JP7417558B2 - 軸重計測システム、軸重計測システムの制御方法、プログラム、計測部 - Google Patents
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Description
各計測部は、数十kgにも及ぶ重量物であり、設置の際の取り扱いは容易ではない。設置作業時に、計測部をコネクタの上に誤って置いたり落としたりしてしまうと、特殊なコネクタが損傷してしまうことがある。したがって、特殊なコネクタを損傷しないように、重量物である各計測部の設置を、慎重に行わなければならず、設置作業に手間が掛かるという問題がある。
本実施形態の料金収受システム1は、有料道路である高速道路の入口料金所(料金形式によっては出口料金所)に設けられ、高速道路の利用者から、当該利用者が乗車する車両Aに関連した額の料金の収受を行うためのシステムである。
さらに、車線Lの幅方向を車線幅方向(図1における±Y方向)と称し、車両Aの車高方向を上下方向(図1における±Z方向)と称する。
料金収受システム1は、入口料金所を通過しようとする車両Aとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行い、車両Aの車種に関連した課金処理を行う装置である。
例えば、料金収受システム1は、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)を構築するシステムの一部である。
例えば、料金収受システム1は、一連の課金処理を司る図示しない課金処理部をさらに備え、取得した情報や決定した課金額の情報等を、通信回線を介して、遠隔地に設置された図示しない中央決済処理装置(上位装置)に出力してもよい。
車両検知器5は、アイランドI上に設置されている。
車両検知器5は、後述する軸重計測システム2の軸重計本体4の設置位置において車両Aを検知可能に設置されている。
例えば、車両検知器5は、車線Lにおける車両検知器5が設置される位置に進入したことを検知してもよい。
例えば、車両検知器5は、車線Lにおける車両検知器5が設置される位置を、車両Aが通過し終えたことを検知してもよい。
車両検知器5は、車両検知信号RAを、例えば、制御装置3に出力する。
車両検知器5は、車両検知信号RAを、例えば、車種判別装置7に出力する。
通信アンテナ6は、車両Aの車載器αとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行う。具体的には、通信アンテナ6は、所定周波数(例えば、5.8GHz程度)の電磁波を送受可能に形成されており、当該電磁波を介することで到来した車両Aが搭載する車載器αとの無線通信を行う。
車種判別装置7は、アイランドI上に設置されている。
例えば、車種判別装置7は、料金収受システム1の各種センサにより検出される車線Lに進入した車両Aの車長、車高、軸数(車軸数)、軸重、ナンバープレート情報等を取得してもよい。
車種判別装置7は、各種センサを通じて得られる種々の情報(車長、車高、軸数、ナンバープレート情報等)に基づいて、車線Lに進入した車両Aの車種区分を特定する。
例えば、車種区分は、“軽自動車/二輪車”、“普通車”、“中型車”、“大型車”及び“特大車”の5分類とされる。
例えば、料金収受システム1は、車種判別装置7が特定した車種区分から、車両Aの車種区分に応じた料金を課金してもよい。
軸重計測システム2は、制御装置3と、軸重計本体4と、を備える。
図2に示すように、制御装置3は、Central Processing Unit(以下、「CPU」という。)31と、メモリ32と、を備える。
すなわち、CPU31は、所定のプログラムに基づいて動作することで、データ受信部310、前後進情報取得部311、前後進判定部312、トリガー信号出力部313、軸重データ取得部315、車両検知信号取得部316、軸数特定部317、及び軸重データ特定部318としての機能を発揮する。
メモリ32は、制御装置3が取得する各種データを格納する。
データ受信部310は、荷重情報処理部43から送信される荷重情報を受信する。
データ受信部310は、車線Lを走行する車両Aの車輪に踏まれたときの荷重に関連する荷重情報を受信する。
本実施形態では、例えば、データ受信部310は、荷重情報として、車両Aの前後進情報IMと、車両Aの車輪から作用する軸重データDAと、を受信する。
例えば、前後進情報取得部311は、取得した前後進情報IMをメモリ32に取得順に順次格納してもよい。
