JP7407777B2 - 照合装置および照合方法 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 掲載年月日 令和3年8月20日 掲載アドレス http://gijutsu12/Giken/index.html
本発明は、照合装置および照合方法に関する。
従来の製造ラインにおいて、作業指示板等が示す識別情報の通りに車体等の部品が流れているかについては作業者の目視点検によって誤欠品の発生を抑制している。このような、製造ラインにおける技術として、所定の繰り返しピッチで連続して生産される部品の画像検査において,その画像検査の実施状態を認識するために、マッチング処理部は、入力された検査画像のフレームから部品を検出し、検出された部品の位置と相関値とを取得し、フレーム間部品対応検出部は、連続する2つのフレーム間で類似する部品の対応を検出し、対応部品位置差分算出部は、対応部品間の検出位置の差分である対応部品位置差分を算出する。対応部品位置差分統計部は、対応部品位置差分を統計した移動量ヒストグラムを作成し、部品移動量推定部は、移動量ヒストグラムから連続するフレーム間での部品の移動量を推定し、画像検査実施状態判定部は、部品の移動量の推定結果から、画像検査が適切に実施されているか否かを判定する技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特許第5464092号公報
しかしながら、従来の製造ラインにおける技術では、所定の繰り返しピッチで連続して画像検査をするには、画像処理および判定処理等についての負荷が高く、高度なシステム環境を備えて当該負荷に耐え得る設備が必要となるという課題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、指示情報が示す部品が搬送ラインに流れているか否かを、処理負荷を抑制しつつ、リアルタイムで照合することができる照合装置および照合方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る照合装置は、部品が搬送経路上の所定位置に搬送されたことを示す信号を受信する受信部と、前記受信部により前記信号が受信された場合に、第1撮像装置により撮像された、前記部品を識別する指示情報の表示媒体に対する第1撮像画像の取得を開始する第1取得部と、前記受信部により前記信号が受信された場合に、第2撮像装置により撮像された、前記部品における所定の対象物に対する第2撮像画像の取得を開始する第2取得部と、前記第1撮像画像に含まれる前記指示情報の画像を入力として、所定の学習モデルを用いた識別処理により該指示情報に対応する第1情報を出力として得、前記第2撮像画像に含まれる前記対象物の画像を入力として、前記学習モデルを用いた識別処理により該対象物を識別する第2情報を出力として得る識別部と、前記第1情報と、前記第2情報とを照合する照合部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、指示情報が示す部品が搬送ラインに流れているか否かを、処理負荷を抑制しつつ、リアルタイムで照合することができる。
図1は、実施形態に係る照合システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る照合装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る照合装置の機能的なブロック構成の一例を示す図である。 図4は、指示情報を示す撮像画像の一例を示す図である。 図5は、エンブレムの撮像画像の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る照合システムにおいて識別結果を重畳表示させた撮像画像の表示例を示す図である。 図7は、実施形態に係る照合システムにおける識別照合処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、変形例に係る照合装置においてガーニッシュを識別する動作を説明する図である。
以下に、図1~図8を参照しながら、本発明に係る照合装置および照合方法の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(照合システムの全体構成)
図1は、実施形態に係る照合システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る照合システム1の全体構成について説明する。
図1に示す照合システム1は、搬送ライン3(搬送経路)において、撮像装置により撮像された画像が示す指示情報および部品における所定の対象物から、当該指示情報が示す部品が搬送されているか否かを照合するためのシステムである。図1に示すように、照合システム1は、リミッタスイッチ11と、第1撮像装置12aと、第2撮像装置12bと、照合装置10と、表示装置13と、サーバ装置20と、を含む。
リミッタスイッチ11は、搬送ライン3上で図1に示す矢印の方向に流れる車体等の部品30が所定の位置まで到達したことを検知するためのスイッチである。リミッタスイッチ11は、部品30が所定の位置まで到達したことを検知した場合、部品30についての検知信号を、照合装置10へ送信する。なお、部品30が搬送ライン3上の所定の位置に到達したことを検知するためのセンサまたはスイッチとしてはリミッタスイッチ11に限定されるものではなく、例えば、リミッタスイッチ11の代わりに近接センサまたは光電センサ等を用いて検知するものとしてもよい。
第1撮像装置12aは、搬送ライン3に流れる車体等の部品30を識別する指示情報の表示媒体を撮像する撮像装置である。第1撮像装置12aは、撮像した撮像画像を照合装置10へ送信する。本実施形態では、部品30は、自動車の車体であるものとし、所定の対象物は、自動車メーカ、または当該自動車メーカおよび車種を特定するエンブレムであるものとし、指示情報の表示媒体は、図1に示すように、数字、アルファベット等で表される指示情報を表示する電光掲示板31(指示盤の一例)であるものとして説明する。なお、部品30、所定の対象物、および指示情報の表示媒体は、これらに限定されるものではない。
第2撮像装置12bは、部品30における所定の対象物であるエンブレムを含む領域を撮像する撮像装置である。第2撮像装置12bは、撮像した撮像画像を照合装置10へ送信する。
なお、第1撮像装置12aおよび第2撮像装置12bによる撮像画像は、静止画データであってもよく、動画データであってもよい。
照合装置10は、第1撮像装置12aで撮像された撮像画像に含まれる指示情報、および第2撮像装置12bで撮像された撮像画像に含まれるエンブレムから、それぞれ文字情報に変換し、当該文字情報を照合する装置である。照合装置10は、例えば、シングルボードコンピュータによって実現される。なお、照合装置10はシングルボードコンピュータであることに限定されず、通常のPC(Personal Computer)またはワークステーション等の情報処理装置であってもよい。照合装置10は、画像処理プログラム101と、学習モデル102と、照合プログラム103と、を含む。
画像処理プログラム101は、第1撮像装置12aおよび第2撮像装置12bにより撮像された撮像画像から、指示情報およびエンブレムの画像を抽出する等の画像処理を行うためのプログラムである。
学習モデル102は、指示情報の画像に、ラベルとしての所定の文字情報を組み合わせた教師データ(第1教師データ)、およびエンブレムの画像に、ラベルとしての所定の文字情報を組み合わせた教師データ(第2教師データ)を用いて、機械学習の一例である教師あり学習により生成された学習モデルである。当該学習モデルは、例えば、YOLO(You Only Look Once)等の既存の物体認識アルゴリズムに基づいて生成されるものとすればよい。ここで、所定の文字情報とは、例えば、エンブレムに対応するメーカ名または車種名等の文字情報であるものとする。本実施形態では、指示情報の画像、およびエンブレムの画像から、学習モデル102を用いた識別処理の結果として、メーカ名を示す文字情報、および当該結果の信頼性の程度を示す信頼度が得られるものとして説明する。
照合プログラム103は、学習モデル102を用いた識別処理の結果により得られた、指示情報の画像に対する文字情報と、エンブレムの画像に対する文字情報とを照合するためのプログラムである。
表示装置13は、照合プログラム103による照合結果等を表示する、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)またはOELD(Organic Electro-Luminescent Display:有機ELディスプレイ)等の表示装置である。
サーバ装置20は、照合プログラム103による照合結果等を蓄積するサーバ装置である。
(照合装置のハードウェア構成)
図2は、実施形態に係る照合装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る照合装置10のハードウェア構成について説明する。
図2に示すように、照合装置10は、CPU(Central Processing Unit)201と、RAM(Random Access Memory)202と、ROM(Read Only Memory)203と、補助記憶装置204と、ネットワークI/F205と、入力I/F206と、出力I/F207と、撮像I/F208と、を備えている。これらの各部は、バスライン210を介して互いにデータ通信が可能となるように接続されている。
CPU201は、照合装置10全体の動作を制御する演算装置である。RAM202は、CPU201のワークエリアとして使用される揮発性記憶装置である。ROM203は、IPL(Initial Program Loader)のようなCPU201が最初に実行するプログラム等を記憶する不揮発性記憶装置である。なお、CPU201、RAM202およびROM203は、例えば1つの基板に実装されたSoC(System on a Chip)として構成されていてもよい。
補助記憶装置204は、上述した画像処理プログラム101、学習モデル102および照合プログラム103、ならびにこれらのプログラムで用いられる各種データ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、eMMC(embedded Multi Media Card)またはmicroSDカード等の補助記憶装置である。
ネットワークI/F205は、ネットワーク等に接続してデータ通信するためのインターフェースである。図2に示す例では、ネットワークI/F205は、サーバ装置20に接続されており、照合装置10における上述の照合結果等をサーバ装置20へ送信する。また、ネットワークI/F205は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)のプロトコルで通信可能にするEthernet(登録商標)規格のインターフェースである。なお、ネットワークI/F205は、有線通信に限定されるものではなく、Wi-Fi(登録商標)等に基づく無線通信のインターフェースであってもよい。
入力I/F206は、リミッタスイッチ11から検知信号を入力するためのGPIO(General Purpose Input/Output)等のインターフェースである。
出力I/F207は、照合結果等の表示データを表示装置13へ送信するためのHDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)等のインターフェースである。
撮像I/F208は、第1撮像装置12aおよび第2撮像装置12bから撮像画像を受信するためのUSB(Universal Serial Bus)等のインターフェースである。
なお、図1に示す照合装置10のハードウェア構成は一例を示すものであり、当該構成に限定されるものではない。例えば、グラフィック処理に特化したGPU(Graphics Processing Unit)等を備えているものとしてもよい。
(照合装置の機能的なブロック構成)
図3は、実施形態に係る照合装置の機能的なブロック構成の一例を示す図である。図4は、指示情報を示す撮像画像の一例を示す図である。図5は、エンブレムの撮像画像の一例を示す図である。図6は、実施形態に係る照合システムにおいて識別結果を重畳表示させた撮像画像の表示例を示す図である。図3~図6を参照しながら、本実施形態に係る照合装置10の機能的なブロック構成および動作について説明する。
図3に示すように、照合装置10は、第1取得部301と、第2取得部302と、検知部303(受信部)と、抽出部304と、識別部305と、照合部306と、表示制御部307と、生成部308と、記憶部309と、を有する。
第1取得部301は、第1撮像装置12aにより撮像された、電光掲示板31の撮像画像(以下、第1撮像画像と称する場合がある)を取得する機能部である。ここで、図4(b)に、第1撮像画像の一例として、第1撮像装置12aにより撮像された電光掲示板31の撮像画像IMG2を示している。なお、上述したように、第1撮像装置12aが撮像する対象は、指示情報を表示する電光掲示板31に限定されるものではなく、例えば、図4(a)に示すように、部品30である車体に貼付された、指示情報が印字された指示紙を含む撮像画像IMG1(第1撮像画像の一例)であってもよい。また、第1取得部301は、後述する検知部303から部品30についての検知信号を受信した旨を受け取った場合、第1撮像装置12aにより撮像された第1撮像画像の取得を開始する。なお、検知部303により検知信号を受信したタイミングで、第1撮像装置12aによる撮像動作の開始、かつ第1取得部301による第1撮像画像の取得動作の開始が行われるものとしてもよい。第1取得部301は、取得した第1撮像画像を、抽出部304へ出力する。第1取得部301は、例えば、図2に示すCPU201により画像処理プログラム101が実行されることによって実現される。
第2取得部302は、第2撮像装置12bにより撮像された、部品30である車体のエンブレムを含む撮像画像(以下、第2撮像画像と称する場合がある)を取得する機能部である。ここで、図5に、第2撮像画像の一例として、第2撮像装置12bにより撮像された車体のエンブレムを含む撮像画像IMG3を示している。また、第2取得部302は、後述する検知部303から部品30についての検知信号を受信した旨を受け取った場合、第2撮像装置12bにより撮像された第2撮像画像の取得を開始する。なお、検知部303により検知信号を受信したタイミングで、第2撮像装置12bによる撮像動作の開始、かつ第2取得部302による第2撮像画像の取得動作の開始が行われるものとしてもよい。第2取得部302は、取得した第2撮像画像を、抽出部304へ出力する。第2取得部302は、例えば、図2に示すCPU201により画像処理プログラム101が実行されることによって実現される。
検知部303は、リミッタスイッチ11により搬送ライン3上で部品30が所定の位置まで到達したことが検知された場合、リミッタスイッチ11から当該検知信号を受信する機能部である。検知部303は、検知信号を受信した場合、当該検知信号を受信した旨を第1取得部301および第2取得部302へ出力する。検知部303は、例えば、図2に示すCPU201により画像処理プログラム101等のプログラムが実行されることによって実現される。
抽出部304は、第1取得部301および第2取得部302によりそれぞれ取得された撮像画像から、所定の画像部分を抽出する機能部である。
具体的には、抽出部304は、第1取得部301により取得された第1撮像画像から、エンブレムを識別する指示情報を含む画像を抽出する。例えば、図4(b)に示す例では、抽出部304は、第1取得部301から受け取った第1撮像画像である撮像画像IMG2から、指示情報を含む画像として抽出画像EIMG2を抽出する。なお、図4(a)に示すように、第1撮像画像が、指示情報が印字された指示紙を含む撮像画像IMG1である場合、抽出部304は、当該撮像画像IMG1から、指示情報を含む画像として抽出画像EIMG1を抽出すればよい。
また、抽出部304は、第2取得部302により取得された第2撮像画像から、エンブレムを含む画像を抽出する。例えば、図5に示す例では、抽出部304は、第2取得部302から受け取った第2撮像画像である撮像画像IMG3から、エンブレムを含む画像として抽出画像EIMG3を抽出する。
抽出部304が各撮像画像から所定の画像部分(指示情報およびエンブレム)を抽出する方法としては、例えば、抽出する画像領域が予め設定されているものとしてもよく、または、テンプレートマッチング等の所定のアルゴリズムにより所定の画像部分が抽出されるものとしてもよい。抽出部304は、抽出した指示情報の画像、およびエンブレムの画像を、識別部305へ出力する。抽出部304は、例えば、図2に示すCPU201により画像処理プログラム101が実行されることによって実現される。
識別部305は、抽出部304から受け取った抽出画像を入力として、記憶部309に記憶された学習モデル102を用いた識別処理により、抽出画像に対応するメーカ名を示す文字情報を出力する機能部である。具体的には、識別部305は、抽出部304から受け取った指示情報の画像に基づいて、学習モデル102を用いた識別処理により、当該指示情報の画像に対応するメーカ名を示す文字情報(以下、第1文字情報と称する場合がある)、および当該識別処理の信頼性の程度を示す信頼度を出力する。また、識別部305は、抽出部304から受け取ったエンブレムの画像に基づいて、学習モデル102を用いた識別処理により、当該エンブレムの画像に対応するメーカ名を示す文字情報(以下、第2文字情報と称する場合がある)、および当該識別処理の信頼性の程度を示す信頼度を出力する。識別部305は、第1文字情報および第2文字情報、ならびにそれぞれの信頼度を、照合部306へ出力する。識別部305は、例えば、図2に示すCPU201により、学習モデル102を用いた識別処理を行うためのプログラムが実行されることによって実現される。
なお、第1文字情報は、メーカ名として説明したが、これに限定されるものではなく、指示情報に対応する文字情報であればよい。また、第2文字情報は、メーカ名として説明したが、これに限定されるものではなく、エンブレム等の所定の対象物を識別する文字情報であればよい。また、第1文字情報および第2文字情報は、文字情報に限定されるものではなく、例えばバイナリデータ等であってもよい。
照合部306は、識別部305から受け取った第1文字情報(第1情報の一例)と、第2文字情報(第2情報の一例)とが一致するか否かを照合する機能部である。照合部306は、照合結果を、表示制御部307およびサーバ装置20へ出力する。また、照合部306は、第1文字情報および第2文字情報それぞれに対応する信頼度を、表示制御部307およびサーバ装置20へ出力する。照合部306は、例えば、図2に示すCPU201により照合プログラム103が実行されることによって実現される。
なお、照合部306は、照合結果を、搬送ライン3を制御する上位コンピュータに送信するものとしてもよい。これによって、当該上位コンピュータは、照合結果が不一致である場合に、搬送ライン3を停止させる等、適切な処理を実行することができる。
表示制御部307は、照合部306から受け取った照合結果等を表示装置13に表示させる機能部である。表示制御部307は、例えば、第2取得部302により取得された第2撮像画像に対して、照合結果、およびエンブレムの画像に対応する第2文字情報を重畳させて表示装置13に表示させる。なお、第2撮像画像に対して、第2文字情報に対応する信頼度を、当該第2文字情報の代わりに、または当該第2文字情報に加えて、重畳させるものとしてもよい。
図6(a)に示す例では、表示制御部307は、第2取得部302により取得された第2撮像画像である撮像画像IMG4に対して、照合結果である結果表示部RSTを重畳させ、エンブレムの画像部分に、第2文字情報「メーカA」および信頼度「0.82」の表示を含み、当該エンブレムの画像部分を囲う部分を含む重畳表示部SPN1を重畳させて表示装置13に表示させている。図6(b)では、エンブレムの画像部分に、第2文字情報「メーカB」および信頼度「0.80」を含み、当該エンブレムの画像部分を囲う部分を含む重畳表示部SPN2を重畳表示させた例を示している。図6(c)では、エンブレムの画像部分に、第2文字情報「メーカC」および信頼度「0.96」を含み、当該エンブレムの画像部分を囲う部分を含む重畳表示部SPN3を重畳表示させた例を示している。この場合、表示制御部307は、照合結果が一致を示す場合(「OK」の場合)にのみ、重畳表示部SPN1~SPN3を表示させるものとしてもよい。また、表示制御部307は、図6に示すように、例えば、第2文字情報が示すメーカ名に応じて、重畳表示部SPN1~SPN3の表示色等の態様を異なるように表示させてもよい。
このように、照合結果を表示装置13に表示させることによって、搬送ライン3の作業者は、照合結果を視覚的に認識することができる。また、第2撮像画像のエンブレムの画像部分に、第2文字情報を重畳して表示させることによって、作業者は、学習モデル102により識別された、エンブレムに対応するメーカ名を視覚的に確認することができる。また、第2撮像画像のエンブレムの画像部分に、学習モデル102を用いた識別処理の信頼度を重畳して表示させることによって、学習モデル102による識別処理の信頼性を確認することができる。また、第2撮像画像のエンブレムの画像部分を囲う表示部を重畳して表示させることによって、学習モデル102による識別処理の対象となったエンブレムについて画像上の認識を容易にすることができる。
表示制御部307は、例えば、図2に示すCPU201により照合プログラム103等のプログラムが実行されることによって実現される。
生成部308は、指示情報の画像に、ラベルとして、当該指示情報に対応するメーカ名を組み合わせた教師データ、およびエンブレムの画像に、ラベルとして、当該エンブレムに対応するメーカ名を組み合わせた教師データを用いて、機械学習の一例である教師あり学習により学習モデル102を予め生成する機能部である。生成部308は、生成した学習モデル102を記憶部309に記憶させる。生成部308は、例えば、図2に示すCPU201により、教師あり学習を実現する学習プログラムが実行されることによって実現される。
記憶部309は、画像処理プログラム101、学習モデル102および照合プログラム103、ならびにこれらのプログラムで用いられる各種データ等を記憶する機能部である。なお、上述の図1で示したように、画像処理プログラム101、学習モデル102を用いたプログラム、および照合プログラム103は、別々のプログラムとしているが、これに限定されるものではなく、例えば、1つのプログラムとして構成されているものとしてもよい。記憶部309は、図2に示す補助記憶装置204によって実現される。
なお、図3に示した照合装置10の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図3で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図3の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(照合システムの識別照合処理の流れ)
図7は、実施形態に係る照合システムにおける識別照合処理の流れの一例を示す図である。図7を参照しながら、本実施形態に係る照合システム1の識別照合処理の流れについて説明する。
<ステップS11>
まず、搬送ライン3を流れる車体である部品30がリミッタスイッチ11により検知され、検知部303によりリミッタスイッチ11から検知信号が受信された場合(ステップS11:Yes)、照合装置10は待機モードから通常の動作モードに復帰し、検知部303は、当該検知信号を受信した旨を第1取得部301および第2取得部302へ出力し、ステップS12へ移行する。部品30がリミッタスイッチ11により検知されない場合(ステップS11:No)、検知されるまで待機する。ここで、待機モードとは、例えば省電力状態の動作モードである。
<ステップS12>
第1取得部301は、検知部303から検知信号を受信した旨を受け取った場合、第1撮像装置12aにより撮像された第1撮像画像の取得を開始し、取得した第1撮像画像を、抽出部304へ出力する。また、第2取得部302は、検知部303から検知信号を受信した旨を受け取った場合、第2撮像装置12bにより撮像された第2撮像画像の取得を開始し、取得した第2撮像画像を、抽出部304へ出力する。そして、ステップS13へ移行する。
<ステップS13>
抽出部304は、第1取得部301により取得された第1撮像画像から、エンブレムを識別する指示情報を含む画像を抽出して、当該画像を識別部305へ出力する。また、抽出部304は、第2取得部302により取得された第2撮像画像から、エンブレムを含む画像を抽出して、当該画像を識別部305へ出力する。そして、ステップS14へ移行する。
<ステップS14>
識別部305は、抽出部304から受け取った指示情報の画像に基づいて、学習モデル102を用いた識別処理により、当該指示情報の画像に対応するメーカ名を示す第1文字情報および当該識別処理の信頼性の程度を示す信頼度を出力する。また、識別部305は、抽出部304から受け取ったエンブレムの画像に基づいて、学習モデル102を用いた識別処理により、当該エンブレムの画像に対応するメーカ名を示す第2文字情報および当該識別処理の信頼性の程度を示す信頼度を出力する。そして、識別部305は、第1文字情報および第2文字情報、ならびにそれぞれの信頼度を、照合部306へ出力する。そして、ステップS15へ移行する。
<ステップS15>
照合部306は、識別部305から受け取った第1文字情報と第2文字情報とが一致するか否かを照合する。照合部306は、照合結果を、表示制御部307およびサーバ装置20へ出力する。また、照合部306は、第1文字情報および第2文字情報それぞれに対応する信頼度を、表示制御部307およびサーバ装置20へ出力する。そして、ステップS16へ移行する。
<ステップS16>
表示制御部307は、第2取得部302により取得された第2撮像画像に対して、照合結果である結果表示部RSTを重畳させ、エンブレムの画像部分に、第2文字情報およびその信頼度の表示を含み、当該エンブレムの画像部分を囲う部分を含む重畳表示部を重畳させて表示装置13に表示させる。そして、照合部306による照合処理、および表示制御部307による表示処理が終了すると、照合装置10は待機モードへ移行する。そして、識別照合処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る照合装置10では、検知部303が、部品30が搬送ライン3上の所定位置に搬送されたことを示す検知信号を受信し、第1取得部301が、検知部303により検知信号が受信された場合に、第1撮像装置12aにより撮像された、部品30を識別する指示情報の表示媒体に対する第1撮像画像の取得を開始し、第2取得部302が、検知部303により検知信号が受信された場合に、第2撮像装置12bにより撮像された、部品30におけるエンブレムに対する第2撮像画像の取得を開始し、識別部305が、第1撮像画像に含まれる指示情報の画像から、学習モデル102を用いた識別処理により第1文字情報を得、第2撮像画像に含まれるエンブレムの画像から、学習モデル102を用いた識別処理により第2文字情報を得、照合部306が、第1文字情報と、第2文字情報とを照合する。これによって、検知信号が受信された時点から、撮像画像の取得処理が開始されて、照合処理までの一連の処理が実行されるので、指示情報が示す部品30が搬送ライン3に流れているか否かを、処理負荷を抑制しつつ、リアルタイムで照合することができる。
また、照合装置10では、抽出部304が、第1撮像画像から指示情報の画像を抽出し、第2撮像画像からエンブレムの画像を抽出する。これによって、学習モデル102による識別処理の精度を向上させることができる。
また、照合装置10では、表示媒体は、搬送ライン3において設置された指示情報を表示する電光掲示板31等の指示盤である。これによって、第1撮像画像から指示情報の画像部分を抽出しやすくなり、より確実に指示情報を認識することができる。
また、照合装置10では、検知部303により検知信号が受信された場合、待機モードから復帰させ、照合部306による照合処理が終了すると、待機モードへ移行させる。これによって、照合装置10としてシングルボードコンピュータ等を採用することができ、処理負荷を低減することができる。
(変形例)
変形例に係る照合システム1について、上述の実施形態に係る照合システム1とは相違する点を中心に説明する。上述の実施形態では、撮像対象となる部品30の所定の対象物がエンブレムであるものとして説明したが、本変形例では、当該対象物が部品30のバックドアに備え付けられたガーニッシュであるものとして説明する。
図8は、変形例に係る照合装置においてガーニッシュを識別する動作を説明する図である。図8を参照しながら、本変形例に係る照合装置10について説明する。
本変形例において、第2撮像装置12bは、図8に示すように、車体である部品30における所定の対象物としてのガーニッシュを含む領域を撮像する。この場合、部品30に取り付けられたガーニッシュについては、正しい色のガーニッシュが取り付けられているのかを判定することが重要であるものとし、第1撮像装置12aにより撮像される第1画像情報に含まれる指示情報は、所定の対象物としてガーニッシュの色を識別する情報であるものとする。
本変形例において、学習モデル102は、指示情報の画像に、ラベルとしての所定の文字情報を組み合わせた教師データ、およびガーニッシュの画像に、ラベルとしての所定の文字情報を組み合わせた教師データを用いて、機械学習の一例である教師あり学習により、生成部308により予め生成される。ここで、所定の文字情報とは、例えば、色を示す文字情報であるものとする。
抽出部304は、第1取得部301により取得された第1撮像画像から、ガーニッシュの色を識別する指示情報を含む画像を抽出する。また、抽出部304は、第2取得部302により取得された第2撮像画像から、ガーニッシュを含む画像を抽出する。例えば、図8(a)に示す例では、抽出部304は、第2撮像画像である撮像画像IMG11から、黒色のガーニッシュを含む画像として抽出画像EIMG11を抽出している。また、図8(b)に示す例では、抽出部304は、第2撮像画像である撮像画像IMG12から、白色のガーニッシュを含む画像として抽出画像EIMG12を抽出している。抽出部304は、抽出した指示情報の画像、およびガーニッシュの画像を、識別部305へ出力する。
識別部305は、抽出部304から受け取った抽出画像に基づいて、記憶部309に記憶された学習モデル102を用いた識別処理により、抽出画像に対応する色を示す文字情報を出力する。具体的には、識別部305は、抽出部304から受け取った指示情報の画像に基づいて、学習モデル102を用いた識別処理により、当該指示情報の画像に対応する色を示す第1文字情報、および当該識別処理の信頼性の程度を示す信頼度を出力する。また、識別部305は、抽出部304から受け取ったガーニッシュの画像に基づいて、学習モデル102を用いた識別処理により、当該ガーニッシュの画像に対応する色を示す第2文字情報、および当該識別処理の信頼性の程度を示す信頼度を出力する。識別部305は、第1文字情報および第2文字情報、ならびにそれぞれの信頼度を、照合部306へ出力する。
