JP7392772B1 - 信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(保守支援システム100)
保守支援システム100は、エレベータシステム1の乗りかご20の動作状態を確認するための乗りかご20の振動の測定作業を自動で行い、当該測定作業で得たデータのうち、振動要因を特定するために必要なデータのみを取得するシステムである。また、保守支援システム100では、取得したデータに基づき振動要因を判断するための情報を保守員に提示する。
エレベータシステム1(エレベータ)は、エレベータ制御装置10と、乗りかご20と、センサ30と、信号処理装置40と、を備えている。
エレベータ制御装置10は、エレベータシステム1全体の動作を制御する。エレベータ制御装置10は制御部11と、記憶部12と、を備えている。
乗りかご20は、エレベータシステム1において、例えば、利用者を乗せて塔内を昇降する筐体である。乗りかご20は、制御部21を備えている。制御部21は、エレベータ制御装置10からの指示に基づいて、戸の開閉制御やボタン入力制御、表示制御などの制御を行う。
信号処理装置40は、センサ30から出力された振動波形信号から、振動要因を特定するために必要なデータを取得する。信号処理装置40は、制御部41と、記憶部42と、を備えている。信号処理装置40は、図2に示すように、乗りかご20の下部においてセンサ30の近傍に設置してもよい。信号処理装置40は、上記に限らず、乗りかご20の制御盤に組み込まれていてもよい。
制御部41は信号処理装置40の各部を統括的に制御する。制御部41の機能は、記憶部42に記憶されたプログラムを、CPUが実行することで実現されてよい。制御部41は、情報取得部411と、フィルタ処理部412と、代表値取得部413と、出力部414と、を備えている。
フィルタ処理部412は、情報取得部411が取得した振動波形信号に対して、所定の周波数帯でフィルタ処理したフィルタ波形信号を生成する。
代表値取得部413は、フィルタ処理部412が生成したフィルタ波形信号において、所定期間の代表値を取得する。代表値は、振動要因を特定するための値であり、例えば、所定期間のピーク値、または、所定期間の実効値である。本実施形態では、代表値取得部413は、各振動要因において、フィルタマップ422で設定された各部分区間のフィルタ番号に応じたフィルタ波形信号のピーク値を取得する。ピーク値は各部分区間の振動の幅の最大値であり、単位は、例えばgalである。
出力部414は、所定期間としての部分区間ごとの代表値を出力する。本実施形態では、例えば、出力部414は、代表値取得部413が代表値として取得したピーク値に基づき、図5に示す分析情報5001を作成し(詳細は後述)、情報処理装置50に出力する。出力部414は、ピーク値を記録した分析情報5001を記憶部42に保存してもよい。
フィルタマップ422は、フィルタ処理部412でのフィルタ処理に用いられる情報であり、乗りかご20の所定の動作の動作時間範囲を複数の部分区間に分割し、各部分区間でフィルタ処理が行われる周波数帯が設定されるフィルタ情報である。
図6は、フィルタマップ422作成処理の一例を示すフロー図である。図6に基づき、フィルタマップ422の作成について説明する。フィルタマップ422の作成は、信号処理装置40による実稼働の前に、保守員によってPCなどの情報処理装置を利用して行われる。図6に示すように、まず、速度マップ7002が作成され(S01)、加振周波数マップ8001が作成された後(S02)に、フィルタマップ422が作成される(S03)。
図7は、速度マップ7002作成の一例を示す図である。速度マップ7002を作成するために、まず速度波形7001が作成される。速度波形7001は、乗りかご20の最下階から最上階までの移動において、乗りかご20の速度変化を示したグラフである。速度波形7001の縦軸は速度、横軸は時間を示す。
図8は、加振周波数マップ8001作成の一例を示す図である。加振周波数マップ8001は、振動要因の候補のそれぞれに対して、各部分区間において、各振動要因によって発生する振動の周波数範囲(振動する周波数の最大値および最小値)を算出した情報である。言い換えると、加振周波数マップ8001は、乗りかご20の速度変化に応じて、各振動要因によって発生する振動の周波数範囲の変化を示している。加振周波数マップ8001は、エレベータシステム1の構造的な仕様と、速度マップ7002とに基づき算出することができる。
フィルタマップ422(図3参照)は、加振周波数マップ8001に基づき、振動要因ごとに各部分区間の周波数範囲よりバンドパスフィルタを設定した情報である。
加振周波数マップ8001からフィルタマップ422を作成する際に、各要因の各区間で設定されるバンドパスフィルタは、カットオフ周波数のバリエーションに応じて予め設定されていてもよい。この場合、予め設定された複数のバンドパスフィルタの中から、各要因の各区間で一番適切なバンドパスフィルタを選択することでフィルタマップ422を作成する。
図9は、信号処理装置40の動作の一例を示すフロー図である。図9に基づき、信号処理装置40の動作の一例について説明する。
情報処理装置50は、信号処理装置40と通信を行い、信号処理装置40から出力された分析情報5001に基づき、振動要因を判断するための情報を表示部53に表示させる。図1に示すように、情報処理装置50は、制御部51と、記憶部52と、表示部53と、を備えている。
上述したように、従来、エレベータシステム1の乗りかご20の振動問題の解決のため、保守員は現地で振動波形信号を計測し、振動波形信号の分析処理を行っている。しかしながら、振動波形信号の全てを保存、蓄積すると、サーバや通信の容量が大容量になり、コストアップとなる。
信号処理装置40(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特に制御部41に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
12、42、52 記憶部
20 乗りかご
30 センサ
40 信号処理装置
411、511 情報取得部
412 フィルタ処理部
413 代表値取得部
414 出力部
422 フィルタマップ(フィルタ情報)
Claims (5)
- エレベータの乗りかごの振動を検出するセンサが出力した、前記乗りかごの走行開始から走行終了までの動作時間範囲内の振動波形信号を取得する情報取得部と、
前記情報取得部が取得した前記振動波形信号に対して、複数に分割された前記動作時間範囲の各部分区間に設定された周波数帯でフィルタ処理したフィルタ波形信号を生成するフィルタ処理部と、
前記フィルタ処理部が生成したフィルタ波形信号において、所定期間の代表値を取得する代表値取得部と、を備えている、
信号処理装置。 - 前記フィルタ処理部は、互いに異なる複数の周波数帯でフィルタ処理した複数のフィルタ波形信号を生成する、
請求項1に記載の信号処理装置。 - 前記乗りかごの所定の動作の動作時間範囲を複数の部分区間に分割し、各部分区間で前記フィルタ処理が行われる周波数帯が設定されるフィルタ情報を記憶する記憶部と、
前記フィルタ情報に基づき、前記所定期間としての前記部分区間ごとの前記代表値を出力する出力部と、を備える、
請求項2に記載の信号処理装置。 - 前記フィルタ情報は、複数種類の振動要因ごとに、前記各部分区間で前記フィルタ処理が行われる周波数帯が設定される情報を含んでいる、
請求項3に記載の信号処理装置。 - 前記フィルタ処理部は、所定の種類の前記フィルタ波形信号を生成し、
前記フィルタ情報は、複数種類の振動要因ごとに、前記各部分区間で採用すべき前記フィルタ波形信号の種類を特定する情報を含んでいる、
請求項4に記載の信号処理装置。
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