JP7390382B2 - 温度依存性中性子捕獲断面積を有する材料を用いた温度測定センサ - Google Patents

温度依存性中性子捕獲断面積を有する材料を用いた温度測定センサ Download PDF

Info

Publication number
JP7390382B2
JP7390382B2 JP2021540024A JP2021540024A JP7390382B2 JP 7390382 B2 JP7390382 B2 JP 7390382B2 JP 2021540024 A JP2021540024 A JP 2021540024A JP 2021540024 A JP2021540024 A JP 2021540024A JP 7390382 B2 JP7390382 B2 JP 7390382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
neutron detector
detector member
temperature
insulating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021540024A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020146183A5 (ja
JP2022518176A (ja
Inventor
ディ. ヘイベル マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Westinghouse Electric Co LLC
Original Assignee
Westinghouse Electric Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Co LLC filed Critical Westinghouse Electric Co LLC
Publication of JP2022518176A publication Critical patent/JP2022518176A/ja
Publication of JPWO2020146183A5 publication Critical patent/JPWO2020146183A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7390382B2 publication Critical patent/JP7390382B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/10Structural combination of fuel element, control rod, reactor core, or moderator structure with sensitive instruments, e.g. for measuring radioactivity, strain
    • G21C17/112Measuring temperature
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K11/00Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00
    • G01K11/30Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00 using measurement of the effect of a material on X-radiation, gamma radiation or particle radiation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T3/00Measuring neutron radiation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T3/00Measuring neutron radiation
    • G01T3/006Measuring neutron radiation using self-powered detectors (for neutrons as well as for Y- or X-rays), e.g. using Compton-effect (Compton diodes) or photo-emission or a (n,B) nuclear reaction
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T3/00Measuring neutron radiation
    • G01T3/02Measuring neutron radiation by shielding other radiation
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/10Structural combination of fuel element, control rod, reactor core, or moderator structure with sensitive instruments, e.g. for measuring radioactivity, strain
    • G21C17/108Measuring reactor flux
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

本発明は、温度検出器に関し、より詳細には、原子炉環境で使用するための自己出力中性子検出器に関する。
原子炉内の温度測定は、現在、熱電対又は抵抗温度検出器(RTD)といったセンサを用いて取得されている。
以下の概要は、開示される実施形態に特有の革新的な特徴のいくつかを理解することを容易にするために提供されており、完全な説明であることを意図しない。明細書全体、特許請求の範囲、及び要約書を総括して理解することによって、実施形態の様々な態様の完全な理解が得られ得る。
原子炉環境で使用するための温度センサの様々な実施形態が、本明細書に記載される。センサの動作は、ドップラー温度係数特性がいくつかの材料の中性子捕獲断面積に及ぼす影響に基づいている。
原子炉内で使用するための温度測定センサは、一般に、第1中性子検出器部材と、第2中性子検出器部材とを含んでもよく、第1中性子検出器部材は第1電流信号を出力し、第2中性子検出器部材は第2電流信号を出力する。第1信号と第2信号との間の電気的接続は、第1信号と第2信号との間の電流の差を生成する。この差は温度の変化に比例する。
第1部材及び第2部材の各々は、内側電子エミッタと、エミッタを囲む第1絶縁層と、第1絶縁層を囲む電荷コレクタと、電荷コレクタから外側に延びる負電荷出力ピンと、エミッタから外側に延びる正電荷出力ピンとを含む。第1中性子検出器部材は、第1中性子検出器電荷コレクタを囲む第2絶縁層と、第2絶縁層を囲む電子吸収層と、電子吸収層を囲む中性子を捕獲するための外側シールドと、をさらに含む。
様々な態様において、電子エミッタは、例えば、ロジウム又はバナジウムといった放射性崩壊からの中性子を吸収し、電子を放出する材料から作られている。第1絶縁層及び第2絶縁層は、酸化アルミニウム又は酸化マグネシウムのうちの1つから作られてもよい。電荷コレクタは、例えば、鋼、インコネル(登録商標)合金、又はこれらの組み合わせから作られてもよい。電子吸収層は、例えば、アルミニウム、インコネル合金、又はこれらの組み合わせから作られてもよい。シールドの材料は、ウラン238、タングステン、又はこれらの組み合わせから作られてもよい。インコネルは、オーステナイトニッケル-クロム系又はニッケル-クロム-鉄系合金の市販のファミリーである。
第1信号と第2信号との間における電流の差は、原子炉の外部の受信器に単一の信号として送られてもよい。様々な態様において、電流信号の差は無線送信される。センサは、核燃料棒の内部に配置されてもよい。様々な態様において、電流信号の差は、有線接続によって送られ、センサは、核燃料棒の外部に配置される。
特定の実施形態において、第1部材及び第2部材は、同心円筒の形態であってもよく、各円筒は、それぞれの内側エミッタによって囲まれた開放された中央空間を画定する。特定の実施形態において、第2部材は、第1部材の開放された中央空間内に配置される。特定の他の実施形態において、第1及び第2部材は、互いに隣接する別個の円筒の形態であってもよい。
本明細書に記載される温度センサは、電流信号を、受信することができ、かつ適切な工学単位に容易に変換することができる無線周波数信号に変換するように設計された無線データ送信方法論を様々な態様で提供することによって、燃料棒上部プレナム内の温度を連続的に測定するために使用されてもよい。本明細書に記載される装置及び方法論は、温度を、センサ装置を取り囲む温度に比例する電流信号として直接測定することを可能にする。
本開示の特徴及び利点は、添付の図面を参照することによって、より理解されることができる。
図は、2つの中性子検出器信号から温度測定を生成するために必要とされる温度測定装置及び出力信号の概略図を示す。
本明細書で使用されるように、単数形の「a」、「an」、及び「the」は、前後関係がそうでないことを明確に示さない限り、複数形を含む。従って、冠詞「a」及び「an」は、本明細書では、冠詞の文法的な対象の1つ又は複数(即ち、少なくとも1つ)を意味するために用いられている。例として、「要素(an element)」は、1つの要素又は複数の要素を意味する。
本明細書で使用される方向の表現は、例えば、頂部、底部、左、右、下、上、前、後、及びそれらの変形例などであり、それらに限定されないが、添付の図面に示される要素の向きに関係し、特に明記しない限り、特許請求の範囲を限定しないものとする。
特許請求の範囲を含む本出願においては、特にそうではないと明記されていない限り、量、数値又は特性を表すすべての数字は、いかなる場合においても、「約」という用語によって修正されるものと理解されるべきである。従って、「約」という語が数字と明示的に表わされていなくても、数字は、「約」という語が先行するかのように読み取られてもよい。従って、そうでないと示されていない限り、以下の説明に記載される任意の数値パラメータは、本開示による組成物及び方法において得ようとする所望の特性に応じて変化してもよい。最低でも、特許請求の範囲に均等論を適用することを限定する試みとしてではなく、本明細書に記載される各数値パラメータは、少なくとも、報告された有効数字の数に照らして、かつ、通常の数字を概数で表わす(四捨五入など)技法を適用することによって解釈されるべきである。
さらに、本明細書に列挙される任意の数値範囲は、その中に包含されるすべての下位範囲を含むことが意図される。例えば、「1~10」という範囲は、1という記載された最小値と10という記載された最大値との間の(及びそれらを含む)任意のすべての下位範囲、即ち、1以上の最小値及び10以下の最大値を有する、任意のすべての下位範囲を含むことが意図される。
原子炉内部の温度を測定するためには、温度信号は、送信前に電圧から電流に変換されなければならない。これまで利用可能であった処理よりも複雑な処理が必要とされている。
図を参照すると、温度センサ装置10の一実施形態の概略図が、例示的な出力信号構成とともに示されている。センサ装置10は、核燃料棒の上部プレナム内、又は核燃料集合体内の他の領域内に配置されてもよい。様々な態様において、センサ装置10は、図に示されるように、第1中性子検出器部材12と、第2中性子検出器部材42とを含む。第1部材12は、内側電子エミッタ14と、エミッタ14を囲む第1絶縁層16と、第1絶縁層16を囲む電荷コレクタ18と、電荷コレクタ18から外側に延びる負電荷出力ピン26と、エミッタ14から外側に延びる正電荷出力ピン28とを含む。絶縁体30及び32は、それぞれピン28及び26を囲んでいる。
第1中性子検出器部材12はまた、第1中性子検出器電荷コレクタ18を取り囲む第2絶縁層20と、第2絶縁層20を取り囲む電子吸収層22と、電子吸収層22の長さ部分を取り囲む中性子を捕獲するための外側シールド24とを含む。頂部キャップ50は、電子吸収層22の頂部エッジ54を含む第1部材12の頂部に亘って延在し、底部キャップ52は、電子吸収層22の底部エッジ52を含む第1部材12の底部に亘って延在する。頂部キャップ50及び底部キャップ52はまた、電子吸収材料から作られていてもよい。
第2部材42は、内側電子エミッタ44と、エミッタ44を囲む第1絶縁層46と、第1絶縁層46を囲む電荷コレクタ48と、電荷コレクタ48から外側に延びる負電荷出力ピン36と、エミッタ44から外側に延びる正電荷出力ピン38とを含む。
様々な態様において、抵抗器40は、第1及び第2中性子検出器部材12、42の間の電気的接続を提供してもよい。使用時において、第1中性子検出器部材12は第1電流信号を出力し、第2中性子検出器部材42は第2電流信号を出力する。第1信号と第2信号との間の電気的接続は、第1信号と第2信号との間における電流の差を生成することが可能であり、この差は温度の変化に比例する。これは、電流が互いに逆方向に流れるように2つの信号を接続することによって、一方の出力電流を使用して他方の信号を電気的に打ち消すことによって達成される。
様々な態様において、電子エミッタ14、44は、放射性崩壊からの中性子を吸収して、電子を放出する材料で作られている。エミッタの材料は、崩壊し、電子を放出する。従って、各電子エミッタ14、44には、その各々の正の出力ピン28、38を通過する正の電荷信号が残る。例示的なエミッタの材料には、ロジウム及びバナジウムが含まれる。放出された電子は、第1絶縁層16、46を通過して、各々の電荷コレクタ18、48に到達し、その結果、全体として負の電荷信号が負の出力ピン26、36を通過する。第1及び第2絶縁層は、酸化アルミニウム等の任意の適切な絶縁材料から作られてもよい。電荷コレクタは、例えば、鋼、インコネル、又はそれらの組み合わせから作られてもよい。インコネルは、熱及び圧力にさらされる極限環境によく適したオーステナイトニッケル-クロム系合金のファミリーを指す。
第1検出器部材12において、燃料棒内の核分裂性物質から放出された中性子は、外側シールド24、例えばエミッタの材料の対応する断面積よりも大きい、比較的大きなドップラー温度中性子捕獲断面積を有する材料によって捕獲される。放出された電子は、出力ピン26からの負の電荷信号に寄与しないように、電子吸収層22によって捕獲される。外側シールドの材料は、ウラン238(238U)、タングステン(W)、又はこれらの組み合わせから作られてもよい。電子吸収層は、例えば、アルミニウム、インコネル、又はそれらの組み合わせから作られていてもよい。
当業者は、他の適切なエミッタの材料、絶縁材料、電荷コレクタの材料、電子吸収材料、及びシールドの材料が、本明細書で識別される材料の代わりに、特定の態様において置換されてもよいことを認識するであろう。
図示される温度センサ10は、本質的に同一の中性子束及び周囲温度を有する核燃料棒の内部又はその近傍の領域への配置のために、互いに等しい中性子有感体積(neutron sensitive volumes)を有し、ワイヤ又は円筒の形態で、2つの自己出力中性子検出器12、42として構成されている。図中に示されているIの値は、所与の入射中性子束に対して、典型的な自己出力中性子検出器42によって測定されるであろう信号である。Iの値は、周囲環境の気温変化に、本質的に影響を受けない。Iの値は、238U又はWといった、エミッタの材料にとって最適な中性子捕獲断面積エネルギを超える中性子エネルギの中性子捕獲共鳴に、大きく影響される中性子捕獲断面積を有する材料によって包まれた、又は取り囲まれた自己出力中性子検出器12からの信号出力を表す。Iの値は、センサ装置10の周囲の温度変化とともに変化する。センサ装置10の周囲の温度が変化すると、Iの値は、ドップラー中性子捕獲共鳴広がり効果によって変化する。Iの値は、変化しない。2つのセンサ間の電気的通信は、抵抗器40によって表わされている。Iの値とIの値との差分(Iと表わす)は、センサ装置10の周囲の温度変化に比例する。周囲の温度を決定するための2つの信号間における電流の差分(I)を送信し、使用することにより、原子炉出力変化によって引き起こされる信号値の変化を識別することが可能になる。このアプローチは、単一の電流信号から温度を決定することも可能にする。
温度と検出器出力電流との関係は次式で表される。
Figure 0007390382000001
ここで、
Figure 0007390382000002
、d=検出器カバーの厚み、Σc=検出器カバーの材料の巨視的な中性子捕獲断面積、To=初期温度、to=初期時刻、t=現在時刻である。また、
Figure 0007390382000003
である。感度は、温度の関数としてI(t)の式の導関数によって与えられる。
Figure 0007390382000004
また、
Figure 0007390382000005
である。感度は、μ、I(to)、及びdを最大化することによって、最大化される。具体的には、感度は、以下の場合に最大になる。
Figure 0007390382000006
様々な態様において、センサ装置10は、核燃料棒の外部ではあるが、その近くに配置されてもよい。センサ装置10によってワイヤが使用される場合、ワイヤは、核燃料棒(不図示)の被覆壁の内側(又は外側)に沿って延びる螺旋状に組み合わされてもよい。核燃料ペレット(不図示)が中空の中心環を有する場合、組み合わされたワイヤは、その環に挿入されてもよい。ワイヤは炉心の外側を延びており、メータに接続されている。標準的な市販の電流測定ツールを、有線センサ装置10とともに使用してもよい。
様々な態様において、センサ装置10は、核燃料棒の内部に配置されてもよい。温度測定は、原子炉容器の内部からの原子炉の外部に配置された受信器への無線送信によって、原子炉の炉心及び関連する燃料棒の内部で取得されてもよい。例示的な無線送信システムは、Seidelの米国特許第8,767,903号「Wireless In-Core Neutron Monitor」に開示されており、参照により本明細書に組み込まれる。
図中に示されている実施形態において、第1及び第2部材12、42は、互いに隣接する別個の円筒の形態である。他の態様において、第1及び第2部材12、42は、同心円筒の形態であってもよく、各円筒は、それぞれの内側エミッタによって囲まれる開放された中央空間を画定し、第2部材42は、第1部材12の開放された中央空間内に配置される。
本明細書に記載されているように、温度センサ装置10の動作は、ドップラー温度係数特性がいくつかの材料の中性子捕獲断面積に及ぼす影響に基づいている。ドップラー係数は、核燃料の温度の変化1度当たりの反応度の変化である。例えば、第1検出器部材12の外側シールド24は、原子炉内の核分裂性物質からの中性子を吸収することになる。ウラン238のような材料が外側シールド24として使用される場合、エピ熱中性子捕獲共鳴における有効中性子捕獲断面積の温度誘起増加(広がり)のため、温度が上昇するにつれて、ウラン238の材料の厚みを通過する核分裂スペクトル中性子の数は減少することとなる。熱化され、原子炉内の核分裂性物質における核分裂速度に寄与する中性子の量は減少する。この中性子分布の減少は、介在する外側シールド24の材料の中性子捕獲共鳴において、捕獲されるエネルギを有する中性子に依存する中性子検出器からの信号出力を減少させる。この結果、たとえ核分裂源中性子分布が変化していなくても、中性子センサ12から出力される信号は減少する。中性子センサ出力信号の変化は、介在する材料における温度の変化に比例することになる。この温度と出力信号との間の関係は、理論的にも、測定された較正プロセスによっても証明されることができる。このプロセスは、十分に証明された信号処理方法を使用して、原子炉の炉心内の所望の位置における温度を測定することを可能にする。
本発明は、いくつかの実施例に従って記載されており、これらの実施例は、限定的ではなく、すべての態様において例示的であることが意図される。従って、本発明は、詳細な実施において多くの変形が可能であり、それらは、当業者によって、本明細書に含まれる記載から導き出されることができる。
本明細書で言及されるすべての特許、特許出願、刊行物、又は他の開示資料は、個々の参考文献が、参照されることにより明示的に組み込まれているかのように、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。参照により本明細書に組み込まれるとされるすべての参照、及び任意の資料、又はその一部は、その組み込まれる資料が本開示に記載される従来の定義、宣誓、又は他の開示資料と矛盾しない範囲でのみ本明細書に組み込まれる。従って、必要な程度まで、本明細書に記載される開示は、参照により本明細書に組み込まれる任意の矛盾する資料より優先され、及び本出願に明示的に記載されている開示が優先する。
本発明は、様々な典型的かつ例示的な実施形態を参照して説明されてきた。本明細書に記載された実施形態は、開示された発明の様々な実施形態の様々な詳細について、例示的な特徴を提供するものとして理解される。従って、特にそうではないと明示されない限り、可能な範囲で、開示された実施形態の1つ又は複数の特徴、要素、構成要素、構成要素、成分、構造、モジュール、及び/又は態様は、開示された発明の範囲から逸脱することなく、開示された実施形態の1つ又は複数の他の特徴、要素、構成要素、構成要素、成分、構造、モジュール、及び/又は態様と組み合わされ、分離され、交換され、及び/又は再配置されてもよいことを理解されたい。従って、本発明の範囲から逸脱することなく、例示的な実施形態の様々な置換、修正、又はそれらの組み合わせをなしてもよいということが、当業者には理解されよう。さらに、当業者は、本明細書を検討する際に、本明細書に記載される本発明の様々な実施形態に相当する多くの均等物を認識するか、又は日常的な実験のみを用いて確かめることができるであろう。従って、本発明は、様々な実施形態の説明によって限定されず、むしろ特許請求の範囲によって限定される。
本件特許出願時の特許請求の範囲に記載の事項を以下に列挙しておく。
(項目1)
原子炉内で使用するための温度測定センサ(10)であって、
第1中性子検出器部材(12)と、
第2中性子検出器部材(42)と、を備え、
前記第1中性子検出器部材及び前記第2中性子検出器部材(12、42)の各々は、内側電子エミッタ(14、44)と、前記エミッタを囲む第1絶縁層(16、46)と、前記第1絶縁層(16、46)を囲む電荷コレクタ(18、48)と、前記電荷コレクタ(18、48)から外側に延びる負電荷出力ピン(26、36)と、前記エミッタ(16、46)から外側に延びる正電荷出力ピン(28、38)と、から構成されており、
前記第1中性子検出器部材(12)は、前記第1中性子検出器電荷コレクタ(18)を囲む第2絶縁層(20)と、前記第2絶縁層(20)を囲む電子吸収層(22)と、前記電子吸収層(22)を囲む中性子を捕獲するための外側シールド(24)と、をさらに備え、
使用時において、前記第1中性子検出器部材(12)は第1電流信号を出力し、前記第2中性子検出器部材(42)は第2電流信号を出力し、
前記第1電流信号と前記第2電流信号との間の電気的接続(40)は、前記第1信号と前記第2信号との間における電流の差を計算することが可能であり、前記差は温度の変化に比例する、
温度測定センサ。
(項目2)
各電子エミッタ(16、46)は、放射性崩壊からの中性子を吸収し、電子を放出する材料から作られている、項目1に記載のセンサ(10)。
(項目3)
各電子エミッタ(16、46)の材料は、ロジウム及びバナジウムからなる群から選択される、項目2に記載のセンサ(10)。
(項目4)
前記第1絶縁層(16、46)及び前記第2絶縁層(20)は、酸化アルミニウム又は酸化マグネシウムのうちの1つから作られている、項目1に記載のセンサ(10)。
(項目5)
各電荷コレクタ(18、48)は、鋼、インコネル(登録商標)、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される材料から作られている、項目1に記載のセンサ(10)。
(項目6)
前記電子吸収層(22)は、アルミニウム、インコネル、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される材料から作られている、項目1に記載のセンサ(10)。
(項目7)
前記外側シールド(24)は、前記エミッタの材料の対応する断面積よりも大きいドップラー温度中性子捕獲断面積を有する材料から作られている、項目7に記載のセンサ(10)。
(項目8)
前記外側シールド(24)の材料は、ウラン238、タングステン、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目7に記載のセンサ(10)。
(項目9)
前記第1電流信号と前記第2電流信号との間の電流の差は、前記原子炉の外部の受信器に単一の信号として送られる、項目1に記載のセンサ(10)。
(項目10)
前記電流信号の差は、無線送信される、項目9に記載のセンサ(10)。
(項目11)
前記センサ(10)は、核燃料棒の内部に配置される、項目10に記載のセンサ(10)。
(項目12)
前記電流信号の差は、有線接続によって送られる、項目9に記載のセンサ(10)。
(項目13)
前記センサ(10)は、核燃料棒の外部に配置される、項目12に記載のセンサ(10)。
(項目14)
前記第1中性子検出器部材及び前記第2中性子検出器部材(12、42)は、同心円筒の形態であり、
各円筒は、それぞれの内側エミッタによって囲まれた開放された中央空間を画定し、
前記第2部材は、前記第1部材の開放された中央空間内に配置される、項目1に記載のセンサ(10)。
(項目15)
前記第1中性子検出器部材及び前記第2中性子検出器部材(12、42)は、互いに隣接する別個の円筒である、項目1に記載のセンサ(10)。

Claims (15)

  1. 原子炉内で使用するための温度測定センサ(10)であって、
    第1中性子検出器部材(12)と、
    第2中性子検出器部材(42)と、を備え、
    前記第1中性子検出器部材及び前記第2中性子検出器部材(12、42)の各々は、内側電子エミッタ(14、44)と、前記内側電子エミッタを囲む第1絶縁層(16、46)と、前記第1絶縁層(16、46)を囲む電荷コレクタ(18、48)と、前記電荷コレクタ(18、48)から外側に延びる負電荷出力ピン(26、36)と、前記内側電子エミッタ(14、44)から外側に延びる正電荷出力ピン(28、38)と、から構成されており、
    前記第1中性子検出器部材(12)は、前記電荷コレクタ(18)を囲む第2絶縁層(20)と、前記第2絶縁層(20)を囲む電子吸収層(22)と、前記電子吸収層(22)を囲む中性子を捕獲するための外側シールド(24)と、をさらに備え、
    使用時において、前記第1中性子検出器部材(12)は第1電流信号を出力し、前記第2中性子検出器部材(42)は第2電流信号を出力し、
    前記第1電流信号と前記第2電流信号との間の電気的接続(40)は、前記第1電流信号と前記第2電流信号との間における電流の差を作り出すことが可能であり、前記差は温度の変化に比例する、
    温度測定センサ。
  2. 内側電子エミッタ(14、44)は、放射性崩壊からの中性子を吸収し、電子を放出する材料から作られている、請求項1に記載のセンサ(10)。
  3. 内側電子エミッタ(14、44)の材料は、ロジウム及びバナジウムからなる群から選択される、請求項2に記載のセンサ(10)。
  4. 前記第1絶縁層(16、46)及び前記第2絶縁層(20)は、酸化アルミニウム又は酸化マグネシウムのうちの1つから作られている、請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサ(10)。
  5. 各電荷コレクタ(18、48)は、鋼、インコネル(登録商標)、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される材料から作られている、請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサ(10)。
  6. 前記電子吸収層(22)は、アルミニウム、インコネル、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される材料から作られている、請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサ(10)。
  7. 前記外側シールド(24)は、前記内側電子エミッタの材料の対応する断面積よりも大きいドップラー温度中性子捕獲断面積を有する材料から作られている、請求項に記載のセンサ(10)。
  8. 前記外側シールド(24)の材料は、ウラン238、タングステン、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項7に記載のセンサ(10)。
  9. 前記第1電流信号と前記第2電流信号との間の電流の差は、前記原子炉の外部の受信器に単一の信号として送られる、請求項1から8のいずれか一項に記載のセンサ(10)。
  10. 前記電流信号の差は、無線送信される、請求項9に記載のセンサ(10)。
  11. 前記センサ(10)は、核燃料棒の内部に配置される、請求項10に記載のセンサ(10)。
  12. 前記電流信号の差は、有線接続によって送られる、請求項9に記載のセンサ(10)。
  13. 前記センサ(10)は、核燃料棒の外部に配置される、請求項12に記載のセンサ(10)。
  14. 前記第1中性子検出器部材及び前記第2中性子検出器部材(12、42)は、同心円筒の形態であり、
    各円筒は、それぞれの内側電子エミッタによって囲まれた開放された中央空間を画定し、
    前記第2中性子検出器部材は、前記第1中性子検出器部材の開放された中央空間内に配置される、請求項1から13のいずれか一項に記載のセンサ(10)。
  15. 前記第1中性子検出器部材及び前記第2中性子検出器部材(12、42)は、互いに隣接する別個の円筒である、請求項1から14のいずれか一項に記載のセンサ(10)。
JP2021540024A 2019-01-08 2020-01-02 温度依存性中性子捕獲断面積を有する材料を用いた温度測定センサ Active JP7390382B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201962789685P 2019-01-08 2019-01-08
US62/789,685 2019-01-08
PCT/US2020/012024 WO2020146183A1 (en) 2019-01-08 2020-01-02 Temperature measurement sensor using material with a temperature dependent neutron capture cross section

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2022518176A JP2022518176A (ja) 2022-03-14
JPWO2020146183A5 JPWO2020146183A5 (ja) 2023-01-06
JP7390382B2 true JP7390382B2 (ja) 2023-12-01

Family

ID=71405257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021540024A Active JP7390382B2 (ja) 2019-01-08 2020-01-02 温度依存性中性子捕獲断面積を有する材料を用いた温度測定センサ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11621091B2 (ja)
EP (1) EP3908816A4 (ja)
JP (1) JP7390382B2 (ja)
KR (1) KR20210102464A (ja)
WO (1) WO2020146183A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210102464A (ko) 2019-01-08 2021-08-19 웨스팅하우스 일렉트릭 컴퍼니 엘엘씨 온도 종속적 중성자 포획 단면을 갖는 재료를 이용하는 온도 측정 센서

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030213917A1 (en) 2002-05-20 2003-11-20 General Electric Company Gamma resistant dual range neutron detector
JP2014500480A (ja) 2010-10-14 2014-01-09 アレバ・エヌピー・インコーポレイテッド 自己較正を行う、高精度、長寿命のロジウム−バナジウム二重エミッタ原子炉内検出器
JP2014503070A (ja) 2011-01-07 2014-02-06 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー 無線炉内中性子モニタ
JP5637079B2 (ja) 2011-06-15 2014-12-10 トヨタ車体株式会社 環状ノズルの検査方法及び検査装置
US20170023684A1 (en) 2014-10-17 2017-01-26 Silverside Detectors Inc. Fissile neutron detector

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3375370A (en) * 1965-12-28 1968-03-26 Ca Atomic Energy Ltd Self-powered neutron detector
JPS604136Y2 (ja) * 1979-08-31 1985-02-05 株式会社東芝 自己出力型放射線検出器
GB2192055B (en) * 1986-06-25 1989-12-13 Rolls Royce Plc Improvements in temperature measuring
JPH1138147A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Japan Atom Energy Res Inst 原子炉内中性子束・温度検出装置
JP2014122848A (ja) 2012-12-21 2014-07-03 Toshiba Corp 温度計測装置
KR20160051988A (ko) * 2014-10-30 2016-05-12 한국수력원자력 주식회사 장수명 노내계측기
JP2017090076A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 助川電気工業株式会社 臨界監視モニター用中性子検出器
KR101892732B1 (ko) 2017-10-17 2018-08-28 한국원자력연구원 다접점 온도센서를 이용한 광대역 용융금속 액위 측정 장치 및 열 시스템
CN107767974B (zh) * 2017-11-14 2024-04-16 国核自仪系统工程有限公司 核反应堆堆芯中子及温度探测装置
KR20210102464A (ko) 2019-01-08 2021-08-19 웨스팅하우스 일렉트릭 컴퍼니 엘엘씨 온도 종속적 중성자 포획 단면을 갖는 재료를 이용하는 온도 측정 센서

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030213917A1 (en) 2002-05-20 2003-11-20 General Electric Company Gamma resistant dual range neutron detector
JP2014500480A (ja) 2010-10-14 2014-01-09 アレバ・エヌピー・インコーポレイテッド 自己較正を行う、高精度、長寿命のロジウム−バナジウム二重エミッタ原子炉内検出器
JP2014503070A (ja) 2011-01-07 2014-02-06 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー 無線炉内中性子モニタ
JP5637079B2 (ja) 2011-06-15 2014-12-10 トヨタ車体株式会社 環状ノズルの検査方法及び検査装置
US20170023684A1 (en) 2014-10-17 2017-01-26 Silverside Detectors Inc. Fissile neutron detector

Also Published As

Publication number Publication date
US11621091B2 (en) 2023-04-04
WO2020146183A1 (en) 2020-07-16
JP2022518176A (ja) 2022-03-14
US20200219630A1 (en) 2020-07-09
EP3908816A1 (en) 2021-11-17
EP3908816A4 (en) 2022-10-12
KR20210102464A (ko) 2021-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101843603B1 (ko) 자기 보상식의 고정밀 고수명의 듀얼 로듐 바나듐 이미터 로내 핵 검출기
US8735804B2 (en) Device for online measurement of a flow of fast and epithermal neutrons
Kim et al. Review of instrumentation for irradiation testing of nuclear fuels and materials
US20170322328A1 (en) Long-lived in-core instrumentation
Rempe et al. New in-pile instrumentation to support fuel cycle research and development
GB2056055A (en) Measuring the linear heat generation rate of a nuclear reactor fuel pin
US4614635A (en) Fission-couple neutron sensor
JP7390382B2 (ja) 温度依存性中性子捕獲断面積を有する材料を用いた温度測定センサ
JP5038158B2 (ja) 中性子束測定システム及び方法
US20240125950A1 (en) Devices, Systems, and Methods for Detecting Radiation with Schottky Diodes for Enhanced In-Core Measurements n-Core Measurements
US4200491A (en) Apparatus and method for detecting power distribution in a nuclear reactor fuel element
Vermeeren et al. Irradiation tests of prototype self-powered gamma and neutron detectors
US4765943A (en) Thermal neutron detectors and system using the same
US11714009B2 (en) Ultrasonic sensors and methods of using the ultrasonic sensors
JP2023549609A (ja) 放射性同位元素の放射能監視装置、システム、及び方法
JP7269150B2 (ja) 原子炉出力監視装置
Morrison et al. Fission Couples Applied Toward Reactor Diagnostics and Safety
US9835590B1 (en) Device and method for checking fuel pellets with IFBA
JP2934513B2 (ja) 出力分布計測装置
Loving Neutron, temperature and gamma sensors for pressurized water reactors
JPS5824877A (ja) 自己出力型中性子検出器アセンブリ
JPH0564790U (ja) 炉内中性子検出器
JPH10132984A (ja) 炉内検出器固定型原子炉出力測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221223

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221223

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7390382

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150