイント発行元サーバ104を一意に特定する識別情報であり、他の情報から参照される主キーである。
取扱マイル種別712は、航空会社やクレジットカード会社などにより管理されるマイレージプログラムやポイントプログラムの種類を示す情報である。
ユーザID713は、マイルやポイントを所持するユーザを示す情報であり、ユーザ管理情報600のユーザID611を参照する。
マイル発行元ログイン情報714は、マイル・ポイント発行元サーバ104と連携するために用いられるログイン情報である。
ステータス715は、ユーザが現在保有するマイル残高716を取得する処理を実行した場合の現在のステータスを表示する。ステータスとしては例えば以下のものが考えられる。
・ログイン:航空会社との連携実行中
・残高確認:マイルの残高を確認中
・マイル情報取得完了:マイルの残高確認が完了
・リトライ:残高確認失敗時に残高取得処理を再度実行
図8は、マイルプロバイダ管理情報800の例である。
マイルプロバイダ管理情報800は、マイルプロバイダを管理する情報が記憶されている。
マイルプロバイダ管理情報800は、マイルプロバイダID811、国情報、住所情報、タイムゾーン、会社情報、電話番号、メールアドレス、ログインID812、ログインパスワード、マイル発行元ログイン情報813、マイルプロバイダ稼働日時情報814、マイルプロバイダ取扱マイル情報815、発注タイミング816、取引実績817、マイルプロバイダ評価818、マイルプロバイダグループ819等の項目820の情報を記憶する。これらは例えばサンプル値830のような値を記憶する。
マイルプロバイダID811は、マイルプロバイダを一意に特定する識別情報であり、他の情報から参照される主キーである。
ログインID812及びログインパスワードは、マイルプロバイダ端末103が管理サーバ101にログインする場合に必要となる情報である。
マイル発行元ログイン情報813は、マイル・ポイント発行元連携モジュール214がマイル・ポイント発行元サーバ104と連携してマイルの移管を行う場合に、マイル・ポイント発行元サーバ104と連携するために必要となる情報である。
マイルプロバイダ稼働日時情報814は、マイルプロバイダ端末103が稼働している日時を示す情報であり、例えば稼働日程、稼働開始時間、稼働終了時間等の情報を記憶する。稼働日程は、例えば稼働日程と共に、休止している(休暇を取っている)非稼働の日程であるマイルプロバイダ休日情報を保有してもよい。
マイルプロバイダ休日情報には、マイルプロバイダの休暇申請の内容や、休暇理由、マイルプロバイダからの休暇申請に対する承認状態等を記憶してもよい。
マイルプロバイダ取扱マイル情報815は、マイルプロバイダ端末103が取り扱うマイルやポイントに関する情報であり、例えば、発注可能マイル種別IDや、最低発注数、保有マイル数等の情報を記憶する。
発注タイミング816は、あらかじめ固定された発注のタイミング、又はマイルプロバイダ端末103の稼働日情報814や処理速度などにより算出された発注のタイミングが記憶される。例えば、稼働時間内は1時間に1回の頻度でマイル発注要求を送信し、稼働時間外は、稼働時間終了5分前(稼働開始時間5分前)に1回まとめてマイル発注要求を送信する等、マイルプロバイダ端末103の稼働時間内と稼働時間外とでマイル発注要求の送信頻度を変更することが可能である。
取引実績817は、各マイルプロバイダ端末103のマイル発注要求に対する取引の実績を示す情報である。例えば、マイルプロバイダ端末103がマイル発注要求に対して承認までの処理速度や、拒否率、信頼度等を記録する。
マイルプロバイダ評価818は、各マイルプロバイダの評価を示す情報であり、マイルプロバイダ端末103の取引実績等に基づいて、算定される。
マイルプロバイダグループ819は、各マイルプロバイダを取扱マイル種別や評価などに基づいてグループ分けした場合の、各グループを示す情報である。取扱マイル種別と評価の他、緊急度、稼働時間、取引実績等のそれぞれ又はこれらの組み合わせに基づいて、グループ分けを行ってもよい。
図9は、マイル発注要求情報900の例である。
マイル発注要求情報900は、マイル発注要求をマイルプロバイダ端末103に送付する場合に、生成される情報である。マイル発注要求のステータスを管理する。
マイル発注要求情報900は、発注要求ID911、発注日時912、ユーザID913、取扱マイル種別914、発注数量915、ステータス916、航空券予約要求ID917、航空券予約要求日時918等の項目920を記憶する。これらは例えばサンプル値930のような値を記憶する。
なお、これらの項目はマイル発注要求情報900だけでなく、複数の情報に分離して記憶される構成にしてもよい。特に航空券予約要求917やマイルを個別に取得するマイル取得要求は、詳細を管理するためにマイル発注要求情報900とは別の情報により管理する構成としてもよい。
発注要求ID911は、マイルプロバイダ端末103に送信するマイル発注要求を一意に特定する識別情報である。
発注日時912は、マイル発注要求を発注した日時を記憶する。
ユーザID913は、ユーザ管理情報600のユーザID611を参照し、マイル発注要求の基になった航空券予約要求を行ったユーザを記憶する。
取扱マイル種別914及び発注数量915は、マイル発注要求で取得を要求するマイルの種別及び発注数量を記憶する。
ステータス916は、マイル発注要求に対する処理の状況を記憶する。ステータスとしては例えば以下のものが考えられる。
・未処理:マイル発注要求送信前
・受領待ち:マイルプロバイダ端末103にマイル発注要求を送信
・支払い待ち:マイルプロバイダへの支払い処理待ち
・支払い完了:マイルプロバイダへの支払い完了
・受領完了:マイルを受領完了
航空券予約要求ID917及び航空券予約要求日時918は、ユーザ端末102から送信された航空券予約要求を特定する情報及び、航空券予約要求が送信された日時を示す情報を記憶する。
同一のユーザ端末から受け付けた複数の航空券予約要求のうち、同一のマイル種別に対するものを統合し、1つのマイル発注要求をマイルプロバイダ端末103に送信することができる。例えば図9の例では、航空券予約要求日時918と航空券予約要求ID917に示される、2020年1月25日23時15分01秒に送られた航空券予約IDがreq003の航空券予約要求と、2020年1月25日23時18分12秒に送られたreq004の航空券予約要求の2つを統合し、総計した発注数量915で示す28,000マイルに対する、発注要求ID911がord007の1つのマイル発注要求を送信している。
なお、航空券予約要求917により航空券の予約を行い、この航空券に対応するマイル数をマイルプロバイダから取得する構成であるが、航空券と別に、直接個別にマイル取得要求を送信し、マイルを購入・取得する構成であってもよい。
図10は、取扱マイル種別情報1000の例である。
取扱マイル種別情報1000は、管理サーバ101で管理されており、ユーザに移管可能なマイルやポイントの種別を記憶する。
取扱マイル種別情報1000は、取扱マイル種別ID、マイル種別名、マイル発行元サイトURL、マイル単位、マイル単価1011等の項目1020を記憶する。
マイル単価1011は、マイルプロバイダによらずマイル種別毎に特定の単価を示す一般単価1012を用いてもよいし、マイルプロバイダ毎に単価設定をしたマイルプロバイダ別単価1013を用いてもよい。
マイルプロバイダ別単価は、マイルプロバイダの取引実績や、マイルプロバイダの取引単価等に応じて変動する変動価格としてもよい。
図11~図15は管理サーバ101が実行する各種処理フローを説明する図である。
図11は、マイルプロバイダ登録処理フロー1100の例である。
管理サーバ101のマイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダ端末103から登録審査情報の提出を受け付ける(ステップ1110)。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、受け付けた登録審査情報を所定のガイドラインに基づき確認することでマイルプロバイダを審査する(ステップ1120)。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダが審査を通過した場合に(ステップ1130がYes)、マイルプロバイダの情報をマイルプロバイダ管理情報800に登録する(ステップ1140)。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダグルーピング処理1500を実行し、マイルプロバイダ端末103を特定のグループに分類する(ステップ1150)。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、登録審査の結果、審査を通過しなかった場合には(ステップ1130がNo)、受け付けた登録審査情報を破棄する(ステップ1160)。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、審査結果をマイルプロバイダ端末103に通知する(ステップ1170)。
図12は、航空券予約処理フロー1200の例である。
管理サーバ101のユーザ管理モジュール211は、ユーザ端末102に航空券検索画面を表示し、ユーザ端末102から例えば出発空港、到着空港、出発日、搭乗人数等の航空券検索条件を受け付ける(ステップ1210)。
航空会社連携モジュール213は、受領した検索条件に基づいて、図示しない航空会社のサーバや、旅行会社のサーバ、航空券情報集約サイトのサーバ等と連携し、航空券の空席情報を検索し、空席情報及び取得(予約)に必要なマイル数の情報を取得する(ステップ1220)。
航空会社連携モジュール213は、航空券予約に必要なマイル数に対応する購入金額を算出する(ステップ1230)。
具体的には、航空会社連携モジュール213が、マイル・ポイント発行元アカウント管理情報700に記憶されたマイル発行元ログイン情報714に基づいて、マイル・ポイント発行元サーバ104と連携し、現在のマイル残高を取得し、マイル・ポイント発行元アカウント管理情報700のマイル残高716に記憶する。
航空会社連携モジュール213は、マイル残高716がゼロの場合には、取得された航空券予約に必要なマイル数に対して、取扱マイル種別情報1000のマイル単価1011を乗じて購入金額を算出する。マイル残高716が存在する場合には、航空券予約に必要なマイル数からマイル残高716を引いた差分マイル数に、マイル単価1011を乗じて購入金額を算出する(ステップ1230)。
なお、ユーザ管理モジュール211は、複数の異なるマイル種別の航空会社の空席情報が検索結果として取得された場合には、これらの空席情報及び予約に必要なマイル数をまとめて表示することができる。また、複数のマイル種別毎に差分マイル数と対応する購入金額とを算出し、ユーザ端末102に出力することもできる。
ユーザ管理モジュール211は、ユーザ端末102に空席情報、差分マイル数(マイル残高716が無い場合には上記航空券予約に必要なマイル数)、及びマイル取得に必要な購入金額を出力する(ステップ1240)。
ユーザ管理モジュール211は、ユーザ端末102から航空券予約要求を受け付ける(ステップ1250)。航空券予約要求には例えば、希望便や搭乗者情報が含まれる。
ユーザ管理モジュール211は、ユーザ端末102から購入金額の支払いを受け付け、支払処理完了を確認する(ステップ1260)。
支払完了を確認した場合には、マイルプロバイダ管理モジュール212が、マイル発注受領処理1400を実行し(ステップ1270)、その後移管されたマイルに基づいて航空券予約が完了した場合に、ユーザ管理モジュール211が、航空券予約完了通知をユーザ端末102に送信する(ステップ1280)。
図13は、航空券発券処理フロー1300の例である。
航空券の予約が完了した後、ユーザ管理モジュール211は、ユーザ端末102から発券要求を受領する(ステップ1310)。なお、ユーザ端末102からの発券要求に基づかず、マイル受領完了を確認し次第、発券処理を実行する構成であってもよい。
航空会社連携モジュール213は、航空会社のサーバや、旅行会社のサーバ、航空券情報集約サイトのサーバ等と連携して、搭乗券の発券処理を実行する(ステップ1320)。航空会社連携モジュール213は、発券処理の中で、必要に応じて空港利用税や燃油サーチャージの支払いをユーザ端末102から受け付ける。
発券が完了した場合に、ユーザ管理モジュール211は、ユーザ端末102にEチケットを取得できるURL情報と共に発券完了通知を送信する(ステップ1330)。
図14は、マイル発注受領処理フロー1400の例である。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、取扱マイル種別、マイルプロバイダ端末103の取引実績、航空券予約の緊急度、マイルプロバイダ端末103の稼働時間等のすべて又は一部の項目に基づいて、マイルプロバイダグループを選択する(ステップ1410)。
マイルプロバイダグループは、マイルプロバイダグルーピング処理1500によりマイルプロバイダが分類され登録されたグループであり、マイルプロバイダ管理情報800のマイルプロバイダグループ819に、グループに関する情報が記憶されている。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダグループからマイルプロバイダ端末103を選択する(ステップ1420)。例えば、マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダグループに属する複数のマイルプロバイダ端末103のうち、最も評価の高いものを選択する。または、マイルプロバイダグループが既に評価に基づいてグループ分けされている場合には、同一グループ内に同程度の評価のマイルプロバイダ端末103が所属しているため、マイルプロバイダ管理モジュール212は、グループに属する複数のマイルプロバイダ端末103からランダムに1つを選択する。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダ管理情報800の発注タイミング816に記憶されたタイミングに基づいて、選択されたマイルプロバイダ端末103にマイル発注要求を送信する。
発注タイミングは、あらかじめ固定された発注のタイミングや、マイルプロバイダ端末103の稼働日情報814や処理速度などにより算出された任意の発注のタイミングが用いられ、マイルプロバイダ端末103毎に別々の発注タイミングが規定されることもある。
ユーザ端末102から送信された複数の航空券予約要求に対して、複数のマイル発注要求が生成されるが、発注タイミングになるまでこれらを貯めておき、発注タイミングになった際に、マイルプロバイダ管理モジュール212が、貯めておいたマイル発注要求を一斉にマイルプロバイダ端末103に送信する。
例えば、マイルプロバイダ端末103の稼働時間内は1時間に1回の頻度でマイル発注要求を送信し、稼働時間外は、稼働時間終了5分前(稼働開始時間5分前)に1回まとめてマイル発注要求を送信する等、マイルプロバイダ端末103の稼働時間内と稼働時間外とでマイル発注要求の送信頻度を変更することが可能である。稼働時間内は1時間に1度でなくてもマイル発注要求が生成される都度送信することとしてもよい。
マイル発注要求がマイルプロバイダ端末103で承認された場合には(ステップ1440がYes)、マイル・ポイント発行元連携モジュール214が、マイルプロバイダ管理情報800のマイルプロバイダが管理するマイルを、ユーザアカウントに移管する(ステップ1450)。具体的には、マイル・ポイント発行元連携モジュール214が、マイルプロバイダ管理情報800のマイル発行元ログイン情報813を用いて、マイル・ポイント発行元サーバ104と連携し、マイル・ポイント発行元アカウント管理情報700により特定されるユーザアカウントにマイルを移管する。その他、マイルプロバイダ又はマイルプロバイダ端末103が、直接マイル・ポイント発行元サーバ104と連携し、ユーザアカウントにマイルを移管する構成であってもよい。
マイル・ポイント発行元連携モジュール214は、マイルの移管が完了したことを確認した場合に(ステップ1460がYes)、マイルプロバイダ端末103にマイル受領確認完了通知を送信する(ステップ1470)。また、ユーザ管理モジュール211は、マイル受領確認完了通知をユーザ端末102に送信する(ステップ1480)。具体的には、ユーザアカウントが保有したマイル数以上が、マイル移管要求の後に増加していた場合に、マイル・ポイント発行元連携モジュール214及びユーザ管理モジュール211が、マイル又はポイントの移管が実行されたことを示す情報を出力する。
マイル発注要求がマイルプロバイダ端末103で承認されなかった場合には(ステップ1440がNo)、マイルプロバイダ管理モジュール212は、同一グループに属する他のマイルプロバイダ端末103を選択し(ステップ1445)、選択された新たなマイルプロバイダ端末103に再度マイル発注要求を送信する。
また、マイル移管が完了しなかった場合には(ステップ1460がNo)、マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイル移管処理をリトライするか、他のマイルプロバイダ端末103を選択し(ステップ1445)、再度マイル発注要求を送信する。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイル発注受領処理1400におけるマイルプロバイダ端末103の取引実績を考慮し、マイルプロバイダグルーピング処理1500を実行して、マイルプロバイダ端末103を再度評価及び分類する(ステップ1490)。
図15は、マイルプロバイダグルーピング処理フロー1500の例である。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダ毎の取引実績を取得する(ステップ1510)。取引実績としては、マイル発注要求に対するマイルプロバイダ管理モジュール212の承認までの処理速度、拒否率、信頼度のうちの1つまたは複数の組み合わせを使用することができる。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、取引実績に基づいてマイルプロバイダを評価する(ステップ1520)。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、マイルプロバイダ端末103の取扱マイル種別と評価に基づいてマイルプロバイダ端末103のグルーピング(分類)を実施する(ステップ1530)。なお、取扱マイル種別、取引実績、評価のうちの1つまたは複数の組み合わせに基づいてグルーピングを実施してもよい。
マイルプロバイダ管理モジュール212は、評価値をマイルプロバイダ管理情報800のマイルプロバイダ評価818に格納し、グループ情報をマイルプロバイダグループ819に格納して、マイルプロバイダ管理情報800を更新する(ステップ1540)。
図16、図17はマイルプロバイダ端末103に表示される画面の例を示す。
図16は、マイル発注要求一覧表示画面1600の例である。
マイルプロバイダ管理モジュール212が、マイルプロバイダ端末103に送信したマイル発注要求の一覧が表示されている。なお、マイルプロバイダ端末103のマイルプロバイダサーバ連携モジュール410が、マイル発注要求情報900に基づき送信されたマイル発注要求を集計し、マイル発注要求一覧表示画面1600を表示することにしてもよいし、マイルプロバイダ管理モジュール212が、送信したマイル発注要求を集計しマイル発注要求一覧表示画面1600を生成して送信し、マイルプロバイダサーバ連携モジュール410が表示を行うことにしてもよい。
発注要求ID1601には、マイル発注要求情報900の発注要求ID911の値が格納され、それぞれの情報を対応付ける。
マイル発注要求一覧表示画面1600は、各マイル発注要求に対して、航空券予約要求(マイル取得要求)を行ったユーザの名前1602、アカウント情報1603、マイル種別1604、優先度1606、マイル発注要求送信日時、現在の状況1608を表示数する。
マイル移管が終了し、処理が完了したマイル発注要求1609はグレーアウトされてもよい。
図17は、稼働日時確認表示画面1700の例である。
稼働日時確認表示画面1700は、マイルプロバイダ端末103の稼働日時や休暇取得状況を示す画面である。マイルプロバイダ端末103のマイルプロバイダサーバ連携モジュール410がマイルプロバイダ管理モジュール212と連携して、マイルプロバイダ管理情報800記憶されたマイルプロバイダ稼働日時情報814を稼働日時確認表示画面1700に表示する。
稼働日時1710には、月曜日から日曜日までの稼働時間1701が表示される。
休暇情報1720には、マイルプロバイダが休暇を取る(マイルプロバイダ端末103が稼働していない)日程とその理由1721が表示される。
申請ボタン1740を選択して所定の情報を記入することで、新たな休暇申請を行うことができる。休暇申請情報1730には、現在承認されていない承認依頼済みの休暇申請情報一覧とその状況1731が表示される。
図18~図21は、マイルプロバイダ端末103に表示される画面の例を示す。
図18は、航空券予約画面1800及び航空券予約詳細画面1850の例である。
ユーザ端末102のユーザ端末サーバ連携モジュール310がユーザ管理モジュール211と連携することにより航空券予約画面1800や航空券予約詳細画面1850を表示する。
航空券予約画面1800には、検索条件に合致するフライトスケジュール1810、発着地や発着日時1811、予約に必要なマイル数やマイル交換で支払う費用に該当する航空券の購入金額1813が表示される。
詳細表示リンク1812が選択されると、ユーザ端末サーバ連携モジュール310は、航空券予約詳細画面1850を表示する。
航空券予約詳細画面1850には、購入金額1813により購入することができるマイル1862及びそのマイル種別1861が表示される。
1861と1863のように異なるマイル種別のマイルの組み合わせにより航空券を取得することも可能であり、それぞれのマイルの購入費用(移管費用)の合計値が、購入金額1864に表示されている。
また、既に一部のマイルを保有している場合には、航空券予約を行うために必要なマイルと、保有マイルとの差分マイル数を表示する構成としてもよい。また、複数のマイル種別毎に差分マイル数と対応する購入金額とを表示する構成としてもよい。
図19は、料金支払画面1900の例である。
ユーザ端末102のユーザ端末サーバ連携モジュール310がユーザ管理モジュール211と連携することにより料金支払画面1900を表示する。
明細1920には、予約及び購入する航空券の詳細情報が表示される。
予約に必要な複数のマイル種別の必要マイル数がマイル表示欄1921に表示されており、複数のマイルを取得するための支払総額1910が表示されている。
支払情報表示1930に支払情報を入力し、支払続行ボタン1940を選択することにより料金支払処理を実行する。
図20は、予約済航空券詳細表示画面2000、2050の例である。
ユーザ端末102のユーザ端末サーバ連携モジュール310がユーザ管理モジュール211と連携することにより予約済航空券詳細表示画面2000、2050を表示する。
フライト照会詳細2010の発券処理実行ボタン2011が選択されることにより、航空券発券処理1300が実行され、予約済航空券詳細表示画面2050に遷移する。
マイル受領完了を確認でき次第、自動的に発券処理を実施する構成の場合には、予約済み航空券詳細表示画面2000はスキップされ、予約済航空券詳細表示画面2050が表示される。
eチケット取得ボタン2061を選択すると、取得した航空券をダウンロードすることができる。
フライト詳細表示ボタン2012が選択されると、航空券予約詳細表示画面1850が表示される。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
なお、上述の実施例は少なくとも特許請求の範囲に記載の構成を開示している。
1…マイル・ポイント管理システム、101…管理サーバ、102…ユーザ端末、103…マイルプロバイダ端末、104…マイル・ポイント発行元サーバ、211…ユーザ管理モジュール、212…マイルプロバイダ管理モジュール、213…航空会社連携モジュール、214…マイル・ポイント発行元連携モジュール

Claims (27)

  1. マイルを管理する管理サーバであって、
