JP7397517B1 - 情報処理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】企画と関連するコンテンツをパッケージ化してユーザに提供する。【解決手段】情報処理装置は、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加するグラフ追加部と、前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを選択又は生成する関連コンテンツ処理部と、前記選択又は生成されたコンテンツの各々について、前記新たに提供された企画と、前記コンテンツとをパッケージ化するパッケージ化部と、を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、方法、及びプログラムに関する。
従来より、ユーザ(例えば、消費者や投資家)の過去アクションに合致するコンテンツを推薦する技術や、明示的な文章(例えば、机の上の猫)によってコンテンツを生成する技術(非特許文献1,2)が知られている。
また、説明可能なAIモデルとして、どの特徴量が重要かを明らかとする方法が多く提案されている(例えば、非特許文献3,4)。
Neural Discrete Representation Learning, Aaron van den Oord et al., arXiv (2017) Zero-Shot Text-to-Image Generation, Aditya Ramesh et al., arXiv (2021) A Unified Approach to Interpreting Model Predictions, Scott Lundberg et al., arXiv (2017) All Models are Wrong, but Many are Useful: Learning a Variable's Importance by Studying an Entire Class of Prediction Models Simultaneously, Aaron Fisher et al., arXiv (2018)
ここで、プレゼンタ(例えば、企業、団体など)の提示する企画に対し、賛同したユーザ(例えば、消費者、投資家など)は、ユーザアクション(例えば、資本や労働力の提供)をとる見返りに、プレゼンタからコンテンツ(リワード)を得るのが一般的である。しかし、それらコンテンツは固定的であり、かつプレゼンタによる恣意性が強く、またコンテンツは企画に対する関連性を保証できない。
また、抽象的な企画に対し、コンテンツを選択又は生成するためには、企画のテキスト情報に加え、ステークホルダ(プレゼンタ、クリエイタ、ユーザ)や過去アクションを考慮して選択又は生成する必要がある。またそれほど特別な選択又は生成ができたとしても、その事実をコンテンツ側に付与できない限り、コンテンツの価値の定義が困難である。
また、コンテンツを提供するクリエイタの寄与度を計算することができないため、クリエイタに対して適切な報酬を付与できない。
本発明は、企画と関連するコンテンツをパッケージ化してユーザに提供することができる情報処理装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、ユーザによるアクションについてのプレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を適切に計算することができる情報処理装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1態様は、情報処理装置であって、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加するグラフ追加部と、前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを選択又は生成する関連コンテンツ処理部と、前記選択又は生成されたコンテンツの各々について、前記新たに提供された企画と、前記コンテンツとをパッケージ化するパッケージ化部と、を含む。
本開示の第2態様は、情報処理装置であって、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加するグラフ追加部と、前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画、又はユーザによる、企画に対するアクションにおいて対象となる企画と関連して、コンテンツを選択又は生成する関連コンテンツ処理部と、前記アクションが発生した場合に、前記アクションの企画と、前記企画に対して選択又は生成されたコンテンツとをパッケージ化するパッケージ化部と、を含む。
本開示の第3態様は、情報処理装置であって、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、ユーザによる、前記企画と前記コンテンツとをパッケージ化したパッケージに対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加するエッジ追加部と、前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する寄与度計算部と、を含む。
本開示の第4態様は、情報処理装置であって、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、ユーザによる、前記企画に対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画に関連する前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加するエッジ追加部と、前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する寄与度計算部と、を含む。
本開示の第5態様は、情報処理方法であって、グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、グラフ追加部が、新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加し、関連コンテンツ処理部が、前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを選択又は生成し、パッケージ化部が、前記選択又は生成されたコンテンツの各々について、前記新たに提供された企画と、前記コンテンツとをパッケージ化する。
本開示の第6態様は、情報処理方法であって、グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、グラフ追加部が、新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加し、関連コンテンツ処理部が、前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画、又はユーザによる、企画に対するアクションにおいて対象となる企画と関連して、コンテンツを選択又は生成し、パッケージ化部が、前記アクションが発生した場合に、前記アクションの企画と、前記企画に対して選択又は生成されたコンテンツとをパッケージ化する。
本開示の第7態様は、情報処理方法であって、グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、エッジ追加部が、ユーザによる、前記企画と前記コンテンツとをパッケージ化したパッケージに対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加し、寄与度計算部が、前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。
本開示の第8態様は、情報処理方法であって、グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、エッジ追加部が、ユーザによる、前記企画に対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画に関連する前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加し、寄与度計算部が、前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。
本開示の第9態様は、情報処理プログラムであって、第1態様~第4態様の何れか1つの情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
開示の技術によれば、企画と関連するコンテンツをパッケージ化してユーザに提供することができる。
また、開示の技術によれば、ユーザによるアクションについてのプレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を適切に計算することができる。
第1実施形態及び第2実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態及び第2実施形態の管理サーバとして機能するコンピュータの一例の概略ブロック図である。 第1実施形態及び第2実施形態の管理サーバの構成を示すブロック図である。 新規のクリエイタが作成した新規のコンテンツが登録された場合のグラフの例を示す図である。 新規の企画が登録された場合のグラフの例を示す図である。 新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合が選択される例を示す図である。 第1実施形態に係る管理サーバの新規企画登録時処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る管理サーバのアクション受付時処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 企画に対するユーザアクションを受け付けた場合のグラフの例を示している。 第2実施形態に係る管理サーバの新規企画登録時処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る管理サーバのアクション受付時処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<本発明の実施形態の概要>
プレゼンタ(例えば、企業や団体)の提示する企画に対し、賛同したユーザ(例えば、消費者や投資家)は、ユーザアクション(資本や労働力の提供)をとる見返りに、プレゼンタからコンテンツ(リワード)を得るのが一般的である。しかし、それらコンテンツは固定的であり、かつプレゼンタによる恣意性が強く、またコンテンツは企画に対する関連性を保証できない。
ここで、コンテンツは、デジタルコンテンツであってもよいし、リアルコンテンツであってもよい。デジタルコンテンツの例としては、画像、音楽、動画、テキスト、3Dオブジェクト、仮想通貨、ポイントなどがある。また、リアルコンテンツの例としては、商品、株式等がある。
また、企画や各ステークホルダの、社会やエコシステムに対する貢献評価は、市場評価以外では客観性を損なうため困難だった(企業の各活動への格付け・SROI評価)。
そこで、本発明の実施形態では、プレゼンタ、企画、ユーザ、ユーザアクション、クリエイタ、コンテンツの情報(ベクトルに基づく類似度とグラフ情報)をもとに、企画に関連するコンテンツを自動生成又は自動選択した上で、企画とコンテンツをパッケージ化(NFT等を利用)し、その関連性を担保する。
具体的には、企画のテキスト情報に応じた企画ベクトルに加え、ステークホルダ(プレゼンタ、クリエイタ、ユーザ)の過去アクションをグラフ構造上で考慮し、コンテンツを選択又は生成する。また、NFT(非代替性トークン)等を使用して、その企画に対するコンテンツであることを保証する情報をコンテンツ自体において保証する。
なお、コンテンツは、企画自体のモノとは限らず、企画を表現する代替物である場合もあるため、企画とコンテンツとの紐づけ(コントラクト)が重要となる。例えば、企画が「海を表すアートを作る」だとすれば、コンテンツはそのアート自体になりえるが、企画が「海をきれいにするための養殖業」だとすれば、コンテンツは代替物でしかない。旧来コンテンツはユーザ投資に対し、株式や固定的リワードを代替コンテンツとして提供することが主だったのに対し、本発明の実施形態では、新たな企画に対し、動的に関連するコンテンツを選択又は生成する。また、企画の入力は自動でもよい。例えば、オンライン上のプレス記事を読み取って企画として入力してもよい。
また、本発明の実施形態では、ユーザアクションについての各ステークホルダの寄与度を数値化する。具体的には、クリエイタは、生成または選択されたコンテンツにより、寄与度が定義される。また、プレゼンタは、ユーザアクションの結果によって寄与度が定義される。また、ユーザは、当該ユーザのアクションの総量によって寄与度が定義される。また、流通したモノ(企画、コンテンツ、ユーザアクション)に応じて、グラフの寄与度が更新されつづける。
[第1の実施形態]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る情報処理システム100は、クラウドファンディングサービスを提供するサービス管理会社側に設置される管理サーバ10と、企画を提供するプレゼンタが操作するプレゼンタ側端末20と、コンテンツを提供するクリエイタが操作するクリエイタ側端末22、ユーザが操作するユーザ端末24と、を備えている。なお、図1では、簡単のため、プレゼンタ側端末20、クリエイタ側端末22、及びユーザ端末24が1台ずつ設けられている場合を例に示しているが、プレゼンタ側端末20、クリエイタ側端末22、及びユーザ端末24の各々が2台以上設けられていてもよい。
管理サーバ10、プレゼンタ側端末20、クリエイタ側端末22、及びユーザ端末24は、インターネットなどのネットワーク26を介して接続されている。
プレゼンタ側端末20、クリエイタ側端末22、及びユーザ端末24は、スマートフォン端末、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)端末、あるいはノート型・ブック型コンピュータ端末等からなる。
図2は、本実施形態の管理サーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16及び通信インタフェース(I/F)17を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記憶されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、各種処理を行うためのプログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
