JP7417439B2 - 睡眠改善システム - Google Patents

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この発明は、睡眠改善システムに関するものである。
近年の健康志向の高まりに伴って睡眠が着目されている。現在、多くの人が睡眠に不満を感じており、睡眠の改善に対する様々な取り組みが行われている。例えば、特許文献1では、寝室の温度制御によって快適な睡眠環境を得るようにしている。
特開2013-178064号公報
しかし、特許文献1のように、単純に寝室の温度制御を行っただけではユーザの睡眠の状態が見えるようにならないので、ユーザの睡眠の状態を可視化できるようなシステムが欲しいという要望がある。また、ユーザの睡眠の改善への取り組みを支援できるようなシステムが欲しいなどの要望もある。
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
上記課題に対して、本発明は、
ユーザが使用する端末と、
該端末に対してデータのやりとりを行う情報処理装置とを備え、
該情報処理装置は、ユーザの睡眠データを蓄積するデータ蓄積部と、
該データ蓄積部に蓄積された睡眠データを用いてユーザの睡眠を就寝時刻、睡眠時間、平日と休日のズレで分析評価する睡眠分析部と、
該睡眠分析部で得られたユーザの睡眠に対する分析結果を前記端末に表示させてユーザに提示する提示部とを備え、
前記データ蓄積部は、毎日の睡眠データを取得して蓄積し、
前記睡眠分析部は、蓄積された少なくとも一週間分の睡眠データを使ってユーザの睡眠の分析評価を行い、
前記提示部は、少なくとも一週間分のユーザの睡眠に対する前記分析結果と、睡眠を改善するための生活行動目標についてのチェックリストとを前記端末に提示し、
前記データ蓄積部は、睡眠を改善するための生活行動目標についての前記チェックリストに対してユーザにより入力されたチェック結果を記憶し、
前記提示部は、前記チェック結果における改善したいチェック項目を選択させる選択画面を前記端末に表示させ、
前記データ蓄積部は、選択された前記チェック項目ついて、ユーザにより入力された達成度を記憶し、
前記提示部は、選択された前記チェック項目の少なくとも一つが達成された場合には新たなチェック項目を選択させる前記選択画面を前記端末に表示させ、
選択された前記チェック項目が達成されていない場合には同じチェック項目についての生活行動目標の改善を継続するか、または、別のチェック項目に変更するかを選択させる前記選択画面を前記端末に表示させる睡眠改善システムを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、ユーザの睡眠の状態を可視化して、ユーザの睡眠の改善への取り組みにとって役に立つ睡眠改善システムを提供することなどができる。また、ユーザは、睡眠を改善するための生活行動目標についてのチェックリストからチェック項目を選択することで、自分で選択したチェック項目を当面の生活行動の目標に定めて、目標を持った生活をおくることができる。そして、ユーザは、生活行動目標のチェック項目の達成状況に応じて、新たな生活行動目標へ進んだり、現在の生活行動目標の改善を継続したり選択できるようになる。
本実施の形態にかかる睡眠改善システムの構成図である。 図1の情報処理装置の内部構成図である。 図2の睡眠分析部によるユーザの睡眠の分析評価の結果を示す図である。 端末に表示されたユーザの睡眠に対する週毎の評価画面の内容を示す図である。 端末の表示の構成を示す図である。このうち、(a)は毎日のデータ入力画面、(b)は第一週目に表示される評価画面など、(c)は第二週目に表示される評価画面など、(d)は第三週目(以降)に表示される評価画面などである。 設定画面およびチェックリストを示す図である。 達成度に対するコメントなどの状況を示す図である。 睡眠データのデータ入力画面を示す図である。 センサーおよびセンサーが備えられた家具などを示す図である。 睡眠分析部によるユーザの睡眠の分析評価の結果の具体的な例を示す図である。このうち、(a)は前週分、(b)は次週分である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1~図10は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図1、図2は、この実施例の睡眠改善システム1の構成を示す図である。
(1)図1に示すように、睡眠改善システム1は、
ユーザが使用する端末2と、
端末2に対してデータのやりとりを行う情報処理装置3とを備えている。
そして、情報処理装置3は、図2に示すように、ユーザの睡眠データ4を蓄積するデータ蓄積部5と、
データ蓄積部5に蓄積された睡眠データ4を用いてユーザの睡眠を分析評価する睡眠分析部6と、
睡眠分析部6で得られたユーザの睡眠に対する分析結果7(図3、図4)を端末2に表示させてユーザに提示する提示部8とを備えている。
この際、データ蓄積部5は、毎日の睡眠データ4を取得して蓄積するように構成されている。
睡眠分析部6は、図3に示すように、蓄積された少なくとも一週間分の睡眠データ4を使ってユーザの睡眠の分析評価を行うように構成されている。
提示部8は、図4に示すように、少なくとも一週間分のユーザの睡眠に対する分析結果7を、一週間ごとにユーザの睡眠の状態として端末2に提示するように構成されている。
なお、後述するように、睡眠分析部6での分析評価は、主に、就寝時刻4a、睡眠時間4c、平日と休日とのズレ51などによって行わせるのが好ましい(図10(a)(b))。また、一週間分の分析結果7は、コメント9と共に端末2に提示させるようにしても良い。
ここで、睡眠改善システム1は、ユーザの睡眠を改善するために用いられるシステムである。睡眠改善システム1は、主に、ユーザの生活行動の面からユーザの睡眠の改善への取り組みを支援することで、睡眠の改善を図るものとされる。
端末2は、例えば、タブレットやスマートフォンなどの多機能端末や、ノートパソコンやデスクトップパソコンなどのコンピュータ(演算処理装置)などを使用することができる。端末2は、少なくとも入力部と出力部とを備えたものとされる。例えば、タブレットやスマートフォンなどの多機能端末の場合、入力部は、タッチパネルとされ、出力部は表示パネルとされる。タッチパネルと表示パネルとは、重ね合わせた状態で一体化されて、画面を直接指で操作できるようになっている。コンピュータの場合、入力部は、キーボードやマウスとされ、出力部は表示パネルとされる。
データは、端末2と情報処理装置3との間でやりとりが行われるものなら何でも良い。具体的には、データは、上記した睡眠データ4や後述するような各種のものなどとすることができる。
情報処理装置3は、コンピュータなどのハードウェアと、コンピュータにインストールされたソフトウェアとで構成される。ソフトウェアには、例えば、最適な教師データによって学習済みのAI(人工知能)などを使用することができる。情報処理装置3には、ソフトウェアや各種のデータを記憶するためのメモリなどの記憶部が備えられている。情報処理装置3は、例えば、クラウド上に構築されたサーバなどとすることができる。端末2は、インターネットなどのネットワークを介して情報処理装置3と接続される。情報処理装置3は、例えば、住宅メーカーなどが、自社で販売した住居11(図1)の居住者などをユーザとして、居住者の端末2に情報を提供するものなどとしても良い。
睡眠データ4は、ユーザの睡眠に関する各種のデータのことであり、図3に示すように、少なくとも、就寝時刻4aや起床時刻4bなどとすることができる。睡眠データ4は、その他に、例えば、睡眠時間4c、睡眠の規則性4d、入眠潜時4e、睡眠効率4fなどとすることができる。このうち、睡眠の規則性4dは、睡眠が規則的に行われているかどうかについての睡眠指標であり、入眠潜時4eは、覚醒状態から眠りに入るまでの所要時間(寝付くまでの時間)であり、睡眠効率4fは、睡眠が効率的に行われているかどうかについての睡眠指標である。これらの各データは、入力などによって得たものや、睡眠分析部6による分析などによって二次的に得たものなどのいずれであっても良い。睡眠データ4は、データ蓄積部5に毎日入力されて蓄積される。
データ蓄積部5は、情報処理装置3に(データ蓄積部5の一部として)備えられた第一データベース5aを管理するための機能部分とされる。データ蓄積部5は、端末2からの入力を受付けたり(入力部)、睡眠データ4以外の各種のデータ(例えば、ユーザに関する情報など)を記憶し保存したりすることができる。
睡眠分析部6は、情報処理装置3に設けられた分析評価を行うための機能部分であり、第一データベース5aに登録された睡眠データ4などの各種のデータと、情報処理装置3に(睡眠分析部6の一部として)備えられた第二データベース6aの登録データ(例えば、眠基準値や評価尺度など)とを用いて、ユーザの睡眠の分析評価などを行うようになっている。眠基準値や評価尺度などは、第二データベース6aに予め登録されるが、後から追加・編集することが可能である。
睡眠分析部6では、例えば、睡眠データ4として第一データベース5aに登録された就寝時刻4aと起床時刻4bとを用いることによって、睡眠時間4cや睡眠の規則性4dなどを得ることができる。睡眠分析部6によって得られた睡眠時間4cや睡眠の規則性4dなどは、第一データベース5aに登録することができる。また、睡眠分析部6では、例えば、睡眠データ4として第一データベース5aに登録された睡眠時間4cや入眠潜時4e(や中途覚醒)のデータなどを用いることによって、睡眠効率4fなどを得ることができる。睡眠分析部6によって得られた睡眠効率4fなどは、第一データベース5aに登録することができる。
分析結果7は、図4に示すように、端末2に評価画面12の全部または一部として表示される。評価画面12は、睡眠に対する評価を分かり易く表したものである。この分析結果7は、例えば、その週における毎日の睡眠時間4cなどをグラフや図などで示したものなどを含むようになっている。
また、睡眠分析部6は、分析結果7をスコア化して数値で評価することができるようになっている(例えば、睡眠覚醒リズム(スコア)と題した表)。評価画面12は、図5(b)~(d)に示すように、週ごとに異なる構成にして表示することが可能である。具体的な評価画面12の内容については、後述する。また、分析結果7としての、日々の睡眠データ4を分かり易く分析したレーダーチャート(図3)を、図4の評価画面12に併せて表示して、毎日の睡眠の状態を客観的に示すようにすることも可能である。なお、図3のレーダーチャートは、必ずしも必要なものではないので、ユーザが、表示、非表示を任意に選択できるようにしても良い。
