JP7407571B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、例えばエレベータのかご内、ビル又は住宅等の居室内用の照明として用いられる照明装置に関するものである。
従来、例えばエレベータのかご内、ビル又は住宅等の居室内用の照明として用いられる照明装置が知られている。例えば特許文献1では、既に設置されている円形蛍光ランプから発光素子を用いた光源へ置き換えることができる照明装置が開示されている。この照明装置は、光を出射する光源と、一面側に光源を載置させる載置部を有する取付板と、光源の発光面側に配置されたカバーと、を備えている。カバーは、載置部に対向する正面カバー部を有している。正面カバー部は、フラットな形状であり、意匠面として機能する。光源部から発光された光は、正面カバー部を介して居室内等へ照射される。
特開2017-84577号公報
しかしながら、特許文献1の照明装置は、既に設置されている円形蛍光ランプを置き換えるために、円形蛍光ランプと同じ高さに設計する必要がある。円形蛍光ランプは、エレベータのかご内等の狭い空間に設置する場合、高さを低く設計している。そのため、この照明装置は、円形蛍光ランプの高さに合わせると、光源部が正面カバー部に接近してしまうので、光が拡散されないまま正面カバーから居室内に照射されてしまい、光のムラが生じてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、カバー部の照射面部を光源部の発光素子に接近させても、発光素子から発光された光を拡散させることができ、光のムラを抑制して、良好な光の照射を実現できる、照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、光を発光する複数の発光素子を有する光源部と、前記光源部が取り付けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられ、前記光源部を覆うカバー部と、前記光源部に電力を供給するための電源ケーブルと、を備え、前記カバー部は、前記発光素子と対向する照射面部を有しており、前記照射面部には、各前記発光素子に対向する複数の凸レンズ部と、前記複数の凸レンズ部の外側に配置された傾斜面部と、が設けられており、前記傾斜面部は、前記照射面部の端縁から、前記凸レンズ部に向かって傾斜するように形成されており、前記電源ケーブルは、前記傾斜面部に覆われているものである。
また、本発明に係る照明装置は、光を発光する複数の発光素子を有する光源部と、前記光源部が取り付けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられ、前記光源部を覆うカバー部と、前記光源部に電力を供給するための電源ケーブルと、を備え、前記カバー部は、前記発光素子と対向する照射面部を有しており、前記照射面部には、各前記発光素子に対向する複数の凸レンズ部が設けられており、前記照射面部は、前記電源ケーブルが配置されるように、前記複数の凸レンズ部より外側における内面側が、前記照射面部の端縁から、前記凸レンズ部に向かって傾斜するように窪んでいるものである。
本発明の照明装置によれば、カバー部の照射面部に、各発光素子に対向する複数の凸レンズ部が設けられているので、発光素子から発光された光を屈折させることなく、凸レンズ部に入射させることができ、配光を広げることができる。よって、カバー部の照射面部を光源部の発光素子に接近させても、光を拡散させることができるので、光のムラを抑制することができ、良好な光の照射を実現できる。
実施の形態に係る照明装置を示した斜視図である。 図1に示したA矢視図である。 実施の形態に係る照明装置であって、カバー部を本体部から取り外した状態を示した斜視図である。 実施の形態に係る照明装置を分解して示した斜視図である。 実施の形態に係る照明装置のカバー部を内部側から見た状態であって、手前側の2つの側面部を省略して示した斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る照明装置を示した斜視図である。図2は、図1に示したA矢視図である。図3は、実施の形態に係る照明装置であって、カバー部を本体部から取り外した状態を示した斜視図である。図4は、実施の形態に係る照明装置を分解して示した斜視図である。図5は、実施の形態に係る照明装置のカバー部を内部側から見た状態であって、手前側の2つの側面部を省略して示した斜視図である。
図1及び図2に示した本実施の形態に係る照明装置100は、例えばエレベータのかご内、ビル又は住宅等の居室内用の照明として用いられるものである。照明装置100は図1~図3に示すように、本体部1と、本体部1を覆うカバー部7と、を有している。照明装置100は、一例として平面視を略正方形とした直方体形状である。但し、照明装置100は、図示した形状に限定されず、例えば平面視を長方形又は多角形としてもよいし、全体として円柱体形状等の他の形状でもよい。
本体部1は、図3及び図4に示すように、光源部2と、取付部材3と、ベース部4と、電源部5と、絶縁シート6と、を有している。
光源部2は、図3及び図4に示すように、絶縁シート6を介して取付部材3に取り付けられる。図示例の場合は、2つの光源部2を並べて配置した構成としているが、1つの光源部2で構成してもよいし、3つ以上の光源部2を並べて配置した構成でもよい。光源部2は、基板20と、基板20に実装された複数の発光素子21と、電源部5に接続された電源ケーブル50を接続するためのコネクタ22と、を有している。基板20は、長方形状とされ、長辺側の縁部にネジ等の締結部材及びカバー部7の構成部材等を避けるための貫通孔20aとして切欠き孔が複数形成されている。なお、貫通孔20aは、切欠き孔に限定されず、周囲が囲まれた孔でもよい。
発光素子21は、例えばLEDであり、電源部5からの電力供給によって発光する。複数の発光素子21は、基板20上に所望の照明特性等が得られるようなパターンで配列されている。図示例の場合、発光素子21は、各基板20に24個ずつ縦横に整列させて設けられている。
コネクタ22は、電源部5からの電力を発光素子21に供給する電源ケーブル50を接続するために設けられている。コネクタ22は、電源ケーブル50を接続するための形状及び大きさを有するため、発光素子21よりも照射側に向かって突き出している。
取付部材3は、図3及び図4に示すように、例えば板金を折り曲げて凹形状に形成された構成である。具体的には、取付部材3は、光源部2が載置される平板で略正方形状の載置部30と、載置部30の一方の対向する端縁から略90度折り曲げて形成された一対の脚部31と、脚部31の端縁から外方に向かって折り曲げられて形成され、ベース部4に固定される一対の固定片32と、を有している。取付部材3は、ベース部4によって凹形状の開口面が塞がれている。取付部材3とベース部4とで囲まれた空間は、電源部5を収納するための電源収納部となる。
載置部30の一側面には、光源部2が絶縁シート6を介して載置されている。一方、載置部30の他側面には、電源部5が固定されている。なお、載置部30は、図示した正方形状に限定されず、例えば長方形状又は多角形状でもよい。
載置部30には、図4に示すように、光源部2を取り付けるための爪部30aが設けられている。爪部30aは、載置部30の略中央において一端縁から他端縁に向かって一定の間隔を開けて4つ形成されている。爪部30aは、2つで1組とされており、一方の組と他方の組とが逆向きに形成され、それぞれ対応する光源部2の基板20の一縁部に掛け止められる。また、載置部30には、爪部30aに取り付けられた光源部2の位置を固定するための凸部30b及び凸部30cが複数設けられている。凸部30bは、光源部2の一方向(Y方向)の動きを規制する位置に設けられている。凸部30cは、爪部30aと共に光源部2の他方向(X方向)の動きを規制する位置に設けられている。
また、載置部30には、図4に示すように、カバー部7の一部が差し込まれる挿入孔30dが4つ形成されている。挿入孔30dは、一例として中央に2つ、脚部31を設けた側の縁辺の近傍に1つずつ形成されている。また、載置部30には、カバー部7を取り付けるために用いられるネジ等の締結部材90を挿通させる締結孔30eが、脚部31を設けた側の縁辺の近傍に1つずつ形成されている。更に、載置部30には、絶縁シート6を載置部30に取り付けるために用いられるネジ等の締結部材91を挿通させる締結孔30fが、脚部31を設けた側の縁辺の近傍に1つずつ形成されている。
なお、爪部30a、凸部30b及び凸部30cの位置及び個数は、図示した構成に限定されず、各構成部材の大きさ及び形状に応じて、適宜変更して設けるものとする。また、締結孔30e及び30fの位置及び個数は、図示した構成に限定されず、各構成部材の大きさ及び形状に応じて、適宜変更して設けるものとする。
脚部31は、図3及び図4に示すように、電源部5を収納する電源収納部を形成できる程度の高さを有している。固定片32には、ネジ等の締結部材92を挿通させる締結孔32aが形成されている。
ベース部4は、図3及び図4に示すように、平板状のプレートである。ベース部4は、平面を載置部30に対向させて配置され、該平面に当接させた取付部材3の固定片32とネジ等の締結部材92で接合されている。なお、ベース部4は、例えばエレベータのかご又は室内の天井等に設けられたランプホルダーを外し、外した際に現れるネジ孔等のランプホルダー取付部に取り付けられる場合がある。
