JP7419987B2 - 容器及び容器を形成するためのシートブランク - Google Patents

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Description

本発明は、粒状物を収容する容器及び容器を形成するためのシートブランクに関するものである。
近年、タブレット状(粒状)の菓子類(以下、「タブレット菓子」という)が普及している。このようなタブレット菓子は、開閉可能な蓋を備えた容器に入れられている。タブレット菓子に限らず粒状の食品の容器(粒状食品用容器)には、服のポケットに入れるなどして容易に携帯できること(携帯性)や、内部に外気中の湿気や塵などが進入し難いこと(密閉性)や、内部のタブレット菓子を容易に取り出せること(取出性)等が要求される。
また、こうした粒状食品用容器は、一般に樹脂類や金属類などの材料で形成されているが、環境及びリサイクル性などを考慮し、材料に紙類を使用することも提案されている。例えば、特許文献1には、容器蓋部を樹脂系で成形するとともに、容器本体を紙シートで形成した複合容器が開示されている。蓋部分を樹脂系で成形するのは、樹脂系材料は、初期密封性,リクローズ性、水蒸気バリア性等の機能を確保しやすいためである。
特開2013-75726号公報
ところで、粒状食品用容器において、環境及びリサイクル性などを考慮した場合、可能な限り樹脂類を用いないことが望ましく、蓋部についても紙を主体に構成することが要望されている。ただし、上記のように、粒状食品用容器には、携帯性や密閉性や取出性などが要求され、特に、蓋部についても紙を主体に構成する場合、密閉性や取出性などをいかに確保するかが課題となる。また、こうした容器に関する課題は、粒状食品用容器に限らず、携帯性や密閉性や操作性などが要求される粒状物の容器においても共通する。
本件は、このような課題に着目して創案されたもので、紙を主体に構成しながら、密閉性や取出性を確保できるようにした容器及び容器を形成するためのシートブランクを提供することを目的の1つとしている。
本件の容器は、紙を含むシート材で形成されて、粒状物を収容する容器であって、第一面部と第二面部とが互いの周縁部を接続され一縁部に開口部を有する袋状に形成され、前記粒状物を収容する容器本体と、前記第一面部の前記一縁部に接続された第三面部を有する蓋部と、前記第一面部と前記第三面部との間に形成されて、前記開口部を閉鎖する閉鎖状態と前記開口部を開放する開放状態との間での前記蓋部の屈曲変形を案内する折れ罫線と、少なくとも前記第一面部及び前記第三面部に前記折れ罫線と交差する方向に形成されて、前記第一面部及び前記第三面部の内面を谷折れさせて前記蓋部を前記閉鎖状態及び前記開放状態のそれぞれに保持する状態保持罫線と、を備えたことを特徴としている。
前記折れ罫線は、互いに並設されて、それぞれの中間部が離隔するように屈曲形成された第一折れ罫線と第二折れ罫線とを含むことが好ましい。
前記第一折れ罫線及び前記第二折れ罫線は、中間部で屈曲した二本の直線部からなることが好ましい。
前記蓋部は、前記第三面部の前記折れ罫線が形成された縁部を除く各縁部に、前記第三面部から起立して形成された縁壁部と、前記折れ罫線が形成された箇所から離隔した前記第三面部の縁部に形成され、前記閉鎖状態で前記容器本体の端縁部に係止される係止片部と、を備えていることが好ましい。
前記係止片部には、前記係止片部の変形を許容するスリットが設けられていることが好ましい。
前記第二面部の前記一縁部に、前記折れ罫線を介して内折り又は外折りされる内部フラップが設けられていることが好ましい。
前記第一面部及び前記第二面部は何れも互いに貼り合わされる貼合縁部を備え、それぞれの前記貼合縁部に糊代が設けられ、前記糊代がそれぞれ対向する前記貼合縁部に貼り合わされることが好ましい。
隣接する前記糊代の相互間には、それぞれの前記糊代が前記貼合縁部に貼り合わされた状態で巻き込まれる巻込部が設けられていることが好ましい。
前記一縁部に隣接する前記糊代の端部には、前記閉鎖状態にある前記蓋部と当接する自由端部が設けられていることが好ましい。
前記第一面部,前記第二面部及び前記第三面部は三角形状に形成されていることが好ましい。
前記蓋部は、三角形の形状の前記第三面部と、前記三角形の三辺のうちの二辺に相当する前記縁部に形成された縁壁部と、二本の前記縁壁部が接合する前記三角形の頂点部分に形成された係止片部と、を備え、前記係止片部は、二本の前記縁壁部に接続されて前記第三面部と平行に配置されるほぼ三角形状のシート片であって、前記容器本体の前記頂点部分と対応する頂点縁部に係止される際に自身の変形を案内するスリットが形成されていることが好ましい。
前記シート材は、紙シートに水蒸気バリア層及び酸素バリア層が積層された積層シートであることが好ましい。
本件のシートブランクは、上記の容器を形成するためのシートブランクであって、前記第一面部となる部分と、前記第二面部となる部分と、前記第三面部となる部分とが、前記折れ罫線を含む罫線によって区画されて形成されていることを特徴としている。
本件によれば、紙を主体に構成しながら、密閉性や取出性を確保できるようにした粒状物用容器を提供することができる。
一実施形態に係る容器を示す斜視図であり、(a)は蓋部の開放状態を示し、(b),(c)は蓋部の閉鎖状態を示す。 一実施形態に係る容器のシート材の断面図である。 一実施形態に係る容器のシートブランクを示す平面図(容器の展開図)である。 一実施形態に係る容器の開放状態から閉鎖状態に至る過程を(a)~(c)の順に示す断面図である。
以下、一実施形態としての容器を説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
なお、本件の容器は、粒状のもの(粒状物)を収納して携帯して用いるものであるが、本実施形態では、粒状物として、ミントタブレットや粒状のガムやチョコレートなどのタブレット状(粒状)の菓子類(タブレット菓子又は粒菓)をはじめとする粒状食品を収納するものを例示する。
〔容器を形成するシート材の材料構成〕
まず、図2を参照して、容器1を形成するためのシート材100を説明する。
本実施形態では、シート材100はラミネート構造に形成されている。つまり、図2に示すように、シート材100は、シート材の構造の主体となる板紙(厚紙)200に、バリア紙300がラミネート層(ヒートシール層)400を介して貼り合わされている。
板紙200は、通常、木材パルプ・わらパルプ・古紙パルプなどを原料として、厚さを持たせるために多層構造となっているが、特に限定されるものではない。
バリア紙300は、紙支持体(紙製の基材シート)301に、一層目に水蒸気バリア層302が塗布され、二層目にガスバリア層303が塗布されて構成されたものである。
紙支持体301は、植物由来のパルプを主成分として一般的に用いられている紙であればよく、特に制限されない。水蒸気バリア層302は、水蒸気の透過を阻止する機能を有する層であり、層状無機化合物、カチオン性樹脂およびアニオン性バインダーを含有している。ガスバリア層303は、主として酸素ガスの透過を阻止する機能を有する層であり、酸素バリア層とも称し、水溶性高分子を含有している。
ラミネート層400には、熱で融着するヒートシール性を備えたヒートシール材が用いられるため、ヒートシール層とも称し、板紙200とバリア紙300との間で、このヒートシール材を加熱することで、板紙200とバリア紙300とを融着するラミネート層400が形成される。
シート材100は本実施形態のような構成に限定されるものではないが、構造の主体となる板紙200等のシート本体に、水蒸気バリア層及びガスバリア層が何れかの態様で積層されていることが好ましい。
〔容器を形成するシートブランクの構成〕
次に、容器1を形成するためのシートブランク10の構成を説明する。
シートブランク10は、シート材100を裁断すると共に罫線入れを行って形成される。図3に示すように、シートブランク10は、罫線14a,14b,14cにより区画され三つの頂点P1,P2,P3を結んだ三角形状の部分(第一区画部)11と、罫線14b,14d,14eにより区画され三つの頂点P1,P3,P4を結んだ三角形状の部分(第二区画部)12と、罫線14a,14f,14gにより区画され三つの頂点P5,P2,P3を結んだ三角形状の部分(第三区画部)13と、を備えている。なお、各罫線14a~14gは何れも折り曲げ加工される折り罫線である。
なお、本実施形態では、第一区画部11,第二区画部12及び第三区画部13は、何れも正三角形であるが、第一区画部11は罫線14aを、第二区画部12は罫線14dを、第三区画部13は罫線14aを、それぞれ底辺とする二等辺三角形としてもよい。
また、容器本体2となる第一区画部11,第二区画部12は同一形状の三角形であるが、蓋部3となる第三区画部13は、第一区画部11,第二区画部12と相似又はほぼ相似の形上で且つ第一区画部11,第二区画部12よりもやや大きな三角形となっている。
第一区画部11及び第二区画部12は、互いの周縁部を接続されることにより、袋状の容器本体2を形成する。第一区画部11及び第二区画部12は罫線14bで連続しており、第一区画部11の罫線14c側の縁部と第二区画部12の罫線14e側の縁部とを接続することにより、容器本体2を形成することができる。
このため、第一区画部11の罫線14cの外側には糊代11Aが形成され、第二区画部12の罫線14eの外側には糊代12Aが形成されている。また、第一区画部11の罫線14cの内側の縁部には、第二区画部12側の糊代12Aが貼り合わされる領域(貼合縁部)11Bが設けられ、第二区画部12の罫線14cの内側の縁部には、第一区画部11側の糊代11Aが貼り合わされる領域(貼合縁部)12Bが設けられている。
第一区画部11側の糊代11Aを第二区画部12の貼合縁部12Bに、第二区画部12側の糊代12Aを第一区画部11の貼合縁部11Bに、それぞれ貼り合わせることにより、容器本体2が形成される。また、第一区画部11の罫線14a側の縁部及び第二区画部12の罫線14d側の縁部は、互いに対向して、容器本体2の開口部2Aを形成する。
開口部2Aを形成する第二区画部12の罫線14d側の縁部には、罫線14dを介して内部フラップを形成する部分(内部フラップ形成部)15が設けられている。第二区画部12及び内部フラップ形成部15には、罫線14dを挟んで第一罫線16a,第二罫線16bの二本の罫線が形成されている。各罫線16a,16bは、中間部で屈曲した二本の直線部からなる。
開口部2Aを形成する第一区画部11の罫線14a側の縁部には、罫線14aを介して第三区画部13が設けられているが、第一区画部11及び第三区画部13には、罫線14aを挟んで第一罫線16c,第二罫線16dの二本の罫線が形成されている。これらの各罫線16c,16dも、中間部で屈曲した二本の直線部からなる。
第一区画部11及び第三区画部13には、それぞれの底辺(罫線14a)の中間部(ここでは、底辺の中点)と頂点P1,P5とを結ぶ線(ここでは、中線)上に、罫線17a,17bが形成されている。本実施形態では、第二区画部12にも、底辺(罫線14d)の中間部(ここでは、底辺の中点)と頂点P1とを結ぶ線(ここでは、中線)上に、罫線17cが形成されている。
これらの罫線17a,17b,17cは、罫線14a,16c,16dや罫線14d,16a,16bと交差する方向(ここでは、罫線14aや罫線14dと直交する方向)に形成されて、第一区画部11で形成される第一面部21及び第三区画部13で形成される第三面部23の内面を谷折れさせて折れ罫線27a,27b,27cを形成する。折れ罫線27a,27b,27cは、蓋部3を閉鎖状態及び開放状態のそれぞれに保持する状態保持罫線として機能する。
第三区画部13の罫線14fの外側及び第三区画部13の罫線14gの外側には、第三区画部13で形成される第三面部23から起立して形成される縁壁部23A,23Bとなる細長い縁片部13A,13Bが設けられている。
また、一方の縁片部13Aの一端部(第三区画部13の頂点P5に対応する部分)には、蓋部3を容器本体2の端縁部(ここでは、頂点縁部)に係止するための係止片部23Cを形成する部分(係止片形成部)13Cが罫線14hを介して設けられている。係止片形成部13Cは頂点P5に対応する部分を頂点とする略三角形状に形成され、頂点と反対側の中間部には、係止片部23Cの変形を容易にするスリット13Dが形成されている。
さらに、係止片形成部13Cの外側には、罫線14iを介して糊代13Eが設けられ、他方の縁片部13Bの一端部(第三区画部13の頂点P5に対応する部分)には、罫線14jを介して糊代13Fが設けられている。
また、糊代11Aと糊代12Aとが隣接する端部の相互間には、それぞれの糊代11A,12Aが貼合縁部12B,11Bに貼り合わされた状態で容器本体2の内側に巻き込まれる巻込部18が設けられている。巻込部18は、糊代11Aが延びる方向に端部を延長されて形成され、罫線18a,18b,18cを備えている。糊代12Aを貼合縁部11Bに貼り合わせる際に、罫線14eで糊代12Aを折り曲げるが、このとき、罫線14eの延長線上に位置する罫線18aも共折りし、その後に、糊代11Aを貼合縁部12Bに貼り合わせることで、巻込部18が容器本体2の内側に巻き込まれるようになっている。
また、糊代12Aのもう一方の端部には、糊代12Aが延びる方向に端部を延長された自由端部19が設けられている。この自由端部19は、罫線19a,19b,19cを備えている。罫線19a,19b,19cは内折りされており、糊代12Aを貼合縁部11Bに貼り合わせることで、自由端部19が容器1の内側に巻き込まれる。これにより、自由端部19は閉鎖状態にある蓋部3と当接するようになっている。
〔容器の構成〕
次に、シートブランク10を組み立てられて形成された容器1を説明する。
容器1は、図1(a)~(c)に示すように、粒状食品40を収容する容器本体2と、容器本体2の開口部2Aを開閉する蓋部3とを備えている。
容器本体2は、第一面部21と第二面部22とが互いの周縁部を接続され一縁部に開口部2Aを有する袋状に形成さている。
また、容器本体2を構成する第一面部21及び第二面部22は、糊付けされて結合されるが、上記のように、シートブランク10の第一区画部11側の糊代11Aを第二区画部12の貼合縁部12Bに、シートブランク10の第二区画部12側の糊代12Aを第一区画部11の貼合縁部11Bに、それぞれ貼り合わされる。このとき、巻込部18が容器本体2の内側に巻き込まれるため、容器本体2にも対応する巻込部28が形成されている。
また、糊代12Aの端部に設けられる自由端部19は、容器本体2に組み立てられると、閉鎖状態にある蓋部3と当接する自由端部29となる。
また、蓋部3は、第三面部23における罫線14aが形成された縁部を除く二つの縁部に、第三面部23から起立して形成された縁壁部23A,23Bと、閉鎖状態で容器本体2の端縁部に係止される係止片部23Cと、を備えている。
係止片部23Cは、略三角形状であり、第三面部23の頂点P5に対応する部分に第三面部23と平行又は略平行に配置される。係止片部23Cは、二辺を縁壁部23A,23Bに結合され、一片は自由になっている。係止片部23Cは、この自由端縁から切り欠かれたスリット23Dが設けられ、スリット23Dにより係止片部23Cの変形が許容されるようになっている。
容器本体2の第一面部21と蓋部3の第三面部23との間には、外折り(内面側が山折り)又は内折り(内面側が谷折り)された折れ罫線24aが備えられ、この罫線24aを挟んで第一罫線26c,第二罫線26dの二本の折り罫線が形成されている。これらの折り罫線26c,26dは、中間部で屈曲した二本の直線部からなっている。
開口部2Aを形成する第二面部22の縁部には、折れ罫線24dを介して内部フラップ25が形成されている。第二面部12及び内部フラップ25の間には、折れ罫線24dを挟んで第一罫線26a,第二罫線26bの二本の罫線が形成されている。これらの折り罫線26a,26bは、中間部で屈曲した二本の直線部からなっている。
内部フラップ25は、蓋部3の開放状態など特に拘束がなければ第二面部22に対して屈曲しない状態(第二面部22を延長した状態)となるが、蓋部3が折れ罫線24a,26c,26dで折れ曲がりながら開放状態から閉鎖状態に移動していくと、第三面部23に当たって外折り(内面側を谷折れ)されながら、第三面部23の内面に次第に圧接していく。閉鎖状態では、内部フラップ25は第三面部23の内面に次第に圧接する。
また、第一面部21及び第三面部23には、折れ罫線24a,26c,26dと交差する方向に折れ罫線27a,27bが形成され、第二面部22には、折れ罫線24d,26a,26bと交差する方向に折れ罫線27cが形成されている。これらの折れ罫線27a,27b,27cは、第一面部21,第三面部23,第二面部22の内面を谷折れさせて蓋部3を閉鎖状態及び開放状態のそれぞれに保持する状態保持罫線として機能する。
つまり、図1(a)に示すように、蓋部3が開放状態にあるときに、折れ罫線27a,27bが谷折れすることで、第一面部21及び第三面部23の面剛性が上がって、蓋部3は開放状態を保持し易くなる。
また、図1(b),(c)に示すように、蓋部3が閉鎖状態にあるときに、折れ罫線27a,27bが谷折れすると、折れ罫線24a,26c,26dと共に、第一面部21及び第三面部23の面剛性が上がって、蓋部3は閉鎖状態を保持し易くなる。
〔作用及び効果〕
本実施形態に係る容器1は、上記のように構成されているので、以下のように使用することができる。
例えば、容器1をミントタブレットや粒状のガムやチョコレートなどの粒状食品40を収納する製品パッケージに適用することができる。また、容器1に好みの粒状物を入れて使用する詰め替え容器としても使用することができる。
何れの場合も、容器1の容器本体2内に粒状食品40等を収容して、図1(b),(c)に示すように、蓋部3を閉鎖状態に閉じて、例えばポケットやカバンに入れるなどして携帯する。
粒状食品40を食べたいときには、容器1を取り出して、容器本体2の端縁部に係止されていた係止片部23Cを外して、図1(a)に示すように、蓋部3を開放状態にする。蓋部3の内面を上に向けて、開放された開口部2Aから容器本体2内の粒状食品40を蓋部3の内面上に振り出すことで、粒状食品40を指で摘まみ取ることができる。
ミントタブレットなどの容器の場合、一般的には1粒1粒を取り出すように開口部が形成されているものが多いが、本容器1の場合、一度に何粒かの粒状食品40を蓋部3の内面上に振り出すことができるので、蓋部3の内面上に振り出された複数の粒状食品40を複数の人で分け合って食べることもできる。
容器1のシートブランク10を形成するシート材100は、板紙200を構造体とする層構造であるので、この板紙200の剛性と、折れ罫線27a,27bが谷折れすることによる第一面部21及び第三面部23の面剛性の向上とによって、蓋部3は開放状態を保持し易くなり、蓋部3の内面上に振り出された粒状食品40を安定して摘まみ取ることができる。
また、蓋部3の周縁には第三面部23から起立して形成された縁壁部23A,23Bがあるので、容器本体2内の粒状食品40を開口部2Aから蓋部3の内面上に振り出す際に、粒状食品40の動きを縁壁部23A,23Bが規制するので、粒状食品40が蓋部3の内面上からこぼれ落ち難い。
さらに、第一面部21及び第三面部23は折れ罫線27a,27bが谷折れすることで第一面部21及び第三面部23の上向きの内面が凹むため、容器本体2の内部に収容されていた粒状食品40を開口部2Aから蓋部3に振り出しやすくなり取出性が向上し、振り出した粒状食品40が蓋部3からこぼれ難くなる。
食べ終わったら、図4(a)~(c)に示すように、蓋部3を開放状態から閉鎖状態に閉じて、容器本体2の端縁部に係止片部23Cを係止する。使用状態では、図4(a)に示すように、第一面部21及び第三面部23の内面を上向きとするが、蓋部3を閉じるときには、開口部2Aを過剰に下向きにすることなく、例えば図4(b)に示すように、蓋部3が開放状態のときの容器本体2の姿勢をほぼ保ちつつ蓋部3を罫線14a周りに回転させて閉鎖する。
このとき、蓋部3の内面(第三面部23の内面)が内部フラップ25の端縁に当接し、内部フラップ25を外折れ湾曲させながら内部フラップ25の端縁の近傍に圧接する。したがって、閉鎖状態では、開口部2Aの付近で内部フラップ25が蓋部3の内面に密着してシール作用を発揮する。
蓋部3を閉鎖状態にしたら、容器本体2の端縁部に係止片部23Cを係止させるが、係止片部23Cには、スリット23Dが設けられ、スリット23Dにより係止片部23Cの変形が許容されるので、容易に係止片部23Cを係止させることができる。スリット23Dは係止片部23Cの係止を解除するときにも解除操作を容易にする。
また、容器1が形成されるシート材100は、水蒸気バリア層302とガスバリア層303とを備えているので、収容されている粒状食品40等の粒状物を、湿気や酸素から保護するので、粒状食品40等が湿気ることや酸化することが抑制される。
また、容器1の接続部分に隙間があると、容器1の内部に湿気や酸素が入り込むが、第一面部21及び第二面部22の糊付け部分は、糊代12Aと貼合縁部11Bとの貼り合わせと糊代11Aと貼合縁部12Bとの貼り合わせとの二重構造と、糊代11Aと糊代12Aとの隣接部に形成された巻込部28が隙間を解消することとにより、隙間が抑制され、内部の粒状食品40等を湿気や酸素から保護することができる。
同様に、糊代12Aの端部に設けられた自由端部29も閉鎖状態にある蓋部3と当接するので、この部分の隙間の発生を抑制し、さらに、開口部2Aの付近で内部フラップ25が蓋部3の内面に密着してシール作用を発揮することも、この部分の隙間の発生を抑制し、内部粒状食品40等を湿気や酸素から保護することができる。
〔その他〕
以上、実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
例えば、容器に収容するものの例として、タブレット菓子をはじめとする粒状食品を説明したが、本容器には粒状物であれば広く利用できる。
さらに、上記実施形態では、第一面部,第二面部,第三面部が三角形の形状のものを例示したが、第一面部,第二面部,第三面部の形状はこれに限定されない。例えば、これらを正方形や長方形を含む四角形としてもよく、他の多角形としてもよい。
1 容器
2 容器本体
2A 容器本体2の開口部
3 蓋部
10 シートブランク
11 第一区画部
12 第二区画部
11A,12A 糊代
11B,12B 貼合縁部
13 第三区画部
13A,13B 縁片部
13C 係止片形成部
13D スリット
13E,13F 糊代
14a~14j 罫線
15 内部フラップ形成部
16a,16b,16c,16d 罫線
17a,17b,17c 罫線
18 巻込部
18a,18b,18c 罫線
19 自由端部
19a,19b,19c 罫線
21 第一面部
22 第二面部
23 第三面部
23A,23B 縁壁部
23C 係止片部
23D スリット
24a,24d 折れ罫線
25 内部フラップ
26a,26c 第一罫線
26b,26d 第二罫線
27a,27b,27c 折れ罫線(状態保持罫線)
28 巻込部
29 自由端部
100 シート材
200 板紙(厚紙)
300 バリア紙
400 ラミネート層(ヒートシール層)
301 紙支持体(紙製の基材シート)
302 水蒸気バリア層
303 ガスバリア層
P1~P5 頂点

Claims (17)

  1. 紙を含むシート材で形成されて、粒状物を収容する容器であって、
    第一面部と第二面部とが互いの周縁部を接続され一縁部に開口部を有する袋状に形成され、前記粒状物を収容する容器本体と、
    前記第一面部の前記一縁部に接続された第三面部を有する蓋部と、
    前記第一面部と前記第三面部との間に形成されて、前記開口部を閉鎖する閉鎖状態と前記開口部を開放する開放状態との間での前記蓋部の屈曲変形を案内する折れ罫線と、
    少なくとも前記第一面部及び前記第三面部に前記折れ罫線と交差する方向に形成されて、前記第一面部及び前記第三面部の内面を谷折れさせて前記蓋部を前記閉鎖状態及び前記開放状態のそれぞれに保持する状態保持罫線と、を備え
    前記蓋部は、
    前記第三面部の前記折れ罫線が形成された縁部を除く各縁部に、前記第三面部から起立して形成された縁壁部と、
    前記折れ罫線が形成された箇所から離隔した前記第三面部の縁部に形成され、前記閉鎖状態で前記容器本体の端縁部に係止される係止片部と、を備え、
    前記係止片部には、前記係止片部の変形を許容するスリットが設けられている
    ことを特徴とする容器。
  2. 前記第二面部の前記一縁部に、前記折れ罫線を介して内折り又は外折りされる内部フラップが設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載された容器。
  3. 紙を含むシート材で形成されて、粒状物を収容する容器であって、
    第一面部と第二面部とが互いの周縁部を接続され一縁部に開口部を有する袋状に形成され、前記粒状物を収容する容器本体と、
    前記第一面部の前記一縁部に接続された第三面部を有する蓋部と、
    前記第一面部と前記第三面部との間に形成されて、前記開口部を閉鎖する閉鎖状態と前記開口部を開放する開放状態との間での前記蓋部の屈曲変形を案内する折れ罫線と、
    少なくとも前記第一面部及び前記第三面部に前記折れ罫線と交差する方向に形成されて、前記第一面部及び前記第三面部の内面を谷折れさせて前記蓋部を前記閉鎖状態及び前記開放状態のそれぞれに保持する状態保持罫線と、を備え
    前記第二面部の前記一縁部に、前記折れ罫線を介して内折り又は外折りされる内部フラップが設けられている
    ことを特徴とする容器。
  4. 前記蓋部は、
    前記第三面部の前記折れ罫線が形成された縁部を除く各縁部に、前記第三面部から起立して形成された縁壁部と、
    前記折れ罫線が形成された箇所から離隔した前記第三面部の縁部に形成され、前記閉鎖状態で前記容器本体の端縁部に係止される係止片部と、を備えている
    ことを特徴とする請求項に記載された容器。
  5. 前記第一面部及び前記第二面部は何れも互いに貼り合わされる貼合縁部を備え、
    それぞれの前記貼合縁部に糊代が設けられ、前記糊代がそれぞれ対向する前記貼合縁部に貼り合わされる
    ことを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載された容器。
  6. 隣接する前記糊代の相互間には、それぞれの前記糊代が前記貼合縁部に貼り合わされた状態で巻き込まれる巻込部が設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載された容器。
  7. 前記一縁部に隣接する前記糊代の端部には、前記閉鎖状態にある前記蓋部と当接する自由端部が設けられている
    ことを特徴とする請求項又はに記載された容器。
  8. 紙を含むシート材で形成されて、粒状物を収容する容器であって、
    第一面部と第二面部とが互いの周縁部を接続され一縁部に開口部を有する袋状に形成され、前記粒状物を収容する容器本体と、
    前記第一面部の前記一縁部に接続された第三面部を有する蓋部と、
    前記第一面部と前記第三面部との間に形成されて、前記開口部を閉鎖する閉鎖状態と前記開口部を開放する開放状態との間での前記蓋部の屈曲変形を案内する折れ罫線と、
    少なくとも前記第一面部及び前記第三面部に前記折れ罫線と交差する方向に形成されて、前記第一面部及び前記第三面部の内面を谷折れさせて前記蓋部を前記閉鎖状態及び前記開放状態のそれぞれに保持する状態保持罫線と、を備え
    前記第一面部及び前記第二面部は何れも互いに貼り合わされる貼合縁部を備え、
    それぞれの前記貼合縁部に糊代が設けられ、前記糊代がそれぞれ対向する前記貼合縁部に貼り合わされ、
    隣接する前記糊代の相互間には、それぞれの前記糊代が前記貼合縁部に貼り合わされた状態で巻き込まれる巻込部が設けられている
    ことを特徴とする容器。
  9. 前記蓋部は、
    前記第三面部の前記折れ罫線が形成された縁部を除く各縁部に、前記第三面部から起立して形成された縁壁部と、
    前記折れ罫線が形成された箇所から離隔した前記第三面部の縁部に形成され、前記閉鎖状態で前記容器本体の端縁部に係止される係止片部と、を備えている
    ことを特徴とする請求項に記載された容器。
  10. 前記一縁部に隣接する前記糊代の端部には、前記閉鎖状態にある前記蓋部と当接する自由端部が設けられている
    ことを特徴とする請求項又はに記載された容器。
  11. 前記第一面部,前記第二面部及び前記第三面部は三角形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1~10の何れか1項に記載された容器。
  12. 前記蓋部は、
    三角形の形状の前記第三面部と、
    前記三角形の三辺のうちの二辺に相当する前記縁部に形成された縁壁部と、
    二本の前記縁壁部が接合する前記三角形の頂点部分に形成された係止片部と、を備え、
    前記係止片部は、二本の前記縁壁部に接続されて前記第三面部と平行に配置されるほぼ三角形状のシート片であって、前記容器本体の前記頂点部分と対応する頂点縁部に係止される際に自身の変形を案内するスリットが形成されている
    ことを特徴とする請求項11に記載された容器。
  13. 紙を含むシート材で形成されて、粒状物を収容する容器であって、
    第一面部と第二面部とが互いの周縁部を接続され一縁部に開口部を有する袋状に形成され、前記粒状物を収容する容器本体と、
    前記第一面部の前記一縁部に接続された第三面部を有する蓋部と、
    前記第一面部と前記第三面部との間に形成されて、前記開口部を閉鎖する閉鎖状態と前記開口部を開放する開放状態との間での前記蓋部の屈曲変形を案内する折れ罫線と、
    少なくとも前記第一面部及び前記第三面部に前記折れ罫線と交差する方向に形成されて、前記第一面部及び前記第三面部の内面を谷折れさせて前記蓋部を前記閉鎖状態及び前記開放状態のそれぞれに保持する状態保持罫線と、を備え
    前記第一面部,前記第二面部及び前記第三面部は三角形状に形成され、
    前記蓋部は、
    三角形の形状の前記第三面部と、
    前記三角形の三辺のうちの二辺に相当する前記縁部に形成された縁壁部と、
    二本の前記縁壁部が接合する前記三角形の頂点部分に形成された係止片部と、を備え、
    前記係止片部は、二本の前記縁壁部に接続されて前記第三面部と平行に配置されるほぼ三角形状のシート片であって、前記容器本体の前記頂点部分と対応する頂点縁部に係止される際に自身の変形を案内するスリットが形成されている
    ことを特徴とする容器。
  14. 前記折れ罫線は、互いに並設されて、それぞれの中間部が離隔するように屈曲形成された第一折れ罫線と第二折れ罫線とを含む
    ことを特徴とする請求項1~13の何れか1項に記載された容器。
  15. 前記第一折れ罫線及び前記第二折れ罫線は、中間部で屈曲した二本の直線部からなる
    ことを特徴とする請求項14に記載された容器。
  16. 前記シート材は、紙シートに水蒸気バリア層及び酸素バリア層が積層された積層シートである
    ことを特徴とする請求項1~15の何れか1項に記載された容器。
  17. 請求項1~16の何れか1項に記載された容器を形成するためのシートブランクであって、
    前記第一面部となる部分と、前記第二面部となる部分と、前記第三面部となる部分とが、前記折れ罫線を含む罫線によって区画されて形成されている
    ことを特徴とするシートブランク。
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