JP7424957B2 - 搬送車制御システム、運行管理装置および搬送経路生成方法 - Google Patents

搬送車制御システム、運行管理装置および搬送経路生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、倉庫において物品を搬送するための搬送車の移動を制御する技術に関する。
工場、倉庫、コンテナヤードなどでは、大幅な自動化が進んでおり、物資を移動させる無人の搬送車が利用されている。搬送車が走行するエリアに対して、ノードを設定し、ノード間の移動方向を決めるリンクを設定する方法がある。このリンクは、単方向のものと双方向のものがある。単方向リンクは、搬送者同士のお見合いを避けることが可能であるが、目的地にたどり着くための経路が大回りになることがある。一方、双方向リンクは、最短距離を選択しやすくなるが、お見合いによる効率低下が生じる。双方向のリンクを有し、リンクの重みをノード間の距離に応じて決定する技術が特許文献1に記載されている。
特許06695653
特許文献1には、搬送車が走行するエリアに対して、搬送路が交差する各位置であるノードを設定し、ノード間で双方向に移動可能とする双方向リンクを設定し、リンクの重みをノード間の距離に応じて決定する技術が開示されている。重みは、ノード間の距離に応じて決定され、距離が同じであれば、搬送車の進行方向が異なっていても同じ値となる。そのため、双方向リンクを設定した場合、単方向リンクに比べ目的地までの最短距離を選択することが可能になるが、搬送車同士のお見合いが発生確率やお見合いが発生した場合の退避距離が考慮されておらず、搬送効率の低下を招いてしまう。
かかる課題を解決するため、本発明の搬送車制御システムの一側面は、搬送車と前記搬送車を制御する運行管理装置を有する搬送車制御システムであって、前記運行管理装置は、前記搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報を記憶する記憶部と、前記複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向のそれぞれに対し異なる重みを設定する重み設定部と、前記重み設定部により設定された、隣り合う二つのノード間の重みを用いて、前記搬送車が目的位置に至る複数の経路候補について経路評価値をそれぞれ算出する経路評価値算出部と、前記経路評価値算出部による経路評価値に基づいて一つの経路を出力する経路生成部と、を有する。
また、本発明の搬送経路生成方法の一側面は、運行管理装置は、搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報を記憶し、複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向のそれぞれに対し異なる重みを設定し、設定された、隣り合う二つのノード間の重みを用いて、搬送車が目的位置に至る複数の経路候補について経路評価値をそれぞれ算出し、算出された経路評価値に基づいて一つの経路を出力する。
本発明によれば、搬送車の双方向移動を可能にしながら、搬送者同士のお見合いの発生確率を低減することで、搬送効率の向上が可能となる。
各実施例に係る搬送車制御システムの全体概略の一例を示す図である。 各実施例で用いられる作業ステーションの概略の一例を示す図である。 各実施例で用いられる搬送車制御システムの全体構成を示す機能ブロック図の一例を示す図である。 各実施例に係る搬送車制御装置の一例を示すブロック図である。 重み付け(第1の重み)の設定の一例を示した図である。 他の重み付け(第2の重み)の設定の一例を示した図である。 他の重み付け(第3の重み)の設定の一例を示した図である。 他の自動搬送車の存在を考慮した経路評価値の一例を示した図である。 実施例2による経路評価値算出方法の一例を示したフローチャートである。 実施例2による経路評価値算出方法の他の一例を示したフローチャートである。 自動搬送車が分岐点上に存在する場合の他の自動搬送車の存在を考慮した経路評価値の一例を示した図である。 出力部の表示例を示した図である。
以下、本発明に係る搬送車制御装置の実施例1を図面に基づいて説明する。
<システム構成>
図1は、各実施例に係る搬送車制御システムの全体概略の一例を示す図である。倉庫Wは、作業エリアW1と、物品の保管エリアW2とを有する。保管エリアW2には複数の保管棚DSが配置されている。各保管棚DSは、1種類以上の物品を収納している。そして保管エリアW2には、複数の自動搬送車ACが存在する。ここで自動搬送車ACは、保管棚DSを搬送する機能を有している。
