JP7420788B2 - コンパクトな分光計及びコンパクトな分光計を含む機器 - Google Patents

コンパクトな分光計及びコンパクトな分光計を含む機器 Download PDF

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Description

関連出願
本願は、参照によりその全体が本明細書に援用される、2018年8月10日に出願された「COMPACT SPECTROMETERS AND INSTRUMENTS INCLUDING THEM」と題する米国仮特許出願第62/717,255号の優先権を主張する。
光の1つ以上の波長を選択するために使用し得る分光計の特定の構成が本明細書に説明される。
光源から発せられた光または光源により調べられている試料によって発せられる光のスペクトルを検出することが望ましい多くの用途がある。分光計は、光のスペクトルを検出するために使用され得る。分光計は、従来、光を空間的に分解する検出器のアレイが、検出器のアレイの各検出器によって検出された光の量に基づいて光の波長を決定し得るように、異なる波長の光を空間的に分離するために光学素子の組み合わせを使用する。
広範囲の光(例えば、スペクトルの紫外線部分及び可視部分の両方)を検出することができる分光計は、通常大きく、光学経路の少なくとも一部分を狭帯域検出器に向けるために1つ以上の光スプリッタを有する複数の狭帯域検出器を使用する。いくつかの場合では、光スプリッタは、紫外線部分などの光の第1の部分の第1の検出器への通過を可能にし、可視部分などの光の第2の部分を第2の検出器に向けるハーフシルバーミラーである。他の場合では、光スプリッタは、光学経路の一部だけに間置されたフルシルバーミラーである場合があり、光の一部分(例えば、スペクトルの紫外線部分)だけを、限られた範囲の波長(例えば、紫外線波長だけ)に敏感な検出器に向け得る。一部の分光計は、光スペクトルのUV部分を別個の検出器に向けるためにフラットミラーを使用する。他の分光計では、反射ミラーは、光の一部分が反射ミラーを通って第1の検出器に至り、一方光の残りの部分がミラーに反射し、第2の検出器に向けられるように穴を含む場合がある。いくつかの場合には、光の一部分がシュミット補正器によって補正されず、別個の検出器に向けられるように、穴はシュミット補正器内にある場合がある。しかしながら、光学素子のそのような組み合わせにより、分光計の設置面積は拡大し、そのため分光計は、大きい分光計が他の有用な計器に取って代わる場合がある、空間が制約された環境での使用には実用的ではない。さらに、光スプリッタまたは他の光学部品の使用によって、システムの全体的な光学効率が低下する場合がある。
本明細書に説明する1つ以上の態様は、性能を犠牲にすることなく、(2つの代わりに)単一の検出器でUVスペクトル及び可視スペクトルを同時に取り込む、軸外シュミット望遠鏡(またはシュミット望遠鏡を含む撮像システム)を備えたOES用の分光計の光学設計及び/またはレイアウトに関する。分光計は、像平面に画像センサを含む場合があり、入射スリットでトランスポート光学部品のセットを通してプラズマ源と統合される場合がある。分光計の一例の試料検出可能範囲は、約167nm~約1200nm(±5%または±10%)の波長範囲を含む場合がある。また、本明細書に説明する分光計アーキテクチャ及びイメージャは、撮像センサの数を削減しつつ、サイズの縮小及び/または光学効率の改善を実現し得る。1つ以上の例では、本明細書に説明する分光計は、(2つの検出器の代わりに)単一の検出器を使用して、性能に対する影響を最小限に抑えながら可視スペクトル及び紫外線スペクトル(例えば、167~1200nm)の部分を取り込むことによってより大きい光学効率を達成し得る。
1つ以上の態様によれば、本開示は、光学分光計に関する場合がある。分光計は、開口と、コリメータと、エシェル格子と、軸外シュミット望遠鏡と、検出器とを含む。コリメータは、開口及びエシェル格子に光学的に結合される。軸外シュミット望遠鏡は、エシェル格子及び検出器に光学的に結合される。開口を通って分光計に入射する光は、検出器に向けられる。さらに、検出器に入る光は、紫外線光スペクトル及び可視光スペクトルにわたって空間的に分離される複数の波長を含む。いくつかの実施態様では、複数の波長は、約167nm~約1200nmのスペクトル範囲にわたって空間的に分離される。