取付部材3は、側面側において、互いに対向する2つの脚部31を有するとともに、互いに対向する開口部33を有することになる。このように構成することで、開口部33から自然対流が発生し、光源部2及び電源部5の放熱を行うことができる。
電源部5は、光源部2に電力を供給する回路基板と、回路基板を収容する直方体形状の電源ケースと、を有している。電源部5は、図3及び図4に示すように、取付部材3とベース部4とで囲まれた空間である電源収納部に収納されている。電源部5は、電源ケーブル50を介して、載置部30に載置させた光源部2のコネクタ22に接続されている。
絶縁シート6は、光源部2と本体部1のその他の部分とを絶縁するために設けられている。また、絶縁シート6は、電源部5から光源部2側に引き込む電源ケーブル50が、載置部30の端縁と接触しないように保護できる形状で構成されている。電源ケーブル50が載置部30の端縁と接触して損傷する事態を防止するためである。また、絶縁シート6には、載置部30に設けた爪部30a、凸部30b及び凸部30c、カバー部7の構成部材、並びにネジ等の締結部材を通すための孔が複数形成されている。
カバー部7は、図5に示すように、取付部材3と対向する側に開口面を有する凹形状であり、取付部材3に取り付けられて、光源部2を覆うものである。カバー部7は、図1~図4に示すように、発光素子21と対向する略正方形状の照射面部70と、照射面部70の周縁から取付部材3に向かって突き出し、取付部材3の周囲を囲う側面部71と、を有している。
照射面部70は、図1に示すように、中央に形成された凸面部7aによって2つの領域に区画されている。照射面部70には、区画された各領域において、各発光素子21に対向する複数の凸レンズ部8が設けられている。また、照射面部70には、図5に示すように、凸レンズ部8を設けた位置に、発光素子21からの光を凸レンズ部8に入光させるための貫通孔72が複数形成されている。すなわち、貫通孔72の部分に凸レンズ部8が配置されている。また、照射面部70には、図1に示すように、本体部1に固定される固定部7bと、光源部2のコネクタ22を収納するコネクタ収納部7cと、凸レンズ部8から照射された光を反射させるための傾斜面部7dと、が形成されている。照射面部70は、図1及び図2に示すように、固定部7b、コネクタ収納部7c、及び傾斜面部7dによって、凸レンズ部8を設ける領域が取付部材3側に凹んだような形状となる。照明装置100は、凹んだ部分に凸レンズ部8を収めることで、高さを低くすることができる。
凸面部7aは、照射面部70の4つの縁辺のうち、一の縁辺から対向する他の縁辺に向かって長方形状に形成されている。凸面部7aは、カバー部7の外面側が照射側に向かって突き出し、カバー部7の内面側が照射側に向かって窪むように形成されている。凸面部7aの窪んだ部分には、載置部30に設けられた爪部30a、凸部30b及び凸部30cが収納される。これにより、カバー部7を取付部材3に取り付けたときに、カバー部7の照射面部70と、照射面側に突き出した爪部30a、凸部30b及び凸部30cとが干渉する事態を防いでいるので、照射面部70と発光素子21とを近づけることができ、照明装置100の高さを低くすることができる。
複数の凸レンズ部8は、光源部2の各発光素子21に対向するように配置されている。凸レンズ部8は、一例として照射側が湾曲面とされ、発光素子21と対向する面が窪んだ構成とされている。凸レンズ部8は、発光素子21から発光され、貫通孔72を通じて窪みに入光した光が広角になるように配光制御するものである。図示例の場合、凸レンズ部8は、凸面部7aによって区画された各領域に24個ずつ縦横に整列させて設けられている。
固定部7bは、照射面部70の4つの縁辺のうち、一方の対向する縁辺に隣接させて形成されている。固定部7bは、カバー部7の外面側が本体部1側に向かって窪み、カバー部7の内面側が本体部1側に向かって突き出すように段差を設けて形成されている。固定部7bには、締結部材90が挿し込まれる挿通孔73が形成されている。カバー部7は、固定部7bを取付部材3の載置部30に当接させた状態で、挿通孔73と締結孔30eに締結部材90を共通にねじ込んで締結することで、取付部材3に取り付けられる。
コネクタ収納部7cは、カバー部7の外面側が照射側に向かって突き出し、カバー部7の内面側が照射側に向かって窪むように形成されている。コネクタ収納部7cは、カバー部7を取付部材3に取り付けたときに、照射面部70とコネクタ22とが干渉する事態を防ぐために設けられている。コネクタ収納部7cは、コネクタ22と対向する位置に形成されている。本実施の形態の場合、コネクタ収納部7cは、固定部7bと共に一方の対向する縁辺に隣接させて形成されている。本実施の形態に係る照明装置100は、カバー部7を取付部材3に取り付けたときに、カバー部7の照射面部70と、照射面側に突き出したコネクタ22とが干渉する事態を防いでいるので、照射面部70と発光素子21とを近づけることができ、高さを低く設計することができる。
傾斜面部7dは、照射面部70の四隅に形成されている。傾斜面部7dは、カバー部7の外面側が照射側に向かって突き出し、カバー部7の内面側が照射側に向かって窪むように形成されている。傾斜面部7dは、照射面部70の端縁から凸レンズ部8に向かって本体部1側に傾斜するように形成されている。傾斜面部7dを設けることにより、光源部2からの光を反射させ居室内に拡散させることができる。但し、傾斜面部7dは、光源部2からの光を反射させることができればよく、図示した形状及び位置に限定されない。
側面部71は、カバー部7を取付部材3に取り付けたときに、取付部材3の脚部31及び開口部33と対向する。これにより、例えば振動等によってカバー部7が揺れても、脚部31に突き当たる側面部71によって、カバー部7の位置ずれを抑制することができる。
また、図5に示すように、照射面部70の内面側には、載置部30に向かって突き出す突出部74が4つ設けられている。突出部74は、一例として照射面部70の中央に2つ、一方の対向する側面部71の近傍に1つずつ設けられている。突出部74は、突出方向に向かって先細る円錐形状とされている。突出部74は、取付部材3の載置部30の挿入孔30dに挿し込まれるものである。このとき、突出部74は、基板20の端縁に形成された貫通孔20aを通過して、基板20を載置部30に押さえ付けた状態で挿入孔30dに挿入されて固定される。貫通孔20aの大きさは、突出部74の先端部側よりも大きく、突出部74の根元側よりも小さい。そのため、突出部74は、水平方向(X方向及びY方向)と鉛直方向(Z方向)において、基板20を載置部30に押さえ付けることができる。よって、本実施の形態に係る照明装置100は、光源部2及びカバー部7が、挿入孔30dに挿入した突出部74によって、載置部30に強固に固定されているので、振動を受けるような環境に設置した場合であっても、光源部2及びカバー部7が位置ずれを起こすことがなく、安定した既定配光を長期に亘って確保できる。
なお、突出部74は、図示した円錐形状に限定されず、円錐形状と多角錐形状とを組み合わせた形状、又は多角錐形状等、種々の形状で実施できる。また、突出部74は、図示した位置又は個数に限定されず、各構成部材の大きさ及び形状に応じて、適宜変更して設けるものとする。
ここで、光源部2及びカバー部7を取付部材3へ取り付ける手順について説明する。先ず、2つの光源部2を絶縁シート6を介して載置部30の目標の位置に配置する。光源部2は、基板20の一端縁を爪部30aに引っ掛けて載置部30に載置される。光源部2は、爪部30a、凸部30b及び凸部30cによって移動が規制される。
次に、カバー部7を取付部材3に取り付ける。カバー部7は、突出部74が挿入孔30dに挿入されるように取付部材3に嵌め合わされ、固定部7bを取付部材3の載置部30に当接させた状態で、挿通孔73と締結孔30eに締結部材90を共通にねじ込んで締結することで、取付部材3に取り付けられる。このとき、突出部74は、基板20の端縁に形成された貫通孔20aを通過することで、円錐形状の傾斜面で基板20を載置部30に押さえ付ける。つまり、光源部2は、突出部74によって強固に固定され、水平方向(X方向及びY方向)と、鉛直方向(Z方向)の移動が規制される。また、カバー部7は、突出部74が取付部材3の挿入孔30dに挿し込まれることで、締結部材90と共に取付部材3に強固に固定されているので、振動等に対する位置ずれを抑制することができる。このように、本実施の形態に係る照明装置100は、締結部材90を用いてカバー部7を取付部材3に取り付けるだけの簡単な工程で、カバー部7及び光源部2を取付部材3に強固に固定することができる。
以上のように、本実施の形態に係る照明装置100は、光を発光する複数の発光素子21を有する光源部2と、光源部2が取り付けられる取付部材3と、取付部材3に取り付けられ、光源部2を覆うカバー部7と、を備えている。カバー部7は、発光素子21と対向する照射面部70を有している。照射面部70には、各発光素子21に対向する複数の凸レンズ部8が設けられている。
つまり、本実施の形態に係る照明装置100は、各発光素子21に対向する複数の凸レンズ部8が、カバー部7の照射面部70に設けられているので、発光素子21から発光された光を屈折させることなく、凸レンズ部8に入射させることができ、配光を広げることができる。よって、照明装置100は、高さを低くするために、カバー部7の照射面部70を光源部2の発光素子21に接近させても、光を拡散させることができるので、光のムラを抑制することができ、良好な光の照射を実現できる。
また、本実施の形態に係る照明装置100は、光源部2に電源を供給する電源部5を更に備えている。光源部2は、照射面部70に電源部5と電源ケーブル50で接続するためのコネクタ22を更に有している。照射面部70には、コネクタ22を収納させるコネクタ収納部7cが形成されている。よって、照明装置100は、カバー部7を取付部材3に取り付けたときに、照射面部70と、照射面側に突き出したコネクタ22とが干渉する事態を防いでいるので、照射面部70と発光素子21とを近づけることができ、高さを低く設計することができる。
また、照射面部70には、凸レンズ部8から照射された光を拡散させるための傾斜面部7dが形成されている。つまり、本実施の形態に係る照明装置100は、傾斜面部7dを設けることにより、光源部2からの光を反射させ居室内に拡散させることができ、良好な光の照射を実現できる。
傾斜面部7dは、照射面部70の外面側が照射側に向かって突き出し、照射面部70の内面側が照射側に向かって窪むように形成されている。よって、本実施の形態に係る照明装置100は、傾斜面部7dを設けた部分を内部配線等の逃げ場として利用することができるので、高さを低く設計することができる。
以上に、照明装置100を実施の形態に基づいて説明したが、照明装置100は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。図示した照明装置100は、一例であって、他の構成要素を含んでもよい。また、図示例では、1つの発光素子21に1つの凸レンズ部8を対向させて設けた構成を示したが、2以上の発光素子21に1つの凸レンズ部8を対向させて設けた構成としてもよい。要するに、照明装置100は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 本体部、2 光源部、3 取付部材、4 ベース部、5 電源部、6 絶縁シート、7 カバー部、7a 凸面部、7b 固定部、7c コネクタ収納部、7d 傾斜面部、8 凸レンズ部、20 基板、20a 貫通孔、21 発光素子、22 コネクタ、30 載置部、30a 爪部、30b、30c 凸部、30d 挿入孔、30e、30f 締結孔、31 脚部、32 固定片、32a 締結孔、33 開口部、50 電源ケーブル、70 照射面部、71 側面部、72 貫通孔、73 挿通孔、74 突出部、90、91、92 締結部材、100 照明装置。

Claims (3)

  1. 光を発光する複数の発光素子を有する光源部と、
    前記光源部が取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に取り付けられ、前記光源部を覆うカバー部と、
    前記光源部に電力を供給するための電源ケーブルと、を備え、
    前記カバー部は、前記発光素子と対向する照射面部を有しており、
    前記照射面部には、各前記発光素子に対向する複数の凸レンズ部と、前記複数の凸レンズ部の外側に配置された傾斜面部と、が設けられており、
    前記傾斜面部は、
    前記照射面部の端縁から、前記凸レンズ部に向かって傾斜するように形成されており、
    前記電源ケーブルは、前記傾斜面部に覆われている、照明装置。
  2. 前記傾斜面部は、前記照射面部の外面側が照射側に向かって突き出し、前記照射面部の内面側が照射側に向かって窪むように形成されている、請求項1に記載の照明装置。
  3. 光を発光する複数の発光素子を有する光源部と、
    前記光源部が取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に取り付けられ、前記光源部を覆うカバー部と、
    前記光源部に電力を供給するための電源ケーブルと、を備え、
    前記カバー部は、前記発光素子と対向する照射面部を有しており、
    前記照射面部には、各前記発光素子に対向する複数の凸レンズ部が設けられており、
    前記照射面部は、前記電源ケーブルが配置されるように、前記複数の凸レンズ部より外側における内面側が、前記照射面部の端縁から、前記凸レンズ部に向かって傾斜するように窪んでいる、照明装置。
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