JP7385514B2 - 生体情報管理装置、生体情報管理方法、生体情報管理プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

生体情報管理装置、生体情報管理方法、生体情報管理プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本開示は、生体情報管理装置、生体情報管理方法、生体情報管理プログラム及び記憶媒体に関する。
例えば、特許文献1には、下記のようなストレス解析システムが記載されている。すなわち、特許文献1に記載のストレス解析システムは、行動情報取得手段と、ストレス取得手段と、記憶手段と、評価手段とを備えている。行動情報取得手段は、被観測者の行動についての情報として、なんらかの行動を行っている被観測者の画像を取得する。ストレス取得手段は、被観測者の生体情報に基づいて被観測者のストレスの度合いを取得する。記憶手段は、被観測者の画像と、被観測者のストレスの度合いとを、対応する時間と共に関連付けて格納する。評価手段は、被観測者のストレスの度合いが高い状態に関連付けられた場面の画像を表示する。
特開2012-249797号公報
ストレスを軽減し、健康管理を好適に行うためには、ストレスを誘発させた要因を特定することが重要である。しかしながら、特許文献1に記載のストレス解析システムでは、ストレスの要因を的確に特定することが困難である。本開示の主な目的は、ストレスの要因をより的確に特定可能な生体情報管理装置、生体情報管理方法、生体情報管理プログラム及び記憶媒体を提供することにある。
本開示の一態様の生体情報管理装置は、生体情報管理装置は、被管理者の生体情報から前記被管理者のストレス値を算出する算出部と、前記算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定する判定部と、前記被管理者に関連する複数の外部情報のそれぞれを、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶する記憶部と、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された場合に、前記複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、前記被管理者のストレス値が前記所定値以上となった要因であるストレス要因を分析する分析部と、を備える。
本開示の一態様の生体情報管理方法は、被管理者の生体情報から前記被管理者のストレス値を算出し、前記算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定し、前記被管理者に関連する複数の外部情報のそれぞれを、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶し、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された場合に、前記複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、前記被管理者のストレス値が前記所定値以上となった要因であるストレス要因を分析する。
本開示の一態様の生体情報管理プログラムは、コンピュータを、被管理者の生体情報から前記被管理者のストレス値を算出する算出部、前記算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定する判定部、前記被管理者に関連する複数の外部情報のそれぞれを、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶する記憶部、及び前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された場合に、前記複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、前記被管理者のストレス値が前記所定値以上となった要因であるストレス要因を分析する分析部、として機能させる。また、本開示の一態様の記憶媒体は、上記の生体情報管理プログラムを格納する。
生体情報管理システムの全体構成を示す図である。 生体情報管理システムの電気的構成を示すブロック図である。 分析結果データベースのデータ構成を示す図である。 コメントテーブルのデータ構成を例示する図である。 コメントテーブルのデータ構成を例示する図である。 生体情報管理装置で実行されるメイン処理フローの一例である。 ストレス要因とスケジュール情報との関係を説明するためのグラフである。 ストレス要因とスケジュール情報との関係を説明するためのグラフである。 変形例における、生体情報管理システムの全体構成を示す図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本開示の一実施形態を説明する。図1~図5を参照して、本実施形態に係る生体情報管理システム1の構成を説明する。図1は、生体情報管理システム1の全体構成を示す図である。図2は、生体情報管理システム1の電気的構成を示すブロック図である。図3は、分析結果データベース300のデータ構成を例示する図である。図4及び図5は、コメントテーブル400のデータ構成を例示する図である。
図1に示すように、生体情報管理システム1は、生体情報管理装置100、生体情報取得部110、外部情報取得部120、表示装置130、外部機器140等を含む。生体情報管理装置100は、被管理者の生体情報等を管理するためのコンピュータである。生体情報管理装置100は、例えば有線又は無線のネットワークを介して、生体情報取得部110及び外部情報取得部120と各種データを送受信できる。
生体情報取得部110は、被管理者に対して接触式又は非接触式で、被管理者の生体情報を取得する。生体情報は、生体の生理状態を示す情報又は指標である。例えば、生体情報は、脈波、心拍数、体温、血圧、及び呼吸回数の少なくとも一つを含む。脈波は、心臓の血液駆出に伴う血管の拍動を表現する波形を意味する。
本実施形態の生体情報取得部110は、職場にある被管理者の自席に設置されたパーソナルコンピュータ(以下、ユーザ端末)を含む。ユーザ端末は、被管理者の脈波を抽出するための顔領域を撮影可能なカメラを有する。被管理者がユーザ端末にログインIDを入力してログインすると、ユーザ端末はカメラによる撮影を開始する。ユーザ端末は、顔領域の撮影データである生体情報を、その取得日時と被管理者の識別情報(例えば、ユーザID、ログインID等)とに関連付けて、生体情報管理装置100に定期的に送信する。
外部情報取得部120は、被管理者に対して接触式又は非接触式で、被管理者に関する複数の外部情報を取得する。外部情報は、生体情報とは異なる種別の情報又は指標である。例えば、複数の外部情報は、被管理者のスケジュール情報、被管理者の姿勢に関する姿勢情報、被管理者の位置情報、及び被管理者が属する環境に関する環境情報の少なくとも一つを含む。環境情報は、被管理者が属する環境の温度データ、湿度データ、及び音声データの少なくとも一つを含む。
本実施形態では、外部情報取得部120は、被管理者の自席の椅子に設けられた圧力センサと、被管理者のユーザ端末と、職場に設けられた空調機器とを含む。圧力センサは、被管理者の自席に着席している場合にオンとなり、被管理者の自席から離席している場合にオフとなる。被管理者がユーザ端末にログインIDを入力してログインすると、ユーザ端末はマイクによる集音を開始する。被管理者は、ログインしたユーザ端末から、自分のスケジュール情報を登録可能である。空調機器は、職場の温度及び湿度を計測する。
これらの機器は、各々が取得した外部情報(例えば、スケジュール情報、圧力データ、音声データ等)を、その外部情報と被管理者の識別情報とに関連付けて、生体情報管理装置100に定期的に送信する。但し、外部情報が環境情報(例えば、湿度データ、温度データ等)である場合、その外部情報は被管理者の識別情報と関連付けられることなく、生体情報管理装置100に定期的に送信されてもよい。
生体情報管理装置100は、例えばケーブルを介して表示装置130に接続される。表示装置130は、生体情報管理装置100から出力された各種データを表示する。生体情報管理装置100は、例えば有線又は無線のネットワークを介して、外部機器140と接続される。外部機器140は、生体情報管理装置100と各種データを送受信できるコンピュータであり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、サーバ、携帯端末等である。
図1に示すように、生体情報管理装置100は、制御部101、記憶部102、通信部103を含む。制御部101は、例えばCPU、RAM、ROM等を含み、生体情報管理装置100の制御を司る。記憶部102は、プログラム及びデータを記憶可能な非一過性の記憶媒体であり、例えばHDDによって構成される大容量の不揮発性メモリである。通信部103は、ネットワークに接続して外部機器140と通信するためのインタフェースである。
制御部101は、記憶部102に格納される各種プログラムに従って、各種処理を実行する。本実施形態では、制御部101が各種プログラムを実行することで、図2に例示する各機能ブロックが実現される。制御部101は、例えば、算出部201、判定部202、分析部203、保存部204、出力部205等として機能する。
算出部201は、生体情報取得部110から取得された生体情報から、被管理者のストレス値を算出する。ストレス値は、被管理者の生理状態に基づく、ストレスの大きさを示す数値である。判定部202は、算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定する。記憶部102は、外部情報取得部120から取得された複数の外部情報のそれぞれを、外部情報に対応する日時に関連付けて記憶する。
分析部203は、算出されたストレス値が所定値以上であると判定された場合に、複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、被管理者のストレス値が所定値以上となった要因であるストレス要因を分析する。保存部204は、ストレス状態の分析結果を、その判定日時と関連付けて記憶部102に記憶する。出力部205は、分析されたストレス要因に対応するコメントを、例えば表示装置130及び外部機器140の少なくとも一つに出力する。各機能ブロックの具体的な処理態様は、後述する。
図3に示すように、記憶部102には、被管理者毎に生体情報の分析結果を管理するための分析結果データベース300が設けられている。分析結果データベース300には、被管理者のストレス状態の分析結果に関する複数のレコードが記憶されている。複数のレコードの各々は、上記の判定日時と関連付けて、算出部201が算出したストレス値、及び判定部202の判定結果を含む。更に、ストレス値が所定値以上である判定結果を示すレコードは、分析部203が分析したストレス要因、及び出力部205が出力したコメントを含む。
