JP7387972B2 - 電子機器ホルダおよびスタンド兼用電子機器ホルダ - Google Patents
電子機器ホルダおよびスタンド兼用電子機器ホルダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7387972B2 JP7387972B2 JP2021086400A JP2021086400A JP7387972B2 JP 7387972 B2 JP7387972 B2 JP 7387972B2 JP 2021086400 A JP2021086400 A JP 2021086400A JP 2021086400 A JP2021086400 A JP 2021086400A JP 7387972 B2 JP7387972 B2 JP 7387972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic device
- main body
- attachment
- holding
- clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 46
- 239000000463 material Substances 0.000 description 18
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
本発明は、電子機器を挟持して支持する挟持本体部を備え、前記挟持本体部は、前記電子機器を挟持する一方の爪部と前記一方の爪部が連結されたU字本体部とを有するメス型挟持部と、前記電子機器を挟持する他方の爪部と前記他方の爪部が連結されて前記U字本体部にスライド移動可能に設けられるスライド部とを有するオス型挟持部と、前記メス型挟持部と前記オス型挟持部とのスライド移動を規制する固定部と、前記メス型挟持部および前記オス型挟持部を被取付体に取り付ける取り付け部とを備える。
以下、本発明の実施形態における電子機器ホルダ(スタンド兼用電子機器ホルダ)について説明する。
図1は、本発明の実施形態としての電子機器ホルダを示す正面図である。なお、本実施形態においては、電子機器をスマートフォンとして説明する。
電子機器ホルダ1は、伸縮可能であってスマートフォンSを挟持する挟持本体部2と、この挟持本体部2に着脱可能に取り付けられる紐部8と、スタンド部10とを備えている。
挟持本体部2は、オス型挟持部3と、このオス型挟持部3がスライド移動可能に取り付けられるメス型挟持部5と、これらオス型挟持部3とメス型挟持部5とのスライド移動を規制する固定部7と、これらオス型挟持部3およびメス型挟持部5を被取付体に取り付ける取り付け部6とを備えている。
オス型ヘッド部31の長さ方向Lの一端には、当該一端からオス型ヘッド部31の厚さ方向に立ち上げられたオス型挟持爪部35(他方の爪部)が設けられている。オス型挟持爪部35の先端部は、メス型挟持部5が配される側に傾斜する傾斜部とされている。このオス型挟持爪部35の内面には、粘着剤付きのクッション部材36が設けられている。クッション部材36は、例えば樹脂などの弾性部材からなっている。
また、挟持スライド部32の表面には、クロムメッキなどした着磁済みの0.2~0.3mm厚の鉄系などの着磁材薄板39(着磁済取り付け部)が埋め込まれている。
メス型ヘッド部51の長さ方向Lの他端には、当該他端からメス型ヘッド部51の厚さ方向に立ち上げられたメス型挟持爪部55(一方の爪部)が設けられている。すなわち、挟持本体部2の長さ方向Lの両端部に、オス型挟持爪部35およびメス型挟持爪部55が互いに対向して配置されている。メス型挟持爪部55の先端部は、オス型挟持爪部35が配される側に傾斜する傾斜部とされている。メス型挟持爪部55の内面には、粘着剤付きのクッション部材36と同様のクッション部材56が設けられている。
U字本体部52のうち直交方向Vの一端部には、紐部8が取り付けられる第2の取り付け部58が設けられている。第2の取り付け部58は、長さ方向Lに矩形状に延ばされた切欠穴部59を備えている。切欠穴部59の内方は中空構造の中空凹部60とされており、中空凹部60は直交方向Vの一端側に開放されている。このような構成のもと、紐部8が、切欠穴部59から中空凹部60にわたって通されるようになっている。
また、U字本体部52には、長さ方向LにU字状に延ばされたU字溝部62が形成されている。U字溝部62は、長さ方向Lの一端側に開放されている。U字溝部62の一方の側壁部には、図4に示すように、ラチェット爪部63およびスライド凸部65が設けられている。ラチェット爪部63は、連続する鋸歯状に形成され、側壁部の先端部にのみ設けられている。このラチェット爪部63は、メス型ヘッド部51の側に傾斜しており、鋸歯部37に噛み合わされるようになっている。スライド凸部65は、側壁部から直交方向Vに突出しており、ラチェット爪部63から側壁部の基端部にわたって延ばされている。このスライド凸部65は、側壁部において高さ方向の中央部に設けられている。なお、他方の側壁部には、ラチェット爪部63が設けられておらず、当該側壁部の先端部から基端部にわたってスライド凸部65が設けられている。
このU字溝部62に一端側から挟持スライド部32が嵌められると、鋸歯部37とラチェット爪部63とが噛み合わされ、スライド凸部65とスライド凹部38とが嵌め合わされることにより、挟持スライド部32が長さ方向Lにスライド移動するようになっている。すなわち、オス型挟持部3とメス型挟持部5とが長さ方向Lにスライド移動可能に取り付けられるようになっている。
固定部7は、固定本体部73および固定補助部74を備えている。
固定本体部73は、ラチェット機構部4を備えている。ラチェット機構部4は、オス型挟持部3とメス型挟持部5とが互いに接近する方向にスライド移動することを許容し、反対に互いに離れる方向にスライド移動することを規制するものである。
前述した鋸歯部37およびラチェット爪部63は、ラチェット機構部4として機能するものである。
すなわち、図5に示すように、挟持スライド部32がU字溝部62に嵌め込まれると、鋸歯部37とラチェット爪部63とが噛み合い、オス型挟持部3とメス型挟持部5とに互いに接近する方向に負荷が加わると、U字溝部62が直交方向Vに開き鋸歯部37とラチェット爪部63とが傾斜を乗り越えるようにしてオス型挟持部3とメス型挟持部5とが互いに接近する方向にスライド移動するようになっている。反対に、互いに離れる方向に負荷が加わると、鋸歯部37とラチェット爪部63とが噛み合ったまま規制され、オス型挟持部3とメス型挟持部5とが互いに離れる方向にスライド移動することが規制されるようになっている。
固定補助部74は、図6に示すように、板状に形成され周方向の一部が切り欠かれて略環状に形成されている。固定補助部74の内周面には、厚さ方向に突出する凸部72が設けられている。そして、固定補助部74は、図1に示すように、U字本体部52の一端部に着脱可能に嵌め込まれるようになっている。固定補助部74がU字本体部52の一端部に嵌め込まれると、穴部64と凸部72とが嵌合するようになっている。これにより、U字本体部52が直交方向Vに開かなくなり、ラチェット機構部4を介してオス型挟持部3とメス型挟持部5とが固定される。
また、U字本体部52の表面には、クロムメッキなどした着磁済みの0.2~0.3mm厚の鉄系などの着磁材薄板79(着磁済取り付け部)が埋め込まれている。
なお、第1の取り付け部33,53、第2の取り付け部58、着磁材薄板39および着磁材薄板79は取り付け部6として機能するものである。すなわち、取り付け部6は、第1の取り付け部33,53、第2の取り付け部58、着磁材薄板39および着磁材薄板79を備えている。
また、スタンド部10は、本体T字部が樹脂により表裏同一に被覆されて構成されている。本体T字部は、非弾性体からなっている。なお、非弾性体とは、所定の外力を加えて変形(非弾性変形)させた後に当該外力を除いても変形が残るものをいう。詳細には、非弾性体とは、手で外力を加えることにより変形可能であって当該外力を除いても変形が残るものの、電子機器からの荷重に対しては前記変形しないものをいう。非弾性体の材料としては、純銅、純アルミニウムなどの金属の他、樹脂などであってもよい。また、本体T字部を被覆している樹脂も非弾性体に近い材料となっている。なお、被覆材に着磁済粉末フェライト入りの樹脂やゴムを使用してもよい。
このようにスタンド部10は、非弾性体からなっており、手で外力を加えることにより変形可能になっている。
なお、ここでは、被取付体を人の身体として説明する。
まず、図8(A)に示すように、オス型挟持部3をメス型挟持部5に取り付ける。すなわち、挟持スライド部32をU字溝部62に嵌め込み、鋸歯部37とラチェット爪部63とを噛み合わせてスライド凹部38とスライド凸部65とを嵌め合わせる。それから、第1の取り付け部33,53にわたって紐部8を取り付ける。この紐部8は、首に掛けられるような長さにしておく。これにより、紐部8が挟持本体部2の長さ方向Lの両端部にわたって取り付けられる。
さらに、スマートフォンSの背面をオス型挟持爪部35とメス型挟持爪部55との間に配する。すなわち、挟持本体部2の長さ方向LとスマートフォンSの短手方向を揃えるようにして、オス型挟持爪部35とメス型挟持爪部55とがスマートフォンSの一対の長辺部を背面から挟持するようにしてスマートフォンSを配する。
これにより、首に掛けられる長さの紐部8が両端部にわたって取り付けられた状態で挟持本体部2がスマートフォンSを支持する。
この状態から、紐部8を首に掛けることにより、スマートフォンSを首から吊るした状態で保持することができる。このとき、首から吊したときにスマートフォンSがぶらぶらしないように、貫通孔61に別の紐部を通して、端部のクリップ等で簡易に止めておいてもよい。
また、この状態で、紐部8を取り外し、第2の取り付け部58に紐部を取り付けることにより、同様にしてスマートフォンSを首から吊すことができる。
なお、スタンド部10の長尺部12Aまたは短尺部12Bをスタンド取り付け部57に差し込んで同様にしてスマートフォンSの立てかけを維持してもよい。また、スタンド部10の表裏いずれからもスタンド取り付け部57に取り付けることができる。
また、着磁材入りの被覆のスタンド部10であれば、スタンド部10をより強力にスタンド取り付け部57に取り付けることができる。
なお、スタンド部10のどの部位を差し込むかまたは表裏のいずれから差し込むかは、スマートフォンSの縦横配置、立てかけ角度および挟持本体部2の取り付け位置に応じて、長尺部12A、短尺部12Bまたは縦片部13の表裏を適宜選択して差し込めばよい。
また、図8(B)において、上方の挟持本体部2の第2の取り付け部58は、直交方向Vの一端部に設けられ、下方の挟持本体部2の第2の取り付け部58は、直交方向Vの他端部に設けられているが、これに限ることはなく、その構成は適宜変更可能である。例えば、上方の挟持本体部2の第2の取り付け部58と同様の位置に取り付けられていても、それら第2の取り付け部58にわたって紐部8を取り付けることができるし、下方の挟持本体部2を左右逆にして取り付けてそれら第2の取り付け部58にわたって紐部8を取り付けることもできる。また、第2の取り付け部58が、挟持本体部2の直交方向Vの両端部に設けられていて、それら第2の取り付け部58にわたって選択的に紐部8を取り付けるようにしてもよい。
また、この状態で、上方の第1の取り付け部33,53と下方の第1の取り付け部33,53とにわたって紐部8を取り付けてもよい。すなわち、上方の第1の取り付け部33と下方の第1の取り付け部33、上方の第1の取り付け部33と下方の第1の取り付け部53、上方の第1の取り付け部53と下方の第1の取り付け部33、または上方の第1の取り付け部53と下方の第1の取り付け部53とにわたって紐部8を取り付けてもよい。
また、挟持本体部2を一対ではなく、1つのみ取り付けて1つの紐部8によって同様にしてユーザが保持してもよい。
また、挟持本体部2がスマートフォンSの長辺部を挟持するように取り付けられるとしているが、スマートフォンSの短辺部を挟持するように取り付けられてもよい。
すなわち、図10に示すように、ユーザの好みや使用状況に応じて、スマートフォンSを、首から吊すこともできるし、手首や腕において保持することもできるし、手の平において保持することもできる。また、スマートフォンSがぶらぶら揺れたりしないように、貫通孔61に別のコイル状のゴム紐を通して、端部にあるクリップ等で衣服などに簡易に止めるようにすることにより、スマートフォンSの揺れを防止することができる。
また、第2の取り付け部58が設けられていることから、紐部8を長さ方向Lに交差する方向に延ばした状態でスマートフォンSを容易に保持することができる。
また、第1の取り付け部33,53および第2の取り付け部58が設けられていることから、電子機器の縦横の姿勢に応じて短辺部または長辺部のいずれにも選択的に挟持本体部2を取り付けることができ、第1の取り付け部33,53または第2の取り付け部58の少なくともいずれか1つに紐部を取り付けることができる。そのため、電子機器の姿勢と挟持本体部2による支持と紐部の取り付けに対して複数のバリエーションを有するため、電子機器を縦横に配するときにその姿勢に応じて当該電子機器を適切にユーザが保持することができる。
また、紐部8に少なくとも複数の指や手の平を通すことにより、1本の指を通すときよりも指への負荷の集中を極力防止することができ、容易に電子機器を保持することができる。
また、紐部8に少なくとも複数の指または手の平を通すことにより、ユーザが電子機器を把持した状態で指を伸ばしたとしても、電子機器を落ちにくくすることができ、落下による電子機器の破損や故障を防止することができる。
また、紐部8の長さを調節することにより、指だけでなく、手の平、手首または腕に通すことができ、ユーザは手指を使って荷物を持つなど状況に応じて各部位に電子機器を保持することができる。
また、紐部8がゴムなどの弾性部材からなることから、紐部8が短めでも、手の平、手首または腕においてしっかりと電子機器を保持することができる。
また、挟持本体部2が電子機器を挟持して支持するようになっているため、電子機器の短辺部または長辺部のいずれも挟持することができる。そのため、電子機器を縦横に配してもそれぞれの姿勢に応じて、挟持本体部2が電子機器を支持することができる。さらに、スマートフォンやタブレット端末のように電子機器のサイズが異なっても、電子機器のサイズに応じて挟持本体部2が電子機器を支持することができる。
また、着磁材薄板39および着磁材薄板79により、周辺の鉄系仕様の乗物や置物などの物体(被取付体)に容易にすばやく吸着保持して電子機器を操作することができる。
また、スタンド部10がスタンド取り付け部57に着脱可能に取り付けられるようになっていることから、電子機器を立てかけて使用することもでき、利便性を向上させることができる。
また、スタンド部10がT字状に形成され表裏いずれにもスタンド取り付け部57に取り付けられるようになっていることから、T字の先端部を選択的にスタンド取り付け部57に取り付けることにより、電子機器を縦に立てかけたり横に立てかけたり、様々なバリエーションによって電子機器を立てかけることができる。
また、スタンド部10が非弾性体からなり変形することにより電子機器の立てかけ角度が変更可能であることから、スタンド部10を手で変形させるだけで電子機器の立てかける角度を調整することができ、利便性を向上させることができる。
また、固定部7が固定補助部74を備えることから、ラチェット機構部4を介してオス型挟持部3とメス型挟持部5とを固定することができ、このように固定した状態で挟持本体部2により電子機器を挟持して支持することができる。
また、穴部64および凸部72が設けられていることから、固定補助部74を嵌め込んだときに穴部64と凸部72とを嵌合させることができ、固定補助部74の移動を規制することができる。
また、固定補助部74が周方向の一部が切り欠かれて略環状に形成されていることから、当該切り欠きを介してオス型挟持部3を内方に配してメス型挟持部5に容易に嵌めることができる。
また、スタンド取り付け部57が挟持本体部2の厚さ方向に没する凹部とされていることから、スタンド部10を挿脱可能に挿入するだけで、当該スタンド部10を容易に取り付けることができる。
また、切欠穴部59の内方が中空構造の中空凹部60とされ、中空凹部60が直交方向Vの一端側に開放されていることから、紐部8を切欠穴部59から中空凹部60にわたって通すことができ当該紐部8を容易に取り付けることができる。
また、貫通孔61が設けられていることから、さらに紐部または細紐部を通すことができるため、電子機器の姿勢と挟持本体部2による支持と紐部の取り付けに対してのバリエーションを増やすことができ、利便性を向上させることができる。
また、挟持本体部2が、オス型挟持部3とメス型挟持部5とを備えていることから、オス型挟持部3とメス型挟持部5とをスライド移動させるだけで、容易に伸縮させることができ、大小の電子機器への挟持操作を容易にすることができる。
例えば、U字本体部52が矩形板状であるとしているが、これに限ることはなく、その構成は適宜変更可能である。すなわち、U字本体部52が、多角形状、円状、半円状、楕円状、人型、動植物型または乗物型などその他の形状であってもよい。例えば、図11に示すように、U字本体部52Aは円板状に設けられている。U字本体部52Aの直交方向Vの両端部には、円弧形状に延びる第2の取り付け部58Aが一対設けられている。これら一対の第2の取り付け部58Aにわたって紐部8が種々の角度に取り付けられるようになっている。すなわち、円弧形状の一端から他端にわたる所望の位置に紐部8が取り付けられ、紐部8の取り付け位置を円弧形状の一端から他端の間で移動させることにより、取り付け後も紐部8の取り付け位置や角度を変更することができる。
また、メス型ヘッド部51Aには、直交方向Vに延びる矩形状の貫通孔54Aが設けられている。メス型ヘッド部51Aの他端は斜めに切り欠かれて貫通孔54Aに連通している。そして、斜めの切り欠きを介して貫通孔54Aに紐部8が通されて取り付けられるようになっている。
また、図12において、一対のスタンド取り付け部57Aが挟持本体部2の中央に直交方向Vに延ばされて設けられている。これにより、スタンド部10を着脱可能に取り付けることができる。また、一対の第2の取り付け部58Bが直交方向Vに対して傾斜して設けられている。
また、第2の取り付け部58の形状、設置位置または設置数なども適宜変更可能である。例えば、第2の取り付け部58,58A,58Bが、3つ以上設けられていてもよい。
また、取り付け部6が、第1の取り付け部33,53、第2の取り付け部58、着磁材薄板39および着磁材薄板79を備えるとしているが、これに限ることはなく、これら第1の取り付け部33,53、第2の取り付け部58、着磁材薄板39および着磁材薄板79の少なくとも1つを備えていればよい。
また、紐部8が帯状に形成されているとしているが、これに限ることはなく、その構成は適宜変更可能である。また、紐部8は布ゴムからなっているとしているが、他の樹脂や金属、繊維などであってもよい。
また、スタンド部10を備えるとしているが、これに限ることはなく、スタンド部10は設けられていなくてもよい。その場合、スタンド取り付け部57は設けられていなくてもよい。
また、スタンド部10が着脱可能に取り付けられるとしているが、これに限ることはなく、着脱できないように取り付けられていてもよい。
また、スタンド部10がT字状に形成されているとしてるが、これに限ることはなく、その構成は適宜変更可能である。例えば、一直線状、L字状、Y字状、X状またはその他の形状であってもよい。
また、スタンド部10が表裏いずれにもスタンド取り付け部57に取り付けられるとしているが、これに限ることはなく、表裏いずれか一方にのみ取り付けられるようになっていてもよい。
また、スタンド部10が非弾性体からなっているとしているが、これに限ることはなく、弾性力の弱い固体からなっていてもよい。
また、挟持本体部2が固定部7を備えるとしているが、これに限ることはなく、固定部7が設けられていなくてもよい。
また、固定部7が固定本体部73を備えるとしているが、この固定本体部73の構成は適宜変更可能である。
また、固定補助部74が設けられているとしているが、これに限ることはなく、その構成は適宜変更可能であるし、固定補助部74が設けられていなくてもよい。
また、穴部64および凸部72が設けられているとしているが、その構成は適宜変更可能である。例えば、穴部64および凸部72が互いに逆に配置されていてもよいし、これら穴部64および凸部72が設けられていなくてもよい。
また、電子機器をスマートフォンSとしているが、これに限ることはなく、例えば、携帯電話、携帯端末、タブレット端末その他の電子機器であってもよい。
また、被取付体として、人の身体、乗物や置物などを例に挙げているが、これに限ることはなく、紐部8を利用して乗物や置物の他にも他の物体に取り付けたり、着磁済取り付け部を利用して他の物体に取り付けてもよい。
(付記1)
電子機器を挟持して支持する挟持本体部を備え、
前記挟持本体部は、
前記電子機器を挟持する一方の爪部と前記一方の爪部が連結されたU字本体部とを有するメス型挟持部と、
前記電子機器を挟持する他方の爪部と前記他方の爪部が連結されて前記U字本体部にスライド移動可能に設けられるスライド部とを有するオス型挟持部と、
前記メス型挟持部と前記オス型挟持部とのスライド移動を規制する固定部と、
前記メス型挟持部および前記オス型挟持部を被取付体に取り付ける取り付け部と
を備える電子機器ホルダ。
前記取り付け部は、前記スライド移動する方向に紐部が取り付けられる第1の取り付け部、または前記スライド移動する方向に交差する方向に延ばされて前記紐部が取り付けられる第2の取り付け部の少なくともいずれか一方を備える付記1に記載の電子機器ホルダ。
複数の前記挟持本体部が前記電子機器を挟持して支持するようになっており、
複数の前記挟持本体部のうち一の挟持本体部の前記取り付け部と、他の挟持本体部の前記取り付け部とにわたって前記紐部が取り付けられるようになっている付記1または付記2に記載の電子機器ホルダ。
前記電子機器を立てかけるスタンド部材を備え、
前記挟持本体部に前記スタンド部材が着脱可能に取り付けられるスタンド取り付け部が設けられている付記1から付記3のいずれか一項に記載の電子機器ホルダ。
前記スタンド部材が、T字状に形成され表裏いずれにも前記スタンド取り付け部に取り付けられるようになっている付記4に記載の電子機器ホルダ。
前記スタンド部材が非弾性体からなり変形することにより前記電子機器の立てかけ角度が変更可能である付記4または付記5に記載の電子機器ホルダ。
前記取り付け部は、前記挟持本体部に設けられる着磁済取り付け部を備える付記1から付記6のいずれか一項に記載の電子機器ホルダ。
付記1から付記3のいずれか一項に記載の電子機器ホルダにおける挟持本体部と、
前記電子機器を立てかけるスタンド部材とを備え、
前記挟持本体部に前記スタンド部材が着脱可能に取り付けられるスタンド取り付け部が設けられており、
一対の前記挟持本体部が所定の間隔を空けて互いに平行に配されて前記電子機器を挟持して支持するようになっており、指から手の平を通って腕まで通せる紐部が、前記一対の挟持本体部のそれぞれの前記取り付け部にわたって取り付けられるようになっているスタンド兼用電子機器ホルダ。
2 挟持本体部
3 オス型挟持部
5 メス型挟持部
7 固定部
8 紐部
10 スタンド部(スタンド部材)
33,53,53A 第1の取り付け部
32 挟持スライド部(スライド部)
35 オス型挟持爪部(他方の爪部)
52 U字本体部
55 メス型挟持爪部(一方の爪部)
57,57A スタンド取り付け部
58,58A,58B 第2の取り付け部
62 U字溝部
L 長さ方向
S スマートフォン(電子機器)
V 直交方向(交差する方向)
Claims (3)
- 電子機器を挟持して支持する挟持本体部を備え、
前記挟持本体部は、
前記電子機器を挟持する一方の爪部と前記一方の爪部が連結されたU字本体部とを有するメス型挟持部と
前記電子機器を挟持する他方の爪部と前記他方の爪部が連結されて前記U字本体部にスライド移動可能に設けられるスライド部とを有するオス型挟持部と、
前記メス型挟持部と前記オス型挟持部とのスライド移動を規制する固定部と、
前記メス型挟持部および前記オス型挟持部を被取付体に取り付ける取り付け部とを
備え、
前記取付け部は、前記スライド移動する方向に紐部が取り付けられる第1の取り付け部、または前記スライド移動する方向に交差する方向に延ばされて前記紐部が取り付けられる第2の取り付け部の少なくともいずれか一方を備えると共に、
複数の前記挟持本体部が前記電子機器を挟持して支持するようになっており、
複数の前記挟持本体部のうち一の挟持本体部の前記取り付け部と、他の挟持本体部の前記取り付け部とにわたって前記紐部が取り付けられるようになっている電子機器ホルダ。 - 前記取り付け部は、前記挟持本体部に設けられる着磁済取り付け部を備える請求項1に記載の電子機器ホルダ。
- 請求項1に記載の電子機器ホルダにおける挟持本体部と、
前記電子機器を立てかけるスタンド部材とを備え、
前記挟持本体部に前記スタンド部材が着脱可能に取り付けられるスタンド取り付け部が設けられており、
一対の前記挟持本体部が所定の間隔を空けて互いに平行に配されて前記電子機器を挟持して支持するようになっており、指から手の平を通って腕まで通せる紐部が、前記一対の挟持本体部のそれぞれの前記取り付け部にわたって取り付けられるようになっているスタンド兼用電子機器ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021086400A JP7387972B2 (ja) | 2021-05-21 | 2021-05-21 | 電子機器ホルダおよびスタンド兼用電子機器ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021086400A JP7387972B2 (ja) | 2021-05-21 | 2021-05-21 | 電子機器ホルダおよびスタンド兼用電子機器ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022179128A JP2022179128A (ja) | 2022-12-02 |
JP7387972B2 true JP7387972B2 (ja) | 2023-11-29 |
Family
ID=84239623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021086400A Active JP7387972B2 (ja) | 2021-05-21 | 2021-05-21 | 電子機器ホルダおよびスタンド兼用電子機器ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7387972B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015158710A (ja) | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 株式会社 スズキ技研 | 携帯用電子機器用保持具 |
JP2017084309A (ja) | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社元気 | 携帯電子端末の保持アダプタ |
CN207644533U (zh) | 2017-12-25 | 2018-07-24 | 李运良 | 固定支架 |
JP2021011002A (ja) | 2019-07-09 | 2021-02-04 | ファナック株式会社 | 機械を操作する携帯端末に取り付けられる安全スイッチ装置および安全スイッチ装置を備える機械の操作装置 |
-
2021
- 2021-05-21 JP JP2021086400A patent/JP7387972B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015158710A (ja) | 2014-02-21 | 2015-09-03 | 株式会社 スズキ技研 | 携帯用電子機器用保持具 |
JP2017084309A (ja) | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社元気 | 携帯電子端末の保持アダプタ |
CN207644533U (zh) | 2017-12-25 | 2018-07-24 | 李运良 | 固定支架 |
JP2021011002A (ja) | 2019-07-09 | 2021-02-04 | ファナック株式会社 | 機械を操作する携帯端末に取り付けられる安全スイッチ装置および安全スイッチ装置を備える機械の操作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022179128A (ja) | 2022-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3738297B1 (en) | Gripping apparatus for handheld devices | |
JP4796257B2 (ja) | 小型携帯電話を素早く簡単に使用するための装置 | |
US4040547A (en) | Apparatus for holding a microphone | |
US20150257288A1 (en) | Support Assembly for a Portable Electronic Device | |
US9854900B2 (en) | Wearable utility carrying strap | |
US20080083797A1 (en) | Stick-on security ring for a hand held device | |
US20080149679A1 (en) | Carrying pouches for electronic audio systems having headsets | |
RU2008117393A (ru) | Шейный ремень для мобильного электронного устройства | |
US9427070B1 (en) | Apparatus and method for supporting and operating an electronic device upon a user's clothing or belt | |
US8746993B2 (en) | System for storing a camera for quick use | |
US20070152008A1 (en) | Carrying pouches for electronic audio systems having headsets | |
US9737132B2 (en) | Movement and securement features for a structure, particularly a wearable article | |
US7510215B2 (en) | Book grip | |
US20150139469A1 (en) | Secure Storage Device for Wireless Headsets | |
JP7387972B2 (ja) | 電子機器ホルダおよびスタンド兼用電子機器ホルダ | |
US20160209869A1 (en) | Wearable propping display holder apparatus | |
CN110214441A (zh) | 电话存储和存取系统 | |
KR200483465Y1 (ko) | 다기능 벨트 | |
KR101962624B1 (ko) | 목에 착용이 가능한 핸드폰 거치대 | |
US20140049893A1 (en) | Bag Computer Display Panel Prop Improvements | |
US20170153666A1 (en) | Bag computer vertical operating position holder | |
US20140185856A1 (en) | Lanyards for portable electronic devices | |
US20210021917A1 (en) | Outdoor bluetooth speaker with adjustable clip fastener and lanyard holder | |
JP3016256U (ja) | 携帯電話等の携帯具 | |
JP3208205U (ja) | ヘアドライヤー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230814 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230822 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20230904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20230904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7387972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |