JP7412460B2 - 無線通信方法、端末装置及びネットワーク装置 - Google Patents

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Description

本願の実施例は通信分野に関し、且つより具体的に、無線通信方法、端末装置及びネットワーク装置に関する。
新無線(NR、New Radio)システムはアンライセンス周波数帯に適用できるとともに、NRアンライセンス周波数帯におけるランダムアクセスはリスンビフォートーク(LBT、Listen Before Talk)等の要素を考慮する必要があり、従って、NRライセンス周波数帯におけるランダムアクセス方式はNRアンライセンス周波数帯におけるランダムアクセスのニーズを満足できない。NRアンライセンス周波数帯におけるランダムアクセスをどのように実現するかは、早急な解決の待たれる問題である。
本願の実施例は無線通信方法、端末装置及びネットワーク装置を提供し、NRアンライセンス周波数帯におけるランダムアクセスを実現することができる。
第1態様では無線通信方法を提供し、該方法は、
端末装置がアップリンクライセンスキャリア又はアップリンクアンライセンスキャリアにおいてネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信し、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むことと、
該端末装置が第1ランダムアクセス応答(RAR、Random Access Response)フォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを検出し、該第1RARフォーマットがアンライセンスキャリアに対するものであることと、を含む。
第2態様では無線通信方法を提供し、該方法は、
端末装置がネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信し、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むことと、
該端末装置は該第1メッセージを送信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを検出し、該第1RARフォーマットが該第2RARフォーマットと異なることと、を含む。
第3態様では無線通信方法を提供し、該方法は、
ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリア及び/又はアップリンクアンライセンスキャリアにおいて端末装置から送信されたランダムアクセス過程における第1メッセージを受信し、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むことと、
該ネットワーク装置が第1RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを送信し、該第1RARフォーマットがアンライセンスキャリアに対するものであることと、を含む。
第4態様では無線通信方法を提供し、該方法は、
ネットワーク装置が端末装置から送信されたランダムアクセス過程における第1メッセージを受信し、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むことと、
該ネットワーク装置は該第1メッセージを受信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを送信し、該第1RARフォーマットが該第2RARフォーマットと異なることと、を含む。
第5態様では、上記第1態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる端末装置を提供する。
具体的に、該端末装置は上記第1態様又はその各実現方式における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第6態様では、上記第2態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる端末装置を提供する。
具体的に、該端末装置は上記第2態様又はその各実現方式における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第7態様では、上記第3態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられるネットワーク装置を提供する。
具体的に、該ネットワーク装置は上記第3態様又はその各実現方式における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第8態様では、上記第4態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられるネットワーク装置を提供する。
具体的に、該ネットワーク装置は上記第4態様又はその各実現方式における方法を実行するための機能モジュールを備える。
第9態様では、プロセッサ及びメモリを備える端末装置を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第1態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。
第10態様では、プロセッサ及びメモリを備える端末装置を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第2態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。
第11態様では、プロセッサ及びメモリを備えるネットワーク装置を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第3態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。
第12態様では、プロセッサ及びメモリを備えるネットワーク装置を提供する。該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行して、上記第4態様又はその各実現方式における方法を実行することに用いられる。
第13態様では、上記第1態様~第4態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実現することに用いられる装置を提供する。
具体的に、該装置は、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、該装置が取り付けられる設備に上記第1態様~第4態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行させるためのプロセッサを備える。
第14態様ではコンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムによってコンピュータが上記第1態様~第4態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。
第15態様ではコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム命令を含み、前記コンピュータプログラム命令によってコンピュータが上記第1態様~第4態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。
第16態様ではコンピュータプログラムを提供し、コンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記第1態様~第4態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実現方式における方法を実行する。
上記第1態様及び/又は第3態様の技術案によれば、アンライセンスキャリア及びライセンスキャリアにおいていずれも第1RARフォーマットを使用してRARを送受信し、ネットワーク装置及び端末装置は1つのフォーマットのRARを送受信するだけでよく、ネットワーク装置及び端末装置による実現の複雑性を回避する。
上記第2態様及び/又は第4態様の技術案によれば、アンライセンスキャリアにおいて第1RARフォーマットを使用してRARを送受信し、ライセンスキャリアにおいて第2RARフォーマットを使用してRARを送受信することにより、冗長情報がRARに含まれることを回避し、エアインターフェースオーバーヘッドを低減するとともに、端末装置が冗長情報をどのように理解するかの問題を回避する。
図1は本願の実施例に係る通信システムアーキテクチャの模式図である。 図2は本願の実施例に係るMAC PDUの模式図である。 図3は本願の実施例に係るMAC RARの模式図である。 図4は本願の実施例に係る無線通信方法の模式的なフローチャートである。 図5は本願の実施例に係る第1RARフォーマットの模式図である。 図6は本願の実施例に係る他の第1RARフォーマットの模式図である。 図7は本願の実施例に係る更なる第1RARフォーマットの模式図である。 図8は本願の実施例に係る更なる第1RARフォーマットの模式図である。 図9は本願の実施例に係る更なる第1RARフォーマットの模式図である。 図10は本願の実施例に係る更なる第1RARフォーマットの模式図である。 図11は本願の実施例に係る更なる第1RARフォーマットの模式図である。 図12は本願の実施例に係る更なる第1RARフォーマットの模式図である。 図13は本願の実施例に係る更なる第1RARフォーマットの模式図である。 図14は本願の実施例に係る他の無線通信方法の模式的なフローチャートである。 図15は本願の実施例に係る端末装置の模式的なブロック図である。 図16は本願の実施例に係る他の端末装置の模式的なブロック図である。 図17は本願の実施例に係るネットワーク装置の模式的なブロック図である。 図18は本願の実施例に係る他のネットワーク装置の模式的なブロック図である。 図19は本願の実施例に係る通信装置の模式的なブロック図である。 図20は本願の実施例に係る装置の模式的なブロック図である。 図21は本願の実施例に係る通信システムの模式的なブロック図である。
以下、本願の実施例の図面を参照しながら、本願の実施例の技術案を説明する。明らかに、説明される実施例は本願の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本願の実施例に対して、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得する他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
本願の実施例は様々な通信システム、例えば、モバイル通信用グローバル(GSM、Global System of Mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システム、進化したロングタームエボリューション(LTE-A、Advanced long term evolution)システム、新無線(NR、New Radio)システム、NRシステムの進化型システム、アンライセンススペクトルにおけるLTE(LTE-U、LTE-based access to unlicensed spectrum)システム、アンライセンススペクトルにおけるNR(NR-U、NR-based access to unlicensed spectrum)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS、Universal Mobile Telecommunication System)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN、Wireless Local Area Networks)、ワイヤレスフィデリティ(WiFi、Wireless Fidelity)、次世代通信システム又は他の通信システム等に適用できる。
一般的に、従来の通信システムのサポートする接続数は限られ、実現されやすい。ところが、通信技術の発展に伴って、移動通信システムは従来の通信をサポートするだけではなく、更に例えば端末間(D2D、Device to Device)通信、マシン対マシン(M2M、Machine to Machine)通信、マシンタイプ通信(MTC、Machine Type Communication)及び車車間(V2V、Vehicle to Vehicle)通信等をサポートする。本願の実施例はこれらの通信システムにも適用できる。
選択肢として、本願の実施例の通信システムはキャリアアグリゲーション(CA、Carrier Aggregation)シーンに適用されてもよく、デュアル接続(DC、Dual Connectivity)シーンに適用されてもよく、独立(SA、Standalone)ネットワーク構築シーンに適用されてもよい。
本願の実施例は応用されたスペクトルを制限しない。例えば、本願の実施例はライセンススペクトルに適用されてもよく、アンライセンススペクトルに適用されてもよい。
例示的に、本願の実施例の適用される通信システム100は図1に示される。該通信システム100はネットワーク装置110を備えてもよく、ネットワーク装置110は端末装置120(通信端末、端末とも称される)と通信する装置であってもよい。ネットワーク装置110は特定の地理的領域に通信カバレッジを提供することができ、且つ該カバレッジ領域内の端末装置と通信することができる。
図1には1つのネットワーク装置及び2つの端末装置を例示する。選択肢として、該通信システム100は複数のネットワーク装置を備えてもよく、且つ各ネットワーク装置のカバレッジ範囲内に他の数の端末装置が含まれてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
選択肢として、該通信システム100は更にネットワークコントローラ、モビリティ管理エンティティ等の他のネットワークエンティティを備えてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
理解されるように、本願の実施例では、ネットワーク/システムにおける通信機能を持つ装置は通信装置と称されてもよい。図1に示される通信システム100を例とし、通信装置は通信機能を持つネットワーク装置110及び端末装置120を含んでもよく、ネットワーク装置110及び端末装置120は前記具体的な装置であってもよく、ここで詳細な説明は省略する。通信装置は更に通信システム100における他の装置、例えばネットワークコントローラ、モビリティ管理エンティティ等の他のネットワークエンティティを含んでもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
理解されるように、本明細書における用語「システム」と「ネットワーク」は本明細書において常に交換可能に使用される。本明細書における用語「及び/又は」は関連オブジェクトの関連関係を説明するためのものに過ぎず、3つの関係が存在してもよいことを示す。例えば、「A及び/又はB」は「Aが独立して存在する」、「AとBが同時に存在する」、「Bが独立して存在する」の3つの状況を示してもよい。また、本明細書における文字「/」は一般的に前後関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。
本願の実施例は端末装置及びネットワーク装置と組み合わせて各実施例を説明した。端末装置は更にユーザー装置(UE、User Equipment)、アクセス端末、ユーザー要素、加入者局、移動局、トラバーサー、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末、無線通信装置、ユーザーエージェント又はユーザーデバイス等と称されてもよい。端末装置はWLANにおけるステーション(ST、STATION)であってもよく、セルラー電話、コードレスホン、セッション確立プロトコル(SIP、Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL、Wireless Local Loop)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA、Personal Digital Assistant)装置、無線通信機能を有する携帯装置、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブルデバイス及び次世代通信システムにおける端末装置、例えば、NRネットワークにおける端末装置又は将来発展する公衆陸上移動網(PLMN、Public Land Mobile Network)における端末装置等であってもよい。
例示的な説明であって制限的ではないが、本願の実施例では、該端末装置は更にウェアラブルデバイスであってもよい。ウェアラブルデバイスは更にウェアラブルスマートデバイスと称されてもよく、ウェアラブル技術を利用して日常の着用物をスマート化するように設計して開発した着用可能装置の総称であり、例えば眼鏡、手袋、腕時計、服飾及び靴等である。ウェアラブルデバイスは直接に身につけ、又はユーザーの服又はアクセサリーに統合したポータブルデバイスである。ウェアラブルデバイスはハードウェアデバイスの1つだけではなく、ソフトウェアサポート及びデータ交換、クラウド交換により強力な機能を実現するものでもある。広義的に、ウェアラブルスマートデバイスは機能が完全で、サイズが大きく、スマートフォンに依存せずに全部又は一部の機能を実現できる装置、例えば、スマート腕時計又はスマート眼鏡等、及び、ある種類の応用機能のみに集中して、他の装置例えばスマートフォンと組み合わせて使用される必要がある装置、例えば身体的兆候を監視する各種類のスマートブレスレット、スマートアクセサリー等を含む。
ネットワーク装置は携帯機器と通信するための装置であってもよく、ネットワーク装置はWLANにおけるアクセスポイント(AP、Access Point)、GSM又はCDMAにおける基地局(BTS、Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMAにおける基地局(NB、NodeB)であってもよく、LTEにおける発展型基地局(eNB又はeNodeB、Evolutional Node B)、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載装置、ウェアラブルデバイス及びNRネットワークにおけるネットワーク装置又は基地局(gNB)又は将来発展するPLMNにおけるネットワーク装置等であってもよい。
本願の実施例では、ネットワーク装置はセルにサービスを提供し、端末装置は該セルに使用される伝送リソース(例えば、周波数領域リソース又はスペクトルリソース)によりネットワーク装置と通信する。該セルはネットワーク装置(例えば、基地局)に対応するセルであってもよく、セルはマクロ基地局に属してもよく、スモールセル(Small cell)に対応する基地局に属してもよい。ここのスモールセルはメトロセル(Metro cell)、マイクロセル(Micro cell)、ピコセル(Pico cell)、フェムトセル(Femto cell)等を含んでもよい。これらのスモールセルはカバレッジ範囲が狭く、送信電力が低いという特徴を有し、高速度のデータ伝送サービスを提供することに適する。
一般的に、NR-Uの動作バンド(Band)は5GHzアンライセンススペクトル及び6GHzアンライセンススペクトルであり、アンライセンススペクトルにおいて、NR-Uの設計はこれらのアンライセンススペクトルにおいて動作している他のシステム例えばWiFi等との間の公平性を保証すべきである。公平性の原則は、NR-Uのアンライセンススペクトルに配置されているシステム(例えば、WiFi)への影響がこれらのシステム間の影響より大きくならないことである。
アンライセンススペクトルにおいて各システム間の公平性が共存するように確保するために、エネルギー検出は1つの基本的な共存メカニズムとされることが同意された。一般的なエネルギー検出メカニズムはLBTメカニズムであり、該メカニズムの基本原理は、基地局又は端末(伝送側)がアンライセンススペクトルにおいてデータを伝送する前に、規定に従って所定期間センシングする必要があることである。センシング結果は該チャネルがアイドル状態であることを示す場合、伝送側は受信側にデータを伝送することができる。センシング結果は該チャネルが占有状態であることを示す場合、伝送側は規定に従って所定期間バックオフしてからチャネルをセンシングし続ける必要があり、チャネルセンシング結果がアイドル状態であることを知った後のみ、受信側にデータを伝送することができる。
本願の実施例のランダムアクセス過程は競争に基づくランダムアクセス過程であってもよく、非競争に基づくランダムアクセス過程であってもよい。
例えば、第5世代移動通信技術(5G、5-Generation)システムにおいて、競争に基づくランダムアクセス過程はLTEに類似する4ステップ過程を用いる。
第1ステップとしては、端末装置は基地局(gNB)にランダムアクセスプリアンブル(MSG1、message 1)を送信する。
第2ステップとしては、基地局は端末装置から送信されたランダムアクセスプリアンブル(preamble)を検出した後、端末装置にランダムアクセス応答(RAR、即ちMSG 2、message 2)を送信することにより、MSG 3を送信する際に使用し得るアップリンクリソース情報を端末装置に通知し、端末装置に一時無線ネットワーク一時識別子(RNTI、Radio Network Temporary Identity)を割り当て、端末装置にタイミングアドバンスコマンド(TAC、Timing Advance Command)等を提供する。端末装置がRARウィンドウ内においてRARを検出しない場合、端末装置は物理ランダムアクセスチャネル(PRACH、Physical Random Access Channel)シーケンスの再送を行い、端末装置がRARウィンドウ内においてRARを検出した場合、端末装置はRARで指示されるアップリンクリソースグラント(UL grant)に基づいてMSG 3の伝送を行う。
第3ステップとしては、端末装置はRARを受信した後、RARにより指定されたアップリンクリソースにおいてMSG 3メッセージを送信する。該ステップはハイブリッド自動再送要求(HARQ、Hybrid Automatic Repeat reQuest)の再送を許容する。
第4ステップとしては、基地局は競争解決メッセージを含むMSG 4メッセージを端末装置に送信する。該ステップはHARQの再送を許容する。端末装置は基地局から送信されたMSG 4を受信した場合、MSG 4に該端末装置専有の情報が含まれるかどうかを検出する。含まれる場合、端末装置によるランダムアクセス過程に成功することを示し、含まれない場合、ランダム過程に失敗したと見なし、端末装置は再び第1ステップからランダムアクセス過程を開始する必要がある。
4ステップランダムアクセス過程におけるMSG 2において、基地局が端末装置に送信したRARはMSG 1に対する応答であり、基地局がRARを送信する際に使用するランダムアクセスRNTI(RA-RNTI、Random Access RNTI)はPRACHの時間周波数リソースの位置に基づいて算出したものであり、1つのRA-RNTIでスクランブルされたPDCCHに対応するPDSCHは複数のプリアンブルシーケンスに対する応答を含んでもよい。
端末装置がRARを検出しないことは、
RA-RNTIでスクランブルされたPDCCHを検出しないことと、
RA-RNTIでスクランブルされたPDCCHを検出したが、対応のPDSCHを正しく受信しないことと、
PDSCHを受信したが、PDSCHが該MSG1に対応するRARメッセージを含まないことと、を含む。
なお、端末装置がRARを検出したことは、端末装置がRARウィンドウ内においてMSG 1を送信する時間周波数リソース位置に基づいてRA-RNTIを算出し、該RA-RNTIでスクランブルされたPDCCHによりスケジューリングされたPDSCHを正しく受信し、且つ該PDSCHが該MSG 1に対応するRARメッセージを含むと理解されてもよい。
端末装置はRA-RNTIでスクランブルされたPDCCHを検出し、且つ該PDCCHによりスケジューリングされたPDSCHを検出する。該PDSCHは少なくとも1つのRARメッセージを含み、その中の1つのRARメッセージは端末装置から送信されたプリアンブルに対する応答である。各RARメッセージはプリアンブルID、TA、UL grant、一時セルRNTI(TC-RNTI、Temporary Cell RNTI)等の情報を含む。UL grantはホップフラグ(hopping flag)、周波数領域リソース割り当て、時間領域リソース割り当て、変調及び符号化スキーム(MCS、Modulation and Coding Scheme)、送信電力制御(TPC、Transmission Power Control)、チャネル状態情報(CSI、Channel State Information)要求のスケジューリング情報を含む。
RARウィンドウ内においてRARを検出した場合、端末装置はRARメッセージに含まれるUL grantに基づいてMSG 3の伝送を行う。
具体的に、1つの媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU、Media Access Control Protocol Data Unit)は1つ又は複数の媒体アクセス制御サブプロトコルデータユニット(MAC subPDU、Media Access Control sub Protocol Data Unit)を含み、1つのMAC subPDUにはバックオフ指示(BI、Backoff Indicator)のみがあってもよく、又はランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID、Random Access Preamble ID)のみがあってもよく、又はRAPID及び媒体アクセス制御ランダムアクセス応答(MAC RAR、Media Access Control Random Access Response)があってもよい。
MAC PDUの例は具体的に図2に示される。
各MAC RARのサイズは一定であり、具体的に図3に示すように、R、TAC、アップリンクリソースグラント(UL Grant)、TC-RNTIにより構成され、
Rは予備ビットであり、「0」として設定され、
TACは12ビットであり、
アップリンクリソースグラント(UL Grant)は27ビットであり、
TC-RNTIは16ビットである。
各MAC RARにおける27ビットのUL grantは具体的に下記表1に示される情報を含む。
Figure 0007412460000001
4ステップランダムアクセス過程におけるMSG 3において、RARにおけるUL grantによりスケジューリングされたMSG 3を伝送する際に使用する冗長バージョン(RV、Redundancy Version)のバージョン番号は0である。基地局によるMSG 3の受信に成功しない場合、基地局はTC-RNTIでスクランブルされたDCIフォーマット(format)0_0を使用してMSG 3の再送をスケジューリングする。
TC-RNTIでスクランブルされたDCI format 0_0はダウンリンク制御情報(DCI、Downlink Control Information)指示(1ビット)、周波数領域リソース割り当て(サイズはUL帯域幅部分(BWP、Band Width Part)の帯域幅によって決定される)、時間領域リソース割り当て(4ビット)、ホップフラグ(1ビット)、MCS(5ビット)、新規データ指示(1ビットを予備する)、RVバージョン(2ビット)、HARQプロセス番号(4ビットを予備する)、PUSCH電力制御コマンドワード(2ビット)、アップリンク(UL、uplink)/補助アップリンク(SUL、Supplementary uplink)キャリア指示(1ビット)を含む。
4ステップランダムアクセス過程におけるMSG 4において、端末装置はMsg4を受信した後に物理アップリンク制御チャネル(PUCCH、Physical Uplink Control Channel)のフィードバックを行う。端末装置によるMSG 4受信の復号化結果が否定応答(NACK、Negative Acknowledgement)である場合、基地局はMSG 4に対してHARQ再送を行う。基地局はセルRNTI(C-RNTI、Cell RNTI)又はTC-RNTIでスクランブルされたDCI format 1_0を使用してMSG 4の初期送信又は再送をスケジューリングする。
端末装置がC-RNTIでスクランブルされたDCI format 1_0及びその対応のPDSCHを受信した場合、ランダムアクセスが完了する。端末装置がTC-RNTIでスクランブルされたDCI format 1_0及びその対応のPDSCHを受信し、且つ内容の比較に成功した場合、ランダムアクセスが完了する。
ところが、NR-Uにおいて、RARウィンドウ(window)の長さは10msより大きくてもよく、典型的な値は20ms、40ms、60ms等であってもよい。RARウィンドウを長くし、例えば20msにするため、UE1が0msでPRACHリソース1を使用し且つプリアンブル1によりMSG 1を送信し、UE2が10msでPRACHリソース1を使用し且つプリアンブル1によりMSG 1を送信すると仮定すれば、基地局は15msでRARを返信し、用いたRA-RNTIはPRACHリソース1に関連し、プリアンブル1はRARに含まれる。UE1及びUE2が用いたものはいずれもPRACHリソース1及びプリアンブル1であるため、UE1及びUE2は基地局の返信したRARがそれ自体に対するものであるかどうかを決定することができない。それ自体に対するものではないが、UEはそれ自体に対するものであると見なしてランダムアクセスを行い続ける場合、ランダムアクセスが遅延し、UEの消費電力が増加するという問題をもたらしてしまう。
上記技術的問題に基づいて、本願の実施例は無線通信方法を提供し、NR-Uランダムアクセス過程に新たなRARフォーマット(LBTカテゴリ等の情報を含む)を導入することにより、NR-Uランダムアクセスのニーズを満足する。
以下、本願が上記技術的問題に対して設計したランダムアクセススキームについて詳しく説明する。
図4は本願の実施例に係る無線通信方法200の模式的なフローチャートであり、図4に示すように、該方法200は、
端末装置がアップリンクライセンスキャリア又はアップリンクアンライセンスキャリアにおいてネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信し、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むステップS210、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリア及び/又はアップリンクアンライセンスキャリアにおいて端末装置から送信されたランダムアクセス過程における該第1メッセージを受信するステップS220、
該ネットワーク装置が第1RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを送信し、該第1RARフォーマットがアンライセンスキャリアに対するものであるステップS230、
該端末装置が該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出するステップS240、のうちの一部又は全部を含んでもよい。
選択肢として、該方法200は競争に基づくランダムアクセス過程に適用されてもよく、非競争に基づくランダムアクセス過程に適用されてもよい。該方法200は4ステップランダムアクセス過程(4 step RACH)に適用されてもよく、2ステップランダムアクセス過程(2 step RACH)に適用されてもよい。
なお、該方法200が2ステップランダムアクセス過程に適用される場合、該第1メッセージは更にいくつかの他の情報を含んでもよく、例えば、該第1メッセージは更に物理アップリンク共有チャネル(PUSCH、Physical Uplink Shared Channel)を含む。
本願の実施例では、該第1メッセージがアップリンクライセンスキャリアにおいて伝送されるか、それともアップリンクアンライセンスキャリアにおいて伝送されるかにかかわらず、該ネットワーク装置はいずれも該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信し、該端末装置はいずれも該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出又は受信する。
なお、ネットワーク装置はアップリンクライセンスキャリアによって第1メッセージを受信した後、及びアップリンクアンライセンスキャリアによって第1メッセージを受信した後、RARをフィードバックするとき、それぞれフィードバックしてもよく、即ち少なくとも2つの第2メッセージ(RAR)を用いてそれぞれフィードバックする。
例えば、該ネットワーク装置はアップリンクライセンスキャリアによって端末装置1から送信された第1メッセージを受信し、且つアップリンクアンライセンスキャリアによって端末装置2から送信された第1メッセージを受信し、RARをフィードバックするとき、それぞれフィードバックしてもよく、即ち少なくとも2つの第2メッセージ(RAR)を用いてそれぞれフィードバックする。
なお、該第1RARフォーマットは上記図3に示されるMAC RARと異なり、即ち該第1RARフォーマットは本願の設計した新たなRARフォーマットである。
それに対応して、ダウンリンクキャリアがダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアである場合、ネットワーク装置は第1RARフォーマットを使用して前記第1メッセージに対する応答を送信する。
選択肢として、本願の実施例では、該第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、且つ、該第1情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH、Physical Random Access Channel)の位置するシステムフレーム番号(SFN、System Frame Number)情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、該第1RARフォーマットは更にいくつかの他の情報、例えばTAC、UL-Grant及びTC-RNTIを含んでもよい。
選択肢として、該フレーム情報はフレーム識別子(frame_id)であってもよく、フレーム指示情報であってもよい。
例えば、該フレーム情報がフレーム識別子(frame_id)である場合を例とし、該第1RARフォーマットは図5~図13に示される。当然ながら、該第1RARフォーマットは更に図5~図13に示されるRARフォーマットに基づく変形であってもよく、本願はこれを制限しない。
選択肢として、該第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップ(bitmap)により識別又は指示される。
選択肢として、該LBTカテゴリは、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット及び8ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
具体的に、4種類のLBTカテゴリ(category)をサポートすると仮定すれば、2ビット又は4ビットにより指示されてもよい。例えば、2ビットにより識別される場合、00は指示されるのがLBTカテゴリ1であることを代表し、01は指示されるのがLBTカテゴリ2であることを代表し、10は指示されるのがLBTカテゴリ3であることを代表し、11は指示されるのがLBTカテゴリ4であることを代表する。又は、4ビットにより識別される場合、0000は指示されるのがLBTカテゴリ1であることを代表し、0010は指示されるのがLBTカテゴリ2であることを代表し、0100は指示されるのがLBTカテゴリ3であることを代表し、1000は指示されるのがLBTカテゴリ4であることを代表する。
なお、通信装置がLBTを行う過程において、下記3種類のよく使用されるチャネルアクセスタイプがあってもよく、即ち、
LBTカテゴリ1、スイッチングギャップ(switching gap)が終了した後に直ちに伝送すること、
LBTカテゴリ2、シングルスロットで検出し、ランダムバックオフなしのLBTとも称されること、
LBTカテゴリ4、可変競争ウィンドウサイズ(CWS、Contention Window Size)に基づくランダムバックオフのLBTのこと。
LBTカテゴリ1、LBTカテゴリ2、LBTカテゴリ4の具体的な適用条件については、従来技術又は従来技術の発展型技術を参照してもよい。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該フレーム情報は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報の占有するビットリソースは該第1RARを検出するためのRARウィンドウのサイズに関連する。
例えば、該フレーム情報はフレーム識別子であり、該フレーム識別子は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
具体的に、frame_idは1つの絶対的なSFN(即ち、PRACHを送信するSFN、又はPRACH送信機会(PRACH occasion)の位置するSFN)であってもよく、1つの相対的なSFN(即ち、PRACH送信機会の位置するSFNが無限フレームレベルの最大RARウィンドウサイズ(Maximum RAR window size)に対してモジュロを行う)であってもよい。frame_idが14又は16ビットである場合には、SFN絶対値、例えばSFN 10230を代表してもよい。frame_idが1ビット、2ビット、3ビット、4ビット又は8ビットである場合には、SFNによるモジュロ後の値を代表してもよい。選択肢として、該frame_idはビットマップの方式で指示されてもよい。例えば、RARウィンドウが20ms以下である場合、1ビットを占有してもよく、0はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズ(RAR window size in subframe)のモジュロ=0のSFNを代表し、1はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=1のSFNを代表し、又は、2ビットを占有してもよく、最下位ビット(即ち01)はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=0のSFNを代表し、最上位ビット(即ち10)はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=1のSFNを代表する。
更に例えば、該フレーム情報はフレーム指示情報であり、該フレーム指示情報は、1ビット、2ビット、3ビット及び4ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
具体的に、該フレーム指示情報はビットマップの方式で指示されてもよい。例えば、RARウィンドウが20ms以下である場合、1ビットを占有してもよく、0はPRACH送信機会の位置するフレームが奇数フレームであることを代表し、1はPRACH送信機会の位置するフレームが偶数フレームであることを代表し、又は、2ビットを占有してもよく、最下位ビット(即ち01)はPRACH送信機会の位置するフレームが奇数フレームであることを代表し、最上位ビット(即ち10)はPRACH送信機会の位置するフレームが偶数フレームであることを代表する。更に例えば、RARウィンドウが40ms以下である場合、2ビットを占有してもよく、00はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=0のSFNを代表し、01はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=1のSFNを代表し、10はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=2のSFNを代表し、11はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=3のSFNを代表し、又は、4ビットにより指示されてもよい。
選択肢として、本願の実施例では、該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置は該第1RARにおけるアンライセンススペクトルに対する第2情報を無視するか又は廃棄するか、又は復号化しない。
選択肢として、本願の実施例では、該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信し、且つ該第1RARにおけるアンライセンススペクトルに対する第2情報がデフォルト値である場合、該端末装置は該第1RARにおける該第2情報を無視又は廃棄する。
選択肢として、該第2情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
PRACHの位置するSFN情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、上記ステップS240は具体的に、該端末装置がダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出することであってもよい。
本願の実施例では、競争に基づく4ステップランダムアクセス過程を例とし、該端末装置が該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出した後(MSG 2)、該端末装置は該第1RARで指示される情報に基づいてMSG 3を送信する。ネットワーク装置はMSG 3を受信した後にMSG 4を生成する。該端末装置はMSG 4を受信して、MSG 4に基づいてランダムアクセス過程に成功したかどうかを決定する。ランダムアクセス過程に成功した場合、端末装置は後続にネットワーク装置と通常のデータ伝送を実行し、そうでない場合、端末装置はランダムアクセス過程を改めて開始する。
従って、本願の実施例では、アンライセンスキャリア及びライセンスキャリアにおいていずれも第1RARフォーマットを使用してRARを送受信し、ネットワーク装置及び端末装置は1つのフォーマットのRARを送受信するだけでよく、ネットワーク装置及び端末装置による実現の複雑性を回避する。
図14は本願の実施例に係る無線通信方法300の模式的なフローチャートであり、図14に示すように、該方法300は、
端末装置がネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信し、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むステップS310、
該ネットワーク装置が該端末装置から送信されたランダムアクセス過程における該第1メッセージを受信するステップS320、
該ネットワーク装置が該第1メッセージを受信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを送信し、該第1RARフォーマットが該第2RARフォーマットと異なるステップS330、
該端末装置が該第1メッセージを送信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを検出するステップS340、のうちの一部又は全部を含んでもよい。
選択肢として、該方法300は競争に基づくランダムアクセス過程に適用されてもよく、非競争に基づくランダムアクセス過程に適用されてもよい。該方法300は4ステップランダムアクセス過程(4 step RACH)に適用されてもよく、2ステップランダムアクセス過程(2 step RACH)に適用されてもよい。
なお、該方法300が2ステップランダムアクセス過程に適用される場合、該第1メッセージは更にいくつかの他の情報を含んでもよく、例えば、該第1メッセージは更にPUSCHを含む。
本願の実施例では、該第1メッセージがアップリンクアンライセンスキャリアにおいて伝送される場合、該ネットワーク装置は該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信し、該端末装置は該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出又は受信する。該第1メッセージがアップリンクライセンスキャリアにおいて伝送される場合、該ネットワーク装置は該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信し、該端末装置は該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出又は受信する。
なお、該第1RARフォーマットは上記図3に示されるMAC RARと異なり、即ち、該第1RARフォーマットは本願の設計した新たなRARフォーマットであり、該第2RARフォーマットは図3に示される。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、前記第2RARフォーマットは前記第1情報を含まない。
選択肢として、該第1情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
PRACHの位置するSFN情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、該第1RARフォーマットは更にいくつかの他の情報、例えばTAC、UL-Grant及びTC-RNTIを含んでもよい。
選択肢として、該フレーム情報はフレーム識別子(frame_id)であってもよく、フレーム指示情報であってもよい。
例えば、該フレーム情報がフレーム識別子(frame_id)である場合を例とし、該第1RARフォーマットは上記図5~図13に示される。当然ながら、該第1RARフォーマットは更に上記図5~図13に示されるRARフォーマットに基づく変形であってもよく、本願はこれを制限しない。
選択肢として、該第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップ(bitmap)により識別又は指示される。
選択肢として、該LBTカテゴリは、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット及び8ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
具体的に、4種類のLBTカテゴリをサポートすると仮定すれば、2ビット又は4ビットにより指示されてもよい。例えば、2ビットにより識別される場合、00は指示されるのがLBTカテゴリ1であることを代表し、01は指示されるのがLBTカテゴリ2であることを代表し、10は指示されるのがLBTカテゴリ3であることを代表し、11は指示されるのがLBTカテゴリ4であることを代表する。又は、4ビットにより識別される場合、0000は指示されるのがLBTカテゴリ1であることを代表し、0010は指示されるのがLBTカテゴリ2であることを代表し、0100は指示されるのがLBTカテゴリ3であることを代表し、1000は指示されるのがLBTカテゴリ4であることを代表する。
選択肢として、該フレーム情報は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報の占有するビットリソースは該第1RARを検出するためのRARウィンドウのサイズに関連する。
例えば、該フレーム情報はフレーム識別子であり、該フレーム識別子は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
具体的に、frame_idは1つの絶対的なSFN(即ち、PRACHを送信するSFN、又はPRACH送信機会(PRACH occasion)の位置するSFN)であってもよく、1つの相対的なSFN(即ち、PRACH送信機会の位置するSFNが無限フレームレベルの最大RARウィンドウサイズに対してモジュロを行う)であってもよい。frame_idが14又は16ビットである場合には、SFN絶対値、例えばSFN 10230を代表してもよい。frame_idが1ビット、2ビット、3ビット、4ビット又は8ビットである場合には、SFNによるモジュロ後の値を代表してもよい。選択肢として、該frame_idはビットマップの方式で指示されてもよい。例えば、RARウィンドウが20ms以下である場合、1ビットを占有してもよく、0はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズ(RAR window size in subframe)のモジュロ=0のSFNを代表し、1はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=1のSFNを代表し、又は、2ビットを占有してもよく、最下位ビット(即ち01)はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=0のSFNを代表し、最上位ビット(即ち10)はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=1のSFNを代表する。
更に例えば、該フレーム情報はフレーム指示情報であり、該フレーム指示情報は、1ビット、2ビット、3ビット及び4ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
具体的に、該フレーム指示情報はビットマップの方式で指示されてもよい。例えば、RARウィンドウが20ms以下である場合、1ビットを占有してもよく、0はPRACH送信機会の位置するフレームが奇数フレームであることを代表し、1はPRACH送信機会の位置するフレームが偶数フレームであることを代表し、又は、2ビットを占有してもよく、最下位ビット(即ち01)はPRACH送信機会の位置するフレームが奇数フレームであることを代表し、最上位ビット(即ち10)はPRACH送信機会の位置するフレームが偶数フレームであることを代表する。更に例えば、RARウィンドウが40ms以下である場合、2ビットを占有してもよく、00はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=0のSFNを代表し、01はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=1のSFNを代表し、10はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=2のSFNを代表し、11はPRACH送信機会の位置するフレームによるサブフレームにおけるRARウィンドウサイズのモジュロ=3のSFNを代表し、又は、4ビットにより指示されてもよい。
選択肢として、本願の実施例では、該アップリンクキャリアはアップリンクアンライセンスキャリア又はアップリンクライセンスキャリアである。
選択肢として、上記ステップS330は具体的に、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該端末装置から送信された該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置が該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、及び/又は、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該端末装置から送信された該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置が該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信することであってもよい。
選択肢として、該ネットワーク装置はダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARを送信してもよい。
選択肢として、上記ステップS330は更に、選択肢として、該ネットワーク装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信してもよく、及び/又は、ダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信してもよいことであってもよい。選択肢として、方式1として、上記ステップS330は更に、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、のうちの少なくとも1つであってもよい。
例えば、方式1では、該第1メッセージは少なくとも該LBTカテゴリ及び/又は該フレーム情報を含んでもよい。
選択肢として、方式2として、上記ステップS330は更に、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、のうちの少なくとも1つであってもよい。
例えば、方式2では、該第1メッセージは少なくとも該LBTカテゴリ及び/又は該フレーム情報を含んでもよい。
選択肢として、方式3として、上記ステップS330は更に、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、該ネットワーク装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、のうちの少なくとも1つであってもよい。
例えば、方式3では、該第1メッセージは少なくとも該フレーム情報を含んでもよい。
選択肢として、上記ステップS340は具体的に、
該端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該ネットワーク装置に該第1メッセージを送信する場合、該端末装置が該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、及び/又は、
該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該ネットワーク装置に該第1メッセージを送信する場合、該端末装置が該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出することであってもよい。
選択肢として、該端末装置はダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARを検出してもよい。
選択肢として、上記ステップS340は更に、選択肢として、該端末装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出してもよく、及び/又は、ダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出してもよいことであってもよい。
選択肢として、方式aとして、上記ステップS340は更に、
該端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、のうちの少なくとも1つであってもよい。
例えば、方式aでは、該第1メッセージは少なくとも該LBTカテゴリ及び/又は該フレーム情報を含んでもよい。
選択肢として、方式bとして、上記ステップS340は更に、
該端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、のうちの少なくとも1つであってもよい。
例えば、方式bでは、該第1メッセージは少なくとも該LBTカテゴリ及び/又は該フレーム情報を含んでもよい。
選択肢として、方式cとして、上記ステップS330は更に、
該端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、
該端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該端末装置がダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、のうちの少なくとも1つであってもよい。
例えば、方式cでは、該第1メッセージは少なくとも該フレーム情報を含んでもよい。
本願の実施例では、競争に基づく4ステップランダムアクセス過程を例とし、該端末装置が該第1RARフォーマット又は該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出した後(MSG 2)、該端末装置は該第1RARで指示される情報に基づいてMSG 3を送信する。具体的に、該第1RARが第1RARフォーマットを使用して送信され、即ち該第1RARにLBTカテゴリ等が含まれる場合、端末装置はLBTカテゴリのニーズに応じてMSG 3の送信を行い、LBTカテゴリが1である場合、端末装置は短いギャップ(gap)待った後にMSG 3を送信し、該第1RARが第2RARフォーマットを使用して送信される場合、端末装置は従来のランダムアクセス過程に基づいて伝送し、即ちMSG 2を受信した後、該第1RARに与えられたUL-grantに基づいてMAC PDUを準備して伝送する。ネットワーク装置はMSG 3を受信した後にMSG 4を生成し、該端末装置はMSG 4を受信して、MSG 4に基づいてランダムアクセス過程に成功したかどうかを決定する。ランダムアクセス過程に成功した場合、端末装置は後続にネットワーク装置と通常のデータ伝送を実行し、そうでない場合、端末装置はランダムアクセス過程を改めて開始する。
従って、本願の実施例では、アンライセンスキャリアにおいて第1RARフォーマットを使用してRARを送受信し、ライセンスキャリアにおいて第2RARフォーマットを使用してRARを送受信することにより、冗長情報がRARに含まれることを回避し、エアインターフェースオーバーヘッドを低減するとともに、端末装置が冗長情報をどのように理解するかの問題を回避する。
図15は本願の実施例に係る端末装置400の模式的なブロック図を示す。図15に示すように、該端末装置400は通信ユニット410を備え、
該通信ユニット410は、アップリンクライセンスキャリア又はアップリンクアンライセンスキャリアにおいてネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信することに用いられ、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含み、
該通信ユニット410は更に、第1RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを検出することに用いられ、該第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対するものである。
選択肢として、該第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、且つ、該第1情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
PRACHの位置するSFN情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、該第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップにより識別又は指示される。
選択肢として、該LBTカテゴリは、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット及び8ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報の占有するビットリソースは該第1RARを検出するためのRARウィンドウのサイズに関連する。
選択肢として、該端末装置400は処理ユニット420を更に備え、
該端末装置400がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、該処理ユニット420は該第1RARにおけるアンライセンススペクトルに対する第2情報を無視すること又は廃棄すること、又は復号化しないことに用いられる。
選択肢として、該端末装置400は処理ユニット420を更に備え、
該端末装置400がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信し、且つ該第1RARにおけるアンライセンススペクトルに対する第2情報がデフォルト値である場合、該処理ユニット420は該第1RARにおける該第2情報を無視又は廃棄することに用いられる。
選択肢として、該第2情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
PRACHの位置するSFN情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、該通信ユニット410は具体的に、ダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出することに用いられる。
理解されるように、本願の実施例に係る端末装置400は本願の方法実施例の端末装置に対応してもよく、且つ端末装置400の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能はそれぞれ図4に示される方法200における端末装置の対応プロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図16は本願の実施例に係る端末装置500の模式的なブロック図を示す。図16に示すように、該端末装置500は通信ユニット510を備え、
該通信ユニット510は、ネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信することに用いられ、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含み、
該通信ユニット510は更に、該第1メッセージを送信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを検出することに用いられ、該第1RARフォーマットが該第2RARフォーマットと異なる。
選択肢として、該アップリンクキャリアはアップリンクアンライセンスキャリア又はアップリンクライセンスキャリアであり、該通信ユニット510は具体的に、
該端末装置500がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該ネットワーク装置に該第1メッセージを送信する場合、該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、及び/又は、
該端末装置500がアップリンクライセンスキャリアにおいて該ネットワーク装置に該第1メッセージを送信する場合、該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出することに用いられる。
選択肢として、該第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、該第2RARフォーマットは該第1情報を含まない。
選択肢として、該第1情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
PRACHの位置するSFN情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、該第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップにより識別又は指示される。
選択肢として、該LBTカテゴリは、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット及び8ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報の占有するビットリソースは該第1RARを検出するためのRARウィンドウのサイズに関連する。
選択肢として、該通信ユニット510は具体的に、該第1メッセージを送信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、ダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマット又は該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出することに用いられる。
選択肢として、該通信ユニット510は具体的に、
該端末装置500がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、ダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、及び/又は、
該端末装置500がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、ダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出することに用いられる。
選択肢として、該通信ユニット510は具体的に、
該端末装置500がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、ダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、及び/又は、
該端末装置500がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、ダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを検出すること、及び/又は、
該端末装置500がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを送信する場合、ダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを検出することに用いられる。
理解されるように、本願の実施例に係る端末装置500は本願の方法実施例の端末装置に対応してもよく、且つ端末装置500の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能はそれぞれ図14に示される方法300における端末装置の対応プロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図17は本願の実施例に係るネットワーク装置600の模式的なブロック図を示す。図17に示すように、該ネットワーク装置600は通信ユニット610を備え、
該通信ユニット610は、アップリンクライセンスキャリア及び/又はアップリンクアンライセンスキャリアにおいて端末装置から送信されたランダムアクセス過程における第1メッセージを受信することに用いられ、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含み、
該通信ユニット610は更に、第1RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを送信することに用いられ、該第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対するものである。
選択肢として、該第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、且つ、該第1情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
PRACHの位置するSFN情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、該第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップにより識別又は指示される。
選択肢として、該LBTカテゴリは、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット及び8ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報の占有するビットリソースは該第1RARを検出するためのRARウィンドウのサイズに関連する。
選択肢として、該通信ユニット610は具体的に、ダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信することに用いられる。
理解されるように、本願の実施例に係るネットワーク装置600は本願の方法実施例のネットワーク装置に対応してもよく、且つネットワーク装置600の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能はそれぞれ図4に示される方法200におけるネットワーク装置の対応プロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図18は本願の実施例に係るネットワーク装置700の模式的なブロック図を示す。図18に示すように、該ネットワーク装置700は通信ユニット710を備え、
該通信ユニット710は、端末装置から送信されたランダムアクセス過程における第1メッセージを受信することに用いられ、該第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含み、
該通信ユニット710は更に、該第1メッセージを受信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して該第1メッセージに対する第1RARを送信することに用いられ、該第1RARフォーマットが該第2RARフォーマットと異なる。
選択肢として、該アップリンクキャリアはアップリンクアンライセンスキャリア又はアップリンクライセンスキャリアであり、該通信ユニット710は具体的に、
該ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該端末装置から送信された該第1メッセージを受信する場合、該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、及び/又は、
該ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて該端末装置から送信された該第1メッセージを受信する場合、該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信することに用いられる。
選択肢として、該第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、該第2RARフォーマットは該第1情報を含まない。
選択肢として、該第1情報は、
チャネルアクセスカテゴリ又はメカニズムを示すためのLBTカテゴリ、及び、
PRACHの位置するSFN情報を示すためのフレーム情報、のうちの少なくとも1つを含む。
選択肢として、該第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップにより識別又は指示される。
選択肢として、該LBTカテゴリは、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット及び8ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報は、1ビット、2ビット、3ビット、4ビット、8ビット、14ビット及び16ビットのうちの1つのビットリソースを占有する。
選択肢として、該フレーム情報の占有するビットリソースは該第1RARを検出するためのRARウィンドウのサイズに関連する。
選択肢として、該通信ユニット710は具体的に、該第1メッセージを受信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、ダウンリンクライセンスキャリア又はダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して該端末装置に該第1RARを送信することに用いられる。
選択肢として、該通信ユニット710は具体的に、
該ネットワーク装置700がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、ダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、及び/又は、
該ネットワーク装置700がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、ダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信することに用いられる。
選択肢として、該通信ユニット710は具体的に、
該ネットワーク装置700がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、ダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、及び/又は、
該ネットワーク装置700がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、ダウンリンクライセンスキャリアにおいて該第2RARフォーマットを使用して該第1RARを送信すること、及び/又は、
該ネットワーク装置700がアップリンクライセンスキャリアにおいて該第1メッセージを受信する場合、ダウンリンクアンライセンスキャリアにおいて該第1RARフォーマットを使用して該第1RARを送信することに用いられる。
理解されるように、本願の実施例に係るネットワーク装置700は本願の方法実施例のネットワーク装置に対応してもよく、且つネットワーク装置700の各ユニットの上記及び他の操作及び/又は機能はそれぞれ図14に示される方法300におけるネットワーク装置の対応プロセスを実現するためのものである。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図19は本願の実施例に係る通信装置800の模式的なブロック図である。図19に示される通信装置800はプロセッサ810を備え、プロセッサ810はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
選択肢として、図19に示すように、通信装置800は更にメモリ820を備えてもよい。プロセッサ810はメモリ820からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ820はプロセッサ810から独立した1つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ810に統合されてもよい。
選択肢として、図19に示すように、通信装置800は更に送受信機830を備えてもよい。プロセッサ810は該送受信機830と他の装置との通信を制御することができ、具体的に、他の装置に情報又はデータを送信し、又は他の装置から送信された情報又はデータを受信することができる。
送受信機830は送信機と受信機を備えてもよい。送受信機830は更にアンテナを備えてもよく、アンテナの数が1つ又は複数であってもよい。
選択肢として、該通信装置800は具体的に本願の実施例のネットワーク装置又は基地局であってもよく、且つ該通信装置800は本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置又は基地局の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該通信装置800は具体的に本願の実施例のモバイル端末/端末装置であってもよく、且つ該通信装置800は本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図20は本願の実施例の装置の模式的なブロック図である。図20に示される装置900はプロセッサ910を備え、プロセッサ910はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
選択肢として、図20に示すように、装置900は更にメモリ920を備えてもよい。プロセッサ910はメモリ920からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ920はプロセッサ910から独立した1つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ910に統合されてもよい。
選択肢として、該装置900は更に入力インターフェース930を備えてもよい。プロセッサ910は該入力インターフェース930と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップから送信された情報又はデータを取得することができる。
選択肢として、該装置900は更に出力インターフェース940を備えてもよい。プロセッサ910は該出力インターフェース940と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップに情報又はデータを出力することができる。
選択肢として、該装置は本願の実施例のネットワーク装置又は基地局に適用されてもよく、且つ該装置は本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置又は基地局の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該装置は本願の実施例のモバイル端末/端末装置に適用されてもよく、且つ該装置は本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末装置の実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、本願の実施例に言及した装置はチップであってもよい。例えば、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等であってもよい。
図21は本願の実施例に係る通信システム1000の模式的なブロック図である。図21に示すように、該通信システム1000は端末装置1010及びネットワーク装置1020を備える。
該端末装置1010は上記方法における端末装置の実現する対応機能を実現することに用いられてもよく、該ネットワーク装置1020は上記方法におけるネットワーク装置又は基地局の実現する対応機能を実現することに用いられてもよい。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
理解されるように、本願の実施例のプロセッサは信号処理機能を有する集積回路チップでありうる。実現過程において、上記方法実施例の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令で行われてもよい。上記プロセッサは汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲート又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示される各方法、ステップ及び論理ブロックを実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示される方法のステップはハードウェア復号プロセッサで遂行し、又は復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで遂行するように直接具現されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリ又は電気消去可能プログラム可能メモリ、レジスタ等の本分野で成熟している記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを行う。
理解されるように、本願の実施例では、メモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM、Programmable ROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM、Erasable PROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM、Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは外部キャッシュメモリとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)であってもよい。例示的な説明であって制限的ではないが、多くの形式のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、Dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、Synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、Double Data Rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、Enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、Synchlink DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)は利用可能である。注意されるように、本明細書に説明されるシステム及び方法のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。
理解されるように、上記メモリは例示的な説明であって制限的ではない。例えば、本願の実施例のメモリは更にスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、double data rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、synch link DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)等であってもよい。即ち、本願の実施例のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。
本願の実施例はコンピュータプログラムを記憶することに用いられるコンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例のネットワーク装置又は基地局に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータは本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置又は基地局の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例のモバイル端末/端末装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータは本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
本願の実施例はコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例のネットワーク装置又は基地局に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータは本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置又は基地局の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例のモバイル端末/端末装置に適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータは本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
本願の実施例は更にコンピュータプログラムを提供する。
選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例のネットワーク装置又は基地局に適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置又は基地局の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例のモバイル端末/端末装置に適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法におけるモバイル端末/端末装置の実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
当業者であれば意識できるように、本明細書に開示される実施例を参照して説明した各例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現できる。これらの機能をハードウェアそれともソフトウェア方式で実行するかは、技術案の特定応用及び設計制約条件によって決定される。当業者は各特定応用に対して異なる方法でここの説明される機能を実現することができるが、このような実現は本願の範囲を超えるものと見なされるべきではない。
当業者であれば明確に理解できるように、説明を容易で簡単にするために、上記説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程については、前述の方法実施例における対応過程を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
本願に係るいくつかの実施例では、理解されるように、開示されるシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよい。例えば、以上に説明される装置実施例は模式的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区別は論理機能上の区別に過ぎず、実際に実現するとき、他の区別方式があってもよく、例えば複数のユニット又はコンポーネントは他のシステムに結合又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴は省略してもよく、又は実行しなくてもよい。一方、表示又は検討される相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接結合又は通信接続であってもよく、電気、機械又は他の形式であってもよい。
分離部材として説明される前記ユニットは物理的に分離してもよく、物理的に分離しなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよく、物理ユニットでなくてもよく、即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに配置されてもよい。実際の必要に応じて、その一部又は全部のユニットを選択して本実施例案の目的を実現してもよい。
また、本願の各実施例では、各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、2つ以上のユニットは1つのユニットに統合されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるときは、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術案の本質的又は従来技術に貢献する部分、又は該技術案の一部はソフトウェア製品の形式で具現されてもよい。該コンピュータソフトウェア製品は、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置等であってもよい)に本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための若干の命令を含む1つの記憶媒体に記憶される。そして、上記記憶媒体はUSBメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の説明は本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を制限するためのものではない。当業者が本願に開示される技術的範囲内で容易に想到し得る変更や置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲に準じるべきである。

Claims (7)

  1. 無線通信方法であって、
    端末装置がネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信し、前記第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むことと、
    前記端末装置が、前記第1メッセージを送信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1ランダムアクセス応答(RAR)フォーマット又は第2RARフォーマットを使用して前記第1メッセージに対する第1RARを検出し、前記第1RARフォーマットが前記第2RARフォーマットと異なることと、を含み、
    前記アップリンクキャリアはアップリンクアンライセンスキャリア又はアップリンクライセンスキャリアであり、前記端末装置が前記第1メッセージを送信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して前記第1メッセージに対する第1RARを検出することは、
    前記端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて前記ネットワーク装置に前記第1メッセージを送信する場合、前記端末装置が前記第1RARフォーマットを使用して前記第1RARを検出すること、及び/又は、
    前記端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて前記ネットワーク装置に前記第1メッセージを送信する場合、前記端末装置が前記第2RARフォーマットを使用して前記第1RARを検出することを含み、
    前記第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、前記第2RARフォーマットは前記第1情報を含まず、
    前記第1情報は、
    チャネルアクセスメカニズムを示すためのリスンビフォートーク(LBT)カテゴリを含むことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップにより識別又は指示されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 無線通信方法であって、
    ネットワーク装置が端末装置から送信されたランダムアクセス過程における第1メッセージを受信し、前記第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含むことと、
    前記ネットワーク装置が、前記第1メッセージを受信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1ランダムアクセス応答(RAR)フォーマット又は第2RARフォーマットを使用して前記第1メッセージに対する第1RARを送信し、前記第1RARフォーマットが前記第2RARフォーマットと異なることと、を含み、
    前記アップリンクキャリアはアップリンクアンライセンスキャリア又はアップリンクライセンスキャリアであり、前記ネットワーク装置が前記第1メッセージを受信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1RARフォーマット又は第2RARフォーマットを使用して前記第1メッセージに対する第1RARを送信することは、
    前記ネットワーク装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて前記端末装置から送信された前記第1メッセージを受信する場合、前記ネットワーク装置が前記第1RARフォーマットを使用して前記第1RARを送信すること、及び/又は、
    前記ネットワーク装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて前記端末装置から送信された前記第1メッセージを受信する場合、前記ネットワーク装置が前記第2RARフォーマットを使用して前記第1RARを送信することを含み、
    前記第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、前記第2RARフォーマットは前記第1情報を含まず、
    前記第1情報は、
    チャネルアクセスメカニズムを示すためのリスンビフォートーク(LBT)カテゴリを含むことを特徴とする無線通信方法。
  4. 前記第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップにより識別又は指示されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 端末装置であって、通信ユニットを備え、
    前記通信ユニットは、ネットワーク装置にランダムアクセス過程における第1メッセージを送信することに用いられ、前記第1メッセージがランダムアクセスプリアンブルを含み、
    前記通信ユニットは更に、前記第1メッセージを送信するアップリンクキャリアのタイプに基づいて、第1ランダムアクセス応答(RAR)フォーマット又は第2RARフォーマットを使用して前記第1メッセージに対する第1RARを検出することに用いられ、前記第1RARフォーマットが前記第2RARフォーマットと異なり、
    前記アップリンクキャリアはアップリンクアンライセンスキャリア又はアップリンクライセンスキャリアであり、前記通信ユニットは具体的に、
    前記端末装置がアップリンクアンライセンスキャリアにおいて前記ネットワーク装置に前記第1メッセージを送信する場合、前記第1RARフォーマットを使用して前記第1RARを検出すること、及び/又は、
    前記端末装置がアップリンクライセンスキャリアにおいて前記ネットワーク装置に前記第1メッセージを送信する場合、前記第2RARフォーマットを使用して前記第1RARを検出することに用いられ、
    前記第1RARフォーマットはアンライセンスキャリアに対する第1情報を含み、前記第2RARフォーマットは前記第1情報を含まず、
    前記第1情報は、
    チャネルアクセスメカニズムを示すためのリスンビフォートーク(LBT)カテゴリを含むことを特徴とする端末装置。
  6. 前記第1情報に含まれる一部又は全部の情報はビットマップにより識別又は指示されることを特徴とする請求項に記載の端末装置。
  7. ネットワーク装置であって、請求項3又は4に記載の方法を実行するように構成されるネットワーク装置。
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