JP7413560B2 - ルート送信方法及びデバイス - Google Patents

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Description

この出願は、2020年3月5日に中国国家知的産権局に出願され、“ROUTE SENDING METHOD AND DEVICE”と題された中国特許出願第202010146667.8号の優先権を主張し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
この出願は、通信技術の分野、特に、ルート送信方法及びデバイスに関する。
ネットワークにおいて、同じアドレスファミリー内のルート(routes)は、隣接するネットワークデバイスの間で知得されることがある。例えば、ボーダゲートウェイプロトコル(Border Gateway Protocol, BGP)ベースの仮想プライベートネットワークインターネットプロトコルバージョン4(virtual private network-internet protocol version 4, VPNv4)アドレスファミリーにおけるルートは、ルートリフレクタを利用する、インターネットプロトコルバージョン4(internet protocol version 4, IPv4)隣接ネットワークデバイスの間で知得されることがある。
ネットワーク展開に伴い、IPv4ネイバー(neighbors)とIPv6ネイバーとは同じアドレスファミリー内に共存する。関連するプロトコルによれば、ルートリフレクタは、送信のために、同じプレフィックスを持つ複数のルートから最適なルートを選択する必要がある。例えば、最適ルートのネクストホップアドレスがIPv4ネイバーである場合、ルートリフレクタは、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスのみにしか最適ルートを送信することができず、最適ルートのネクストホップアドレスがIPv6ネイバーである場合、ルートリフレクタは、IPv6をサポートする隣接ネットワークデバイスのみにしか最適ルートを送信することができない。結果として、ネットワークデバイスは、対応するルートの知得に失敗しがちである。
この出願は、ルート送信方法及びデバイスを提供する。ルートは、ネクストホップアドレスのタイプに基づいて、対応するルートグループに割り当てられ、ルートは、送信のために、独立して、ルートグループから選択される。このことは、異なるアドレスタイプをサポートする全てのネットワークデバイスがルートを正常に知得できることを保証し、ネットワーク展開の際、サービスの正常なオペレーションを保証し、ルート送信のフレキシビリティを改善する。
この出願の第1の態様は、ルート送信方法を提供する。ルート知得(route learning)の際、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信し、第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第1の識別情報とを含み、第1の識別情報は、第1のネットワークデバイスのIPアドレスが第1のタイプに属することを識別し、第1のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである、即ち、第1の識別情報は、ネクストホップアドレスのタイプを識別しうる。第2のネットワークデバイスは、第1のルートを送信し、第1のルートは、第1のルートグループに基づいて、第2のネットワークデバイスによって決定されるルートである。第1のルートグループ内の全てのルートは、送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有し、全てのルートのそれぞれに含まれる送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のタイプに属する。具体的には、第1のルートを受信した後、第2のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のルート内の第1の識別情報とに基づいて、第1のルートに対応するルートグループを決定し、第1のルートをルートグループから送信することを決定しうる。
この解決策において、ルートを受信した後、ネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのアドレスと、ネクストホップアドレスのタイプとに基づいて、ルートが属するルートグループを決定し、ルートグループから送信されるべきルートを決定し、それによって、送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有するが、ネクストホップアドレスのタイプは異なるルートが、異なるルートグループに割り当てできる。このことは、異なるアドレスタイプをサポートするネットワークデバイスがルートを正常に知得できることを保証し、ネットワーク展開の際、サービスの正常なオペレーションを保証し、ルート送信のフレキシビリティを改善する。
任意選択で、可能な実装において、第1のタイプは、IPv4タイプ、又はIPv6タイプであり、第2のネットワークデバイスが第1のルートを送信することは、第1のタイプがIPv4タイプである場合、第2のネットワークデバイスが、第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信すること、又は第1のタイプがIPv6タイプである場合、第2のネットワークデバイスが、第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信すること、を含む。
具体的には、第1のルート内のネクストホップアドレスのタイプがIPv4タイプであるとき、第2のネットワークデバイスは、第1のルートを、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスに送信し、それによって、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスは、第1のルートを知得することができる。第1のルート内のネクストホップアドレスのタイプがIPv6タイプであるとき、第2のネットワークデバイスは、第1のルートを、IPv6をサポートする隣接ネットワークデバイスに送信する。このことは、第1のルートが適切な方法で送信されることを実現する。
任意選択で、可能な実装において、第1のルートが、第1のルートグループに基づいて、第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであることは、第2のネットワークデバイスが、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、第1のルートグループから第1のルートを選択することを特に含む。
具体的には、第2のネットワークデバイスが、送信のために、第1のルートグループから最適な第1のルートを選択し、対応するネットワークデバイスが最適ルートを知得できることを保証する。
任意選択で、可能な実装において、方法は、第2のネットワークデバイスが、第3のネットワークデバイスによって送信される第2のルートを受信することをさらに含み、第2のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第3のネットワークデバイスのIPアドレスと、第2の識別情報とを含む。第3のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである。第2の識別情報が第1のタイプに属する場合に基づいて、第2のネットワークデバイスは、第1のルートグループに第2のルートを格納する。
具体的には、第2のネットワークデバイスがルートを受信する度に、第2のネットワークデバイスが、ルート内の送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、識別情報に対応するタイプとに基づいて、対応するルートグループにルートを格納して、ルート分類を実施する。
任意選択で、可能な実装において、方法は、第2のネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスによって送信される第3のルートを受信することをさらに含み、第3のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第3の識別情報とを含む。第3の識別情報が第2のタイプに属する場合に基づいて、第2のネットワークデバイスが、第3のルートを第2のルートグループに格納する。
具体的には、第2のネットワークデバイスが、受信されたルート内の識別情報に対応するタイプに基づいて、対応するルートグループにルートを格納し、送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有するが、ネクストホップアドレスのタイプは異なるルートが、異なるルートグループに割り当てできることを保証する。このようにして、同じプレフィックスを持つ複数のルート(即ち、送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有する複数のルート)は、ルートグループに基づいて送信されることができる。このことは、異なるアドレスタイプを持つ全てのネットワークデバイスが、正常にルートを知得できることを保証する。
任意選択で、可能な実装において、第2のネットワークデバイスが、第1のルートを送信することは、第2のネットワークデバイスが、第1のルートを送信することであって、第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のネットワークデバイスのIPアドレスである、こと、又は第2のネットワークデバイスが、第1のルートを送信することであって、第1のルートは、更新された第1のルートであり、更新された第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第2のネットワークデバイスのIPアドレスに更新される、ことを特に含む。
具体的には、この解決策において、第2のネットワークデバイスは、第1のルート内のネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスを更新してもよいし、更新しなくてもよい。このことは、解決策のフレキシビリティを改善する。
任意選択で、可能な実装において、方法は、第2のネットワークデバイスが、第1のルートグループに基づいて、ボーダゲートウェイプロトコルにおける複数経路の広告ADD-PATHを展開することをさらに含み、第1のルートグループは、複数のルートを含む。第2のネットワークデバイスが、第1のルートを送信することは、特に、第2のネットワークデバイスが、ADD-PATHに基づいて、第1のルートと第2のルートとを送信することであり、第2のルートは、第1のルートグループ内の複数のルートのうちの1つである。
具体的には、この解決策において、ルートグループに基づいて実行される独立ルート選択に基づくADD-PATH技術が導入され、それによって、第2のネットワークデバイスは、同じルートグループ内の複数のルートを送信し、複数の受信されたルートに基づいてルートを受信するネットワークデバイスの間で負荷分散が実現される。
任意選択で、可能な実装において、第1のルートは、第4の識別情報をさらに含み、第4の識別情報は、第1のルートが属するアドレスファミリーを識別し、第1のルートが、第1のルートグループに基づいて、第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであることは、第2のネットワークデバイスが、第4の識別情報によって識別されるアドレスファミリーと、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のタイプとに基づいて、第1のルートグループを決定することと、第2のネットワークデバイスは、決定された第1のルートグループに基づいて、第1のルートを決定することと、を特に含む。
具体的には、この解決策において、第2のネットワークデバイスは、ルートが属するアドレスファミリーと、ルート内の送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、ルートに対応するタイプとに基づいて、ルートが属するルートグループを決定する。このことは、第2のネットワークデバイスに対して1つ以上のアドレスファミリーが設定される場合において、ルートに対応するルートグループが正確に決定できることを保証し、解決策の実行可能性を改善する。
任意選択で、可能な実装において、以下のアドレスファミリー、即ち、VPNv4アドレスファミリー、VPNv6アドレスファミリー、イーサネット仮想プライベートネットワーク(Ethernet virtual private network, EVPN)アドレスファミリー、又はモバイル仮想プライベートネットワーク(mobile virtual private network, MVPN)アドレスファミリー、のうちの1つ以上が第2のネットワークデバイスに対して設定される。
この出願の第2の態様は、第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信することであって、第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのインターネットプロトコルIPアドレスと、第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第1の識別情報とを含み、第1の識別情報は、第1のネットワークデバイスのIPアドレスが第1のタイプに属することを識別し、第1のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである、ことを行うように構成された受信ユニットと、
第1のルートを送信することであって、第1のルートは、第1のルートグループに基づいて、第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであり、第1のルートグループ内の全てのルートは、送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有し、全てのルートのそれぞれに含まれる送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のタイプに属する、ことを行うように構成された送信ユニットと、
を含む、ネットワークデバイスを提供する。
任意選択で、可能な実装において、第1のタイプは、IPv4タイプ、又はIPv6タイプである。送信ユニットは、第1のタイプがIPv4タイプである場合に、第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信する、又は、第1のタイプがIPv6タイプである場合、第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信するように特に構成される。
任意選択で、可能な実装において、ネットワークデバイスは、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、第1のルートグループから第1のルートを選択するように構成された処理ユニットをさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、受信ユニットは、第3のネットワークデバイスによって送信される第2のルートを受信するようにさらに構成され、第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第3のネットワークデバイスのIPアドレスと、第2の識別情報とを含み、第3のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである。ネットワークデバイスは、第2の識別情報が第1のタイプに属する場合に基づいて、第1のルートグループに第2のルートを格納するように構成された処理ユニットをさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、受信ユニットは、第1のネットワークデバイスによって送信される第3のルートを受信するようにさらに構成され、第3のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第3の識別情報とを含む。ネットワークデバイスは、第3の識別情報が第2のタイプに属する場合に基づいて、第3のルートを第2のルートグループに格納するように構成された処理ユニットをさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、送信ユニットは、第1のルートを送信することであって、第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のネットワークデバイスのIPアドレスである、ことを行う、又は、第1のルートを送信することであって、第1のルートは、更新された第1のルートであり、更新された第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第2のネットワークデバイスのIPアドレスに更新されている、ことを行うようにさらに構成される。
任意選択で、可能な実装において、ネットワークデバイスは、第1のルートグループに基づいて、ADD-PATHを展開するように構成された処理ユニットをさらに含み、第1のルートグループは、複数のルートを含む。送信ユニットは、ADD-PATHに基づいて、第1のルートと第2のルートとを送信するようにさらに構成され、第2のルートは、第1のルートグループ内の複数のルートのうちの1つである。
任意選択で、可能な実装において、第1のルートは、第4の識別情報をさらに含み、第4の識別情報は、第1のルートが属するアドレスファミリーを識別する。ネットワークデバイスは、第4の識別情報によって識別されるアドレスファミリーと、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のタイプとに基づいて、第1のルートグループを決定し、決定された第1のルートグループに基づいて、第1のルートを決定するように構成された処理ユニットをさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、以下のアドレスファミリー、即ち、VPNv4アドレスファミリー、VPNv6アドレスファミリー、EVPNアドレスファミリー、又はMVPNアドレスファミリー、のうちの1つ以上が第2のネットワークデバイスに対して設定される。
この出願の第3の態様は、ネットワークデバイスを提供する。ネットワークデバイスは、プロセッサと、メモリとを含む。メモリは、命令を格納するように構成される。プロセッサは、メモリ内の命令を実行して、ネットワークデバイスに、第1の態様の実装のいずれか1つによる方法を実行させるように構成される。
この出願の第4の態様は、ネットワークデバイスを提供する。ネットワークデバイスは、プロセッサを含む。プロセッサは、メモリに結合される。プロセッサは、メモリ内の命令を実行して、ネットワークデバイスに、第1の態様の実装のいずれか1つによる方法を実行させるように構成される。
この出願の第5の態様は、コンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ記憶媒体は、不揮発性であってよい。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令を格納し、プロセッサによってコンピュータ可読命令が実行されるとき、第1の態様のいずれかの設計における方法が実装される。
この出願の第6の態様は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータが、第1の態様のいずれかの設計における方法を実行することが可能になる。
この出願の第7の態様は、チップシステムを提供する。チップシステムは、ネットワークデバイスが、上記の態様における機能、例えば、上記の方法においてデータ及び/又は情報を送信又は処理すること、を実装することをサポートするように構成されたプロセッサを含む。可能な設計において、チップシステムは、メモリをさらに含み、メモリは、プログラム命令及びネットワークデバイスに必要なデータを格納するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよいし、チップ及び他の別のコンポーネントを含んでもよい。
この出願の実施形態が、以下の利点を有することは、上記の技術的解決策から理解することができる。
この出願は、ルート送信方法及びデバイスを提供する。ルートは、ルート内のネクストホップアドレスのタイプに基づいて、対応するルートグループに割り当てられ、ルートは、送信のために、独立して、各ルートグループから選択される。このことは、異なるアドレスタイプをサポートする全てのネットワークデバイスがルートを正常に知得できることを保証し、ネットワーク展開の際、サービスの正常なオペレーションを保証し、ルート送信のフレキシビリティを改善する。
この出願の実施形態によるルート送信方法の適用シナリオの模式図である。 この出願の実施形態によるルート送信方法の模式的フローチャートである。 この出願の実施形態によるルート送信方法300の模式的フローチャートである。 この出願の実施形態によるルート送信方法300の模式的フローチャートである。 この出願の実施形態によるルート送信方法300の模式的フローチャートである。 この出願の実施形態によるルート送信方法400の模式的フローチャートである。 この出願の実施形態によるルート送信方法500の模式的フローチャートである。 この出願の実施形態によるルート送信方法600の模式的フローチャートである。 この出願の実施形態によるネットワークデバイスの構造の模式図である。 この出願の実施形態によるネットワークデバイスの構造の模式図である。
この出願の目的、技術的解決策、及び利点をより明確にするため、以下では、添付図を参照しながら、この出願の実施形態について説明する。説明される実施形態は単なる一部に過ぎず、この出願の実施形態の全てではないことは明らかである。当業者は、新たな適用シナリオが現れるとき、この出願の実施形態において提供される技術的解決策は、類似の技術的問題にも適用可能であることを理解しうる。
この出願の明細書、特許請求の範囲、添付図において、用語“第1の”、“第2の”などは、類似の対象物を区別することを意図しており、必ずしも特定の順番又は順序を示すものではない。そのような方法で利用されるデータは、本明細書で説明される実施形態が、本明細書で例証又は説明された順序とは異なる順序で実施できるように、適切な状況で交換可能であると理解すべきである。加えて、用語“含む”、“有する”及びそれらの他の変形は、非排他的包含をカバーすることを意図しており、例えば、一連のステップ又はモジュールを含むプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスが、それらの明示的に列挙されたステップ又はモジュールに必ずしも限定されず、明示的に列挙されてないか、又はそのようなプロセス、方法、製品、又はデバイスに固有である他のステップ又はモジュールを含みうる。この出願において、名称又はステップの付番は、方法手順におけるステップが、名称又は付番によって示された時間/論理的順序で実行される必要があることを意味しない。名称又は番号が付された手順内のステップの実行順序は、同じ又は類似の技術的効果が達成できる限り、達成されるべき技術的目的に基づいて変更できる。この出願におけるユニットへの分割は論理分割であり、又は、実際の実装においては他の分割であってよい。例えば、複数のユニットは、他のシステムに結合又は統合されてもよいし、一部の特徴が省略され又は実行されなくてもよい。加えて、表示された又は論述された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実装されてよい。ユニット間の間接結合又は通信接続は、電気的又は他の類似の形態で実装されることがある。このことは、この出願において限定されない。加えて、別々の部分として説明されるユニット又はサブユニットは、物理的に別々であってもよいし、そうでなくてもよく、物理的なユニットであってもよいし、そうでなくてもよく、又は、複数の回路ユニットに分散されてもよい。一部又は全部のユニットは、この出願の解決策の目的を達成するために、実際の要件に依存して選択されうる。
ネットワーク展開、例えば、従来のマルチプロトコルラベルスイッチング(multi-protocol label switching, MPLS)ネットワークから、IPv6セグメントルーティング(segment routing IPv6, SRv6)ネットワークへの展開に伴い、IPv4ネイバー及びIPv6ネイバーが、同じアドレスファミリー内に共存する。ルート知得の際、ルーティングプロトコルの関連するレギュレーションによれば、ルートリフレクタは、同じプレフィックスを持つ複数のルート(同じ送信元ルーティングデバイスのIPアドレスを持つ複数のルート)から、送信のために、最適なルートを選択する必要がある。例えば、最適ルートのネクストホップアドレスがIPv4ネイバーである場合、ルートリフレクタは、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスのみにしか最適ルートを送信することができず、最適ルートのネクストホップアドレスがIPv6ネイバーである場合、ルートリフレクタは、IPv6をサポートする隣接ネットワークデバイスのみにしか最適ルートを送信することができない。結果として、ネットワークデバイスは、対応するルートの知得に失敗しがちである。
この視点で、この出願の実施形態は、ルート送信方法を提供する。ルート知得の際、ルートは、ネクストホップルートのタイプに基づいて、対応するルートグループに割り当てられ、ルートは、送信のために、独立して、各ルートグループから選択され、それにより、同じプレフィックスを持つ複数のルートは、ルートグループに基づいて送信される。このことは、異なるアドレスタイプをサポートする全てのネットワークデバイスがルートを正常に知得できることを保証し、ネットワーク展開の際、サービスの正常なオペレーションを保証し、ルート送信のフレキシビリティを改善する。
図1は、この出願の実施形態によるルート送信方法の適用シナリオの模式図である。図1に示すように、適用シナリオは、ネットワークデバイス1と、ネットワークデバイス2と、ネットワークデバイス3とを特に含む。ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1とネットワークデバイス3との両方に接続される。ルート知得の際、送信元ネットワークデバイスによって送信されたルートを受信した後、ネットワークデバイス1は、ネットワークデバイス2にルートを送信する。ルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、ネットワークデバイス1のIPアドレス(ネクストホップアドレス)と、識別情報1とを含む。識別子1は、ネットワークデバイス1のIPアドレスがタイプ1に属することを識別する。ルートを受信した後、ネットワークデバイス2は、ルートに対応するルートグループ1を決定し、ルートグループ1に基づいて、ルートをネットワークデバイス3に送信すると決定する。ルートグループ内の全てのルートは、同じ送信元ネットワークデバイスのIPアドレスを有し、ルートグループ内の全てのルートにおけるネクストホップアドレスは、タイプ1に属する。言い換えると、ネットワークデバイス2は、同じ送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、同じタイプのネクストホップアドレスとを有するルートを、同じルートグループに割り当てて、送信のために、各ルートグループからルートを選択する。このことは、異なるアドレスタイプをサポートする全てのネットワークデバイスがルートを正常に知得できることを保証し、ネットワーク展開の際、サービスの正常なオペレーションを保証し、ルート送信のフレキシビリティを改善する。
図2は、この出願の実施形態によるルート送信方法の模式的フローチャートである。図2に示すように、この出願のこの実施形態において提供されるルート送信方法は、以下のステップを含む。
201.第2のネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信し、第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第1の識別情報とを含み、第1の識別情報は、第1のネットワークデバイスのIPアドレスが第1のタイプに属することを識別し、第1のネットワークデバイスが送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである。
この実施形態において、送信元ネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスに接続される。接続は、直接接続であってもよいし、BGPなどに従ったネイバー関係を構築するための接続であってもよい。送信元ネットワークデバイスは、第1のルートを第1のネットワークデバイスに送信してよく、それにより、第1のネットワークデバイスは、第1のルートを知得することができる。例えば、送信元ネットワークデバイスは、例えば、カスタマエッジ(customer edge, CE)デバイスであってよい。第1のネットワークデバイスは、例えば、プロバイダエッジ(provider edge, PE)デバイスであってよい。送信元ネットワークデバイスは、プライベートネットワークルート、即ち、第1のルートを第1のネットワークデバイスに広告しうる。第2のネットワークデバイスは、ルート転送能力を有するネットワークデバイスであり、受信したルートに基づいて、ルートを対応するネットワークデバイスに転送することができる。第2のネットワークデバイスは、例えば、ルートリフレクタ又はルート転送デバイスであってよい。
第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスを含み、即ち、第1のルートのプレフィックスは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスでありうる。第1のルートは、第1のネットワークデバイスのIPアドレスをさらに含む。第1のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである。言い換えると、第1のルートは、ネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスを含む。第1のルートは、第1の識別情報をさらに含む。第1の識別情報は、第1のルート内のネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスのタイプを識別する。例えば、第1のネットワークデバイスのIPアドレスが第1のタイプに属するとき、第1の識別情報は、第1のネットワークデバイスのIPアドレスが第1のタイプに属することを識別しうる。例えば、第1のタイプは、例えば、IPv4タイプ又はIPv6タイプであってよい。このことは、この実施形態において特に限定されない。
可能な実装において、MPLSトンネルが、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間に展開され、第1のネットワークデバイスは、MPLSトンネルを介して、第1のルートを第2のネットワークデバイスに送信しうる。
他の可能な実装において、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとは隣接デバイスである。第1のネットワークデバイスは、第1のルートを、対応するルーティングプロトコルに従って、第1のネットワークデバイスの隣接デバイスに送信してよく、それにより、第2のネットワークデバイスは、第1のルートを知得することができる。例えば、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとは、IPv4ネイバー又はIPv6ネイバーであってよい。
202.第2のネットワークデバイスが第1のルートを送信し、第1のルートは、第1のルートグループに基づいて第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであり、第1のルートグループ内の全てのルートは、送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有し、全てのルートのそれぞれに含まれる送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のタイプに属する。
この実施形態において、第2のネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信した後、第2のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のルート内の第1の識別情報とに基づいて、第1のルートに対応するルートグループを決定しうる。第1のルートグループは、第1のルートに対応するルートグループである。第1のルートグループ内のルートは全て、同じ送信元ネットワークデバイスのIPアドレスを有し、即ち、第1のルートグループ内の全てのルートのプレフィックスは同じである。加えて、第1のルートグループ内の各ルートに含まれる送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のタイプに属する。
第1のルートが第1のルートグループに属することを第2のネットワークデバイスが決定した後、第2のネットワークデバイスは、第1のルートグループに基づいて、第1のルートを決定し、第1のルートを他のネットワークデバイスに送信し、それにより、他のネットワークデバイスは、第1のルートを知得することができる。
可能な実装において、第2のネットワークデバイスが第1のルートを送信することは、第1のタイプがIPv4タイプである場合に、第2のネットワークデバイスが、第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信すること、又は、第1のタイプがIPv6タイプである場合に、第2のネットワークデバイスが、第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信すること、を特に含んでよい。即ち、第1のルートに含まれる第1のネットワークデバイスのIPアドレスがIPv4タイプに属するとき、それは、第1のルートがIPv4ネイバーによって知得されるルートであることを示す。従って、第2のネットワークデバイスは、第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信し、それにより、第2のネットワークデバイスの全てのIPv4隣接ネットワークデバイスは、第1のルートを知得することができる。同様に、第1のルートに含まれる第1のネットワークデバイスのIPアドレスがIPv6タイプのものであるとき、それは、第1のルートが、IPv6ネイバーによって知得されるルートであることを示し、従って、第2のネットワークデバイスは、第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信する。IPv4又はIPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスは、例えば、1つ以上のPEデバイスであってよい。
この実施形態において、ルートを受信した後、ネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのアドレスと、ルート内のネクストホップアドレスのタイプとに基づいて、第1のルートが属するルートグループを決定し、ルートグループ内の送信対象ルートを決定し、それにより、同じ送信元ネットワークデバイスのIPアドレスを有するが、ネクストホップアドレスのタイプが異なるルートが異なるルートグループに割り当てられることができ、即ち、同じプレフィックスを有するが、ネクストホップアドレスのタイプが異なるルートが、独立してルート選択に参加することができる。このことは、異なるアドレスタイプをサポートするネットワークデバイスが正常にルートを知得でき、ネットワーク展開の際、サービスの正常なオペレーションを保証し、ルート送信のフレキシビリティを改善する。
可能な実装において、第1のルートグループに基づいて、第1のルートが第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであることは、第2のネットワークデバイスが、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズム(Border Gateway Protocol best path selection algorithm)に基づいて、第1のルートグループから第1のルートを選択すること、を特に含んでよい。簡単には、第1のルートは、第2のネットワークデバイスによって、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、第1のルートグループから選択される最適ルートである。ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに従ってルートを選択することは、特に、事前定義された基準のセットに従って複数のルートから最適経路を持つルートを選択することであってよい。例えば、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに対応する基準は、具体的には、それらに限定されないが、ルートに対応する経路長、ルートの重み、ルートのネイバーアドレスなどを含んでよい。例えば、第2のネットワークデバイスは、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、第1のルートグループから、最短経路長を持つ第1のルートを選択することがある。
可能な実装において、第2のネットワークデバイスが第1のルートを送信することは、第2のネットワークデバイスが第1のルートを送信することであって、第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のネットワークデバイスのIPアドレスである、こと、又は、第2のネットワークデバイスが、第1のルートを送信することであって、第1のルートは、更新された第1のルートであり、更新された第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第2のネットワークデバイスのIPアドレスに更新される、ことを特に含んでよい。簡潔に、第2のネットワークデバイスが第1のルートを他のネットワークデバイスに送信するとき、第2のネットワークデバイスは、第1のルートを修正することなく、直接的に第1のルートを他のネットワークデバイスに送信しうる。第2のネットワークデバイスは、代替的に、第1のルートを更新してよい。例えば、第2のネットワークデバイスは、第1のルート内のネクストホップアドレス(即ち、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレス)を、第2のネットワークデバイスのIPアドレスに修正し、次いで、更新された第1のルートを他のネットワークデバイスに送信してよい。
可能な実装において、第2のネットワークデバイスは、第1のルートグループに基づいて、ADD-PATHを展開してよく、第1のルートグループは、複数のルートを含む。第2のネットワークデバイスが第1のルートを送信することは、特に、第2のネットワークデバイスが、ADD-PATHに基づいて、第1のルートと第2のルートとを送信することであり、第2のルートは、第1のルートグループ内の複数のルートのうちの1つである。
第2のネットワークデバイスが、ルートグループに基づいてADD-PATHを展開した後、同じルートグループ内のルートは、ADD-PATHを形成することがあり、即ち、第2のネットワークデバイスは、同じルートグループ内の複数のルートをピアネットワークデバイスへと同時に送信することがあり、それにより、ピアネットワークデバイス(即ち、複数のルートを受信するネットワークデバイス)は、複数の受信したルートに基づいて負荷分散又はルートバックアップを実施することに留意すべきである。具体的には、ピアネットワークデバイスは、取得した複数のルートに基づいて、同じ宛先アドレスへの複数のリンクを知得しうる。負荷分散又はルートバックアップは、複数のリンクの間で実施されてよく、それによって、データ伝送の信頼性が保証される。
可能な実装において、第1のルートは、第4の識別情報をさらに含み、第4の識別情報は、第1のルートが属するアドレスファミリーを識別する。第1のルートが、第1のルートグループに基づいて第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであることは、第2のネットワークデバイスが、第4の識別情報によって識別されるアドレスファミリーと、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のタイプとに基づいて、第1のルートグループを決定すること、及び、第2のネットワークデバイスが、決定された第1のルートグループに基づいて、第1のルートを決定することを特に含む。
簡潔に、同じ送信元ネットワークデバイスのIPアドレスを有し、かつ同じタイプに属する、同じアドレスファミリーのルートは、同じルートグループに割り当てられ、異なるアドレスファミリーのルートは、異なるルートグループに割り当てられる。
一般に、1つ以上のアドレスファミリーは、ネットワークデバイス上に構成できる。ルート知得の際、第2のネットワークデバイスは、ルートを、ルートに対応するアドレスファミリーに基づいて、同じアドレスファミリー内の隣接ネットワークデバイスに送信し、それにより、ルートは、同じアドレスファミリーで構成されたネットワークデバイスの間で知得することができる。同様に、可能な実装において、以下のアドレスファミリー、即ち、VPNv4アドレスファミリー、VPNv6アドレスファミリー、EVPNアドレスファミリー、又はMVPNアドレスファミリー、のうちの1つ以上が第2のネットワークデバイスに対して設定される。
理解を容易にするため、この出願のこの実施形態において提供されるルート送信方法について、具体的な適用シナリオを参照しながら詳細に説明される。図3aは、この出願の実施形態によるルート送信方法300の模式的フローチャートである。図3aに示すように、この出願のこの実施形態において提供されるルート送信方法300は、以下のステップを含む。
301.送信元ネットワークデバイスが、ルート31をネットワークデバイス1に送信する。
ネットワークデバイス1は、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである。送信元ネットワークデバイスは、例えば、CEデバイスであってよく、ネットワークデバイス1は、例えば、PEデバイスであってよい。ルート31は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1のIPアドレス(例えば、2.2.2.2であってよい)と、識別情報311(例えば、IPv4ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1のIPアドレスは、IPv4アドレスであり、識別情報311は、ネットワークデバイス1のIPアドレスがタイプ1(即ち、IPv4タイプ)に属することを識別する。
302.ネットワークデバイス1は、ルート31をネットワークデバイス2に送信する。
ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1のIPv4ネイバーであり、ネットワークデバイス2は、ルート転送することが可能である。ネットワークデバイス1は、ルート31をネットワークデバイス2に送信し、それにより、ネットワークデバイス2は、ルート31を、IPv4をサポートする他の隣接ネットワークデバイスに送信することができ、ルート31は、ネットワークデバイスの間で知得される。具体的には、ネットワークデバイス2は、例えば、ルートリフレクタ又はルート転送デバイスであってよい。
303.ネットワークデバイス2は、ルート31をネットワークデバイス3に送信する。
ルート31をネットワークデバイス3に送信する前に、ネットワークデバイス2は、ルート31に対応するルートグループ3Aを決定し、ルートグループ3Aに基づいてルート31を送信することを決定しうる。例えば、ルートグループ3A内のルートに対応する送信元ネットワークデバイスのIPアドレスは全て、1.1.1.1であり、ルートグループ3A内のルートに対応する送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは全て、2.2.2.2である。この実施形態において、ルートグループ3Aは、ルート31のみを含む。従って、ネットワークデバイス2は、ルートグループ3Aに基づいて、ルート31を送信することを直接的に決定しうる。
ネットワークデバイス3は、ネットワークデバイス2のIPv4ネイバー、即ち、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスである。
図3bは、この出願のこの実施形態によるルート送信方法300の模式的フローチャートである。図3bに示すように、具体的な実施形態において、この出願のこの実施形態におけるルート送信方法300は、以下のステップをさらに含む。
304.送信元ネットワークデバイスは、ネットワークデバイス1にルート32を送信する。
ルート32に含まれる送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、ルート32に含まれるネットワークデバイス1のIPアドレスとの両方は、ルート31のものと一致し、ルート32内の識別情報321は、ネットワークデバイス1のIPアドレスがタイプ1に属することも識別する。
305.ネットワークデバイス1は、ルート32をネットワークデバイス2に送信する。
306.ネットワークデバイス2は、ルートグループ3Aに基づいて、ルート32を決定する。
具体的には、ルート32を受信した後、ネットワークデバイス2は、ルート32をルートグループ3Aに格納しうる。この場合、ルートグループ3Aは、ルート31とルート32とを含み、ネットワークデバイス2は、ルートグループ3Aから、ネットワークデバイス2の隣接ネットワークデバイスによって知得されるルートを選択しうる。例えば、第2のネットワークデバイス2は、ルートグループ3Aから、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、ルート32を選択してよく、ルート32は、選択された最適なルートである。
307.ネットワークデバイス2は、ルート32をネットワークデバイス3に送信する。
ネットワークデバイス2が、ルートグループ3Aに基づいて、ルートグループ3Aに新たに格納されたルート32を決定するため、ネットワークデバイス2は、ルート32を、IPv4をサポートする、ネットワークデバイス2の隣接ネットワークデバイス(ネットワークデバイス3)に送信する。
ルートグループ3Aに基づいて、ネットワークデバイス2によって決定されたルートは、ステップ306ではルート31である場合(例えば、ルート31がルートグループ3A内の最適ルートであるとき、ネットワークデバイス2は、ルート31を選択する)、ネットワークデバイス2が、ルート31をネットワークデバイス3に送信しているため、ネットワークデバイス2は、もはやルート31をネットワークデバイス3に送信しなくてよいことに留意すべきである。
図3cは、この出願のこの実施形態によるルート送信方法300の模式的フローチャートである。図3cに示すように、具体的な実施形態において、この出願のこの実施形態において提供されるルート送信方法300は、以下のステップをさらに含む。
308.送信元ネットワークデバイスは、ルート33をネットワークデバイス1に送信する。
ルート33に含まれる送信元ネットワークデバイスのIPアドレスは、ルート31に含まれる送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1)と同じである。ルート33に含まれるネットワークデバイス1のIPアドレスも、ルート31に含まれるものと同じであり、ルート33内の識別情報331は、ネットワークデバイス1のIPアドレスがタイプ2に属することを識別する。
ネットワークデバイス1がIPv4とIPv6との両方をサポートする場合において、ネットワークデバイス1は、対応するIPv4アドレスと、対応するIPv6アドレスとを有することがあると理解されうる。例えば、ルート31内のネットワークデバイス1のIPアドレスがIPv4アドレスである場合において、ルート33内のネットワークデバイス1のIPアドレスは、特にIPv6アドレスであってよく、ルート33内の識別情報331は、ネットワークデバイス1のIPアドレスがIPv6タイプのものであることを識別する。
309.ネットワークデバイス1は、ルート33をネットワークデバイス2に送信する。
ネットワークデバイス2は、IPv6もサポートし、ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1のIPv6ネイバーである。
310.ネットワークデバイス2は、ルート33をルートグループ3Bに格納する。
ルート33内の識別情報331が、ネットワークデバイス1のIPアドレスがタイプ2に属することを識別するため、ネットワークデバイス2は、ルート33をルートグループ3Bに格納しうる。
311.ネットワークデバイス2は、ルート33をネットワークデバイス4に送信する。
具体的には、ルート33をルートグループ3Bに格納した後、ネットワークデバイス2は、ルート32に基づいてルート33を決定し(例えば、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、ルート33がルートグループ3B内の最適ルートであると決定し)、次いで、ネットワークデバイス2は、ルート33をネットワークデバイス4に送信してよい。ネットワークデバイス4は、ネットワークデバイス2のIPv6ネイバーである。
図4は、この出願の実施形態によるルート送信方法400の模式的フローチャートである。図4に示すように、具体的な実施形態において、この出願のこの実施形態において提供されるルート送信方法400は、以下のステップを含む。
401.送信元ネットワークデバイスは、ルート41をネットワークデバイス1aに送信する。
ルート41は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1aのIPアドレス(例えば、2.2.2.2であってよい)と、識別情報411(例えば、IPv4ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1aのIPアドレスは、IPv4アドレスであり、識別情報411は、ネットワークデバイス1aのIPアドレスがタイプ1(即ち、IPv4タイプ)に属することを識別する。
402.ネットワークデバイス1aは、ルート41をネットワークデバイス2に送信する。
ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1aのIPv4ネイバーであり、ネットワークデバイス2は、ルート転送することが可能である。
403.送信元ネットワークデバイスは、ルート42をネットワークデバイス1bに送信する。
ルート42は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1bのIPアドレス(例えば、3.3.3.3であってよい)と、識別情報421(例えば、IPv4ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1bのIPアドレスは、IPv4アドレスであり、識別情報421は、ネットワークデバイス1bのIPアドレスもタイプ1(即ち、IPv4タイプ)に属することを識別する。
404.ネットワークデバイス1bは、ルート42をネットワークデバイス2に送信する。
ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1bのIPv4ネイバーであり、ネットワークデバイス2は、ルート転送することが可能である。
405.ネットワークデバイス2は、ルートグループ4Aに基づいてルート41を決定する。
ネットワークデバイス2がルート41とルート42とを受信した後、ネットワークデバイス2は、ルート41とルート42との両方をルートグループ4Aに格納してよく、ネットワークデバイス2は、ルートグループ4Aに基づいてルート41を決定する。例えば、ネットワークデバイス2は、ルートグループ4Aから、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、ルート41を選択してよく、ルート41は、選択された最適なルートである。
406.ネットワークデバイス2は、ルート41をネットワークデバイス3に送信する。
ネットワークデバイス3は、ネットワークデバイス2のIPv4ネイバー、即ち、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスである。
ステップ402とステップ404との順序はこの実施形態に限定されないことに留意すべきである。ステップ402がステップ404の前に実行される(即ち、ネットワークデバイス2がルート42の前にルート41を受信する)場合、ネットワークデバイス2は、最初に、ルート41をネットワークデバイス3に送信し、ルート42を受信した後に、もはやルートをネットワークデバイス3に送信しなくてよい。ステップ402がステップ404の後に実行される(即ち、ネットワークデバイス2がルート41の前にルート42を受信する)場合、ネットワークデバイス2は、最初に、ルート42をネットワークデバイス3に送信し、次いで、ルート41を受信した後にルート41をネットワークデバイス3に送信する。
言い換えると、この実施形態において、ルート転送及び知得を実行するように構成されたネットワークデバイスは、異なるネットワークデバイスによって送信されたルートを受信し、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、ルート内の識別情報とに基づいて、ルートに対応するルートグループを決定し、例えば、異なるネットワークデバイスによって送信されたルートを同じルートグループに割り当て、次いで、ルートグループから、選択を介して他の隣接ネットワークデバイスに送信されるルートを決定しうる。
図5は、この出願の実施形態によるルート送信方法500の模式的フローチャートである。図5に示すように、具体的な実施形態において、この出願のこの実施形態において提供されるルート送信方法500は、以下のステップを含む。
501.送信元ネットワークデバイスは、ルート51をネットワークデバイス1aに送信する。
ルート51は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1aのIPアドレス(例えば、2.2.2.2であってよい)と、識別情報511(例えば、IPv4ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1aのIPアドレスは、IPv4アドレスであり、識別情報511は、ネットワークデバイス1aのIPアドレスがタイプ1(即ち、IPv4タイプ)に属することを識別する。
502.ネットワークデバイス1aは、ルート51をネットワークデバイス2に送信する。
ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1aのIPv4ネイバーであり、ネットワークデバイス2は、ルート転送することが可能である。
503.送信元ネットワークデバイスは、ルート52をネットワークデバイス1bに送信する。
ルート42は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1bのIPアドレス(例えば、::C9B4であってよい)と、識別情報521(例えば、IPv6ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1bのIPアドレスは、IPv6アドレスであり、識別情報521は、ネットワークデバイス1bのIPアドレスがタイプ2(即ち、IPv6タイプ)に属することを識別する。
504.ネットワークデバイス1bは、ルート52をネットワークデバイス2に送信する。
ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1bのIPv6ネイバーであり、ネットワークデバイス2は、ルート転送することが可能である。
505.ネットワークデバイス2は、ルート51をネットワークデバイス3aに送信する。
ルート51をネットワークデバイス3aに送信する前に、ネットワークデバイス2は、ルート51に対応するルートグループ5Aを決定し、ルートグループ5Aに基づいてルート51を送信することを決定しうる。この実施形態において、ルートグループ5Aは、ルート51のみを含む。従って、ネットワークデバイス2は、ルートグループ5Aに基づいて、ルート51を送信することを直接的に決定しうる。
ネットワークデバイス3aは、ネットワークデバイス2のIPv4ネイバー、即ち、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスである。
506.ネットワークデバイス2は、ルート52をネットワークデバイス3bに送信する。
ネットワークデバイス2がルート52をネットワークデバイス3bに送信する前に、ネットワークデバイス2は、ルート52に対応するルートグループ5Bを決定し、ルートグループ5Bに基づいてルート52を送信することを決定しうる。この実施形態において、ルートグループ5Bは、ルート52のみを含む。従って、ネットワークデバイス2は、ルートグループ5Bに基づいて、ルート52を送信することを直接的に決定しうる。
ネットワークデバイス3bは、ネットワークデバイス2のIPv6ネイバー、即ち、IPv6をサポートする隣接ネットワークデバイスである。
言い換えると、この実施形態において、ルート転送及び知得を実行するように構成されたネットワークデバイスは、複数のIPアドレスタイプをサポートする隣接ネットワークデバイスによって送信されたルートを受信し、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、ルート内の識別情報とに基づいて、ルートに対応するルートグループを決定し、例えば、複数のIPアドレスタイプをサポートする隣接ネットワークデバイスによって送信されたルートを、対応するルートグループに割り当て、次いで、ルートグループに基づいて、他の隣接ネットワークデバイスに送信される必要があるルートを決定しうる。
図6は、この出願の実施形態によるルート送信方法600の模式的フローチャートである。図6に示すように、具体的な実施形態において、この出願のこの実施形態において提供されるルート送信方法600は、以下のステップを含む。
601.送信元ネットワークデバイスは、ルート61をネットワークデバイス1aに送信する。
ルート61は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1aのIPアドレス(例えば、2.2.2.2であってよい)と、識別情報611(例えば、IPv4ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1aのIPアドレスは、IPv4アドレスであり、識別情報611は、ネットワークデバイス1aのIPアドレスがタイプ1(即ち、IPv4タイプ)に属することを識別する。
602.送信元ネットワークデバイスは、ルート62をネットワークデバイス1bに送信する。
ルート62は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1bのIPアドレス(例えば、3.3.3.3であってよい)と、識別情報621(例えば、IPv4ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1bのIPアドレスは、IPv4アドレスであり、識別情報621は、ネットワークデバイス1bのIPアドレスがタイプ1(即ち、IPv4タイプ)に属することを識別する。
603.送信元ネットワークデバイスは、ルート63をネットワークデバイス1cに送信する。
ルート63は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1cのIPアドレス(例えば、::C9B4であってよい)と、識別情報631(例えば、IPv6ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1cのIPアドレスは、IPv6アドレスであり、識別情報631は、ネットワークデバイス1cのIPアドレスがタイプ2(即ち、IPv6タイプ)に属することを識別する。
604.送信元ネットワークデバイスは、ルート64をネットワークデバイス1dに送信する。
ルート64は、送信元ネットワークデバイスのIPアドレス(例えば、1.1.1.1であってよい)と、ネットワークデバイス1dのIPアドレス(例えば、::C9B5であってよい)と、識別情報641(例えば、IPv6ネクストホップであってよい)とを含む。ネットワークデバイス1dのIPアドレスは、IPv6アドレスであり、識別情報641は、ネットワークデバイス1dのIPアドレスがタイプ2(即ち、IPv6タイプ)に属することを識別する。
605.ネットワークデバイス1aは、ルート61をネットワークデバイス2に送信する。
606.ネットワークデバイス1bは、ルート62をネットワークデバイス2に送信する。
607.ネットワークデバイス1cは、ルート63をネットワークデバイス2に送信する。
608.ネットワークデバイス1dは、ルート64をネットワークデバイス2に送信する。
ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1aとネットワークデバイス1bとの両方のIPv4ネイバーであり、ネットワークデバイス2は、ネットワークデバイス1cとネットワークデバイス1dとの両方のIPv6ネイバーである。
609.ネットワークデバイス2は、ルート61をネットワークデバイス3aに送信する。
ルート61とルート62とを受信した後、ネットワークデバイス2は、ルート61の識別情報611に基づいてルート61をルートグループ6Aに格納し、ルート62の識別情報621に基づいてルート62をルートグループ6Aに格納する。続いて、ネットワークデバイスは、ルートグループ6Aに基づいてルート61を決定し(例えば、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、ルートグループ6Aからルート61を選択し)、ルート61をネットワークデバイス3aに送信する。
ネットワークデバイス3aは、ネットワークデバイス2のIPv4ネイバー、即ち、IPv4をサポートする隣接ネットワークデバイスである。
610.ネットワークデバイス2は、ルート64をネットワークデバイス3bに送信する。
ルート63とルート64とを受信した後、ネットワークデバイス2は、ルート63の識別情報631に基づいてルート63をルートグループ6Bに格納し、ルート64の識別情報641に基づいてルート64をルートグループ6Bに格納する。続いて、ネットワークデバイスは、ルートグループ6Bに基づいてルート64を決定し(例えば、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、ルートグループ6Bからルート64を選択し)、ルート64をネットワークデバイス3bに送信する。
ネットワークデバイス3bは、ネットワークデバイス2のIPv6ネイバー、即ち、IPv6をサポートする隣接ネットワークデバイスである。
上記の実施形態においては、同じルートグループが2つのルートを含む例が説明のために利用されている。実際の適用シナリオにおいては、同じルートグループが2つより多くのルートを含むことがある。ネットワークデバイス2は、2つより多くのルートを含むルートグループから1つのルートを選択し、ルートグループに対応するタイプの各隣接デバイスを広告しうる。
言い換えると、この実施形態において、ルート転送及び知得を実行するように構成されたネットワークデバイスは、複数のIPアドレスタイプをサポートする隣接ネットワークデバイスによって送信されたルートを受信し、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、ルート内の識別情報とに基づいて、ルートに対応するルートグループを決定し、例えば、複数のIPアドレスタイプをサポートする隣接ネットワークデバイスによって送信されたルートを、対応するルートグループに割り当て、次いで、ルートグループに基づいて、他の隣接ネットワークデバイスに送信される必要があるルートを決定し、最終的に、ルートグループに基づいて、ルートグループから選択されたルートを、対応するネットワークデバイスに転送しうる。
図7は、この出願の実施形態によるネットワークデバイスの構造の模式図である。この出願のこの実施形態において提供されるネットワークデバイス70は、例えば、上記の方法実施形態における第1のネットワークデバイス又はネットワークデバイス2であってよい。
ネットワークデバイス70は、例えば、第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信することであって、第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第1の識別情報とを含み、第1の識別情報は、第1のネットワークデバイスのIPアドレスが第1のタイプに属することを識別し、第1のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである、ことを行うように構成された受信ユニット701と、
第1のルートを送信することであって、第1のルートは、第1のルートグループに基づいて、第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであり、第1のルートグループ内の全てのルートは、送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有し、全てのルートのそれぞれに含まれる送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のタイプに属する、ことを行うように構成された送信ユニット702と、
を含んでよい。
任意選択で、可能な実装において、第1のタイプは、IPv4タイプ、又はIPv6タイプである。送信ユニット702は、第1のタイプがIPv4タイプである場合に、第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信する、又は、第1のタイプがIPv6タイプである場合、第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信するように特に構成される。
任意選択で、可能な実装において、ネットワークデバイスは、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、第1のルートグループから第1のルートを選択するように構成された処理ユニット703をさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、受信ユニット701は、第3のネットワークデバイスによって送信される第2のルートを受信することであって、第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第3のネットワークデバイスのIPアドレスと、第2の識別情報とを含み、第3のネットワークデバイスは、送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである、ことを行うようにさらに構成される。ネットワークデバイスは、第2の識別情報が第1のタイプに属する場合に基づいて、第1のルートグループに第2のルートを格納するように構成された処理ユニット703をさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、受信ユニット701は、第1のネットワークデバイスによって送信される第3のルートを受信することであって、第3のルートは、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第3の識別情報とを含む、ことを行うようにさらに構成される。ネットワークデバイスは、第3の識別情報が第2のタイプに属する場合に基づいて、第3のルートを第2のルートグループに格納するように構成された処理ユニット703をさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、送信ユニット702は、第1のルートを送信することであって、第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第1のネットワークデバイスのIPアドレスである、ことを行う、又は、第1のルートを送信することであって、第1のルートは、更新された第1のルートであり、更新された第1のルート内の送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、第2のネットワークデバイスのIPアドレスに更新される、ことを行うようにさらに構成される。
任意選択で、可能な実装において、処理ユニット703は、第1のルートグループに基づいて、ADD-PATHを展開するようにさらに構成され、第1のルートグループは、複数のルートを含み、送信ユニット702は、ADD-PATHに基づいて、第1のルートと第2のルートとを送信するようにさらに構成され、第2のルートは、第1のルートグループ内の複数のルートのうちの1つである。
任意選択で、可能な実装において、第1のルートは、第4の識別情報をさらに含み、第4の識別情報は、第1のルートが属するアドレスファミリーを識別する。ネットワークデバイスは、第4の識別情報によって識別されるアドレスファミリーと、送信元ネットワークデバイスのIPアドレスと、第1のタイプとに基づいて、第1のルートグループを決定し、決定された第1のルートグループに基づいて、第1のルートを決定するように構成された処理ユニット703をさらに含む。
任意選択で、可能な実装において、以下のアドレスファミリー、即ち、VPNv4アドレスファミリー、VPNv6アドレスファミリー、EVPNアドレスファミリー、又はMVPNアドレスファミリー、のうちの1つ以上が第2のネットワークデバイスに対して設定される。
上記の実施形態において、ネットワークデバイスのいくつかのユニット(又は、コンポーネント)は、ハードウェア回路を利用して実装されることがあり、いくつかの他のユニット(又は、コンポーネント)は、ソフトウェアを利用して実装され、又は、全てのユニット(又は、コンポーネント)は、ハードウェア回路を利用して実装されることがあり、又は、全てのユニット(又は、コンポーネント)は、ソフトウェアを利用して実装される。例えば、処理ユニット703は、具体的には、ネットワークデバイス70のプロセッサであってよく、受信ユニット701及び送信ユニット702は、具体的には、1つ以上のネットワークデバイス70のトランシーバなどであってよい。
図8は、この出願の実施形態によるネットワークデバイスの構造の模式図である。図8に示すように、ネットワークデバイス80が提供される。ネットワークデバイス80は、例えば、上記の方法実施形態における第2のネットワークデバイスであってよい。ネットワークデバイス80は、プロセッサ801を含む。プロセッサ801は、メモリ802に結合される。メモリ802(メモリ(Memory)#3)は、プロセッサ801又はネットワークデバイス80とは独立であってよく、又は、メモリ802(メモリ#1又はメモリ#2)は、プロセッサ801又はネットワークデバイス80の内部にあってよい。メモリ802は、物理的に独立したユニットであってもよいし、クラウドサーバ上のストレージスペース、ネットワークハードディスクなどであってもよい。任意選択で、1つ以上のメモリ802があってもよい。複数のメモリ802があるとき、それらは、同じ場所又は異なる場所に配置されてよく、独立に又は協調的に利用されてよい。
メモリ802は、コンピュータ可読命令(又は、コンピュータプログラムとも称される)を格納するように構成される。
プロセッサ801は、コンピュータ可読命令を読み出して、ネットワークデバイスに関する上記の態様及び実装のいずれか1つで提供される方法を実施するように構成される。
任意選択で、ネットワークデバイス80は、データを受信及び送信するように構成されたトランシーバ803をさらに含む。
加えて、プロセッサ801は、中央処理ユニット、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ又は他のプログラム可能な論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、又はそれらの任意の組み合わせであってよい。プロセッサは、この出願において開示された内容に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路を実装又は実行しうる。代替的に、プロセッサは、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、又は、デジタルシグナルプロセッサとマイクロプロセッサとの組み合わせであってよい。加えて、メモリ802は、揮発性メモリ(volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)を含みうる。メモリは、代替的に、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)、ソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)、クラウドストレージ(cloud storage)、ネットワークアタッチドストレージ(network attached storage)、又はネットワークドライブ(network drive)を含みうる。メモリは、上記のタイプのメモリの組み合わせ、又は、他の媒体又はストレージ機能を有する任意の形態の製品をさらに含みうる。
便利で簡潔な説明の目的のために、上記のシステム、装置、ユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法実施形態における対応するプロセスを参照して、詳細についてはここで再び説明されないことは、当業者によって明確に理解されうる。
この出願において提供される様々な実施形態において、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の方式で実装されうると理解すべきである。例えば、説明された装置実施形態は単なる例に過ぎない。例えば、ユニットへの分割は、単なる論理機能分割であり、実際の実装においては他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、他のシステムに結合又は統合されてもよいし、一部の特徴が省略され又は実行されなくてもよい。加えて、表示された又は論述された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実装されてよい。装置又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電気的、機械的、又は他の形態で実装されることがある。
別々の部分として説明されるユニットは、物理的に別々であってもよいし、そうでなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもよいし、そうでなくてもよく、1つの場所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。一部又は全部のユニットは、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要件に依存して選択されうる。
加えて、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売又は利用されるとき、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されることがある。そのような理解に基づいて、この出願の技術的解決策は実質的に、又は、現在の技術に寄与する部分、又は技術的解決策の全部又は一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されることがある。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(それは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってよい)に、この出願の実施形態において説明された方法のステップの全部又は一部を実行するように指示するためのいくつかの命令を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを格納することができる任意の媒体、例えば、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク、又は光ディスクを含む。

Claims (20)

  1. ルート送信方法であって、前記方法は、
    第2のネットワークデバイスによって、第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信するステップであって、前記第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのインターネットプロトコルIPアドレスと、前記第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第1の識別情報とを含み、前記第1の識別情報は、前記第1のネットワークデバイスの前記IPアドレスが第1のタイプに属すること、及び前記第1のネットワークデバイスが前記送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスであることを識別する、ステップと、
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを送信するステップであって、前記第1のルートは、第1のルートグループに基づいて、前記第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであり、前記第1のルートグループ内の全てのルートは、前記送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有し、前記全てのルートのそれぞれに含まれる前記送信元ネットワークデバイスの前記ネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、前記第1のタイプに属する、ステップと、
    を含む、ルート送信方法。
  2. 前記第1のタイプは、インターネットプロトコルバージョン4IPv4タイプ、又はインターネットプロトコルバージョン6IPv6タイプであり、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを送信する前記ステップは、
    前記第1のタイプが前記IPv4タイプである場合、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信するステップ、又は
    前記第1のタイプが前記IPv6タイプである場合、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信するステップ
    を含む、
    請求項1に記載のルート送信方法。
  3. 前記第1のルートが、前記第1のルートグループに基づいて、前記第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであることは、
    前記第2のネットワークデバイスによって、ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、前記第1のルートグループから前記第1のルートを選択すること
    を特に含む、
    請求項に記載のルート送信方法。
  4. 前記方法は、
    前記第2のネットワークデバイスによって、第3のネットワークデバイスによって送信される第2のルートを受信するステップであって、前記第2のルートは、前記送信元ネットワークデバイスの前記IPアドレスと、前記第3のネットワークデバイスのIPアドレスと、第2の識別情報とを含み、前記第3のネットワークデバイスは、前記送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである、ステップと、
    前記第2の識別情報が前記第1のタイプに属する場合に基づいて、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートグループに前記第2のルートを格納するステップと、
    をさらに含む、
    請求項1に記載のルート送信方法。
  5. 前記方法は、
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のネットワークデバイスによって送信される第3のルートを受信するステップであって、前記第3のルートは、前記送信元ネットワークデバイスの前記IPアドレスと、前記第1のネットワークデバイスの前記IPアドレスと、第3の識別情報とを含む、ステップと、
    前記第3の識別情報が第2のタイプに属する場合に基づいて、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第3のルートを第2のルートグループに格納するステップと
    をさらに含む、
    請求項1に記載のルート送信方法。
  6. 前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを送信する前記ステップは、
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを送信するステップであって、前記第1のルート内の前記送信元ネットワークデバイスの前記ネクストホップネットワークデバイスの前記IPアドレスは、前記第1のネットワークデバイスの前記IPアドレスである、ステップ、又は
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを送信するステップであって、前記第1のルートは、更新された第1のルートであり、前記更新された第1のルート内の前記送信元ネットワークデバイスの前記ネクストホップネットワークデバイスの前記IPアドレスは、前記第2のネットワークデバイスのIPアドレスに更新される、ステップ
    を特に含む、
    請求項1に記載のルート送信方法。
  7. 前記方法は、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートグループに基づいて、ボーダゲートウェイプロトコルにおける複数経路の広告ADD-PATHを展開するステップであって、前記第1のルートグループは、複数のルートを含む、ステップをさらに含み、
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを送信する前記ステップは、特に、前記第2のネットワークデバイスによって、前記ADD-PATHに基づいて、前記第1のルートと第2のルートとを送信するステップであって、前記第2のルートは、前記第1のルートグループ内の前記複数のルートのうちの1つである、ステップである、
    請求項1又は2に記載のルート送信方法。
  8. 前記第1のルートは、第4の識別情報をさらに含み、前記第4の識別情報は、前記第1のルートが属するアドレスファミリーを識別し、前記第1のルートが、前記第1のルートグループに基づいて、前記第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであることは、
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記第4の識別情報によって識別される前記アドレスファミリーと、前記送信元ネットワークデバイスの前記IPアドレスと、前記第1のタイプとに基づいて、前記第1のルートグループを決定することと、
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記決定された第1のルートグループに基づいて、前記第1のルートを決定することと、
    を特に含む、
    請求項に記載のルート送信方法。
  9. 以下のアドレスファミリー、即ち、
    仮想プライベートネットワークインターネットプロトコルバージョン4VPNv4アドレスファミリー、仮想プライベートネットワークインターネットプロトコルバージョン6VPNv6アドレスファミリー、イーサネット仮想プライベートネットワークEVPNアドレスファミリー、又はモバイル仮想プライベートネットワークMVPNアドレスファミリー、
    のうちの1つ以上が前記第2のネットワークデバイスに対して設定される、
    請求項8に記載のルート送信方法。
  10. 第2のネットワークデバイスであって、
    第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信することであって、前記第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのインターネットプロトコルIPアドレスと、前記第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第1の識別情報とを含み、前記第1の識別情報は、前記第1のネットワークデバイスの前記IPアドレスが第1のタイプに属すること、及び前記第1のネットワークデバイスが前記送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスであることを識別する、ことを行うように構成された受信ユニットと、
    前記第1のルートを送信することであって、前記第1のルートは、第1のルートグループに基づいて、前記第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであり、前記第1のルートグループ内の全てのルートは、前記送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有し、前記全てのルートのそれぞれに含まれる前記送信元ネットワークデバイスの前記ネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、前記第1のタイプに属する、ことを行うように構成された送信ユニットと、
    を含む、第2のネットワークデバイス。
  11. 前記第1のタイプは、IPv4タイプ、又はIPv6タイプであり、前記送信ユニットは、
    前記第1のタイプが前記IPv4タイプである場合に、前記第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信する、又は
    前記第1のタイプが前記IPv6タイプである場合、前記第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信する
    ように特に構成される、
    請求項10に記載の第2のネットワークデバイス。
  12. ボーダゲートウェイプロトコルの最良経路選択アルゴリズムに基づいて、前記第1のルートグループから前記第1のルートを選択するように構成された処理ユニットをさらに含む、
    請求項10に記載の第2のネットワークデバイス。
  13. 前記受信ユニットは、第3のネットワークデバイスによって送信される第2のルートを受信することであって、前記第1のルートは、前記送信元ネットワークデバイスの前記IPアドレスと、前記第3のネットワークデバイスのIPアドレスと、第2の識別情報とを含み、前記第3のネットワークデバイスは、前記送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスである、ことを行うようにさらに構成され、
    前記第2のネットワークデバイスは、前記第2の識別情報が前記第1のタイプに属する場合に基づいて、前記第1のルートグループに前記第2のルートを格納するように構成された処理ユニットをさらに含む、
    請求項10に記載の第2のネットワークデバイス。
  14. 前記受信ユニットは、前記第1のネットワークデバイスによって送信される第3のルートを受信することであって、前記第3のルートは、前記送信元ネットワークデバイスの前記IPアドレスと、前記第1のネットワークデバイスの前記IPアドレスと、第3の識別情報とを含む、ことを行うようにさらに構成され、
    前記第2のネットワークデバイスは、前記第3の識別情報が第2のタイプに属する場合に基づいて、前記第3のルートを第2のルートグループに格納するように構成された処理ユニットをさらに含む、
    請求項10に記載の第2のネットワークデバイス。
  15. 前記送信ユニットは、
    前記第1のルートを送信することであって、前記第1のルート内の前記送信元ネットワークデバイスの前記ネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、前記第1のネットワークデバイスの前記IPアドレスである、ことを行う、又は
    前記第1のルートを送信することであって、前記第1のルートは、更新された第1のルートであり、前記更新された第1のルート内の前記送信元ネットワークデバイスの前記ネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、前記第2のネットワークデバイスのIPアドレスに更新される、ことを行う
    ようにさらに構成される、
    請求項10に記載の第2のネットワークデバイス。
  16. 前記第2のネットワークデバイスは、前記第1のルートグループに基づいて、ADD-PATHを展開することであって、前記第1のルートグループは、複数のルートを含む、ことを行うように構成された処理ユニットをさらに含み、
    前記送信ユニットは、前記ADD-PATHに基づいて、前記第1のルートと第2のルートとを送信することであって、前記第2のルートは、前記第1のルートグループ内の前記複数のルートのうちの1つである、ことを行うようにさらに構成される、
    請求項10に記載の第2のネットワークデバイス。
  17. 前記第1のルートは、第4の識別情報をさらに含み、前記第4の識別情報は、前記第1のルートが属するアドレスファミリーを識別し、
    前記第2のネットワークデバイスは、前記第4の識別情報によって識別される前記アドレスファミリーと、前記送信元ネットワークデバイスの前記IPアドレスと、前記第1のタイプとに基づいて、前記第1のルートグループを決定し、前記決定された第1のルートグループに基づいて、前記第1のルートを決定するように構成された処理ユニットをさらに含む、
    請求項10に記載の第2のネットワークデバイス。
  18. 以下のアドレスファミリー、即ち、
    VPNv4アドレスファミリー、VPNv6アドレスファミリー、EVPNアドレスファミリー、又はMVPNアドレスファミリー、
    のうちの1つ以上が前記第2のネットワークデバイスに対して設定される、
    請求項17に記載の第2のネットワークデバイス。
  19. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ可読命令を格納し、プロセッサによって前記コンピュータ可読命令が実行されるとき、第2のネットワークデバイスに、
    第1のネットワークデバイスによって送信された第1のルートを受信することであって、前記第1のルートは、送信元ネットワークデバイスのインターネットプロトコル(IP)アドレスと、前記第1のネットワークデバイスのIPアドレスと、第1の識別情報とを含み、前記第1の識別情報は、前記第1のネットワークデバイスの前記IPアドレスが第1のタイプに属すること及び前記第1のネットワークデバイスが前記送信元ネットワークデバイスのネクストホップネットワークデバイスであることを識別する、ことを行わせ、
    前記第1のルートを送信することであって、前記第1のルートは、第1のルートグループに基づいて、前記第2のネットワークデバイスによって決定されるルートであり、前記第1のルートグループ内の全てのルートは、前記送信元ネットワークデバイスの同じIPアドレスを有し、前記全てのルートのそれぞれに含まれる前記送信元ネットワークデバイスの前記ネクストホップネットワークデバイスのIPアドレスは、前記第1のタイプに属する、ことを行わせる、
    コンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記第1のタイプは、インターネットプロトコルバージョン4(IPv4)タイプ、又はインターネットプロトコルバージョン6(IPv6)タイプであり、前記第1のルートを送信することは、
    前記第1のタイプが前記IPv4タイプである場合、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを、IPv4をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信すること、又は
    前記第1のタイプが前記IPv6タイプである場合、前記第2のネットワークデバイスによって、前記第1のルートを、IPv6をサポートする1つ以上の隣接ネットワークデバイスに送信すること
    を含む、
    請求項19に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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