図4及び図5に示すように、記憶部102には、ストレス要因に対応するコメントを定めたコメントテーブル400が記憶されている。コメントテーブル400に登録されている複数のレコードの各々は、優先順位、外部情報、イベント順序、発生間隔、その他、ストレス要因、コメント等のデータ項目を含む。各レコードの「優先順位」は、分析部203がストレス要因を分析するのに用いる優先順位を示す。例えば分析部203は、「優先順位」が高いレコードから順に参照して、ストレス要因を特定する。なお「優先順位」の設定は、例えば、高ストレス者との面談などで得られたエビデンスやこれまでの被管理者毎の生体情報の分析結果の蓄積に基づき、ストレスの発生頻度が高いストレス要因から上位に設定されている。また、ストレスの発生頻度の高いストレス要因の順位が変化した場合は、それに対応して「優先順位」を適宜変更してもよい。その結果、より精度よく特定してコメントを出すことができる。
各レコードの「外部情報」は、ストレス要因を特定するのに用いられる外部情報を示す。各レコードの「イベント順序」は、ストレス値が所定値以上となる判定日時と、ストレス要因となりうるイベントとの発生順序を示す。各レコードの「発生間隔」は、ストレス値が所定値以上となる判定日時と、イベントの発生日時との時間間隔を示す。各レコードの「その他」は、ストレス要因を特定するために必要な他の要件を示す。各レコードの「ストレス要因」は、そのレコードが定める要件を満たした場合に特定されるストレス要因を示す。各レコードの「コメント」は、特定されたストレス要因に対応するコメントを示す。コメントは、対応するストレス要因に起因するストレス状態の解消法又は対処法を示唆する。コメントが示唆する解消法又は対処法としては、休憩又は休暇の取得、健康診断の受診、作業画面のシャットダウン、第三者(上司、総務部、産業医等)とのヒアリング、職場巡視等が例示される。
図6~図8を参照して、本実施形態に係る生体情報管理システム1で実行される処理フローの一例を説明する。図6は、生体情報管理装置100で実行されるメイン処理フローの一例である。図7及び図8は、ストレス要因とスケジュール情報との関係を説明するためのグラフである。例えば、生体情報管理装置100に所定の実行指示が入力されると、制御部101は図6のメイン処理を開始する。
図6に示すように、算出部201は生体情報を取得する(S601)。本実施形態では、生体情報取得部110から取得した生体情報が、記憶部102の第一記憶エリアに保存されている。先述したように、生体情報には、被管理者の識別情報と生体情報の取得日時とが関連付けられている。S601において算出部201は、分析対象となる被管理者の識別情報に基づいて、未処理の生体情報の一つ(例えば、最新の生体情報)を第一記憶エリアから取得する。
算出部201は、取得した生体情報からストレス値を算出する(S603)。本実施形態の算出部201は、生体情報である顔領域の撮影データに基づいて、被管理者の脈波を算出する。例えば算出部201は、一定のフレーム間隔毎のフレーム画像に基づいて、顔領域の各画素におけるRGB各色の輝度を検出し、これらの輝度の時間的な変化を示す信号を検出する。更に算出部201は、検出信号に対して数学的処理を施して脈波を算出し、算出した脈波から公知の技術を用いてストレスの大きさを示すストレス値を「0」~「100」の数値幅に変換する。
保存部204は、算出されたストレス値を、生体情報の取得日時を判定日時として、分析結果データベース300(図3参照)に記憶する(S604)。例えば保存部204は、ストレス値及び判定日時を含む新たなレコードを、分析結果データベース300に登録する。この新たなレコードは、判定結果、ストレス要因、コメント等が未登録の状態である。
次いで判定部202は、分析結果データベース300に登録されているストレス値のうち、未処理である一つのストレス値が所定値以上であるか否かを判定する(S605)。S605で判定対象となるストレス値は、直前に算出された最新のストレス値でもよいし、現在日時よりも所定時間前(例えば1時間前)に算出された過去のストレス値でもよい。所定値は、例えば「70」であるが、任意の値を設定できる。
ストレス値が所定値以上であると判定された場合(S605:YES)、分析部203は複数の外部情報を取得する(S607)。本実施形態では、外部情報取得部120から取得した外部情報が、記憶部102の第二記憶エリアに保存されている。先述したように、外部情報には、被管理者の識別情報と外部情報の取得日時とが関連付けられている。S607において分析部203は、分析対象となる被管理者の識別情報に基づいて、複数の外部情報を第二記憶エリアから取得する。
分析部203は、取得した複数の外部情報に基づいて、ストレス要因を分析する(S609)。分析部203は、複数の外部情報の一部をストレス要因として挙げる。例えば分析部203は、取得した複数の外部情報のうち、算出されたストレス値が所定値以上であると判定された判定日時と最も近い日時に関連付けられた外部情報を、ストレス要因として挙げる。この判定日時は、被管理者のストレスが基準以上であるときに、生体情報が生体情報取得部110で取得された日時である。
出力部205は、分析されたストレス要因に対応するコメントを出力する(S611)。例えば出力部205は、分析されたストレス要因に対応するコメントを、コメントテーブル400を参照して検索する。出力部205は、検索したコメントを、例えば表示装置130及び外部機器140の少なくとも一つに出力する。これにより、例えば表示装置130又は外部機器140では、ストレス要因に対応するコメントが表示される。
S611の実行後、又はストレス値が所定値未満である場合(S605:NO)、保存部204はストレス要因の分析結果を分析結果データベース300に記憶する(S613)。例えば、ストレス値が所定値以上であると判定された場合、保存部204はそのストレス値のレコードに、判定結果、ストレス要因、及びコメントを設定する(図3参照)。一方、ストレス値が所定値未満であると判定された場合、保存部204はそのストレス値のレコードに判定結果を設定する(図3参照)。
S613の実行後、制御部101は所定時間が経過したかを判定する(S615)。例えば、予め設定されている期間(例えば、午前中、午後中、一日等)が経過した場合、制御部101は所定時間が経過したと判定し(S615:YES)、メイン処理を終了する。所定時間が経過していない場合(S615:NO)、制御部101は処理をS601に戻す。これにより、S601~S615の一ルーチン(即ち、一つの生体情報に基づくストレス分析)が、所定間隔で繰り返し実行される。
図7及び図8を参照して、本実施形態におけるストレス分析の具体例を説明する。図7及び図8に示すグラフは、被管理者の生体情報に基づいて算出されるストレス値の大きさが、時間経過に伴って変化する状態を示す。メイン処理では、例えば10秒毎にストレス値が算出されることで、保存部204がストレス値のレコードを分析結果データベース300に記憶する(S604)。
これにより、図3に例示するように、10秒毎に判定された複数のストレス値のレコードが、分析結果データベース300に時系列で登録される。複数のストレス値のレコードのうち、S605でストレス値が所定値以上であると判定されたレコードには、S609で分析されたストレス要因と、S611で出力されたコメントとが設定される(S613)。本実施形態では、S605で判定されるストレス値の判定日時によって、ストレス要因の分析結果が異なり得ることを、以下の第一例及び第二例で説明する。
第一例として、リアルタイムに取得された生体情報に基づいてストレス値が算出される場合を説明する。図7に示す例では、被管理者は、会議中は大きなストレスを感じていなかったものの、会議中の出来事によってストレスが高まり、会議後に大きなストレスを感じている。このストレスを感じている状態でリアルタイムに取得された生体情報に基づいて、例えば「80」のストレス値が算出される(S603)。保存部204は分析結果データベース300(図3参照)に、判定日時「20200331120030」及びストレス値「80」のレコードを登録する。
この場合、判定部202はストレス値が所定値である「70」以上と判定する(S605:YES)。被管理者はストレス状態であるため、分析部203は被管理者に関する複数の外部情報に基づいて、次のようにストレス要因を分析する(S607、S609)。例えば、被管理者のスケジュール情報と、ストレス値の判定日時とに基づいて、ストレス要因となるイベントが特定される。第一例では、判定日時は実質的に現在日時である。スケジュール情報に登録されている複数のイベントのうち、先述した優先順位の高いイベント、及び判定日時の直前に発生したイベントの両方を満たす「会議」が、ストレス要因に特定される。
更に出力部205はコメントテーブル400を参照して、ストレス要因「会議」に対応するコメントを出力する(S611)。図4及び図5に示す例では、まず優先順位「1」のレコードの中に、該当するコメントがあるかが検索される。図4に示す6つの優先順位「1」のレコードは、何れも、ストレス要因「会議」である場合に出力するコメントを示す。従って、これらの優先順位「1」のレコードが示す各コメントから、以下のように1つのコメントが決定される。
図7の例では、会議後にストレス状態が発生しているため、イベント順序は「会議→ストレス」である。例えば、会議の終了時からストレス状態が発生するまでの期間が10分であり、且つその期間は基準値(例えば15分)よりも短いため、発生間隔は「なし」である。第一例では、被管理者に関する「その他」の外部情報がないものとする。従って出力部205は、「会議、お疲れ様でした。休憩しましょう。」というコメントを決定及び出力する。
例えば出力部205は、被管理者のユーザ端末に設けられた表示装置130に、決定したコメントを表示させる。出力部205は、即座にコメントを出力してもよいし、所定時間が経過してからコメントを出力してもよい。例えば出力部205は、被管理者のストレス状態が解消してから(即ち、ストレス値が所定値未満となってから)、コメントを出力してもよい。保存部204は、分析結果データベース300(図3)において、判定日時「20200331120030」のレコードに、判定結果「〇」、ストレス要因「会議」、コメント「会議、お疲れ様でした。休憩しましょう。」を設定する。
第二例として、過去に取得された生体情報に基づいてストレス値が算出された場合を説明する。図8に示す例では、被管理者は、出張中は大きなストレスを感じていなかったものの、その後に行われる会議に発表者として参加する。被管理者は、会議の準備のためにストレスが高まり、会議前に大きなストレスを感じている。その後に行われた会議では、被管理者のストレスが収まっている。現在日時から1時間前は、出張と会議との間で、被管理者のストレスが高まっている状態である。現在日時から1時間前に取得された生体情報に基づいて、例えば「90」のストレス値が算出される(S603)。保存部204は、分析結果データベース300(図3)において、現在日時から1時間前のレコードに、「90」のストレス値を設定する。
この場合、判定部202はストレス値が所定値以上と判定する(S605:YES)。被管理者はストレス状態であるため、分析部203は被管理者に関する複数の外部情報に基づいて、次のようにストレス要因を分析する(S607、S609)。例えば、被管理者のスケジュール情報と、ストレス値の判定日時とに基づいて、ストレス要因の候補として複数のイベントが特定される。第二例では、1時間前の生体情報を含めて、ストレス値が連続して所定値以上となる期間の日時(例えば、図3に示す「20200331120020」~「20200331120340」の判定日時)が、判定日時となる。
スケジュール情報に登録されている複数のイベントのうち、この判定日時の前に発生するイベント「出張」と、この判定日時の後に発生するイベント「会議」とが、ストレス要因の候補として特定される。更に、「会議」は「出張」よりも優先順位が高く且つ判定日時に近いため、「会議」がストレス要因に特定される。更に出力部205は、コメントテーブル400を参照して、ストレス要因「会議」に対応するコメントを出力する(S611)。
具体的には、第一例と同様に、まず優先順位「1」のレコードの中から、該当するコメントが検索される。図8の例ではストレス状態後に会議が発生しているため、イベント順序は「ストレス→会議」である。例えば、ストレス状態の終了後から会議が発生するまでの期間は10分であり、且つその期間は基準値(例えば15分)よりも短いため、発生間隔は「なし」である。第二例では、被管理者のスケジュール情報に基づいて、被管理者が発表者であることが、「その他」の外部情報として利用される。従って、出力部205は、「発表、お疲れ様でした。余裕を持って準備しましょう。」というコメントを決定及び出力する。保存部204は、分析結果データベース300(図3)において、判定日時に対応する全てのレコードに、判定結果「〇」、ストレス要因「会議」、コメント「発表、お疲れ様でした。余裕を持って準備しましょう。」を設定する。
以上の第一例及び第二例に示すように、生体情報管理装置100は、被管理者がストレス状態となったストレス要因をより的確に特定できる。被管理者は、出力部205によって出力されるコメントによって、自分のストレス状態とその対処法を認識できる。
分析結果データベース300に記憶されている被管理者の分析結果は、定期的に(例えば月一回)、例えば被管理者、上司、総務部、産業医等に宛ててレポート形式で出力されてもよい。これにより、被管理者のストレス発生に関する全体的な傾向を把握して、被管理者のストレス状態を抑制できる。例えばレポートを受けた上司等は、被管理者とのヒアリングや職場巡視を行って、必要であれば職場環境又は業務内容の改善を図り、被管理者のストレス状態を抑制できる。
分析結果データベース300に記憶されている複数の被管理者(例えば、同じ職場の複数メンバー)の分析結果は、定期的に(例えば月一回)、例えば職場の部門長、安全衛生管理者、総務部、産業医等に宛ててレポート形式で出力されてもよい。これにより、職場のストレス発生に関する全体的な傾向を把握して、職場のストレス状態を抑制できる。例えばレポートを受けた部門長等は、職場内でのミーティングや職場巡視を行って、必要であれば職場環境又は業務内容の改善を図り、職場全体のストレス状態を抑制できる。
本実施形態では、上記の態様に限定されず、各種のストレス要因を分析でき、且つそのストレス要因に対するコメントを出力できる。図4及び図5を参照して、各種ストレス要因の分析態様を説明する。例えば、出力部205は、ストレス値が所定値以上と判定されたときのストレス条件(例えば、ストレス要因、イベント順序、発生間隔等)を、記憶部102に記憶しておく。分析部203は、あるストレス条件が満たされた場合に、記憶部102に記憶された過去のストレス条件を参照して、過去に同一のストレス条件が満たされた実績があるかを検索する。過去に同一のストレス条件が満たされた実績がある場合、出力部205は「その他」の外部情報として、「過去に同様のケースあり」を特定する。この場合、例えばストレス要因が「会議」であれば、出力部205は「会議の進め方を見直しましょう」というコメント(図4参照)を出力して、同様のケースの再発防止を促す。
出力部205は、各レコードのコメントを出力した回数をカウントする。出力部205は、あるレコードのコメントを出力する条件が満たされた場合、そのコメントの出力する累計回数に応じて、コメントの内容又は出力先を変更する。例えば出力部205は、初めて出力するコメントはユーザ端末に表示させ、二回目に出力するコメントは被管理者の上司のPCに表示させ、三回目に出力するコメントは総務部のPCに表示させてもよい。
上記の変形例では、記憶部102は、同一のストレス要因が複数回分析された場合のコメントを記憶している。従って出力部205は、同一のストレス要因が複数回分析された場合、同一のストレス要因と、同一のストレス要因が複数回分析された場合のコメントとを出力してもよい。
出力部205は、コメントの表示に代えて又は併せて、コメントを音声で出力してもよい。出力部205は、ストレス要因とストレス状態との発生間隔がある場合(例えば、15分以上の発生間隔がある場合)、経過観察として個別のコメントは出力せずに、例えば月一回の頻度でレポートを出力してもよい(図4参照)。
分析部203は、スケジュール情報以外の外部情報に基づいて、ストレス要因を特定可能である。例えば分析部203は、被管理者の離席又は着席に関する外部情報であるユーザ検知情報(例えば、圧力データ)に基づいて、判定日時に最も近い被管理者の離席又は着席をストレス要因に特定できる。この場合、出力部205は、優先順位「3」のレコード(図5参照)に基づいて、ストレス要因に対応するコメントを特定できる。
分析部203は、被管理者の職場環境に関する外部情報である職場環境情報(例えば、温度データ、湿度データ、音声データ、職場の同僚のスケジュール情報、勤怠データ等)に基づいて、判定日時に最も近い職場環境のイベントをストレス要因に特定できる。この場合、出力部205は、優先順位「4」のレコード(図5参照)に基づいて、ストレス要因に対応するコメントを特定できる。
ところで、被管理者がストレス状態を感じるストレス値(換言すると、ストレス値を判定する基準となる所定値)は個人差がある。そのため、S605では、被管理者に応じて所定値が設定されてもよい。例えば生体情報管理装置100は、予め被管理者の日常生活におけるストレス値を時系列にプロットして、ストレス値が安定している通常状態でのストレス値を算出する。通常状態でのストレス値は、例えばプロットした複数のストレス値をキャリブレーション又は平均化したストレス値でもよいし、睡眠中の被管理者から取得されるストレス値でもよい。
更に生体情報管理装置100は、通常状態でのストレス値を一定量だけ上昇させた値を、被管理者に対応する所定値として算出及び記憶する。一定量は、被管理者の自己診断や健康診断によって、外部環境、個人状態、職場環境等に対する影響の受けやすさを判断し、その判断結果に応じて設定されればよい。これにより、被管理者に固有の所定値に基づいて、被管理者にストレス状態が発生しているかをより的確に判定できる。
本実施形態では、被管理者に変更がなければ、S605で使用される所定値は一定である。この場合、被管理者がストレスの影響を受けにくい環境又は状態にあるとき、被管理者のストレス値と所定値との差分が大きいため、被管理者のストレス値に影響を与えるイベントが発生しても、ストレス値が所定値以上になりにくい。一方、被管理者がストレスの影響を受けやすい環境又は状態にあるとき、被管理者のストレス値と所定値との差分が小さいため、被管理者のストレス値に影響を与えるイベントが発生すると、ストレス値が所定値以上になりやすい。これにより、被管理者が置かれた環境又は状態に応じて、被管理者にストレス状態が発生しているかをより的確に判定できる。
(付記事項)
本開示の一態様は、上記実施形態に限定されるものではなく変形可能であり、上記の構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
例えば、上記実施形態では、一人の被管理者のストレス分析を行う場合を例示した、複数人の被管理者のストレス分析を行ってもよい。図9は、変形例における生体情報管理システム900の全体構成を示す図である。図9に示すように、変形例における生体情報管理システム900は、複数の生体情報取得部110を含む。本変形例では、複数の生体情報取得部110は、職場にある複数の被管理者の各席に設置された複数のユーザ端末を含む。ユーザ端末の詳細は、上記実施形態と同様である。
生体情報管理システム900では、生体情報管理装置100は、各生体情報取得部110から被管理者の生体情報を取得する。生体情報管理装置100は、各生体情報に関連付けられている識別情報に基づいて、各生体情報がどの被管理者に関連するかを特定可能である。生体情報管理装置100は、外部情報取得部120から被管理者に関連する外部情報を取得する。生体情報管理装置100は、各外部情報に関連付けられている識別情報に基づいて、各外部情報がどの被管理者に関連するかを特定可能である。なお、外部情報が環境情報(湿度データ、温度データ等)である場合、その外部情報は被管理者の識別情報と関連付けられていなくても、全ての被管理者に関連する外部情報として特定されてもよい。
これにより、生体情報管理装置100は、複数の被管理者の各々について、その被管理者に関連する生体情報及び外部情報に基づいて、上記実施形態のメイン処理と同様にストレス分析及びコメント出力を実行できる。判定部202は、S605において各被管理者に固有の所定値を用いることで、被管理者の個人差に応じた的確なストレス判定を実行できる。
なお、出力部205は、複数の被管理者のうちの少なくとも2人に対して同一のストレス要因が分析部203により分析された場合に、同一のストレス要因が分析されたことに関する情報を出力してもよい。例えば出力部205は、分析されたストレス要因が、職場内で共通のストレス要因となっていることを示唆するコメントを、例えば職場の部門長、総務部等に出力する。
本変形例及び上記実施形態において、より簡易に且つ迅速にストレス状態を報知するため、ストレス値が所定値以上である場合(S605:YES)、出力部205は即座に簡易なコメント(例えば、休憩や深呼吸を促すコメント)を、ストレス状態にある被管理者のユーザ端末に出力してもよい。
分析部203は、被管理者が自席から離席後、暫くして自席に着席した場合、離席前のストレス値と、着席後のストレス値とを比較してもよい。着席後のストレス値が離席前のストレス値から大きく変化している場合、被管理者の離席中にストレス要因が発生している可能性が高い。分析部203は、被管理者のスケジュール情報を参照して、離席してから着席するまでの期間に発生したイベントを、ストレス要因に特定できる。
また、被管理者の離席時におけるストレス値が所定値以上である場合、被管理者は離席前のイベントで大きなストレスを受けた可能性がある。この場合、出力部205は、例えば被管理者の近傍にいる同僚、被管理者の上司、カウンセラー等に、離席している被管理者のケアを促すコメントを出力してもよい。
ストレス値が所定値以上である場合(S605:YES)、所定の権限者(例えば医者、上司、人事担当者等)は、生体情報管理装置100に記憶されている被管理者の生体情報、外部情報、判定結果等を参照できるようにしてもよい。この場合、被管理者の承認を得たことを条件として、権限者が被管理者の生体情報、外部情報、判定結果等を参照できるようにしてもよい。