例えば、トリガー信号出力部313は、取得した前後進情報IMに基づいて、車両Aが前進していると判定された場合、通信アンテナ6に対し、車両Aが搭載する車載器αとの無線通信を開始させるためのトリガー信号を出力するようにしてもよい。
軸重データ取得部315は、データ受信部310で受信した軸重データDAを取得する。
例えば、軸重データ取得部315は、取得した軸重データDAをメモリ32に取得順に順次格納してもよい。
軸数特定部317は、データ受信部310で受信した軸重データDAを取得する。
軸数特定部317は、車両Aが車両検知器5へ進入したことを検知してから車両Aが車両検知器5から退出したことを検知するまでの間に、検知される軸重データDAの数から、車両Aの軸数を特定する。
この場合、軸数特定部317は、車両Aが車両検知器5へ進入したことを検知してから車両Aが車両検知器5から退出したことを検知するまでの間に、検知される軸重データDAの数を計数し、計数された数を車両Aの軸数として特定する。
すなわち、軸数特定部317は、車両Aが車両検知器5を遮光し始めてから、遮光が終わり透光状態となるまでの間に取得される軸重データDAの数を計数し、計数された数を車両Aの軸数として特定する。
例えば、軸重データ特定部318は、軸数特定部317で特定される車両Aの軸数分の軸重データDAを車両Aに関連付ける。
また、軸重データ特定部318において、車両Aに関連付けられた軸重データDAはどのような用途に利用されてもよい。
例えば、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、車両Aの各車軸の軸重超過の監視に用いられてもよい。
例えば、車両Aに関連付けられた軸重データDAは、車両Aの総重量の算出、総重量超過の監視に用いられてもよい。
図1に示すように、軸重計本体4は、車線L上に設置されている。
軸重計本体4は、X方向について、設置位置Pに設置されている。
図3に示すように、軸重計本体4は、複数の計測部40(40A~40E)を備える。
複数の計測部40は、車線幅方向に並んで設けられている。
複数の計測部40は、車線Lを走行する車両Aの車輪に踏まれたときの荷重に関連する荷重情報を取得する。
複数の計測部40は、荷重に関連する荷重情報として、車両Aの前後進情報IMと、車両Aの車輪から作用する軸重データDAと、を取得する。
複数の計測部40は、前後進情報IM、および軸重データDAを制御装置3に出力する。
各計測部40は、踏板41と、荷重センサ42と、荷重情報処理部43と、を備える。
踏板41は、車線Lの路面の一部を形成する。
踏板41は、例えば金属板からなる。
複数の計測部40の踏板41は、車線幅方向に複数設けられている。
踏板41は、車線幅方向に3以上並べて配置されている。
例えば、踏板41は、車線幅方向に5組設けられている。
複数の計測部40の踏板41は、車線方向に並べて複数設けられていてもよい。
荷重センサ42は、各踏板41の下側に、車線方向に複数設けられていてもよい。
荷重センサ42は、車線Lの路面に埋設されている。
荷重センサ42は、各踏板41上を通過する車両Aの車輪に踏まれたときの荷重を計測する。
荷重センサ42は、車両Aの前後進情報IMを検出するようにしてもよい。
荷重センサ42は、各踏板41上を通過する車両Aの進行方向を特定するための情報を取得するようにしてもよい。
例えば、踏板41の下側に、車線方向に複数の荷重センサ42が設けられている場合、各荷重センサ42は、踏板41上を通過する車両Aの車輪に踏まれて荷重を計測したときの時刻情報を記録する。
荷重センサ42は、荷重を計測した時刻を、時刻情報DTとして、制御装置3に出力する。
例えば、荷重センサ42は、車両Aが荷重センサ42を踏み終えた後、車両Aの軸重データDAを制御装置3に出力してもよい。
例えば、荷重センサ42は、車両Aが荷重センサ42を踏み終えた後、車両Aの軸重データDAを、車種判別装置7にも出力してもよい。
図4に示すように、荷重情報処理部43は、コンピュータであり、CPU48と、メモリ49とを備える。
すなわち、CPU48は、所定のプログラムに基づいて動作することで、荷重情報取得部481、およびデータ送信制御部482としての機能を発揮する。
メモリ49は、荷重情報処理部43が取得する各種データを格納する。
荷重情報取得部481は、荷重情報として、軸重データDAを取得する。
荷重情報取得部481は、荷重情報として、前後進情報IMを取得する。
荷重情報取得部481は、前後進情報IMを取得するため、車線方向に設けられた複数の荷重センサ42における、荷重の計測が行われた時刻情報DTから、車両Aの進行方向が、前進であるか、後進であるかを判定する。
荷重情報取得部481は、車両Aの進行方向の判定結果を、前後進情報IMとして取得する。
データ送信制御部482は、荷重情報として、軸重データDA、および前後進情報IMを、配線部80を通して送信する。
データ送信制御部482は、軸重データDAと、前後進情報IMとを、同時に送信してもよい。
データ送信制御部482は、軸重データDAと、前後進情報IMとを、異なるタイミングで送信してもよい。
例えば、データ送信制御部482は、前後進情報IMを先に送信し、軸重データDAを後から送信してもよい。
図3に示すように、配線部80は、複数の計測部40を、制御装置3に対して並列に接続する。
配線部80は、制御装置3から複数の計測部40のそれぞれに対する給電、および制御装置3と複数の計測部40との間でのデータ転送、の少なくとも一方を行う。
本実施形態において、配線部80は、制御装置3から複数の計測部40のそれぞれに対する給電と、制御装置3と複数の計測部40との間でのデータ転送との双方を行う。
このような配線部80は、例えば、電力線を通信線として用いるPLC(Power Line Communications)のようなコンセントLAN(ローカルエリアネットワーク)用のケーブルや、LANケーブルを介して給電を行うPoE(Power over Ethernet)によって構成される。
主配線81は、複数の踏板41の下方に配置されている。
主配線81は、上下方向から見て、複数の踏板41に対して車線方向の何れか一方にオフセットして配置してもよい。
主配線81の一端は、制御装置3に接続されている。
複数の分岐配線82は、それぞれ、複数の計測部40に向かって延びている。
複数の分岐配線82は、それぞれ、複数の計測部40に対して下方から上方に向かって延びるように設けられている。
接続部85は、配線側コネクタ86と、計測部側コネクタ87と、を備える。
接続部85は、踏板41の下方に配置される。
配線側コネクタ86は、計測部側コネクタ87が着脱可能に接続される。
配線側コネクタ86は、計測部側コネクタ87が上方から接続されるよう、上方を向いて設けられている。
例えば、各計測部40には、主配線81から分岐して設けられる分岐配線82の先端部に設けられた配線側コネクタ86に対して、上方から接続される計測部側コネクタ87が配置されてもよい。
計測部側コネクタ87は、配線側コネクタ86に対して上方から着脱可能に接続される。
計測部側コネクタ87は、荷重情報処理部43に電気的に接続される。
計測部側コネクタ87は、荷重情報処理部43を箱状のユニットとし、荷重情報処理部43の下面に取り付けるようにしてもよい。これにより、荷重情報処理部43を設置する際に、荷重情報処理部43を上方から置く動作とともに、計測部側コネクタ87を配線側コネクタ86に接続させることができる。
配線側コネクタ86と、計測部側コネクタ87とは、双方を電気的に接続するための端子(図示無し)をそれぞれ備える。
配線側コネクタ86と、計測部側コネクタ87とは、機械的な嵌合、係合等によって、互いに接続されていてもよい。
配線側コネクタ86と、計測部側コネクタ87とは、互いに嵌め合う凹部と凸部とを有していてもよい。
図3に示すように、配線側コネクタ86は、上方に向かって突出するように設けてもよい。計測部側コネクタ87は、配線側コネクタ86が挿入可能な、下方に向けて開口する凹部を有するようにしてもよい。
また、計測部側コネクタ87は、下方に向かって突出するように設けてもよい。この場合、配線側コネクタ86は、計測部側コネクタ87が挿入可能な、上方に向けて開口する凹部を有するようにしてもよい。
配線側コネクタ86と、計測部側コネクタ87とは、配線側コネクタ86上に計測部側コネクタ87を載せるようにし、機械的な嵌合、係合をしない構成としてもよい。
このような接続部85は、防水性、防塵性を有した構成とするのが好ましい。
軸重計測システム2の動作について説明する。
軸重計測システム2の動作は、本実施形態の軸重計測システム2の制御方法に相当する。
軸重計測システム2の動作は、各計測部40で個別に実行される。
このとき、複数の計測部40のうち、車線Lを走行する車両Aの車輪に踏板41が踏まれた計測部40のみから、計測した荷重、および時刻情報の出力が行われる。
荷重情報取得部481は、車線方向に設けられた複数の荷重センサ42における、荷重の計測が行われた時刻情報DTから、車両Aの進行方向が、前進であるか後進であるかを判定し、前後進情報IMとして取得する。
制御装置3は、データ受信部310で受信した荷重情報に基づいて、車両Aに対する課金処理等、所定の処理を実行する。
