JP7398953B2 - Water discharging device - Google Patents
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Description
本開示は吐水装置に関する。 The present disclosure relates to a water discharging device.
特許文献1は従来の吐水装置を開示している。この吐水装置は、シャワーヘッド及び整流吐水部を備えている。シャワーヘッドは、シンク等の取り付けられる水栓本体から先端側に向かって斜め上方に延びて設けられ、内部に通水路を形成している。整流吐水部は、シャワーヘッドの下面側に下方を向いて設けられ、通水路を経由した水を吐出する吐出口が形成されている。
特許文献1において、シャワーヘッドに水がかかった場合、その水は、シャワーヘッドの外周面を伝って流れ、吐出口に付着したり、基端部に滞留したりする。この場合、水が水垢等の汚れ付着の一因となり、衛生的とは言い難い。
In
本開示は、衛生状態を良好に保つことができる吐水装置を提供することを解決すべき課題としている。 The present disclosure aims to provide a water discharging device that can maintain good sanitary conditions.
上述した課題を解決するために、本開示の一実施形態に係る吐水装置は、基端側から先端側に向かって斜め上方に延びて設けられ、内部に通水路を形成した吐水管と、前記吐水管の下面側に設けられ、前記通水路を経由した水を吐出する吐水口が形成された吐水部と、前記吐水管の前記吐水部よりも先端側の部分であって前記吐水管の下面側に設けられ、前記吐水管の外周面に沿って基端側に流れる水を前記吐水管の外周面から切り離すように設けられた角部を有する水切り部と、を備えている。 In order to solve the above-mentioned problems, a water discharging device according to an embodiment of the present disclosure includes a water discharging pipe that is provided to extend obliquely upward from the proximal end side toward the distal end side and has a water passageway formed therein; a water spout section provided on the lower surface side of the water spout and having a water spout for discharging water via the water passage; and a lower surface of the water spout that is a portion of the water spout that is on the distal end side of the water spout section. A draining portion is provided on the side and has a corner portion provided so as to separate water flowing toward the base end along the outer circumferential surface of the water discharging pipe from the outer circumferential surface of the water discharging pipe.
<実施形態1>
本開示の吐水装置を具体化した実施形態1について、図1から図14を参照しつつ説明する。
<
吐水装置1は、図1に示すように、洗面所の洗面ボウル100の周縁部等の水回りに設置される。洗面ボウル100は、ボウル面100Aの下部に排水栓101が設けられている。洗面ボウル100は、吐水装置1が取り付けられる被取付部110を有している。被取付部110の上面である被取付面110Aは、略水平な平坦面をなしている。以下の説明において、上下方向とは、被取付部110の被取付面110Aに直交する方向である。前後方向は、吐水装置1を使用する使用者と向かい合う側が前方、その反対側を後方とする。左右方向は、上下方向及び前後方向のそれぞれに直交する方向であり、吐水装置1を手前側から見た場合の左手側が左方、右手側が右方である。
As shown in FIG. 1, the
図2に示すように、被取付部110には上下方向に貫通する貫通孔110Bが形成されている。吐水装置1は、基端部側を被取付部110に形成された貫通孔110Bに挿通し、この貫通孔110Bの周縁部における被取付面110Aに基端部周縁を当接させて洗面ボウル100に取り付けられる。この状態において、吐水装置1は、図2に示すように、被取付面110Aから斜め上方に向かって直線状に延びている。
As shown in FIG. 2, a
図1から図6に示すように、吐水装置1は、吐水管10、吐水部20、吐水操作部30、取付部40、排水操作部50、及び水切り部60を備えている。
As shown in FIGS. 1 to 6, the
吐水管10は亜鉛合金(ZDC2)製であり、ダイカスト法によって成形される。図2及び図3に示すように、吐水管10は、直線状をなす中心軸Cに沿って、設置状態の吐水装置1において下端側となる基端側から、上端側となる先端側に向かって、直線状に延びて形成されている。吐水管10は、側面視における中心軸Cに対する直交方向(以下、縦方向と表記する)の幅は略同等である。詳細には、吐水管10の縦方向の幅は、基端側よりも先端側のほうが僅かに大きい。吐水管10の左右幅、すなわち中心軸C方向及び縦方向のそれぞれに対して直交する方向の幅は、図4及び図5に示すように、基端側から先端側に向かってテーパ状に小さくなっている。
The
吐水管10の基端側の端面である基端面10Aは、中心軸Cに対して所定の角度(本実施形態の場合、約45°)で傾斜する面で形成されている。基端面10Aは、設置状態にある吐水装置1において、被取付面110Aに略平行に向かい合う。すなわち、設置状態にある吐水装置1において、吐水管10は、基端面10Aを被取付面110Aに対向させ、基端側から先端側に向かって所定角度で斜め上方に延びている。図6に示すように、基端面10Aは、底面視略円形状をなしている。図7に示すように、吐水管10の上端側の端面である先端面10Bは、縦方向及び左右方向に拡がる面である中心軸Cに対して略直交する面で形成されている。
A
吐水管10は内部に通水路を形成している。具体的には、吐水管10は周壁11を有する管状に形成されている。図2に示すように、吐水管10は、通水路を形成する給水ホース70を内部の空間に収納している。給水ホース70の基端側は被取付部110を貫通して下方に延びて図示しない電磁弁に接続される。給水ホース70の先端側は、後述する吐水部20の吐水口部材21に接続される。
The
図7に示すように、吐水管10の内側は、基端側から先端側に向かって、第1空間R1、第2空間R2、及び第3空間R3の順に中心軸C方向に並んだ複数の空間に仕切られている。第1空間R1は、吐水管10の基端面10Aに開口する開口部R1Aによって外部空間と連通する。開口部R1Aには後述する取付部40が挿入される。開口部R1Aの端縁は上述の基端面10Aを形成する。第2空間R2は、周壁11の外周面の下面側に開口する開口部R2Aによって外部空間と連通している。開口部R2Aは吐水部20が設けられる開口である。開口部R2Aには後述する吐水部20の吐水口部材21が挿入される。第3空間R3は、吐水管10の先端面10Bに開口する開口部R3Aによって外部空間と連通する。開口部R3Aには後述する吐水操作部30が挿入される。開口部R3Aの端縁は上述の先端面10Bを形成する。
As shown in FIG. 7, the inside of the
図7に示すように、吐水管10は隔壁12,13を有している。隔壁12,13は、吐水管10の内部の各空間R1,R2,R3を仕切る。各隔壁12,13は連通孔12A,13Aを形成している。連通孔12A,13Aのうち、連通孔12Aは、隔壁12によって仕切られた第1空間R1と第2空間R2とを連通し、連通孔13Aは、隔壁13によって仕切られた第2空間R2と第3空間R3とを連通する。
As shown in FIG. 7, the
吐水管10は、基端側から先端側に向かって断面形状が変化する。具体的には、吐水管10は、上述のように、中心軸Cに対して傾斜する基端面10Aが略円形状をなしている。吐水管10は、延伸方向である中心軸C方向に対する直交断面において、上端に向かうにつれて、縦横比における縦方向の幅の比率が大きくなるように設けられている。吐水管10は、中心軸Cの直交断面においては、図8に示すように、基端側の部分では左右方向に幅広である。吐水管10は、中心軸Cの直交断面においては、図9に示すように、中心軸C方向の中間部分では縦横比が略同等の円形状の断面をなしている。吐水管10は、中心軸Cの直交断面においては、図10に示すように、上端側の部分では縦方向に幅広である。このように、吐水管10は、中心軸Cの直交断面において、上端側である先端側に向かうにつれて、左右幅が小さくなり且つ左右幅に対する縦幅の比率が大きくなる形態で断面形状が変化する。上述のように、吐水管10の縦方向の幅は基端側から先端側まで略同等であり、左右方向の幅は先端に向かうにつれてテーパ状に小さくなっている。したがって、中心軸C方向における吐水管10の断面形状は、縦方向の幅よりも左右方向の幅が大きく変化する。
The
上述のように、吐水管10はダイカスト法によって成形される。吐水管10において、内部の各空間R1,R2,R3は、成形時にスライド型が挿入されていた部分に相当する空間である。第1空間R1及び第3空間R3を形成するスライド型は、吐水管10における中心軸Cの方向に相当する方向に沿ってスライドする。第2空間R2を形成するスライド型は、吐水管10における中心軸Cの方向に相当する方向の直交方向にスライドする。このようにして製造した吐水管10において、第1空間R1を形成する部分における周壁11は、いわゆる抜き勾配は考慮されるものの、中心軸Cに沿った方向の肉厚の変化を比較的小さくすることが可能となる。すなわち、第1空間R1を形成するスライド型は、中心軸C方向にのみスライドする構成としたので、開口部R1Aよりも中心軸C方向上方における周壁11の肉厚は、開口部R1Aにおける周壁11の肉厚と略同等の厚さに抑えられている。
As mentioned above, the
図2及び図7に示すように、吐水管10は、挿通孔11A、ざぐり孔11B、及びねじ穴11Cを形成している。挿通孔11Aは、周壁11の基端側であって設置状態における上面側に形成されている。挿通孔11Aは、後述する排水操作部50のウエスト棒51が挿通される孔である。挿通孔11Aは、周壁11の外周面に対して斜め方向であって、設置状態における鉛直方向となる方向に貫通して形成されている。図2及び図8に示すように、ざぐり孔11Bは、周壁11の基端側であって設置状態における下面側に貫通して形成されている。ざぐり孔11Bは、後述する取付部40と吐水管10とを固定するための皿ビスB2が挿通される。ねじ穴11Cは、第2空間R2に対応する周壁11の内周面に形成されている。ねじ穴11Cの内周面にはめねじが形成されている。ねじ穴11Cには、後述する吐水操作部30を吐水管10に固定するためのビスB1が締結される。
As shown in FIGS. 2 and 7, the
図11に示すように、第2空間R2の開口部R2Aの開口形状は、中心軸C方向を長手方向とする略長円形状をなしている。図3及び図7に示すように、側面視における開口部R2Aの開口縁部の形状は、中心軸C方向の中央部が後方斜め上方に凹状に湾曲する曲線状をなしている。図7に示すように、第2空間R2の内壁面には複数の凹部R2Bが形成されている。複数の凹部R2Bは、後述する吐水口部材21に形成された係止爪21Aと係止する被係止部として機能する。
As shown in FIG. 11, the opening R2A of the second space R2 has a substantially elliptical shape with the central axis C direction as the longitudinal direction. As shown in FIGS. 3 and 7, the opening edge of the opening R2A in side view has a curved shape in which the central portion in the direction of the central axis C is concavely curved diagonally upward rearward. As shown in FIG. 7, a plurality of recesses R2B are formed in the inner wall surface of the second space R2. The plurality of recesses R2B function as locked portions that lock with locking
図2から図4に示すように、吐水部20は、吐水管10の下面側に設けられている。吐水部20は吐水口20Aを形成している。吐水口20Aは、吐水管10の下面側に下方を向いて設けられる。吐水口20Aは、通水路である給水ホース70を経由した水を吐出する。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
図2及び図7に示すように、吐水部20は、開口部R2Aから第2空間R2に挿入されて第2空間R2に収納される吐水口部材21と、吐水口部材21に組み付けられて吐水口部材21とともに第2空間R2に収納されるセンサ22と、を有している。図12に示すように、吐水口部材21は、前壁部23及び通水部24を有して構成されている。前壁部23は、吐水口部材21が開口部R2Aに嵌め込まれた状態において、OリングS1を介して開口部R2Aを水密に閉塞する。図11に示すように、前壁部23は、開口部R2Aの開口形状に倣った上下方向を長手方向とする略長円状の外形形状をなしている。
As shown in FIGS. 2 and 7, the
図12に示すように、前壁部23の前面23Aは、吐水管10に取り付けられた状態の側面視において、中央部が後方斜め上方に凹状に湾曲する湾曲面をなしている。前壁部23の前面23Aがなす湾曲形状は、側面視における開口部R2Aの開口縁部がなす曲線に沿った形状である。前壁部23の上部には開口23Bが形成されている。開口23Bは、前壁部23の上部後方に配置されるセンサ22の前面(検知面22A)が露出する。図12に示すように、センサ22は、検知面22Aを前壁部23の前面23Aよりも後方に位置させて配置される。
As shown in FIG. 12, the
通水部24は吐水部20における通水路を形成する。図12に示すように、通水部24は、中心軸C方向に延びる上流部24Aと、上流部24Aの下流端から前方斜め下方に向かって延びる下流部24Bとを有する略L字状に形成されている。上流部24Aには給水ホース70の先端(下流端)が接続される。給水ホース70はホースバンド71によって上流部24Aに固定される。下流部24Bは、前壁部23を貫通して前壁部23の前面から突出して設けられている。下流部24Bの下流端の開口は吐水口20Aである。下流部24Bの下流側の内径は下流部24Bの上流側よりも拡径して形成されている。下流部24Bの下流端には、吐出する水を整流するための整流部材25が嵌め込まれている。
The
図7及び図12に示すように、吐水口部材21は複数の係止爪21Aを有している。各係止爪21Aは、前壁部23の周縁部後端から後方に片持ち状に延出して設けられている。各係止爪21Aは弾性を有している。各係止爪21Aは、吐水口部材21が第2空間R2に挿入された際に第2空間R2の内壁面に形成された複数の凹部R2Bのそれぞれにスナップフィット係合し、吐水口部材21の第2空間R2からの脱落を阻止する。
As shown in FIGS. 7 and 12, the
センサ22は非接触式のセンサである。センサ22は、例えば、赤外線センサ等の光電センサを採用することができる。センサ22は、前壁部23に形成された開口23Bから検知面22Aが露出する形態で、前壁部23の後方に配置されている。センサ22は、検知面22Aの正面方向である前方斜め下方の所定距離を検知範囲として、この範囲内に進入した使用者の手等の物体を検知する。センサ22は、手等の物体を検知した場合に検知信号を後述する吐水操作部30の制御部Sに送信することによって、吐水口20Aから吐出される水の吐出状態を止水から吐水に切り替える。センサ22は、物体を検知している間は検知信号を発信し続ける。すなわち、吐水装置1は、センサ22が物体を検知しているときには吐水口20Aから水が吐出され続ける。
The
図2から図7に示すように、吐水操作部30は、吐水管10の先端部に設けられている。吐水操作部30は、吐水口20Aから吐出される水の吐出状態の切り替え操作を行う。吐水装置1の上端面である吐水操作部30の表面は、略平坦な面で形成されている。
As shown in FIGS. 2 to 7, the water
図12に示すように、吐水操作部30は、本体部材31と、固定部材32と、銘板33とを有して構成されている。本体部材31は、吐水管10の先端面10Bに開口する開口部R3Aに嵌め込まれる。本体部材31は、吐水管10の先端面10Bを中心軸C方向上方から覆う平板状のフランジ部31Aと、このフランジ部31Aの下面から中心軸C方向下方に環状に突出し、開口部R3Aから挿入されて第3空間R3内に収納される周壁部31Bとを有している。図12に示すように、吐水操作部30が吐水管10に取り付けられた状態において、フランジ部31Aの外周面は吐水管10の外周面と略面一に連続する。周壁部31Bの外周面は、第3空間R3に収納された状態において、第3空間R3を形成する周壁11の内周面に対向する。周壁部31Bの外周面と周壁11の内周面との間にはOリングS2が介在する。周壁部31Bの内側の空間には、図示しない種々の電気部品が実装された基板等によって構成される制御部Sが嵌め込まれている。
As shown in FIG. 12, the water
固定部材32は、本体部材31の裏面側から中心軸C方向下方に突出して設けられている。図12に示すように、吐水操作部30が吐水管10に取り付けられた状態において、固定部材32は、隔壁13の連通孔13Aを貫通して第2空間R2まで到達している。この状態において固定部材32がビスB1によってねじ穴11Cに締結されることで、吐水操作部30全体が吐水管10に固定される。
The fixing
銘板33は、本体部材31の上面に両面テープによって貼り付けられている。図13に示すように、銘板33には、吐水操作部30を構成する2つの押圧操作部34,35と、2つの表示部36,37が設けられている。押圧操作部34,35は、縦方向に並んで設けられている。押圧操作部34,35は、周囲の銘板33表面よりも僅かに盛り上がって形成されている。押圧操作部34,35は、押圧操作されることによって、吐水状態を切り替えるための制御信号を制御部Sから図示しない電磁弁に送信させる。2つの押圧操作部34,35のうち、上側の押圧操作部34は温水と冷水の切り替え操作を行うための操作部である。下側の押圧操作部35は、連続吐水と止水の切り替え操作を行う操作部である。上側の押圧操作部34の縦方向上方には2つの表示部36,37が設けられている。
The
表示部36,37は、押圧操作部34の操作によって制御部Sから送信される制御信号に基づいて、表示状態と非表示状態とを切り替える。表示部36は、例えば赤色LEDを有して構成される。表示部36は、押圧操作部34が押圧操作され、吐水口20Aから温水を吐出可能な状態である場合に点灯する。表示部36は、吐水口20Aから温水が吐出されている状態において所定の時間間隔で点滅する。表示部37は、例えば青色LEDを有して構成される。表示部37は、吐水口20Aから冷水を吐出可能な状態である場合に点灯する。表示部37は、吐水口20Aから冷水が吐出されている状態において所定の時間間隔で点滅する。
The
取付部40は吐水管10の基端部に取り付けられる。取付部40は、吐水管10を被取付部110に連結する。図6及び図7に示すように、取付部40は、取付部本体41、及びテーパガイド42を有している。取付部本体41は、吐水管10の下端の開口部R1Aから第1空間R1内に挿入されて吐水管10に取り付けられる。この状態において、取付部本体41は、前部の皿ビスB2と、後部2箇所のビスB3とによって吐水管10と締結されて固定される。
The
取付部本体41は、吐水管10と同様亜鉛合金製である。図7に示すように、取付部本体41は、略円形状の下面41Aから斜め上方に所定の角度で傾斜して延びる周壁面41Bを有する略円板形状をなしている。図6に示すように、取付部本体41は上下に貫通する2つの挿通孔41C,41Dを形成している。挿通孔41C,41Dのうち、一方の挿通孔41Cは給水ホース70が挿通され、他方の挿通孔41Dはセンサ22や吐水操作部30の制御部S等に接続される電気配線が挿通される。
The attachment
取付部本体41は、突出部43、窪み部44、筒状部45、及び接続部46を有している。突出部43は、取付部本体41の前端部から斜め上方に突出して形成されている。図6に示すように、突出部43の前面43Aは平面状に形成されている。突出部43には吐水管10のざぐり孔11Bから挿入される皿ビスB2が螺合される。窪み部44は、取付部本体41の下面41Aの中心部を上方に凹状に窪ませて形成されている。窪み部44の後部には2つのビスB3が挿入され、吐水管10に螺合される。
The attachment
筒状部45は、後述する固定ボルト82が取り付けられる部位である。筒状部45は、取付部本体41の上面から上方に立ち上がる筒状に設けられている。筒状部45は、内周面にめねじが形成されて上下に貫通するめねじ孔45Aを形成している。接続部46は後述する排水操作部50が接続される部位である。
The
テーパガイド42は、取付部本体41の窪み部44に嵌め込まれる樹脂製の部材である。図7に示すように、テーパガイド42は、側面視において取付部本体41の下面41Aよりも下方に突出して配置される。テーパガイド42は、吐水装置1の取り付け時において被取付部110の貫通孔110Bに挿入される。
The
排水操作部50は洗面ボウル100の排水栓101の開閉操作を行う。図2に示すように、排水操作部50は、ウエスト棒51、ガイド部52、及びワイヤ53を有している。ウエスト棒51は、吐水管10の挿通孔11Aに挿通されているとともに、吐水管10の基端部上面から上方に突出して設けられている。ウエスト棒51は、吐水装置1の使用者によって上下方向の引き上げ、押し下げ操作がなされる部位である。ガイド部52は、ウエスト棒51の上下の移動をガイドする。ガイド部52は、取付部本体41の接続部46に固定されている。ワイヤ53は、アウタワイヤ53A及びインナワイヤ53Bを有して構成され、ウエスト棒51の引き上げ操作及び押し下げ操作を、排水栓101の機構部(図示せず)に伝達する。
The
図12及び図14に示すように、水切り部60は、吐水部20よりも先端側(上端側)の部分における吐水管10の下面側に設けられている。水切り部60は、吐水管10の外周面に沿って基端側に流れる水を吐水管10の外周面から切り離す。水切り部60は角部60Aを有している。角部60Aは、第1面F1と第2面F2とによって形成される。角部60Aは、吐水部20が設けられる開口である吐水管10の開口部R2A周縁の一部によって構成されている。詳細には、角部60Aは、第2空間R2の開口部R2Aの上端縁部分である。
As shown in FIGS. 12 and 14, the
図14に示すように、本実施形態の場合、角部60Aは、第1面F1が側面視における吐水管10の外周面であり、第2面F2が第2空間R2の内壁面である。角部60Aは、第1面F1及び第2面F2において最も下端に位置する部分である。換言すると、第1面F1及び第2面F2は、共に角部60Aから上方に延びて形成されている。第1面F1と第2面F2とのなす角度は略直角である。図4に示すように、水切り部60は、左右方向においては略水平に延びて形成されている。水切り部60は、左右方向における中央部の角部60Aの部分が最も低く、左右側方に向かうにつれて中央部の角部60Aよりも僅かに高くなっている。
As shown in FIG. 14, in the case of the present embodiment, the first surface F1 of the
図14に示すように、吐水口部材21は、その上端部の位置が角部60Aよりも後方斜め上方に控えた位置となるように、開口部R2A内に配置されている。図14に示す側面視において、吐水口部材21の前端面となる前壁部23の前面23Aは、角部60Aから後方斜め上方に向かって湾曲する形態である。開口部R2Aから第2空間R2内に配置された状態における吐水口部材21の周壁面23Cは、第2空間R2の内壁面である第2面F2に沿って後方斜め上方に延びる形態である。この周壁面23Cと、前壁部23の前面23Aとのなす角度は、鋭角である。図14に示すように、通水部24の下流部24Bは吐水口20Aを形成しており、この下流部24Bの下流端における上端部24Cは、角部60Aから見て、後方斜め下方に位置している。上端部24Cは、角部60Aに対して、鉛直方向の距離よりも、水平方向の距離のほうが大きくなるように配置されている。
As shown in FIG. 14, the
上記構成の吐水装置1の組み立てについて説明する。吐水装置1の組み立てでは、吐水管10に対して、主な構成部品である吐水部20、吐水操作部30、及び取付部40を取り付ける。これらの取付順序としては、吐水部20よりも先に吐水操作部30を取り付ける以外は、如何様な順序であってもよい。好ましい取付順序としては、吐水操作部30、吐水部20、取付部40の順である。以下の説明ではこの順の取り付け例を説明する。
Assembly of the
最初に、吐水操作部30を吐水管10の先端面10Bの開口部R3Aに挿入する。この時、制御部Sから延びる電線を、各隔壁12,13に形成されている連通孔12A,13Aに挿通して第2空間R2及び第1空間R1を通過させ、開口部R1Aから外部に引き出す。吐水操作部30は、開口部R3Aに挿入された状態において、固定部材32が連通孔13Aを貫通して第2空間R2まで到達している。この固定部材32にビスB1を挿通してねじ穴11Cに締結することによって、吐水操作部30が吐水管10に固定される。
First, the water discharging
次に、吐水部20の吐水口部材21を吐水管10の下面側に開口する開口部R2Aに挿入する。この時、通水部24の上流部24Aに予め給水ホース70の先端部を接続してホースバンド71を留めておくとともに、センサ22を吐水口部材21の上部に組み付けておく。そして、給水ホース70の基端部及びセンサ22の電線を連通孔12Aから第1空間R1に通して開口部R1Aから外部に引き出す。吐水口部材21は、開口部R2Aから第2空間R2に挿入することで、複数の係止爪21Aがそれぞれに対応する複数の凹部R2Bにスナップフィット係合することによって吐水管10に固定される。
Next, the
最後に、取付部40の取付部本体41を吐水管10の基端面10Aの開口部R1Aに挿入する。吐水装置1において、取付部40は、吐水管10の中心軸Cに沿って挿入される。この時、給水ホース70の基端部を取付部本体41の挿通孔41Cに通しておくとともに、制御部Sから延びる電線とセンサ22の電線を取付部本体41の挿通孔41Dに通しておく。そして、前側の皿ビスB2と後ろ側の2つのビスB3をそれぞれ締結し、取付部40が吐水管10に固定される。
Finally, the attachment part
取付部本体41には、固定ボルト82及び排水操作部50のガイド部52が螺合により取り付けられる。ガイド部52には、吐水管10の挿通孔11Aから挿入された排水操作部50のウエスト棒51が連結される。これらのうち、固定ボルト82及び排水操作部50のガイド部52の取付部40への取り付けは、いずれのタイミングにおいて行ってもよい。ウエスト棒51の取り付けは、取付部40の吐水管10への取り付け後であれば、いずれのタイミングにおいて行ってもよい。
A fixing
上記構成の吐水装置1を被取付部110に取り付ける際には、最初に、固定ボルト82と、基端側の排水操作部50のワイヤ53と、挿通孔41C,41Dから引き出されている給水ホース70及び電線を、それぞれ被取付部110の貫通孔110Bに挿通させる。そして、吐水装置1の基端面10Aを被取付部110の貫通孔110Bに合わせて被取付面110Aに対向させる。この時、取付部40のテーパガイド42を挿入することで、貫通孔110Bと吐水装置1の基端面10Aとが調心される。そして、被取付部110の下面側から固定座金80を固定ボルト82に挿通し、固定ナット81を締め込む。これにより、吐水装置1の下端部と固定座金80とによって被取付部110が挟み込まれ、吐水装置1が被取付部110に固定される。
When attaching the
上記構成の吐水装置1の作用効果について説明する。
The effects of the
吐水装置1は、吐水部20の正面に差し出された使用者の手等の物体をセンサ22が検知することによって吐水される自動吐水と、吐水操作部30の押圧操作部35を押圧操作することによって吐水される手動吐水と、の2通りの操作方法によって吐水可能である。吐水装置1は、吐水操作部30の押圧操作部34を押圧操作することによって、これら自動吐水及び手動吐水の両方の吐水時における水の吐水及び湯の吐水の2通りの吐水状態の切り替えが可能である。
The
吐水装置1は、吐水操作部30や吐水管10の上端部等の吐水部20よりも先端側に水が付着した場合、吐水管10の外周面に沿って基端側に向かって水が流れる。吐水管10の外周面を伝って流れる水は、吐水管10の下面側に設けられた水切り部60において、吐水管10の外周面から水が切り離されて落下する。詳細には、吐水管10の外周面を伝って流れ、水切り部60に到達した水は、角部60Aにおいて吐水管10の外周面から切り離され、ボウル面100Aに落下する。
In the
以上のように、吐水装置1は、吐水管10と、吐水部20と、水切り部60とを備えている。吐水管10は、基端側から先端側に向かって斜め上方に延びて設けられ、内部に通水路を形成している給水ホース70を収納している。吐水部20は、吐水管10の下面側に設けられ、給水ホース70を経由した水を吐出する吐水口20Aが形成されている。水切り部60は、吐水管10の吐水部20よりも先端側の部分であって吐水管10の下面側に設けられている。水切り部60は角部60Aを有している。角部60Aは吐水管10の外周面に沿って基端側に流れる水を吐水管10の外周面から切り離すように設けられている。このように、吐水装置1は、吐水管10の外周面を伝って流れる水が、吐水口20Aを形成する吐水部20に付着したり、吐水管10の下端部まで流れて被取付面110Aに滞留したりするのを抑制することができる。したがって、吐水装置1は、衛生状態を良好に保つことができる。
As described above, the
角部60Aは、吐水管10の下面側に形成されて吐水部20が設けられる開口である開口部R2Aの周縁部の一部である。このように、吐水装置1は、水切り部60を設けるにあたり、吐水部20を設けるための開口の一部を利用しているため、水切り部60を備えた構成を容易に実現できる。
The
吐水部20は、吐水口20Aが形成された吐水口部材21を開口部R2A内に配置して構成されている。このため、吐水装置1は、吐水管に吐出口を直接的に形成する場合と比較して、吐水口を容易に形成することができる。
The
吐水口部材21の上端部分は、前端面である前壁部23の前面23Aと、上端面である前壁部23の周壁面23Cとのなす角が鋭角に形成されている。このため、水が角部60Aから吐水口部材21に伝った場合でも、吐水口部材21の上端部分において水が切り離され、吐水口20Aに伝わるのを抑制できる。
In the upper end portion of the
吐水管10は、下端面である基端面10Aが略円形状をなすとともに、延伸方向である中心軸C方向に対する直交断面における縦横比が、上端に向かうにつれて、縦方向の比率が大きくなるように設けられている。このため、意匠性の良好な吐水管を実現できる。
The discharging
吐水装置1は、吐水操作部30を備えている。吐水操作部30は、吐水管10の上端部に設けられ、吐水口20Aから吐出される水の吐出状態の切り替え操作を行うためのものである。このため、吐水装置1は、吐水操作部が吐水管の基端部側にある場合と比較して、水の吐出状態の切り替え操作を容易に行うことができる。
The
吐水操作部30は複数の押圧操作部34,35を有しており、複数の押圧操作部34,35は、吐水装置1の上端部において、側面視における吐水管10の延伸方向である中心軸C方向に直交する方向、すなわち縦方向に並んで複数設けられている。このように、吐水操作部としての複数の押圧操作部34,35を縦長に形成された上端部に縦方向に並べて設けたので、横方向に並べる場合よりも複数の押圧操作部34,35の間に十分な間隔を確保することができる。このため、吐水操作部の操作性の向上を図ることができる。
The water discharging
本開示は、上記記述及び図面によって説明した実施形態1の開示に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も含まれる。
The present disclosure is not limited to the disclosure of
(1)吐水部が吐水口部材を備えることは必須ではない。吐水部は、例えば、吐水管に吐水口を直接的に形成する等の形態によって設けられていてもよい。 (1) It is not essential that the water spouting section includes a water spout member. The water spouting portion may be provided, for example, by directly forming a water spout on a water spout.
(2)吐水部が吐水口部材を有する場合、角部は、吐水口部材に形成されていたり、吐水管の外周面と吐水口部材の外面とによって形成されていたりしてもよい。 (2) When the water spouting part has a water spout member, the corner portion may be formed on the water spout member, or may be formed by the outer peripheral surface of the water spout pipe and the outer surface of the water spout member.
(3)吐水管の断面形状や外形形状は、実施形態1に示した形状に限定されない。吐水管は、例えば、円筒状や角筒状等の断面形状であってもよいし、基端側から先端側に向かって略同様の断面形状で形成された外形形状をなしていてもよい。 (3) The cross-sectional shape and external shape of the water discharge pipe are not limited to the shapes shown in the first embodiment. The water discharge pipe may have, for example, a cylindrical or prismatic cross-sectional shape, or may have an outer shape having a substantially similar cross-sectional shape from the proximal end toward the distal end.
(4)吐水装置において、吐水操作部を備えることは必須ではない。吐水操作部は、吐水装置とは別体に設けられていてもよいし、センサによる自動吐水のみが設けられていてもよい。 (4) In the water discharging device, it is not essential to include a water discharging operation section. The water spouting operation unit may be provided separately from the water spouting device, or only automatic water spouting using a sensor may be provided.
(5)吐水操作部による水の吐出状態の切り替え操作は、実施形態1において示した操作に限定されない。水の吐出状態の切り替え操作としては、例えば、流量調整、水と湯の混合比率の調整、原水と浄水の切り替え、シャワーと整流の切り替え等であってもよい。 (5) The operation of switching the water discharge state by the water discharge operation unit is not limited to the operation shown in the first embodiment. Examples of the operation for switching the water discharge state include adjusting the flow rate, adjusting the mixing ratio of water and hot water, switching between raw water and purified water, and switching between shower and rectification.
(6)吐水操作部は、実施形態1に示した押圧操作部を有して構成される形態に限定されない。吐水操作部は、例えば、タッチパネルや光電センサ等を有して構成されていてもよい。 (6) The water discharging operation section is not limited to the configuration having the press operation section shown in the first embodiment. The water discharging operation unit may include, for example, a touch panel, a photoelectric sensor, or the like.
(7)吐水操作部の配置形態、数等は特に限定されない。吐水操作部の数としては、例えば、1つ及び3つ以上のいずれかであってもよい。 (7) The arrangement form, number, etc. of the water discharging operation parts are not particularly limited. The number of water discharging operation parts may be, for example, one or three or more.
(8)吐水装置において、取付部を備えることは必須ではない。吐水装置は、例えば、吐水管が被取付部に直接的に取り付けられる形態であってもよい。 (8) In the water discharging device, it is not essential to provide a mounting portion. For example, the water discharging device may have a form in which the water discharging pipe is directly attached to the attached part.
(9)吐水装置において、排水操作部を備えることは必須ではない。 (9) In the water discharging device, it is not essential to include a drainage operation section.
1…吐水装置、10…吐水管、10A…吐水管の基端面(下端面)、20…吐水部、20A…吐水口、21…吐水口部材、30…吐水操作部、34,35…押圧操作部(吐水操作部)、60…水切り部、60A…角部、70…給水ホース(通水路)、R2A…開口部(吐水部が設けられる開口)
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記吐水管の下面側に設けられ、前記通水路を経由した水を吐出する吐水口が形成された吐水部と、
前記吐水管の前記吐水部よりも先端側の部分であって前記吐水管の下面側に設けられ、前記吐水管の外周面に沿って基端側に流れる水を前記吐水管の外周面から切り離すように設けられた角部を有する水切り部と、
を備え、
前記吐水部は、前記吐水管の外周面から後方斜め上方に控えている、吐水装置。 a water discharge pipe extending obliquely upward from the proximal end toward the distal end and having a water passage formed therein;
a water spouting part provided on the lower surface side of the water spout and having a water spout for discharging water via the water passageway;
A portion of the water spout that is closer to the distal end than the water spout and is provided on the lower surface side of the water spout, and is configured to separate water flowing toward the proximal end along the outer circumferential surface of the water pipe from the outer peripheral surface of the water spout. a draining portion having a corner portion provided as shown in FIG.
Equipped with
The water spouting unit is a water spouting device, in which the water spouting portion is arranged rearward and obliquely upward from the outer circumferential surface of the water spouting pipe .
前記吐水管の下面側に設けられ、前記通水路を経由した水を吐出する吐水口が形成された吐水部と、
前記吐水管の前記吐水部よりも先端側の部分であって前記吐水管の下面側に設けられ、前記吐水管の外周面に沿って基端側に流れる水を前記吐水管の外周面から切り離すように設けられた角部を有する水切り部と、
を備え、
前記吐水管は、下端面が略円形状をなすとともに、延伸方向に対する直交断面における縦横比が、上端に向かうにつれて、縦方向の比率が大きくなるように設けられている、吐水装置。 a water discharge pipe extending obliquely upward from the proximal end toward the distal end and having a water passage formed therein;
a water spouting part provided on the lower surface side of the water spout and having a water spout for discharging water via the water passageway;
A portion of the water spout that is closer to the distal end than the water spout and is provided on the lower surface side of the water spout, and is configured to separate water flowing toward the proximal end along the outer circumferential surface of the water pipe from the outer peripheral surface of the water spout. a draining portion having a corner portion provided as shown in FIG.
Equipped with
The water spouting device is a water spouting device, wherein the water spouting pipe has a substantially circular lower end surface, and the aspect ratio in a cross section perpendicular to the stretching direction increases as it goes toward the upper end .
前記角部は、前記開口の周縁部の一部である請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の吐水装置。 An opening in which the water spouting section is provided is formed on the lower surface side of the water spouting pipe,
The water discharging device according to any one of claims 1 to 3, wherein the corner is a part of a peripheral edge of the opening.
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