いくつかの実施態様では、軸外シュミット望遠鏡は、シュミット補正器と、分散素子と、ミラーとをさらに含む場合がある。ミラーは、球面鏡である場合がある。いくつかの実施態様では、視野平坦化レンズは、ミラーと検出器との間に位置決めされる場合がある。視野平坦化レンズは、ミラー及び検出器に光学的に結合される場合がある。分散素子は、プリズムを含む場合がある。いくつかの実施態様では、シュミット補正器は、プリズムの1つの面上の非球面である場合がある。他の実施態様では、シュミット補正器は、別個であり、プリズムとは無関係である反射ミラーである場合がある。検出器は、紫外線光を検出するように構成される場合がある。検出器は、紫外線を検出するように構成される場合がある。検出器は、赤外光を検出するように構成される場合がある。プリズムは、ダブルパス反射プリズムを含む場合がある。いくつかの実施態様では、分光計は、誘導結合プラズマ(ICP)システムから光を受光する場合がある。
追加の態様、構成、実施形態、及び例は、より詳細に以下に説明される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
光学分光計であって、
開口と、
コリメータと、
エシェル格子と、
軸外シュミット望遠鏡と、
検出器と
を備え、
前記コリメータは、前記開口及び前記エシェル格子に光学的に結合され、
前記軸外シュミット望遠鏡は、前記エシェル格子及び前記検出器に光学的に結合され、
前記開口を通って前記分光計に入る光は、前記検出器に向けられ、
前記検出器に入射する光は、紫外線光スペクトル及び可視光スペクトルにわたって空間的に分離される複数の波長を含む、
前記光学分光計。
(項目2)
前記軸外シュミット望遠鏡は、
シュミット補正器と、
分散素子と、
ミラーと
をさらに備える、項目1に記載の光学分光計。
(項目3)
前記ミラーは球面鏡を備える、
項目2に記載の光学分光計。
(項目4)
前記ミラー間に配置された視野平坦化レンズ
をさらに備え、
前記検出器及び前記視野平坦化レンズは、前記ミラーに光学的に結合される、項目2に記載の光学分光計。
(項目5)
前記分散素子はプリズムを備え、
前記シュミット補正器は、前記プリズムの一面上の非球面である、項目2に記載の光学分光計。
(項目6)
前記分散素子はプリズムを備え、
前記シュミット補正器は別個であり、前記プリズムから独立している、項目2に記載の光学分光計。
(項目7)
前記シュミット補正器は反射ミラーである、項目6に記載の光学分光計。
(項目8)
前記検出器は、可視光を検出するように構成される、
項目1に記載の光学分光計。
(項目9)
前記検出器は、紫外線光を検出するように構成される、
項目1に記載の光学分光計。
(項目10)
前記検出器は、赤外光を検出するように構成される、
項目1に記載の光学分光計。
(項目11)
前記プリズムは、ダブルパス反射プリズムである、
項目4に記載の光学分光計。
(項目12)
前記分光計は、誘導結合プラズマ(ICP)システムから光を受光する、項目1に記載の光学分光計。
(項目13)
前記複数の波長は、約167nm~約1200nmのスペクトル範囲にわたって空間的に分離される、項目1に記載の光学分光計。
分光計及びその構成要素のある特定の構成は、添付の図面を参照して以下に説明される。
本開示の態様による例の分光計を示す。 例の分光計に対応する例のエシェル分光写真を示す。 高スループットモードでの例の分光計のスループット及び可能な検出範囲の比較を示す。 高スループットモードでの例の分光計のスループット及び可能な検出範囲の比較を示す。 同時動作モードでの例の分光計の予想されるUVスペクトル処理特性の比較を示す。 同時動作モードでの例の分光計の予想される可視光スペクトル処理特性の比較を示す。 同時動作モードでの例の分光計の予想される可視光スペクトル処理特性の比較を示す。 エシェルの面外角度(例えば、ガンマ角度)を修正することに基づいた検出感度を示す。 スペクトル分解能の比較を示す。 A~Cは、シュミット望遠鏡の例を示す。 A~Dは、多様な遮るもののない反射シュミット望遠鏡設計の特徴を示す。