    ユーザにより操作されるユーザ端末から航空券予約要求を受け付けるユーザ管理手段と、
    前記航空券予約要求に対応するマイル発注要求をマイルプロバイダ端末に送信するマイルプロバイダ管理手段と、
    前記ユーザに対応付けられたマイレージプログラムのユーザアカウントを管理するマイル・ポイント発行元連携手段と、
    を有し、
    前記マイルプロバイダ管理手段は、前記マイル発注要求を複数の前記マイルプロバイダ端末から選択された1つの前記マイルプロバイダ端末に送信し、
    前記マイル・ポイント発行元連携手段は、選択された前記マイルプロバイダ端末により前記マイル発注要求が承認された場合に、前記マイルプロバイダ端末が管理するマイル又はポイントを前記ユーザアカウントに対して移管するためのマイル移管要求を、マイル・ポイント発行元サーバに送信する
    ことを特徴とする管理サーバ
  2. 請求項1に記載の管理サーバであって、
    前記ユーザ管理手段は、前記マイル移管要求に対する前記マイル又はポイントの移管が実行されたことを示す情報を前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  3. 請求項2に記載の管理サーバであって、
    前記ユーザ管理手段は、前記ユーザアカウントが保有したマイル数が前記マイル移管要求の後に増加していた場合に、前記マイル又はポイントの移管が実行されたことを示す情報を送信する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  4. 請求項3に記載の管理サーバであって、
    前記マイル・ポイント発行元連携手段は、前記マイル・ポイント発行元サーバに前記ユーザアカウントでログインすることにより表示されるマイル情報に基づいて、前記マイル数が増加していたことを確認する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
    前記ユーザ管理手段は、航空券予約を行うために必要なマイル数に対応する金額を前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  6. 請求項1~4のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
    前記ユーザ管理手段は、航空券予約を行うために必要なマイル数と前記ユーザアカウントが保有したマイル数との差分マイル数に対応する金額を前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  7. 請求項6に記載の管理サーバであって、
    前記ユーザ管理手段は、複数のマイル種別毎に前記差分マイル数と対応する前記金額とを前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
    前記マイルプロバイダ管理手段は、前記マイルプロバイダ端末の稼働時間内と稼働時間外とで前記マイル発注要求の送信頻度を変更する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
    前記マイルプロバイダ管理手段は、同一のユーザ端末から受け付けた複数の航空券予約要求のうち、同一のマイル種別に対するものを統合し、1つのマイル発注要求として前記マイルプロバイダ端末に送信する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
    前記マイルプロバイダ管理手段は、複数の前記マイルプロバイダ端末の取扱マイル種別、緊急度、稼働時間、取引実績、評価のうちの少なくとも1つに基づいて1つの前記マイルプロバイダ端末を選択する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  11. 請求項10に記載の管理サーバであって、
    前記マイルプロバイダ管理手段は、前記1つの前記マイルプロバイダ端末から、前記マイル発注要求に対するマイル又はポイントの取得が拒否された場合に、前記取扱マイル種別、前記取引実績、前記評価のうちの少なくとも1つに基づいて同一のグループに分類された他の前記マイルプロバイダ端末に前記マイル発注要求を送信する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  12. 請求項10又は11に記載の管理サーバであって、
    前記取引実績は、前記マイル発注要求に対する承認までの処理速度、拒否率、信頼度の少なくとも1つである
    ことを特徴とする管理サーバ。
  13. 請求項10~12のいずれか1項に記載の管理サーバであって、
    前記マイルプロバイダ管理手段は、複数の前記マイルプロバイダ端末の前記取引実績に基づいて前記評価を変更する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  14. 管理サーバによりマイルを管理するマイル管理方法であって、
    前記管理サーバは、
    ユーザにより操作されるユーザ端末から航空券予約要求を受け付けるユーザ管理ステップと、
    前記航空券予約要求に対応するマイル発注要求をマイルプロバイダ端末に送信するマイルプロバイダ管理ステップと、
    前記ユーザに対応付けられたマイレージプログラムのユーザアカウントを管理するマイル・ポイント発行元連携ステップと、
    実行するものであって
    前記管理サーバは、
    前記マイル発注要求を複数の前記マイルプロバイダ端末から選択された1つの前記マイルプロバイダ端末に送信し、
    選択された前記マイルプロバイダ端末により前記マイル発注要求が承認された場合に、前記マイルプロバイダ端末が管理するマイル又はポイントを前記ユーザアカウントに対して移管するためのマイル移管要求を、マイル・ポイント発行元サーバに送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  15. 請求項14に記載の管理方法であって、
    前記マイル移管要求に対する前記マイル又はポイントの移管が実行されたことを示す情報を前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  16. 請求項15に記載の管理方法であって、
    前記ユーザアカウントが保有したマイル数が前記マイル移管要求の後に増加していた場合に、前記マイル又はポイントの移管が実行されたことを示す情報を送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  17. 請求項16に記載の管理方法であって、
    前記マイル・ポイント発行元サーバに前記ユーザアカウントでログインすることにより表示されるマイル情報に基づいて、前記マイル数が増加していたことを確認する
    ことを特徴とする管理方法。
  18. 請求項14~17のいずれか1項に記載の管理方法であって、
    航空券予約を行うために必要なマイル数に対応する金額を前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  19. 請求項14~17のいずれか1項に記載の管理方法であって、
    航空券予約を行うために必要なマイル数と前記ユーザアカウントが保有したマイル数との差分マイル数に対応する金額を前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  20. 請求項19に記載の管理方法であって、
    複数のマイル種別毎に前記差分マイル数と対応する前記金額とを前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  21. 請求項14~20のいずれか1項に記載の管理方法であって、
    前記マイルプロバイダ端末の稼働時間内と稼働時間外とで前記マイル発注要求の送信頻度を変更する
    ことを特徴とする管理方法。
  22. 請求項14~21のいずれか1項に記載の管理方法であって、
    同一のユーザ端末から受け付けた複数の航空券予約要求のうち、同一のマイル種別に対するものを統合し、1つのマイル発注要求として前記マイルプロバイダ端末に送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  23. 請求項14~22のいずれか1項に記載の管理方法であって、
    複数の前記マイルプロバイダ端末の取扱マイル種別、緊急度、稼働時間、取引実績、評価のうちの少なくとも1つに基づいて1つの前記マイルプロバイダ端末を選択する
    ことを特徴とする管理方法。
  24. 請求項23に記載の管理方法であって、
    前記1つの前記マイルプロバイダ端末から、前記マイル発注要求に対するマイル又はポイントの取得が拒否された場合に、前記取扱マイル種別、前記取引実績、前記評価のうちの少なくとも1つに基づいて同一のグループに分類された他の前記マイルプロバイダ端末に前記マイル発注要求を送信する
    ことを特徴とする管理方法。
  25. 請求項23又は24に記載の管理方法であって、
    前記取引実績は、前記マイル発注要求に対する承認までの処理速度、拒否率、信頼度の少なくとも1つである
    ことを特徴とする管理方法。
  26. 請求項23~25のいずれか1項に記載の管理方法であって、
    前記マイルプロバイダ管理ステップは、複数の前記マイルプロバイダ端末の前記取引実績に基づいて前記評価を変更する
    ことを特徴とする管理方法。
  27. 管理サーバを請求項1~13に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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