生体情報管理装置100は、生体情報取得部110から取得された生体情報が顔画像、指紋データ、虹彩データ等である場合、その生体情報に基づいて個人認証を行って、被管理者の識別情報を生体情報に関連付けてもよい。この場合、生体情報管理装置100は、生体情報取得部110から取得した生体情報に被管理者の識別情報が関連付けられていなくても、生体情報が何れの被管理者のものであるかを特定して保存できる。
出力部205がコメントを出力する場合、各種タイミングでコメントを出力可能である。例えば出力部205は、ユーザ端末の使用状態を特定して、ユーザ端末でキーボード等の操作部が使用されていないときに、ユーザ端末にコメントを出力してもよい。
上記実施形態では、ストレス値が所定値以上となる判定日時に最も近いイベントが、ストレス要因として分析される場合を例示した。しかしながら、分析部203は、ストレス要因の候補となる複数の外部情報がある場合、各種の手法で一つの外部情報をストレス要因として分析できる。
例えば分析部203は、ストレス値が所定値以上である場合(S605:YES)、その判定日時に関連付けられた外部情報(第一外部情報)と、その判定日時以前の日時に関連付けられた外部情報(第二外部情報)と、判定日時以降の日時に関連付けられた外部情報(第三外部情報)とを参照して、ストレス要因を分析してもよい。これによれば、例えば、被管理者のストレス発生と同時に発生したイベント、及びこのストレス発生の前後に発生したイベントの何れかを、ストレス要因に特定できる。
この場合、分析部203は、第一外部情報、第二外部情報及び第三外部情報のうち、第二外部情報をストレス要因として挙げてもよい。これによれば、例えば、被管理者のストレス発生と同時に発生したイベント、及びこのストレス発生の前後に発生したイベントのうち、ストレス発生前に発生したイベントを優先してストレス要因に特定できる。これにより、ストレス発生との関連性が最も強いと推測される外部情報をストレス要因として分析できる。
生体情報取得部110は、各種の生体情報を取得可能な機器を適用できる。生体情報取得部110は、例えば被管理者のユーザ端末、ウェアラブルデバイス等でもよい。生体情報取得部110が取得する生体情報は、ストレス値を算出可能な情報であればよく、例えば被管理者の心拍数、体温、血圧、表情等でもよい。
外部情報取得部120は、各種の外部情報を取得可能な機器を適用できる。例えば、職場内の自席に着く被管理者を撮影するカメラ、被管理者のウェアラブルデバイス、職場内に設定された各種の機器等でもよい。外部情報取得部120が取得する外部情報は、被管理者が置かれた環境又は状況を特定可能な情報であればよく、例えば被管理者の位置情報、入退室情報、撮影画像に基づく被管理者の在席情報等でもよい。
生体情報管理装置100等で実行される各処理は、上記実施形態で例示した処理態様に限定されない。例えば、上記実施形態の生体情報管理装置100等で実行される処理の一部は、生体情報管理装置100等とは異なる機器で実行されてもよい。生体情報管理装置100等の各機能ブロックは、集積回路等に形成された論理回路(ハードウェア)、又はCPUを用いたソフトウェアの何れを用いて実現してもよい。
100 生体情報管理装置、102 記憶部、201 算出部、202 判定部、203 分析部、205 出力部205

Claims (14)

  1. 被管理者の生体情報から前記被管理者のストレス値を算出する算出部と、
    前記算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定する判定部と、
    前記被管理者に関連する複数の外部情報のそれぞれを、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶する記憶部と、
    前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された場合に、前記複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、前記被管理者のストレス値が前記所定値以上となった要因であるストレス要因を分析する分析部と、
    を備え
    前記記憶部は、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された判定日時と、前記分析されたストレス要因とを関連付けて記憶し、且つ、同一の前記ストレス要因が複数回分析された場合のコメントを記憶しており、
    前記同一のストレス要因が複数回分析された場合、前記同一のストレス要因と、前記同一のストレス要因が複数回分析された場合のコメントとを出力する出力部を、更に備え、
    前記出力部は、前記コメントの出力する累計回数に応じて、前記コメントの内容又は出力先を変更する、
    生体情報管理装置。
  2. 前記分析部は、前記複数の外部情報の一部を、前記ストレス要因として挙げる、
    請求項1に記載の生体情報管理装置。
  3. 前記分析部は、前記複数の外部情報のうち、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された判定日時と最も近い日時に関連付けられた外部情報を、前記ストレス要因として挙げる、
    請求項2に記載の生体情報管理装置。
  4. 被管理者の生体情報から前記被管理者のストレス値を算出する算出部と、
    前記算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定する判定部と、
    前記被管理者に関連する複数の外部情報のそれぞれを、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶する記憶部と、
    前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された場合に、前記複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、前記被管理者のストレス値が前記所定値以上となった要因であるストレス要因を分析する分析部と、
    を備え、
    前記分析部は、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された判定日時に関連付けられた前記外部情報である第一外部情報と、前記判定日時以前の日時に関連付けられた前記外部情報である第二外部情報と、前記判定日時以降の日時に関連付けられた前記外部情報である第三外部情報とを参照して、前記ストレス要因を分析する、
    体情報管理装置。
  5. 前記分析部は、前記第一外部情報、前記第二外部情報及び前記第三外部情報のうち、前記第二外部情報を前記ストレス要因として挙げる、
    請求項4に記載の生体情報管理装置。
  6. 前記記憶部は、前記ストレス要因に対応するコメントを記憶しており、
    前記分析されたストレス要因に対応するコメントを出力する出力部を、更に備える、
    請求項4又は5に記載の生体情報管理装置。
  7. 前記記憶部は、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された判定日時と、前記分析されたストレス要因とを関連付けて記憶する、
    請求項に記載の生体情報管理装置。
  8. 前記出力部は、前記記憶部に記憶された前記判定日時及び前記ストレス要因を定期的に出力する、
    請求項7に記載の生体情報管理装置。
  9. 前記算出部は、複数の被管理者のそれぞれに対して前記ストレス値を算出し、
    前記記憶部は、前記複数の被管理者のそれぞれに対して、前記外部情報を、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶し、
    前記分析部は、前記複数の被管理者のそれぞれに対して前記ストレス要因の分析を行う、
    請求項1~の何れか一項に記載の生体情報管理装置。
  10. 前記出力部は、前記複数の被管理者のうちの少なくとも2人に対して同一の前記ストレス要因が前記分析部により分析された場合に、前記同一のストレス要因が分析されたことに関する情報を出力する、
    請求項に記載の生体情報管理装置。
  11. 前記外部情報は、前記被管理者のスケジュール情報、前記被管理者の姿勢に関する姿勢情報、前記被管理者の位置情報、前記被管理者が属する環境に関する環境情報のうちの少なくともひとつを含む、
    請求項1~10の何れか一項に記載の生体情報管理装置。
  12. 被管理者の生体情報から前記被管理者のストレス値を算出し、
    前記算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定し、
    前記被管理者に関連する複数の外部情報のそれぞれを、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶部に記憶し、
    前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された場合に、前記複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、前記被管理者のストレス値が前記所定値以上となった要因であるストレス要因を分析し、
    前記記憶部は、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された判定日時と、前記分析されたストレス要因とを関連付けて記憶し、且つ、同一の前記ストレス要因が複数回分析された場合のコメントを記憶しており、
    前記同一のストレス要因が複数回分析された場合、前記同一のストレス要因と、前記同一のストレス要因が複数回分析された場合のコメントとを出力し、且つ、前記コメントの出力する累計回数に応じて、前記コメントの内容又は出力先を変更する、
    生体情報管理方法。
  13. コンピュータを、
    被管理者の生体情報から前記被管理者のストレス値を算出する算出部、
    前記算出されたストレス値が所定値以上か否かを判定する判定部、
    前記被管理者に関連する複数の外部情報のそれぞれを、前記外部情報に対応する日時に関連付けて記憶する記憶部、及び
    前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された場合に、前記複数の外部情報の少なくとも一つを参照して、前記被管理者のストレス値が前記所定値以上となった要因であるストレス要因を分析する分析部、
    として機能させ
    前記記憶部は、前記算出されたストレス値が前記所定値以上であると判定された判定日時と、前記分析されたストレス要因とを関連付けて記憶し、且つ、同一の前記ストレス要因が複数回分析された場合のコメントを記憶しており、
    前記同一のストレス要因が複数回分析された場合、前記同一のストレス要因と、前記同一のストレス要因が複数回分析された場合のコメントとを出力する出力部、として更に機能させ、
    前記出力部は、前記コメントの出力する累計回数に応じて、前記コメントの内容又は出力先を変更する、
    生体情報管理プログラム。
  14. 請求項13に記載の生体情報管理プログラムを格納した記憶媒体。
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