本実施形態では、軸重計測システム2は、制御装置3から複数の計測部40への給電や、複数の計測部40で取得された荷重情報の制御装置3への送信等を、配線部80を介して行うことができる。
配線部80は、複数の計測部40を制御装置3に対して並列に接続するので、複数の計測部40のそれぞれと配線部80とを個別に接続することができる。
したがって、給電やデータ送信のためのケーブルを複数の計測部40間でコネクタにより直列状に接続する必要が無い。このため、計測部40を設置する際に、複数の計測部40のケーブル同士を接続するコネクタを損傷してしまうこともない。その結果、複数の計測部40を備えた構成の軸重計測システム2の設置作業を容易に行うことができる。
これによって、分岐配線82と計測部40とを容易に接続することができる。
したがって、計測部40の設置作業を容易に行うことができる。
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲とその均等の範囲に含まれるものとする。
例えば、上記の軸重計測システムの制御方法の手順は適宜順番を入れ替えることが可能である。
変形例として、軸重計測システム2は、料金自動収受機を備えるシステムに設けられてもよい。
他の変形例として、軸重計測システム2は、収受員により料金を収受する有人の料金所に設けられてもよい。
さらに他の変形例として、また、軸重計測システム2は、単独のシステムであってもよい。
記憶/再生装置50は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F51は、荷重情報処理部43と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F52は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
実施形態に記載の軸重計測システム2、軸重計測システム2の制御方法、プログラム、計測部40は、例えば以下のように把握される。
荷重に関連する荷重情報の例としては、軸重や、車両の前後進情報が挙げられる。
配線部80は、複数の計測部40を制御装置3に対して並列に接続するので、複数の計測部40のそれぞれと配線部80とを個別に接続することができる。
したがって、給電やデータ送信のためのケーブルを複数の計測部40間でコネクタにより直列状に接続する必要が無い。このため、計測部40を設置する際に、複数の計測部40のケーブル同士を接続するコネクタを損傷してしまうこともない。その結果、複数の計測部40を備えた構成の軸重計測システム2の設置作業を容易に行うことができる。
配線部80は、複数の計測部40を制御装置3に対して並列に接続するので、複数の計測部40のそれぞれと配線部80とを個別に接続することができる。したがって、給電やデータ送信のためのケーブルを複数の計測部40間でコネクタにより直列状に接続する必要が無い。このため、計測部40を設置する際に、複数の計測部40のケーブル同士を接続するコネクタを損傷してしまうこともない。その結果、複数の計測部40を備えた構成の軸重計測システム2の設置作業を容易に行うことができる。
配線部80は、複数の計測部40を制御装置3に対して並列に接続するので、複数の計測部40のそれぞれと配線部80とを個別に接続することができる。したがって、給電やデータ送信のためのケーブルを複数の計測部40間でコネクタにより直列状に接続する必要が無い。このため、計測部40を設置する際に、複数の計測部40のケーブル同士を接続するコネクタを損傷してしまうこともない。その結果、複数の計測部40を備えた構成の軸重計測システム2の設置作業を容易に行うことができる。
これによって、分岐配線82と計測部40とを容易に接続することができる。
したがって、計測部40の設置作業を容易に行うことができる。
2…軸重計測システム
3…制御装置
4…軸重計本体
5…車両検知器
6…通信アンテナ
7…車種判別装置
30…アンテナ
31…CPU
32…メモリ
40…計測部
41…踏板
42…荷重センサ
43…荷重情報処理部
48…CPU
49…メモリ
50…記憶/再生装置
51…IO I/F
52…通信I/F
80…配線部
81…主配線
82…分岐配線
85…接続部
86…配線側コネクタ
87…計測部側コネクタ
310…データ受信部
311…前後進情報取得部
312…前後進判定部
313…トリガー信号出力部
315…軸重データ取得部
316…車両検知信号取得部
317…軸数特定部
318…軸重データ特定部
481…荷重情報取得部
482…データ送信制御部
A…車両
DA…軸重データ
DT…時刻情報
I…アイランド
IM…前後進情報
L…車線
P…設置位置
RA…車両検知信号
ST01…配線部を介して供給した電気により荷重センサを作動させるステップ
ST02…荷重センサで荷重を計測するステップ
ST03…荷重情報を取得するステップ
ST04…荷重情報を制御装置に送信するステップ
α…車載器
Claims (7)
- 車線幅方向に並び、車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重に関連する荷重情報を取得する複数の計測部と、
前記複数の計測部に給電するとともに、前記複数の計測部で取得された前記荷重情報を受信する制御装置と、
前記複数の計測部を、前記制御装置に対して並列に接続する配線部と、を備え、
前記配線部は、
前記複数の計測部に沿って前記車線幅方向に延びる主配線と、
前記主配線から分岐して設けられ、前記複数の計測部に向かって延びる複数の分岐配線と、
前記分岐配線と前記計測部とを接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、
前記分岐配線の先端部に設けられた配線側コネクタと、
前記配線側コネクタに対して上方から接続される計測部側コネクタと、を備える
軸重計測システム。 - 前記複数の計測部のそれぞれは、
前記車線の路面の一部を形成するように設置された踏板と、
前記踏板が前記車輪に踏まれたときに作用する荷重を計測する荷重センサと、を備え、
前記接続部は、前記踏板の下方に配置される
請求項1に記載の軸重計測システム。 - 前記配線部は、前記制御装置から前記複数の計測部のそれぞれに対する給電、および前記制御装置と前記複数の計測部との間でのデータ転送の双方を行う
請求項1又は2に記載の軸重計測システム。 - 前記複数の計測部は、前記荷重情報として、前記車輪に踏まれたときの軸重データと、前記車両の前後進情報とを取得し、前記前後進情報を前記軸重データよりも優先して送信する
請求項1~3の何れか一項に記載の軸重計測システム。 - 車線幅方向に並ぶ複数の計測部を制御装置に対して並列に接続する配線部を介して、前記制御装置から供給された電気により、前記複数の計測部を作動させるステップと、
前記複数の計測部のうち、車線を走行する車両の車輪に踏まれた前記計測部で、前記車輪による荷重に関連する荷重情報を取得するステップと、
取得された前記荷重情報を前記制御装置に送信するステップと、含み、
前記配線部は、
前記複数の計測部に沿って前記車線幅方向に延びる主配線と、
前記主配線から分岐して設けられ、前記複数の計測部に向かって延びる複数の分岐配線と、
前記分岐配線と前記計測部とを接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、
前記分岐配線の先端部に設けられた配線側コネクタと、
前記配線側コネクタに対して上方から接続される計測部側コネクタと、を備える
軸重計測システムの制御方法。 - 車線幅方向に並び、車線を走行する車両の車輪に踏まれたときの荷重に関連する荷重情報を取得する複数の計測部を備えた軸重計測システムのコンピュータに、
前記複数の計測部を制御装置に対して並列に接続する配線部を介して、前記制御装置から供給された電気により、前記複数の計測部を作動させるステップと、
前記複数の計測部のうち、車線を走行する車両の車輪に踏まれた前記計測部で、前記荷重情報を取得するステップと、
取得された前記荷重情報を前記制御装置に送信するステップと、
を実行させ、
前記配線部は、
前記複数の計測部に沿って前記車線幅方向に延びる主配線と、
前記主配線から分岐して設けられ、前記複数の計測部に向かって延びる複数の分岐配線と、
前記分岐配線と前記計測部とを接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、
前記分岐配線の先端部に設けられた配線側コネクタと、
前記配線側コネクタに対して上方から接続される計測部側コネクタと、を備える
プログラム。 - 車線の路面の一部を形成するように設置された踏板と、
前記踏板が前記車線を走行する車両の車輪に踏まれたときに作用する荷重を計測する荷重センサと、
前記車輪に踏まれたときの荷重に関連する荷重情報を取得する荷重情報取得部と、を備え、
主配線から分岐して設けられる分岐配線の先端部に設けられた配線側コネクタに対して、上方から接続される計測部側コネクタが配置されている計測部。
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