提示部8は、情報処理装置3に設けられた、睡眠分析部6の分析結果7などをコメント9と共に端末2に表示させるための機能部分である。提示部8は、分析結果7の提示以外にも、端末2に対する各種の表示を出力することができるようになっている(出力部)。
コメント9は、睡眠に対するスコアなどに応じた内容のものが予め作成されて、情報処理装置3に備えられた第三データベース8aに登録される。提示部8は、睡眠分析部6による分析結果7に応じたコメント9を第三データベース8aから適宜選択して分析結果7などと共に、評価画面12に提示する。コメント9には、レコメンド(ユーザごとに適すると思われる推奨情報の提供)などを含むことができる。提示した分析結果7などは、いつでも再現できるようにする。分析結果7は、ユーザの要求に応じて、その都度作成するようにしても良いが、例えば、情報処理装置3に設けられたメモリやデータベース(第一データベース5a~第三データベース8aのいずれか、または、分析結果7などのために用意された別のデータベース)などに記憶しておくことで、簡単に呼び出すことができるようになる。コメント9やレコメンドなどは、第三データベース8aに予め登録されるが、後から追加・編集することが可能である。
一週間は、一般的なユーザにとって生活の単位となる期間(生活周期)である。一週間ごとに分析結果7を提示する構成にしたことにより、睡眠改善システム1は、ユーザの生活周期に適合したシステムとなり、利便性の高いものになる。なお、睡眠分析部6は、一週間分以上の睡眠データ4を用いてユーザの睡眠の分析評価を行うようにすることもできる。
一週間分の睡眠データ4の分析結果7は、過去のデータ13(例えば、前週のデータ)と現在のデータ14(今週のデータ)とを比較できるようにするのが好ましい(図4)。なお、睡眠改善システム1の運用を開始した最初の二週間分の睡眠データ4は、主に初期分析のために使用されるので、過去のデータ13との比較は、例えば、最初の二週間が経過した後の、三週間目以降に行わせるようにしても良い。
(2)データ蓄積部5は、図6に示すような、睡眠を改善するための生活行動目標についてのチェックリスト22(生活行動チェックリスト)に対するユーザのチェック結果を記憶するようにしても良い。
提示部8は、チェック結果における未解決項目を候補として提示して、未解決項目の中から改善したい複数のチェック項目を選択させる選択画面24(図5)を端末2に表示させるようにしても良い。
提示部8は、一週間ごとに、選択された複数のチェック項目についての生活行動目標の達成度を入力させる達成度入力画面26を端末2に表示させるようにしても良い。
(3)そして、複数のチェック項目の少なくとも一つが達成された場合には、新たなチェック項目を選択させる選択画面24を端末2に表示させるようにしても良い。
また、複数のチェック項目が達成されていない場合には、同じチェック項目についての生活行動目標の改善を継続するか、または、別のチェック項目に変更するかの選択を促す案内28と共に選択画面24を端末2に表示させるようにしても良い。
ここで、チェックリスト22は、睡眠を改善するための生活行動目標を列挙したリストである。チェックリスト22には、生活行動目標が、複数項目、例えば、20項目~30項目程度提示される。チェックリスト22に提示される生活行動目標の項目は、例えば、以下のようなものとなる。
毎朝ほぼ決まった時間に起きる
朝食はよく咀嚼しながら毎朝食べる
午前中に太陽の光をしっかり浴びる
日中はできるだけ人と会う
日中はできるだけ歩いて活動的に過ごす
趣味などを楽しむ
日中は太陽の光に当たる
昼食後から午後3時の間で30分以内の昼寝を取る
夕方に軽い運動、体操や散歩をする
夕方以降は居眠りをしない
夕食以降、コーヒー、お茶などを飲まない
寝床につく1時間前は、タバコを吸わない
床につく1時間前には部屋の明かりを少し落とす
ぬるめのお風呂にゆっくり入る
・・・
チェックリスト22へのチェック作業は、睡眠改善システム1を使用する際に、最初に1回行われるようにすれば良い。チェックリスト22は、例えば、ユーザに紙媒体で渡して筆記具でチェックさせるようにしても良いし、端末2に表示させて端末2上でチェックできるようにしても良い。紙媒体を用いる場合には、ユーザに事前にチェックリスト22を渡して記入してもらうようにする。端末2を使う場合には、例えば、睡眠改善システム1の使用開始時に、最初に端末2に対して、リスト画面(図6)が表示されるようにしても良い。または、リスト画面は、例えば、第一週目の睡眠データ4の入力が済んだ後などに表示してユーザにチェックさせるようにすることも可能である。
リスト画面は、ユーザに、各項目を、丸(○ すでに出来ている)、三角(△ 頑張れば出来そう)、バツ(X 出来そうにない)の3段階でチェックさせるものとされる。端末2には、睡眠改善システム1の使用開始時に、最初に初期設定を行わせるための設定画面31が表示されるのが普通であるが、リスト画面は、設定画面31と共に、または、設定画面31に続けて表示されるようにしても良い。設定画面31は、例えば、「性別」「年齢」「持病」「夜勤の有無」「休日の曜日」などを設定できるように構成しても良い。
チェックリスト22へのチェック結果は、端末2から情報処理装置3へ送ってデータ蓄積部5(の第一データベース5aなど)に記憶させても良いし、情報処理装置3のデータ蓄積部5(の第一データベース5a)に対して直接入力するようにしても良い。