図中の構成要素の正確な配列、サイズ、及び位置決めが、必ずしも縮尺通りではない、または必要とされないことが、本開示の利点を所与として、当業者によって認識される。1つの構成要素に対する別の構成要素の特定のサイズ及び角度は、構成要素、またはこの構成要素を含む光学分光計から所望の応答または出力を提供するために変化することができる。
分光計の特定の態様、構成、実施形態、及び例が説明されている。発明者らは、従来の分光計では、スペクトル重複が一般的に見られ、これにより精度が低下し、検出限界が下がり、最終的な像平面での分解能が制限される場合があることを認識し、理解している。さらに、従来の分光計は一般に大きく、これにより従来の分光計は、大きい分光計が他の有用な計器に取って代わる、空間が制約された環境で使用するには実用的ではない場合がある。したがって、発明者らは、発光分光法(OES)及び他の用途向けの低コストで高性能かつコンパクトな設計の分光計が所望されていることを認識し、理解している。
本明細書に説明する1つ以上の態様は、性能を犠牲にすることなく単一の検出器でUVスペクトル及び可視スペクトルを同時に取り込む、軸外シュミット望遠鏡(またはシュミット望遠鏡を含む撮像システム)を備えたOES用の分光計の光学設計及び/またはレイアウトに関する。分光計は、像平面に画像センサを含む場合があり、入射スリットでトランスポート光学部品のセットを通してプラズマ源と統合される場合がある。分光計の一例の試料検出可能範囲は、約167nm~約1200nm(±5%または±10%)の波長範囲を含む場合がある。
本明細書に説明する分光計の1つ以上の態様は、シュミット望遠鏡またはシュミット望遠鏡設計に関係する構成要素を含む場合がある。例えば、分光計はシュミット望遠鏡設計から遮られた凹面鏡を使用して、分光計の光学効率を高め得る。いくつかの態様は、以下の特徴、つまり167~1200nmの波長分解範囲、(例えば、193nmの波長でのAs193ヒ素の場合の)5~6pmのスペクトル分解能及び分解能モードでのピークごとの1ポイント、現在の高分解能分光計の光学スループット、例えば15μm平方ピクセルサイズを有する28mmx28mm形式の検出器寸法のうちの1つ以上を有し、順次単色分光計よりも高速な測定を提供可能な分光計に関する。
さらに、本明細書に説明する分光計の1つ以上の態様は、1つ以上の非球面と、小型光学系と、エシェル格子とを含む場合がある。分光計により分解可能な波長を増加させることによって、本明細書に説明する分光計は、試料を分析する際に、単色分光計で連続測定を使用し、その試料を分析するよりもより高速になり得る。さらに、1つ以上の非球面を使用することによって、球形イメージャ及び放物線イメージャのみを使用する分光計に比較して、より高い分解能及び光学スループットを達成し得る。
1つ以上の例では、本明細書に説明する分光計は、反射素子/屈折素子のスリットサイズ、平面角度、光学パラメータ、センササイズなどの1つ以上を含むが、これに限定されるものではない設計の多様な態様を修正することによって、スペクトルの他の領域(例えば、赤外線)を取り込むために使用され得る。1つ以上の例では、本明細書に説明するOESシステムは、光源として誘導結合プラズマ(ICP)とともに使用され得る。同様に、本明細書に説明するOESシステムは、光吸収分光法または任意の他の種類の分光法と使用され得る。
図1は、1つ以上の態様による例の分光計100を示す。分光計100は、開口101を有する(破線で示す)ハウジング109と、コリメータ102と、エシェル格子103と、分散素子104と、シュミット補正器105と、ミラー106と、視野平坦化レンズ107と、検出器108とを含む場合がある。複数の異なる波長を含む光などの光入力は、ハウジング109内の開口101を通して分光計100に入る。いくつかの実施態様では、開口101はスリットである場合がある。いくつかの実施態様では、分光計100は、誘導結合プラズマ(ICP)分光計の一部である場合があり、開口101は、試料が試料導入装置を介してプラズマに注入される誘導結合プラズマ(ICP)システムから光を受光する場合がある。試料導入装置は、トーチに流体結合される場合がある。誘導装置は、トーチ内の誘導結合プラズマを持続するためにトーチに無線周波エネルギーを提供し得る。開口101は、トーチ内の誘導結合プラズマに光学的に結合され得、トーチ内の誘導結合プラズマ内の分析対象種から発光を受光し得る。
開口101は、コリメータ102に光学的に結合される。光源からの初期光は、「0」と標識を付けた矢印で識別される。開口101に入る光は、開口101からコリメータ102を指す「1」と標識を付けた矢印によって、図1に示すようにコリメータ102に向けられる。コリメータ102は、エシェル格子103に光学的に結合される。コリメータ102に入射する光は、コリメータ102からエシェル格子103を指す「2」と標識を付けた矢印によって図1に示すように反射され、エシェル格子104に向けられる。エシェル格子103は、光の波長とほぼ同じ幅を有する複数の格子を含む典型的なエシェル格子である場合があり、入射光の回折を生じさせる。例えば、エシェル格子103は、反射格子である場合がある。反射格子を用いると、反射部分は光の大部分を対象となる所望の方向に(及び特定の回折次数に)散乱させるために傾けられる(ブレーズ加工)される場合がある。光の複数の波長の場合、同じ一般的な結果が生じるが、より高い次数のより長い波長はより短い波長の次の次数(複数可)と重複する可能性がある。エシェル格子では、この挙動は慎重に選択され、ブレーズは、複数の重複するより高い次数について最適化される。使用される正確なブレーズ角は、分光計のシステムレベルの仕様に依存する場合がある。エシェル格子から結果として生じる光出力は、異なっているが重複する波長範囲を有するストライプを含む。下流の光学素子は、エシェル格子の回折面に垂直な方向で空間的分離を提供して、分光計が受光する入射光入力に存在する光の各波長の検出を可能にし得る。
エシェル格子103は、分散素子104に光学的に結合される。エシェル格子103は、分散素子104から分散光を受光する。エシェル格子103に入射する光は、さらにスペクトル分散され、エシェル格子103から分散素子104を指す「3」と標識を付けた矢印で図1に示すように分散素子104に向けられる。いくつかの実施態様では、分散素子104はプリズムである場合がある。
分散素子104は、シュミット補正器105に光学的に結合される。いくつかの実施態様では、シュミット補正器105は屈折光学系である場合がある。いくつかの実施態様では、シュミット補正器105は、分散素子104と統合される屈折光学系である場合がある。シュミット補正器105は、分散素子104の一面での非球面である場合がある。そのような実施態様では、シュミット補正器105は、分散素子104とは独立し、分散素子104から分離した反射ミラーである場合がある。例えば、シュミット補正器105は(光が分散素子104を通過する)分散素子104の後方に位置決めされる、または追加の及び/または代替の光学系を備えた調整された構成で使用される反射ミラーである場合がある。別の例では、シュミット補正器105は、「3」と標識を付けた光路内の分散素子104の前に、または「4」と標識を付けた光路内の分散素子の後ろに配置された屈折構成要素である場合がある。さらなる実施形態では、シュミット補正器105は、「3」と標識を付けた経路を通して光を受光し、光を分散素子104に向け、分散素子104からの分散光を受光し、再びシュミット補正器105を通過する光を「4」と標識を付けた経路に向ける場合がある。
分散素子104は、ミラー106に(直接的に間接的に)光学的に結合される場合がある。分散素子104は、光を分散させる光学素子である場合がある。いくつかの実施態様では、分散素子104はプリズム、ダブルパス屈折プリズム、ダブルパス反射プリズム、反射格子、またはグリズムである場合がある。いくつかの実施態様では、分散素子104は、クロスディスパーザである場合がある。分散素子104の分散面の向きは、エシェル格子304からの光の分散面に垂直である場合がある。分散面のこの垂直な向きにより、以前に分散された光が再び分散されるが、異なる分散面で分散される交差分散効果が生じる。いくつかの実施態様では、ミラー106は球面鏡である場合もあれば、球面鏡の一部分を表す場合もある。
