JP7412307B2 - 作成支援装置、作成支援方法、および作成支援プログラム - Google Patents

作成支援装置、作成支援方法、および作成支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データの作成を支援する作成支援装置、作成支援方法、および作成支援プログラムに関する。
特許文献1は、バランスのとれた適切な意思決定を人々が下すために有用な社会シナリオを生成する基礎となる要素を収集するシナリオ生成装置を開示する。このシナリオ生成装置は、因果関係フレーズペアを記憶する因果関係フレーズペアDBと、因果関係フレーズペアの各々につき、その結果フレーズと因果的一貫性がある原因フレーズを持つ因果関係フレーズペアを検索し、因果関係フレーズペアの連結情報を生成する同義関係生成部と、連結情報を記憶する連結関係DBと、連結情報を用い、因果関係フレーズペアの結果フレーズに、そのフレーズと因果的一貫性を持つ原因フレーズを持つ因果関係フレーズペアを連鎖させることで因果関係を連鎖させる因果関係連結部とを含む。
特開2015-121897号公報
しかしながら、上述した特許文献1のシナリオ生成装置は、知識間の関係性と、シナリオの終点および中間の条件とを指定することができない。したがって、所望のシナリオ以外のシナリオが多く生成されてしまうという問題がある。また、上述したような意思決定を目的とした社会シナリオだけでなく、技術開発における仮説シナリオや不具合事象の原因シナリオなど多岐にわたるシナリオの生成についても同様である。
本発明は、シナリオの作成効率の向上を図ることを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる作成支援装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する作成支援装置であって、知識を規定した2つのノードと、前記2つのノードの関係性を規定し前記2つのノードを連結したエッジと、により構成される関係知識データの集合を記憶するデータベースにアクセス可能であり、前記プロセッサは、仮説を構成する複数の前記知識を順序付けた推論ルートを取得する取得処理と、前記仮説を具体化したシナリオに前記取得処理によって取得された推論ルート内の第1ノードに対応する第2ノードが追加された場合、前記シナリオを更新する更新処理と、前記推論ルート内の前記第1ノードと、前記第1ノードからの第1連結先ノードと、前記第1ノードおよび前記第1連結先ノードを連結する第1エッジと、に基づいて、前記第2ノードからの第2連結先ノードを検索する第1検索クエリを生成する生成処理と、前記生成処理によって生成された第1検索クエリに該当する第1関係知識データを、前記データベースから検索する検索処理と、前記検索処理によって検索された第1関係知識データを出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、シナリオの作成効率の向上を図ることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、作成支援システムのシステム構成例を示す説明図である。 図2は、コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、作成支援装置を用いたシナリオ生成例を示す説明図である。 図4は、図1に示した関係知識DBの一例を示す説明図である。 図5は、検索クエリの構造例を示す説明図である。 図6は、作成支援装置によるシナリオ作成支援処理手順例を示すフローチャートである。 図7は、図6に示した検索処理(ステップS605)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 図8は、図7のステップS706~S710に示したフレーズ抽出例を示す説明図である。 図9は、ユーザ操作によるシナリオ作成例1を示す説明図である。 図10は、ユーザ操作によるシナリオ作成例2を示す説明図である。 図11は、ユーザ操作によるシナリオ作成例3を示す説明図である。 図12は、ユーザ操作によるシナリオ作成例4を示す説明図である。 図13は、ユーザ操作によるシナリオ作成例5を示す説明図である。 図14は、ユーザ操作によるシナリオ作成例6を示す説明図である。 図15は、ユーザ操作によるシナリオ作成例7を示す説明図である。 図16は、ユーザ操作によるシナリオ作成例8を示す説明図である。 図17は、ユーザ操作によるシナリオ作成例9を示す説明図である。 図18は、ユーザ操作によるシナリオ作成例10を示す説明図である。 図19は、ユーザ操作によるシナリオ作成例11を示す説明図である。 図20は、ユーザ操作によるシナリオ作成例12を示す説明図である。
以下、本実施例にかかるシナリオの作成支援について説明する。なお、フレーズとは、単語が連続して一つのまとまった意味を表す文字列であるが、本実施例では、単語1つの場合も、フレーズとして扱う。
<作成支援システム構成例>
図1は、作成支援システムのシステム構成例を示す説明図である。作成支援システム100は、サーバ101と、端末102と、を有する。サーバ101と端末102は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワーク103を介して通信可能に接続される。
サーバ101は、シナリオの生成を支援するコンピュータである。サーバ101は、関係知識データベース(DB)104を有する。関係知識DB104は、あらかじめ文書群から関係抽出され、また、既存の知識DB群からスキーマ変換された情報を含むデータベースである。統合医学用語システム(Unified Medical Language System:UMLS)など既存の知識DBへのアクセス情報となるリンクを含んでもよい。関係知識DB104は、ネットワーク103を介してサーバ101と通信可能なコンピュータにあってもよい。端末102は、サーバ101に対してデータを入出力するコンピュータである。具体的には、たとえば、端末102は、ユーザ操作により、サーバ101に対して遠隔的に入力したり、サーバ101からのデータを表示したりする。なお、図1ではクライアントサーバ型の作成支援システム100について説明したが、スタンドアロン型でもよい。
<コンピュータのハードウェア構成>
図2は、コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。コンピュータ200は、プロセッサ201と、記憶デバイス202と、入力デバイス203と、出力デバイス204と、通信インターフェース(通信IF)205と、を有する。プロセッサ201、記憶デバイス202、入力デバイス203、出力デバイス204、および通信IF205は、バス206により接続される。プロセッサ201は、コンピュータ200を制御する。記憶デバイス202は、プロセッサ201の作業エリアとなる。また、記憶デバイス202は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス202としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス203は、データを入力する。入力デバイス203としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナがある。出力デバイス204は、データを出力する。出力デバイス204としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカがある。通信IF205は、ネットワーク103と接続し、データを送受信する。
<シナリオ作成支援例>
図3は、サーバ101を用いたシナリオ生成例を示す説明図である。サーバ101は、推論ルート301をユーザに立案させ、かつ、ユーザにより推論ルート301を用いてシナリオ302を生成させる。推論ルート301とは、仮説、すなわち、既知の情報に基づいて予測した未知の情報の成立順序である。シナリオ302とは、仮説、すなわち、推論ルート301にしたがって複数のデータソースから取得した複数の知識を連結した新しい知識である。
推論ルート301は、2以上のノードであるノード群と、ノード間を接続する1以上のエッジであるエッジ群と、を有する。図3の例では、ノード群は、ノードN1~N4(区別しない場合は単にノードNと表記)により構成され、エッジ群は、エッジE1~E3(区別しない場合は単にエッジEと表記)により構成される。エッジEの両端の丸図形または三角図形は、ノードNと接続する接続点C12,C21,C31,C32,C41(区別しない場合は単に接続点Cと表記)である。エッジE1はノードN1,N2間を接続点C12,C21で接続し、エッジE2はノードN2,N3間を接続点C22,C31で接続し、エッジE3はノードN3,N4間を接続点C32,C41で接続する。
ノードNは、ユーザ入力により文字列を含む。文字列は、概念クラスまたはフレーズとして定義される。波括弧{}で括られる文字列が概念クラスであり、波括弧{}で括られていない文字列がフレーズである。概念クラスは、フレーズの上位概念を示す。フレーズは概念クラスの具体例である。なお、「*」は、概念クラスおよびフレーズのいずれも指定されていないことを示す。
エッジEには、両端のノードNの関係を示す関係データが規定されている。たとえば、エッジE1には「相互」、エッジE2には「評価指標」、エッジE3には「増減」が規定されている。接続点Cの形状は、エッジEの方向を規定する。三角形の1つの頂点がノードNの内部に位置する接続点C(たとえば、接続点C31)は、そのエッジE(この場合はエッジE2)から当該ノードN(この場合はノードN3)に向かう方向を規定する。三角形の2つの頂点がノードNの内部に位置する接続点Cは、そのノードNから当該エッジEに向かう方向を規定する。丸図形の接続点Cは、方向を特定していない。
シナリオ302も、推論ルート301と同様、2以上のノードであるノード群と、ノードN間を接続する1以上のエッジであるエッジ群と、を有するが、推論ルート301と区別するため、シナリオ302ではノードn(n1,n2,n31,n32,n41,n42,n43)、エッジe(e11,e21,e22,e312、e312、e313)、および接続点c(c12,c21,c22,c311,c312,c411,c412,c413)と表記する。ノードn、エッジeおよび接続点cは、ユーザ操作により、推論ルート301や検索クエリ(図5で後述)による検索結果から複製される。
具体的には、たとえば、シナリオ302内のノードnは、ユーザ操作により、推論ルート301のノードNから複製される。この場合、複製元のノードNと複製先のノードnとは対応付けられる。また、後述するように、シナリオ302内のノードnは、ユーザ操作により、検索結果から複製可能である。検索結果から複製された場合、複製先のノードnと、当該ノードnに対応する推論ルート301内のノードNとは対応付けられる。シナリオ302内では、ユーザ操作により、ノードn間をエッジeで連結可能である。エッジeと、当該エッジeに対応する推論ルート301内のエッジEとは対応付けられる。
<関係知識DB104>
図4は、図1に示した関係知識DB104の一例を示す説明図である。関係知識DB104は、たとえば、n個(nは以上の整数)の関係知識データ104-1~K104-nを記憶する。関係知識データ104-i(iは1≦i≦nを満たす整数)は、1つのエッジesdとエッジesdの両端で接続される2つのノードns,ndとにより構成される。出典文410を含んでもよい。
エッジesdは関係データ401(この例では、evaluated(評価指標の意味))を有する。ノードns,ndはそれぞれ、概念クラス402とフレーズ403とを有する。また、ノードns,ndはそれぞれ、その両端に接続点cを有する。ここでは、エッジeの両端の接続点cをそれぞれ接続点cs,cdとする。
出典文410は、関係知識データ104-iの根拠となる出典元内の文章を構成する文字列である。ノードns,nd内のフレーズ403およびエッジesdの関係データ401は、出典文410に含まれている。
<検索クエリの構造>
図5は、検索クエリの構造例を示す説明図である。検索クエリ510は、端末102の入力デバイス203を用いたユーザ操作を契機にして、サーバ101または端末102で生成される。図5の例では、端末102が、ユーザによるドラッグアンドドロップ(D&D)で推論ルート301のノードN2からノードn2をシナリオ302として生成した状態であるとする。
ユーザがカーソル500でノードn2の接続点c22をクリックすると、サーバ101または端末102は検索クエリ510を生成する。検索クエリ510は、キー511と、データ元512と、値513と、を有する。キー511は、関係知識DB104を検索するための項目である。データ元は、キー511が存在する箇所であり、値は、キー511が示す項目値である。
キー511は、たとえば、エッジの種類と、起点のフレーズと、連結先のフレーズと、起点の概念クラスと、連結先の概念クラスと、エッジのフレーズと、出典文内のフレーズと、出典のタイトルのフレーズと、出典の種類と、出典の文書IDと、文脈と、を含む。
エッジの種類は、クリックされた接続点に対応する推論ルート301内の接続点cに接続されているエッジeの種類を特定する項目である。図5の例では、クリックされた接続点cはシナリオ302内の接続点c22であり、接続点c22に対応する推論ルート301内の接続点Cは接続点C22である。データ元512は、接続点c22に対応する推論ルート301内の接続点C22に接続されている推論ルート301である。図5の例では、エッジE2が存在する推論ルート301がデータ元512になる。エッジの種類の値513は、クリックされた接続点cに対応する接続点Cに接続されている推論ルート301内のエッジEに規定された関係データ401である。図5の例では、「評価指標」がエッジの種類の値513になる。
起点のフレーズは、起点となったノードn内のフレーズである。起点とは、クリックされた接続点cを有するノードnを特定する項目である。図5の例では、クリックされた接続点cが接続点c22であるため、ノードn2が起点となる。起点はシナリオ302内に存在するため、起点のフレーズのデータ元512もシナリオ302になる。起点のフレーズの値513は、起点のフレーズを示す文字列である。図5の例では、起点のフレーズの値513は、起点であるノードn2内のフレーズを示す「UGT1A1」になる。
連結先のフレーズは、連結先のノード内のフレーズを特定する項目である。連結先とは、クリックされた接続点cに対応する推論ルート301内の接続点CからエッジEを介して接続される推論ルート301内のノードNである。図5の例では、クリックされた接続点cが接続点c22であるため、接続点c22に対応する推論ルート301内の接続点C22からエッジE2を介して接続される推論ルート301内のノードN3が、連結先である。連結先は推論ルート301内に存在するため、連結先のフレーズのデータ元512も推論ルート301になる。連結先のフレーズの値513は、連結先のフレーズを示す文字列である。図5の例では、連結先のフレーズの値513は、連結先であるノードN3内のフレーズを示す「*」(フレーズが指定されていない。空欄でもよい。)である。
起点の概念クラスは、起点となったノードn内の概念クラスを特定する項目である。図5の例では、上述の通り、ノードn2が起点となる。起点はシナリオ302内に存在するため、起点の概念クラスのデータ元512もシナリオ302になる。起点の概念クラスの値513は、起点の概念クラスを示す波括弧{}で括られた文字列である。図5の例では、ノードn2に波括弧{}で括られた文字列が存在しないため、起点の概念クラスの値513は、「*」(概念クラスが指定されていない。空欄でもよい。)である。
連結先の概念クラスは、連結先のノードN内の概念クラスを特定する項目である。図5の例では、上述の通り、ノードN3が連結先である。連結先は推論ルート301内に存在するため、連結先の概念クラスのデータ元512も推論ルート301になる。連結先の概念クラスの値513は、連結先の概念クラスを示す波括弧{}で括られた文字列である。図5の例では、ノードN3に波括弧{}で括られた文字列が存在しないため、連結先の概念クラスの値513は、「*」(概念クラスが指定されていない。空欄でもよい。)である。
エッジのフレーズは、クリックされた接続点cに対応する接続点Cに接続されている推論ルート301内のエッジEに付与されているフレーズを特定する項目である。図5の例では、エッジのフレーズは、エッジE2のフレーズを示す。エッジのフレーズのデータ元512は、当該検索クエリ510の検索結果が表示される絞込みボックス(図13等で後述)である。エッジのフレーズの値513は、エッジのフレーズのデータ元512である絞込みボックスに表示されたフレーズである。図5の例では、エッジのフレーズの値513は、「*」(フレーズが指定されていない)である。
出典文内のフレーズは、出典元から選択された出典文410内に存在するフレーズを特定する項目である。出典文内のフレーズのデータ元512は、エッジのフレーズのデータ元512と同様、絞込みボックスである。出典文内のフレーズの値513は、出典文内のフレーズのデータ元512である絞込みボックスに表示されたフレーズである。たとえば、出典文410に「generation」というフレーズが含まれている場合、出典文内のフレーズの値513は、「generation」である。
出典元のタイトルのフレーズは、出典元のタイトルを示すフレーズを特定する項目である。出典元のタイトルのフレーズのデータ元512は、エッジのフレーズのデータ元512と同様、絞込みボックスである。出典元のタイトルのフレーズの値513は、出典元のタイトルのフレーズのデータ元512である絞込みボックスに表示されたフレーズである。たとえば、出典元のタイトルが「UGT1A1」というフレーズである場合、出典文内のフレーズの値513は、「UGT1A1」である。
出典元の種類のフレーズは、出典元の種類を示すフレーズを特定する項目である。出典元の種類とは、出典元が分類された区分や出典元の帰属先である。出典元の種類のフレーズのデータ元512は、エッジのフレーズのデータ元512と同様、絞込みボックスである。出典元の種類のフレーズの値513は、出典元の種類のフレーズのデータ元512である絞込みボックスに表示されたフレーズである。たとえば、出典元の種類が「PubMed」というフレーズである場合、出典文内のフレーズの値513は、「PubMed」である。
出典元の文書IDは、出典元の文書IDを特定する項目である。出典元の文書IDとは、出典元の文書を一意に特定する識別情報である。出典元の文書IDのデータ元512は、エッジのフレーズのデータ元512と同様、絞込みボックスである。出典元の文書IDの値513は、出典元の種類のフレーズのデータ元512である絞込みボックスに表示された文書IDを示す文字列である。たとえば、出典元の文書IDが「xxx-12」というフレーズである場合、出典文内のフレーズの値513は、「xxx-12」である。
文脈は、文章の流れ、すなわち、文中での語の意味の続き具合であり、現在のシナリオ302とつながる検索結果を取得するために規定される。文脈のデータ元512は、シナリオである。たとえば、シナリオ302において、クリックされたノードn2の接続点c22とは反対側の接続点c21に接続されているノードn1の検索結果が文脈のデータ元512になる。また、エッジe1に規定されている出典の文書IDが「Jia-Long+2004」の出典においてノードn1のフレーズ403を示す「Carcinogen Detoxification Phenotype」と、ノードn2のフレーズ403を示す「UGT1A1」と、を含む出典文410が、文脈の値513となる。
また、サーバ101は、たとえば、コサイン類似度やDoc2Vecを用いて、文脈の値513と、検索クエリ510の検索結果に含まれる出典文410と、の類似度を算出してもよい。この場合、サーバ101は、事前にユーザからの設定指示により、類似度が所定のしきい値以上であれば、検索クエリ510の検索結果として採用する、または、類似度が所定のしきい値以下であれば、検索クエリ510の検索結果として採用する、といった設定をしてもよい。
<シナリオ作成支援処理手順>
図6は、サーバ101によるシナリオ作成支援処理手順例を示すフローチャートである。サーバ101は、端末102から画面要求を待ち受ける(ステップS601:No)。画面要求を受け付けると(ステップS601:Yes)、サーバ101は、端末102に画面データを送信する(ステップS601)。なお、当該端末102のユーザによって生成された保存済み(ステップS610)のシナリオ302が存在する場合、ユーザのIDをキー511にして、当該シナリオ302を記憶デバイス202から読み出して、当該シナリオ302を含む画面データを送信する。
つぎに、サーバ101は、推論ルート301の受信を待ち受ける(ステップS603:No)。推論ルート301を受信した場合(ステップS603:Yes)、当該端末102のユーザのIDに関連付けて推論ルート301を記憶デバイス202に保存する(ステップS604)。推論ルート301は、検索クエリ510の作成に用いられる。
つぎに、サーバ101は、保存ボタン920の受信を待ち受ける(ステップS605:No)。保存ボタンが押下されていない場合(ステップS605:No)、サーバ101は、シナリオ302の編集があったか否かを判断する(ステップS606)。具体的には、たとえば、サーバ101は、端末102の操作により、シナリオ302内にノードnが追加または削除されたり、エッジeが追加または削除されたり、ノードn内の文字列の追加、変更、または削除があったりした場合に、シナリオ302の編集があったと判断する。
シナリオ302の編集がない場合(ステップS606:No)、ステップS605に戻る。一方、シナリオ302の編集があった場合(ステップS606:Yes)、サーバ101は、編集された内容でシナリオ302を更新する(ステップS607)。たとえば、シナリオ302内のノードnが、ユーザ操作により、推論ルート301のノードNから複製されると、サーバ101は、複製元のノードNと複製先のノードnとを対応付ける。また、シナリオ302内のノードnが、ユーザ操作により、検索結果から複製されると、サーバ101は、複製先のノードnと、当該ノードnに対応する推論ルート301内のノードNと、を対応付ける。また、シナリオ302内でユーザ操作によりノードn間がエッジeで連結されると、エッジeと、サーバ101は、当該エッジeに対応する推論ルート301内のエッジEと、を対応付ける。
そして、サーバ101は、端末102からの検索クエリ510の生成指示を待ち受ける(ステップS608:No)。検索クエリ510の生成指示は、更新(ステップS607)後の最新のシナリオ302でのノードnとノードNとの対応関係と、エッジeとエッジEとの対応関係と、クリックした接続点cを示す情報と、を含む。
検索クエリ510の生成指示を受信した場合(ステップS608:Yes)、サーバ101は、図5に示したように、検索クエリ510を生成し(ステップS609)、生成した検索クエリ510を用いて検索処理を実行する(ステップS610)。なお、検索クエリ510の生成(ステップS610)は、端末102によって実行されてもよい。
そして、サーバ101は、検索処理(ステップS608)の検索結果を端末102に送信し(ステップS611)、ステップS605に戻る。ステップS605において、保存ボタン920の押下が検出される(ステップS605:Yes)、サーバ101は、シナリオ302のうちユーザ操作で選択されたノードnと、当該ノード間を連結するエッジeと、により構成されるシナリオを登録対象シナリオ(選択がなければシナリオ302そのもの)として、当該端末102のユーザのIDに関連付けて記憶デバイス202に保存し(ステップS612)、一連の処理を終了する。
<検索処理(ステップS608)>
図7は、図6に示した検索処理(ステップS608)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。まず、サーバ101は、受信した検索クエリ510(以下、第1検索クエリ)で関係知識DB104内の検索を試行する(ステップS701)。つぎに、サーバ101は、第1検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iが関係知識DB104にあるか否かを判断する(ステップS702)。第1検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iがある場合(ステップS702:Yes)、サーバ101は、第1検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iを取得する(ステップS703)。
そして、サーバ101は、ステップS703で取得した関係知識データ(取得関係知識データ)群のうち未選択の取得関係知識データ104-iがあるか否かを判断する(ステップS704)。未選択の取得関係知識データ104-iがある場合(ステップS704:Yes)、サーバ101は、未選択の取得関係知識データ104-iを1つ選択する(ステップS705)。
そして、サーバ101は、取得関係知識データ104-iの連結先からフレーズ403の抽出を実行する(ステップS706)。具体的には、たとえば、サーバ101は、取得関係知識データ104-iの連結先のノードN内のフレーズ403から1以上のフレーズ403を抽出する。抽出フレーズ403は、互いに異なるフレーズ403であるが、重複する単語が存在してもよい。
つぎに、サーバ101は、抽出フレーズ403を含む連結先のノードNを起点とする検索クエリ(以下、第2検索クエリ)510を抽出フレーズ403ごとに生成する(ステップS707)。具体的には、たとえば、サーバ101は、第1検索クエリ510と同様に、抽出フレーズ403を含む連結先のノードNを起点として、第2検索クエリ510を抽出フレーズ403ごとに生成する。
そして、サーバ101は、ステップS701と同様、第2検索クエリ510で関係知識DB104内の検索を試行する(ステップS708)。サーバ101は、第2検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iの件数を抽出フレーズ403ごとに取得する(ステップS709)。そして、サーバ101は、抽出フレーズ403ごとに第2検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iの件数について統計データを算出して(ステップS710)、ステップS704に戻る。
統計データとは、抽出フレーズ403ごとの関係知識データ104-iの件数に関する統計的なデータである。たとえば、各件数の最大値および最小値の組み合わせでもよく、各件数の平均値または中央値でもよい。また、各件数の最大値および最小値の組み合わせと、各件数の平均値または中央値と、を含んでもよい。
ステップS704において、未選択の取得関係知識データ104-iがない場合(ステップS704:No)。ステップS702に戻る。ステップS702において、第1検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iがない場合(ステップS702:No)、検索処理(ステップS608)が終了し、ステップS609に移行する。
<フレーズ抽出例>
図8は、図7のステップS706~S710に示したフレーズ抽出例を示す説明図である。図8では、関係知識データ104-iにおけるフレーズの抽出対象となるノードn内のフレーズ403を、「detecting the elimination of bilirubin substrate or the generation of bilirubin glucuronides.」とする。抽出対象となるノードnは、第1検索クエリ510から見れば連結先ndであるが、第2検索クエリ510から見れば起点nsとなる。図8では、フレーズ抽出(ステップS706)の実行前では、抽出対象となるノードnを連結先ndと表記し、フレーズ抽出(ステップS706)の実行後では、起点nsと表記する。
抽出フレーズ801~804は、フレーズ403から抽出された部分フレーズである。抽出フレーズ805は、フレーズ403をそのまま抽出したフレーズである。抽出フレーズ数は、少なくとも1件であり事前設定により決まる。また、抽出手法は、名詞句を取得したり、名詞句で分割したりするといいう既存の文法的な抽出方法でもよく、サーバ101がアクセス可能な外部の辞書においてフレーズ403の一部に一致する文字列を抽出する方法でもよく、フレーズ403、または、フレーズ403および作成途中のシナリオ302を入力することにより、学習モデルから出力されるフレーズを抽出フレーズとする機械学習を用いた抽出方法でもよい。
図8の例では、抽出フレーズ801に該当する関係知識データの件数は6件、抽出フレーズ802は18件、抽出フレーズ803は7件、抽出フレーズ804は21件、抽出フレーズ805は3件である。
また、図8の例では、統計データ810は、抽出フレーズ801~805の件数の平均件数「11」と、最小件数の3件と最大件数の21件とにより構成される件数範囲「3~21」と、を含む。
<シナリオ作成例>
つぎに、図9~図21を用いてユーザ操作によるシナリオ作成例について説明する。なお、後述するシナリオ作成領域902に1つでもノードnがあれば、サーバ101に保存(ステップS610)していなくてもシナリオ302である。
図9は、ユーザ操作によるシナリオ作成例1を示す説明図である。図9は、ステップS602により端末102に画面データが送信され、かつ、推論ルート301およびシナリオ302の作成開始前における端末102の表示画面900の一例を示す。表示画面900は、推論ルート301作成領域901と、シナリオ作成領域902と、検索結果表示領域903と、を有する。推論ルート作成領域901には、推論ルート301が表示される。推論ルート作成領域901には、ノードN1と接続点C12とがあらかじめ表示される。ただし、ノードN1には、概念クラスまたはフレーズのいずれも指定されていない。
シナリオ作成領域902には、シナリオ302が表示可能である。図9では、まだシナリオ302は作成されていないため、シナリオ302は表示されていない。シナリオ作成領域902の下方には、保存ボタン920が表示されている。保存ボタン920が押下されると、シナリオ作成領域902に表示されている最新のシナリオ302が端末102からサーバ101に送信される。
検索結果表示領域903は、ノードタブ931と、記事タブ932と、を有する絞込みボックス(図5を参照)である。ノードタブ931には、シナリオ302の作成に必要なノード候補NC1~NC6がシナリオ作成に利用可能に表示されたり、第1検索クエリ510による検索結果がシナリオ302の作成に利用可能に表示されたりするパネルである。記事タブ932には、第1検索クエリ510による検索結果に関連する記事が表示される。図9では、ノードタブ931が選択され、ノード候補NC1~NC6が利用可能に表示されている状態を示す。ノード候補NC1~NC6は、ドラッグアンドドロップにより推論ルート作成領域901に複製可能である。
図10は、ユーザ操作によるシナリオ作成例2を示す説明図である。図10では、ノード候補NCが推論ルート作成領域901に複製された状態を示す。図10では、ユーザがノード候補NC1を推論ルート作成領域901にドラッグアンドドロップした結果、エッジE1およびノードN2として複製され、ノードN1に接続される。つぎに、ユーザがノード候補NC2を推論ルート作成領域901にドラッグアンドドロップした結果、エッジE2およびノードN3として複製され、ノードN2に接続される。つぎに、ユーザがノード候補NC4を推論ルート作成領域901にドラッグアンドドロップした結果、エッジE3およびノードN4として複製され、ノードN3に接続される。
図11は、ユーザ操作によるシナリオ作成例3を示す説明図である。図11は、図10の状態から、ユーザ操作により、推論ルート作成領域901のノードN1~N4に条件となる概念クラス402またはフレーズ403を入力した状態を示す。図11では、ノードN1には概念クラス402、ノードN2、N4にはフレーズ403が入力され、ノードN3には条件が指定されていない。サーバ101は、作成された推論ルート301を保持する。
図12は、ユーザ操作によるシナリオ作成例4を示す説明図である。図12は、図11の状態から推論ルート301のノードN2をドラッグアンドドロップD&Dによりシナリオ作成領域にノードn2として複製した状態を示す。サーバ101は、ノードn2とノードN2との対応関係を保持する。なお、ノードn2の接続点c21,c22は、ノードN2の接続点C21,C22から複製された接続点cである。接続点c21,c22はユーザ操作により押下可能である。
また、推論ルート301の完成後、ノードタブ931は、ユーザ操作によりノード候補の表示から検索結果の表示に切り替わる。ノードタブ931は、起点条件入力欄1201と、連結先条件入力欄1202と、出典文条件入力欄1203と、メタデータ条件入力欄1204と、を有する。起点条件入力欄1201には、起点を検索するための条件となる概念クラスやフレーズを示す文字列が入力される。連結先条件入力欄1202には、連結先を検索するための条件となる概念クラス402やフレーズ403を示す文字列が入力される。出典文条件入力欄1203には、出典文410を検索するための条件となる文字列が入力される。メタデータ条件入力欄1204は、関係知識データ104-iに含まれるメタデータを検索するための条件となる文字列が入力される。
また、図12において、たとえば、ユーザが接続点c22を押下すると、図5に示したように、端末102は第1検索クエリ510を生成し、サーバ101に送信する。送信した結果、端末102はサーバ101から検索結果を受信し、ノードタブ931に検索結果群1210を表示する。なお、接続点cの押下の場合、接続点cを含む起点の条件となる概念クラス402またはフレーズ403(本例の場合、フレーズ403を示す「UGT1A1」)が、起点条件入力欄1201に自動的に設定される。
検索結果群1210は、0件以上の検索結果を含む。図12では、例として、検索結果群1210は、3件の検索結果1211~1213を含む。検索結果1211~1213は、第1検索クエリ510の起点の条件となる概念クラス402またはフレーズ403を包含する関係知識データ104-iである。また、いずれかの検索結果1211~1213の起点のフレーズ403が一致または部分一致する起点を持つ関係知識データ104-iを、部分一致する関係知識データ104-iと称す。この部分一致する関係知識データ104-iが存在する検索結果1211~1213については、プラスボタン1214が表示される。プラスボタン1214には、部分一致する関係知識データ104-iが折り込まれている。
検索結果1211~1213には、統計データ810が表示されている。また、検索結果1211,1213には、出典文410が含まれている。出典文410では、たとえば、第1検索クエリ510で指定された条件(起点の概念クラス402またはフレーズ403、連結先の概念クラス402またはフレーズ403、エッジの種類)の値513が強調表示される。また、検索結果1212に示したように、出典文410の替わりに、統合医学用語システム(UMLS)のような知識DBにアクセス可能なアクセス情報であるリンク1215が表示されてもよい。
図13は、ユーザ操作によるシナリオ作成例5を示す説明図である。図13は、図12の状態から検索結果1211,1213のプラスボタン1214が押下された状態を示す。検索結果1211,1213のプラスボタン1214が押下されたことで、部分一致する関係知識データ104-iが存在する検索結果1221,1223が表示される。
図14は、ユーザ操作によるシナリオ作成例6を示す説明図である。ユーザ操作により、連結先条件入力欄1202には、「bilirubin AND {指標}」が入力されており、フレーズが「bilirubin」であり、かつ、概念クラス402が「{指標}」である連結先を検索するための条件である。また、出典文条件入力欄1203には、「calculate NOT pcr」が入力されており、「calculate」を含み、「pcr」を含まない出典文410を検索するための条件である。これらの条件を端末102から取得することにより、サーバ101は、検索結果群1210を再度絞り込むことが可能である。
また、端末102は、シナリオ作成領域902において、ノードの近傍(たとえば、下方)にボックス1400を表示してもよい。ボックスには、ユーザ操作により、ノードn2の概念クラス402またはフレーズ403の同義語など自由に文字列を入力することができる。また、ボックスには、ノードn2の概念クラス402またはフレーズ403の同義語が自動入力されてもよい。具体的には、たとえば、第1検索クエリ510を送信した結果、サーバ101は、関係知識DB104または外部の知識DBからノードn2の概念クラス402またはフレーズ403の同義語を検索し、端末102に返す。これにより、端末102は、ボックスに、検索されたノードn2の概念クラス402またはフレーズ403の同義語を表示することができる。
図15は、ユーザ操作によるシナリオ作成例7を示す説明図である。図15は、図14の状態から、ドラッグアンドドロップにより、検索結果1211をシナリオ作成領域902に複製して、ノードn2と連結した状態を示す。具体的には、たとえば、端末102は、ユーザ操作により、ノードn2と複製したノードn31との間にエッジe21を描画して、ノードn2とノードn31とを連結する。これにより、サーバ101は、ノードn2の連結先であるノードn31を、推論ルート310のノードN2の連結先であるノードN3に対応付け、エッジe21をノードN2,N3間のエッジE2に対応付ける。ドラッグアンドドロップされた検索結果1211は、ドラッグアンドドロップされたことが視認できるよう、たとえば、他の検索結果1212,1213に比べて薄く表示される。
また、シナリオ作成領域902において、エッジe21の下に表示されている[QI+2015]は、検索結果1211の出典文の出典元の文書ID1500である。文書ID1500には、その出典元の文書へのリンクが埋め込まれていてもよい。
図16は、ユーザ操作によるシナリオ作成例8を示す説明図である。図16は、図15の状態から、ユーザ操作により記事タブ932を選択した状態を示す。記事タブ932の選択により、シナリオ作成領域902内に表示されている文書IDで特定される出典元の文書1600が表示される。出典元の文書1600では、たとえば、第1検索クエリ510で指定された条件(起点の概念クラスまたはフレーズ、連結先の概念クラスまたはフレーズ、エッジの種類)の値513が強調表示される。
図17は、ユーザ操作によるシナリオ作成例9を示す説明図である。図17は、図16の状態から、ユーザがシナリオ302を編集している状態を示す。具体的には、たとえば、ノードn31内のフレーズ403が修正されている。このように、シナリオ作成領域902に表示されているノードn内の条件は、ユーザ操作により編集可能である。
図18は、ユーザ操作によるシナリオ作成例10を示す説明図である。図18は、図17の状態から、ドラッグアンドドロップにより、検索結果1213をシナリオ作成領域902に複製して、ノードn2と連結した状態を示す。具体的には、たとえば、端末102は、ユーザ操作により、ノードn2と複製したノードn32との間にエッジe22を描画して、ノードn2とノードn32とを連結する。これにより、サーバ101は、ノードn2の連結先であるノードn32を、推論ルート310のノードN2の連結先であるノードN3に対応付け、エッジe22をノードN2,N3間のエッジE2に対応付ける。ドラッグアンドドロップされた検索結果1213は、ドラッグアンドドロップされたことが視認できるよう、たとえば、他の検索結果1212に比べて薄く表示される。
また、シナリオ作成領域902において、エッジe21の下に表示されている[Sara+2010]は、検索結果1213の出典文の出典元の文書ID1800である。文書ID1800には、その出典元の文書へのリンクが埋め込まれていてもよい。このように、1つの接続点c22に、複数の検索結果を接続することが可能である。
図19は、ユーザ操作によるシナリオ作成例11を示す説明図である。図19は、図18の状態から、ドラッグアンドドロップにより、検索結果1901をシナリオ作成領域902に複製して、ノードn2と連結した状態を示す。図19では、ユーザ操作により、メタデータ条件入力欄1204に「糖尿病」が入力されており、起点条件入力欄1201~メタデータ条件入力欄1204で指定された条件を端末102から取得することにより、サーバ101は、検索結果群1210を再度絞り込み、検索結果群1900を端末102に送信する。これにより、端末102のノードタブ931には、検索結果群1900が表示される。
ユーザは、検索結果群1900から検索結果1901をドラッグアンドドロップしてシナリオ作成領域902に複製する。具体的には、たとえば、端末102は、ユーザ操作により、ノードn2と複製したノードn1との間にエッジe1を描画して、ノードn2とノードn1とを連結する。これにより、サーバ101は、ノードn2の連結先であるノードn1を、推論ルート310のノードN2の連結先であるノードN1に対応付け、エッジe1をノードN2,N1間のエッジE1に対応付ける。このようにして、シナリオ302が、ノードn1、エッジe1、ノードn2、エッジe21、ノードn31、エッジe22、ノードn32に更新される。
図20は、ユーザ操作によるシナリオ作成例12を示す説明図である。図20は、図19の状態から、さらにノードn41~n43およびエッジe321~e323をシナリオ302に追加した状態を示す。具体的には、たとえば、端末102は、ユーザ操作により、ノードn31と複製したノードn41との間にエッジe311を描画して、ノードn31とノードn41とを連結する。これにより、サーバ101は、ノードn31の連結先であるノードn41を、推論ルート310のノードN3の連結先であるノードN4に対応付け、エッジe311をノードN3,N4間のエッジE3に対応付ける。
同様に、端末102は、ユーザ操作により、ノードn32と複製したノードn42との間にエッジe312を描画して、ノードn32とノードn42とを連結する。これにより、サーバ101は、ノードn32の連結先であるノードn42を、推論ルート310のノードN3の連結先であるノードN4に対応付け、エッジe312をノードN3,N4間のエッジE3に対応付ける。
同様に、端末102は、ユーザ操作により、ノードn32と複製したノードn43との間にエッジe313を描画して、ノードn32とノードn43とを連結する。これにより、サーバ101は、ノードn32の連結先であるノードn43を、推論ルート310のノードN3の連結先であるノードN4に対応付け、エッジe313をノードN3,N4間のエッジE3に対応付ける。
また、ユーザは、登録対象となるシナリオ2000を選択することが可能である。具体的には、たとえば、ユーザは、入力デバイス203により、シナリオ302からノードn1、ノードn2、ノードn31、ノードn32、およびノードn42を選択する(図20において黒塗りで表示)。サーバ101は、選択されたノードn1、ノードn2、ノードn31、ノードn32、およびノードn42と、その間のエッジe1、e22、e312を登録対象シナリオ2000に設定する。そして、ユーザが、入力デバイス203により保存ボタン920を押下すると、端末102は、登録対象シナリオ2000を当該端末102のユーザのIDに関連付けて記憶デバイス202に保存する(ステップS610)。
このように、上述した実施例では、シナリオ302の作成効率の向上や作成されるシナリオ302の品質向上を図ることができる。
なお、上述した実施例では、クライアントサーバ型の作成支援システム100において、サーバ101が、端末102からの操作に従って、シナリオ302の作成を支援する作成支援装置として説明した。これに対し、端末102が、検索クエリ510を生成し、サーバに検索させるという作成支援装置でもよい。また、上述した実施例では、クライアントサーバ型の作成支援システム100について説明したが、スタンドアロン型のサーバ101で実現してもよい。
また、上述した実施例1および実施例2にかかる作成支援装置は、下記(1)~(13)のように構成することもできる。
(1)プログラムを実行するプロセッサ201と、プログラムを記憶する記憶デバイス202と、を有する作成支援装置(サーバ101,端末102)は、知識を規定した2つのノードns,ndと、2つのノードns,ndの関係性を規定し2つのノードns,ndを連結したエッジesdと、により構成される関係知識データ104-iの集合を記憶する関係知識DB104にアクセス可能である。プロセッサ201は、仮説を構成する複数の知識を順序付けた推論ルート301を取得する取得処理(ステップS603、S604)と、仮説を具体化したシナリオ302に取得処理によって取得された推論ルート301内の第1ノードN2に対応する第2ノードn2が追加された場合、シナリオ302を更新する更新処理(ステップS607)と、推論ルート301内の第1ノードN2と、第1ノードN2からの第1連結先ノードN3と、第1ノードN2および第1連結先ノードN3を連結する第1エッジE2と、に基づいて、第2ノードn2からの第2連結先ノードn31を検索する第1検索クエリ510を生成する生成処理(ステップS609)と、生成処理によって生成された第1検索クエリ510に該当する特定の第1関係知識データ104-iを、関係知識DB104から検索する検索処理(ステップS610)と、検索処理によって検索された特定の第1関係知識データ104-iを出力する出力処理(ステップS611)と、を実行する。
これにより、ユーザは複数の知識を規定するノードnをエッジeで連結することができ、シナリオ302を作成することができる。具体的には、たとえば、第1検索クエリ510の検索結果として挙がってきた特定の第1関係知識データ104-iから連結先のノードnを選択可能であるため、ユーザにとって興味のないシナリオ302は生成されない。すなわち、第1検索クエリ510で特定の第1関係知識データ104-iを検索することにより、シナリオ302の各ノードnや各エッジeに対して課した条件を満たすようなシナリオ302が作成される。このように、シナリオ302の作成効率の向上や作成されるシナリオ302の品質向上を図ることができる。
(2)上記(1)の作成支援装置において、生成処理では、プロセッサ201は、推論ルート301内の第1連結先ノードN3と、第1連結先ノードN3からの第3連結先ノードN4と、第1連結先ノードN3および第3連結先ノードN4を連結する第3エッジE3と、に基づいて、第2連結先ノードn31からの第4連結先ノードn41を検索する第2検索クエリ510を生成し、検索処理では、プロセッサ201は、生成処理によって生成された第2検索クエリ510に該当する特定の第2関係知識データ104-iを、関係知識DB104から検索し、出力処理では、プロセッサ201は、特定の第1関係知識データ104-iと、特定の第2関係知識データ104-iの件数と、を出力する。
これにより、ユーザは、第4連結先ノードn41の存在を、第2連結先ノードn31の検索時に確認することができる。したがって、第4連結先ノードn41が存在しない第2連結先ノードn31のシナリオ302への追加を回避することができる。
(3)上記(2)の作成支援装置において、プロセッサ201は、第2連結先ノードn3に規定されている知識の文字列から、当該文字列の一部を含む部分文字列を複数抽出する抽出処理(ステップS706)を実行し、生成処理では、プロセッサ201は、抽出処理によって抽出された文字列の各々を第2連結先ノードn3として、第2検索クエリ510を生成し、検索処理では、プロセッサ201は、第2検索クエリ510の各々について、特定の第2関係知識データ104-iを関係知識DB104から検索し、プロセッサ201は、第2検索クエリ510の各々から検索された特定の第2関係知識データ104-iの件数に関する統計データ810を算出する算出処理(ステップS710)を実行し、出力処理では、プロセッサ201は、特定の第1関係知識データ104-iと、算出処理によって算出された統計データ810と、を出力する。
抽出処理(ステップS706)により、第2連結先ノードn31を起点とする第2検索クエリ510の検索パターンの網羅性の向上を図ることができる。これにより、ユーザは、第4連結先ノードn41の存在を、第2連結先ノードn31の検索時に網羅的に確認することができる。したがって、第4連結先ノードn41が存在しない第2連結先ノードn31のシナリオ302への追加を回避することができる。
(4)上記(1)の作成支援装置において、関係知識データ104-iは、関係知識データ104-iの関連情報を有し、出力処理では、プロセッサ201は、関連情報を含む特定の第2関係知識データ104-iを出力する。
これにより、ユーザは、第1検索クエリ510の検索結果として挙がってきた特定の第1関係知識データ104-iから連結先のノードnの選択時に関連情報を参照して、シナリオ302への追加する際の判断指標とすることができる。
(5)上記(4)の作成支援装置において、関連情報は、関係知識データ104-iの根拠となる出典文410である。
これにより、ユーザは、第1検索クエリ510の検索結果として挙がってきた特定の第1関係知識データ104-iから連結先のノードnの選択時に出典文410を参照して、シナリオ302への追加する際の判断指標とすることができる。
(6)上記(4)の作成支援装置において、関連情報は、関係知識データ104-iの根拠となる出典へのリンク1215である。
これにより、ユーザは、第1検索クエリ510の検索結果として挙がってきた特定の第1関係知識データ104-iから連結先のノードnの選択時にリンク1215によるリンク先のWebページを参照して、シナリオ302への追加する際の判断指標とすることができる。
(7)上記(5)の作成支援装置において、出力処理では、プロセッサ201は、出典文410において第2ノードn2および第2連結先ノードn31の各々に規定されている知識を示す文字列と、第1エッジE2に規定された関連性を示す文字列と、を強調表示可能に出力する。
これにより、ユーザは、第1検索クエリ510の検索結果として挙がってきた特定の第1関係知識データ104-iから連結先のノードnの選択時に出典文410の強調表示箇所を参照して、シナリオ302への追加する際の判断指標とすることができる。
(8)上記(1)の作成支援装置において、更新処理では、プロセッサ201は、シナリオ302内で、第2ノードn2と特定の第1関係知識データ104-i内の第2連結先ノードn31とが第1エッジE2に対応する第2エッジe21で連結された場合、シナリオ302を更新する。
これにより、最新の状態でシナリオ302の作成を継続することができる。
(9)上記(8)の作成支援装置において、生成処理では、プロセッサ201は、推論ルート301内の第1連結先ノードN3と、第1連結先ノードN3からの第3連結先ノードN4と、第1連結先ノードN3および第3連結先ノードN4を連結する第3エッジE3と、に基づいて、第2連結先ノードn31からの第4連結先ノードn41を検索する第3検索クエリ510を生成し、検索処理では、プロセッサ201は、生成処理によって生成された第3検索クエリ510に該当する特定の第2関係知識データ104-iを、関係知識DB104から検索し、出力処理では、プロセッサ201は、特定の第2関係知識データ104-iを出力する。
これにより、作成支援装置は、最新の状態となったシナリオ302で検索クエリを生成することができる。
(10)上記(9)の作成支援装置において、関係知識データ104-iは、関係知識データ104-iの関連情報を有し、生成処理では、プロセッサ201は、推論ルート301内の第1連結先ノードN3と、第3連結先ノードN4と、第3エッジE3と、特定の第1関係知識データ104-iに含まれる関連情報と、に基づいて、第3検索クエリ510を生成し、出力処理では、プロセッサ201は、特定の第2関係知識データ104-iおよび関連情報を出力する。
これにより、作成支援装置は、前回の検索結果である特定の第1関係知識データ104-iに含まれる関連情報を用いて検索することができる。
(11)上記(10)の作成支援装置において、関連情報は、関係知識データ104-iの根拠となる出典文410である。
(12)上記(10)の作成支援装置において、プロセッサ201は、生成処理では、プロセッサ201は、第3検索クエリ510の関連情報と、第3検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iの関連情報と、の類似度に基づいて、第3検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iを特定の第2関係知識データ104-iに決定する。
これにより、類似度がしきい値以上である場合に第3検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iを特定の第2関係知識データ104-iに決定したり、類似度がしきい値以下である場合に第3検索クエリ510に該当する関係知識データ104-iを特定の第2関係知識データ104-iに決定したりする、といった検索が可能になる。これにより、特定の第2関係知識データ104-iを効率的に絞り込むことができる。
(13)上記(1)の作成支援装置において、プロセッサ201は、シナリオ302の中から選択されたノード群とノード群を連結するエッジ群とにより登録対象シナリオ2000を決定し、記憶デバイス202に保存する保存処理(ステップS612)を実行する。
これにより、作成支援装置は、シナリオ302内の必要なシナリオ2000の保存を、ユーザ操作によるノードの選択だけで容易に実行することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。たとえば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサ201がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 作成支援システム
101 サーバ
102 端末
103 ネットワーク
104 関係知識DB
104-i 関係知識データ
201 プロセッサ
202 記憶デバイス
301 推論ルート
302 シナリオ
310 推論ルート
410 出典文
510 検索クエリ
810 統計データ
2000 登録対象シナリオ
E,e エッジ
N,n ノード
C,c 接続点

Claims (15)

  1. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する作成支援装置であって、
    知識を規定した2つのノードと、前記2つのノードの関係性を規定し前記2つのノードを連結したエッジと、により構成される関係知識データの集合を記憶するデータベースにアクセス可能であり、
    前記プロセッサは、
    仮説を構成する複数の前記知識を順序付けた推論ルートを取得する取得処理と、
    前記仮説を具体化したシナリオに前記取得処理によって取得された推論ルート内の第1ノードに対応する第2ノードが追加された場合、前記シナリオを更新する更新処理と、
    前記推論ルート内の前記第1ノードと、前記第1ノードからの第1連結先ノードと、前記第1ノードおよび前記第1連結先ノードを連結する第1エッジと、に基づいて、前記第2ノードからの第2連結先ノードを検索する第1検索クエリを生成する生成処理と、
    前記生成処理によって生成された第1検索クエリに該当する第1関係知識データを、前記データベースから検索する検索処理と、
    前記検索処理によって検索された第1関係知識データを出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする作成支援装置。
  2. 請求項1に記載の作成支援装置であって、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記推論ルート内の前記第1連結先ノードと、前記第1連結先ノードからの第3連結先ノードと、前記第1連結先ノードおよび前記第3連結先ノードを連結する第3エッジと、に基づいて、前記第2連結先ノードからの第4連結先ノードを検索する第2検索クエリを生成し、
    前記検索処理では、前記プロセッサは、前記生成処理によって生成された第2検索クエリに該当する第2関係知識データを、前記データベースから検索し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記第1関係知識データと、前記第2関係知識データの件数と、を出力する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  3. 請求項2に記載の作成支援装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記第2連結先ノードに規定されている知識の文字列から、当該文字列の一部を含む部分文字列を複数抽出する抽出処理を実行し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記抽出処理によって抽出された文字列の各々を前記第2連結先ノードとして、前記第2検索クエリを生成し、
    前記検索処理では、前記プロセッサは、前記第2検索クエリの各々について、前記第2関係知識データを前記データベースから検索し、
    前記プロセッサは、
    前記第2検索クエリの各々から検索された前記第2関係知識データの件数に関する統計データを算出する算出処理を実行し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記第1関係知識データと、前記算出処理によって算出された統計データと、を出力する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  4. 請求項1に記載の作成支援装置であって、
    前記関係知識データは、前記関係知識データの関連情報を有し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、第1関連情報を含む前記第1関係知識データを出力する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  5. 請求項4に記載の作成支援装置であって、
    前記関連情報は、前記関係知識データの根拠となる出典に関する文書データであり、
    前記第1関連情報は、前記第1関係知識データの根拠となる出典に関する第1文書データである、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  6. 請求項4に記載の作成支援装置であって、
    前記関連情報は、前記関係知識データの根拠となる出典へのアクセス情報であり、
    前記第1関連情報は、前記第1関係知識データの根拠となる出典への第1アクセス情報である、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  7. 請求項5に記載の作成支援装置であって、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記第1文書データにおいて前記第2ノードおよび前記第2連結先ノードの各々に規定されている知識を示す文字列と、前記第1エッジに規定された関連性を示す文字列と、を強調表示可能に出力する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  8. 請求項1に記載の作成支援装置であって、
    前記更新処理では、前記プロセッサは、前記シナリオ内で、前記第2ノードと前記第1関係知識データ内の前記第2連結先ノードとが前記第1エッジに対応する第2エッジで連結された場合、前記シナリオを更新する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  9. 請求項8に記載の作成支援装置であって、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記推論ルート内の前記第1連結先ノードと、前記第1連結先ノードからの第3連結先ノードと、前記第1連結先ノードおよび前記第3連結先ノードを連結する第3エッジと、に基づいて、前記第2連結先ノードからの第4連結先ノードを検索する第3検索クエリを生成し、
    前記検索処理では、前記プロセッサは、前記生成処理によって生成された第3検索クエリに該当する第2関係知識データを、前記データベースから検索し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記第2関係知識データを出力する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  10. 請求項9に記載の作成支援装置であって、
    前記関係知識データは、前記関係知識データの関連情報を有し、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記推論ルート内の前記第1連結先ノードと、前記第3連結先ノードと、前記第3エッジと、前記第1関係知識データに含まれる第1関連情報と、に基づいて、前記第3検索クエリを生成し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記第2関係知識データおよび前記第1関連情報を出力する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  11. 請求項10に記載の作成支援装置であって、
    前記関連情報は、前記関係知識データの根拠となる出典に関する文書データであり、
    前記第1関連情報は、前記第1関係知識データの根拠となる出典への第1アクセス情報である、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  12. 請求項10に記載の作成支援装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記生成処理では、前記プロセッサは、前記第3検索クエリの関連情報と、前記第3検索クエリに該当する関係知識データの関連情報と、の類似度に基づいて、前記第3検索クエリに該当する関係知識データを前記第2関係知識データに決定する、
    ことを特徴とする作成支援装置。
  13. 請求項1に記載の作成支援装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記シナリオの中から選択されたノード群と前記ノード群を連結するエッジ群とにより登録対象シナリオを決定し、前記記憶デバイスに保存する保存処理、
    を実行することを特徴とする作成支援装置。
  14. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有する作成支援装置が実行する作成支援方法であって、
    知識を規定した2つのノードと、前記2つのノードの関係性を規定し前記2つのノードを連結したエッジと、により構成される関係知識データの集合を記憶するデータベースにアクセス可能であり、
    前記プロセッサは、
    仮説を構成する複数の前記知識を順序付けた推論ルートを取得する取得処理と、
    前記仮説を具体化したシナリオに前記取得処理によって取得された推論ルート内の第1ノードに対応する第2ノードが追加された場合、前記シナリオを更新する更新処理と、
    前記推論ルート内の前記第1ノードと、前記第1ノードからの第1連結先ノードと、前記第1ノードおよび前記第1連結先ノードを連結する第1エッジと、に基づいて、前記第2ノードからの第2連結先ノードを検索する第1検索クエリを生成する生成処理と、
    前記生成処理によって生成された第1検索クエリに該当する第1関係知識データを、前記データベースから検索する検索処理と、
    前記検索処理によって検索された第1関係知識データを出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする作成支援方法。
  15. 知識を規定した2つのノードと、前記2つのノードの関係性を規定し前記2つのノードを連結したエッジと、により構成される関係知識データの集合を記憶するデータベースにアクセス可能なプロセッサに、
    仮説を構成する複数の前記知識を順序付けた推論ルートを取得する取得処理と、
    前記仮説を具体化したシナリオに前記取得処理によって取得された推論ルート内の第1ノードに対応する第2ノードが追加された場合、前記シナリオを更新する更新処理と、
    前記推論ルート内の前記第1ノードと、前記第1ノードからの第1連結先ノードと、前記第1ノードおよび前記第1連結先ノードを連結する第1エッジと、に基づいて、前記第2ノードからの第2連結先ノードを検索する第1検索クエリを生成する生成処理と、
    前記生成処理によって生成された第1検索クエリに該当する第1関係知識データを、前記データベースから検索する検索処理と、
    前記検索処理によって検索された第1関係知識データを出力する出力処理と、
    を実行させることを特徴とする作成支援プログラム。
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