次に、管理サーバ10の機能構成について説明する。図3は、管理サーバ10の機能構成の例を示すブロック図である。
管理サーバ10は、機能的には、図3に示すように、プレゼンタ登録部30、企画登録部32、クリエイタ登録部34、コンテンツ登録部36、ユーザ登録部38、ベクトル変換部39、グラフ作成部40、グラフ追加部42、関連コンテンツ処理部44、パッケージ化部46、アクション受付部48、エッジ追加部50、寄与度計算部52、モデル学習部53を備えている。
また、管理サーバ10は、更に、プレゼンタ情報データベース(DB)54、企画情報データベース(DB)56、クリエイタ情報データベース(DB)58、コンテンツ情報データベース(DB)60、ユーザ情報データベース(DB)62、グラフデータベース(DB)64、パッケージデータベース(DB)66、寄与度情報データベース(DB)68、及びモデル記憶部70を備えている。
プレゼンタ登録部30は、プレゼンタ毎のプレゼンタ側端末20に、プレゼンタ情報登録画面を表示させて、プレゼンタ情報登録画面に対して入力された、当該プレゼンタのIDを含む、プレゼンタ情報を受け付け、プレゼンタ毎に、プレゼンタ情報を、プレゼンタ情報データベース54に登録する。プレゼンタ情報は、例えば、プレゼンタのIDを含むバックグラウンド情報を表すテキスト情報である。
企画登録部32は、プレゼンタ毎のプレゼンタ側端末20に、企画情報登録画面を表示させて、企画情報登録画面に対して入力された、プレゼンタが提供する企画に関する情報及びプレゼンタIDを含む企画情報を受け付け、企画毎に、企画情報を、企画情報データベース56に登録する。企画情報は、例えば、プレゼンタのIDを含む企画のバックグラウンド情報を表すテキスト情報、又は、企画タイプを表すカテゴリ情報である。
クリエイタ登録部34は、クリエイタ毎のクリエイタ側端末22に、クリエイタ情報登録画面を表示させて、クリエイタ情報登録画面に対して入力された、当該クリエイタのIDを含むクリエイタ情報を受け付け、クリエイタ毎に、クリエイタ情報を、クリエイタ情報データベース58に登録する。クリエイタ情報は、例えば、クリエイタのIDを含むバックグラウンド情報を表すテキスト情報である。
コンテンツ登録部36は、クリエイタ毎のクリエイタ側端末22に、コンテンツ情報登録画面を表示させて、コンテンツ情報登録画面に対して入力された、クリエイタが提供するコンテンツに関する情報を含むコンテンツ情報及びクリエイタIDを受け付け、コンテンツ毎に、コンテンツ情報及びクリエイタIDを、コンテンツ情報データベース60に登録する。コンテンツ情報は、例えば、画像、動画、又は音声からデジタルコンテンツであるメディア情報、又は、コンテンツタイプを表すカテゴリ情報である。
ユーザ登録部38は、ユーザ毎のユーザ端末24に、ユーザ情報登録画面を表示させて、ユーザ情報登録画面に対して入力された、当該ユーザのIDを含むユーザ情報を受け付け、ユーザ毎に、ユーザ情報を、ユーザ情報データベース62に登録する。ユーザ情報は、例えば、ユーザのIDを含むバックグラウンド情報や、ユーザの企画に対する希望を表すテキスト情報、ユーザに関する過去のユーザアクション履歴を表す数値情報、又はユーザアクションタイプ(投資なのか労務提供か)を表すカテゴリ情報である。
ベクトル変換部39は、プレゼンタ毎に、変換モデルを用いて、プレゼンタ情報をプレゼンタベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、企画毎に、変換モデルを用いて、企画情報を企画ベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、クリエイタ毎に、変換モデルを用いて、クリエイタ情報をクリエイタベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、コンテンツ毎に、変換モデルを用いて、コンテンツ情報をコンテンツベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、ユーザ毎に、変換モデルを用いて、ユーザ情報をユーザベクトルに変換する。
ここで、変換モデルは、統一的なモデル又はタイプ毎の個別モデルである。統一的なモデルの場合には、異なるタイプにおいても直接的に類似度を計測可能となる。タイプ毎の個別モデルの場合には、異なるタイプ間においては類似度計測不能である。
変換モデルは、後述するモデル学習部53により事前に学習される。ここで用いるモデルは特に限定しない。例えば、統一的なモデルとして、マルチモーダルembeddingが可能なモデルとして、VQ-VAE (非特許文献1)やDALL-E(非特許文献2)、CLIP(非特許文献5)、個別モデルとしてテキストに対するBERT(非特許文献6)や画像に対するvisual BERT(非特許文献7)や音楽に対するmusic transformer(非特許文献8)がある。
[非特許文献5]:Learning Transferable Visual Models From Natural Language Supervision, Alec Radford et al. (2021) https://cdn.openai.com/papers/Learning_Transferable_Visual_Models_From_Natural_Language_Supervision.pdf
[非特許文献6]:BERT: Pre-training of Deep Bidirectional Transformers for Language Understanding, Devlin, J. et al. (2018)
[非特許文献7]:VisualBERT: A Simple and Performant Baseline for Vision and Language, Liunian Harold Li et al. (2019)
[非特許文献8]:Music Transformer: Generating Music with Long-Term Structure, Cheng-Zhi Anna Huang et al. (2018)
グラフ作成部40は、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成する。
具体的には、新しいステークホルダ(プレゼンタ、クリエイタ、ユーザ)が登録された場合には、プレゼンタベクトルに応じたプレゼンタノード、クリエイタベクトルに応じたクリエイタノード、又はユーザベクトルに応じたユーザノードを追加する。
また、ノード間の類似度を計算し、エッジの重みとする。類似度算出方法はCosine類似度等、種類を問わない。例えば、各プレゼンタ間の類似度を、プレゼンタベクトルを元に算出し、プレゼンタノード間のエッジの重みとする。各クリエイタ間の類似度を、クリエイタベクトルを元に算出し、クリエイタノード間のエッジの重みとする。各ユーザ間の類似度を、ユーザベクトルを元に算出し、ユーザノード間のエッジの重みとする。
例えば、図4に示すようなグラフが生成される。図4では、過去データから、「企画とコンテンツ間」と「コンテンツとクリエイタ間」にはエッジが存在する(実線を参照)。図4の例では、プレゼンタによる選択に応じて、企画AとコンテンツA1との間、企画AとコンテンツA2との間にエッジが存在し、重みw=1が付与されている。また、企画BとコンテンツB1との間、企画BとコンテンツB3との間にエッジが存在し、後述する関連コンテンツ処理部44により算出された類似度に応じた重みw=0.8、w=0.2が付与されている。
企画間、コンテンツ間、クリエイタ間にもエッジが存在し、類似度が重みとして付与される。変換モデルが、統一的なモデルである場合には、企画とクリエイタ間にもエッジが存在し、企画とクリエイタ間の類似度が重みとして付与される。図4の例では、企画A、B間、コンテンツA1、A2、B1、B3間、クリエイタ1、2、3間にエッジが存在する(細線の破線を参照)。また、企画Aとクリエイタ1との間、企画Bとクリエイタ3との間にエッジが存在する。なお、図4では、分かりやすさのため、プレゼンタ、ユーザ、一部のエッジを省略している。
また、クリエイタが作成した新たなコンテンツが登録された場合には、コンテンツベクトルに応じたコンテンツノードを追加し、クリエイタノードとコンテンツノードとの間を結ぶエッジを追加する。また、コンテンツ間類似度を、コンテンツベクトルを元に算出し、コンテンツノード間のエッジの重みとする。
例えば、図4に示すようなグラフが生成される。図4では、クリエイタNEW1が作成したコンテンツNEW1が登録された例を示している。この例では、クリエイタNEW1とコンテンツNEW1との間にエッジが存在する(一点鎖線を参照)。また、コンテンツNEW1と既存のコンテンツA1、A2、B1、B3との間にエッジが存在し、新規クリエイタNEW1と既存のクリエイタ1、2、3との間にエッジが存在する(二点鎖線を参照)。また、変換モデルが、統一的なモデルであり、企画BとクリエイタNEW1との間にもエッジが存在し、企画BとクリエイタNEW1間の類似度が重みとして付与され、また、企画A、BとコンテンツNEW1との間にもエッジが存在し、企画A、BとコンテンツNEW1間の類似度が重みとして付与される。
グラフ追加部42は、新たに企画が登録された場合、新たに登録された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとをグラフに対して追加する。
具体的には、プレゼンタが新たに提供した企画の企画ノードを追加すると共に、当該プレゼンタのプレゼンタノードと企画ノードとの間を結ぶエッジを追加する。また、新たに提供した企画の企画ノードと既存企画の企画ノードとの間を結ぶエッジを追加すると共に、企画間類似度を、企画ベクトルを元に算出し、エッジの重みとする。
関連コンテンツ処理部44は、グラフに基づいて、新たに登録された企画と関連するコンテンツを選択する。具体的には、関連コンテンツ処理部44は、新たに登録された企画に類似する過去の企画を表す企画ベクトル、及びコンテンツベクトルの間の距離、又は新たに登録された企画を表す企画ベクトル、及びコンテンツベクトルの間の距離に基づいて、新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合を選択する。
例えば、以下の2方式のベクトルの片方もしくは両方(各ノードの2方式の類似度に関する重み付き和等)を用い、新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合を選択する。
第1方式では、グラフベースで算出する。具体的には、新規企画ノードを1つのラベルと見なし、そのラベル情報がグラフ構造中で強く伝搬されるノードを、新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合とする。より具体的には、ラベル伝搬やgraph neural network等、グラフ構造におけるノードのラベル推定手法が全て適用可能である。
第2方式では、統一モデルベースで算出する。具体的には、統一モデルを用いる場合、新規企画のベクトルから、直接的に各コンテンツ間との類似度を計算し、類似度の高いノードを、新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合とする。
例えば、図5に示すようなグラフが生成される。図5の例では、新規企画が登録され、新規企画と既存の企画A、Bとの間にエッジが存在し、類似度が重みとして付与される(点線を参照)。変換モデルが、統一的なモデルである場合には、新規企画とクリエイタ間にもエッジが存在し、新規企画とクリエイタ間の類似度が重みとして付与される(太線の一点鎖線を参照)。また、新規企画とコンテンツ間にもエッジが存在し、新規企画とコンテンツ間の類似度が重みとして付与される(太線の一点鎖線を参照)。
また、図5の例において、新規企画に対し、第1方式では、企画Bに近く、コンテンツB1,B3,NEW1が近いと推定される。また、第2方式では、新規企画に対し、コンテンツNEW1,クリエイタNEW1に近いと推定される。第1方式と第2方式を統合し、新規企画に対し、コンテンツNEW1が最も近く、次に、コンテンツB1、B3が近いと推定される(図6の網掛け部分を参照)。
なお、ユーザに対し、企画と関連するコンテンツとして選択された理由を示すため、クリエイタノード、コンテンツノード、企画ノードとのどの類似を重視した結果なのかを表現してもよい。
また、企画ノードと、企画と関連するコンテンツとして選択されたコンテンツノードとを結ぶエッジを追加する。
このとき、関連コンテンツ処理部44にて計算された類似度を、当該エッジの重みとする。
また、プレゼンタ側端末20から、新たな企画に関連するコンテンツの選択を受け付けるようにしてもよい。この場合には、企画ノードと、企画と関連するコンテンツとして選択されたコンテンツノードとを結ぶエッジを追加し、重みを1としてもよい。
また、関連コンテンツ処理部44にて計算された新たに登録された企画と各コンテンツとの類似度を、クリエイタ単位で合算することにより、新たに登録された企画と関連するクリエイタ候補集合を選択してもよい。
パッケージ化部46は、関連コンテンツ処理部44により選択されたコンテンツの各々について、新たに登録された企画と、当該コンテンツとをパッケージ化する。なお、パッケージ化について、コンテンツに組み合わせ情報が付帯し、所有が移った後でも確認可能な形であれば実現方式は問わない。NFTでもプラットフォーム上でのデータベース管理でもよい。
NFTならば、クリエイタが作成(NFTならmint)し、プレゼンタにtransferし、ユーザにtransferすることをトークンに記録する。もしくはクリエイタとプレゼンタを代行する者が作成し、transferしたことをトークンに記録してもよい。パッケージに対し、1以上のシリアル番号を付与してもよい。また、パッケージ中のコンテンツに対し、解像度・サンプリングレートを変更することができる。
パッケージはユーザに譲渡可能な形とするが、組み合わせたまま譲渡しても、個別に譲渡してもよい。なお、個別に譲渡する場合、クリエイタやプレゼンタに対してはトークン(ファントークン)となる。
アクション受付部48は、ユーザ端末24から、パッケージに対するユーザアクションを受け付け、当該ユーザにtransferすることをパッケージに記録する。
エッジ追加部50は、ユーザによる、企画とコンテンツのパッケージに対するアクションが発生した場合に、ユーザを表すユーザベクトルに応じたユーザノードと、企画を表す企画ベクトルに応じた企画ノードとの間を結ぶエッジ、及びユーザを表すユーザベクトルに応じたユーザノードと、コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたコンテンツノードとの間を結ぶエッジをグラフに対して追加する。
例えば、上記図6の例において、ユーザが、新規企画とコンテンツNEW1のパッケージに対してユーザアクションを発生させた場合には、当該ユーザと、新規企画との間を結ぶエッジ、及び当該ユーザとコンテンツNEW1との間を結ぶエッジを、グラフに対して追加する。
寄与度計算部52は、グラフに基づいて、ユーザアクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。具体的には、寄与度計算部52は、予め求められた比率に応じて、ユーザアクションについての、パッケージの企画を提供したプレゼンタ、及びパッケージのコンテンツを提供したクリエイタの各々の寄与度を計算する。
例えば、ユーザのパッケージに対するアクション(例えば、購入)を各ノード(プレゼンタ・クリエイタ)へ配分する(例えば、売上分配)。また、ユーザはクリエイタとプレゼンタに対し、事前に定義された比率、もしくはユーザ任意の比率にてアクションを波及させることが可能である。
例えば、ユーザアクションを、パッケージへの10000円の投資とした場合、事前に定義された比率(50:50)にて、クリエイタ5000円、プレゼンタ5000円の配分としてもよいし、ユーザ任意の比率(60:40)にて、クリエイタ6000円、プレゼンタ4000円としてもよい。
このように、ユーザアクション対象となったコンテンツ及び企画は、その比率に応じてアクションを受け取る。ステークホルダレベルでは、コンテンツ作成者であるクリエイタ、企画提案者であるプレゼンタが同様にアクションを受け取ることとなる。また、ユーザアクションの際に、プレゼンタとクリエイタに対し能動的に比率を決めることも可能である。
また、寄与度計算部52は、現状のグラフ全体における各ステークホルダ寄与度を計算する。具体的には、ユーザは、ユーザアクションの総量によって、寄与度が定義される。他ノードは、ユーザアクションを起点とし、ステークホルダ寄与度を計算する。コンテンツや企画は、「1ユーザアクションに対する寄与度計算」の和として表される。クリエイタは、保持するコンテンツの寄与度の和として表される。プレゼンタは、保持する企画の寄与度の和として表される。
モデル学習部53は、事前に、プレゼンタ情報、企画情報、クリエイタ情報、コンテンツ情報、ユーザ情報に基づいて、ベクトル変換器を学習し、モデル記憶部70に格納しておく。このとき、ベクトル変換器が、統一的なモデルである場合、データ種をまたがってベクトル変換器を学習する。また、ベクトル変換器が、個別モデルである場合、データ種毎にベクトル変換器を学習する。
次に、本発明の実施形態に係る情報処理システム100の作用について説明する。
まず、管理サーバ10のプレゼンタ登録部30は、プレゼンタ毎のプレゼンタ側端末20に、プレゼンタ情報登録画面を表示させて、プレゼンタ情報登録画面に対して入力された、当該プレゼンタのIDを含む、プレゼンタ情報を受け付け、プレゼンタ毎に、プレゼンタ情報を、プレゼンタ情報データベース54に登録する。
また、管理サーバ10の企画登録部32は、プレゼンタ毎のプレゼンタ側端末20に、企画情報登録画面を表示させて、企画情報登録画面に対して入力された、プレゼンタが提供する企画に関する情報及びプレゼンタIDを含む企画情報を受け付け、企画毎に、企画情報を、企画情報データベース56に登録する。
また、管理サーバ10のクリエイタ登録部34は、クリエイタ毎のクリエイタ側端末22に、クリエイタ情報登録画面を表示させて、クリエイタ情報登録画面に対して入力された、当該クリエイタのIDを含むクリエイタ情報を受け付け、クリエイタ毎に、クリエイタ情報を、クリエイタ情報データベース58に登録する。
また、管理サーバ10のコンテンツ登録部36は、クリエイタ毎のクリエイタ側端末22に、コンテンツ情報登録画面を表示させて、コンテンツ情報登録画面に対して入力された、クリエイタが提供するコンテンツに関するコンテンツ情報及びクリエイタIDを受け付け、コンテンツ毎に、コンテンツ情報及びクリエイタIDを、コンテンツ情報データベース60に登録する。
また、管理サーバ10のユーザ登録部38は、ユーザ毎のユーザ端末24に、ユーザ情報登録画面を表示させて、ユーザ情報登録画面に対して入力された、当該ユーザのIDを含むユーザ情報を受け付け、ユーザ毎に、ユーザ情報を、ユーザ情報データベース62に登録する。
そして、管理サーバ10のモデル学習部53は、プレゼンタ情報、企画情報、クリエイタ情報、コンテンツ情報、ユーザ情報に基づいて、ベクトル変換器を学習する。
ベクトル変換部39は、プレゼンタ毎に、変換モデルを用いて、プレゼンタ情報をプレゼンタベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、企画毎に、変換モデルを用いて、企画情報を企画ベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、クリエイタ毎に、変換モデルを用いて、クリエイタ情報をクリエイタベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、コンテンツ毎に、変換モデルを用いて、コンテンツ情報をコンテンツベクトルに変換する。
ベクトル変換部39は、ユーザ毎に、変換モデルを用いて、ユーザ情報をユーザベクトルに変換する。
グラフ作成部40は、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成する。
そして、管理サーバ10の企画登録部32は、プレゼンタ側端末20に、企画情報登録画面を表示させて、企画情報登録画面に対して入力された、新たな企画情報を受け付けると、図7に示す新規企画登録時処理ルーチンを実行する。
ステップS100では、企画登録部32は、受け付けた新たな企画情報を、企画情報データベース56に登録する。
ステップS102では、ベクトル変換部39は、変換モデルを用いて、新たな企画情報を企画ベクトルに変換する。
ステップS104では、グラフ追加部42は、新たな企画の企画ノードを追加すると共に、当該プレゼンタのプレゼンタノードと企画ノードとの間を結ぶエッジを追加する。また、グラフ追加部42は、新たな企画の企画ノードと既存企画の企画ノードとの間を結ぶエッジを追加すると共に、企画間類似度を、企画ベクトルを元に算出し、エッジの重みとする。
ステップS106では、関連コンテンツ処理部44は、グラフに基づいて、新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合を選択する。
ステップS108では、パッケージ化部46は、選択されたコンテンツ候補集合に含まれるコンテンツの各々について、新たに登録された企画と、当該コンテンツのパッケージを生成し、新規企画登録時処理ルーチンを終了する。
次に、管理サーバ10のアクション受付部48は、ユーザ端末24から、パッケージに対するユーザアクションを受け付けると、図8に示すアクション受付時処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS112では、アクション受付部48は、当該ユーザにtransferすることを、対象のパッケージに記録する。
ステップS114では、エッジ追加部50は、ユーザによる、企画とコンテンツのパッケージに対するアクションが発生した場合に、ユーザを表すユーザベクトルに応じたユーザノードと、企画を表す企画ベクトルに応じた企画ノードとの間を結ぶエッジ、及びユーザを表すユーザベクトルに応じたユーザノードと、コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたコンテンツノードとの間を結ぶエッジをグラフに対して追加する。
ステップS116では、寄与度計算部52は、グラフに基づいて、ユーザアクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。具体的には、寄与度計算部52は、予め求められた比率に応じて、ユーザアクションについての、パッケージの企画を提供したプレゼンタ、及びパッケージのコンテンツを提供したクリエイタの各々の寄与度を計算し、アクション受付時処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムによれば、新たに企画が登録された場合、新たに登録された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとをグラフに対して追加し、グラフに基づいて、新たに登録された企画と関連するコンテンツを選択し、選択されたコンテンツの各々について、新たに登録された企画と、コンテンツとをパッケージ化する。これにより、企画と関連するコンテンツをパッケージ化してユーザに提供することができる。
また、パッケージに対するユーザアクションが発生した場合に、ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及びユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加し、グラフに基づいて、ユーザアクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。これにより、ユーザによるアクションについてのプレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を適切に計算することができる。
なお、上記の実施形態では、パッケージに対するユーザアクションを受け付ける場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、企画に対するユーザアクション時に当該企画に関連するコンテンツを選択し、企画とコンテンツの組み合わせのパッケージを生成するようにしてもよい。この場合には、ユーザは、当該企画に関連するコンテンツ候補集合から、当該企画とパッケージ化するコンテンツを選択するようにすればよい。
例えば、図9に示すように、ユーザ2による、企画Cに対するユーザアクションが発生した場合に、企画Cに関連するコンテンツ候補集合に含まれるコンテンツB1、B3から、企画Cとパッケージ化するコンテンツが選択される。また、図9では、ユーザ2について過去のアクション履歴に基づいて、ユーザ2と、企画B、コンテンツB3、クリエイタ3との間にエッジが存在する例を示している(太線の実線を参照)。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。なお、第1の実施形態に係る情報処理システムと同様の構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態では、企画に対するユーザアクションを受け付ける点と、ユーザ情報を含めたユーザベクトルに関連するコンテンツを生成する点と、ユーザアクション時に選択された企画に関連するコンテンツを生成してパッケージ化する点とが異なっている。
第2の実施形態に係る管理サーバ10のアクション受付部48は、ユーザ端末24から、選択した企画に対するユーザアクションを受け付ける。
関連コンテンツ処理部44は、新たな企画が登録された場合に、上記第1の実施形態と同様に、新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合を選択する。
また、関連コンテンツ処理部44は、選択した企画に対するユーザアクションを受け付けたときに、選択された企画に類似する企画を表す企画ベクトル、及びコンテンツベクトルの間の距離、又は選択された企画を表す企画ベクトル、及びコンテンツベクトルの間の距離に基づいて、新たなコンテンツベクトルを生成し、新たなコンテンツベクトルに基づいて、選択された企画と関連するコンテンツを生成する。
具体的には、以下の2方式の何れかで、選択された企画と関連するコンテンツを生成する。
第1方式は、変換モデルが個別モデルの場合である。この方式では、選択された企画と関連するコンテンツ候補集合を基に、コンテンツ空間において、それを代表するベクトル(例えば、平均ベクトル、企画に対する類似度重み付きベクトル等)を、新たなコンテンツベクトルとして生成する。そして、コンテンツ空間の生成モデルを用いて、新たなコンテンツベクトルから、選択された企画と関連するコンテンツを生成する。
第2方式は、変換モデルが統一モデルの場合である。この方式では、当該ユーザのユーザベクトルおよび当該企画の企画ベクトルを代表するベクトル(例えば、平均ベクトル)を、新たなコンテンツベクトルとして生成する。そして、生成モデルを用いて、新たなコンテンツベクトルから、選択された企画と関連するコンテンツを生成する。
生成モデルとしては、具体的にはVQ-VAEやDALLE等、一般的なマルチモーダル生成手法が適用可能である。
パッケージ化部46は、ユーザアクションで選択された企画と、当該企画と関連して生成されたコンテンツのパッケージを生成し、当該ユーザにtransferすることを、生成したパッケージに記録する。
寄与度計算部52は、グラフに基づいて、ユーザアクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。具体的には、寄与度計算部52は、予め求められた比率、及びコンテンツ間の類似度に応じて、ユーザアクションについての、パッケージの企画を提供したプレゼンタ、及びパッケージのコンテンツに類似するコンテンツを提供したクリエイタの各々の寄与度を計算する。
より具体的には、ユーザアクション対象となったパッケージの生成コンテンツおよび企画は、その比率に応じてユーザアクションについての寄与度を受け取る。さらに生成コンテンツは既存コンテンツとの関連度(類似度)に応じてユーザアクションについての寄与度を配分する。例えば、生成コンテンツへのユーザアクションの配分を5000円として、生成コンテンツと既存コンテンツAとの類似度が0.7、生成コンテンツと既存コンテンツBとの類似度が0.3の場合、5000*0.7=3500円を既存コンテンツAへ配分し、既存コンテンツAを提供したクリエイタの寄与度とし、5000*0.3=1500円を既存コンテンツBへ配分し、既存コンテンツBを提供したクリエイタの寄与度とする。
モデル学習部53は、プレゼンタ情報、企画情報、クリエイタ情報、コンテンツ情報、ユーザ情報に基づいて、ベクトル変換器を学習し、モデル記憶部70に格納する。このとき、ベクトル変換器が、統一モデルである場合、データ種をまたがってベクトル変換器、コンテンツ生成器を学習する。また、ベクトル変換器が、個別モデルである場合、データ種毎にベクトル変換器を学習する。
また、モデル学習部53は、コンテンツ情報に基づいて、コンテンツ生成器を学習する。具体的には、コンテンツ情報からベクトル変換器を用いて得られるコンテンツベクトルと、当該コンテンツ情報とから、コンテンツ生成器を学習する。
次に、第2の実施形態に係る情報処理システム100の作用について説明する。なお、第1の実施形態と同様の処理については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
管理サーバ10の企画登録部32は、プレゼンタ側端末20に、企画情報登録画面を表示させて、企画情報登録画面に対して入力された、新たな企画情報を受け付けると、図10に示す新規企画登録時処理ルーチンを実行する。
ステップS100では、企画登録部32は、受け付けた新たな企画情報を、企画情報データベース56に登録する。
ステップS102では、ベクトル変換部39は、変換モデルを用いて、新たな企画情報を企画ベクトルに変換する。
ステップS104では、グラフ追加部42は、新たな企画の企画ノードを追加すると共に、当該プレゼンタのプレゼンタノードと企画ノードとの間を結ぶエッジを追加する。また、グラフ追加部42は、新たな企画の企画ノードと既存企画の企画ノードとの間を結ぶエッジを追加すると共に、企画間類似度を、企画ベクトルを元に算出し、エッジの重みとする。
ステップS106では、関連コンテンツ処理部44は、グラフに基づいて、新たに登録された企画と関連するコンテンツ候補集合を選択し、新規企画登録時処理ルーチンを終了する。
次に、管理サーバ10のアクション受付部48は、ユーザ端末24から、選択した企画に対するユーザアクションを受け付けると、図11に示すアクション受付時処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS210では、関連コンテンツ処理部44は、ユーザアクションで選択された企画に類似する企画を表す企画ベクトル、及びコンテンツベクトルの間の距離、又は選択された企画を表す企画ベクトル、及びコンテンツベクトルの間の距離に基づいて、新たなコンテンツベクトルを生成し、新たなコンテンツベクトルに基づいて、選択された企画と関連するコンテンツを生成する。
ステップS212では、パッケージ化部46は、ユーザアクションで選択された企画と、当該企画と関連して生成されたコンテンツのパッケージを生成し、当該ユーザにtransferすることを、生成したパッケージに記録する。
ステップS214では、エッジ追加部50は、ユーザを表すユーザベクトルに応じたユーザノードと、選択された企画を表す企画ベクトルに応じた企画ノードとの間を結ぶエッジ、及びユーザを表すユーザベクトルに応じたユーザノードと、生成されたコンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたコンテンツノードとの間を結ぶエッジをグラフに対して追加する。
ステップS216では、寄与度計算部52は、グラフに基づいて、ユーザアクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。具体的には、寄与度計算部52は、予め求められた比率、及びコンテンツ間の類似度に応じて、ユーザアクションについての、パッケージの企画を提供したプレゼンタ、及びパッケージのコンテンツに類似するコンテンツを提供したクリエイタの各々の寄与度を計算し、アクション受付時処理ルーチンを終了する。
なお、第2の実施形態に係る情報処理システム100の他の構成及び作用については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムによれば、企画に対するユーザアクションが発生した場合に、当該企画と関連して、コンテンツを生成し、ユーザアクションの企画と、企画に対してされたコンテンツとをパッケージ化する。これにより、企画と関連するコンテンツをパッケージ化してユーザに提供することができる。
また、企画に対するユーザアクションが発生した場合に、ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及びユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、企画に関連するコンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジをグラフに対して追加し、グラフに基づいて、ユーザアクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する。これにより、ユーザによるアクションについてのプレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を適切に計算することができる。
なお、上記の第2の実施形態では、ユーザアクションを受け付けたときに、ユーザアクションで選択された企画に関連するコンテンツを生成し、パッケージを生成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。新たな企画が登録されたときに、新たに登録された企画に関連するコンテンツを生成し、新たな企画と生成されたコンテンツのパッケージを生成するようにしてもよい。この場合には、
変換モデルが個別モデルであれば、新たな企画と関連するコンテンツ候補集合を基に、コンテンツ空間において、それを代表するベクトルを、新たなコンテンツベクトルとして生成し、コンテンツ空間の生成モデルを用いて、新たなコンテンツベクトルから、新たな企画と関連するコンテンツを生成する。変換モデルが統一モデルの場合には、新たな企画の企画ベクトルから、生成モデルを用いて、新たな企画と関連するコンテンツを生成する。
また、上述した管理サーバの処理を、ネットワークで接続された複数のコンピュータで分散して実行するようにしてもよい。
10 管理サーバ
11 CPU
14 ストレージ
15 入力部
16 表示部
17 通信インタフェース
20 プレゼンタ側端末
22 クリエイタ側端末
24 ユーザ端末
30 プレゼンタ登録部
32 企画登録部
34 クリエイタ登録部
36 コンテンツ登録部
38 ユーザ登録部
39 ベクトル変換部
40 グラフ作成部
42 グラフ追加部
44 関連コンテンツ処理部
46 パッケージ化部
48 アクション受付部
50 エッジ追加部
52 寄与度計算部
53 モデル学習部
54 プレゼンタ情報データベース
56 企画情報データベース
58 クリエイタ情報データベース
60 コンテンツ情報データベース
62 ユーザ情報データベース
70 モデル記憶部
100 情報処理システム

Claims (14)

  1. 企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、
    新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加するグラフ追加部と、
    前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを選択又は生成する関連コンテンツ処理部と、
    前記選択又は生成されたコンテンツの各々について、前記新たに提供された企画と、前記コンテンツとをパッケージ化するパッケージ化部と、
    を含む情報処理装置。
  2. 前記関連コンテンツ処理部は、前記新たに提供された企画に類似する企画を表す企画ベクトル、及び前記コンテンツベクトルの間の距離、又は前記新たに提供された企画を表す企画ベクトル、及び前記コンテンツベクトルの間の距離に基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを選択する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記関連コンテンツ処理部は、前記新たに提供された企画に類似する企画を表す企画ベクトル、及び前記コンテンツベクトルの間の距離、又は前記新たに提供された企画を表す企画ベクトル、及び前記コンテンツベクトルの間の距離に基づいて、新たなコンテンツベクトルを生成し、前記新たなコンテンツベクトルに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを生成する請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記グラフ作成部は、ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードを更に含む前記グラフを作成し、
    ユーザによる、前記企画と前記コンテンツとをパッケージ化したパッケージに対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加するエッジ追加部を更に含む請求項1記載の情報処理装置。
  5. 企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、
    新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加するグラフ追加部と、
    前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画、又はユーザによる、企画に対するアクションにおいて対象となる企画と関連して、コンテンツを選択又は生成する関連コンテンツ処理部と、
    前記アクションが発生した場合に、前記アクションにおいて前記対象となる企画と、前記対象となる企画に対して選択又は生成されたコンテンツとをパッケージ化するパッケージ化部と、
    を含む情報処理装置。
  6. 企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザ
    ベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、
    ユーザによる、前記企画と前記コンテンツとをパッケージ化したパッケージに対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加するエッジ追加部と、
    前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する寄与度計算部と、
    を含む情報処理装置。
  7. 新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加するグラフ追加部と、
    前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを選択する関連コンテンツ処理部と、
    を更に含み、
    前記寄与度計算部は、予め求められた比率に応じて、ユーザによる前記アクションについての、前記パッケージの企画を提供したプレゼンタ及び前記パッケージのコンテンツを提供したクリエイタの各々の寄与度を計算する、請求項6記載の情報処理装置。
  8. 新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加するグラフ追加部と、
    前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを生成する関連コンテンツ処理部と、
    を更に含み、
    前記寄与度計算部は、予め求められた比率、及びコンテンツ間の類似度に応じて、ユーザによる前記アクションについての、前記パッケージの企画を提供したプレゼンタ、及び前記パッケージのコンテンツに類似するコンテンツを提供したクリエイタの各々の寄与度を計算する、請求項6記載の情報処理装置。
  9. 企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成するグラフ作成部と、
    ユーザによる、前記企画に対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画に関連する前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加するエッジ追加部と、
    前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する寄与度計算部と、
    を含む情報処理装置。
  10. グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、
    グラフ追加部が、新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加し、
    関連コンテンツ処理部が、前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画と関連するコンテンツを選択又は生成し、
    パッケージ化部が、前記選択又は生成されたコンテンツの各々について、前記新たに提供された企画と、前記コンテンツとをパッケージ化する
    情報処理方法。
  11. グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、
    グラフ追加部が、新たに企画が提供された場合、前記新たに提供された企画を表す企画ベクトルに応じたノードと、他のノードとの間を結ぶエッジとを前記グラフに対して追加し、
    関連コンテンツ処理部が、前記グラフに基づいて、前記新たに提供された企画、又はユーザによる、企画に対するアクションにおいて対象となる企画と関連して、コンテンツを選択又は生成し、
    パッケージ化部が、前記アクションが発生した場合に、前記アクションにおいて前記対象となる企画と、前記対象となる企画に対して選択又は生成されたコンテンツとをパッケージ化する
    情報処理方法。
  12. グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、
    エッジ追加部が、ユーザによる、前記企画と前記コンテンツとをパッケージ化したパッケージに対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加し、
    寄与度計算部が、前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する
    情報処理方法。
  13. グラフ作成部が、企画を表す企画ベクトル、コンテンツを表すコンテンツベクトル、ユーザを表すユーザベクトル、企画を提供するプレゼンタを表すプレゼンタベクトル、及びコンテンツを提供するクリエイタを表すクリエイタベクトルの各々に応じたノードと、ノード間を結ぶエッジとを含むグラフを作成し、
    エッジ追加部が、ユーザによる、前記企画に対するアクションが発生した場合に、前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画を表す企画ベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジ、及び前記ユーザを表すユーザベクトルに応じたノードと、前記企画に関連する前記コンテンツを表すコンテンツベクトルに応じたノードとの間を結ぶエッジを前記グラフに対して追加し、
    寄与度計算部が、前記グラフに基づいて、ユーザによる前記アクションについての、プレゼンタ及びクリエイタの各々の寄与度を計算する
    情報処理方法。
  14. 請求項1~請求項9の何れか1項記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させる
    ための情報処理プログラム。
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