JP7389534B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7389534B2 JP7389534B2 JP2019199739A JP2019199739A JP7389534B2 JP 7389534 B2 JP7389534 B2 JP 7389534B2 JP 2019199739 A JP2019199739 A JP 2019199739A JP 2019199739 A JP2019199739 A JP 2019199739A JP 7389534 B2 JP7389534 B2 JP 7389534B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- road
- illumination
- incident
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 236
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 51
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 18
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 13
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 6
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 101500027295 Homo sapiens Sperm histone HP3 Proteins 0.000 description 1
- 102400000926 Sperm histone HP3 Human genes 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Description
図1は、本実施形態に係る低位置道路照明器具1の構成を示す斜視図である。
低位置道路照明器具1は、道路脇に設けられた構造物(遮音壁や橋梁など)に、道路を走行する車両の運転者の視線と略同じ設置高さ(例えば1から1.2メートル近傍)で設置され、その設置位置から道路の路面を照明する器具である。かかる低位置道路照明器具1は、図1に示すように、道路の走行方向Aに延びた直方体状の器具本体2を備え、器具本体2の正面2Fを道路の側に向けた姿勢で、器具本体2の両端部が上記構造物に固定金具4によって固定される。両端の固定金具4は、器具本体2を路面に対して傾動自在に支持することで、器具本体2の鉛直方向の取付角が調整可能になっている。また、器具本体2の両端部の側面の少なくとも一方(本実施形態では図1における左側面のみ)には、車両の運転者の視線誘導用に発光する視線誘導発光部14が設けられており、各固定金具4に形成された発光窓5から視線誘導発光部14が露出し、車両の運転者が視認可能になっている。
路面照明光用開口10は、路面を照明する照明光Kb(図6)を、器具本体2の内部から外部に通すための開口であり、路側帯照明光用開口12は、道路の路側帯(車道外側線でもよい)を照明する照明光Ka(図5)を、器具本体2の内部から外に通すための開口である。これら路面照明光用開口10、及び路側帯照明光用開口12はいずれも、道路の走行方向Aに沿って延びる矩形状を成すことで当該走行方向Aに沿った広い範囲が照明光で照明できるようになっており、前面カバー8の面内では、これらが当該走行方向Aに沿って適宜の間隔で並んで配置されている。
同図に示すように、器具本体2の内部には、2つの路面照明用光源ユニット20と、1つの路側帯照明用光源ユニット22と、電源端子台24と、電源ボックス26とが収められている。
路面照明用光源ユニット20は、走行方向Aに延びた照明光Kbを路面照明光用開口10から出射して路面を照らす光源ユニットであり、路側帯照明用光源ユニット22は、走行方向Aに延びた照明光Kaを路側帯照明光用開口12から出射して路側帯を照らす光源ユニットである。これら路面照明用光源ユニット20、及び路側帯照明用光源ユニット22は、本体ケース6の内部において、路面照明光用開口10、及び路側帯照明光用開口12のそれぞれに対向配置される。
路側帯照明用光源ユニット22は、図5に示すように、発光素子の一例たるLEDを光源とする路側帯照明用LED光源30と、路側帯照明用反射鏡32と、路側帯照明用支持体34と、路側帯照明用正面遮光板36と、路側帯照明用側面遮光板38(図3)と、を備える。
路側帯照明用LED光源30は、走行方向Aに延びた矩形状のLED基板39と、このLED基板39の実装面に走行方向Aにライン状に並んで配置された複数のLED40と、を備え、走行方向Aに延びた光を放射する、いわゆる線状光源である。なお、線状光源として本実施形態ではSMDの光源素子をライン状に配置した基板を用いているが、これに限らず、光源素子のチップを、一方向に長い矩形形状に集積したCOBを使用してもよい。
奥行き寸法Wが抑えられることで、低位置道路照明器具1の取付位置と路面との関係に制限がある場合でも、その制限に適用し易くなる。
図6は本体ケース6内の路面照明用光源ユニット20における横断面図である。図7は路面照明用光源ユニット20を正面側からみた斜視図であり、図8は路面照明用光源ユニット20を背面側からみた斜視図である。図9は図7の路面照明用光源ユニット20において板状光学部材60を外した状態を示す斜視図である。なお、図8では、路面照明用支持体56の図示を省略している。
路面照明用LED光源50は、図6に示すように、LED基板61と、このLED基板61の実装面に実装されたLED62と、を備える。LED基板61は、図8に示すように、走行方向Aに延びた矩形状を成し、このLED基板61に、各々が光点を形成する複数のLED62が走行方向Aにライン状に並んで配置された、いわゆる線状光源に構成されており、路面照明用LED光源50が走行方向Aに延びた光を放射する。なお、線状光源として本実施形態ではSMDの光源素子をライン状に配置した基板を用いているが、これに限らず、光源素子のチップを、一方向に長い矩形形状に集積したCOBを使用してもよい。
したがって、路面照明用反射板54の路面照明制御反射面54Aには、その下方から路面照明用平行光化レンズ52の光が入射し、路面照明制御反射面54Aが、その光を、下方の道路の路面に向けて反射する。
これにより、路面照明用反射板54は、下方から入射した光を下方の路面に向けて反射するので、上方に向う光を路面照明用反射板54で確実に反射し、漏れ光となる上方光束が抑制できる。
また、路面照明用LED光源50の光が路面照明用平行光化レンズ52を通じて上方に向けて放射される構成なので、下方に向かい道路路肩部に対する漏れ光となる、上述の直下光束も抑えることができる。
さらに路面照明用正面遮光板58は、正面2F側の上端58Uが、光源取付面57の正面2F側の端部57Tよりも、前面カバー8に対して路面照明用平行光化レンズ52の側に位置するように折り曲げられた傾斜面に形成されており、漏れ光となる上記上方光束が抑えられている。
なお、路面照明用正面遮光板58は、路面照明用平行光化レンズ52に対向する面に、光の反射を抑える塗装(例えば艶消し黒塗装)が施されてもよい。
路面照明用平行光化レンズ52は、上述の通り、路面照明用LED光源50が放射する走行方向Aに延びた放射光(入射光)を、器具本体2の横断面において平行化して、当該入射光と同一方向に延び、かつ、器具本体2の横断面において平行光化された光を出射する透過型光学素子であり、図6に示すように、器具本体2の横断面において、背面2Bの側を向いた路面照明用LED光源50の出射光軸の方向を、鉛直上方に近付く向きに変え、自身の上方に配置された路面照明制御反射面54Aに向けて出射する機能を有する。
路面照明用平行光化レンズ52が、路面照明用LED光源50の光の方向を鉛直上方に近付く向きに変えることで、方向を変えない構成に比べ、路面照明制御反射面54Aを器具本体2の正面2F側に寄せることができるため、本体ケース6の奥行き寸法Wが抑えられ、路面照明用光源ユニット20を規定寸法内の筐体に納めることができる。
同図に示すように、路面照明用平行光化レンズ52は、横断面視略矩形状であり、正面側、及び背面側のそれぞれに、出射光の光軸Lを挟んで対向する第1外側面73と、第2外側面74と、を備える。また路面照明用平行光化レンズ52は、その底部に、路面照明用LED光源50からの入射光が入射する入射面70が形成され、上部には、入射光を平行光化した出射光を出射する出射面72が形成されている。この出射面72は、光軸Lに対し垂直な平面に形成されている。
一般に、レンズの出射面における屈折では、レンズ内部から出射面への光線の入射角(出射面の法線と光線とが成す角)が小さいほど、入射角の幅に対する出射光の出射角の幅(拡がり角)が小さく抑えられる。本実施形態の路面照明用平行光化レンズ52では、レンズ内部で平行に平行化された光は、出射面72に垂直に入射して、そこから出射されるので、出射面72での拡がりを抑えた平行光が得られることとなる。
一方、路面照明用平行光化レンズ52は、第2の平行光化部P2に対応する第2外側面74が放物面状の全反射面に形成されている。この全反射面の第2外側面74によって、入射面70のうち第2の平行光化部P2対応する箇所から入射した光線が、光軸L方向に全反射され、かつ平行光化されて出射面72から出射される。
なお、出射面72のうち、第1の平行光化部P1に対応する範囲の一部または全部を凸曲面とし、出射面72から出射される平行光の平行度をより高めてもよい。
同図に示すように、主光線Skの入射角が大きくなるほど、屈折後の出射角度幅εaが小さくなる。ただし、入射角が大きくなるほど、第1入射面70P2-1への入射時のフレネル反射も増えロスが増大する。そこで、本実施形態では、フレネル反射の増大を抑えつつ、屈折後の出射角度幅εaが小さくなるように、入射角が約40度で、屈折後の出射角度幅εaが約22度となるような第1入射面70P2-1が設計されている。かかる設計の結果、第1入射面70P2-1は、横断面において、入射光の光軸Faに対して約45度で傾斜する傾斜面となっている。
同図に示すように、出射時の出射角度幅εbは、主光線Sjの入射角が大きくなるほど増大する。そこで、本実施形態では、出射時の出射角度幅εbを最小の角度幅(本実施形態では約34度)とするために、第2外側面74は、全反射した主光線が出射面72に入射する際の入射角が「0度」となるように設計されている。
これにより、出射面72から出射される光線の出射角度幅εbが抑えられ、第2の平行光化部P2から出射される光の平行度が高められる。
第3入射面P2-3は、路面照明用LED光源50の放射光の光束のうち最外周側の光成分が入射する面であり、横断面において、第1入射面70P2-1よりも、入射光の光軸Faに対して大きな角度で傾斜している。したがって、第3入射面P2-3では、そこに入射した光線が、第1入射面70P2-1に比べて大きな屈折角で光軸Lの側に屈折され、第2外側面74による全反射によって平行光として出射面72から出射される。これにより、光の利用効率が高められる。
図13は板状光学部材60の構成を示す斜視図であり、図13(A)は正面側を示し、図13(B)は裏面側を示す。また図14は板状光学部材60を正面からみた平面図であり、図15は板状光学部材60の縦断面図である。
板状光学部材60は、路面照明用光源ユニット20において、路面を照明する照明光Kbの放射開口64を覆い(図7)、グレアを抑制するための光学部材であり、走行方向Aに延びた矩形状の透光性材料から成る所定厚み(例えば2mm)のベース板80を備える。ベース板80の両端には係止片81が一体形成され、これら係止片81で、路面照明用光源ユニット20の路面照明用側面遮光板59にねじ止め固定される。
路面照明用光源ユニット20では、路面照明制御反射面54Aに路面照明用LED光源50の各LED62が映ることで、同図に示すように、路面照明用光源ユニット20の放射開口64にベース板80が設けられていない場合には、正面視において、縦横に並んだ個々のLED62の発光点がくっきりと見える。一方、斜視においては、路面照明用光源ユニット20から斜め方向に光が出射されていないため暗く見える。
入射面80Bには、前掲図13(B)に示すように、入射光を広角方向に出射させるための多数の入射面凸部84が形成されている。これら入射面凸部84は、走行方向Aに並んで形成されており、各入射面凸部84は、裏面の平面視において、走行方向Aに対し垂直方向に、ベース板80の上縁80Uから下縁80Dまで延びる棒状に形成されている。
同図に示すように、入射面凸部84のそれぞれは、縦断面において、長辺84Aと短辺84Bとを有する略鋸歯状(三角形状)を成しており、各入射面凸部84が走行方向Aに隙間無く所定のピッチ(例えば1.5mm)で配置されている。
入射面凸部84のそれぞれは、長辺84Aに入射角θ1で入射し、そこで屈折した光線が出射面80Aの平らな箇所(出射面凸部82同士の間)に入射角θ2で入射し、そこでの屈折により広角方向に出射されるようになっている。入射角θ1は、入射時のフレネル反射を抑えるために略45度以下であって、なおかつ、入射角θ2として、そこに入射した光線が全反射しない角度(例えばアクリル樹脂の場合は約42度以下)が得られる角度に設定されている。
なお、本実施形態では、入射角θ6についても、入射角θ1と同様に、入射時のフレネル反射を抑えるために略45度以下に設定されており、また入射角θ7は、そこに入射した光線が全反射しない角度に設定されている。
これにより、個々のLED62の発光点が走行方向Aに連なるように伸び、個々の発光点の見かけの光源面積が広がるため、それぞれの発光点の輝度が弱まり、また、照明光Kbの出射範囲が広角に拡げられるため、前掲図16に示すように、斜視においても、路面照明用光源ユニット20から光が放射されているように見える。これに加え、走行方向Aにおいては暗線が縦縞状に入ったように見えるので、個々の発光点への輝度の集中が更に緩和される。
出射面80Aには、前掲図14に示すように、入射面80Bよりも大きいピッチの明暗線の縦縞を形成する多数の出射面凸部82が、走行方向Aに、所定の配置間隔Ta(例えば約5mm)で形成されている。各出射面凸部82は、ベース板80の長手方向である走行方向Aに対し垂直方向に、ベース板80の上縁80Uから下縁80Dまで延びる棒状に形成されている。
同図に示すように、出射面凸部82の対向する凸部側面82A、82Bのそれぞれは、そこに入射する光を走行方向Aに全反射する全反射面に形成されている。
凸部側面82A、82Bでの全反射によって、そこに入射した一部の光の進行方向が、広角方向(光の進行方向が走行方向A(ベース板80の出射面80A)に平行に近づく方向、水平角が大きくなる方向)に向けられる。したがって、ベース板80の出射面80Aから出射される照明光Kbの出射範囲が広角に拡げられる。また、少量だが別の一部の光は、フレネル反射や頂角Rの影響などで、走行方向Aの反対方向にも向けられる光も発生する。図16の斜視輝度分布において、矢印Xで示す領域の輝度は、走行方向Aの反対方向に向けられた光の一部が出射面凸部82に反射して生じたものである。
そこで、本実施形態では、ベース板80の出射面凸部82、及び入射面凸部84の断面形状が走行方向Aにおける位置ごとに、そこに入射する主たる光の入射角に合わせて調整されている。このとき、ベース板80の出射面凸部82、及び入射面凸部84の断面形状は、中央Oを中心に左右対称形状となる。
そして、入射面80Bにあっては、これら第1範囲第1区間G1-1から第1範囲第3区画G1-3、及び、第2範囲第1区画G2-1から第2範囲第2区画G2-2のそれぞれごとに、また出射面80Aにあっては、第1範囲G1、及び第2範囲G2ごとに、入射面凸部84、及び出射面凸部82のそれぞれの断面形状が、その区画に入射する主たる光線の入射角に合わせて調整されている。
同図に示すように、出射面凸部82のそれぞれは、中央Oの第1範囲G1において、上述した凸部側面82A、82Bの長さが等しく、なおかつ、その高さが、底部(2等辺三角形の底面)の幅に対して、約1.8倍から約2.2倍程度に大きな断面2等辺三角形状(すなわち左右対称形状)に形成されている。高く設定されることで、全反射された光の入射面80Bへの戻りを防止し、全反射によって、走行方向Aの遠方(広角方向)に光を向けることができる。
一方、第2範囲G2においては、凸部側面82A、82Bの一方が長い断面三角形状を成している。この第2範囲G2において、出射面凸部82のそれぞれは、凸部側面82A、82Bのうち中央Oに近い方が他方よりも長く形成されている。また第2範囲G2の出射面凸部82は、第1範囲G1に比べて、その高さが低くなっている。
また路面照明用LED光源50と路面照明用反射板54とが上下方向に配置されることで、器具本体2の奥行き寸法をコンパクトにできる。
かかる傾斜面54ASが設けられることで、漏れ光となる上方光束が、より確実に抑えられ、また、光の利用効率を高めることができる。
かかる路面照明用正面遮光板58が設けられることで、路面照明用平行光化レンズ52から正面2F側に向かう光を確実に遮光することができ、また、この遮光された光によって、漏れ光となる上方光束が生じることも回避できる。
放射開口64が、光を遮光する遮光板、及び光の配光を制御する反射板のみで区画されるので、非制御の光の放射を、精度良く抑えることができる。
これにより、漏れ光の発生が、より確実に抑えられる。
これにより、運転者の視線の高さ近くに、路面照明用光源ユニット20を配置した場合でも、グレアを抑えることができる。
この構成によれば、出射面80Aから出射される照明光Kbの出射範囲が広角に拡げられることで走行方向Aのより広い範囲を照明光Kbで照明しつつ、個々の発光点の見かけの光源面積の拡大、及び輝度の集中の緩和によってグレアが抑えられる。
これにより、出射面80Aに出射面凸部82が無い場合に比べ、輝度が集中して見える箇所にも暗線が入って見るようになり、輝度の集中が更に緩和され、グレアがより抑えられる。
これにより、出射面凸部82で全反射した光が、実用上問題にならない程度の例外を除き、その隣の出射面凸部82に入射して戻り光となり光利用効率を低下させる、といった事がない。
2 器具本体
10 路面照明光用開口
20 路面照明用光源ユニット
50 路面照明用LED光源
60 板状光学部材
64 放射開口
80 ベース板
80A 出射面
80B 入射面
80D 下縁
80U 上縁
82 出射面凸部
84 入射面凸部
90 発光領域
A 走行方向
Kb 照明光
Claims (3)
- 道路の走行方向に延びる照明光によって当該道路を照明する照明器具において、
前記照明光を透過する板状のベース板を有した光学部材を備え、
前記ベース板は、前記照明光が入射する側の入射面に、そこに入射する光を、前記ベース板の出射面から広角方向に出射させる複数の凸状の入射面凸部が設けられ、
前記入射面凸部のそれぞれは、
その断面において長辺と短辺とを有する鋸歯形状であり、前記短辺で反射した前記照明光が前記長辺に入射する形状であり、
前記長辺は膨出する曲面形状に形成され、前記長辺と前記短辺とが交わる頂点は曲面形状に形成され、
前記入射面凸部に入射する光を前記ベース板の出射面に入射させる
ことを特徴とする照明器具。 - 前記ベース板は、前記照明光が出射する側の出射面に、そこに入射する光を全反射して前記広角方向に出射させる複数の凸状の出射面凸部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。 - 前記出射面凸部のそれぞれは、対向する第1凸部側面と第2凸部側面とを有する断面鋸歯形状であり、
前記第1凸部側面で全反射した光が隣の前記出射面凸部の前記第2凸部側面に入射せず、前記第2凸部側面で全反射した光が隣の前記出射面凸部の前記第1凸部側面に入射しない配置間隔で前記走行方向に配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019199739A JP7389534B2 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | 照明器具 |
JP2023192949A JP2023184772A (ja) | 2019-11-01 | 2023-11-13 | 路側帯照明用光源ユニット、及び照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019199739A JP7389534B2 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | 照明器具 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023192949A Division JP2023184772A (ja) | 2019-11-01 | 2023-11-13 | 路側帯照明用光源ユニット、及び照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021072242A JP2021072242A (ja) | 2021-05-06 |
JP7389534B2 true JP7389534B2 (ja) | 2023-11-30 |
Family
ID=75713365
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019199739A Active JP7389534B2 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | 照明器具 |
JP2023192949A Pending JP2023184772A (ja) | 2019-11-01 | 2023-11-13 | 路側帯照明用光源ユニット、及び照明器具 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023192949A Pending JP2023184772A (ja) | 2019-11-01 | 2023-11-13 | 路側帯照明用光源ユニット、及び照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7389534B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001126506A (ja) | 1999-10-26 | 2001-05-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 表示灯 |