照合部306は、識別部305から受け取った第1文字情報と第2文字情報とが一致するか否かを照合する機能部である。照合部306は、照合結果を、表示制御部307およびサーバ装置20へ出力する。また、照合部306は、第1文字情報および第2文字情報それぞれに対応する信頼度を、表示制御部307およびサーバ装置20へ出力する。
なお、本変形例に係る照合システム1のその他の構成は、上述の実施形態に係る照合システム1の構成と同様である。
このように、本変形例に係る照合装置10では、部品30における対象物としてエンブレムではなく、ガーニッシュ等の他の部材を対象物とすることが可能となり、これらの対象物を用いることによっても、指示情報が示す部品30が搬送ライン3に流れているか否かを、処理負荷を抑制しつつ、リアルタイムで照合することができる。
1 照合システム
3 搬送ライン
10 照合装置
11 リミッタスイッチ
12a 第1撮像装置
12b 第2撮像装置
13 表示装置
20 サーバ装置
30 部品
31 電光掲示板
101 画像処理プログラム
102 学習モデル
103 照合プログラム
301 第1取得部
302 第2取得部
303 検知部
304 抽出部
305 識別部
306 照合部
307 表示制御部
308 生成部
309 記憶部

Claims (6)

  1. 部品が搬送経路上の所定位置に搬送されたことを示す信号を受信する受信部と、
    前記受信部により前記信号が受信された場合に、第1撮像装置により撮像された、前記部品を識別する指示情報の表示媒体に対する第1撮像画像の取得を開始する第1取得部と、
    前記受信部により前記信号が受信された場合に、第2撮像装置により撮像された、前記部品における所定の対象物に対する第2撮像画像の取得を開始する第2取得部と、
    前記第1撮像画像に含まれる前記指示情報の画像を入力として、所定の学習モデルを用いた識別処理により該指示情報に対応する第1情報を出力として得、前記第2撮像画像に含まれる前記対象物の画像を入力として、前記学習モデルを用いた識別処理により該対象物を識別する第2情報を出力として得る識別部と、
    前記第1情報と、前記第2情報とを照合する照合部と、
    を備えた照合装置。
  2. 前記第1撮像画像から前記指示情報の画像を抽出し、前記第2撮像画像から前記対象物の画像を抽出する抽出部を、さらに備えた請求項1に記載の照合装置。
  3. 前記表示媒体は、前記搬送経路において設置された前記指示情報を表示する指示盤である請求項2に記載の照合装置。
  4. 前記部品を識別する指示情報の画像とラベルとを組み合わせた第1教師データ、および、前記部品における所定の対象物の画像とラベルとを組み合わせた第2教師データを用いて、教師あり学習により前記学習モデルを生成する生成部を、さらに備えた請求項1~3のいずれか一項に記載の照合装置。
  5. 前記受信部により前記信号が受信された場合、待機モードから復帰させ、前記照合部による照合処理が終了すると、前記待機モードへ移行させる請求項1~4のいずれか一項に記載の照合装置。
  6. 部品が搬送経路上の所定位置に搬送されたことを示す信号を受信する受信ステップと、
    前記信号を受信した場合に、第1撮像装置により撮像された、前記部品を識別する指示情報の表示媒体に対する第1撮像画像の取得を開始する第1取得ステップと、
    前記信号を受信した場合に、第2撮像装置により撮像された、前記部品における所定の対象物に対する第2撮像画像の取得を開始する第2取得ステップと、
    前記第1撮像画像に含まれる前記指示情報の画像を入力として、所定の学習モデルを用いた識別処理により該指示情報に対応する第1情報を出力として得、前記第2撮像画像に含まれる前記対象物の画像を入力として、前記学習モデルを用いた識別処理により該対象物を識別する第2情報を出力として得る識別ステップと、
    前記第1情報と、前記第2情報とを照合する照合ステップと、
    を有する照合方法。
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