未解決項目は、チェックリスト22の各項目のうちの三角およびバツにチェックされた項目(チェック項目)のことである。特に、三角にチェックされた項目が当面最も達成し易いものであると考えられるため、三角にチェックされた項目を優先解決項目として、選択画面24には三角にチェックされた項目が先に候補として出てくるように並べ替えて表示させることで、三角にチェックされた項目が優先的に選択されるように導くのが好ましい。そして、三角の項目が無くなった、または、少なくなったときに、バツにチェックされた項目を選択できるようにするのが好ましい。
また、チェックリスト22の各項目については、例えば、画面にタッチすると、行動目標に応じた簡単な解説(例えば、睡眠に良い理由など)が表示されるようにしても良い。
選択画面24は、上記したリスト画面をそのまま、または、一部修正して使用することができる。ユーザが選択画面24で3つのチェック項目(改善中項目33、図4)を選択することで、改善中リスト32が作成される。改善中リスト32は、別に表示させることができる。
チェック項目から複数選択させるのは、目標を少なく絞ってより達成し易くするためである。複数は、2つ以上であれば幾つでも良いが、この実施例では3つとしている。3つとしたのは、生活行動の改善を継続的に実施する上で、多すぎず少なすぎない最適な数だからである。以下、3つ選択する場合の例で説明する。選択された3つのチェック項目(改善中項目33、例えば、日中は太陽の光に当たる、夕方以降は居眠りをしない、床につく1時間前には部屋の明かりを少し落とすなど)については、例えば、評価画面12(図4)にイラストや写真などでイメージを示して、項目ごとにコメント9やレコメンドを付して明確化することもできる(例えば、「夕方以降は居眠りをしない」は良く頑張りましたね、あと一週間「花丸印」がつくと、この睡眠に良い生活習慣はクリアです。他のものについても、引き続き習慣化できるようにトライしてみてください。・・など)。レコメンドは、達成度入力画面26への達成度の入力後に評価画面12へ戻って、評価画面12に表示させるようにする。なお、選択された3つのチェック項目は、チェックリスト22のチェック結果と共にデータ蓄積部5(の第一データベース5aなど)に記憶させておくようにする。
達成度は、例えば、図7に示すように、「出来た」「時々出来た」「出来なかった」または、丸、三角、バツの3段階でユーザに評価させるようにする。
達成度入力画面26は、選択された3つのチェック項目を表示すると共に、各項目に対して「出来た」「時々出来た」「出来なかった」の入力ボタンなどを表示させるようにしたものなどとされる。達成度入力画面26は、独自に設けても良いが、上記した改善中リスト32をそのまま、または、一部変更して使用することもできる。達成度入力画面26は、例えば、評価画面12(図5)に表示された「行動目標達成度を入力してください」などの指示に従うことで、評価画面12から移行させるようにする。達成度入力画面26は、独立画面としても良いし、評価画面12の下部などに追加表示させるようにしても良い。入力された達成度は、選択された3つのチェック項目と共にデータ蓄積部5(の第一データベース5aなど)に記憶させておくようにする。達成度入力画面26は、達成度の入力後に評価画面12へ戻される。
達成度入力画面26に「出来た」との入力がなされた場合には、例えば、「上手く行ってます。このまま習慣化すれば睡眠もよくなります」などの、褒めて継続を促すコメント9を表示し、達成となった場合には、更に、次の生活行動目標の設定に繋がるように「次の目標を設定してステップアップしましょう」などの案内28を評価画面12に表示して選択画面24に移行させるようにする。チェック項目は、例えば、二週連続して「出来た」または「丸」となった場合に、「達成」と認定することができる。
選択画面24では、チェック項目の少なくとも一つが達成となった場合、その項目は、例えば、クリアされた(達成した)ことを示す表示色に変更されると共に、その項目を選択できなくなる。そして、データ蓄積部5では、蓄積されたチェックリスト22のその項目のチェック結果が丸に更新される。また、選択画面24が表示され、選択画面24には、三角をチェックされたその他の項目の一覧が表示される。ユーザが選択画面24から新たな項目を選ぶことで、改善中リスト32が更新される。
反対に、達成度入力画面26に「出来なかった」との入力がなされた場合には、例えば、「今週は上手く出来なかったようですね、次週は頑張りましょう」などの激励のコメント9を表示する。また、例えば、二週連続して「出来なかった」と入力された場合には、「それとも別の目標に変更しますか?(リストをタッチし、納得できるものを選び直しましょう)」などの案内28を評価画面12に表示して選択画面24へ移行できるようにし、項目の継続か変更かをユーザが自分で選べるようにする。ユーザが変更を選択した場合には、選択画面24が表示され、選択画面24には、三角をチェックされたその他の項目の一覧が表示される。
選択画面24では、達成されなかったチェック項目については、その項目の表示色が未達成であることを示す表示色に変更される。未達成を示す表示色となっている項目については、ユーザが選び直すことができる。未達成であることを示す表示色と、クリアされたことを示す表示色とは、異なる色とされる。ユーザが選択画面24から別の項目を選ぶことで、改善中リスト32が更新される。
また、「時々出来た」の場合には、例えば、励ましのコメント9を表示して、次週「出来た」と入力できるように導くようにする。
上記は、未解決項目がなくなり、全てが解決されるまで毎週繰り返されるようにする。
(4)図5(a)に示すように、端末2は、ユーザの睡眠データ4を入力させるようにしても良い。
ここで、端末2には、睡眠データ4を入力するためのデータ入力画面35が毎日表示されるようにする。データ入力画面35は、提示部8が端末2に表示させるようにして、データ入力画面35への入力はデータ蓄積部5が受付けるようにしても良い。これにより、ユーザは、端末2を用いて睡眠データ4を直接入力できるようになる。
データ入力画面35は、具体的な数値を入力するものとしても良いが、例えば、図8に示すように、「眠り始めた時刻と起きた時刻を教えて下さい」の下に表示された、時刻を付された円形の図形36を指でなぞることによって就寝時刻4aと起床時刻4bを簡単に範囲で入力できるようにしたものなどとすることができる。ユーザが入力する場合、就寝時刻4aと起床時刻4bは、およその時刻であっても良い。
ユーザによる睡眠データ4の入力は、就寝前や起床時や、日中などいつでもできるようにするのが好ましい。
(5)図9に示すように、ユーザが居住する住居11、住居11に備えられた住宅設備41および家具42の少なくともいずれかに、ユーザの睡眠データ4を自動的に収集可能なセンサー43が備えられても良い。
ここで、住居11は、戸建住宅でも集合住宅でも良い。また、住居11は、持家でも賃貸家屋でも良い。センサー43は、住居11のうちの寝室やリビングなどの居室などに設置することができる。センサー43は、ネットワークに接続されて、クラウド上のサーバ(情報処理装置3)と連携してデータをやりとりできるようにしたものなどとするのが好ましい。
住宅設備41は、例えば、住居11の寝室やリビングに設置された空調装置(例えば、エアコン)や照明装置(または照明制御装置)などとすることができる。
家具42は、例えば、ベッドなどとすることができる。
センサー43は、例えば、睡眠計43aなどとすることができる。睡眠計43aは、例えば、ユーザの心拍数や、呼吸数や、体動などを検知することができるものが好ましい。ユーザの心拍数や、呼吸数や、体動からは、就寝時刻4aや起床時刻4bや睡眠時間4cや入眠潜時4eや睡眠効率4fや中途覚醒などの様々なデータを得ることができる。このような睡眠計43aには、例えば、据置型や、マット型や、リストバンド型のもの(例えば、スマートウォッチ)などが存在している。睡眠計43aは、ベッドなどと組み合わせて使用するのが好ましい。または、睡眠計43aの機能を備えたベッドなどを用いても良い。
また、センサー43には、温度・湿度・大気圧・照度・電圧・電流などの様々なデータを収集することができるようにしたデータロガー43bまたはデータレコーダなどを用いることができる。あるいは、センサー43は、例えば、空調装置などに備えられた温度検知器や湿度検知器などを用いることができる。このような、データロガー43bや温度検知器や湿度検知器を設けることで環境データ45(住環境データ)を得ることができる。
また、センサー43は、例えば、照明装置に設けた照度計や色温度計などとすることができる。照度計や色温度計を設けることで環境データ45(光環境データ)を得ることができる。
このような、住環境データや光環境データなどの環境データ45は、睡眠改善システム1によって、快適な睡眠環境を創り出せるようにする場合に利用することができる。上記した各環境データ45は、睡眠データ4と共にデータ蓄積部5(の第一データベース5a)に蓄積することができる。
(6)図10(a)(b)に示すように、睡眠分析部6は、ユーザの睡眠を、就寝時刻4a、睡眠時間4c、平日と休日のズレ51で分析評価するようにしても良い。
ここで、就寝時刻4aは、寝床に入った時刻(就床時刻)、または、実際に眠りに就いた時刻(入眠時刻)である。睡眠時間4cは、就寝時刻4aから起床時刻4bまでの間の時間である。平日と休日のズレ51は、平日の平均睡眠時間52(平日平均)と休日の平均睡眠時間53(金土平均)との時間のズレ51のことである。
分析結果7は、端末2の評価画面12に表示される。分析結果7のうち、一週間の毎日の就寝時刻4aと起床時刻4bと睡眠時間4cとは、細い縦線で示される。平日の平均睡眠時間52と休日の平均睡眠時間53とはそれぞれ太い縦線で示される。このような縦線表示にすることで、就寝時刻4a、起床時刻4b、睡眠時間4c、平日の平均睡眠時間52、休日の平均睡眠時間53など(の絶対的な値)が、ひと目で視覚的・直感的に把握できるようになる。
そして、分析結果7には、例えば、図4に示すように、就寝時刻4aに対するスコアおよびコメント9と、睡眠時間4cに対するスコアおよびコメント9と、平日と休日のズレ51に対するスコアおよびコメント9とを表にしたものが、併せて示される。
この例では、就寝時刻4aに対するスコアは3点と評価され、コメント9は「全体的に就寝時刻4aが後ろにずれて・・・」となっている。睡眠時間4cに対するスコアは2点と評価され、コメント9は「週末の起床時間がかなりずれて・・・」となっている。平日と休日のズレ51に対するスコアは4点と評価されている。なお、コメント9には、1つ上の評価になるような改善点をレコメンドとして盛り込むようにするのが好ましい。このような表示やコメント9を付すことによって、睡眠の規則性4dや睡眠時間4cや平日と休日のズレ51などをより深く明確に把握することができるようになる。
そして、例えば、端末2の評価画面12に対して、図10(a)のような表示がなされた場合、その1週間後の評価画面12には、図10(b)に示すような表示がなされて、平日の平均睡眠時間52と休日の平均睡眠時間53とを示す太い縦線が、それぞれ過去のデータ13(例えば、前週のデータ)と現在のデータ14とが並べられる。これにより、平日と休日のズレ51に対する、過去のデータ13(例えば、前週のデータ)と現在のデータ14とを、視覚的・直感的に比べることができるようになり、平日と休日のズレ51を前週と比較することによって、睡眠の改善を実感することができる。
(7)図8に示すように、データ蓄積部5は、端末2から入力されたユーザの主観データ61を、ユーザの睡眠データ4と共に蓄積するようにしても良い。
ここで、主観データ61は、例えば、ユーザの睡眠に対する満足度などとすることができる。睡眠に対する満足度は、数値で表しても良いが、例えば、図に示すように、星の数で表すようにすることができる(例えば、5段階評価)。主観データ61は、毎日の睡眠データ4を入力するデータ入力画面35に、同時に表示させることができる。データ入力画面35は、提示部8が端末2に表示させるようにして、データ入力画面35へのユーザの入力はデータ蓄積部5が受付けるようにしても良い。これにより、ユーザは、端末2を用いて主観データ61を直接入力できるようになる。
そして、主観データ61は、例えば、起床時などに睡眠データ4と共に入力するのが好ましいが、就寝前や日中などに入力させるようにしても良い。主観データ61は、睡眠改善システム1の使用開始の初日から入力できるようにしても良いし、使用開始の一週間後から入力させるようにしても良い。主観データ61は、睡眠データ4と共にデータ蓄積部5(の第一データベース5a)に蓄積することができる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
この実施例の睡眠改善システム1では、まず、チェックリスト22を用いてユーザにチェックリスト22の項目をチェックさせることで、ユーザの生活行動を把握しておく。チェックリスト22のチェック結果は、データ蓄積部5に登録される。
そして、睡眠改善システム1は、図5(a)に示すように、端末2に毎日データ入力画面35を表示させて、ユーザに毎日の睡眠データ4を入力させる。または、睡眠改善システム1は、センサー43を用いてユーザの毎日の睡眠データ4を取得する。これにより、睡眠改善システム1は、毎日のユーザの睡眠の状態(現状)を把握し評価・分析することが可能になる。
睡眠改善システム1の使用開始から7日が経過したときに、睡眠改善システム1は、図5(b)に示すように、端末2に第一週目の評価画面12を表示する。そして、例えば、「行動目標リストへ」と題したボタンを押させることで、選択画面24へ導いて、選択画面24を表示し、選択画面24からチェックリスト22のうちの3つのチェック項目(未解決項目)をユーザに選択させることで改善中リスト32を作成すると共に、ユーザの意思に基づいて選択された、改善中リスト32の3つのチェック項目を生活行動目標としてユーザに実行するように促す。
睡眠改善システム1の使用開始から14日が経過したときに、睡眠改善システム1は、図5(c)に示すように、端末2に第二週目の評価画面12を表示する。そして、例えば、「行動目標達成度を入力下さい」と題したボタンを押させることで、達成度入力画面26へ導いて、達成度入力画面26を表示し、達成度入力画面26から選択した3つのチェック項目(未解決項目)の達成度をユーザに3段階で入力させる。そして、達成度の入力後に、評価画面12へ戻って、評価画面12の改善評価と共に達成度の入力結果に応じたコメント9やレコメンドなどを表示する。
睡眠改善システム1の使用開始から21日が経過したときに、睡眠改善システム1は、図5(c)に示すように、端末2に第三週目の評価画面12を表示する。そして、例えば、「行動目標達成度を入力下さい」と題したボタンを押させることで、達成度入力画面26へ導いて、達成度入力画面26を表示し、達成度入力画面26から選択した3つのチェック項目(未解決項目)の達成度をユーザに3段階で入力させる。そして、達成度の入力後に、評価画面12へ戻って、評価画面12の改善評価と共に達成度の入力結果に応じたコメント9やレコメンドなどを表示する。そして、二週続けて○となった生活行動目標に対しては、選択画面24を表示して、ユーザに新たな生活行動目標を選択させ、二週続けてXとなった生活行動目標に対しては、同じ生活行動目標で頑張るか、選択画面24を表示して、別の生活行動目標に変更させるかをユーザに選択させるようにする。
以後、睡眠改善システム1は、第二週目や第三週目と同様の表示を繰り返すようにする。なお、各画面(例えば、評価画面12、選択画面24、達成度入力画面26、改善中リスト32、データ入力画面35)の端末2への表示は、提示部8が行わせ、端末2から情報処理装置3への入力は、データ蓄積部5が行わせるようになっている。これによりユーザは、端末2を用いて各画面から睡眠データ4や、3つのチェック項目の選択や、達成度や、主観データ61などの入力を支障なく行うことができるようになる。
このように、週毎に、端末2に評価画面12を表示させることで、ユーザは、毎週提示される評価画面12を見て、一週間の生活行動を振り返りながら生活行動目標の達成度を入力することができ、また、入力した生活行動目標の達成度に基づいて、その生活行動目標の継続または次の生活行動目標の設定ができるようになる。
そして、睡眠改善システム1をこのように構成することにより、ユーザの睡眠の状態を可視化すると共に、ユーザの生活行動の改善を積極的に支援することができるようになり、ユーザは、週毎に生活行動の改善による睡眠の改善を実感しつつ、生活行動を徐々に睡眠に良いものに改善し、習慣化して、定着させることが可能となる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 1)睡眠改善システム1では、ユーザが端末2を使用して、情報処理装置3との間でデータのやりとりを行うようなシンプルな構成になっている。よって、どのようなユーザであっても容易に取り扱うことができる。情報処理装置3では、データ蓄積部5が、ユーザの睡眠データ4を蓄積する。そして、睡眠分析部6が、データ蓄積部5に蓄積された睡眠データ4を用いて就寝時刻4a、睡眠時間4c、平日と休日とのズレ51などでユーザの睡眠を分析評価する。更に、提示部8が、睡眠分析部6で得られたユーザの睡眠に対する分析結果7を端末2に表示させることでユーザに提示する。
この際、データ蓄積部5は、毎日の睡眠データ4を取得して蓄積する。睡眠分析部6は、蓄積された少なくとも一週間分の睡眠データ4を使ってユーザの睡眠の分析評価を行う。提示部8は、少なくとも一週間分のユーザの睡眠に対する分析結果7を、一週間ごとにユーザの睡眠の状態として端末2に表示させて提示する。なお、一週間分の分析結果7は、必要に応じて、コメント9と共に端末2に表示させるように構成することができる。この場合のコメント9は、例えば、提示部8に予め登録されているものから分析結果7に合ったものを選択して提示する。一週間ごとに提示されたユーザの睡眠の状態は、週の途中などであっても必要に応じて見ることができる。
これにより、端末2への分析結果7の表示によって、ユーザの睡眠の状態の可視化を図ることができる。また、睡眠の状態と共にコメント9を表示するようにした場合には、可視化された睡眠の状態をコメント9によってより深く客観的に理解させることができる。そして、ユーザは、可視化された睡眠の状態(やコメント9)を端末2から得ることで、一週間ごとに睡眠の改善の様子を実感したり、今後の睡眠の改善への取り組みに対する意欲の向上を図ったりすることができるようになる。また、端末2に対して一週間ごとに表示が行われまたは表示が更新されるようにすることで、ユーザは、日常の生活周期に合った適度な頻度で睡眠の状態(やコメント9)を得ることができる。よって、ユーザは、煩わしさを感じることなく気軽に睡眠改善システム1を活用することが可能になるので、使い勝手が良く、容易に継続が可能な睡眠改善システム1を実現することができる。
(効果 2)データ蓄積部5は、睡眠を改善するための生活行動目標についてのチェックリスト22に対するユーザのチェック結果を保存できるようにしても良い。提示部8は、チェック結果における未解決項目(未解決にチェックされたチェック項目)を候補として提示して、未解決項目の中から改善したいチェック項目を複数選択させる選択画面24を端末2に表示させるようにしても良い。提示部8は、一週間ごとに、選択された複数のチェック項目(改善中項目33)についての生活行動目標の達成度を入力させる達成度入力画面26を端末2に表示させるようにしても良い。
これにより、睡眠改善システム1は、ユーザに対して複数の未解決項目を当面の生活行動目標として定めるように選択を促すことができる。ユーザは、複数の未解決項目を選択することで、自分で選択した複数の未解決項目を当面の生活行動の目標に定めて、目標を持った生活をおくることができる。よって、生活行動の改善と睡眠の改善とが結び付けられ、ユーザは、自分に合ったやり方(生活行動の改善)で睡眠の改善を図ることができる。この際、未解決項目を3つにすることで、生活行動の目標を少なく絞ることができ、また、複数の未解決項目は、ユーザが最も改善し易いと感じているものから優先的に選ばれる傾向が高いので、ユーザにとっては実行し易く、結果が出易い実効的で継続可能なものになる。
そして、一週間ごとに生活行動を振り返って複数の未解決項目に対する生活行動目標の達成度を入力することで、ユーザは、一週間ごとに生活行動目標および睡眠の改善を実感することができ、また、生活行動の改善に注意しながら生活できるようになり、睡眠を改善するための生活行動の定着を図ることができる。よって、睡眠の改善に良い生活習慣の習得と維持を目指すようにユーザを支援することができる。
(効果 3)複数のチェック項目の少なくとも一つが達成された場合には新たなチェック項目を選択させる選択画面24を端末2に表示させるようにしても良い。また、複数のチェック項目のいずれも達成されていない場合には同じチェック項目についての生活行動目標の改善を継続するか、または、別のチェック項目に変更するかの選択を促す案内28と共に選択画面24を端末2に表示させるようにしても良い。上記は、未解決項目がなくなるまで毎週繰り返される。これにより、ユーザは、生活行動目標の達成状況に応じて、新たな生活行動目標へ進んだり、現在の生活行動目標の改善を継続したり選択できるようになる。
(効果 4)端末2はユーザの睡眠データ4を入力可能としても良い。これにより、ユーザは、端末2を用意するだけで自分(ユーザ)の睡眠データ4を自分で入力できるようになるので、最も簡単な構成で、ユーザの毎日の睡眠データ4を収集すると共に、睡眠改善システム1を構築することができる。
(効果 5)ユーザが居住する住居11や、住居11に備えられた住宅設備41および家具42の少なくともいずれかに、ユーザの睡眠データ4を自動的に収集可能なセンサー43が備えられるようにしても良い。これにより、ユーザは住居11で生活しているだけで、センサー43によってユーザの睡眠データ4が自然に収集されてデータ蓄積部5へ送られ、データ蓄積部5に蓄積されて行くようになるので、ユーザが睡眠データ4を端末2からいちいち手入力する手間がなくなり、より使い易い睡眠改善システム1にすることができる。この際、センサー43からの睡眠データ4の入力に加えて、睡眠データ4を、ユーザが端末2から入力できるようにしたり、また、センサー43が収集した睡眠データ4を、ユーザが端末2から修正したりすることも構造的には可能であるため、センサー43からの入力と端末2からの入力とを併用することで、データの入力漏れや入力ミスを容易に修正できるようにして、睡眠改善システム1の使い勝手を高めることなどが可能になる。
また、住居11にセンサー43を設置するだけで、住居11自体に睡眠改善システム1としての機能が備えられることになるため、居住者の健康を管理できる住居11となり、住居11の機能や居住性・快適性や価値を高めることができる。
(効果 6)睡眠分析部6は、ユーザの睡眠を、就寝時刻4a、睡眠時間4c、平日と休日のズレ51で分析評価するようにしても良い。これにより、就寝時刻4a、睡眠時間4c、平日と休日のズレ51などが可視化され、また、コメント9が付けられることで、睡眠の規則性4dが可視化されると共により深く理解できるようになり、また、これらのデータの過去との比較なども容易となり、ユーザの睡眠を分かり易く客観的に示すと共に、睡眠の規則性4dの向上のための生活行動を促すことができる。
そして、睡眠の規則性4dが向上されると、睡眠覚醒リズムが安定化され易くなり、睡眠の質が向上する(例えば、寝付きが良くなり、熟睡感が得られ、中途覚醒がなくなり、目覚めが良くなり、日中の眠気がなくなるなど)と共に、病気になり難くなるという健康増進効果や、集中力向上による能率アップや学力向上効果などが期待できる。
(効果 7)データ蓄積部5は、端末2から入力されたユーザの主観データ61を、ユーザの睡眠データ4と共に蓄積するようにしても良い。これにより、ユーザの睡眠データ4と主観データ61とを関連付けることができるので、分析結果7に併せて主観データ61を表示することで、睡眠の状態に対するユーザの睡眠実感を確認できるようになる。
1 睡眠改善システム
2 端末
3 情報処理装置
4 睡眠データ(データ)
4a 就寝時刻
4c 睡眠時間
4d 規則性
5 データ蓄積部
6 睡眠分析部
7 分析結果
8 提示部
9 コメント
11 住居
12 評価画面
22 チェックリスト
24 選択画面
26 達成度入力画面
28 案内
35 データ入力画面
41 住宅設備
42 家具
43 センサー
51 平日と休日のズレ
61 主観データ(データ)

Claims (1)

  1. ユーザが使用する端末と、
    該端末に対してデータのやりとりを行う情報処理装置とを備え、
    該情報処理装置は、ユーザの睡眠データを蓄積するデータ蓄積部と、
    該データ蓄積部に蓄積された睡眠データを用いてユーザの睡眠を就寝時刻、睡眠時間、平日と休日のズレで分析評価する睡眠分析部と、
    該睡眠分析部で得られたユーザの睡眠に対する分析結果を前記端末に表示させてユーザに提示する提示部とを備え、
    前記データ蓄積部は、毎日の睡眠データを取得して蓄積し、
    前記睡眠分析部は、蓄積された少なくとも一週間分の睡眠データを使ってユーザの睡眠の分析評価を行い、
    前記提示部は、少なくとも一週間分のユーザの睡眠に対する前記分析結果と、睡眠を改善するための生活行動目標についてのチェックリストとを前記端末に提示し、
    前記データ蓄積部は、睡眠を改善するための生活行動目標についての前記チェックリストに対してユーザにより入力されたチェック結果を記憶し、
    前記提示部は、前記チェック結果における改善したいチェック項目を選択させる選択画面を前記端末に表示させ、
    前記データ蓄積部は、選択された前記チェック項目ついて、ユーザにより入力された達成度を記憶し、
    前記提示部は、選択された前記チェック項目の少なくとも一つが達成された場合には新たなチェック項目を選択させる前記選択画面を前記端末に表示させ、
    選択された前記チェック項目が達成されていない場合には同じチェック項目についての生活行動目標の改善を継続するか、または、別のチェック項目に変更するかを選択させる前記選択画面を前記端末に表示させることを特徴とする睡眠改善システム。
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