WO2011096098A1 (ja) | 2010-02-05 | 2011-08-11 | シャープ株式会社 | 照明デバイスおよび該照明デバイスを備えた照明装置 |
WO2012063759A1 (ja) | 2010-11-09 | 2012-05-18 | 日本カーバイド工業株式会社 | Led照明装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6035403U (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-11 | スタンレー電気株式会社 | 車両用灯具 |
-
2019
- 2019-11-01 JP JP2019199739A patent/JP7389534B2/ja active Active
-
2023
- 2023-11-13 JP JP2023192949A patent/JP2023184772A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001126506A (ja) | 1999-10-26 | 2001-05-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 表示灯 |
WO2011096098A1 (ja) | 2010-02-05 | 2011-08-11 | シャープ株式会社 | 照明デバイスおよび該照明デバイスを備えた照明装置 |
WO2012063759A1 (ja) | 2010-11-09 | 2012-05-18 | 日本カーバイド工業株式会社 | Led照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021072242A (ja) | 2021-05-06 |
JP2023184772A (ja) | 2023-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1980787B1 (en) | Lamp unit for vehicle | |
EP3112743B1 (en) | Illumination device and automotive vehicle in which illumination device is mounted | |
NL2023295B1 (en) | Light emitting device with adaptable glare class | |
EP2500628B1 (en) | Vehicle headlamp | |
US9267666B2 (en) | Illuminating apparatus | |
CA2740054C (en) | Light source device and illumination device using the same | |
EP3021043A1 (en) | Lighting apparatus and automobile having lighting apparatus mounted therein | |
JP7244654B2 (ja) | 車両ランプ照明モジュール、車両ランプ及び車両 | |
JP2010212021A (ja) | 車両用照明装置 | |
JP4211736B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP5418759B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP5895187B2 (ja) | Led照明器具 | |
JP5228998B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP7389534B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5708991B2 (ja) | 車両用灯具及び車両用灯具に用いられる導光レンズ | |
JP2021072241A (ja) | 照明器具 | |
JP2007095484A (ja) | 液晶ディスプレイ用バックライトユニット | |
CN210687896U (zh) | 配光组件及照明灯具 | |
JP5505238B2 (ja) | 反射鏡、ledモジュール、及び照明器具 | |
KR101464277B1 (ko) | 틸트 구조의 등기구용 복합 굴절 렌즈 및 이를 갖는 가로등 장치 | |
KR20200101773A (ko) | 빛공해 억제형 조명장치 | |
CN113606559B (zh) | 灯结构 | |
KR102389794B1 (ko) | 휘도와 조도가 개선된 구조의 렌즈와 반사부재를 갖는 엘이디 조명장치 | |
TWI491833B (zh) | 車用照明裝置 | |
KR102389797B1 (ko) | 휘도와 조도가 개선된 구조의 렌즈와 반사구조를 갖는 엘이디 조명장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230829 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20231020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7389534 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |