JP7389594B2 - コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム、及びプログラム - Google Patents

コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、受信装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム、及びプログラムに関する。
昨今のインターネットにおけるストリーミング動画配信では、汎用的なWebサーバによりHTTPプロトコルを用いてストリーミング配信する方式が主流となっている。このようなストリーミング配信方式はアダプティブストリーミングと呼ばれ、ITベンダによる独自技術のほか、国際標準規格のMPEG-DASH(ISO/IEC23009-1)がある。
いずれの技術も基本的なコンセプトは同様であり、Webサーバには動画コンテンツを1つ又は複数の品質(画面サイズやビットレート)で符号化した符号化ストリームをそれぞれ数秒から数十秒程度のファイルに分割したもの(セグメント)と、それらの動画コンテンツの属性及びURLを記述したマニフェストファイルを用意する。そして、受信装置はマニフェストファイルから当該受信装置の画面サイズや伝送路のネットワーク帯域の状態などを考慮して、適時品質を選択して次々とセグメントを受信し、1本の動画コンテンツにつなぎ合わせて再生する(例えば、非特許文献1参照)。
このような配信技術を多くのデバイスで普及が進むHTML5対応Webブラウザで再生可能とする動画再生機能であるMSE/EME(Media Source Extensions / Encrypted Media Extensions)が規格化されたことや、インターネット接続環境の充実も相まって、テレビ受信装置のHTML5対応Webブラウザを利用して高品質なネット動画を視聴できるサービスの普及が進んでいる。例えば、放送通信連携サービスであるハイブリッドキャスト(登録商標)を利用し、放送とオンデマンドの違いを意識せずに、番組表から選択するだけで過去に放送した番組のオンデマンド視聴を行えるサービスや、テレビ番組視聴中に切り替えボタンが表示され、当該ボタンを視聴者がリモコンで選択することにより放送の進行と同期した場面から4K画質のネット配信映像を視聴できる技術の実証実験が、多数の放送事業者により実施されている。
このようなサービスにおいては、視聴者の安全・安心の確保の観点から、テレビ受信装置上でネット動画を視聴している視聴者に対しても、災害等の発生時に放送の番組内容が緊急特番に変更されたことを示す情報など、放送局が視聴者に直ちに伝えるべき緊急情報を通知できる仕組みがあることが望まれている。例えば、緊急時にネット動画を強制終了させ、放送に引き戻すといったユースケースが想定されている。
緊急情報を通知する方法として、非特許文献2では、以下の方式が検証されている。第1の方式では、受信装置で動作しているアプリケーションに対して、放送局から一斉に放送信号のイベントメッセージを送信する。第2の方式では、別途緊急情報を通知する緊急情報通知サーバをインターネット上に設置し、HTTPプロトコルにより受信装置が定期的に緊急時か否かを緊急情報通知サーバに確認(ポーリング)する。第3の方式では、WebSocketプロトコルにより受信装置と緊急情報通知サーバとの間で常に接続状態を維持し、緊急情報を緊急情報通知サーバから接続している受信装置に向けて一斉にプッシュ通知する。
また、特許文献1には、MPEG-DASH(ISO/IEC23009-1)形式のコンテンツのマニフェストファイルであるMPD(Media Presentation Description)に緊急情報配信通知の構成データを挿入することにより、当該コンテンツを受信している受信装置に緊急情報を通知する方法が開示されている。
国際公開第2018/016295号
平林、「次世代動画配信技術「MPEG-DASH」技術概要と標準化・関連技術動向」、映像情報メディア学会誌、Vol.67、No.2、2013、p.109-115 株式会社三菱総合研究所、「ブロードバンドの活用による放送サービスの高度化に向けた技術等検証事業」、[online]、[2019年8月29日検索]、インターネット<URL:http://www.soumu.go.jp/main_content/000532910.pdf>
非特許文献2について、第1の方式に対しては、ネット動画再生中に放送のイベントメッセージを受信できる機能を有する受信装置は限定的であるという課題があった。第2の方式に対しては、ポーリング周期を小さくすると緊急時であることを速やかに確認することができるが、無駄なポーリングが発生し、ネットワーク負荷が増加するという課題があった。第3の方式に対しては、受信装置との接続状態を維持するため、受信装置の数に応じて緊急情報通知サーバの設備規模や一斉配信に伴うネットワーク負荷が大きくなるという課題があった。
また、特許文献1で開示された方式では、視聴されているコンテンツのMPDそれぞれに緊急情報配信通知を挿入する必要があることに加え、一般的にオンデマンドコンテンツを視聴する際には、受信装置はMPDを再生開始時に一度取得するのみのため、緊急情報配信通知を挿入したMPDを受信装置に遅滞なく取得させるためには、MPDが更新されたことを示す情報を別途通知するなど、付加的な通信が必要であった。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、ストリーミング再生中の受信装置に付加的な通信手続きをさせることなく、速やかに緊急情報を通知することが可能なコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信システム、及びプログラムを提供することにある。
一実施形態に係るコンテンツ配信サーバは、緊急メッセージ生成サーバから緊急情報の取得先を示す緊急情報URL、又は緊急情報を提供するWebサイトのURLを示す緊急時遷移先URLを含む緊急メッセージを受信するとともに、受信装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバであって、前記受信装置からリクエストを受信すると、該リクエストに含まれるリクエスト対象URLに基づくリクエストデータを取得するリクエストデータ取得部と、前記緊急メッセージ生成サーバから前記緊急メッセージを受信する緊急メッセージ受信部と、前記リクエストデータを含むレスポンスを生成し、前記緊急メッセージ受信部が緊急メッセージを受信した場合には、該緊急メッセージを前記レスポンスのレスポンスヘッダに追加するレスポンス生成部と、前記レスポンスを前記受信装置に送信するレスポンス送信部と、を備える。
一実施形態に係るコンテンツ配信サーバは、緊急メッセージ生成サーバから緊急情報の取得先を示す緊急情報URL、又は緊急情報を提供するWebサイトのURLを示す緊急時遷移先URLを含む緊急メッセージを受信するとともに、受信装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバであって、前記受信装置からリクエストを受信すると、該リクエストに含まれるリクエスト対象URLに基づくリクエストデータを取得するリクエストデータ取得部と、前記緊急メッセージ生成サーバから前記緊急メッセージを受信する緊急メッセージ受信部と、前記リクエストデータを含むレスポンスを生成し、前記緊急メッセージ受信部が緊急メッセージを受信した場合には、該緊急メッセージの緊急情報の供給元が前記リクエストデータの供給元と同じ場合にのみ、該緊急メッセージを前記レスポンスに含めるレスポンス生成部と、前記レスポンスを前記受信装置に送信するレスポンス送信部と、を備える
一実施形態において、前記緊急メッセージ受信部は、前記緊急メッセージ生成サーバから前記緊急メッセージ及び前記緊急情報の供給元を示す供給元情報を受信し、前記レスポンス生成部は、前記リクエスト対象URLから前記リクエストデータの供給元を識別し、前記供給元情報が示す供給元と一致しているか判定するようにしてもよい。
一実施形態において、前記レスポンス生成部は、前記緊急メッセージ受信部が緊急メッセージを受信した場合には、前記レスポンスのレスポンスヘッダに該緊急メッセージを追加するようにしてもよい。
また、一実施形態に係るコンテンツ配信システムは、上記コンテンツ配信サーバと、緊急メッセージ生成サーバと、を備えるコンテンツ配信システムであって、前記緊急メッセージ生成サーバは、緊急時であるか否かを示す緊急フラグを生成する緊急フラグ生成部と、前記緊急フラグが緊急時であることを示している場合に、前記緊急メッセージを前記コンテンツ配信サーバ送信する緊急メッセージ送信部と、を備える。
また、一実施形態係るプログラムは、コンピュータを、上記コンテンツ配信サーバとして機能させる。
本発明によれば、ストリーミング再生中の受信装置に受信緊急情報を速やかに通知することが可能となり、視聴者の安全・安心を確保することが可能となる。また、ポーリングによる緊急情報の確認や専用の一斉配信などの付加的な通信手続きを不要としたことにより、ネットワークの利用効率も向上し、安定した視聴が可能となる。
一実施形態に係るコンテンツ配信システムの概略を示す図である。 一実施形態に係る緊急メッセージ生成サーバの構成例を示すブロック図である。 一実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示すブロック図である。 一実施形態に係るコンテンツ配信サーバの動作例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るコンテンツ配信サーバが生成するレスポンスの一例を示す図である。 一実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。
以下、一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係るコンテンツ配信システム1の概略を示す図である。コンテンツ配信システム1は、緊急メッセージ生成サーバ10と、コンテンツ配信サーバ20と、を備える。コンテンツ配信システム1は、インターネット40を介して受信装置30にコンテンツを配信する。図1では、緊急メッセージ生成サーバ10と、コンテンツ配信サーバ20と、受信装置30とは、インターネット40を介して接続される。緊急メッセージ生成サーバ10とコンテンツ配信サーバ20とは、専用のローカルネットワークで接続されていてもよい。
緊急メッセージ生成サーバ10は、後述する緊急メッセージをコンテンツ配信サーバ20に送信する。緊急メッセージ生成サーバ10は複数あってもよく、コンテンツの供給元ごとに別に存在していてもよい。
コンテンツ配信サーバ20は、コンテンツ供給元の配信サーバであってもよいし、CDN(Content Delivery Network)のようにコンテンツ供給元から取得したコンテンツをキャッシュする複数のキャッシュサーバで構成し、アクセスしてきた受信装置30それぞれに最も近いキャッシュサーバがコンテンツを配信するようにしてもよい。
(緊急メッセージ生成サーバ)
図2は、緊急メッセージ生成サーバ10の構成例を示すブロック図である。図2に示す緊急メッセージ生成サーバ10は、記憶部11と、緊急フラグ生成部12と、緊急メッセージ送信部13と、通信I/F14と、を備える。
記憶部11は、緊急情報の取得先を示す緊急情報URL、及び/又は緊急情報を集めた特設サイトなど、緊急情報を提供するWebサイトのURLを示す緊急時遷移先URLを予め記憶する。ここで、緊急情報とは、災害情報などの緊急性の高い情報であり、テキストだけでなく画像を含んでもよい。
また、記憶部11は、該緊急情報の供給元を示す供給元情報を更に記憶してもよい。以下の説明では、記憶部11が供給元情報も記憶するものとして説明する。この供給元情報は、キーボードなどの入力インターフェースにより手動により設定してもよいし、緊急フラグ生成部12が生成して記憶部11に格納するようにしてもよい。
緊急フラグ生成部12は、緊急時であるか否かを示す緊急フラグを生成し、緊急メッセージ送信部13に出力する。この緊急フラグは、ボタンなどの入力インターフェースにより手動により設定してもよいし、外部の別システムからの情報により制御してもよい。本実施形態では、緊急時である場合には緊急フラグをON(1)とし、緊急時でない場合には緊急フラグをOFF(0)とする。
緊急メッセージ送信部13は、緊急フラグ生成部12から入力された緊急フラグがONである場合(すなわち、緊急フラグが緊急時であることを示している場合)に、記憶部11から緊急情報URL及び/又は緊急時遷移先URLと、供給元情報とを取得する。以下、緊急フラグと、緊急情報URL及び/又は緊急時遷移先URLとを含む情報を「緊急メッセージ」と称する。緊急メッセージ送信部13は、緊急メッセージ及び供給元情報を通信I/F14を介してコンテンツ配信サーバ20に送信する。また、緊急メッセージ送信部13は、緊急フラグがONからOFFになった場合にも、記憶部11から取得した情報をコンテンツ配信サーバ20に送信してもよい。
(コンテンツ配信サーバ)
図3は、コンテンツ配信サーバ20の構成例を示すブロック図である。図3に示すコンテンツ配信サーバ20は、リクエスト受信部21と、リクエストデータ取得部22と、コンテンツ記憶部23と、レスポンス生成部24と、緊急メッセージ受信部25と、緊急メッセージ記憶部26と、レスポンス送信部27と、通信I/F28と、を備える。なお、リクエスト受信部21と、リクエストデータ取得部22と、レスポンス生成部24と、緊急メッセージ受信部25と、レスポンス送信部27と、により制御部を構成してもよく、該制御部は専用のハードウェアによって構成されてもよいし、汎用のプロセッサ又は特定の処理に特化したプロセッサによって構成されてもよい。
リクエスト受信部21は、受信装置30から通信I/F28を介してリクエストを受信すると、該リクエストに含まれるリクエスト対象URLを抽出する。そして、リクエスト受信部21は、抽出したリクエスト対象URLをリクエストデータ取得部22に出力する。リクエスト対象URLとは、リクエストデータ(マニフェストファイル又はセグメントファイル)のURLである。
リクエストデータ取得部22は、リクエスト受信部21から入力されたリクエスト対象URLに基づくリクエストデータ(マニフェストファイル又はセグメントファイル)を、コンテンツ記憶部23から取得する。そして、リクエストデータ取得部22は、リクエスト対象URLと、取得したリクエストデータとを、レスポンス生成部24に出力する。
緊急メッセージ受信部25は、緊急メッセージ生成サーバ10から通信I/F28を介して緊急メッセージ及び供給元情報を受信すると、緊急メッセージ及び供給元情報を緊急メッセージ記憶部26に格納する。
緊急メッセージ記憶部26は、下記の表1に示すように、供給元情報ごとに緊急メッセージを記憶する。緊急フラグがOFFになった場合には、緊急フラグをONからOFFに更新してもよいし、緊急メッセージを削除してもよい。
Figure 0007389594000001
レスポンス生成部24は、リクエストデータ取得部22から入力されたリクエストデータを含むレスポンスを生成し、レスポンス送信部27に出力する。
また、レスポンス生成部24は、緊急メッセージ受信部25が緊急メッセージを受信した場合には、該緊急メッセージをレスポンスに含める。緊急メッセージを含むレスポンスの具体例については後述する。
レスポンス生成部24は、緊急メッセージ受信部25が受信した緊急メッセージの緊急情報の供給元(すなわち、供給元情報によって示される供給元)が、リクエストデータの供給元と同じ場合にのみ、該緊急メッセージをレスポンスに含めるようにしてもよい。この場合には、レスポンス生成部24は、リクエスト対象URLからリクエストデータの供給元を識別し、供給元情報が示す供給元と一致しているか判定する。リクエストデータの供給元は、例えばURLに含まれるホスト名・ドメイン名やパスの形態によって、識別可能である。
レスポンス送信部27は、受信装置30からのリクエストに対応するレスポンスを、通信I/F28を介して受信装置30に送信する。
次に、コンテンツ配信サーバ20の動作について、図4を参照して説明する。図4は、コンテンツ配信サーバ20の動作例を示すフローチャートである。なお、図4では緊急情報URLをhttp://aaa.bbb.ccc、緊急時遷移先URLをhttp://xxx.yyy.zzzとして説明する。また、コンテンツ配信サーバ20と受信装置30との間の通信はHTTPプロトコルに従うものとする。
ステップS101では、リクエスト受信部21により、通信I/F28を介して受信装置30からマニフェストファイル又はセグメントファイルのHTTPリクエストを受信する。
ステップS102では、リクエスト受信部21により、受信したHTTPリクエストからリクエスト対象URLを抽出する。
ステップS103では、リクエストデータ取得部22により、リクエスト対象URLに該当するリクエストデータをコンテンツ記憶部23から取得する。
ステップS104では、レスポンス生成部24により、リクエストデータをレスポンスのレスポンスボディに設定する。
図5は、レスポンス生成部24が生成する、緊急メッセージを含むレスポンスの一例を示す図である。図5に示すレスポンスはHTTPプロトコルに従うHTTPレスポンスであり、ステータスラインと、レスポンスヘッダと、レスポンスボディとからなる。1行目はステータスラインであり、「200 OK」はリクエストの受け付けに成功したことを意味する。
図5に示すレスポンスの2行目から6行目はレスポンスヘッダである。6行目のAccess-Control-Expose-Headersパラメータは、Webブラウザ上で動作するアプリケーションからの参照を許可するヘッダの名前を列挙して示すものであり、ここではX-Emergency,X-EmergencyURL,X-EmergencyRedirectURLを挙げている。X-Emergency,X-EmergencyURL,X-EmergencyRedirectURLの値は、それぞれ3行目から5行目に示される。レスポンスボディには、リクエストデータ(例えば、マニフェストファイル又はセグメントファイル)が書き込まれる。
ステップS105では、緊急メッセージ記憶部26にリクエストデータの供給元と同じ供給元が提供する緊急メッセージ(リクエストデータの供給元に対応付いた緊急メッセージ)が格納されており、且つ緊急メッセージの緊急フラグがONであるか否かを判定する。ステップS105がYesである場合には処理をステップS106に進め、ステップS105がNoである場合には処理をステップS114に進める。
ステップS106では、レスポンス生成部24により、図5に示すようにX-Emergencyの値をTrueに設定してレスポンスヘッダに追加する。なお、X-Emergencyは一例であり、他のパラメータを定義してもよい。
ステップS107では、レスポンス生成部24により、図5に示すようにAccess-Control-Expose-HeadersにX-Emergencyを設定して、レスポンスヘッダに追加する。
ステップS108では、レスポンス生成部24により、緊急メッセージ記憶部26にリクエストデータの供給元と同じ供給元が提供する緊急情報の取得先を示す緊急情報URLが記憶されているか否かを判定する。ステップS108がYesである場合には処理をステップS109に進め、ステップS108がNoである場合には処理をステップS111に進める。
ステップS109では、レスポンス生成部24により、図5に示すようにX-EmergencyURLの値をhttp://aaa.bbb.cccに設定して、レスポンスヘッダに追加する。
ステップS110では、レスポンス生成部24により、図5に示すようにAccess-Control-Expose-HeadersにX-EmergencyURLを追加する。
ステップS111では、レスポンス生成部24により、緊急メッセージ記憶部26にリクエストデータの供給元と同じ供給元が提供するWebサイトのURLを示す緊急時遷移先URLが記憶されているか否かを判定する。ステップS111がYesである場合には処理をステップS112に進め、ステップS111がNoである場合には処理をステップS114に進める。
ステップS112では、レスポンス生成部24により、図5に示すようにX-EmergencyRedirectURLの値をhttp://xxx.yyy.zzzに設定して、レスポンスヘッダに追加する。
ステップS113では、レスポンス生成部24により、図5に示すようにAccess-Control-Expose-HeadersにX-EmergencyRedirectURLを追加する。
ステップS114では、レスポンス送信部27により、ステップS104からS113により生成されたレスポンスを、受信装置30に送信する。
上述したように、コンテンツ配信サーバ20は、受信装置30からリクエストを受信すると、該リクエストに含まれるリクエスト対象URLに基づくリクエストデータを取得し、リクエストデータを含むレスポンスを生成する。そして、コンテンツ配信サーバ20は、緊急メッセージを受信した場合には、該緊急メッセージをレスポンスに含める。そのため、本発明によれば、ストリーミング再生中の受信装置30に緊急情報を速やかに通知することが可能となり、視聴者の安全・安心を確保することが可能となる。また、ポーリングによる緊急情報の確認や専用の一斉配信などの付加的な通信手続きが不要となるため、ネットワークの利用効率も向上し、安定した視聴が可能となる。
また、コンテンツ配信サーバ20は、緊急メッセージ生成サーバ10から受信した緊急メッセージの緊急情報の供給元がリクエストデータの供給元と同じ場合にのみ、該緊急メッセージをレスポンスに含めるようにしてもよい。具体的には、コンテンツ配信サーバ20は、緊急メッセージ生成サーバ10から緊急メッセージに加えて、緊急情報の供給元を示す供給元情報を受信し、リクエストデータの供給元と供給元情報が示す供給元とが一致しているか否かを判定するようにしてもよい。これにより、受信装置30は、緊急時に、視聴者が視聴していたコンテンツと同じ供給元の緊急情報を表示することが可能となる。
なお、上述したコンテンツ配信サーバ20として機能させるためにコンピュータを好適に用いることができ、そのようなコンピュータは、コンテンツ配信サーバ20の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを該コンピュータの記憶部に格納しておき、該コンピュータのCPUによってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。なお、このプログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録可能である。
(受信装置)
次に、受信装置30について説明する。図6は、受信装置30の構成例を示すブロック図である。図6に示す受信装置30は、マニフェスト取得部31と、セグメントリスト記憶部32と、緊急メッセージ処理部33と、セグメント取得部34と、再生部35と、表示部36と、通信I/F37と、を備える。
マニフェスト取得部31は、コンテンツ配信サーバ20から所望の番組のマニフェストファイル(MPD)のURLを含むリクエストを、通信I/F37を介してコンテンツ配信サーバ20に送信する。そして、マニフェスト取得部31は、リクエストに対するレスポンスとして、通信I/F37を介してマニフェストファイルを受信する。マニフェスト取得部31は、受信したマニフェストファイルを解析し、ストリーム識別子ごとに、再生時刻とセグメントのURLとを対応つけたセグメントURLリストを生成し、セグメントリスト記憶部32に保存する。
また、マニフェスト取得部31は、コンテンツ配信サーバ20から取得したレスポンスに緊急メッセージが含まれている場合には、緊急メッセージを緊急メッセージ処理部33に出力する。
セグメント取得部34は、セグメントリスト記憶部32から取得対象のセグメントのURLを順次入力し、入力したセグメントのURLを含むリクエストを通信I/F37を介してコンテンツ配信サーバ20に送信する。セグメント取得部34は、リクエストに対するレスポンスとして、コンテンツ配信サーバ20から通信I/F37を介してセグメントを受信する。セグメント取得部34は、受信したセグメントを再生部35に出力する。
また、セグメント取得部34は、コンテンツ配信サーバ20から取得したレスポンスに緊急メッセージが含まれている場合には、緊急メッセージを緊急メッセージ処理部33に出力する。
再生部35は、セグメント取得部34から順次セグメントを入力し、入力したセグメントをセグメントのメディア形式(映像、音声、テキストなど)に従ってデコードし、表示部36に出力する。
緊急メッセージ処理部33は、マニフェスト取得部31又はセグメント取得部34から緊急メッセージが入力されると、緊急メッセージに基づき受信装置30の動画を制御する。例えば、緊急メッセージ処理部33は、X-EmergencyURLに記載のURLから緊急ニュースや災害などのテキスト画像を取得し、当該データを表示部36に出力する。表示部36は、緊急メッセージ処理部33から入力されたデータを映像上に合成表示することで、ストリーミング再生中の視聴者に直ちに緊急情報を伝えることができる。また、緊急メッセージ処理部33は、X-EmergencyRedirectURLに記載のURLをもとに、ストリーミング再生を中断し、該URLに遷移させることができる。
あるいは、緊急メッセージ処理部33は、X-Emergencyによって緊急時であることを認識し、受信装置30ごとに固有の処理を実行することも可能である。例えば、受信装置30がハイブリッドキャストに対応している場合には、ハイブリッドキャスト運用規定IPTVFJ STD-0013に規定されているtuneToインターフェースを用いて、ストリーミング再生を直ちに終了し、original_network_id,transport_stream_id,service_idの各パラメータによって指定した放送波チャンネルに引き戻す運用も可能である。
なお、上述した受信装置30として機能させるためにコンピュータを好適に用いることができ、そのようなコンピュータは、受信装置30の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを該コンピュータの記憶部に格納しておき、該コンピュータのCPUによってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。なお、このプログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録可能である。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の構成ブロック又は処理ステップについて、複数を1つに組み合わせたり、1つを複数に分割したりすることが可能である。また、一例として動画配信としてMPEG-DASH方式を用いる方法について説明したが、これに限られるものではない。
1 コンテンツ配信システム
10 緊急メッセージ生成サーバ
11 記憶部
12 緊急フラグ生成部
13 緊急メッセージ送信部
14 通信I/F
20 コンテンツ配信サーバ
21 リクエスト受信部
22 リクエストデータ取得部
23 コンテンツ記憶部
24 レスポンス生成部
25 緊急メッセージ受信部
26 緊急メッセージ記憶部
27 レスポンス送信部
28 通信I/F
30 受信装置
31 マニフェスト取得部
32 セグメントリスト記憶部
33 緊急メッセージ処理部
34 セグメント取得部
35 再生部
36 表示部
37 通信I/F
40 インターネット

Claims (6)

  1. 緊急メッセージ生成サーバから緊急情報の取得先を示す緊急情報URL、又は緊急情報を提供するWebサイトのURLを示す緊急時遷移先URLを含む緊急メッセージを受信するとともに、受信装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバであって、
    前記受信装置からリクエストを受信すると、該リクエストに含まれるリクエスト対象URLに基づくリクエストデータを取得するリクエストデータ取得部と、
    前記緊急メッセージ生成サーバから前記緊急メッセージを受信する緊急メッセージ受信部と、
    前記リクエストデータを含むレスポンスを生成し、前記緊急メッセージ受信部が緊急メッセージを受信した場合には、該緊急メッセージを前記レスポンスのレスポンスヘッダに追加するレスポンス生成部と、
    前記レスポンスを前記受信装置に送信するレスポンス送信部と、
    を備える、コンテンツ配信サーバ。
  2. 緊急メッセージ生成サーバから緊急情報の取得先を示す緊急情報URL、又は緊急情報を提供するWebサイトのURLを示す緊急時遷移先URLを含む緊急メッセージを受信するとともに、受信装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバであって、
    前記受信装置からリクエストを受信すると、該リクエストに含まれるリクエスト対象URLに基づくリクエストデータを取得するリクエストデータ取得部と、
    前記緊急メッセージ生成サーバから前記緊急メッセージを受信する緊急メッセージ受信部と、
    前記リクエストデータを含むレスポンスを生成し、前記緊急メッセージ受信部が緊急メッセージを受信した場合には、該緊急メッセージの緊急情報の供給元が前記リクエストデータの供給元と同じ場合にのみ、該緊急メッセージを前記レスポンスに含めるレスポンス生成部と、
    前記レスポンスを前記受信装置に送信するレスポンス送信部と、
    を備える、コンテンツ配信サーバ。
  3. 前記緊急メッセージ受信部は、前記緊急メッセージ生成サーバから前記緊急メッセージ及び前記緊急情報の供給元を示す供給元情報を受信し、
    前記レスポンス生成部は、前記リクエスト対象URLから前記リクエストデータの供給元を識別し、前記供給元情報が示す供給元と一致しているか判定する、請求項2に記載のコンテンツ配信サーバ。
  4. 前記レスポンス生成部は、前記緊急メッセージ受信部が緊急メッセージを受信した場合には、前記レスポンスのレスポンスヘッダに該緊急メッセージを追加する、請求項2又は3に記載のコンテンツ配信サーバ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のコンテンツ配信サーバと、緊急メッセージ生成サーバと、を備えるコンテンツ配信システムであって、
    前記緊急メッセージ生成サーバは、
    緊急時であるか否かを示す緊急フラグを生成する緊急フラグ生成部と、
    前記緊急フラグが緊急時であることを示している場合に、前記緊急メッセージを前記コンテンツ配信サーバに送信する緊急メッセージ送信部と、
    を備える、コンテンツ配信システム。
  6. コンピュータを、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンテンツ配信サーバとして機能させるためのプログラム。
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