ミラー106は、フィールドフラットナーレンズ107に光学的に結合される。フィールドフラットナーレンズ107は、検出器108に光学的に結合される。ミラー106は、分散素子104からミラー106を指す「4」と標識を付けた矢印で図1に示すように、分散素子104/シュミット補正器105から分散光を受光する。ミラー106は、ミラー106から視野平坦化レンズ107を指す「5」と標識を付けた矢印、及び視野平坦化レンズ107から検出器108を指す「6」と標識を付けた矢印で図1に示すように、視野平坦化レンズ107を通して入射光を検出器108に反射する。検出器108は、検出器108に入射する光を空間的に分解できる任意の検出器である場合がある。いくつかの実施態様では、検出器108は、電荷結合素子(CCD)カメラまたは相補型金属酸化膜半導体(CMOS)検出器である場合がある。検出器108に入射する光は、幅広いスペクトルにわたる波長を含み、それによって検出器108がより広範囲の光を検出できるようにする。
一例では、コリメータ102は、F値が6、焦点距離が200mm、開口が約35mm、及び軸外角度が10~15度の軸外放物線を含む場合がある。エシェル格子103は、RGLモデル53-*-127Eである場合がある。エシェル格子103のブレーズ角は63度である場合があり、87 l/mmの溝密度を有する場合がある。さらに、分散素子104は、ダブルパス反射プリズムに結合されたシュミット補正器である場合がある。プリズムは、UVグレードの石英ガラスである場合があり、19度の頂角を有する場合がある。
図2は、本開示の1つ以上の態様による分光計に対応する例のエシェル分光写真201を示す。図1を参照し直すと、光などの光入力は、開口101を通って分光計100に入る。いくつかの実施態様では、分光計100は、誘導結合プラズマ(ICP)分光計の一部である場合があり、開口101は、試料が試料導入装置を介してプラズマに注入される誘導結合プラズマ(ICP)システムから光を受光する場合がある。試料導入装置は、トーチに流体結合される場合がある。誘導装置は、トーチ内の誘導結合プラズマを持続するためにトーチの中に無線周波エネルギーを提供する場合がある。開口101は、トーチ内の誘導結合プラズマに光学的に結合され得、トーチ内の誘導結合プラズマ内の分析対象種から発光を受光し得る。光が開口101を通って分光計100に入った後、光のさまざまな波長は、分光計100の多様な光学部品によって空間的に分離され、検出器108に向けられ、したがって分析対象種によって発せられた光の個々の波長が検出器108で検出され得る。エシェル分光写真201は、図1の検出器108などの検出器で、167nmから850nmを超えるスペクトル範囲にわたる発光強度を示す。
図3Aは、分光計A~Cは従来の分光計であり、分光計Dは本願の一実施形態である、高分解能及び低分解能での分光計A~Cの、分光計Dの計算値との数値比較の表301を示す。分光計Aについては、1つの分解能のみ示している。分光計A~Cの試料効率は、図1に説明する1つ以上の態様に従って実装された分光計Dの計算値と比較される。例えば、分光計Dの値及び効率は、f/6のFストップ及び200mmの有効焦点距離に基づいて計算される場合がある。分光計B~Dについては、高分解能(より狭いスリット幅)動作及び低分解能(より広いスリット幅)動作と関連する値が示されている(分光計Dの値は計算されている)。表301の分光計Dの値は、スリット高さが280μm、ならびにスリット幅が、高分機能の場合15μm及び低分解能の場合30μmに基づく場合がある。高分解能及び低分解能での分光計Dの総効率302は、分光計A~Dの総効率のそれぞれよりも高い。UVスペクトル内のエシェル次数の範囲は十分に分離され、高光学スループット分光法に使用され得る。図3Bは、分光計A~Dの光学部品の多様な効率の表305を示す。
図4は、分光計A~Cが従来の分光計であり、分光計Dが本願の一実施形態である、分光計Dの計算値との分光計A~CのUVスペクトルの比較401を示す。分光計Aについては、1つの分解能のみ示している。分光計B~Dについては、高分解能(より狭いスリット幅)動作及び低分解能(より広いスリット幅)動作と関連する値が示されている(分光計Dの値は計算されている)。例えば、分光計Dのスリット高さが72μmであることで、すべてのエシェル次数は分解されると予想される。言い換えると、スリット高さは、すべてのエシェル次数が十分に分離されることを確実にするために選択される場合がある。UV波長のための同時モードの従来の分光計Aと比較したスループット比は、3.1である。UV波長のための同時モードの従来の分光計Bと比較したスループット比は、0.7である。分光計Bに関してこの差を改善するための1つのオプションは、物理的な設置面積の中の余分な空間を使用して、波長の追加の処理または別個の処理を含めることである。λ<460nmの場合のエシェル次数は分解し得るので、110μmの試料スリット高さで、従来の分光計に等しいスループットを達成し得る。このモードでのスリット高さは、高スループットモードよりも短い。高分解能及び低分解能での分光計Dの総効率402は、分光計A~Dについて見られた総効率よりも高い。
図5Aは、可視スペクトル内の分光計Dの計算値との、分光計A~Cの動作の同時モードでの比較501を示す。72μmのスリット高さで、エシェル次数は分光計Dについて分解され得、スループットは、従来の分光計A~Cのスループットに類似する。可視次数も低分解能、高スループットモードで分離されない場合があるため、可視モードは、高スループットモードを有さない場合がある。図5Bは、分光計A~Dの光学部品の効率の比較502を示す。
図6は、分光計B及びDについて計算された特定の波長のエシェル効率を含む表601及び602を示す。特定の波長は、試料中の多様な素子に対応する。表601では、エシェル効率(ブレーズ関数)が、8度で分光計Dのエシェル格子の面外角を修正することに基づいて計算される。表602では、エシェル効率(ブレーズ関数)が、9.5度で分光計D内のエシェル格子の面外角を修正することに基づいて計算される。また、表601及び表602は、特定の波長のそれぞれについて、分光計B対分光計Dのエシェル効率の比率も示す。
図7は、分光計Bは従来の分光計であり、分光計Dは本願の一実施形態である、一連の波長での表701の高分解能及び表702の低分解能でのスペクトル分解能の分光計Bと分光計Dとの間の予想される比較を示す。分光計Dの実験値は、図1に説明する1つ以上の態様に係る実施態様に対応する。図7に示す波長ごとの分解能の実験値は、スペクトルスリット幅の二乗平均平方根(RSS)、ピクセル幅、最悪の場合の二乗平均平方根(RMS)スポット半径(=ピクセルサイズ)、及び線の物理的な幅である。また、高分解能モードは、図1のシステムを使用し、可視波長について可能である。
図8A~図8Dは、分散素子104がプリズムとして実装され、シュミット補正器105がプリズム上にある、図1に係る分光計の光学レイアウトを示す。図8Aで、システム801は、1つの平面非球面補正器802と、球面鏡803とを含む場合がある。最大f/1の速度及び最大8度の視野が可能である場合がある。屈折シュミット板は、すべての状況で使用可能ではないので、反射シュミット設計が使用され得、同様の性能を提供し得る。
図8Bで、システム805は、穴806a付きのシュミット反射器806と、フィールドフラットナー(FF)レンズ807と、反射器808と、検出器809とを含む場合がある。図8Bのシステムは、図8Aのシステムと比較して、(f/1.4からf/2.6へ)多少遅くなるが、類似した速度でより大きい視野を達成し得る。図8Bの例は、f/2.6、有効焦点距離200mmの7度の視野を有する反射視野平坦化シュミットを含む場合がある。しかしながら、図8Bのシュミット設計における光路の不明瞭化は、それによりスループットが低下し、散乱が増加する(例えば、ノイズが増加する)ので望ましくない。
図8Cで、システム810は、不明瞭化を排除する軸外シュミット構成を示す。大まかに言って、速度の3分の1を達成し得る。例えば、システム810は、シュミット反射器811と、フィールドフラットナーレンズ812と、検出器813とを含む場合がある。
図9A~9Dは、多様な遮られていない反射シュミット設計の特徴を示す。図9A~図9Dのそれぞれは、シュミット反射器902、フィールドフラットナー903、及び検出器904を備えたシュミットシステムを示す。図9A~9Dでは、例えば、視野全体で8.0~8.2μmの二乗平均平方根スポット半径を使用し、達成できる最大視野が評価される。図9Aでは、システム901は、遮られていない視野が平坦化された反射シュミット設計を使用し、Fストップがf/6の670mmの有効焦点距離を有する場合がある。最大視野は3.75度である場合がある。また、図9Bで、システム902は、Fストップがf/12で670mmの有効焦点距離を有する場合がある。最大視野は6.3度である場合がある。図9C及び図9Dで、両方の例ともf/6のFストップを有する場合がある。図9Cでは、有効焦点距離は1000mmであり、最大3.9度の視野を生じさせる。図9Dで、有効焦点距離は100mmであり、最大10度の視野を生じさせる。つまり、Fストップを上げると、視野が拡大する。また、焦点距離を短くすると、視野が拡大する。
例を上述しているが、それらの例の特徴及び/またはステップは、任意の所望の方法で結合、分割、省略、再配置、改訂、及び/または増強され得る。当業者は、多様な改変、修正、及び改善を容易に想到する。そのような改変、修正、及び改善は、本明細書に明示的に記載されていなくても本明細書の一部となることが意図されており、本開示の精神及び範囲内にあることが意図されている。したがって、上述の説明は単なる例であり、限定するものではない。

Claims (13)

  1. 光学分光計であって、前記光学分光計は、
    開口と、
    コリメータと、
    エシェル格子と、
    反射シュミット補正器を備える軸外シュミット望遠鏡と、
    検出器と
    を備え、
    前記コリメータは、前記開口を通って前記光学分光計に入る光が前記コリメータに入射し、かつ、前記コリメータによって反射され、前記コリメータによって反射された光が前記エシェル格子に入射し、かつ、前記エシェル格子によって前記軸外シュミット望遠鏡に向けられるように、前記開口および前記エシェル格子に光学的に結合されており、
    前記軸外シュミット望遠鏡は、前記エシェル格子によって向けられた光が前記軸外シュミット望遠鏡に入射し、かつ、前記軸外シュミット望遠鏡によって前記検出器に向けられるように、前記エシェル格子および前記検出器に光学的に結合されており、
    前記反射シュミット補正器は、軸外構成を有し、これにより、前記反射シュミット補正器によって反射された光は、前記反射シュミット補正器によって反射された前記光の光学経路を不明瞭化することなく、前記検出器に入射し、
    前記検出器に入射する光は、紫外線光スペクトルおよび可視光スペクトルにわたって空間的に分離されている複数の波長を含む、光学分光計。
  2. 前記軸外シュミット望遠鏡は、
    分散素子と、
    ミラーと
    をさらに備え
    前記分散素子は、前記反射シュミット補正器の前に位置付けられており、前記エシェル格子によって向けられた光は、前記分散素子および前記反射シュミット補正器によって受光され、かつ、前記ミラーに向けられ、前記ミラーは、前記分散素子および前記反射シュミット補正器からの光を前記検出器に反射する、請求項1に記載の光学分光計。
  3. 前記ミラーは、球面鏡を備える、請求項2に記載の光学分光計。
  4. 前記光学分光計は、前記ミラーと前記検出器との間に配置されている視野平坦化レンズをさらに備え、
    前記検出器および前記視野平坦化レンズは、前記ミラーに光学的に結合されている、請求項2に記載の光学分光計。
  5. 前記分散素子は、前記反射シュミット補正器の前に位置付けられているプリズムを備え、
    前記反射シュミット補正器は、前記プリズムとは別個であり、かつ、前記プリズムから独立している、請求項2に記載の光学分光計。
  6. 前記反射シュミット補正器は、反射ミラーである、請求項に記載の光学分光計。
  7. 前記検出器は、可視光を検出するように構成されている、請求項1に記載の光学分光計。
  8. 前記検出器は、紫外線光を検出するように構成されている、請求項1に記載の光学分光計。
  9. 前記検出器は、赤外光を検出するように構成されている、請求項1に記載の光学分光計。
  10. 前記プリズムは、ダブルパス反射プリズムである、請求項5に記載の光学分光計。
  11. 前記光学分光計は、誘導結合プラズマ(ICP)システムから光を受光する、請求項1に記載の光学分光計。
  12. 前記複数の波長は、約167nm~約1200nmのスペクトル範囲にわたって空間的に分離されている、請求項1に記載の光学分光計。
  13. 前記エシェル格子に入射する光が、スペクトル的に分散され、かつ、前記軸外シュミット望遠鏡に向かって指向されるように、前記軸外シュミット望遠鏡は、前記エシェル格子に直接的に光学的に結合されている、請求項1に記載の光学分光計。
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