JP7418738B2 - 形態遷移制御装置、垂直離着陸機、形態遷移制御方法及びプログラム - Google Patents
形態遷移制御装置、垂直離着陸機、形態遷移制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7418738B2 JP7418738B2 JP2020006052A JP2020006052A JP7418738B2 JP 7418738 B2 JP7418738 B2 JP 7418738B2 JP 2020006052 A JP2020006052 A JP 2020006052A JP 2020006052 A JP2020006052 A JP 2020006052A JP 7418738 B2 JP7418738 B2 JP 7418738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- configuration
- target command
- transition
- current
- aircraft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007704 transition Effects 0.000 title claims description 130
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 19
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 36
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 27
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000013178 mathematical model Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Images
Description
・主翼ティルト角を鉛直(Tilt=90度)とした垂直離着陸(ヘリコプタ・モード)から、ティルト角を水平(Tilt=0度)とする巡航(飛行機モード)までの飛行(以降、これを「完全遷移」という)を実現するためのタンデム主翼設計法(形状設計)(非特許文献1、2参照)。
・完全遷移のための飛行領域をカバーする基本空力特性の把握(非特許文献1、2参照)。
・手動操縦による完全遷移飛行を可能にするための操縦系構成法(特許文献1参照)。
・手動姿勢角コマンドによる完全遷移飛行を可能にするための姿勢制御則設計法(特許文献1参照)に関する技術が開発され、小型無人実験機による飛行実証にてその有効性が確認された。
・自動プログラム飛行(航法)を実現するための誘導則が開発され、小型無人実験機による飛行実証にてその有効性が確認された(特許文献2参照)。
図1は、本発明の一実施形態に係る4発ティルト翼型VTOL機の概略を示す図である。
4発ティルト翼型VTOL機1は、ティルトが可能な左右前後4枚の翼11を有する。翼11には、それぞれの前方にプロペラ12が取り付けられ、それぞれの後方にフラッペロン(フラップ,エレベータおよびエルロンとして使用する)13が設けられている。また、4発ティルト翼型VTOL機1は、尾翼14を有し、尾翼14には、ラダー15が設けられている。
図2は、4発ティルト翼型VTOL機1のシステム構成を示す図である。
4発ティルト翼型VTOL機1は、各プロペラ12を駆動する4つモータ16と、各翼11に設けられたフラッペロン13を4つそれぞれ(#1~4)駆動する4つのフラッペロン駆動部17と、前一対の翼11及び後一対の翼11をそれぞれティルト駆動する2つのティルト駆動部18と、尾翼14に設けられたラダー15を駆動する1つのラダー駆動部19とを有する。
図3は、制御計算機30の概略構成を示すブロック図である。
制御計算機30は、所定のプログラム(ソフトウェア)を実行するものである。
主幹操縦系31は、ティルト角変更に伴う操縦軸の切り替えを行う。主幹操縦系31には、手動の入力が可能である。
姿勢制御則32は、所望とするピッチおよびロール姿勢コマンドに対して機体36のピッチ、ロール角をコマンド値に保持させるよう主幹操縦系31を作動させて操縦を図る。姿勢制御則32には、遠隔操縦装置(プロポ)131を介して、ピッチおよびロール姿勢コマンドが入力可能である。
誘導則33は、翼11のティルト角や機体36からのセンサ信号(機体36の運動の検出結果)を取り込み処理し、当該誘導則33において利用可能とし、これらの利用可能な信号、速度目標コマンド、昇降率コマンド及び機首方位コマンドに応じて機体36の操縦に必要なコマンドを生成する。航法則34は、所望とする飛行経路及び速度に応じた速度目標コマンド、昇降率コマンド及び機首方位コマンドを生成する。誘導則33及び航法則34により自動プログラム飛行を可能とする。
図4に4発ティルト翼型VTOL機1の垂直離陸から巡航飛行までのティルト角変更スケジュールの一例を示し、図5にその安全飛行範囲(遷移コリドー)を示す。図5において、斜線内は安全飛行範囲を示し、実線は標準ティルト角変更スケジュールを示し、実線上の点はティルト角設定点を示している。なお、これらは風洞試験データなどにもとづいた数学モデルによる飛行性能解析結果に基づいた設定値である。
ティルト角変更中に、この4発ティルト翼型VTOL機1が機体性能上の安全飛行範囲(図5参照)を逸脱してしまうと安全な飛行の継続ができなくなる。自動遷移制御則35は、このような安全飛行範囲から逸脱せずに、垂直離着陸から巡航飛行までのティルト角変更スケジュールを実現する。
図6に示すように、自動遷移制御則35は、速度目標コマンド制限値生成部351と、速度目標コマンド生成部352と、ティルト角スケジューラ353と、制限値テーブル354とを有する。
自動遷移制御則35は、選択速度(目標速度)を入力し(ステップ801)、入力した選択速度とするためには加速すべきか、減速すべきかを判断する(ステップ802)。この判断は例えば現在速度と選択速度との比較により行われる。現在速度<選択速度の場合には、加速と判断し、現在速度>選択速度の場合には、減速と判断する。例えば、現在速度が0m/sであり、選択速度が30m/sの場合には、加速と判断する。この加速・減速の判断はティルト角スケジューラ353で使われる。
・離陸後(ホバリング状態、選択速度=0m/sの状態、ティルト角=90度、現在速度=0)
・地上局から選択速度=30m/sを(人間が)入力する。
・選択速度は0から30m/sに変化したので、加速となる。
・速度目標コマンド制限値により、速度目標コマンドは4m/sとなる。
・速度目標コマンド変更制限値により、速度目標コマンドは1m/sとなる。
・(現在速度は0m/sなので、選択速度+速度目標コマンド変更制限値=0+1=1)
・この結果、速度目標コマンド=1m/sとなる。
・現在速度は0m/sなので、ティルト角は90度のまま。
・(ティルト・スケジューラ変更速度の加速しきい値が3m/sのため。この値(3m/s)を超えるまで、次のティルト角へ移行しない。
・ティルト角90度、現在速度=1m/sに加速される。
・(誘導則33による自動操縦、以下同様)
・(実際には、現在速度、速度目標コマンド等のパラメータは連続的に変化する(1m/sずつ増えるわけではない)、以下同様。
・選択速度=30m/sのまま(先ほど入力された値)
・速度目標コマンド制限値により、速度目標コマンドは4m/sとなる。
・速度目標コマンド変更制限値により、速度目標コマンドは2m/sとなる。
・(現在速度は2m/sなので、現在速度+速度目標コマンド変更制限値=1+1=2)
・この結果、速度目標コマンド=2m/sとなる。
・現在速度は現在速度=1m/sなので、ティルト角は90度のまま。(ティルト・スケジューラ変更速度の加速しきい値が3m/sのため。
・ティルト角90度、現在速度=2m/sに加速される。
・速度目標コマンド制限値により、速度目標コマンドは4m/sとなる。
・速度目標コマンド変更制限値により、速度目標コマンドは3m/sとなる。
・(現在速度は2m/sなので、現在速度+速度目標コマンド変更制限値=2+1=3)
・この結果、速度目標コマンド=3m/sとなる。
・現在速度は2m/sなので、ティルト角は90度のまま。
・(ティルト・スケジューラ変更速度の加速しきい値が3m/sのため。この値(3m/s)を超えるまで、次のティルト角へ移行しない。
・ティルト角90度、現在速度=3m/sに加速される。
・選択速度=30m/sのまま(先ほど入力された値)
・速度目標コマンド制限値により、速度目標コマンドは4m/sとなる。
・速度目標コマンド変更制限値により、速度目標コマンドは4m/sとなる。
・(現在速度は3m/sなので、現在速度+速度目標コマンド変更制限値=3+1=4)
・この結果、速度目標コマンド=4m/sとなる。
・現在速度は現在速度=3m/s。
・3m/sを超えた瞬間に、ティルト角は80度へ移行する。
・ティルト角90度から80度に変更、現在速度=4m/sに加速される。
以下、現在速度=30m/sになるまで上記と同様の動作。
これまで開発された技術において、4発ティルト翼型VTOL機を飛行させる場合、以下の課題があった。
人間の操作を不要とするティルト角の変更法として、例えば、ティルト角変更コマンドをプログラム飛行経路のウェイポイントと関連付けてあらかじめ設定しおく等の方法が考えられる。しかし、この方法では、ティルト角変更や周辺風などの外乱に伴って生じる速度や姿勢の変化を考慮していない。そのため、ティルト角変更(遷移)中に、この4発ティルト翼型VTOL機が機体性能上の安全飛行範囲(遷移コリドー)を逸脱してしまうなど、安全な飛行の継続を脅かすことになりかねない(課題1)。
4発ティルト翼型VTOL機を有人機として応用する場合には、自動操縦のレベルが自動プログラム飛行までにとどまるため、ティルト角の変更を伴う加速遷移及び減速遷移の操作は、パイロットによるスイッチやレバーの操作が必要になる。これと同時に、対気速度や機体姿勢などに関わる補償操作も必要となるため、その他の搭載機器操作や管制通信も含めたコックピット・ワークロードが、固定翼旅客機などに比較して大きくなる。このため安全性のリスクが既存の固定翼機などに比べて増大する(課題2)。
これらを解決するためには、自動遷移制御則の構築が必要であるが、安全飛行範囲(遷移コリドー)の逸脱を防ぎつつ加速遷移及び減速遷移を行う制御則の設計法が存在しない。
機体の飛行運動特性を模擬したシミュレーション用ソフト(村岡浩治、佐藤昌之、山本亮二 作、QTW飛行シミュレーション・プログラムSimQTW(QTW Flight Simulation Program) Ver.1、JAXA PJ0113 (2016/10/12))に対し、本発明に係る自動遷移制御則35を組み込んで、飛行シミュレーションを実施した。
現在のティルト角として、ティルト角コマンド値(ティルト角サーボヘの出力値)をシミュレーション・モデル内で算出し、それらを自動遷移制御則35部分に(ソフトウェア上で)取り込んだ。
自動遷移制御則35からの出力である、速度目標コマンドは誘導則33へ、ティルト角コマンドは主幹操縦系31へそれぞれ入力した。
自動遷移制御則35の制限値には、図7の制限値テーブルのパラメータ値を用いた。
ティルト角90度にて手動操縦離陸し、次にティルト80度に遷移して前進を開始し、次にプログラ飛行及び自動遷移ONとする想定にて飛行シミュレーションを実施した。
飛行計画は、経由地点(ウェイポイント)の順列にてあらかじめ設定する。各ウェイポイントには地点の緯度経度(又は前ポイントからの距離及び方位)、目標高度及び目標速度を設定する。
飛行シミュレーションは、ティルト角80度、プログラム飛行ON及び自動遷移ONにて開始した。
対気速度目標コマンドが変更される。
これに伴って、最初はティルト角が固定されたまま対気速度が変化する。
この速度変化は、自動操縦モードの対気速度保持ループによる。この変化により、ティルト角変更範囲まで加速又は減速がすすむと、ティルト角を自動的に変更させる。自動遷移機能が目標対気速度及び実際の飛行速度を監視し、安全飛行範囲(コリドー)内を飛行すべく、ティルト角を変更させている。
対気速度は、ティルト角変更に伴うオーバーシュートが最大2m/s程度みられるものの、加速及び減速遷移において、おおむねコマンドを追従している。
飛行高度は、上昇及び降下のすべての飛行経路に対し、コマンドにおおむね良好に追従している。
水平面内では、機首方位を変更しながらおおむね計画経路に追従した飛行をしている。
4発ティルト翼型小型無人機は、垂直離着陸能力と高速・長距離飛行能力を有することから、
・狭小地からの離着陸による災害発生時広域情報収集
・船舶甲板上などからの離着陸による魚群探知
・point-to-pointの貨物運搬
などといったミッションへの適用が期待される。これらのミッションを実施する際には、自動プログラム飛行が基本となるため、本発明の適用が極めて有望である。
4発ティルト翼型旅客機は、6~9人程度乗りビジネス機としてDoor-To-Doorの運航等による旅行時間短縮など利便性向上する新技術として期待される。このような旅客機はパイロットにより運航が行われるものの、パイロットのワークロード低減による安全性向上の観点から自動操縦システムが利用される。このような自動操縦システムを導入する場合、本発明に係る自動遷移制御則による構成を用いることが極めて有望である。
〔その他〕
本発明は、上記の実施形態などに限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形や応用が可能である。その変形や応用による実施も本発明の技術的範囲に属する。
11 :翼
21b :ティルト角サーボ
35 :自動遷移制御則
36 :機体
351 :速度目標コマンド制限値生成部
352 :速度目標コマンド生成部
353 :ティルト角スケジューラ
354 :制限値テーブル
Claims (10)
- 段階的に形態を遷移させる部位を有する飛行体の形態遷移制御装置であって、
前記飛行体の目標飛行速度に対して、現在形態に基づく範囲に飛行速度目標コマンドを制限する速度目標コマンド範囲制限部と、
前記制限された飛行速度目標コマンドに基づき前記形態を現在形態から次段階形態に遷移させるかを判断する形態遷移判断部と、
前記飛行体の現在飛行速度に基づき、前記現在形態に基づく範囲に制限された飛行速度目標コマンドの変化を制限する速度目標コマンド変化制限部と
を具備する形態遷移制御装置。 - 請求項1に記載の形態遷移制御装置であって、
各段階の前記形態ごとに前記飛行速度目標コマンドの範囲が設定された第1の制限値テーブルを更に具備し、
前記速度目標コマンド範囲制限部は、前記設定された飛行速度目標コマンドの範囲に基づき、前記飛行速度目標コマンドの範囲を制限する
形態遷移制御装置。 - 請求項1又は2に記載の形態遷移制御装置であって、
各段階の前記形態ごとに現在形態を次段階形態に遷移させるかどうかのしきい値が設定された第2の制限値テーブルを更に具備し、
前記形態遷移判断部は、前記しきい値に基づき、前記形態を現在形態から次段階形態に遷移させるかを判断する
形態遷移制御装置。 - 請求項3に記載の形態遷移制御装置であって、
前記しきい値は、当該形態の前記飛行速度目標コマンドの範囲内に設定されている
形態遷移制御装置。 - 請求項4に記載の形態遷移制御装置であって、
各段階の前記形態ごとに前記飛行速度目標コマンドの変化を制限する制限値が設定された第3の制限値テーブルを更に具備し、
前記形態遷移判断部は、前記制限値に基づき、前記飛行速度目標コマンドの変化を制限する
形態遷移制御装置。 - 請求項4又は5に記載の形態遷移制御装置であって、
前記飛行体は、対気速度センサを有し、
前記形態遷移判断部は、前記対気速度センサにより検出された検出値に基づき前記現在飛行速度を判断する
形態遷移制御装置。 - 請求項1乃至6に記載の形態遷移制御装置であって、
前記飛行体は、遷移コマンドに応じて前記形態を段階的に遷移させるためのサーボ機構を有し、
前記形態遷移判断部は、前記遷移コマンドに基づき前記現在形態を判断する
形態遷移制御装置。 - 請求項1乃至7に記載の形態遷移制御装置を有する垂直離着陸機であって、
当該垂直離着陸機のティルト角を変える翼が前記形態を段階的に遷移させる部位である
垂直離着陸機。 - 段階的に形態を遷移させる部位を有する飛行体の形態の遷移を制御する方法であって、
前記飛行体の目標飛行速度に対して、現在形態に基づく範囲に飛行速度目標コマンドを制限し、
前記制限された飛行速度目標コマンドに基づき前記形態を現在形態から次段階形態に遷移させるかを判断し、
前記飛行体の現在飛行速度に基づき、前記現在形態に基づく範囲に制限された飛行速度目標コマンドの変化を制限する
形態遷移制御方法。 - 段階的に形態を遷移させる部位を有する飛行体の形態の遷移を制御するためのプログラムであって、
前記飛行体の目標飛行速度に対して、現在形態に基づく範囲に飛行速度目標コマンドを制限するステップと、
前記制限された飛行速度目標コマンドに基づき前記形態を現在形態から次段階形態に遷移させるかを判断するステップと、
前記飛行体の現在飛行速度に基づき、前記現在形態に基づく範囲に制限された飛行速度目標コマンドの変化を制限するステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020006052A JP7418738B2 (ja) | 2020-01-17 | 2020-01-17 | 形態遷移制御装置、垂直離着陸機、形態遷移制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020006052A JP7418738B2 (ja) | 2020-01-17 | 2020-01-17 | 形態遷移制御装置、垂直離着陸機、形態遷移制御方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021112961A JP2021112961A (ja) | 2021-08-05 |
JP7418738B2 true JP7418738B2 (ja) | 2024-01-22 |
Family
ID=77076507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020006052A Active JP7418738B2 (ja) | 2020-01-17 | 2020-01-17 | 形態遷移制御装置、垂直離着陸機、形態遷移制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7418738B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533404A (ja) | 2000-05-16 | 2003-11-11 | ベル ヘリコプター テクストロン インコーポレイテッド | エンベローププロテクションを統合したマルチモードのティルトローターナセル制御システム |
JP2009143268A (ja) | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Gh Craft Ltd | 航空機の飛行制御システム及び飛行制御システムを搭載した航空機 |
US20160026190A1 (en) | 2014-07-25 | 2016-01-28 | The Boeing Company | Adaptable Automatic Nacelle Conversion for Tilt Rotor Aircraft |
-
2020
- 2020-01-17 JP JP2020006052A patent/JP7418738B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533404A (ja) | 2000-05-16 | 2003-11-11 | ベル ヘリコプター テクストロン インコーポレイテッド | エンベローププロテクションを統合したマルチモードのティルトローターナセル制御システム |
JP2009143268A (ja) | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Gh Craft Ltd | 航空機の飛行制御システム及び飛行制御システムを搭載した航空機 |
US20160026190A1 (en) | 2014-07-25 | 2016-01-28 | The Boeing Company | Adaptable Automatic Nacelle Conversion for Tilt Rotor Aircraft |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021112961A (ja) | 2021-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7275272B2 (ja) | 航空機制御システム及び方法 | |
US9377784B2 (en) | Adaptable automatic nacelle conversion for tilt rotor aircraft | |
Gu et al. | Development and experimental verification of a hybrid vertical take-off and landing (VTOL) unmanned aerial vehicle (UAV) | |
Muraoka et al. | Transition flight of quad tilt wing VTOL UAV | |
Çakici et al. | Control system design of a vertical take-off and landing fixed-wing UAV | |
EP1587733B1 (en) | Enhanced flight control systems and methods for a jet powered tri-mode aircraft | |
EP2673681B1 (en) | Flight control laws for constant vector flat turns | |
CN110127041B (zh) | 用于旋翼飞行器自旋进入辅助的系统和方法 | |
Lombaerts et al. | Control concepts for simplified vehicle operations of a quadrotor eVTOL vehicle | |
CN109407685B (zh) | 用于旋翼飞行器总距动力保持的系统和方法 | |
JP6905221B2 (ja) | 垂直離着陸機の誘導制御装置、垂直離着陸機、垂直離着陸機の誘導制御方法及び垂直離着陸機の誘導制御プログラム | |
EP3761145A1 (en) | Aircraft control method | |
Sato et al. | Flight test verification of flight controller for quad tilt wing unmanned aerial vehicle | |
Ostermann et al. | Control concept of a tiltwing uav during low speed manoeuvring | |
CN116529159A (zh) | Vtol飞行器飞行控制操纵器的系统和方法 | |
Comer et al. | Flight Control System Architecture for Urban Air Mobility Simplified Vehicle Operations | |
Kaneshige et al. | Command and Control Concepts for a Lift Plus Cruise Electric Vertical Takeoff and Landing Vehicle | |
JP2009143268A (ja) | 航空機の飛行制御システム及び飛行制御システムを搭載した航空機 | |
JP7418738B2 (ja) | 形態遷移制御装置、垂直離着陸機、形態遷移制御方法及びプログラム | |
Rogalski et al. | Control system for aircraft take-off and landing based on modified PID controllers | |
WO2023122111A1 (en) | System and method for controlling flight path of a blown lift aircraft | |
Comer et al. | Total Energy Flight Control Architecture Optimization for a Tilt-Wing Aircraft | |
Çakıcı et al. | Analysis of a UAV that can Hover and Fly Level | |
Ramírez et al. | Pilot-assist landing system for hover-capable fixed-wing unmanned aerial vehicles in all flight regimes | |
Cevher | Control system design and implementation of a tilt rotor UAV |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20221011 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20221011 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230808 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7418738 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |