JP7415854B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本開示は、照明装置に関する。
特許文献1には、LED回路と並列にバイパス手段を設ける技術が開示されている。LEDドライバは、LED回路およびバイパス手段に電流を供給する。LEDドライバは、LED回路に最小電流を流す場合、最小電流にバイパス手段に流れる電流分を加算した電流を供給する。
特許第5054236号公報
特許文献1では、光源と並列にバイパス手段を設けることで、光源に流す電流の制御下限範囲を拡張している。この回路方式では、点灯回路の出力電力によりコンデンサが充電される。コンデンサの放電により、光源及びバイパス手段に電流が供給される。このように、点灯回路の出力電力はバッファを介して光源に供給される。このため、フィードバック制御に遅延が生じることとなる。特に起動時には、光源電流のオーバーシュートが発生するおそれがある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、光源電流のオーバーシュートを抑制できる照明装置を得ることを目的とする。
第1の開示に係る照明装置は、光源と、該光源と並列に接続されたバイパス抵抗と、スイッチング素子およびインダクタを有し、該光源を点灯させる点灯回路と、該光源に流れる電流と該バイパス抵抗に流れる電流との和である該点灯回路の出力電流が目標値と一致するように該点灯回路を制御する制御部と、を備え、該バイパス抵抗には、該制御部が制御可能な該出力電流の範囲の下限値以上の電流が流れ、該制御部は、該インダクタに流れる電流から該出力電流を検出し、該点灯回路をフィードバック制御する。
第2の開示に係る照明装置は、光源と、該光源と並列に接続されたバイパス抵抗と、スイッチング素子およびインダクタを有し、該光源を点灯させる点灯回路と、該光源および該バイパス抵抗と直列に接続されたインピーダンス調整部を有し、該光源に流れる電流と該バイパス抵抗に流れる電流との和である該点灯回路の出力電流が目標値と一致するように該インピーダンス調整部のインピーダンスを変更し、該光源および該バイパス抵抗と該インピーダンス調整部との接続点の電圧が基準値と一致するように該点灯回路を制御する制御部と、を備え、該バイパス抵抗には、該制御部が制御可能な該出力電流の範囲の下限値以上の電流が流れる。
第1の開示に係る照明装置では、インダクタに流れる電流から点灯回路の出力電流を検出することで、フィードバック制御の遅延を抑制できる。従って、光源電流のオーバーシュートを抑制できる。
第2の開示に係る照明装置では、点灯回路の出力電圧にオーバーシュートが発生した場合に、インピーダンス調整部のインピーダンスが変化することで、オーバーシュートを吸収できる。従って、光源電流のオーバーシュートを抑制できる。
実施の形態1に係る照明装置の回路ブロック図である。 第1の比較例に係る照明装置の回路ブロック図である。 調光率と電流値の関係を示す図である。 図3の全光状態付近の拡大図である。 図3の下限調光状態付近の拡大図である。 実施の形態2に係る照明装置の回路ブロック図である。
各実施の形態に係る照明装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明装置100の回路ブロック図である。照明装置100は、点灯装置10と光源70を備える。点灯装置10は、点灯回路20、制御部30、制御電源回路40、レギュレータ回路50、調光IF(Interface)回路60、光源70、バイパス抵抗R1、検出抵抗R2、コンデンサC1および電解コンデンサC2を備える。
光源70は複数の発光素子を有する。発光素子は例えばLEDである。光源70において、複数の発光素子は直列に接続される。複数の発光素子は並列または直並列に接続されても良い。また、光源70は発光素子を1つ以上有すれば良い。
電解コンデンサC2は、制御電源回路40で生成された電圧V1を平滑する。バイパス抵抗R1は光源70と並列に接続される。点灯装置10には直流電源DCから電圧Vinが入力される。また、電圧Vinの基準となる負側の電位を回路GNDと定義する。
点灯回路20は光源70を点灯させる。点灯回路20において、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、インダクタL1が所謂ハイサイド型のバックコンバータ回路を構成している。点灯回路20は、スイッチング素子Q1のオンオフにより光源70を点灯させる。点灯回路20の出力電流Isは、光源70に流れる電流ILEDとバイパス抵抗R1に流れる電流IRとの和である。
直流電源DCの正極には、スイッチング素子Q1の第1端子が接続される。スイッチング素子Q1は例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である。スイッチング素子Q1は第1端子と、第2端子と、第1端子と第2端子の間のオンオフを切り替える制御端子と、を有する。スイッチング素子Q1がMOSFETの場合、第1端子はドレイン、第2端子はソース、制御端子はゲートである。
スイッチング素子Q1の第2端子にはダイオードD1のカソードと、インダクタL1の一端が接続される。ダイオードD1のアノードには回路GNDが接続される。スイッチング素子Q1の制御端子は、制御部30のドライバIC2に接続される。
バックコンバータ回路の出力であるインダクタL1の他端には、コンデンサC1の正極と光源70のアノードが接続される。光源70のカソードは、コンデンサC1の負極と、検出抵抗R2の一端が接続される。検出抵抗R2の他端は、回路GNDに接続される。コンデンサC1とバイパス抵抗R1は、光源70と並列に接続される。検出抵抗R2は、コンデンサC1と点灯回路20の間に接続される。
コンデンサC1は、点灯回路20と光源70の間で、点灯回路20の出力と並列に接続される。コンデンサC1は、点灯回路20の出力電流Isを平滑する平滑コンデンサである。コンデンサC1は、点灯回路20から出力される矩形波電圧を平滑する。光源70は、コンデンサC1に蓄えられた電圧で点灯する。光源70のカソードと検出抵抗R2の接続点には、制御部30の比較部IC1が接続されている。
制御部30は比較部IC1とドライバIC2を有する。比較部IC1は内部に例えばオペアンプを有する。検出抵抗R2には、出力電流Isに対応する検出電圧Vsenseが発生する。比較部IC1のオペアンプは、負電位側端子で検出電圧Vsenseを検出する。また、オペアンプは、正電位側端子で目標電圧Vrefを検出する。目標電圧Vrefは、調光IF回路60のOUT端子から出力される。比較部IC1は、オペアンプで検出電圧Vsenseと目標電圧Vrefとを比較して、比較結果に対応する信号を出力する。
オペアンプの出力端子はドライバIC2に接続される。ドライバIC2は、比較部IC1から入力された信号に基づきスイッチング素子Q1のスイッチング動作を行う。
調光IF回路60は、例えばマイコンである。調光IF回路60は、DIM端子に入力された調光信号に基づき、OUT端子から目標電圧Vrefを出力する。調光信号は例えばPWM(Pulse Width Modulation)信号である。目標電圧Vrefは、点灯回路20の出力電流Isの目標値に対応する電圧である。このように、出力電流Isの目標値は、外部から入力される調光信号によって決まる。
目標電圧Vrefの生成方法は、目標電圧Vrefを比較部IC1に入力できれば限定されない。例えば、調光IF回路60はPWM信号を出力し、PWM信号が積分回路で平滑されることで目標電圧Vrefが生成されても良い。
制御電源回路40は例えばバックコンバータ回路等のスイッチング回路である。点灯装置10に電圧Vinが印加されると、制御電源回路40が動作し、電圧Vinは予め定められた電圧に降圧される。降圧された電圧は電解コンデンサC2で平滑される。これにより、電圧V1は生成される。電圧V1は例えば15Vである。電圧V1は、ドライバIC2および比較部IC1に動作用の電源電圧として供給される。
レギュレータ回路50は降圧回路である。レギュレータ回路50は、電圧V1から電圧VDDを生成する。電圧VDDは、調光IF回路60の動作用の電源電圧である。電圧VDDは例えば5.0Vである。
次に、起動時及び定常状態における照明装置100の動作を説明する。まず、ステップ1として、電圧Vinが点灯装置10に印加されると、制御電源回路40およびレギュレータ回路50が動作し、電圧V1、VDDが生成される。次に、ステップ2として、調光IF回路60は電圧VDDを供給されると、DIM端子に入力される調光信号に従い、目標電圧Vrefを出力する。
次に、ステップ3として、比較部IC1は目標電圧Vrefと、検出電圧Vsenseを比較し、比較結果に応じた信号をドライバIC2に出力する。ドライバIC2は出力された信号に基づき点灯回路20のスイッチング動作を開始する。ドライバIC2は、比較部IC1の比較結果に応じてスイッチング素子Q1のオン幅を変更する。
次に、ステップ4として、点灯回路20が動作することで、光源70及びバイパス抵抗R1に電流が供給される。ステップ5として、検出抵抗R2に出力電流Isが流れ、検出電圧Vsenseが発生する。
定常時はステップ3から5までを繰り返し、点灯装置10はフィードバック動作をする。このように、制御部30は、点灯回路20の出力電流Isが目標値と一致するように点灯回路20を制御する。つまり、制御部30は、検出抵抗R2に発生する電圧と、目標電圧Vrefとが一致するように点灯回路20を制御する。これにより、点灯回路20の出力電流Isは定電流制御される。
また、ステップ2で調光信号を変更することで、目標電圧Vrefが変更され、調光制御を実現できる。このように、制御部30は光源70を第1の点灯状態から第2の点灯状態まで減光制御することができる。
図2は、第1の比較例に係る照明装置800の回路ブロック図である。照明装置800は点灯装置810を備える。点灯装置810では、検出抵抗R2がコンデンサC1と光源70との間に接続される。点灯装置810において、点灯回路20の出力はコンデンサC1に充電され、コンデンサC1の放電電流が検出抵抗R2に流れる。このため、制御部30は、検出抵抗R2に発生する電圧として、バックコンバータ回路の出力電流ではなくコンデンサC1の充放電によって流れる電流を検出する。よって、照明装置100と比較して、フィードバック制御に遅延が生じるおそれがある。このとき、光源電流のオーバーシュートが発生するおそれがある。
これに対し、本実施の形態の制御部30は、検出抵抗R2によってインダクタL1を流れる電流を検出する。インダクタL1を流れる電流は、コンデンサC1を介さない点灯回路20の出力電流である。制御部30は、インダクタL1に流れる電流から点灯回路20の出力電流を検出し、点灯回路20をフィードバック制御する。これにより、コンデンサC1の充放電によるフィードバック制御の遅延を抑制でき、光源電流のオーバーシュートを抑制できる。特に、低調光時のオーバーシュートは目立ちやすい。このため、低調光時のフィードバック制御において、本構成を採用することが望ましい。
次に、第2の比較例として、図1の構成でバイパス抵抗R1が接続されない場合の動作について説明する。この場合、検出抵抗R2に流れる検出電流と光源70を流れる電流ILEDは等しくなる。よって、照明装置100としての調光制御範囲を100%~0.1%とした場合、出力電流Isも同様に100%~0.1%の範囲で遷移する。調光制御範囲は、LED電流の制御範囲である。
一般に、制御部30が制御可能な出力電流Isには下限値がある。この下限値は、例えば比較部IC1の検出誤差で決まる。具体的には、下限値は比較部IC1が有するオペアンプのオフセット電圧で決まる。オフセット電圧は、オペアンプの入力端子の検出値のズレである。一般に、オペアンプは数mV~数10mV程度のオフセット電圧を有する。
例えば、全光時の検出電圧Vsenseを1.0Vとする。このとき、調光率0.1%では検出電圧Vsenseは1mVとなる。仮にオフセット電圧が10mVであったとすると、実際にオペアンプの入力端子に発生している電圧に対し、検出値は計算上、負の値となる場合がある。この場合、調光率の指令値は0.1%であるにもかかわらず、比較部IC1からの信号は、消灯指令となる可能性がある。
この例のように、オペアンプのオフセット電圧等による検出誤差により、調光制御範囲の下限値付近における低調光制御が不可能となる場合がある。
オフセット電圧等による検出誤差の影響を抑制するために、例えば、全光時の検出電圧Vsenseを高く設定することが考えられる。具体的には、全光時の検出電圧を11Vにすれば、調光率0.1%時における検出電圧Vsenseは11mVとなる。このとき、オフセット電圧を考慮しても、検出値が負の値とならず動作可能である。しかしながら、本方式では電力損失が増大する。このため、高効率が求められるLED照明の本来の目的を逸脱するおそれがある。また、部品が大型化するおそれがある。
また、オフセット電圧の小さなオペアンプを選定することも考えられる。この場合、部品単価が上昇するおそれがある。
次に、本実施の形態に係るバイパス抵抗R1による効果について説明する。光源70と並列にバイパス抵抗R1を接続した場合、点灯回路20の出力電流Isは、光源70に流れる電流ILEDと、バイパス抵抗R1に流れる電流IRの合算値となる。このため、光源70に流れる電流ILEDの制御範囲を100%~0.1%とした場合、出力電流Isは100%~0.1%ではなく、電流ILEDに電流IRを加算した範囲で変化する。
例えば、照明装置100の調光率が下限値である0.1%の時に、バイパス抵抗R1を流れる電流を1%加算するよう、バイパス抵抗R1の抵抗値を設定する。このとき、出力電流Isは1.1%となり、光源70を流れる電流ILEDは0.1%となる。出力電流Isが1.1%の場合、検出電圧Vsenseは11mVとなり、オフセット電圧が10mVであっても、検出値は正の値に維持され、照明装置100を点灯させることが可能となる。
このように、本実施の形態では、バイパス抵抗R1に制御部30が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値と等しい電流が流れる。さらに本実施の形態では、インダクタL1を流れる電流を用いてフィードバック制御が行われる。これにより、起動時および定常時に光源電流のオーバーシュートを抑制しながら、制御部30の制御下限値に対し、光源70に流れる電流ILEDをさらに小さい領域まで制御することができる。従って、点灯装置10を構成する部品の特性等により、低調光制御を得意としない制御方式であっても、調光率が例えば1%未満の低調光制御が可能となる。また、低調光制御時にオーバーシュートによる光源70の明るさの変動を抑制できる。
図3は、調光率と電流値の関係を示す図である。図4は、図3の全光状態付近の拡大図である。図5は、図3の下限調光状態付近の拡大図である。図3から図5には調光率と電流値の計算値が示されている。バイパス抵抗R1を流れる電流IRは、例えば下限調光時の電流IRと、出力電流Isの下限値が同じ値となるように設定される。これにより、下限調光時に光源70に流れる電流ILEDを0%にすることができる。
ここで、バイパス抵抗R1には光源70の順方向電圧が発生する。バイパス抵抗R1に流れる電流IRは、光源70の順方向電圧をバイパス抵抗R1の抵抗値で除算した値となる。一般に、LEDでは順方向電流に対して順方向電圧が正特性である。このため、順方向電圧は下限調光時よりも全光時の方が高くなる。すなわち、下限調光時よりも全光時の方が電流IRは大きくなる。このため、実際に設計を行う際には、電流IRは全光状態から下限調光状態までで変化することを考慮する必要がある。
本実施の形態では、制御部30が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値と等しい電流が、バイパス抵抗R1に流れる。この変形例として、バイパス抵抗R1には、制御部30が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値以上の電流が流れるものとしても良い。この場合も、光源70に流れる電流が小さくても、検出電圧Vsenseが制御部30で正常に検出可能な範囲に維持され、低調光制御が可能となる。また、バイパス抵抗R1の抵抗値は、下限調光時に制御部30の検出誤差を差し引いても、検出電圧Vsenseがゼロ以上となるように設定されても良い。
また、本実施の形態では、制御部30が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値は、例えば比較部IC1のオペアンプのオフセット電圧に対応する値である。ここで、比較部IC1は、オペアンプに限らず、検出電圧Vsenseと目標電圧Vrefを比較して、比較結果に応じた信号を出力できる回路を有すれば良い。このとき、制御部30が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値は、比較部IC1の検出誤差に対応する値であっても良い。
また、比較部IC1の検出誤差に限らず、制御部30が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値は、他の回路または部品の特性を考慮して決定されても良い。
また、本実施の形態の制御部30は、比較部IC1とドライバIC2を有する。制御部30はこれに限らず、点灯回路20の出力電流Isが目標値と一致するように点灯回路20を制御できれば良い。例えば、制御部30の機能の一部または全部をマイコン等の制御装置で実現しても良い。例えば比較部IC1の機能をマイコンで実現しても良い。この場合、制御部30が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値は、マイコンの特性に応じて決定されても良い。
本実施の形態では、バイパス抵抗R1は点灯装置10の一部であるものとした。これに限らず、バイパス抵抗R1は光源70に設けられても良い。また、バイパス抵抗R1は、点灯装置10および光源70とは別個に設けられても良い。
また、点灯回路20はバックコンバータ回路に限らず、他のコンバータ回路またはスイッチング電源部であっても良い。この場合も、同様の効果が期待できる。また、調光信号としてPWM信号に限らず、あらゆる信号を採用できる。調光信号は、シリアル信号などによるコマンドでも良い。
また、制御電源回路40はバックコンバータ回路に限らない。制御電源回路40の降圧方式は、フライバック回路など他の回路方式でも良い。ただし、制御電源回路40がレギュレータ回路の場合、電圧Vinからの降圧による損失が大きくなる可能性がある。この為、制御電源回路40はスイッチング回路であることが望ましい。
直流電源DCは、例えば蓄電池である。また、直流電源DCは、商用電源等の交流電源から直流電圧である電圧Vinを生成する電源回路の出力であっても良い。
これらの変形は、以下の実施の形態に係る照明装置について適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る照明装置については実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る照明装置200の回路ブロック図である。本実施の形態では、制御部230の構成が制御部30と異なる。制御部230は、比較部IC3とスイッチング素子Q2をさらに備える。スイッチング素子Q2は、例えばnpn型のトランジスタである。スイッチング素子Q2はベース、エミッタ、コレクタを有する。比較部IC3は例えばオペアンプを有する。
光源70のカソードにはスイッチング素子Q2のコレクタが接続される。スイッチング素子Q2のエミッタは検出抵抗R2を介して回路GNDに接続される。スイッチング素子Q2のベースは比較部IC3の出力端子に接続される。
比較部IC1の負電位側端子は光源70のカソードに接続される。比較部IC1の正電位側端子には直流定電圧である電圧VDCが入力される。
比較部IC3の正電位側端子は調光IF回路60のOUT端子と接続される。比較部IC3の負電位側端子はスイッチング素子Q2と検出抵抗R2の接続点に接続される。
次に、起動時及び定常状態における照明装置200の動作を説明する。まず、ステップ1として、点灯装置10に電圧Vinが印加されると、制御電源回路40およびレギュレータ回路50が動作し、電圧V1、VDD、VDCが生成される。ステップ2として、電圧VDCが生成されると、比較部IC1は電圧VDCとスイッチング素子Q2のコレクタに発生する電圧を比較する。比較部IC1は比較結果をドライバIC2に出力する。ドライバIC2は比較部IC1から出力された信号に基づき、点灯回路20のスイッチング動作を開始する。
次に、ステップ3として、点灯回路20が動作し、光源70及びバイパス抵抗R1に電流が供給される。次に、ステップ4として、調光IF回路60はDIM端子に入力される調光信号に従い、目標電圧Vrefを出力する。ステップ5として、比較部IC3は、目標電圧Vrefと検出電圧Vsenseを比較し、比較結果をスイッチング素子Q2に出力する。比較部IC3から出力された信号に基づき、スイッチング素子Q2は能動領域で動作する。これにより比較部IC3は、検出電圧Vsenseと目標電圧Vrefが一致するようスイッチング素子Q2インピーダンスを変更する。
定常時は、点灯装置10はステップ4、5を繰り返し、フィードバック動作を行う。これにより、点灯回路20の出力電流Isは定電流制御される。また、ステップ4で調光信号を変更することで、目標電圧Vrefが変更され、調光制御が可能となる。
本実施の形態の制御部230は、光源70およびバイパス抵抗R1と直列に接続されたインピーダンス調整部を有する。インピーダンス調整部はスイッチング素子Q2である。比較部IC3は、点灯回路20の出力電流Isが目標値と一致するようにインピーダンス調整部のインピーダンスを変更する。また、比較部IC1は、光源70およびバイパス抵抗R1とインピーダンス調整部との接続点の電圧が基準値である電圧VDCと一致するように点灯回路20を制御する。
本実施の形態は、点灯回路20は定電圧制御され、比較部IC3とスイッチング素子Q2によって出力電流Isが定電流制御される点が実施の形態1と異なる。これにより、コンデンサC1の充放電に伴う遅延によりバックコンバータ回路の出力にオーバーシュートが発生したとしても、スイッチング素子Q2のインピーダンスが変更されることでオーバーシュートに伴う電圧を吸収できる。従って、光源電流のオーバーシュートを抑制できる。
本実施の形態においてバイパス抵抗R1には、制御部230が制御可能な点灯回路20の出力電流Isの範囲の下限値に等しい電流または下限値以上の電流が流れる。このため、実施の形態1と同様に、光源電流のオーバーシュートを抑制しつつ、バイパス抵抗R1により低調光制御が可能となる。
制御部230が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値は、例えば比較部IC3の検出誤差に対応する値である。比較部IC3の検出誤差は、例えばオペアンプのオフセット電圧に対応する値である。制御部230が制御可能な出力電流Isの範囲の下限値は、比較部IC1の検出誤差に対応する値であっても良い。
また、実施の形態1の場合、電流ILEDおよび電流IRには高周波のリップル電流が発生する可能性がある。また、電圧Vinが例えば、PFC(Power Factor Correction)動作を行う昇圧チョッパ回路などで生成される場合、電圧Vinに商用電源からのリップル電圧が含まれる場合がある。この場合、電流ILEDにもリップル電流が発生することがある。
本実施の形態では、スイッチング素子Q2のインピーダンスを調整することにより、リップル電流を抑制できる。従って、本実施の形態では、リップルを抑制した直流電流を用いて低調光制御が可能となる。
なお、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
10 点灯装置、20 点灯回路、30 制御部、40 制御電源回路、50 レギュレータ回路、60 調光IF回路、70 光源、100、200 照明装置、230 制御部、C1 コンデンサ、C2 電解コンデンサ、D1 ダイオード、DC 直流電源、IC1 比較部、IC2 ドライバ、IC3 比較部、L1 インダクタ、Q1、Q2 スイッチング素子、R1 バイパス抵抗、R2 検出抵抗

Claims (13)

  1. 光源と、
    前記光源と並列に接続されたバイパス抵抗と、
    スイッチング素子およびインダクタを有し、前記光源を点灯させる点灯回路と、
    前記光源に流れる電流と前記バイパス抵抗に流れる電流との和である前記点灯回路の出力電流が目標値と一致するように前記点灯回路を制御する制御部と、
    を備え、
    前記バイパス抵抗には、前記制御部が制御可能な前記出力電流の範囲の下限値以上の電流が流れ、
    前記制御部は、前記インダクタに流れる電流から前記出力電流を検出し、前記点灯回路をフィードバック制御することを特徴とする照明装置。
  2. 前記出力電流が流れる検出抵抗と、
    前記点灯回路と前記光源の間で、前記点灯回路の出力と並列に接続されたコンデンサと、
    を備え、
    前記制御部は、前記検出抵抗に発生する電圧と、前記目標値に対応する目標電圧とが一致するように前記点灯回路を制御し、
    前記検出抵抗は、前記コンデンサと前記点灯回路の間に接続されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記制御部は、前記出力電流に対応する電圧と前記目標値に対応する目標電圧とを比較する比較部を有し、前記出力電流に対応する電圧と前記目標電圧とが一致するように前記点灯回路を制御し、
    前記下限値は前記比較部の検出誤差に対応する値であることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記比較部はオペアンプを有し、
    前記比較部の検出誤差は、前記オペアンプのオフセット電圧に対応する値であることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記点灯回路は、前記スイッチング素子のオンオフにより前記光源を点灯させ、
    前記制御部は、前記比較部の比較結果に応じて前記スイッチング素子のオン幅を変更することを特徴とする請求項3または4に記載の照明装置。
  6. 前記バイパス抵抗には、前記下限値と等しい電流が流れることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の照明装置。
  7. 光源と、
    前記光源と並列に接続されたバイパス抵抗と、
    スイッチング素子およびインダクタを有し、前記光源を点灯させる点灯回路と、
    前記光源および前記バイパス抵抗と直列に接続されたインピーダンス調整部を有し、前記光源に流れる電流と前記バイパス抵抗に流れる電流との和である前記点灯回路の出力電流が目標値と一致するように前記インピーダンス調整部のインピーダンスを変更し、前記光源および前記バイパス抵抗と前記インピーダンス調整部との接続点の電圧が基準値と一致するように前記点灯回路を制御する制御部と、
    を備え、
    前記バイパス抵抗には、前記制御部が制御可能な前記出力電流の範囲の下限値以上の電流が流れることを特徴とする照明装置。
  8. 前記制御部は、前記出力電流に対応する電圧と前記目標値に対応する目標電圧とを比較する比較部を有し、前記出力電流に対応する電圧と前記目標電圧とが一致するように前記インピーダンス調整部のインピーダンスを変更し、
    前記下限値は前記比較部の検出誤差に対応する値であることを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記比較部はオペアンプを有し、
    前記比較部の検出誤差は、前記オペアンプのオフセット電圧に対応する値であることを特徴とする請求項8に記載の照明装置。
  10. 前記バイパス抵抗には、前記下限値と等しい電流が流れることを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載の照明装置。
  11. 前記出力電流が流れる検出抵抗を備え、
    前記制御部は、前記検出抵抗に発生する電圧と、前記目標値に対応する目標電圧とが一致するように前記インピーダンス調整部のインピーダンスを変更することを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の照明装置。
  12. 前記目標値は、外部から入力される調光信号によって決まることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の照明装置。
  13. 前記光源はLEDであり、
    前記バイパス抵抗には前記光源の順方向電圧が発生することを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載の照明装置。
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