保管エリアW2の床面は、例えば、2次元格子で分割されており、後述する図3に示されるWMS401及び運行管理装置403は、各格子(すなわち矩形の区画)の中心の座標値によって、自動搬送車ACと保管棚DSの位置を管理している。各格子は、ノードとして管理され、各ノードは、格子の中心座標値や、頂点座標値によって管理される。また、各格子は、当該格子の座標値を含む座標マーカを有しても良い。座標マーカは、例えば、格子上に貼着又は塗布されたバーコード(2次元コードも含む)である。バーコードは格子の座標値を含む情報であり、ノードとして管理しても良い。
また、作業エリアW1には、符号WS1、WS2で示されるものを含めて複数の作業ステーションWSiが存在している。実施例1では作業ステーションWSiにおいてピッキング作業が行われるため、作業ステーションをピッキングステーションと呼んでもよい。ここで、iは作業ステーションWSの番号であり、1≦i≦nを満たす整数である。nは2以上の整数であり、作業ステーションWSの総数を示す。本例では、n=2とする。例えば、いずれの作業ステーションWSiにも共通する説明をする場合など、作業ステーションWSiを区別しない場合、作業ステーションWSと適宜称する。
作業ステーションWSiは、ゲートGijと、端末Tiと、仕分棚SSiと、を有する。ここで、iは作業ステーションWSの番号である。ゲートGijは、作業ステーションWSにおいて、保管棚DSから物品を取り出すための取り出し口である。また、ゲートGijのjは1≦j≦mを満たす整数であり、各作業ステーションWSに設置されているゲートGの番号である。実施例1では、m=2である。
各作業ステーションWSiには、1つの端末Ti及び仕分棚SSiと、m個のゲートGが設置されている。個々のゲートGij、端末Ti、仕分棚SSiを区別しない場合、ゲートG、ゲートGij、端末T、端末Ti、仕分棚SS又は仕分棚SSiと適宜称する。ゲートGijは、保管棚DSの到着地点となる。1つのゲートGijは、1つの保管棚DSに対応する。
端末Tiには、物品の仕分け先(物品と、仕分棚SSiの仕分棚区画との対応情報)の一覧等が表示される。
作業ステーションWSiに備えられている仕分棚SSiは、ゲートGijを介して、保管棚DSからピッキングされた物品が載置される棚である。ここで、作業者Miのiは作業ステーションWSの番号であり、1≦i≦nを満たす整数である。nは2以上の整数であり、作業ステーションWSの総数を示す。本例では、n=2とする。作業者Miを区別しない場合、作業者M又は作業者Miと適宜称する。
自動搬送車ACは以下の手順で保管棚DSを搬送する。
まず、自動搬送車ACは指定された保管棚DSの位置まで移動する。自動搬送車ACは指定された保管棚DSの真下に潜り込み、図3に示す運行管理装置403からリフトアップ指示情報を受けると、自動搬送車ACの上面に設けられた図示しないジャッキ機構によって、保管棚DSを真上に持ち上げる。
その後、自動搬送車ACは、保管棚DSを持ち上げたまま、作業エリアW1内の指定された作業ステーションWSに移動する。自動搬送車ACは、作業ステーションWSに到着すると、保管棚DSを床に降ろす。
作業者Mによる物品のピッキング作業が終了すると、自動搬送車ACは、再度保管棚DSを持ち上げて、保管棚DSを元の位置に戻す。
図2は、本発明の実施例1に係る搬送車制御システムの作業ステーションWSiの詳細の説明図である。
図2には、自動搬送車ACによって搬送された保管棚DSが作業ステーションWSiに到着し、作業者MiがゲートGi2を介して保管棚DSに格納されている物品をピッキングして仕分棚SSiに格納する作業を行っている状態を示している。
仕分棚SSiは、上下方向に複数の段が設けられていてもよく、さらに、それぞれの段が左右方向に複数の列に区切られていてもよい。例えば、作業者Miは、端末Tiに表示された一覧表に従って、保管棚DSからピッキングした物品をそれに対応する仕分棚SSiの区画に格納する。
仕分棚SSiの各区画は、例えば、段及び列の番号によって識別される。一例として各区画には、それを識別する番号が表示されていている。その場合、作業者Miは表示された番号を参照して格納先を識別する。あるいは、各区画にそれが物品の格納先であるか否かを示す表示装置Diが設けられてもよい。その場合、端末Tiに表示された一覧表と、ピッキング作業の進捗状況とに応じて、次にピッキングされる物品の格納先の区画の表示装置が動作し、作業者Miはその表示を参照してピッキングした物品を格納してもよい。
なお、一つの保管棚DSには、一つの品目の物品のみが格納されていてもよいが、一般には、複数の品目の物品が格納される。具体的には、各保管棚DSが複数の保管区画を有し、一つの保管区画に一つの品目の物品が格納されてもよい。保管区画とは、保管棚DSにおいて物品を格納可能な領域であり、間口とも呼ばれる。例えば、一つの保管棚DSが上下方向に複数の区画段に分割され、それぞれの区画段がさらに保管棚DSの一方の側面に近い部分と、もう一方の側面に近い部分とに分割され、さらにそれぞれの部分が左右方向に複数の区画列に分割され、それぞれの区画列が一つの保管区画として扱われてもよい。例えば、図2に示す保管棚DSの内部は4つの区画段に分割されている。その他の例として、保管棚DSの内部の区画段は、それぞれの区画段がゲートGi2に向いている側面に近い部分と、その反対の側面に近い部分とに分割され、それぞれの棚のそれぞれの部分がさらに左右方向に複数の区画列に分割されてもよい。保管棚DSのそれぞれの側面に近い部分を以下の説明において棚面とも記載する。
図3は、各実施例で用いられる搬送車制御システムの全体構成を示す機能ブロック図の一例を示す図である。
搬送車制御システム400は、WMS(Warehouse Management System)401と、オーダー管理装置402と、運行管理装置(制御部)403と、自動搬送車ACとを含む。搬送車制御システム400は、端末Tiと、ゲート制御装置(図示省略)とを有しても良い。
WMS401は、オーダー管理装置402及び運行管理装置403と通信可能に接続されている。オーダー管理装置402、運行管理装置403、自動搬送車AC、端末Ti、及びゲート制御装置Gcは、ネットワーク410を介して互いに通信可能に接続されている。少なくとも、自動搬送車ACは、ネットワーク410を介して無線通信可能に運行管理装置403と接続されている。
WMS401は、オーダー管理装置402と、運行管理装置403とを制御する。具体的には、WMS401は、オーダー管理装置402にオーダー及び保管棚DSへの入庫データを送信する。「オーダー」とは、ピッキングする物品の物品名、個数、及び配送先を含む情報である。「保管棚DSへの入庫データ」とは、物品が保管される保管棚DSに関するデータである。具体的には、各保管棚DSに収納されている物品の物品名、個数、当該物品が保管されている保管棚DSの識別情報、その物品が保管されている保管区画(間口)の位置情報(例えばその保管区画が属する棚面、区画段及び区画列の識別情報)等を含む。
また、WMS401は、オーダー管理装置402での処理と、運行管理装置403での処理とを連携する。例えば、WMS401は、端末Tiに入力され、オーダー管理装置402を経由して作業者M(図1参照)による物品のピッキング作業の終了通知を受けると、運行管理装置403に当該保管棚DSを元の位置に戻すよう指示する。
オーダー管理装置402は、WMS401から送信されたオーダーや保管棚DSへの入庫データに基づき、作業者Miにピッキング作業等の指示内容を作成し、端末Tiに対して送信する。また、オーダー管理装置402は、WMS401を介して各搬送車保管棚DSの搬送指示情報を、運行管理装置403に対して送信する。
運行管理装置403は、自動搬送車ACの運行(例えば自動搬送車ACによる保管棚DSの搬送)を管理する。自動搬送車ACは、可視光カメラ又は赤外線カメラなどの読取デバイス(図示省略)を車体底部に有しており、移動中に床面をスキャンしている。
例えば床面上の座標マーカがバーコードである場合、読取デバイスは、バーコードリーダである。そして、座標マーカが付された格子を通過する時に、読取デバイスが当該座標値を示すバーコードをスキャンすることによって、自動搬送車ACは、その座標値を取得する。
自動搬送車ACは、取得した座標値を運行管理装置403に送信する。これによって、運行管理装置403は、各自動搬送車ACの現在位置を管理する。
運行管理装置403は、オーダー管理装置402からWMS401を介して保管棚DSの搬送指示情報を受け付けると、配送すべき物品を保管する保管棚DSと、配送すべき物品の配送先の仕分棚区画を有する仕分棚SSiがある作業ステーションWSiとを特定する。そして、運行管理装置403は特定した保管棚DSの位置を取得し、その位置から特定した作業ステーションWSiの位置までの経路情報を生成する。このとき、運行管理装置403は、ある自動搬送車AC、例えば、特定した保管棚DSに最も近い自動搬送車ACに、経路情報を送信し、経路情報に従って移動するよう指示する。
図4は、搬送車制御装置の構成図の一例を示す図である。搬送車制御装置500は、図3の運行管理装置403の一部として動作する。
搬送車制御装置500は、処理部501、記憶部505、入力部506、出力部507、通信IF508、バス509を有する。処理部501は、CPUやFPGA等によって構成され、DRAM等のメモリによって構成される記憶部505に記憶されたプログラムを実行することで、経路生成部502、経路評価値算出部503、重み設定部504の各機能を実現する。記憶部505には、さらに、運行管理プログラム510、レイアウト情報511、重み情報512が格納されている。出力部507は、経路生成部502が出力した経路や、経路評価値算出部503が算出した経路評価値や、重み設定部504が設定したノード間の重みを表示する表示装置を有する。
運行管理プログラム510は、通信IF508を通して、自動搬送車ACと通信を行い、自動搬送車ACを制御する。運行管理装置403は、搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報511が記憶されている。レイアウト情報511は、図5を用いて後述するが、自動搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関する情報を含む。レイアウト情報511や、作業ステーションWSiの位置等の自動搬送車の目的位置に関する情報は、入力部506から入力されても良い。
<重みの値の設定>
図5は、記憶部505で管理されるレイアウト情報511と重み情報512の一例を表しており、重みの値(第1の重みの値)の設定の一例を示した図である。
レイアウト情報511は、自動搬送車ACが通行可能な位置を示す搬送者通行可能ノード601a、保管棚DSの位置を示す保管棚ノード601b、他にも柱や壁の位置を示すノード、通行不可能エリアの位置を示すノードなどの情報である。レイアウト情報511は、図5に示すようにマップ上に管理されていても良い。
重み情報512は、ノード間の重み602を示す情報である。図5の重みの値(第1の重みの値)の設定では、入力部506からの入力に基づいて、重み設定部504によって、各ノード間でそれぞれの方向に対して設定される。つまり、重み設定部504は、レイアウト情報511の複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、一方の移動方向を順方向、他方の移動方向を逆方向とし、それぞれに対し異なる重みを設定する。自動搬送車ACは、重みの値が大きいほど、その方向には進みにくくなるように制御する。例えば、各ノード間の重みを設定する際、逆方向の重みを順方向よりも大きくすれば、搬送車は逆方向移動をしにくくなり、通路内でのお見合い確率が減少する。
経路評価値算出部503では、重み情報512を用いて、自動搬送車ACの経路をダイクストラ法やA*法などの経路探索アルゴリズムによって、自動搬送車ACが現在地から目的地に至るための経路候補に対して、経路評価値を算出する。例えば、経路候補を構成する複数のノードの重みの値を、移動方向に従って加算することで、経路評価値を算出する。この場合、重みの値は、その方向への移動のしやすさととらえることができ、値が小さいほど、その方向への移動が優先される。従って、経路評価値が小さい経路ほど、選択される優先度が高いことを意味する。算出された経路評価値に基づき、経路生成部502が自動搬送車ACの経路を生成する。搬送車制御装置500は、通信IF508を通じて生成した経路を、自動搬送車ACに送信する。尚、上述した重みの値、経路評価値の値は、一例であって、重みの値は、ノード間の移動のしやすさを移動方向に従って設定されればよく、経路評価値も経路を構成する複数のノード間において自動搬送車の移動のしやすさを重みの値に従って計算されるものである。
図6は、他の重みの値(第2の重みの値)の設定を示した図である。
図6では、双方向移動する、自動搬送車ACの進行方向に対し、異なる重みを付加することで、いずれか一方の進行方向の優先度を高くするものである。図6では、一方の移動方向を順方向、他方の移動方向を逆方向として重み付けを行う。ある分岐点間の各ノード間の重みを設定する際、逆方向の重みを順方向よりも大きくし、順方向のノード間の重みと逆方向のノード間の重みの比率が分岐点間の距離に応じて設定されるならば、分岐点間の距離が長いほど、搬送車は逆方向移動をしにくくなり、通路内でのお見合い確率が減少する。逆に、分岐点間の距離が短ければ、逆方向を選択しやすく、お見合いの発生確率も低くなるため、効率の良い経路を選択しやすくなる。
図6の右上のノード601cとノード601dの間に、それぞれの方向に対し、重み602a、602bを設定する。その場合、重み設定部504は、これらのノードを含む通路において、最も近い分岐点間のノードの距離701を用いて重みを設定する。つまり、分岐点は、自動搬送車が通行可能な通路が交差するノードによって定義され、分岐点間は分岐点の間のノードで定義づけられ、分岐点間の距離は一つの分岐点と最も近い分岐点の間のノードの数と分岐点のノードの数とを足した数によって定義づけられる。
例えば、重み602aを、順方向として、分岐点間の距離「4」とし、重み602bを、逆方向として、分岐点間距離の2倍の「8」に設定するなどの方法がある。尚、分岐点とは、マップ600上の経路で、横方向の経路と縦方向の経路が交差する位置を示すノードと理解することができる。
また、重み602cと重み602dは、これらのノードを含む通路において、最も近い分岐点間のノードの距離702を用いて設定する。例えば、重み602dの方向を順方向、重み602cの方向を逆方向とする。重み602dは分岐点間の距離702に応じて「5」に、重み602cは、分岐点間のノードの距離702と2倍の「10」に設定するなどの方法がある。なお、順方向のノード間の重みと逆方向のノード間の重みの比率は分岐点間の距離が長いほど大きく設定すればよく、その値は当該条件を満たす任意の値をとることができる。
また、保管棚DSが位置する棚ノード(図6のグレー表示のノード)が周囲にないノードであっても、例えば、801a、801b、801cのように通路が設定されており、重み602fの方向を順方向、重み602eの方向を逆方向とするとき、ノード601eとノード601fの間の重み602eと602fは、ノード間距離703を用いて重さを設定してもよい。
図6の例によれば、双方向移動する、自動搬送車ACの進行方向に対し、分岐点間の距離に応じて、優先度を付与することができるため、分岐点間の距離が長いほど、一方の進行方向が優先され、2台の自動搬送車ACが逆方向から近づく場合(自動搬送車AC同士がお見合いする)の発生確率を低減することができる。
図7は、他の重みの値(第3の重みの値)の設定を示した図である。
一般に、入庫エリアもしくは出庫エリア付近のノードでは、自動搬送車の運航を双方向よりも一方通行を優先させた方が、2台の自動搬送車ACが逆方向から近づく場合(自動搬送車AC同士がお見合いする)の発生確率を低減することができる。
図7では、ノード601h、ノード601i、ノード601jを、倉庫Wの入庫エリアもしくは出庫エリアとする。入庫エリアもしくは出庫エリアの周辺は、自動搬送車ACが混みやすい傾向にあるため、双方向よりも一方通行に近い重みづけとすることで混雑を回避することが可能となる。
例えば、重み602gおよび重み602hは、直近の入庫エリアもしくは出庫エリアであるノード601kが、ノード601iから距離1の場所にある。また、レイアウト情報511のマップの縦のノード数は12である。重み602gの方向を順方向とし、重み602hの方向を逆方向とする。この場合、重み602hを重み602gの12倍(12÷1)とすることで、順方向に運航する自動搬送車ACの優先度を高くする。即ち、一方通行に近い通路を実現できる。
一方で、重み602aおよび重み602bは、直近の入庫エリアもしくは出庫エリアであるノード601jが、ノード601lから距離12のところにあるため、重み602bを重み602aの1倍(12÷12)、つまり同じ重みとすることで、入庫エリアもしくは出庫エリアから遠い場所で双方向通行にして、搬送効率の向上を図ることが可能となる。
以上、第3の重み付けによれば、入庫エリアもしくは出庫エリア付近のノードでは、自動搬送車の運航を双方向通行よりも一方通行を優先させることで、2台の自動搬送車ACが逆方向から近づく場合(自動搬送車AC同士がお見合いする)の発生確率を低減することができる。
重みの決め方に関しては、前述のように直近の入庫エリアもしくは出庫エリアからの距離に応じて決めても良いし、複数の入庫エリアもしくは出庫エリアからの距離の平均値に応じて決めても良い。また、距離の定義は、ユークリッド距離、マンハッタン距離、縦方向のみの距離、横方向のみの距離などにしても良い。さらに、第1の重み付け乃至第3の重み付けを単体で使っても良く、組み合わせて使用しても良い。
実施例2は、経路上に存在する他の自動搬送車を考慮して経路評価値を計算するものである。以下、実施例1と異なる部分を中心に説明する。
図8は、レイアウト情報、重み情報の一例を示し、他の自動搬送車の存在を考慮した重みの設定の一例を示した図である。自動搬送車AC1が存在するノードを出発点、ノード601gを目的地として、入力部506から入力されたとき、経路評価値算出部503は、複数の経路候補について、その経路評価値を算出する。
この際、経路901aは距離が13であり、経路901bは距離が15である。距離をそのまま経路評価値とする場合は、経路901aの方が良い経路評価値となる。しかしながら、自動搬送車AC同士がお見合いする発生確率を低減する必要がある。そのため、図8に示す例では、経路探索をする自動搬送車AC1の現在地から、第1の分岐点もしくは第2の分岐点までに存在する他の自動搬送車AC2、AC3を考慮して経路評価値を算出する必要がある。例えば、第1の分岐点から第2の分岐点までにおいて、他の自動搬送車AC2、AC3の搬送車の台数に応じて、経路評価値を算出する。また、他の自動搬送車AC2、AC3が同じノードに存在する場合には、第1の分岐点から第2の分岐点までにおいて、他の自動搬送車AC2、AC3が存在するノードの割合を用いて経路評価値を算出する。
経路901aは、経路901a上の自動搬送車AC1が存在するノードの分岐点間に他の自動搬送車AC2、AC3が存在しているため、例えば、距離13を分岐点間に存在する自動搬送車の台数「3」を掛け、経路評価値を「39」とする。一方、経路901b上には、他の自動搬送車がないため、経路評価値そのまま「15」とする。
尚、考慮される他の自動搬送車AC2、AC3は、自動搬送車AC1が存在するノードの分岐点間のみで構わない。他の自動搬送車の移動により、経路から外れることもあり、経路全体において、他の自動搬送車の存在を考慮しても、お見合い発生確率低減を目的とした経路評価値を正しく表せないからである。
このように、経路評価値の算出において、そのまま割合を用いても良く、また、割合を2乗した値などを用いても構わない。さらに、経路評価値に対して、当該の割合を用いた値を加算、減算、乗算、除算しても良い。
<経路評価値算出>
図9は、実施例2による経路評価値算出方法の一例を示したフローチャートである。
ステップS701において、経路評価値算出部503は、ダイクストラ法などの経路探索アルゴリズムを用いて、対象の搬送車の現在位置から目的地までの経路候補を生成する。
次に、ステップS702において、経路評価値算出部503は、対象の自動搬送車ACの現在地から、第1の分岐点と第2の分岐点の間に存在する他の自動搬送車の台数をカウントする。ここで、対象の自動搬送車ACは、第1の分岐点と第2の分岐点との間に存在することを前提とする。
ステップS703で、自動搬送車AC1が存在するノードの分岐点間(第1の分岐点と第2の分岐点の間)に、他の自動搬送車が存在するか否かを判断し、他の自動搬送車が存在しない場合は、ステップS705に進み、存在する場合はステップS704に進む。
次に、ステップS704で、カウントした他の自動搬送車が存在するノードの割合を用いて経路評価値を再算出する。つまり、カウントした他の自動搬送車が存在するノードの数と、第1の分岐点と第2の分岐点とを含む経路のノードの数の割合を用いて経路評価値を再度算出する。例えば、他の自動搬送車が存在するノードの数が多いほど、経路評価値が大きくなるように計算する。この際、すでに算出した経路候補の経路評価値に対して他の自動搬送車が存在する割合を加減乗除などする。
次に、ステップS705で、経路評価値が最も小さいものを最終的な経路として、経路生成部502が出力する。尚、実施例2では、経路評価値が最も小さいものを最終経路としたが、経路評価値の算出方法により、大きいものが選択されても良く、経路上に存在する他の自動搬送車を考慮して最適な経路を、最終的な経路として選択されればよい。
尚、図9のステップS702とステップS703の順番は逆でも構わず、最初に分岐点間に他の自動搬送車が存在するか判断した後、その台数をカウントしてもよい。
また、経路評価値算出部503は、ダイクストラ法などの動的計画法による経路探索アルゴリズムを用いても良い。この場合の経路評価値算出処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
経路評価値算出部503は、まず動的計画法による経路探索を開始する(ステップS801)。
次に、経路評価値算出部503は、動的計画法のアルゴリズムの途中において、目的地に至るまでの途中にある点Aまでの経路候補に対して、対象の自動搬送車の現在地から、第1の分岐点と第2の分岐点までに存在する他の自動搬送車の台数をカウントする(ステップS802)。
第2の搬送車が存在しない場合は、ステップS805に進み、存在する場合はステップS804に進む(ステップS803)。
次に、カウントした他の搬送車が,第1の分岐点および第2の分岐点までに存在するノードの割合を用いて前記点Aまでの経路評価値を算出しても良く、また、第2の分岐点までのノードの重みに第2の分岐点までに第2の搬送車が存在する割合を加減乗除などしても良い(ステップS804)。
次に、前記点Aまでの経路候補のうち、経路評価値が最も良いものを前記点Aまでの経路として採用する(ステップS805)。
次に、目的地までの経路評価値が算出されている場合は、経路評価値を算出した経路を経路生成部502が出力し、目的地までの経路評価値が算出されていない場合は、ステップS802に戻る(ステップS806)。
尚、図10のステップS802とステップS803の順番は逆でも構わず、最初に分岐点間に他の自動搬送車が存在するか判断した後、その台数をカウントしてもよい。
以上、実施例2によれば、経路上に存在する他の自動搬送車を考慮して経路評価値を計算するので、経路上に存在する他の自動搬送車を考慮して最適な経路を、最終的な経路として出力することができる。
実施例3は、対象の自動搬送機が目的地に向かう経路上に存在する他の自動搬送車を考慮して経路評価値を計算するものである。以下、実施例2と異なる部分を中心に説明する。
図11は、実施例3によるレイアウト情報、重み情報の一例を示す図であり、自動搬送車が分岐点上に存在する場合の他の自動搬送車の存在を考慮した経路評価値の一例を示した図である。
自動搬送車AC1が第1の分岐点上に存在する場合、第2の分岐点として、903a、903b、903c、903dを考える。このとき、経路901aに対しては他の自動搬送車AC2、AC3の台数を用いて、経路候補901cに対しては他の自動搬送車903cの台数を用いて、経路候補901dに対しては他の自動搬送車AC5、AC6の台数を用いて、それぞれ第2の分岐点までのノード数に対する割合を算出して、経路評価値の再計算を行う。
以上、実施例3によれば、対象の自動搬送機が目的地に向かう経路上に存在する他の自動搬送車を考慮して経路評価値を計算するので、経路上に存在する他の自動搬送車を考慮して最適な経路を、最終的な経路として出力することができる。
図12は、出力部507に出力されるレイアウト情報511および重み情報512の一例を示した図である。例えば、出力部507は、重み602aに対して設定された値を402aのように出力する。この402aには、ユーザーから重みに関する入力を受け付けた値を表示する。重み設定部504はユーザーからの入力に基づいて重み変更することも可能である。
以上説明したように、上記各実施例によれば、順方向と逆方向に異なる重み付けを行うことで、実質的に一方通行と双方向通行とを、経路情報に基づいて、選択して経路を決定することができる。
また、自動搬送車の双方向移動を可能にしながら、搬送者同士のお見合いの発生確率を低減することができる。
また、自動搬送車のお見合い発生確率を低減することで、搬送効率の向上が可能となる。
尚、経路情報として、経路の距離、経路上の他の自動搬送機の存在、倉庫の入庫エリア、出庫エリアとの距離を例に説明したが、本発明は、これに限るものではない。
1、1a:運行管理装置(制御部)
2: オーダー管理装置
3: WMS
AC: 自動搬送車
DS: 保管棚
SS: 仕分棚
G、Gi:ゲート
M、Mi:作業者
Ti: 端末
W: 倉庫
W1: 作業エリア
W2: 保管エリア
WS: 作業ステーション

Claims (11)

  1. 搬送車と前記搬送車を制御する運行管理装置を有する搬送車制御システムであって、
    前記運行管理装置は、
    前記搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向のそれぞれに対し異なる重みを設定する重み設定部と、
    前記重み設定部により設定された、隣り合う二つのノード間の重みを用いて、前記搬送車が目的位置に至る複数の経路候補について経路評価値をそれぞれ算出する経路評価値算出部と、
    前記経路評価値算出部による経路評価値に基づいて一つの経路を出力する経路生成部と、を有し、
    前記重み設定部は、
    前記隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向に加え、前記搬送車の通行可能な通路が交差する第1の分岐点と、前記第1の分岐点と最も近い第2の分岐点の間の距離に基づいて、前記順方向と前記逆方向の重みの比率を決定することを特徴とする搬送車制御システム。
  2. 請求項1に記載の搬送車制御システムにおいて、
    前記経路生成部は、
    経路探索をしている第1の搬送車が前記第1の分岐点と前記第2の分岐点の間に存在しており、前記第1の分岐点と前記第2の分岐点との間に他の搬送車が存在する場合、前記他の搬送車の台数に応じて、経路評価値を算出することを特徴とする搬送車制御システム。
  3. 請求項1に記載の搬送車制御システムにおいて、
    前記経路生成部は、
    経路探索をしている第1の搬送車が前記第1の分岐点に存在しているおり、前記第2の分岐点までに含まれるノードのうち、前記第1の搬送車とは別の他の搬送車の存在しているノードの割合を用いて経路評価値を算出することを特徴とする搬送車制御システム。
  4. 搬送車と前記搬送車を制御する運行管理装置を有する搬送車制御システムであって、
    前記運行管理装置は、
    前記搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向のそれぞれに対し異なる重みを設定する重み設定部と、
    前記重み設定部により設定された、隣り合う二つのノード間の重みを用いて、前記搬送車が目的位置に至る複数の経路候補について経路評価値をそれぞれ算出する経路評価値算出部と、
    前記経路評価値算出部による経路評価値に基づいて一つの経路を出力する経路生成部と、を有し、
    前記重み設定部は、
    前記搬送車の入荷エリアまたは出荷エリアからの距離に応じて、前記順方向、或いは前記逆方向の一方を選択することを特徴とする搬送車制御システム。
  5. 請求項1に記載の搬送車制御システムにおいて、
    前記運行管理装置は、
    前記重みを表示する出力部を有すること特徴とする搬送車制御システム。
  6. 請求項5に記載の搬送車制御システムにおいて、
    ユーザーからの前記重みに関する入力を受け付ける入力部と、有し
    前記重み設定部は、前記入力部からの前記ユーザーからの入力に基づいて前記重み変更することを特徴とする搬送車制御システム。
  7. 搬送車と前記搬送車を制御する運行管理装置を有する搬送車制御システムにおける搬送車の搬送経路生成方法であって、
    前記運行管理装置は、前記搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報を記憶し、
    前記複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向のそれぞれに対し異なる重みを設定し、
    前記設定された、隣り合う二つのノード間の重みを用いて、前記搬送車が目的位置に至る複数の経路候補について経路評価値をそれぞれ算出し、
    前記算出された経路評価値に基づいて一つの経路を出力し、
    前記重みの設定は、
    前記隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向に加え、前記搬送車の通行可能な通路が交差する第1の分岐点と、前記第1の分岐点と最も近い第2の分岐点の間の距離に基づいて、前記順方向と前記逆方向の重みの比率を決定する、ことを特徴とする搬送経路生成方法。
  8. 請求項7に記載の搬送経路生成方法において、
    前記経路評価値は、
    経路探索をしている第1の搬送車が前記第1の分岐点と前記第2の分岐点の間に存在しており、前記第1の分岐点と前記第2の分岐点との間に他の搬送車が存在する場合、前記他の搬送車の台数に応じて算出されることを特徴とする搬送経路生成方法。
  9. 請求項7に記載の搬送経路生成方法において、
    前記経路評価値は、
    経路探索をしている第1の搬送車が前記第1の分岐点に存在しているおり、前記第2の分岐点までに含まれるノードのうち、前記第1の搬送車とは別の他の搬送車の存在しているノードの割合を用いて算出されることを特徴とする搬送経路生成方法。
  10. 搬送車と前記搬送車を制御する運行管理装置を有する搬送車制御システムにおける搬送車の搬送経路生成方法であって、
    前記運行管理装置は、前記搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報を記憶し、
    前記複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向のそれぞれに対し異なる重みを設定し、
    前記設定された、隣り合う二つのノード間の重みを用いて、前記搬送車が目的位置に至る複数の経路候補について経路評価値をそれぞれ算出し、
    前記算出された経路評価値に基づいて一つの経路を出力し、
    前記重み設定は、
    前記搬送車の入荷エリアまたは出荷エリアからの距離に応じて、前記順方向、或いは前記逆方向の一方を選択することを特徴とする搬送経路生成方法。
  11. 搬送車と前記搬送車を制御する運行管理装置であって、
    前記運行管理装置は、
    前記搬送車が走行する通路または走行する複数のノードに関するレイアウト情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のノードの内、隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向のそれぞれに対し異なる重みを設定する重み設定部と、
    前記重み設定部により設定された、隣り合う二つのノード間の重みを用いて、前記搬送車が目的位置に至る複数の経路候補について経路評価値をそれぞれ算出する経路評価値算出部と、
    前記経路評価値算出部による経路評価値に基づいて一つの経路を出力する経路生成部と、を有し、
    前記重み設定部は、
    前記隣り合う二つノード間で、順方向と逆方向に加え、前記搬送車の通行可能な通路が交差する第1の分岐点と、前記第1の分岐点と最も近い第2の分岐点の間の距離に基づいて、前記順方向と前記逆方向の重みの比率を決定することを特徴とする運行管理装置。
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